牧師 ルーサー ―船着場― [快晴の空に海鳥の声が響く中、ルーサーは船の上から目の前に広がる村を見る。] ここが新しい赴任地か…… 伝承によると半世紀ほど前に、魔女が出た事があるとか言う話だったな。 [この地に伝わる魔女伝説、そしてその時に死んだ牧師の名もまた、自分と同じルーサーだったと言う話を聞き、彼はこの地に興味をもったのだ。] | |
2006/04/25 08:38:45 |
牧師 ルーサー [心地よい潮風を受け、気持を昂ぶらせながら新しい土地に降り立った時、右肩に小さな痛みを感じた。] ……? [ルーサーの右肩には切り傷のような痣がある。 母の話だと、生まれた時からついていたのだそうだ。 当然今まで痛みなど感じた事はなかっただけに、戸惑いを覚える。] それに、この村の景色…… 以前から知っていたかのような…… [転生という言葉をふと思い出し、ルーサーは首を振る。 まさか、そんな事があるはずもない。] | |
2006/04/25 08:46:38 |
牧師 ルーサー ついでだから、昔起こった魔女事件の事も調べてみるかな…… [理由はよく解ら無いが、その後の結末がとても気になる。 例えるなら、戦場に残してきた人々の行く末が気になるかのような、そんな不思議な気持だ。] とはいえ、もう50年以上前の話だからな…… 上手い事、文献が見つかれば良いのだが。 [ルーサーはそうつぶやくと、荷物の入った鞄を持ち、教会へと*向かった。*] | |
2006/04/25 08:52:59 |
冒険家 ナサニエル ― ナサニエルの家・物置 ― [この村へ帰ってきてから随分家中を整理したはずだったが、物置の中はまだまだ発掘と記録を要するような有様だった。目立つスコップはすぐに掘り当てたものの、血を拭き取るための古着があまり出てこない。見つかった物も幾つかは腐ってボロボロになっていた。] 死んでくれていたなら……か。なんて自分本位なんだ。かつては絆を持つ者同士だったのにな。知る事と、知られる事。“秘密”を通した、厳しい絆。今はただ、煩わしいだけの繋がりになってしまった物。 死んでくれていた方が、きっと俺はほっとする。でもきっと一方で“ぞっとする”のだろうな。――その自分勝手な考え方が、「似ている」から。 | |
(4)2006/04/25 16:27:01 |
お尋ね者 クインジー − 教会 − [その教会のそばでは、中年の男が庭の掃除をしていた。 褐色の髪を短くかりあげた、その男の浅黒い顔には、古い傷跡が大きく目立っていた。 男はルーサーが教会に近づいたのに目を留めると、近寄り、会釈をした。] お話は伺っております。 荷物をお持ちしましょう。 お待ちしておりました、先生。 | |
2006/04/25 16:34:41 |
酒場の看板娘 ローズマリー ――酒場・フレディの部屋―― [ 父を横たえたベッドの脇に、ローズマリーは膝を抱え座り込んでいた。] ………。 [ あれから、まっすぐに酒場に戻ってきた。 「クインジーは俺達に任せて、教会に戻っているんだ」 そう言ってくれたのはケネスだったろうか。だがローズマリーはどうしても教会に戻ろうという気にはなれず。結局、酒場にまで帰ってきたのだ。] ………。 [ 酒場に帰ってから、クインジーの血に染まった衣装を着替え、手を洗い、顔を洗い、髪を拭い、その後はなにをすく気にもなれず、また眠ることもできず。ローズマリーは動かないフレディの傍らでずっとシーツに*くるまっていたのだった。*] | |
(6)2006/04/25 16:46:42 |
牧師 ルーサー ―教会― [ルーサーは声をかけてきた男を見て、ハッと驚く。 顔に大きくついた傷痕の事もあるが、何より何処かで会った気がしたのだ。] あなたは確か……いや……教会の方ですか? [男は鞄を持とうと手を差し出してくる。 だが、何か申し訳ない気持になって、手渡すのをためらわれた。] ……?申し訳ない? [男が自分より年上に見えるだからだろうか? ルーサーは自分の気持に戸惑う。] 荷物は大丈夫です、自分で持ちますよ。 [とにかくそう答え、ルーサーは男に微笑んだ。] | |
