人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1890)BT2 NIGHT KNIGHTS : エピローグ
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

双子 リック は、踊り子 キャロルに投票した
踊り子 キャロル は、逃亡者 カミーラに投票した
逃亡者 カミーラ は、踊り子 キャロルに投票した

踊り子 キャロル は、村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人間が人狼に勝利したのだ!
真相は以下の通りだった。

名前
ロール
生死
プレイヤー
戦績
勝率
前回プレイ
村長 アーノルド
村人
死亡
kinokun
7/14
4/5
0/0
57%
村長の娘 シャーロット
占い師
死亡
yaka
2/2
0/0
0/0
100%
農夫 グレン
人狼
死亡
Galliver
3/7
1/7
0/0
28%
書生 ハーヴェイ
村人
死亡
lcame
2/3
0/0
0/0
66%
見習い看護婦 ニーナ
狂信者
死亡
schlafen
5/6
1/4
0/0
60%
酒場の看板娘 ローズマリー
村人
死亡
mege
9/13
2/4
0/0
64%
双子 リック
霊能者
生存
monomo
1/1
0/0
0/0
100%
---
踊り子 キャロル
人狼
死亡
baroque
3/8
8/13
0/0
52%
逃亡者 カミーラ
村人
生存
SwanLake
6/9
3/5
0/0
64%
吟遊詩人 コーネリアス
村人
死亡
frw
8/13
0/2
0/0
53%
墓守 ユージーン
守護者
死亡
MACABRE
1/2
0/0
0/0
50%
人間
人狼
妖魔
逃亡者 カミーラ
[キャロルの声はカミーラの元に届く事はなく。赤色に満たされたboxの扉が棺さながらに閉じる。
 blackboxはキャロルを閉じ込めたまま収縮して行き──やがて色を水晶の様な透明に変え、キラキラと破片を散らす様にして中空に掻き消えて行った。]
(0)2006/09/27 23:36:22
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルを封印した──。
2006/09/27 23:36:59
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/27 23:37:32
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/27 23:43:16
双子 リック
[カミーラの行動を確認すれば茨はするりと拘束を解き、
最後の一枚が蓋をするのに合わせてboxから引き上げる。]

仮令、其処にそいつなりの正義があろうとも…
裏切り者にコレ以上の情けをかける気はねぇよ。

[キャロルの声は狼の耳に届いたのか。
――ただ結晶化していくのを見守りゆっくりと目蓋をおろした。]
(1)2006/09/27 23:44:54
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/27 23:49:28
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/27 23:49:39
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/27 23:53:03
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/27 23:53:08
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/27 23:55:33
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/27 23:58:16
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/28 00:02:38
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/28 00:07:43
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/28 00:37:04
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/09/28 00:44:22
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/28 01:34:56
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/28 02:10:43
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/28 03:38:00
双子 リック
[其処此処は傷付き服も破けてボロボロの形で大鎌を振り、
綺羅綺羅と結晶になって掻き消えたキャロルの元へ、
舞う花弁は紅く、紅く――
濃厚な薔薇の香りと血の匂いが混じりあう。]

ウィーがこの格好見たらまた俺が怒られんのかよ。
ったくやってらんねぇよなぁ…

[ぼやきながら大鎌をオカリナに戻す。]

…これからどうする?
此処は厭な気配が漂ってるし夢魔も近いかも知れねぇけど今直ぐ戦闘は勘弁な。

[破けた服の袖でぐしぐしと乱暴に頬の血を拭い、
カミーラに向き直れば小首を傾げた。]
(2)2006/09/28 18:20:41
踊り子 キャロル
[――赤ん坊の泣き声が、聞こえる。

――ああ、また泣いているのかしら。

今すぐ抱き上げたいのに、体は思うように動かない。
ゆらゆらと、木の葉のように意識は揺さぶられて。
ゆっくりと目を開ける。]

……ここ、は……?
停滞空間、なの……?

[薄暗い、何もない空間。
薄っすらと霧がかっているのか空気は白み。]
(3)2006/09/28 19:55:09
踊り子 キャロル
[ゆっくりと足を踏み出す。]

……誰か、いないのかしら……

[周りを見渡して、何の姿もない。
薄い靄がかった中を、少しずつ先へと進む。
ここが停滞空間ならば、いる、はずなのに。]

――リュシアン……

[声だけが、虚しく響く。]
(4)2006/09/28 20:03:18
踊り子 キャロル
[溜息一つ、また歩き出そうとして――]

……?!

[揺れる、金髪。
さらさらと流れるような、癖のない。]

……ぁ……

[リックよりも、もう一回り小さな体。
少し垣間見えた横顔。見間違えようのない――]

リュシアン……?!

[少年は声に反応することなく、走り出す。]

待って!!リュシアンなの?!

[慌ててその後を、追う]
(5)2006/09/28 20:12:32
吟遊詩人 コーネリアス
[微かに聞こえた声、良くは聞き取れぬが誰かを呼ぶ声。

目を向けるも、淡い乳白色の霧が視界を閉ざし。]

…誰か、居るのか?
(6)2006/09/28 20:39:07
踊り子 キャロル
[夢中で、追いかける。
もう二度と失いたくないと。

靄の中に見え隠れする姿をひたすらに求めて。]

リュシアン……!!

[――気がつけば、目の前には二本の柱のようなもの。
少年がその柱に吸い込まれるように消えたのを見て、瞬く]

これは……?
(7)2006/09/28 20:58:05
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/28 21:12:50
村長 アーノルド
─迷夢空間─

[燐光降りしきる場所を出て程なく。
周囲を包んでいた靄が、淡く白いものへと変化していくのを感じる。
・・・と、誰かの呼ばわる声らしきものが聞こえたような気がする。
気のせいだろうかと思った時に、コーネリアスが口を開いた。]
(8)2006/09/28 21:16:51
農夫 グレン
[直感で声らしきものについて感じる。]

……仕損じた?

[それ以上は何も言わない。]
(9)2006/09/28 21:19:40
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間 ─

〔コーネリアスが先頭を。
 ついでニーナが。
 8名は淡く白い霧の中を歩いていた。〕

「リュシアン……」

〔女の切ない声がもう一度空間に反響した。
 尚進行すると、何やら影が見えてきたような気がする。

 グレンの「仕損じた」という声に一瞥を向けるも、
 頭がむず痒くなるような気持ち悪さを感じて頭を振った。〕
(10)2006/09/28 21:22:52
村長 アーノルド
誰かまた・・・

[今残っているのは、カミーラ、キャロル、リックの三人だが、その内の誰が・・・と考えたところでグレンの呟きが耳に入る。]

それでは・・・

[ハッとして誰が現れたのか確かめようと。]
(11)2006/09/28 21:24:39
吟遊詩人 コーネリアス
[す…と、指先に光を纏わせ、警戒態勢をとる。
確かにあの声は、自分を封じた…]

…パペットマスター。

[色眼鏡をかけたその目が、その影を捕らえる。]
(12)2006/09/28 21:25:25
村長 アーノルド
[だが、二度目の声はハッキリと女性と分かる声で。消去法からいって恐らくはキャロルと見当をつけて──]

キャロル君?いるのかい?
(13)2006/09/28 21:27:32
踊り子 キャロル
[少年が消えたのを追うように柱に触れかけて。
名前を呼ばれた気がして、振り返る。]

……誰?
(14)2006/09/28 21:31:17
村長 アーノルド
[返ってきたキャロルの声から居場所を探り、そろそろと用心しながら、相手を刺激しないようにゆっくり近付いて行く。]

・・・私だよ。アーノルドだ。
(15)2006/09/28 21:36:07
農夫 グレンは、踊り子 キャロルと目を合わせないように近づいていく。
2006/09/28 21:37:02
村長 アーノルド
[その合間に、他の面子に『裏取りたいからあんまり手荒にしないで』と目配せしつつ]
(16)2006/09/28 21:37:40
踊り子 キャロル
……。

[靄の向こうから現れた人物を見つめ。
ついで後ろから現れた姿に、瞬く。]

隊長に……グレン……?
じゃあ矢張りここは……

[停滞空間なのか、と少年が消えた柱を見つめ。]

……あの子は、何処に……
(17)2006/09/28 21:39:26
墓守 ユージーンは、村長 アーノルドの目配せにギラギラする黒い眼を一瞬向けたが、すぐ逸らし無言。
2006/09/28 21:42:49
村長 アーノルド
あー・・・

[キャロルの「あの子」の正体を予想して何となーく眉を顰める。]
(18)2006/09/28 21:51:44
吟遊詩人 コーネリアスは、警戒は解かずに、遠巻きに見つめている。
2006/09/28 21:53:33
墓守 ユージーンは、吟遊詩人 コーネリアスとは別に、辺りの乳白色の霧等へ意識を向けている。
2006/09/28 21:57:18
踊り子 キャロル
[アーノルドの表情を見て、柱を守るようにその前で体を彼らへと向ける。]

……で。
貴方たちはここで何を?

[剣呑な光を帯びた瞳は、その場にいる死神たちの顔を見渡し]
(19)2006/09/28 21:59:47
村長 アーノルド
キャロル君?
ここにはね、自分が最も恐れるものが怪物の姿で出て来るんだよ。だから・・・

[と言葉を濁した後で]

単刀直入に聞いちゃうけど、キャロル君は何でウチの隊を全滅させようと思ったの?
(20)2006/09/28 22:01:24
踊り子 キャロル
……あの子が怪物だとでも?
そんなはずないでしょう。

[ちらりと柱へと視線をやり。
次の言葉に、グレンへと冷たい視線を向け]

……喋ったのかしら。
まぁいいわ……

何でと問われても、そう命令されたとしか?

