学生 メイ >>400 [クインジーの声に耳を貸さず、振り返ることも無く走り出す。 ―――黒い気配を辿り、迷うことなくユージーンの部屋の前へ。強い闇に一瞬躊躇するも、そのまま勢いで部屋の扉を開ける] ………っハーヴ! ユージーン!! | |
(403)2006/07/03 23:25:39 |
逃亡者 カミーラ ―甲板― [帽子を押さえ、雨に打たれながら。 しかし、それを気にしている場合でもなさそうで] ほう。 貴殿らか?此の前の揺れの原因は。 [目を細め問い掛けるが、答えなど初めから期待して居ない。 片手は帽子を押さえたまま、>>405の軌道を邪魔しない様に縁に飛び乗り。 風を受け、はためくマントの内側にじわじわと闇が集まる] | |
(408)2006/07/03 23:31:36 |
学生 メイ ユージーン…、…っ! [二人の無事に安堵するも>>406ハーヴの変貌に目を見開き。 その口から発せられた言葉に、ぞくりと背筋が凍る。 自分の見知っている彼とは、最早別人で] ……、アンタか。 ずっとハーヴに憑いてた、真っ黒いヤツ…! | |
(412)2006/07/03 23:33:53 |
学生 メイ >>410 イヤだ。誰が出るか。 言われてホイホイ部屋を出てくなら、元から来ないっての! [ユージーンの言葉に即答して。 微かに呟くように] ―――イヤなんだ、 判ってるのに、知ってるのに。…見て見ぬ振りするのは。 | |
(413)2006/07/03 23:36:59 |
書生 ハーヴェイ >>414 無駄だよ、ユーさん。 [また、口調を真似て、くくっと嗤う] この妖狐は、もともと、そのつもりだったのだから。 魔道具の破壊を言い立てたのも、半分はそのためだ。 無論、俺も、それを囁いてはやったがな。 | |
(416)2006/07/03 23:42:09 |
書生 ハーヴェイ >>420 [笑みを貼付けたまま、両手を広げる] ああ、お前の言いたいことは判るぞ。自分の身を滅ぼし、お前に汚れ仕事を押し付けて、争いから逃げ出すとは、まったく馬鹿な真似、迷惑な話だ。 だが、お前のおかげで、そうは、ならずに済んだ。礼を言うぞ、闇の子。 | |
(423)2006/07/03 23:51:13 |
双子 ウェンディ >>424 いや、まあ。申し訳ない。 [頭に霞がかったような感じを覚えつつ、淡々と応え。 ずっと甲板にいたせいで、体力が奪われていたせいだろう] [迫る海蛇にも気付く様子はなく、とりあえず、這うようにしてでも動こうかと] | |
(427)2006/07/04 00:01:51 |
書生 ハーヴェイ >>430 [表情を消し、ユージーンの手にした銃を見つめる] 今、この身体を撃っても、私は滅びないぞ?むしろ、鎖が切れて有り難いくらいだ…丁度、代わりに良さそうな者も、目の前に居るしな。 [メイを見て、にやりと笑う] | |
(434)2006/07/04 00:15:36 |
お尋ね者 クインジー >>432 [もう一蹴り甲板を蹴って、伏せたヴィリディスの頭上、海蛇の牙とヴィリディスの間に割り込んだ。 その勢いのまま、海蛇の下顎を蹴り上げる。 骨がひしゃげる音がして海蛇は仰け反る。 振り抜かれたクインジーの脚は弧を描いて頭上を一巡りし、丁度バック宙の形。] | |
(435)2006/07/04 00:16:44 |
書生 ハーヴェイ >>441 俺のような霊の力が、その魔道具の影響で強くなるのは知っているだろう? たとえ、本来の願いを叶える力の無い魔道具の一部であっても、直接手にすれば、霊力の鎖をひきちぎるくらいの力は得られる。 自由になれれば、こんな身体にも、こんな船にも留まっている理由はない。 離れて、好きな場所へ行くともさ。 | |
(444)2006/07/04 00:31:12 |
書生 ハーヴェイ >>461 [びく、と、身体が、跳ねる。一瞬心臓が止まっていたせいだろう、虚空を睨んでいた双眸が、ぱちぱちと瞬き、再び意志を宿して開かれた・・・・・紫の瞳が・・・・・] ユー...さん... [まだ、塞がり切らない心臓の傷を押さえ、けふ、と咳き込む] も、う...撃たなく、て、いい...今の、ショックで...、奴は俺の、中に逃げ込んだ...今なら...一緒に、連れて、いける... | |
