自警団長 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。 とにかく十分に注意してくれ。 |
見習い看護婦 ニーナ -城入り口→城内- [初めて遠出をするので、何度も道に迷いかけたが。 途中途中で空を飛ぶ鳥や川を泳ぐ魚に尋ねながら、様々な手順を辿って、ようやっとたどり着いた。 はじめて見る城の壮麗さや大きさを、ただ感心して見上げ。それでもその表情は端から見て全く変化ないように見えたが。] …ここで、いいのかな。 [門で待ち構えていた番人に招待状を見せれば、貴女で最後だと言われて。 戸惑いながら、中へと通されその後に従う。 入り口に入れば、紙を手渡されて、記入する旨を伝えられ。素直にペンを走らせた。] 文字は知識でしか知らないのだけど…これで間違ってないかな。 [やや不安げに、顔をあげて紙を渡した。] | |
(1)2006/09/14 14:32:08 |
見習い看護婦 ニーナ NAME:ニーナ FOOD:何でも。食べなくても平気。 ROOM:何処でも構わない。 LIKE:…分からない。とぉさまみたいな人…? TIME:動こうと思ったときに。 中: 種族説明/石の彫像 マーツ・ウォルター作、『戻らぬ娘』。 死んでしまった自らの娘と、空に戻れない片翼の天使をかけて、青い石から切り出され磨かれて創り出された。マーツが20年という歳月と、己の魂を刻み作った少女の彫像は、彼が事切れると同時に完成し、ゆっくりと動き出す。 大鳥のような翼が片翼だけあり、羽ばたく事は出来るが、勿論空を飛ぶ事は出来ない。肌に触るととても硬く冷たい。 髪も肌も片翼も全て石造りだが、人のようにと創られた為か、マーツの娘の衣服を着たり、食事を取ったりと人の真似事をしている。 | |
(2)2006/09/14 14:43:06 |
見習い看護婦 ニーナ >>4 [広間につれてこられたはいいが、何をすればいいのか説明もなく。 どうしようかと無表情のまま入り口で立っていたら、何処からか声をかけられたので、声の主の方を見る。黒服の男の姿を見止めて、頷いて近づく。] 招待…はい。 どうして私がここに招かれたのかは、分かりませんが。 [歩けば身がきしりと鳴り、真っ青な片翼が微かに揺れた。] | |
(6)2006/09/14 15:32:30 |
見習い看護婦 ニーナ [..は男と、傍らにいたおさげの少女に、優雅というよりは緩慢に、ゆっくりと会釈した。] …こんにちは、でいいのかな。後はそうだ、はじめまして。 そして、名前…私は、ニーナ。 [遠く創造主が呟いた言葉や、古ぼけた小屋に残された本の知識を思い出しながら、挨拶をして。 次いで広間に現れた黒髪の、綺麗な蛇の女性にも会釈した。] 理由なく…ですか。集めた方は不思議な方。 一体何を望んでいるんでしょうか。 [声色はどこか不思議そうに。ただ表情は殆ど変わらずに。片翼に走る視線>>8に、「珍しいですか?」と尋ねた。] | |
(10)2006/09/14 15:47:46 |
墓守 ユージーン …さあ。 [ニーナの問い掛け>>10に小考するも、矢張り、彼に解る筈もなく。 首を傾けつつ答えたのは、その一言] 招待客が揃ったと言う事は、今夜にも御目に掛かれる事だろう。 本人に聞いてみるのが、一番良いと思われるよ。 [珍しいかと問われれば、そうだな、と頷いて] …私や、ハーヴェイ…、他の招待客の翼とも異なるようだ。 少々、気になってしまった。不快ならば、済まない。 | |
(12)2006/09/14 15:54:27 |
墓守 ユージーン [黒衣を受け取り羽織り直せば、小さな衣擦れの音。 頬を膨らませる様子>>11を見れば、それは済まない、と再び謝罪して] …名は、ネリー、だったろうか? 先程 君の書いた用紙を見ていたもので、つい、な。 あまり、他者の名を呼ぶ習慣も無いものだから。 | |
(14)2006/09/14 15:57:27 |
