書生 ハーヴェイ ―1階・ロビー― [ざわついている人々の中に、ハーヴェイは入っていった。] ………失礼致します。 郷田氏が連行された、との報告を受けましてね。僕の方でも調査させていただきました。 ああ……申し遅れました。【僕は鑑識です】。 郷田氏の調査結果ですが…【彼はシロ】…今回の事件とは何の関係もありませんでした。 [ハーヴェイは俯き、言葉を続ける。] それから…当然ですが、飛太少年もシロでした。特に事件には関係がありませんでしたから。…何か犯人にまつわる情報でも得ていたのでしょうか… それでは、僕は引き続き調査せねばなりませんので、これにて。 [白衣の裾を翻し、黒いレザーパンツに包まれた足を*何処かへと向けた…*] | |
(13)2006/06/03 13:41:02 |
美術商 ヒューバート [ひとしきり思案すると、若い警官を呼び止めた。] あー、君、ちょっといいかな。伝言を頼まれてくれ。 ・自称探偵の葉月に【監視の結果を伏せる理由】 正直なところ、探偵の真似事をしているようにしか見えない。 ・自称鑑識の橘に【なぜ鳶が「事件と無関係」だと知っているのか。】 そもそも、堀●殺しと鳶殺しの犯人が、いつのまに同一になったんだ。 ・刑事のキャロルに【鳶の死体周辺の足跡を調べて、容疑者と比較しろ。】 子供は大人の靴を履けるが、大人は子供の靴を履けない。 キャロルという刑事が指揮を取ってるのだろ? 手柄になるなら、君から尋ねてもいいぞ。 という私も容疑者の一人だろうから、出来れば私の名前は伏せておいてくれると助かるのだがね。 | |
(15)2006/06/03 17:24:45 |
美術商 ヒューバート [警官に、もうひとつ言おうかと思ったが、こちらは確証がないので止める事にした。] 【なぜ鳶が殺されたのか、だな。 橘の言う「堀●殺しの犯人」の何かを掴んでいたために殺されたというのが本当なら、いったい何を掴んでいたのか。 昨日の時点で、刑事キャロル、自称探偵の鳳と橘以外に情報を握っている者がいたとするなら、犯人か……探偵。 鳳と橘の二人が偽で、一人が犯人、一人が真似事だとするなら、犯人から「探偵は偽」と知り得る事が可能なのは……昨日の時点で監視された者が犯人の場合のみ。 つまり、橘か安城が犯人の場合だ。 だが、鳳は橘をクロと断定している事から、この推理が成り立つのは「犯人が鳳・安城、真似事探偵が葉月」 ……すると橘は本物の鑑識か。 ……。 鳶が黙っている理由が無いだろうな。 よって、これは無いだろう。】 | |
(16)2006/06/03 17:38:54 |
美術商 ヒューバート 【鳶が殺された理由……。 他にも刑事が潜伏していたのか? やれやれ。キャロルや〇暴の女の他にも刑事がいるのかね。 あとは、鑑識か。 連行された郷田や、殺された鳶が鑑識ならば、とか考えてしまうのは、橘がそれだけ胡散臭いのだろうな。 葉月が胡散臭いのは昨日からだが、今日も一際だな。なぜ監視の結果を言わないのか。 葉月が真似事探偵で鳳が本物なら、犯人の一人は橘だ。そして橘は鑑識と名乗った。本物の鑑識が生きているなら、名乗りを挙げるだろう。 ……これを待っているのか? 結果を伏せる理由は何だ。 ・葉月が犯人で結果を伏せる理由。 ・葉月が真似事探偵で結果を伏せる理由。 ……少なくとも、葉月が本物の探偵で結果を伏せる理由が見つからない。】 | |
(18)2006/06/03 17:56:17 |
踊り子 キャロル [資料とにらめっこしているキャロルに若い警官が話しかける。そして橘が鑑識だったと告げる] ふうん? あの人がね。茶道やってて走り屋で鑑識。んで今日の鳳さんの発言で犯人、と。橘さんは昨日あいつが白だったって証言してるのよね。 どちらかがへぼ探偵ってことか。 え? 足跡の調査? それはあたしじゃなくて専門家がすることでしょ? あたしじゃ足跡のサイズくらいしかわからないわよ。しかも足跡がはっきりしてればだけど、踏み荒らされてるんだもの。 今科学捜査班が調べてるはずだし、調査結果は一通りもらえるはずだから。 ま、鳶くんの死亡推定時刻が出たらまたアリバイ聞き込みに行くわ。進展は少ないだろうけど。 ただ、複数犯だろうから、その辺りから絞り込めそうな気もするわね。犯人同士は表では知らない振りをしている。それならどこかに嘘があると思うもの。 | |
