書生 ハーヴェイ [外に出るとノーマンの言っていたように雨は小降りになっていた。けれど月明かりが透けるほど雲は薄くないようだった。辺りは暗闇に包まれ、集会場からこぼれる灯りだけが周囲を照らしていた。中からの話し声も、雨が全て吸い取ってしまっているかのように思えた。] うーん…これは暫く止まないのかな。嵐は去ったのかもしれないけれど。 | |
(2006/04/04 00:01:19、書生 ハーヴェイにより削除) |
見習い看護婦 ニーナ この、傷跡を私は知っている……。 | |
2006/04/04 00:57:40 |
見習い看護婦 ニーナ なんで、みんなそんなに感情的になっているんだろう。 いままで殺された死体を見たことがないんだろうか。 | |
2006/04/04 01:33:51 |
冒険家 ナサニエル 友人アーヴァイン・・・何故殺された・・・・ 畜生、それが人狼の仕業なのか? なんて。くくくっ | |
2006/04/04 01:58:46 |
村長の娘 シャーロット 〔シャーロットは、ハーヴェイの傍らでいつの間にか眠ってしまっていた。〕 ……ハー…ヴェ………ううん…… 〔そしてまどろみながら、遠くで少女の声を聞いた…〕 『あー…そ…かぁ…。 …ッテちゃ…、ま…自分が…われて… とり…まれた…と、気…いてな…だね…』 〔シャーロットは声に気づき、ふと顔を上げる〕 ……誰? 誰なの?そこで喋っているのは? 〔シャーロットは、遠くでブロンドの髪の少女が立っていることに気づいた〕 | |
2006/04/04 03:01:38 |
村長の娘 シャーロット あなた…誰? 村では見かけない顔だけど…… もしやあなたも、崖崩れに巻き込まれて……!? 大変だわ!…ねえ、怪我とか、ない? 〔ブロンドの髪の少女は、微笑みを浮かべた〕 『初めまして……なのかな? アタシ、チェルシー。 ブレナン村の、外から来たの。』 〔少女は、怪我が無かったことをアピールするかのように、腕を力強く左右に振った〕 | |
2006/04/04 03:05:16 |
村長の娘 シャーロット 怪我は無いようね。…良かった… ねえ、でもあなた、お家はどこ? この崖崩れではすぐに帰るのは難しいけれど、 事態が収まったら、お家に送るわ。 ……村の外って言ってたけど、きっと無事に届けてあげるから。 ねえ、あなたはどこに住んでいるの? 『アタシは……そこ。 そこに、住んでいるの。』 〔チェルシーは、シャーロットの胸元を指差し、微笑んだ〕 | |
2006/04/04 03:08:22 |
村長の娘 シャーロット え……?ここ……? 〔シャーロットは、自分の胸元を指差され、困惑した表情を浮かべた〕 ……チェルシーちゃん?変な冗談言ってもダメよ? 私をからかわないで頂戴。 さあ、どこにお家があるのか、教えて。 〔しかしチェルシーは、再びシャーロットの胸元を指差す〕 『だから、そこだよ。…アタシの住むところは、そこ。』 ……え?どういう意味……? | |
2006/04/04 03:11:05 |
村長の娘 シャーロット 〔チェルシーは、にっこりと微笑むと、シャーロットの手を取った〕 『意味、教えてあげる♪ さあ、来て。こっちだよ!!』 〔チェルシーは、シャーロットを連れて走り出した。〕 え!ええ!? きゃぁぁぁぁぁぁぁ!! 〔そのとき、シャーロットは激しい眩暈と頭痛を覚えた。目の前がマーブル状に変わり、幾千億の色と、重力を失った世界へと連れ込まれていった……〕 | |
2006/04/04 03:14:20 |
村長の娘 シャーロット 〔チェルシーは、シャーロットの方を向き直り、満面の笑みを浮かべた。〕 ……改めまして、自己紹介しなきゃね♪ 初めまして! アタシ、「人狼」のチェルシー。 ロッテちゃんもご存知の、人を食べて生きる「人狼」! んで、2週間前にアタシがロッテちゃんを食べちゃって、 それ以来ロッテちゃんの中に住み着いてるってワケ☆ …まあ、正確に言えば…アタシがロッテちゃんの魂と記憶を すっぽり食べて自分の身体に取り入れたっていう感じかな。 どうぞよろしくね、「同居人」さん♪ 〔シャーロットは、チェルシーから放たれた言葉を聞き、理解できないという表情をしている〕 『……え?「人狼」…の…? 私の…「魂と記憶を、取り込んだ」…?』 | |
