人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1387)Hunting and Avenge : 6日目 (1)
書生 ハーヴェイの襲撃対象が、流れ者 ギルバートに自動決定されました。
村長の娘 シャーロットは美術商 ヒューバートに投票しました
農夫 グレンは美術商 ヒューバートに投票しました
書生 ハーヴェイはランダム投票で語り部 デボラに投票しました
雑貨屋 レベッカは美術商 ヒューバートに投票しました
医師 ヴィンセントは美術商 ヒューバートに投票しました
修道女 ステラは美術商 ヒューバートに投票しました
学生 ラッセルは美術商 ヒューバートに投票しました
流れ者 ギルバートはランダム投票で修道女 ステラに投票しました
冒険家 ナサニエルは美術商 ヒューバートに投票しました
美術商 ヒューバートはランダム投票で雑貨屋 レベッカに投票しました
語り部 デボラはランダム投票で流れ者 ギルバートに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、美術商 ヒューバートに投票した
農夫 グレン は、美術商 ヒューバートに投票した
書生 ハーヴェイ は、語り部 デボラに投票した(ランダム投票)
雑貨屋 レベッカ は、美術商 ヒューバートに投票した
医師 ヴィンセント は、美術商 ヒューバートに投票した
修道女 ステラ は、美術商 ヒューバートに投票した
学生 ラッセル は、美術商 ヒューバートに投票した
流れ者 ギルバート は、修道女 ステラに投票した(ランダム投票)
冒険家 ナサニエル は、美術商 ヒューバートに投票した
美術商 ヒューバート は、雑貨屋 レベッカに投票した(ランダム投票)
語り部 デボラ は、流れ者 ギルバートに投票した(ランダム投票)

美術商 ヒューバート は、村人の手により処刑された……
美術商 ヒューバートは人間だったようだ。
学生 ラッセルは、医師 ヴィンセントを占った……。
医師 ヴィンセントは人狼のようだ。
医師 ヴィンセントは、雑貨屋 レベッカに襲いかかった!
次の日の朝、雑貨屋 レベッカが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、農夫 グレン、書生 ハーヴェイ、医師 ヴィンセント、修道女 ステラ、学生 ラッセル、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、語り部 デボラ、の9名。
牧師 ルーサー
―教会の一室―

[魔女に関しての記述を読んでいたルーサーは、一旦文献から目を離して息を吐く。]

これは、本当に錯乱した人間が独白した妄想の類なんだろうか?
それにしては……

[整いすぎている、とルーサーは思った。
もちろん、それは彼の主観ではあるのだが、錯乱した人間の記述や独白と言うものは、もう少し支離滅裂になるのではないのだろうかと言う思いが湧いてくる。
文献には、事件遭遇した人物の正確な名前については、触れられてはいない。
ただ、「農夫」とか「医師」と言った肩書きがあるだけだ。
ルーサーが牧師の名を知ったのもこれとは別の文献からで、ここにはやはり「牧師」としか書かれていない。]

やれやれ、徹夜してしまったようだな……

[窓を開け、やや白みがかった空を見ながらルーサーはため息をつく。
どうも、文献を読み進めるのに夢中になりすぎたようだ。
今日1日、眠気と戦う事を想像すると気が滅入ってくる。]
2006/04/28 08:13:17
牧師 ルーサー
…………

[窓から入ってくる風を受けながら、ルーサーは魔女事件について書かれた本を見つめる。]
読んだ記述からは、疑惑が疑惑を呼び、残った全ての人々の心が危うく軋み、悲鳴をあげ始めているのが伝わってくる。]

生き延びてくれると良いのだが……

[誰に対してそう思ったのかはわからない。
ルーサーは無意識の内に胸元で十字を切っていた。]
2006/04/28 08:22:26
冒険家 ナサニエル
― 教会・礼拝堂 ―

医者? 今度はヴィンセントが魔女か?

[ナサニエルは虚ろな目のまま呟いて、ギルバートを見送った。身を動かした時にまたちゃり、という音が鳴る。しかしその音を聞いても、ナサニエルの視線はただ泳ぐだけだった。]
(0)2006/04/28 21:50:01
農夫 グレン
――教会――

[鉈を軽くふき取って腰に差している。
血が滲む左肩を押さえながら教会に戻ってきた。]

[教会の扉に手をかけ…]

レベッ………カ?

[横たわる死体に。
綺麗な横顔が。硝子玉のように曇っている眸が…

嗚呼そこには…
まるで長年そこにあったように胸に突き立てられたそれは…]
(1)2006/04/28 22:02:38
農夫 グレン
【レベッカ…何故、レベッカ…?】
【あれは…あれは、ヴィンセントの道具じゃないのか?】

どういう事だ!?
何があったんだよ?

[ぼんやりと佇むナサニエルの肩を強く掴み、揺さぶった。]
(2)2006/04/28 22:11:47
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの言葉に]
[唇が震え]
[顔色が青ざめる]
[今にも倒れそうだった]

あ…待っ……て

[涙で真っ赤に腫れ上がった目で]
[立ち上がった]
[グレンとナサニエルに]
[今にも崩れる寸前の儚気な笑顔を見せた]

・・・御免なさい。

………此処に"居て"、御免なさい………。

[行きたく無い]
[其れでも行かなければならないと思った]
[責務を胸に抱きながら]
[シャーロットはギルバートの後を追った]
(3)2006/04/28 22:34:11
農夫 グレン
[見れば…それは分かる。
レベッカをヴィンセントが殺した。

だが、レベッカはどう見ても魔女には…
ヴィンセントは…アーヴァインの事を知らせたのに…あれは…。]

[ぐるぐると巡る思考。]


シャロ!!?
1人で行くな、危ない!

【シャロ、何があったんだ。】
【何故、泣いてるんだ?】


[シャーロットに追いつくべく、その後を駆け出した。]
(4)2006/04/28 22:41:49
冒険家 ナサニエル
シャロ?

[彼の瞳が、焦点を結ぶ。白く濁っていた思考の海が青く澄んでいく。]

どうした、シャロ!

[ナサニエルは身を起こすと、シャーロットを追いかけていった。]
(5)2006/04/28 22:42:54
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはシャーロットを追いながら、グレンに声をかけた。]

俺が来てみたら、レベッカが死んでいた。ギルバートが言うには、ヴィンセントがやったと。そう言って、ギルバートは出て行った。

……彼によれば、ヴィンセントは魔女だそうだ。何がどうなったのか、なぜ魔女だとわかったのか、俺も聞けていないけどね。
(6)2006/04/28 22:47:23
農夫 グレン
………。

[ナサニエルの説明を無言で聞く。
シャロはその光景を見ている筈だ…でないと、あんなに青ざめている理由が分からない。]

【…此処に居て…ごめんなさい…】

[何が…何があったんだ。
シャロ。ヴィンセントがその原因なのか?]
(7)2006/04/28 22:56:51
農夫 グレン
シャロ!
シャロ、待ってくれ!!!

[グレンはシャロを呼び止めるべく、再度、呼びかけた。
1人で、その悲痛な表情で追わせる事が出来なかった。]
(8)2006/04/28 23:10:45
村長の娘 シャーロット
[グレンの声が痛かった]
[聞き慣れた穏やかな音色]
[足を止めたい気持ちが勝っているのに]
[何かに追われている様に走り続けた]
[ステラの言葉を思い出す]
[何度もリフレーンする]
[責める気持ちはもう浮かばなかった]

私の…存在自体が、迷惑なんだよね…。
其の通り、なのにね………。

[悲に濡れた声が消えた]
(9)2006/04/28 23:19:21
書生 ハーヴェイは、教会へと向かっていた。
2006/04/28 23:20:00
書生 ハーヴェイ
――夕刻・道――
[夕陽に朱く色づいた教会への途上。一陣の熱風がハーヴェイに吹きつけた。灼熱、と形容するに相応しい温度の塊が襲い掛かる。腕で顔を覆い、身を竦めて凌いだものの、その頬には焚火にあたっていたかのような赤みが差していた]

【なんだ、これは……この季節に、いやこの村で吹くような風じゃ、ない。まるで火事の現場にいるような。そんな熱だ……】

[背後を振り返り、周囲を見回した。だが、それ以外に異変の徴候は見当たらなかった]
(10)2006/04/28 23:20:29
村長の娘 シャーロット
【とてもとても今更】
【魔女に成ったあの日から感情は捨てた筈】
【だからお父様もお母様も】
【皆が石になっても何とも思わなかったのに】

[シャーロットは自嘲笑った]
[本当に今更な御話だった]

【でもだって】
【私なんかの為に…】

[ギルバートの燃える様な目を思い出す]
[怒りと形容し切れない感情が混ざった瞳]

怖い。
………失いたく無いから、怖いよ。

[意図しなくても恐怖の念が]
[シャーロットの持つ"接触感応"で二人にも伝わった]
(*0)2006/04/28 23:24:31
農夫 グレン
シャロ…!!!

[何で。
何故。
何かに逃げるかのように。

駆ける。駆ける。駆けていく。
シャロの声が何か、微か聞こえた気がした。]

シャロ…!
お前まで、俺は喪いたくない!!!