2006/04/25 17:47:07 |
牧師 ルーサー それよりあなたの話を聞かせてください。 お名前は何と言うのですか? [心地よい潮風が吹いてくる。 ルーサーはそのまま男と*歩き始めた。*] | |
2006/04/25 17:47:28 |
お尋ね者 クインジー 以前から従僕をしております、クインジーと申します。 お見知りおきを。 では、教会をご案内しましょう。 長旅お疲れでしょう。 部屋の方は整えてありますので、よろしければお休み下さいませ。 | |
2006/04/25 17:57:41 |
お尋ね者 クインジー [丁重に牧師に向かって頭を下げる。ルーサーが歩むままに、男はその後をついて歩き出した。] | |
2006/04/25 17:59:01 |
お尋ね者 クインジー 人が住んでいるのは、ほとんど先生が歩いてきなすった通り沿いだけです。 南の畑の向こうには共同墓地が…… [教会の周囲と、そこから眺められる村の建物について説明していく。 清閑な村の様子からは、50年前になにか事件があったことなど伺うことはできないだろう。] | |
2006/04/25 18:06:48 |
牧師 ルーサー クインジーと言うのですか……私はルーサーです、よろしく。 [軽く頭をさげ、どこか引っかかる名前を胸に村を見渡す。 なるほど確かに小さい村だ、とルーサーは思う。 50年以上前の事件とは言え、その後の村の人口に影響を与えてるのかもしれない。 だが、村の風景自体はは平和そのもので、魔女事件があった事など想像もつかない。] 共同墓地ですか……また後で行ってみましょうかね。 [とりあえず、教会で挨拶をしてから文献を調べてみよう。 ルーサーはそう考え、クインジーに礼を言ってから、礼拝堂へと*入っていった。*] | |
2006/04/25 18:39:54 |
お尋ね者 クインジー では、なにか御用がございましたら、私にお申し付けください。 [静かな微笑みを浮かべ、ルーサーに頭を下げた。] | |
2006/04/25 19:15:31 |
農夫 グレン ――森→教会―― [ケネスがローズマリーを気遣い先に彼女を教会へと帰らせる。] ギルバートは? [そう尋ねるもケネスは首を振る。 やがてケネスはクインジーを教会へ連れて行こうと言い出した。 冗談じゃない。 最初はそう思った。 死体と言えども魔女(かもしれない男)を、教会につれて帰り、何か起こればどうするのだと嫌悪を感じたのだ。さっさと焼き払いたくもあった。だが、既に死んでいる事もあり渋々と納得をした。ケネスをその場に残して、台車らしきものを近くの民家より借りると、それにクインジーの死体を乗せて教会への道を歩き始めた。 クインジーが落とした血を辿るように教会へ。] | |
(9)2006/04/25 20:57:30 |
のんだくれ ケネス ーー西の森ーー [赤黒い血がへばりつく両の掌をみつめケネスはしばらく一人でその場にたたずんでいた] 俺はあの時、俺ならクインジーを納めれると思っていた・・・ 奢りだったのか?俺は何をしていたんだ・・・ 俺も立派な魔女狩りの一員だな・・・ [ケネスはシェリーに罵倒を浴びせる狂気を宿した隣人達の目を思いだしていた] 【マリーから見れば俺も狂気に走っているように見えただろうな・・・】 [いつまでも嗚咽をもらし震えていたローズマリーを思いだす] 【一度加熱した魔女狩りへの空気はそう簡単に冷えはしないだろう】 【俺のこの汚れた手はせめてマリーを護る為に使おう】 [ケネスはそう自分に言い聞かせると森を後にした] | |
(11)2006/04/25 22:03:51 |
