人狼審問

夜があけたのね。ステラも久しぶり。

えぇ、ルーサーさん。私たちは決して事件が起こってほしいわけではないもの。噂を解明して記事にすることで、皆から恐怖がなくなってほしいって思ってるだけなのよ。

ソフィーさん、あまり無茶はしないでくださいね。
明らかに危険な場所でもソフィーさんは飛び込んで行ってしまうし･･･。痕の残らないような怪我だったからあの時は良かったですけれど、あまり無茶をしてしまうと傷痕が残ってしまいますよ？
っと･･･。人狼の噂を記事にするんですか？
私も気にはなっているんです。何か情報があったら記事を書書いた後で結構ですので教えてくださいね｡

･･･アーヴァインさんは相変わらず急がしそうですね。
危険なお仕事ですから怪我をしたらすぐに診療所に来て下さいね。

こんばんわ、ソフィーさん。
お待たせして申し訳ありませんでしたわ。

ヒューバートさん……確かに正しくないことをする者、虚偽を行う者は罰せられるべきですが、暴力は感心しませんね……。
主はこうおっしゃいました。「剣によって生くる者は皆、剣によって滅ぶべし（マタイ福音書　２６章５２節）」と。正しくない行いをする者は、神によって罰せられますから、あまり無茶はしないで下さいね。貴方の友人達が悲しみます。

それにしても…団長それは本当に事実なの？。
本当なら…簡単に記事にするわけにもいかないわね。昔の文献なども調べていかないと…。

騒がしいと思ったら夜が明けていたのね。
みなさんおはようございます。

旅人さんは･･･アーヴァインさんが見つけたときにはもう亡くなっていたそうですね。
人狼の仕業･･･ですか。
現場って言ってもどこで殺されたのかは聞いていないんですけれど･･･。

セシリアさんおはようございます。
あら･･･リックもそこに居るんですね。
まだ･･･寝てる。ふふふ。

アーヴァインも忙しい奴だな…。ま、昔から真面目で手ェ抜かない奴だったけどな。帰って来たら一杯奢るか。

よう、ソフィー。こんばんは。　特ダネは……噂の人狼だって？おいおい。

ひゃあ！　セシリア御嬢、いたのか！
ちっとも気付かなかったぜ。

んん。遅れてしまったようだな
人狼だって？一体どんな生物なのか興味深いね
捕まえたら私のところへ連れてきてくれたまえ
色々調べてみようじゃないか

ソフィーさん、文献でしたら私が集めたものと教会に昔からあるものがありますから、どうぞお使い下さい。
ステラ、あとでソフィーさんに教会の書庫を案内してあげてください。合い鍵を貴方に渡しておきます。

セシリア、おはよう。
うるさくしちゃってごめんなさいね。久しぶりに大きな噂が広まったから張り切りすぎちゃって…落ち着きをつけなきゃね、私も。

ソフィーさん、調査はお仕事ですから仕方ないとしても、危ないことはなさらないで下さいね。
人の命に関わることのようですから。

むにゃ？
なんだか騒がしいな･･･

ルーサー牧師、分かりました。それでは後ほどご案内致しますわ、ソフィーさん

牧師様。暴力なんてとんでもない。　ちょびっと、撫でただけですよ。そいつは、いつの間にかスッ転んでいましたけどね。
それにちゃあんと、後で一緒に酒を飲んで和解もしました。キツめの酒で酔い潰しはしましたがね。

ふふ、ヒュー。私の仕事は謎を解明する事だもの。
人狼だって、例外ではないわ。

でも…ニーナもステラも心配してくれて、ありがとね。

まだ全員揃って居ないのかい？
夜明けまでにはしばらく時間がかかりそうだね
何かあったら私のところへおいで
可愛い娘にはたっぷりサービスしてあげよう

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi:
dona nobis pacem.
神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、われらに平安を与え給え……。

ルーサーさん、ありがとう。とても助かるわ。
とりあえず…団長が言ってた、旅人についていた歯型から調べなきゃ…。
ステラお願いするわね。

ヴィンセントさん……貴方に言うことは唯一つ。
「汝、姦淫するなかれ。」

村の皆様に……特に女性と少年少女の皆様に、平穏のあらんことを……Amen.

ソフィー、今回の一件、いやな予感がするんだ。追いかけるのはいいが、気を付けてくれよ。

ん〜、と。
自警団のおじさんが云ってることがホントなら、
ボクたち容疑者の一人ってこと？
容疑者っていうよりは、人狼？っていうのかな。

なんかやだね･･･。

先生！？
腕はいいんですけど、こういう性格なので･･･。
みなさん申し訳ありません。
【ヴィンセントの足を踵で踏んづけた。】

足が痛い！

私は人を疑うなどという主の御心に背くことはしたくないのですが……しかし、主の御敵を野放しにしておくわけにはいきません。何より、村の皆様が危険に晒されることを許すわけにはいきません。
まったく……どうしたらよいのでしょうね……。
ヒューバートさんも自らに拳を向けた者と和解なさっているというのに、私達は疑いあわねばならないのですか……？主よ……

えぇ…ヒュー…。それは、確かに私も感じてるわ。
けど、私が決めた事だからやりとげたいのよ。気持ち汲んでくれてありがとう。
もし、いざとなったら…ふふ、いえ…なんでもないわ。