[そのまま放っておけば、視界から消えれば、
シャロの全てが何もかも消えていきそうで。
グレンは叫んだ。]
(11)2006/04/28 23:24:47
修道女 ステラ
――修室――
[ステラはシャーロット達が飛び出して行った後、一人修室へ向かった。寝台、机、書棚のみの簡素な部屋。ステラは寝台の下に手を伸ばし、それを掴んだ。ひんやりとした感触が伝わる。]

【このままでは、いけない。このままでは……、私の知らない"私"が、私を、この村を滅ぼしてしまう。】

[だからと言ってこの村の事態を収束する術も無い。それの使用用途は決して誰かを傷つける為の物ではなく、自分がまた暴走した時に暴走を止める為であった。]
(12)2006/04/28 23:35:52
書生 ハーヴェイは、教会の礼拝堂を見上げ、ふと足を止めて胸を押さえた。
2006/04/28 23:56:02
書生 ハーヴェイ
――教会手前の道――
【胸が……苦しい。なにか、とても嫌な予感がする。幾人もの死の気配。炎と嵐、破壊の予兆。急がなければ】

[ハーヴェイは半ば駆け足に近い速度で、教会の門を通り抜けた]
(13)2006/04/28 23:56:33
書生 ハーヴェイ
【シャーロットの不安と恐怖。生のままの感情が伝わるとは余程の事に違いあるまい】

シャーロット……何かを感じているのだな。
いや――君が何を懼れているのか、朧げながらも想像はつく。今、そちらに行くよ。

……いや、もう君の姿が見えた。大丈夫か、シャーロット?
(*1)2006/04/28 23:56:58
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロットが駆けてくる姿を目にし、名を呼んだ。
2006/04/29 00:01:51
学生 ラッセル
[眠りに落ちたときとは逆に、目覚めは最悪だった。]

…!
っくそ。
馬鹿じゃねぇのか。

[体中の痛みで目覚める。
当たり前だ、腕の傷の処置だってしていない。

またも、世界が揺れていた。
確かに眠気をこらえながら家に戻るときはこけつまろびつであったが、全身が痛いのは何でだ。]

…どのくらい寝てたんだ。
何で俺はこんな間抜けな格好で無事にここにいる?
(14)2006/04/29 00:14:48
書生 ハーヴェイ
――教会入り口――
[シャーロットの後ろから、気忙しい様子で追いかけてくるグレンの姿と声。後に続くナサニエルも見えた]

シャーロット、どうしたっ!?

【他の者は居ない……ステラは、ヴィンセントやレベッカ達は? 礼拝堂の中か、或いはもしや?】

[教会での出来事を知る由もなかったが、ハーヴェイは不吉な想像に眉を顰めた]
(15)2006/04/29 00:21:44
流れ者 ギルバート
−路地・病院付近−
[ヴィンセントは何処にいるのか。それだけが頭の中に渦巻いている。今はただ悲しみの感情を忘れる為だけに。

もしかしたら、気が狂っているのかもしれない。理性的であるような、無いような。レベッカという存在を失った事を認識していないのかもしれない。だが頭では理解している。いつかその悲しみがあふれてくる事を。

だが、それは医者を殺し、そして子供達を石化から元に戻してからの事だ]

・・・・・・ 何処にいる、ヴィンセント。

[病院の入り口の前に立ち、気配をうかがっている]
(16)2006/04/29 00:27:53
学生 ラッセル
[傷口自体はそこまで深くはないようだった。
左手も痛みを伴うがしっかり動く。

しかし、ベッドは血まみれだった。

息をつく。

これを洗うのは、相当面倒そうであった。]

くっくっ。

[今は、それどころではない。

立ち上がる。
本棚の裏から酒を取り出し、傷口を洗い流す。
そして、清潔な布を強く巻いて縛る。
これしか処置が思い浮かばない。

全く、貧困じゃないか。]
(17)2006/04/29 00:28:16
農夫 グレン
――教会前――

[道に出ていく前にハーヴェイと合流した。]

ハーヴェイ!

[見知った顔に声をかけて。
だが…けれども…。]

無事だったか。

[心には、疑惑の芽が芽吹いている。
今は刈り取れそうにはない。]
(18)2006/04/29 00:30:02
冒険家 ナサニエル
ハーヴェイか。

[ナサニエルは表情の温もりを冷まして、ハーヴェイに声をかけた。]

ヴィンセントとギルバートを見なかったか? ギルバートはヴィンセントが魔女だと言って駆けだしていったんだ。
(19)2006/04/29 00:33:04
医師 ヴィンセント
――診療所・自室――

……ああ。

[額を手で押さえ、壁にもたれかかるように床に座っている。傍らには、空になった薬瓶がいくつか転がっていた]

うまく、押さえていたと思ったんだが……。
(20)2006/04/29 00:33:51
農夫 グレン
――教会前――

[ナサニエルの言葉を継ぐように。]

レベッカが
  ヴィンセントに殺された。

ヴィンセントの器具が、レベッカの胸に。
(21)2006/04/29 00:37:30
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
学生 ラッセル
[左目の上の傷に触れる。]

…よく生きているもんだ。

[どこに基準を置くか。
人間は果たして弱いのか、それとも強いのか。]
(22)2006/04/29 00:38:39
流れ者 ギルバート
[銃を構え、ゆっくりと病院の扉を開く。
そしてゆっくりと物音を立てないように病院の中に入っていく]

・・・・・・

[わずかだが、荒い呼吸の音が目の前の一室から聞こえている。中の様子を探りながら、扉へと近づいていく]
(23)2006/04/29 00:44:11
村長の娘 シャーロット
― 路地・診療所付近 ―
[グレンの叫びに足を止めた]
[グレンが大事な人々を失った痛みを思い出した]

・・・グレ兄・・・。

[だがギルバートの背中が遠ざかって行くと]
[後ろ髪引かれる思いをしながら再び足を進めた]
(24)2006/04/29 00:45:06
書生 ハーヴェイ
――教会入り口――
[グレンに頷き、ナサニエルの言葉に今来た道を振り返った]
いや、どちらも見なかった。随分と火急の事態が起きたようだな。

[レベッカの死を告げる声に、表情を強張らせてグレンを見た]
ヴィンセントが……? ……っ、何てことだ……
(25)2006/04/29 00:45:09
村長の娘 シャーロット
・・・ハーヴェイさん。
私・・・、私・・・・・。

[怖いと言ったら止まらなくなりそうだった]
[様々な言葉を飲み込んで]
[呟く]

御免なさい…
(*2)2006/04/29 00:46:41
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロットが足を止めず駆けていったことに、焦りの色を浮かべた。
2006/04/29 00:46:45
書生 ハーヴェイ
謝らなくていい、シャーロット。
……いや、そうした方が気が楽なら幾らでも謝ればいい。私はそれを受け入れるから。
其れよりも今はヴィンセントの事だ、そうだろう?

このままでは、
【彼は狩られて――】

[そう考え、咄嗟に思考を遮断した]
(*3)2006/04/29 00:49:45
農夫 グレン
――教会前→路地診療所付近――

シャロ、待つんだ!!!
1人じゃ危ない…

[ハーヴェイを横へ押しやるように。
不安の声を漏らし…。
一度足を止めたものの走り出したシャロを追った。]
(26)2006/04/29 00:51:19
医師 ヴィンセント
[元々、連日の儀式で無理は感じていた。おそらく、近く限界が来ることも予想し、準備していた……だが、予想よりも早い段階で限界は訪れた]

あの薬に込めた魔力……いや、感情を抑えきれなかった時点で、すでに手遅れだったか。ハハ。

[疲労に似ているようで、もっと危うい何かが身体全体を襲っている。また、気を抜けば一瞬で爆発しそうになる感情の渦に、精神をすり減らす。

薬で緩和しているが、それさえも気休め程度にしかならない……激しい波。

それは、本来なら手の届かないはずのものに手を伸ばした、代償だった]
(27)2006/04/29 00:51:38
流れ者 ギルバート



[そっと、その部屋の扉を開ける。片手に銃を構えながら]




(28)2006/04/29 00:55:02
書生 ハーヴェイ
[シャーロットとヴィンセント。二人の間にある絆を思った。彼らの中にあるそれが砕かれぬようにと願った]

急いだ方が良い、シャーロット。
だが、心は落ち着けて。君の中にある力は確かなものだ。操れないものではない、自分の思う通りに揮うことが出来るものだ。そう自分に言い聞かせろ。

そして助けるんだ。ヴィンセントを。君の持つ異能で。
(*4)2006/04/29 00:55:49
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに肩を並べて走っていった。
2006/04/29 00:56:28
村長の娘 シャーロット
― 路地・診療所付近 ―
["私の所為で"自責の念は留まる事を知らず]
[シャーロットに自身を顧ずに行動させて居た]
[ヴィンセントやギルバートの元へ行って]
[自分に何が出来るのかも解らなかった]
[唯其れでも何か言わなければならない気がした]
[唯其れでも何か行かなければならない気がした]

[ギルバートが入った扉を見失わない様に]
[追い掛けた]
(29)2006/04/29 00:57:05
農夫 グレン
――路地・診療所付近――

【ここは…ヴィンセントの。】

[シャロを追って着いた場所はヴィンセントの診療所。
傍らのハーヴェイに頷きかけると中へと入った。]
(30)2006/04/29 00:59:38
書生 ハーヴェイ
[グレンに追いすがり、焦りの色を交えた声を飛ばす]

まずいな、知っているだろう、シャーロットはあの医師に良く懐いていた。好意を寄せていると言える程に。
このままでは――誰かが。

[死ぬ、とまで言えぬままに走り続けた]
(31)2006/04/29 01:00:15
村長の娘 シャーロット
[ハーヴェイの言う通りだと思った]
[何も言わずに心身を集中させる]

【助けられるのは私しか居ない】
【巻き込んだ私の責任】
【この力は私にコントロール出来る物・・・】
(*5)2006/04/29 01:01:55
医師 ヴィンセント
[侵入者には、気づいていた。だから、声を掛ける]

やあ、そこにいる君。

遠慮せず入ってきなさい。大丈夫だ。私には今のところ、抵抗するすべがない。
(32)2006/04/29 01:03:13
学生 ラッセル
[処刑を待つ囚人の心境。]

大人しく死んでやるつもりもないが。
まだ生きてるって事は、強引に死なすつもりもないのか?

