双子 ウェンディ >>5:234 [頭を撫でていた感触が消え、リックの姿がイタチに戻ったのを見て全てを理解し、虚ろな目で呆然と呟いた] ぁ…、リック…お兄ちゃん…? ウェンも…大好きだったよ…? 優しくて…、頼りになる…、大好きな…、大好きな…ウェンの自慢のお兄ちゃんだったよ…? [イタチに戻ったリックをそっと包むように手で抱き抱えた] リックお兄ちゃん…、触られるのあまり好きじゃなかったよね…。 ごめんね…。でも、このまま放って置く訳にはいかないから…、もう少しだけ…、我慢してね…。 | |
(0)2006/09/01 01:01:30 |
見習い看護婦 ニーナ >>5:240 [その言葉に、左胸の鎧の隙間からオリハルコンで出来たメスを刺し込もうとして。 ―そのまま、刃先は移動して、腹をを割いた。 赤い丁度胃の下、腹の中央に、何度も見たクリスタルが血にまみれて鈍く光っていて。 それをポーションを吹きかけた手で取り出し、傍らに置いてから、 無言のまま、今度は傷口を針と糸と、魔法で塞ぎ始めた。] | |
(4)2006/09/01 01:07:28 |
双子 ウェンディ >>2 [ユージーンに気付くと伏せていた顔を上げて涙を流しながら微笑んだ] えへへー…、リックお兄ちゃんイタチに戻っちゃった…。 話しかけても反応してくれないんだ…。 触られるの嫌がってたのに…、今は触っても何も言ってくれないんだよー…? 頭も撫でてくれないの…。 リックお兄ちゃん、凄く強かったのに…。 今まで沢山の敵を倒してきたのに…。 でも…、本当に死んじゃったんだね…。 | |
(6)2006/09/01 01:13:24 |
見習い看護婦 ニーナ >>7 私たちの今回の仕事はクリスタルの回収だ。 …お前を殺す事じゃない。 [呟きながら、腹を治癒し縫い終わり、立った] …そして傭兵の死は勘定に入ってる。あんたが気に病む必要もない。 仲間を悼み弔うのは、こっちの仕事で、権利だ。 [アーシェラに背を向け、キャロルにすがり泣き叫ぶローズをぼんやりと見る。] …Rest in peace. | |
(10)2006/09/01 01:26:49 |
墓守 ユージーン >>13 [声を上げて泣き出したウェンディを抱きながら、状況を確認する。キャロルを抱いて泣くローズマリーを見て、安否を察する] …キャロルも、か。 [悔しいな、と呟いて視界を動かすと、ニーナに絡みつくアーシェラ] …………なんだ、あれは。 | |
(17)2006/09/01 01:52:25 |
見習い看護婦 ニーナ >>16 [..はアーシェラに吹いた。] い、いいっ、捧げなくていい! [唐突に告げられた言葉に、頭がくらくらと混乱してくる。 とりあえず腕から逃れようと、手をはがす。 そんな事より、治療を…と、左腕を貫かれ、胸を押さえるモーゼルに手を当て、傷を癒す。] | |
(18)2006/09/01 01:57:22 |
双子 ウェンディ >>17 [暫くそのまま泣き続け、やがて涙も枯れたのか顔を上げた] え、えへへー、ごめんね、ありがとだよー…。 [目を腫らして微笑んで、ユージーンの視線を追ってニーナとアーシェラを視界におさめた] アー…シェラ…?リックお兄ちゃんの…仇…! [ぎっと血が出るくらい歯を食いしばってアーシェラを見ている] | |
(21)2006/09/01 02:06:50 |
見習い看護婦 ニーナ >>21 [モーゼルを、次いでクインジーを回復させて、顔を上げればウェンディの姿が見えた。 近づいて、ウェンディを抱いた。] アーシェラを許せとも憎むなとも言わない。 だけど、彼女を殺すのは駄目だ。それは、違う。 | |
(23)2006/09/01 02:14:47 |
墓守 ユージーン >>25 ……僕が埋めよう。 [ウェンディからリックの亡骸を預かり、キャロルの姿を探すと、既に兵士達によって埋葬されていた。 窓から外を見ながら呟く] ……だから言ったろう。 深入りは、お薦めしないって。 君も、素直じゃなかったね。 [リックを埋葬するため、一度外に出た] | |
(28)2006/09/01 02:32:32 |
双子 ウェンディ >>28 うん…、ありがと…。 リックお兄ちゃんを…、宜しくね…。 [リックをユージーンに預けて手を振って見送り] >>31 [ニーナに背中を撫でられるとえへへーと微笑んで、別れて部屋に入るとベッドに倒れこみ一人ごちて自分に問いかけた] 分からないよ…。ウェン達は悪いやつらを倒していくんじゃないの…? アーシェラはリックお兄ちゃんを殺した悪いやつ…。ウェン達の仲間を殺した悪いやつ…。だから殺さないと…! [そこでふと気付いた] でも…、アーシェラにも家族や大切な人が居て…アーシェラを殺したら、その人たちからすればウェンも悪いやつになるのかな…? 今までウェン達が倒した人にも大切な人が居たのかな…? その人達からウェン達は恨まれてるのかな…? 分かんないよ…。どうすればいいのかな…?リックお兄ちゃん…。 [ポツリと呟くとそのまま*眠りに落ちていった*] | |