おおお。けどそんなところも可愛いよニーナ
愛情表現は人それぞれだからね
でも、もう少し優しくしてくれると私は嬉しい
骨にヒビでも入ってなければいいのだが

（小声で）「和解」か、フフ。押さえつけてムリヤリ安酒流し込んだのも「和解」になるならな。

あら、夜が明けていたんですね。
ウトウトしているつもりがすっかり眠り込んでしまったようです。

そして、旅人さんが殺害された件が人狼の仕業で、その犯人がこの中にいる……と、信じられない話ですが、実直なアーヴァインさんの言うことですからね……。

とりあえず、村で聞いた話によると「人狼は人でもあり狼でもある…普段は普通、けど、ある日いきなり牙をむく」ものらしいわ。

といっても…人の１０倍もある怪物だ、とか、目を見ただけで殺される…なんて噂も流れてたし、どこまでが真実かは怪しいけれどね。

先生は不特定多数に節操が無さ過ぎますよ。
もう結構いい歳なんですから少し落ち着いてください。
･･･真面目にやっているときは格好いいんですけれどね。

ふむん…。文献漁ったり噂話を検証するってのも性に合わない。ソフィ、俺も旅人の死体を調べてみるよ。
フフ、死んだのは何日前だったかな？凄いことになってるかもしれないぜ。

ソフィーさん、今日は夜も更けましたので、書庫へは明日ご案内致しますわ。よろしいかしら?

ソフィーさん、人でもあり狼でもある普段は普通、ということは、額面どおりに受け取るなら、私たちと見分けがつかないってことですか？

もしそうなら、本当に集められた人の中に人狼がいることも……。

ソフィーさん、我々が主の他に信じるべきは、自分の経験したことであるべきです。それは主が我々をお創りになり、主の住まう世界に住んでいるからです。
それゆえ、虚言や憶測を鵜呑みにしてはいけません。
人間は楽園を追放されるという多大な代償を払ってまで知恵を手に入れたのですから。

メイもシャーロットもおはよう。
二人ともおねぼうさんね、ふふ…。

待ってください、ヒューバートさん。こちらの不幸にして亡くなられた方の魂を慰めさせて下さい。
検死の方はそれからにしていただけますか？
終わり次第、正式に葬儀を致しますので。

Requiem aeternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.
Te decet hymnus, Deus, in Sion,
et tibi reddetur votum in Jerusalem.
Exaudi orationem meam,
ad te omnis caro veniet.
Requiem aeternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.

主よ、永遠の安息を彼らに与え、
絶えざる光でお照らしください。
神よ、シオンではあなたに賛歌が捧げられ、
エルサレムでは誓いが果たされます。
私の祈りをお聞き届けください
すべての肉体はあなたの元に返ることでしょう。
主よ、永遠の安息を彼らに与え、
絶えざる光でお照らしください。

シャーロットさん、それは恐ろしい考えですわ。
でも、それが真実なら、立ち向かわざるを得ませんわね。
神様も、努力を怠らない者にはきっと、助力して下さいますわ。

シャーロットさん･･･。
そんな恐ろしいことはあまり考えたくないです。
けれど、アーヴァインさんは嘘を言う人ではないんですよね。
･･･本当なら、とても恐ろしいことです。

えぇ、ステラ。

ヒュー、ありがとう。
団長に聞く限り、死んだのは３日前の朝。村の東にある森で死んでいたらしいわ…。できたら彼についていたという歯型を見てきてくれると嬉しいの。気をつけて…。

本当に恐ろしい話です。
でも、アーヴァインさんの誠実で実直な性格と、ソフィーさんの調べたお話を考えると、そうであるほうがありえるように思えてしまいます……。

ニーナ、それは遠まわしな愛の告白かな？
私としては勿論構わないのだが…まぁ、この騒動が落ち着いたらゆっくり話し合おう

おっと、ヒューバートよ。死体の検死なら私も行こうじゃないか
医師の詳しい検分は要らないかね？

オーケィ、ソフィー。御婦人方の見るもんじゃ無いだろう。　ちょっと行って来るよ。

ああ、先生が来てくれると頼もしいな。行こう。
…とと、ちょっと気付け薬も必要かな？フフ

確かに、ルーサーさんの言う事も一理あるし、鵜呑みにするのは危険よシャーロット。
とはいえ、団長は実直な人だし…困惑するのもわかるわ。そこの…医師なんかがいったら、また別なんだけどね。

お医者さん、ボクはお医者さんには、診てもらう予定はないよ。
ニーナちゃんになら、是非診てもらいたいけどね。

【ニーナににっこりと笑いかけた】

あ、シャーロット、おはよう。
今日もかわいいね。
なんだか大変なことになっちゃってるみたいだね。
人狼って、学校でもみんなが騒いでたけど、
どこか遠くの国の話だと思っていたよ。
ボクには今でも実感が沸かないんだ･･･

でも、本当に気になるなら自分で調べる事も重要だと思うの。

という事で、よければ明日一緒に書庫を調べるのを手伝ってくれないかしら？。

わかりましたわ、ソフィーさん。
朝のお勤めが終わってからで良いかしら。
急いでここに来ますわね。

あ、死体を調べにいくんだね。
気をつけて。

野犬の仕業とかだったらいいのに･･･

でも、ソフィーさんや、みんなの話を訊いてる限りでは、
その人狼というやつの仕業だっていう可能性の方が高そう･･･

メイさん。
･･･女性の診察は大体私が済ませて、問診だけにしようと思っているんですけれど。
先生の居ない時間を教えておきますので、調子が悪くなったら急患じゃない限りはこの時間に来て下さいね。
【メイにこっそりメモを渡した。】