[外を見ると、おそらく半日ほど経っていた。

家に残っていた、自分自身存在を忘れかけていたような保存食の類を貪り食ったが、そう簡単に血は戻らないだろう。
しばらくはこのふらつく足で生き延びなければならない。

…だが、今「どうなっている」のか、正直、よく分かってはいなかった。皆、生きているのだろうか?

…自分が生きている、それだけで満足するべきだっただろうか。ハーヴェイのような…俺によくしてくれた人だって。
疑ったり、するのだ。

それは、確信ですらあった、のだが。
証拠も根拠も示せない。

駄目だな、と思う。]
(33)2006/04/29 01:05:00
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはグレンとハーヴェイの後ろを少し遅れて走っていた。]

【俺はシャーロットを追っている。グレンもそうだ。シャーロットはギルバートを追っているのだろう。そしてギルバートはヴィンセントを。】

【……どうしてシャーロットは、ギルバートを追うんだ?】

[ナサニエルがふとそう思った時、ハーヴェイの声を聞いた。]

シャロが懐いていた? そうなのか、ハーヴェイ? それは……まずいな。下手をすると、シャロがヴィンセントを庇うかもしれない。ギルバートはシャロまで殺しかねないぞ。
(34)2006/04/29 01:05:46
流れ者 ギルバート
・・・・・・

[銃を構えたまま、部屋に入る]

お前が、この村をこんなにしたのか。

お前が、レベッカをあんな目に会わせたのか。


お前が、俺をこんな目に会わせたのか。




個人的な興味だ。死ぬ前に聞かせろ。何故こんな事をした?お前が望んだ事は何だ?
(35)2006/04/29 01:09:13
農夫 グレン

【シャロ…!!!】
(36)2006/04/29 01:11:20
村長の娘 シャーロット
― 診療所 ―
[入り口から見える二人の姿に]
[シャーロットは足を止めた]
[棒立ち状態になって]
[恐怖に頭痛がした]
[不意に無力と脱力感が襲い掛かる]

・・・ヴィンセントさん・・・。
ギルバートさん・・・・・・。

[二人の名前を呟いて]
[虚ろな目で二人を見た]
(37)2006/04/29 01:14:37
医師 ヴィンセント
私の望んだこと、ね。

[姿を見せたギルバートの問いに、ふと、考え込む]

さて……何だったかな。
(38)2006/04/29 01:15:47
農夫 グレン
[焦りと不安で心が締め付けられる。
と、棒立ちになって立ち竦むシャロの姿が。]

【シャロ、シャロ…!!】

[やっと追いついた。
そう思えた。
その身体を後方に引き寄せるように抱きしめようとした。]
(39)2006/04/29 01:21:16
医師 ヴィンセント
ああ、そうだ。興味だ。

私はね、まだ若い魔女なんだ。成って……まだ数年といったところか。

私は、魔女としては才能もないし経験も浅い。潜在的な素質など、この村の人間の方がよほど優れているだろうな。
専門の医学を応用してどうにか錬金術らしきものをやってみたが、それですら一般人に抵抗される程度のものだ。
だから、少しでも力を得るために、今回の儀式……魔女の力と知を惜しげもなくつぎ込んだこの儀式に、興味を持った。

[自嘲するようにつぶやき、ふと遠い目をする]

はは。全く、嫌になるよな。
非常識な奴らと関わり、その知と力の一端を手にしたことで、自らの分を誤り……あげくこのざまだ。
どうやら私は、とことん小物らしい。
(40)2006/04/29 01:22:17
流れ者 ギルバート
・・・・・・ それだけか。

[トリガーにかけた人差し指に力が入る]

まともな答えは返ってこなそうだな。



死ね。
(41)2006/04/29 01:23:27
村長の娘 シャーロット
嫌……・・・・、嫌っ。
こんなの嫌、
こんなの絶対嫌―

――ヴィンセントさんっ。
何で、如何して・・・?
(*6)2006/04/29 01:26:31
医師 ヴィンセント
[死ね、という言葉が、響く。その言葉に、ヴィンセントは目を閉じた。口を開く]

ギルバート。
この村の人々を戻す方法、知りたくないか?
(42)2006/04/29 01:27:53
修道女 ステラ
[ブルーの手甲は身分の高さを誇示している。サーベルは家出同然でこの村に来た時、修道院への連絡ともう一つ、父親がしてくれたものだった。]

【これを渡してくれた時、父は何も解って無いと思ったのに……。】

……父上が私へ授けた理由とは違う用途で、これを使う日が来るかもしれません。

[ステラは修室を出て、礼拝堂へ向かった。直に使える様にすべきだったが、これ以上人の気持ちを煽らぬように隠さなければならない。]
(43)2006/04/29 01:30:57
学生 ラッセル
さて。

[どうするか。

得られた確定的な情報は二つだ。

魔女は交渉に応じるつもりはない事。
魔女は複数いる事。

あとはさしあたりどうでもいい事だった。

個人的な興味は尽きないが。]

くっくっ。

しかし。

[頭が回らなかった。
舌打ちする。
動くしか、ないのだが。]
(44)2006/04/29 01:31:18
村長の娘 シャーロット
[すっと精神を研ぎ澄ませた]
[見つめた先に有った机]
[唯其れだけをじっと見つめた]
[強い殺意を瞳に込めて―――]
(*7)2006/04/29 01:31:21
村長の娘 シャーロット
[グレンに後ろから抱き締められて]
[崩れ落ちる様に力が抜けて行くのが解った]
[グレンの腕の温かさに]
[思考が全て止まった]

あ………。
・・グレ・・・・・兄・・・・・・?
(45)2006/04/29 01:32:32
流れ者 ギルバート
・・・・・・

[そうだ、それが目的だったはずだった。
子供達をよみがえらせる。それの為にレベッカも死んだ。ならばその言葉に戸惑うべきだ。

だが口から出た言葉はそんな理性的なこととは全く異なっていた]


もうどうでもいい。お前を殺す事が俺の目的であり欲求を満たす結論だ。なんだったらお前ら魔女みたいにお前の屍を租借してやろうか?お前らどうせカニバリズムの習慣でもあるんだろ?
悪いがお前に満足な死も、ましてや九死の先にある一生も存在しない。一方的な生命の狩猟それだけだ。神に詫びろ、などという甘い言葉など吐かん。お前の存在をこの世から消す。ただそれだけだ。
(46)2006/04/29 01:36:40
書生 ハーヴェイ
――診療所――
[ナサニエルの言葉に身振りだけで同意を返した。息を切らせ、辿り着く。入り口で立ち竦むシャーロットに遮られ、中の様子は窺えなかった。ただ、言い争う声の響きだけが聞こえてきた]

ヴィンセントと、ギルバートか……。
(47)2006/04/29 01:36:51
農夫 グレン
[シャロを庇うように抱きしめる。
腕の中…内側へと抱きとめた。]

馬鹿。1人で行くな。
シャロ、お前は見るな。

[小さく囁いて。
シャロの安全の為に入り口から遠ざかった。]
(48)2006/04/29 01:38:23
冒険家 ナサニエル
間に合ってくれたかな?

[グレンがシャーロットを抱き留めるのを見て、ほっとする。]
[――同時に、思考の海にもやがかかる。]

【……これは何だ?】

[ナサニエルには、そのもやの正体が掴めなかった。]
(49)2006/04/29 01:39:47
書生 ハーヴェイ
[ギルバートに対しては何故か疎ましく感じていた。こんな辺境の村で孤児院を運営するという取り合わせに違和感を感じていたのかもしれない]
[一方でヴィンセントには以前から世話になっていた。他に何も無ければ彼を助けようと介入しただろう。だが、グレンから彼がレベッカを殺したと告げられ、ハーヴェイの行動基準は揺れていた]
(50)2006/04/29 01:42:02
冒険家 ナサニエル
二人は……中か?

