見習いメイド ネリー あ〜ん、死んじゃったよ〜、え〜ん | |
2005/07/12 05:31:18 |
見習いメイド ネリー ヴィンセント先生の莫迦〜!! | |
2005/07/12 05:31:42 |
学生 ラッセル メイ・・・やっと逢えたね。 でも・・・逢いたくなかった。 護ってやれなくてすまなかった・・・。 | |
2005/07/12 05:32:31 |
見習いメイド ネリー ラッセル様…あれで守ってたんですか? | |
2005/07/12 05:33:28 |
見習いメイド ネリー 問題ありありです〜 | |
2005/07/12 05:33:41 |
見習いメイド ネリー ラッセル様…メイさんの処に行っちゃったかな? | |
2005/07/12 05:43:24 |
見習いメイド ネリー にしても…三人ずつなんですね… | |
2005/07/12 05:43:48 |
美術商 ヒューバート 《ネリー・・・メイ・・・》 | |
2005/07/12 05:44:34 |
見習いメイド ネリー ナサニエル様が殺されていたら…地上は詰まらなかったかも… | |
2005/07/12 05:44:52 |
見習いメイド ネリー だから…これで良いのかも知れませんね… | |
2005/07/12 05:45:09 |
美術商 ヒューバート [私は再びこの島へ舞い降りてきた。] | |
2005/07/12 05:45:32 |
美術商 ヒューバート やあ、ネリー。 来てしまったんだね・・・ | |
2005/07/12 05:46:04 |
見習いメイド ネリー 「狼男はナサニエル様しかいないんです」なんて、いいません、いいません だってソフィーさんだもの…狼女は〜 | |
2005/07/12 05:46:09 |
美術商 ヒューバート ! | |
2005/07/12 05:46:35 |
見習いメイド ネリー ヒューバート様、お久しぶりです 地上では、貴方との会話…楽しかったです | |
2005/07/12 05:46:51 |
美術商 ヒューバート 君は・・・知っていたのか! | |
2005/07/12 05:47:39 |
見習いメイド ネリー 知っていたって? 知らないですけど…メイさんを襲った事から…多分決定かな | |
2005/07/12 05:48:24 |
美術商 ヒューバート ・・・君は嘘が下手だな。 目が泳いでいるぞ。 | |
2005/07/12 05:48:55 |
見習いメイド ネリー 今日ナサニエル様を殺めた後なら、確実にソフィーさんが、狼女であるって証拠を掴めたのは確かですね。 | |
2005/07/12 05:49:20 |
見習いメイド ネリー 疑ってたのは、ソフィーさん一番で…ナサニエル様は、状況的にわからないのと…ハーヴェイ様を殺めた彼を殺す事で…狼さんの行動を狭めて檻の中に誘き出すつもりでしたから〜 | |
2005/07/12 05:51:07 |
見習いメイド ネリー 目…泳いでます? それにソフィーさんをみんなで襲おうって言っても…無理でしょ? | |
2005/07/12 05:53:23 |
見習いメイド ネリー 後は…ソフィーさんを殺めた後だと、頑張ってもナサニエル様を殺めるのが精一杯で…私が殺されちゃうだろうな〜 | |
2005/07/12 05:54:46 |
見習いメイド ネリー ナサニエル様の後なら、ソフィーさんもウェンディちゃんも…どうにか出来るので〜、えへへっ | |
2005/07/12 05:55:23 |
見習いメイド ネリー にしても…ナサニエル様も不憫な方です… | |
2005/07/12 05:56:55 |
見習いメイド ネリー メイさんを守ってる私を襲って…その隙にメイさんを襲われてしまうなんて… | |
2005/07/12 05:57:33 |
美術商 ヒューバート ネリー・・・ | |
2005/07/12 05:59:17 |
新米記者 ソフィー [彼女は焚き火の跡の側の、平たい岩を選んで腰を下ろし、更に考えを巡らせる。 メイのことをそう考えると… ネリーの行動も、彼女には正しいものに思えた。 ハーヴェイに対する思慕ともいえる想い… 彼が何者であろうとも… ─たとえ人ならざるものであろうとも─ 信じようとする心。 …その心を、彼女は人のものだと思いたかった。 そしてヴィンセント… 襲撃されたカミーラや、その他の人々の処置をする医師としての真摯な姿… 必死になって人狼を探そうとする姿勢… それは人として正しいものではないのか… 彼のその姿勢を一度だけとはいえ… 疑ってしまったことを彼女は心から恥じた……] | |
(6)2005/07/12 05:59:29 |
見習いメイド ネリー あ、そうでしたヒューバート様… ヘンリエッタちゃんと、カミーラさん…そして貴方を守れなくて…御免なさい… | |
2005/07/12 05:59:40 |
美術商 ヒューバート その事はもういい・・・君は主人に尽くしていたんだからな・・・ | |
2005/07/12 06:01:19 |
見習いメイド ネリー 余り尽くしてないんですよね… ハーヴェイ様の心がメイさんに向いてて…もう絶対に動かないって…わかっちゃいましたから… | |
2005/07/12 06:02:26 |
見習いメイド ネリー 今日…メイさんを守れなかった事だけは…心残りです… | |
2005/07/12 06:02:51 |
美術商 ヒューバート そうか・・・君は・・・また辛い想いをしないといけないんだな・・・ | |
2005/07/12 06:03:47 |
見習いメイド ネリー それに…今日の狼さんの襲撃をメイさんに向けてしまったのも…在ります… | |
2005/07/12 06:03:48 |
美術商 ヒューバート [私はネリーを優しく抱きしめた。] | |
2005/07/12 06:04:15 |
見習いメイド ネリー メイさんの事…囮に使っちゃいましたから… 必ず守るからと…思ってたんですけど… | |
2005/07/12 06:04:38 |
見習いメイド ネリー あ〜ん、ですから…奥様はどうするんですか〜! ヘンリエッタちゃんに、言いつけますよ〜! カミーラさんだって…って、何人に手を出してるんです、ヒューバート様? | |
2005/07/12 06:05:43 |
冒険家 ナサニエル [ヴィンセントに声をかけられ振り向いた時だった、壊れたのドアの向こうにあったメイの無残な死体を見てしまったのは…、人狼はまだ生きている、そんな証拠だった、だがナサニエルにとってはそんな事よりもメイが死んだという事実の方がはるかに重かった] 何故だ!何故メイが死ななければならない!どうしてだよ!俺が守ると誓ったのに!どうしてだよ!どうしてこうやって俺は何時も誰かを犠牲にして生き残っちまうんだよ!!何で俺だけ! 糞ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! [ヴィンセントが何か声をかけて来ているが俺はそれを無視しメイの元へ走った] | |
(7)2005/07/12 06:06:13 |
美術商 ヒューバート ヘンリエッタは弟が欲しいそうだ。 [私はネリーを優しく横にした。] | |
2005/07/12 06:07:33 |
見習いメイド ネリー え…そ、そんな…駄目です…ヒューバート様… | |
2005/07/12 06:08:20 |
美術商 ヒューバート 私も君の悲しむ顔より、もっといい顔が見たい・・・ [私はネリーに優しく口づけした。] | |
2005/07/12 06:10:39 |
書生 ハーヴェイ [ハーヴェイはヒューバートの横に立った。] | |
2005/07/12 06:11:13 |
