人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(809)狂気孕みし遼遠に : 2日目 (1)
次の日の朝、自警団長 アーヴァインが無惨な姿で発見された。
 ……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
 見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
 無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……

 そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、書生 ハーヴェイ、見習い看護婦 ニーナ、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、未亡人 オードリー、学生 ラッセル、学生 メイ、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、吟遊詩人 コーネリアス、墓守 ユージーン、の15名。
冒険家 ナサニエル
──一階客間──

[だれもいない室内で、ナサニエルは銃の手入れをしている。慣れた手つきで分解した銃のパーツ一つ一つを磨きながら、静かな雨音を聞いている。]


どうやら、雨は少しおさまってきたか……。
これなら、あの娘も城を出られるかもしれんな。
(0)2005/08/26 07:10:01
冒険家 ナサニエル
しかし、もう朝か。
騒ぎのせいか、ひどく夜が短かったな……。


[ナサニエルはあくびを一つ噛み殺すと、手早く銃を組み上げた。まるで機械のように正確に。それを腰に下げると、ソファから立ち上がった。]
(1)2005/08/26 07:16:08
冒険家 ナサニエル
さて、昼まで少し休むか。
あまり落ち着いて寝られそうにもないがな……。
(2)2005/08/26 07:17:40
冒険家 ナサニエルは、適当な寝室へと向かっていった。
2005/08/26 07:18:31
お尋ね者 クインジー
[赤い目に白い肌、明らかに人ではない姿になった旅人は母に手を伸ばした。
やめろ、やめろ!旅人の母の間で俺はがむしゃらに手を振る。
そんな俺を赤い目で見つめる旅人。顔はおぼろげで、男なのか女なのかもわからない。
旅人がつまらなそうに手を振ると、俺は壁に叩きつけられ、背中に激痛が走る。そして左目がひどく熱い。
俺は痛みをこらえ、残された右目で必死に母の姿を追う。
母をつかむ旅人の手…そして視界が真っ赤に染まった。]

【うわあぁぁぁ!!!】
(3)2005/08/26 08:10:23
お尋ね者 クインジー
――客間――

[クインジーは目を覚ました。全身にじっとりと汗をかいている。]

俺とした事が…話を聞いてるうちに眠っていたのか…

[豪雨の中でさまよった疲れが出ているのだろうか。無防備に寝てしまった自分が信じられない思いだった。]

赤い目に白い肌か…ここに本当にいるのかね。
[今までにも彼らを探した経験はある、だが大抵は噂のみだったり、ろくに手がかりもなく見つからなったりという事を繰り返してきた。]

今はまだ半信半疑ってとこだな…もし見つけたら…

【…もし見つけたらどうすると言うのだろう…敵討ちか?…あの旅人と同一人物かどうかもわからないというのに…】

[クインジーは自分の気持がよくわからない。だが、見つけないことには、彼自身先に進めない思いも同時に抱えていた。]
(4)2005/08/26 08:29:16
お尋ね者 クインジー
………
[母の形見となった琥珀のペンダント、それを手に持ちじっと見つめる。黄金色の琥珀の中には1匹の蜂が閉じ込められていた。]

錯乱してた男がいるんだったな…探して話しを聞いてみるか…
[彼は見つめていた琥珀のペンダントをしまうと、*客間を出て行った。*]
(5)2005/08/26 08:30:07
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは目を覚ました]

嫌な夢を見ました……。こんなに寝汗をかいている。
いつもそうだ。
こういう夢を見た日は必ず不幸なことがある。

[コーネリアスは、自分がベッドに寝かされている事に気が付いた]

誰かが運んでくれたのでしょうか……?
ナサニエルさんかな……。
足の怪我には、包帯が巻かれてますね。
誰かが治療してくれたのでしょう。
ありがたいことです。
(6)2005/08/26 08:51:21
吟遊詩人 コーネリアス
――2階・たくさんある寝室の一室――

[コーネリアスは窓の景色から、自分が二階にいる事に気付いた。雨はすっかり上がっているが、相変わらず雲が太陽の光をさえぎっている]

どうやらここは、二階の一室のようですね。
一晩寝たら、落ち着きました。
吸血鬼なんていうおとぎ話に、本気で震えていたなんて……昨日はどうかしていたのでしょう。
それにしても、これだけたくさんの人間がこの城に集まっているとは……。
気脈の関係か何かでしょうか。

[コーネリアスは、枕の傍らに小さな木製の人形が置いてあるのに気が付いた]

これは……なんでしょう。
不思議な魅力を感じます。
それに、とても精巧にできている……。

[コーネリアスはなんとなく、リュートのケースの中に人形をしまった]
(7)2005/08/26 08:58:08
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは立ち上がろうとした。足に激痛が走る。なんとか壁にもたれて立ち上がると、コーネリアスは一息ついた]

これでは、山道なんてとてもじゃないけど歩けませんね。
もうしばらく時間が経てば、ある程度回復すると思うのですが……。

[コーネリアスは、壁にもたれなから、びっこを引き引き歩き出した。どうにか扉を開け、廊下に出た]

――2階・寝室→2階・廊下――

静かですね……。
皆さん、もう下山してしまったのでしょうか。
それとも、まだ眠っているのでしょうか。
(8)2005/08/26 09:08:26
吟遊詩人 コーネリアス
――2階・階段前――

これは……。
ちょっと一人では降りられそうもありませんね。
誰かが来るのを、待つことにしましょう。

[コーネリアスはリュートのケースを床に置き、自分もその場に座り込んだ。腰の小物入れからビスケットを取り出し、軽い朝食をとることにした]
(9)2005/08/26 09:12:45
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは、小声で歌い出した]

新しい朝がきた
希望の朝だ
鶏は声をあげ、人々は目を覚ます
街が動き出し、世界は回っていく
あらゆる可能性を秘めて
新しい朝がやってきた

今日は何をしよう
昨日とどこが変わったのか
3年経って10年経って変わらないものなどない
栄枯盛衰は自然の掟
古い権威は破壊され
新しいこども達の時代がくる

新しい朝がきた
希望の朝だ
(10)2005/08/26 09:23:55
墓守 ユージーンは、ユージーンは自室で目が覚め、昨日の事を回想している。
2005/08/26 14:31:22
酒場の看板娘 ローズマリー
――2階・客室――

……朝に、なったのね。

[ローズマリーはベッドから抜け出して窓の外を覗いた。雨は昨日より酷く、雲は不吉なほど黒く染まって空を埋め尽くしていた。太陽はどこにも見えず、今にも雷が鳴りそうだった。]

嫌な天気。
いつまでこの天気は続くのかしら……?

嫌な天気は何かが起こる前兆だと、昔母が言っていた記憶があるわ。
何も起こらないといいのだけれど。……本当に。
(11)2005/08/26 15:00:45
酒場の看板娘 ローズマリーは、顔を曇らせて、*ベッドに戻った*。
2005/08/26 15:01:10
吟遊詩人 コーネリアスは、リュートをケースから取り出すと、静かに爪弾き始めた。
2005/08/26 15:26:31
吟遊詩人 コーネリアス
ああ、私の歌を聴いて欲しい
古き昔のおとぎばなし
怯えた人間たちよ、そう嘆くな
生き残ることができた時、真の幸福に出会うだろう
何千年も昔からの神との契約
日はまた登り、鬼は目を眩ませる

ああ、私の歌を聴いて欲しい
古き昔のおとぎばなし
血に飢えた鬼たちよ、そう嘆くな
お前が産まれたその時に、世界が生まれ変わるだろう
何千年も昔からの神との契約
月はまた陰り、人々は恐れをなす
(12)2005/08/26 15:27:03
吟遊詩人 コーネリアス
この地方に伝えられている、民謡ですが……。
血に飢えた鬼……。
本当におとぎ話だといいのですけど……。

[コーネリアスはまた、同じ曲を朗々と歌い出した]
(13)2005/08/26 15:29:14
墓守 ユージーン
――寝室――
[物思いにふけっていたが、階下へ降りようかと身支度を始める]

【雨は止んでいないようだな】

[右目だけを動かして、窓の外を見やる]
(14)2005/08/26 15:44:18
墓守 ユージーン
――居館-2階-廊下――
[昨日と同様に、黒い皮鞄だけを持って廊下へと出ると、韻のある歌を軽く口ずさみながら階段の方へと向かう。]

[と、銀髪の青年が1人で繰り返し繰り返し同じ曲を歌っているのを発見する]

【ん……あれは】
【確かシャーロットが言っていた】

【コーネリアス、だったか?】
(15)2005/08/26 15:59:31
墓守 ユージーンは、コーネリアスから少し離れた所で、曲をずっと聞いている。
2005/08/26 16:00:14
吟遊詩人 コーネリアスは、階段の踊り場で、同じ曲を繰り返し歌っている。
2005/08/26 16:12:25
墓守 ユージーンは、興味深げにじっと耳を傾けている。
2005/08/26 16:15:58
墓守 ユージーン
――2階-階段付近――

【ふむ……】

[と、曲を歌っているコーネリアスに気付かれないように後ろに回り込み、肩を軽く叩いてみた。
…右手の人差し指を振り向けば頬に当たるように突き出して]
(16)2005/08/26 16:17:58
吟遊詩人 コーネリアスは、ビクンと体を震わせて振り向いた。人差し指が頬に突き刺さる。
2005/08/26 16:22:55
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスはほっぺに違和感を感じ、飛び退った。思わずリュートを取り落とした]

ひっ!

