人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(809)狂気孕みし遼遠に : 4日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット に、1人が投票した。
見習い看護婦 ニーナ に、1人が投票した。
修道女 ステラ に、1人が投票した。
吟遊詩人 コーネリアス に、10人が投票した。

吟遊詩人 コーネリアス は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、村長の娘 シャーロットが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習い看護婦 ニーナ、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、未亡人 オードリー、学生 ラッセル、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、墓守 ユージーン、の11名。
墓守 ユージーン
――2階-寝室――
[昨日ハーヴェイがシャーロットを、ナサニエルがステラをそれぞれ運び、ラッセルとローズマリーが寝室へあがったのを見てとると、彼もまた寝室へと戻った。
目覚めてみるとここ数日のように同じく、窓の外は雨だ。そして、昨日よりもどんよりと黒い雲が空を覆っている。]

こう続くと、気分が滅入ってくるものだな。

[言葉とは裏腹に軽く呟くと、ベッドに寝そべり交差した腕を枕にすると天井を見上げた]

【ヘンリエッタは過剰に精神を尖らせている】
【もし吸血鬼ならば、皆の前でコーネリアスを殺そうなどとしなくてもいい筈】

【しかしそれも演技だとしたら?】

【いや、違うな】

【もっと、慎重な筈だ】
(0)2005/08/28 14:17:06
墓守 ユージーンは、左手側にはめている無骨な指輪を回して弄んでいる。
2005/08/28 14:24:51
墓守 ユージーンは、目を閉じて回想した。
2005/08/28 14:34:17
墓守 ユージーンは、ふと笑みを浮かべた。
2005/08/28 14:45:57
墓守 ユージーンは、黙想に耽りながら、*窓の外を見上げた*。
2005/08/28 15:29:48
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[昨日咄嗟にナイフに付いた血を拭ったハンカチ。飛び出し式ナイフ。ベッドに体を横たえながら天井を見つめる。]

【あの男が、もし吸血鬼じゃないなら。】
【もし、違うなら。】
【…どんな気持ちでだったのだろう?】

[寝返りを打った。リボンを解いた髪が頬に掛かる。]

【ユージーン。】
【貴方は昨日の私を見て…どう思ったの?】
【醜いと思った?怖いと思った?其れとも…】

私が吸血鬼だと、思ってる…?

【疑われても仕方が無いし、其れに】
【私だってユージーンを信じられない】
(1)2005/08/28 16:13:35
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[手で自分の体を強く抱く。]

【何でだろう。一人には慣れていた筈なのに…。】
【お母様が亡くなってから、ずっと一人でやってきたわ。】
【お父様のお仕事の邪魔にならない様、一人で大人しく過ごしていたもの。】
【ずっと、ずっと。】
【誰の助けも借りないわ。一人で生きていけるもの。】

だけど…
本当に私、一人ぼっちになっちゃったぁ…。

【ヘンリエッタは目を閉じた。涙が押し出されるように零れ落ち、そのまま*眠りについた*】
(2)2005/08/28 16:34:35
お尋ね者 クインジー
――中庭、雑用人の小屋――

[昨日は素直に居館に帰る気もなく、密かに中庭の小屋で身を潜めていた。]

なるべくなら、自分の居場所を他人に悟られたくないしな…どうやら無事生きてるようだ。
[クインジーは目覚めた事に安堵する。相手の姿も見ずに死ぬのは耐えられなかった。]

これからどうするかね…
[オードリーの言う城の探索の必要性はわかる、だが彼は今いる人間たちの中に、赤い目の奴らがいるという思いを捨て切れない。]

あまり得体の知れない奴らと群れたくはないが、1人で行動するのも無理があるか…。
オードリーは死人に対するまなざしが人間っぽくはある…、あの嬢ちゃんも、幼すぎるから違う気はするんだがな。
[クインジーは信頼できそうな人間を、判断しようとする。]

だが…向こうから俺はどう見えるのかね…
[けして印象が良いとは思えない。クインジーは琥珀のペンダントを眺めつつ、*物思いにふけっていた。*]
(3)2005/08/28 18:08:36
流れ者 ギルバート
――2階・寝室――

[無心にヒューバートの絵を描いていたが、立ち上がって鉛筆を投げ捨てる]

違う!
これも違う!!

なぜだ…
なぜ上手く描けない…
私はこの芸術を表すに足る人間ではないのか…?

くそっ!
もっとだ…
もっと見たい…
この光景を…

[呟くと鉛筆を拾い、*再び絵に没頭し始めた*]
(4)2005/08/28 20:50:32
修道女 ステラ
――階段→エントランス――

[思考が停止しそうでも、足取りだけはしっかりと階段を下りると、エントランスに着いた。そのまま客室に入ろうとした視線に、見覚えのある青い髪が流れる。]
【あら? こんなところで寝てるのかしら。】
(5)2005/08/28 21:19:14
未亡人 オードリー
――2階、自室――

[激しい痛みに目を覚ました。自室にいた。
額に触れてみる。
いくぶん膨れてこぶになっているようだ。]

【あの子を救えなかった…】

[いつだって無力だった。
いろいろ学んで実践して身に付けた知識も大した役に立たなかった。
メイの泣き顔だけでなく、これまで救えなかった愛しい人たちの顔が、浮かんでは消えた。]
(6)2005/08/28 21:19:25
未亡人 オードリー
[窓の外に目をやった。今日も暗い。
気が滅入る。
天気ぐらいは晴れ渡っても良いではないかと思う。]

【吸血鬼…】

[殺された2人の男。
殺害が悪意に満ちていることは既に明らかだ。
今まで会った中に犯人がいないのならば、
まだ潜んでいる可能性がある]

【私の持てる知識は、残念ながら死と戦う種類のものではないわ。
あくまで生きるため、心を豊かにするための知識。】
(7)2005/08/28 21:22:02
未亡人 オードリー
あら?
[手のひらを見る。
細かい傷がたくさん付いている。]

【そっか、昨日は手袋もせずに作業してたんだっけ?】

[昨晩はずっと作業をして、そのまま自室に戻ってきたのを思い出す。
床に無造作に置かれているそれを見た。
細めの枝を切り落とし、紐で縛って何本かを組合せて、縦長の三角形にしたもの。
短い辺には布をぐるぐるまきにしてある。
杖というべき代物であった]

生木だから後で変形しちゃうかもしれないけど、
とりあえずの実用には問題無いはずよね。

[別のドレスに着替えて、*化粧を始めた*]
(8)2005/08/28 21:23:37
修道女 ステラ
[近づいて顔を覗き込むと、穏やかに眠っているように見えたが、首筋に妙な傷跡が見えたのでそっと触れると、シャーロットには体温が無かった]

?!
(9)2005/08/28 21:37:07
修道女 ステラ
[ビクリとした拍子にシャーロットの腕に手が当たり、カランと乾いた音を立ててシャーロットの手からオルゴールが床に落ちた。フタが開き、エントランスの静寂に、夏、森、湖、子供の頃を思い出させるような優しい曲が流れ出す。]
【……】
(10)2005/08/28 22:02:44
修道女 ステラ
【いったいどういうことなのかしら。】
[スクッと立ち上がると大きな声で人を呼んだ]

どなたかいらっしゃいませんかーーーー。
(11)2005/08/28 22:04:47
修道女 ステラ
[オルゴールの音色に泣きそうになったので、そっと拾って蓋を閉じると、シャーロットの亡骸に握らせた。そのまま手を包んだまま、目を閉じ祈りを捧げている。]
【神よ。この者の魂が安らかに天に召されん事を。】
(12)2005/08/28 22:11:33
修道女 ステラは、頬から静かに*涙を流している。*
2005/08/28 22:12:38
冒険家 ナサニエル
── 四階隠し部屋 ──

〔ナサニエルは執務机の前で、ホイールロック銃の調整をしている。バラバラに分解した銃を丁寧に組み上げてゆき、ネジの一本一本を銃把にねじ込んでいく。
じきに組み上げられた銃のマズルから発射薬を流し込み、弾丸を詰め込むとロッドで押し固めた。ホイールの発条を巻き上げ、火皿の蓋を開けて黒色火薬を落とす。
再び火蓋を閉めると、銃口を上にして腰に吊るした。木製の銃把にはアカシカの彫刻が刻まれて、所持者の意志を示すように走り出している。〕


さて、行くか……。
バートリ家の遺産は私のものだ。
(13)2005/08/28 23:21:53
冒険家 ナサニエルは、部屋を出ると燭台を手に階段を下りていった。
2005/08/28 23:22:30
学生 ラッセル
――居館二階・客室――
[昨晩の混乱の中、疲れ果てた所をローズマリーに誘われ、気がつけば同じ客室で眠りについていた。
隣のベッドで眠っているローズマリーの姿に安堵しながら、無意識のうちに外していた鎧を身につけ、身なりを整えている。]
(14)2005/08/28 23:22:45
学生 ラッセル
ここに来てから…何人の人が死んだんだ……?
僕が直接見ただけでも二人、話に聞いた分も含めると二人増えて四人……。

本来人がいないはずの場所に人が集まるのも、それを見越して食料があるのも不自然すぎる……。
いったい何が起こっているんだろう。
今日もまた誰かが犠牲になってしまうのかな…。
僕にできることは何…?
(15)2005/08/28 23:28:19
未亡人 オードリー
――2階、自室――

[気がつくと化粧をする手を止めて、考え事をしていたようだ。]

ハーヴェイさんが昨日の事は伝えてくれていると思うけど…、
まずは客間に行ってみるわ。
そうそう、これも持っていかないと。

[手作りの杖を持って部屋を出た。]
(16)2005/08/28 23:30:31
酒場の看板娘 ローズマリー
――居館・客室――
[物音とラッセルの声に目を開けた。鎧をつけるラッセルの仕草が酷く男らしく、そして健康的に感じ微かに笑みを浮かべた。]

生きていて……。

[ラッセルの問いに答えるように呟くと、体を起こし微笑んだ。]

おはよう。
昨日は、ありがとう。
(17)2005/08/28 23:31:13
未亡人 オードリー
――2階→1階エントランス――

[誰かのすすり泣く声が聞こえる……]

ステラさん?

