人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1387)Hunting and Avenge : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
修道女 ステラが参加しました。
修道女 ステラ
――村・共同墓地――
[ステラはヤツデの花を一つの墓地に静かに供えて、祈っていた。カソックは身に付けておらず、長い金髪が月に良く映えた。]

――主よ、みもとに召された人々に、永遠の安らぎを与え、あなたの光の中で憩わせてください。

キリストの恵みに支えられて希望に生き、人生の旅路を終えて、ふたたび兄弟とまみえ、わたしたちの涙がすべてぬぐわれますように。
主キリストによって。アーメン。
(0)2006/04/22 00:31:16
修道女 ステラ
[簡易な死者への祈りだったが、淋しそうな影を地面に落としていた。立ち上がり空を見上げたが、満月とは程遠く、今にも消えてしまいそうな細い月が、頼り無く揺れていた。]

三ヶ月前のこの日も、こんな夜だったかしら……?
(1)2006/04/22 00:37:38
修道女 ステラは、小さく呟くと、一つ溜息をついた。
2006/04/22 00:37:56
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
―夕方・自宅―
[斜めに差し込む朱色の光が、窓枠に腰掛ける青年の横顔を照らしていた。やがて彼は床に降り立つと、読んでいた本を机に置いた。木の窓を閉めようと手を伸ばし、ふと地上を見下ろす。見覚えのある修道衣を見つけ、視線を止めた]

(おや……あれは、ステラか。今日は早いな……どこかへ行くのだろうか)

[ハーヴェイは内心呟き、彼女の歩む方を眺めた。小さな共同墓地。ハーヴェイに、一つの心当たりが思い出された]

そうか――今日は、僕の乳母が――ネリーが死んでから三箇月になるのか。
行ってやらないと、な。
(2)2006/04/22 00:46:36
書生 ハーヴェイは、軽く身支度を整え、部屋を出て行った。
2006/04/22 00:47:26
書生 ハーヴェイ
――夜・共同墓地――
[西に浮かぶ弦月はごく細く、わずか明かりしかもたらさなかった。だが、晴れた空からは星明りがまたたき、ハーヴェイの目に墓地への道のりを示していた。門の向こう、目指す墓石の前に女性の人影を見つけ、ハーヴェイは立ち止まった]

ステラ……。君も祈りに来ていてくれたのか。
(3)2006/04/22 00:52:08
書生 ハーヴェイは、門扉を押し開け、墓地の中に入っていった。
2006/04/22 00:52:12
修道女 ステラ
――共同墓地(夜)――
[墓地の門が開く音に気付き、ステラは顔を上げた。黙って微笑を浮かべ、譲るように一歩墓石の前から退いた。]

夜分に失礼させて頂いています。
……ハーヴェイさんもお祈りに来たんですね。
きっと、ネリーさんも喜ぶと思いますわ。
(4)2006/04/22 01:07:20
書生 ハーヴェイ
――墓地内――
[ハーヴェイは敬虔に頭を垂れ、ひざまずいて祈りを捧げた]

ネリー、どうか安らかに。あなたの魂が、今も僕を見守ってくれている事を願うよ。
在りし日のあなたに、感謝を捧げつつ祈る。アーメン。

[胸の前で組んだ手を解くと、静かに立ち上がった]
(5)2006/04/22 01:10:57
書生 ハーヴェイは、修道女 ステラに向き直り、軽く会釈して微笑を向けた。
2006/04/22 01:11:28
雑貨屋 レベッカが参加しました。
雑貨屋 レベッカ
――孤児院内――
[子供達が寝静まった後の院内で、片付けをしていた。雑貨屋の準備の為に遅くまで居られる状態では無かったが、仕事が残ったままでは終われない性分だった。]

…明日も共同洗濯場に早いうちに行かないといけない量ね。

[集めた子供達の汚れた衣類を見下ろして、レベッカは溜息をついた。]
(6)2006/04/22 01:16:22
書生 ハーヴェイ
ありがとう、ステラ。よく憶えていてくれたね。
月日の経つのは早いものだ……ネリーが息を引きとった朝は氷が張り詰めるほど寒かったというのに。

[ハーヴェイは屈みこんでヤツデの花に触れた]

……もう、こんな花が咲く季節だ。
(7)2006/04/22 01:20:18
医師 ヴィンセントが参加しました。
医師 ヴィンセント
――診療所・自室――

[寝台に腰掛け、額に手を当てる]

存外、辛くなってきたな……。

[ため息の代わりのように、小さくつぶやいた。部屋の光源は、窓から入り込む細い月明かりだけ。それをむしろ心地よく思いながら、静けさに一日が終わったことを認識する]
(8)2006/04/22 01:21:20
酒場の看板娘 ローズマリーが参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリー
――夜・酒場――

 ふう、今日は皆さん素直にお帰りだったのですよ。

[ 客のいなくなった酒場にて、ひとおり片づけをすませてローズマリーは小さく呟いた。]

 ノーマンさんとか、お店でそのまま寝ちゃうことも多いですからねー。

[ くすくすと笑っていると、カウンターの奥から「片付けが終わったのなら早く寝ろ」という声にたしなめられ、はーいと返事をするとローズマリーはエプロンを外した。]

 それではお父さん、おやすみなさいなのですよ。

[ しゅた、と手をあげて挨拶をし、カウンター脇の扉を開けて自室へと*戻っていった。*]
(9)2006/04/22 01:23:24
修道女 ステラ
そうですね、あの頃に比べると大分、温かくなりました。
でも……、ヤツデの花の咲く季節までご存知なんて、本当に博学ですね、ハーヴェイさんは。

[ステラは感心した様に柔らかく笑んだ。]

ヤツデはあまり目を引く花ではありませんから、知ってるとは思いませんでしたわ。
(10)2006/04/22 01:30:41
流れ者 ギルバートが参加しました。
流れ者 ギルバート
−夜・孤児院・ギルバートの自室−
[ようやく子供達は寝静まったようで、今は孤児院も静寂に包まれている。ギルバートは静かに夜空を見上げる。

部屋の隅には小さな隠し部屋のようなものがあり、その中には今までの”稼ぎ”の蓄えが保管されている。きっと今の子供達が成人し、この孤児院に稼ぎを入れるくらいまで育つまで尽きる事は無いだろう。だが表向きにはそれを悟られないよう、寄付などで賄っているという事になっている]

・・・・・・

[窓の外に広がる闇はまるで自分の過去を反映している、そう思えてならない。だからこそ懺悔を欠かさず生きていく、それが今は大切な事だ]
(11)2006/04/22 01:35:57
医師 ヴィンセント
(あれから……都を追われて、この村に落ち着いて、もう何年になるだろうか)

[思い馳せる。ここには日々を生きていくのに何の危険もないし、食うにも困らない。住居を兼ねる診療所も構え、村に唯一の医者として頼られてもいる。
都にいた頃より、今の自分はまともな生活をしていると言える。が……]

ここの空気は、どうも優しすぎる……。

[つぶやき、今度こそため息をついた]
(12)2006/04/22 01:37:50
書生 ハーヴェイ
いや……魔を払う、人を招くといった伝承があると読んだ事があってね。あまり見かけないが、珍しかったから憶えていたまでさ。

[答えると、空を見上げて息を吐いた。白い吐息が立ち上り、拡散して消えた]

しかし、夜となるとまだ冷えるな。あまり身体を冷やさないようにした方が良い。修道衣よりも薄手だろう、その服は。
(13)2006/04/22 01:38:58
書生 ハーヴェイは、修道女 ステラを見つめ、上着を差し出した。
2006/04/22 01:42:24
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット
― 村/船着場近く ―
[砂浜に座りこんで海を見ていた]
[細い淡月が海面を輝かせている]

そろそろ、怒られる前に帰らないと…。

[唯の呟きが潮風に吹かれて行く]
[動こうとはせずに、砂を手で掬ってはそれが飛んでいくのを見ていた]
(14)2006/04/22 01:44:16
書生 ハーヴェイ
――墓地――
[既に月は沈み、辺りには夜の静寂が立ち込めていた。辺りに動く者の姿は無く、しんとした空気には墓地特有の冷たい湿気が混じっていた]

さ、もう遅い時間だ。今晩は帰るとしよう。
君の家まで送っていこうか、ステラ?
(2006/04/22 01:46:52、書生 ハーヴェイにより削除)
修道女 ステラ
まあ、ヤツデにそんな伝承が……?
教会の裏に少し咲いているんですが、何だか因縁を感じますね。

[ステラは戸惑いながらもハーヴェイの上着を借りた。]

ありがとうございます。
……では、ご好意に甘えて貸して貰いますね。
もう暫くの朝夕は恐らく寒いんでしょうね。
(15)2006/04/22 01:49:49
書生 ハーヴェイ
――墓地――
[いつしか月は山の端に消え、辺りには夜の静寂が立ち込めていた。辺りに動く者の姿は無く、しんとした空気には墓地特有の冷たい湿気が混じっていた]

そうだな、まだ全くの春というには少しあるだろうね。
さ、もう遅い時間だ……今晩は帰るとしよう。
君の家まで送っていこうか、ステラ?
(16)2006/04/22 01:59:01
のんだくれ ケネスが参加しました。
のんだくれ ケネス
ーー自宅寝室ーー
[ケネスは窓際のベッドの上で月明かりに照らされている、酒の匂いが漂う部屋の中よこたわってはいるがその目は中空に注がれている]

酒が足りなかったかな・・・

[ケネスはそう呟くと上半身を起こし外を見つめる]
(17)2006/04/22 02:01:42
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
― 自宅 ―

[ゆらめく灯りにグラスをかざす。光を受けた琥珀色はその姿と匂いで彼を誘うが、彼は冷めた表情のままだ。]

この十年、一人で居る時に酒を注ぐ事はなかった。俺は父さんに似てきている……のか?