酷いですな、お嬢さん方
私はこれでも名医と呼ばれた男。腕に自信はあるつもりです
仕事はきっちりこなしますよ
ま、見ていて下さいな
それでは私も検死に出かけてまいります

……さて、では私は彼の葬儀の準備をしなければいけませんね……。まったく、こればかりはいつまでたっても慣れません……空しい気分になりますね。
この方の身元については、同じ教区の各教会に明日問い合わせてみます。もし、身寄りのある方がいらっしゃいましたら、そちらの教会までお渡しして葬儀を行っていただいた方が良いでしょう。
ヴィンセントさん、検死が終わりましたら、傷口の修復と多少の防腐処理をして、綺麗な身体にして差し上げて下さいませんか？もし、彼の両親がいらっしゃったら…あまりにも気の毒ですから。

そうですね。人狼が本当に私たちと見分けがつかないのなら、恐ろしいです。
アーヴァインさんの話し振りだと人狼「たち」って言っていたんですよね。複数居ると言うことでしょうか？
本当にそんな化け物が居るのなら、どうにかして見分ける方法は無いのでしょうか？
ソフィーさん、ステラさん。私も調べものを手伝ってもいいでしょうか？

いろいろな情報を聞くと、ね。
けど、医師の腕は認めているわ。…二人とも気をつけて。

ニーナちゃん、ありがとう。
君に診てもらっただけで、病気や怪我なんて治ってしまいそうだね。
ああ、ボク、早く病気にならないかなあ･･･。

【頬を薔薇色に染めてメモを受け取った】

えぇ、ニーナ。私は構わないわ。
貴方の知識があれば、調査も進むと思うの。ありがとう。

…けど、あの診療所。ニーナがいなくて平気なのかしら…。

いつのまにかアーヴァイン戻ってきてたのか。
村のみんなも集まってるみてぇだな。
それにしても旅人が奇怪な姿で死んでたって話だが、それほんとか？。
俄かには信じらんねぇな。
熊に襲われたとかそういうことなんじゃねぇか？。

ひでえ死体だ。アーヴァインも慎重になる訳だぜ。　喉が裂けて首がひしゃげてやがる。腹も無い。　あの歯形は…犬…狼にしちゃ、ちょいと大きいな。熊でも無いし…狼も熊もあんな殺し方はしねえだろ。爪痕も見たことが無い。
狂った人間が狼の牙を持ったら、あのくらいは……いやいや。何でもない、俺の妄想だ。

…ギルバート、居たのか。うんにゃ、あれは熊の仕業じゃないな。　何と言ったらいいか…。

いやはやまったく。あんな傷跡は生まれて此の方見たこともないですよ
ヒューバートの言うように狼にしては跡が大きすぎます。熊である可能性もないでしょう。この辺りに生息しているなんて話はついぞ聞いたこともありません
大体、自然の動物に襲われたにしては死体の損傷が激しすぎます。殺すだけでは飽き足らず、弄んだような跡さえ見受けられます
彼の犠牲者を襲ったモノは我々の知らない、未知の生物である可能性がありますね
どうやらめんどうな事になりそうです

みんななんだか慌しいな。落ち着こうぜ。
おうヒューバート、死体を見に行ってたのか。
腹がないって、そんなにひどいのか。想像したくねぇな。

ギルバートおはよう。

ヒュー…お疲れ様。あまり飲みすぎないでね。
それにしても、その話は、団長の話と一致するわね…。

先生？それって･･･つまり、アーヴァインさんの言う人狼である可能性がある、ってことですよね？
ああ、なんてこと･･･。

･･････人狼、って本当なの？
こんな田舎の平和な村に、そんな物騒な怪物が現れるなんて。
噂じゃないのかな。

やはり、熊とかではないのでしょうか？
本当にそんな恐ろしい生き物が居るなんて。

まったく……おぞましいお話ですね……。そのように人の命を弄ぶ者を、主が御赦しになられるはずがありません。
文献によりますと、人狼という者どもは「種」の存続の為ならば「個」を平気で捨てられるとのことです。
繁殖力・生命力ともに強いから、一匹でも生き残れば容易に同類とつがいになって子孫を残せるからだとか……。そのような隣人愛と自己犠牲を持つ生き物が、何故楽しむように人を狩るのでしょうか……解せません。

アーヴァインが人狼人狼って言ってたのを、「そんなバカな」と思っていた。人狼なんておとぎ話のモノだってな。
…ま、人狼かどうかはともかく、「何か居る」ってことは確かなようだ。しばらくは村の周りを一人歩きせん方がいいだろう。

…ああ、トビー。ただの噂だといいな。

ニーナ、私の目は確かだよ
死体の損傷は激しく、ただ食べる為に襲ったわけではない
弄んだ形跡のある事から少なくともある程度の知能はあると見ている
そして傷跡の大きさから推測すると、狼よりは大型で熊よりは小型の生物だろう
損傷が激しくて細かな所まではわからないが全長1m〜2m程度の大きさではなかろうか
ああ、ちょうど人間くらいの大きさだと思ってくれればいい

