人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1879)【 EROTIC&HERETIC 】 : 1日目 (2)
見習いメイド ネリー
[[私は茨。
     花には決してなれないけれど―――

          ならばこの身、花弁を支える葉に、茨に、棘になりましょう。]]
2006/09/16 01:38:31
書生 ハーヴェイ
――儚む事も惜しむ事も。ですか。

ええ、本当に、本当に。
2006/09/16 01:39:51
書生 ハーヴェイ
ええ、無理もなにも私は……。

[心配そうにこちらを見つめる少女に口を開けば、
案内をとこっそりと伝えられる言葉に、彼は一度言葉を切り]

……そうですね、少し外の風に当たってきます。

[そう告げて、胸元に薔薇を咲かす彼女のハンカチを包む手をそっと取り]

案内を頼んでも?
(198)2006/09/16 01:41:59
お嬢様 ヘンリエッタ
そんなことはありません。
ネリーさんの良さを、輝きを、美しさを理解してくれる人は、それこそたくさんいると思います。

今日のネリーさん、本当にお綺麗ですよ。

[目を細め、ネリーの胸元の薔薇に視線を落とした]
(199)2006/09/16 01:43:27
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/16 01:45:33
学生 ラッセル
[ヘンリエッタの表情の変化を見守り静かに頷いて、
キャロルの言葉に憂いを帯びた儚げな笑みを浮かべ、
視線を追いかけて薔薇園へと移す。]

其れも宜しいかも知れませんね。
(200)2006/09/16 01:48:08
学生 メイ
僕は別に社交界に出たいなんて……

[そんなこと言うようではこの主に付き添うには失格か、と少し項垂れ。
ヒューバートについて歩くと、横に佇み。]

お父様は、僕を社交界に出したいですか?
(201)2006/09/16 01:48:19
冒険家 ナサニエル
[赤い薔薇の方がと聞けば小さく笑んだ]

アーヴァイン様は白い薔薇もお嫌いでは在りませんから。
此の薔薇はアーヴァイン様が私の為に択んで下さったものです。

[軽く指先で薔薇を支えるような仕草
 そしてまた微笑みながら尋ねる]

ギルバート様は、白い薔薇はお嫌いでしょうか?
(202)2006/09/16 01:50:12
酒場の看板娘 ローズマリー
>>194
ですが……

[言葉を告げようとして突然の提案にきょとんとし、
すぐに一礼をして]

かしこまりました。
たしかに私はこのような場には不慣れ。
マダムのお心使い感謝いたします。

[オードリーに促されながらまずはネリーの傍にいたラッセルとキャロル、ヘンリエッタのもとにより]

こんにちは。
ご機嫌はいかがでしょうか?

[優雅に一礼をして]

私はあちらにおられますマダム・オードリー様のもとで身の回りの世話をさせてもらっていますローズマリーと言います。
以後お見知りおきをお願いしたいかと思います。
(203)2006/09/16 01:55:39
踊り子 キャロル
主役は薔薇。
窓からしか眺めたことはないけど……。

[暫くはその場で薔薇園を眺めていたけれど。
深海のように深く澄んだ瞳でラッセルを上目遣いに見上げ、
あどけないままの笑みで声をかける。]

薔薇園の散歩……ご一緒してくださる?
独りで見てると、そのまま魅入られてしまいそう。
(204)2006/09/16 01:56:28
踊り子 キャロル
[近くに現れたローズマリーに、美しく機械的にお辞儀をすれば、妖艶な笑みを向けて。]

初めまして。
キャロル・L・ラピリエールと申します。

[その後オードリーにも微笑を向け、一礼をして。]

こちらこそ。よろしくお願いします。
(205)2006/09/16 02:01:22
お嬢様 ヘンリエッタ
[ローズマリーの声に]

ローズマリーさん、わざわざ丁寧な挨拶ありがとうございます。
私はヘンリエッタ。ヘンリエッタ・S・スカーレットと申します。
これから数日間、よろしくお願いしますね。

あ、ええと、私はローズマリーさんをなんとお呼びすれば良いのでしょう?ローズマリーさん?

[首を傾げながら、問い掛けた]
(206)2006/09/16 02:01:42
流れ者 ギルバート
…伯父上の見立ては正しかったようだな。
白い薔薇がよく似合うな。

[微かに唇を薄く吊り上げて呟く。
『ギルバート』と久しぶりに国境を超えたこともあり
自分の名を正しいのに違う音で呼ばれたなら微かに瞳を細め
給仕に空と引き換えに新しい酒盃を受け取りながら]

…いや……嫌いじゃない。
嫌いじゃないが…俺は黒薔薇のほうが好きだね。
白薔薇は確かに一点の穢れなく澄んで美しいけれど
他の色に容易く穢され染まってしまう…。
それくらいなら何物にも染まらない黒がいい。

[ナサニエルの胸を飾る
白い薔薇に視線を落としながら]
(207)2006/09/16 02:02:26
見習いメイド ネリー
着飾れど、この身の下には名高い名前などありはしませんから。
薔薇は本当に美しい。

…けれど、そのブランドを名乗るとしては余りにも私は不釣合いなのですから。

[ヘンリエッタにそう告げると胸元に視線をやって。]



オードリー・ラバクルト様。
ローズマリー・アンジェラ様。

お初にお目に掛かります。
アーヴァイン様にお仕えする、ネリー・フィスメルと申し付けます。
有事の時や、薔薇の申し付けはどうか私めに。

[丁寧にお辞儀をすると、そう申して。]
(208)2006/09/16 02:03:21
見習いメイド ネリー
ええ…宜しいですわ。
ならば、そちらまでご案内を致しましょう。

[手を取られれば暫しの間を空けながらそうハーヴェイに告げる。
双眸を細めながら一歩前へ出て、辺りをちらと視線をやり近場に居る方々に一言。]

ご気分が優れないようなので、御連れしますわ。
皆様ご無礼を。

[此方へどうぞ、と告げて扉へと案内を。]
(209)2006/09/16 02:03:38
美術商 ヒューバート
おや、私かね。
お前にはまだ早いとは思っているが、何れはね…
しかし、お前が行きたくなければそれでも構わないのだよ。

ああしてお友達を作ることも、大切なことなのだよ。

[輪になって語らう面々を目線で示す]
(210)2006/09/16 02:05:50
酒場の看板娘 ローズマリー
>>205>>206
キャロル様に、ヘンリエッタ様。
よろしくお願いします。
私の事はローズマリーとお呼びください。
皆様ほどの高い身分は持ち合わせてはおりませんので…。
>>208
ネリー様。
アーヴァイン公のですね。
よろしくお願いします。

様をつけられるのは…、
いささか身分違いの扱いなもので戸惑います…。
(211)2006/09/16 02:06:48
学生 ラッセル
[声をかけられ相変わらず物憂げな微笑を浮かべたまま、
姿勢を正してローズマリーに一礼。]

御機嫌よう。
素敵な夜ですね、ローズマリーさん。
私はラッセル・S・クロートシャーレンと申します。

[指し示される方へと視線を移し静かに目礼し、
キャロルの言葉に頷きローズマリーと交互に見遣る。]

マダム・オードリーにご挨拶させて頂いてから薔薇園へお邪魔しましょうか。
其れに、アーヴァイン氏へのご挨拶もまだでしたね。
(212)2006/09/16 02:07:05
未亡人 オードリー
[ローズの口上を聞きながら優雅に一礼し]

皆様ご機嫌麗しゅう・・・オードリー・ラバクルトですわ。

[言葉少なく挨拶すると視線を巡らせ妖艶な笑みを扇で隠し]

稀有な美術品ね…
(213)2006/09/16 02:07:56
踊り子 キャロルは、暫し輪の中で*歓談を*
2006/09/16 02:09:17
書生 ハーヴェイ
[掛けられた声に彼は振り返る。
とった手は後ろ手に隠すように隣に並び。
優雅に礼をする女性とその奥に控えるふくよかな婦人へと軽く会釈を]