美術商 ヒューバート −自宅− [クインジーがローズを連れて逃げた後、我関せずといった顔で自宅へと戻っていた。 アレを完成させる為に、もしかしたら必要になるかもしれないローズの事は気にはなったが、追いかけるほど執着もしてはいない。 とにかく無駄に狂気に満ちているあの場にあれ以上居るのは馬鹿馬鹿しく思えたのだ。] さてと、そろそろ戻るとするか。 【……クインジーはあの怪我で治療もせず動き回ったなら八割方死んでいるだろうな。】 ついでに、村の様子でも見ていくか。 ま、この静かさだ。 何か良い方向に変わったとも思えないが…… [ヒューバートは村を軽く見回りながら教会へと戻った] | |
(13)2006/04/25 22:44:41 |
美術商 ヒューバート −教会− [中へ入ろうとすると、グレンと台車の姿が見える。 最初は何か雑貨品や食料でも運んできたのかと思ったが、近づくにつれ鼻に付く"鉄臭い匂い"がその考えを否定する。] 【ああ、死体か。】 [台車の中を確認すると、もはや息絶えているクインジーの姿があった。] さて、クインジーが死んだか……。 いや、この場合"殺された"かな? だが、クインジーが死んでも今の所村に変化は無し。 もし、クインジーが魔女であったと仮定したとしても…… 石化や壁は術者が死んで暫くたたないと術は切れないのか。 それとも、術者が死んでも術はずっと持続するのか。 後者なら絶望的って奴だな。 まぁ、魔女とやらがこんなに簡単に死ぬとも思えないがね。 | |
(15)2006/04/25 23:02:57 |
農夫 グレン [それはナサニエルだった。 スコップと古びた古着を持っている。] ああ、死んだ。 [だが村は元には戻っていない。 …魔女がまだいるのだろう。] | |
(2006/04/25 23:03:31、農夫 グレンにより削除) |
牧師 ルーサー ―教会・書物庫― [ルーサーは、この地の子供達に学問を教えるため、赴任してきており、しばらくは、教会の一室を借りて泊まれる様に話がついている。 地方伝説への興味は、彼の趣味から来るものではあったのだが、教会と言う場所は文献の集まる所でもあり、宿泊と興味を満たせるていう点で最適な場所だった。] ふむ…… [ルーサーは魔女事件に遭遇した村人の記述を読み、物思いにふける。 それはにわかには信じがたい物であった。 文字は年月のために薄れ、所々欠損しているため、一気には読めない。だが、事の始まりは魔術によって壁が作られ、人々が石にされた事だと言う。] これだけ、明確に魔術が行われたとする記述は珍しいな…… 大抵の魔女事件の発端は、魔術だか何だかわから無い事から始まるのだが…… 悪意を持って、魔術を行使した者がいると言うことか? [記述を全部読み進めてみないとわから無いが、あちこちが欠損しているため、一晩で読みきるのは無理そうだ。] | |
2006/04/25 23:19:06 |
お尋ね者 クインジー − 共同墓場 − [クインジーの日課の一つに共同墓場の見回りがある。週に一度は墓の掃除をし、草が伸びれば刈り取る。] 今日はいい風だなぁ……。 [空を見上げる。] | |
2006/04/25 23:28:31 |
美術商 ヒューバート そうだな、少なくとも砂浜の方から海への壁を調べたがまだ消えていなかった。 いやいや、ここに集まった連中の中に怪しい奴が居るとすれば…… この村の出身でもなく、突然村に現れた奴……とかなぁ? [ほぼ一名しか居ない該当者を暗に示す。 まぁ、実際どうだかは全くもってどうでもいいことなのだが。] おっと、ソレを言えばこの村に4.5年しか居ない俺も十分怪しいか。 あとグレン、コレは俺からの助言だが。 冷静に、もし己がこの状況を作り出した当事者なら……どのポジションに居るのが一番安全かって考えてみろ。 そうすりゃ、結構目標にぶち当たるかもしれないぞ? 【普段からいかにも魔女に見える奴が居たら、お目にかかりたいね……。 ああ、他の奴から見たら俺がそうだったのか。】 [ヒューバートは心の中で苦笑しながらそういうと、教会の中へと入って行った。] | |
(23)2006/04/25 23:30:49 |