見習い看護婦 ニーナ [どの招待客にも何も知らされていないのかとやはり不思議そうに。>>12 今夜にも招いてくれた人に会えるとの言葉には、それは楽しみですと、変わらぬ無表情に呟いて。 すまないという言葉には、きし、と羽根を揺らし、ゆると首を振って。] いいえ…不快では。 ただ、そう、そう、ですね。やはり石作りの羽根は珍しいのかなと、思って。 鳥のような軽やかで、空舞う羽根ではありませんし。…飛ぶ事もできません。 ユージーンと、ハーヴェイという方にも、羽根があるんですね。 [羽根のある者に出会えた事が嬉しいような、その羽根がやはり自分と違う事が寂しいような、そんな曖昧な思いを抱いたままに。] | |
(19)2006/09/14 16:10:03 |
墓守 ユージーン [捕まえはしないよ、と微笑むネリー>>21に言葉を返すも、 荒仮死子だとか出汁だとか言う単語に、驚いたように、数度瞬き。 彼女の脳内で何が起こっているのだろうかと、心底不思議に思った] [ふと窓の外へと視線を向ければ、空は蒼から朱へと染まりかけて] …私は少し、外に出てこよう。庭内も見てみたいから。 其れでは、また夜に。 [もう一つ赤の実を口に放り、三人に向けて、深く一礼。 黒衣を翻して広間の外へと出れば、 その身を黒き鳥へと変え、暮れ始めた空へと*舞い上がった*] | |
(23)2006/09/14 16:24:20 |
見習い看護婦 ニーナ [ネリーに突然抱きつかれて、驚いたように硬直して。] ぁ…っ、でも、私は冷たいですから… [それでも初めて触れ合う事の暖かさと、ネリーの体温に暫く酔ったように身を預けて。 体が少し温まったのを感じ、そのはじめての感覚に何処か懐かしいような泣きたくなるような、もっとこのままでいたいという思いと、これ以上はという思いが沸いて、そ、とネリーから離れた。] …ありがとう、ネリーはとても、暖かい。 私は誰かに、こんな風に触れられた事がなかったから… …触れられるのは、とても嬉しい事なんですね。 [表情を、分かるか分からないか程度に微かに緩め、笑みと呼べるかどうかぎりぎりの表情を浮かべて。 教えてくれてありがとうと、ネリーに告げて。] あ…私、まだここの事をきちんと聞いていないから。 少し案内してもらってきます。 [きし、と体を曲げて会釈して。またあとでとネリーとステラの背に呟いてから、一旦広間を*後にした。*] | |
(42)2006/09/14 18:19:04 |
酒場の看板娘 ローズマリー ー二階・客室ー [白い獣が、寝台の上で、ぱちりと目を開く。しばらく自分がどこに居るのか判らない様子で頭を巡らせ、やがて、嬉しそうに、ルルル...と歌うように鳴いた。背中の薔薇の紋様が、吐息に合わせてうねり、植物の緑に覆われた部屋の中に柔らかな薔薇の香気が広がる] そうだった!アーヴのお城! でも、ボク、いつの間に、この部屋に来たんだろう? なんだか沢山走って眠かったから、階段の途中で眠ることにしたような気がするんだけど。 [僅かに首を傾げるが、くう、とお腹が鳴る音に、すぐに表情を変え] ああ、お腹がすいた!ミルクを貰いに行こう。 アーヴなら、ボクの好きな柔らかいお肉も用意してくれているかもしれないし。 [とん、と床に足を降ろすと、緑の髪の「人」の姿に] | |
(44)2006/09/14 19:25:16 |
酒場の看板娘 ローズマリー [ネリー>>47に綺麗な人と言われると、嬉しそうに笑う] ありがとう。でもボク、人じゃなくてパンサーなんだ。 ミタトオリって名前なの珍しいね?ミタって呼んでいい? あらかしこさんって、誰?アーヴの友達? [...は、色々勘違いしている] | |
(53)2006/09/14 20:54:54 |