ハーヴェイ・クライトンと申します。
それでは暫く失礼を。

[深々と一礼をすれば、促されるまま花園へと足を向けた]
(214)2006/09/16 02:10:15
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 02:11:56
酒場の看板娘 ローズマリー
>>212
ラッセル様。
よろしくお願いしますね。
ええ、たしかに素敵で華やかですね。
このような華やかな舞台は不慣れなもので戸惑うことばかりです。
>>213
[オードリーの様子に周囲に視線をめぐらせてから僅かに顔を伏せた]
(215)2006/09/16 02:12:17
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 02:12:18
酒場の看板娘 ローズマリー
>>214
よろしくお願いしますハーヴェイ様。
またの機会にお会いいたしましょう。

[ハーヴェイを見送ってからオードリーの傍に付き添い]

緊張いたします……。

[小さく呟いた]
(216)2006/09/16 02:13:53
学生 メイ
[歓談する人の輪を見つめて。
それからヒューバートの顔を見ると困り顔。]

お父様がそう望むなら、頑張るよ……
でも、僕はお父様の傍がいい、な……?

[ガラスの外の薔薇園に視線を遣り]

……夜の薔薇も綺麗だね。
この屋敷は何処に言っても薔薇の香りがする。
(217)2006/09/16 02:18:00
学生 ラッセル
身分違いと言うならば私ほど身分違いの者も居ないかな。

[ローズマリーの言葉に自嘲的な笑みが心に浮かぶ。]
2006/09/16 02:18:29
未亡人 オードリー
[ゆるりとローズに身を寄せると]

緊張してるの?…大丈夫よあなたは、私の…ローズなのよ?自信をお持ちなさい。私のサロンの、華なのだから。

[気がついた様子に妖艶に微笑むと]

あら…気がついてるのね。綺麗な美術品…サロンにお招きしたいわね。

[嫉妬心を煽り立てるように殊更妖艶な視線を回りに向けて*いる*]
(218)2006/09/16 02:21:15
学生 ラッセル
[ゆるりと首を振り物憂げな微笑み。]

私も別に慣れている訳ではありません。
宜しくお願いします、ローズマリーさん。

[キャロルと共にオードリーへと歩み寄り、
姿勢を正して再び礼儀正しく一礼。]

御機嫌よう、マダム・オードリー。
ラッセル・S・クロートシャーレンと申します。
宜しくお願いします。

自己紹介はお耳に届いたかも知れませんけれど。
(219)2006/09/16 02:22:48
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/16 02:23:14
見習いメイド ネリー
[そのまま手を取られ、優雅に歩き出す。

途中、ナサニエルと目が合えば上客が集う一角へと視線を滑らせた。
ギルバートへと軽く会釈を済ませればサロンルームより出てエントランスを抜け、
厳重に鍵が掛けられた薔薇園の鍵を取り出し、かちゃりと音を立ててそっと扉を開けた。
ふわりと涼しげな風が頬を撫でる。]

―――もう、お手を離されても大丈夫ですわ。
(220)2006/09/16 02:23:29
学生 ラッセル
[ハーヴェイがネリーと共に薔薇園へ向かうのを視界の端に捉える。]

今夜も開けて貰う必要はなさそうかな。
2006/09/16 02:26:06
酒場の看板娘 ローズマリー
>>219
よろしくお願いしますラッセル様。

[微笑みかけて]
>>218
はい…。
頑張ります。

[オードリーの言葉に白い頬に僅かに朱をさして俯くが、
すぐに顔をあげて]

マダム…、
私の心が嫉妬の炎で妬き焦げてしまうかもしれません…。

[小さく呟いてからすぐに微笑みを顔に浮べて他の客にも挨拶を*交わしていく*]
(2006/09/16 02:28:40、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除)
酒場の看板娘 ローズマリー
>>219
よろしくお願いしますラッセル様。

[微笑みかけて]
>>218
はい…。
頑張ります。

[オードリーの言葉に白い頬に僅かに朱をさして俯くが、
すぐに顔をあげて]

マダム…、
私の心が嫉妬の炎で妬き焦げてしまうかもしれません…。

[小さく呟いてからすぐに微笑みを顔に浮べて他の客にも挨拶を交わしていく]
(221)2006/09/16 02:28:51
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/16 02:29:01
書生 ハーヴェイ
[鍵が解かれれ夜風に乗って濃厚な薔薇の香り。
彼は手を解き夜を仰ぎ見て、中庭へと降りてゆく。

出入り口の灯りが途切れた薄闇の中で振り返り]

此処から先は独りですか?

[手を差し出してうっすらと微笑んだ]
(222)2006/09/16 02:31:27
冒険家 ナサニエル
有難う御座います。

[似合うと言われれば嬉しそうに微笑み
 黒薔薇と聞けば、少し考えるような仕草]

黒薔薇で御座いますか。
其れこそ此の館では、珍しい色ですね。

私も黒い薔薇は、好ましいと思います。
園丁に取り寄せられるか尋ねてみましょう。
ギルバート様の滞在期間中に届けば良いのですが。

[そう彼に微笑みを送った後に、
 不意にサロンを出るネリーと目があえば視線と僅かな微笑みを返し
 共に出てゆくハーヴェイには会釈をして見送った]
(223)2006/09/16 02:31:28
酒場の看板娘 ローズマリーは、未亡人 オードリーと共に一折挨拶を終えると一礼をして共にその場を後にした。
2006/09/16 02:32:43
流れ者 ギルバート
[ナサニエルと話していれば通りかかったネリーと
青年の姿に微かに目礼をすませ。
こちらに気がついたらしいアーヴァイン公の姿に
軽く一礼する姿は伯父と甥というには
あまりにも他人行儀な姿で]
(224)2006/09/16 02:33:25
酒場の看板娘 ローズマリー
[オードリーの部屋につき]

オードリー様…、
他の方の方が…私より魅力的なのでしょうか…?

[思わず聞いてから非礼を詫びるように頭を下げて]

失礼しました。
言葉が過ぎました…。
お召し物を…。

[オードリーの着替えを手伝いもう寝るとベッドに横になったオードリーに]

お休みなさいませ。

[微笑みかけて傍の椅子に*腰掛けた*]
(225)2006/09/16 02:34:57
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/16 02:35:16
流れ者 ギルバート
どういたしまして。

…黒は珍しいだろうね…あまり造園に向いた色ではないし。
取り寄せられるなら是非頼みたいね…。
…伯父上には申し訳ないが紅薔薇はあまり好きじゃない。

[少しだけばつが悪そうな表情で肩を竦めると
酒盃を微かに傾ける]
(226)2006/09/16 02:36:49
美術商 ヒューバートは、楽団の奏でる音楽を聞きながら、ダンスを*眺めている*
2006/09/16 02:39:33
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/16 02:41:06
学生 メイは、美術商 ヒューバートの横に腰掛けて。慣れない喧騒に*瞬いている。*
2006/09/16 02:41:11
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/16 02:41:56
見習いメイド ネリー
差し支えなければお供させて頂きます。
何分、夜の薔薇園はお気をつけて欲しいですから。

[微笑み返すと、未だ繋がれた手を見つめて。
サロンルームの明かりだけが其の場を照らしていた。]

――ここは、広いですし。
(227)2006/09/16 02:45:30
学生 ラッセル
[オードリーとローズマリーを見送り、
漸く客人たちから解放されたらしい主へと歩み寄る。]

御機嫌よう、アーヴァインさん。
この度はお招きありがとうございました。
残念ながら母は伺えませんので代わりに私がお邪魔しました。

[主へと向けられた笑みは底なしの艶を孕む。]