(21)2006/06/03 18:16:00 |
村長 アーノルド ―自室― 【外の騒ぎで目が覚める。 通りががった仲居に何が起きたのか聞いてみると、新たな事件…宿に出入りをしてる業者のバイトの子供が裏の木に吊るされて殺されているのが発見されたのだそうだ。】 …子供が何故? 堀●の事件と何か関係があるのだろうか? いや、”殺人事件”が”偶然”に”同じ旅館の敷地内”で”二日続けて”起きる可能性など皆無に等しいだろう。 堀●殺しと今回の事件の犯人は同一犯の可能性が高いのではないか? ならばその子供は犯人にとって何か不都合になるようなものを知ってしまったか、あるいはそう思い込んだ犯人により口封じの為に殺されたのだろう…なんにせよ気の毒なことだ。 [ふと、事件に興味が湧いたのか、更に詳しい状況を知りたくなった…は、旅館内を散策しはじめた] | |
(23)2006/06/04 00:28:36 |
流れ者 ギルバート −宴会場− ……という感じで、堀●の霊が現れたんですよ。 どうやら、昨日露天風呂で頭を打ったせいか、ぼくの中に秘められていた【霊能力】らしきものが目覚めたらしいです。 そういえば、うちの母親が、うちは代々そういうものが見える家系だというようなことを言ってた気もします。 ちばみに婆ちゃんは恐山出身で先祖はイタコだったらしいです。 そういう血が今回の事件をきっかけに覚醒したのかもしれません。 朝、仲居さんに郷田さんという人が犯人として連れて行かれたということを聞き、ぼくは堀●の霊の語りかけました。 犯人が捕まったのだからさっさと成仏しろと。 しかし、堀●の霊は首を横に降りました。【郷田さんは犯人じゃない】と言ってるようでした、 じゃあ犯人は誰なんだよと聞きましたがそれは答えられないらしいです。 そういう霊界のルールなのかもしれません。 霊は今は消えてしまいましたが、明日になったらまた現れるような気がします。 | |
(28)2006/06/04 00:54:00 |
村長 アーノルド ―第二の事件現場― !!!!!!!!!!!!! 【再び激しい頭痛と眩暈が…を襲った。 この感覚は昨日も経験している。 すぐ側で警官たちが忙しそうに仕事をしてるが、誰一人私の変調には気がつかない。 …いや、時が止まっているのか?― その場でゆっくり崩れ落ちる。 】 ― 気がつくとそこには1人の少年(鳶田くんと言うらしい)が木の上に登っていた ― 少年は黙って指を指すその先には、今朝任意同行を求められていった郷田の姿がそこにあった…。 『ボクを殺したのはアイツさ』 そう呟いたように聞こえた。 気がつけば少年の姿は無く、心配げに私を見つめる警官達の姿がそこにあった…。 | |
(31)2006/06/04 01:28:19 |
書生 ハーヴェイ ああ、そうだ。 崎山さんから伝言を戴いておりましたね。 僕からの回答をお伝えいただけませんか? 『そもそも僕の本来の仕事は、郷田氏の白黒をつけることです。彼自身を調べ、また身辺も調査させていただきましたところ、特に郷田氏に怪しいところは見当たりませんでした。』 『そして飛太少年が殺された件につきまして。 どうしても彼が殺された理由が気になりましたので、僕ひとりの判断で調査させていただきました。利権やら何やらが絡む大人と異なりまして、飛太君が殺されるには、理由というものが見つかりませんでしてね。そこで僕は、いろいろな可能性を考えました。 (1)飛太少年と堀○氏殺害には、一切関連性が無い (2)飛太少年が犯人と繋がっていたのではないか? (3)飛太少年が犯人について何か情報を掴んでいたのではないか?』 | |
(40)2006/06/04 11:41:46 |