[ナサニエルは、酒を近づけようとしている自分と遠ざけようとしている自分に気付いて、溜息をついた。]
(18)2006/04/22 02:11:00
冒険家 ナサニエル
父さん……か。

[彼巡の後、彼はゆっくりとグラスを傾けて誘惑の色を迎え入れた。喉を通して心地よさが染みていくのを感じているのに、心が酔うのを妨げる。]

俺なんかが人の親になる。なっていいんだろうか。ちゃんと俺は自分の子を愛せるんだろうか。
……この所、毎晩同じ事を考えてるな。きっと余りいい事じゃない。
(19)2006/04/22 02:13:21
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは視線を流して、さっき書き上げたばかりの手紙を視野に入れた。]

そして毎晩、これを見てほっとする。同じ事の繰り返し。
俺はきっと馬鹿なんだな。馬鹿だから、同じ事を繰り返す。

手紙を書けている間はまだ大丈夫だ。
俺はまだ、書きたくて書いている。

[自分に言い聞かせるように呟いた後、彼は残りの酒をゆっくりと*流し込んだ*。]
(20)2006/04/22 02:15:51
書生 ハーヴェイは、修道女 ステラを、彼女の家まで送っていった。
2006/04/22 02:20:12
のんだくれ ケネス
シェリー・・・
[ケネスは女の名前を呟くと力なく頭を振った]
[首元の鈍く光る金属のネックレスを引きずり出すとその先には古ぼけた指輪がぶら下がっている]
もう何年も経つってのになぁ・・・
[ケネスはベッドサイドのラム酒の*瓶に手をのばした*]
(21)2006/04/22 02:22:23
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
―自宅―

[右手の人差し指と中指で、抱え込むようにして読んでいる本の頁を繰る。灯かりは僅かだったが、気にも留めていない。

雑然とした部屋だった。
見かけは片付いている風だし、自分はどこに何があるか大体は分かっている。が、単純に物が多すぎた。

頭の回転が鈍いと感じて、脇に置いた容器の蓋を取り、手の平に蜂蜜を取って舐めた。

が、その際に、何かの拍子で脇に積んだ本が崩れた。]

っち。

[舌打ちして、頭を振る。]
(22)2006/04/22 02:41:51
学生 ラッセル
はぁああ。うざってぇな。

[ため息をついて崩れた本を跨ぎ、窓際に立つ。
少し開き放しになっている窓から、空を見上げる。]

もうこんな時間か。

畑の方もようやくここの土に慣れてきたところだ。
もう俺にはそっちが本業なんだから早く眠らないとな。
くっくっ。

[唇の端を吊り上げるようにして、低く笑う。]
(23)2006/04/22 02:53:12
学生 ラッセル
[ふっと真顔に戻る。]

寝るか。
丁度灯かりも切れた。

[地味に布団に潜り込む。
先ほどの本の山は崩れたままだ。

虚空を睨みつけるようにして、そのまま目を閉じる。

回らない頭で、今日読んだ本や、色々な事を考えた。
若い時分に染み付いた性分はは中々直らないものだった。こうして何かを考えながらでないと、眠りにつく事ができない。

非効率的だ、と思う。

そんな事を考えるうちにいつも、*眠りに落ちる。*]
(24)2006/04/22 03:10:40
農夫 グレンが参加しました。
農夫 グレン
―自宅・寝室―

[まだ朝も空けやらぬ時間に目が覚める。遠くで鳥の鳴き声。

…久しぶりに悪夢を、見た。
妻が笑う顔と大きなお腹を撫でる手。
幸せそうに振り向く顔。それが失われた…あの時の、顔。
死んだ子供の姿。]

[頭を、振る。
もう2年…いや3年近くにもなろうとするのに。

瞑った瞼の裏で、夢の中で嘲るように笑っていたイザベラの顔が回る。信じていた。信じていたのに。

深く沈んでいきそうになる気持ちを持ち上げ、少し早かったが軽く食事をとり、家を出る事にした。]
(25)2006/04/22 05:02:02
農夫 グレン
――自宅→共同墓地――

[人も活気もまだない村内の道を歩き、共同墓地へと。
手には道端で朝の目覚めを待とうとする小さな花を数本手折り。]

[ある墓石の前へと供える。
片膝をつき、祈り。]
(26)2006/04/22 05:29:47
農夫 グレン
――共同墓地――

[立ち上がった視界、薄明る墓地の中にぼんやりと白い花。
ネリーの墓。自然そちらへ足が向かう。]

もう三月なんだな。
ネリー、ハーヴェイは元気だよ。

[祈りを唱え、「アーメン」]
(27)2006/04/22 05:38:35
農夫 グレン
そろそろ仕事の時間だな。

[白。朝の気配、全てが活発に動き出し始める気配を感じる。他の朝早い村の人間が出かける前の食事をとる時間だろうか。]

[共同墓地を出ると、仕事道具をとりに一度自宅へ戻り、
*畑に出る事にした。*]
(28)2006/04/22 05:45:55
牧師 ルーサーが参加しました。
牧師 ルーサー
―教会の一室―
[薄暗い部屋の中で、ルーサーはため息混じりに聖書を閉じた。]

今日は何も頭に入ってこないな……

[羊皮紙の上に丹念に書かれた言葉が、記号の羅列に見える。
かすかに痛む肩の傷。]

ああ、彼女が死んだ日が近づいているのか。

[痛みと共に湧き上がる過去の記憶。
ルーサーは閉じた聖書を見ながら、*眉をしかめた。*]



(29)2006/04/22 12:15:02
酒場の看板娘 ローズマリー
――酒場・裏――

[ 井戸から汲み上げた水を桶に移し、んー、と背伸びをする。]

 今日もよい天気でなによりなのですよ。

[ 春特有の心地よく、少しだけ肌寒い風に吹かれながら笑顔を見せる。よいしょ、と声に出して桶を持ったところでローズマリーのお腹がぐぐぅと鳴った。]

 ………。

 お父さーん、お昼ご飯はいかがでしょおかー?

[ 桶を手に、裏口から酒場の厨房へと*入っていった。*]
(30)2006/04/22 12:23:19
お尋ね者 クインジーが参加しました。
お尋ね者 クインジー
うー、ひっく。
(31)2006/04/22 13:01:51
お尋ね者 クインジーは、路地で*寝ている*
2006/04/22 13:10:31
のんだくれ ケネスは、夢をみている
2006/04/22 13:19:55
のんだくれ ケネス
ーー自宅(夢)ーー
[暗闇の中、女性(シェリー)の面影が浮かんでは消える、真剣に仕事をするまなざし、ふと目線があった時の笑み、上目づかいのふくれっ面、そして最後に見たあの悲しげな瞳、、、面影は何もつげず暗闇に消えていった]
(32)2006/04/22 13:21:09
のんだくれ ケネス
――自宅――
[ベッドの脇にはラムの空瓶が転がっている。ゆっくりと目を覚ましたケネスは軽い頭痛に顔をしかめた、じっとりと汗ばんでいるのは酒のせいだけでは無いようだ]

この程度で残るのかよ・・・歳を感じるな

[苦笑を噛みころして*ケネスは顔を洗いにいった*]
(33)2006/04/22 13:28:21
美術商 ヒューバートが参加しました。
美術商 ヒューバート
−自宅−
[日の光が窓から顔へと射し込み目が覚める。]

……朝か。

[ヒューバートはそう呟くと、*ベッドから起き上がった*]
(34)2006/04/22 13:44:59
村長の娘 シャーロット
―(昼)/自室―
[窓から差す陽に目を細めた]
[顎を掌に置いて溜め息をつく]

…はぁ。

[海岸に遅くまで居た事を咎められ]
[外出の予定変更を余儀なくされたのだ]

もう子供じゃないのに・・・。

[外はカラカラに晴れていた]
(35)2006/04/22 15:45:13
農夫 グレン
――(昼〜夕方)海岸――

んん、ん〜。

[大きく背伸びをすると再び海を眺めた。]

[朝のうちに鶏に餌をやり、山羊や豚を共同放牧地に連れていくと畑の世話を行った。野菜の世話と麦の様子を見、昼食を取りに帰ると、昼からは海に釣りに出かける事にした。

肌寒い風が時折吹くが暖かな陽の光が照らしている。]
(36)2006/04/22 16:50:02
農夫 グレン
引き上げるかなっと。

[陽が傾いてくる。魚が入った籠を片手に持つと立ち上がって集落へ向かって砂浜をザクザクと歩く。
途中。
一枚の綺麗な形と色の貝殻が目につき、立ち止まった。]

リサが好きだった貝殻だ。

[笑って、拾い上げると持って帰る事にした。]
(37)2006/04/22 17:44:03
逃亡者 カミーラが参加しました。
逃亡者 カミーラ
− 酒場 −

ん…もうこんな時間なのね…
[カウンターに照らされた夕日で目が覚めた
ぐっと背伸びをし、頭の中を整理する。
…が、何も思い出せず*ため息をついた*]

(38)2006/04/22 17:44:25
酒場の看板娘 ローズマリー
━━夕・水車小屋付近→路地━━

 ふふ。ふふふふふふ…

[ カゴを抱えて上機嫌。つくしがなかなかに豊作だったのだ。]

 ハカマとりハカマとり、ハカマとりなのですよー♪

[ ちまちまとした作業は子供の頃から大好きだ。ひたすらに没頭できる仕事を見つけ、足取りも軽く酒場へと急ぐ。]

 と。

[ そんなローズマリーの足がぴたりと止まる。前方の道端でだらしなく居眠りをしている男の姿を見つけたからだ。
 少し苛立つ。この心地よい春の日を謳歌するでなく働くでなく、こんな場所で寝こけているなど言語道断だ。]

 クインジーさーん、そんなところで寝ていると風邪をひくのですよー?