見習いメイド ネリー あ〜ん、ハーヴェイ様…助けて下さ〜い!! | |
2005/07/12 06:12:18 |
美術商 ヒューバート ハーヴェイ! | |
2005/07/12 06:12:19 |
書生 ハーヴェイ [ハーヴェイは苦笑を浮かべた。] | |
2005/07/12 06:14:13 |
見習いメイド ネリー ハーヴェイ様…きゃ! (今…私…。え〜ん) | |
2005/07/12 06:15:02 |
美術商 ヒューバート oO(ハーヴェイ・・・早く私を殴れ・・・どうした・・・早くこい・・・) | |
2005/07/12 06:17:41 |
学生 メイ [メイは遠くでナサニエルの声を聞いた。それは小さく、しかし重く耳に響いていた。] ……ここは…? ナサニエルの声が聞こえる…。でも、遠いよ…? 【回想】 [メイは死を恐れていなかった。生に執着していたのは、セシリアとの約束を守る事…ギルバートの仇を討つこと、そして…ナサニエルをこの島から解放擦る事。それさえできれば、死は怖くなかった。いや、寧ろ死を望んでいた。] ナサニエル、貴方は私が護るよ。 妹さんの分まで、生きてね。 護ってくれてありがとう。 ギル、早く逢いたい…逢いたいよ…。 [その時、目の前が朱く染まった。まるで、あの空のように…。気がついたら、メイは『この世界』にいた。] 【回想終了】 | |
2005/07/12 06:17:44 |
学生 ラッセル [ラッセルはメイと見つめあったまま佇んでいる・・・] | |
2005/07/12 06:18:04 |
学生 メイ ラッセル…? ギルは…?セシリアは…? [メイは暗い闇の中で辺りを見回している。] | |
2005/07/12 06:19:49 |
学生 ラッセル 大丈夫だ。皆じきにここへ来る。 もうメイが独りで苦しむことは無いんだ。 ずっと・・・よく頑張ったね、メイ。 | |
2005/07/12 06:22:09 |
新米記者 ソフィー …ううっ…… なんであんな遅くに連絡ですか…(遠い目) 引継ぎは済ませてきたのに… 確認なんて…(遠い目) | |
2005/07/12 06:22:34 |
見習いメイド ネリー あ、メイさん…地上では…ごめんなさい… | |
2005/07/12 06:23:32 |
学生 メイ [メイは澄んだ瞳から大粒の涙を流した。] 独りじゃない…?本当に…? 私は…頑張ったの…? | |
2005/07/12 06:24:41 |
見習いメイド ネリー ハーヴェイ様…笑ってるし… | |
2005/07/12 06:24:55 |
新米記者 ソフィー ←…これでウェンディちゃんが人蝋だったら泣くに泣けない人… | |
2005/07/12 06:25:08 |
美術商 ヒューバート [ハーヴェイは結局私を殴らなかった。 このまま二人の心は永遠に別の方向へ向いたままなんだろうか・・・] | |
2005/07/12 06:25:35 |
新米記者 ソフィー …しかも誤字です…(遠い目) ×人蝋 ○人狼 …(涙) | |
2005/07/12 06:25:39 |
美術商 ヒューバート oO(私では役不足か・・・) | |
2005/07/12 06:25:56 |
書生 ハーヴェイ 私には……何を言う資格も、何をする資格も、ありはしません。 | |
2005/07/12 06:26:13 |
学生 ラッセル [ラッセルは優しくメイを抱きしめる] ああ、もうずっと、君は一人じゃない。 泣いていいんだよ、堪えてきたものを。 誰にも責めさせやしない。僕が・・・。 頑張ったよ、メイは。 | |
2005/07/12 06:27:25 |
見習いメイド ネリー だから言ったじゃないですか〜 ハーヴェイ様は、メイさんを見てるって〜 [ネリーは…メイとラッセルを見て、その場を立ち去った] | |
2005/07/12 06:28:24 |
美術商 ヒューバート 近すぎて今まで見えなかった所に君への愛があることを、早く気づくべきだなハーヴェイ。 [私はハーヴェイにそう言い残して、天空へと消え去った。] | |
2005/07/12 06:30:01 |
学生 メイ [メイはラッセルの腕の中で声を揚げて泣きじゃくった。そして、彼から身を離し、愛する姿を探す。] …ルは……? ギルに逢いたいの…っ!! | |
2005/07/12 06:30:23 |
書生 ハーヴェイ エレノラ…… 俺には解らないんだよ……俺自身の気持ちが。 俺は、愛する事も……愛される事も知らなかった。 自分の中にあるものが何であるのか。 それも……解らないんだ。 | |
2005/07/12 06:30:50 |
書生 ハーヴェイ そして、俺の気持ちがどんなものであれ、俺は…… | |
2005/07/12 06:32:16 |
見習いメイド ネリー あ…そうでした… ハーヴェイ様にも謝らないと…メイさんを危険に晒した上に…守れなかったんです…ごめんなさい… | |
2005/07/12 06:32:51 |
見習いメイド ネリー 「俺は…」なんでしょう? 言葉にはしなくても良いですよ…ハーヴェイ様は、ハーヴェイ様自身の心のままに…自分の心に嘘を付かないで行動するのが…一番だと思います… | |
2005/07/12 06:34:37 |
見習いメイド ネリー それが…どんな結果でも…したくなかった事をして後悔するより…ずっと良いですよ | |
2005/07/12 06:35:20 |
美術商 ヒューバート 《そして永遠にすれ違い続けるのか?》 | |
2005/07/12 06:35:46 |
書生 ハーヴェイ エレノラ…… 君は、強いな。 | |
2005/07/12 06:36:24 |
新米記者 ソフィー ごめんなさい…ここで先に謝っておきます…(涙) | |
2005/07/12 06:36:33 |
学生 ラッセル ギルバートなら向こうに行けば会えると思う。 [ラッセルはそう言って西の彼方を指差した] メイの、セシリアといったね、お友達も一緒のはずだ。早く・・・行くといい。 [その言葉を聞くや否や走り出すメイ。その腕を後ろからとってもう一度彼はメイを抱きしめた] 伝えられなかった、ことが・・・まだ残っている。 僕はっ・・・君を愛しているよ、メイ。 このまま、君を放したくは無いよ・・・。 [腕の中のメイに必死の思いでそれだけの言葉を紡ぎ、しかし、その台詞とは裏腹に、彼は腕の中のメイを解放した] | |
2005/07/12 06:37:50 |
見習いメイド ネリー 強くなんか無いです…安易に死を選ぶ様な女ですもの… | |
2005/07/12 06:38:20 |
見習いメイド ネリー ただ…死ぬのなら…ハーヴェイ様が残した思い先…それだけは守って差し上げたかった… それも叶いませんでしたけど…ね | |
2005/07/12 06:39:27 |
書生 ハーヴェイ [ハーヴェイはメイに目をやった。己自身ですら判らぬ思いと、悲しみをその瞳に湛えて。] | |
2005/07/12 06:39:56 |
書生 ハーヴェイ エレノラ…… | |
2005/07/12 06:41:09 |
見習いメイド ネリー [ネリーは、ハーヴェイの背中を両手で押した…] | |
2005/07/12 06:41:20 |
書生 ハーヴェイ メイ……君には生きて欲しかった。 | |
2005/07/12 06:42:19 |
見習いメイド ネリー [ネリーは(涙が見えない様に)顔を伏せ…ながら、ハーヴェイ様の背を見送った] | |
2005/07/12 06:43:34 |
美術商 ヒューバート 《目を覚ませハーヴェイ・・・》 | |
2005/07/12 06:46:36 |