(*42)2006/04/04 03:31:55 |
村長の娘 シャーロット 〔シャーロットは、泣きそうな顔で2週間前の記憶を辿っている。〕 〔その夜は、自室の窓から外を見ていると、ハーヴェイの姿がふと目に留まったのだった。大きな荷物を抱え、外を歩いているハーヴェイが何をしようとしているのか気になり、つい屋敷を抜け出して後を追いかけた、その夜のことだった…〕 『ああ……そうだわ……! あの時、確か、紅い月が出てて、 不気味だと思って見ないように走ってて……! …次の瞬間、私は…自分の部屋のベッドで…寝ていた… ううん………正確には…… どうやって自分の部屋に帰ったのか…… お ぼ え て ……な い … わ………!』 | |
(*44)2006/04/04 03:40:17 |
村長の娘 シャーロット 『いやぁぁぁぁぁっ!! ど、どうして!? いや!!いやッ!!』 〔シャーロットは、確かな言葉とならない叫びを上げ、涙を流しながら頭を抱えている。先ほどまで汚らわしいと感じていた地面に手を叩きつけ、頭をぶつけ、激しい嗚咽をあげている。〕 『あああ………ああ、ああ………!』 〔チェルシーは、その様子を無言で見つめている。〕 『うそ…よ…う…あ…し…じな…い…! あ…あ…ああ……っ!!』 〔いつしかシャーロットの全身に赤黒い泥が付着していた。彼女の真っ白なドレス、そして青色の髪のあちこちに、それがこびりついてしまっている。 …だが、シャーロットはそれすらも気に留めず、泣き叫ぶばかりだった…〕 | |
(*45)2006/04/04 03:45:47 |
お嬢様 ヘンリエッタ There was a man, a very untidy man (1人の男が死んだのさ。とてもだらしがない男。) Whose fingers could nowhere be found to put in his tomb. (お墓に入れようとしても、どこにも指が見つからない。) He had rolled his head far underneath the bed; (頭はごろりとベッドの下に、) He had left his legs and arms lying all over the room. (手足はバラバラ部屋中に、散らかしっぱなし出しっぱなし。) | |
(126)2006/04/04 10:36:19 |
美術商 ヒューバート [ヘンリエッタが口ずさむその歌に、どこか沈鬱な表情を浮かべた。 マザーグースは無邪気に死を謳う。 微かに流れる歌に昨晩のアーヴァインの死体を思い浮かべ、ハーヴェイの様子を確認したら死体を検分しに行かなければ、と思いながら、ヒューバートは紅茶と薬湯を乗せたトレイを片手にハーヴェイの部屋に入った。 シャーロットに小さくお疲れ様です、と会釈と共に告げて紅茶を渡す。何か口にしたほうがよろしいですよ、と、微かに笑みを浮かべながら。 そしてハーヴェイの様子を診て、解熱剤を注射した。 銃の傷はどうしても発熱するのだ。] …何かありましたら、お呼びください。暫く集会所の外に居りますが、窓から呼んでいただければ気が付くと思いますので。 そしてこちらは薬湯です。 ハーヴェイさんが目を覚まされたらお飲みくださるようお伝え願います。 [紅茶と共に持ってきた薬湯をハーヴェイが眠るベッドのサイドボードに置くと、シャーロットに手短に告げた。 そうしてヒューバートはハーヴェイの部屋を静かに後にすると、いくつかの道具を適当に纏めて*集会所を出て行った。*] | |
(128)2006/04/04 11:54:24 |