……ビ、ビックリした!
……あ、あなたは確か、昨日、客間でお会いした……。
す、すみません、名前を伺ってもよろしいでしょうか
わた、私はコーネリアスと言います。

[コーネリアスはよく知らない男を前にして、緊張しているようだ]
(17)2005/08/26 16:27:11
墓守 ユージーン
――2階-階段付近――
[うまくコーネリアスがひっかかった事に、にんまりとする]

ははは。
驚かして悪かったな。
コーネリアス、ね。
昨日はろくに話も出来なかったな。
僕はユージーンと呼ばれているよ。

[コーネリアスが取り落としたリュートを拾い、彼の方へと差し出す]
(18)2005/08/26 16:30:48
吟遊詩人 コーネリアス
[リュートを受け取りながら]

ユ、ユージーンさんと言うんですね。
ど、どうもこんにちは。

[コーネリアスは手早くリュートをケースにしまった]
(19)2005/08/26 16:38:02
墓守 ユージーン
――2階-階段付近――
[ユージーンは穏やかに笑顔を浮かべた]

はい、こんにちわ。
所でどうしたんだ?こんな階段の真ん中で。

[と喋って、コーネリアスの足に包帯が巻かれている事に気がついた]

【なるほどね…これで階段を降りられずにいたという事か】
(20)2005/08/26 16:46:54
墓守 ユージーンは、「階段を降りるなら肩を貸そうか?」と、手を差し出す。
2005/08/26 16:50:16
吟遊詩人 コーネリアスは、墓守 ユージーンから、反射的に身を引いた。
2005/08/26 17:11:01
墓守 ユージーンは、手の行き場がなくなり、メッシュがかった髪の毛に手をやった。
2005/08/26 17:17:22
お尋ね者 クインジー
――主塔、屋上――

[居館をひと通り回った後、クインジーは主塔の屋上に来ていた。空は厚い雲に覆われ当分日は射しそうにない。だが、今はちょうど雨もやんでいるようだ。]

錯乱してた男は、屋敷に戻ってるんじゃないかと思ったんだが…いないようだな。
そして、やはり住人らしき人影も見当たらない…
[あと、彼が回ってないのは地下と礼拝堂、それに中庭だけだった。]

これは…すごいな…
[主塔の屋上から景色を見渡して、思わずクインジーは息を呑む。
この城の建っている場所は、周りを深い谷に囲まれていて、完全に孤立していた。]

外に出れるのは、表の吊り橋だけってわけかい。
[周りの谷は、とても降りれそうのない断崖絶壁の上、雨で増水した川が谷底を流れていた。]
(21)2005/08/26 17:20:43
吟遊詩人 コーネリアス
あっ、あの……。
ユ、ユージーンさん。
……ありがとうございます。

[コーネリアスは、ビクビクしながらユージーンの肩を借りた]

――1〜2階段踊り場→1階広間――
(22)2005/08/26 17:20:45
お尋ね者 クインジー
難攻不落の様相ってか?…
[だが、建ってる場所が辺鄙すぎる気もした。]
地元の人でも、城の存在を知らない人がいるくらいだしな…まるで…

[まるで…外から攻められないようにするためでなく、中から人をださないかのような…そう言いかけて、クインジーは口を閉ざす。]

妄想がすぎるか?

[再び雨が降り出してくる。
クインジーは首にかけた琥珀のペンダントを軽く握ると、*居館へ戻ることにした。*]
(23)2005/08/26 17:21:33
墓守 ユージーンは、コーネリアスに肩を貸している。
2005/08/26 17:33:26
墓守 ユージーン
――1階広間――
[ユージーンは苦笑しながら、コーネリアスに肩を貸して階段を降りきった]

どう致しまして。
さて、次は何処まで向かうのかな?
コーネリアスさん。
(24)2005/08/26 17:46:57
吟遊詩人 コーネリアスは、墓守 ユージーンに話しかけられて緊張した。
2005/08/26 18:03:53
吟遊詩人 コーネリアス
――1階広間――

あ、あの……外に……。
この城は、なんだか嫌な感じがするのです……。
はや、早く、出た方がいいと思うのです……。

[コーネリアスは、ふとナサニエルとシャーロットの事を思い出した。あの二人を置いて、自分は逃げようとしている。その事に罪の意識を感じ、立ち止まった]

……わ、私はここで待ってますから。
早く、他のみんなを呼んできて下さい。
お、お願いします。
早く、逃げた方がいい……。
(25)2005/08/26 18:09:46
吟遊詩人 コーネリアスは、墓守 ユージーンに心を許していないので、逃げる理由を説明できないでいる。
2005/08/26 18:28:41
墓守 ユージーン
――1階広間――
[そんなコーネリアスの様子を見て、困ったように笑みを浮かべる。]

【やれやれ…困ったな】

どうしてそう思うんだい?
コーネリアス、君は…何か知っているのか?

【雨は今止んでいるが、この様子では森を抜けているうちに再び降り出してきそうだ】
【それに……昨日の謎の男も探さなくてはならない。】
(26)2005/08/26 18:33:07
吟遊詩人 コーネリアス
わ、私は……何も知りません。
ただ……その……。

[コーネリアスは口をもごもごさせて黙り込んでしまった]
(27)2005/08/26 18:48:23
墓守 ユージーン
――1階広間――

[ユージーンはコーネリアスを困ったように見ていたが、何か思いついたように外套に右手を入れると、
ごそごそと何かを探った]
(28)2005/08/26 19:14:27
墓守 ユージーン
――1階広間――
[やがて笑った顔が描かれた子猫らしき布製の人形を取り出して右手に嵌めた]

[にんまりして、右手を顔の前に出すと、ぺこぺこと動かし始める]

『どうしたのにゃ?』
『どうして怯えているのにゃ〜?』
『僕、ブラン。』
『どうしてなのか教えてにゃ?』

[子猫の人形が、コーネリアスを覗き込むようにして喋っているように動いた。声音は優しげな低い子供の声のように聞こえる]
(29)2005/08/26 19:34:50
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスはユージーンの腹話術に、思わず笑みをこぼした]

ふふっ。
こんにちは、ブランさん。
私はコーネリアス。
しがない歌うたいを渡世としています。
よろしく。

[コーネリアスは、子猫の手をつまんで握手した]
(30)2005/08/26 19:38:34
吟遊詩人 コーネリアスは、子猫 ブランに心を開いた。
2005/08/26 19:39:11
吟遊詩人 コーネリアス
私が怯えているのは……それは……。
……ここが、かの有名なバートリー家の城だったからですよ。
聞いたことがありませんか?
バートリー家の人間は、吸血鬼ではないかと噂されているのです。
仕事柄、噂話はよく聞く方なのです。

[コーネリアスはそう答えはしたものの、まだ何かを隠しているようだ]
(31)2005/08/26 19:43:05
墓守 ユージーン
――1階広間――
[子猫人形ブランの影で、ユージーンはそっと息をついた]

『宜しくなんだにゃ〜』
『わーい。コーネリアスの手って大きいにゃ。』

[ブランは小さな手でぎゅ、ぎゅと握り返している]
(32)2005/08/26 19:44:17
墓守 ユージーン
――1階広間――
[子猫人形ブランは、小首を傾げている]

『バートリー家って、あれだにゃ?』
『女の子を攫っちゃったりしたとかにゃ?』

[ぶるぶるとブランは震えている]

『でもバートリーは死んじゃった筈だにゃ』
『ここが吸血鬼の城だとは思えないにゃ〜』

[ブランはしょぼんと、顔を両手でこすっている]
(33)2005/08/26 19:51:44
吟遊詩人 コーネリアス
ブランさん。
とにかく不吉な場所であることは間違いありません。
何か事件が起きないうちに、ここを離れた方がよいと思うのです。
なんとなくですが……。
その……嫌な感じがするのですよ。
(34)2005/08/26 19:55:00
墓守 ユージーン
――1階広間――

『でもでもにゃっ』
『コーネリアスっ、この天気じゃ途中で雨が降り出して迷子になるにゃぁ』
『それに昨日の男の人も、僕、気になるにゃ?』

[ユージーンは、外套から昨日暖炉で拾った絵の切れ端を取り出し、子猫人形ブランに持たせた]

『あと、これ何か知らないにゃ?』
『暖炉に落ちてたにゃ〜』
『昨日僕が来る前に何かあったりしたかにゃ?』
(35)2005/08/26 20:03:30
墓守 ユージーンは、子猫人形ブランの後ろで、じっとコーネリアスを見ている。
2005/08/26 20:03:53
墓守 ユージーンは、吟遊詩人 コーネリアスに話の続きを促した。
2005/08/26 20:04:46
学生 メイ
――2階・客室――

[みんなに諌められた言葉を思い出す。]

……でも。だけど。
……ケネス。ケネスに逢いたいよ。

[メイの目から涙がぽろぽろと零れ落ちる。]

あたしの人生は一度もう、終わったようなものだもん!
ケネスがいなきゃ、意味ないんだもん……。ケネスがいなきゃ、あたしなんかが生きてる意味なんてどこにもないんだもん。

[目を閉じればそこにケネスの笑顔があるように感じて、メイはますます涙を零す。]
(36)2005/08/26 20:06:16
学生 メイ
――2階・客室――

……だから。行かなきゃ……。
まだ伝えてない事だって、あるんだから。

[メイは唇をぎゅっと噛むと、部屋をぱたぱたと走って後にした。]
(37)2005/08/26 20:07:34
学生 メイは、階段を一気に駆け下りて、エントランスへひょこっと現れた。
2005/08/26 20:11:54
吟遊詩人 コーネリアスは、墓守 ユージーンに困惑した。
2005/08/26 20:14:04
学生 メイ
――1階、エントランス→城門外――
[エントランスに誰も人がいないことを確認すると、城の重いドアをゆっくりと開けた。
そのまま足を進め、城門を開ける。]

うんしょ……。
これで……、うん、準備はかんp……!

[メイは目の前の光景に呆然とした。]

橋が……、きられてるっ……!?

[メイはすぐ傍にある門番小屋に駆け込んだ。]

すいませんっっ、誰かっ!
(38)2005/08/26 20:20:40
流れ者 ギルバート
――2階・客室――

[目を覚まし、辺りを見回すとメイがいないことに気がつく]

【またですか…
 やれやれですね。
 放っておくわけにも行きませんし探してみるとしましょうか。
 昨日の発言から察するに外を目指すはず…
 ということは吊り橋のほうに行けば見つかりますかね。】

[ギルバートは傍で寝ているステラを起こさないよう静かに客間を後にした]
(39)2005/08/26 20:20:51
吟遊詩人 コーネリアス
あの……ブランさん、すみません。
私も昨日ここに来たばかりなので、詳しい事はわからないのですよ。
暖炉の中の絵のようなものは、私も見ました。
一体、誰がなんのために燃やしたのでしょう。
私にも見当がつきません。
(40)2005/08/26 20:21:42
墓守 ユージーン
――1階広間――
[困惑したコーネリアスに、『ブラン』は気付いて]

『ご、御免だにゃ』
『問い詰めるつもりはなかったんだにゃ』
『ただ、僕も怖かったんだにゃ…』

『だから、色んな事知ってそうなコーネリアスに色々聞きたかったんだにゃ』

[しゅんと、ブランはうな垂れた]
(41)2005/08/26 20:22:43
流れ者 ギルバート
――2階・客室→1階・エントランス――

【城内は昨日に比べて静かですね…
 異常な状況ですし、皆さんまだ疲れて休まれているのでしょうか?】

[外の様子を見て]

【雨は若干小降りになってきているようですね。
 これならなんとか麓まで戻れるかもしれませんね。
 昨日の男の様子を見る限りでは
 ここに留まるのは危険かもしれませんし…
 一刻も早くこの城を出たほうがいいのかもしれませんね。】
(42)2005/08/26 20:25:51
学生 メイ
――門番小屋――

[メイは暗い門番小屋でアーヴァインを見つけ声をかける。]

あのっ、あの!! 橋が切れちゃってるんです! 他にこの城から出る方法はないんですか?