[ 赤毛の男を努めて視界に入れぬようにしながら最低限の言葉を投げかけ、そのままその場を通り過ぎた。]

━━路地→酒場━━
(39)2006/04/22 18:05:00
酒場の看板娘 ローズマリーは、酒場への道を*急いだ。*
2006/04/22 18:15:39
農夫 グレン
――帰路(路地)――

[すれ違う村の人間に挨拶をしながら集落へと足を踏み入れる。と、前方に見えた男の顔にあからさまに嫌な顔をした。
飲んだくれて働こうともしない怠惰な男だ。酒を飲み、女に絡んでは暴れる手におえない男。]

【この村から出ていってもらいたいもんだよ。】
【この恥晒し。】

[一瞥をくれると自宅へと向かった。]
(40)2006/04/22 18:19:02
医師 ヴィンセント
――夕方・路地――

ふう……往診も、次で終わりか。

[患者の家を訪ねて回る仕事は、住民の信頼を得るために始めたものだった。今ではあまり必要も感じないが、どうせ広くない村だ。時折ならば、こうやって患者の家を回っても大した手間ではない]

とはいえ……今日は多少、時間がかかってしまったな。
少し、急ぐか。

[だいぶん暗くなった景色に、足を速める。明かりは持ってこなかったから、夜になれば光源は月明かりだけだった]
(41)2006/04/22 20:22:10
医師 ヴィンセント
今日は、用もあるしな。
2006/04/22 20:23:45
のんだくれ ケネス
――酒場――
[ケネスはカウンターの一番奥で食事をとっている、週の半分はこの席で夕飯をとるのがこの頃の彼の習慣になっていた]

オヤジさんビール貰うよ

[彼は忙しそうな厨房に声をかけると壁際の樽から陶器のジョッキになみなみとビールを注いだ]
(42)2006/04/22 20:39:59
のんだくれ ケネス
――酒場――
[ケネスは昨日の夢の事を思い返しながらジョッキに口をつける]
【まだ夢でシェリーを見るとわな・・・いい歳だっていうのに・・・】
【ここのとこは見なかったからそろそろ吹っ切れたのかとも思っていたんだがなぁ】
[ケネスは一人身なのを良いことに街から帰ってきてからの数年職らしい職につくことなく過ごしていた]
(43)2006/04/22 21:14:48
農夫 グレン
――自宅→酒場――

[夜の道を歩く。明かりは既に天に輝く月と星だけだ。

自宅に帰るとすぐ近くに住む親と食事をとった。
農作業や家畜の話、冬の間傷んだ家の話など他愛無い話。
そして決まって最後に。]

参ったな。
もちろん分かってるよ。
でも、忘れきれないだけなんだ。

[帽子を脱いで頭を掻く。
再び被りなおすと酒場へ足を踏み入れた。]
(44)2006/04/22 21:30:10
農夫 グレン
――酒場――

ケネス!
今晩も飲んだくれてるのか。こんばんは。

[酒場に入ると、何時ものように奥の席に座るケネスに陽気に声をかけた。そのまま隣に座ろうとケネスの元に歩いてくる。]
(45)2006/04/22 21:41:24
冒険家 ナサニエル
― 自宅 ―

ふぅ、困ったな。時の流れというのは残酷……か。あるのか、ないのか、それすら判らない。人の住まない家は記憶と共に朽ちていく。それは知ってたけど……困ったな。

[ナサニエルはまるで片づかない自宅の一室を眺めて嘆息した]
(46)2006/04/22 21:44:40
のんだくれ ケネス
――酒場――
[ケネスはグレンの声に我にかえった]

ようグレン

[ケネスは片手を上げると隣りの席を勧めた]
(47)2006/04/22 21:47:24
農夫 グレンは、のんだくれ ケネスno
2006/04/22 21:47:52
農夫 グレンは、のんだくれ ケネスの隣の席に腰をかけた。
2006/04/22 21:48:54
のんだくれ ケネス
――酒場――
なんだ飲む前から、えらく陽気じゃないか、良いことでもあったのか?
[ケネスはグッとジョッキをあけつつグレンに話し掛けた]
ビールで良いか?

[返事が聞く前にケネスはビールをそそぎだした]
(48)2006/04/22 21:53:41
冒険家 ナサニエル
仕方ない、今日はもう諦めるか。暗い中を無理に探しても見つかるもんじゃない。まだ夕食も摂っていない事だし。

[ナサニエルはそう呟くと、部屋を出た。]
(49)2006/04/22 21:55:03
農夫 グレン
――酒場――

親父さん、麦酒もらうよ。

それからさ、もう出さない葡萄酒ある?
冬の間に傷んだ家の壁を直そうと思ってさ。そそ、漆喰に混ぜるから後で分けてくれないかな?


っと、ケネスありがとう。

[ニカっと笑って麦酒が注がれたジョッキを受け取った。]
(50)2006/04/22 21:57:08
のんだくれ ケネスは、軽くグレンとジョッキをあわせビールをあおった
2006/04/22 22:01:48
牧師 ルーサー
―路地―

[月の光りを浴びながら、ルーサーは路地を歩く。
心地よい潮風が、憂鬱な気分を和らげてくれる。]

どうもいけないな……

[今日はひどく気が滅入る。それと共に瞬く記憶。
自身の後ろに隠れる女性と顔をゆがめながら押し寄せる人々、飛び交う怒号、流れる血。]

あれは自分の血だったのか、彼女の血だったのか……

[良く思い出せない。解っている事は1つ、彼女の死と共に村人の怪死が無くなった事。]

彼女は魔女だったのだろうか……
私は彼女をかばう事で罪を犯していたのだろうか……

[いつもの煩悶が滲み出し、ルーサーは頭を振る。
肩の傷が痛んだ。]
(51)2006/04/22 22:07:10
農夫 グレン
――酒場――

[ぐいっとあおって。]

あはは。
いい事って言えば、やっと豚を放牧出来た事だなー。
冬の間中、塩漬け肉ばかり食べてたからやっと増やせられるかと思うと嬉しいよ。

春も近づいてきてるしなあ。

[カラリと言った。]
(52)2006/04/22 22:10:15
農夫 グレンは、「親父さんとこの麦酒は美味い!」 ぷはーっと半分程飲んだ。
2006/04/22 22:19:49
農夫 グレン
――酒場――

なあ、ケネス。
ちゃんと身をいれて働いたらどうだい?
働かず飲んでばかりじゃ蓄えもなくなるだろ?
(53)2006/04/22 22:23:17
のんだくれ ケネス
――酒場――
俺は塩漬け肉とビールだけでも平気だけどな

[ケネスは肩をすくめた苦笑する]
蓄えか確かに蓄えは無いな

まぁ大事に飲めば夏まで分くらいの酒なら家に眠ってるけどな
(54)2006/04/22 22:32:35
酒場の看板娘 ローズマリー
――酒場――

 はあい、その塩漬け肉をお待たせなのですよー。

[ 他、幾つかの食材の盛られた皿を持って現れる。]

 あ、グレンさん。ぶどう酒でしたらなんだか渋い味のするハズレがあるので後で持ってくるのですよ?


「ぉーぃ、マリーちゃーん」
…とと、はーい、ちょっとお待ちなのですよー。

[ 皿を二人の前に置き、他の客に呼ばれてそちらへと向かっていった。]
(55)2006/04/22 22:41:04
冒険家 ナサニエル
― 酒場へ向かう途中の路地 ―

おっと。

[ナサニエルの前を、仔猫が通り過ぎた。]

飼い猫じゃなさそうだが……親猫はどうしてるんだ? 子供を放すなんて、猫の世界も荒んでるな。よくないよ。よくない。

真似をするな、って事か?
(56)2006/04/22 22:44:07
農夫 グレン
――酒場――

[大げさに嫌そうな顔をしてみて笑いながら。]

最初はいいよ。
だけど、 [ぐいと飲んで]
すっごく長く煮込まないと最後は食べれないよ。

や、ローズマリー!
ああもらえる?[嬉しそうに。]
渋くて酸っぱいやつな。本当にありがとう。
(57)2006/04/22 22:45:46
のんだくれ ケネスは、塩漬け肉を一切れほうばるとビールを喉に流し込んだ
2006/04/22 22:48:41
のんだくれ ケネス
――酒場――
実は街で彫金の修行をしてた時の兄弟子が独立して工房をつくるから来ないかと誘われたんだが
どうもこの村での暮らしが性にあっててな
忙しい時の手伝いだけさしてもらうと応えたとこだ
[ケネスはそう言うとググッとビールを飲み笑いいながら言った]
オヤジさんのビールと飯に飽き足ら考えるさ
(58)2006/04/22 22:54:17
冒険家 ナサニエル
― 酒場 ―

今日も繁盛してるな。

[ナサニエルはローズマリーの笑顔をちらっと見た]

これが能……か。俺に欠けている物が、ここにはあるんだな。
(59)2006/04/22 22:57:15
村長の娘 シャーロット
―川沿い⇒雑貨屋―
[静かに家を抜け出して川沿いを歩いていた]
[レベッカの営む雑貨屋が段々と近づいて見える]

この時間はまだ雑貨屋に居るかな…?
(60)2006/04/22 23:02:26
のんだくれ ケネス
そうか先輩のせいで昔の事を思いだしてたのか・・・
あの頃の事を・・・
2006/04/22 23:03:35
酒場の看板娘 ローズマリー
 あ、いらっしゃいませなのですよー♪

[ 酒場に入ってきたナサニエルに笑顔で挨拶しながら一度厨房に入る。

 酒場の主人 フレディが用意していた料理の皿を持ってまた店奥のテーブルへとそれを持って行った。]
(61)2006/04/22 23:03:59
のんだくれ ケネス
年下の女の子が工房に居たことにも驚いたが
俺より細工が上手い事には最初は凹んだっけな
2006/04/22 23:09:38
冒険家 ナサニエル
やぁ、ケネス。それにグレン。今日も陽気に飲んでるみたいだな。

[ナサニエルはケネスとグレンに挨拶した後、酒場の親父へ声をかけた。]

まだ夕食を食べてないんだよ。消化の良さそうな物があるなら、それをくれないか。今日のお薦めの品があるなら、それでもいい。
(62)2006/04/22 23:10:33
農夫 グレン
――酒場――

俺は彫金の仕事はよく知らないけど、誘われたのなら腕はいいんだろ。行けばいいのに。

[残念そうに言った。]

親父さんの作る食事は、美味いけどさ。
(63)2006/04/22 23:11:32
農夫 グレンは、冒険家 ナサニエルから背に声をかけられ、ピクと肩が動いた。
2006/04/22 23:13:12
酒場の看板娘 ローズマリー
 え? あ、はーい。

[ 厨房からフレディに呼ばれ、シチュー皿を受け取る。]

 はい、ナサニエルさんこちらをどうぞなのですよ。ジャガイモのシチューなのですよ?