お嬢様 ヘンリエッタ >>52 ステラ殿 美味しいのか?じゃあ頂こう。 [...はステラからグラスを受け取ると、くいっと口にふくみ、 しばし停止した。しばらくたってやっと口を開いた] 珍しい経験をしたぞ。 ステラ殿はいつもこういうものを食しているのだな。 [感嘆の声を上げて...は半分以上生卵がのこっている グラスをテーブルの上に置いた。 あくまでも「美味」とは言わない] | |
(54)2006/09/14 20:56:33 |
酒場の看板娘 ローズマリー [ネリー>>58の言葉に、うーん、と考える素振り] アーヴの本名はアーヴァインだって聞いた気がするよ。でもとっても長い本名の人もいるから、アラカシコも本名かもしれないね。 後で聞いてみよう!そうしよう! ミタって呼ぶのはボクだけなの?それは素敵だ。秘密の呼び名みたいで素敵だね! [呼び名はミタに決定したらしい] | |
(59)2006/09/14 21:07:48 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>66入って来たハーヴを見つけると、あっ!と声をあげる] ハーヴ!そうだった!お礼をしないと! [立ち上がって、とことこと近付く] ゆうべ、ボクを二階まで運んでくれたんだってね?ありがとう。 重くなかった?ボク眠くなると、どこでも寝ちゃうんだ。 迷惑かけてごめんなさい。 | |
(68)2006/09/14 21:29:18 |
書生 ハーヴェイ [顔色を変えたステラの様子に、首を傾げ。 どうかしたのか、と問おうとするより早くローズに呼びかけられ>>68、そちらに向き直り] いや、やはり階段で寝るのは身体に良くないからな。 俺も2階に上がるついでだったし、気にしなくていい。 [微かに、笑んで見せた] | |
(72)2006/09/14 21:37:53 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>77ステラの返事に、うん!と頷く] 水だね、判った、ちょっと待ってて! [テーブルの上にも水差しはあるのだが、それは使わずに、厨房へ走ると、新しい水を汲んで、ふう、と息を吹きかける。ほのかな薔薇の香りと、微かに香草の香りの混ざった水を持って広間に戻った] はい、お水だよ?少しは気分が良くなると思うよ。 [跪いてステラにコップを差し出す] | |
(79)2006/09/14 21:57:16 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>81ステラが落ち着いたようなのを見ると、嬉しそうに微笑む] ほんと!良かった。 うん、ボクは勇気を一杯持ってるから、いつでも分けてあげる。 [コップを返されると、立ち上がって、ハーヴェイの傍に戻った] | |
(82)2006/09/14 22:12:27 |
書生 ハーヴェイ [ステラの名乗り>>81に、ようやくその震えの意味に気づき、嘆息] こちらこそ。 …ああ、一応断っておくが。 我ら一族、蛇や龍とは余り良い関係ではないが…他者に招待された場で、問題を起こす気はない。 なので、そんなに極端に恐れなくても大丈夫だ。 …まあ、近づかん方がいいなら、配慮はする。 | |
(83)2006/09/14 22:19:28 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>83ハーヴの言葉を聞いて、ああ、と両手を打った] そうだった!迦楼羅王の眷属は、蛇や竜の方達とは親しくないんだったね。 ボクもドラゴンとは親しくなれないから、なんとなく判るな。 うん、でもきっとここでなら大丈夫。せっかく知り合ったんだから、仲良く出来るといいよね! | |
(84)2006/09/14 22:23:31 |
書生 ハーヴェイ [アーヴなら一蹴、という言葉>>87にきょとん、と瞬いて] そうなのか? まあ、期待しておこう。 [どこまで本気かわからない口調で言って、肩をすくめ。 続く言葉には、どうしたものか、と言う感じで、やや眉を寄せる] 迷惑ではないが…。 まあ…無理のないようにな。 [正直な所、「仲良く」という感覚自体、今ひとつピン、と来ないのだが。 今は、素直に頷いておいた] | |