[メイは大声で聞いたが、アーヴァインの反応はない。]

……あの……?

[メイはおそるおそるアーヴァインに近づいていく。
メイが二歩踏み出した時、その足に何かが当たる。]

……? 

[しゃがみこみ、ゆっくりと"ソレ"に手を伸ばすが薄暗く良く見えない。メイはそれを掴んだ。冷たくて気持ち悪い感触を覚えたが、かまわずそれを持ち上げた。]
(43)2005/08/26 20:25:57
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは、うなだれたブランを見て心を痛めた]

ブランさん……。
お役に立てなくてすみません。
そうだ、少し気分を変えてみましょうか。
歌などいかがです?

[コーネリアスはそう言って、リュートをケースから取り出した]
(44)2005/08/26 20:26:57
学生 メイ

っひ……! きゃああああああああ!!!

[反射的に"ソレ"を地面に投げつけた。アーヴァインを見やると、闇になれた目はアーヴァインの"本当"の姿を映し出した。]

腕が……、腕が……!

[自分の手に、赤黒い血が付着しているのを見て、メイは発狂しそうになった。気持ち悪さがこみ上げ、死臭が鼻につく。メイは泣きながら門番小屋を飛び出し、中庭の方へ走った。]
(45)2005/08/26 20:27:18
墓守 ユージーンは、『ブラン』は興味深げにリュートを見つめた。
2005/08/26 20:31:34
墓守 ユージーン
――1階広間――

『わーい。』
『あ、でもでもコーネリアス、足を怪我してるにゃ?』
『客間で出来たら聞きたいにゃ〜』

[その後ろで、ユージーンは何か考え事をしているようだ]
(46)2005/08/26 20:33:22
流れ者 ギルバート
――1階、エントランス→城門外――

[目の前の光景の呆然となる]

【橋が落ちている…?
 昨日の雷で?
 いや焼けた形跡がない上、橋がこちら側から落ちていますね。
 まさか誰かが人為的に落とした、というわけでしょうか…
 きな臭くなってきていますね、これは…】

[辺りを調べようとすると門番小屋に続く足跡があることに気がつく]

これはあのお嬢さんの…?
(47)2005/08/26 20:36:04
流れ者 ギルバートは、門番小屋に足を踏み入れた。
2005/08/26 20:36:29
吟遊詩人 コーネリアス
――1階広間――

客間でですか……。
そうですね。
ここは広すぎて、落ち着きません。

[コーネリアスは少し残念そうにリュートをしまった]
(48)2005/08/26 20:37:39
流れ者 ギルバート
――門番小屋――

[暗い門番小屋の中、机に向かっているアーヴァインを発見する。]

おや?
あなたは昨日の…

すいませ…、あっ

[ギルバートは声をかけようと近づこうとしてなにかに湿った物に足を取られバランス崩した。]
(49)2005/08/26 20:42:19
墓守 ユージーン
――1階広間→客間――
[ブランは、コーネリアスの指をつかみ、先導する]

『さ、そうとなったら行こうにゃ。』
『コーネリアスは足怪我してるから、この人に手伝って貰ったらいいにゃ』
『大丈夫にゃ、この人は何もしないって僕が保証するにゃ?』

[ブランはドンと胸を叩いて、咳き込む仕草をする]
(50)2005/08/26 20:45:26
流れ者 ギルバート
おっと、危ない…
これは一体?

[ゆっくりと辺りを見回すと門番小屋の「状況」がギルバートに目の飛び込む]

ひぃっ

[叫びそうになる衝動を抑えてギルバートは室内の状況を確認した。]
(51)2005/08/26 20:47:54
流れ者 ギルバート
ハァハァハァ…
し、死んでるのか…
いや、この様子で生きているわけもないか…

[次第に目は慣れ辺りの凄惨な光景がはっきりと見えてくる。]
(52)2005/08/26 20:50:26
流れ者 ギルバート
はは…
ははは…
ふははははは…

すごい、すごいぞ…
こんな素晴らしい光景は初めて見た…

[これまでの穏やかな表情は消え、狂った笑みが浮かぶ]

この光景は…
ずっと…
私がずっと求めていたものだ…
今まで描こうとして描けなかった世界がここにある…
素晴らしい…

これこそが美だ!
完成された一個の芸術だ!!

描かなくては…
この光景が焼きついているうちに残さなくては…
(53)2005/08/26 20:56:09
流れ者 ギルバート
――門番小屋→1階・エントランス――

[雨に濡れるのも構わず全力で走り、城へと戻る。]

早く…
早く描きとどめなくては…
あの光景が私の記憶に鮮明に残っているうちに…
(54)2005/08/26 21:05:51
流れ者 ギルバート
――1階・エントランス→2階・客室――

[元いた部屋からステラに気がつかれないよう静かに自分の荷物を取り出すと別の部屋に入り鍵をかける]

早く…
早く…

[荷物を漁り、紙と鉛筆を取り出すとギルバートは先ほどの光景を*夢中になって描き始めた*]
(55)2005/08/26 21:11:24
墓守 ユージーンは、『ブラン』はるんるんと楽しそうに客間の*扉をくぐった。*
2005/08/26 21:21:28
学生 メイ
――中庭――
[メイは、井戸のそばで突然脚を取られて転んだ]

きゃっ!

[泥塗れになって泣きそうになりながら身を起こすと、つま先を何かの縁に引っかけことに気づいた。地面を払ってみると、正方形の蓋らしき輪郭が現れた]

な、何これ……。
なんか開きそう……だよね? 取っても何も無いけど……こじ開けるのかなぁ……。

それよりも、落ち着かなきゃ……。

[メイは井戸に向かい、水を汲んで顔を洗い、喉を潤した。]
(56)2005/08/26 21:28:18
修道女 ステラ
――2階客室――

[ゆっくりと起き上がると周りを見回す。誰もいないのが確認できた。]
【いけない、寝過ごしてしまったかしら。】
(57)2005/08/26 21:32:41
修道女 ステラ
[手早く修道着を羽織りパンパンとはたいてから部屋の扉を開け1階へと下りていった]
(58)2005/08/26 21:35:13
学生 メイ
――中庭――

ふぅ。
[一息ついたメイは屋根を支えている柱に寄りかかった。]

いたっ。
【背中に何か……ある?】

[異物感を感じ、メイは後ろを振り返ると、そこには木製の蓋のようなものがあった。メイは首をかしげながらそれを開けると、中にはレバーみたいなものがついている。]

何……これ?

[メイはそのレバーをおろそうと力を込めたが手ごたえはあるものの全然下りない。いらだったメイはジャンプをしてそのレバーに力を込めた。]

ひゃあ!
(59)2005/08/26 21:43:48
修道女 ステラ
――客間――

[扉を開け中に入ると、数人が話しているのが見える]

おはようございます。
[ペコリとお辞儀をして椅子の一つに座る]
(60)2005/08/26 21:44:27
学生 メイ
――中庭→地下――
[あっけなく下りたレバーに、メイはその場に転んだ。その拍子に、手を先ほど転んだ場所に置こうとしたが、そこには既に地面がなくなっていて、メイはそのまま後ろに落ちた。]

き、きゃあああ!!

[どさっと衝撃を受けたが、あまり痛みはない。そこまで深くないようだった。]

な、何ここ……!
(61)2005/08/26 21:45:48
書生 ハーヴェイ
――二階・客室――
[ハーヴェイはべッドで目を覚ました。横たわったまま、サイドテーブルに腕を伸ばした。卵型の懐中時計を開き、時刻を確認した]
多少、身体が熱っぽいな。それにしては随分早く起きたものだ。
いや……これは、もう夜なのか。
予想以上に疲労していたようだな……ふぅ。

[ハーヴェイはベッドを降りると、椅子にかけておいた衣服を身につけた]
(62)2005/08/26 22:02:08
書生 ハーヴェイ
――二階・客室――
どちらにせよ、昨晩の彼らがどうしているかは知っておきたいところだな。
探しに行って話をしてみるか……。

[懐中時計の蓋を閉じ、ポケットに仕舞いこんだ]
(63)2005/08/26 22:09:01
書生 ハーヴェイは、少しふらつきながら、一階に向かった。
2005/08/26 22:10:19
学生 メイ
――地下室――

[そこは居館よりもロウソクの数が少なく、薄暗かった。埃と土で明らかに汚れていた。
地下室は狭く、居館の客間程度しかなかった。]

ひ……

[牢屋にそっと近寄っていくと、その中には、天井から一本の太い縄がぶら下がっていた。床はどす黒く色が変色していたり、金色の大量の何かが落ちている。壁から大量にある鎖。]

これは……、何……?

[一番不思議なのは場違いな少女の形をした鉄の像。メイは牢屋のドアをギィィという不快な音と共にあけ、その像に近寄った。]

置物? 中が……開くの……?

[メイは観音開きになっているそれを、手前にひく。]
(64)2005/08/26 22:10:28
酒場の看板娘 ローズマリー
――2階、客室――

[長い睫毛を起こすと、先ほどよりも暗さが格段に違った。]

寝すぎちゃったみたいね……。

[苦笑して、髪の毛をすっとかきあげると、立ち上がって身だしなみを簡単に整える。]

ここにいても仕方ないし……、客間にでも行ってみようかしら。
(65)2005/08/26 22:12:11
学生 メイ
――地下室――

[少しあけた隙間から、白骨がメイを押し倒すかのように落ちてくる。]

ひ、いやああ!!