ステラさん、どうしたのかしら?

[横たわるシャーロットを見つけ、慌てて駆け寄る]
(18)2005/08/28 23:35:16
冒険家 ナサニエル
── 地下牢 ──

……やけに足跡が多いな。
そういえば、あの騒がしい娘が『鉄の鳥篭』にかかったと聞いたが。そのせいか?
(19)2005/08/28 23:37:51
冒険家 ナサニエルは、石畳の上に残された足跡を数えながら奥へと進んでいった
2005/08/28 23:38:04
学生 ラッセル
[鎧を身につけ、剣を二本吊るしたところでローズマリーの言葉を聞いた。
一言目は良く聞き取れなかったようだ]
…え?
今何と…??

それはさておき、おはようございます。
少しは眠れたでしょうか……?
僕は何もしていませんので礼には及びませんよ…。

と、すみません。
少し部屋の外に出ています、その間に着替えなどをお願いします。

[そういうと部屋から出て行こうとする]
(20)2005/08/28 23:39:24
流れ者 ギルバート
――2階・寝室――

やはり上手く描けない…
私になにが足りないんだ…

[一瞬考え込むがふと我に返る]

【あまり1人でいると疑いの目が私に向いてしまいますね。
 この芸術を見続けるためにも私は生き続ける…
 例え何を犠牲にしても…】

[ギルバートは寝室を出て客間へと向かった]
(21)2005/08/28 23:39:47
修道女 ステラ
――1階エントランス――

[下りてきたオードリーに背後から声をかけられるまで気付かずにいてビックリした。]

おどかさないで下さい……。
(22)2005/08/28 23:40:05
修道女 ステラ
これを見て下さい。

[シャーロットの首筋にある牙の後を指す]
(23)2005/08/28 23:44:28
流れ者 ギルバート
――2階・寝室→1階・エントランス――

[客間に向かう途中に話し声に気がつく]

【この声はステラさんとオードリーさん?】

[話し声のするほうに近づき声をかける]

この声はステラさんにオードリーさんですか?
お2人ともどうされました?
(24)2005/08/28 23:45:44
流れ者 ギルバートは、ステラの指差す先を見た。
2005/08/28 23:46:00
未亡人 オードリー
――1階エントランス――

[シャーロットが安らかな表情で横たわっている。
不自然に血の気が引いているように見えた。
ステラの指し示した傷跡を見た。
ハッとして、手に持っていた杖を横に置き、
シャーロットの首筋に手を当てた。]

なんてこと…、

[ステラの方を向いて、]

ステラさん、あなたが……

[ステラの泣き腫らした目を見た]

見つけたのね?
(25)2005/08/28 23:47:04
酒場の看板娘 ローズマリー
[ラッセルの様子に、首を静かに横に振った。]

……いいえ、何でもないわ。
ラッセルさんのおかげで、ゆっくり眠る事が出来たみたい。
本当に感謝しているのよ。

[ラッセルの背中が扉の向こうに消える寸前、そっとそちらに向かって呟いた。]

生きていて、傍にいてくれるだけでも、私は貴方に救われるわ。

[ドレスを静かに脱ぎ、コルセット姿になると、着替えを手にした。]
(26)2005/08/28 23:47:12
お嬢様 ヘンリエッタ
――客室→1階――
[次に目を開けた時、涙が乾き頬が痛み、目は腫れぼったく痛みを訴えていた。]

【井戸で顔を洗わなくちゃ。】
【泣いている場合じゃない…。】

[体に鞭を打つように、客室を後にし、1階へ向かった。]
(27)2005/08/28 23:48:29
未亡人 オードリー
【この子が、一瞬でも、吸血鬼かと思ってしまった。
ごめんなさいね、ステラさん。
私も、怯えているのかもしれない】
(28)2005/08/28 23:49:24
墓守 ユージーン
――2階-寝室――

【考えていても何もならない】

[ユージーンは階下へ降りる事にした。]
(29)2005/08/28 23:50:20
未亡人 オードリー
[ギルバートの声に気付く。]

シャーロットさんが、亡くなっているわ。
ステラさんが見つけたらしいの。

この傷。
昨日、礼拝堂で亡くなっていた男にもついていたかしら?
(30)2005/08/28 23:51:44
お嬢様 ヘンリエッタは、階段を下りようとしたところで、ユージーンを見た。
2005/08/28 23:56:00
流れ者 ギルバート
[シャーロットの傷を見て状況を察する。しかし、外傷もなく、穏やかな彼女の死に顔を見て一瞬興味を失ったような表情を浮かべる]

【これはまたつまらない作品ですね…
 先日までのものに比べてなんの魅力も感じない…
 そういえば女性をモチーフにした作品はありませんでしたね。
 女性が苦手?
 それともこれが手抜きなだけなのでしょうか…?
 女性をモチーフにした作品を作るとどうなるか…
 興味深いですね…】

[オードリーの声で我に返り慌てたように言う]

こ、これは…
まさかシャーロットさんまで…

たしかにこの傷は先日の方にもついていましたね。
そして見た限り、死に至るような外傷はないように見えます。
考えたくない事がどんどん現実味を帯びてきてしまっていますね…
(31)2005/08/28 23:56:30
未亡人 オードリー
【シャーロットさん、お気の毒に。】

[シャーロットの身体を調べ、外傷がないことに気付く]

おかしい、わね?
何故、シャーロットさんは亡くなったのかしら?
確かに、この牙の跡のような傷以外には何も損傷はないわ。

【これと同じような不自然な死…】
[何かを思い出したように、驚いた表情をする]

【旦那が天に召された時…】
(32)2005/08/28 23:59:09
修道女 ステラは、未亡人 オードリーに頷いた。
2005/08/28 23:59:59
墓守 ユージーン
――2階→階段→1階エントランス――

ヘンリエッタ?

[ユージーンは、ヘンリエッタに穏やかに笑顔を浮かべた]
(33)2005/08/29 00:00:41
墓守 ユージーンは、ヘンリエッタの目が腫れぼったく腫れているのに気付いた。
2005/08/29 00:03:37
冒険家 ナサニエル
── 拷問部屋 ──

〔ナサニエルは、血染めの鳥篭の中に変わり果てたメイの姿を見つけた。全身いたる所から溢れ出した血液が黒く変色して固まり、血も肉も微かに腐敗臭を発している。鳥篭の隙間から突き出された腕は無機物のように青白く褪色し、指先は力なく虚空をつかんでいる。〕


これか……。
まだ若いというのに、無残な話だ。
この城に入り込みさえしなければな……。


〔ナサニエルは目を伏せると、しかしメイの死体を下ろしてやることもなく先を急いだ。〕
(34)2005/08/29 00:04:11
お嬢様 ヘンリエッタ
――階段→1階エントンラス――

ユージーン。

[穏やかな笑みに安堵し、思わず笑顔になってしまったが、直に俯き階段を降りだす。]

おはよう、ユージーン。
昨日は…、

[ごめんなさいと言いかけて口を噤んだ。]

【倒れている人がいる…?】
(35)2005/08/29 00:05:10
流れ者 ギルバート
[オードリーと共にシャーロットの遺体を調べた]

見た目通りですか…
首筋以外に傷らしきものは全くありませんね…

[首筋の傷を見て]

吸血鬼…
まさか実在するとでもいうのでしょうか…
(36)2005/08/29 00:09:12
未亡人 オードリーは、流れ者 ギルバートの『吸血鬼』という言葉に反応して、ビクリと震えた。
2005/08/29 00:15:03
修道女 ステラは、流れ者 ギルバートの『吸血鬼』という言葉に、胸で小さく十字を切った。
2005/08/29 00:16:12
墓守 ユージーン
――1階エントランス――
[ユージーンは黙りこくってしまったヘンリエッタの頭を撫でようとしたが、口を噤んだヘンリエッタの視線の先を辿り、手を下ろした]

【また…か?】
(37)2005/08/29 00:16:31
冒険家 ナサニエル
── 地下墓地 ──

〔広大な地下洞窟の入口にあたる空間が、墓所になっている。無数の墓石と棺、そして埋葬されなかった遺体の骨が、いたる所に散乱している。墓所と呼ぶより死体置き場と呼ぶにふさわしい空間。〕


ここだ……。
探す墓は一つ。
碑銘は書簡で得た。簡単なことだな。
(38)2005/08/29 00:17:12
冒険家 ナサニエルは、蝋燭の火で墓石の一つ一つを照らしていった。
2005/08/29 00:17:18
墓守 ユージーン
――1階エントランス――
[ユージーンは、ヘンリエッタに先立って彼ら3人の所へと早足で向かう。
傍らには、確かシャーロットと名乗った青みがかった髪の少女が横たわっていた。
見た所外傷はなく、昨日ローズマリーから聞いた吊るされていた男の事が脳裏に蘇る。]

【まさか、吸血鬼に…か?】
(39)2005/08/29 00:24:43
学生 ラッセル
――居館二階・客室のドアの外――
[ローズマリーの言葉に軽く喜びを感じながらドアの横の壁にもたれかかった]
…これからどうしようか…
彼女の用意ができたら客間に下りてみようか。
何か話が聞けるかもしれない。
それともこの城の正確な見取り図を探したほうがいいのかもしれない…。
(40)2005/08/29 00:26:13
お尋ね者 クインジー
――中庭、雑用人の小屋――

いつまで、こうしてても埒があかないか。
[クインジーは身を起こすと居館へと向かう。
昨日、多少感情的になったことには、ばつの悪い思いがある。ただ、自分の中に吸血鬼と戦う意思があることはわかった気がした。]

出会うことへの憧れはある…だが俺自身がなりたいわけではない…か。
(41)2005/08/29 00:27:30
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階、エントランス――
[呆然としてしまったが、ユージーンの背中を見ると後に続いた。]

…何が起こっているのかしら? 一体、何が?
(42)2005/08/29 00:29:35
冒険家 ナサニエル
……よし、これだ。
あばかれた様子はないな。
どうやら、私の勝ちだ。


〔ナサニエルは、アイリーン・バートリと刻まれた墓石を見つけると、微笑して口笛を鳴らした。彼は手近の棺桶から板切れを引き剥がし、それを使ってアイリーンの墓を掘り返し始めた。〕
(43)2005/08/29 00:31:10
未亡人 オードリー
[近づいてくるヘンリエッタとユージーンに気付いた]

あら?
シャーロットさんがここで亡くなっていたわ。

えーと、
昨日、礼拝堂で見つかった男の死体については、
ハーヴェイさんから聞いているかしらね?

