見習いメイド ネリー [[私は茨。 花には決してなれないけれど――― ならばこの身、花弁を支える葉に、茨に、棘になりましょう。]] | |
2006/09/16 01:38:31 |
書生 ハーヴェイ ――儚む事も惜しむ事も。ですか。 ええ、本当に、本当に。 | |
2006/09/16 01:39:51 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>194 ですが…… [言葉を告げようとして突然の提案にきょとんとし、 すぐに一礼をして] かしこまりました。 たしかに私はこのような場には不慣れ。 マダムのお心使い感謝いたします。 [オードリーに促されながらまずはネリーの傍にいたラッセルとキャロル、ヘンリエッタのもとにより] こんにちは。 ご機嫌はいかがでしょうか? [優雅に一礼をして] 私はあちらにおられますマダム・オードリー様のもとで身の回りの世話をさせてもらっていますローズマリーと言います。 以後お見知りおきをお願いしたいかと思います。 | |
(203)2006/09/16 01:55:39 |
学生 ラッセル 身分違いと言うならば私ほど身分違いの者も居ないかな。 [ローズマリーの言葉に自嘲的な笑みが心に浮かぶ。] | |
2006/09/16 02:18:29 |
学生 ラッセル [ハーヴェイがネリーと共に薔薇園へ向かうのを視界の端に捉える。] 今夜も開けて貰う必要はなさそうかな。 | |
2006/09/16 02:26:06 |
学生 ラッセル [オードリーとローズマリーを見送り、 漸く客人たちから解放されたらしい主へと歩み寄る。] 御機嫌よう、アーヴァインさん。 この度はお招きありがとうございました。 残念ながら母は伺えませんので代わりに私がお邪魔しました。 [主へと向けられた笑みは底なしの艶を孕む。] お会いして早々ですが本日はこれから薔薇園へお邪魔させて頂きますので。 また明日以降にでもゆるりとお話を。 [一礼を残し給仕のトレイにグラスを置き、 ゆったりとした歩調でサロンを出ようと歩を進め、 耳に届いた声にナサニエルと傍らの男性に一瞬だけ視線を投げ、 其の侭キャロルと共に薔薇園へ向かえば人影。] ご機嫌よう。 | |
(228)2006/09/16 02:45:42 |
学生 ラッセル [咽返る薔薇の香気は屋敷を訪れてから絶える事が無い。 キャロルを憂いを帯びた微笑を浮かべ静かに見守り、 傍らに咲き誇る紅い紅い真紅の薔薇に切れ長の眸を眇め、 桃色の薄い唇はキャロルに気付かれない様に息を零す。] 真紅の薔薇の咲き乱れる様のなんと華美な事か。 美しいけれど其れ以上に―― | |
2006/09/16 03:17:57 |
学生 ラッセル コレが此方の主の趣味と言う事か。 [脳裏を過ぎるは挨拶をした際の主の様子。] 私を見ても主は全く動揺した様子も無かったけれど。 本格的に娼婦をお求めと言う訳では無さそうかしら。 では彼の人は娼婦に何を求めたのだろう? …貴女なら笑ってただ全てを受け入れるのでしょうね。 | |
2006/09/16 03:23:20 |
書生 ハーヴェイ 口付けた手の甲の感触はやはり薄いベールに包まれたようにあやふやで。 人知れず彼はため息を漏らす。 …薔薇の香が届いたと思ったのは気のせいでしたか。 | |
2006/09/16 03:33:59 |
冒険家 ナサニエル [宿る色に目を細める] 過去を懐かしいと思える事は 其れはとても羨ましい事です | |
2006/09/16 03:37:23 |
書生 ハーヴェイ 薔薇は赤く染まりますか? 神でも悪魔でもありませんが―― すいと細めた瞳は月光を吸い込むような黒。 | |
2006/09/16 03:40:39 |
学生 ラッセル [咲き乱れる薔薇を濡らす夜露が一層に薔薇の香気を強め、 冷たく注ぐ月の光を浴びて薔薇園は妖しさを孕む。 花から花へ舞う蝶の様に薔薇から薔薇へ歩くキャロルの少し後ろ、 ゆったりとした歩調で追いかける。] どうぞ、魅入られてしまいませんように。 夜風に長くあたってはお身体に障りましょう。 [華奢な白い手を差し伸べれば袖口のカフスは紅く煌き、 誘う様に囁く自身も矢張り其の背後に薔薇を背負い、 月明かりの中で憂いと共に艶を帯びた笑みを浮かべる。 振り返るキャロルの手を取るでも無く、 差し出した手で出口を指し示して、 屋敷へ戻れば部屋の前までキャロルを送り届ける。] 今日はありがとうございました。 おやすみなさい、好い夢を。 [憂いを帯びた微笑みを残して*部屋に戻った*] | |