[メイは後退り、白骨を振り払うと必死に立ち上がり、急いで階段へ向かった。]

【誰かに離さないと……! やっぱり危険だよっ! ……ケネスっ!! もういやぁぁ!】
(66)2005/08/26 22:14:39
学生 メイは、階段を駆け上がると、居館へ走っていった。
2005/08/26 22:16:35
書生 ハーヴェイは、客間の扉をノックした。
2005/08/26 22:20:39
酒場の看板娘 ローズマリーは、客間をノックするハーヴェイにこんばんは、と話しかけた。
2005/08/26 22:23:17
学生 ラッセル
――居館二階・寝室――
[ラッセルは目を覚ますと服を着替えて皮鎧を身につけはじめた]
昨日の夜は色々なことがあったようですね。
一部分からないこともあるんですが…
誰か事情が分かっていそうな人に確認を取ったほうがいいかもしれないですね。
今日、ここから出て行ければその必要もないんですが…。
(67)2005/08/26 22:23:20
美術商 ヒューバート
――居館四階・城主の部屋――
ちっ、あまりにも気持ちよさそうだったから天蓋つきのベッドで寝てしまってたぜ。
ほこりさえ払えば寝るには十分だったからな…
さて、と
[起き上がると体の筋を伸ばして周りを確認した]
(68)2005/08/26 22:24:24
見習い看護婦 ニーナ
――礼拝堂――

[ニーナは礼拝堂にいた。]
[居城に向かう事もかんがえたが]
[この城において礼拝堂があるという事実に興味を抱き]
[そこの雰囲気にのまれ、そのまま眠りについたのだった。]

おはよう この 世界よ
おはよう この 礼拝堂

【思いのほか 本格的な 礼拝堂 だわ】
【長いこと 使われてないけど】
【過去に キチンと 使用されていた 形跡が ある】
(69)2005/08/26 22:24:35
見習い看護婦 ニーナ
【吸血鬼が 十字架を 恐れるのは】
【その 信心からと いうけれど…】

[ニーナは十字架の前に立った]

神よ 世界は すべて 塗り替えられるのか。
並の 下界は あなたの お気に召さなかったのか。

新しい 秩序は きっと 予定通りに。

[ニーナは目をつぶった]
(70)2005/08/26 22:24:49
書生 ハーヴェイ
――一階・客間――
[室内を見回し、一同の中にステラが居ることに気づいてやや微妙な表情になった]

失礼、入ってもよろしいか?
他の皆はどうしているのだろうな。
昨夜、誰かを探しに行くといっていた少女は……?
ステラさんが居られるところを見ると、まだ出ていないのでしょうか。
(71)2005/08/26 22:25:21
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに振り向き、同様に挨拶を返した。
2005/08/26 22:26:02
美術商 ヒューバート
しかしよくわかんねーところだな、ここ。
人の入った形跡はほとんどないくせに何故か暖炉にはなんかの燃えカスが残ってるしな。
状態から見ても最近のように思うんだが…。
それに放置されているにしては一部分に手が入っているようにも思う。
ひょっとしてここの城に関する話はおびき寄せるための罠かなんかか…?
まったく、貧乏くじ引いちまったぜ。
(72)2005/08/26 22:26:15
美術商 ヒューバート
とっとと金目のもんでも懐に入れて逃げてしまったほうがいいかもな…
この部屋には何もなかったから、この階のほかの部屋でも探してみるか。
何もなければ次は周りにあった塔を見てみるかね。
いいかげん人にも出会えるだろ…
[そういうと城主の部屋を出て、同じ階の別の部屋へと向かった]
(73)2005/08/26 22:26:50
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――

[コーネリアスは、ステラとハーヴェイが入ってきたのを見て、再び緊張した]

あ、あの……こんにちは、はじめまして。
私はコーネリアスと言います。
その……この城には、いったい何人の人がいるのでしょう?
(74)2005/08/26 22:28:15
学生 ラッセル
[しばらくすると鎧を装備し終えた。そして枕元に置いてあった剣を腰に吊るす。
ふと寝室内のクローゼットに目が留まる。
中を明けてみるとうっすらと埃がかぶっているいくつかの服がつるされていた。
その中には黒いマントも含まれていた]
ふむ…少し冷えるかもしれませんね、これをお借りしましょう…。
とりあえずは客間、でしょうか…。
[鎧にマントを取り付け、部屋から出て行った]
(75)2005/08/26 22:29:36
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[ローズマリーに椅子を勧め、自分は適当な壁際に寄りかかった]
あぁ、私はハーヴェイと言う名だ。
昨夜以来ではあるけれど、一応、初めまして。

それにしても、確かにいったい何人が居るのだろうな。
この辺鄙な古城に……。
(76)2005/08/26 22:32:17
書生 ハーヴェイは、吟遊詩人 コーネリアスの答えに、手を口に当ててしばし考え込んだ。
2005/08/26 22:32:22
未亡人 オードリー
――2階、個室(自室)――

[目が覚めて真っ先に外を見る。
やはり、雨の止む様子はない。]

吸血鬼…か。

[何かを思い出したように、荷物からひどく分厚い本を取りだし、
テーブルの上で頁を捲る。
その本には精巧な挿絵が所狭しと描かれている。
無理を言って譲ってもらった大変貴重なものだった。]
(77)2005/08/26 22:32:52
酒場の看板娘 ローズマリー
――1階客室――

[ハーヴェイの言葉に少し頷いた。]

私も、あの子のことが少し気がかりなの。あの貴婦人も、そちらの修道女さんのこともそうだけれど。
やっぱり、この天気の中女性だけで行くのは不安だし……、あの若い女の子は、今にも飛び出して行ってしまいそうだったから。

[ローズは心配そうに、口元に人差し指を置いて目を伏せた。]
(78)2005/08/26 22:33:09
お嬢様 ヘンリエッタ
――2階/客室――

…お母様。私は此れから一体如何したら良いのですか?

[ヘンリエッタは柄の部分に家紋が刻まれている飛び出し式ナイフを胸の前にぎゅっと持った。]

吸血鬼…。信じてなんていないと、あの方に言ったものの、本当は少し…

[悲しそうに呟いて見ると、恐怖が体を伝った。はっとして口をつぐみ、ナイフを仕舞う。]

私らしくないわ。いつまでもこんな小汚い城に居る訳にはいかないんだから、しっかりしなくてはいけないわ。使えないあの家臣共と逸れたからといって、私がどうなってしまうわけじゃないもの。
自力で家まで戻ってみせる。

[強い決意を固めると、ヘンリエッタは客室を後にした。]
(79)2005/08/26 22:34:59
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに、ありがとうと微笑んで椅子に静かに腰掛けた。
2005/08/26 22:36:38
未亡人 オードリーは、図鑑の頁を捲る手を止めた。
2005/08/26 22:38:09
未亡人 オードリー
あったわ。
『人の身なりをした怪物。赤い目に白い肌を持つ。
人と同様の知性を持ち、人を襲う。』

[恐ろしい顔に赤い目が特に印象的な挿絵が添えられている]

これに載ってるのね。
特徴も、昨日のあの少女の言っていた事と一致する。
あまり気分の良いものではないわね。

もし、あの子の言うように危機が迫っているのなら、
その危機の種類と状況を把握しておかないといけないわね。
雨はまだ止まない…か。
無理にでも山を降りたほうが、良い可能性もあるわね。
(80)2005/08/26 22:39:25
未亡人 オードリー
まずは、そうね昨日の女の子が心配。お友達もね。
あとは、錯乱した男のことも気になるわ。

山を降りるのならば準備が必要。
地図も欲しいけど…無ければ拘っても仕方無い。

とにかく最低限は食料と…飲み物ね。
雨水でもなんとかなりそうだけど、やはり山越えには体力を奪われるから。
しっかり準備しておかなくちゃ。

[図鑑を元通りに荷物にしまうと、着替えて化粧を始めた]
(81)2005/08/26 22:40:55
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――

[コーネリアスにやわらかく微笑んだ。]

初めまして、そしてよろしくお願いしますね、コーネリアスさん。
私はローズマリー・マーシュと言いますの。

昨日お茶を用意したのは、12、3だった気がするけれど……、あの後にも何人か客間へ来たし……。

[ローズマリーは天井を見上げた。]

正確な人数はとてもじゃないけれど把握出来ないわ。
(82)2005/08/26 22:41:03
お嬢様 ヘンリエッタは、客間の前まで来て、ドアに手をかけたが、躊躇した。
2005/08/26 22:42:05
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[ハーヴェイは指折り数えつつ、他の者に確認を求めた]

いま、ここに居るのが私を含めて5人。
それ以外で昨夜ここにいたのが……男性が4人、女性が4人、ではなかったかな。
都合13人だと思う。

あの駆け込んできた男性を加えると15人ということになるかな。
(83)2005/08/26 22:46:39
書生 ハーヴェイは、おっと、「都合14人」だったな。と言い直した。
2005/08/26 22:47:26
墓守 ユージーン
――1階・客間――
[ユージーンは右手の子猫人形を膝の上に置き、ソファにもたれかかっている]

ローズマリー、僕からも宜しく。
名乗ったかもしれないが、僕はユージーンと呼ばれている。

確かに昨日は少々混乱状態でもあったからね。
(84)2005/08/26 22:47:27
見習い看護婦 ニーナ
――礼拝堂――

[ニーナはゆっくりと目を開けた]

さて と
今度は 城を 見させて いただこうかな
相当 人が 生活した 気配が ないが

不思議と 仲間の 気配を 感じる

先人の 知恵を 借りられるかな…

[ニーナは礼拝堂を後にした]
(85)2005/08/26 22:49:04
未亡人 オードリー
よっし。
まずは昨日と同じ部屋に行って、状況を確認するべきね。
錯乱した男も来ているかも…
いや、来ていれば、あの怒号。
ここまで聞こえるわ。

お互いの知っている事を合わせた方が良いのかもね。

山を下りる準備は…急いだ方が良いのかしら?