[ナサニエルはシャーロットをちらと見た。そしてすぐに診療所の入口へと目をそらすと、そのまま中へと進んでいった。]
(51)2006/04/29 01:45:32
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの冷たい言葉]
[理性を失った獣の様で其れで居て静かな言葉]

ヴィンセントさん・・・。

[ヴィンセントが発した言葉]
[整理する様に頭で反復する]
[初めて出合った頃の事や]
[其の後何度も話をした事を]
(52)2006/04/29 01:46:35
農夫 グレン
[ナサニエルにシャロを託そうとした。]

【兄さん…】
【魔女じゃないと、変わってないと…今は、信じるからな。】
(53)2006/04/29 01:46:44
医師 ヴィンセント
はは。そう言うなよ。話したいんだ。話させてくれ。
何、聞きたくなければ、引き金を引けばいい。どうせ、私にはそれを止めるすべはないからね。

「神は土塊から人間を創りたもうた」

この言葉をよもや知らぬわけはないだろうが、さて。
では、神の奇跡の力だけが途絶えたとき、人はどうなるのだろうな?

[うつむき、眼鏡の位置を直す。暗澹と、皮肉げに、笑む]
(54)2006/04/29 01:47:52
村長の娘 シャーロットは、冒険家 ナサニエルの行動を不安そうに目で追った。
2006/04/29 01:47:55
農夫 グレンは、冒険家 ナサニエルが中に入っていくのを見送った。
2006/04/29 01:48:45
学生 ラッセル
[仕方ない。]

教会へ行くか。
どうせ逃げ場もない。

[観念して、立ち上がる。

もう、この村がこの姿になってどのくらいだろう。

アーヴァインの遺体は腐敗しているだろうか。

実際経った時間よりも、時間は長く感じられた。]
(55)2006/04/29 01:55:10
流れ者 ギルバート
・・・・・・

[頭の中がもやもやする。既にヴィンセントが何を言っているか分からない。いや、興味が無いのかもしれない]


で?
(56)2006/04/29 01:58:33
医師 ヴィンセント
[気づかれぬよう、遠くを見るふりを装い身体をよじる。ギルバートから死角を作る。慎重に、自然を装いながら……懐へ手を忍ばせる]

まあ、それが神の奇跡かどうかは私にはあずかり知らぬところだが……生き物なら誰しも「この世に存在しようとする力」を持っている。この村の人々は、我々の儀式の余波でそれがが停止しているのだな。
魔女はその力を精髄と呼ぶらしいが、私はそれを魂と理解している。

では、だ。もしそれをもう一度入れ直すことができれば、村人たちは……。

[言い終わる前に、メスを取り出す。話している間に、身体の準備は整っていた。
一瞬で身を起こすと、ギルバートに飛びかかる]
(57)2006/04/29 02:00:13
冒険家 ナサニエル
【さて……ギルバートとヴィンセントに会って、……そして俺はどうするんだろう?】

[歩きながら、ナサニエルはふと気づき、そして自問した。自分はシャーロットを追ってきた。ギルバートとヴィンセントを追ってきた訳ではなかったのだ。]

【俺はどうするべきなんだろう?】

[考えようとして、余計な何かが邪魔をした。脳裏に写るのはギルバートとヴィンセントではなく、二人の男女。]

【えぇい、俺はどうするべきなんだ?】

[ナサニエルの自問は妨げられたまま遅々として進まず、答えを出す前に目的地へとたどり着いた。ヴィンセントの声が、聞こえてきた。]
(58)2006/04/29 02:02:26
村長の娘 シャーロット
[ヴィンセントの言葉は]
[今までに聞いたどの言葉よりも重く響いた]
[理解に難しい単語の羅列]
[其れも不思議と耳が受け入れる]
[けれど]

・・・!!!!

[ヴィンセントが牙を向いた]
[其のヴィンセントを見るのは二度目だった]
[一度目は昨日。二度目は―]
(59)2006/04/29 02:02:47
学生 ラッセル
【畑の世話もしないといけないんだがな。】

[ぼんやりと、そんな事を考える。

大変だろう。


教会の扉の前に立つ。
人の気配がしない。

…妙だな。]
(60)2006/04/29 02:03:47
修道女 ステラ
――礼拝堂前――
[ステラは前方にラッセルを確認すると、サーベルをさっと隠しながら近付いていった。]

ラッセルさん……?
(61)2006/04/29 02:04:54
流れ者 ギルバート
[既に言葉が耳に入っていないギルバートがヴィンセントの行動に即時に反応するのは明白だった。

だがどうやら手元が狂ったらしい。突然立ち上がったヴィンセントへ発射した銃弾は、心臓ではなくヴィンセントの右太腿に向けて打ち込まれる。

そして、ギルバートはその結果をろくに確認もせず、ただ心臓を打ち抜き損なったという結果だけを理解し、舌打ちしながらポケットから銃弾と火薬を取り出し、次の射撃の準備を整え始める。少し首は斜め左に傾き、焦点が合っていないように見える]


なんだ、それだけか?

続けろよ。

[その言葉は冷たく部屋中に、しかも低く響き渡る]
(62)2006/04/29 02:05:27
流れ者 ギルバート
ちっ。

[手が震えているのか、それともその行動に対しての精度が低いのか、銃弾が上手く入らない。苛立ち、がちゃがちゃと拳銃が音を立てる]


入んないんだよ。弾が入んないんだよ。


弾が、さ。


入らないんだよ!!!!


[突然ヴィンセントの顔面を蹴りつける]
(63)2006/04/29 02:07:47
流れ者 ギルバート
お前の!!

お前のせいで!!!


弾が、入らないんだよ!!!
(64)2006/04/29 02:08:09
医師 ヴィンセント
[メスは相手の身体に届かなかった。衝撃に倒れ込む]

ち……やはりだめか。
思うに君は、私よりもよほど優秀な魔女になれるだろうな。

[脂汗を流しながら、舌打ちする]
(65)2006/04/29 02:10:14
学生 ラッセル
[静かだった。]

…ステラさんか。

皆は、どうしたんだ?

随分、静かじゃないか。
(66)2006/04/29 02:10:31
村長の娘 シャーロット
[体中を振るわせる程大きい銃声]
[豹変したギルバートの獰猛さ]

駄目…っ

[シャーロットは思わず]
[グレンの腕から飛び出して行こうと地面を蹴った]
(67)2006/04/29 02:11:34
医師 ヴィンセント
[顔面を蹴られ、弾けるように吹き飛んだ。もはや、抵抗する力も、気力も残っていない。

元々が、すでに限界を迎えていたのだ。今はもう、痛みがあるかどうかさえ、怪しい]

(死ぬか。死ぬな。
ふん……思えば、ろくでもない人生だったな)

[かすんでいく意識で、自らの死期を自覚する]
(68)2006/04/29 02:14:49
修道女 ステラ
[ステラはラッセルに困惑したような笑顔を浮かべながら、ヴィンセントの事を話した。勿論、ヴィンセントが何故そうなったのかについては話さなかった。記憶はバッサリと抜け落ち、思い出したくなかったからだ。]

その後、ヴィンセントさん達が何処へ行かれたのか、私は存じませんが……、

[言葉を切った時、銃声がした。ステラは目を伏せる]

……この分だと……、皆さんが戻られても、静かなままかもしれませんね。
(69)2006/04/29 02:15:11
農夫 グレン
[ただ、腕の中のシャロの温もりが正気の世界に繋ぎ止める。
普段よりも、理性が働いているのが分かる。]

【若い魔女…潜在的な素質。】

[大半がよく分からない言葉だ。
だが…言葉がところどころ引っかかった。]
(70)2006/04/29 02:15:16
農夫 グレン
駄目だ!
シャロ、行っちゃ危ない!!!

[地面を蹴ったシャロの腕を辛うじて捕まえる。
離すまいと、後方から抱き止める。]
(71)2006/04/29 02:16:41
書生 ハーヴェイ
[診療所の中から炸裂音が響いた。殺意と憎悪をこめた音が。思わず唇を噛む。グレンの腕の中でもがくシャーロットを目にした瞬間、自分でも思いがけなく身体は動いた]

シャーロット! 気にするな、行け!

[叫び、グレンの背後から体当たりを掛けた]
(72)2006/04/29 02:16:57
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンの両腕を押さえようと掴みかかった。
2006/04/29 02:18:10
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは二人の傍へ近づいた。]

ギルバート……? ヴィンセント……?

[彼は、二つの狂気を見たような気がした。“魔女”の狂気と“人間”の狂気。]
(73)2006/04/29 02:18:26
農夫 グレン
な………――っ!!!

[背後からの体当たりは、グレンを飛ばし、左肩から地に叩きつけた。うめき声をあげる。]

……ハー、ヴェイ!

[ぐ、っと首を振り、振り返った。]
(74)2006/04/29 02:19:41
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに向かって首を振った。
2006/04/29 02:20:24
農夫 グレン
何をするんだ!!!!
ハーヴェイ、シャロが…!!

[掴みかかるハーヴェイの腕を掴む。]
(75)2006/04/29 02:21:13
学生 ラッセル
…。

[絶句する。]

どれだけのやつが。
…「無事」なんだ。
(76)2006/04/29 02:21:51
村長の娘 シャーロット
[何が起こったのか解らなかった]
[只グレンから離れると体がふら付いて]
[其れでも]
[ヴィンセントの方へ駆け寄って行こうとした]

・・ヴィンセント・・さんっ!