[肩を竦める。]
(21)2006/09/28 22:17:35
農夫 グレンは、踊り子 キャロルの方を見ないで下を向いている。
2006/09/28 22:18:45
墓守 ユージーンは、吟遊詩人 コーネリアスに、「三日月の旦那」と呼びかける。
2006/09/28 22:21:25
村長 アーノルド
・・・ふむ。
その命令、今でも果たす気ある?
いや。質問を変えようか。
君は誰に仕えているの?一体どういう経緯でそうすることにしたの。
(22)2006/09/28 22:22:19
見習い看護婦 ニーナは、一部始終をじっと見据えている。
2006/09/28 22:23:17
吟遊詩人 コーネリアスは、墓守 ユージーンに訝しげな目を向けた。
2006/09/28 22:29:05
踊り子 キャロル
……リリム・ネヴァン。

[吐息混じりにその名を口にする。
柱へと向き直り、少年が消えたあたりを見つめ]

命令……いえ。
作戦は、失敗に終わった。
敗戦の将が戻ってもどうしようもないでしょう。
貴方たちがこの後どうするかは、私の関知することではないわ。

私には私のすべきことがある。
(23)2006/09/28 22:30:00
墓守 ユージーンは、吟遊詩人 コーネリアス「霧が....」 そしてキャロルが庇う柱へ目配せ。
2006/09/28 22:32:39
村長 アーノルド
ほうほうほう。

[顎に手を当てて頷く。あんまり驚いた節はない。]

で。キャロル君は何をする気なの。
(24)2006/09/28 22:33:52
吟遊詩人 コーネリアスは、墓守 ユージーンに頷き、柱に目をやる。
2006/09/28 22:36:43
墓守 ユージーン
ネヴァ...........

〔その言葉を聞いた瞬間、眼を見開く。
 ややあって眼を瞑り、考えるようにした後、開く。〕

リリム・ネヴァン。
あの方が。
(25)2006/09/28 22:37:22
踊り子 キャロル
……探し物よ。

[周りを見渡して]

……。
そういえば化物とか何とか言っていたわね。
ここは……停滞空間ではないの……?
(26)2006/09/28 22:37:58
農夫 グレンは、踊り子 キャロルの言葉にハッとする。
2006/09/28 22:41:16
吟遊詩人 コーネリアス
停滞空間とは違うようで…。

[辺りの霧を警戒しつつ、キャロルへと言葉を返す。]

悪夢の中…に近いやも。
言わば具現化した夢のようなもの…。
(27)2006/09/28 22:41:56
墓守 ユージーン
.............。

〔すぅっと眼が細められた。〕
(28)2006/09/28 22:42:25
農夫 グレン
そういえば…こんなとこに来るなんて聞いてなかったねー。
姫さんもそうなんだ?

[伏目のまま言う。]
(29)2006/09/28 22:42:30
踊り子 キャロル
[コーネリアスの言葉に目を眇め]

……。
違うの?
じゃああの子は……

……確かに聞いていないわね。
嗚呼……!!
どういうことなの?最初からこれがわかって……?
(30)2006/09/28 22:45:48
村長 アーノルド
探し物ねえ・・・。
迷夢の森は数百年以上何もない場所だった。
こうなってからは我々しか居ないよ?
一体何を探すの。

[今はキャロルとグレンのみならず、ユージーンの動きも警戒しつつ、それを感じさせない態度でキャロルに相対する。]
(31)2006/09/28 22:45:54
村長 アーノルド
「あの子」。それがキャロル君の探し物?
(32)2006/09/28 22:46:59
踊り子 キャロル
違う……
私が用があったのは迷夢の森ではなく停滞空間よ。

[アーノルドを振り返り]

……そうよ。
子供を捜しているの。
私はあの子を見つけるまで、帰らないわ。
(33)2006/09/28 22:54:30
墓守 ユージーンは、吟遊詩人 コーネリアスを暫し見つめ、
2006/09/28 22:55:20
村長 アーノルド
[首を傾げながら]

停滞空間て。
封印された死神は、その騎士に力を与えたリリムしか取り出せないし・・・。
そもそも文字通り時間も停滞してる。

・・・誰かが封印されたのだね?
それはその子?リュシアン・・・だっけか?
(34)2006/09/28 22:59:07
墓守 ユージーン
とまれ......どうだっていい事だ。

〔緩く瞬きをした。〕

そこにいるンでシょう?

〔キャロルが庇う柱の方へと無抵抗に歩いていく。〕

キャロルの方が見たって言う........悪夢の怪物は。
夢魔に繋がる何かがあるかもしれやせんし、行きやしょうや。
(35)2006/09/28 23:01:22
村長 アーノルドは、墓守 ユージーンに「まあそりゃそうなんだけどさ」と肩をすくめる。
2006/09/28 23:03:04
書生 ハーヴェイは、今は黙って事を見守っている。
2006/09/28 23:05:11
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/28 23:07:44
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/28 23:08:06
吟遊詩人 コーネリアス
…此処から出てから行けばよい。
望みとあらば、私が送って差し上げても。

[そんなに停滞空間に行きたければ…と、ちらりとキャロルを見…柱の方へ。]
(36)2006/09/28 23:09:07
農夫 グレン
あー………。

[事の成り行きを見ているつもりだったが]

行くの?行っちゃうの?ボクもついていっていいでしょ?
(37)2006/09/28 23:09:17
踊り子 キャロル
[アーノルドの言葉に目を伏せ]

……そういうこと……

[ユージーンが動きだしたのを見て、両手を広げる]

あれは怪物なんかじゃない!!
あの子に手出しするなら、私が赦さないわ!!
(38)2006/09/28 23:09:41
農夫 グレン
ねー、お姫さーん。怪物じゃないんならさ、
会いに行かない?そん中入っていったの?
子供はLOVE&PEACEだよねー。癒されるよー。

[のほほんと、キャロルに言う。]
(39)2006/09/28 23:11:50
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/28 23:12:46
村長 アーノルド
[溜息をつき]

どの道停滞空間にその子が居るのならここには居ないよ。居る訳がない。
ここは多分死者の悪夢の世界だから。
(40)2006/09/28 23:13:34
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/28 23:14:04
村長 アーノルド
キャロル君。その子を取り戻したいのなら、我らと一緒に行った方が良いと思うよ。
ここで通せんぼしたって敵う訳もない。
君の目で直接確かめた方が納得するだろう・・・。

[ゆるゆるとキャロルに向かって近付く。]
(41)2006/09/28 23:15:17
墓守 ユージーン
無理じゃねェでスかい。
ここから送るのは。

〔コーネリアスへ呟くように。しかし舌打ちをして、〕

埒があかねェ。

〔両手を広げるキャロルの襟首を引っつかむと、
 狒狒の顔を近づける。〕

グレンの旦那の話す通り、入って確かめりゃあイイ。
怪物じゃあないなら....襲っちゃあ来ねェでしょうよ。

〔突き放すように手放す。〕
(42)2006/09/28 23:16:07
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/28 23:16:53
墓守 ユージーンは、「手札は手札のままに。」 口の中で小さく呟いたかもしれず。
2006/09/28 23:17:32
村長 アーノルドは、「あー乱暴だなあ」
2006/09/28 23:18:47
吟遊詩人 コーネリアス
夢魔の影響の或る空間から離れれば、封印の力は普通に使えるのでは?

…それでもおかしくなっていれば、大事でしょうが。

[キャロルの肩越しに、柱の方を見。]

今は兎も角、此処を出る事が先決かと。
(43)2006/09/28 23:19:40
墓守 ユージーンは、踊り子 キャロルが柱の中に入るのを待っている。
2006/09/28 23:19:52
墓守 ユージーンは、吟遊詩人 コーネリアスへ、「ああそういう事でスかい。」 頭を振りながら。
2006/09/28 23:20:42
踊り子 キャロル
[グレンの言葉に魅入られたように、柱を見つめ。
襟首を掴んだユージーンに嫌悪の表情を向けながら]

言われなくてもそうするわ!!
あの子に手を出さないで!!

[柱に触れ――手がずるりと、中に引き込まれる。
水面に手をついたように体は柱の中へと。]
(44)2006/09/28 23:21:17
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/28 23:21:44
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/28 23:22:48
墓守 ユージーン
......怖い事で。

〔息を吐くと、キャロルが柱の中に入ってゆくのを見る。
 キャロルに続き一同が入ってゆくのを見ながら。

 次第に濃くなってきた*霧を感じた。*〕
(45)2006/09/28 23:24:21
吟遊詩人 コーネリアスは、踊り子 キャロルを追って柱の中へと。
2006/09/28 23:24:25
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/28 23:25:22
書生 ハーヴェイ
[ユージーンとキャロルのやり取りに慌てて]

ま、ま。
二人とも、そないぴりぴりせんで。

それともそのこわーい顔、撮ってほしいんか?

[カメラを構えユージーンとキャロルの間に割って入ろうと]

[しようとした所で柱に吸い込まれるキャロルを見て目を丸くする。]

キャロルはん!?

