人狼審問

　そうか、聞かぬのか。残念だな。

　後悔するぞ。とりかえしのつく間に考えることだな、エコー。
　いや、ナサニエル。

訊くと怒るからヤダ……だと。

ラッセル、君が居ると、
少なくとも体は勝手に動かなくなるよ……

―――ようやく本気でエコーとやりあえるかと期待したんだがな。
　残念だ。

　でも、しらけさせていいのか？
　観客達は、聞きたそうだぜ？

［吟遊詩人 コーネリアスは、話に決着がついたのを認めてから雑貨屋 レベッカを解放した。］

さあて・・・話にケリがついたところで
そろそろオレもおやすみグンナイ、また明日かな？
ホトトギスにはなりたくないもんね、オレもみんなも。

ああ・・・それとも、コマドリ？
天使って、弓矢を使うやつもいたよね、確か。

空気読めないっていうか読まないメイは
とりあえずそろそろ寝とくねっ！！
お休み！ばいちゃ！

俺も眠い…やすむことにするか。
皆、慣れぬ地だろう。体力を蓄えておくといい…

それではな。

誰が殺した、コマドリを。
わたし、スズメがいった。
わたしの持ってる弓と矢で
わたしがコマドリを殺したの。

ってね・・・グンナイ？

　そうそう、脳天気な観光客ども。
　一応雲山の裏手に、番長学生の作った簡単な村がある。寝泊まりに使いたければ使え。

　扉の前に立て札があれば使用中だ。空き屋を選んで、好きなコードネームで立て札を立てるがいい。
　書いてある文字によらず、立て札の立っている家には近づかぬことだな……くく。

（　・3・）〜♪

あら、お話終わったのね。
夜も更けたし、今夜は閉店かな。

>>204
庇ってくれてありがとね、コーちゃん。
グッナイ！

私は、ここで寝るよ。
ここで寝ろ、と煩いからね……何がオツなんだよ、全く……

[シャロは一機のロケットから、一人降りてきた。]

ここが…天空の村ね。天に一番近い村、キャンプファイヤー村、そして射出村……
数々の村を渡り歩いてきたけど…今度はどんな出会いがあるのかな。

あら？誰もいないじゃない。

到着先の設定、ミスしたのかな。

―――こんな遅い時間にロケットか。あまり感心はせんがな。
　気を付けるんだな、娘。ここはもう観光地じゃない。

確か、前にセシリアがこの村に着くようにセットしたくれてた筈なんだけど…。

…あれ？そういえば、私…誰かと一緒にロケットに乗り込んだような記憶があるんだけど…なんで一人なの？夢だったのかな…。

まぁ、いないものは仕方ないね。この村で新たな出会いがあるかもしれないし…。

ラッセルじゃない。久しぶりだね。あなたもここに来てたのね。何だか、前と雰囲気が変わったような気がするんだけど…気のせいかな？

少し、男らしくなった…？

（コールドスリープ症候群、か。哀れな。
　とある村で、地上から詩作型のロケットを次々打ち上げたという伝説が昔あったな。
　あれは確か―――もう、１７０年も前の話か）