書生 ハーヴェイ 『(1)を素直に考えるのが普通のことではありましょうが、この殺害状況を見る限り、何故かそう素直に考えることができませんでした。……職業病とでも申しましょうか、疑念を持ってしまう癖がありましてね。それに、この殺害方法にはどこか「憎しみの色」が見えるのです。こんなにも残酷な方法を用いるのですから、犯人と飛太少年の間に、何か関係があったのではないかと考えてしまったのです。 ……そこで考えたのは(2)。飛太少年が犯人である可能性も探らせていただきました。鑑識としてではなく、僕自身が持っている独自のネットワークとでも申しましょうか。橘家の情報網を駆使して、彼の身辺を調査させていただきました。そして……その答えは「シロ」。彼は犯人とは関係ないという結論に達しました。 ならば可能性は(1)か(3)……。飛太少年殺害の理由は、堀○氏殺害とは一切関係が無いのか、あるいは彼が何か情報を掴んでいたのではないかという推理に達しました。もちろん、そのどちらでもない可能性はあります。ですが現段階では、それを決定的に言えるだけの材料はそろっておりませんので、明言を避けさせていただきました。』 | |
(41)2006/06/04 11:44:46 |
書生 ハーヴェイ ああ、仲居さん。ちょっと待って下さい。 少々言葉足らずな表現がありましたので、伝言を追加させていただけませんか? 『飛太少年が犯人説を考える上で、橘家の情報ネットワークを用いましたのは「彼が殺害に到るまでの動機を持っていたか否か」を探るということです。僕の調査では「飛太少年が堀○に殺意を抱くだけの関係を持ってはいなかった」という結論に達したというわけです。』 『また(2)を考えた理由も、「犯人同士の仲間割れ」の可能性を少なからず考えたからでして。どうやら先ほどまでに述べた通り、これは僕の邪推である可能性が高いのではないかと考えました。』 『もちろん先述のことも断言しきれるほどの話ではございませんが、まず可能性として考えにくい話である、と僕は思っております。』 ………と。 このような内容で、お願い致しますね。 [ハーヴェイは仲居にもう1枚メモを渡した。] | |
(43)2006/06/04 11:58:40 |
流れ者 ギルバート 状況だけ見れば、鳳さんのほうがまともっぽい。葉月さんと茶道家がグル。 だが、これだけ考えると、昨日、葉月さんが茶道家はシロだ! とわざわざ主張をした意味がわからない。 あんなことを言えば、目立って警察だって裏を取るよう調査するだろうからな。 仲間同士ならメリットがない。 じゃあ、鳳おばさんと安城さんがグルか? ってことになるが。これだと、安城さんが郷田……犯人が一人もう捕まったとか言い出すメリットがよくわかんないんだよなぁ。 結局、自称探偵の2人のどちらが犯人なのかはよく分からない。どっちもあると思うぜ。 まぁ、怪しい奴全員しょっ引けばいいんじゃないか。 | |
(48)2006/06/04 13:05:52 |
書生 ハーヴェイ [ホワイトボードに記載してあることを眺めながら] ………状況は概ね把握いたしました。 鳳さんが僕にクロ判定、葉月さんが僕にシロ判定。僕の視点では、葉月さんが真……と考えて、ほぼ間違いないでしょう。他に探偵であると名乗りを上げる方が現れない限りは。 そして…僕、流氏、安城氏が鑑識…あるいはクチヨセとして名乗りを上げたと。僕が見る限り、お2人とも偽者であることは間違いないのですが、実際に皆様にはどのように見えているのでしょうね。 僕と流氏は、郷田氏をシロと判定。 安城氏が、郷田氏をクロと判定……ですか。 僕の視点では、郷田氏はシロ。 流氏が何故僕と同じ判定を出すことができたのでしょう?おそらく、郷田氏が犯人か否かを知っている立場なのではないかと思うのですが……。あるいは単純に、適当なことを言ってみて、それが真実と同じであったか。 | |
(51)2006/06/04 13:39:26 |
村長 アーノルド [ホワイトボードを眺めながら] ふむ…葉月くんからの報告がまだ無いようだな… 自称探偵だというのだから今頃は調査に夢中になっているのだろうか? いづれにしろ彼の調査報告が早く待たれる所だ。 私なりに現在の状況を整理してみたのでメモを残す。 【…は、自前の手帳にメモした】 『探偵』”鳳” 『犯人』”郷田”、”橘”、”葉月”(?)、”流”(?) ”鳳”が真の探偵だとするならば、報告どおり”橘”は犯人である可能性は高い。 そしてその”橘”を擁護している”葉月”も犯人側の一味なのだろう。 更に言えば私の視たヴィジョンでは、”郷田”が”飛太”くん殺害の犯人である。 ”橘”が犯人ならば仲間の”郷田”を庇うのはわかるとして、理解不能なのが”流”の存在だ。 まあ、私も人の事は言えないのだが彼の存在は謎である。 愉快犯や犯人に協力しようとしている者が存在するならば…ひょっとすると…。 | |