修道女 ステラ [ステラは首を振って、ロザリオを握りしめた。] めでたし 聖寵充ち満てるマリア、 主御身とともにまします。 御身は女のうちにて祝せられ、 御胎内の御子イエズスも祝せられたもう。 天主の御母聖マリア、 罪人なるわれらのために、 今も臨終のときも祈り給え....Amen. [天使祝詞を1回唱える度にロザリオの小さな玉を送り、それを10回繰り返したのち、主の祈りを1回唱える。ロザリオを繰りながら、その動作を5セット、計150回繰り返した。いつものように……。 ロザリオは元々、砂漠等を行く殉教者が祈りの数を数えるために、紐を結んで作ったものが始まりだと言う。教会ではない場所では、ロザリオが手元にあるのは有り難いことだった。] | |
(133)2006/04/04 12:18:26 |
村長の娘 シャーロット 〔…は、ハーヴェイの手を握り締め、そっと頬によせた〕 とても、暖かい、手…… ……ごめんなさい、ハーヴェイさん。 勝手に手を握ってしまっていて。 でも今はこうしていないと、気が狂いそうになるの… 頑張らなくちゃと思うほど、こわくなるの…… この体温が、限り無く…愛しい… 私も生きてるって、実感できるから…… そんなのは、私の勝手かもしれないけれど… でも、今はこうしていたい… | |
2006/04/04 15:02:00 |
村長の娘 シャーロット 夢に出て来た、暗く澱んだ世界… 赤黒くて、湿った場所… そして…「人狼」の、チェルシー。 あの夢は、いったい何だったのかしら…? ううん…きっと、現実が怖くて見ただけの夢よ… 大丈夫。私は、人狼になんか取り込まれていない。 ……大丈夫よ。 〔…は、握っていたハーヴェイの両手をうっとりと見つめている〕 | |
2006/04/04 15:07:24 |
村長の娘 シャーロット 〔その時、ふとハーヴェイの指先を見て、動悸が激しくなるのを感じた。官能的な心地が、急激にそして大量に脳内に流れ込んで来る。〕 ……ああ、ハーヴェイさん…… 愛しい、貴方…… なんて、美味しそうな手をしているのかしら…… 〔…は、初めて覚えたそのときめきに、うっとりとした笑みをこぼした。微かに胸をつく気持ちの悪さを感じているが、ひっきりなしに身体の奥を突く快感が、それに勝った。瞳は瞼に半分隠れ、その色を変える。シャーロットの笑みは少女のそれではない。淫靡な笑みを浮かべ、シャーロットはハーヴェイの指先に、そっと唇を寄せる…〕 | |
2006/04/04 15:21:25 |
村長の娘 シャーロット 〔シャーロットは、ハーヴェイの指先にそっと唇づける。指を這う唇から、荒い息が漏れてゆく。〕 ああ…愛しい…貴方……… 〔シャーロットの舌が、ハーヴェイの指を舐めてゆく。はじめは、そっと、やさしく…。しかし堪え切れなくなったのか、いつしか唾が絡む大きな音を立て、激しく舐め上げる。〕 このまま…貴方を…すべて私のものにしたい……… ねえ、貴方……… このこみあげてくる衝動を、私はどうしたら良いのでしょう… 〔シャーロットの瞳の色は、すっかり変わってしまった。 ……チェルシーの瞳と、同じ色に。〕 | |
2006/04/04 15:30:55 |
村長の娘 シャーロット 〔人狼・チェルシーと同じ瞳の色を浮かべ、シャーロットはハーヴェイの指を甘噛みする。〕 〔時折悪戯っぽく笑いを浮かべ、時折ハーヴェイの表情をちらりと見ながら、その味をゆっくりと堪能している。〕 〔熱で浮かされているのか、あるいはシャーロットの行為を感じてのことか…ハーヴェイはずいぶんと息を荒げている…〕 | |
2006/04/04 15:39:43 |
村長の娘 シャーロット 〔昂揚する意識の中、シャーロットは足下にある空のバケツを強く蹴った。その音でシャーロットは、ハッと我にかえる。〕 ……………! な…っ……! 私は、いったい何を……!? ごめんなさい!ハーヴェイさん! 〔そう言うと、消毒液に浸したタオルを手に取り、慌てた様子でハーヴェイの手を拭いた。〕 ごめんなさいっ…! 私……私……!! なにか…べつのこえが…きこえて……! 〔シャーロットは、心の中で必死に謝りながら、ハーヴェイの手を拭きつづけている。その瞳の色は、*元の色に戻っていた…*〕 | |
