お尋ね者 クインジー − 教会 − [クインジーは、礼拝堂の掃除をしていた。 田舎のこの教会に、礼拝する者といってもほとんど村人、それも集まるのは日曜日ぐらいだ。 しかし、毎日の掃除は彼の日課であった。] | |
2006/04/26 10:16:06 |
牧師 ルーサー ―教会の一室― [ルーサーは間借りしている教会の一室で目を覚ました。 ぼんやりとした頭で、昨日少し読み進めた過去の記述を思い出す。書かれていたのはある女性の死。] 村人の懐疑は村になじめてない者に向かうと言うことか…… [部屋を出て井戸に向かい、そこで顔を洗う。 今日は子供達に、読み書きを教えなければならない。 この村には元々孤児院があり、それに付属する形で子供に学問を教える場が出来たのだそうだ。 都市部ならともかく、このような片田舎には珍しい事なのだが、地元の有力者が学問を推奨していると言う事が、大きく影響しているらしい。] | |
2006/04/26 11:37:01 |
牧師 ルーサー さて行きましょうかね。 [ルーサーは身支度を整えて鞄を持つ。 外に出ると、庭を掃除しているクインジーに気づいた。] おはよう、クインジー。 朝から大変ですね、お疲れさまです。 [ルーサーはそう挨拶して、頭をさげる。 これは彼の信心深さから来る物なのだろうか…… あるいは、顔の傷痕と何か関係が…… そう思いかけて、ルーサーは苦笑する。 いけない、いけない、伝承好きが高じて人の過去にまで興味を示している。 ルーサーはクインジーの横を通り過ぎると、孤児院のある*方向へと向かった。*] | |
2006/04/26 11:45:59 |
お尋ね者 クインジー 行ってらっしゃいませ、先生。 [丁重に挨拶をする。入り口までルーサーを見送った後、彼は礼拝堂の清掃を続けた。] | |
2006/04/26 12:03:55 |
流れ者 ギルバート −孤児院− [レベッカの声が聞こえる。首筋にやわらかい感触がある] ・・・・・・ もう朝か。 [目の前にはレベッカが。今となっては、混乱する自分を奮い立たせてくれる唯一の存在。 そして戦いの朝が来る。なんとしても魔女を全て排除しなければならない理由が出来た] もう、大丈夫だ。 [レベッカの体を優しく抱きしめ、体を起こす] ・・・・・・ 魔女を、倒そう。 [レベッカから体を離し、足元に転がっている拳銃の整備を始める] レベッカ、聞きたい。君が魔女だと思うのは誰だ? 俺は・・・・・・ [脳裏にステラの冷淡な表情が浮かぶ。それが正しいのか、それが知りたいだけなのかもしれない] | |
(26)2006/04/26 23:20:03 |