お会いして早々ですが本日はこれから薔薇園へお邪魔させて頂きますので。
また明日以降にでもゆるりとお話を。

[一礼を残し給仕のトレイにグラスを置き、
ゆったりとした歩調でサロンを出ようと歩を進め、
耳に届いた声にナサニエルと傍らの男性に一瞬だけ視線を投げ、
其の侭キャロルと共に薔薇園へ向かえば人影。]

ご機嫌よう。
(228)2006/09/16 02:45:42
書生 ハーヴェイ
失礼、気になるのなら離しておきましょう。

[彼は繋がれた手を見る彼女へそう告げて、そっと離す。
共に行くと言われれば、昨夜と同じようにゆるりと足をすすめて]

気をつけるですか。
夜の薔薇園には悪魔でもいるのでしょうかね。


[ふと掛けられた声に足を止め振り返れば、二人連れへと目を細める]

ごきげんよう。
(229)2006/09/16 02:54:37
見習いメイド ネリー
――ご機嫌よう。ラッセル様、キャロル様。
夜の薔薇園へようこそ。

[柔らかな笑みを向ければ胸元の真紅の薔薇は微かに揺れて。
ゆるりと長い睫毛を瞬かせると、奥の噴水の方向へと目を向けた。

解かれた手を空に滑らせればハーヴェイへと。]

暗闇は何を孕んでいるか解りません。
迷わぬ導べが欲しいのならば、どうか私の手を。
(230)2006/09/16 02:59:11
冒険家 ナサニエル
[ギルバートと主人の様子には気付かないような素振りで
 同じように主人の方と目が合えばこちらも一礼をする

 ギルバートの言葉に柔らかく微笑むと頷いて]

畏まりました。其れでは手配させて頂きます。
…赤い薔薇はお嫌いでしたか。

けれど赤薔薇はこの館の至る所に御座います。
目に入ってしまいましたら申し訳ありません。
せめてお部屋や其の傍には飾らないように致しますので。
(231)2006/09/16 03:02:20
学生 ラッセル
キャロルさんが薔薇をご覧になりたいそうで。
私たちも少し庭園にお邪魔させて頂きますね。

[ネリーの胸元で揺れる薔薇から視線を追い、
向き直れば憂いを帯びた微笑を二人へ。]

では、好い夜を。

[挨拶を残してゆったりとしたしなやかな歩調で薔薇園の奥へ。]
(232)2006/09/16 03:07:27
書生 ハーヴェイ
[その言い様に目を瞬かせると]

――では、我に救いを。

[彼にしては珍しく自嘲気味に笑んで、
差し出される手を絡め取り俯けばその表情は闇に隠れ。
彼女の白い手の甲に恭しく口付けた。
顔を上げて、背筋を伸ばせば夜に視線を漂わせたまま]

ええ、そちらも良い夜を。
……行きましょうか。

[二人連れとは異なる方向へと足を向ける]
(233)2006/09/16 03:09:51
流れ者 ギルバート
ありがとう…嫌いとまではいかないが苦手でね。
飾るのなら…そうだな、白を。
白い薔薇なら苦手意識もない。

[肩を竦めて青年の配慮の言葉に静かな礼の言葉を添える。
鳶色の瞳に浮かぶのは微かに懐かしむような色で]

目に入るものをどうにか白とは言わないよ。

ただ…かなり子供の頃に此の邸の夜の薔薇園で
迷子になった事があって…それ以来トラウマというわけさ。
今になればただの笑い話だけど
そのときは世界が終わるんじゃないかってくらい
怖かったものでね。

[空の酒盃を給仕のトレイへと乗せながら肩を竦めた]
(234)2006/09/16 03:12:38
学生 ラッセル
[咽返る薔薇の香気は屋敷を訪れてから絶える事が無い。
キャロルを憂いを帯びた微笑を浮かべ静かに見守り、
傍らに咲き誇る紅い紅い真紅の薔薇に切れ長の眸を眇め、
桃色の薄い唇はキャロルに気付かれない様に息を零す。]

真紅の薔薇の咲き乱れる様のなんと華美な事か。
美しいけれど其れ以上に――
2006/09/16 03:17:57
冒険家 ナサニエル
白薔薇を、ですね。畏まりました。

[確りと頷けば微笑んで
 彼の瞳に宿る色に目を細める]

夜の薔薇園は、恐ろしいまでに美しいので、
子供心にそう思われても仕方のない事かと思います。
笑い話など、とんでも御座いません。
(235)2006/09/16 03:22:06
学生 ラッセル
コレが此方の主の趣味と言う事か。

[脳裏を過ぎるは挨拶をした際の主の様子。]

私を見ても主は全く動揺した様子も無かったけれど。
本格的に娼婦をお求めと言う訳では無さそうかしら。

では彼の人は娼婦に何を求めたのだろう?
…貴女なら笑ってただ全てを受け入れるのでしょうね。
2006/09/16 03:23:20
見習いメイド ネリー
――はい。望みとならば灯りにもなりましょう。
どうか迷わぬようにと。

[改めて手を取られると双眸を細め、
手の甲に彼の柔らかな唇の熱を感じながら。
聞き漏れないように、ゆるりと唇から熱を漏らした。]


足元にどうか…お気をつけて。
―――よい夜をお楽しみ下さいませ。

[視線で彼らを見送ると身体の向きを変え、
ハーヴェイと同じくして薔薇園を歩む。
白や赤薔薇の調律が行き届いた個所や、少々変わった、異国で咲く薔薇を差して見せる。
闇に染まる虚空に浮かぶ月は昨夜と変わらぬ冷たい輝きを放っていた。]
(236)2006/09/16 03:25:39
流れ者 ギルバート
ああ、よろしく頼む。

[微かに頷いて青年の返答に
満足そうに微かに唇を吊り上げるその容貌は
どことなく邸の主に似た雰囲気があっただろうか]

…それはもう怖かったね。
瓦斯灯の燈でこう…紅薔薇の花びらは赤いから
暗いのにまるで燃えているように見えてね。
自分まで燃えてしまうかと思った…というわけだ。

[ゆるりと吐息を吐き出して瞳を伏せれば
髪より少しだけ淡い色の睫毛が頬に影を落とし]

さて…よければ二つほど仕事を頼まれてほしいのだけれど。
(237)2006/09/16 03:33:01
書生 ハーヴェイ
口付けた手の甲の感触はやはり薄いベールに包まれたようにあやふやで。
人知れず彼はため息を漏らす。

…薔薇の香が届いたと思ったのは気のせいでしたか。
2006/09/16 03:33:59
冒険家 ナサニエル
[宿る色に目を細める]

過去を懐かしいと思える事は
其れはとても羨ましい事です
2006/09/16 03:37:23
書生 ハーヴェイ
ずいぶんと頼もしい灯りですね。

[ガス灯が途切れれば月明かりを。
月明かりが途切れれば誘われる手のままに、彼は薔薇園の間をすり抜けるように歩く。

隣で薔薇を指す指先を眺めながら手袋を外し、指されたうちの一つ、白い薔薇に手を触れる。
伸ばした指先は棘に触れ、棘は赤を滲ませる。
彼はただ静かにその指先を眺めて。膨らむその血は毀れ落ちるままに白い薔薇を汚した]
(238)2006/09/16 03:39:48
書生 ハーヴェイ
薔薇は赤く染まりますか?
神でも悪魔でもありませんが――

すいと細めた瞳は月光を吸い込むような黒。
2006/09/16 03:40:39
冒険家 ナサニエル
[ギルバートの雰囲気に、
 零したのはどのような表情だったろうか
 僅か瞬くと口元に微笑みを湛えたまま

 紅薔薇の話を静かに聞いて
 仕事をと頼まれれば丁寧に一礼をし]