[ 言ってナサニエルの前にシチュー皿を置いた。]
(64)2006/04/22 23:16:33
のんだくれ ケネス
よおナサ
[ケネスは片手を上げるとチラリとグレンに目をやった]
今まで仕事か?
えらくせいが出るな今日のポトフ上手かったぞ
(65)2006/04/22 23:20:39
のんだくれ ケネス
――酒場――
[苦笑しながら]
マリーすっかり仕事が板についてるな

あんまり仕事ばっかりしてると嫁の貰い手がいなくなるぞ
(66)2006/04/22 23:24:17
冒険家 ナサニエル
やぁ、ありがとう。これは美味そうだ。
ケネス、いいのかい、それで。此処の味を物差しにするのなら、君はきっといつまでもそのままでいなければならないよ。

あれは仕事と言えるのかな……仕事には違いないんだが……。

……どうしたんだ、グレン?
(67)2006/04/22 23:26:13
逃亡者 カミーラ
− 酒場 −

【今日はいつにもまして繁盛しているわね…】

[カミーラはあたりを見回しカウンターの席に腰掛けた]

何か食べる物をいただけるかしら?
(68)2006/04/22 23:28:02
学生 ラッセル
[月明かりを頼りに、外へ出た。

読んだ各地、各時代のの本や何かをまとめて論文みたいな形式にして手紙にまとめた。封をして、あとはいつもの手紙の返事が来るのを待ち、逆に出し返すだけだ。

こんな俺にも味方をしてくれる人はいる。
だから生きていられる、などと言うつもりはないが、彼らのおかげでこうして過ごせる。
思えば、大学にいた頃よりも自由かもしれない。
どうして神について学ばないかと言われ、仕方なくキリストについて書いたら不敬だと非難された。
そういう事は、ここではない。
資料や何かを当たるには不便な時もあるが…まぁ、贅沢を言っても始まらない。俺はここにいるのだ。
この村には大量の本を蓄えてる家なんかもある。
案外、やりようはあるものだと思った。

今は、そういう空気のある時代ではない、と思うが、まぁ、運がよかったというところだろう。
大体、今の時代がどうかなんて後の人が判断すればいい事だ。
先の時代についてすらよく分かっていない俺が今の時代を分析しようなんて、まるで驕りじゃないか。
だからと言って、目を背けていても仕方がないが。]
(69)2006/04/22 23:30:49
冒険家 ナサニエル
嫁の貰い手、ね。なに、彼女ほどの器量良しなら相手には困らないだろう。選べないなら婿養子でも募ればいいさ。親父さんも跡取りが欲しいだろうしな。

【少し、あの笑顔が妬ましくもあるけどね。そんなちっぽけな自分が……少し嫌になる】
(70)2006/04/22 23:31:34
農夫 グレン
何でもない。
こんばんは、ナサニエル。
(71)2006/04/22 23:33:22
農夫 グレンは、麦酒を飲んだ。
2006/04/22 23:34:24
酒場の看板娘 ローズマリー
 そりゃあ、生まれてからずっとこの酒場で働いて…って、なんなのですかそれはっ

[ ケネスの話の前半でうかれ、後半で憤慨。]

「まずは料理のひとつも出来るようにならんとな」

 ああっ お父さんまでっ?!

[ 厨房から飛んできた声にびっくりして振り返る。]

 ああもう、ナサニエルさんだけなのですよ私の味方は…ととと。

[ カウンターにつくカミーラの姿を遅まきながらに気付いて慌てて。]

 はい、いらっしゃいなのですよー。ちょっと待っていてくださいねっ

[ 料理を取りに厨房へと入っていった。]
(72)2006/04/22 23:35:17
のんだくれ ケネス
なんだ?はっきりしねぇなぁ
[言葉とは裏腹に特に気にもとめている様子はない]
まぁ街の暮らしについて行けなかったんだから、しょーがねぇなぁ
[ケネスの目に寂しげな色が一瞬浮かんだ]
(73)2006/04/22 23:36:31
学生 ラッセル
―畑―

[「いつもの」…という風に、ようやく言えるようになった道を歩き、自分にあてがわれた畑にたどり着く。

作物を撫でる。
今のところなんとかなっている。

顔を上げ、周囲を見回す。
平和な村。
少なくとも表面上は、余所者だって受け入れている…。

…風が吹いている。
なんとなくこのまま戻って眠るのが惜しくなった。

手紙を書き上げて気分がよかったので、酒場へ向かう事にした。
家に戻っても食べるものもほとんどない。]
(74)2006/04/22 23:36:49
農夫 グレンは、冒険家 ナサニエルから目をそむけようとしてカミーラの姿を見止めた。
2006/04/22 23:39:19
流れ者 ギルバート
−夜・孤児院−
[今日も騒がしい一日が終わる。
またそしてこの時間になるとルーサーの教会を訪れる。
孤児院を年長の男子に頼み、念のため鍵を閉める。子供達は全員孤児院に戻ってきており、ギルバート以外の来訪者を迎える事を禁ずる]


さて、今日も行くか。

[教会で牧師に懺悔すればいいという事ではない。許されるというよりも、過去の罪を認め、これからは陽の光の下で償いの人生を歩む為。それがたとえ利用されていただけとしても]
(75)2006/04/22 23:39:46
牧師 ルーサー
―夜・教会―

[しばらく夜風を楽しんだ後、人気のない教会戻り、礼拝堂の長椅子に腰をかける。
そして目を閉じ、しばしの祈りを神へと捧げた。
いつか、主を身近に感じる日が来るのだろうか、と言う思いを抱きながら。]
(76)2006/04/22 23:45:49
冒険家 ナサニエルは、農夫 グレンの視線を追ってカミーラを見つけた。
2006/04/22 23:50:26
酒場の看板娘 ローズマリー
[ 塩漬け肉と野菜の盛られた皿を持って厨房から出てくる。]

 はい、お待たせさまなのですよー。
 お酒はどうするのですか?

[ カウンターの向こうからカミーラに皿を差し出した。]
(77)2006/04/22 23:52:17
のんだくれ ケネス
――酒場――
【俺がこの村に縛られる本当の理由か・・・】
[ケネスはジョッキを空け厨房に声をかける]
ビール勝手に貰うよ
ようカミーラ
今日も遅いな
[ケネスはビールを注ぎながらカミーラに笑いかけた]
(78)2006/04/22 23:52:49
冒険家 ナサニエル
ケネス、彼女は……?

[ナサニエルはケネスにカミーラの事を尋ねた]
(79)2006/04/22 23:56:11
農夫 グレンは、逃亡者 カミーラの方へジョッキをあげて、ニカっと笑った。
2006/04/22 23:57:26
流れ者 ギルバート
−夜・教会−
[教会の前まで来ると、既に人気が無いものの中から光が漏れている。
きっと中にルーサーがいるだろう、と思いつつ、入り口から礼拝堂へと入っていく。

礼拝堂ではルーサーが一人祈りを捧げている。その姿を確認し、近づいてから声を掛ける]

今晩は、牧師。
ギルバートです。
(80)2006/04/22 23:58:28
逃亡者 カミーラ
ん、ありがと。
お酒は…いつものようにバーボンでお願いするわ。

[そう言ってマリーから皿を受け取る。]
あら、ケネスさん。

[カミーラはケネスの持っているジョッキを見た。]
毎晩ビールって飽きないの?
たまにはバーボンでもいかがかしら?
(81)2006/04/22 23:58:47
学生 ラッセル
―道―

[途中、教会の前を通りかかる。苦い記憶がよぎる。]

っち。気分が悪くなるぜ。

[信じれば救われるとか、そんなのは言い訳に過ぎない。
ありもしないものをあるかのように見せる術にばかり長けている。研究が進むならば、狩られる立場にある「魔術」の方が余程役に立つのではないかと思う事もある。
…まぁ、魔女狩りやなにかの実態を考えれば、その「魔術」だって眉唾みたいなものがほとんどだが。

宗教というのは厄介だ。

キリスト教がここまで力を持っている以上、それを指摘する事もできない。まるで無敵。恐ろしい話だ。]
(82)2006/04/22 23:59:57
のんだくれ ケネス
[ケネスは小声で笑いながら]
すまん、良くは知らん
この頃この時間に良く見かけるぞ

気になるなら自分で聞いてみろよ
[どうやら深くは考えていないらしい]
(83)2006/04/23 00:03:21
書生 ハーヴェイは、自室でランプを点し、一冊の本を読みふけっていた。
2006/04/23 00:03:42
牧師 ルーサー
―教会―

[目を開け、微笑みながらギルバートの方へと振り返る。恵まれぬ孤児を救う彼に、ルーサーはささやかな敬意を持っていた。]

こんばんは、ギルバート。日々熱心ですね。
孤児院の方は変わり無いですか?
(84)2006/04/23 00:04:09
書生 ハーヴェイ
「――<魔術>は、<最上>かつ最も<絶対的>にして<神聖>な<自然科学>の<知>であり、事物の霊的な神秘の美徳に関する正しい理解により、その作業と驚嘆すべき操作は高等なものである。

 したがって、真の<動作者>が適切な<受動者>に適用されるならば、新奇で見事な効果が生み出されるであろう」
2006/04/23 00:05:10
書生 ハーヴェイ
――夜・自宅――
「――そのため、魔術師たちは該博で勤勉な<自然>の探求者なのである。彼らは、自らの技量により、卑俗なものには奇跡としか思われない効果も予測する術を心得ている」

――『ソロモン王のレメゲトン、或いはゴーティア』

……か。
(85)2006/04/23 00:05:58
酒場の看板娘 ローズマリー
 はいはいなのですよー♪

[ 背後の棚からバーボンを取り出すとグラスに注いでカミーラに差し出した。]

 ととと、はいはいはーい。

[ そしてまた奥のテーブルに呼ばれてたたたっと小走りに走っていった。]
(86)2006/04/23 00:06:20
書生 ハーヴェイは、ふ、と息をつき、羊皮紙で装丁された書物を閉じた。
2006/04/23 00:06:31
学生 ラッセル
【…だが。

この、教会の、あるいは宗教というものそのものの存在が確かに犯罪を押さえ込み、倫理観を植えつけ、あるいは貧困層の救いになる。

裏を返せば特定の誰かが得をしているのだろうが…。
それでも、無視できない重要な存在である事は確かだ。】

[遠く後ろに、ギルバートが教会へ入っていくのが見えた。]

扱いが難しいよなぁ。

…ま、この程度の事だって大っぴらには言えないがな。
くっくっ。

[低く笑う。]
(87)2006/04/23 00:07:52
雑貨屋 レベッカ
――雑貨屋――
[寝不足の頭を抱えながら、雑貨屋を閉めた。孤児院に顔を出す事も考えたが、眠気が勝って店から出た。]

今日も疲れたわ……っと、あれ?

[レベッカは店から出ると、道に居るシャーロットに気付いた。]

シャーロットじゃない。
こんな時間にどうしたの?
(88)2006/04/23 00:08:26
冒険家 ナサニエル
いや、昔馴染みでなければいいんだ、ケネス。久し振りの帰郷だから仕方ないけど、もし相手が知っていてこちらが忘れていたら相手に悪いだろ?