(466)2006/07/04 01:03:45 |
学生 メイ >>461 っな…! [抵抗するも、いとも簡単に放り出され。] ―――心配するな、…って。 あんなの見て心配せずに居られるかんにゃろー! [開けやがれ、と言わんばかりに拳を叩きつける。 しかし、封印の施された部屋が開くことも無く] ……っざけんな、…! | |
(467)2006/07/04 01:03:59 |
双子 ウェンディ >>468 [あまりそうは見えないとは思ったが、それはお互い様で。 懐から、赤のリボンを結わえたお守りを取り出すも] …疲労に効くかは、わかりませんしねえ。 [じ、と見つめ。 ラッセルとコーネリアスの方も気になったが、そちらはカミーロが向かったようで] とりあえずは…、戻りましょう。 [クインジーの手を、こちらから引く] | |
(474)2006/07/04 01:14:50 |
書生 ハーヴェイ >>471 [小さく首を振る] 謝らなきゃいけないのは、俺、だ…二度と、あんたに撃たせるのは… [唇を噛み締めて、身を縮める] 俺の、身体なら…もう、大丈夫、だ…ほっとけば、また奴が表に、出て来る。今のうちに… [懐からピコハンとラッセルのお守りを出して、差し出す] | |
(475)2006/07/04 01:15:00 |
学生 ラッセル >>476 そういうつもりじゃ、ないんだけどさー。 ただ、オレ…いまだに、引き摺ってる、から。 10年前に、恩人を救えなかったこととか、さ。 んで…おんなじ、だから、ハーヴは。 恩人…リーズと、いろいろ、おんなじ。 だから…ね。 わかってる、無理、しない…。 しても、怒られるだけ、だし、ね。 [呟くように言いつつ、ラピスラズリのペンダントを握り締め] | |
(479)2006/07/04 01:20:46 |
お尋ね者 クインジー >>474 嗚呼、それで嬢ちゃんはまず その濡れた服を、着替えような。風邪ひく前に。 [貧血にも似た、瞬間的な力の流出は収まりつつあるが未だ力は流れ出し続けて みっともない、なんて思いながらヴィリディスの小さな手にひかれて船内へ。] −甲板 → 船内− | |
(480)2006/07/04 01:20:55 |
書生 ハーヴェイ >>478 霊体になったら、痛みなんか、ねえって… [かつて痛みの記憶に苛まれたことはあったけれど] …まったく…詰めが甘いよ、あんたは。 そんなだから、あんな怪我… [ぶつぶつ言いながらも、それ以上は逆らわずに、頭を預ける] メイと…ラッセルにも、謝らねえと… | |
(482)2006/07/04 01:25:19 |
吟遊詩人 コーネリアス >>502 [白百合の刃をその背から抜き、また小さな髪留めとして、その銀糸の髪に。 腕の中で力を失い、光の粒子を散らすように 霊鳥の姿へと変じる彼を抱き上げて。] …中へ入りましょう、殿下。 お風邪を、召されますよ? [雛鳥の抜け殻を肩に担ぐと船内へ。] | |
(505)2006/07/04 01:50:44 |
学生 メイ >>503 …ううん。 ……俺、何も出来ねーんだな…って。 それだけ。 [突かれる感触に小さく苦笑し、軽くその頭を撫でる。 同じく扉に視線を向け、ぽつりと] 本当、何も出来ねーんだ…。 ハーヴがキッツイの判ってたのに―――今だって。 | |
(507)2006/07/04 01:53:29 |
双子 ウェンディ >>507 [そう呟く様子が、自分と重なって] …何も、出来なかったとしても。 ここにいるということは、何かをしようとしたんでしょう。 それだけでも、随分と違います。 力は、これからつければいい。今は、その意志を大切に。 [慰めにもならぬだろうとはわかっていても、言わずにはいられなかった] [それから、出てきたユージーンを見やる] …終わりましたか。 | |
(510)2006/07/04 01:56:29 |
墓守 ユージーン 悪霊の片はついた。 [普段通りの声で、メイとヴィリディスに。] >>510 終わった。 ハーヴェイは、暫く霊体になってもらう事にした。 [傍目には、声音変わらず。 けれど…少しだけ、内心では自分に言い聞かせるように。] | |
(511)2006/07/04 01:59:17 |