(35)2006/09/01 02:54:52 |
墓守 ユージーン [馬車の中で食事をしていると、副団長が馬で出るのが見えた。 ぼんやりその背を見送りつつ] …副団長殿はもうご出立。 相変わらず忙しい人だね、うん。 [食べ終え、革袋に入った水を一口飲む。時間のあるうちにもうひと寝入りするかなどと考えていると、ニーナとその後にくっついているアーシェラを見つけた。 アーシェラの立場も理屈も理解はしているが、なんとなく好きにはなれなかった。とりあえずここを出れば関係なくなるだろうと楽観的に考えて、馬車の中でごろりと横になる。] ……ここも随分と広くなったね。 半分以上…死んだから当たり前かな、うん。 [出立したばかりの頃は狭かった内部がやたら広く感じられ、解っているけどやっぱり嫌だね、と呟いた。] | |
(43)2006/09/01 16:25:14 |
墓守 ユージーン >>47 ……ついてくる?君のせいで? 一緒に行くっていうのかい。 それは…驚きだ、うん。 [指を折るように数え] …回収したクリスタルは、イゴール、ラフィン、ウッソ、アーシェラで4つ。 残りは4つかな、うん。 …僕らは半分以下になってしまったのに、クリスタルはまだ半分だ。 長いな。 | |
(48)2006/09/01 17:21:33 |
墓守 ユージーン >>50 …へえ…君からそんな言葉を聞くとはね。 押さえ込まずにもっと弱音を吐けばいいよ、うん。 ……誰が死のうが、仲間が減ろうが、やるしかないよ。 …辛くてもそれが僕らの仕事、だからね。 6人であと4つ…これ以上、誰も死ななければ問題なさそうだけどね。 …アーシェラは…君の所為というよりは…不運かな。 彼女を伴侶にしてみるかい。 [くす、と口元だけで笑って、身体にかけたままのブランケットを弄んでいる] | |
(51)2006/09/01 17:53:41 |
酒場の看板娘 ローズマリー [その後数日ほど休んだ後、 ザンジュウロウのいる山奥へと向かった。 アーシェラはニーナに抱きつくことは怒られているので、直ぐ傍に座りながら] 「クリスタル四個という事は、後4個ですね。 ザンジュウロウは手ごわい相手ですが、私は彼と顔見知りですので話を持ちかけてみます。万が一に戦いとなったとしても皆さんならきっと大丈夫だと思いますが。 双子の姉妹のリルとラルはその敏捷性さえ封じることができれば、さほど厳しい相手でもないはずです。 問題は…イルミアです…。 申し訳ありませんけど彼女に関しましては私もほとんど知りません。 彼女は目撃例事態も少なく人前には姿を現しませんので所在も不明のままです…。 おそらくは私たちとは違うクリスタルを埋められているのだと思います。 力の暴走を起す危険を無くすために作られた試作品、 これは私の推測ですが、普段は普通の人でイルミアの人格が別に存在するのではないかと思います。」 | |
(52)2006/09/01 18:00:58 |
見習い看護婦 ニーナ >>51 弱音か。抑えてるわけじゃないが、先が見えないのは…な。 仕事は仕事。それは、分かってる。ああ、これ以上減らなければいいんだけどな。 伴侶なんか、いらない… ああでも、抱かれなくていいから、女の伴侶ならいいのか…? ………って、そういう話じゃ… [何だか変な方向に話が逸れたうえに笑われているのに気づいて。膝を抱えて拗ねた様子で見返した。] | |
(54)2006/09/01 18:11:21 |
酒場の看板娘 ローズマリー [互いにお茶をすすりながら話し合う。 ローズマリー達はなれない畳と正座という格好に足がしびれてダウンしていた。] 「単刀直入に言います。 クリスタルの引渡しをお願いします。 ウッソが暴走をしたのを受けて、リル、ラル姉妹の動き…。 ザンジュウロウ、貴方を信じていないわけではありませんが放ってはおけません。」 「承知いたした……、と言いたいところであるが、 すでにクリスタルは拙者との同化が始まってしまっており、 孤児の子供たちのこともあるゆえ、その申し入れは聞き入れることはできぬ。 すまない…。」 [そのまま深く頭を下げるザンジュウロウを見ながらローズマリーは] それならば…、力ずくでも……。 「それもいた仕方のない事であるな……。 しかし拙者にも別れを惜しむ子らもおるゆえ、明日まで待ってはくださらぬか?」 わかりました…。 [心配そうにこちらを眺める孤児達の視線を浴びながらでは承知をするしかなかった] | |