お尋ね者 クインジー さて、このあたりは、だいぶ草が伸びてしまった。 きれいにしなきゃいけないな。 [クインジーが歩いてきたのは、共同墓地には、数十年ほど前に新しく拡張された一角がだった。 クインジーが生まれる前の話だ。この村に恐ろしい災害が起こり、多くの村人がそれで命を失ったという。 ここにはその者たちの墓がある。] | |
2006/04/25 23:32:00 |
牧師 ルーサー [記述を読むうち、村人が1人殺されると同時に、牧師が死亡するくだりが目に入る。背筋がぞくりとした。] ……今日はここまでにしておくか…… [不思議な不快感に包まれ、ルーサーは書物から目を離す。 気分転換に一旦外に出て、辺りを散歩する事にした。] | |
2006/04/25 23:32:55 |
お尋ね者 クインジー [新しい敷地は、海の見える眺めのよい高台にあった。普段は人が来ることもまばらなこの場所を、クインジーは気に入っていた。] ここは、落ち着くな。 [いつもベンチ代わりに座っている平らな大石に腰掛け、クインジーは一休みをしている] | |
2006/04/25 23:35:57 |
農夫 グレン 【どの位置にいるのが安全だって?】 [そのまま視界に見えるのは教会。 そしてその中に佇むシャロ。 ………母親が魔女として殺されたと告白したハーヴェイの姿が脳裏に浮かんだ。グレンは惑っている。] 【…故に僕が行うべき事は。 疑わしいとされた者が本当に魔女かどうか、見極めることだ。真にこの村に害悪を為す魔女かどうか、確かめるために…】 [ハーヴェイの言葉が響く。見極めるとは何だ?害悪も何も、既にこれは…ルーサーが目の前で殺された事は「害悪」だ。この村にいる魔女は「悪」そのものだろう。 十字を切る。 魔女の息子が即に魔女という訳ではない…。 まだ、グレンはそう思う。 けれども、…。 今までハーヴェイと過ごした年月と、「彼自身が告白」した事が秤のように不安定にグレンの心を揺らしている。] | |
(34)2006/04/25 23:44:36 |
牧師 ルーサー ―共同墓地― [あちこちを見て回るうちに共同墓地へと来てしまう。 ふと見ると、ベンチに座っているクインジーが目に入った。] ここは静かで良い所ですね。敷地も随分と手入れをされているようですし……。 [そう声をかける。 墓地と言うと不吉なイメージが伴う場所だと思うのだが、ここは違う気がする。 静かで、整えられた寝所……彼の手入れがなせる技だろうか。 ルーサーは素直に感心した。] | |
2006/04/25 23:52:35 |
お尋ね者 クインジー [ルーサーに気づき、立ち上がって会釈する。] ご用はお済みですか、先生。 | |
2006/04/25 23:55:33 |
お尋ね者 クインジー 何十年か前に、村に大きな災厄があったと言われています。そのとき、多くの村人が命を落としたと言うことです。 私が生まれる前の話ですから、年寄りに聞いた話でしかありませんが。 ガキの頃にはよく、悪さをすると脅されたものです。 | |
2006/04/26 00:00:47 |
お尋ね者 クインジー 悪さばっかりしてると、魔女がやってきて石にされちまうぞ、って。 | |
2006/04/26 00:01:26 |
牧師 ルーサー ああ、いえ……しばらくは教会に泊まらせてもらうつもりです。あなたはどうぞ、休んでてください。 [ルーサーはクインジーに座るように勧めると、立ち並ぶ墓標を見つめる。] | |
2006/04/26 00:01:54 |
書生 ハーヴェイ 【活性化した霊力は時として精神に影響を及ぼす……心身の不調、夢遊病の原因、そして、力の暴走】 【ステラには魔力にたいする感受性があるのだろう……とすれば】 【言霊による示唆を与えてやることも可能か】 | |
2006/04/26 00:03:29 |