[自室を後にした]
(86)2005/08/26 22:51:28
酒場の看板娘 ローズマリー
――1階客間――

ハーヴェイさんは記憶力がいいのね、感心するわ。
ユージーンさん、と仰るのね。
仲良くして下さい。

[にこりと微笑んで、心配そうにみんなに聞いた。]

ねぇ、あの……、昨日の女の子のこと、少し気がかりなんだけれど……、誰も見ていないの?
(87)2005/08/26 22:51:55
修道女 ステラ
――1階・客間――

ステラと申します。
てっきりみなさんはこちらに集まっていると思ったのですが。
昨日の女性とギルバートも居るかと思って来ましたわ。

見当たらないという事は、外?
お散歩する天気ではないですよね。
(88)2005/08/26 22:53:18
見習い看護婦 ニーナ
――居城入り口前――

[古ぼけた扉は、ニーナに不思議と威圧感を与える]

この ドアの 向こうの フロア に
あたしの 求める コア がある。

ついに あたしは 仲間たちに あえる。

あたしが どこから 何のために 来たのか
その 答えが ここに ある。

[ニーナはゆっくりと扉を開いた]
(89)2005/08/26 22:53:59
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――

も、申し遅れました。
私は、コーネリアスと言います。
名字はありません。ただ、コーネリアスとお呼び下さい。
しがない歌うたいが渡世です。

ブランさん、皆さん、一曲歌わせて下さいませんか。
わ、私は正直、歌を歌っている間が一番落ち着くのです。

[コーネリアスは、子猫 ブランに話を促した]
(90)2005/08/26 22:54:45
修道女 ステラ
[ローズマリーの方を向く]

昨日は同じ部屋で休んでいたのですが、私が起きたときにはもう、おりませんでした。

たくましい女性と一緒に出かけたのかしら。
(91)2005/08/26 22:55:21
吟遊詩人 コーネリアス
き、昨日の女の子とは……?
シャーロットさんの事でしょうか?
あのう、彼女、顔色が悪かったのは覚えています。
で、でも、どこにいるかまではわかりません……。
(92)2005/08/26 22:56:54
吟遊詩人 コーネリアスは、酒場の看板娘 ローズマリーの微笑みで、少し気持ちがリラックスした。
2005/08/26 22:57:38
酒場の看板娘 ローズマリー
[ステラに頷いた。]

そう考えるのが一番自然かしら?
もし、あの少女が一人で出て行ってしまったらと思うと……。

[ローズは首を横に小さく振って溜息をついた。]
(93)2005/08/26 22:59:01
修道女 ステラ
えぇと、くせっ毛の女の子ですわ。
(94)2005/08/26 22:59:04
お嬢様 ヘンリエッタは、客間の前で躊躇していたが、意を決して扉をノックした。
2005/08/26 22:59:49
見習い看護婦 ニーナ
――1階-エントランス――

[居城の中には、ある種の瘴気が満ちている]
[ニーナは一瞬眩暈を感じたが]
[すぐに、これは自分の住むべき世界の空気だと]
[そう自分に言い聞かせ、大きく息を吸い、目を瞑る]

感じる 感じる 感じるわ

ここは 選ばれた者たちの すむ 世界
人間たちを 選別するための 結界

[ニーナはかすかに話し声がするのに気がついた]

【…人の 声?】

[ニーナは声がするほうへと向かった]
(95)2005/08/26 23:00:39
村長の娘 シャーロットは、悪夢を見ていた。
2005/08/26 23:03:30
見習い看護婦 ニーナ
――1階-エントランス-客間扉前――

ここから 話し声が 聞こえる

この城には もう 誰も 住んでいない はずなのに

【ということは】

ついに あたしは 先人に 出会える
人間を 超えた先の 賢人に 出会える

この胸の 高鳴りを どう抑えろと いうのか

[ニーナは迷わず客間の扉を開けた]
(96)2005/08/26 23:03:33
墓守 ユージーン
――1階客間――
[ユージーンは右手に子猫人形を嵌めた]

『こんばんわだにゃ』
『僕はコーネリアスの友達のブランというんだにゃ』

『コーネリアス、歌いたいなら歌ったらいいと思うんだにゃ?』
『人間は気楽でいくのが一番にゃ』

[ブランはつぶらな黒い瞳をコーネリアスに向けている]

そうだな。
昨日の少女は僕も見かけていない。

[左手を顎に当てて思案している]
(97)2005/08/26 23:04:38
村長の娘 シャーロット
漆黒の闇の中私は彷徨っていた。
どこに向かっているかはわからない。
たった一人で私は歩き続けていた。

突風が吹き、何かが私の目の前に現れる。
闇を纏ったような、闇そのものであるような人型の何か。
その者の正体はわからないが、全身の肌が泡立ち、危険な存在であることを告げる。
私は振り返り、その場を立ち去ろうとする。

否――
魅入られたようにその場を動くことができなかった。

闇の中から雪花石膏の如き白い手が現れ私の腕を掴む
自由を奪われた私をみて闇の中で真紅の唇が微笑んだ。
漆黒と真紅のコントラストに、見惚れている私の喉に白く輝く牙が迫った――
(98)2005/08/26 23:04:42
書生 ハーヴェイ
――1階客間――
ふむ……。では、彼女を手分けして探してみた方がいいかもしれませんね。どこに……ん?

[ハーヴェイは、扉をノックする音に振り返った]

どなたですか?
(99)2005/08/26 23:04:47
村長の娘 シャーロット
――二階・客室――

…………!!?

[飛び起きた後も、夢と現実の区別がつかず、喉を手で探りながら不安そうにあたりを見回した]

今のは………夢?

[喉に傷がないのを手探りで確認してもしばらく動悸が収まらず胸を押さえている]

眠る前に、吸血鬼の話を聞いたからかしら…
そういえば、ここは… どこ??
また、私どなたかに迷惑をかけてしまったのかしら…
(100)2005/08/26 23:04:58
見習い看護婦 ニーナ
――1階-客間――

[ニーナは自分の隣に女の子がいるのに気がつく]

【女の子?これが 吸血鬼?】

[そして、客間に多く集まる人に気がつく]

【こんなに 沢山?あたしは 遅れてきた?】
(101)2005/08/26 23:05:39
酒場の看板娘 ローズマリーは、ノックに立ち上がりドアを開けようとした瞬間、ドアが開いた。
2005/08/26 23:05:50
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタとニーナの姿を、ドアの向こうに見た。
2005/08/26 23:06:55
見習い看護婦 ニーナ
え あ う …

みなさん こんにちわ …

えっと … よろしく お願いします
(102)2005/08/26 23:07:50
墓守 ユージーンは、ヘンリエッタの姿と、傍らに立つニーナの姿を見た。
2005/08/26 23:08:22
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階、客間――

[ノックして戸惑っている間に、横から女の子が客間を開け入っていくのを目にした。]

【感じ悪い…!】

[ニーナの態度に苛立ちながら、ドアを開けようとしてくれたのであろうローズマリーに本当に僅かに頭を下げて客間へ入った。]
(103)2005/08/26 23:08:31
未亡人 オードリー
――移動中→1階客間へ――

今日で2日目なのに、実際はこの城の中をまるで把握できていないわね。

[壁の風景画を鑑賞しつつ、考え事をする]

【少しは私も余裕が出てきたのかしらね?
昨日、同じような状況の人達と会えて、
退屈しないでもすみそうだしね。】

いけない、いけない。
山間の村の教師を頼まれてるんだし、長居するわけにいかないのよね。
(104)2005/08/26 23:08:32
修道女 ステラ
[立ち上がり、2人の女性にペコリとお辞儀をした]

こんにちは。ステラと申します。
(105)2005/08/26 23:09:37
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[ニーナの姿を暫く見つめ、ふと眉根を寄せた]

君……私を見た憶えは無いかな?
おととい、城門から駆け込んでいったところを見たように思うのだけど。
(106)2005/08/26 23:10:39
見習い看護婦 ニーナ
【ここにいる 全員が 吸血鬼?】
(107)2005/08/26 23:11:16
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――

[ヘンリエッタの小さな会釈が無償にかわいらしく思え、無意識に笑顔になった。]

お二人とも、こんばんは。
あなたは……、昨日逢った気がするけれど……
あなたは、初めまして、かしら?
(108)2005/08/26 23:12:11
墓守 ユージーン
――1階-客間――

起きたのかい?ヘンリエッタ。
ちょっと遅い朝だね。

[笑みをもらして]

……そして、そちらのお嬢さんはどなたかな?
(109)2005/08/26 23:12:11
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習い看護婦 ニーナの方を見て、少し首をかしげた。
2005/08/26 23:12:31
吟遊詩人 コーネリアス
シャ、シャーロットさんは、くせっ毛ではなかったと思います。
だから、皆さんのおっしゃるその女の子ではないかと……。

[ニーナとヘンリエッタに気付く]
こ、こんにちは。
私は、コーネリアスと言います。
そ、それにしても……14人ですか。
ここにいない人たちは、どこにいるのでしょう。
気がかりですね。

ブランさん、それでは一曲、歌わせて頂きます。
外は真っ暗ですが、せめてこの部屋だけでも明るい気分になれればと……。

[コーネリアスはリュートを取り出した]
(110)2005/08/26 23:13:26
見習い看護婦 ニーナ
[ハーヴェイの方へと向き直る]

あ えっと ごめんなさい
あたし ここに来てから だれにも…

どこで お会いしましたっけ?
(111)2005/08/26 23:13:31
吟遊詩人 コーネリアスは、「では、猫の曲を一曲」と言ってリュートを爪弾きだした。
2005/08/26 23:13:59
吟遊詩人 コーネリアス
♪猫の男爵は気障な男さ
その名も聞きし、フンベルト・フォン・ジッキンゲン
フンベルト・フォン・ジッキンゲン
フンベルト・フォン・ジッキンゲン
ステッキを振るってご挨拶

♪猫の男爵は強い男さ
その名も聞きし、フンベルト・フォン・ジッキンゲン
フンベルト・フォン・ジッキンゲン
フンベルト・フォン・ジッキンゲン
クルリと剣(つるぎ)を振りかざし

♪猫の男爵は孤独な男さ
その名も聞きし、フンベルト・フォン・ジッキンゲン
フンベルト・フォン・ジッキンゲン
フンベルト・フォン・ジッキンゲン
愛する人を待ちわびて
(112)2005/08/26 23:14:39
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[ステラの丁寧な挨拶とユージーンの笑顔に少し機嫌を直した。]

ヘンリエッタ・ロザモンドよ。

ユージーン、ちょっと昨日は夜更かしし過ぎたみたいだわ。
(113)2005/08/26 23:14:50
お嬢様 ヘンリエッタは、酒場の看板娘 ローズマリーの微笑みに照れて、顔を赤くしてそっぽを向いた。
2005/08/26 23:15:22
吟遊詩人 コーネリアス
【ああ……。
やはり、歌ってる間が一番落ち着きます。
誰の目も気にせずに、音楽に集中できる。
こんな私でも、自信を持って言葉を出せる】
(114)2005/08/26 23:16:06
墓守 ユージーンは、ヘンリエッタにおいでとブランで手招きした。
2005/08/26 23:16:32
吟遊詩人 コーネリアスは、歌いながら、ヘンリエッタとニーナに会釈した。
2005/08/26 23:16:34
お嬢様 ヘンリエッタは、墓守 ユージーンのブランに驚きながら、傍に駆け寄った。
2005/08/26 23:17:31
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはハーヴェイの顔を見ながら考える]

【城門から 入る所を みた?】
【でも 城門の 中には だれも…】

【…… この人も 外から 来た?】

…あの あなたも 外から 来たのですか?
(115)2005/08/26 23:18:51
学生 ラッセル
――二階寝室→一階客間へ――
しかし、この城は誰の所有物だったのでしょうね。
通常なら城主の紋章などがあるはずなのですがそういうものがまったくといっていいほど見当たりません。
…本当に早めにこの場所を立ち去ったほうがよさそうですね…。
(116)2005/08/26 23:19:10
流れ者 ギルバート
違う!
足りない!!
なにかが足りない!!!