…？ラッセルがいるってことは…次の村はここでいいのかな？誰もいないから不安になっちゃったよ。

みんなはもう寝てるの？

……？
　娘、人違いだろう。
　ここにはきっと―――お前と同じ里の出身の者は、暮らしておらんよ。

　オレを誰と勘違いしてるのかは知らぬが。確かにオレの名は、ラッセルだ。

人違い…？あなたは私の事を忘れているのね。私は昨日の事のように覚えてるのに…。まぁ、簡単に忘れるような記憶、ないものと同じだわ。

この村の人たちは、みんなで雲の上で寝てるのね。そのまま地上に落ちちゃいそうで怖いな。
まずは、寝る場所を確保しないといけないようね。

oO（蘇るわ、あの記憶が…。何だろう、この湧き出てくる怒りの感情…。どこか懐かしい気もする。）

　それならば、雲山の裏に小さな村がある。休むなら、立て札のない家を自由に使うがいい。

　いいな、立て札のない家だぞ。書いてある文字によらず、立て札の立っている家は先客がいる。使わないことだ。

遠慮しておくわ。私の事を覚えてない男のいうことなんて信用できないから…。

私はここで寝るから大丈夫よ。あなたも早く休んだらどう？なんだか、あなたの顔を見てると、燃やしたくなるのよね。

　そうか、好きにしろ。
　目覚めた時、眠りについたのと同じ場所にいることを祈るんだな。

祈る…？神を信じてない私に祈りは必要ないわ。

信じられるものは自分だけ…。私には誰もいない…。このまま此処から落ちて、死を選ぶのもいいのかもしれないわ。

　祈るってのは、神に祈るわけじゃないぜ。
　オレだって、祈れば応えてくれる、都合のいい神なぞ信じていないさ。

暗くて殆ど何も見えないわ。ところどころ光が見えるだけ…。ここから落ちたら…気持ちいいんだろうなぁ。

[シャロは地上を見下ろし、足元がガクガク震えている。]

　憶えておけ。
　祈りとは、祈ることに意味がないことを知る者だけに許された、手段だ。
　神は何もしてくれない。それを知る者だけに、意味がある。オレ達の祈りと坊主の祈りとは、根本的に別物だからな。

何するのよ、変態！！

　黙れ、小娘。

　そんなに死にたいなら、オレが殺してやる。

離しなさいよ！私のこと、覚えてないんでしょ！
慣れ慣れしく触らないでよ！！

[シャロはラッセルの腕の中で大暴れしている。]

小娘じゃないわ！「シャロ」よ！

あぁ、私のこと覚えてないんだったわね。じゃぁ仕方ないわ。よーく耳の穴広げて聞くのよ！

私はシャロ！今後「小娘」だなんて言ったら張り倒すからね。

私を殺す…？あなたが…？

あはは。面白いわね、ラッセル。ヤッてみる？

　シャロ……ね。
　これだけは言っておいてやろう、小娘。
　オレはお前を覚えていないのではなく、最初から知らない。

―――お前は、おそらく、１７０年前の人間だからな。

――シャロよッ！！

oO（蹴落としたいわ、この男…）

［学生 ラッセルは、微動だけして、平然と立っている］

　事実を受け入れることは、痛く辛い。
　向き合う覚悟がなく、逃げ出したいと言うなら、オレがお前を殺してやろう。小娘。

事実…？ラッセル、あなたが逃げてるんじゃないの？

それと…言ったでしょ。殺したければ殺せばいいじゃない。私には何もないわ。待っててくれる人もいない。生きてるのが辛いわ。このまま天使に魂を売るのもいいのかもしれないわ。

―――やれやれだ。

　生きているのが辛くて、全てがどうでもいいのか？
　何も望まず、何もいらず、何も願わぬのか？

――望むもの…あるわよ。でも、もういいの…。

私には手に入れることができないから……

　ならば。

　お前の命、オレがもらおう。

　異論はないな？

――好きにして…

もう…楽になりたい……

―――さらばだ、小娘。

―さよなら、ラッセル…

…さようなら、私の愛した人……

［轟音とともに、学生 ラッセルの銃からは、小さな薔薇が出た］

―――今日の日の誕生花は、薔薇。

　もっとも薔薇は、もっとも種類や色により花言葉が多い花でな。
　いずれの花言葉を選んだかは―――ま、勝手に想像するがいいさ。

　少々、小娘には刺激が強すぎたか。すまぬな。

―――オレに似た、オレと同じ名のラッセルとやら。
　オレの言えた義理じゃないが―――死にたいと思わせるほど想われていて放っておくのは、どうかと思うぞ。

　小娘よ。約束通り、お前の人生はオレがもらい受ける。

　起きた時には、もう全てを忘れているだろう。オレの名か、オレへの憎しみか、その程度だけを残してな。
　取り戻すがいい、己の全てを。オレと、オレと同じ名を持つ者を越えてな。

