双子 ウェンディ ―第四層― >>226 [僅か向けられた視線にゆると顔を上げれば、乱れがちの金の髪が揺れ] …どうしましたか。 [間抜けな問いとは思いつつ、声を返す] [完全にはほど遠くとも、疲労は癒えたらしく。傷の方も、ほとんど消えていた] | |
(228)2006/07/05 20:44:53 |
学生 メイ >>232 …そっか。 ―――だったら、いいんだ。 [――微かに眉を顰め、しかし直ぐに表情を戻し笑みを返す。そして腕の中の雛鳥を軽く撫ぜ] クインジーのにーちゃんが起きたら ……後で、ラッセルを部屋まで連れてかないと…かな。 | |
(234)2006/07/05 21:22:31 |
双子 ウェンディ >>234 こんな時に、ぼうっとしていちゃいけませんやね。 [呟き、その後の言葉には頷きを返して。天井を見上げる。 大分前から気付いてはいたが、幽霊の気配がかなり減っている。おかげで、回復にも専念出来たのだが] …何が、起こっているのやら。 | |
(237)2006/07/05 21:31:40 |
学生 メイ >>237 …わかんない、や。 [雛鳥を撫でる手を止め、ヴィリディスと同じように天井を仰ぎ見る。じ、と睨むように] …幽霊が消えたのは、第三層だけ―――みたい。 消えた、というより…… 何か、強い気配が…取り込んだって言ったほうが良いのかな。 | |
(241)2006/07/05 21:51:22 |
学生 メイ >>242 [空に突如渦巻いた水に、微かに目を見開き] ―――ヴィリ、…、それ [しかし、深く問うことは躊躇われ。 …小さく息を落とすと、ぐと右手を握り開く。体力は、休んでいる間に随分戻ってきたようで。 と、負傷していた筈の右手が、何故か治癒されている事に気付く。それが、雛鳥を撫でていた効果と気付く事は無かったけれど] …治っ、てる。 ―――これなら、何とか。 | |
(243)2006/07/05 22:06:07 |
墓守 ユージーン ─第二層─ [第二層は煌々と室内灯が光り輝いている。] [ぽたぽた。と。点々と落ち行く血。 流石に魔力と血液を失いすぎた。 第二層まで辿り着くも、眩暈と…喉が渇く。] [だが、あの愚かなる蜘蛛はひと時も許してはならない。] [頭をブルと振ると、右の指に嵌められた指輪を見た。 ガリリ、と牙で噛んでみようとする。 が、指輪を害する力は全て撥ね退けようというのか、障壁が張られたように、微かな隙間を残して指輪へは進めない。普通に触ろうと思えば、何の障害もなく触れられるというものを…。 血が混じった唾液を吐くと、指輪ごと腕をだらんとさせる。] SHIT. [蜘蛛と話していた記憶からすると、 恐らくはあの場所であろうかと、ある方向へ足を向ける。] | |
(248)2006/07/05 22:41:32 |
学生 メイ >>264 [掛けられた声に、掌を見返しつつ一つ頷き] 大丈夫。さっきの間に 大分回復してるみたい――暫くは、いける。 [す、と銀の線に向かって右手を翳すと ひらりと掌を翻し。魔力を向ける。 それと共に、冷気が銀の束を取り囲み] | |
(268)2006/07/06 00:46:22 |
吟遊詩人 コーネリアス >>280 …奪った、とお思いで? [その声には明らかな嘲笑の色] わたくしはただ、あの姫君の思いを叶えただけで御座いますよ。 …あの方に逢いたい、と…その棺に添い寝して泣いておりました。 わたくしは逢わせてあげただけ、それの何がいけないと? | |
(283)2006/07/06 01:32:53 |
お尋ね者 クインジー >>283 嗚呼、いけないさ。 何であろうとおれは奴のことを気に入っていた。 貴様はそれを手の届かないところへと送った。 元はと言えば、あいつが泣く羽目になったのも貴様の所為だろう。これ以上無いくらいに善悪は明確だな。 [嘲笑に似た笑みを浮かべて答え それをユージーンにも向ける] ユージーン、それを望んでいるのは本当にお前か? | |
(285)2006/07/06 01:38:41 |
学生 メイ >>351 …ぅぐ。 ……そりゃね、接近戦は苦手ですけども。 [っつーかそもそも種族が戦闘向けじゃないっつの、 とぶちぶち愚痴を零しつつ。 小さく溜め息を付いてひゅるんとピコハンを空に霧散させる] じゃ…お言葉に甘えて、接近戦は任せるぜおにーさん。 ―――ユージーンがヴィリから離れたら、多少のサポートなら出来るし。 [奥歯を噛み締めつつ、未だ視線は放さぬまま] | |
(354)2006/07/06 16:26:25 |
お尋ね者 クインジー >>354 小僧の手助けなど要らん、と言いたいところだな。 [見ている間にヴィリディスの小さな手が力無く落ちた。 それほどまでに飢えていたのかとか、もう駄目だとか やっぱり駄目だったとかそんな事を思いながら 駈け寄り、ユージーンの背後から襟首をぐいと引いて 二人を引き剥がす。] …王子のキスで眼を覚ますならいざ知らず、姫の口付けで眼を覚ます王子って話もあまり聞くかんがなあ。 少しは気が済んだか、ユージーン。 | |
(356)2006/07/06 21:58:19 |
学生 メイ >>356 …俺の手助けなんかが必要ないことを祈ってるよ。 [小さな声で、そう返すと。 くたりと力を失った小さな身体に駆け寄り、ユージーンから引き剥がされたヴィリディスを支える。 微かに繰り返される呼吸を確かめて、小さく安堵] | |
(357)2006/07/06 22:04:35 |
学生 メイ >>358 ―――りょーかい。 …戻ってくる前にくたばってたら、笑ってやる。 [赤に染まった身体を、そっと抱えなおし。すれ違いざまに、クインジーからお守りを受け取る。 そのままユージーンをチラリと一瞥すると、距離を置くように部屋の扉へ回り込み] ―鳥篭の部屋→第二層・廊下― | |
(359)2006/07/06 22:27:56 |
学生 メイ [首筋の痕が癒されるのを確認し…しかし、ヴィリディスの服装にこのままにしておくのも躊躇われ。メイドを呼び、彼女の服の交換を手短に頼む。 メイドから了解の返事を聴いたそのまま部屋を出ようとし…メイドに引き止められた。言われて漸く、赤の移った自分に気付き。 着替えを、と促され――その言葉に、首を横に振る。 今は着替える時間すら惜しい気がして] [着替えが終わったら念の為、そのままヴィリディスの傍にいて欲しい、とメイドに頼み。 もう一つのお守りが、自らのポケットに入っているのを確認し―――そっと部屋を出て行く。 再び、鳥篭の部屋へ。] ―ヴィリディスの部屋→第二層・廊下― | |
(367)2006/07/06 23:32:58 |