[外に漏れないよう小さく、だが強い意志のこもった声で呟く]

あの光景は素晴らしかった。

だがこの絵はどうだ…
それをなにも表せてはいない…
(117)2005/08/26 23:19:11
書生 ハーヴェイ
[ニーナの答えに、微笑んで頷いた]
そうでしょうね。
おとといの晩、城門を抜けていくあなたの姿を見たのですが。
その時に居合わせたローズマリーさんは見なかったようだし、
私達が門を抜けてからも姿が見えなかったのですね。

もしかしたら幻影か何かかと思っていたところですよ。
(118)2005/08/26 23:19:53
書生 ハーヴェイ
外から来た?

この城はたしか、ずっと無人だったのでは。
誰もが外から来たと、思うのですが。
(119)2005/08/26 23:22:26
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに怪訝そうな表情を浮かべた。
2005/08/26 23:22:28
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはハーヴェイの答えを聞き]
[満面の笑みを浮かべる]
[完全に笑みを浮かべる]

【この人も あたしと 同じ 目的 なんだ!】

[ニーナはハーヴェイの手を握る]

はじめまして ニーナ です
家は ありません ただの ニーナ です

よろしく

お互い 大変ですけど がんばりましょう
(120)2005/08/26 23:24:45
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――

[ハーヴェイの言葉に反応して、ハーヴェイをじっと見つめた。]

"ずっと無人だった"……?
そうだったの? 私はてっきり……。
昨日もみんながこのお城の住人を探していたから、誰かが住んでいるのだと思ってたわ。

何か、知っているの?
(121)2005/08/26 23:24:50
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは皆に向き直る]

【ということは こちらの 方々が…】
【すばらしい もう こんなに 集まってる】

皆様は きゅ…

[と、そこでハーヴェイの言葉が耳に入る]

みんな? 外から?
(122)2005/08/26 23:26:17
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[子猫人形ブランは、ヘンリエッタにお辞儀をする]

『僕、ブランっていうにゃ』
『宜しくにゃ』

[ユージーンはニーナの雰囲気に何かの違和感を感じる]
(123)2005/08/26 23:26:32
冒険家 ナサニエル
── 二階寝室 ──

〔ナサニエルは窓辺で外を眺めている。が、墨を溶かしたような暗天の下には何も見えない。暗闇を見つめながら、ナサニエルは沈思黙考している。〕


この古城にこれだけの人間が集まっているのは、偶然なのか?
必然だとすれば、何の因果律によるものか……。

私と同じ財宝目当ての者が他にもいるのだろうか。
(124)2005/08/26 23:26:33
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[ニーナとハーヴェイや、周りのやり取りを見て眉を顰める。]

ねぇ、ユージーン。
如何してこんなに和やかな雰囲気なの?
和気藹々と他人が馴れ合うのを見るのは気持ちが悪いわ。

[嫌悪感を隠さずにユージーンにぼそっと呟いた。]
(125)2005/08/26 23:26:41
流れ者 ギルバート
――2階・客室――

[部屋の窓から外の様子を見る]

【この城は外部から断絶されている。
 そして内部にあの男を殺した者がいるのは確かだ。
 となると再び犠牲者がでるかもしれないな…
 違う光景に触れればなにか掴めるかもしれない…
 
 他にいなくなった人間がいないか確認したほうがいいかもな…】

[ギルバートは荷物をしまうと客室を後にした。]
(126)2005/08/26 23:27:15
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナの手を、儀礼的に握り返した。
2005/08/26 23:28:14
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[子猫ブランを見て、ヘンリエッタは無垢な笑顔を浮かべた。]

可愛い猫ね…。
(127)2005/08/26 23:29:09
未亡人 オードリー
――1階客間――

[静かに扉を開けて様子を伺う]

こんばんわ。遅くなったわね。
もう皆さんお揃いかしら?
(128)2005/08/26 23:30:45
冒険家 ナサニエル
無論、バートリ家の財宝を譲るわけにはいかない。
どうあっても、私の手におさめる。
そのためには……。


〔ナサニエルは腰に下げたホイールロック銃に指を触れると、薄い氷のような笑みを浮かべた。〕
(129)2005/08/26 23:30:52
吟遊詩人 コーネリアスは、猫の男爵の歌を歌い続けている。
2005/08/26 23:31:01
流れ者 ギルバート
――2階・客室→客間――

[中からの話し声が僅かに聞こえてくる]

【どうやら中に人が集まっているようだな…】

[ギルバートはいつものように穏やか表情を作るとドアをノックし客間へと入った]
(130)2005/08/26 23:31:31
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ヘンリエッタの様子に少しだけ笑いを浮かべて]

馴れ合うのが気持ち悪いかい?
……。
人は1人では生きていけないんだよ、ヘンリエッタ。
和やかにして仲間を作っていかないと生きていけない。

[ユージーンはヘンリエッタにだけ聞こえるように囁いた]
(131)2005/08/26 23:32:05
吟遊詩人 コーネリアスは、未亡人 オードリー目礼した。歌はまだ終わらない。
2005/08/26 23:32:19
墓守 ユージーンは、『ブラン』はコーネリアスの歌にぽふぽふ手を叩いている。
2005/08/26 23:32:43
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――

[ローズはオードリーの姿に吃驚して、思わず椅子から腰を浮かした。]

え……?

[唇に人差し指を乗せ、一瞬考えをめぐらせてから椅子に座りなおす。]

あの……、昨日の女の子をご存知ありませんか?
私はあなたの姿も見当たらなかったから……、てっきり一緒に出かけたものだと思っていたのだけれど……。
(132)2005/08/26 23:32:47
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
さぁ?
少なくとも、私が古い友人――この山を越えた修道院の院長ですが――から聞いた話では、かつて済んでいた王子もその妻も、居なくなってしまったということですが。
後には3人の子供が残されたといいますが、昔話ですからね。
今では無人だとしか、私には思えないのですけれど。
(133)2005/08/26 23:33:57
未亡人 オードリーは、吟遊詩人 コーネリアスに声を発せず、礼を返した
2005/08/26 23:35:17
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは周りの雰囲気に気がつく]

【みんな 外から 来たと いうの?】
【つまり この城とは 関係ない?】

[ニーナはハーヴェイの手を握りっぱなしなのも忘れ]
[延々と思索にふける]

【同類 では ない?】
(134)2005/08/26 23:35:33
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

そんなこと、ないわ。
一人でだって生きていけるもの。
友達なんか必要ないわ。

[ユージーンの言葉にムキになったように反論する。]
(135)2005/08/26 23:35:36
学生 ラッセル
――客間――
[扉をノックし、扉を開けた。
中にいる人間の多さに少し驚きながら中に入りドアを閉める]
皆さん、こんばんは…
考えていることはみなさんも同じ、という事でしょうか…?

[そういうと壁際のほうに歩いていき、もたれかかった]
(136)2005/08/26 23:36:45
見習い看護婦 ニーナ
[そしてハーヴェイの言葉に反応する]

無人? そんな 理不尽 な!

あぁ そうか そうね

人は 人間は いないかもね
(137)2005/08/26 23:37:04
吟遊詩人 コーネリアスは、書生 ハーヴェイの言葉に驚いて、歌うのをやめた。
2005/08/26 23:37:29
学生 メイ
――1階、エントランス→客間――

[ばんっと乱暴に城のドアを開け、足を引きずるように歩く。メイは髪に埃がかかっていたり、その服は土で汚れたりしていた。顔に擦り傷も負っていて、まるでどこかの戦場から帰ってきたようだった。]

はぁっはぁっ。
昨日の、場所にみんな……いる、かなっ……。
(138)2005/08/26 23:38:41
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[ニーナが黙っている様子に気づき、そっと手を離した]

オードリーさん、こんばんは。
全員……ではないようです。特に、昨日のあの少女と、件の男性とが見えませんね。
(139)2005/08/26 23:38:49
未亡人 オードリー
[ローズマリーに]

いえ、見かけてないわね。
あの子は…、えっとステラさんの知り合いの方…
ギルバートさんが面倒を見てるんじゃなくて?