―――憶えておけ。
　祈りとは、祈ることに意味がないことを知る者だけに許された、手段だ。神は何もしてくれない。それを知る者だけに、意味がある。

　さらばだ―――シャーロット。オレに勝て、楽しみにしているぞ。

　実験動物と言うわけではないが、辛うじて楽しめる何かが出来たと言ったところか。
　オレが最後にこの地に来た意味。オレの旅の終着点。
　そこに何の意味があるか―――見させてもらうとしよう。

［学生 ラッセルは、もう一度だけ眠るシャーロットに口付けると、
　　　抱きかかえたまま番長村へと帰って行った―――］

今〜　わたしの〜　願〜い事が〜♪
　かなならば〜　翼が〜　欲し〜い♪

ふぅ、ようやく撒いたようだな。

衝突した時、歌詞間違えました、なの。
かなうならば、ですの。

で〜、あの〜、ここは何処ですの？
ふわふわの綿と空しか見えませんの。

誰か、居ませんか？

いるぜ、お嬢ちゃん

あいにく、ここの事はよくわからんのだがな。

この〜背中に〜♪　鳥〜の様な〜♪
　白〜い翼〜♪　付け〜て〜下さ〜い〜♪

足元がふわふわでどうも落ち着かねぇ。

慣れるしかねぇのか。

きゃっ！
人、居ましたのね。

あの〜、えっと〜、ヘンリエッタですの。貴方は？

ふふ。

お嬢ちゃんみたいな「育ちのいい人種」の視界には
俺みたいなのは入らねぇのか、って焦ったぜ

俺はクインジー
訳あってここまで着たのさ

その「訳」ってのは、ひ・み・つ

で、お嬢ちゃん翼がほしいのかい？（にこにこ）

貴方も翼を貰いに来たんですか？

自分の罪を認め、その罪を償おうとする心清き人には神様がその背中に、真っ白な翼をくださるですの。
ここに来たのなら貴方も、きっと真っ白な翼が貰えますの。

私は、翼が欲しいですの。
小さい頃、お母様に教えて貰った歌の様に、広い空を自由に飛んで見たいですの。

ふっ。

こんな俺にも翼をくれるってのなら、神様ってのは相当のお人好しだな。

白い翼、憧れはあるが、俺みたいなのには眩しすぎる

お嬢ちゃんも、悔いなきゃならねえ罪ってのを背負ってんのかい？

俺よりは「心清い」んだろうってのは解るが

そんな事ありませんの。
心から願えば、神様はきっと貴方の声に応えて下さいますの。
貴方の心にも、きっと眩しい光があふれてますの。

私にはそれが、わかりますの。絶対ですの。

人は生まれながらにして、罪を持ってますの。
本当の人の姿は、翼を持った姿が本来ですの。

罪を背負った人の背中には、翼が無いですの。もがれてしまったからなんですの。
だから私は、翼を貰いに来たんですの。

お嬢ちゃん、優しいんだな。
だが、一つ忠告しておいてやろう。

この世には、神様の光さえ受けつけねぇ「堕天使」ってのがいるんだ。
おまけに、神様の使い「天使」も、地上人に優しいとは言えねえ。

気をつけるこった。

お嬢ちゃん、綺麗な翼をもらえるといいな。

あんたみたいな「良い子」なら、きっと神様もとびっきりの翼を用意してくれるさ。

じゃ、ちょっくら辺りを見回してくるとするか。
また、会えたらいいな、お嬢ちゃん。

そうなんですの？
でも、きっと、天使さまは、罪をあがなおうとしない人を罰するのんですの。

でも…私とその人達と、外見じゃ区別できないですの。
ちょっと気を付けますの。でも、きっと、天使さまも、心の中をしっかり見てくださいますの。大丈夫ですの。

はい、ですの。

私も神様を捜しに行きますの。
御機嫌ようですの。

じゃ、すまねぇが、一度離れるぜ。（退出）

この大空に〜　翼を広げ〜♪
　飛んでゆきたいの〜♪
　　悲しみのな〜い　自由な空〜へ♪
　　　翼〜はためかせ〜ゆきたい〜♪

空に悲しみがない？