[意思とは関係無く大量に涙が零れる]
[泣き顔なんて見せたく無いのに]
[上手く笑えなかった]
(77)2006/04/29 02:22:22
書生 ハーヴェイ
何も出来ないまま大事な者を失う無力を、彼女にも味合わせるな、グレン。その辛さを一番知っているのは君だろう!

[グレンの強い眼差しを確と受け止めた。もつれ合って倒れた身体を起こし、扉へ向かおうとする]
(78)2006/04/29 02:22:50
流れ者 ギルバート
くふ、くはは。

[散々ヴィンセントの顔を蹴りつける。つま先の感覚がなくなるほどだったkがそれも既に気が付くほどの余裕がなかった。既にその”蹴る”という行為に没頭し、力の加減どころか止まることが出来なくなっている]

お前なんか死ねばいいんだ!!
お前がいなくなれば俺は幸せになれるんだ!!
お前が呼吸をしなくばれば俺は楽になるんだ!!
お前が俺を見なければ俺が気に障ることは無いんだ!!
お前の心臓の鼓動さえ止まればこの部屋は静かになるんだ!!
お前の足音さえ聞こえなければ安心して寝られるんだ!!

お前が、お前が。

俺の全てを奪った!!

[つま先の骨が折れる音がする。それと同時に、嗚咽と共に涙が流れた]

レベッカを!!レベッカを返せ!!!どうしてレベッカじゃなきゃいけなかったんだ!!どうしてレベッカを殺す必要があったんだ!!どうして俺を殺さなかった!!

答えろ!!答えろよ!!!!!!!
(79)2006/04/29 02:23:03
書生 ハーヴェイは、診療所の中に向けて叫んだ。
2006/04/29 02:23:30
書生 ハーヴェイ
ギルバート! ヴィンセント! 返事をしろ!
銃は! 殺したのか!?
(80)2006/04/29 02:24:22
農夫 グレン
馬鹿か!!!!

[ハーヴェイを殴ろうとした。]

お前は…目の前で見てしまう苦痛が分かるってのか!!!
しかも、しかも、相手は魔女だぞ!
例えシャロが好きでも、何かあったらどうするんだ!!!
(81)2006/04/29 02:24:48
修道女 ステラ
[ステラはラッセルの問いに小さく首を振った。]

私も、彼らと貴方以外を最早正確に把握している自信は有りません。
……ラッセルさんは、他に誰かの……生死を把握しておられませんか?

私は修道女ですが……、教会の者はこの様な事態にとても弱いのです。祈る事だけしか出来ませんから。ですが、直接的に何も出来なかったとしても、情報だけは把握しておきたいのです。
(82)2006/04/29 02:27:38
医師 ヴィンセント
(ああ、そうだ)

[蹴られる。何度も何度も蹴られ、身体はとうに指一本として動かない。なすすべもなく、痛みすら感じず、ただ自らの身体が壊れていくのを感じつづける。
しかし、頭だけは妙に冷めていた。]

(師に破門され、闇医者を始めたときから……そんなことは分かっていた。
あの日……軒先に倒れていた女を魔女と知らずに治療してしまい、協力者として都を追われることになったときもだ。それを知っていたから、私は悪態をつきながらも、心のどこかで余裕を持っていた。

自分が死ぬときはどうせ、無様に地べたをはいつくばっているに違いない、と。

満足だよ。自分の思うとおりに、私は生きた)
(83)2006/04/29 02:28:00
冒険家 ナサニエル
シャロ、こっちへ来るな。見るんじゃな……。

[シャーロットの足音を聞いて、ナサニエルは振り向いた。]

[そして、彼女の溢れる涙に呆然とした。]
(84)2006/04/29 02:31:03
村長の娘 シャーロット
[シャーロットはヴィンセントに駆け寄った]
[自らも床に座り込み]
[ヴィンセントの手を取った]

ヴィンセントさん…、ヴィンセントさん。
確り、して下さい・・・、確り、して……。

[ギルバートの存在が其処に無い物で有るかの様に]
[シャーロットは熱心にヴィンセントに声をかけた]
(85)2006/04/29 02:31:08
流れ者 ギルバート
知識の探求だと?
そんなことの為にレベッカは死んだのか?
そんな事の為に村を石にしたのか?

[涙が止まらない。足をひきずりながら、ヴィンセントの襟首をつかみ、ヴィンセントの顔をギルバートの顔の近くに引き寄せる]

それは人を殺してもいい程の知識か?そんなものに何の意味があるんだ?魔女だか何だか知らないが、そんな権利がお前らにあるのか?何とか言ってみろよ!!
(86)2006/04/29 02:31:17
医師 ヴィンセント
――・・ヴィンセント・・さんっ!


[声が、聞こえた。儚く、今にも壊れそうな、泣き声]

シャー……ロット。

[小さく、本当に小さく、つぶやく。首だけを何とか動かし姿を探すが、もはや視覚は機能していなかった]
(87)2006/04/29 02:31:59
学生 ラッセル
生死。
生死…。

くっくっ。

あまり好きな話じゃないな…。
俺は知らないよ。グレンあたりに、聞いてみるか?

くっくっ。
展開が速すぎて、ついていけねぇよ。


面白い言い口だな。
「何もできない」事を分かっていれば、できる事も見つかるかもしれないぜ。逆説的だが…。
(88)2006/04/29 02:33:57
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに殴られ、片膝を地についた。
2006/04/29 02:35:11
村長の娘 シャーロット
[触れていた手を振り解かれる様に]
[ギルバートがヴィンセントを引き寄せた]
[ヴィンセントが何か言ったかに思えたが]
[聞き取れなかった]

止めて…、もう止めてくださいっ。
御願いだから、其れ以上乱暴しないで・・・

[言いたい事が未だ有った]
[言わなくてはいけない事も]
[ギルバートに必死に乞う]
(89)2006/04/29 02:35:19
冒険家 ナサニエル
シャロ……。

[横をすり抜けてヴィンセントに駆け寄っていくシャーロットに、ナサニエルは何も出来なかった。涙が、彼を止めた。]
(90)2006/04/29 02:35:49
農夫 グレン
[そして、恐らくはそれ以上に。
シャロを喪うのが、怖かったのかもしれない。]
(91)2006/04/29 02:37:07
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイを見ながら、肩で息をした。
2006/04/29 02:37:24
冒険家 ナサニエル
[シャーロットの叫びを聞いて、我に返った。]

もういい、もういい、ギルバート。もうどうせ――。

[ナサニエルはギルバートを後ろから押さえつけようとした。]
(92)2006/04/29 02:37:44
書生 ハーヴェイ
[軽く切った口元から血を流しつつグレンに叫び返した]

目の前にいるんだぞ!
例え何が起きようとも、何も出来ないよりは良い!

それが魔女であろうと無かろうと、関係ない!
(93)2006/04/29 02:38:28
流れ者 ギルバート
[ああ、ようやく気が付いた]

お前を殺しても、レベッカは帰ってこないんだよ!!

[俺は狂っていた]

何で俺はお前を殺さなくちゃいけないんだ!!

[生きるのは大変だ。だが人の命は尊いものだ]

何でこんな事になっちまったんだよ!!

[ああ、もう何も元には戻らない。石化が解けても、同じ毎日は戻ってこない]

[そして、それは俺が壊したのだ。レベッカの死を台無しにしたのだ。その先にあるものは空虚な毎日の続きのようなもの。その生活に意味は無い]


何で、こんな事に・・・・・・

[ヴィンセントの襟首を掴んだ手が緩み、ヴィンセントの体がゆっくりと地面に落ちる。何かを呟いているようなギルバートの声は嗚咽で消えうせる]
(94)2006/04/29 02:38:30
農夫 グレン
ハーヴェイ、ヴィンセントがシャロを傷つけないって保障があるのか!!!答えろ!!!!
(95)2006/04/29 02:38:52
医師 ヴィンセント
(そうだ。一つだけ、後悔があった)

シャーロット。私は……。

[最後の力を振り絞り、伸ばした手は。
シャーロットに触れる前に、力なく垂れた]
(96)2006/04/29 02:38:54
農夫 グレン
お前は…
愛しているなら、魔女であっても許せというのか!!!!