(240)2006/09/16 03:49:45 |
学生 ラッセル [部屋に戻り一息吐き、 蛾の隣で萎れ始めた真紅の薔薇。 棘を落とされた其れを手に取り、 小首を傾げ碧の双眸を眇める。] 血に染まった真紅の薔薇と。 染まる事の無い黒い薔薇と。 穢されてない純白の薔薇と。 最初からあかい薔薇はどんなにか愛しいのでしょうね。 | |
2006/09/16 04:07:08 |
書生 ハーヴェイ 目眩を起こすほど | |
2006/09/16 04:13:12 |
書生 ハーヴェイ 甘く。 切ないほどに、 | |
2006/09/16 04:13:33 |
書生 ハーヴェイ そして私はほくそ笑む。 | |
2006/09/16 04:16:23 |
学生 ラッセル [差し込む月明かりに真紅の薔薇は浮かび、 ベットに横たわり其の艶かしい花弁を桃色の薄い唇に引き寄せ、 ゆるりと長い睫を下ろせば其の手に薔薇を持ったまま、 枕の上に華奢な腕をはたりと落として夢の中へ。] | |
2006/09/16 04:35:32 |
見習いメイド ネリー 甘い――― 甘い――― それは、血――― | |
2006/09/16 04:43:52 |
見習いメイド ネリー [どくん、どくん。 心音が、血が、ざわめく―――] | |
2006/09/16 04:45:25 |
学生 ラッセル [咽返る薔薇の香りに包まれて――] | |
2006/09/16 05:02:16 |
学生 ラッセル [薔薇の香り。] 気が遠くなりそうで―― | |
2006/09/16 05:26:26 |
学生 ラッセル 視界が、歪む。 | |
2006/09/16 05:29:08 |
書生 ハーヴェイ 主がくれたのだと綻ばせていた顔はどんな風に歪むのでしょうかね。 [指先の薔薇から伝わるは痛みだろうか。 隠すこともせずに、嗚呼。口元が上がる] | |
2006/09/16 05:39:04 |
学生 ラッセル 声が聴こえる。 呼ばれている。 応えなければ。 起きなければ。 また―― [遠退く意識の中で過ぎる記憶は酷く陰惨なもので。] | |
2006/09/16 05:45:16 |
学生 ラッセル [薔薇の香りに包まれて――] | |
2006/09/16 05:48:24 |
冒険家 ナサニエル [そしてテーブルに見えるもの 確か、最初に会った時に―――] …蛾の、…。 [小さく呟いて 普段なら気にすることも無かったけれど、 崩れた羽までまるでパズルのように復元されたそれをみて ―――僅か口元に笑みを浮かべた] | |
2006/09/16 05:51:01 |
書生 ハーヴェイ 嗚呼、つまらない―― 薄い笑みは空気に解けて消える。 | |
2006/09/16 06:01:34 |
見習いメイド ネリー [柔らかな彼の唇を重ねられれば残るは微かな熱。 何事も無かったかの様に胸で咲き誇る紅い薔薇。 全ては幻か。 夢うつつか。 穏やかな彼の表情を見つめれば長い睫毛が瞬く。 指との戯れを指摘されれば何処か恥らうようにほんのりと頬を染めて。] …こちらこそ、差し出がましい真似をして申し訳ありません。 [悪戯でそう言う事をした訳ではないとも弁解したかったのだが、 それを謂うのは立場上の事で躊躇われた。 小さくそれらを飲みこむように軽く息を飲んで。 優しく取られる手に密かに力が篭っていた事なんて、彼は知っているのだろうか。] はい…身体を冷やさぬ内に、参りましょう。 | |
(261)2006/09/16 06:44:20 |
学生 ラッセル [柳眉を寄せてゆるりと首を振り、 震える長い睫が持ち上がれば、 視界にはぼんやりと水の注がれたグラス。 ゆっくりと上半身を起こして華奢な腕を伸ばす。 水滴に覆われたグラスの水は微かに冷たく、 こくりと一口飲めばするすると喉を降りて、 枕元に置き忘れた真紅の薔薇に視線を落とし、 碧の双眸はゆらゆらと物憂げに揺れる。] | |