[慌てて追う。]
(46)2006/09/28 23:26:50
村長 アーノルド
・・・それじゃまあ行きますか。

[柱に呑み込まれるように入っていたキャロルに再び溜息をつき。その後に続く。]
(47)2006/09/28 23:26:59
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/28 23:28:22
見習い看護婦 ニーナ
…。
ここから出さないことがお前の使命では無かったのか…

[苦々しく呟き
 一人残っても仕方がないので*一行のあとに続いた*]
(48)2006/09/28 23:29:03
逃亡者 カミーラ
─地上・キャロルを封印した広場─

[「…これからどうする?」と言って小首を傾けたリックの傍で、黙って頷く。
 確かに、今、戦闘によって傷ついたリックと、カミーラの二人しか居ない現状、直接この場所で、夢魔と戦うのは無謀に思えた。]
(49)2006/09/28 23:37:32
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/28 23:38:53
逃亡者 カミーラ
[カミーラは地面にしゃがみ込み、キャロルを封印した時、blackboxの底面が抉った周囲に──何かを視線で追っている。
 キャロルを封印した後、リックが散らせた花弁がカミーラの傍を舞い、地に落ちる寸前に赤から白に変わり消えて行く。]
(50)2006/09/28 23:51:05
逃亡者 カミーラ
…この広場に来た時から、空間に違和感があった。
(51)2006/09/28 23:52:08
逃亡者 カミーラ
繋がりがある──のだ。

迷夢の森の空間は全て捻れてループしている。
あの浮き島の様な廃墟の空間を別として。
そのはずなのに。

[やはり…と眉を顰める。]

この広場の地下に──何かが大きな「入れ物」が…埋まっている…。精緻に織り込まれ、確かな重さで持って、何かを押さえ付ける様な重力を感じる。

「入れ物」の持つ力は、夢魔のモノでは無い。
正確で、精密で──力強く、正しく。
だが、壊れている。
(52)2006/09/28 23:52:18
逃亡者 カミーラ
…夢魔に会わなくてはならないが。
道を探さなくては。
(53)2006/09/28 23:52:50
逃亡者 カミーラは、「入れ物」は壊れている──と再び呟き。
2006/09/28 23:53:29
双子 リックは、逃亡者 カミーラの言葉にぱちぱち瞬き様子を見守っている
2006/09/28 23:54:16
逃亡者 カミーラ
違和感は壊れた「入れ物」の存在だけではなくて。
それと同時に、この場に渦巻く──リックも感じているだろう…不気味さ。…薄暗さ。

地より沸き上がる──何か。
背筋をゾっとするものが走り、警鐘を鳴らす。
不気味な──おそらく夢魔の…気配。

[手のひらを地に翳し何かを探す様に──。]

──この広場は。
最初に、夢魔が封印された場所ではないだろうか。
(54)2006/09/28 23:54:58
逃亡者 カミーラは、指先を赤く発光させながら、ゆっくりと瞬きをする。
2006/09/28 23:55:13
逃亡者 カミーラ
[…と、
 広場の空気が不穏にさざめき、ローズマリーが地に飲み込まれた時の様に揺れる。固形のはずの広間が波のように上下し──カミーラとリックからすこし離れた位置に蒼白い「・」──点が浮かび上がった。]




       ──────────見つけた。
(55)2006/09/28 23:56:08
双子 リックは、逃亡者 カミーラの言葉にこくりと頷いた
2006/09/28 23:56:17
逃亡者 カミーラ
[カミーラの言葉に呼応する様に、蒼白い点は地下に向かって三方向に分岐する線を伸ばし、夫々三角形を描きはじめる。


 ──見る間に光は重さと存在感を持ち始め。



 カミーラ、リックの足元に、仄暗く蒼白い光のピラミッドが姿を現した。]
(56)2006/09/28 23:56:23
逃亡者 カミーラ
[地面からの光の反射に目を細める。]

…何処かに繋がっている。
行こう、リック。
(57)2006/09/28 23:56:51
逃亡者 カミーラは、双子 リックに、*手を伸ばした*。
2006/09/28 23:57:16
双子 リック
[蒼白いピラミッド型の光を見上げ眸を眇め、
カミーナの声に再びこくりと頷けば、
顔に似合わぬニヒルな笑みを浮かべる。]

ああ、行こうぜ。

[一歩を踏み出せばそうっとカミーラの*手を取った*]
(58)2006/09/29 00:00:08
逃亡者 カミーラ
[──リックの手を取り、頷く。
 そして薄暗がりへと蒼白い膚を晒している、ピラミッドの斜面を一気に滑り降りた。]
(59)2006/09/29 00:01:37
逃亡者 カミーラ
[斜面を下るスピードは、下降して行くうちに速度を増し。
 ピラミッド自体の大きさがどうであるかと言うよりも、別空間へと移動している様な、不思議な感覚がだけがあった。ピラミッドはやがて光を失い、何も見えない暗闇の中、手を握っている事でリックが共に移動している事が分かる。

 ──一瞬、何処か懐かしい様な光が差し込む。
 カミーラは光の向こう側との接点を探る様に、小さなboxを飛ばす。けれども、移動は止まる事がなく。

 時間の感覚を失い掛けた頃、二人はおそらく迷夢空間と呼ばれる場所へ辿り着いた。]
(60)2006/09/29 00:06:51
逃亡者 カミーラ
─迷夢空間─

[移動途中に差し込んだ光は既に見えない。
 薄闇の中、遠くに駆けて行く小さな7歳程度の少年の姿が見える。]

…あれは。

[目を細め、リックに頷く。
 そして、少年──リュシアンを追う。キャロルの姿は此処からは見えず。]
(61)2006/09/29 00:10:33
双子 リック
[ピラミッドの坂を滑り降りて、
どれくらいカミーラと共に歩んだのか、
暗闇に差し込む光に目を細める。]

此処は…

[視線を移せば自分よりも小さな少年の姿。
カミーラに頷き返して、
繋いだ手を引くように少年の後を追いかけ走れば、
やがて大きな柱が見えて来るだろうか。]
(62)2006/09/29 00:15:43
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/29 00:17:44
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/29 00:18:26
逃亡者 カミーラ
[──声が最初に聞こえた。
 少年の姿は既になく。変わりに懐かしい声が明瞭になり、その姿を表す。聞き慣れた第三隊のメンバー達の会話、そしてその姿。
 キャロルを何かを話していた仲間達は、彼女を先頭に柱の中へと進んで行く様だ。]
(63)2006/09/29 00:19:21
逃亡者 カミーラは、双子 リックに頷いた。
2006/09/29 00:19:34
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/29 00:21:40
双子 リック
[聴こえる声は相変わらず纏まりの無い響きで、
呆れ半分にけれど矢張り懐かしくて、
遠く仲間が柱へと向かう影に僅かに口元を緩め、
カミーラに顔を向ければ悪戯な少年の笑みが浮かぶ。]

行こうぜ、カミーラ。
遅れたら何を言われるか判ったもんじゃねぇや。

[頷いて仲間を追いかける様にカミーラと共に柱の中へ向かい――]
(64)2006/09/29 00:26:24
逃亡者 カミーラは、双子 リックと共に、小さな微笑を浮かべ柱の中へと入って行く。
2006/09/29 00:27:19
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/29 00:27:24
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/29 00:31:16
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/29 00:32:10
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間・柱の中 ─

〔ほのあかるいしろいきりのなかのはしら
 柱の中に入ると、そこは。

 漆黒。   ガランドウとした空間。

 足首を覆わん生温い気配。体温よりもやや低いぐらいの泥のように纏いつくような空気が下にたまっている。
 ゆるやかな風がいや「ナニカ」が死神達の間を撫でて通リ過ギる…。ひゅるひゅるひゅると。〕

「リュシアン」

〔愛しい子を呼ぶキャロルの声。
 10に満たない…7歳ぐらいの少年が一人いる。

 淡く太陽に祝福されたような金の髪、
 白く整った顔立ちの少年。
 蒼い眸はキャロルを見て微笑んでいるようで。

 闇の中にその姿がぼんやりと一人浮いている。〕
(65)2006/09/29 00:34:42
村長 アーノルド
─迷夢空間 柱の中─

[そこは暗黒の空間。
足元に地面は見えないものの、先程までのあやめも分かたぬ闇だの靄だのに覆われた場所よりは、一応しっかり足裏に感触がある。
ただ、ぬかるんだ泥のように纏わり付く空気が、不快感と不安感を感じさせる。]
(66)2006/09/29 00:39:49
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/29 00:42:34
逃亡者 カミーラ
[キャロルは足元に纏い付く暗闇にも躊躇する事は無く、憑かれた様に、少年の方へと足を進め、奥へ奥へと向かって行く。]
(67)2006/09/29 00:42:51
墓守 ユージーン
〔キャロルが記憶しているリュシアンの姿のまま。〕

「─────母上。」

〔同じ声のまま。笑顔をつくる。〕
(68)2006/09/29 00:44:26
村長 アーノルド
[正面より吹き付ける、風のようなおぼろな気配のような何かが時折身体をかすめて行く。
キャロルは、闇の中にぼんやりと浮かび上がる幼い少年の姿を見ると、小さな叫び声を上げて駆け寄ろうとした。]
(69)2006/09/29 00:45:03
吟遊詩人 コーネリアス
[『母上。』
そう言って、少年はにっこりと微笑み、求めるように両手を広げる。]
(70)2006/09/29 00:45:09
見習い看護婦 ニーナ
[決してあたたかくは無く、さりとて冷たくもない、おだやかな故にぬかるんで不愉快な空気が頬を髪を撫でた。
 それに、森で触れた霧と同質の気配を感じて身を竦ませ
 駈け出そうとしたキャロルの手が、微かに震えながら
 少年に向けて伸ばされるのを見ている。]
(71)2006/09/29 00:46:10
村長 アーノルドは、踊り子 キャロルを何とか押し留めようと腕を伸ばすが。「キャロル君!」
2006/09/29 00:47:08
墓守 ユージーン
〔少年は笑顔のまま楽しそうに。〕

「─────母上。

                      ─────掴まえた。」
(72)2006/09/29 00:48:10
逃亡者 カミーラは、柱内部に踏み込んだ途端、纏い付く不快な闇の気配に眉を顰める。
2006/09/29 00:50:28
吟遊詩人 コーネリアス
[少年の声色の変化に、思わずするりと刀を描く。

母を抱きしめた息子の口元が、異様に歪む。]
(73)2006/09/29 00:50:48
逃亡者 カミーラ
……此処は。

[光が無いにも関わらず。
 前方に見える少年──リュシアンの姿がくっきりと浮かび上がっている事への違和感。少年の笑みが無邪気で有れば有る程…。
 アーノルドの叫び声が聞こえた。]
(74)2006/09/29 00:52:25
墓守 ユージーン
〔抱きしめられたまま少年の首は転がって。
 紅い血がキャロルを濡らす。
 キャロルの悲鳴が響き。

 ─────少年、リュシアンの姿は変貌する。
 少年の口元は歪んで笑ったままだ。

 紅い血がキャロルを包もうとする。真っ赤な網のように、拘束を為そうと。少年の生首がキャロルの目の前へ。〕
(75)2006/09/29 00:53:53
双子 リック
さぁ?
…夢魔とか言う奴の本拠地か?
なんか傷は一瞬で塞がったけどさ…

[カミーラの言葉に首を捻りながらも、
漂う「厭な気配」に本能はざわざわと警戒を呼びかけ、
アーノルドの声に次いで聞こえてきた、
キャロルの悲鳴に眸を見開く。]

キャロル!