ノンノンノン。レディー、そりゃあちょっと夢見すぎだぜ。アーハ？

てわけで、喉を大事にしない似非詩人、コーネリアス参上。

しかし、みんなどっかにいっちまったのか。
・・・まあ、こんなアーリィ・モーニングだしな。
健康的でよろしい、イェーア。ってかモーニング・サンが目にキッツー。

［コーネリアスは、適当な雲山に凭れている］

ん？もう九時か。
てことはそこまでアーリィでもない？
休日にしちゃアーリィか。

ちなみにオレがおとなしめに見えんのは、こんな朝っぱらからシャウトするほど近所迷惑考えない男じゃないんだゼってのを主張するためDEATHヨー？

しっかしまあ・・・
［コーネリアスは、雲を踏みしめて端まで歩くと、下を覗き込み、叫んだ］
ヒャーオウ、風がきっもちよさそうだねェ！
ミニチュアだ！いや、ミニチュアにしてもミニマム・サイズ！
あんなトコロで人が暮らしてるなんて思えないね！マジでマジで。

・・・これじゃあ、さすがのオレもDEATHりそう。

よう、おはよう――って、誰もいないのか。

コーネリアスが、何か言ってたような気がしたが…いや、きっと空耳だな。
天空だし。

…ここは…どこ…？何で…雲の上を歩けているの…？

私…昨日…死んだはず…。ここは、天国…？

うん？　見ない顔だな。
あんた、誰だ――と、まず俺から名乗るべきだな。
俺は、ハーヴェイ。
あんたは？

私は、シャーロット…

ハーヴェイ…ね。あなたも死んでいるの？

ん？　何言ってるんだ？

俺は生きてるし、ここは天国じゃないぜ。

あなたは生きてる…？天国じゃない…？
じゃぁ、私は一体……。あなたに私の姿が見えてるってことは…？

[シャーロットは、状況がのみ込めてないようだ。]

誰か、教えて…。

私、生きてるの？それとも…死んでいるの…？

あんたも生きてるってことさ。
まあ――こんなとこじゃあ――

[ハーヴェイは足元の雲に視線をやると、つま先で軽く蹴った]

――天国だと思うのも無理はないが。
ここは雲の大地さ。
あんたも、何かを探しにここに来たんじゃないのか？

私が、生きてる？！雲の大地…？私がここに来た理由…？

…わからない。さっき、目を覚ましたら、知らない小屋にいた。その後、フラフラ歩いていたらここに辿りついたの…。

――私は、これから…どうなるの…？何をすればいいの…？

ん？　様子がおかしいと思ったら、あんた、記憶が？

…ふむ。
一時的なものじゃないかと思うが…

そうだな。ひとまず、あんたがしなきゃならないのは――朝飯を食うことじゃないか？

朝食…何か食べるものはあるのかな？そういえば、少しお腹が空いてる…。雲って…食べられるのかな？
[シャーロットは雲を契り、口の中に入れてみた。]

…うぅ……この雲、固いわ…。
[シャーロットはしょっぱい顔をした。]

ははは！
そりゃあ、無理だ！

俺もこれからだ。よければ一緒に食うかい？
何があったんだか解らんが、飯でも食って落ち着いてからゆっくり考えれば良いさ。

ここに来る途中、林檎の木があったわ。ずいぶん高い木だったから、私じゃ届かないと思う。ハーヴェイ…だったわね。あなたなら届きそうな気がするわ。

[シャーロットはハーヴェイと背比べをした。シャーロットの頭が、丁度ハーヴェイの胸あたりに位置している。]

朝は…林檎でいっか？よくわからないけど、後でこの周辺を探索してみるわ。

よし。なら、俺の小屋に行くか。

大したおもてなしができるってわけじゃないけどな。

うん、行く行く。

ハーヴェイ、優しい人ね…。

林檎か。
じゃあ、それも取りに行ってみるか。
俺で届けば良いんだがな。

林檎で料理か。
あんまり聞いたことねえな。

[ハーヴェイは苦笑いを浮かべる。]