書生 ハーヴェイ [ハーヴェイは、ネリーに押されメイの前へと立った。 ネリーを見やり……そしてメイに向き直り口を開いた。] 俺には……俺の気持ちが判らない。 俺は……多分、君を守る者となりたかったんだろう。 だが、俺は…… | |
2005/07/12 06:47:09 |
書生 ハーヴェイ ……時が許さないようだ。 俺は……どうすればいいのだろうな。 [そう言ったハーヴェイの姿は霞み……何処かへと消え去った。] | |
2005/07/12 06:51:05 |
美術商 ヒューバート 《やれやれ・・・手間のかかる二人だ・・・》 | |
2005/07/12 06:51:57 |
見習いメイド ネリー ホントですね、ヒューバート様 | |
2005/07/12 06:52:30 |
学生 ラッセル [解き放ったはずのメイは、しかしその場を動かなかった。] どうするかは、メイの気持ち次第だよ。 行くというなら、もう僕にそれを止める術は無い。 それでも、もう無理やり捉まえているだけじゃ・・・満足できなくなったんだ。それを教えてくれたのは、君だよ、メイ。 だから、メイ自身に決めて欲しい。 [ラッセルはそこで言葉を切る。そして、痛いほどの沈黙。メイは・・・まだ動かない。先にその沈黙を破ったのは、ラッセルだった。] でも・・・行くなっ。 たとえ卑怯といわれてもいい。 メイのことを放したくない、ギルバートに渡したくはないっ! 行かないでくれっ、メイ!! [メイの背中に向けて、ありったけの想いを込め、彼はそう叫んでいた。] | |
2005/07/12 06:53:16 |
美術商 ヒューバート [私は再び島へと舞い降りた。] 彼にはもう少し時間がかかりそうだな・・・ | |
2005/07/12 06:54:37 |
学生 メイ [ラッセルの瞳は透き通り、輝いていた。その輝きは瞳の奥から溢れ出る感情ではなく、瞳そのものの輝きだった。この瞳を再び、冷たい色で染めたくない…メイは心の底からそう思っていた。差し出された手は恐らく温かい…それも分かっていた。彼の愛はメイの小さい体では耐えられない程大きかった。] | |
2005/07/12 07:06:13 |
学生 メイ [長い沈黙の後、メイはゆっくりと口を開いた。] ラッセル。 もっと早く、その瞳をみる事ができたら… 私は貴方を選んでたと思う。 でも、遅いの…。遅いんだよ……。 私はギルを愛してるから… 自分でも抑えられい程、私の心はギルで溢れてる。 ごめんね…ごめんね、ラッセル。 [メイはラッセルを力強く抱きしめた。彼の温もりは温かく、その中でメイは激しく涙を流した――まるで、楽園に降るスコールのように。] | |
2005/07/12 07:13:13 |
学生 ラッセル [ラッセルはメイを抱きしめた。いや、ただ抱きしめることしか出来なかった。そして、永遠にも思えた一瞬が終わる。スコールは降り止み、また太陽が顔を出すとき、彼らの時間は終わりを告げたのだった] さあ、行くんだ、メイ。 もう君は一人じゃない。だから・・・もう恐れずにまっすぐ・・・笑っていてくれ・・・。 [そう言ってラッセルはメイを突き放した。ギルバートやセシリアが彼女を待つ方向へと。] | |
2005/07/12 07:20:05 |
学生 メイ [メイはラッセルから離れる事ができなかった。きっと…今離れてしまったら、ラッセルは再び感情を押し殺す人に戻ってしまいそうだったから――いや、自分自身が後悔する、そう思っていた。] やだ…っ!離れたくない…っ!! やっぱり…離れられないよ…っ!! あれだけ憎んでたのにどうして…? ギルの事、これほど愛してるのにどうして…? ラッセル、これ以上…私を壊さないでよ…っ! [メイは再びラッセルに抱きついた。嘗てラッセルが言ってたように、自分が壊れた人形のように思えた。] | |
2005/07/12 07:31:14 |
学生 ラッセル メイ・・・? [ラッセルは驚きの混じった表情で彼女を見つめ,そして再び抱きとめる。選ばれなかったはずの自分・・・そう思っていた彼の心に、腕のなかに、メイの想いが熱をもって伝わってきた。そして、封じ込めようとしていた彼の気持ちを一瞬で溶かし出す。] メイ・・・ [万感の想いをそこに込めて、ただ彼女の名前をささやいた。] | |
2005/07/12 07:38:27 |
学生 ラッセル もう、壊さない。壊しはしないよ。 メイの心を護ったまま、僕は君を愛する。 そう決めたんだ・・・。 | |
2005/07/12 07:41:13 |
学生 メイ [メイはラッセルの腕の中で泣き続けた。突如激しい頭痛が襲う。恐らく、飽和した想いと今までの戦いからの疲労、そして魂(身体)の傷がメイの全てを奪ったのだろう。メイは深い眠りへと落ち、目覚めた時は*無となるのだった。*] | |
2005/07/12 07:48:02 |
学生 ラッセル [ラッセルの腕の中でメイは気を失っていた。独りで抱えてきたものの疲れ、そして自分とギルバートの間で揺れ動く心。疲れが出たのだろう。 ラッセルはメイを包み込むように優しく抱きしめると、彼女とともに*眠りについた*] | |
2005/07/12 07:55:58 |
美術商 ヒューバート ・・・やれやれこちらもまだ一波乱ありそうだ・・・ | |
2005/07/12 08:09:10 |
流れ者 ギルバート ギルバートは、少し離れたところからそれを偶然見ていた。 メイに飛びつきたい衝動に駆られながら必死に抑えていた。 ギルは…メイと地上で話した時間が余りにも短かったのだ。 彼は彼のまだ直接伝えていない思いをぶつけていいか迷っていた。 その間にメイはラッセルと抱き合ってしまい、彼は困惑を隠し切れなかった。 | |
2005/07/12 09:32:32 |
流れ者 ギルバート *メイ…* | |
2005/07/12 09:33:36 |
資産家 ジェーン 上は…メイは死んでしまったのね。 | |
2005/07/12 11:03:11 |
資産家 ジェーン [ジェーンは生存している4人を思い浮かべてみた。 ソフィー、ヴィンセント、ウェンディ、ナサニエル。] ――皆殺しの予感がする。 何故だろう? | |
2005/07/12 11:05:13 |
流れ者 ギルバート メイ…可哀想に。 地上にい時の意識と混濁してしまって混乱しているんだね。 さぁこっちへおいで。 やっと再会できたのだから…。 [ギルバートは、ラッセルからメイを引き剥がすとメイを抱きかかえて皆から少し離れた場所へ移動した。] | |
2005/07/12 11:07:27 |
学生 メイ [メイが目覚めた時、目の前には知らない男(ギルバート)の腕の中に居た。] 貴方は…? | |
2005/07/12 12:06:05 |
学生 メイ [メイはギルバートに抱きしめられながら、地上を見下ろした。] そうだ…。私は昨日まであの島にいたんだ。 呪術師の怨が憑依してるあの島に…… ナサニエルが危ない… 彼は妹の為に生きないといけないのに… ナサニエル、頑張って。 ヴィンセントと一緒に…頑張って。 [メイは必死に叫んだが、ナサニエルには届かなかった。] | |
2005/07/12 12:15:36 |
学生 メイ [メイは視線を目の前の男(ギルバート)に戻した。] 貴方は誰…? セシリアはどこ…? | |
2005/07/12 12:18:20 |
学生 メイ [メイの記憶は2つの事を除いて、はっきりとしていた。学校の事、『danse de lune号』の事、島の事、御伽噺の事、自分が殺された事…。そうある2つの事を除いて――] …………。 セシリアに逢いにいかなきゃ。 [メイはギルバートから身を離すと、セシリアを探しに暗い闇へと*消えていった。*] | |
2005/07/12 12:26:51 |