[ヘンリエッタの腫れた目に気付く]
【あの少女は…、あの子が罠にかかるのを見たんだっけ?】
(44)2005/08/29 00:31:10
酒場の看板娘 ローズマリー
――2階客室――
[簡単に着替えられるドレスに身を包むと、髪を後ろで結んだ。]

弱気になっている場合じゃないわ。
……結局何をやっても無駄かもしれないという絶望感はあるけれど……でも。
何もやらないで過ごすには、あまりに絶望的過ぎて……、怖すぎるわ。

[呟くと、ドアを開け、外に出た。]

待っていて、くれたの?
……優しいのね。
(45)2005/08/29 00:35:45
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階エントランス――

男の死体…?一体何の事?

[冷静そうなオードリーを強い目で見た。]

貴方…、何故そんなに冷静なの?
(46)2005/08/29 00:36:41
学生 ラッセルは、酒場の看板娘 ローズマリーが出てきたことに気がついた
2005/08/29 00:38:08
流れ者 ギルバート
[いる人間全体に向かって]

シャーロットさんが生きている最後の姿を見せたのはいつだったのでしょうか…?
城内にまだ私たちの知らない人がいない、という仮定でなら多少は怪しい人物を絞りこめると思うのですが…

尤も私自身、昨日は1人で部屋で休んでいましたので、身の保障をしてくれる方はいませんですが…
(47)2005/08/29 00:38:53
墓守 ユージーン
――1階エントランス――

シャーロットが?

[ユージーンは、驚きを抑えるかのように眉間を右手でつまみ目を瞑った]

…ああ。
ローズマリーにだけどね。
(48)2005/08/29 00:39:31
学生 ラッセル
いえ、待つのは当然かと…
さて、これからどうしますか?
僕としては客間で他の人に会うのが一番妥当だと思うのですが…。
あるいはここの城の見取り図を探しに上にあがる、という案もありますが、どちらがいいですか?
(49)2005/08/29 00:39:40
未亡人 オードリー
【ええと、確かユージーンさんと…
あの少女の名前は…】

[ヘンリエッタの目の高さに屈みこんで]

ごめんなさいね。
挨拶がまだだったかしら?
オードリーと申します。
……
私も怖いし、人が亡くなるのは悲しいわ。
ただ、ちょっと感情を出すのは不器用なのよ。
(50)2005/08/29 00:42:20
修道女 ステラ
え?
他にも死体ですか?

しかも……礼拝堂……。
(51)2005/08/29 00:44:16
修道女 ステラ
私、礼拝堂に行ってきます。

ちゃんとした祈りを捧げて差し上げたいので。
(52)2005/08/29 00:45:34
修道女 ステラ
[ペコリとお辞儀をすると、エントランスを後にした]
(53)2005/08/29 00:48:01
酒場の看板娘 ローズマリー
そうね……。
客間で人に逢う事も大事だけれど……、
オードリーさんが昨日言っていた通り、
お城を把握することが第一なら、
先に行動してもいいんじゃないかしら、とも思うわ。

見取り図を探すことが出来れば、無意味に歩いて体力を減らす必要もなくなるのだし……。

どうかしら?
(54)2005/08/29 00:49:26
お尋ね者 クインジー
――居館1階→4階――

【やはり、誰かを後ろにつけて城探索なんてがらじゃねぇな。そいつが人かもわからねぇんだし。】
[1階に人が集まってる事は声でわかったが、クインジーはそれを避け、密かに4階へとあがる。]

燃やされた絵以外にも、なにか城の主の手がかりがあるかもしれない…4階をあさってみるか。
[クインジーは、*そう決めると階段を登っていった。*]
(55)2005/08/29 00:50:46
未亡人 オードリー
[ギルバートに、]

私は夜中に戻ってきたけど、そのときにはここには何もなかったわね。

シャーロットさんを発見したのは、ステラさんよ。

[ステラが出ていく後姿を見た]
(56)2005/08/29 00:52:13
墓守 ユージーン
――1階-エントランス――
[ギルバードの方へ目をやると]

昨日だ。
僕が知っている限りではね。
昨日客間で最後に残っていた人間は、僕、ラッセル、ローズマリー、ハーヴェイとナサニエル。ステラとシャーロットが寝ていた。

確か先ず、ラッセルとローズマリーが2階の客間へと戻り、ハーヴェイが眠っているシャーロットを運んだ後、ナサニエルがステラを運んでいた筈だな。

僕はその後に、寝室に戻らせて貰った。

[ユージーンは、左手を顎にやり、思い出しながら喋った]
(57)2005/08/29 00:53:27
お嬢様 ヘンリエッタ
――エントランス――
【シャーロット…?コーネリアスと一緒に居た…あの少女が?】

[オードリーに向き直った。]

ヘンリエッタ・ロザモンドよ。
私はてっきり貴方が…

【いけない、それ以上言っちゃいけないわ。】

[言葉を飲み込むと、ユージーンをすがるような目で一瞬見た後、にこりと笑った。]

こんな状況でも冷静で居られるなんて凄いわと思ったの。余計な事聞いてごめんなさいね?
(58)2005/08/29 00:53:40
学生 ラッセルは、酒場の看板娘 ローズマリーの言葉に深く頷いた
2005/08/29 00:54:06
冒険家 ナサニエル
〔暗闇の中で、ナサニエルは一心不乱に土を掘り返した。じきに錆び付いた金属製の棺が姿を現すと、彼はその蓋をこじ開けた。布張りされた棺の中には、白骨化した遺体が一つ。豪奢なドレスを着せられて、頭蓋骨にはいくつもの宝石を散りばめたティアラが飾られている。遺体の脇には、一振りの短剣。シンプルな鞘に収められたその柄には、巨大なルビーが埋め込まれている。〕


ようやくだ。
ようやく、見つけたよ。
これこそ、吸血鬼の血統を証明する剣。
真祖が吸血鬼として生まれ変わるとき、自らの胸を突いた短剣さ……。
(59)2005/08/29 00:56:08
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルは短剣に手を伸ばすと恭しくその鞘に口付けし、懐にしまいこんだ。高価なティアラには目もくれず、再び棺に蓋をかぶせると墓地を後にした。〕


アイリーン。……いや、エレイン・バートリ。静かな眠りについてくれ。
二度とあなたを起こす者は現れないだろう……。
(60)2005/08/29 00:56:27
学生 ラッセル
わかりました、それでは上のほうを探してみましょうか。
あるとすれば、上のほうの兵士の詰め所、あるいは城主の部屋などでしょうから…。
では行きましょう。
[そういうとローズマリーを先導するように歩き始めた]
(61)2005/08/29 00:57:29
墓守 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタの視線に気付き、気付かれないのだろうが、少し笑みを浮かべた。
2005/08/29 00:57:57
墓守 ユージーン
――1階-エントランス――

【この時点で怪しいのは、ハーヴェイ。】
【彼だ】

【そのまま寝室へ運んでいったのを、僕は見ていない】
【だが…あまりにも?】

[ユージーンは左手を顎にやったまま、考えている]
(62)2005/08/29 00:59:09
修道女 ステラ
――礼拝堂――

[息を切らせてキリストの前に駆け込むと、そのまま膝まづき祈りを始めた。]

【神よ……これは試練なのでしょうか。私に何ができますでしょう。人がただただ死んで行きます。】
(63)2005/08/29 00:59:55
酒場の看板娘 ローズマリー

そうね。
城主の部屋の方が可能性は高いのかしら?

でも、どこにあるのかしらね?
やっぱり、高い階にあるのが普通なのかしら……。
(64)2005/08/29 01:03:56
流れ者 ギルバート
[立ち去るステラに気がつく。そして一瞬シャーロットの遺体に目をやる]

【女性をモチーフにした作品…
 いや、一体私はなにを考えているんだ…
 だが、しかし…】

すいません、私はちょっとステラさんのところに行って来ます。
シャーロットさんまで犠牲になった以上は1人は危険ですので傍についておきます。
それでは失礼します。

[素早く言い終えるとステラの後を追って礼拝堂に向かった]
(65)2005/08/29 01:04:23
未亡人 オードリー
[ヘンリエッタに向かって、悲しそうに笑って、]

謝る必要なんてないわ。
人の死に慣れちゃってるのよ、
ここに来るずっと以前からね。

息子が天に召された時なんて、私の元には紙切れ一枚しか戻ってこなかったのよ。

[難しい顔をして、]

酷い状況かもしれないけど、前を見て生きなきゃ駄目よ。
ね?
[ニッコリ微笑んだ]
(66)2005/08/29 01:05:33
学生 ラッセル
えっと…
高い階、じゃなくてそれを必要とする人の所にあると思うのですよ。
三階がおそらく衛士たちの詰め所。
ここだと巡回ルートを決めたりするのに全体の見取り図があるかもしれません。
もしくは四階にあるであろう、身分の高い人の部屋。
ない、と思いますが上手く行けば抜け道の場所を示したものがあるかもしれません。
では三階から行って見ましょうか…。
(67)2005/08/29 01:07:12
未亡人 オードリー
【シャーロットさんもそうだし、
昨日の男、門番小屋の男、あと、あの子も埋葬してあげないとね。
ハーヴェイさんが来たら相談しよう。】
(68)2005/08/29 01:08:23
流れ者 ギルバート
――1階・エントランス→礼拝堂――

ステラさん、いらっしゃいますか?
すいません、少々お話したいことがあるのですがよろしいでしょうか?
(69)2005/08/29 01:09:29
お嬢様 ヘンリエッタ
――エントランス――
[オードリーの笑顔に胸が痛んだ。]

ママが死んじゃっても目の前で女の子が死んでも男の人を刺しても…人の死になんか慣れれない…。
それは私が、弱いからなの?