は、私で良ければ。
何で御座いましょうか?
(239)2006/09/16 03:48:13
学生 ラッセル
[咲き乱れる薔薇を濡らす夜露が一層に薔薇の香気を強め、
冷たく注ぐ月の光を浴びて薔薇園は妖しさを孕む。
花から花へ舞う蝶の様に薔薇から薔薇へ歩くキャロルの少し後ろ、
ゆったりとした歩調で追いかける。]

どうぞ、魅入られてしまいませんように。
夜風に長くあたってはお身体に障りましょう。

[華奢な白い手を差し伸べれば袖口のカフスは紅く煌き、
誘う様に囁く自身も矢張り其の背後に薔薇を背負い、
月明かりの中で憂いと共に艶を帯びた笑みを浮かべる。

振り返るキャロルの手を取るでも無く、
差し出した手で出口を指し示して、
屋敷へ戻れば部屋の前までキャロルを送り届ける。]

今日はありがとうございました。
おやすみなさい、好い夢を。

[憂いを帯びた微笑みを残して*部屋に戻った*]
(240)2006/09/16 03:49:45
見習いメイド ネリー
そう思っていただけるならば、至極光栄です。
此方の薔薇も御覧下されば――

[指し示す手は導くように。
もう片方の繋がれた手をそのままに案内すれば、
風に乗って噎せ返る程の薔薇の香りが辺りを包む。
するりと手を話されれば熱が手から抜けていくのを感じると、
手袋を外す一連の動作、
そして白薔薇の花弁へと手を伸ばす様に目を奪われる。

指先を掠めるは、棘。
そこから滴り落ちる血は紅い真珠を落としたようにぐにゃりと歪み白薔薇に溶けて行く。]

あ…。

[どくん、と胸が高鳴った。]
(241)2006/09/16 03:56:40
流れ者 ギルバート
[青年の様子を微かに観察した後微かに唇に薄い笑みを
それから瞳を細めて静かに呟く]

一つはあまり熱過ぎず甘すぎないショコラを。
もう一つは…部屋まで連れていってくれると助かる。
子供の頃から何度来ても此の館は迷うんだ。
…どうだろう。

[最も此の館でなくとも自分の城以外では
どこでも迷うなんてそんなことは伏せておいて
微かに肩を竦めながら青年に首をかしげて尋ねる]
(242)2006/09/16 03:57:58
書生 ハーヴェイ
[彼は彼女の呟きに気付かない。
ほんの僅か眉根を寄せて、黒い染みの浮かぶ白薔薇に視線を落とす]

やはり……真紅の薔薇には程遠いですね。
ただ、汚してしまいました。

[すみませんと呟き彼は血に滲む指を咥えた]
(243)2006/09/16 04:05:47
学生 ラッセル
[部屋に戻り一息吐き、
蛾の隣で萎れ始めた真紅の薔薇。
棘を落とされた其れを手に取り、
小首を傾げ碧の双眸を眇める。]

血に染まった真紅の薔薇と。
染まる事の無い黒い薔薇と。
穢されてない純白の薔薇と。

最初からあかい薔薇はどんなにか愛しいのでしょうね。
2006/09/16 04:07:08
冒険家 ナサニエル
畏まりました。
ショコラは、お部屋へお持ちした方が宜しいでしょうか?

[そう一礼をした後に微笑んで]

ギルバート様のご指名と在れば、お断りをするわけには参りません。
(244)2006/09/16 04:08:08
書生 ハーヴェイ
血の味が――
(*6)2006/09/16 04:13:03
書生 ハーヴェイ
目眩を起こすほど
2006/09/16 04:13:12
書生 ハーヴェイ
甘く――
(*7)2006/09/16 04:13:24
書生 ハーヴェイ
甘く。

切ないほどに、
2006/09/16 04:13:33
書生 ハーヴェイ
歓喜を呼ぶほどに


私を――
      彼を――


揺さぶった。
(*8)2006/09/16 04:13:49
書生 ハーヴェイは、淑やかに指先を唇から離せば、ため息ともつかない吐息が漏れる。
2006/09/16 04:15:44
流れ者 ギルバート
うん、頼むよ。

[青年の浮かべた微笑につられたかのように
普段は気だるそうな表情しか見せないくせに
微かな安堵と微笑を浮かべて]

ふうん?
それなら…此の邸で迷ったときには
いつもお前を呼ぶことにしよう。

[薄い唇には楽しそうな笑みが浮かび
鳶色の瞳を微かに笑みに緩ませて
壁から身を起こせばさっそく*道案内を頼んで*]
(245)2006/09/16 04:16:23
書生 ハーヴェイ
そして私はほくそ笑む。
2006/09/16 04:16:23
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/16 04:19:20
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/16 04:22:59
見習いメイド ネリー
…… ……いいえ。

[彼の唇から指先が離れるもその指先は再び朱に染まり、白薔薇を濡らしていく。

その血に誘われるようにハーヴェイの手をそっと取れば、
自らの唇を当て口腔へと滑らせた。
舌先に感じる血の味に睫毛を震わせ、んんとくぐもった声を漏らす。
軽く吸い上げるも、名残が脳裏を浮かぶ。

何処か恍惚をした表情を浮かべ、艶めき、頬に赤みが射して。]
(246)2006/09/16 04:25:12
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/16 04:33:42
学生 ラッセル
[差し込む月明かりに真紅の薔薇は浮かび、
ベットに横たわり其の艶かしい花弁を桃色の薄い唇に引き寄せ、
ゆるりと長い睫を下ろせば其の手に薔薇を持ったまま、
枕の上に華奢な腕をはたりと落として夢の中へ。]
2006/09/16 04:35:32
書生 ハーヴェイ
[ふいに取られた手。絡まる舌は月下にちろりと浮かび。
彼の黒い双眸はその様子を映したまま。
暫くされるがままに任せていた指先は蠢き、毀れるは薄い笑み]

甘い、ですか?

[低く囁いて]
(247)2006/09/16 04:37:57
冒険家 ナサニエル
[傍に居たフットマンの一人に
 先程のギルバートの要望を伝え部屋まで持つように指示をする

 いつもと言われれば、
 其の楽しそうな笑みに柔らかな微笑みを返す]

かしこまりました。

[道案内を頼まれれば一礼をして、
 そしてギルバートの部屋までの道案内をした]
(248)2006/09/16 04:39:55
見習いメイド ネリー
甘い―――

甘い―――

それは、血―――
2006/09/16 04:43:52
見習いメイド ネリー
[どくん、どくん。
心音が、血が、ざわめく―――]
2006/09/16 04:45:25
見習いメイド ネリー
は…、あぁ    
……ん。

[唇から吐息が零れる。
艶かしさを含んだ其れは最後に指先を舌が絡め、
ゆっくりと唇から離すと共に外気に触れ、熱を、感触を薄らせていく。]

……甘い、です。

[ゆるりと首を振って。]

すみません、失礼を…。
(249)2006/09/16 04:52:20
学生 ラッセル
[咽返る薔薇の香りに包まれて――]
2006/09/16 05:02:16
学生 ラッセル
[形の良い柳眉を僅かに寄せ浅い夢現から醒め、
ゆらりと身を起こせば水差しに手を伸ばし、
其処に浮く薔薇の花弁に眉根は益々寄り、
ガウンを羽織り幾分優れぬ顔色のままに部屋を出れば、
廊下を行くナサニエルの姿に切れ長の双眸を眇める。
僅かに逡巡してから桃色の薄い唇はゆっくりと開く。]

御機嫌よう、ナサニエルさん。
お手数ですが混じり物の無い水を一杯頂けませんか?
(250)2006/09/16 05:03:12
書生 ハーヴェイ
甘い香は闇を孕みますよ。

[闇に溶けるは抑揚のない声。
彼はふやけた指先に微かに残る赤を舐めて。
再び指先を伸ばせば摘むは赤黒く濡れた白薔薇。
手の中でつぼみを解けばはらはらと散り行く穢れた花弁。

毀れきれば、手のひらに残るは香ばかり。
鼻梁に当てて、目を細め吸い込めば彼はゆるりと笑んで]

――迷わぬ導べが欲しいのならば、私の手を。

[差し出すその手にはまだ薔薇の香が残るだろうか]
(251)2006/09/16 05:07:53
冒険家 ナサニエル
[ギルバートを送り届けた後に
 サロンルームへと踵を返そうとする

 不意に掛けられた声に振り返れば
 其処には客人の一人の姿
 しかし其の顔色は優れぬようで少し眉を寄せる]

は、これはラッセル様。
ご気分が優れぬようですが、如何なされましたか?