…医師もそう言うのね。分かっていたけど、少し…怖いわ。
今ある情報はこれぐらいかしら。

・３日前、森で襲われた旅人の死体には未知の歯型があった
・人狼（？）は普段人間の姿をしている
・現場にいられたのはここにいる者たちだけ
・人狼（？）は複数

うん、ステラさん。僕も本当は眠くてたまらないんだよ。
アーヴァインさんが、ここへ必ず集まるように、って言うからさ。

容疑者なんて冗談じゃないよ、まったく。
みんなよく知ってる村人ばかりなのにさ。

フ…、人狼か。ガキの頃聞いたお祖母ちゃんのおとぎ話、思い出してみるよ。

トビー、おはよう。
えぇ、ただの噂だといいわね。…でも、余り一人で出歩かないほうがいいわ。もし外に出るなら誰かと一緒にね。

みなさん集まっって夜が明けたようですね
アーヴァインさんのお話は俄かには信じられないですけど…
旅人の不審な死…人狼…？

トビーくん、まったく私も同感ですよ。
今まで一緒に暮らしてきた皆さんの中に化け物が紛れ込んでいるなんて、考えたくもありません…。
ヴィンセントさんの見立てによるならば、奴らが本気になったら私達２〜３人が相手になっても、全く歯がたたなそうですね。これはいったいどうしたものでしょうか……

ネリーさん。おはようございます。
･･･人狼かどうかわかりませんが、人間を襲う獰猛な生き物が居るようです。
本当に人狼なら、アーヴァインさんの言うようにこの中に人狼が身を潜めているのかもしれません。
どうすれば･･･。

少しの間にずいぶん調べが進んだんですね
ヴィンセント先生の検視結果によると何か恐ろしいものがこの村に潜んでいるんですね…
それが人狼、なのでしょうか…

大人達が真剣な顔で人狼の話か。なんだか可笑しいや。

でも、現に襲われて死んだ人がいるんだよな。
ソフィーさんの言う通り、夜道には気をつけるよ。

今夜はここで寝ようかな･･･

みなさん、おやすみなさい。
また明日ね。

おやおや。私は人狼は信じては居ないよ。この目で見るまではね
検死結果は未知の生物という事になったが、実際、該当するような生物を調べても虎やライオンと言った肉食獣しか思い当たらなかっただけだよ
この辺にそういった肉食獣が生息しているなんて話は聞いたことがないものでね
過分にも生物学は私の専門ではないのだ。あまり詳しい事まではわからんよ

ルーサー牧師、いかに御子キリストの血とは言え、飲み過ぎると良くありませんわよ。
と言う私も、お話を聞いて、気分が優れないので、早めに休ませて頂きたいのですが・・・。
まだ、いらっしゃってない方がお三方いらっしゃいますわね。困りましたわ。

ネリー、おはよう。
ちょっと疲れているみたいだけど、大丈夫？。

そうね…普通に解決する事件でもなさそうだし…。やっぱり、まずは情報を集めるべきじゃないかしら。
そうと決まったら今から…。

･･･ちょうど、人くらいの大きさ･･か。
ぞっとするね。
人狼っていうお化けが存在するなら、まさしくってところなのかな。
人狼は、普段は人の姿をしているって聞いたよ。もとからそういうお化けだとか、それとも、自分が食べた相手に、すりかわっているとか、いろんな説が流れているらしいけれど･･。

ネリー、おはよう。
そのエプロンドレス、よく似合っているね。

以前こっそり読んだ書斎の書物の中に、似たような騒動について書かれた本が
あったような気がします

それによると人朗は昼は人間の姿をしていて、夜になると群れて人間を襲うと
書いてあったような…

とにかく、先生の診察からは、野生の動物とは考えがたいと……ヒューさんの感想は、やはり人狼が……？

ふぅ……少し自分に落ち着きが必要だわ……。

みなさん、早い時間からお疲れさまです
すっかり話に気を取られてしまいました
温かい紅茶をお淹れしましょうね

トビー、おやすみ。風邪を引かないようにね。

ボクもあまり実感がわかなかったんだけど･･･お医者さんとヒューバートさんの話を聞いて、怖くなってきた。
はじめは面倒なことに巻き込まれたなあ、でも学校でみんなに話してあげられるな、とか気楽な気持ちだったのに･･･

私が知っている人狼のお話なんて、おばあさまから聞いた昔話だけです。

昔話だけあって、実際にあった話だそうですけど、そのときは退治できたんだそうです。
でも、もしも、人と同じ姿でいるのなら、どうやって退治したのでしょう……。

とりあえず現場の痕跡がほとんど残されていないのが気になる
動物であるなら足跡なり何なり残るはずだからね
知恵のある動物…例えば人間がやったにしては傷跡の説明が付かない。ナイフや刃物でああいった傷は付かないのだよ
あれは紛れもなく動物の牙だ。あるいは爪で引っかいたような跡もある
知恵の回る獣なんて、あまり女性を怖がらせるものではないけれどもね
皆も一人歩きは気をつけた方がいい。特に夜中はね

あぁ、よい香りですね。
気が落ち着きます。
これは……ハーブかしら？

トビー、おやすみなさい、よい夢を

ソフィーさん、そうですね、情報を集めてどうするべきか話し合うのがいいように思えます
私もお屋敷に戻ったら先ほどの本を探してみましょう
何か他にも情報があるかもしれません