[思わず素の口調になって、オードリーに呟いた。直に我を戻し、厳かな表情になる。]

そうね、後ろ向きになっている場合じゃないわ。
その点は私も同意見よ。
(70)2005/08/29 01:10:41
酒場の看板娘 ローズマリー
――2階→3階――
[ラッセルの言葉に納得したように頷いた。]

言われて見ればその通りだわ。
頭が良いのね。流石だわ。

それでは、行きましょうか。
(71)2005/08/29 01:12:14
修道女 ステラ
[急に後ろから声をかけられてビクッとするが、ギルバートの姿を見ると安堵の表情を浮かべる]

えぇ、どうぞ。

[振り返り、ニコリと微笑みを返す]
(72)2005/08/29 01:15:08
見習い看護婦 ニーナ
――2階 寝室――

[ニーナはゆっくりと目を覚ます]

【あたしが 人間を 超えるためには 何が 必要なの?】
【みんなは どうやって 人間を 超えたの?】

[ニーナは寝室のドアを開く]
[もう少し気楽に考えれればなと]
(73)2005/08/29 01:16:48
墓守 ユージーン
――1階-エントランス――
【シャーロットを発見したのは…ステラ、だと?】

[ユージーンは去っていくステラと、追ってゆくギルバードを見送る]

オードリー。

[ユージーンは、オードリーに声をかける事が出来ず沈黙を守った。そして、穏やかに出来るだけ笑みを浮かべた。
少し悲しい笑みを。]
(74)2005/08/29 01:17:07
流れ者 ギルバート
――礼拝堂――

ステラさん、今この城内で私が信用できるのは以前からのお知り合いであるあなただけです。
そのあなただからこそ見ていただきたものがあるのですがよろしいですか…?

[そういうと自分の服を漁るが目当てのものは見つからない]

【焦りすぎましたね…
 落ち着いて…
 今やるべきことをゆっくりこなしていきましょう…】

おっと、すいません。
部屋に忘れてきてしまったみたいです。
少々ここでお待ちいただけますでしょうか?

[ステラに優しく微笑むとギルバートは素早く礼拝堂を後にした。]
(75)2005/08/29 01:21:24
修道女 ステラは、流れ者 ギルバートに頷いた。
2005/08/29 01:23:14
未亡人 オードリー
【ヘンリエッタさんは優しいのね。】

状況は悪化している。
だから、それぞれ知っている情報を共有すべきだと思うわ。

知っている事をできるだけ聞かせて頂戴。
あなた…えーとユージーンさんも。


そういえば、名前聞いてないけど、詩人さん、
足を怪我してたわね。
客間に一旦行きましょうか?

[傍らに置いていた杖を拾う]
(76)2005/08/29 01:25:36
流れ者 ギルバート
――礼拝堂→2階・寝室――

[薄くの笑みを浮かべ、自分の荷物を漁る]

私が見たいもの…
描きたいもの…

そう、私は見たいだけじゃない…
描きたい、創り出したい…

[ギルバートは目当てのものを見つけると素早く「それ」が使用できるよう準備をし、出来る限り他の者に気がつかれないよう礼拝堂へと戻った]
(77)2005/08/29 01:26:23
修道女 ステラ
【ギルバートさんったら、何を慌てているのかしら。うふふ。】
(78)2005/08/29 01:26:33
修道女 ステラ
[ギルバートを見送ると、また祈りを捧げ始めた]
(79)2005/08/29 01:27:10
墓守 ユージーン
――1階-エントランス――

【ヘンリエッタ】
【それは弱いからじゃない】
【ただ幼くて】
【純粋だからだよ】

【諦めを知っていないからだ】

【人の死に馴れないのは、ある一面で人間の証でもある事だよ】
(80)2005/08/29 01:27:18
学生 ラッセル
――居館三階・兵士詰め所――
[三階に上がり、少し脇にそれた大き目の扉の部屋に入った]
ここかな…
兵士の人たちの巡回ルートのメモか、大き目の見取り図があれば…。
すみません、ローズマリーさんはあちらの机の引き出しを確認してください。
僕は向こうを探します。
(81)2005/08/29 01:30:52
墓守 ユージーン
――1階-エントランス――
[オードリーの言葉に顔を曇らせた]

オードリー。
コーネリアスは……。

昨日、死んでしまったんだ。

[どう言っていいのか、咄嗟に分からず、ありのままを話した]
(82)2005/08/29 01:30:54
お嬢様 ヘンリエッタ
――エントランス――

[オードリーに頷いた。]

【強くなりたい。】
【もう誰の死にも心を揺さぶられたくない。】
【悲しみたくない。】
(83)2005/08/29 01:32:19
酒場の看板娘 ローズマリー
――居館三階・兵士詰め所――

えぇ、わかったわ。
見つかるといいわね。

[ラッセルに頷き、机の引き出しの方へ向かい、慎重に一つずつの机の引き出しを開けていった。中は空いているものも多かったが、万年筆や埃を被りすっかり黄ばんだ文字だけで埋まった書類があった。]
(84)2005/08/29 01:35:05
酒場の看板娘 ローズマリーは、一番大きな引き出しから大雑把な地図を見つけた。
2005/08/29 01:37:22
学生 ラッセルは、戸棚などを探している。特に手ごたえはない
2005/08/29 01:37:37
流れ者 ギルバート
――2階・寝室→礼拝堂――

[足音を殺し、ゆっくりとステラに近づいていく。右手には外からわからぬよう布で包まれた物を持っている。]

【ここまで心臓が高鳴るのは久しぶりですね…
 私はあの芸術を描ききることはできなかった…
 ならば別の手段をとろう。
 あの高見に上る為に…
 今から私は新しいステージに進む……
 】

[ステラの真後ろまで来たところで穏やかな声で話しかける]

お待たせしましたステラさん…
(85)2005/08/29 01:38:47
酒場の看板娘 ローズマリー
――居館三階・兵士詰め所――

あったわ。
だけど……、とても大雑把。

[その地図は、居館や礼拝堂、主塔の位置だけが書かれたあまりに大雑把なものだった。その地図を持ち、ラッセルの傍に駆け寄っていく。]

こちら側はもう他にないみたい。
(86)2005/08/29 01:39:04
未亡人 オードリー
――エントランス→客間――
なんて…?

[ユージーンの言葉に、一瞬、何を言っているのかを理解できなかった。
昨日の事件を説明してもらって、ようやく平静を取り戻した。]

そう、事故なのね。お気の毒に…
吸血鬼なんてものがいるのなら、なおのことしっかりしないとね。

とにかく、行きましょう?
(87)2005/08/29 01:39:20
修道女 ステラ
[ギルバートに声をかけられ、今度は驚かずに立ち上がり、振り返る]

なんでしょうか。

[顔には微笑みが浮かんでいる]
(88)2005/08/29 01:40:35
学生 ラッセル
[ローズマリーが持ってきた地図に目を通す]
これだけでもずいぶん楽ですよ。
俯瞰視点で全体像がわかれば位置関係が把握しやすくなりますから。
こちらには何もありませんでした…。
一度四階のほうも見てみましょうか。

[そういうとローズマリーの手をとった]
(89)2005/08/29 01:42:30
酒場の看板娘 ローズマリー
[ラッセルに手を取られ、顔を少し赤く染めたが、すぐにこくりと頷いた。]

……えぇ、そうね。
4階にもっと詳しい地図があるといいわね。
(90)2005/08/29 01:45:28
酒場の看板娘 ローズマリーは、学生 ラッセルに微笑んだ。
2005/08/29 01:45:50
冒険家 ナサニエル
── 居館・一階 ──

さて……。
財宝の一つは手に入れた。
あと一つ。
(91)2005/08/29 01:47:38
流れ者 ギルバート
[答えたステラに笑顔を向けると右手にもっていた物の布を落とす]

ええ、見せたかったのもというのはコレです。

[布が落ち姿を見せたホイールロック銃の銃口をステラに向けて]

ステラさん、ここで私は私が求めていた理想の芸術作品と出会いました。
ですがそれを私の物として昇華することができなかったのです…

そこでモチーフから自分の手で作成してみようと思いましてね。
そうすれば私は私の求める作品を描けるかもしれない…

[無邪気な笑顔をステラに向けて]

…だから私の為にあなたの身を捧げてください。
(92)2005/08/29 01:47:42
冒険家 ナサニエルは、ゆっくりと階段を上がっていった。
2005/08/29 01:49:15
学生 ラッセル
――居館三階→四階・城主の部屋の前――
[ラッセルはローズマリーの様子に気がつかずにそのまま手を引いて上まで上がってきた]

