人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1473)村3 : 6日目 (2)
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/05/29 08:52:28
流れ者 ギルバート
[心は重く。時の流れが急速に感じるも、心はなおも変わらず。
自宅に戻れば、先刻までなかった手紙が見えた。
それも自分宛の。

差出人と中身を確認すれば、読み込むまで少しの時間を掛けたあと弾かれたように走り出した。
まだ、今は何の宛もなく───]
(198)2006/05/29 10:21:45
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/05/29 11:20:40
文学少女 セシリア
[目を瞑って、身体の状態を確かめる。
とくん。とくん。
左腕が心臓みたいに鼓動する。それはまるで、赤子が宿っているような生誕の気配。
そして、赤子のように、純粋な欲求が理性に迫っていた。
左手から発するそれは――食欲]

っ……だめ……だよ……。
(199)2006/05/29 11:40:16
文学少女 セシリアは、もう一人の自分を抑えながら、目的の場所に着いた。
2006/05/29 11:42:18
文学少女 セシリア
[そして礼拝堂の中、祈る姿がそこにあった。今日も溢れるような満月の光。その中で、ただ静かに。
護布を頭に巻いて――。左腕は最早、首元まで黒く染まっていて、その身体に刻限が迫っているのを感じさせながら、祈りを捧げる]

(――みんな……ごめんなさいね。)

[それぞれの居場所に、遺書を配り終えて、やって来た場所がここだった。懐かしい、想い出の場所。修道女さんにパイプオルガンの使い方を教えてもらって、オルガン音楽を奏でていた時に、ナサニエルとギルバートが来たのだった。たしか、ナサお兄ちゃんが、目を輝かせて声をかけてきた筈だった。最初はびっくりしたけれど、やがてそんなにしない内に、二人を兄同様に親しむ事が出来た]
(200)2006/05/29 11:49:03
文学少女 セシリア
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.Sicut erat in principio, et nunc et semper,
[祈りながらパイプオルガンに思いを馳せる。後で一曲弾こうかとも思ったが、音を立てるのも皆に悪いと、思いとどまる。ただ、静かに祈り――]
et in secula seculorum.
Amen.

[祈りを終えて、そっと立ち上がる。そして――]

【……ザザ、ザー……】

[ノイズの走る視界に立ちくらみながら、礼拝堂の中を歩み、祭壇の前に跪く。護布のおかげで、理性だけは辛うじて、まだ残すことは出来た。ただし身体はもう、殆ど手遅れに近いだろう。早くしなきゃ――そう思った]

っ……っく……。

[自分の意思で動かしているはずの身体が、重い。内側から湧き上がる衝動が、恐い。外から次第に剥がれていくような精神が、辛い。この心身を支配しようとしている妖魔が、憎い]
(201)2006/05/29 11:51:35
文学少女 セシリア
……みんな……ごめんなさいね。

[謝罪の言葉を口にする。祭壇は、今、罪を犯そうとするものを捧げる為に――
十字架は、それを見守るかのように――
そこに鎮座していた。
やがて、覚悟を決めて、ゆっくりと十字を切って――]

――Amen.

[私よ、私であれ――
懐から取り出した刃を、自分の喉に突き立てた]
(202)2006/05/29 11:55:13
文学少女 セシリアは、――
2006/05/29 11:58:57
文学少女 セシリアは、――
2006/05/29 11:59:23
文学少女 セシリアは、――
2006/05/29 11:59:42
文学少女 セシリアは、――――
2006/05/29 12:01:37
文学少女 セシリア






――嘘――でしょ――?

[刺し貫いた喉の痛み。倒れた床から見える天窓。優しい月の光。床に広がる鮮血。そして、喉から抜けた刃。
否――【引き抜かれた】刃]

そん、な――

[自らの意思に反して、それは引き抜かれてしまった。焼けるような痛みと共に、傷口が塞がっていくのを実感する]

い――や――

[怯えるように、助けを求めるように。もう一度、力を込めて、自分の喉を刺し貫いた――――だけど]

い、や――嫌――あぁッ!
(203)2006/05/29 12:04:58
文学少女 セシリア
[左手だけではなく、右手もそれを拒絶する。自分の意思ではない”何か”に、刃は引き抜かれる。その恐怖に激痛に、身体が撥ねた]

死ななきゃ――死ななきゃいけないのに――

[目に入る月夜も、十字架も、ただ穏やかに――]

どうして――!