書生 ハーヴェイ [ハーヴェイは一人、海を眺めていた。 ――幾つもの思いが渦巻く。幾つもの思い。幾つもの強い思い。 簡単に言葉にできるようなものは、彼の中には無かった。 そう、簡単に言葉にできるようなものを持っていなかったから、ハーヴェイは余程親しい者でもなければ、慎重に言葉を選び、仕草を作り、表情を作り人に接して来た。] | |
2005/07/12 12:27:13 |
書生 ハーヴェイ [――だが。 我知らず、あのメイという娘には思うがままの言葉を発していた。 それが何故なのか。 危機を生き延びたという連帯感であろうか。 それとも、他の何かなのだろうか。 考えてみても、答えは出てこなかった。] | |
2005/07/12 12:27:52 |
書生 ハーヴェイ [ネリーの顔が思い浮かぶ。 小説家の邸にて過ごすうち、いつしかネリーが想いを寄せてくれているのであろう事を、気付かぬではなかった。 だが、ハーヴェイはそれに応えるべく術を、知り得ず、持ってもいなかった。 愛する事も、愛される事も知らなかったから。 だから、愛する事と、愛される事を恐れたから。] | |
2005/07/12 12:40:24 |
書生 ハーヴェイ [――いずれにせよ。 ハーヴェイは己の両の手を見る。 この血塗られた手は…… 幾つもの思いを抱え……ハーヴェイは、ただ、海を眺めていた。] | |
2005/07/12 12:44:18 |
学生 メイ [メイはセシリアの姿を求めて、闇の中を歩き続けた。ふと前方に微かな光に包まれた小高い丘があった。そこに紫色の髪をした少女の背から空に向かって1本の煙が上がっていた。] セシリア…? セシリアぁぁぁああ!! [メイはセシリアの許に駆け寄り、勢いよく抱きついた。] 「メイ…危ないよ。煙草吸ってるんだから…。」 ……いよ。酷いよ、セシリア。 やっと逢えたのに……。 | |
2005/07/12 16:06:45 |
学生 メイ [メイは瞳の奥から込み上げる感情に抵抗せず、思いのままに解放させた。セシリアもまたメイをみて、一筋の光を漏らした。] 「メイには生きて欲しかったけど…でも、逢えて嬉しいよ。」 …うん。私も嬉しいよ。って煙草消してよー。 セシリアが吸ってるなら、私も吸いたいっ! [セシリアは子供のようにはしゃぐメイを見て、小さく吹き出した。] 「メイにはまだ早い。」 セシリアだってまだ早いじゃん…っ。 [2人の明るい声は闇の中に響き渡り、2人を照らす光が闇を消して行くようだった。] | |
2005/07/12 16:07:02 |
学生 メイ 「ところで、メイ…。もう彼には逢ったの…?」 [セシリアはメイの顔を覗き込みながら、言葉を口にした。] 彼…?誰の事……? 「え…?メイ、忘れちゃったの…?」 何の事…? [セシリアは悲しみともとれる表情でメイをみつめ、その後メイを優しく抱きしめた。恐らく、セシリアは分かったのだろう―――メイが記憶を失っている事に。] 「私が教えるべき事じゃないね。メイ自身が取り戻さないと。メイの為にも…彼の為にもね。」 取り戻す…? セシリア、暫く見ないうちに可笑しくなっちゃった…? | |
2005/07/12 16:11:49 |
冒険家 ナサニエル 【泉】 [屈み込み、虚ろな目をして昨日の事(>>6:261)を思い出している] 「お願い…っ!ナサニエルを信じてあげて…っ! 私はどうなってもいいから… 早かれ遅かれ、ギルの傍に逝くから…」 俺が情けなかったばかりにこんな事を言わせちまった…、そしてその言葉どおりになっちまった…、俺が守ると誓ったはずだったのに…、いつだって俺は形だけなんだ…、強がって見せたり…、周りを宥めたりして、そうする事によって実際は何一つできてないくせに俺は仕事をこなしていと思い込んでるんだ…。 そしてずっとそれに気づいてたのに気づかない不利をしていたんだ…。 [ハーヴェイを殺害したメイにかけた言葉(>>4:27)を思い出す] なにが「自分の心を偽り続ければ確かに楽かもしれないが、何時か本当に心が壊れてしまう」だ、壊れているのは俺自身じゃないか…。 なぁ、俺はどうすればいい?、残った人間を全員殺せば良いのか?それとも逃げ出し無様に生き続ければ良いのか?なぁどうすればいいんだ?誰か答えてくれよ…。 [ナサニエルは誰も答えてくれるはずもない問いを延々と*続けていた*] | |
(25)2005/07/12 16:14:43 |
学生 メイ [セシリアは暫しの沈黙の後、メイに向かってある事を告げた。] 「メイ…、メイは忘れてるの…大事な人をね。それが誰か、メイ自身が取り戻すんだよ。」 …忘れてる人……? 分からない…分からないよ、セシリア。 私は誰を忘れてるの…? [セシリアは煙草を吸い終えると、その煙と同じように姿を消していった。] ―――メイ、また…逢いに来るよ。 | |
2005/07/12 16:16:34 |
学生 メイ [メイは丘を離れ、海が眺める場所まで歩いてきた。傷だらけの体はいつの間にか癒されていた。ふと、海面に映る自分の顔を覗き込む。] ……? 何、これ……。 [メイは自分の右頬にある切り傷に気付いた。血は流れていない…しかし、その傷はそう古いものではなかった。メイは指で傷に触れ、何かを思い出そうとしていた。] 「メイ……君には生きて欲しかった。」 [メイに言葉を掛ける1人の男。振り返ると、そこにはハーヴェイの姿があった。] ハーヴェイ……。 [メイはどんな言葉を掛ければいいか分からなかった。やっとの思いで発した言葉――それは彼の名だった。彼は大きな手でメイの頭を撫でると、悲しみ混じりの笑みを浮かべた。] | |
2005/07/12 16:25:02 |
学生 メイ [2人は長い時間、互いの瞳を見つめあう。沈黙を破ったのはメイの方だった。] ハーヴェイ。 貴方は言ったわ。 ―――君が本当にそれを望むなら……そうしてくれていい、と。 私はハーヴェイを殺したかった。 貴方が苦しんでる姿、見たくなかった。 貴方を救う為に……。 ハーヴェイ、貴方は救われた…? [メイの問いにハーヴェイは答えなかった。恐らく、答えは出てるのだろう。彼の瞳から、その答えがわかるような気がした。] | |
2005/07/12 16:33:55 |
学生 メイ ねぇ、ハーヴェイ―――。 ネリーの傍に…居てあげてね。 ネリーは本当に…貴方を愛してるから…。 ネリーから愛とは何か、教えて貰えるといいね。 [メイはハーヴェイにそう伝えると、彼の傍らで海を眺めていた。] | |
2005/07/12 16:34:18 |
学生 メイ 私は何を忘れてるんだろう…… 誰を忘れてるんだろう…… [メイは隣で座っているハーヴェイの顔を覗き込んだ。彼はメイを見つめると、小さく苦笑した。] (ハーヴェイも知ってるの…?一体、私は誰を…?) | |
2005/07/12 16:37:01 |
流れ者 ギルバート ギルバートは自分を知らないといい走り去っていったメイを半ば呆然と見つめていた。 数分後、我に返りメイを探す…。見つからない。 セシリアと再会しハーヴェイと会ったメイは、その後当てもなく歩いていた。 そして…ギルバートは彼方にぽつんと立っていたメイを見つけた。 ギルはそれに走り寄り、躊躇無く抱き締めて話し掛けた。 | |
2005/07/12 17:04:37 |
流れ者 ギルバート メイ…泣いて笑って走って転んで…あの島で全力で生きてきたメイ。 いろいろ疲れたんだな。 そしてまたいろいろ傷付いてしまったみたいだな。 今は俺の事を憶えていない。 いつか思い出すかもしれない。 思い出さないかもしれない。それでもいい。 おいで…メイ。 [ギルバートはメイの手を引いて、雲の狭間から光の射す場所へ連れて行った。] | |
2005/07/12 17:05:29 |
流れ者 ギルバート そこは、闇と紅が支配するこの島で唯一本当の光が射し込む場所だった。 ギルバートはその一筋の光の中心にメイを連れて行った。 暖かい光がメイを包み込む。ギルバートにはメイが光と一体になって輝いているように見えた。 ―――きれいだ…。 思わずギルバートはつぶやいた。 | |