(59)2006/06/04 15:40:56 |
村長 アーノルド 【…は、再び自前のメモに追記した】 『探偵』”葉月” 『犯人』”郷田”、”鳳”、”流” 『勘違い』”橘” 犯人の”鳳”は、とりあえず自分への味方を作ろうともっともらしい理由付けのできる”私”をシロだと言った。 予定外だったのは仲間の”郷田”がいきなり警察に任意同行されてしまったこと。 慌てて”橘”を犯人だとでっち上げるも、”橘”は…何故嘘をつく必要があったのだろう? 彼には”鳳”が犯人であることはそこで分かったはずだ。 ”橘”が犯人側の協力者ならばそのまま任意同行をうけても良かった気はするのだが…。 結果論だが、”橘”の偽証は犯人側には都合が良かったし、”橘”が”味方”であることがわかっただろう。 しかし…”流”がダメ押しで出てくる理由は何だ? 仮に”橘”が今日任意同行されても捜査をまだ混乱させることが出来るから? その為にわざわざ犯人が表舞台に出てくるなど…考えられないな…。 いや、この考えは保留だ。 【メモに大きく”保留”と記す】 | |
(61)2006/06/04 16:12:18 |
書生 ハーヴェイ 崎山さんに伝言を。 『僕が葉月さんを真として信頼するにも、「他に探偵として名乗りを上げる方が居なければ」という条件をつけたのをお忘れではございませんか? もし彼ら2人以外にも自らが探偵であると名乗りを上げた方がいらっしゃるなら、僕の前提は覆ります。 ……しかし、ああやって2人も「自称・探偵」が出て来た時点で、もう一人探偵さんがいらっしゃるのなら、何故自ら自分がそうであると名乗りを上げぬのでしょうか?偽の探偵に好きに持論を展開されてしまう状況を、探偵さんは見て見ぬ振りができるのでしょうか? 少なくとも僕は、そのような探偵さんは信頼しにくいと考えております。あくまで個人的な感傷のようなものですが。 それゆえに僕は「飛太少年が探偵である」という可能性は見ておりませんでしたし、「葉月さんが探偵であろう」という結論に達しました。 崎山さんのご指摘通り、或いはまだ探偵さんが潜伏していらっしゃる可能性を考えていなかったのは、僕の視点が狭いからかもしれませんけれどね。』 | |
(62)2006/06/04 16:17:29 |
村長 アーノルド ―自室― [部屋の真ん中であぐらをかきながら首を捻っている] 飛太くんが…探偵? 確かに少年の頃は誰しもあこがれ、マネをすることぐらいはあったかもしれないが、やはりそれは無いだろうな…。 『探偵』飛太 『犯人』郷田、鳳(?)、葉月(?)、流(?)、橘(?) 警察が調べれば直ぐにわかる事だが、私のみた最初のヴィジョンでは犯人は”3人”だった。 ”飛太くん”を探偵だとした場合、”勘違い”をしている者が2人存在することになるが… そんな事がありうるのだろうか? 確かに堀●は複数の人間に恨みを買っていた。 犯人に対して協力しようと思う者が出てもおかしくはないだろう。 だが、飛太くんはどうだ? 彼が殺されるほどの罪や恨みを買っていたとは到底思えない。 そしてその凶行を行った者を庇おうなどと考える人間が複数も表れるなど……私は”無い”と思いたい。 うーん、うーん。 【メモをじっと睨んだまま、また唸り続けた…】 | |
(64)2006/06/04 16:51:26 |
学生 ラッセル そんなハリセンもって残念そうなため息つかないでくださいよ! [そして、居合わせた鳳のほうに向き直る] 鳳さんの調査とやらが信頼できるかどうか、申し訳ないけど試させていただきましたよ。で、折角協力してやっていける能力のある方かと思えば・・・橘氏がクロ、ですって? ・・・2人目の犠牲者も出てしまいましたし、お遊びでしたらそろそろここまでにしていただきたいですよ。 もっとも、もしも貴女が犯人の一味だとすれば、それもまた当然なのかもしれませんが。 私も昨日はてっきり善意の協力者だと思っていたもので、この可能性に思い至らなかったのはまずかったのかもしれませんがね。 | |