[厳かな光をたたえていた。その景色に涙が零れ落ちた]

……っ。ぐす……っ。いや……。……嫌……。
(204)2006/05/29 12:09:07
文学少女 セシリア
[喉を、腹を、胸を。必死に何度も刺して死のうとする。しかし、その度に身体に拒絶される。
刺すたびに、向こう側に近付いているような気がして――
刺すたびに、心が崩れ落ちていってるような気がして――]

だれか……。

[それでも、また刺す。早く楽になりたくて。早く、人であるうちに死んでおきたくて。
泣きながら床に血溜りを作って、その中に横たわりながら――いまだ死ねないでいた――]

だれか……。
――ッ!

[手に付いた返り血を見て、瞳孔が開く]
(205)2006/05/29 12:13:47
文学少女 セシリア
[赤紫色の血――妖魔と人の混血。次第に青に近づくと共に、身体の自由が利かなくなりつつある恐怖は、一気に心を犯し――叫んでしまった]

だれか――助けて――!!

[その刹那、大きな音が礼拝堂に響いた――]
(206)2006/05/29 12:16:54
文学少女 セシリアは、その肌は漆黒に――
2006/05/29 12:18:11
文学少女 セシリアは、その両目は真紅に――
2006/05/29 12:19:22
流れ者 ギルバートは、文学少女 セシリアを探して教会にたどり着く。
2006/05/29 12:19:42
文学少女 セシリアは、その髪は白銀に――
2006/05/29 12:20:53
文学少女 セシリアは、銀の、妖魔の痣を両目両手に宿して――
2006/05/29 12:23:18
文学少女 セシリアは、流れ者 ギルバートに、力無く顔を向けた。
2006/05/29 12:24:48
流れ者 ギルバート
[悲鳴を聞いたのは、偶然とも呼ぶべき運のめぐり。
けれど、彼女がほかに向かうような場所がわからなかった。
微かな悲鳴が分厚い扉を通して耳に届けば、一も二もなくその扉を強く押し開けていた]

────セシィ!

[微かに息を乱し、表情を乱してたどり着いたそこにあったのは血溜り。
銀のナイフと、怯えた表情の──少女に『見える』何か。
純粋に感じた恐怖は、何かを無意識に感じ取った証拠]
(207)2006/05/29 12:25:57
文学少女 セシリア
[ほぼ覚醒しつつある意識が、牙を剥く。
一目みただけで、彼が何者なのかを悟ってしまい、叫ぶ]

だめ……お兄ちゃん、お兄ちゃんは【これ】に近付いたらだめ……!
(208)2006/05/29 12:28:46
文学少女 セシリア
[悲鳴を上げてしまった自分を呪った。
よりによって、最悪の現実を引き寄せてしまった]

だめ……だよ……。
(209)2006/05/29 12:31:34
文学少女 セシリアは、もう、自分で死のうとする自由も無かった。
2006/05/29 12:33:26
流れ者 ギルバート
[少女の叫びは容易く空気を振るわせ、そして自らの心臓のペースを上げる。
微かに普段とは違う表情を上乗せて、それでも真っ直ぐに目の前の血溜へと一歩ずつ足を向けて]

………さがしたよ、セシィ。
帰ろう───いっしょに。

[微かな微笑を浮かべて小さく呟いた。
少女にそっと手を伸ばす]
(210)2006/05/29 12:36:36
文学少女 セシリア
ごめんね……わた、し――間に合わなかったみたい……。
この、まま、だと……お兄ちゃんを……。

[僅かに恐怖にひるんだ兄を哀しみでみながら]
(211)2006/05/29 12:38:45
文学少女 セシリア
やだ……だめ――だめ――

[涙を浮かべて、その手を見ながら、おびえて]
(212)2006/05/29 12:40:32
文学少女 セシリア
わたし……お兄ちゃんを、_しちゃうよ。
このままだと……わたし、妖魔となって――

――お兄ちゃんを……。

[その紅目は、兄の姿をから目を離す事が出来ないでいる]
(213)2006/05/29 12:44:27
流れ者 ギルバート
[表情にはそのうち悲しみもうっすらと上乗せされ。
そして、どうしていいかわからないとばかりに伸ばしたてはゆるりと宙に落ち。
セシリアの目線に合わせるように座りこめば]

…ごめんね。

[ただ、そう小さく呟いた。
悲しみと、自分の無力さに頬に静かに涙が伝う。
そして、静かな声音と、凛とした表情でセシリアを真っ直ぐみる。
そこには、何かの決意のようなものがあり]

───俺は、何かしてあげられる?
(214)2006/05/29 12:46:29
文学少女 セシリア
お兄ちゃん――ごめんね。
ごめんね。

もう、一緒に居られないんだよ……。
(215)2006/05/29 12:46:49
文学少女 セシリア
[ギルの言葉に涙が溢れた]