2005/07/12 17:06:01 |
流れ者 ギルバート 「あたた…かい。」 先程まで生気を失っていたかのように見えていたメイはそう口を開いた。 そして光を浴びたメイは、本当に輝くように光を放っていた。 するとみるみるうちにメイの傷が塞がっていった。 | |
2005/07/12 17:08:21 |
学生 メイ [見知らぬ男(ギルバート)に手を引かれ、光の中でその温もりを感じているメイは、目の前に居る男に声を掛ける。] どうして私の名を知ってるの…? 貴方は一体、誰…? | |
2005/07/12 17:19:04 |
学生 ラッセル [ラッセルが目を覚ますと、腕の中のメイは姿を消していた] ・・・メイ? [彼は愛しいその名を呟くと、そのままメイを探しに動き出した。] | |
2005/07/12 17:23:17 |
流れ者 ギルバート [初めて出会った船の上の光景がギルバートの脳裏をよぎる。] ―――俺か?俺はギルバート。親しい奴はギルって呼ぶぜ。 [あれからいろんな事があった…。 ギルバートは胸につかえるものを感じつつ、微かに震える声でメイに言った。] 俺か?俺はギルバート。親しい奴はギルって呼ぶぜ。 | |
2005/07/12 17:38:09 |
流れ者 ギルバート ギルバートはメイを見つめて*微笑んだ。* | |
2005/07/12 17:48:49 |
学生 メイ (ギルバート…?ギル…?) [初めて聞く名…でも初めて聞くとは思えない名。メイの心が僅かに揺れる。] (お酒……海……?) ギルバート…か。 な、なに…?頭が痛い…っ。 [メイはその名を呟くと、再び激しい頭痛に見舞われ、その場に倒れこんだ。] | |
2005/07/12 17:56:20 |
学生 ラッセル [ラッセルはギルバートがいるであろう場所へと向かっていた。そして、見つめ合うメイとギルバートを発見する。思わずラッセルが動けずにいたその刹那、メイがその場に崩れ落ちた。] メイッ!!! [思わずその名を叫びながら崩れ落ちたメイの元へ走りよる。ギルバートに介入させる間を与えずに、彼女の元に跪き、その身体を大切に抱え挙げる。 ギルバートに言いたいことを抑え、一瞬無言でにらみ合うと、メイを抱きかかえたままその場を*去っていった*] | |
2005/07/12 18:25:10 |
学生 メイ [メイは温もりの中で夢を見ていた。 遠い場所に居る父と母の夢―――] パパ…ママ…… どうしメイにはお兄ちゃんが居ないの…? どうしてパパとママは、いつもケンカばかりしてるの…? 〔幼いメイは両親の険しい顔を見上げながら口を開く。〕 「あっちに行ってなさいっ!」 〔父親がメイの体を突き飛ばす。メイは体を地に伏せ、真っ赤な顔をして自室に戻った。2階の自室にも聞こえてくる両親の大きな声。メイは小さな手で耳を塞ぎ、静まるのを待った。 その刹那、何かがぶつかる音と割れる音が響き渡る。メイはその音の許に駆け寄った。そこには食器棚に寄り掛かり、体中に割れたガラスを振り被る母親の姿があった。〕 ママ…ママ、大丈夫…? 〔顔から血を流す母親は全く涙を流す、ただメイを優しく抱きしめたのだった。〕 | |
2005/07/12 19:33:40 |
学生 メイ ―――それから時は流れた。メイはニューヨークを離れ、ロンドンの大学に留学した。とにかく、両親の許を離れたかった。メイはそこでセシリアに出逢い、倖せな時を過ごす。そして、最高の倖せな時が近づく。 『danse de lune号』での出逢いの時。 しかし、その倖せはほんの僅かな時でしかなかった。 呪われた''Pacific lagoon''の扉を開けるまでの時でしか―――。 | |
2005/07/12 19:35:00 |
学生 メイ [メイは目を覚ますと、自分の頬が濡れている事に気付いた。なぜ濡れているか、考えても分からなかった。] あの船が私にとって倖せ…? それが僅かな時でしかない…? | |
2005/07/12 19:38:25 |
学生 メイ 私はこの島で何をしたんだろう…… 何の為に生きていたんだろう…… 自分の手で人狼を退治して、何を得ようとしてたの…? 私が忘れてるものって何…? | |
2005/07/12 19:41:22 |
学生 ラッセル [ラッセルは隣で休ませていたメイの声を聞いて、慌ててそちらに振り向いた。目覚めたメイの瞳は潤み、頬は涙で濡れていた] 目が覚めたかい、メイ。 ・・・大丈夫?何か怖い夢でも見たのかい。 | |
2005/07/12 19:44:39 |
学生 メイ [メイは声に気付き、視線をそれに向けた。そこには見知らぬ男が自分を見つめていた。] ……?? [メイは言葉を出す事ができなかった。] | |
2005/07/12 19:47:49 |
学生 ラッセル [ラッセルは怪訝そうな顔をしてメイのことを見つめている] ・・・どうしたんだ、メイ。 まだ疲れてるのかな・・・大丈夫か? | |
2005/07/12 19:52:04 |
学生 ラッセル [そう言うと、ラッセルは微笑みながら、優しく、優しくメイの髪を撫でてやった] | |
2005/07/12 19:53:11 |
学生 メイ ……メイ? 貴方も私の名を知ってる…。どうして…? 貴方は一体、誰…? | |
2005/07/12 19:53:43 |
学生 メイ [メイは見知らぬ男のされるがままになっている。] (どうして、この人はこんな事するの…?) | |
2005/07/12 19:58:11 |
学生 ラッセル [ラッセルはさすがにメイの様子がおかしいことに気がついた。瞬間、顔色を変えたがすぐにメイのことを思い直し努めて平静な、温和な様子を保ってメイに語りかけた。しかし、それも長くは持たなかった] メイ・・・まさか、記憶が・・・ [そこまで口にすると、不意にラッセルは涙を零す。メイの記憶が、想いが消えてしまっていること。そして、おそらくは彼女の精神をそこまで追い込んだ、抱え込んでいただ苦悩の大きさを思って・・・ 彼は思わずメイを抱きしめ、必死に言葉を探し出す] メイ・・・大丈夫。もう、これ以上君が苦しむことはないんだから・・・。ごめんっ・・・。 [零れ落ちる涙の量が、勢いが激しくなる。それと比例するように、メイへの想いを込めて、ラッセルは彼女を抱きしめた、強く。] 僕はラッセル・・・ラッセルだよ、メイ・・・ | |
2005/07/12 20:04:27 |
学生 メイ (どうして泣いてるの…?) [メイはラッセルと名乗る男がなぜ涙を流しているのか分からなかった。自然と指が彼の瞳へと向かう。メイはその男の涙を優しく拭った。] ラッセル…? [メイは一言名を呟くと、彼から身を離した。] 私が苦しむ…?苦しんでないよ。 もう死んでるもん。セシリアにも逢えて、私は今倖せだよ…? | |
2005/07/12 20:11:21 |
学生 メイ [地上からウェンディの声が届く…] ウェン…泣かないで… リックに抱きしめて貰う為に、生き延びて… …………。 ……私がギルバートと一緒にいる…? ギルバートってさっきの…… どうして…? [メイはウェンディの声に困惑した。] | |
2005/07/12 20:15:38 |
学生 ラッセル [ラッセルはメイの指の感触を感じていた。その声も与えられる温もりも、それは間違いなくメイのものだった。メイに己の名を呼ばれたのを聞いてラッセルは我に返り、そして目の前のメイを見つめると、自然に笑顔がこぼれてくるのだった。] 良かった・・・メイはやっぱりメイのままだった・・・今はそれだけで、良かった・・・。 僕はラッセルだよ、メイ。あの船で、島で一緒だったんだ。 メイはもう幸せを取り戻してくれたのなら、その幸せの中で、また君と一緒にいさせて欲しい・・・。 | |