トビー、おやすみ。

あら、ネリーありがとう。いい香り。
…今から、と思ったけどステラの調子が悪いのね。それならやはり朝の方がいいかしら…お大事にね。

ステラ、わかっていますよ。自制を失うまで酔ってしまうことを主は良しとして下さいませんから。幸いにして、私はお酒が強い部類に入るとケネスさんやヒューバートさんがおっしゃっていたので、心配しなくても良いのですよ。
それよりもステラ、貴方はまず自分の身体の心配をしてください。貴方は人一倍繊細なのですから、無理をしてはいけませんよ。倒れたりして皆さんに心配をかける方が、褒められない行動だと思います。……それが貴方の良い所ではあるんですが、頑張りすぎてはいけません。

トビーさん、おやすみなさい。そうですわね。此処でしたら大丈夫ですわね。
とは言え、修道女の私が此処で休む訳にも参りませんわね。

シャーロットさん、アッサムにローズヒップをブレンドした紅茶です
落ち着く香りのお茶で少しでもみなさんの気持ちが落ち着きますように…

やれやれ、職業病とでも言うのかな
少々喋りすぎたようだ
私にもお茶を一杯もらえるかな？
可愛いお嬢さん

>>90
痕跡を残さず、牙と爪のあと…
知恵の回る獣…　聞いただけで恐ろしいですね
私も夜はここにいるようにしようかな…

ネリーさん、いただきます。……ふう、落ち着きますね……ありがとうございます。
とりあえず、あまり根を詰めて倒れてしまってはどうにもなりませんから、皆さん無理はなさらないで下さい。特に、寝込んで一人になってしまっては襲われる隙を作ってしまいますし、体力がないと考えが回らなくなってしまいますから。
では、ステラ、教会に戻りなさい。貴方が今帰ることより、倒れてしまうことの方が良くありません。私も一緒に帰りますから、一旦休みなさい。

ああ、俺も茶を一杯もらおうかな。
今、一所懸命昔聞いた話を思いだしているんだ。

ふふっ、牧師様を信じていますから。
でも、無理はなさらないで下さいね。

そうですね、身体を壊してしまってはたいへんです
ステラさん、どうかご自愛くださいね

ありがとうございます。牧師様。
そうして頂けると助かりますわ。

それでは、皆様、お先に失礼させて頂きます。
おやすみなさい。
皆様に、神の御加護があります様に。

ステラ、夜道には気をつけて
私が送っていこうかね？メス捌きには自信があるんだ

うー…張り切りすぎたかしら。少し疲れたわ。
ルーサーさん、ステラありがとう。また明日ね。

…それにしても、人狼の力がそれほど危険なのなら、私達がそれに立ち向かう力もなにかあるのかしら…。歯の事はヒューと医師が調べてくれたし、そこら辺も調べられるといいわね…。

…ヴィンセント先生。そりゃ、あんたの方が危なく見えるぜ。　…いいから、メスをしまえって。

では、帰りましょうか、ステラ。
もし夜中に何かあったら、大声で私を呼ぶのですよ。
こういうことがあると、修道院も私の宿舎も同じ教会の敷地内なのを、本当にありがたいと思います。

それでは、私も帰らせていただきます。
皆様に平穏のあらんことを……。
父と子と聖霊の御名において、Amen.

大丈夫、大丈夫
キレテナーイ

うふふ、ヴィンセントさん、ありがとうございます。
でも、申し訳ありませんが、ルーサー牧師に送って頂きますので、気分が悪くなった方の為に先生は此処に居て下さいな。

ああ、ちょっとばかり昔聞いたおとぎ話を思い出してきた。こんな話だったかな…？
「あるところに村がありました。　ある日、人狼がやってきて狩人を食べてしまいました。一人の男が「パン屋が人狼だ！」と叫びました。村のみんなはパン屋を殺しました。　次の日、村長が人狼に食べられてしまいました。一人の男が「助役が人狼だ！」と叫びました。村のみんなは助役を殺しました。　また次の日、鍛冶屋が食べられてしまいました。一人の男が「木こりが人狼だ！」と叫びました。村のみんなは木こりを殺しました。……」

…これが延々と続くんだ。　そして最後は、こう終わったはずだ。
「そうして村の人間はだんだんと減っていきました。
叫んだ男はとうとうわかりませんでした。
最後に残った者は、服だけを残して森へ消えてゆきました。」
…うん、こんな話だったかな。