お尋ね者 クインジー ま、年寄りの戯言ですがね。 婆さんがあまりに真剣な顔で脅すものだから、ガキどもはみんな布団かぶっておびえたものですよ。 | |
2006/04/26 00:04:44 |
牧師 ルーサー 魔女が来て石に……ですか…… 昔、そんなことがあったそうですね…… もっともあの記述が本当かどうかはわから無いんですが。 [石にされた人が最後どうなったかと言う記述、それはまだ読んではいない。] 彼らは最後、どうなったのだろうか…… [妙に気になってくる。一気に読み進められない事がもどかしかった。] | |
2006/04/26 00:08:10 |
お尋ね者 クインジー いやあ、そんなものは子供を怖がらせるための、おとぎ話ですって。 たぶん、実際にあった災害というのは、伝染病かなにかだったんじゃないかと思いますよ。 魔女だの石だの、そんなこと、神がお許しになるはずがないでしょう。 | |
2006/04/26 00:12:37 |
書生 ハーヴェイ 【もう少し強く圧しこめるか】 【ステラが己の内圧に耐え切れなくなるように】 【そして修道女であることを自ら棄て去ろうとするように】 | |
2006/04/26 00:22:20 |
修道女 ステラ 頭が、痛い……ずきずき、する……。 頭が、くらくらする。 | |
2006/04/26 00:25:39 |
牧師 ルーサー やはり…そうなんでしょうかね…… 悲劇に錯乱した村人が書いた、ありもしないおとぎ話…… その線もありますね。 [と、いうよりその方が可能性が高いのでは無いか? 素直に信じてしまうとは、我ながらどうかしている。 ルーサーは自嘲気味に笑った。] そして、ふと下を見ると古びた小さな墓標が目に入る。] 文字がひどくかすれているな…… ……カ……ミ……ラ? [かろうじてそれだけが読み取れた。] | |
2006/04/26 00:29:23 |
お尋ね者 クインジー まぁ、災害があったのは確かなことらしいです。 そンときは、あちこちに適当に埋められたらしいですが、あとになってここに移しかえられました。 災害だけでなく、混乱した村人が傷つけあったりといった、痛ましいこともあったということです。 まぁ、もう過去の話です。 先生は、こんな話に興味がおありで? | |
2006/04/26 00:33:20 |
逃亡者 カミーラ [ナサニエルとは別の視線、その先を見るとヒューバートがそこにいた。] 【…面倒な事になりかねないねぇ。】 [カミーラは心の中でため息をついた。] レディに名前を名乗らずに質問とは…随分じゃないかねぇ。 [カミーラは若干挑発気味にヒューバートに言った。] 私がこの村にきた理由だって? [カミーラはやれやれっと言った感じで手をあげた。] 【ここで教会関係者…だなんていっても余所者である以上効果ないだろうね。 それにこの村にきた理由なんていったところで信用しないだろうしね…】 旅人に目的なんてあるかい?それとも辺鄙だろうと、この村に旅人がきたってのは問題かい? [カミーラはヒューバートに対してキツく言い放った。] | |
(77)2006/04/26 00:37:07 |
学生 ラッセル [息をつこうとしたが、うまくいかなかった。 そのまま話す。] へらへら、していたか?気付かなかったな。俺は色々考えていたさ、これでも…ものの役にも、立たない事だったかもしれんがな。 ふん。げほ、げほっ! [咳き込む。] …俺が冷静、か。面白い冗談じゃないか。くっく。 [す、っと、うって変わって真剣な目でグレンを見つめる。] グレン。冷静でいろ。 あんたが間違えて、魔女でないものを、言いがかりをつけて、殺してしまったら。きっと、後悔するぜ。 …あんたはそれに、気付かないかもしれないがな。 [いつもの目に戻る。] クインジーと、ローズマリーは、どうなったんだ? 申し訳ないね、一番大変な時に気を失って。くっくっ。 | |
(83)2006/04/26 00:45:48 |