わたしね、ずっとお兄ちゃんと一緒に居られれば、それで良かったんだよ……。
でも、もう無理だね。いつか、お兄ちゃんのお嫁さんになりたかった夢も――今は、もう……。
(216)2006/05/29 12:51:29
文学少女 セシリア
[目を瞑る]

一度でいいから、よかったら、キスして欲しいな。そして…………。




私の力では叶わなかった願いを――
まだ、人で居られる内に――

お兄ちゃんの手で、私を死なせて下さい。
私がお兄ちゃんを殺してしまうのは、嫌だから……。


――私を殺して下さい。

[そう言うと、目を瞑ったまま、*微笑んだ*]
(217)2006/05/29 12:57:28
流れ者 ギルバート
[少女から零れた願いは、女の子なら誰もがいつか夢見るささやかな願い。
自分も女の子だったら、そんな夢を描いたのかもしれない。
そう思えば、余計に涙がこぼれた]

…ごめん。ありがとう。

[それ以上は言葉にならないとばかりに、セシリアに拒否されて尚、少女の体をそっと抱きしめただろう。
そして瞳を伏せた少女の額にそっと唇を寄せた後、ほっそりとした首筋に指を滑らせる。
再び零れ落ちた謝罪の言葉と共に、徐々に指に力を加える]

…ごめん、こんなことしか、してあげられない。

[ごめんね、と。そう小さく唇を動かせばややしないうちに【ごとりと】静かなお御堂に鈍い音が響く。

自分にできるのは、赤紫の雫に濡れながら少女の首を*抱きしめてやることだけだった*]
(218)2006/05/29 13:13:14
流れ者 ギルバートは、文学少女 セシリアの遺体から離れ、何処かへと姿を*消した*。
2006/05/29 13:40:19
お嬢様 ヘンリエッタ
[目が覚めてぼんやりとしていると、ニーナが心配そうに顔を覗き込んできた。
大丈夫だと首を振りながら、上半身を起こす。
それと共に鋭い痛みが身体を苛む。
顔をしかめたが、休んだおかげかそれでも何とか帰れそうだった]
(219)2006/05/29 21:06:09
冒険家 ナサニエル
[病院に戻り診察室の扉を開ければいつものあどけない笑みを浮かべ]

エッタの具合はどう?
ああ、お嬢様はお目覚めだったんだ。

[ヴィンスとニーナにお疲れ様と声をかけベット脇に歩み寄り]

少しは良くなった?

[顔を覗いてぽむりと頭を撫でる]
(220)2006/05/29 21:37:12
お嬢様 ヘンリエッタ
あ…
[俯いていたところに、ナサニエルが現れて振り返った。
少し迷ってから、怒ったような表情を作る]

…もう
お嬢様なんて言わないで欲しいわね
私だって…立派なレディなんだから
[と言いながら、視線を下にやって自分の身体を見る。
…数秒の間]

…れ、レディなんだから!
[いろいろ無かった事にしながら、撫でられて顔をあげた。
頬が膨らんでいる]
(221)2006/05/29 21:43:36
冒険家 ナサニエル
[エッタの様子にくしゃりと笑って撫でていた手を離し]

ごめんね?
立派なレディだと思ってるよ。
(222)2006/05/29 21:45:45
お嬢様 ヘンリエッタ
…嘘ばっかり。
[むくれながら身体を起こして、ベッドから降りた。
動かすと痛みが走るが、その表情の為表には出ない]
(223)2006/05/29 21:50:22
冒険家 ナサニエル
[ぽりぽりと頬を掻きむくれる様子に情けない笑みを浮かべる]

嘘じゃないんだけどね…

[ベットから降りるエッタに慌てて]

まだ休んでた方が良いんじゃない?
無理したら駄目だよ。
(224)2006/05/29 21:54:16
お嬢様 ヘンリエッタ
なら、私を――…
[言いかけて、口をつぐんだ。
何を言おうとしていたのかと考えて、悲しげに俯く]


…いいのよ
帰った方が、慣れてるから…落ち着いて休めるの…
(225)2006/05/29 21:56:37
冒険家 ナサニエル
…どうしたの?