[ハーヴェイの襟首を掴もうとした。]
(97)2006/04/29 02:42:50
村長の娘 シャーロット
[ギルバートがヴィンセントを解放する]
[ギルバートの音色が心なしか戻った気がした]
[だがシャーロットは其れに構う余裕等無く]
[すぐにヴィンセントの力を失った手を握った]

ヴィンセントさん…っ。
御免なさい。
…私の、私のせいでっ………、御免なさい。
沢山して貰ったのに、私は何も出来なくて・・・
御免なさい。

【そうだ、私は・・・謝りたかった。】
【其れから、其れから・・】

ヴィンセントさん、私………、私……

[躊躇した]
[此れ以上迷惑を掛けたくなかった]
[そして]
[其れを口にしたら失う事を認めてしまいそうで]
(98)2006/04/29 02:43:46
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンの叫びに、彼の目をじっと見、頷いた。
2006/04/29 02:43:50
村長の娘 シャーロット
好きです。

……好き、です。

[けれど解って居た]
[心の中の喪失感が]
[この言葉を聞く相手がもう]
[この世に存在し無い事を]
(*8)2006/04/29 02:45:23
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイの襟首を持ち上げたまま、見つめ返した。
2006/04/29 02:47:58
医師 ヴィンセントは、静かに、*瞼を閉じた*。
2006/04/29 02:48:04
流れ者 ギルバート
・・・・・・ ああ。

[違う。そうじゃない。この目の前に広がっている光景は、何だ?
レベッカを失った俺と、ヴィンセントを失ったシャーロット。一体何が違うというのだ?
俺は何をした?魔女と自分を言っていたこのヴィンセントと何も変わってないではないか。自分と同じように不幸な人間を、この世界に増やしただけではないか。

憎しみは憎しみしか生み出さない。そんな言葉を牧師が言っていた気がする。その言葉の本当の意味を理解していなかった]


俺は・・・・・・ シャーロット、違うんだ。
これは、何かの間違いだ。

[自分を守るためにどんな言い訳をするのだ?既に言い訳であると理解している俺に、どんな言い訳を語る権利がある?

シャーロットに掛けた声は本当に聞こえたのだろうか?口から息が出て行かない。何かが喉に詰まっているようだ。シャーロットへと手を伸ばそうとしても、手が震えてうまく動かない]
(99)2006/04/29 02:54:07
農夫 グレン
[ハーヴェイを突き離すように解放すると、
グレンは外から中にいるギルバートに声をかけた。]

ヴィンセントは死んだのか?
そいつは。魔女は。
(100)2006/04/29 02:54:24
農夫 グレンは、流れ者 ギルバートの元へ歩みを進めた。
2006/04/29 02:56:11
流れ者 ギルバート
・・・・・・ グ、レン?


[口が何かをグレンに語りかけようとしている。だが声にならない。顔は涙でぐしゃぐしゃになってしまい、いつものギルバートの表情とはあまりにもかけ離れている]
(101)2006/04/29 02:57:27
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはしゃがみ込むと、ヴィンセントの顔と、その手を見た。最後にのばしたこの手は、何を伝えようとしたのだろう。]

シャロ……。

[彼は手ふきでシャーロットの涙をそっと二度拭き取った。]

立つんだ、シャロ。君がいつまでも泣いていると、彼も楽になれないから。ヴィンセントを埋葬しよう。だから、立つんだ、シャロ。

ギルバート、君もだ。君はまだレベッカをそのままにしたままじゃないか。弔おう。
(102)2006/04/29 02:59:08
書生 ハーヴェイ
[激昂するグレンの為すがままにさせた。襟首を掴まれ、猛々しい視線に射抜かれてもハーヴェイは表情を弱めなかった]

許してやれよ。
それが真実なものならば。誰にも手出しは出来ない領域だ。
(2006/04/29 02:59:24、書生 ハーヴェイにより削除)
農夫 グレンは、流れ者 ギルバートの肩に手を置いた。
2006/04/29 02:59:57
農夫 グレン
泣くな、ギルバート。
魔女を殺したんだ。
誇っていい。

[慰めるつもりで声をかけた。]
(103)2006/04/29 03:01:53
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはグレンの方を向いた。]

魔女であっても、埋葬するつもりだ。君に手伝えとは言わない。

ギルバートと共に、教会へ戻ってくれないか。――レベッカを。
(104)2006/04/29 03:03:31
書生 ハーヴェイ
[激昂するグレンの為すがままにさせた。襟首を掴まれ、猛々しい視線に射抜かれてもハーヴェイは表情を変えずにいた。地面に投げ出され、両手をついて身を起こす]

それが真実なものならば、人間も魔女も、関係などあるものか。許せというのじゃない。
そこには誰にも踏み込めない、そう言うだけだ。
(105)2006/04/29 03:03:37
村長の娘 シャーロット
[何も解らなかった]
[体温が失われて行くヴィンセントの手を]
[握ったままずっと其の場を動けなかった]
[其処からシャーロットを動かしたのは]
[ナサニエルだった]

・・・ナサ、御兄様。

[強い言葉に導かれる様にふらふらと立ち上がった]
[ギルバートの言葉が癇に障る]
[グレンの言葉が胸を抉る]
[シャーロットは唇を噛み締めて頷いた]
(106)2006/04/29 03:04:15
農夫 グレン
[ナサニエルは言っても引かないだろう。
申し出に頷くと、ギルバートを立たせようと促した。]

レベッカを、埋葬しよう。
(107)2006/04/29 03:05:20
修道女 ステラ
そう、ですね。誰もこんな話をされて嬉しくなんてありませんよね。無神経な事をお尋ねして、申し訳有りませんでした。

[ラッセルの言葉に、つと不安になり、言い添えた。ぶっきらぼうだが、自分を励ましてくれる様に聞こえ、嬉しそうな笑みを浮かべた]

その通り、ですね。嘆くより先に探すべきでした。
……ありがとうございます。
(108)2006/04/29 03:05:44
流れ者 ギルバート
レベッカ・・・・・・

[グレンとナサニエルの顔を交互に見る。ナサニエルの言葉に、突然吐き気を覚える。レベッカを埋葬するという行為に嫌悪感を覚える。それをやってしまったら、もう二度とレベッカに会えないじゃないかと。

深呼吸をする。それは自分の行動を落ち着ける為ではなく、この居心地が悪い場所から逃げ出すために。

近くに上手く弾を込められなかった銃と、上手く入らなかった弾と火薬が転がっている。吐き気がさらに強くなる]

グ、グレンよしてくれ・・・・・
俺は、そうじゃないんだ俺は。

もう、どうして良いか分からない。暫く、一人にしてくれ・・・・・・

[ゆっくりと立ち上がる]
(109)2006/04/29 03:07:23
書生 ハーヴェイ
[陰火のような光がハーヴェイの瞳に宿った。ナサニエルの後ろに立ち、静かな声で語りかける。彼にではなく、その向こうに居る娘に向かって]

シャーロット。私の見解は以上の通りだ。
それは誰にも立ち入らせるものじゃない。

[立ち上がったギルバートに視線を据えた]
(110)2006/04/29 03:10:38
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはヴィンセントの顔を軽く拭いてやると、手を差し入れて彼の死体を持ち上げた。]

行こうか。
(111)2006/04/29 03:11:19
農夫 グレン
[ギルバートに囁く。
心の負担を取り除こうと。]

魔女を殺したんだ。
人間を殺した訳じゃない。
心を痛めなくていいんだ。

[傷心なのだろう。
1人にしておいた方がいいのかもしれない。]

分かった。
俺が、レベッカを先に埋葬し始めておくから。
(112)2006/04/29 03:13:17
書生 ハーヴェイ
君の思う通りにするがいい、シャーロット。
最早、彼等は私達の敵だ。
(*9)2006/04/29 03:14:43
村長の娘 シャーロット
[シャーロットは教会に向かって歩き出す前]
[ハーヴェイの言葉を聞いた]
[何も言わずに顔を背け]
[ナサニエルと共に歩き出す]

・・・ナサ御兄様。
一つ、一つだけ・・・聞きたい事があるんです。
(113)2006/04/29 03:16:39
流れ者 ギルバート
魔女、か。

[魔女は人間じゃないのか。いや人間だ。同じ死ぬ事が出来る人間であり、生命だ。だが今はそれでもいい気がした。魔女なら良かったのかもしれない]

ああ、グレン。

これで、もう誰も死なない。
あとは石化の直す方法を考えないとな。
(114)2006/04/29 03:16:41
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに静かに呼びかけた。
2006/04/29 03:17:40
村長の娘 シャーロット
可笑しいんです。
ヴィンセントさんがもう居ない事について悲しくて。
其れで泣いて居る筈だったのに…

涙が冷たく冷えて

・・・憎しみの涙に変わってしまった。
(*10)2006/04/29 03:17:42
書生 ハーヴェイ
[傍らを通り過ぎようとするグレンの耳に囁いた]

グレン、魔女と人間の違いとは何だ?
君は魔女であれば誰でも殺せる、というのか?

ならば、教えておこう。
(115)2006/04/29 03:17:48
農夫 グレンは、流れ者 ギルバートを励ますように、背中を何度か撫で、軽く叩いてやる。
2006/04/29 03:18:08
流れ者 ギルバート
[レベッカが埋葬される様なんて、見たくない]


グレン・・・・・・

すまない、少し町を歩いて頭を冷やしてくる。



[重い足取りで、外に出て行こうとする]
(116)2006/04/29 03:18:28
冒険家 ナサニエルは、村長の娘 シャーロットの方を向いて、目で質問を促した。
2006/04/29 03:18:32
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイの真横で立ち止まった。
2006/04/29 03:18:41
書生 ハーヴェイ
――ラッセルは、魔女だ。

昨日、彼が僕の家に来た。幾つかの文献を漁っていたが、本当の目的はそうではなかったらしい。
僕を殺そうとしたよ。書庫の鍵を奪おうとしてね。
(117)2006/04/29 03:20:21
村長の娘 シャーロット
無差別に選ばせて来た"生贄"を今日だけは選びたい。

・・・ギルバートさんの顔をもう二度と、見なくて済む様に。
(*11)2006/04/29 03:20:38
農夫 グレン

俺は、魔女なら誰でも殺せる。いや、殺してやる。
(118)2006/04/29 03:23:16
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイの顔…目を見つめた。
2006/04/29 03:23:48
村長の娘 シャーロット
[夢の様だった]
[地に足が着いているか解らなくて]
[何処かで此れが現実だと認識して居るのに]
[何処かでは全く解って居なかった]

・・・若しも、若しも。
ナサ御兄様の奥さんが魔女だったら、それでもナサ御兄様は彼女の事を愛し続けられますか?