牧師 ルーサー ええ、興味ありますよ、クインジー。 伝承や伝説は、実際に起きた災害や人の心と密接な関係がありますからね。 もちろん事実が元の場合もありますが…… さすがに魔女は…… [と、言いかけて口をつぐむ。 不思議と言い切れない何かが、ルーサーの中にはあった。] ですが、何らかの災厄があった事は確かなようですね。 興味深い話をありがとう、私はそろそろ戻ります。 [そうクインジーに告げると、ルーサーは*教会へと戻っていった。*] | |
2006/04/26 01:11:01 |
農夫 グレン …今、俺は一瞬何を考えた? シャロを、魔女では…と考えなかったか? | |
2006/04/26 01:29:51 |
流れ者 ギルバート [レベッカの肩に手を掛ける。 こんなときに何を考えているんだ、そうも思う。 だが、きっと今は勇気が必要なのかもしれない。 レベッカを守るために。子供達を救うために。 そう自分で言い訳しているのを分かっているのに。 レベッカを抱きしめながら、ゆっくりと部屋の隅にあるベッドへと座らせる。横にギルバートも腰を下ろし、唇をようやく少しだけ離す] レベッカ。俺、自分でも言っていいのか分からない。 でも我慢できない。もし君を傷つけたのなら詫びる事しか出来ない。 でももう、駄目なんだ。 俺は君を・・・・・・ 愛している。 [すぐ近く、息がかかる距離で、レベッカの目を見つめる] | |
(119)2006/04/26 01:39:37 |
学生 ラッセル 【魔女。】 [もう、そういう風に、考えるしかなかった。 そういう風に頭を切り替える、最後の段階。 ありえない、などと言うつもりはないし、言っても仕方ない。 実際起こっている事が「ありえない」わけがないからだ。 魔女は、基本的に普通の人と同じだという。 だったら、基本的には同じ人間と考えたい。 神だの悪魔だのなんて言葉で片付けても仕方ない。 魔術…今のところそうとしか呼べないものは確かに存在し。 それを扱う人がいて、それは魔女と呼ばれる。 そいつ、あるいはそいつらは…。 村人をああいう姿にして、おそらくはアーヴァインを見せしめるように殺し、俺やルーサーを攻撃した。 そう考えるべきだった。 …そう考えるしかなかった。] 何が起こってるんだよ。くそ。 | |
(121)2006/04/26 01:46:42 |
美術商 ヒューバート [カミーラの胸を貫いた短刀を抜き、横へと勢いよく振る。 刃へと付着した血が飛び、地面に細かな点による線を描いた。] 【ま、こんなもんか。 アンタには特に俺が欲する"部品"がないからな。 そのままのカタチで置いておいてやるよ。】 [短刀を腰へと戻し、ナサニエルへと視線を戻す。] ……大丈夫か? 危なそうだったんでな、つい身体が動いてしまった。 [ヒューバートはナサニエルの腕を掴み立たせた。] さて、それじゃルーサーの埋葬をしてくる。 墓地の少し奥、若干開けた場所でいいだろう。 その女に関してはアンタに任せるよ、ナサニエル。 [ヒューバートはそういうとルーサーの遺体を抱え、墓地の方へと*歩いていった*] | |
(129)2006/04/26 02:00:15 |
のんだくれ ケネス [ケネスは背中越しにラッセルの言葉を聞くと振り向いて] 目的についても考えて見たんだ 遊ぶだけにしては手間を掛けすぎてる感がある 俺の中でしっくりいった考えは2つ以上の意思が入り乱れている 奴らには奴らなりの制約が実は多々ある、例えば魔法を使える回数とか相手との距離とかのな 何らかのルールにのっとって遊ばれているだけ 今回の事全体が何らかの儀式になっている あと一番突飛なのが・・・敵対する魔女Aを捜している魔女Bが 魔女Aを閉じ込める為に結界をはり、魔女Aは人間のふりをしてやり過ごそうとしているまたは人の力を借りて魔女Bを殺そうとしている・・・ 最後のはさすがに妄想し過ぎかな・・・ [そう言って力なく笑うとケネスは*再び出口に向かった*] | |
(148)2006/04/26 02:37:48 |