それに、俺、料理ってそんなにできんぞ。

（オレがまともな詩人だったらイイ感じのＢＧＭでも流してやるところだったんだがな！黙って見てたぜアッハ！）

ごぶふぅっ！！？

メイ！！どうして轢くんだホワイ！？

チャオ★彡
メイだよっ！！

そこに人がいたから轢く。
ただそれだけだよ！！

んーー！
コーちゃんは【上の中】ぐらいの轢き心地！！
逸材だね！！今のところナンバー１だよ！オンリー１目指してね！
これからもっと轢くねっ！！

オーウ！！それは中々な美学！！
コーネリアス、感動！！


するかァアアアア！！！

んー、それは喜んでいいのか悪いのか！！
これからも轢かれまくると思うとちょっとバッドな気持ち。

感動してよ！！
メイ精一杯の主張だよ！未成年の主張っ！！

喜んでよ、喜んでよ！

轢かれまくればきっと悟りひらけるよ！！

そうか！！なら止める権利はオレにはない！！
けれど他の主張方法もあるＺＥ！！
学校の屋上から叫ぶとか！！な！！

悟りとか、開いちゃったらうっかりオレのアイデンティティーが崩壊しちまうＹＯ！！

学校の屋上から叫ぶと喉痛くなるじゃん！！
いやだいいやだいやだやだいやだい！！

あいでんてぃてぃーって何っ！？
あ！わかったよ！！紅茶だね！！それ美味しいのっ！？

アーウチ！！それもそうだＮＥ！！
じゃあしょうがないから雲の上で叫ぼうぜシャーウト！！

そう、紅茶。紅茶の一種。
んなわけあるかあああああッ！！！

いったーーい！！
なにすんのっ！！
か弱くて美しくてちゃーみんぐでドジっこな
アイドルメイちゃんを叩くなんて！！

実は男じゃなくて女なのねっ！？！

なんでそーうなるのッ！？

オレはちゃんと男だとも！！
そう、ザ・マン！！

［Ｂａｎｇ！］
［ラッセルは、メイとコーネリアスの額を撃ち抜いた。水鉄砲で。］

　うるさい、黙れ。殺すぞ。

男ならか弱くて美しくてちゃーみんぐでドジっこな
楊貴妃もクレオパトラも吃驚な絶世の美女であり松田聖子もたじろぐスーパーアイドルなメイちゃんを叩くはずが無い！

―――おっと、オレも短気でいかんな。
　まあ鉛玉じゃなかったからラッセル的に良しとしておこう。

　バックファイアがどうたらとマグナムエラーか。詫びに発言ポイントを増やして欲しいところだ。

―――おっと、オレも短気でいかんな。
　まあ鉛玉じゃなかったからラッセル的に良しとしておこう。

ぅぐあっ……

［その日の朝、学生 ラッセルが無惨な姿で発見された］

うん、ちょっとオレも自分で自分がうるさいかもって思ってトーンダウンしようかどうか迷ってたとこ。（濡れた髪を掻き上げながら）

＞メイ
・・・自転車で人を轢きまくってるギャルのどこが弱いのかと。
その他はまあ否定しないけどね、価値観は人それぞれ。

［ ……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
　見分けの付かないメイを排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
　無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……

　そして、番長とメイの暗く静かな戦いが始まった。］

美味しかった、林檎ケーキ…。ハーヴェイだったかな？料理すっごく上手だった。

背も高いから、こんなに沢山林檎とってくれたんだ。とりあえず…重いから此処に置いて…。

[シャーロットは雲で作ったテーブルの上に林檎を置いた。]