[裏切り者だとか自分達で封印したとかすっ飛ばして、
ただ其の悲鳴にカミーラの手を強く握り、
傷の癒えた獣は半ばカミーラを引き摺る様に駆け仲間達のもとへ――]
(76)2006/09/29 00:59:02
墓守 ユージーンは、双子 リックが駆けてくる様子に、鋏を振るい長細い刃へと。
2006/09/29 00:59:46
墓守 ユージーンは、双子 リックの前に立ちふさがる。
2006/09/29 01:01:21
見習い看護婦 ニーナ
[闇のなかに、悲鳴がやたらと反響して大きくなる。
キャロルの目の前で少年の生首が笑う。彼女をあざ笑うかのように口元が歪んで歪んで吊り上がってみるみるうちに変貌し]
(77)2006/09/29 01:01:50
吟遊詩人 コーネリアス
キャロル!!

[咄嗟に飛び出し、切りかかる。

だが、その少年を染める血が、無数の赤い糸となり、月の刃を絡めとる。]
(78)2006/09/29 01:02:00
墓守 ユージーン
「どうして助けてくれなかったの。」

〔あどけない声で。
 紅い繭のようにキャロルの体を包んでゆく。〕
(79)2006/09/29 01:02:50
村長 アーノルド
[鮮血の網に捕らえられたキャロル締め上げながら、彼女を盾にするように前面に押し出し。
それでも少年の生首は異様に歪んだ無邪気な顔をキャロルの眼前に・・・]
(80)2006/09/29 01:02:53
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/29 01:05:00
逃亡者 カミーラ
[少年の生首は口元だけを歪め、他は無邪気さを残したままでキャロルを見つめ、──けれどそのキャロルと同じ蒼灰色の瞳が徐々に瞳孔を開き、白目が盛り上がり──迫り出した眼球が重力に負けてずるりと滑り落ちる。少年の口元の裂け目はますます広がり。それは裂けた傷口の様で。

 目玉の落ちた眼窩からも血の網がキャロルに向かう。
 首の切断面、裂けた口元、鼻腔、すべての穴から血の網が広がり、キャロルに絡み付く。

 やがて網はすっぽりとキャロルを覆い尽くすと、その白い膚をギリギリと強く締め付け始めた。]
(81)2006/09/29 01:05:45
双子 リック
[正面へと立ち塞がる刃の姿に真紅の双眸を眇め、
ゆるゆると速度を落とせば少し離れた辺りで立ち止まる。]

あぁあぁ、邪魔なのが来たよ。
なんかキャロルやばそうだしどいてくれる?

[あどけない少年の微笑みを浮かべたのは一瞬で、
次の瞬間には手に持ったオカリナは尖りを伸ばし、
其の先端と終端からは獣の爪の如き鋭利な刃が現れる。

刃の背後では血の網に囚われたキャロルがもがき、
其れでも我が子の名を呼び続けるか。]
(82)2006/09/29 01:07:47
墓守 ユージーンは、双子 リックを、ついで、カミーラを見る。仮面の奥から光る黒い眼。
2006/09/29 01:10:47
墓守 ユージーン
〔キャロルの体をギリギリと締め上げ始めながら、
 紅い網は幾重にも幾重にも重なってゆく。

 ────まるで悪夢に閉じ込めんが如く。〕
(83)2006/09/29 01:12:38
逃亡者 カミーラ
[リックに強く手を握られて頷く。
 明らかにキャロルは悪夢に捕われており──。]

…刃!

[細長い刃物が空を切る小気味良い音。
 カミーラは目を見開いて、鋭くその名を呼ぶ。]
(84)2006/09/29 01:13:21
墓守 ユージーン

お前かい?
(85)2006/09/29 01:14:04
墓守 ユージーンは、逃亡者 カミーラに尋ねた。
2006/09/29 01:14:17
村長 アーノルド
[一方、頭部を失った少年の身体はぶくぶくと血の泡に飲まれ溶けながらも膨張していき、

その泡が弾ける度、出鱈目な大きさの目が無数に開き、

血の塊から、血色の腕と甲虫のようなかたい翅とが突き出して、]
(86)2006/09/29 01:14:27
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/29 01:15:28
逃亡者 カミーラは、墓守 ユージーンの黒く光る目を見つめ返す。
2006/09/29 01:16:39
酒場の看板娘 ローズマリー

いけ、ない……。

[魘されるように、目を覚まして手を伸ばす。
血の糸の繭に向かって水の弾を飛ばすも、効果は無く]
(87)2006/09/29 01:16:56
吟遊詩人 コーネリアス
くっ…。

[捕らわれた刀を闇へと返し、数歩下がる。

絞められもがきながらも、それでも熱に浮かされたように我が子の名を呼ぶ姿に
手を出すことがためらわれ。]
(88)2006/09/29 01:17:00
酒場の看板娘 ローズマリーは、立ち上がろうとするも、膝を付き。
2006/09/29 01:17:19
逃亡者 カミーラ
…刃…だな?
私とリックが悪夢に捕われているので無ければ。
(89)2006/09/29 01:18:08
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/29 01:19:00
墓守 ユージーン
.......。

〔後ろの、異形となりつつある少年を見つめ。
 真っ赤な繭に囚われるキャロルを見つめ。
 再び、カミーラとリックを見つめる。〕
(90)2006/09/29 01:21:24
吟遊詩人 コーネリアス
…こいつは!?

[首を失った少年の体が、異質なものへと変化する。
それは、出撃前に得られた情報でのターゲットによく似ており。

瞬時に銀の障壁を纏い、刀を描くと同時に切り抜く!]
(91)2006/09/29 01:22:17
村長 アーノルド
[キャロルを包んだ紅い網に、血色の腕を伸ばす。
かぱりと泡が左右に割れて血色の繭を中に包み込むと、ゆぅらりと血の泡全体が揺れて。

起き上がるような揺らぎを見せて上に伸びて、酷くねじくれた人型を*取り始めた。*]
(92)2006/09/29 01:22:23
双子 リック
俺はまだ正常だと思うんだけどね?
むしろ刃は普段からいっちまってるじゃねぇか。

[カミーラと繋いでいない方の手で隙なく大鎌を構え、
刃を見据えるも、
其の奥では蠢く紅い塊と化しつつあった其れは、
爛爛と輝く無数の目と紅い紅い腕と翅とが、
ずるりずるりと突き出し少しずつ変形していく。]
(93)2006/09/29 01:23:11
墓守 ユージーンは、「よく来てくれた。」と低く。ギラギラする眼で見つめる。
2006/09/29 01:23:42
逃亡者 カミーラ
…何故立ち塞がる?

[ユージーンの眼を見つめて、ゆっくりと瞬き。
 カミーラの膚の入れ墨が闇の中で薄赤く発光する。
 ──リックに頷いてそっと手を離す。手首を撓らせる。]
(94)2006/09/29 01:28:58
墓守 ユージーン
.......。くそ....。

〔ねじるような頭痛を感じる。
 頭を振るうと、何度か眼を瞬かせ。〕

〔後方では、大きく丸い目小さい目。
 泡のように沸き立てば。
 紅い腕は、ズシリとした重みをもって地面につけられ、少年の体の皮膚を破って、これもまた紅い足が現れた。翅がブブブブブブブブと振動を始めている。〕
(95)2006/09/29 01:31:33
吟遊詩人 コーネリアス
[切っ先がそれを捕らえるも、手ごたえは薄く。

その間にもじわりじわりと変形は進んでいく。]
(96)2006/09/29 01:32:00
見習い看護婦 ニーナ
[眼球の溶けきった、少年の首であったものは頭蓋骨のみとなり
 カラン、と
 あざ笑うような乾いた音を立てて崩れた。

 そのうしろで、胴体が
 いや胴体であったものが変貌を続けている。
 歪んだ二足で立ち、ゆっくりと身を起こすが首はない。
 でたらめな大きさの、血走り黄色く濁った眼球たちはせわしなく、またでたらめにあたりを見回す。

 コーネリアスの描いた刀が、眼球の幾つかを潰し
 潰れた眼球は、最早馴染みとなった
 悪夢を催す霧を血の代わりに噴出した。]
(97)2006/09/29 01:32:10
墓守 ユージーン
それは、お前がいるから....。

〔再び、カミーラを見つめると。
 遠くぞっとするような低い声で。〕
(98)2006/09/29 01:33:30
墓守 ユージーンは、悪夢を催す霧を背に受ければ。
2006/09/29 01:35:19
逃亡者 カミーラ
[前方では血の繭の中で悲鳴を上げながら、少年の名を呼ぶ変わり果てたキャロルの姿と──、おぞましく変貌して行く少年の胴体だった「モノ」。じわじわと広がりを見せる赤黒い霧状の──悪夢。]
(99)2006/09/29 01:37:22
逃亡者 カミーラ
[何処からか風が吹き、霧が強く吹き付ける。]
(100)2006/09/29 01:38:53
吟遊詩人 コーネリアス

 …!!

[咄嗟に霧に反応して飛び下がるも、腕にまとわり付くように触れたそれは、ぞくりと悪夢の記憶を呼び起こし。

頭を振って、それを振り払おうとする。

腕に触れ、爪を立てる細い指の感触。]
(101)2006/09/29 01:39:26
見習い看護婦 ニーナは、吹き付ける霧にも微動だにせず
2006/09/29 01:40:31
墓守 ユージーンは、逃亡者 カミーラとリックへ向け、刃を振るい。
2006/09/29 01:41:03
見習い看護婦 ニーナは、吟遊詩人 コーネリアスの苦悶のようすにも一切頓着する様子は無く
2006/09/29 01:41:07
双子 リック
[吹き出す霧に大鎌を振るえば、
舞い散る紅い花弁は薔薇の香りを漂わせ、
いくらか周辺の空気を清浄に保つか。]

ったく、冗談も通じねぇのかの。

[カミーラと手を解き刃の様子に舌打ちして、
狒狒の奥の眸がカミーラを捕らえているのを見遣り、
其の奥の紅く染まった人型に飲み込まれたままのキャロルへと、
刃の振るわれるより早く獣の足は前触れもなく地を蹴る。]

カミーラ、其のいかれた奴は任せた!