ここが城主の方の部屋ですか…
家柄を示す紋章の類が何もないのが凄く不思議ですが…
それじゃ、ここを探してみましょうか
(93)2005/08/29 01:49:16
修道女 ステラ
[死の象徴の銃と、ギルバートの笑顔のミスマッチに、意味を理解するのに時間がかかった。]

(94)2005/08/29 01:50:27
流れ者 ギルバートは、躊躇うことなく銃の引き金を引いた。
2005/08/29 01:50:47
見習い看護婦 ニーナ
――二階→エントランス――

[階段を下りながらニーナは考える]
[大胆なことを考える]

【あたしと 人間の 何が 違うのか】
【もしかしたら 結局 何も違わないのかも しれない】

【あたしは まだ 人間の ステージに いるから】

【あたしは 人間より 上の ステージに 行くには】
【どうすれば いい?】

【簡単な ことだ】

【自然界は 食物連鎖によって 成立して いる】
(95)2005/08/29 01:51:08
書生 ハーヴェイ
―― 二階・寝室 ――
[ハーヴェイは自室で聖書を読んでいた]

『Bisher hat euch nur menschliche Versuchung getroffen. ……

 あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。
 神は真実である。あなた方を耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道をも備えてくださるのである。
          〔コリント人への第一の手紙 10:13〕   』
(96)2005/08/29 01:52:18
書生 ハーヴェイは、部屋を出、一階へと向かった。
2005/08/29 01:52:34
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはぱたりと聖書を閉じ、文机に置いて立ち上がった]

のがれる道、か。どこにあるのだろうな、そんなもの……。
だが、探さなければそれも見つかるまい。
行くか。
(97)2005/08/29 01:52:41
修道女 ステラ
[乾いた音が礼拝堂に響くと、腹部の辺りが熱くなった。]

ギルバート……さん?
(98)2005/08/29 01:53:05
墓守 ユージーン
――1階-エントランス→客間――

[オードリーに、コーネリアスの直接の死因と昨日の出来事をあらかた喋ると、彼女の提案に頷いた。]
(99)2005/08/29 01:53:07
流れ者 ギルバート
[銃に撃ち抜かれ呻くステラの様子を見て]

ふはははは…
これはすごい…
完成されていた作品にはないリアリティがある…

私は確実に一歩先に進もうとしている…

[ステラに向かって凄絶な笑みを浮かべながら]

もっとだ…
もっと私に見せてくれ…
ステラさん、あなたが一個の作品と完成されていくその仮定を!!
(100)2005/08/29 01:55:40
お嬢様 ヘンリエッタは、二人に続いて客間へ向かった。
2005/08/29 01:56:34
見習い看護婦 ニーナ
――1階-エントランス――

[響き渡る銃声]
[それはまさに神への忠誠]
[ニーナの脳裏に浮かんだのは]
[体中に血の雨が降る絵]
[そんな情景]

[思わずニーナは笑みをこぼした]

【始まった】
【粛清が 始まった】

【わーい】
(101)2005/08/29 01:57:18
書生 ハーヴェイ
―― 一階・廊下→エントランス ――
[エントランスへと通じる廊下を歩いていくと、その先にオードリーとユージーンの姿が見えた]

【ん……此処からは見えないが。ユージーンが居るということは、ヘンリエッタも居るのだろうか? よく一緒に見かけた気がするしな】

どうか、したのか?
(102)2005/08/29 01:58:14
書生 ハーヴェイは、二人に声を投げかけ、そのままエントランスまで歩いた。
2005/08/29 01:58:34
未亡人 オードリー
――客間――

ちょっとだけ、詩人さんに会わせてもらっていいかしら?

[ひとりで隣の部屋に行き、コーネリアスの死体を見下ろした。]
(103)2005/08/29 01:58:36
修道女 ステラ
[気がつくと、床には大量の血溜まりが出来ている。ギルバートの乾いた笑い声を哀れむような目で見つめ返した]

ギルバート……貴方は……まだ弱いままなのね……
(104)2005/08/29 01:58:45
見習い看護婦 ニーナ
[そこでニーナはふと考える]

【あたしは まだ 人間 かも しれない】

【もしかしたら だけど】

[自然と足が震え始める]
[血の雨を降らせている雲はメイ]
[自分も粛清されてしまうという仮定]

【はやく】
【はやく】

【あたしは はやく】

[はやく、何?]
(105)2005/08/29 02:00:02
見習い看護婦 ニーナ
【わからない】

【わからないけど はやく】
【はやく なにかを しなければ】

[ニーナの足は動かない]
[心だけが浮き沈み]

[沈みそうな心を必死に浮かばせようとするニーナ]

[瀕死]
(106)2005/08/29 02:01:47
未亡人 オードリーは、書生 ハーヴェイの呼びかけに気付かずに客間に先に行ってしまった。
2005/08/29 02:01:53
冒険家 ナサニエル
── 居館・階段 ──

銃声……?
また誰かが死んだか?

……いや、今の私には関わりないことだ。
赤の他人の生死など。
(107)2005/08/29 02:02:11
修道女 ステラ
[血溜まりの中をズルズルと足を引きずり、ギルバートに近づいてゆく。その目は恨みよりも、優しい目をしている]
(108)2005/08/29 02:03:16
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[外套に右手を入れ『ブラン』に触りながら、オードリーに]

分かった。
コーネリアスは隣の部屋にいるよ。
(109)2005/08/29 02:03:33
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階・客間――

[オードリーを見送った後、ユージーンに向き直った。]

ユージーン。あの、昨日は…
(110)2005/08/29 02:05:34
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
[声をかけたものの、彼らは既に歩き出し、聞こえては居ないようだった。到着したその場には、カウチに横たわるシャーロットと、笑顔を浮かべたニーナの姿があった]

【ん、タイミングが悪かったか……】

こんばんは、ニーナ。何かあったのか?
表情がほころんでいるが。
(111)2005/08/29 02:05:47
流れ者 ギルバート
[ステラの言葉に反応して笑うのを止める。そしてその顔には明確な怒りが浮かぶ]

…弱い?
…私のどこが弱いというのですか?

私が全てを失った日。
私の最初の記憶。
何度も何度も夢の中で父と母の最後の姿だけが蘇る。
こんな記憶に耐え続けている私が弱い、と!!
(112)2005/08/29 02:07:45
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはハーヴェイの言葉に反応する]
[振り返るその顔は満面の笑み]

んふ
(113)2005/08/29 02:08:05
酒場の看板娘 ローズマリー
――居館三階→四階・城主の部屋の前――
[ラッセルの手の温もりに心臓の鼓動が高鳴る。]

ここ、かしら?

[立派なドアの前まで来ると、ローズは急に眩暈を感じ、ラッセルにもたれかかった。貧血を起こした時のように顔色が悪かった。]

ご、ごめんなさい……
(114)2005/08/29 02:08:12
未亡人 オードリー
[コーネリアスの喉元の傷を痛々しく眺めた]

【この人も、きっと被害者なんだろう。
安らかに眠って下さい。】

[持ってきた杖を冷たい手に抱かせて]

【天上で困っては可哀想だものね…】
(115)2005/08/29 02:09:01
学生 ラッセルは、酒場の看板娘 ローズマリーに「大丈夫ですか…?」と心配そうな表情を見せた
2005/08/29 02:10:26
冒険家 ナサニエル
── 四階・廊下 ──

新しい足跡があるな。
こんな所まで、ご苦労なことだ……。
(116)2005/08/29 02:10:30
墓守 ユージーン
――1階-客間――

何だい?
ヘンリエッタ。

[ユージーンは穏やかに笑顔を浮かべている]
(117)2005/08/29 02:10:36
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナの笑みに首をかしげ、カウチに向き直った。
2005/08/29 02:10:43
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはフラフラとハーヴェイに近づく]

んふ んふふふ

はやく あたしは はやく
つよく たかく ながく そして はばたく

[ニーナの手がハーヴェイの首へと伸びる]
(118)2005/08/29 02:11:20
酒場の看板娘 ローズマリー
――四階・城主の部屋の前――

大丈夫……。
[頭を右手で押さえた。]

ごめんなさい、少し廊下で休んでてもいいかしら……?
さっきの部屋がきっと、空気が悪かったんだと思うの。
(119)2005/08/29 02:12:13
流れ者 ギルバート
[怒りの表情が消え、今度は無邪気な笑顔に変わる]

ステラ、僕はね。
パパとママに会いたいんだ…
戦争でパパの遺体もママの遺体もどっかにいっちゃった。

だから僕がこの世界にパパとママを再現するんだ。
僕の記憶の中に残っているパパとママを。
僕の絵でね。

でも僕の記憶はドンドン薄くなっていってる。
だからパパとママを思い出す為にステラに手伝ってもらったんだよ。

[満面の笑みを浮かべながら]

ありがとうね、ステラ。
(120)2005/08/29 02:12:19
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
シャーロット……?
どうしてそんなところで寝ている……?