[俯いたエッタの前に手を差し出し]

帰るなら送っていくよ。

[いつも通り穏やかな優しい声をかける]
(226)2006/05/29 21:59:58
お嬢様 ヘンリエッタ
ど、どうもしないわ…
[誤魔化すように首を振る。
そう、どうもしない…その筈だから]


[差し出された手に、不安そうな顔で見上げた。
予想通りのやさしい笑顔が、そこにある]

…うん
(227)2006/05/29 22:02:57
冒険家 ナサニエル
[手を差し伸べたままに首を傾げて]

どうしたの?
ちゃんと家まで送るから怖くないよ。
(228)2006/05/29 22:07:17
お嬢様 ヘンリエッタ
そ…っ

…そんな事、心配してる訳じゃないわ
[感情的になりかけてしまって、冷静を装いながらぶっきらぼうに言葉を紡ぐ。
その勢いのままで、手を取った]
(229)2006/05/29 22:10:57
冒険家 ナサニエル
そう?
なら良いけど。

[ヴィンスとニーナに開いた片手を軽く挙げて挨拶の代わりとして病院を出る。
普段エッタと歩くよりも更にいくらかのんびりとした歩調で歩きながら]

あんまり無理するなよ?
エッタが倒れたなんて知ったらベンまで倒れちゃうよ。
(230)2006/05/29 22:16:05
お嬢様 ヘンリエッタ

[挨拶もそこそこにしながら、てくてく歩く。
なんだか、何をどう話していいのかが分からなくて]

そう、ね…
お父様は…きっと、悲しむでしょうね…
けど…
(231)2006/05/29 22:20:06
冒険家 ナサニエル
けど?

[言いよどむ様子に首を捻り問いかけるように視線を送る]
(232)2006/05/29 22:26:50
お嬢様 ヘンリエッタ

[答えずに、顔を見上げて]

ねぇ…
もし、お姫様抱っこして、って言ったら聞いてくれる?
[一変して、くすりと笑った]
(233)2006/05/29 22:32:31
冒険家 ナサニエル
[エッタの笑顔にあどけない笑みを返し立ち止まって]

良いよ?
どうしたの急に。
(234)2006/05/29 22:44:46
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/05/29 22:45:32
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/05/29 22:46:30
お嬢様 ヘンリエッタ
[その返事に、何故か傷ついたように眉を寄せた。
顔が俯く]

冗談よ…
そんな、子供っぽい事…して要らないわ
(235)2006/05/29 22:48:28
冒険家 ナサニエル
[エッタの様子を見守って]

別にお姫様抱っこが子供ぽいとは思わないけど、何か悪い事言っちゃった?
(236)2006/05/29 22:50:47
お嬢様 ヘンリエッタ
…別に
[顔を背ける。
表情を見られたくなくて、足早に歩いた]
(237)2006/05/29 22:55:08
冒険家 ナサニエル
[急に歩き出したエッタに手を引かれるように歩き始め、数歩歩けばまた横に並んで]

疲れたなら抱っこでもおんぶでもするよ?
(238)2006/05/29 22:58:41
お嬢様 ヘンリエッタ
い…要らないもん
疲れてなんか…ないわ…

[むっとして。
もっと早く歩いてやろうかと思ったが、無駄だとすぐに悟って]
(239)2006/05/29 23:01:47
冒険家 ナサニエル
そう?
なら良いけど。

[のんびりとエッタの隣を歩きながら優しく気遣うように]

…本当に…無理はしないでね?
(240)2006/05/29 23:04:50
お嬢様 ヘンリエッタ

[小さく頷いて、焦燥感に苛まれる。
何か、何か喋らないと…]


…あ、あの
明日…明日、何か作って来ようかと思うの
…リクエストとか、ないかしら…
(241)2006/05/29 23:08:38
冒険家 ナサニエル
明日?

……、……。

[暫し思案するように口を噤む。
歩きながら顔を覗けばいつものあどけない笑みを浮かべ]

エッタの具合が良ければこの間のスコーンが食べたいな。
(242)2006/05/29 23:11:34
お嬢様 ヘンリエッタ
[不安そうに黙ってしまった様子をじっと見守ってから。
ほっとしたのか、顔をほころばせた]

…うん
じゃあ、が、頑張って見るから…
楽しみに…してて、ね?
(243)2006/05/29 23:15:38
冒険家 ナサニエル
でも具合が悪かったらちゃんと休むんだよ?

[ただ其れだけが気がかりなのか顔を覗けば念を押して]
(244)2006/05/29 23:19:34
お嬢様 ヘンリエッタ
うん、大丈夫…
[騙す為に、にっこりと笑った。
嘘じゃない…嘘じゃない、けど…]

心配する必要はないから…ね?
[笑いかけていると、ふと別荘が見えてきた。
そろそろとかと思って、思わず息をついた]
(245)2006/05/29 23:23:48
冒険家 ナサニエル
[エッタの顔をじっと見つめてくしゃりと笑って]

言われても心配なものは心配なの。
ついさっき倒れたんだよ?