[叫ぶ頃にはもう刃の脇を通り過ぎキャロルの元へと向かうか。]
(102)2006/09/29 01:42:41
見習い看護婦 ニーナ
[鎌を握りしめた手の先から
 白い外套のたなびく裾から、髪の先から
 さながら霧が広がるように、あるいは悪夢を吸い込むように
 赤黒く染まっていく。

 変貌を遂げた少年の不気味な瞳と見つめ合う。]
(103)2006/09/29 01:43:13
逃亡者 カミーラ
…………。

[咄嗟に左手首を突き出し、黒い板面をユージーンに向かって投げる。それは悪夢の霧と突然の振るわれた刃物を防御する為の物で。
 ──後方へ跳躍。]
(104)2006/09/29 01:44:20
墓守 ユージーン
お前だ。お前でなければならない。
でなければおれは蟲に喰われる......やめろ、ああ、やめろォォ!!!

〔痛むかのように一瞬身を折ると、そして哄笑。
 ギラギラと眼を光らせ、脇を通り過ぎようとするリックの脇腹を薙ぐように「刃」が突き刺さろうとする。〕
(105)2006/09/29 01:45:11
吟遊詩人 コーネリアス
…ニーナっ!?

[暗い色に染まり行くその姿に気が付き呼びかける。

白は何色にも染まる。…故に汚れやすいとでも?]
(106)2006/09/29 01:45:54
見習い看護婦 ニーナ
[紅い腕が、リックの動きに反応して重たげに振り上げられるのに呼応して、ニーナは、ぐい、と鎌を振り上げ]

…。

[コーネリアスに向き
 明瞭な口調で、しかし意志の存在を感じさせない機械的な声で]

…ここから…出られはしない
(107)2006/09/29 01:49:29
墓守 ユージーン
..........。

〔眼の前に置かれた黒い板面に黒手袋で覆われた手を置き、
 恍惚とした色で見つめる。
 霧が纏わりつくのも気づかぬようで。

 僅か後方へ跳び、12の梵の字が描かれた刀身を黒い板面へ向けて鋭く重く振るう。〕
(108)2006/09/29 01:50:22
双子 リック
[哄笑を響かせ刃の振るう「刃」に残像が消えるか。]

遅い、ね。

[呟く頃には更に空に大鎌を振るい、
舞う花弁は濃厚な薔薇の香りを撒き散らす。]

キャロル!

[人型を模し始めた紅い繭へと大鎌を振るえば、
裂けた繭よりキャロルの腕を掴み引き抜こうと――]
(109)2006/09/29 01:51:44
逃亡者 カミーラ
[ユージーンの行動と、哄笑の前の言葉に違和感──。
 ゾクリと背中を走る物に舌打ち。]

…リック!
キャロルを頼む!!

[舌打ちの後は、何故か口元に小さく微笑を浮かべ──。
 カミーラの、右肩、右肘、右手首の入れ墨が血色の輪となりクルクルと回転を始める。]
(110)2006/09/29 01:56:24
吟遊詩人 コーネリアス
染まった…か?

[感情のこもらぬニーナの声に、目を向ける。
輝く朱淦の刀の刃先が僅かに濁って鈍る。]
(111)2006/09/29 01:56:59
酒場の看板娘 ローズマリー

く……ぅ……。

[ふら付きながらも、赤い繭へと向かうリックを補佐しようと、水分を*集め始めた*]
(112)2006/09/29 01:58:21
見習い看護婦 ニーナ
逃れられはしない。

[それは本来の目的と合致したかたちだろうか。

 キャロルによって「リュシアン」と呼ばれたモノに酷似した笑みを浮かべ
 コーネリアスに、斬り掛かった。
 残像。立て続けに振るう。]
(113)2006/09/29 01:58:30
墓守 ユージーン
〔口の端を歪め哂うと。
 「刃」の下に重ねてあったもう一枚の「刃」が、
 大鎌を振り上げたリックの腕へ向かい。〕
(114)2006/09/29 01:59:24
吟遊詩人 コーネリアス
[ニーナの斬撃を、その手の刀で受け流そうとする。
鎌の刃を受け、澄んだ金属音が上がる。

二撃目が頬を掠め、三撃目を振り下ろす手首を鈍らせた刃で止める。]
(115)2006/09/29 02:02:42
逃亡者 カミーラ
[ユージーンの目の前で黒い板面が、砕け散る。光を通さぬ砕けた漆黒の破片はそのまま──闇へと混じり、その姿が分からなくなる。
 破片の向こう側で、もう1枚の刃が光り、リックを追わんとする様子がカミーラの視界に入り。

 ユージーンの振るう刃に向けて、小振りの円月輪を立て続けに三つ投げる。三者は違う軌道を描き、腕に当たらんとする刀身に二つ、ユージーンの手首に向けて一つ。──向かって行く。]
(116)2006/09/29 02:04:42
墓守 ユージーン
〔もともと追ってきた悪魔の残骸のような体を晒していれば、
 その紅い体は翅を震わせ、
 紅い針を無数立て続けにリックへと放った。

 その一部がコーネリアスへも向かう。〕
(117)2006/09/29 02:05:28
吟遊詩人 コーネリアス
…ニーナ。

[ただ静かに、その名を呼ぶ。
紅い針の幾つかは、その身の銀の障壁すらも貫き。
跳ね上げるように鎌持つ細い手首を弾くと、
胴へと鉄塊のように鈍らせた刀を振るう。]
(118)2006/09/29 02:10:09
墓守 ユージーン
〔リックへ向けた「刃」は、
 両面からカミーラの円月輪によって弾かれ。
 カミーラへ向けていた長細い刀身持つ手首、それへ向かい放たれた円月輪を、一刀の元に上から切り伏せるように。

 そのままカミーラへ向けて疾走。
 漆黒の破片を掻い潜り、カミーラへ二閃。〕
(119)2006/09/29 02:10:39
見習い看護婦 ニーナ
[両腕を完全に跳ね上げられた状態で、胴を薙がれて血を吐いた。コーネリアスの身へ届かなかった針が幾らか刺さり、血が流れた。
 それらは蒸発するように、”霧”に変わって悪夢を呼ぶ]
(120)2006/09/29 02:14:06
吟遊詩人 コーネリアス
[刺さりし紅き針は、悪夢へと変じてその身を染める。
時に撫でまわし、時に爪を立てる無数の指の感触。]
(121)2006/09/29 02:17:51
双子 リック
[背後より迫る殺気に舌打ちしするも、
既に片腕にキャロルを抱き止める様な体勢で、
けれど予想した衝撃は無く背後で音を聴き、
其の侭に紅い繭よりずるりとキャロルを引き摺りだし、
振り返ればカミーラより放たれた円月輪が視界の端に映るか。]

サンキュ、助かったぜ。
おっさん!
ちゃんと受け止めろよ!

[アーノルドに叫びながら抱かかえたキャロルを投げつけ、
振り返れば紅い塊は既に人型へと完全に変体を終え、
翅をぶるぶると不気味に震わせ無数の紅い針を放たれる。]

ちぃ!

[至近から放たれる幾本かの針に真紅の双眸を眇め、
咄嗟に長い爪を振るい跳び退き、
霧にぐらりと視界が揺れそうになるのに、
慌てて大鎌を振るい花弁と共に茨を呼ぶ。]
(122)2006/09/29 02:20:09
逃亡者 カミーラ
──悪夢に堕ちた…か?

[左手首より黒板を取り出し、走り来るユージーンの手前に突き立る。一閃目を板が砕け散り受け止める間に、二閃目が回避する様に右へ回転しながら動く。
 左肘より迫り出した赤色の円形の刃で、振り下ろされた切っ先を受け止め。戻り来る二つの円月輪を右腕は体内に吸収する様に受け止める。]
(123)2006/09/29 02:20:35
農夫 グレン
…う……お……えーい、ままよ!

[覚悟を決めたかのように、サイケデリックな配色になり、
姿を消す。感知系の能力を持たぬことを祈って。]
(124)2006/09/29 02:27:16
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナの体から流れる血もまた、立ち上る霧に変わる。

 鎌で宙を一薙ぎして、リックへ、荊へ、赤黒い針を差し向けた。
 見えない指先とまみえるコーネリアスにつぎの一薙ぎを。宙を薙いだ一本を振り戻し、ふたつの刃でその首を挟むように。]
(125)2006/09/29 02:27:16
墓守 ユージーン
〔バキャリ。
 一つ目の黒板を破壊しながら、それを尻目に。
 再度黒き破片を掻い潜り、仮面の奥の眼はカミーラを追う。二閃目を、左上から右下へかけて振り下ろせば、円形の刃。
 柄の龍が動き、輪を二つ作るように動けば。
 柄を持った手は開き、長細い刃の片割れはカミーラの喉元へ。
 長細い鋏と化した、長細い両刃。

 ザラリと周囲に幾十の刃が浮かべば。〕

悪夢......。

〔にぃと、狒狒の口元から見える口が吊り上がる。〕
(126)2006/09/29 02:28:58
吟遊詩人 コーネリアス
[無意識に己の首筋へと手が伸びる。
耳に聞こえる吐息は、声にはならず。
いつの間に、視界は閉ざされ…何も見えない。

あちこちに爪を立てられ、引き裂かれる感触。]
(127)2006/09/29 02:30:14
墓守 ユージーン
〔至近距離から、刃達がカミーラを強襲。
 横殴りの勢い。〕
(128)2006/09/29 02:30:29
農夫 グレン
カミーラの姉ちゃ……カミーラぁ!旦那ぁ、ごめん!!