さて、私もここで寝かせてもらおうかしら。
今日から忙しくなりそうだし、体力つけとかなきゃね。

皆もあまり無理しないで、休んでね。…あ、昔の話とかは思い出したら聞かせてくれると嬉しいけど…えへへ。

それじゃ、おやすみなさい。

ああ、牧師様、ステラさん。おやすみ。
………いいから！ヴィンセント先生は、メスをしまえって！

（ヴィンセントさんが一番狼だと思いますね……神に仕える修道女の純潔を汚されてはたまりません　汗）

ステラさん、牧師さん、気をつけて。

ソフィーさんもおやすみなさい。
ボクも今日は休ませてもらおうかな。
確か、集会所の2階に休憩室があったよね。
あそこのソファに横になってこようっと。

みんな、おやすみなさい。

…あら、丁度ヒューが思い出してくれたのね。
そう…そんな話なの。

その話から考えられるのは、村人達が自分達の手で人を殺していったって事かしら…そんな…。でも、退治するには理には…かなうのね…。
あとは狩人とは…。

およよ。帰ってしまわれるのですか
残念至極。またの機会に取っておきましょう(懐にメスをしまいつつ

さて、私も調べ物がありますのでこれにて失礼させてもらいますかね
何かありましたら診療所の方へご連絡下さい
それでは、また明日

それに、叫んだものを信じたという事は、何か見分ける方法があるのかしら…。

…考えはじめるときりがないわね。悪いくせだわ。
でも、今の話だけでも、いろいろ考えられる…ヒュー、ありがとう。
また明日ちゃんと考えて見なきゃ。

改めて、みんなおやすみなさい。

それでは、私もお休みさせていただきますね。

ヒューバートさんのお話…なんだか怖いですね
叫んだ人…それは誰だったんでしょう…
その人を特定することはなぜできなかったんでしょう…
村人同士殺しあうなんて残酷ですね

考え事をしているうちに、もうこんな時間なのですね
私も明るくなるまで少し仮眠をとります
おやすみなさい

すまん。考えに浸っていたら椅子から転げ落ちて、少し気絶していた。

ネリー。　俺はこの話を聞いたとき。人狼も怖いけど、村人達の疑いの方がもっと怖いと思ったよ。「村の奴ら、もっとうまくやればいいのに」…ともね。フフ。

わりぃ、うとうとしちまってた。なんか疲れてるな、俺。
どうせ噂だろ、とか言いながらなんだかんだで気にしちまってたのかもしんねぇ。
ちょいと一眠りしてくる。

調べたこととかノートにでも書いといてくれるか。
後で読むからよ。

さて、俺も寝るとするか。みんな、おやすみ。
ん、ちょっと一杯ひっかけてからにするかな。

ごめんなさい･･･。
半分寝ていました。
休憩を取らせて頂きますね。

御免。
宿を求めたら、アーヴァイン殿にここに来るように言われたのだが…。
何やらそれどころでは無い噂が流れておるな。人狼…か。

拙者の行った村で人狼が実際に現れたという村もあったな。
その話は追々するとしよう。

人狼については…もし拙者の腕で勝てる相手ならば、
全力で対処に当たらせて貰うつもりだ。宿と一炊の礼としてな。

さて…飯も食った事だし、人狼について拙者が知っている事、
そして過去に訪れた人狼が実際に現れたという村についての話をしようか。

拙者の生まれた地域の伝承では【世の綻び多大になりし時、制裁者現れる】とある。
この後にも小難しい文が続くのであるが、平たく言ってしまうと制裁者とは人狼と解釈できるのだ。
神々しい話であるが…今回の件を見ても神のような存在の者のやる事としては些か程度が過ぎる気もするな。

そして【選ばれた者、制裁者に対抗する力を得る】ともある。
これが何を表しているのか…拙者には判りかねていた。ある村に訪れるまでは。

その村では…まさしく、人狼に対抗出来得る力を得た人物が現れていたのだ。

血の盟約により、人狼でない者たち。
見分けがつかない人物を人間か人狼かを判断できる者。
死に往った者が人狼でないかどうか判る者。
大いなる力を持つ人狼を撃退する者。

これらの能力を持つ者がこの村にも現れるかもしれんな。いや、もう既に現れているのかもしれん。
そして、この人狼という生き物は非常に狡猾という話だ。
何故なら、これらの能力を持つ者だ、と嘘をつくと言う話だからな。
ああ、人間でありながら人狼の繁栄を願う者もその村には居たらしい。もしこの村にもいるなら厄介であるな。

この話の信憑性に関しては皆の判断に委ねたいと思う。
拙者が訪れた村で起きた出来事を聞き、その話と伝承を元に拙者なりに考察した、
というだけであり、それが真実か否かは拙者にも判らぬからな。

だが、古くからの伝承やお伽話になり、しかもそれがこの時代にまで生きているくらいだ。
全部が全部嘘とも拙者には思えないのだよ。
煙のないところには何とやら、という奴だな。


それでは拙者も休ませて貰う。

この人、どこのひとだろう・・。変な服だなぁ・・。

だれか〜、だれか〜、ボクの朝ごはん、まだ〜？

んんー、へんな姿勢で寝てたのかちょっと身体が痛いな…

朝食、朝食っと…
こんがり焼いたトーストはバターとマーマレード、スクランブルエッグと付け合せにカリカリベーコン
あとはミルクと珈琲です
こちらにおいておきますね

異国の方…マンジローさんのお話は興味深いですね
人狼が実際にいて、現われた村があるなんて…！
ヴィンセント先生は、傷跡と現場の状況から知能を持ったちょうど人の大きさくらいの未知の生物が旅人を襲ったと仰っていました
その人狼が現われた村の話をもっと詳しく教えて貰えば、未知の生物が人狼か
どうかわかるかもしれませんね

【選ばれた者、制裁者に対抗する力を得る】…
人狼が本当にいるのだとしても、同時に希望があるということですよね
その選ばれた者がこの村にもいるかもしれない
これは明るい情報ですね