[息を吐く様子に]

やっぱり疲れてたの?
無理しなくて良かったのに。

[言っていれば屋敷の扉前に着いてぽむりと頭を撫で]

ちゃんとゆっくり休めよ?
(246)2006/05/29 23:26:51
お嬢様 ヘンリエッタ
でも…
[ぽつりと呟いてから、慌てて口を閉じた]


…いいのよ、本当に
無理してる訳じゃ…ないもの…
[撫でられて、少し泣きそうになってしまってからぐっと堪える]

…うん、あなたもね
(247)2006/05/29 23:32:15
冒険家 ナサニエル
なら良いけど。
みんな大丈夫って言って倒れるから余計心配なんだよ。

[気遣われれば頷いて]

サンキュ、エッタ。
おやすみ。

[あどけない笑みを残し其れ以上挨拶もせずに来た道を戻った]
(248)2006/05/29 23:37:05
お嬢様 ヘンリエッタ
…馬鹿
[呟きながら見送って、見えなくなってから力を抜いた。
肩が疼くように痛んだ]

だいぶ、マシになったけど…でも…
[少し思案してから、ため息をついて。
別荘の中にふらふらと*入っていった*]
(249)2006/05/29 23:41:55
冒険家 ナサニエル
[エッタを送り届ければ集会所にも顔を見せて居ないのが気にかかり再びヒューの屋敷へ足を運ぶ。
呼び鈴を散々に鳴らすも相変わらず沈黙を護ったままに。
ぐるりと屋敷を見渡し息を吐く]

何処行ったんだよ…

[胸騒ぎ。
疑念云々以前に安否が気になり、屋敷を後にすれば見回り中の自警団を捉まえ、事情を説明しヒューの捜索を願う。
いくら占われて人と言われようと容疑者なのだから要らぬ疑いを抱かせぬようこんな時間に歩き回るなと釘を刺され、自宅に戻ればポストに手紙を見つけ首を傾げながら居間へ入り、手探りで壁際の電気のスイッチを入れ封筒に視線を落として、消印の無い封筒の見覚えある筆跡に眉根を寄せる]

セシィ?

[最後にポストを確認してからいつセシィが手紙を投函したのか、厭な予感がして慌てて封を切れば、便箋に並ぶ文字を追いながら其の表情は徐々に険しくなり、顔をあげれば便箋を握り締めて家を飛び出した]
(250)2006/05/29 23:43:54
冒険家 ナサニエル
[息を切らして教会へ向かう途中、先ほどの自警団と出会い引き止められ、穏やかに説明する余裕などもう微塵もなくて、自警団を力づくで引っ張って、教会へとひた走る。

――ギィィ

静かな聖堂に扉の開く音が響き渡る。
其処にセシィは居た。
否。セシィだった者が転がって居た。

ステンドグラス越しに差し込む柔らかな月明かりに照らされ、ねじ切られた血塗れの首と少し離れた所に横たわる身体に、ただ呆然と扉の前に立ち尽くせば、後ろから覗き込んだ自警団が小さく悲鳴をあげる。
我に返り駆け寄り其の首をそっと抱き上げ覗き込む]

…セシィ…

[ごめんねと小さく呟けば、白い頬を汚す赤紫の雫を洗い流すかのように、はらはらと温かい透明な雫が降り注いだ]
(251)2006/05/29 23:45:20
冒険家 ナサニエル
[駆けつけて来た自警団が教会の裏手の森を捜索中に、ヒューの遺体を発見すれば教会内に居た自警団員たちはざわめき、数名が慌てて其方へと向かう。
遺体回収の者が抱き締めたままのセシィの首を引き渡せと言うのに、抵抗する気力もなく項垂れたままに首を奪われて、ただ一言だけヴィンスに検死を依頼するのは夜が明けてからにして欲しいと伝え、頷いた自警団が立ち去っても暫くは其の場に立ち尽くし]

……、……。

[顔をあげ聖堂をぐるりと見渡す。
ギルと二人で初めて此処を訪れた日の事を思い出す。
温かな光の降り注ぐ明るい聖堂で笑いあって過ごした幸せな時。
今はもう其の幸せが壊れてしまったのを、所々にべったりと張り付いた赤紫の血が誇示しているかのようで、愁いを帯びた瞳は其の傷痕を見つめ、ゆっくりと瞬けば力ない足取りで教会を*後にした*]
(252)2006/05/29 23:46:56
見習い看護婦 ニーナは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/05/29 23:55:20
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Tool
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