勿論、山を下りようとは考えてるけど、
準備もできてないうちに出発するほど、
無茶はできないわよ。

[ローズマリーの表情を見て…]

何か心配事でもあったのかしら?
(140)2005/08/26 23:39:33
酒場の看板娘 ローズマリー
――1階客間――
[ハーヴェイの言葉を聞き、少し考えてから微笑した。]

そう、だったの……。
そんなこと、知らなかったわ。
あなたって物知りなのね。
(141)2005/08/26 23:40:08
流れ者 ギルバート
――客間――

皆さんこんばんは。

[辺りを見回して]

【お嬢さんはいないようですね…】
随分と多くの方がこの城に来られているのですね。
それに今日初めてお会いする方もいらっしゃいますね。

ギルバート・イシャウッドっと申します。
主の教えを広める旅をしています。

[軽く頭を下げて挨拶行う。]
(142)2005/08/26 23:40:33
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[オードリー、ラッセルに軽く頭を下げる]

……そうかもしれないな。
でも、人々の間で生きていた方が生き易いのは確かだよ、ヘンリエッタ。
1人では、自分を守れない時だってある。

[ブランを嵌めた右手をヘンリエッタの頭の上に、ぽふと置いた]
(143)2005/08/26 23:40:53
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――

【3人の子供が残された……。まさか……】

[軽快な曲が急に止まってしまったので、客間には妙な静けさが残った]
(144)2005/08/26 23:41:17
墓守 ユージーンは、ニーナの言い方に何かひっかかっている。
2005/08/26 23:41:27
学生 メイは、客間に突進するように転がり込んだ。
2005/08/26 23:41:40
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――

この中の誰も、彼女の姿を今日は誰も見ていないようなの……。
だから……、あの様子だともしかして一人で……なんて少し心配で。
(145)2005/08/26 23:41:51
酒場の看板娘 ローズマリーは、不安そうな顔で、視線を動かした。
2005/08/26 23:41:55
美術商 ヒューバート
――四階・私室――
やっぱなんもねぇな…
屋根裏部屋なんかにはあるわけがねぇからなぁ。
もう少し探してみるか。
地下室なんかもあるから、案外大事なモンはそっちに置いてあるかもしれないしな…
一度戻るとしますかね
[そういうと来た道を戻り始めた]
(146)2005/08/26 23:42:13
書生 ハーヴェイは、学生 メイが飛び込んできた様子を見て、はっと振り向いた。
2005/08/26 23:42:51
流れ者 ギルバート
[オードリーの言葉に]

いえ、私が目が覚めるとすでに部屋からいなくなっていました。
なので先ほどまで探しにでていたのですが…

[そこまで発言したところで部屋に入ってくるメイが視界に入る]

どうやら戻ってこられたようですね。
(147)2005/08/26 23:43:10
冒険家 ナサニエル
下は騒がしいようだな。
さて……。
(148)2005/08/26 23:43:39
冒険家 ナサニエルは、寝室を出ると、階段を上がっていった。
2005/08/26 23:43:58
学生 メイ
――客間――

みんな、大変なの……
吊り橋が無くなって人が死んでて白骨が転がっててなんか血みたいなのがいっぱいついてて、もういやだよ、いやだよぉ……
なんであたしばっかりこんな目に逢うの……
誰か助けてよ……っ

[メイはボロボロの体で叫んだ。]
(149)2005/08/26 23:44:35
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは部屋に転がり込んできたメイを見て]

[目の色を  変える]


人間!

この娘 人間!

みんな!
(150)2005/08/26 23:45:48
未亡人 オードリー
[他の人との挨拶もそこそこに…
飛び込んできたメイに驚く。]

[メイの言葉を聞いて、身体が強ばるのを感じた]

なっ…
(151)2005/08/26 23:46:22
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[しんとした客間で、ハーヴェイの言葉を頭の中で反芻する]

【本当に吸血鬼が存在する…か】
【この城に3人、生きていた……】

【コーネリアスの話と恐らく燃やされていた肖像画とも符合する】
(152)2005/08/26 23:46:48
学生 ラッセル
[周りの話に耳を傾けていた所でメイが入ってきたことに気がついた。
そしてメイの言葉を聞き、一瞬凍りついた]
吊り橋が…なくなった…?
(153)2005/08/26 23:47:10
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[メイに近寄って肩に手を置き、穏やかに話しかけた]
まずは、ゆっくり深呼吸しなさい。
それから、落ち着いてもう一度話すんです。

また打つつもりは、ありませんからね?
(154)2005/08/26 23:47:53
吟遊詩人 コーネリアスは、学生 メイの様子に驚いて身を固くした。
2005/08/26 23:47:59
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ボロボロのメイの姿と言葉に驚く]

白骨…だと?
まさか…まさか本当に?

閉じ込められたという事か。
(155)2005/08/26 23:49:12
お嬢様 ヘンリエッタ

[ユージーンの言葉に不愉快そうな顔を隠さない。]

嫌よ。面倒なことばっかりじゃない。
馬鹿みたいよ。
所詮お金や権力でしょう? 上辺だけの関係なんか要らないわ。鬱陶しいだけよ。

[嫌な事でも思い出したように吐き捨てるようにいった。その時、メイが飛び込んできてその形相と言葉に口を噤んだ。]
(156)2005/08/26 23:49:13
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは周りの様子を見回す]
[そして、人間が来たのに]
[みんなが落ち着いている様子に違和感を感じる]

【…なんで?どうして?】

【この 選ばれた城に 人間が 紛れ込んだのよ?】

【みんな なんで そんなに 冷静なの?】

みなさん に…

[言いかけてやめる]

【みんなは 先輩 なにか 考えが あるのかしら】
(157)2005/08/26 23:49:22
未亡人 オードリー
【いや、こういう時こそ落ちつかないと。
とにかく、この子が無事で良かった。
でも、
人が死んでる?お友達のことじゃないわよね?誰?】

【それにしても、ひどい姿。
服も汚れてボロボロで…
なんて悲しそうな瞳…】

【私が落ちつかないと駄目ね】
(158)2005/08/26 23:49:59
吟遊詩人 コーネリアスは、混乱している。
2005/08/26 23:50:41
墓守 ユージーンは、ニーナの『人間!』という言葉に、違和感を先程より強く抱く。
2005/08/26 23:51:40
学生 メイ

落ち着いてなんていらんないよ!
閉じ込められちゃったんだよっ、この城に!!
誰も出れないんだよ! 
き、昨日の男の人が、死んでて、血まみれで、
いろんなとこ切断されてて、痛そうで、
橋が……橋が!!

白骨死体だってあったもん!
鎖だって! 殺されちゃう! 殺されちゃうよ!!
(159)2005/08/26 23:51:50
流れ者 ギルバート
[メイの話に対して驚いた振りをしつつ]

それはつまりこの城の敷地内に閉じ込められた、といことですか…
そして死人が出ていた、と。

[1人呟くように]

なんらかの事故で橋が落ちた…?
それともその殺人を犯した者が追っ手を断つ為橋を落とした…?
最悪殺人犯が内部にいる、ということになるわけですね…
(160)2005/08/26 23:53:55
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは深呼吸をして落ち着いて考える]

【…なんで みんな 人間に 驚かないのか】
【…なんで みんな 人間の ふりをするのか】

[ニーナは考える。より深く考える。]
[そして、結論を出す]

【スパイ!人間からの スパイが いるんだわ!】
【あたしたちは まだ 少数】
【まだ 人間に 存在を しられるわけには いかない】
【だから 先輩たちは 人間のふりを…】

[そして自分の発言を思い出す]

【あたし …… まずいこと いっちゃったかも】
(161)2005/08/26 23:55:04
見習い看護婦 ニーナ
【なんとか フォロー しないと…】
【…えぇっと えぇっと…】

…人間 …そう人間ですよね この娘

うん あたりまえ ですよね

あたし なにいってんの かな

あはは あはは あはは

【うまく フォロー できた かしら?】
(162)2005/08/26 23:56:13
学生 メイ

誰、誰なの!?
昨日の男の人言ったもん! 人間のフリしてるって! このお城に住んでるんだって言ったもん!!
地下室の白骨が証拠じゃんっ。だから逃げようっていったのに!! みんなのばかっ!

[メイは傍にいる一人落ち着いているように見えるニーナをにらみつけ、掴みかかった。]

あなたなのっ? あなたが殺したのっ!?
あなたが吸血鬼なの!?
(163)2005/08/26 23:56:46
学生 ラッセル
[メイの言葉に考え込む]
吊り橋が落ちて、人が死んでいる…?
一度見に行ってみないと…。
(164)2005/08/26 23:56:47
未亡人 オードリー
[メイの言葉にぎょっとしながらも、]

こんなに酷い姿になっちゃって。
可哀想にね。
怖くない、大丈夫だから、そんなに怯えなくてもいいからね。

[自分の衣服で、メイの顔の汚れを拭って、そのまま抱きしめた]
(165)2005/08/26 23:57:02
酒場の看板娘 ローズマリーは、メイを呆然と眺めている。
2005/08/26 23:57:30
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ブランでヘンリエッタの髪を撫でている]

ヘンリエッタ。
そうだね。
確かに上辺だけの関係は、とても辛いものだ。

だけど、それが必要な時もあるんだよ。

[メイの様子に片目で見ながら。そして、それ以上はこの場に相応しくないと口をつぐむ]
(166)2005/08/26 23:57:41
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[メイの真剣な声に、唇をぎゅっと噛んだ]

私達の渡ってきた吊り橋が無い?
たしかに、それでは……だが、あの橋一つだけが出入りする道とは限らないだろう。
いくらこんな場所に立っているとはいえ、攻められた時に向こう側から橋を落とされでもしたらおしまいだからな。
どこかから脱出できるのではないかな?
(167)2005/08/26 23:58:57
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはメイの吸血鬼という言葉にぎょっとする]

え あ あなた 何を 言ってるの?

あ あたしが 吸血鬼の わけが ないじゃない!

あはは あはは あはは

だ 大丈夫? な 何があったの!

【大丈夫 ばれてない ばれてない …はず】
(168)2005/08/26 23:58:58
流れ者 ギルバート
[ニーナの発言に不思議な表情を浮かべつつ尋ねる]

ええと、あなたとは初めまして、ですね。
あなたが先ほど述べられた「人間!この娘 人間!」というのはどのような意味でしょうか?
私たちは人間です。それ以外のなんだというのでしょうか?

すいませんがどういった意図の発言かお聞かせ願えますか?
(169)2005/08/26 23:59:40
未亡人 オードリー
[不思議そうな目で、ギルバートを見て、]

今、殺人、と言いましたか?
何を根拠に?
(170)2005/08/27 00:01:06
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはメイを振り払う]

きゅ 吸血鬼なんて いるわけ ないじゃない!

【なんとか 人間の ふりが できてる】
【このまま 人間の ふりを して】
【紛れ込んだ スパイを 探し出して】

【始末しなくちゃ】

【それが 先輩たちに 認めてもらう 方法】
(171)2005/08/27 00:01:07
お尋ね者 クインジー
――2階寝室→1階客間付近――

[クインジーは寝室で1人体を休めたあと、客間へと向かっていた。そして客間から聞こえてきた、メイの叫び声を聞いて驚く。]

吊り橋がないだと?!、主塔の屋上から見た限りじゃそこ以外、外に出られる道はないぞ!

