見習い看護婦 ニーナ [倒れるまで。 其の言葉で自分があの時倒れていたんだと気付く。 慌てて辺りを確認すると、診察室。] ―――あ。私…! [またヴィンセントを見上げると、ぶんぶんと首を振った。] ううん、私の方こそごめんなさい! 私自身が倒れちゃうなんて。…こんな時に。…看護婦、…失格ですよね。 先生が気にする事ないですよ、私の自己管理がなってなかったんですから。 心配かけて、…ごめんなさい。 [泣きそうな声に気付く。 そんなに心配させてしまった。倒れた事を後悔する。 何で、何で。あの時倒れちゃったんだろう。 ヴィンセントを申し訳なさそうに、心配そうに、見上げたまま。] | |
(239)2006/05/28 01:18:25 |