みんな変わった。みんな変わって、昔の記憶とどうも噛み合わない。年を食ったって事かな、ふふふ。

【ケネス、君も変わったな。俺も、変わったんだろう。】
(89)2006/04/23 00:09:41
書生 ハーヴェイ
――夜・自宅――
奇跡を起こす“聖女”と、まじないを使う“魔女”。その違いは人々に受け入れられるか否かの違い、という事だな……。下らない。所詮、理解できないものが容易に受け入れられることなど無いのだから。

[ハーヴェイは呟くと、椅子の背に持たれて目を閉じた。脳裏にかつての出来事が思い浮かぶのか、その唇から小さな声が洩れた]

……母さん。異端審問か……この本が、見つからなければ、あるいは。
(90)2006/04/23 00:09:42
雑貨屋 レベッカは、村長の娘 シャーロットに微笑んだ。
2006/04/23 00:10:19
のんだくれ ケネス
−−酒場−−
そいいえばここではビールばっかりだな
家では逆にラム酒やウィスキーが多いんだがな
せっかくの美女のお誘いだからバーボンも悪くないが
カミーラもたまにはビールはどうだい?バーボンと違ってここでしか味わえないんだぜ
(91)2006/04/23 00:15:53
農夫 グレン
――酒場――

[カミーラから目を離して呟いた。]

誰でも、変わる。
時間が経てば居なくなる人間もいる。

ケネス、今日はもう帰るよ。

ローズマリー!
さっき言ったの今もらえるかい?

[ジョッキを机に置くと立ち上がった。]
(92)2006/04/23 00:15:56
学生 ラッセル
―酒場―

[すたすたと、酒場に入ってくる。]

やぁやぁこんばんは、皆さんお揃いで。

何か軽い食べ物と…ホットワイン。

[それだけ言って、カウンターに座る。]

【妙な雰囲気だな。】
(93)2006/04/23 00:17:11
村長の娘 シャーロット
あ、レベッカさん。
…ちょっと、話が有って来たんですけど、もう帰るトコでした?
なんか忙しい時に来ちゃったみたいで、御免なさい。

[シャーロットは気まずそうに苦笑した]
(94)2006/04/23 00:18:26
農夫 グレンは、学生 ラッセルを一瞥した。
2006/04/23 00:18:51
のんだくれ ケネス
−−酒場−−
[ナサニエルに向き直り真顔で]
お前のそういう所はぜんぜん変わらんなぁ〜
細かい事を気にするのは酒が足りないんじゃないのか?
(95)2006/04/23 00:21:41
冒険家 ナサニエル
ん……何か言ったかい、グレン? あぁ帰るのか。またな。

[ナサニエルはグレンに手を挙げた後、ラッセルの姿を認めて一瞬冷めた表情を浮かべた。]

やぁ……ラッセル。勉強でもしてたかい? 大変だな、頭が良いのも考え物だ。
(96)2006/04/23 00:23:03
逃亡者 カミーラ
ふふ…せっかくのお誘いだけど、遠慮しておくよ。
それに、ビールだと飲んでる気があまりしないから。
ま、私はこれが好きだからってのがあるけどね。

[カミーラはグラスを傾け、中の液体を飲んだ。]
(97)2006/04/23 00:23:40
酒場の看板娘 ローズマリー
[ グレンの言葉に店の奥から返事をする。]

 はいはいはい、ちょっと待ってなのですよー。

[ ぱたぱたと慌てた感じでカウンター裏の棚へと走り、一番下の開き戸の中をごそごそと漁る。]

 ええとええと… ん、これなのですよっ

[ 目的の物を見つけて立ち上がり、グレンに向かってソレを高くかざして見せた。]

 はいはい、こちらをどうぞなのですよー。

[ ボトルのラベル部分には、どうもフレディがやったと思われる大きなバツがうたれていた。]
(98)2006/04/23 00:23:40
農夫 グレン
カミーラか。
本当にどこから来たんだ?

[内心疑わしげに視線をチラと一度送った。]
2006/04/23 00:24:02
のんだくれ ケネス
おう、おやすみ。グレンは朝が早いもんな
俺はもうちょっと飲んでから帰るわ
[そういうとケネスは軽くジョッキを持ち上げた]
(99)2006/04/23 00:24:34
修道女 ステラ
――→酒場――
[リボンで金髪を三つ編みに結い、カソックを脱いだ後、ステラは酒場のドアを開けた。冷たい瞳でローズにだけ会釈をすると、賑わっている席から距離を置いた場所に座った]

ラッダを。

[慣れた調子でいつも注文している赤ワインを頼んだ。]
(100)2006/04/23 00:25:41
酒場の看板娘 ローズマリー
(あ、厭味のラッセルなのですよ…)

[ ボトルを手に立ち上がったとき、視界に入った青年に思わず眉を潜めかけるがすんでのところで平静を保った。]
2006/04/23 00:26:18
酒場の看板娘 ローズマリー
 あ、ラッセルさんいらっしゃいちょっとお待ちをなのですよ。

[ グレンへのワインボトルをカウンターに置き、いそいそと厨房へと入っていった。]
(101)2006/04/23 00:29:38
雑貨屋 レベッカ
全然忙しくなんか無いわよ。むしろ、お客さんが来なくてこのままじゃ危ないんじゃないかって言うぐらいだったもの。

[レベッカはシャーロットを安心させようと肩を竦めて、笑いを誘うように言った。]

話ならいくらでも聞くわよ。
外はまだ寒いから、……中にでも入る? 何も無いけど、暖かい飲み物ぐらいなら用意出来るわ。
(102)2006/04/23 00:29:47
書生 ハーヴェイ
――夜・自宅――
[灯心がかすかな音を立て、ランプの炎が弱々しく揺れて消えた。室内が暗闇に閉ざされたことに気づき、ハーヴェイは身を起こした]

……無駄な感傷だな。死んだ人間はもう還ってこないというのに。
(103)2006/04/23 00:30:55
冒険家 ナサニエル
酔うのはいいけど、それで大ざっぱになって身勝手になってしまうのもね……好みじゃないよ。かける迷惑も自分一人に留まっているうちはいい。でも――。

[ナサニエルはシチューをゆっくりと口へと運ぶ。暖かな流れが荒れそうになっている胃をなだめるかのようだ。]

いや、夜の酒場で酒の価値をとやかく言うのも無粋だな。軽く何かを飲んだ方がいい……かな。
(104)2006/04/23 00:31:24
農夫 グレン
[ナサニエルのラッセルへの視線を意外そうに見ていたが、ローズマリーの声に振り返った。]

ローズマリー、親父さん、ありがとう!

[机に置いたボトルを手に持つと厨房奥へ声をかけ、ケネスに向き直り笑いかけた。]

明日朝は、教会に礼拝に行くつもりだし昼から家を直すつもりだからな。
飲みすぎるなよ、ケネス。

[笑いつつ肩を強めに押した。]
(105)2006/04/23 00:32:01
学生 ラッセル
…そう言えば、グレン。

[振り返って呼び止める。]

この前、土の事を教えてくれてありがとう。
おかげで今のところ作物は無事に育ってる。感謝するよ。

[それだけ言って、ローズマリーが戻るのを待つ。]
(106)2006/04/23 00:34:46
美術商 ヒューバート
−自宅・地下−

[ヒューバートは手元の明かりのみで地下にあるソレを満足気に眺めていた。]

やはり良いねぇ。
だが、まだまだ足りない……完成までは程遠いか。

[そう呟くと、元はワインセラーであったであろうソコから階段で上へと戻り、入り口へと鍵をかけた]

さて、明日もいくつか仕事もある。
今日は休んでおくか……。

[ヒューバートはベッドへと*横になった*]
(107)2006/04/23 00:35:05
書生 ハーヴェイは、本とランプを手に、暗い階段を静かに降りていった。
2006/04/23 00:36:07
のんだくれ ケネスは、農夫 グレンに手を振った。
2006/04/23 00:37:18
学生 ラッセル
[そうやってグレンに話を向けておいてから、ゆっくりナサニエルの方を向いて、肩をすくめて見せる。]

どうも、お褒めいただいて光栄ですよ、ナサニエルさん。勉強していないと、脳が腐ってしまうものですから。

[さらりと言う。]
(108)2006/04/23 00:43:45
流れ者 ギルバート
牧師や他の皆さんのご寄付で何とかやっています。
彼らがまた大きくなって、稼ぎを入れてくれるようになるまでの我慢です。

[近くの椅子に腰を下ろし、目を閉じると祈りを捧げ始める。少し沈黙が続くとギルバートは静かに目を開ける]

まだあの時の光景をよく思い出してしまいます。そのおぞましい荷物の中身。そして俺がただ利用されていたという事。きっと俺はとりかえしのつかない事をしてしまった。中身を知らぬとは言え、きっと。

[ルーサーにしか話していない事。それはギルバートにとっての懺悔。
割が良い仕事と、もぐりの運び屋をやって荒稼ぎしていた。そして頻繁に雇ってくれる顧客がいつの間にか出来ていた。いくら孤児院を賄う為とはいえ人を傷つける事は彼には出来ずに選んだ仕事だ。
だが結局その運んでいた荷物は、残虐な行為の跡であり、グロテスクなものだった。見た瞬間嘔吐し、二度と彼らの荷物を運ばないと誓った。
いつしかその雇い主を、魔女達なのではないかと感じていた。実際魔女という存在に詳しいわけではないが]

神に許してもらえるとは思っていません。ですが償える日は来るのでしょうか。
(109)2006/04/23 00:48:08
酒場の看板娘 ローズマリー
 はい、どーぞお待たせさまなのですよー。

[ ホットワインとポトフを手に厨房から現れ、ラッセルに差し出す。]

 あ、グレンさんおやすみなさいなのですよー。
(110)2006/04/23 00:48:31
酒場の看板娘 ローズマリーは、帰り支度な農夫 グレンに手を振った。
2006/04/23 00:48:45
農夫 グレン
それぐらい構わないさ。作物がとれないと大変だ。
感謝されると照れくさいし、…皆知ってる事だよ。
また分からない事があれば聞いてくれ。

[じっとラッセルを見ながら。
目には言葉とは違う光を湛えて。]
(111)2006/04/23 00:49:05
農夫 グレンは、「おやすみ。また来るよ。」 そう言うと酒場を後にした。
2006/04/23 00:50:23
冒険家 ナサニエル
それは俺の脳が腐り始めてるって事か?