　ふう、ありがとう、偽詩人。
　お礼に言葉を贈ってやろう。

『詠は技量ではない、心だ』
　詠えないと思う心が、己の詠を戒めるのだ。覚えておけ。

　ん？　見知らぬ小娘だな。

　どこの観光客か知らんが、とっとと失せることだ。飛び降りる度胸がないなら、オレが殺してやる。

＞シャーロット
おお？さっきのリンゴなレディーか。
初めまして、オレはコーネリアス。
怯えてるみたいだからシャウトは我慢しておくぜ。

＞ラッセル
・・・アーハ、どっかでそんな言葉を聞いた覚えがあるが、まあ気のせいか。ま、がんばるか。公開も後悔もしないようにこっそりステルスながら。

…だれ？あなたは……

長髪の人は…コーネリアス…ね。

私はシャーロット。此処に何をしにきたかわからないけど、よろしくね。

おはよー。もうすぐお昼ね。
あら、お客さんが増えたのね。こんにちわ、シャーロット。

ボォイ、小娘などと呼ぶくらいなら、せめてガールと呼んだらどうだ？

シャーロット？Ｏ．Ｋ。
ま、何がしたいのかなんてオレもまだまだわからないから、そう深刻になることもないとアイム・シンギング。

茶の髪をした人、初めまして…こんにちは。

どうして…あなたが私の名を知ってるの？

あら、今名乗ったわよ？
ふふふ。ひょっとしたら昔のあなたを知ってるかもね。

｡o○（ 失った記憶は、ゆっくり取り戻すほうがいいよね…

ゆうべ雨雲を見つけたから、水は使い放題よ。ティーパーティーにしましょう。

……こんな雲の上まで来たのだから、普通考えられる理由は３つ。

　一つは、探し物がある場合。人でも夢でもな。
　一つは、観光客。危険を知らず、命を落とす。
　そしてもう一つは―――天使を狩る場合、だな。生きるために。

　まあ、そこの売り子みたいなイレギュラーも、いないではないがな。

（余計な真似はするな。
　次は額だ）

昔の私…？茶の髪の人、私を知ってるの…？私はあなたを知らないわ。

そこの…赤毛の男のこともね。赤毛の言う3つ…私は何かを探しに来たのかもしれない…。観光でないのは、たしかだと思うわ。

う、髪に隠れて見えないはずなのに…＞首

ﾊﾟﾀﾘ ⊂⌒⊃｡Ａ｡)⊃

　そうか。なら命じてやろう。

［コーネリアスは、ラッセルの命で、ザオリク番長になった！］

うあーん！

おたよりちょうだーい！

ところでずうっと気になってることがあったんだ。


番長ってなんだいラッセル。

……そんなことも知らんのか……

　詩人。本を読み直してこい。
　番長は番長だ。ノリとハートで理解しろ。

Ｏ．Ｋ、ノリとハートか！ノリとハートこそが番長か！理解した！！

おはよー、すっかり寝坊しちゃったわ。
あら、移民のかたが増えたのね。よろしくね、シャーロット。

コーちゃんも紅茶いかが？
あら、だれか林檎剥いてくれたのね。
いただきまーす♪

チャオ！レベッカちゃん！！
もしかしてその紅茶が「あいでんてぃてぃー」っていうの！？

え？あ、ああ、ハイ、いただこうかな・・・
や、あれ？さっきのレベッカは？
・・・まあいいか！

［コーネリアスもうさぎリンゴを食べ始めた］

［学生 ラッセルは、黙って紅茶を飲んでいる］

あらメイちゃん。チャオ！
ローズヒップティーとカモミールティーはあるけど、アイデンティティーは今品切れなのよね…ゴメンネ。

次の仕入れのとき、注文してみるわ。

わぁーい！ありがとう！レベッカちゃん！！
自転車磨いて楽しみにしてるね！！

この人数だとすぐ林檎がなくなっちゃうね。

[レベッカは、次のリンゴをウサギカットにしてお皿に並べた]

［学生 ラッセルは、リンゴには手をつけない。
　そのまま食べると危険な幻覚リンゴと知っているから］

メイちゃん、その自転車大切にしてるね。宝物なの？

メイの宝物だよっ！
ていうかパパがくれたの！！
パパも昔この自転車でＥＴと空をとんでぶいぶい言わせてたんだって！

そっかぁ。
ぴかぴかだもんね。すごく大事にしてるって、すぐわかる。

仕入れリストに自転車用品も加えておくから、なにかあったらうちの店をヨロシクね♪

わ〜！レベッカちゃん有難う！
ＥＴもレベッカちゃんにお辞儀してっ！！

[ETはペコリとレベッカにお辞儀をした]