只今お持ちしますので、
ラッセル様はお部屋でお待ちくださいませ。

お部屋までは、大丈夫で御座いますか?
(252)2006/09/16 05:11:51
見習いメイド ネリー
[もしかして私は薔薇の香りに酔いしれてしまったのか。
それは無いと緩く首を振り、
きっと慣れぬ事だと思い込むようにそれらを吐露してしまわないように留めて。

――血に濡れ、時と共に色が変わり行く薔薇にちり…と甘いような胸を刺すような痛み。
花弁が彼の手で絆され、まるで変わりに血を流すように。
ひらひら、ひらひらと滑り落ちていく。

香るは甘い薔薇の香り。
微かに鼻腔を擽る、血の香り。
ふわり、ふわりと身体に纏わりつくように。]

どうか、私に救いを、そしてご無礼をお許しください――――

[しなやかに頭を垂れればそう呟いて、手を伸べた。]
(253)2006/09/16 05:21:26
学生 ラッセル
[ガウンの袷を押さえてゆるりと首を振り、
ナサニエルが振り返るのに纏った香気が届き、
血の気の失せた顔色のまま口元を白い手が覆う。]

ありがとうございます。
少し気分が優れないだけでご心配には及びませんから。
(254)2006/09/16 05:22:32
冒険家 ナサニエルは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/09/16 05:23:12
学生 ラッセル
[薔薇の香り。]

気が遠くなりそうで――
2006/09/16 05:26:26
学生 ラッセル
視界が、歪む。
2006/09/16 05:29:08
学生 ラッセルは、冒険家 ナサニエルに儚げな微笑を残し踵を返そうとしてとさりと*其の場に倒れた*
2006/09/16 05:30:49
書生 ハーヴェイ
[彼は伸ばされた手首を取れば引き寄せ、耳元で囁く]

私は導に赤き血を。
貴女の対価は――

[胸元に飾られた大輪の薔薇に顔を寄せ、香に酔うように。
摘み取るその手は白薔薇を散らしたものと寸分たがわず]

この薔薇ですか?

[彼女の眼前に差し出して問うその瞳は深遠の黒]
(255)2006/09/16 05:34:00
書生 ハーヴェイ
主がくれたのだと綻ばせていた顔はどんな風に歪むのでしょうかね。

[指先の薔薇から伝わるは痛みだろうか。
隠すこともせずに、嗚呼。口元が上がる]
2006/09/16 05:39:04
書生 ハーヴェイは、大輪の薔薇を見つめるその口元は薄い笑みをたたえて――
2006/09/16 05:39:34
冒険家 ナサニエル
[ラッセルの様子を見れば、
 どうにも大丈夫そうには見えず

 少しだけ困ったように心配そうに眉を寄せ]

…かしこまりました。

もし他に何かご要望などありましたら、
どうぞご遠慮なく申し付けて下さいませ。

[そう一礼をして、
 頭の上でとさりと音がする

 顔を上げれば其処には]

――ラッセル様?
(256)2006/09/16 05:41:49
冒険家 ナサニエル
[ラッセルに駆け寄れば抱き起こし、
 その蒼白な顔色を見ればまた眉を寄せる

 そのまま抱き抱えると、
 ラッセルへ割当てられた部屋へと運び入れた

 一度部屋を後にすると、
 水を一杯持ってきて、テーブルの上にそっと置く]
(257)2006/09/16 05:43:51
学生 ラッセル
声が聴こえる。
呼ばれている。
応えなければ。
起きなければ。

また――

[遠退く意識の中で過ぎる記憶は酷く陰惨なもので。]
2006/09/16 05:45:16
学生 ラッセル
[薔薇の香りに包まれて――]
2006/09/16 05:48:24
冒険家 ナサニエル
[そしてテーブルに見えるもの
 確か、最初に会った時に―――]

…蛾の、…。

[小さく呟いて
 普段なら気にすることも無かったけれど、
 崩れた羽までまるでパズルのように復元されたそれをみて

 ―――僅か口元に笑みを浮かべた]
2006/09/16 05:51:01
見習いメイド ネリー
[耳元に囁く声は甘く身体に響く。
掛かる息に身を震わせれば『あぁ…』と息を漏らして。

心臓が早鐘を打つ。
狂わせるのは薔薇か、血か。
何時しかそんな考えを一蹴してしまうほどに突きつけられるは。

胸に咲き誇る薔薇を摘み取ろうとする、彼の手。
唇が駄目、と形作るも聞く耳持たぬという風に浮かぶ、薄い笑みを只見つめて。

観念したように彼に身を預け、首筋へと顔を埋めれば、]

対価には、どうか私を――――
(258)2006/09/16 05:57:42
見習いメイド ネリーは、『私を導いてくださいませ―――』
2006/09/16 06:00:30
書生 ハーヴェイ
嗚呼、つまらない――

薄い笑みは空気に解けて消える。
2006/09/16 06:01:34
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/16 06:04:38
冒険家 ナサニエル
[ラッセルの部屋を出ると一度サロンルームへと戻る

 そして歓談を続けていたアーヴァインと目が合い
 彼が、
 今宵は夜も更けて来たのでお開きにしましょうと声高に告げれば
 各人それぞれの部屋へと案内をされ戻ってゆく

 其れを見届け、
 アーヴァインと共にサロンルームを出れば
 一度彼の私室へと寄って少し言葉を交わして

 一礼をした後に其の部屋を後にした]
(259)2006/09/16 06:19:38
書生 ハーヴェイ
[預けられる身体、
彼はゆっくりと瞬きを繰り返せば薄い笑みは消え去り。

そっと腕を解いて。
ほんの軽く唇を重ねれば彼は瞼を伏せて、彼女の胸元へと薔薇を返した]

――これで、充分。薔薇はお返しします。


…あんな顔で指を舐められたので、あてられてしまったようです。私も少しいたずらが過ぎましたね。

[伏目がちに白い手袋を嵌め終えれば、
穏やかな笑みをたたえて彼女の手を優しく取った]

それでは迷わぬよう、お手を離さずに。
……戻りましょうか。
(260)2006/09/16 06:21:45
見習いメイド ネリー
[柔らかな彼の唇を重ねられれば残るは微かな熱。
何事も無かったかの様に胸で咲き誇る紅い薔薇。

全ては幻か。
夢うつつか。
穏やかな彼の表情を見つめれば長い睫毛が瞬く。
指との戯れを指摘されれば何処か恥らうようにほんのりと頬を染めて。]

…こちらこそ、差し出がましい真似をして申し訳ありません。

[悪戯でそう言う事をした訳ではないとも弁解したかったのだが、
それを謂うのは立場上の事で躊躇われた。
小さくそれらを飲みこむように軽く息を飲んで。
優しく取られる手に密かに力が篭っていた事なんて、彼は知っているのだろうか。]

はい…身体を冷やさぬ内に、参りましょう。
(261)2006/09/16 06:44:20
冒険家 ナサニエル
―エントランス―

[其処に置いてある柱時計をただじっと見つめて
 暫くすれば踵を返し執事室へと*戻っていった*]
(262)2006/09/16 06:50:02
見習いメイド ネリーが「時間を進める」を選択しました
書生 ハーヴェイ
いいえ、お気になさらずに。