2006/04/04 15:48:54 |
美術商 ヒューバート −外→1階・集会所− [どこか暗い光を目元に滲ませて、集会所へと戻ってきた。] 【昨晩少しばかり確認をしたが…あれはやはり…】 [荷物をテーブルの上に置くと、溜息を一つ。 無意識に胸の内ポケットから鏡を取り出して、それを覗いた。 疲れた顔。自分らしくない。 執事たるもの…と、いつもの言葉をこっそりと唱えると、きり、と顔を引き締めた。 まずはお茶でも淹れよう。ヘンリエッタにはココアを。 そんなことを考えながら厨房へと歩を進めようとした時、テーブルに置かれた黒い手帳を前に何やら難しい顔をしたニーナがいて、声を掛けた。] …どういたしました?ニーナさん。 その手帳は…確か昨日ハーヴェイさんがシャーロットさんに渡していた… | |
(145)2006/04/04 16:24:34 |
美術商 ヒューバート [手帳に目を通す。 読み進めていくうちに、思わず”まさか”という声が漏れた。] …やはり…杞憂ではなかったということか…。 [呟きながら手帳を閉じると、ニーナを見詰めた。] …先程、アーヴァインさんの死体を検分して参りました。 明らかに、人間ではないものに殺されていました。 けれどここらにいる野生の獣にしては、急所を狙いすぎている。 …私は十年程前、同じような死体を見ました。私の妻です。 私の妻は…人狼に、殺されました。アーヴァインさんの死に方は、私の妻と本当に似ております…。 [そこまで告げると、この先を言い澱むかのように、一度言葉を切った。] …この手帳に書かれていることは…恐らく真実でしょう…。 | |
(147)2006/04/04 16:42:52 |
見習い看護婦 ニーナ そうか、この人は私と同じなのか。 | |
2006/04/04 16:46:53 |
美術商 ヒューバート …そうですね。 [助けを求める。それが可能なのだろうか。あの土砂崩れは…明らかに、一晩や二晩でどうにかできそうなものではなかった。 けれどそれをニーナに告げるのは躊躇われ、曖昧に頷いた。] それにノーマンさんも心配です。 例えば…これはあくまで可能性の話ですが… ハーヴェイさんが人狼で、アーヴァインさんを殺した現場をノーマンさんに見られてしまい、ノーマンさんがハーヴェイさんを撃った…ということも考えられます。 何はともあれノーマンさんからお話を伺いたいのですが…。 ヤツらは大抵数人の群れで動くのです。この村に本当に人狼がいるのならば、それが一体だけとは限らない。 一晩中外をフラつくなど、襲ってくれと言っているようなものです。 | |
(149)2006/04/04 17:04:39 |
美術商 ヒューバート 妻が………だったから………。 [最後にぽつりと漏れた言葉は、聞き取れないほど小さかった。] | |
2006/04/04 18:11:37 |
美術商 ヒューバート ええ、まずはハーヴェイさんから、そしてノーマンさんを見つけ次第、ノーマンさんからお話を伺うべきでしょう。 村への連絡は…我々男性陣でなんとか復旧を試みてみましょう。 何の努力もしなければ、私たちは全員… [人狼の餌になる。 そう言い掛けて、女性に言う言葉ではないと、言葉を止めた。] …とりあえず、お茶でも淹れましょう。 我々全員、少し落ち着いたほうがいい。 その為には温かいものでも飲むのが一番です。 [そういえば他の女性陣に比べてニーナはかなり冷静だな、と思った。 芯が強い女性なのか。…或いは。 浮かんだ考えを消し去るように、緩く首を横に振った。 こうして疑心暗鬼になってもロクなことがない。 僅かに嘆息すると、足を厨房へと向けた。 紅茶を人数分、そしてヘンリエッタ用にココアを淹れると集会所へと戻り、その場にいる面々に*紅茶を配った*] | |
(164)2006/04/04 18:28:54 |
