のんだくれ ケネス ――酒場―― [カウンターで突っ伏すように寝ていたケネスはゆっくりと目を覚ますと周りを確認した] 酔いつぶれて悪夢をみていた・・・って言うわけにはいかないよな・・・ [ケネスの視線の先には石化したフレディーが横たわっている、更に視線を右に移すとローズマリーがカウンターで寝息をたてている] ふっ寝顔はまだまだ子供だな [ケネスはローズマリーにかけていた毛布のズレを直すとそっと頭をなでてやる] [昨夜遅く教会からの帰りにフレディーがシチューを仕込んでいたのを思い出したケネスが酒場を覗くとマリーが寝ているのを見つけた起こして教会に連れていく事も考えたが悪夢のような現実に引き戻すきにもなれず、一人残すのも不用心過ぎるかと思い朝まで側にいることにしたのだった] さて一夜明けても石化は解けずか・・・ | |
(0)2006/04/24 11:42:23 |
酒場の看板娘 ローズマリー ――酒場―― ん… [ 眠りから覚める。結局、昨晩は無事な人を見つけられずに酒場に戻ってきて、そのままテーブルに突っ伏す形で眠ってしまった。あまりに突拍子な状況に、頭がついていかないまま眠りを求めたのだ。] お父さん… [ 毛布をまとった姿で父親の姿を確認する。もしかしたらこれは全て悪い夢で、朝目覚めれば全ては元通りなのではという思いこそただの夢でしかなく、フレディはやはり石となったままだった。] と、およ? [ そこではたと気付いたのは、いま自分がまとっている毛布。そんなものを被って寝た覚えはない。では、誰かが? あれ、とテーブルに置かれていた手紙に気付く。署名はない。だが、誰が無事なのかが書かれていたし、どこに行けばいいのかも書かれていた。] 教会… と、その前にヴィンセントさんなのですよ。 [ まだハーヴェイの家にいるのだろうか、それとも診療所に戻ったのか、少なくともここには戻ってきていないようだ。 【もしかして石に…】 一瞬、頭をよぎった悪い想像を振り切ると、ローズマリーは外套をはおり外へと出て行った。] | |
(8)2006/04/24 20:17:20 |
冒険家 ナサニエル 『身重の身体なんだから、くれぐれも無茶をしないように。君はじっとしていられない性格だから余り言っても聞かないだろうけど、君はもう君一人の身体じゃないんだ。口酸っぱく言うようだが、か弱い命を大事にしてあげてくれ』 『此処に来てからまた二つほど名前が浮かんだよ。男なら“ローレンス”。女なら“アイリーン”はどうだろう? こうやって幾つ名前を考えたんだったかな。どれも君には気に入らないみたいだが、そろそろ候補を絞り込んでいかないといけないんだよ? 名前は安易に決めるべきじゃないけど、拘りすぎるのも考え物だ。そろそろうんと言って欲しい所だね』 | |
(27)2006/04/24 21:54:24 |
酒場の看板娘 ローズマリー ――酒場→教会―― [ 一度、酒場に戻っていたらすっかり遅くなってしまった。教会に行く前に、もう一度父親の様子を見ておきたかったのだ。 もしかしたら、元に戻っているかもしれない。そんな淡い期待は勿論崩れ去り、父は石になっているのだということを改めて認識してしまう。 何度確認しても、ローズマリーにはこれはなにかの間違いだ、ただの夢なのではという幻想を拭い去ることはできないでいた。] だって… 考えられないのですよ。こんなこと。 [ 小さく呟く。が、だからといって現実から目をそむけていてもいけないと理性が訴える。 とにかく、まずは教会へと向かうローズマリーだった。] | |
(36)2006/04/24 22:36:41 |
学生 ラッセル [凍りついた人々は、当たり前のように…ずっとずっと、はるか昔からそこにそうあったかのように、何の変化もなく昨日と同じ場所にたたずんでいた。 なるほど、これを病気と言い張るのは無理だろう。 実際そうだったとしても、俺ですら信じられない。 だったら、本当にこれが魔性の業で、魔女の仕業で、魔女を炙り出し処刑すればいいのだなどと、簡単には認められないし、やはり分からない事が多すぎた。 どうして俺が動けているのかだって、分からないのだ。] …だが。 [昨日のグレンやギルバート、ルーサーらの反応を見れば…そういう流れであるのは明白だった。 多分、簡単には止まらないだろう。 ハーヴェイの家の資料、それに、ヴィンセント医師が「動けて」いないならヴィンセント医師の家も家捜しして資料を漁ってみるつもりではあったが。 希望薄だ。 こんな事を、現代科学でやってのけるなんて。] | |
(57)2006/04/24 23:18:45 |
医師 ヴィンセント ヒューバート、悪いが、今はアーヴァインの方が先だ……とはいえ、どうせ答えは出ているから、簡単にだけ説明しておこう。皆にも。 [ヴィンセントは皆に聞こえるように、しっかりと発音した] 私は今まで、可能な限り調べていたが……ああも完全に固まっていたら、本当に彫像を相手にしているようでね。正直に言えば現状、石化した住民についてはほとんど分かっていない。 とはいえ、推論の範疇を出ないがいくつか仮説もある。今後も全力で調べていくつもりだ。 皆も、可能な限り協力してほしい。私から言えることは以上だ。 [それだけ言うと、出口に向かい歩き出す] 船着き場だな。見に行くよ。 | |
(125)2006/04/25 00:12:16 |
美術商 ヒューバート [横での騒ぎが大きくなる、正直どうでもいい。 だが、争う声が耳障りなのも確か。 どうせ揉め事をするなら自分に見えも聞こえもしないところでやって欲しいものだ。 そんな事を考えながら立ち上がり、後ろかルーサーとギルバートの首を抱くように抱えた] はいはい、そこまでにしようか。 もうちょっと冷静に考えよう、旦那に牧師様? この男にそれほどの事をする度胸があるのか。 出来たとして、壁を外から張らなかった理由は? 内側から張れなかったとした場合、この場所に来るメリットは? そこまで考えて納得の行く答えを出してからでも遅くないんじゃないか? もし、この場に魔女とやらが居るとしたら俺ならこう考えるがね? "この場に来ても誰からも怪しまれずに、信用され、場をひそかに支配できるような人物じゃないか"ってね。 | |
(176)2006/04/25 00:47:19 |
書生 ハーヴェイ 【もしも仮に、僕やシャーロットのような親しい者が魔女だったとしたら――?】 [思わず発しかけた仮定の科白。だが、妻を喪った時のグレンの様子、魔女への憎悪を思い出した。無用な疑念を作る時ではない。ハーヴェイは曖昧に答えた] ……いや、何でもない。ただ、少し気になることがあっただけだ。 | |
(2006/04/25 00:54:55、書生 ハーヴェイにより削除) |
美術商 ヒューバート 【あー、完全に取り乱してるな。 面倒臭い事この上ないってもんだ。】 [叫ぶクインジーの様子を見ながら呆れ返る。 普段悪ぶっている奴なんて、一発指の骨でも折れば泣き喚くもんだが、コイツも例外じゃなかったらしい。 ま、普段の素行が悪いってのは仕方が無いだろう。 わかっていない、本当の悪人ってのは普段悪人のような振る舞いをしないって事を。] 【帰るかな。】 [目の前の争いごとは完全に他人事。 故にそんな事を心の中で呟く。 何を言っても止まりそうにもないし、これ以上何かをして止める利益もない。 元々、この2人を抑止しようとしたのだって"五月蝿いから"という理由のみだったのだから。] | |
(201)2006/04/25 01:02:51 |