[シャーロットは俯きながら聞いた]
[自分が酷な質問をしている事に]
[後ろめたさを覚えながら]
(119)2006/04/29 03:23:50
書生 ハーヴェイ
だが……君がもし、僕を信じられないというならラッセルに訊ねてみればいい。彼はきっと真逆の事を言うだろうけれど。
傷跡か何かを示すかもしれないな、僕に付けられたものだと偽ってね。

[言い終えると一歩下がり、その場にいる者達の反応を待った]
(120)2006/04/29 03:23:53
農夫 グレン
ハーヴェイ、1つ尋ねたい。
(121)2006/04/29 03:24:21
学生 ラッセル
ふん。

遅まきながら気付いたか?
くっくっ。

…すまんが、何か食べるものはないか。
色々と怪我をして、血が足りない…。

考えもまとまらない。

…様子を見に行くには、遅いだろうしな。

[歩くのも、もう辛かった。]
(122)2006/04/29 03:24:41
書生 ハーヴェイ
【行き場を失った愛は――憎悪に転化する。その対象が第三者であることがせめてもの救いか。業火の中での救いだが】

ああ、良いだろう。彼を贄に選ぼう。その存在が消え失せる程に、この世に跡形も残さぬ程に。
(*12)2006/04/29 03:27:58
学生 ラッセル
[色々な自体が脳裏をよぎるが、振り払う。

…今の俺に何ができる。]


…座りたい。
(123)2006/04/29 03:28:21
書生 ハーヴェイ
何かな、グレン。

[周囲を見回していたが、彼の方を向いた]
(124)2006/04/29 03:29:06
冒険家 ナサニエル
[一瞬、足が止まった。はいか、いいえか。そのどちらかで答えられる質問。]

今も愛していれば、愛し続けられた。

……そう信じたいね。

[ナサニエルには、そのどちらでも答える事ができない。]
(125)2006/04/29 03:29:21
修道女 ステラ
[ステラはラッセルに頷き、不安気な表情で顔を覗き込んだ。]

ええ、解りました。直に用意致しますね。
ラッセルさん、でも……お怪我の方は大丈夫ですか?

[遠い目をして診療所の方向をちらっと見て、礼拝堂の扉を開けた。古めかしい音が響く。]

……素人で宜しければ、診ましょうか?
(126)2006/04/29 03:30:26
農夫 グレン
いや、二つだ。

ヴィンセントの言っていた、この村の人間の方が素質があるってのは、どういう意味だと思う?

俺には、さっぱり分からない。
お前は、どう思う?
(127)2006/04/29 03:32:46
学生 ラッセル
すまんな。

いや、怪我は大丈夫だ。

ヴィンセント医師が…いや、なんでもない。

構わんさ。これ以上の処置はここじゃできない。
ただ、新しい包帯があったら貰えないか。

…診療所へ行けば、あるんだろうが。
くっくっ。

[苦笑する。]
(128)2006/04/29 03:32:59
農夫 グレン

―――そして、何故俺を信じれる?
(129)2006/04/29 03:33:11
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルらしからぬ曖昧な肯定]
[衰弱し切って居て疑問に思う余地も無かった]
[シャーロットはナサニエルに頷いた]

・・・変な事を聞いて、御免なさい。
グレ兄には・・・きっと私が、とても愚かに見えたと思うの。若しかしたら・・・、私も魔女だと思って疑ってるかもしれない。

・・・肯定されたかった。

[シャーロットは淋しそうに微笑んだ]
[涙の痕が痛々しく]
[紛らわす様に歌う様にナサニエルに言った]

嗚呼、・・・でも、ナサ御兄様に其処まで愛されるなんて、羨ましいな。
(130)2006/04/29 03:36:36
修道女 ステラ
包帯は……、ええ、多分あったと思いますわ。

[礼拝堂の中に入りながらラッセルに話を続ける]

もし宜しければ、……宜しければで良いんですが、ラッセルさんのこの村の現状に対する見解を、聞かせて頂けませんか?
(131)2006/04/29 03:39:16
学生 ラッセル
「魔女」は複数いる。
おそらく村の中に。

交渉に応じる気はない。

目的は不明。
(132)2006/04/29 03:43:19
書生 ハーヴェイ
[俯き、暫し考えた]
この村の所在――霊峰、深い森、入り江。生まれながらに魔女としての素質を持った者がいる、という事ではないだろうか? 街よりも自然に近い場所の方が、神秘は残っているから。

[より時間を掛けて考え――面を上げた]
君が魔女ではない、という事だけは信じている。殺戮者かもしれなくともだ。これまでの月日が僕にそう信じさせている。それでは理由に不十分か?
(133)2006/04/29 03:43:28
冒険家 ナサニエル
いや、きっとそれが、人間らしさなんだよ、シャロ。

[ナサニエルはシャーロットに寂しそうな微笑みを見せた。]

『こんな訳分からない事が沢山起こって。』
『何で、ナサニエルこそ、まともでいられるんだ!!!』

[グレンの言葉が過去の扉をくぐってくる。ナサニエルの何かを揺すぶるために。]

それでこそ、きっと“まとも”なんだろう。俺はいま、自分が人間である事に自信を無くし始めてる。
……もしかして、俺は人間どころか魔女ですらない、ただの化け物に成り下がっているんじゃないか?

[ナサニエルは呟いた。]
(134)2006/04/29 03:44:07
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイの殺戮者という言葉に、「酷いな。」と苦笑するようにもらす。
2006/04/29 03:45:27
学生 ラッセル
これは見解じゃない、確信だ。

ほぼ、な。

だからこれはただ見解を述べてるだけの話じゃない。

宣言だ。
俺はこの前提で動く。
(135)2006/04/29 03:46:12
流れ者 ギルバート
−路地−
[体がふらつく。感情が体を突き動かしすぎて、手足の先がしびれている。それでも道を歩いた。

歩いてどこに行くのか。どこにもいけやしない。
だが今は歩いている事で何かが変わる気がした。

いや、歩く事で違うどこかにいけると信じていた。

そして、ギルバートはふらふらと町の裏路地へと*消えていった*]
(136)2006/04/29 03:47:50
冒険家 ナサニエル
俺は父や母のようになりたくなかったんだよ。

[ナサニエルはやや躊躇ったあと、意を決して口を開いた。]

俺の父と母は、冷め切っていた。母がまず男と消え、そして父が俺を見捨てて女の下へと走った。だから、俺は街へ出た。そこで出会った女性と愛し合ったんだ。

俺は、父にも母にも似たくなかった。夫婦愛も、親子愛も捨て去った二人に。自分本位だった二人に。
(137)2006/04/29 03:48:06
修道女 ステラ
……複数、ですか。
交渉もする気が無いのでは、成す術が有りませんね。

[礼拝堂の中に入ると、ステラはサーベルを隠す様に祭壇の所へ置いた。共同生活場に引っ込むとパンとチーズをラッセルの前に置き、手に包帯を持って来た。]

怪我、見せてください。
(138)2006/04/29 03:48:16
学生 ラッセル
…。

[じ、とステラを見る。

やがて息をつき、左腕をさし出した。]

一応消毒はしたぜ。

いただくよ。

[パンを手に取る。]
(139)2006/04/29 03:51:35
農夫 グレン
[三番目の質問。
―――何故、ラッセルを自分の手で殺そうとしなかった?