[ハーヴェイは近寄ってひざまずき、彼女の呼吸がないことに目を見開いた。急に振りかえって、ニーナに尋ねる]

ニーナ、どういうことだ、これは……?
(121)2005/08/29 02:13:41
修道女 ステラ
ギルバート……。
初めて教会で描かれた……貴方の絵を見たとき……私は貴方の絵が好きになったわ……。貴方の絵には……人の弱さが……書かれているもの……。ふふふっ……貴方は自分の絵が……嫌いだったわね……。弱さは……醜い事じゃないの……。救いを求める……人には……弱さこそが……必要なの……。

[虚ろな目でギルバートに呟いている]
(122)2005/08/29 02:13:52
学生 ラッセル
わかりました。
ローズマリーさんはこのまま落ち着くまでそこにいてください。
僕が中に入ってみてきます。
もし何かあったら大きな声で呼んでください。
いいですね…?
(123)2005/08/29 02:14:21
酒場の看板娘 ローズマリーは、学生 ラッセルにこくりと頷いた。
2005/08/29 02:14:58
修道女 ステラ
ギルバート……。
貴方は……強く生きて……。自分の……弱さを……認めて…あげて……。

[そっとギルバートに手を伸ばしたが、そのまま力なく崩れ落ち絶命した。]
(124)2005/08/29 02:15:36
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナが伸ばしてくる手を、異様なものを見る思いで見つめた。
2005/08/29 02:16:00
冒険家 ナサニエル
── 四階・廊下 ──

〔ナサニエルは主室の前に人影があるのを見て取ると、慎重に身構えて様子を伺った。その右手は銃のグリップにかけられている。〕
(125)2005/08/29 02:16:48
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナの手がハーヴェイの首にかかるその瞬間]
[ハーヴェイがニーナに振り返る]

[ニーナは反射的に手を引っ込める]

【ひぃ】

【忘れてた この城に いるのは】
【人間だけでは ないと 言う事を】

[ハーヴェイの緊迫感のある視線が]
[ニーナには緊縛のように感じられる]

[その瞳から目を離せない]

あ あなたは なに?

[そしてニーナはルールを思い出す]

あ うそ 今の うそ わかんない
(126)2005/08/29 02:17:19
酒場の看板娘 ローズマリーは、冒険家 ナサニエルに気が付かず、廊下でただぼんやりと天井を見ていた。
2005/08/29 02:18:23
学生 ラッセル
[ローズマリーの様子を確認するとドアを開けて中に入った。
広い間取りの豪奢な作り、大きな天蓋つきのベッドなどがある。
中に入ると戸棚などを調べ始めた]
(127)2005/08/29 02:19:05
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはハーヴェイの肩越しに]
[シャーロットだった何かを発見する]

[もともとシャーロットだったのだろうか]
[人間は人間でしかない]

え? あれ? あれ 死体?

人間の 死体?

あなた どういうことなの これは…?

[質問に質問で返した事に気がついた時にはもう手遅れ]
(128)2005/08/29 02:20:30
流れ者 ギルバート
[動かなくなったステラを見て]

ステラ、救いなんてないんだよ。
あるんだったらパパとママは何故死んだの?
僕は強く生きてる…
自分の為に全てを犠牲にして強く生きてる…

[その言葉とは裏腹にギルバートの目からは涙が零れている]
(129)2005/08/29 02:20:37
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに鋭い視線を送ると、表情を和らげて口を開いた。
2005/08/29 02:20:59
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
なに、と言われてもな。
私はハーヴェイ・イシュマエルだ、としか答えられはしないが。
あるいはもう少し付け足そうか?
私がどこから来てどこに向かうつもりだったかという話でも。
(130)2005/08/29 02:21:32
修道女 ステラは、血の海のなか*微笑みを浮かべているようだ*
2005/08/29 02:24:11
流れ者 ギルバート
[しばらく呆然としているが我に返る]

あははははは…
今のは素晴らしかった…
こんな素晴らしいものがあったのか…

あはははははは…
これこそが私が真に求めていたものだ!

でもまだだ。
まだ足りない…
もっともっとモチーフを集めなければ…

【そうだ、できるならば次は男の死に様も見てみたいな…
 出来上がった作品とは違う感動がありそうだ…
 ふははは、楽しくなってきたな…】
(131)2005/08/29 02:24:31
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは全力で首を振る]
[パワフルに首を振る]

なにとか あたし 聞いてません
全部 うそです 虚構です

あたしも あなたも 人間 それで いいじゃない

【嘘 嘘 嘘】
【あたしは 人間じゃない】
【だから 嘘】

えっと… ハーヴェイさん?
ハーヴェイさんの おはなし 聞きたいな

[足の震えは止まらない]
(132)2005/08/29 02:24:40
流れ者 ギルバート
[辺りの状況を見て]

このままでは私に疑いの目が向くのは確実だな。
一旦身を隠すとするか。

先日話に聞いた地下などよさそうだな。
トラップの危険もあるし立ち入る物も少ないだろう。

[ステラの方を向き十字を切る]

あなたの魂が主の御許に辿り着けますように…
くくくく…
あはははははは…
(133)2005/08/29 02:27:11
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[その、と言いよどんだ。]

ごめんな、さい……。
(134)2005/08/29 02:28:07
流れ者 ギルバートは、地下へと*消えていった*
2005/08/29 02:28:09
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナの答えに、きょとんとした表情を見せた。
2005/08/29 02:28:39
見習い看護婦 ニーナは、書生 ハーヴェイに笑顔を必死で向ける。にこにこにこにこに…
2005/08/29 02:29:29
見習い看護婦 ニーナは、こ
2005/08/29 02:29:42
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
虚構、か。随分難しい単語が飛び出したものだ。
まあ、私が人間だというのも君が人間だというのも、別に見ればわかることだ。
そんなに脅えることはない。

確かに初めて君を見たときには、幽霊か幻覚か、その類だとも思いはしたが。
今、私たちはこうして会話している。
何も恐れる事は無い、そうだろう?
(135)2005/08/29 02:31:42
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルは、誰にも気付かれることなく主室の隣──妃の部屋に忍び込んだ。〕
(136)2005/08/29 02:31:52
未亡人 オードリーは、客間に戻ってきた。
2005/08/29 02:34:05
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[言いかけたヘンリエッタの言葉に笑みを浮かべると、『ブラン』を右手に嵌めて取り出す]

『何の事だにゃ?』
『大丈夫だにゃ、ヘンリエッタ』

[ぺこぺこと子猫人形ブランは、ヘンリエッタに優しげな低い子供の声で語りかけている]
(137)2005/08/29 02:36:19
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに笑ってみせると、振り返ってシャーロットの様子を確かめた。
2005/08/29 02:37:36
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはふと我にかえる]

【あたしが 人間ごときに 何を 臆する】
【あたしは 超人の ルールに 則する】

恐れる? あたしが なにに?

失礼な 人ですね ぷんすか ぷんぷん
幽霊でも 幻覚でも ないですよ
強いて言えば ニーナ です

ニーナは ニーナでしか ないのです

あなたは みれば わかると おっしゃいますが
それは 本当 なのでしょうか?

[ニーナは自分の中でも問答している]
(138)2005/08/29 02:40:42
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階・客間――
[『ブラン』の様子にヘンリエッタは顔を綻ばせた。]

其れならいいわ。
んふふ…。

[オードリーが帰ってきたのを見て、『ブラン』の頭を撫でようと伸ばしかけた手を引っ込めた。]
(139)2005/08/29 02:40:53
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
[シャーロットの身体には特に外傷はなく、遠目にみれば眠っているだけのようにも思えた。ただ、首筋に穿たれた傷跡を除いては。ハーヴェイは十字を切り、軽く黙祷した]

なぜ……彼女が。
昨晩、この手で寝室まで運んでいったというのに。

[ハーヴェイはやりきれないといった表情で、シャーロットの姿と己の両手を見つめた]
(140)2005/08/29 02:41:01
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナの声を背後に聞き、内心ふと自問した。
2005/08/29 02:41:46
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[オードリーが客間に入ると、暖炉の炎が向かい合わせに座った彼らの影をパチパチと色めかせているのが見える。]

[ユージーンは目だけオードリーの方へと向けた]
(141)2005/08/29 02:43:15
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
【見ればわかる、か。
 そうだな……子供の頃に見ただまし絵。あれは一見では何なのかわからないこともあったな。それはこの状況においても、言えることなのかもしれない】

なるほどな。君が自分をニーナでしかない、というのなら。
私はハーヴェイ・イシュマエルでしかない、というわけだ。
それが本当なのか嘘なのかは、今のところはわからない。
だが、私はとりあえず信用してみようと思う。
君がニーナで、人間だろうということを、ね。それでは不服かな?
(142)2005/08/29 02:45:46
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに、やや楽しげな口調で問いかけた。
2005/08/29 02:46:11
冒険家 ナサニエル
── 四階・后室 ──

〔ナサニエルは銃をサイドボードに置くと、ベッドに腰を下ろした。一つ息をついて、懐から短剣を取り出す。そのルビーの煌めきを見つめながら、彼は微笑を浮かべた。〕
(143)2005/08/29 02:47:26
未亡人 オードリー
[ユージーンとヘンリエッタが仲良さそうにしているのを見て、微笑む]

[吊り橋のこと、門番小屋と礼拝堂のことを改めて説明した。]
[脱出方法を探す事を提案した。]
(144)2005/08/29 02:49:56
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは大声を張り上げた]

ニーナは ニーナで 人間では ないのです
【人間は 粛清 される】

[ニーナはハッと気がつく]
[この反応はさすがにご法度だ]

ごめんな さい

でも わかります

あなたが ハーヴェイ でしか ない事は…
(145)2005/08/29 02:50:11
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナ思わず笑い声を上げた。
2005/08/29 02:52:41
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはハーヴェイに微笑みかける]
[その笑顔に狂気のかけらはない]
[驚喜のかけらくらいはあるかもしれないが]

わかりました

人間か どうかは 置いておきましょう
どうせ 目に見えるものは 全部 虚構

でも あなたは 本質で 話そうと してくれてます

今日の ところは ハーヴェイは ハーヴェイ

それで お互い 納得しましょう

[ニーナはニカッと微笑んだ]
(146)2005/08/29 02:52:42
未亡人 オードリー
[言いにくそうに、]

皆さんの遺体をこのままにしておくのも可哀想なので、
埋葬してあげようと思うわ。

ヘンリエッタさんに手伝ってもらうわけにはいかないから、
ちょっと行ってくるわね。
(147)2005/08/29 02:56:28
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
ふむ……。
ニーナはニーナだが、人間ではない?
だとすると、人間業ではないことも出来てしまうわけだ。
例えば人間の大人を、一撃で殺すようなことも。

