冒険家 ナサニエル それでも生かざるを得ない、ですか。 …皮肉なことでしょうね。 | |
2005/04/03 02:09:49 |
牧童 トビー 楽に・・・なんてなれない。 呪いが・・・こんなに・・・つらいなんて・・・。 母さん・・・姉さん・・・。 | |
2005/04/03 02:13:04 |
冒険家 ナサニエル そこに…、いるのはトビーくんの魂ですか? そうですね、確かに強力な呪いかもしれませんね。 私は、幸か不幸か、生前にも経験していたからまだしも、君のように純粋な心を持っていた少年ならば…。 | |
2005/04/03 02:18:59 |
村長の娘 シャーロット トビー… あなたも死んでしまったのね… 私、なにも思い出せないわ… あなたのお姉さんのことも… | |
2005/04/03 02:20:24 |
踊り子 キャロル ああ……。 あたしは死んでしまった……のね? | |
2005/04/03 02:21:12 |
流れ者 ギルバート カミーラ どうして、君は僕の所に来てくれないんだ!? | |
2005/04/03 02:22:15 |
牧童 トビー シャーロットさん、ごめん、ごめんなさい・・・。 僕はあなたも、キャロルさんも・・・守れなかった。 | |
2005/04/03 02:24:24 |
冒険家 ナサニエル いつになれば霧が晴れるのやら、ですね。 人の記憶と同じように、時が過ぎ去るのを待つしかないのでしょうか。 誰がどのような目的で…? | |
2005/04/03 02:25:42 |
村長の娘 シャーロット トビー、よく見えないわ… そこにいるの…? 私が死んだのは誰のせいでもないわ、気にしないで… | |
2005/04/03 02:26:41 |
踊り子 キャロル ああ、死んでからもあの女の声を聞くなんて……。 シャーロット、今でもイイコぶってるんだね。 | |
2005/04/03 02:28:28 |
踊り子 キャロル 石版で殺せなかったのが残念で仕方ないよ。 あははははは | |
2005/04/03 02:29:06 |
冒険家 ナサニエル やれやれ・・・。 | |
2005/04/03 02:31:07 |
村長の娘 シャーロット キャロルさん… あなたは哀しい人ね… | |
2005/04/03 02:31:20 |
踊り子 キャロル うふふふふ。 | |
2005/04/03 02:32:57 |
踊り子 キャロル トビー、あんまり気に病むんじゃないよ。 あたしなら、死んだ事を後悔していないから……。 | |
2005/04/03 02:33:44 |
学生 ラッセル ……みんな、おかしいよ。 なんでトビーが死ななきゃならなかったんだ。 あいつ、怖がってたのに……。 ちくしょう。 | |
2005/04/03 02:35:12 |
冒険家 ナサニエル 現代はすべて、歴史を経て成り立っています。 過去を忘れることもまた、必要なのではないかと私は思いますが…。 ラッセルくんはこの頃、煙草とやらの本数も減ってきたようですね…。杞憂でしたか。 私はまた、眠りにつくとします。 深く、昔のように猫のように丸くなり、時折愉しい夢でも見ながら。 | |
2005/04/03 02:51:31 |
村長の娘 シャーロット 【村長の娘 シャーロットは、踊り子 キャロルに寂し気に微笑んだ。】 私… 貴女のことが大嫌いだったわ… 貴女さえいなければ、お父さまを奪われることも、お母さまが心を病んで私を忘れることもなかった… ずっと、ずっと恨んでた…私の居場所を奪った貴女を… でも、今は分かるわ… 貴女にも居場所がなかったこと… 貴女が、居場所を求めてここに来たこと… そして私を妬む理由… 貴女も、哀しい人なのね… | |
2005/04/03 03:06:39 |
踊り子 キャロル うふふ。 やっとホンネを言ったわね、シャーロット。 あたしはイイコぶってるアンタが大嫌いだったわ。逆に冷たく感じるのよ。生きている間にその言葉を聞けたら、もう少し分かり合えていたかもしれないわね……。 ……いいえ。 住む世界が違いすぎたわね、やっぱり。 【キャロルは寂しそうに微笑んだ】 | |
2005/04/03 15:26:25 |
逃亡者 カミーラ 死ねるなんて、甘かったようね? あたしに、そんな逃げ道が、残されているはずないじゃない。 ねえ? | |
2005/04/03 16:17:59 |