[一見して何もない空間から、ハート型の機雷を出す。
実際には、そこにグレンがいるのだが。それを刃の死角に差し向ける。]
(129)2006/09/29 02:32:01
吟遊詩人 コーネリアス
[双鎌の、片方を咄嗟に首元へと伸びていた手で掴むも、もう片方が浅く首筋を薙ぐ。

痛みに多少意識が澄み、掴んだ鎌の柄をニーナごと引きずり倒そうと強く引く。]
(130)2006/09/29 02:35:45
双子 リック
ったくどいつもこいつも!

[ニーナの殺気に視線を移せば放たれる無数の針に、
茨は網を編む様に其方へと向けられ、
隙間を縫って届く毒々しく紅い針に、
空を裂く爪はバラバラと打ち落とす。]

いい加減に目ぇ醒ましやがれ!

[片手で持っていた大鎌にもう一方の手を添えて、
円を描く様に振るえば大量の薔薇の花弁が舞い、
辺りの空気は濃厚な薔薇の香気へと染まる。]
(131)2006/09/29 02:36:01
墓守 ユージーン

           オォン

〔紅い人型をしたそれは翅を振るわせる。
 紅い針をリックが牽制している間に、
 徐々に泡立つ体。目玉はギョロギョロと蠢いて。〕
(132)2006/09/29 02:36:46
墓守 ユージーン
〔リックが大量の薔薇の花弁を舞わせている。
 そこへ紅い人型から一つ目の紅い蛇が幾匹も襲いかかる。〕

          オォォォォ

〔何かを仕掛けるかのように翅を震わせ続ける。〕
(133)2006/09/29 02:40:59
見習い看護婦 ニーナ
[引かれた鎌を持つ腕が伸ばされ、ガクンと止まって
 倒れかかるように、コーネリアスの間近へ近付く。
 霧を漂わせながら。]

出られない。…誰も逃れられない。

[腕から、一つ目の紅い蛇が這い出て、コーネリアスの首へ]

出させてはならない。
(134)2006/09/29 02:44:09
双子 リック
[針から跳び退きながらも視線は紅い塊を捉え続け、
人型と成った紅い塊の其の姿は――]

…悪魔…

[呟きにゆらりと此方を向くのに、
大鎌を片腕で持ち半歩下がって向き直り、
身の丈より大きな鎌を構え真紅の双眸を眇める。]

手前ぇが親玉か?

[紅い人型の爛爛と光を放つ目玉が此方を捉えれば、
放たれる一つ目の紅い蛇に大鎌を振るい茨を呼び、
地を這う蛇達へと絡みつき切り裂いていく。]

だぁ!誰か手伝え!

[叫びながら獣は地を蹴り翅を振るわせる紅い人型へ向かいながら、
振り下ろす大鎌は無数の刃となった薔薇の花弁が舞い、
更に切り上げる大鎌は其の翅を絡めとらんと茨を伸ばす。]
(135)2006/09/29 02:46:13
逃亡者 カミーラ
[ユージーンの眼をじっと見つめながら、咄嗟に後退。
 喉元を鋏状の細長い刃が擦り、喉元を浅く切り裂く。
 血が飛び散る。

 喉元を守る様に空中で後方回転するカミーラに、襲い来る幾十の刃。つり上がった笑みが逆さまに視界に入り。突き刺される痛みが身体を襲う。

 幾十の刃に突き刺されながらも、回転の勢いで両足首で回転する円月輪をユージーンに叩き付け。無理矢理に着地をすれば、突き刺さった複数の刃がバラバラバラと落ちる。傷口より血が噴き出す。
 全身のあらゆる箇所が裂けている。

 …微笑。
 グレンの機雷は、今はまだ視界に入っておらず──。]
(136)2006/09/29 02:46:31
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/29 02:49:12
農夫 グレン
[刃に機雷を差し向けると同時に、黒色のスマイルの機雷を何枚か放つ。
それは誰に向けたものではなく、空間に設置したものだ。]

やるしかないねー!
(137)2006/09/29 02:51:08
墓守 ユージーン
〔グレンが設置した機雷には気づかず。

 すっと身を緩ませ、両手で柄の輪を持つ。
 だらりと開いた凶悪な長細い顎門。
 抜け目なくカミーラを見つめ続け。

 幾十の刃は、キュラキュラキュラと姿を消し、異音だけを響かせようとした時、自分の身近で爆発。〕

───!!?

〔ざっと、カミーラを視界に納めつつ周囲に意識を凝らす。〕
(138)2006/09/29 02:51:55
農夫 グレン
おーっと、旦那っ!それ以上はさせないよー!!

[何もない空間から声だけが出ている感じだ。]

旦那、後ろに二歩のところに1個、上に五歩のところに2個、すぐ左にも1個。囲まれてるよー!!

[背景色と似通った機雷を設置した。その言は真か偽か。]

どうするねー?
(139)2006/09/29 02:54:35
墓守 ユージーン

  オォン  オォン オォン オォォォ

〔不整脈のように翅の音が響き…
 リックへ向けて波が襲いくる。

 轟とリックの全身を切り裂くように。
 茨と花弁は轟としたその波に呑まれた。〕
(140)2006/09/29 02:56:23
吟遊詩人 コーネリアス
[ニーナを抱きとめ拘束しようとした瞬間、
放たれた蛇が首へと巻きつき、耳朶へと噛み付いた。]

……っ…。

[見えぬ目を見開いたまま蹲り、首へと絡む蛇を引き剥がそうともがく。]
(141)2006/09/29 02:56:26
逃亡者 カミーラ
[増殖する眼球達が、キャロルを抱えたアーノルドや、グレン周囲へも飛び散り広がり転がり潰れながら赤黒い霧を撒き散らし始める。
 その内の幾つかは、グレンが設置したばかりの機雷にぶつかり、タンパク質が焦げ付く様な臭気を撒き散らしながら破裂し、退けられる。]
(142)2006/09/29 02:58:16
墓守 ユージーン

なら........お前を先に殺すまで。

〔キュラキュラキュラと、刃達が姿を現し、
 声が聞こえたと思しき辺りを駆けようと……〕
(143)2006/09/29 02:59:18
墓守 ユージーン
〔赤黒い霧によって、近距離の機雷が爆発した。
 連鎖反応的に周囲に爆発に巻き込まれる〕

─────!!!

〔爆発の中で、影がよろりとよろけた。〕
(144)2006/09/29 03:01:20
農夫 グレン
[眼球が設置したばかりの機雷にぶつかる。
生物の焼けるあの嫌な臭いを発しながら。]

うげげげっ……旦那ぁ囲んだのに…。

[赤黒い霧から逃れきれず、飲まれてしまう。]
(145)2006/09/29 03:01:42
逃亡者 カミーラ
[滴る血で視界が赤い。
 耳馴染みのある爆発音。]

…グレン?
(146)2006/09/29 03:02:31
農夫 グレン
カミーラぁぁぁぁ!!ボクは…飲マレ…て…。
言ウコ…と、聞いて………。

[必死に赤黒い霧に抵抗するように、自分の周囲に
紫色の機雷を設置する。まるで紫の人型のように。]

撃って!このままじゃ、みんなに……。
(147)2006/09/29 03:04:59
見習い看護婦 ニーナ
[リックが、荊で蛇を制せば
 それに呼応して、コーネリアスに纏い付く蛇も崩れていく]

[コーネリアスから身を離したニーナの、微かな傷は
 あたりの霧を吸うようにして塞がる。

 爆風に、暗いいろに染まった外套をはためかせ
 蹲るコーネリアスへ向けて再び*斬檄を。*]
(148)2006/09/29 03:06:15
墓守 ユージーン
が…

〔顔面のすぐ近くで爆発し、狒狒の仮面から素顔が覗く。
 その顔は血に塗れている。〕

あ.............っ…

〔顔が血みどろのまま。
 グレンが紫色の地雷を設置しているのを見て。〕
(149)2006/09/29 03:08:02
双子 リック
なっ?!

[花弁と茨が切り裂かれ飲み込まれるのに真紅の双眸を見開くも、
視界を庇う様に腕で顔を庇いながら其の侭更に踏み込み、
衝撃波に切り裂かれ咽返る血の香りに霧とは別の意味で視界が歪む。]

痛ぇじゃねぇか!
あぁもう!いい加減誰か手伝えって!

[叫びながら紅い人型の胴体を薙ぐ様に大鎌を振るえば、
シャーロットはランタンより炎を呼び白い霧を焼き払い、
ハーヴェイの伸ばした鎖が紅い人型へと伸びる。]
(150)2006/09/29 03:08:32
墓守 ユージーンは、農夫 グレンへ手を伸ばすように手を翳す。
2006/09/29 03:09:13
逃亡者 カミーラ
[裂傷で血塗れの腕で血濡れた目元を拭い、グレンを囲む機雷の異様に──]

…な…に。
馬鹿な──。
自爆等、するな!

[目を見開いて。
 戻り来たばかりの二つの円月輪をグレンの方へ弾き、同時に緑色のboxもグレンの方へと飛ばす。円月輪がグレンを取り囲む機雷を爆破すると同時に、グレンの身体をgreenboxで包み込み、自分の傍へ転送しようと──。]
(151)2006/09/29 03:11:05
吟遊詩人 コーネリアス
…アァァァッ!!!