[ナサニエルはラッセルを直視したが、すぐに視線を外した]

……まぁそうかもね。俺はラッセルみたいに勉強もしてないし、元々頭が良いわけでもないしな。
せっかく良い頭に恵まれたんだ、無駄遣いはするなよ。
(112)2006/04/23 00:56:54
医師 ヴィンセント
――診療所――

結局、夜道を歩くことになったか。まあ、最後があのばあさんだから、予想しちゃいたが……。話が長いのだよな、あの人は。

[ぼやきながら、患者から借りた明かりの火を消した。診療所の扉から、ただいま往診中、と書かれた札を外す]

よっぽどの暇人と思われてるのかな。やれやれ、だ。
まあ、この村でそう急患が出るとも思えんが。
(113)2006/04/23 01:04:49
牧師 ルーサー
ギルバート、あなたは既に償いを始めています。
恵まれない子供たちを救っているのですから……。
そして、日々こうして祈りを捧げ罪を悔いている。
主も、そんなあなたをお許しくださるでしょう。

主は常にあなたと子供たちを見守ってくださっていますよ。

[ルーサーはそう言って、ギルバートの肩に手を置く。真摯な彼の姿が少し羨ましかった。]
(114)2006/04/23 01:06:14
冒険家 ナサニエルは、シチューを食べ終えた。
2006/04/23 01:07:43
学生 ラッセル
ありがとう、ローズマリー。

[にこりと一つ笑っておいて、グレンの背中を見やる。

監視するような目。
これだから、保守側の人間は好きになれない。]


…別に、ことさら自分は頭がいいとも思ってないし、あなたの脳が腐ってるとも言ってませんよ。

[唇の端を吊り上げるようにして笑う。]

俺はこういう事しかできないからやってるだけです。

[俺の頭が本当によかったら、俺はこんなところにいないさ。]

く、っく。

[自嘲。]
(115)2006/04/23 01:09:15
酒場の看板娘 ローズマリー
(…何故にカウンター周りの空気がぎこちないのですかと)

[ ラッセルとナサニエルのギスギスした会話に不覚にも笑顔を凍りつかせてしまった。]
2006/04/23 01:09:39
農夫 グレン
――酒場→道――

[酒場の喧騒が遠くなる。
夕方拾った貝殻を取り出して月明かりに翳した。]

リサ。

[溜息1つ零すと、頭を振った。]
(116)2006/04/23 01:10:38
流れ者 ギルバート
牧師・・・・・・

[結局ルーサーに、いや誰かにこうやって許して貰う為に教会に通っているのかもしれない。心が楽になっていく感覚を覚えると同時に自分の弱さを呪った]

そういえば今日はもうステラの姿を見かけないようですが。
(117)2006/04/23 01:11:46
酒場の看板娘 ローズマリー
[ 他のお客もぽつぽつと帰り、店内に残る人数は数えるほどになった。]

【ん、そろそろお片づけでしょおか】

[ 小声で呟くと、ローズマリーは使用済みの食器を集めて洗い場へと*姿を消した。*]
(118)2006/04/23 01:16:28
冒険家 ナサニエル
――まぁいいさ。どう思うかは人それぞれだ。

親父さんご馳走様。ありがとう。お金はここに置いておくよ。ケネス、またな。ラッセルも。

[ナサニエルは軽く右手を挙げつつ店を出た。]
(119)2006/04/23 01:24:56
村長の娘 シャーロット
[明らかに疲れているレベッカ]
[気を使わせている事に胸が痛んだ]

大した事じゃ無いから、大丈夫。
レベッカさんこそ、顔色悪い…。ちゃんと寝てますか?レベッカさんは優しいから、忙しいのは解ってますけど。

[シャーロットは静かに目を伏せた]
[何処か悲しそうに]

・・・レベッカさんが、本当のお姉さんだったら良かったのに。
(120)2006/04/23 01:25:34
牧師 ルーサー
ええ、ステラはたまに姿が見えない事がありまして……本人も話したくない様子でしてね。

[ルーサーは顔を曇らせる。
ステラの真摯な信仰は疑ってないが、時折垣間見る彼女の思わぬ一面が、彼を心配させていた。]
(121)2006/04/23 01:27:56
のんだくれ ケネス
【ラッセル不器用だよなぁどうも嫌いに慣れないんだが】

[しばらくラッセルのやりとりを聞いていたがマリーの声が耳に入る]
さて追い出される前に帰るとするか
(122)2006/04/23 01:29:18
流れ者 ギルバート
そうなんですか。あまり夜遅く出歩くのは心配ですね。

[ふとステラの顔を思い出す。
何故だろう、どうしてもステラをルーサーのように無警戒で信用する気にはなれなかった]


では、また明日来ます。なんとなく眠れ無そうなので、少し酒場にでも寄っていくことにします。

それでは、おやすみなさい牧師。

[席から立ち上がり、牧師に向かって頭を下げる]
(123)2006/04/23 01:31:41
農夫 グレン
――道→自宅――

[月明かりに照らされた道を歩き、自宅へ。
机の上に貝殻を1つ置くと、
ふっと机の上に腕をつけもたれかかった。

明日も早い。
もう寝なければ。]
(124)2006/04/23 01:33:55
学生 ラッセル
おっと、俺も急いで食わないとな。

[ワインも冷めはじめてしまっていた。]
(125)2006/04/23 01:34:25
雑貨屋 レベッカ
[レベッカはシャーロットに逆に心配させてしまった事に顔を曇らせた。いつもの元気さが消えて時折見せる陰鬱さが滲み出るシャーロットの仕草に、レベッカはシャーロットに益々明るそうに笑って見せた。]

あたしの事は気にしなくて良いのよ、シャーロット。あたしはね、この村のみんなが笑顔で居てくれる事が幸せなの。一瞬でもみんなが心から幸せだって思って笑ってくれる時があったら、それって素敵な事だと思わない?

……受け売り、だけどね。
(126)2006/04/23 01:35:21
雑貨屋 レベッカ
だからね、シャーロット。
貴方が少しでも心に気に留めたり、言いたいって思った事は、それだけで充分大した事なのよ。

あたしは貴方の本当の姉になる事は流石に無理だろうけど……、気持ちだけはいつでもシャーロットの姉のつもりよ。
だから遠慮しないで、何でも言って。ね?
(127)2006/04/23 01:36:31
逃亡者 カミーラ
[カミーラはゆっくりとバーボンを飲みつつ、周りの声を聞いていた。]
【まだ…大丈夫のようね。】

ん、そろそろ私も帰るわね。
お勘定、ここにおいて置くわよ。

[そう言ってカミーラは*酒場を後にした*]
(128)2006/04/23 01:38:09
牧師 ルーサー
おやすみなさい、ギルバート。
神の祝福があなたにありますように。

[ルーサーはそう言うと、胸の前で十字を切る。
祝福があるかはわから無い、ただ彼と彼の子供達には幸せであって*欲しかった。*]
(129)2006/04/23 01:38:25
のんだくれ ケネス
[ぼ〜〜っとラッセルを眺めながら]
【だまってりゃかわいいでも通るのにこいつ村八分に合うとか考えないのかねぇ】
[ケネスは笑いながら思った事を尋ねてみる]
ラッセルそれ地だよな?疲れないか?
(130)2006/04/23 01:46:14
学生 ラッセル
[温くなってしまったワインを飲み干す。]

ご馳走様。

[…なんて食前食後の挨拶だって、宗教と言えばそうだ。
面白いよな。]

俺も金はここへ置いとく。
またな。
(131)2006/04/23 01:46:14
冒険家 ナサニエル
― 路地 ―

見上げれば光の粒。それは何処へ行っても同じ粒。でもそっと囁く虫たちの声は、此処だけの声だ。
この虫の声が俺をほっとさせる。虫の声は変わらない。昔の記憶そのままだ。

でも他は……変わったな。
(132)2006/04/23 01:47:22
農夫 グレンは、暫く窓の外を眺めている。
2006/04/23 01:49:03
学生 ラッセル
[ろくにものを食べていなかった胃には、ホットワインはいい。軽いアルコールにしておかないと、明日苦しむ羽目になる。]

さーて…とりあえず明日からは何をしますかね。
畑の方も落ち着いてきたしな。

[伸びをしながら、*帰途につく。*]
(133)2006/04/23 01:59:23
のんだくれ ケネス

あらあらみんな帰っちまったか
オヤジさん俺も帰るわ

[ケネスは奥に声をかけると*酒場を後にした*]
(2006/04/23 02:00:40、のんだくれ ケネスにより削除)
冒険家 ナサニエル
駄目だな、懐かしむのがすっかり癖になってしまってる。……もしかして子供の生まれるのを、怖がってるのか? まさかな。

物心付くようになったら、此処へ連れて来よう。この変わらない虫の声を聞かせよう。俺を慰めてくれた声だ、きっと子供も喜んでくれる。
あいつは嫌がるかもしれないが、知った事か。

……なんだ、雑貨屋の前に人影があるな。こんな時間まで働いてたのかな? レベッカ……だったか。彼女も働き者だね。
(134)2006/04/23 02:02:22
村長の娘 シャーロット
[レベッカの優しい言葉に自然に笑顔になる]
[だが心の何処かで複雑な気持ちが渦巻いた]

有難う、レベッカさん。
でも、本当に今日は大丈夫。レベッカさんの笑顔見たら、少し元気になりました。

[無邪気に小首を傾げて見せる]

だからレベッカさんもちゃんと寝て下さいね。
また遊びに来ます。
(135)2006/04/23 02:04:49
のんだくれ ケネス

あらあらみんな帰っちまったか
オヤジさん俺も帰るわ
マリー勘定ここに置いとくぞ早く寝ろよ

[ケネスは奥に声をかけると*酒場を後にした*]
(136)2006/04/23 02:05:47
村長の娘 シャーロットは、雑貨屋 レベッカにおやすみなさいと言って、*歩いていった*
2006/04/23 02:07:47
お尋ね者 クインジー
− 路地 −

【冷たい土の感触、ここはどこだ。思考が重い。】
(137)2006/04/23 02:11:56
流れ者 ギルバート
−夜・教会→街中−
[教会を後にして酒場に向かう。だが途中でずいぶん夜が更けてしまっているのに気が付く]

っと、これじゃ酒場に行っても誰もいないか。

[だが久しぶりに酒を入れたいと思うくらい今日は寝付けそうに無い。少し散歩していく事にした]
(138)2006/04/23 02:12:54
お尋ね者 クインジー
[自分が横たわっている冷たい石の感触。飲んだくれてこんなところで寝てしまったのか。まぁ、いつものことだ。

のろのろと起き上がる。頭が働かない。]
(139)2006/04/23 02:14:03
雑貨屋 レベッカ
おやすみ、シャーロット。
また気軽に遊びに着て頂戴ね。

[シャーロットの様子は確かに何時もと変わらず無邪気な少女の物に戻っていたが、先程見せた表情が気に掛かったままだった。]

……大丈夫かなあ。
(140)2006/04/23 02:14:48
雑貨屋 レベッカ
[レベッカはぽつんと呟き、家へ帰ろうとシャーロットと真逆の方向へ歩き出そうと振り返った。そこにはナサニエルがいて、レベッカは驚いた。]