[思わず声を上げながら、客間へと入る。]
(172)2005/08/27 00:01:17
学生 メイ
[ニーナのあまりの挙動不審さに更に視線を力をこめる。]

なんでこんなことしたのよ! 
とぼけるのもいい加減にしてっ!!

[怒りが爆発しそうになった時、オードリーにふわっと抱きしめられ、そのまま力なく泣きしゃぐった]
(173)2005/08/27 00:02:04
書生 ハーヴェイ
しかし……昨日の男性が、殺されている?
それは本当にただ事ではないな……。
君、それはどこで見たんだ?

それと、地下室の白骨というのはなんのことだ?
(174)2005/08/27 00:02:40
墓守 ユージーンは、事の成り行きを見守っている。
2005/08/27 00:03:48
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――

[あまりの事態に呆然としていたが、一つ深呼吸してメイに諭すように話しかける。]

落ち着いて。
落ち着いてはなしてくれないと、私たちはどうすることもできないわ。
ね?
(175)2005/08/27 00:04:11
酒場の看板娘 ローズマリーは、学生 メイに話の続きを促した。
2005/08/27 00:04:16
学生 ラッセル
[オードリーに抱きしめられているメイにそっとささやく]
つらいかもしれませんが…男の人が死んでいた場所を教えていただけませんか…?
今から確認してきますので…。
(176)2005/08/27 00:04:45
未亡人 オードリー
【どうやら私もだいぶ混乱しているようですね。
少し落ちつかなくてはいけないけど…】
(177)2005/08/27 00:04:49
冒険家 ナサニエル
── 四階 ──

さて、城主の部屋はどこだったか。
たしか……。
(178)2005/08/27 00:04:58
学生 ラッセルは、学生 メイに話の続きを促した。
2005/08/27 00:05:08
流れ者 ギルバート
[オードリーに向かって]

先ほどこちらのお嬢さんが言っていました。

 「き、昨日の男の人が、死んでて、血まみれで、
 いろんなとこ切断されてて、痛そうで」

と。獣の仕業とは思えない状態のように思えます。
よって誰かの手によって殺害された、と考えるのが自然かと思ったのですが…
(179)2005/08/27 00:05:22
冒険家 ナサニエルは、首をめぐらすと、まっすぐに通廊を歩きだした。
2005/08/27 00:05:32
お尋ね者 クインジー
――1階客間――

ん?知らない顔が増えているな。妙に来客の多い城だぜ。
住人がこの中に潜んでるって話し、あながち間違いじゃないかもしれないな…。
まあ、俺はクインジーだ、よろしく頼む。

[そう言うと、クインジーは近くにいたギルバートに皆の名前を聞いて、把握した。]
(180)2005/08/27 00:06:31
美術商 ヒューバート
── 居城・四階 移動中──
[やってきたナサニエルに気がついて声をかける]
あんた…ここの城のもんかい?
(181)2005/08/27 00:07:06
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[ユージーンの言葉に何か言い返そうとしたが、黙ってしまう。
目で様子を伺っていると、ニーナの不審さも気になったが、それよりもメイの言動に呆れ果てた様子で、じっと見つめた。]

また吸血鬼の話…? 実に、下らないわ。
貴方達もいい加減気がついたら?
動転し、パニックに陥っている人間をいくら宥めても無駄でしょ? 

[昨日で学習しなかったの? と皮肉を言いかけて、ユージーンに言われた言葉を思い出す。ぐっと飲み込んだヘンリエッタは、困ったように下を向いた。]

とにかく、此処に居たってどうしようもないんだから、橋の場所へ行ってみましょうよ。
(182)2005/08/27 00:08:14
冒険家 ナサニエルは、ヒューバートに声をかけられて振り向いた。
2005/08/27 00:08:53
学生 メイ
[ラッセルの言葉に小さい声で返す。]

死体があったのは……門番小屋っ……。
白骨があったのは……。

[メイは顔を上げて意を決したように呟いた。]

私が案内するよ……。
(183)2005/08/27 00:10:01
お尋ね者 クインジー
――1階客間――

とにかくだ、そのお嬢ちゃんの話だと、吊り橋は落ちてる上に男が無惨に死んでて、地下室には死体があるわけだろ?
昨日の話しも気になるし、確認するべきだと思うがどうだろう。
(184)2005/08/27 00:10:02
冒険家 ナサニエル
いや、違うが。
それより、あんたはこんな所で何をしている?
皆、下に集まって話し合っているようだが。
(185)2005/08/27 00:10:04
未亡人 オードリー
[ギルバートに、]
ギルバートさん、ありがとう。
私も混乱しているみたいね。


まずは状況を確認した方が良いようね。
(186)2005/08/27 00:11:51
お嬢様 ヘンリエッタ

[メイの言葉に溜息をついて、ユージーンを見た。]

地下室…。なんか嫌な響きね。
(187)2005/08/27 00:13:21
お嬢様 ヘンリエッタは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2005/08/27 00:13:25
墓守 ユージーン
――1階-客間――

『言いたければ言ってもいいんだにゃ、ヘンリエッタ』
『でも、相手の事も色々考えるにゃ』

[本当に小さな小さな声で、ブランはヘンリエッタにつげた]

ヘンリエッタの言う通りだ。
実物を見なければ話にもならないだろうな……。
吊り橋の様子と、男の様子を見に行った方がいいだろう。

[ヘンリエッタを気遣うように目をやる]
(188)2005/08/27 00:13:26
未亡人 オードリー
[ニーナをちらりと見て]

【様子のおかしい子。
昨日は見なかった顔ね。
事態が収拾せずに、考える事ばかりが増える…】
(189)2005/08/27 00:13:45
流れ者 ギルバート
[全体を見回して]

人が死んでいる以上単独、もしくは2人といった少人数での行動は危険かと思います。

ここは吊り橋と地下の2組、もしくは誰かがここに残るなら3組に別れるべきでしょうね。
(190)2005/08/27 00:14:08
美術商 ヒューバート
そうか、違うのか…
皆、って言葉を使うってことは複数の人間がいるのか。
オレはここに来て人間に出会ったのはあんたが初めてだよ。

オレは何か金目のモンがないものか、と思ってな。
誰も管理してなさそうだから残ってるものがあれば、と探していたところさ。
集まって話し合っている、というならソレを知ってるあんたがここにいるのって少し不自然じゃないか?
(191)2005/08/27 00:14:28
墓守 ユージーンは、『ブラン』はヘンリエッタの言葉に頷いた。
2005/08/27 00:14:40
学生 メイ
[ぎゅっと唇を噛んで、オードリーから離れた。
ラッセルを意思の強い目で見つめると、はっきりといった。]

行かなきゃ……。
だけど、とっても……酷い状況だから、死体はもうみたくない。
私が案内するのは、地下室だけでも、いいよね?
(192)2005/08/27 00:14:58
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――
[ギルバートの言葉に頷いた。]

えぇ、そうね。私もそう、思うわ。
だけど、橋が切れた以上城にとどまらなくちゃならない期間は確実に増えたわ。
城のことを知るためにも、地下に行く人数は増やすべきじゃないかしら? 

[ちょっと言葉を切って、言い辛そうにギルバートを上目遣いで見てから言葉を発す。]

死体確認よりも、先決だと思うわ……。
(193)2005/08/27 00:17:38
未亡人 オードリー
昨日いた人の安全確認も必要じゃないかしら?
男が殺されてるというのであればね。

シャーロットさんとか…、他にも誰かいたかしらね?
(194)2005/08/27 00:17:38
冒険家 ナサニエル
あぁ、どうも十数人ほど雨宿りしているようだな。
私の目的は……。あんたと同じだ。

何か、面白いものでも見つけたか?
(195)2005/08/27 00:17:52
冒険家 ナサニエルは、値踏みするようにヒューバートを見た。
2005/08/27 00:18:08
書生 ハーヴェイ
――1階・客間――
[ギルバートの提案に答えた]
3組、では多いだろう。吊り橋と門番小屋、地下の2組に分かれるべきだな。
私は吊り橋を確認しに行こうか。昨日は問題なく渡れたというのに、どうなっているのか見ておきたい。
(196)2005/08/27 00:18:28
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーの言葉に納得して頷いた。
2005/08/27 00:18:56
学生 ラッセル
[メイの言葉を聞き、うなずく]
ああ、それでかまわないよ。
恐い思いをしなくてすむならそのほうがいい…
ツライかもしれないけどがんばって…。
それじゃ、行こうか…

[周りの人間に声をかける]
すみません、これから彼女を伴って地下に降ります。
何人か一緒について来ていただけませんか?
(197)2005/08/27 00:19:00
墓守 ユージーンは、学生 ラッセル「僕がついていこう。」
2005/08/27 00:20:30
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[『ブラン』の言葉に決まり悪そうに小さく頷いた。]

…私、地下に行ってみたい。
(198)2005/08/27 00:20:53
お尋ね者 クインジー
――1階客間――

[ギルバートに向かって]
一緒にいる人間が安全な人だとはかぎらねぇけどな。それこそそいつがバケモンとかよ。
まあ、そんときゃ、俺の剣でぶったぎるまでだがな。

[クインジーはあえて虚勢を張る、嫌な予感、そしてかすかな期待感が、心の中に湧き出しつつあった。]

俺は吊り橋を見に行くぜ、ついてきたい奴は勝手についてきな。
(199)2005/08/27 00:21:20
美術商 ヒューバート
[ナサニエルの言葉を聞くと、少し考えるそぶりを見せる]
うーん…そうだなぁ、こういう話はどうだ?
見た所管理されてない場所だよな、ここ。
でも、何故か暖炉には燃えてからあまり日数がたっていない燃えカスが残ってたんだよ。
つまり、ここは人が入っていないように見せかけて人が入った形跡がある、と考えてるんだよ。

これが正しいなら、金目のものなんて残ってない気がしてならないんだよな…。
(200)2005/08/27 00:22:45
酒場の看板娘 ローズマリー

二手に分かれるのね。
……私も、ラッセルさんについていくわ。

[胸の前で両手を握り締めて、立ち上がった。]
(201)2005/08/27 00:22:54
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは周りの様子を伺っている]

【沈黙は金 って ほんとね】
【何人か 都合の 悪いこと 言ってきたけど】
【これだけ 色々 起こっている のだから】
【しゃべらなければ やり過ごせるという 作戦】

【大成功】

【これが 人間と あたしたちの 差】
(202)2005/08/27 00:23:03
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