……あぁ、冗談だよ。
けど、そうだな。私はハーヴェイでしかない。それなりにちゃんとした人間でもある、とは主張しておくけれどね。
さて、それではニーナはなぜそんな話をするのかな。そいつを聞かせて貰えないか?
君が人間かどうかより、私はそのことに興味が湧いてきたんだ。
(148)2005/08/29 02:57:01
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはハーヴェイの反応に嬉しくなる]

ニーナは 大人は わかりませんが 岩なら 割れます
なぜ ニーナが こんな 話を するかと いうと
ニーナは 神に

[ふとニーナはルールを思い出す]

【ハーヴェイは 只者では ない】
【人間の スパイ かも】
【生き汚い 人間たち なら それくらい やりうる】

…髪に 最近 白髪が 混じってるから です…

【我ながら ナイス フォロー】

ハーヴェイは なんで そんなに 好奇心旺盛 なんですか?
(149)2005/08/29 03:01:49
未亡人 オードリー
――客間→1階廊下――

[隣室に戻って、コーネリアスの亡骸と杖を担いで、客間を出た]
(150)2005/08/29 03:02:15
墓守 ユージーン
――1階-客間――

詳しい説明をありがとう、オードリー。

【脱出方法か…】

[思案するように顎に手をやる。オードリーを見送りながら]

【脱出か】
【僕はその前に問いたいんだ】
【吸血鬼に】

【この城を出てしまえば】
【その機会が失われる】
【会える機会が】

【どうする?】
(151)2005/08/29 03:04:55
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
はは。
それはニーナが、今までに会ったことの無い話し方をする相手だからだよ。
どういった考えからそんな言葉が生まれてくるのか、気になってしまうのさ。

自分と違うものには興味が湧く、人間というものはそうではないだろうか?
(152)2005/08/29 03:05:29
墓守 ユージーンは、ハッと、オードリー1人ではコーネリアスを運び難いと気付いた。
2005/08/29 03:07:28
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナを正面から見つめ、その瞳に視線を合わせた。
2005/08/29 03:07:34
学生 ラッセル
[ラッセルは城主の部屋で探し物をしていたが隣の部屋からドアの開く音が聞こえたような気がした]
ん…?
誰か…来たのかな?

[隣の部屋へ通じるドアを開いた]
(153)2005/08/29 03:07:37
未亡人 オードリー
――エントランス――

[シャーロットの亡骸の近くで、ハーヴェイとニーナが話しているのに気づいた。
ハーヴェイに呼びかける]

ハーヴェイさん。
(154)2005/08/29 03:07:55
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーの声に振り向き、立ち上がって片手を挙げた。
2005/08/29 03:09:38
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
あぁ、オードリー。
どうしました……というのも意味の無い会話ですね。
彼女……ですか?

[ハーヴェイはシャーロットの遺体を一瞥し、そっと唇を噛んだ]
(155)2005/08/29 03:11:15
お嬢様 ヘンリエッタは、オードリーの話に考え事をしているようだ。
2005/08/29 03:12:13
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
[オードリーが杖を持ち、その背にコーネリアスの遺体を担いでいることに気づいた。ハーヴェイは首を振り、オードリーに近付いた]

オードリー。彼の遺体を埋葬する、ということですね?
そんなに、貴方一人で何もかも抱えずとも良いのに。
私も手伝いましょう。
(156)2005/08/29 03:15:30
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーに話の続きを促した。
2005/08/29 03:15:34
学生 ラッセル
[ドアを開けると高貴な女性のための部屋があった。
部屋の中にはナサニエルとクインジーがいた。
ラッセルがドアを開けた瞬間、ナサニエルは動いた。

人間のものではない速度でクインジーに走り寄ると、手にしていた短剣をその胸に突き立てた。クインジーは言葉もなく倒れ、そのまま絶命した。〕
(157)2005/08/29 03:15:38
未亡人 オードリー
[横のニーナを見てからハーヴェイを見て、]

邪魔をしてしまったかしら?
シャーロットさんは…見てのとおりよ。
発見した時には、既に亡くなっていたわ。

可哀想なので、埋葬してあげるわ。
詩人さんのことは知ってたのかしら?
(158)2005/08/29 03:16:08
見習い看護婦 ニーナ
[ハーヴェイの瞳はニーナを引き込み]
[ニーナに一言の発言も許さなかった]

【人間の 考えには 飽き飽き なのです】

[口にできなかった言葉を心の中で繰り返す]
(159)2005/08/29 03:16:36
学生 ラッセル
何をやっているんですかっ!!
[そう叫ぶと腰から長剣を抜き、*構えた*]
(160)2005/08/29 03:16:38
書生 ハーヴェイ
――エントランス――
ええ。昨夜、あの後で客間に行っていましたから。
それで……私がシャーロットを寝室まで運んだのですが。
こんな事になるとは……。

[ハーヴェイは無念そうな表情で唇を噛んだ]
(161)2005/08/29 03:20:22
未亡人 オードリー
手伝って頂けるなら、お言葉に甘えたいところだけど…
彼女はよろしいの?

[ニーナをちらりと見る。]
(162)2005/08/29 03:22:00
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ヘンリエッタの座っているソファーに肘をかけると]

ヘンリエッタ。
オードリー1人では大変だから、ちょっと手伝ってこようと思うんだ。

[ユージーンは迷いながら言葉を口にする。
ヘンリエッタを1人で置いて大丈夫だろうか?
そんな事を考える自分に、少し驚きながら]
(163)2005/08/29 03:23:05
酒場の看板娘 ローズマリー
――城主部屋前――

[ラッセルの声がした気がした。それも、あまり穏やかではない声。咄嗟に城主部屋を覗くが、そこにラッセルはいなかった]

ラッセルさん……?
(164)2005/08/29 03:25:16
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[ユージーンの服の袖を少し引っ張った。]

わかったわ。

[わかったといいながら、服の袖を掴む手を離そうとはしなかった。]
(165)2005/08/29 03:26:52
書生 ハーヴェイ
ん……。良いでしょう。
ニーナは別段、何かを言うつもりは無いように私には思えます。彼女から話を聞くよりは、コーネリアスや既に亡くなった方々を埋葬してあげるのが先決かと。
(166)2005/08/29 03:31:36
未亡人 オードリーは、書生 ハーヴェイに頷いて、エントランスから外に出た。
2005/08/29 03:33:47
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーと共に墓場まで行き、コネリアスの遺体を埋葬した。
2005/08/29 03:34:08
見習い看護婦 ニーナ
[ハーヴェイの視線がニーナからそらされても]
[ニーナはハーヴェイの瞳に釘付けだった]

[胸は高鳴り血液が逆流しているかのような錯覚]
[指の先から臓器まで全部持っていかれる、乱獲]

[ニーナは自分の顔がうっすらと赤くなり始めてることにはまだ気づいていない]
(167)2005/08/29 03:35:53
墓守 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタの袖を掴む手に戸惑いを見せた。
2005/08/29 03:36:42
墓守 ユージーン
――1階-客間――

ヘンリエッタ……。

[ユージーンは、ヘンリエッタを懐に抱くように抱き締める。
ほんの微かに地下牢についた血の匂いがする外套。
両手をヘンリエッタの頭を胸に抱くように交差する。
ただ、手の指はまるで彼女の頭に触れるのを拒むかのようにバラバラに開いたままだ]

【だが僕は……】

[暖炉の火がチロチロと黒い外套の背を照らしている]
(168)2005/08/29 03:40:19
未亡人 オードリー
――中庭、墓地――

[ハーヴェイと共に、シャーロットの亡骸、門番小屋の男の亡骸を埋めた。]

ふう、結構体力には自信があったつもりだけど、
人一人を葬るのも大変ね。

礼拝堂の方にも行きましょうか?

【それと、あの子も…】
(169)2005/08/29 03:40:32
書生 ハーヴェイ
――墓地――
[コーネリアスの遺体を墓穴に下ろし、ハーヴェイはオードリーを見上げた]

後は……門番小屋の男性、それに礼拝堂の鐘楼で吊るされていた男性。それから……シャーロットと地下の少女、ですか。
気が重い仕事ですね……けれど、行かなくては。
(170)2005/08/29 03:40:39
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーを促して門番小屋へと向かった。
2005/08/29 03:40:44
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[抱きすくめられ、ユージーンを抱きしめ返した。]

ユージーン。
吸血鬼じゃない、と言って。信じろって言って…。

【騙されても良いから。】
【一人は…】
【ひとりぼっちは…辛いよ】
(171)2005/08/29 03:44:00
書生 ハーヴェイは、墓地に戻り、三人の遺体を埋葬してため息をついた。
2005/08/29 03:45:00
未亡人 オードリー
[目を閉じて祈りながら、]

こんなところで申し訳ないけど、
安らかに眠って下さいね。
(172)2005/08/29 03:46:59
墓守 ユージーン
――1階-客間――

【僕は君を抱き締める事は出来ない】
【心の底から】

【上辺だけなら、どんなにも抱き締める事が出来るだろう】

【けれども】
【けれども】

[ユージーンは、両手をヘンリエッタの背に回して抱き締めた。
交差させた手は彼女の両肩を抱き締めている]
(173)2005/08/29 03:47:01
書生 ハーヴェイ
――中庭、墓地――

礼拝堂、そうですね……ですが、さすがにお疲れでしょう、オードリーさん。一旦おやすみになってはいかがです。
なんなら、鐘楼に吊るされていた男性は私一人でも葬ってきますから。
(174)2005/08/29 03:48:13
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーが祈り終えるのを待って、そう話しかけた。
2005/08/29 03:48:25
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーが祈り終えるのを待って、そう話しかけた。
2005/08/29 03:48:34
冒険家 ナサニエル
── 二階・階段 ──