(91)2006/09/14 22:56:55 |
墓守 ユージーン ―その頃、最上階・アーヴァインの私室― [ふんふんふん、とやけに楽しげな鼻歌。 その姿は何故かカーテンが敷かれていて見えず、ついでに「ただいまお貴がえ中」と書かれた札が掛けられて。 矢張り誤字なのはわざとなのか、御愛嬌と言ったところのなのか。 無表情に入って来た侍女が、パーティ参加者が集いましたと告げるも、ああでもないこうでもないと、着替えに夢中のようで。 「うむ。わかっている。もう少し、魔ってもらっていてくれ。 我を透くものたちに、みっともない巣型は見せたくはない…!」 ちらりと布が捲れれば、吸血鬼に有るまじき、妙に煌びやかな色が見え隠れ。 初めての自分が主催するパーティだからと、やけに張り切っている様子だ。 ――それも間違いなく、*悪い方向に*] | |
(92)2006/09/14 23:05:45 |
書生 ハーヴェイ [向けられる笑み>>93に、こちらも笑みで返し] それなら、彼女をしっかり助けてやってくれ。 俺の方は、特に影響は受けてないからな? [冗談めかして言った後、降りてきたラッセルに気づいて] ああ、起きたのか。 時間的に、こんばんわ、だな。 | |
(95)2006/09/14 23:23:33 |
酒場の看板娘 ローズマリー ラッセルだね!ラスって呼んでいいかな? [>>99ラッセルの言葉に、うーん?と首を傾げる] 猫?ボクはパンサーだけど、君たち地上の猫族とは違うよ。 ああ、でもミルクが好きなところは同じかも。 あ、エッタと喧嘩しちゃダメだよー! | |
(100)2006/09/14 23:48:54 |
お嬢様 ヘンリエッタ [...はひらりと床に舞い降りた。我に返ったようだ] >>101 ラッセル殿 貴殿は飼い猫だからといってわらわを見下すのか? 確かにわらわはジェーンさまに養われている身。 しかし飼い猫や野良にかかわらず、貴賤はないはずじゃ。 確かに許可も得ず、尻尾にじゃれ付いたことは謝る。 しかし飼い猫を馬鹿にしたのは撤回してもらうぞ。 [...も威嚇しかえす] | |
(105)2006/09/15 00:14:00 |
お嬢様 ヘンリエッタ >>116 ラッセル殿 そうなのか。それは悪いことをしたのじゃ。 [...はグラスをひっこめた] わらわはそろそろ眠いから失礼するのじゃ。 おやすみ、よい夢を〜 [...は猫姿になるとすたすたと*二階にのぼっていった*] | |
(117)2006/09/15 00:47:10 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>116ラッセルの様子に首を傾げる] お腹壊すの?ミルクは、あんなに美味しいのに、可哀想だね。 [心底同情しているらしい] あ、エッタ、おやすみなさいー! [二階へ向かうエッタには、ぶんぶんと手を振った] | |
(118)2006/09/15 00:49:31 |
冒険家 ナサニエル >>128 [見たとおりなの、との言葉に首をかしげ、ネリーに向き直ると] …申し訳ない、貴女の名前をお伺いしてもよろしいだろうか…? 『まさか、見たとおり、という名前ではないだろうし』 [自分を惹きつけるような立ち上る 瑞々しい植物の香りに、はっとするかのように 目を見開いて、ネリーを見つめる] | |
(133)2006/09/15 01:25:37 |
冒険家 ナサニエル [ふと壁を見やりああと納得がいったように頷くと >>137ネリーへ、顔を向き直り] …これは申し訳ない、紙をまだ拝見していなかったのでね。ネリー殿だな。 ああ、我らが地龍の一族は地に根ざすものに 強く惹かれるのでな…。貴女の様な植物の精気を 漂わせる方には心が安らぐのだよ。 失礼を致したのなら、申し訳ない。 [また会釈をしたものの、視線の片隅にはネリーが入ったまま、気にかけている様子] | |