2006/09/16 07:42:34 |
学生 ラッセル ……。 [記憶を手繰り寄せればナサニエルの前での失態。 微かに顔を顰めゆるりと首を振り、 ガウンを羽織ったままの身に小さく息を吐く。] 気付かれてないと良いけど。 [サイドテーブルにグラスを置いて、 顔色も体調も幾分マシになった様子でベットから降り、 朝日の差し込む窓辺へゆったりと歩み寄れば窓の向こうは薔薇園。] | |
2006/09/16 07:47:08 |
学生 ラッセル [暫く見つめて踵を返し薔薇園へ。 朝露に濡れ咲き乱れる薔薇達は美しくも健やかに映り、 昨夜とは其の表情を変えて居る気すらして、 香気混じりの澄んだ朝の大気の中で小さく吐息を零す。 純白の薔薇の園へと足を踏み入れれば、 地面に散らばる赤に首を傾げゆったりと歩み寄る。 しゃがみ込み見つめた其れは――] 紅い血に染まり切らぬ薔薇… [呟き丁寧に散らばった花弁を拾い上げて、 ふわりと盛られた花弁を両手に掲げ部屋へ戻り、 テーブルの上に花弁を置けば、 蛾の周辺には血に染まり切らない白と赤の斑の花弁。 枕元の真紅の薔薇もテーブルに戻す。] 弔いには向かないか。 [白に赤の斑の花弁を細く白い指がなぞり呟く。] | |
2006/09/16 07:54:22 |
学生 ラッセル [テーブルに置かれた薔薇模様のカードを一瞥し、 手に取る事も無いままにガウンを脱ぎ、 そのまま再びベットへと潜り込んだ。] | |
2006/09/16 07:57:54 |
美術商 ヒューバート とかいいながら来賓実はもう帰ってるんだよねだったらごめんなしあorz ついていけてるのかいけてないのか(たぶんついていけてない | |
2006/09/16 22:16:06 |
学生 ラッセル 親子の様であって親子の様でないお二人は印象に残ってますよ。 | |
2006/09/16 22:44:18 |
学生 ラッセル …社交界で其の名を聞く筈がありませんからね。 | |
2006/09/16 23:17:51 |
学生 ラッセル 貴方達お貴族様とは全く別の人種ですから。 日常の私をご存知だったらきっとお茶に誘われる事も無いのでしょうね。 とは言え此方の主の思惑も判らぬまま。 取り敢えずは其れらしく振舞っておかないと。 | |
2006/09/16 23:31:31 |
美術商 ヒューバート あ、タイミング悪かったなおっさん。 | |
2006/09/17 00:13:08 |
美術商 ヒューバート [抱きついたメイの頭を撫で] >>289 おやおや、困った子だな。 いや、遅くなった私が悪いのかな? そう、今夜はお客様をお連れしたのだよ。 お前の紅茶をご馳走しようと思ってね。 さあ… [と廊下を振り返ると、ラッセルの他に、ネリー、ハーヴェイの姿が目に留まる] …おや、これは… | |
(292)2006/09/17 00:21:41 |
学生 メイ >>292 だって……マスター中々戻ってこないし…… [客人、と聞くとゆるりと手を解いて。 ドアの向こう、数人の姿を認めると] 何方か招かれたのですか? それならお茶の支度を。 [ふわりと微笑むとお湯の準備をハウスメイドに頼み。 茶器の準備を始める。] | |
(297)2006/09/17 00:32:51 |
美術商 ヒューバート ああ、頼む。 [メイに声をかけてから、ハーヴェイに] >>295 御機嫌よう、ハーヴェイ・クライトン君。 叔父君のことは、アーヴァイン公から伺った事がある。 私はヒューバート・E・ウォルター。 娘と共に招かれていてね。 [そう言って微笑む] | |
(299)2006/09/17 00:36:38 |
書生 ハーヴェイ [――白い薔薇を血に染めてしまわれませんように] 何故私の血だと…。 [昨夜薔薇園で通りかかった二人連れを思い返し] 彼に見られていたのでしょうかね。 別に……構いませんが。 | |
2006/09/17 00:56:30 |
学生 ラッセル 真新しい血に濡れた花弁。 日々薔薇の手入れをしている者が其の棘で傷付くとは考え難い。 ならば血に染まる花弁の犯人は貴方かも知れませんね? | |
2006/09/17 00:58:26 |