何故、今平然としているのか。
それは心の奥底で疑問の渦を巻く。]

なあ、ハーヴェイ。
俺はまだ魔女がいるんじゃないかと思うんだ。
ヴィンセントが死んで、まだ元に戻らないなら。

まだ魔女がいて、ヴィンセントの言葉が本当なら、それは、村の人間になる。だが、もう生きてる奴なんて限られてる。

なら、ヴィンセントの言葉は、俺達を惑わすために言ったのかもしれない。そうも思う。
(140)2006/04/29 03:52:29
語り部 デボラ
[茜色の陽が段々と傾き地平線の向こうへ沈んで行く。今日もこうして一日が終わる。]
(141)2006/04/29 03:53:13
農夫 グレン
ハーヴェイ。
…疑わしいとされた者が本当に魔女かどうかは、
見極められたか?
(142)2006/04/29 03:56:57
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイを見つめた。
2006/04/29 03:57:35
村長の娘 シャーロット
・・・大丈夫。
ナサ御兄様は、ちゃんと、人間です。

[ナサニエルの言葉に足を止めて]
[思わずナサニエルを抱き締めた]
[自分の胸の痛みと共鳴出来る気がして]
[シャーロットは涙がまた零れるのを感じた]

だってこんなに、暖かい…。
(143)2006/04/29 04:02:07
村長の娘 シャーロット
小さい頃・・・、御父様と御母様は凄く優しくて、私は凄く幸せだった。
だけど、だけど・・・見ちゃったの。御父様が御母様に・・・暴力を振るう場面を。
私もそうは成らないって思った。ちゃんとした男の人を見つけて、幸せな家庭を気付きたいって思った。

だけど・・・。

[シャーロットはふと苦笑した]
[泣きたい衝動に駆られた]

・・・"例え魔女でも愛せる"
そう言ったナサ御兄様は、ナサ御兄様の御両親とは違う、絶対。
(144)2006/04/29 04:04:55
村長の娘 シャーロットは、自分に言い聞かせるように強く呟いた。
2006/04/29 04:05:02
書生 ハーヴェイ
[グレンの内心に気付かぬげに、考え込んだ]

ヴィンセントの言葉が合っているとしたら――村の人間に居るのかも知れない。
だが、ラッセル以外にまだ魔女がいるのだろうか? ずっとこの村で暮らしてきた中に、隠れ潜んで?
考えたくは無い、だが――考えざるを得ないことだな。

[頭を振った]
(145)2006/04/29 04:06:12
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに頷いた。
2006/04/29 04:06:33
修道女 ステラ
[ラッセルの強い"宣言"にステラは首を傾げた。]

……それは、今まで培ってきたラッセルさんの知識による確信と宣言ですか? それとも――、何かこの村で、或いはこの村の人と話して思う事でもあったという事ですか?

[差し出された左腕の古い包帯をくるくると解きながら尋ねた。]
(146)2006/04/29 04:07:32
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは優しい眼差しをシャーロットへ向けると、柔らかな声をかけた。]

あぁ、俺はあの二人のようには……ならないよ。哀しい連鎖なんか断ち切ってみせるさ。

【本当かい?】

[脳裏で誰かが囁く。]

【それは、本当かい?】

[両親に似始めている“自分”が囁く。嘲笑うように。]
(147)2006/04/29 04:11:16
学生 ラッセル
そうだな…。

[食べ終わる。]

勘といえば勘だ。
くっくっ。

根拠も証拠も示せない。
残念ながらな。

[唇を歪める。]

ただ、そう思ってくれても構わない。


…少し、疲れた。

[目を閉じる。…起きたばかりで、眠いわけではない。
が、目を開けているのも存外に*疲れるものだった。*]
(148)2006/04/29 04:11:26
書生 ハーヴェイ
少なくとも、ステラは“魔女”ではない。
この事態で変調を来しているようだけれどね。だが、彼女には其れらしき異変はなかった。
動ける村人を探しに行った時も、教会の客室で寝かせた時も。それだけは僕の中で確かな事実だ。
(149)2006/04/29 04:11:29
農夫 グレン
もし、村の人間が魔女だとしたら…
ラッセル以外にもいるとしたら、それは誰だと思う?

俺はナサニエルじゃないかと思う。

[魔女ではないと、心の底では今思っている人間の名をあげた。]
(150)2006/04/29 04:12:01
農夫 グレン
俺はずっとラッセルを疑ってきた。
ラッセルは魔女じゃないかと。

ハーヴェイ、お前がラッセルを告発するって事は、
魔女は…「真に害悪を為す者」だと心は決まったんだな?
なのに、何故、シャロを近づけた。

俺はやはり、そこだけは腑に落ちないな。

[教会へ向かう道。雑談のように。]
(151)2006/04/29 04:14:56
書生 ハーヴェイは、前方を歩く冒険家 ナサニエルに視線を向けた。
2006/04/29 04:15:55
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルの柔らかい声が心地良い]
[シャーロットは安堵の溜息を漏らし]
[涙がすうっと引くのを感じた]
[小さく頷いてナサニエルから体を離した]

・・・ナサ御兄様の事を、信じて居ますから。
信じているだけでなく、とても頼りにして居ます。
(152)2006/04/29 04:16:15
村長の娘 シャーロットは、冒険家 ナサニエルに悲しい影を背負い込んだまま微笑んだ。
2006/04/29 04:16:34
書生 ハーヴェイ
ナサニエルか。グレンの言う通り、村の人間がそうだとしたら。
彼か、あるいは……。

[グレンを振り向き、そしてシャーロットを見た]

ヴィンセントと彼女とが共に魔女だとしたら、その場で魔女としての力を解放するかもしれない。そう考えた。
危険な賭けであるとは思った。だが、それこそが手がかりに成ると思ったんだよ。
(153)2006/04/29 04:21:15
修道女 ステラ
……いえ、根拠も証拠も示せ無くて当然の事ですから。
嫌な事ばかりお話させてしまい、申し訳有りませんでした。

[目を瞑ったラッセルにステラは静かに毛布を持って来ると、掛けた]

おやすみなさい、良い夢を……。
(154)2006/04/29 04:22:06
農夫 グレンは、水分をとっていない為か、喉が痛む。やや、咳き込んだ。
2006/04/29 04:22:54
冒険家 ナサニエル
頼りにされるのは嬉しいけど、ちょっと困ったね。俺は才も能もないんだが……。

[ナサニエルは気恥ずかしそうに微笑を返すと、シャーロットを安心させるようにはっきりと言った。]

俺もシャロを――信じてるよ。昔も、今も。
(155)2006/04/29 04:22:55
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2006/04/29 04:23:08
農夫 グレン
シャロ………だって…

[疑った事は、ある。
シャロが魔女ではないのかと。]

今も、シャロを疑っているのか?
もしも、シャロが魔女なら…お前は、…殺せるか?

[ハーヴェイだけに聞こえるように。]
(156)2006/04/29 04:27:41
農夫 グレンは、笑い合う2人を眺めるように見た。
2006/04/29 04:28:16
村長の娘 シャーロット
[嬉しそうに微笑んだ後]
[体がふら付いた]

・・・・っ、御免なさい、ナサ御兄様・・・。
・・・私、何だか眩暈がして・・・

[申し訳無さそうにナサニエルを見遣った]
[其の顔は青さを通り越して白く]
[憔悴して居た]

御免なさい・・・、先に休んでも、良い?
(157)2006/04/29 04:31:24
書生 ハーヴェイ
彼女が、魔女なら……。

[それが事実であるとするなら、発端となったのは数年前、シャーロットの様子が変わった頃だ。そう考えるが、口にはその事を出せないまま歩き続けた]

自分の為にでは、無理だろうな。他の理由が、僕には必要だ。
(158)2006/04/29 04:32:49
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンの一歩後を歩き、彼だけに聞こえるような大きさで声を投げた。
2006/04/29 04:33:44
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは心配そうにシャロを見た。]

大丈夫か? ……いろいろあったから、疲れたんだな、きっと。そういう時は無理しちゃいけないよ。気兼ねなんかせずに休むといい。
(159)2006/04/29 04:35:02
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイに「村を元に戻すためでは駄目なのか。」理由とは、何だろうか。
2006/04/29 04:36:47
村長の娘 シャーロット
・・・有難う、御兄様。

[ナサニエルの優しい言葉に]
[シャーロットは小さく会釈をした後]
[客間の方へと*歩いていった*]
(160)2006/04/29 04:37:47
村長の娘 シャーロットは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2006/04/29 04:37:53
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/04/29 04:38:02
村長の娘 シャーロット
[シャーロットは向かう]
[休む為で無く]
[憎しみを具現化する為に]
[儀式の為に]

・・・ハーヴェイさん。
あの場所で、待って居ますね。

【ヴィンセントさんが居ない今】
【二人で儀式がちゃんと出来るのか不安だな…ぁ】
【でも・・・やらないと。】
(*13)2006/04/29 04:42:14
書生 ハーヴェイ
――路上――
[ルーサーの最期を思い浮かべた。つい先刻、命が失われたヴィンセントの遺体に目を遣る]

元に戻す、か……元には戻らない。そう感じていても?
死者は甦らないんだよ、グレン。
(161)2006/04/29 04:42:23
書生 ハーヴェイ
ああ、判った。
私も出来るだけ早く向かうよ。彼を弔ってから、直ぐに。

[心の中で祈りを唱えた。シャーロットが己の力に取り込まれないようにと]
(*14)2006/04/29 04:46:57
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはシャーロットが見えなくなるまで、彼女の背中を見送った。]

俺の中の“もや”が変質しているな……いったいこれの正体はなんだ?

[何気なくそう呟いた後、彼は為すべき事を思い出して教会の近くへと*歩き出した。*]
(162)2006/04/29 04:47:20
農夫 グレン
それでも、この魔女の呪いが解ければ、
石のようになった皆も、村の壁も、元に戻るだろう?

…死者が蘇らないのは、分かっている。

[胸の前で十字を切った。]
(163)2006/04/29 04:47:29
書生 ハーヴェイは、陰鬱げにそう言い、後は無言で教会へと*歩いていった。*
2006/04/29 04:48:08
農夫 グレンは、レベッカを埋葬するべく、*教会へと向かった。*
2006/04/29 04:49:52
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