[それだけ告げて彼は彼女と歩く。
何か喋るわけでもなく、ガス灯が途切れれば月明かりを。
月明かりが途切れれば手を引いて、彼は薔薇園の間をすり抜け扉の前へとたどり着く。

扉を潜れば甘い香りから引き離されて。
取った時と同じほどの優しさで手を静かに解いた]

どうもありがとうございました。
…それでは、おやすみなさい。

[彼がゆるりと一礼をすれば、袖に引っかかっていたのだろうか、はらりと落ちる白い花弁を拾い上げれば、彼女の手に残して。
自室へ*戻っていった*]
(263)2006/09/16 06:59:25
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/09/16 06:59:37
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/16 07:00:31
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/16 07:00:38
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/16 07:02:32
見習いメイド ネリー
[手を取られ歩き出す。
薔薇園を後にすれば甘い香りは徐々に薄れていって。

そう、夢の終わり。
別世界の扉の鍵を再び掛けなおすと部屋に戻ろうとする彼と向き合えば柔らかな微笑みを浮かべて。]

…はい、お休みなさいませ。
ごゆるりと御寛ぎ下さい。

[それ以上はあえて告げず、其の場で佇んだ。
花弁を残されればハンカチーフを取り出し、先ほどの紅い薔薇の花びらと白薔薇の花びら。
二枚それらをを丁寧に重ねて包み上げれば彼の後姿をずっと*見回していた*]
(264)2006/09/16 07:14:30
冒険家 ナサニエル
―各個室―

[それは貴方がサロンルームへ行っている間の事かもしれませんし、
 帰ってきてからの事かもしれません

 貴方の部屋に一人のフットマンが訪れました
 手には銀のトレー
 銀のトレーの上にはメッセージカードが置かれています

 それは先ほどと同じような、
 薔薇模様があしらわれたメッセージカードです

 それは明日の事について

 目だった催し物が無い事と、
 変わりに客間には薔薇を、紅茶を、お菓子を、
 時間によっては夕食も、ご用意させて頂く事
 その場に居るメイドやフットマンに頼めば、
 カードゲーム等の準備もしてくれるかもしれません
(265)2006/09/16 07:29:38
冒険家 ナサニエル
 勿論、薔薇園も心行くまで堪能してください

 其の様な内容の事が書かれています
 貴方はそれを直接だったり、
 不在の間に机の上に置かれたりして受け取りました]
(266)2006/09/16 07:29:55
冒険家 ナサニエル
―薔薇模様のメッセージカード―

明日は客間でお茶会等は如何でしょう
紅茶を、お菓子を、薔薇を、
目一杯ご用意させていただきます
勿論物足りなければ、
各種ゲーム等も取り揃えております

薔薇園も見事に咲き誇っております薔薇は格別です

どうぞ我が館をごゆるりとお楽しみ下さいませ
(267)2006/09/16 07:31:16
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/16 07:39:16
学生 ラッセル
[柳眉を寄せてゆるりと首を振り、
震える長い睫が持ち上がれば、
視界にはぼんやりと水の注がれたグラス。
ゆっくりと上半身を起こして華奢な腕を伸ばす。
水滴に覆われたグラスの水は微かに冷たく、
こくりと一口飲めばするすると喉を降りて、
枕元に置き忘れた真紅の薔薇に視線を落とし、
碧の双眸はゆらゆらと物憂げに揺れる。]
2006/09/16 07:42:34
学生 ラッセル
……。

[記憶を手繰り寄せればナサニエルの前での失態。
微かに顔を顰めゆるりと首を振り、
ガウンを羽織ったままの身に小さく息を吐く。]

気付かれてないと良いけど。

[サイドテーブルにグラスを置いて、
顔色も体調も幾分マシになった様子でベットから降り、
朝日の差し込む窓辺へゆったりと歩み寄れば窓の向こうは薔薇園。]
2006/09/16 07:47:08
学生 ラッセル
[暫く見つめて踵を返し薔薇園へ。
朝露に濡れ咲き乱れる薔薇達は美しくも健やかに映り、
昨夜とは其の表情を変えて居る気すらして、
香気混じりの澄んだ朝の大気の中で小さく吐息を零す。

純白の薔薇の園へと足を踏み入れれば、
地面に散らばる赤に首を傾げゆったりと歩み寄る。
しゃがみ込み見つめた其れは――]

紅い血に染まり切らぬ薔薇…

[呟き丁寧に散らばった花弁を拾い上げて、
ふわりと盛られた花弁を両手に掲げ部屋へ戻り、
テーブルの上に花弁を置けば、
蛾の周辺には血に染まり切らない白と赤の斑の花弁。
枕元の真紅の薔薇もテーブルに戻す。]

弔いには向かないか。

[白に赤の斑の花弁を細く白い指がなぞり呟く。]
2006/09/16 07:54:22
学生 ラッセル
[テーブルに置かれた薔薇模様のカードを一瞥し、
手に取る事も無いままにガウンを脱ぎ、
そのまま再びベットへと潜り込んだ。]
2006/09/16 07:57:54
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/16 08:42:11
未亡人 オードリー
[喧騒を離れ自室へと戻ると、ローズに身を任せ支度を解く。
衣擦れの音をさせながらシルクのナイティを身に纏い、
しどけなくベットに横たわりローズの言葉に耳を傾ければ]

ローズよりほか?・・・純白の薔薇も、水仙もそれぞれ魅惑的よ。

ふふふ私欲張りなの、美しいものは全て…欲しいわ。

[妖艶に見つめれば漆黒の睫毛を伏せ眠りへと落ちていった]
(268)2006/09/16 11:10:50
未亡人 オードリー
[朝焼けに燃える静かな一刻。
衣擦れの音も秘めやかに物憂げな瞳が瞬く。
寄り添う寝息に目を細め緩やかに撫でる。]

・・・夜明けね。

[眠るローズをそのままにバルコニーへと歩む。
朝露に濡れ薔薇の園を気だるく見つめては、吐息を漏らす。
暫しの時を過ごすと部屋に戻り、今だ起きぬ眠り姫に微笑む。
いつの間にか届けられた薔薇模様のカードに目を留め]

…いつの間に?
(269)2006/09/16 11:17:07
踊り子 キャロル
[フットマンからカードを受け取り、一言礼を言うと、またすぐに自室に篭って静かにカードを眺める。
椅子に座って長い足を組み、また薔薇園の方へ目をうつして。]

この時間帯なら、一人でも大丈夫そうね。

[そう言って、支度をして部屋を出る。
白い服にピジョンブラッドの小さなネックレスをつけ、
メイドに案内を頼めば一人*薔薇園へと*]
(270)2006/09/16 15:11:50
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 15:12:24
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 15:13:33
踊り子 キャロル
[薔薇から薔薇へと歩みながら、昨晩の散歩を思い出す。
  ――どうぞ、魅入られてしまいませんように――
ラッセルの言葉を思い出して、くすくす笑う。]

もう手遅れかもしれないわ。

[艶のある笑みで薔薇に手を伸ばせば、ちくりと棘が刺さる。徐々に大きくなる赤い点を、指を銜えて血を舐め取り]

…………不味い。

[言葉にそぐわぬ笑みを口元にたたえ、ゆったりとした歩調で薔薇園を後にすれば、自室に戻り、*シャワーを浴びる*]
(271)2006/09/16 18:07:08
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 18:07:34
見習いメイド ネリー
[黒いアルカパのウールのワンピースを身につけて。
素早くモスリン地のフリルエプロンを纏い、
きっちり2つに編まれた三つ編みを揺らせば何時もの様にメイドとして淡々と業務をこなす。

昼にもなれば薔薇園の手入れへと向かう。
本日は業務に身を委ね、慌しさを*はらんで*]
(272)2006/09/16 18:13:19
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/16 18:39:05
学生 ラッセル
[テーブルに広がった薔薇の花弁を細い指がなぞる。
いつからそうしていたのか手元が暗くなるのに顔を上げ、
傍らのティカップに口をつければ冷めた紅茶に息を零す。