じゃあちょっとメイはおなか空きすぎて臨死体験できそうだから
お昼御飯捜索のためにでかけてくるね！
行くよ！ＥＴ！！

メイちゃん、どういたしまして♪

番長さんもいるし、天使なんて怖くないよね。
この植民地を、気軽に自転車で走り回れるように守って頂戴ね。ヨロシク♪

｡o○／　表だっては商えない品は、裏口で受け付けてるから。
　　／　　武装、弾薬とか、本国ほど豊富じゃないけど、
　／　　　いちおう揃ってるよ。

[レベッカは、ラッセルに耳打ちした]

さて、わたしもおなかすいたし、店の整頓があるから引っ込むね。

うちはなんでも商ってるから、気軽に立ち寄ってちょーだい♪

　相変わらずめざとくアコギなヤツめ。
　まあ、利害が反さぬ限りは生かしておくがな。

（あいつも、すっかり表と裏が同一化してきたな）

（この村は人外ばっかりかＹＯ。）

（ザオリク番長、お前もな）

（むしろこの村、人外がデフォの様な気がしてきた）

（それはザオリクが唱えられるから？）

（○○れるから）

（○○れるってなにー！？）

ん……？
あぁ、おはよう……

ん、ええ……
うん―随分寝ていたかな？
……ありがとう、お嬢さん。

……声？
わ、私、まだ疲れているのか……

い、いや、別に眠くは……

[レベッカは、店から広場を眺めてみた。]

あら、ナサニエルがいなくなってる…
目を覚ましたのね。

［学生 ラッセルは、構えていたライフルを素早くしまった］

こんにちは。

ケット「おいおい。おまえら飛ばしすぎだぞ！」

ケット「まだ５人来る奴のことも考えろってんだよな」

ケット「後から来た奴、特に最後のやつのために、自分のＲＰ、特に背景についてメモで書いておくと分かりやすいんじゃねーか？これは俺様からの提案だ！後から来た奴にもすんなり村に打ち解けて欲しいからな」

あら、誰もいないようね。ケットは誰もいないところで、何ほえているの？

ケット「ヘンリエッタ。セシリアのミスのフォローありがとよ。俺がこっそり直しておいたぜ」

さてと、私は天気がいいからお出かけしてくるよ。この村に何があるか探検したいしね。

そうだな！ちょっとトバしすぎたな！！
ptもヤバイしそろそろオレは温存モードでGO！GO！！いや、GOしちゃだめだー！？

ふむ、予想通りの騒がしさですね。
.｡oO(はじまってまだ半日だよなぁ、うん…)
こんにちは、私は交易商のベンジャミンて者です。
以後お見知りおきを。。。

あら、ベンジャミンさん！
いつもお世話になります。卸して欲しい品物があるので、あとで裏口に来てくださいな。

飛べない空も〜　諦めないの〜♪
　眩しい翼〜　貴方が心にくれたから〜♪

I want you to take me sky-high.
　儚い夢でも〜♪
I want you to take me sky-high.
　いつかは〜　なりたい〜　貴方だけの…


何でしたっけ、歌詞忘れてしまいましたの。

（著作権問題には気を付けよう。レベッカとか）

ああ、レベッカさんこんにちは。分かりました。
こちらに来てからというもの忙しい事この上有りませんが、
お得意様に迷惑を掛けてはいけませんからね。

出来れば天使さまと交易でもしたいのですがね。。。
何故か私に対しては顔を見ただけで逃げるのです。
.｡oO(なんでだろう…)

綺麗な歌ね…
花壇のスターチスも、喜んで紫色を咲かせているわ。

ありがとう、お嬢ちゃん、お名前は？

結構人居るんですの。

赤毛のお兄さまが、なんか怖いですの。
殺されたら、わたしは死んだ二人のお姉さまの様に復活したり出来そうにないですの。

きゃっ！ 噂をすれば影ですの。

ヘンリエッタですの。

神さまは、何処にいるか知りませんか？
知ってたら教えて欲しいですの。

ヘンリって、呼んで下さって結構ですの。

処で、天界の雑貨屋さんですの？
もしかして翼は扱ってますか？

こんにちはですの、ベンジャミンさん。
交易品に翼は在りますの？

わたし、真っ白な翼がほしいですの。

わたしはレベッカ。
ファンシーショップ「れべれべ」もヨロシクね。

ひょっとしたら神様は、もっと高い高いところにある、綺麗でまあるい雲にいるのかもね。

[レベッカは、たまたま見えていた真珠雲を指差した。]