[叫びながらも蛇を引き剥がすと、左の指で逆手にダガーを描き、
そのまま己の太腿へと、障壁を貫いて叩き込む。

痛みに意識も視界も澄む。

ニーナを振り払いながら悪魔の方へと跳び、両手に新しく刃を描く。]
(152)2006/09/29 03:11:55
逃亡者 カミーラは、墓守 ユージーンが、グレンに向けて手を翳す様子に──走る。
2006/09/29 03:14:27
墓守 ユージーンは、逃亡者 カミーラが動く様を見…
2006/09/29 03:17:11
吟遊詩人 コーネリアス
[二つの月の刃は、悪魔の胸の辺りを十字に切り裂くが、其処へと機雷の衝撃と閃光が横殴りに襲い掛かり、思わず両目を押さえて転がる。

其処へ追い縋るニーナの鎌が、その背に叩き込まれる。
障壁さえ破られなかったものの、衝撃は伝わり。

詰まった息に一度咳き込み、振り向きざまに鎌を狙って薙ぐ。]
(153)2006/09/29 03:18:17
墓守 ユージーン
〔紅い悪魔は翅を震わせると、
 今度は宙に舞い、

 紅い針と紅い蛇の攻撃を為さん。〕
(154)2006/09/29 03:19:04
農夫 グレン
[紫色の機雷が体を取り巻くと同時に、赤黒い霧が
グレンを刺激する。多く流れた血の記憶を甦らせる。]

ナンデ、理解シテクレナイ?血ヲ、流シテハダメ。
流レルナ!流レルナ!血ガ……必要ッ!

[機雷の中で、グレンの体は血を必要とする夜魔のものへ変化する。
血の悪夢が、連想ゲームのように紡がれているのだろうか。]
(155)2006/09/29 03:20:41
墓守 ユージーン
ハハハハハハハ!

〔手を翳すと同時に、
 刃達は刃の頭上に集まり、真っ直ぐにグレンの元へと疾る。〕
(156)2006/09/29 03:24:45
逃亡者 カミーラ
[紫の機雷が閃光を放ち、連鎖して派手な爆発を起こす。
 衝撃で大半の眼球と、赤黒い霧が退けられる。
 が、走り出す前にカミーラが居た位置に転送されたgreenboxから現れたグレンの姿は既に──。]
(157)2006/09/29 03:25:35
墓守 ユージーンは、逃亡者 カミーラが先程まで居た位置、つまり自分の近くに現れたグレンを振り返る
2006/09/29 03:27:06
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/29 03:28:27
双子 リック
[大鎌の一閃をかわし紅い人型は翅を震わせ、
飛びたたんとしたところで、
其の足をハーヴェイの鎖に絡め取られて一瞬怯み、
其の隙にコーネリアスの刃が十字に胸を切り裂く。]

よっしゃ!

[絡まる鎖が解け飛び立った紅い人型の、
吐き出す紅い針と蛇へ向かいシャーロットの炎が飛び、
針と蛇が焼け焦げて燃え尽きる間に大鎌を振るい、
舞う花弁をふわりと踏み締め、
ひょいひょいと中空の人型より更に上へ向かう。]

逃がすかぁ!!

[叩き落す様に人型の上より大鎌を振り下ろす。]
(158)2006/09/29 03:28:35
農夫 グレン
[green boxから紫色の何者かがカミーラに向かって
一直線に飛び掛ってくる。]

血ヲ…血ヲッ!!

[顔つきはグレンのものだが、紫色のマントに鋭い牙。
その姿は夜魔・ヴァンパイアと化していた。]

苦シイッ…乾キヲ癒セッ!!

[蝙蝠のような様相で、ヴァンパイアがカミーラへと向かう。]
(159)2006/09/29 03:29:05
墓守 ユージーンは、農夫 グレンの後ろから、長細い刃を振るう。
2006/09/29 03:31:15
農夫 グレン
[刃がグレンの顔を持つヴァンパイアの背中を捕らえる。]

キェェェェェェェ!!

[その体は刺し傷から、3匹の巨大蝙蝠へと分裂する。
悪夢の効果によって、ヴァンパイアの性質をトレースしたようだ。]

キィィィィィ!!血ィィィィィィィ!!

[3匹の蝙蝠は、3方へと飛び立った後、カミーラの一点へ
向かいながら再びヴァンパイアの形をなす。]
(160)2006/09/29 03:36:18
逃亡者 カミーラ
[仮面の取れ掛けたユージーンが、幾十の刃でグレンに攻撃しようするのを見取り、眼を見開く。
 黒板を6枚取り出しユージーンをboxに閉じ込めようと、後方のgreenboxから出現するはずのグレンは安全だと、──そう認識していたはずが。

 紫色の何か──夜魔と化したグレンに襲われる。
 バランスを崩したカミーラは空中に浮遊させた黒板を残して、グレンごと粘液質の闇に倒れ込む。]
(161)2006/09/29 03:37:33
墓守 ユージーン
邪魔を…邪魔をするなァァァァ!!!!

〔黒い眼を爛々と輝かせ、睨みつけている。
 破れた狒狒の面の間から滴る血、流れる血を無視して。
 分かたれた蝙蝠を追う。〕
(162)2006/09/29 03:38:00
吟遊詩人 コーネリアスは、見習い看護婦 ニーナからの立て続けの斬撃をいなしつつ*斬り合う。*
2006/09/29 03:39:05
農夫 グレン
[粘着質の闇の中で、ヴァンパイアがカミーラの
体にしがみつくように構える。牙を剥き出して。]

苦シイッ…血ガ欲シイィィィィ!!我ヲ癒セェ!!

[ヴァンパイアは、呻き声とともにその牙をカミーラの首筋に差し向ける。]
(163)2006/09/29 03:40:30
墓守 ユージーン
〔粘着質の闇の中に手を突っ込み、
 グレンの頭らしきものの髪を掴み、
 そのすぐ下、首へ向け刀身を突き刺そうと…〕
(164)2006/09/29 03:43:48
墓守 ユージーン
〔紅い悪魔は、蛇をぎゅるぎゅると動かし、
 目玉と甲殻質の血の色の剣らしきものを形成した。

 その大鎌を受けようとしつつ、
 鎌で破壊された目玉からは赤黒い霧が漂い…〕
(165)2006/09/29 03:45:21
逃亡者 カミーラ
[裂傷に構わずしがみつくグレン。
 痛みに口唇をわずかに開き、苦悶の声を上げ、首筋を、背を反らす。
 叫び声と共に首筋に向かって来るヴァンパイアの乱杭歯が光り──。]

…ぁ、馬鹿…な。

[覆いかぶさるグレンを押し返しながら、中空に浮かんだ6枚の黒板を振り下ろすタイミングを計る。]
(166)2006/09/29 03:49:03
逃亡者 カミーラは、農夫 グレンと自分自身を囲い込む棺を形成する様に、黒板を勢い良く移動。
2006/09/29 03:50:38
農夫 グレン
[刃によって首を捕まれると同時に、首が蝙蝠と化す。
そして、手の中で大いに暴れる。]

キィィィィィィィィィ!!

[首を失ったヴァンパイアの体が、カミーラにしがみついたまま。]
(167)2006/09/29 03:51:42
墓守 ユージーン
〔グレンの首を掴むと、大きな蝙蝠と化す。
 その蝙蝠を粘着質の闇の中から引きずり出すと、
 その蝙蝠へ向けて躊躇いなく刀身を振るおうとし…〕
(168)2006/09/29 03:55:13
双子 リック
[ゆらりと此方へ向く爛爛と輝く眼を見据え、
紅い目玉と蛇の皮膚らしきものを纏う剣を振るわれ、
剣を弾けば半ばで鎌を戻すも赤い霧が舞い始めるのに顔を顰め、
ローズマリーの降らせる清涼な水によって霧は漂うより先に流され、
大鎌は軌道を変え振り上げる終端の一閃は其の翅を断つ。]

ひょこひょこ飛んでんじゃねぇ!

[切り崩した翅は綺羅綺羅と空気に解け赤い霧となるのに、
シャーロットの炎が頬を掠めて焼き払う中、
翅を失い落ちて行く紅い人型に更に大鎌を振るい叩き落とせば、
背後にちらと視線を流せばグレンとカミーラがもみ合うのが見えた。]

カミーラ!
(169)2006/09/29 03:55:49
逃亡者 カミーラは、農夫 グレンの頭部…大蝙蝠を掴んだユージーンの手首に黒板1枚を突き立て。
2006/09/29 03:57:23
見習い看護婦 ニーナ
[ガキン、と大きく刃を打ち合わせ、一旦コーネリアスから距離を取る。

 死神達のもみ合いに気を取られたリックに向け、ニーナが紅い針を。落ち行く人型からは噴き出す血のように蛇がそれぞれリックに殺到。]
(170)2006/09/29 03:59:43
墓守 ユージーン
ぐ......───!

〔ドスリと重みがかかる。
 蝙蝠へ振るおうとした勢いのまま、黒板を破壊せんと。〕

お前と…お前と戦いたい。
何故……何故、何故…何故邪魔をするんだ!!!!!
(171)2006/09/29 04:01:35
墓守 ユージーン
お前はここにいる。
やっと会えたというのに。
…ずっと、ずっと、ずっと…
ああ何十日だろう。
あの場に死ぬ事も生きる事も出来ずに倒れたままで。

ああ、…来たのだろう?
戦ってくれ、おれと。
(172)2006/09/29 04:03:55
農夫 グレン
[刃の手首に黒板が突き立った隙を狙い、その手を離れる。
そして、本来あるべき位置へと降り立つ。
グレンの顔へと変化していった。]

キィィィィィィィ!!

[紫色の布が巻きつくように、カミーラの体に纏わる。
もちろん、その牙は首筋を狙う。]
(173)2006/09/29 04:05:31
逃亡者 カミーラ
[リックの声はカミーラまでは届かずに──。
 勢いで、ユージーンの手元から離れた大蝙蝠を巻き込んで、既に蓋1枚を残して棺を形成しているblackbox内に自分ごとグレンを押し込める。ユージーンが破壊する前に黒板を動かし──、ぴたりと蓋を閉ざした。]

『あぁ、何を言っている刃──。
…お前の見る悪夢は。』

[それでも、狭い箱の中で。
 首元へと迫るグレンを逆に押し倒す様にして、]
(174)2006/09/29 04:06:53
吟遊詩人 コーネリアス
ニーナ!!