浴室へ向かい身支度を整えて部屋に戻れば、
姿身に映る上品な細身のスーツにクロスタイ姿。
昼間は瞳と似た柔らかな緑の光を放っていた、
アレキサンドライトキャッツアイは照明に紅く煌く。

姿勢正しくしなやかな足取りで部屋を出た。]
(273)2006/09/16 21:53:14
美術商 ヒューバート
―喫煙室―

[来賓の貴族やジェントリたちと葉巻を手に軽く会話を交わしていたが、懐中時計で時間を確認し]

おやおや、もうこんな時間かね。
私はそろそろ失礼しよう。
部屋に娘を置いてきたのでね、心細がっているといけない。

[葉巻を消し。その場を辞して廊下へと出る]
(274)2006/09/16 22:10:13
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/16 22:11:33
美術商 ヒューバート
とかいいながら来賓実はもう帰ってるんだよねだったらごめんなしあorz

ついていけてるのかいけてないのか(たぶんついていけてない
2006/09/16 22:16:06
美術商 ヒューバート
―2階・廊下―

[豪奢な絨毯を踏み、部屋に戻りかけたところ、廊下の先に紅い髪の青年が目に止まる]

おや…
お若い来賓も多いとは聞いていたが…学生のように見える。
(275)2006/09/16 22:21:05
学生 ラッセル
[昨夜ダンスフロア付近で見かけた紳士の視界に気付き、
物憂げな表情もゆったりとした歩調も変わらぬまま、
いくらか距離が縮まれば歩みを止め一礼。]

御機嫌よう、ムッシュ。
私の顔に何か?
(276)2006/09/16 22:26:11
美術商 ヒューバート
[紅い髪の青年に声をかけられ]

やあ御機嫌よう。
おっと…これは失礼。

君のような若い方も招かれていたのかと意外だったものでね。
アーヴァイン公なら、納得できるのだがね。
気を悪くしないでくれ給え。

[ふ、と微笑んだ]
(277)2006/09/16 22:36:32
学生 ラッセル
[紳士の言葉にか切れ長の瞳を僅かに眇める。]

…そうでしたか。
私は母の代理でお邪魔した身ですから。

今宵は可愛らしいお嬢様とご一緒では無いのですね。
昨夜お見かけしましたがてっきりお連れの方かと。
(278)2006/09/16 22:41:53
学生 ラッセル
親子の様であって親子の様でないお二人は印象に残ってますよ。
2006/09/16 22:44:18
美術商 ヒューバート
母君の…
ふむ、私の見知っているお方かな。
君のような美しいご令息をお持ちの方なら、記憶にあるはずなのだがね。

[顎の髭をつい、と撫で]

おや、娘を見たということは、昨夜サロンに居られたのかな?
賓客が多かったもので、気付かなかったよ。
あれは今部屋に居るはずだが…置いて出てしまったので、今頃むくれているかも知れない。

[女というのは年齢を問わず難しいものだから、と微笑む]
(279)2006/09/16 22:51:41
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/16 22:55:36
学生 ラッセル
[憂いを帯びた碧の双眸が揺れるより前に、
長い睫はゆっくりと瞬き紳士が髭を撫でるのを見守る。]

…母は人付き合いの良い方ではありませんから。
失礼、申し送れましたね。
ラッセル・S・クロートシャーレンです。

[自身の胸元に華奢な白い手を置き名乗れば、
続く言葉に静かに頷く。]

ええ、サロンにも少しだけ。
昨夜は早めにお暇して薔薇園の方へお邪魔しましたから。

そうでしたか、お引止めしてしまいましたね。

[そうかも知れませんね、と静かに答える。]
(280)2006/09/16 23:02:40
学生 メイ
―客室―

[シャワーを浴び、服を着替える。
昨日と同じように、キュロットとジレを纏い。
上着は着ないままにソファにぽすんと腰掛け]

……マスターはまだお出かけしているのか。

[まだ少し湿ったままの髪を弄いながら、膨れる。
中性的な風貌はそうしていればさらに幼く見え。]
(281)2006/09/16 23:10:16
美術商 ヒューバート
ふむ、クロートシャーレン…
社交界では聞かぬ名だ。

私はヒューバート・E・ウォルター。
サマーセット伯とも呼ばれていたが、今は隠居に近い身でね。
気楽な日々を送っている。

[やや思案顔をして]

はは、引きとめたなど。
君を見止めたのは私の方が先さ。
しかし娘の機嫌を損ねるのもね…そうだな、君さえ良ければ、私の部屋で娘の紅茶をご馳走しよう。
どうかね?

[す、と白い手袋をした右手を胸元で止める]
(282)2006/09/16 23:12:30
学生 ラッセル
…社交界で其の名を聞く筈がありませんからね。
2006/09/16 23:17:51
学生 ラッセル
…本来は社交界とは縁の無い者ですから。

もうご隠居を?
まだ充分に現役で活躍されてらしてもおかしくないのに。
ムッシュ・ウォルターとお呼びすれば宜しいですか?

[続く言葉に物憂げな表情のまま首を傾げ、
微かに悪戯で艶を孕んだ微笑を浮かべれば、
紳士の娘と同質の中性的な雰囲気を醸し出すか。]

お嬢様への言い訳に私を使うおつもりですか?

…お邪魔で無いのでしたらお言葉に甘えさせて頂きます。

[静かに頷けばさらりと紅い髪が頬を撫ぜた。]
(283)2006/09/16 23:25:54
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/16 23:28:16
学生 ラッセル
貴方達お貴族様とは全く別の人種ですから。
日常の私をご存知だったらきっとお茶に誘われる事も無いのでしょうね。

とは言え此方の主の思惑も判らぬまま。
取り敢えずは其れらしく振舞っておかないと。
2006/09/16 23:31:31
美術商 ヒューバート
はは、元々あのような場所は苦手なのだよ。
一見優美で豪奢だが…その実そうではないからね。

私の事かね?…好きなように呼んでくれ給え。
隠居してまで格式ばるのはよしなさいと、娘に叱られてしまったのでね。

[さらりと揺れる青年の紅い髪に目を細め]

はは、見破られてしまったかな。
君ともう少し話をしてみたいと思ったのもまた、事実なのだが?

[そう云うと、ゆるりと部屋に足を向け、肩越しに]

さあ、来給え。
歓迎しよう、ラッセル君。
(284)2006/09/16 23:37:25
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/16 23:38:48
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/16 23:44:07
見習いメイド ネリー
[長い廊下を歩く。
夜だと言うこともあり所々ランプは消えていないだろうかと。
メイドとしての1日は終わらない。
小さなカンテラ一つ手に持てばキャンドルの炎がゆらりと形を変えて。螺旋階段を上がり二階の客室へと向かう。]
(285)2006/09/16 23:46:34
学生 ラッセル
私は良く存じませんが、そうなのかも知れませんね。

可愛らしい方に見えましたが、実は厳しいお嬢様なんですね。

[ヒューバートが目を細めるのを静かに見守る。]

ムッシュ・ウォルターはお嬢様をとても大事にされてらっしゃるご様子でしたから。

…私と、ですか?
生憎とご期待に沿えるような何も持ち合わせては居ない気もしますけれど。
ありがとうございます。

[物憂げな微笑を湛えたままに、
歩き出したヒューバートの後に従い、
ゆったりとした歩調で其の背を追いかけた。]
(286)2006/09/17 00:02:40
学生 ラッセル
[ネリーを見止めれば立ち止まり、
少しだけ其の姿を見つめて、
桃色の薄い唇をゆっくりと開く。]

御機嫌よう、ネリーさん。
(287)2006/09/17 00:06:25
美術商 ヒューバート
[蝋燭に照らされた廊下を進み、自室の扉を開く]