逃亡者 カミーラ ギルバート。 そっちの時間では、数十年なんて、すぐでしょう。 できれば、他の女と浮気なんてしないで、あたしを待っててくれると嬉しいんだけど……お調子者のあんたのことだから、あんまり期待しないでおくわ。 まあ、もし浮気なんてしてたら……平手一発なんかじゃ、済まないってことくらい、分かってるわよね? 覚悟しておくことね? ふふっ。 | |
2005/04/03 17:06:17 |
学生 ラッセル 【陽光に照らされた村を歩きながら、ラッセルは奇妙な安心感を感じていた。人数が少なくなることによって、孤独だった心が徐々に他人と結びついていく心地良さ。 集会場の隅では、切り刻まれたギルバートの死体が、微かに腐臭を放ち始めていた。川の脇では、ナサニエルの膨らんだ水死体に小蠅がたかっている。グレンの倉庫には、入り口から強烈な腐臭が漏れ出てきているので入るのはやめた。 村長の家の庭には、ヒューバートの血の痕が固まって見えた。風に乗って流れてくるのはシャーロットが腐っていく匂いだろうか。ヒューバートが埋められたとおぼしき地面の上で、キャロルが血の中に泳いでいるのを見つけた。ラッセルはキャンディを舐めながら、穏やかな気持ちで歩き続けた。】 | |
(34)2005/04/03 18:29:33 |
お嬢様 ヘンリエッタ これがトビーが書いたの同じ字。 筆跡まで浮かび上がるなんて、本当に不気味な石盤……。 トビーが私の名前を刻んだのは、彼が人狼だから? ……それとも人間だから? トビーは、私の事を信じてるって、私なんかの事を守りたいって言ってくれた。昨日もそう言っててくれたわ。 お父様が人狼に殺されて、お母様が人狼の汚名を着せられて殺されて、お姉様が本当に人狼で……。そんな辛い立場のトビーが、私の事を信じて、大事にしてくれるのは…すごく嬉しかった。 これは、トビーは人狼で…私と一緒に居ようと思ったって意味? それとも、トビーが人間だったから……、絶望して最後に私の名前を書いてしまったの? | |
(43)2005/04/03 19:17:27 |
村長の妻 エレノア 【エレノアは少女時代の幸せな夢の中に居る】 | |
2005/04/03 21:04:31 |
村長 アーノルド ……誰が呪いにかかって死んだのだろう。カミーラか、トビーか……。少なくとも、キャロルではなかろう。 【アーノルドは、寝室の扉を開けると、息をのんだ。キャロルの足が二本、バラバラに床に転がっている】 おおおおお、キャロル! 【アーノルドは、ベッドに駆け寄った。そこには、はらわたを喰い尽くされ、血まみれになったキャロルの上半身があった】 なんということだ……。 【アーノルドは、不思議と綺麗なまま残ったキャロルの首に顔を近づけた】 キャロル……済まないキャロル。こんな事になってしまうなんて……。私は君を利用するためにこの村へ連れて来た。だが、それは間違いだったよ。ああ、間違いだった! 【アーノルドは、キャロルの首を胸に抱え、涙を流した】 | |
(52)2005/04/03 21:26:53 |
村長 アーノルド 【アーノルドは、ガソリンの缶を両手にぶら下げて、納屋から出てきた】 ……ロッテ、キャロル、盛大に葬ってあげるよ。ロッテ……お前をあの墓守の手には触れさせはしないさ。キャロル、この屋敷は君のものだよ。君にこの屋敷を贈ろう……。 【アーノルドは、寝室へ向かうと、キャロルとロッテの遺体にガソリンを撒いた。そして、たいまつを持ち、屋敷中のカーテンに火をつけ始めた】 ふはははははははは。燃えろ。燃えろ。燃えろ。燃えろ! 【アーノルドは、屋敷から飛び出すと、燃えさかる屋敷を振り返った】 おお……! 【アーノルドは、呆けたように立ち尽くすと、紅蓮の炎を噴くアーノルド低を見上げた。そして、エレノアとロッテと過ごした幸せな日々に思いを馳せた】 | |
(56)2005/04/03 21:57:08 |
牧師 ルーサー 地上の炎では、地上から消し去れないものがある……。 だが、この村の終わりが呪いの終わりになると信じたいものだな。 | |
2005/04/04 00:41:51 |
学生 ラッセル ユージーン。死体は喋れないんだよ。 | |
(2005/04/04 00:55:06、学生 ラッセルにより削除) |
踊り子 キャロル 泣いてくれてありがとう、ローズ……。 | |
2005/04/04 01:56:18 |