(75)2006/06/04 23:11:12 |
書生 ハーヴェイ 言い分……ですか。 僕としては、気になる箇所が1点ございまして。 それは、鳳氏が「どうして自称・鑑識」の面々を次々と調査することに至ったのか?…ということでしてね。 最初の安城氏を調査したという話は、まあ何とか『偶然』としても考えられます。しかし次に僕、そして次に流氏を調査しようとしていた。……ここまで立て続けに「自称・鑑識」を調査することが、「偶然」の領域で可能なのでしょうか? 安城氏が直接的な犯人でないことは、もはや高確率で言えること。おそらく偶然か、あるいは…おそらく犯人の一味であろう鳳氏が「安全圏」の人員と見越して彼にシロの判定を下したのでしょう。 | |
(109)2006/06/04 23:50:04 |
書生 ハーヴェイ 彼女が僕を調査したのは、葉月氏が僕にシロ判定を出したから…と考えられます。もし本日僕にクロ判定を出しても、他に探偵が居ない以上、僕に嫌疑をかけることはたやすくなります。僕に無実の罪を着せ、警察に連行することを目的とした調査でしょう。 ……そして今日、流氏が「クチヨセ」であると告げる前に、彼女は流氏を調査すると宣言していた。これは何故でしょうか?偶然にしては出来すぎている。それよりむしろ、裏でお2人が相談し、表面上は無関係であることをアピールしたかったのではないかと考えましてね。 状況証拠からも、そしてこの一連の流れからも、鳳氏と流氏が、堀○殺人事件の犯人グループの一味ではないかと推測いたしております。 | |
(110)2006/06/04 23:50:22 |
新米記者 ソフィー [ 質問はあたし自身のことにも向けられた。予想した通り、あたしの嘘の住所がどこにもない場所だと調査が済んでいるらしかった。厳しい口調で詰問されたがあたしはそれでも真実は伝えられなかった。あたしの身はあたし自身で守るしかない。それができなかったから母さんは・・] ごめんなさいっ 母さんと大喧嘩しちゃって家出してきたんです お願いだから家には連絡しないで欲しいんですよ 駄目ですか? 酷い家庭内暴力であたし怪我しちゃうかもしれない! それでも本当のこと言わなきゃならないのかしら? [ いざとなったら泣き落としすると決めた。そんな姑息な手段が通用するとは思ってはいないが、あがく必要はある。あたしを追っている怖い奴らと対峙することを思えば警察組織くらいなんてことはない] | |
(131)2006/06/05 00:08:55 |
学生 ラッセル ははぁ、ということは流さんの能力・・・といっても僕にはさすがに信じられないんですがね、申し訳ないですが。 それと、鑑識の判定は全く別のものであるってことになるんですかね。 もっとも、殺人犯が突然目が覚めたら霊と交信できる、なんて言い出すのも考えづらい話ですからねぇ。 [キャロルに向かって話しかける] やはり、もっと他の一般の方々のお話を聞いたり、調べたりしてみたいと思うんですがどうでしょう? 鑑識を名乗るお二人は少なくとも実行犯ではないですし、あの青年は・・・あはは、申し訳ないんですが、どうも私の理解の範疇の外になってしまいまして。あんな殺人犯がいるとも、ねぇ。 (耳元に口を近づけて小声で)正直なところ、鳳さんに対する警戒は必要だと思いますが、まだ泳がせても構わないと思いますし、必要とあれば極秘裏に調査してみますが・・・。 | |
(135)2006/06/05 00:12:20 |
書生 ハーヴェイ ……といいますか…… ここで何人も犯人が出てきているというのも、少々間抜けすぎるような話だと思うのですよ。 普通、殺人事件の犯人というものは、なるべく隠密行動をするのではないかという認識だったのですがね……ああ、犯人というものは僕達の理解の範疇を超える行動をするものかもしれませんが。 それなのに、僕視点では偽の判定をする者が複数現れている。僕としては理解しがたく、どうしても「偽の判定をした人間が全員犯人である」とは考えがたいのですよ…… 中にはこの状況を面白がって、かき回したいだけの人間がいるのではないかと、自分でも嫌になるくらいの邪推をしてしまいます。 | |
(197)2006/06/05 01:04:17 |