それにしても、人狼の繁栄を願う人、というのは不気味な存在ですね
何を考え何のために行動するのか…
もし本当にいるのだとしたら人狼と同じくらい困った存在です…

私もお屋敷の書斎の本で少し調べてみますね
こんな騒動の折ですから、ご主人様もきっと大目にみてくださるでしょう

すっかり寝坊しちゃった。
牛達の世話に行ってくるよ。

あ、美味しそうな朝食が置いてある。あの可愛いメイドさんが作ってくれたのかな･･･。頂いて行こうかな。

ふうん、いろんな話が出ているんだね。
どれも面白いけど、おとぎ話みたいだな。

このスクランブルエッグ美味しいなあ。

さて、そろそろ行かなくちゃ。
また夜に来るよ。

みなさん……こんにちわ？

あら、誰もいないのかしら？

…ふぅ…目がかすみやがる…

異国の方が床で……そんなところで寝ておられると、汚れてしまいますよ。

やれやれ。　あっちもこっちもどいつもこいつも…

ケネス……さん、またお酒を飲んでらしたんですか？

んあ？いや、酒はしばらく飲んでねぇぜ。

おはようございます。皆様。
朝のお勤めに思いの外時間が掛かってしまいました。

美術商の奴に勧められた酒が火を噴いているんだ。あれはキツイし残る。

シャーロットさん、こんにちわ。
その、床でお休みになられている方はどなたかご存じですか?

お？修道女さんもお出ましかい…
いったいなんなんだぁ？この騒ぎは。

ありがとよ、ステラ…
俺ももうちょっとの辛抱だ…

ニシンのトマト漬けってのは、結構いけるかもしれねぇな。

…ピクルスってのは昔から嫌いだなぁ。どうにもすっぱくてよぉ。ガキの頃からお袋に無理やり食わされてゲンナリしたもんだぜ。

さてと、待ち人来たらずで塞ぎこんでいてもしかたがねぇ。こっちから探しに行くとするかぁ。

古物商の奴、姿をみせねぇしなぁ。クソッタレ。

さぁてと、とっとといくかぁ。

あらあら、ケネスさんはアーヴァインさんとお話しされませんでしたの? 昨日から皆さん集まられて大変でしたのよ。

こちらの方は、異国からいらっしゃった方で、マンジローさんとおっしゃるそうです。

折角お休みになっていらっしゃるのですから、起こすのも悪いですし、そのままにして差し上げましょう。
折角ネリーさんが作った食事が冷めてしまいましたわね。
少し暖めて、サンドイッチでも作っておきましょう。
ソフィーさんもいらっしゃるかも知れませんから。

マンジロー様ですか。異国の方なのですね。
ありがとうございます。シャーロットさん。
これから少しサンドイッチでも作りますので、よろしかったら
どうぞ。

おはよう…いや、もうおそようかな
明け方まで調べ物をしていたので少々体がだるいね
人狼なる生物が本当に居るのかどうか…
私の好奇心はいたく刺激されているよ

あはよー。二度寝しちゃったら、こんな時間になっちゃった。

ネリーおねえちゃんのトーストいただきまーすっ♪

えーっ、ヴィンセントおじちゃんも人狼なんて信じてるの！？なんでなんで〜！？

ボクは人狼なんてぜぇったい信じないよっ！！

そうそう、私はこれから問診に行かねばならないので
夜中までは手が空いた時不定期に顔を出す事になると思うよ
後で昨日調べてわかったことをメモにまとめておこう
さて、出かける前に腹ごしらえを済ませておきたいな
お嬢さん、私にもブランチをいただけるかね？

｡o○（ステラおねえちゃんのサンドイッチまだかな・・）

おじちゃんなんて言う悪い子にはお仕置きが必要だな

議事録をちゃんと確認したまえ。私は人狼を信じているわけではないよ。この目で見るまではね
ただ、得たいの知れぬモノが旅人を襲った事は確実なのだ
私がこの目でしっかりと検分をしたのだからね

先生？
そろそろお昼休みが終わりますよ？
今日は診療所の診察の他に診察しに来られない患者さんの定期診断の日ですよ？
え？お昼がまだ？
･･･私も頂いていっていいかしら？(苦笑

えーっ、ヴィンセントおにいちゃんのほうがヘンだよー。
それにこないだ、『私ももうこんな歳なんだな』とか『目がかすんできやがる』とか言ってたの、ボクちゃんと聞いていたんだから。やっぱりおじちゃんだよー。

ふーん、旅人さんを襲った犯人の得体はまだわからないんだ・・・。ボクちょっと怖くなっちゃった・・

リック,おはよう。
昨日ね、アーヴァインさんの言う襲われた旅人の死因を先生とヒューバートさんに調べてもらったのよ？
少なくとも今までこの辺りにいると言われている生き物じゃないみたい･･･。