[夢魔の色を映し、夢魔の色へと染まる彼女へと叫ぶ。]

お前が望むのはその色に染まる事か!?
お前が求めたのはその色かっ!?
(175)2006/09/29 04:06:57
逃亡者 カミーラは、農夫 グレンに、私の血が欲しいのか──。
2006/09/29 04:07:38
双子 リック
[足元の花弁が解けるより先に足場を蹴りながら、
向かい来る紅い針を鋭い爪が薙ぎ払い、
シャーロットの炎は蛇を焼き払う。]

三日月!生徒の面倒くらい手前ぇで見ろ!

[中空で振るう大鎌は薔薇の花弁を振り撒き、
其の茨はニーナを切り裂かんと縦横に走り、
新たな足場を作りひょいひょいと飛び移る間にも、
地に落ちた紅い人型へとハーヴェイの鎖が伸び、
ローズマリーの降らす水は刃となって降り注ぐ。]
(176)2006/09/29 04:07:44
農夫 グレン
[逆に押し倒されたヴァンパイアは、カミーラの声にぴくりと反応する。]

キェェ……。

[ゆっくりと左手で、人間でいう心臓の位置を指差す。
その表情は、ヴァンパイアではなくグレン。]

……ここ。

[それだけ言い終わると、再びヴァンパイアの形相に戻る。]
(177)2006/09/29 04:11:46
墓守 ユージーン
〔グレンの体を切り刻まんと、
 刃達を粘着質の闇へと送ろうとした。

 グレンの体とカミーラの体の間にゆかば、
 その身を指の太さ程の針で貫かんと。

 だがその前に蓋は閉じられ。blackboxをただ眺め。〕

...........................。
(178)2006/09/29 04:13:09
墓守 ユージーン

.................。

〔幾十の刃が次々とblackboxの上空へと舞い上がっていく。〕
(179)2006/09/29 04:14:57
吟遊詩人 コーネリアス
[刃を持たぬ刀を描き、暗い色に染まったニーナを追う。
鉄塊のごとき刀を、叩き伏せるように振るう。]
(180)2006/09/29 04:15:31
見習い看護婦 ニーナ
[鎌が奔って荊を切り伏せる。

 地に落ちた紅い人型が
 徐々に砕かれ飛び散り、霧とも血ともつかないものを吹き上げる音に、コーネリアスの叫びが紛れ、掻き消される。

 後ろへ反るほど首を伸ばし
 砕かれる人型の叫びを肩代わりするかのように]

ォォォォオォ――――――――ッ
(181)2006/09/29 04:19:39
逃亡者 カミーラ
[グレンを抱いたまま、]

…グレン。
グレンが欲しいのなら、血ならやる。
──だから、死のうとするんじゃ無い…。
この場所で肉体を粉砕されて、闇を彷徨いたいとでも?
…そんな事は駄目だ。
簡単に、楽になりたがるんじゃない。

[ヴァンパイアの牙の前に首筋を差し出す。
 それと同時に円月輪を器用に振るい、円月輪によって切り裂かれたカミーラ自身の血液でblackbox内を満たしはじめる。]
(182)2006/09/29 04:20:39
見習い看護婦 ニーナ
[鎌を交差させ、刀を受けた。

 力負けして弾かれ、小柄な体が舞う]
(183)2006/09/29 04:21:21
逃亡者 カミーラ
[コポコポと泡が弾ける様な音を立てながら、blackboxの内部は温かい血で満ちて行く。]
(184)2006/09/29 04:22:42
農夫 グレン
[カミーラの首筋に、鋭い牙を突き立てる。
流れる血液は牙を伝い、ヴァンパイアの喉を潤す。]

キェェェ…アア…。

[恍惚の表情で、カミーラの首筋にむしゃぶりつく。
blackboxの中で何が起こっているかに目もくれず、ただ。]
(185)2006/09/29 04:25:27
双子 リック
[赤い霧をローズマリーの水が洗い流す中、
尚もゆらりと起き上がろうとする人型に、
中空を駆け大鎌を振るおうと向かう。]

「リック君!飛びたまえ!」

[アーノルドの声に足場を蹴り跳ね上がりながら、
声の方へとちらりと背後へ視線をやれば、
アーノルドの放つ矢や槍が一斉に紅い人型を貫く。]

んじゃ、後は任せたぜ、おっさん。

[背面へと身を翻しに地に降り立ち片口の端を釣り上げて笑めば、
いつの間にかboxに収まっているカミーラの元へと向かい駆ける。]

カミーラ!
(186)2006/09/29 04:25:52
墓守 ユージーン
邪魔者がまた来たカ.......。

〔リックをゆらと振り返る。
 狒狒の仮面は破かれ爛々とした黒い眼が見えやすく。〕
(187)2006/09/29 04:27:48
吟遊詩人 コーネリアス
[弾かれ飛ぶニーナを追うも、一瞬斬りかかるのを躊躇し、
開いた左手で腕を掴もうとする。]
(188)2006/09/29 04:28:36
逃亡者 カミーラ
[…ぁと小さな声を上げて、吸血の衝撃に目を閉じる。
 グレンの心臓のあたりに添えた手が震える。

 その間にも血液はせり上がり、カミーラとグレンを浸し、やがてboxの内部全てをぴったりと満たしきる。カミーラ以外は呼吸が出来ないはずだ。]
(189)2006/09/29 04:31:04
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/09/29 04:33:04
双子 リック
邪魔者じゃねぇ!

[目を覚ませと言いかけて果たして刃の性格からか、
霧の影響なのか若干の迷いを覚えつつも、
振り降ろす大鎌からは薔薇の花弁が舞い、
濃厚な薔薇の香りと共に刃へ向かい、
包み込む様に縦横から茨が伸びる。]

刃こそ邪魔してねぇでさっさとカミーラ助けろよ!
(190)2006/09/29 04:33:15
逃亡者 カミーラ
…ぁあ。
グレン。
一度、眠って…頭を冷やすと良い。
何がしたかったのか…思い出せ。
(191)2006/09/29 04:33:55
農夫 グレン
[恍惚の表情で吸血を続けていたが、box内を満たした
血液に、呼吸を奪われる。表情が一転、苦悶。]

キケ…ゴホッ…ガァァァァァァァ!!

[ヴァンパイアの呻き。呼吸を奪われ、しがみ付いていた手足をばたつかせる。]

ゴボッ…ガボッ……。

[首筋に牙を突き立てたまま、満ちた血液を喉を癒すことに費やそうと、
流血よりも先に吸血してやろうと、決死の抵抗を行う。]
(192)2006/09/29 04:36:12
農夫 グレンは、その抵抗も次第に弱ってくる。
2006/09/29 04:36:46
見習い看護婦 ニーナ
[アーノルドの放った矢、槍がつぎつぎに紅い人型を打ち]

…あ

[腕を掴まれたニーナは、コーネリアスを見た。]
(193)2006/09/29 04:38:32
墓守 ユージーン
邪魔者だ.....あいつとの戦いは、
誰にも邪魔はさせない..........。
(194)2006/09/29 04:39:47
農夫 グレン
[最初はすべてを吸血せんばかりの勢いだったが、
次第にその抵抗も弱っていき、血を飲む喉の音も聞こえない。]

……………き。

[最後の力を振り絞り、ヴァンパイアがカミーラにしがみ付く。
そして、耳元で何かを囁く。]

…クッ。

[ヴァンパイアの姿のまま、気絶する。元には戻っていないようだ。
耳元で「大好き」と囁いたのはヴァンパイアか、グレンか。]
(195)2006/09/29 04:41:11
逃亡者 カミーラ
[手足が緩んだ隙に、首筋のグレンを手で覆い引き剥がす。
 頬に手を伸ばし、あやすように額に口付ける。
 弱って来たグレンが吸血出来ない様に、口元をカミーラ手で塞ぐ。]

…良い子だ。
(196)2006/09/29 04:41:28
逃亡者 カミーラは、農夫 グレンにしがみつかれ、手を離す。そして、首を傾け──。
2006/09/29 04:42:47
墓守 ユージーン
カミーラ.......。

〔舌の上で名前を転がすように。〕
(197)2006/09/29 04:44:35
双子 リック
そう言うのはあっち片付けてからにしろっての!
あぁもう、これだから…

[足を止め大鎌を構えたまま盛大に溜息を吐いた。]
(198)2006/09/29 04:44:50
双子 リックは、墓守 ユージーンの紡ぐ名に「もてる女は辛いってか…」うんざり呟く
2006/09/29 04:46:21
墓守 ユージーン


          【雨垂れ − あまだれ】


[刃の背後で。
 blackboxへ向けて箱を破壊せんとて。
 先程、カミーラを横殴りで襲ったと同様の勢いで、刃達が箱の中央ではなく辺の部分へと雪崩落ちた。]

..........。

〔blackboxの周辺部が破壊されていく音を聞きながら。
 何かを思い出そうとするかのように、眉根を顰め。〕
(199)2006/09/29 04:48:07
逃亡者 カミーラ
[首を傾けたのは、耳元へ落ちた囁きに対してで。]

……グレン?

[──気絶したグレンを抱きとめる。
 その言葉の意味を理解したのかしないのか、戸惑う様に眉を顰め。ヴァンパイアのまま戻らぬ姿にどうしたものかと。]
(200)2006/09/29 04:48:35
逃亡者 カミーラは、農夫 グレンの気絶して少しあどけない口唇に、試みに口唇を重ねようと──。
2006/09/29 04:54:59
逃亡者 カミーラ
[その時、棺を雨垂れと言うには激しすぎる音が穿つ。
 blackboxを破壊した刃達がなだれ込み──、周囲に淀む粘液質の闇の中を滑る様に真紅の血が広がり始める。

 咄嗟にグレンを背で庇う。
 まだ破壊されていない底面の板にグレンだけを乗せ、安全…と思われる方向へ飛ばす。]
(201)2006/09/29 04:55:57
逃亡者 カミーラ
[血塗れのまま振り返り、ユージーンの居る方角を見上げる。]
(202)2006/09/29 04:57:10
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