2005/07/12 20:22:48 |
学生 メイ (何だろう…この気持ち。とても温かい人なのに、心が何かを抵抗する…。) …私と一緒に……? 皆、一緒だよ…? あの船で…あの島で一緒に時を過ごした人は… 私は皆大事だよ…?だからラッセルとも一緒にいるよ? [メイはラッセルに優しく微笑んだ。] | |
2005/07/12 20:29:16 |
学生 ラッセル [メイの笑顔を受け、見つめる。彼の凍てついた心を溶かしてくれたはずの微笑が、今はなぜか痛かった。 そして、それとは別に、彼の頭脳はメイの言葉に引っかかる点を見つけ出していた] メイ・・・?記憶をなくしているんじゃ・・・ないの? あの島のこと、あの船のこと、メイは覚えているのかい?? [信じられないようなすがりつくような思いで、ラッセルはメイにその疑問を投げかけた。] | |
2005/07/12 20:41:10 |
学生 メイ 船の事も…島の事も覚えてるよ。 私が人狼に殺された事もね。 でも…セシリアが言ってたの。 私は大事な人を忘れてるって…… でも、それが誰だか分からない。 [メイは笑顔を曇らせ、俯きながら口を開いた。] | |
2005/07/12 20:45:13 |
学生 ラッセル [ラッセルはこの先を口にすべきかどうか数瞬ほど躊躇を見せた。しかし、意を決して口にする。] 君は・・・僕のことも、ギルバートのことも覚えていないの?いや、僕たち二人だけを・・・? | |
2005/07/12 20:49:01 |
学生 メイ ギルバート…? さっき一緒に居たけど、初めて逢ったよ。 ラッセル、貴方に逢うのも初めてだね。 他の人の顔は見たことある。 一緒に海を見たり、食事したり、笑ったり… 言い合いしたのも憶えてる。 [メイは不思議そうな表情でラッセルを見つめた。そして何かに気付いたように言葉を続ける。] ラッセルとギルバートを憶えてない…? どういう事…?私が忘れてるのって誰…? | |
2005/07/12 20:53:23 |
学生 ラッセル [ラッセルはもう一度メイを抱きしめる。その愛しい名を囁き、愛を告げる。そして、メイを放し真っ直ぐに彼女の瞳を見つめ、全てを語りだした。] 聞いてくれ、メイ・・・。 [メイの記憶から欠落したラッセルと、ギルバートの部分。ラッセルがメイになしてきたこと、メイを海に突き落とし、ギルバートを殺したこと、メイを無理やりに犯したこと、メイの顔を傷つけたこと・・・メイとギルバートが愛し合っていたこと。全てをメイに語った。唯一つ、ラッセルの想いがメイに届いていたことだけは、何故か言い出せないままに・・・] | |
2005/07/12 21:02:17 |
学生 メイ [メイはラッセルの話を黙って聞いていた。その途中、震えが激しくなる体を必死に抑えようとする。しかしその震えは、やがて瞳から流れる涙へと変化したのだった。 話を聞き終わったメイは、その話をすぐには受け入れられなかった。視界を遮る涙を拭い、頬についた傷をそっと撫でる。初めて逢ったと思っていた2人から、違和感とも思える何かを感じた事――その真相が分かり、メイは少しずつその話を心の中に吸い込ませた。] ……ラッセル。 全てを思い出せたわけじゃないけど…分かったような気がするよ。私が失っていたものがね。 きっと…私はギルバートだけでなく、貴方の事も愛してんだろうね。そうじゃなければ、今の話を聞いてここまで落ち着いていられないと思う。 貴方が私にした事、本当なら許せない。でも…… [メイはラッセルを優しく抱きしめた。腕に愛という名の力を篭めて――。そして静かに身を離すと、その唇に優しく口づけした。] ……ありがとう。 私はギルバートのところに行くよ。 | |
2005/07/12 21:17:37 |
学生 ラッセル [ラッセルは愛と寂しさに満ちた眼で、メイの最後の口づけを受け入れた。] メイ、君ならきっと全てを取り戻せる。 思い出せなくても、また作り出していける。 君の心には、それだけの輝きと暖かさがあるからね・・・。 さあ、もう行くといい。あいつが、君を待っているはずだから。 ・・・さよなら、メイ。 | |
2005/07/12 21:24:39 |
学生 メイ [メイは必死に笑顔を作ると、ラッセルにそれを向け彼の許を去った。向かうべき場所は一つ―――ギルバートの許へ。] | |
2005/07/12 21:28:32 |
美術商 ヒューバート [私はラッセルの肩をぽんとたたいた。] ・・・いいのか? | |
2005/07/12 21:31:16 |
学生 ラッセル [去り行くメイの背が見えなくなる。 そして彼はまた独りに戻る。涙は流れてはくれなかった。そのまま彼は誰もいない、何も無い場所へその身を移した] 私には・・・まだ最後にしてやれることがあるんだ。 本当は君が生きているうちにこの力を使うべきだったのだろうけれど・・・エゴイストな私を許して欲しい。 [そう呟くと、彼は精神を整え、印を結び、呪文のようなものを唱え始める] (アシュフォードの直系には、その血に秘められた力がある・・・) ・・・誇りあるアシュフォードの御名においてこれを命ずる・・・ (記憶は・・・やはり自分で取り戻して欲しい。それが君には似合っていると思うから。だから・・・) メイ=ルシャートに、彼女を取り巻く者たちに、永遠の幸福を授けよっ・・・!! (本当は、こんなものなくても、君ならきっと自分にも、周りにも幸せを与えて生きていけると思うけれど・・・) [ラッセルの身が、魂が、蒼白く輝き薄れる、そしてその粒子は天へと昇って行く] (力の代償は使役者の魂魄・・・さよなら、メイ。あ・・・りがとう) ・・・・・・メ・・・イ・・・ | |
2005/07/12 21:51:29 |
学生 ラッセル [そして、そこにはまた静寂が戻った。誰もいない、*何も無い・・・*] | |
2005/07/12 21:51:56 |
学生 メイ [メイはギルバートの姿を求めて歩き続けた。地上を見下ろすと、島に大きな朱い霧が掛かっている。北西の海岸には、自分が作った2つの墓が4つに増えているのが見えた。 メイは後ろを振り返る。何かが消えたような気がした。そして自らが何かに包まれてるような気も――。] | |
2005/07/12 21:58:41 |
冒険家 ナサニエル 【泉】 [不意に昨日のメイの発言(>>6:136)を思い出す] ははははははは、そう言うことだったんだね…、答えは昨日の時点で出ていたんだね…。 ソフィーとウェンディが離れ離れにならない理由…、それは二人のどちらかが人狼だから…、そういうことだったんだね…。 ならば二人を殺せば終わる、すべて終わるんだ…。 [ナサニエルはそう呟くと小屋へと向かって行った、その身に狂気を纏いながら…] | |
(36)2005/07/12 22:15:08 |
学生 メイ [メイは歩を止め、地上の様子を見守っている。朱い霧さえなければ、あの島は楽園を思えるのに――そう思いながら…] あの島は…嫉妬や狂気、憎しみや悲しみ、殺意だけじゃなかった。私は愛や信用、幸福を求めていたはず…… 私だけじゃない。 あの島に辿り着いた人全てがそうであって欲しかった。 今、命を有する4人…最後まで、貫いて欲しい…… 護るべき人を護り…信じるべき人を信じる。 ―――そして。 美しい楽園を…取り戻して……。 | |
2005/07/12 22:16:11 |