美術商 ヒューバート 紅茶を配り終えると、私はもう一度厨房に戻った。 妻の手鏡を取り出すと、じっとそれを眺める。 この手鏡は妻が占いをするために使用していた。 彼女はその力を人狼に恐れられて殺された。 ・・・私にも妻のような力があれば。 本当にこのなかに人狼が紛れているなら、それを見つけ出せるのに。 | |
2006/04/04 18:47:20 |
美術商 ヒューバート その時、ふと鏡が微かな光を放ったような気がして… 私は首を傾げながら手鏡をもう一度まじまじと覗き込んだ。 …手鏡は普段と何ら変わりがない、普通の鏡だった。 見間違いか。 もしくは陽の光を反射しただけだったのかもしれない。 | |
2006/04/04 18:49:52 |
美術商 ヒューバート 気にするものでもないだろう。 私は手鏡を仕舞い。 そして、集会所へと戻った。 ヘンリエッタお嬢様のお傍にいるために。 | |
2006/04/04 18:55:35 |
新米記者 ソフィー 叩いた。叩いた。 私はあなたと一緒にいたいのに、あなたはいつも仕事ばかり。 叩いた。叩いた。 私と仕事とどっちが大事なの? 叩いて。叩いて。 血が流れたのに。アルは笑ったの。 比べられるものじゃないよって、寂しそうに。 好きなことをしている自分を、好きな人に認めて欲しいんだ。 そうね……。私も、あなたに認めてほしい。 叩いてごめんなさい…ごめんなさい……。 ……あの赤い血は誰?誰のもの? | |
2006/04/04 22:12:41 |
学生 メイ [厨房で食材を調理しながら、メイは深く思案する] 【ハーヴェイさんの傷は銃創・・・つまり、銃を持っているだれかが外にいる・・・? ・・・いや、撃ったのはアーヴァインさんの可能性もあるって・・・でも、アーヴァインさんが撃ったのだとしたらその場に銃が落ちている・・・やっぱり、銃を持ち去った誰かがいる・・・?】 [調理の最中に身震いを覚え、狂った手元は押さえの側のひとさし指を軽く切りつけてしまった] ・・・痛ッ!!・・・・・・はぁ・・・ [メイは外を眺めた。暗い外は昨夜のような雨こそ降っていなかったが、虫の声も聞こえず、ただ暗い闇がぽっかりと口をあけているようだった・・・・] | |
(2006/04/04 22:58:02、学生 メイにより削除) |
学生 メイ [厨房で食材を調理しながら、メイは深く思案する] 【ハーヴェイさんの傷は銃創・・・つまり、銃を持っているだれかが外にいる・・・? ・・・いや、撃ったのはアーヴァインさんの可能性もあるって・・・でも、アーヴァインさんが撃ったのだとしたらその場に銃が落ちている・・・それにまわりは気がつかなかった・・・? それとも・・・やっぱり、銃を持ち去った誰かがいる・・・?】 [調理の最中に身震いを覚え、狂った手元は押さえの側のひとさし指を軽く切りつけてしまった] ・・・痛ッ!!・・・・・・はぁ・・・ [メイは外を眺めた。暗い外は昨夜のような雨こそ降っていなかったが、虫の声も聞こえず、ただ暗い闇がぽっかりと口をあけているようだった・・・・] | |
(184)2006/04/04 23:01:50 |
美術商 ヒューバート [何もなくなったトレイをテーブルの上に置くと、ラッセルのほうを見やる。] お気遣い有難う御座います。 ネリーには言い聞かせておきましょう。 [届くかどうかは解りませんが、と、ラッセルに聞こえるかどうかくらいの声で、小さく呟いた。 そしてその後に続いた彼の言葉に、す、と居住まいを正す。] …。被害者は、アーヴァインさん。これだけは明白です。 彼は人狼と思われるものに、殺されています。 加害者は…現時点ではあまり不明確なことも申せません。 ハーヴェイさんは被害者なのか。それとも加害者なのか。 ノーマンさんは。 …現時点では、まだ何とも。 そして…誰も知らない第三者が紛れ込んでいる、という可能性は、ないとは言えません。 [ちらり、と視線をソフィーのほうへやった。事実彼女のことは誰も知らなかった。ソフィーのことはともかくとして、彼女以外にもそういった輩が紛れ込んでいる可能性は、決してゼロではなかった。] | |
(194)2006/04/04 23:13:38 |