ふぅ……。どうやら、まいたか。
だが、厄介なことになったな。

まさか、銃を置き忘れるとは……。
(175)2005/08/29 03:48:38
酒場の看板娘 ローズマリー
――城主部屋→后部屋――
[扉が開いているのに気付き、その扉を覗くと、そこには"誰"の姿もなく、あったのは最早人でなくなってしまったクインジーの死体だった。]

……っ!
な、何故こんなことになっているの……?
(176)2005/08/29 03:52:16
墓守 ユージーン
――1階-客間――

ヘンリエッタ。
僕は、信じろなんて、言えない。
言えないんだよ。

[ユージーンは悲しげに言葉を吐いた。
まるで積もり積もった感情を吐露するかのように]

僕は、だが……。

[ユージーンは、両手をぐいと引き離してヘンリエッタを見つめた。]
(177)2005/08/29 03:52:53
未亡人 オードリー
――墓地→礼拝堂――

お気遣いありがとう。
礼拝堂ならここから近いし、一緒に行くわ。

結局、彼の事は何もわからなかったのね…
(178)2005/08/29 03:54:39
お嬢様 ヘンリエッタは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2005/08/29 03:57:35
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階・客間――
[ユージーンから目をそらす。嫌な予感がした。]

言わないで!それ以上何も、何も言わないで…。
聞きたくない、聞きたくないの!
(179)2005/08/29 03:57:38
墓守 ユージーンは、ヘンリエッタの頬を撫でた
2005/08/29 03:58:22
書生 ハーヴェイ
――墓地→礼拝堂――

そうですね……彼がなぜ殺害されたのか、あの額の紋様はどんな意味だったのか……わからないことが多すぎる。
稲妻の紋様……何か、手がかりになるのならいいが。
(180)2005/08/29 03:59:34
未亡人 オードリー
――礼拝堂入口――

!!
ハーヴェイさん、何かおかしい!

匂いが…
(181)2005/08/29 04:05:16
冒険家 ナサニエルは、ふらつく足取りで客間に姿を現した。
2005/08/29 04:07:09
お嬢様 ヘンリエッタは、墓守 ユージーンをじっと見た後、もう寝るわ、と力なく呟いた。
2005/08/29 04:09:05
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂入口――
[この数日で嗅ぎ慣れた臭いが鼻をついた]
これは……血の臭い。しかも、新しい……。
あの男性では、内容ですね。私が先に入ります。気をつけて。
(182)2005/08/29 04:09:41
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは、悲しげに目を伏せて。穏やかに笑みを浮かべた]

ヘンリエッタ。
僕からは信じろなんて言えない。
僕の手は血塗れなんだ。

【僕は】

【吸血鬼じゃない】

【だが】

【………】

【ヘンリエッタ】

ヘンリエッタ。
部屋に戻って、鍵をかけているんだ。
分かったね?
(183)2005/08/29 04:09:48
冒険家 ナサニエル
ロザモンドのお嬢さんと、ユージーン……だけか。
まぁいい。聞いてくれ。

ラッセルが、クインジーを殺した。
(184)2005/08/29 04:09:49
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーに相づちを打った。
2005/08/29 04:10:42
墓守 ユージーンは、子猫人形『ブラン』を嵌めた右手で、髪の毛を優しく撫でた。
2005/08/29 04:11:36
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[撫でている状態で現れたナサニエルに目をやり]

……どういう事だ?
ラッセルが?

[驚きに満ちた顔をした]
(185)2005/08/29 04:16:14
未亡人 オードリー
――礼拝堂――

これは…

[ステラが血だまりの中で這いつくばって息絶えていた。
一目で、ステラが助からないことを悟った。]

【ステラさん、どうして…】

[ステラの泣き顔を思い出した。
シャーロットの遺体の傍らで…。
ついさっきまで話をしていたのに…。]

【お気の毒に…】
(186)2005/08/29 04:16:38
酒場の看板娘 ローズマリー
――后室――

[ローズマリーはクインジーの脈をおそるおそるはかろうと手首に手をやった。その手はまだ温もりが、動きはしていなかった。サイドボードには銃が置いてあった。銃を手に取ると、その重さに現実味を感じ、怖くなって手を離した。]

……また、人が……。
【もう、人が死ぬのはうんざり……。】

[丁度その時帰ってきたラッセルに、ナサニエルとクインジーの出来事を説明され、銃を手渡した。]

顔色が悪いわ。一度寝室に戻りましょう?
私は客間へ行って話した後に厨房から氷を貰ってから、戻ってよければ、だけど……戻るわね。
(187)2005/08/29 04:19:56
お嬢様 ヘンリエッタは、冒険家 ナサニエルの話に目を丸くした。
2005/08/29 04:20:08
未亡人 オードリーは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2005/08/29 04:20:51
冒険家 ナサニエル
どうもこうもない。
ラッセルが、クインジーを刺し殺した。
いきさつはわからないが。私も殺されかけた。
銃で反撃しようとしたのだが、慌てたせいで落としてしまった。最悪だ。
(188)2005/08/29 04:21:19
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂――

[血だまりの中に横たわるステラに近づき、膝まづいて十字を切った。そっと彼女を抱え起こし、抱き上げようとする]

オードリー。鐘楼の男性のこともあるが、彼女を先に運んでいってもいいだろうか?
(189)2005/08/29 04:21:33
未亡人 オードリー
[ハーヴェイがステラの亡骸を調べている姿を、
後ろから見守っている。]

【何かおかしい。
忘れている。】

【ステラさんが出ていった。一人で。
祈りを捧げたいと言ったわ。】

!!

ギルバート!
(190)2005/08/29 04:23:14
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーの声に、ステラの亡骸を抱えたままはっとして顔を上げた。
2005/08/29 04:24:31
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂――

ギルバート?
彼がどうかしたのか?
私は今日、彼の姿を見ていなかったが……まさか。

【ギルバートが、この礼拝堂でステラを……?】
(191)2005/08/29 04:26:25
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは、自分の心臓が]
[聞いたこともないようなビートを刻み]
[全身がヒートしていくのに]
[ボーっと身を任せていた]

[ニーナにはすでに抵抗する程の思考能力は残っていなかった]

[ただ、自分の心音に官能の響きを重ね合わせ]
[潤んだ目で虚空を見つめ、体内でつむぎだされる]
[曲に耳を傾けるのに夢中だった。]
(192)2005/08/29 04:27:54
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは驚きに満ちた表情をしている。]

それは何処の話なんだ?
刺し殺したとは、どういう事なんだ?
何か心当たりはあるか?
(193)2005/08/29 04:28:36
未亡人 オードリー
――礼拝堂――

ハーヴェイさん、聞いて頂戴。
ステラさんは一人ではなかったはずよ。

【ギルバートさんが…殺し…?】

ステラさんが一人でここに来た後に、ギルバートさんが後を追ったのよ。
だから、おそらく、ギルバートさんなら何か知っているわ。

それにその傷。
銃よね?

【あの、門番小屋の圧倒的な暴力と、違うのかもしれない。】
(194)2005/08/29 04:28:45
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階・客間――

見たところ、ラッセルはそんなことをする人じゃないと思ったんだけど…。
本当なの?正当防衛とかの可能性はないのかしら?
(195)2005/08/29 04:29:35
冒険家 ナサニエル
四階にある、城主の部屋の隣だ。ユージーン。
見かけたときには、既にクインジーは倒れていた。
心当たりも何も、まったくわからんよ。
クインジーなど、名前ぐらいしか知らなかったのだしな。

あぁ、正当防衛の可能性もある。
だが、それなら私にまで斬りかかってくるのはおかしいだろう? コーネリアスのように錯乱していたのかもしれんが……。
(196)2005/08/29 04:32:13
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂――
そうか、そんなことがあったのか……。

[言いつつ、ステラの腹部にある傷を確認した]

ん……私には知識は無いが、何かが爆ぜたような傷跡だな……
(197)2005/08/29 04:32:28
未亡人 オードリー
銃声、どこかで聞いたかしら?

[記憶を辿り始める。
が、上手く思い出す事が出来ない]

とにかく、ギルバートさんには気をつけることね。
万が一、の可能性もあるわ。
(198)2005/08/29 04:32:33
酒場の看板娘 ローズマリー
――階段→2階客室――
[一度客間へ戻ろうとしていたが、また階段のところで貧血を起こしたのか、ふらふらとしてしまった。]

……みんなには申し訳ないけれど、明日の朝にでも言う事にするわ。

[ローズマリーはラッセルと共に*寝室に戻った*]
(199)2005/08/29 04:32:57
墓守 ユージーン
――1階-客間――

【ナサニエル】
【そう唐突に言われて素直に信じる気はないよ】
【君も、誰もな】

【そして、ラッセルは昨日の姿を見る限り】
【無用な殺しはしない】

【理由なく殺そうとするのなら】
【昨日僕達も殺されていた筈】
【それとも……】

【彼は、吸血鬼ではないのだろう】
【少なくとも、な】

【何が目的だ、ナサニエル】
(200)2005/08/29 04:34:04
冒険家 ナサニエル
私はラッセルが吸血鬼だとは言ってない。
彼は単に、剣でクインジーを殺しただけだ。
首筋に噛み付いてでもいれば一目瞭然だったがな……。

とにかく、ラッセルには注意を払え。
それだけだ。
(201)2005/08/29 04:37:27
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーに頷き、ステラの遺体を抱え上げた。
2005/08/29 04:38:12
墓守 ユージーン
――1階-客間――

確かに。

[思案するかのように、ユージーンは顎に左手をやる]

だけど、ラッセルはコーネリアスのように錯乱しそうにも見えなかったように思う。
一度何があったのか探して話を聞いた方がいいだろうな。

忠告ありがとう、ナサニエル。

[ユージーンは、ナサニエルに礼を言った]
(202)2005/08/29 04:40:38
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