メイ、待たせてすまなかったね。
(288)2006/09/17 00:13:03
美術商 ヒューバート
あ、タイミング悪かったなおっさん。
2006/09/17 00:13:08
学生 メイ
[聞きなれた声を聞くとソファーから立ち上がり。
扉を開けた男に駆け寄って、抱きつく。]

おかえりなさい、マスター。
随分とゆっくりだったんだね。

[見上げる顔は、少し膨れていて。]
(289)2006/09/17 00:15:38
見習いメイド ネリー
ラッセル様、ご機嫌よう--

[柔らかく微笑むと、雲雀のような澄んだ声は彼へと滑らせ。
]

今から、どちらに?
(290)2006/09/17 00:17:44
書生 ハーヴェイ
[窓辺に寄せた椅子に凭れ、傍らにあるテーブルの上に読みかけの本を伏せた。
その隣にはティーセットと薔薇のカード。
その内容通り、今日は特に何かに呼ばれるわけでもなく、客間と中庭を往復するだけののんびりとした一日を過ごした。

窓の外を見れば今日も薔薇園は月下に佇む。
彼はシャツの上からベストとクロスタイを身につけると部屋を出て]

おや、こんばんわ。

[廊下に出れば赤毛の青年へと軽く会釈を]
(291)2006/09/17 00:18:47
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/17 00:19:36
美術商 ヒューバート
[抱きついたメイの頭を撫で]
>>289
おやおや、困った子だな。
いや、遅くなった私が悪いのかな?

そう、今夜はお客様をお連れしたのだよ。
お前の紅茶をご馳走しようと思ってね。

さあ…

[と廊下を振り返ると、ラッセルの他に、ネリー、ハーヴェイの姿が目に留まる]

…おや、これは…
(292)2006/09/17 00:21:41
学生 ラッセル
[少し先でヒューバートが少女に抱き付かれるのを見守り、
ネリーに視線を戻せばゆっくりと長い睫が瞬く。]

ムッシュ・ウォルターにお茶に招かれたところです。
お会いしたら直接お礼をと思っていたのですが、ナサニエルさんに昨夜はありがとうございましたと言伝をお願いできますか?
(293)2006/09/17 00:22:56
学生 ラッセル
[声にゆるりと視線を移せばハーヴェイを見止め、
物憂げないつもの表情のまま桃色の薄い唇を開く。]

御機嫌よう、ハーヴェイさん。
今宵も薔薇園へお出かけですか?
(294)2006/09/17 00:25:44
書生 ハーヴェイ
貴方は…はじめまして、でしたか。
ハーヴェイ・クライトンと申します。
お邪魔をしたようで申し訳ありません。

[扉の向こうの紳士と目があうと恭しく一礼をした]
(295)2006/09/17 00:26:42
書生 ハーヴェイ
ええ、今から。
今晩も風が気持ちよさそうですからね。

[今宵もと問われれば、彼は穏やかにそう答える]
(296)2006/09/17 00:30:40
学生 メイ
>>292
だって……マスター中々戻ってこないし……

[客人、と聞くとゆるりと手を解いて。
ドアの向こう、数人の姿を認めると]

何方か招かれたのですか?
それならお茶の支度を。

[ふわりと微笑むとお湯の準備をハウスメイドに頼み。
茶器の準備を始める。]
(297)2006/09/17 00:32:51
見習いメイド ネリー
ええ。
彼にはそう伝えておきます。

--そうですか。
お茶会、どうかお楽しみくださいませ。
[ラッセルに続いて、扉から覗く姿のメイとヒューバート、
そしてハーヴェイに気がつけばふわりと微笑んで。]

ご機嫌よう。
(298)2006/09/17 00:36:16
美術商 ヒューバート
ああ、頼む。

[メイに声をかけてから、ハーヴェイに]
>>295
御機嫌よう、ハーヴェイ・クライトン君。
叔父君のことは、アーヴァイン公から伺った事がある。
私はヒューバート・E・ウォルター。
娘と共に招かれていてね。

[そう言って微笑む]
(299)2006/09/17 00:36:38
書生 ハーヴェイ
ああ、貴方がサマーセット伯でしたか。
噂はかねがねアーヴァイン公からは。
ええ、叔父の事をですか。

困りましたね。なんとおっしゃられていた事やら。

[彼は少しだけバツの悪い顔で肩を竦める。
赤髪の青年の奥、此方にふわりと微笑むメイドの姿を見れば同じようにふわりと笑みを返した]

ごきげんよう。
(300)2006/09/17 00:42:06
学生 ラッセル
[少しのだけハーヴェイの顔を見つめて切れ長の双眸を眇める。]

白い薔薇を血に染めてしまわれませんように。
お気をつけて。

[ネリーの言葉に向き直り静かに頷く。]

ありがとうございます。
また顔を合わせる時があれば直接も伝える事とします。

では、好い夜を。

[二人に一礼してヒューバートの部屋へと向かう。]

お待たせして申し訳ありませんでした。
御機嫌よう、マドモアゼル。

[開いた扉の前に立ち覗き憂いを帯びた微笑みを向ける。]
(301)2006/09/17 00:42:52
見習いメイド ネリー
メイ様、ヒューバート様。
軽くお菓子をも頼みますか?遠慮なく私達メイドに申してくださいませ。

[ふわりと微笑めば、傍らのハーヴェイに視線を向け、]

--薔薇園をご希望でしょうか?
(302)2006/09/17 00:43:19
見習いメイド ネリーは、学生 ラッセルに相づちを打った。
2006/09/17 00:47:25
見習いメイド ネリーは、学生 ラッセルに相づちを打った。
2006/09/17 00:48:55
見習いメイド ネリーは、学生 ラッセルへと、ええ、よい夜を―
2006/09/17 00:49:02
美術商 ヒューバート
[はは、と笑い]

君は叔父君に似ず、落ち着いているようだがね。
ああ、ここの薔薇は素晴らしいね。
楽しまれるといい。

[ラッセルを招きいれながら、ネリーの言葉に]

メイ、欲しいものがあれば言っておきなさい。
おもてなしするのに、粗相のないように。
(303)2006/09/17 00:50:07
書生 ハーヴェイ
[白い薔薇。と言われれば、思い当たるのは昨夜の花弁。
彼は青年の後ろ姿に訝しげな視線を向けて見送る]

ええ、気をつけておきましょう。
それでは失礼。

[サマーセット伯へと会釈をして足を引けば、
メイドの問いに頷いて]

はい、鍵を開けていただけますか。
(304)2006/09/17 00:51:37
書生 ハーヴェイは、美術商 ヒューバートから去り際に掛けられた言葉に、やはり苦笑が漏れるばかり。
2006/09/17 00:52:58
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/17 00:55:09
学生 メイ
[ヒューバートに一つ頷いて用意されたお湯でお茶を入れ始め。
戸口に現れた青年の姿に視線を向けると手を止めて]

御機嫌よう、ミスター。

[少し、照れたような笑みを向ける。
少し考えてからネリーへと首を傾げながら]

クッキーか何か、軽いものを頼んでもいいだろうか?
(305)2006/09/17 00:56:29
書生 ハーヴェイ
[――白い薔薇を血に染めてしまわれませんように]

何故私の血だと…。

[昨夜薔薇園で通りかかった二人連れを思い返し]

彼に見られていたのでしょうかね。
別に……構いませんが。
2006/09/17 00:56:30
学生 ラッセル
真新しい血に濡れた花弁。
日々薔薇の手入れをしている者が其の棘で傷付くとは考え難い。
ならば血に染まる花弁の犯人は貴方かも知れませんね?
2006/09/17 00:58:26
学生 ラッセル
ラッセル・S・クロートシャーレンと申します。
水入らずの時間をお邪魔して申し訳ありません。
(306)2006/09/17 00:59:53
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