>>377
ベンさん、眩しいのよね…。目がくらみそうなほどに。

そうだったんですの。
あのまあるい雲まで飛んでいける翼が欲しいですの。

あれ、でもでも、神さまにあいに行くのは翼を貰う為ですの。
でも、行くには翼が必要ですの。
矛盾ですの。無理ですの。本末転倒ですの。

困ったですの。

こんにちはヘンリエッタ嬢。
翼ですか、難しいですね･･･。
手に入れられない事もないですが、少々高くつきますよ。
よろしければ今夜中にでも仕入れて、、、おっと。
上手くいけば明日にはお見せできるかもしれませんよ。

翼は、いまちょっと在庫がないなー。ごめんね、ヘンリエッタ。

代わりにしてはささやかだけど、これ、倉庫に混じってたの。よかったら貰って頂戴。

[レベッカは、ヘンリエッタに風車を手渡した。風を受けてくるくる廻っている、ヘンリエッタの服と同じまっ赤な風車。]

ファンキーショップ「へべれけ」覚えましたの。
必要な物があったら買いに行きますの。

取り合えず、お洋服と…あと…、いえ、取り合えずそれだけ欲しいですの。
着替えとか余り持って来てなかったですの。

ファジーショップだったかしらなの。
間違えて覚えてたら申し訳ないですの。

お願いしますなの、ベンジャミンさん。
期待してますの。
明日が楽しみですの。

お待たせ！

みんな盛り上がってるみたいね！

残念ですの、レベッカさん。

でも、ベンジャミンさんが入荷してくれるみたいですの。大丈夫ですの。

あと風車ありがとうですの。雲の上は風が強くて、近くの雲に刺しておくと、風の強さが分かって便利かも知れないですの。

最初、ふうしゃって聞いて、貰ったらどうしようかって悩んだのは、秘密ですの。

あら、キャロルじゃない。盛り上がってるよー♪

>>392
あはは、ふうしゃじゃ困っちゃうよね。大きなふうしゃで発電とかしたら、ずいぶん便利だろうけど。

あらあら、どんどん集まってきたね。

[レベッカは、リンゴをたくさん剥いた。うさぎカットで。]

他の果物ってないのかな。ベンジャミンはなにか積んできてない？

おや、初めて見る顔が何人かいるな。
俺はマンジロー…貧乏旗本の三男で、まあ気楽に諸国をぶらついている……


などと言っても、わからないかもしれぬような小さいお嬢ちゃんもいるな。適当に、見知りおいてくれ。

[マンジローは楽しげに笑んだ]

これはマンジロー殿にキャロル嬢、お初にお目にかかります。
私は交易商をやっているものです、以後お見知りおきを。

レベッカさんこんにちは。
林檎もらっていいかしら？
一踊りしたからお腹が減ってきちゃって…

果物でしたら色々と取り揃えてありますよ。
日持ちもしませんので、多少でしたらお分けして差し上げますよ。

>>398
やった♪ベンさんの奢り♪

果物運ぶの手伝うね。一緒に行きましょ。

交易商か。さぞかし珍しいものを取り扱っているのだろうな。


あいや、むしろ、俺の本国の物品などの方がそなたにとっては珍しい商品なのだろうかな？

マンジローさん、キャロルさん、初めましてですの。
ヘンリエッタですの。ヘンリと呼んで下さって結構ですの。

処でうさぎさんカットの林檎は欠点が在りますの。
可愛くて食べるのに忍びないですの。

[レベッカは、道すがらベンジャミンと内緒話]

｡o○／　この村には火器とクスリの需要があるよ。
　　／　　火器はうちにもいくつかあるけど、クスリ
　／　　　のほうは日保ちしないから…そっちの在庫
／　　　　はどう？