(141)2006/09/15 01:49:24 |
見習い看護婦 ニーナ [>>138ネリーに手を振られたので、表情はいつものままにそっと手を振り返して。] ナサニエルにきちんと自己紹介をされて、背の高いその青年を見上げ、龍という言葉に何処か感心した様子で。] 地龍…そうなんだ。本当に、色々な人がいる… [今まで出会った招待客を思い出して、そういえば自分が何者かは名乗ってなかった気がしたので。] あ…私は石で出来た像、です。とぉさまに創られた…青い石の彫刻。 [言ってもう一度会釈すると、背の片翼が揺れ、きしりと鳴った。] | |
(142)2006/09/15 01:51:59 |
墓守 ユージーン [ニーナの安堵した様子>>138に、一つ頷いて] …そう言えば、薔薇と言っていたか。 そのようなものも、此処にはあるのだな。 [飛んでいた時には気付かなかったと、独り言ち。 ナイフを手に取れば、慣れた様子で林檎の皮を剥いて。 何等分にか分けたそれを、皿の上に置く。一つを手に取れば、それを齧り。 しゃり、と言う音と共に、甘さを含んだ爽やかな味が口内に広がった] | |
(143)2006/09/15 01:52:30 |
墓守 ユージーン [食べるか、と切り分けられた林檎をニーナに見せ] こんな…? [問い掛けるように呟いた後、嗚呼、と合点が言ったように。 視線を、眠たそうなローズへと向け] それは、ローズの香りだろう。 [次いで、丁度掛けられた言葉>>149に、そうだな、と頷いて] | |
(152)2006/09/15 02:07:52 |
墓守 ユージーン [いや、と。首を傾げるネリーに手を振って、水を飲む] あまり、そう言う事は。同性ならば、兎も角。 [何と言ったものか、と。途切れ途切れに、言葉を紡ぐ。 自らが人間界の常識に囚われ過ぎなのだろうかと聊か不安に思うも、 ナサニエルの言葉>>153に同意するように頷いて] | |
(155)2006/09/15 02:21:36 |
見習い看護婦 ニーナ [>>148ネリーにこくりと頷いて。] とぉさまが創ってくれたんです。…私は、私?…うん、そうなのかな。 私は、とぉさまの娘の、ニーナの代わりに創られたけど、ニーナは確かに石ではないし、羽根もなかったはずだし… [そう呟いて、抱きつかせて欲しいには少し戸惑って] 私は、さっきネリーの体温を奪ってしまったから…それに [さっき散歩に出たせいで、すっかり夜の外気に晒され冷えてしまった体に触れられるのは、不安があった。素直に、良いよと言えない。] | |
(156)2006/09/15 02:21:57 |
見習い看護婦 ニーナ [ナサニエルの言葉>>150に、無表情で見返して(実は微笑んでいるのだが傍目には分かりづらい)] 大事に、創ってもらいました。でも、そのせいでとぉさまは死んでしまった。 [最後は悲しげに呟いて、囁きに羽根が少し震えた。] | |
(157)2006/09/15 02:22:50 |
冒険家 ナサニエル [>>157ニーナの声を聞いて悲しそうな様子にすこし目を伏せると] …すまない…悲しいことを思い出させてしまったようだな…。 …君の父上がくれた命を君が大事にすることで 多分、父上も喜んで下さるであろう。 そうではないかな? そうなることを願って 君は作られたのだろうと我は思うぞ。 我にはこれぐらいしか言えないがな…。 [慰めるかのようにやさしくニーナに声をかける] | |
(161)2006/09/15 02:37:15 |
墓守 ユージーン [ニーナの呟き>>157が耳に届けば、僅かに目を眇めて。 然れど何を言うでも無く、齧る様子に、そうか、と安堵の篭った声音] 人間界で暮らすうちに、覚えた食べ方だ。 [端的に言って、感謝の言葉には、大した事ではないと軽く首を振り] | |