わっ……、吃驚した。
誰かと思ったらナサニエルじゃない。今晩は。
今帰りなの?
(141)2006/04/23 02:16:05
お尋ね者 クインジー
畜生、頭、イテェな……。

[手探りで、コートの胸ポケットを探る。黒革で巻かれた錫のフラスコを取り出し、口にくわえる。

冷たくて熱い蒸留酒が喉を灼く。]
(142)2006/04/23 02:17:37
流れ者 ギルバート
−夜・酒場付近の路地−
[星空を見合げながら、道を歩く。
すると目の前にうごめく影が見える。
気になって恐る恐る近寄っていく]

・・・・・・ 誰だ?
(143)2006/04/23 02:20:31
冒険家 ナサニエル
やぁ、レベッカ。夕食を済ませて帰る所だよ。驚かせるつもりはなかったんだが、すまないね。
君はこんな時間まで頑張っていたのかい? 大変だな。雑貨屋に孤児院と、よく働くね。頭が下がるよ。
(144)2006/04/23 02:21:01
お尋ね者 クインジー
[すこし目眩がしたが、含んだ酒を飲み込むと収まった。

目の前に男がいる。こいつは誰だったか。たしか、あの、ええと。]
(145)2006/04/23 02:23:01
お尋ね者 クインジーは、流れ者 ギルバートに怯えた。
2006/04/23 02:23:18
お尋ね者 クインジー
……よ、よう。俺だ、俺。

[目の前の男に声をかける。ギルバートだっけか。確か。たぶん。]
(146)2006/04/23 02:24:48
雑貨屋 レベッカ
全然良いの、あたしが勝手に驚いただけの話だから、気にしないで。
店を閉めたのは大分前だし、それに孤児院は力になれてるかすら解らないからね。大した事無いわ。

[レベッカは肩を竦めてナサニエルに微笑んだ]
(147)2006/04/23 02:25:53
お尋ね者 クインジー
な、何の用事だい。
てめーには金は借りてなかったはずだぜ。

[目の前の男のことを思い出す。たしか物好きにも孤児院なんかを経営してるんだっけか。どこからそんな金が出てきてるのかは知らんが。]
(148)2006/04/23 02:28:51
雑貨屋 レベッカ
ああ、そういえばナサニエル。もう何年も前の話だけど、昔シャーロットと遊んであげてたわよね? あたしはロッテが小さい頃のこと、あんまり覚えてないんだけど……、ロッテって昔も今の様に無邪気だった?

【シャーロットが暗い表情を見せるのはここ一日二日じゃないから……、それは昔からなのかしら? 】
(149)2006/04/23 02:29:51
冒険家 ナサニエル
いや、きっと子供達は喜んでるよ。子供は愛してやらないと駄目だ。愛されない子供は可哀想だから。

……ふふ、こうやって時々自分に言い聞かせてるわけだよ。もうすぐ父親になるはずなんだが……実感が湧いているようでいて、湧いていないような感覚もある。我ながら、今から先が思いやられるよ。
此処にいる内に、君やギルバートに色々と教わっておかなければね。
(150)2006/04/23 02:30:44
冒険家 ナサニエル
俺は無邪気なシャーロットしか知らないな。まだ小さくて、元気の良い女の子だった。

……そうか、もうシャーロットもそれなりの年になっているんだな。帰ってきてから、まだシャーロットに会っていないんだ。彼女は今も可愛いままかい?
(151)2006/04/23 02:34:15
雑貨屋 レベッカ
ありがとう。そうね、子供にだけは無償の愛を与えられたらと思って過ごしてるわ。

そうね、父親って言うのはとても大変だと思うわ。母親は何もしなくても自覚が沸くものね。それなのに、父親の愛は母から受ける愛と同じぐらい子供にとって大きいもの。
でも、そうやって前向きに自分を省みてるナサニエルなら、きっと良い父親になるわ。愛す事や子供にとっての愛情の価値を理解出来ているなら……、私やギルバートに教わる事なんて、きっと何も無いわ。
(152)2006/04/23 02:36:52
流れ者 ギルバート
確か・・・・・・

[時々見かける赤髪の男性。どうもその荒々しい立ち振る舞いは自分が消そうとしている過去を思い出させるようでいい感情を持っているわけではない。だが自分がこの男を否定できる人間ではないのも知っている]

クインジーさん、だっけ?
どうしてこんなところで寝ているのかは分からないが風邪を引くぞ。

[何か手を差し伸べるべきかと考えたが、どうも足が前に出ない。そのまま少し男を遠巻きに見守った形になってしまう]
(153)2006/04/23 02:39:18
雑貨屋 レベッカ
そう。あの子の今の明るさは幼い時からのものだったのね。

[余計な心配を掛けさせない様にと言葉に気をつけながらレベッカは微笑んだ]

確か今年で20だったかな。元気で明朗な良い子よ。
昔と同じで可愛いまま――。

きっとシャーロットもナサニエルに逢いたがってると思うわ。時間を見つけて逢いに行ってあげたら、喜ぶんじゃないかしら。
(154)2006/04/23 02:39:30
お尋ね者 クインジー
なに、少し休んでいただけさ。

【どうしたいのだ、この男は。俺に何を。】

[様子を窺うギルバートの顔。本来なら好感をもつべきであろうその微笑みを、クインジーは素直にとらえることができない。]
(155)2006/04/23 02:43:30
冒険家 ナサニエル
あぁ、頑張って愛するようにするよ。子供のためにも。

参ったな、俺が村を出た時の年と同じぐらいになってるのか、シャーロットは。……俺も年を取ったんだな。会うのが楽しみだよ。
明日にでも時間を作って会えるようにしてみる。ありがとう、レベッカ。
(2006/04/23 02:45:56、冒険家 ナサニエルにより削除)
冒険家 ナサニエル
あぁ、頑張って愛するようにするよ。子供のためにも。

参ったな、俺が村を出た時の年と同じぐらいになってるのか、シャーロットは。ふふ、俺も年を取ったんだな。可愛いままか、会うのが楽しみだよ。
明日にでも時間を作って会えるようにしてみる。ありがとう、レベッカ。
(156)2006/04/23 02:46:39
流れ者 ギルバート
[隣人を愛す、というのは何ともハードルが高い行為だとため息をつきつつ]

休んでいた、って。
一人で立てるのか?

もし肩が必要なら貸すけど?
(157)2006/04/23 02:48:27
お尋ね者 クインジー
[孤児院を営み、親切で、人当たりのよさそうな男。
しかし……。]

気を遣ってくれたのならすまないな。俺は別に大丈夫だ。大丈夫……(げほっ

[苦い咳が出る。

……こいつは、能書き通りの男には思えない。なにか危険な気がする。気のせいかもしれないが。]
(158)2006/04/23 02:49:58
お尋ね者 クインジー
【なんで、この男はこんなに親切そうなんだ。なにか下心があるのか。】
(159)2006/04/23 02:50:37
お尋ね者 クインジーは、流れ者 ギルバートに対し、後ずさりした。
2006/04/23 02:50:41
冒険家 ナサニエル
そろそろ俺は家へ戻るけど……なんなら送っていこうかい、レベッカ?
(160)2006/04/23 02:52:37
雑貨屋 レベッカ
[レベッカはナサニエルに笑顔で頷いた。]

色々な事が上手く行く事を、祈ってるわ。
いよいよ夜が深くなってきたわね。
明日の仕事に支障を来たさないように、そろそろ戻るわね。
おやすみなさい、ナサニエル。良い夢を。
(2006/04/23 02:53:11、雑貨屋 レベッカにより削除)
雑貨屋 レベッカ
[レベッカはナサニエルに笑顔で頷いた。]

色々な事が上手く行く事を、祈ってるわ。
いよいよ夜が深くなってきたわね。
(161)2006/04/23 02:53:24
書生 ハーヴェイ
――自宅・書庫――
[ハーヴェイは明かりを手に、書庫の鍵を開けた。立ち並ぶ書架には一千冊に及ぶだろう書物が収められていた。その間を通り抜け、壁の一部分を静かに押した。隠し扉が静かに開き、暗く広がるもう一つの空間が現れた]

さて……今夜の儀式に必要なのは……。

[ハーヴェイは迷い無く、呪具や液体の入った瓶を手に取った。鞄にそれらを納めると、小さな声で呪いの言葉を唱えた]
2006/04/23 02:53:52
雑貨屋 レベッカ
[レベッカはナサニエルの申し出に少し考えたが、断るのも……と思い直した。]

じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかしら。
お願いするわね。
(162)2006/04/23 02:54:51
お尋ね者 クインジー
じゃ、じゃぁな……。
俺は行くぜ……。

[ギルバートにそそくさと挨拶をすると、路地の奥へ向けて歩き出した。

【悪い奴じゃないんだ、あいつは。たぶん。それは頭では分かる。しかし。】

[クインジーは、人の好意を素直に受け取ることができないのだ。それは自分がそんなことはしないから。]
(163)2006/04/23 02:55:16
流れ者 ギルバート
・・・・・・ そうか、まあ肩を貸りるのが嫌いな人はいるし。

気をつけて、ゆっくり帰ったほうがいい。

[クインジーへとどうもくぐもった態度を取ってしまう自分に嫌気がさす。だが彼は自分が前にいた世界の匂いが強すぎる。出来れば、触れたくない]
(164)2006/04/23 02:58:11
冒険家 ナサニエル
じゃあ、送ろう。若い女性を夜道を歩かせるのは怖くてね……。この村ではそうでもないかもしれないが、街だととてもとても。

魔女騒ぎが多くなってから、本当に怖くなった。

[ナサニエルはレベッカと共に歩き出した]
(165)2006/04/23 02:59:40
書生 ハーヴェイ
《小さき精霊、スプライトよ……見えざる汝らの集いに我を招き、世の肉なる者どもよりこの姿を隠さしめよ》

[ハーヴェイは壁に立てかけられた鏡を見、そこ己の姿が映って居ない事を確認した。踵を返して階段を上がり、ハーヴェイは家を出て森へと向かっていった]
2006/04/23 03:02:05
雑貨屋 レベッカ
魔女騒ぎが多くなった……?
……私が街に居た頃も確かに活発では有ったけど、昔よりも酷くなったと言う事なの?