ふーん、そうなの？

今日はボク、これから学校行かなきゃいけないのに、襲われちゃったらどうしよう・・。だけど、先生に怒られるほうがもっと怖いし・・。

ニーナおねえちゃん、いっしょに学校へ行かない？

やぁ、ニーナ。今日も可愛いよ
一緒に食事でもどうかね？
昨日調べた事は簡単にメモにまとめておいたから食事が済んだら仕事をはじめようじゃないか

おまたせしました。
あり合わせで申し訳ありませんが、ハム、卵、野菜でサンドイッチを作っておきました。
よろしかったらどうぞ。

あら、リックさん、ヴィンセントさんとニーナさんまで
こんにちわ。診療所はお昼休みなんですね。
でも、これじゃ足りませんわね。もう少し作って参りますわ。

ステラおねえちゃんのサンドイッチ、いっただっきまーす♪

シャーロットおねえちゃんもいっしょにたべよ？

リック。学校へ行くまでなら一緒に送って行く？

先生もリックに対抗心剥き出しにしないで下さい。
往診はリックを送った後二人で行きましょう？

ステラさん、すいません。
二人分も追加させてしまって･･･。

シャーロットさん。どうかなさったんですか？
とても具合が悪そうですけれど。

ああ、ステラ。すまないね
それじゃ皆で頂くとしようか

やったー。いっしょに行こ。ニーナおねえちゃんありがとう。

あ、そうだ。ボクは１ヶ月続けて宿題忘れしちゃったから、今週は毎日居残りなんだ。多分、夜遅くまで帰れないと思うよ。あーあ、やだなぁ。

ステラおねえちゃん、サンドイッチありがとう。
じゃあじゃあ、ニーナおねえちゃん、早くいこっ！！

え？　いえ、大丈夫ですよ。
私空を見上げるのが好きなんです。

ちょっと不安が顔に出てしまったようですね。
お気遣いありがとうございます。

追加分ですわ。とりあえず、紅茶も入れましたのでどうぞ。

(悪ガキめ･･･覚えておれよ)

急がんでも学校は逃げんぞ？
それじゃ我々も出かける事にしよう
また夜にでも

ソフィーさんはいらっしゃってませんのね。
私もそろそろ教会に戻らなければなりません。
仕方有りませんわ、メモを残しておきましょう。

「ソフィーさんへ
　教会におります。お時間がありましたら教会までいらっしゃって下さい。書庫に御案内致します。」

では、私も失礼致します。
また、夜に参りますわ。

ステラさんありがとうございます。
サンドイッチは道中頂きますね。行儀が悪くてごめんなさい。
リック、行きましょう。
先生は少し待っていてくださいね？すぐにきますから。

じゃあ、ボクも行ってきまーす。

ヴィンセントおじちゃん、あんまし怒っちゃだめだよー。

じゃあ、みんな、またね〜。

む。むぅ
ではまた後でな
早く戻って来るんだよ

それじゃあ、紅茶いただきますね。

それでは私は先に診療所へ戻っているとしよう
まだ皆準備が出来ていないようだしな
全員揃っては居るようだから確認し次第、準備を整えておいて欲しい
メモを残していく事にするよ

良く寝すぎた。もうこんな時間か。
さすがにまだ寝てた奴なんて俺くらいなもんか。

シャロおはようっ。みんな出かけちまったのか。

ふう。
リックさんを送り届けてきました。
あら？先生？
･･･診療所に戻ったのかしら。
大変。機嫌を悪くする前に急がないと！
ギルバートさん、こんにちは。でもごめんなさい、すぐに出ますので。

誰もいねぇみてえだし、
俺はしばらく昨日の件でも考えてみるか。

昨日の皆の話だと人狼ってやつは１〜２ｍくらいで普段は人間のフリをしてるってことだったな。
そして昨日の殺されたという旅人。首が拉げて腹が無い。

人狼ってやつがわざわざ人間に化けなきゃいけない理由ってなんだろうな。

…旅人は町外れの森で見つかった。
なんかコソコソしてやがるな。見つかったら困るのか？。

あら、ギルさん、いらしてたんですね。
奥の部屋にいたのでちっとも気がつきませんでした。

人狼が人のフリをする理由や、コソコソしているのは、やはり見つかりたくないからでは？
おばあさまのお話ですと、人狼を退治する方法もあるみたいですし、見つかると退治されてしまうからではないでしょうか？

ひょっとしたら、人狼が人を夜襲っていることを考えると、昼間は力を発揮できず、人と同じ姿に「なってしまう」のかも知れませんけれどね。

人間に化けるってことは隠れなきゃいけねぇってことだよな。

マンジの話じゃ神々しいってことだったが、
実はそれほど強力な力を持ってるわけじゃないかもしれねぇな。
そんな強大な力があるなら化けなくたってこの村の人数くらいさっさとヤれるんじゃねぇか？。

「人間にまぎれて人間を襲う機会を伺っている。」
こう考える方が自然に思うぜ。
数の暴力じゃねぇが狼さんよりこっちの人数が上回ってれば太刀打ちできる気がしてくるな。

おうシャロ。

なるほど、「なってしまう」か。
力が発揮できないうちに見つけ出してやればいいわけだ。
でもどうやって？。

マンジローさんの話によると、見分けのつかない人物が人狼か人間か判別する能力を持つ……そんな方もいらっしゃるようです。

どのような方法で、見分けるのかはわかりませんが……。

人間に化けてちゃ見つけようがねぇな。
マンジの言ってた「人間か人狼かを判断できる者」なんて奴が本当にいれば楽なんだけどな。
でもあれか、そんな奴がいると分かったら狼も黙っちゃいなさそうだ。
口封じなんてことにもなりかねん。

はぁはぁ…。

遅くなっちゃったわ。編集長にこの事件を追う許可をもらわなくてはいけなくて…朝早くでかけていたの。
教会に行かなきゃ…ステラごめんなさいね。

ギルバート、シャーロットこんにちは。

昨日のヒューの話や、マンジローさんの話とても興味深いわね…。マンジローさんの話は実際にあった話なのね、これからの良い手がかりになりそうだわ。

おうソフィー。忙しそうだな。なんかステラが書置きしてたぞ。
またいろいろ調査するんだろ。何か分かったら聞かせてくれ。