(162)2006/09/15 02:37:25 |
冒険家 ナサニエル [>>166に目を細め、ゆっくりと言葉を紡ぎだす] …父上の望みがわからぬか……。何か手記のようなものすら残されておらぬのか? もし、何も探していないのなら探してみるといい…。 [もし、探しているのなら、すまぬがと小さく呟いて] さすがにもうかなり夜も更けたな…。申し訳ないが 我も寝るとしよう。失礼する。 おやすみ、ニーナ殿、そして、ネリー殿。 [二人をほほえましそうに見つめて手を振り広間を出て客室に] | |
(169)2006/09/15 03:05:24 |
見習い看護婦 ニーナ [夜よりは冷たさの薄れた身体を抱えて。昨日の寂しそうなネリーの顔を思い出す。 ごめんなさいと思いながらも、己の身体に躊躇なく触れられるのは、嬉しいのに、相手の熱を、命を奪うかのようで、怯えてしまう。(尤も彼女に命を奪う力なぞなく。死に行く創造主を看取った時に刷り込まれた、錯覚ではあったが。)] …体がもう少し、温かかったら良かったな… [石造りの身体に、ほんの少し寂しさを覚えて。 それは他者と交わる事でより濃くなった気がするのは、気のせいではなく。 けれども自分の身体を、ひいては創造主を否定することなど出来ず。ただ、少し寂しさを覚えるにとどまった。 庭を見れば、ここから昨日の薔薇園が目に入り。昨日とはまた違う色彩に心惹かれて。 せめて外で体を温めてみようかと、部屋を出て庭へと向かった。] | |
(183)2006/09/15 15:24:59 |
見習い看護婦 ニーナ -庭園内・薔薇園- [薔薇園の真ん中で、きし、と音を立てながら、片翼を広げる。 羽根を広げても、昨日よりは音が鳴らないのは、昨日広げたばかりだからか。 空高く広げた青い片翼は陽光を浴びて、高い高い空の色をみせた。] …あたたかい。だけど、お日様の光は少しだけ気をつけないと… [温まりすぎれば、今度は熱でこの身が凶器と化す事を知っていたので。 体温に気をつけながら、羽根を広げたまま薔薇園を歩いた。 広がった羽根が薔薇を傷つけないように、いつも以上にゆっくりと。 暫く薔薇の合間を歩けば、どこからか低い声が耳に届いて。 それが会話ではなく、詩の韻律を持った歌であると気づいて、惹かれそちらの方へと足を向けた。] | |
(185)2006/09/15 15:46:49 |
墓守 ユージーン [良い歌、との言葉>>189に、僅かに目を見開き。 それから もう一度、有難う、と囁くように感謝の言葉を述べて] …嗚呼。そうだな。 病魔を喰らうカラドリウスたる者が、病気を患っては、仕方がない。 医者の不養生、という奴だろうか。 [自嘲の色を滲ませた口調で、そう答え。 ふと空を見上げれば、太陽は沈む事なく、未だその場に在り。 視線を下ろしてニーナを見遣り、少し、思案げに] 陽の光は、大丈夫だろうか。 温まり過ぎなければ、良いのだけれども。 [そう言う彼の纏う黒衣も、矢張り、熱を吸収していて] | |
(191)2006/09/15 16:58:25 |
見習い看護婦 ニーナ 病気は、何者も選びませんから。何時でも、気まぐれにやって来る。 …私は避けられているみたいですけど。 [どうかご自愛をと呟けば、ふと同じように空を見上げて。 きゅ、と手を胸元にあて握れば、何時もよりは随分暖かく。 ただ少し熱を遮れば、仮初のぬくもりはすぐに失われるだろうとは思ったが。] そうですね…少し長く居過ぎました。 冷える分にはあまり問題がないのですが、暖かすぎてもいけない… [一人でいるにはいいんですが、ここだと少し、この身は不便ですね、と諦めたような透明な笑みのようなものをたたえ。] 私は、戻ります。ユージーンは、どうしますか? [同じく大分暖かそうな黒い人に尋ねながら、背中の翼をゆっくり、きし、と音を立ててたたんだ。] | |
(193)2006/09/15 17:13:29 |