書生 ハーヴェイ ――ハーヴェイは佇んでいた。 暗い、暗い、海の方に目をやりながら。 「ハーヴェイ、貴方は救われた……?」 メイの言葉が思い出される。 ……答える事の出来なかったその言葉が。 メイの手の温もりを感じながら、死を迎えようとしていたその時。 ハーヴェイは、己が人狼であったのだとようやく理解した。死の際に抜け落ちて行った何か。「それ」が抜け落ちた時、彼の脳裏に記憶が浮かび上がった。それまで認識する事の出来なかった「それ」の見た記憶が。 そう。「それ」が目覚めた時には、ハーヴェイの意識は眠り、暗く翳っていた筈の視界は鮮やかな色彩を取り戻し……「それ」の思うままに、アーヴァインを、そしてヘンリエッタをその手に掛けていたのだった。 二人の無残な姿が、叫びが、脳裏に浮かび上がる。 生きていれば、償う事も出来たのかも知れない。 生きていれば、逃げるために死を選ぶ事も出来たのかも知れない。 けれど。 もう、償う事も出来なくて。 もう、逃げる事も出来なくて。 | |
2005/07/12 23:48:43 |
書生 ハーヴェイ 「ネリーの傍に…居てあげてね。 ネリーは本当に…貴方を愛してるから……。 ネリーから愛とは何か、教えて貰えるといいね。」 その言葉を思い出す。 しかし……もう、誰かの傍にいる事は出来ないだろう。 愛する事も、愛される事も、許す事は出来ないだろう。 そう。 自分自身を許す事は決して出来ないだろう。 人を殺めてしまったから。 ……否。 その行為への愉悦を。 その手が、その心が覚えてしまっていたから。 そんな己を許す事が出来ないから。 もう、大切だと思う人の許にいる事は出来なかった。 もう、己を責める事しか出来なかった。 ……それでも。 その胸にある想いを消し去る事は出来なかった。 だから、 ずっと一人で海を眺めていた。 ――その時。 | |
2005/07/12 23:50:38 |
医師 ヴィンセント ふ…もう一息だ。もう一息で…! | |
2005/07/12 23:51:05 |
流れ者 ギルバート ギルバートは、腕組みをしながら立っていた。 遠くから見守っていた…。 1つに重なった2つの影はいつしか2つに別れ …片方は霧が晴れるように、最後は輝きを放ち消えていった。 そして残った1つの影はゆっくりと歩いていた。 それをじっと見ていたギルバートは動き出した。 その前を立ち塞がる方向へ。 | |
2005/07/13 00:24:42 |
書生 ハーヴェイ ――視界が暗く翳り、歪む。 くっくっく、と。 上品で、けれど厭らしい……そして何より楽しげな笑い声。 身の内に込み上げる言い知れぬ感触――ざらついた、寒気を伴う怖気のようなそれに、ハーヴェイはおこりにかかったようにその身を曲げ、振るわせた。 【――良いのだよ? 思い悩まずとも。】 優しげな、声。 あの時……メイの手で命を終えた時……体から抜け落ちた筈の「それ」が、再びハーヴェイの内に巣食っていた。 【君が、本当は何をしたいのか。私が教えてあげよう。】 優しさと厭らしさを兼ね備えたその声が。 【君は……欲しいのだよ。あの娘を。そう、あのメイという娘を。あの髪も、あの柔らかな肌も。あの温もりも、瞳の輝きも。あの真っ直ぐな心も。その全て手に入れたいのだよ。己だけのものにしたいのだよ。】 | |
2005/07/13 00:27:43 |
書生 ハーヴェイ ――声が。 ハーヴェイの心に染み……蝕んで行く。 否定しようとする――しかし、声にはならない。 【良いのだよ? その思いのままで。】 笑い声。 くっくっく、と軽やかに、しかし纏わりつくような笑い声。 ――視界は色を失い黒ずんで行く。 【君は今まで……ずっと自分を抑えて生きてきたのだろう? でも……もう、良いんだよ。】 ハーヴェイの心の襞をねっとりと撫で上げるように、言葉は続く。 そして、ゆっくりと。 ……そう、ゆっくりと。 意識は闇に飲まれてゆく。 【――さあ、行こうか。】 その言葉に――その誘惑にハーヴェイは頷き……彼の意識は闇に堕ちて行った……。 | |
2005/07/13 00:29:15 |
流れ者 ギルバート ―――…メイ。俺はお前を…。 [言いかけてギルバートは口を噤んだ。 そして口調を変え、わざと明るい声を出した。] よぉ、メイ。ちっとは何か思い出したか? メイは俺のことを忘れてるかもしれないけどよ、俺にとってはメイはメイだ。まぁでも俺のこと忘れていると何だコイツ?って感じかもしれないけどな。 [ギルバートは、ハハハと若干乾いた笑い声を出した。] | |
2005/07/13 00:36:32 |
流れ者 ギルバート まぁ…さ。ダメじゃなかったらよ、しばらく一緒にいないか? そのうち思い出すかもしれないしさ。 思い出さなくても俺を知ってもらいたい訳よ。 | |
2005/07/13 00:36:54 |
学生 メイ [メイが歩を進めていた時、前方に求める一つの姿を認めた。メイはそれに向かって全力で駆け寄った。そして、手を伸ばせば触れるところまで辿り着くと、息を切らしながら言葉を放った。] ……ギルバート。 私…私…貴方を…… [息が切れているからなのか、それとも他の何かがそうさせるのか。メイの言葉は最後まで続かなかった。] | |
2005/07/13 00:38:24 |
学生 メイ [メイは何度か深呼吸すると、再び言葉を続けた。] ねぇ、教えて…? 私はギルバートをどれくらい愛していたんだろう。 どれくらい、貴方から愛されていたんだろう。 | |
2005/07/13 00:41:30 |
医師 ヴィンセント やはりナサニエル…か。先に消すべきは。 | |
2005/07/13 00:46:21 |
流れ者 ギルバート [ギルバートはそのメイの言葉を聞くや否や、目を剥いた。] メ…メイ。 お前…記憶が…戻った…のか? [ギルバートは、震える手でメイの頬に触れた。] | |
2005/07/13 00:48:00 |
学生 メイ [メイは自分の頬を触れるギルバートの手に自分の手を重ねた。] ラッセルが教えてくれたの。 でもね、まだ分からないの。 私は本当にギルバートを愛していたのか。 だから…教えて……。 私が忘れてる人って…貴方でいいの…? | |
2005/07/13 00:51:03 |
医師 ヴィンセント ナサニエルはともかく…ソフィーをどうはぐらかせることができるか次第で…… チェックメイトだ。 | |
2005/07/13 00:52:05 |
冒険家 ナサニエル 【小屋】 [決意を持って小屋へ入り全員の姿があるのを確認し口を開く] ウェンディかソフィーのどちらかが人狼だったんだな…、まんまと騙されたよ。 なぜならお前達だけ大事な者を失っていない…、これまでことごとく大事な者を殺し続けた人狼どもなのになぜか貴様らは何時までも生き残り続ける…それはなぜか?貴様らが人狼だからだろう? だから殺すよ、俺が殺すよ…ここで散っていった数多くの命のためにもお前達は俺が殺すよ…。 さぁ、どうする?どちらから先に殺そうか?寝ているソフィーの方が痛みを感じず殺せるから先に殺すか?それともウェンディ、大事な姉を守る為にお前が先に殺されるか? お前が人狼ならソフィーは殺さないで良いかもしれないな…。 さぁどうする?姉の命と自分の命どっちを選ぶ?それとも本性曝け出して俺を殺すか? [ナサニエルにはもう自分すら見えていなかったのかもしれない、そして自分が何をしているかも理解してないようだ…もはや誰のためではなくただ狂気に身を預けているだけだったのだから] | |
(46)2005/07/13 00:59:19 |
医師 ヴィンセント ウェンディ、君こそが人狼だ。 だから、僕はサポートに徹するべきだ。 | |
2005/07/13 01:08:14 |
医師 ヴィンセント ソフィーの真意を知りたいところだが、どうか… | |
2005/07/13 01:34:36 |
流れ者 ギルバート そ、そうか…。 [ギルバートは一瞬下を向き一呼吸ついた。しかし、またメイをじっと見つめた] ああ…俺で間違いない。俺はお前と時を共有した。 俺は忘れない。初めて会ったあの船上の時間を。 なぁ、憶えていないか? 心地よい風の吹く船上で、初めて会った時のことを。 またある時は嵐の中、何度も転びそうになるメイの手を繋いで船内を歩いた事を。 そしてこの島に着き、森の中を二人で歩く時もずっと握っていたよな。 ほら、この手だ。 [ギルバートはメイの手をぎゅっと握った。] | |