[魔女騒ぎと聞いて、レベッカの表情は途端に曇り、深く何かを考える様に俯いた]
(166)2006/04/23 03:03:56
流れ者 ギルバート
[そのままクインジーの姿が消えるのを見守り、見えなくなったところでクインジーとは違う表通りを歩き始める]

・・・・・・

[どうも逆に眠れない要因が増えた気がする。もう少し夜空を見ながらゆっくり歩くことにした]
(167)2006/04/23 03:07:10
冒険家 ナサニエル
増えてるね。いや、身近に話を聞く事が増えただけなのかもしれないが。初めて街に出た頃は、まだ遠い彼方の話のように思っていたんだ。今は、はっきりと不安を覚えるね。

案外、俺の商売がうまくいかないのも魔女のせいなのかな? ふふ、まぁそれはないか。

【才能がないだけだ。ただそれだけ……それだけだ。】
(168)2006/04/23 03:10:25
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは思念を集中させ、仲間である二人の精神に意志を送った]

……ヴィンセント、シャーロット。
以前言っていたように、今晩《魔力の喚起》の儀式を行う。森の集会場に向かってくれ。誰にも見つからないよう、気をつけるように。
では、待っているよ。
2006/04/23 03:10:33
医師 ヴィンセント
――診療所・自室――

[文字を綴るのに十分なだけの明かり。ペンの走る音。静謐とした時間と空間の内で、ヴィンセントは患者の記録を細かに記していく。この作業は、もう何年も変わらない、一日を終わらせる日課だった。
……その顔が、曇る]

やっと時間か。しかし、やはり慣れないな。これは。

[そっとペンを置き、立ち上がる。コートを手に取る。
明かりを消そうとして、思い出したように机上へと視線を落とした]

……ふん。私もご苦労なことだな。
こんなもの、もうすぐ無駄になるというのに。
2006/04/23 03:13:46
流れ者 ギルバート
−夜・街の路地−
[暫く歩いていると、向こう側から人影が見えてくる。どうやら男女のカップルのように見える。

少し様子を伺っていると、どうやら女性のほうは聞き馴染んだ声のように思える]


【レベッカ、か? 】

[どうやらレベッカは男性と一緒のようだ。ならばきっと僕と顔をあわせるのは気まずいだろうから違う道を、と思ったが付近には曲がり角は見当たらない。すこし戻ればあった気がするが]

・・・・・・ 参ったな。

[つい苦笑がこぼれる。気が付かれないうちに道を引き返したほうがいいな、と振り返る]
(169)2006/04/23 03:17:43
村長の娘 シャーロット
―自室―
[部屋に戻り、ベッドに横たわったものの眠れない時間が流れていた]
[目を閉じて様々な事を考えていたが、突如としてはっと瞼を開いた]

今日が………そうだったのね。

[ふとレベッカや両親の顔を思い浮かべた]
[もう逢えない可能性まである人達の顔を]

・・・行かなきゃ。

[感傷を断ち切るように、ベッドから体を起こした]
2006/04/23 03:25:23
雑貨屋 レベッカ
……そう。嫌な話ね。とても嫌な話。
特に身近な人からそんな話を聞くと、物騒で怖いものね。

[ナサニエルに笑んだ]

魔女のせいもあるかもしれないわね、確かに。街では噂にとても敏感だから。
でもきっと、上手く行くようになるわ。あたしはそう願ってる。
(170)2006/04/23 03:25:43
冒険家 ナサニエル
そうだな、うまくいって欲しいよ。子供が苦しむ未来は見たくない。

――うん?

【何かいま動いたような……? いや、気のせいか】

いや、うん。君の家は確か……この辺りだったかな? 此処も何だか少し変わったような気がするよ。俺の記憶は随分と古ぼけてるらしい。
(171)2006/04/23 03:35:11
書生 ハーヴェイ
――深夜・森――
[森の深奥は深く、暗い。記憶と感覚を辿り、ハーヴェイは道なき道を歩んだ。やがて目的の場所は見えた。暗闇を圧するかに輝く薄青い輝き。それは常人の眼には知覚できない、大地の魔力の流れだった]
2006/04/23 03:37:00
書生 ハーヴェイ
[周囲の様子は以前と変わりなく、緑の輪にも足の踏み入れられた形跡は無かった。鞄から呪具を取り出し、規定に則って配置を終えた]

……良かろう、誰も来ては居ないようだな。

[目を閉じ、向かいつつある二人を誘導すべく思念を送った]
2006/04/23 03:43:20
雑貨屋 レベッカは、冒険家 ナサニエルに頷いた。
2006/04/23 03:50:23
雑貨屋 レベッカ
ええ、そうよ。
この村は変わっていないはずだけど、あたしも街から帰ってきた時は変わったと思ったわ。

ナサニエルは、でもそうね、またこの村が体に馴染む前にはまた街へ行くのよね。

[レベッカはギルバートの気配には気付かずに頭を下げた]

送ってくれてありがとう、助かったわ。
(172)2006/04/23 03:52:28
村長の娘 シャーロット
―自室⇒森―
[シャーロットは家を静かに抜け出すと、道には幸い誰も居なかった]
[しんと静まった闇の下、森へ向かってゆっくりと歩みを進めた]

…瞬間移動が出来たら良いのになぁ。

[シャーロットは感傷に浸らぬ様に、家を振り返らなかった]
[森へと続く道へと只管に神経を集中させた]
[だが其れが返って悪く働いた]
2006/04/23 03:54:35
村長の娘 シャーロット
[こんな真夜中に一人森へと向かう、シャーロット]
[彼女を不審に思ったアーヴァインが、後をつけていた]
[普段なら気付くで有ろう、上手く無い尾行だった]
[けれど彼女は違う事に気を取られていて、気付く様子は無かった]

こっち…かな。

[ハーヴェイの誘導の御蔭で森の中の道と呼べない道も迷わずに進んだ]
[勿論後ろにアーヴァインを連れたまま]
2006/04/23 03:54:44
冒険家 ナサニエル
あぁ、仕事が済んだら街へ戻るよ。俺の家はもうこの村じゃないんだ。子供の居る所が俺の家だからね。
でも、自分で歩けるぐらいに大きくなったら子供を連れてくるよ。時が記憶を朽ち果てさせても、此処は俺の故郷だから。

じゃ、またな。おやすみ。

[ナサニエルはレベッカに微笑しながら右手を挙げると、*自宅へと戻っていった*]
(173)2006/04/23 04:00:27
雑貨屋 レベッカは、冒険家 ナサニエルに頷くと、その背に手を振り*自宅へ入って行った*。
2006/04/23 04:04:25
流れ者 ギルバート
[道を戻ってわき道に入り二人をやり過ごす。確か男性のほうはナサニエルという名前だった気がする。なにやら昔住んでいたという話を聞いたが、ギルバートがこの村に来た時点では既にいなかったし、彼の素性は詳しく知らない。ただ、いつも真面目そうに仕事をする姿に好感を持っている]

・・・・・・

[なんとなく、少しだけ後をつけるような情け無い行動を取ってみる。どうやらそのまま二人はレベッカの家の方へと歩いていく様子だ。

ナサニエルに送ってもらうならばきっと安心だろう、そう思いつつ体の中心を冷たい風が通り抜けていくような感覚に見舞われる。きっとレベッカという女性に好意を持っているからかもしれない]

でも、それは駄目だな。

[つい声が出る。どうしても彼女と一緒にいると自分が黒く汚れた存在に思えてしまう。どんなに彼女と親しくても、自分の中で枷がかかる]
(174)2006/04/23 04:11:53
流れ者 ギルバート
ったく、余計に眠れなくなったじゃないか。

[ふう、とため息をつく。少しだけ白くなった息は闇に溶けていく]

さて、帰るか。

[少しだけやわらかくなった眼差しで空を見上げ、孤児院への*帰路に着いた*]
(175)2006/04/23 04:17:29
書生 ハーヴェイ
――深夜・森――
[伝承では“妖精の輪”と呼ばれる緑なす輪。魔力が泉となって湧き出るその周囲に、シャーロットとヴィンセントが立つべき位置を示した]

ようこそ、二人とも。早速だが、儀式を始めよう。

[二人が頷くのを確認し、ハーヴェイは目を閉じた。精神を整え、強い意志を込めて祝詞を唱え始めた]
2006/04/23 04:21:03
書生 ハーヴェイ
[静かな声はやがて朗々と響き、輪の中央から迸る青い輝きは強さを増した]

《月光の森で 大理石の山で》
《汝の白き腿を洗うがよい 麗しき神よ》
《琥珀色の泉のさざ波立つ黎明!》
《霊にして魂、肉体にして頭脳でもある》
《生きた木の節くれだつ樹身――海を越えて来たれ》

[祝詞の抑揚に和するかのように光の泉が舞い、弾ける。それは既に、通常の視覚でも捉えられるほど明確なものになっていた]
2006/04/23 04:28:44
村長の娘 シャーロット
[ハーヴェイの声が体中に染み渡る]
[体から力が溢れ返り強く強く感じれば感じる程]
[生み出される光は強く強く輝く]

【綺麗…】

[ぼうっと思った]
[収束を強める光は近付いて来た儀式の完成時を感じさせた]
2006/04/23 04:37:38
医師 ヴィンセント
[ハーヴェイが唄うように、静かに、呪詞を唱えていく。シャーロットが祈るように集中し、それを唱和する。妖精の輪が輝き、収縮と拡散を繰り返しながら、力の流れが変わっていくのを感じる。
その光景を、ヴィンセントは自らも儀式に集中しながらも……心のどこかで、他人事のように眺めていた]

私は……どうせ新参者だからな。魔女の背負ってきたものなど、わからんさ。

[自嘲気味につぶやく。乱れようとする精神を落ち着かせようと、少しの間だけ目を閉じ……。
ざり、と。土を擦り踏むような、そんな音が聞こえた。勢いよく振り返る]
(2006/04/23 04:39:29、医師 ヴィンセントにより削除)
書生 ハーヴェイ
[詠唱と集中が最高潮に高まり、意識が霊脈との同調を得た。一瞬、巨大な力の流れに飲み込まれそうに感じる。だがそれを読み解き、捉え、自らの内なる力と連結した]

《私は汝の同胞であり、汝の僕》
《汝の群れの山羊、私は金、私は神》
《汝の骨につく肉、汝の枝に咲く花》
《頑強な夏冬至点を通り春秋分点に至るまで》
《私は鋼鉄の蹄で岩の上を駆け巡る》
《来たれ、おお来たれ!》

[詠唱の完了と共に、一際大きな光が奔流となって弾け出た]
2006/04/23 04:45:46
語り部 デボラが参加しました。
語り部 デボラ



     [静かに夜が去り、朝陽が顔を出し始めた]






(176)2006/04/23 04:50:00
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