2005/07/13 01:34:45 |
学生 メイ [メイは繋がれた手から懐かしい温もりを感じた。その刹那、メイの脳裏を駆ける記憶――― 『俺か?俺はギルバート。親しい奴はギルって呼ぶぜ。』 『さよなら、ギルバート……』 『明日一緒に探索しない…?楽しみにしてるよ。』 『貴方と…生きてこの島から解放されたいよ。』 『だから…俺から…離れるなよ。 お前一人くらいなら、守ってやれるさ。』 『ギル、私…貴方を愛してる。 出逢った時から…今も…これからも… ずっと…ずっと愛してるよ……』 気付いたら、メイの瞳からは涙が零れていた。] ……ル…? ギル……? | |
2005/07/13 01:42:02 |
流れ者 ギルバート メ…イ…。 やっとギルって呼んでくれたな…。 [ギルバートの言葉はそれ以上声にならず、ただぎゅっとメイを抱き締めた。] | |
2005/07/13 01:50:22 |
学生 メイ ギル、ごめんね…… 忘れちゃってて…ごめんね…… [メイはギルバートの背に腕を回すと、彼の腕の中で泣き続けた。暫し2人のすすり泣く声が闇に響く――] ギル、言えなかった事があるの。 ずっと…伝えたかった事があるの……。 | |
2005/07/13 01:53:39 |
流れ者 ギルバート ―――ん…忘れてた事なんて大した事じゃない。 それに思い出してくれたしな。 ん…何だ、メイ? | |
2005/07/13 01:58:19 |
学生 メイ 愛してる… 私、ギルを愛してる。 ずっと…ずっと逢いたかったよ。 [メイは再びギルバートに抱きついた。] | |
2005/07/13 01:59:12 |
流れ者 ギルバート [ギルバートは、メイを受け止め抱き締めた。 そしてメイに言った。] ああ、俺もメイに伝えたかった事がある。 メイ…愛している。もう離さない。 [そう伝え一頻り抱き締めた後、メイにキスをした。] | |
2005/07/13 02:02:10 |
新米記者 ソフィー 確かに、ここではっきりとそれを説明しても…確たる証明にはなりません。 ただひとつだけはっきりとしているのは、 この中に人狼が残っている…それだけですから。 | |
(2005/07/13 02:05:07、新米記者 ソフィーにより削除) |
学生 メイ [メイはギルバートの唇の温もりを初めて感じていた。] …初めてしたのは、凄い冷たかった…… ……でも、温かいね。 [メイはギルバートを微笑みながら見つめた。] | |
2005/07/13 02:07:47 |
流れ者 ギルバート ん…メイ。あの…そのな。 [ギルバートは少し顔を赤らめながら告白した。] 森で…俺が背負ってた時あっただろ?憶えてるか? あの時、俺はお前の…唇…盗んだよ。 | |
2005/07/13 02:11:10 |
学生 メイ ……!! もう――!! [メイは頬を膨らますと、ギルバートに飛びついた。何とかバランスを保とうとする彼の身体は地に触れた。] | |
2005/07/13 02:16:17 |
医師 ヴィンセント ウェンディはナサニエルを人狼だという。 ナサニエルの興味は…ソフィーとウェンディだ。 やはり…僕は彼女達よりも、君のほうが赤い月に照らされた怪物だと…思うな。 | |
(2005/07/13 02:16:48、医師 ヴィンセントにより削除) |
医師 ヴィンセント やはり…ナサニエルを片づけなければなるまい。 | |
2005/07/13 02:23:35 |
流れ者 ギルバート ギルバートは不意の抱きつきによろめき メイが上に重なる形で倒れた。 二人は見詰め合った後、しばらく笑っていた。 やがて笑い声が止むと…その影は一つになった。 その影は二つに分かたれる事なくずっと一つだった。 ―――そして日は暮れ、星空だけが全てを見ていた。 | |
2005/07/13 02:28:35 |
学生 メイ *―――私は 呪われた楽園から 倖せで溢れる楽園へ逝く 天国の扉を開けた。 扉の先で待っていたのは 愛する一つの魂 その魂は私に向かって 優しく微笑み 温かい手を差し延べた これから向かう先は 永遠に続く道 私は彼の手をとり歩き出した たとえ、この先に何があろうとも この手だけは繋がれたままで―――* | |
2005/07/13 02:35:12 |
新米記者 ソフィー | |
2005/07/13 02:36:23 |
新米記者 ソフィー oO(…と言ってみる) | |
2005/07/13 02:36:36 |
新米記者 ソフィー | |
2005/07/13 02:42:01 |
医師 ヴィンセント くっ、これ以上ウェンディにかまっているのは危ない。 私が協力者であることがナサニエル、あるいはソフィアによまれてしまう。 どうすれば… | |
2005/07/13 02:42:02 |
医師 ヴィンセント 狙いはソフィアか…!? | |
2005/07/13 02:45:41 |
美術商 ヒューバート さて・・・あとはハーヴェイとネリーだが・・・ | |
2005/07/13 02:46:22 |
新米記者 ソフィー | |
2005/07/13 02:53:22 |
お嬢様 ヘンリエッタ なぜ、わたしはこの島に戻ったんだろう。 ロンドンでは、ルークも、トーマも、ドリーも、船舶事故の報を聞いて、わたしとお父様を心配してくれていた。 それはとても申し訳なくて、それはとてもうれしかった。 なぜ、わたしはこの島に戻ったんだろう。 ハーヴェイさんの魂が、毳立った剛毛の魂に覆われていた。かぎ爪が生えて、口は大きく裂けて牙が覗いている。 | |
2005/07/13 02:53:43 |
お嬢様 ヘンリエッタ おとうさま…、わたしにやらせてください。 そっと恐ろしい姿に近づくと、なんだか、怯えているように見えた。泉ではじめて出会ったときと、あべこべの様子。 わたしは、かぎ爪の奥に埋もれた、繊細な手をとって、ハーヴェイさんを導いて。 | |
2005/07/13 02:54:10 |
医師 ヴィンセント ウェンディ…ナサニエルはきみが手をつけるといい。 守護者つぶしにもなろう。 | |
2005/07/13 02:54:53 |
新米記者 ソフィー あるいは… | |
2005/07/13 02:55:31 |
新米記者 ソフィー 君は…人狼だと言うのか……? この方がしっくりくる気がします(笑) oO(…余裕がありますね、我ながら…)←ないです(汗) | |
2005/07/13 02:56:13 |
美術商 ヒューバート もう私の力ではどうにもできんか・・・ [その時私はふと、ある事を考えていた。 超常的な力を隠していた利己的なラッセル、彼の力が全てを生んだのではないか・・・突如生まれた伝説、ありえない状況、これらを実はラッセルが望んでいたのではないか。 彼の乾いた心を満たす潤いを、彼が求めて、彼が作り出したのではないか・・・ しかし彼がいなくなっても殺し合いは続いている。 ハーヴェイの心も救われることなくさまよい続ける事になるだろう。 またいつか、こんな悲劇が繰り返される、私はそんな気がしてならなかった。] | |
2005/07/13 02:56:58 |
美術商 ヒューバート ヘンリエッタ・・・ | |
2005/07/13 02:57:36 |
新米記者 ソフィー oO(これで私が死ななかったらかなり笑え…いや、泣けます…) | |
2005/07/13 02:57:44 |
お嬢様 ヘンリエッタ 雲より高く、天高くへと、どこまでも登っていった。さえぎるもののない満月は、悪意も混じりけもない、ほんとうの金色に輝いていた。 | |
2005/07/13 02:58:35 |