(59)2006/09/01 20:32:37 |
のんだくれ ケネス >>65 んじゃお言葉に甘えて… [さっさと足を崩し、じっと庭を見たまま] いいや… 俺らは、事と次第によっちゃアンタを殺さなきゃなんねーんだから… そんな相手にすまないなんて言う必要はねぇって。 こっちこそ…悪ぃね… | |
(67)2006/09/01 21:07:44 |
お尋ね者 クインジー >>68 ウェンは…そうだな、少し心配だな… だが、これも傭兵という仕事なら珍しいことでは無いからな… まぁ、子供に要求するのは酷なのかも知れないが、何とか乗り切ってほしいもんだな… [ケネスにつられて、空を見上げた] | |
(69)2006/09/01 22:09:27 |
お尋ね者 クインジー >>79 [想像はしていた。していたが、その想像以上に早い太刀筋に] ぬあっ! [避けるのは逆に危険と判断し、駆け抜けた。自分の突きが効いたかどうかわからないが、ザンジュウロウの居合いが効いたのはわかった。膝を折り、手を地に着いた] | |
(87)2006/09/01 23:07:23 |
双子 ウェンディ >>90 [クインジーに追い討ちをかけようとしているザンジュウロウに向かって走り、斬撃を交わしつつ徐々に距離を詰めていく] | |
(94)2006/09/01 23:25:42 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>103刀を蔦に絡めてオーラの刀を作り出して再び居合の構えを取り、 目を閉じて軽く深呼吸をする] 「慈悲あれば、許したもうは、剣の心 悪を裁くは無心の剣……」 [小さく呟き、周囲の空気が殺気に震える。] | |
(108)2006/09/01 23:52:03 |
双子 ウェンディ >>110 [ケネスの怒号とザンジュウロウへの攻撃を見て、うんと、微かに頷くと気を引き締めてザンジュウロウへと向かっていく] そうだよね…。 ウェンが躊躇してたら他の仲間が危険な目にあうんだよね…。 これが正しいのかは分からないけど…、今はあの人を倒すことに集中しないと…。 [きっと顔を上げたその目には先程までの迷いも無く、決意に満ちた目でザンジュウロウへと駆けて行った] | |
(112)2006/09/02 00:01:28 |
のんだくれ ケネス >>113 戦えねぇかどうか、決めんのは俺だ… アンタに決められるこっちゃねぇ…ッ! [口を使い、マガジンを入れ替え] Blaue Augen Mozel をナメんじゃねぇーーーーーっ!!! [瞳の蒼が銀色を帯び、弾が連射される] | |
(118)2006/09/02 00:10:23 |
のんだくれ ケネス >>120 クインッ!ハーヴッ! …っっきしょう! [ポケットから最後のマガジンを抜き、木に凭れたまま装填する。ポーションだけでは癒えきらなかった傷がひどく熱を持ち、視界が歪む] こりゃ…マジでやばいかもな… | |
(121)2006/09/02 00:25:30 |
書生 ハーヴェイ …くっ!! [蹴られて体勢の崩れたところへ、肩から胸を通る斬撃。 鎖骨の辺りまで深く刃が入る。 それでもかまわず前へ出ようと… 瞬間、耳に入った>>123子供の声。 それはあまりにも、暫く逢えていない息子の声に似ていて。] ……ルドルフ…? [一瞬、足が止まる。 思わずその声の方を振り向く。] | |
(125)2006/09/02 00:29:27 |
見習い看護婦 ニーナ >>122 [傷ついたハーヴェイに近づこうとして、目の前にクインジーが転がってきて] クインジー! [半身を起こし、ポーションを飲ませる。 コレが持っていた最後のポーションだったが、使わない訳にはいかなかった。] | |
(126)2006/09/02 00:29:56 |
のんだくれ ケネス >>123 おい…あいつ、今、ウェンを…? [目前の出来事に驚く間もなく、小石と土が顔にはね] …ッペッ! [口の中の泥を血と一緒に吐き捨てたところに、子供の姿が目に映る] ザンジュウロウんトコの…! おい、来んなよ…! | |
(127)2006/09/02 00:31:02 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>125 [そのまま横に薙いだ刀はハーヴェイの首を跳ねた] | |
(128)2006/09/02 00:31:54 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>127 「うるせぇ。ザンジュウロウあんちゃんを虐める奴は俺がぶったおしてやる。」 [どこかから持ってきた刀を構えるが明らかにその子供にはその刀は重すぎるのが見てとれた] 「たぁぁぁ…っ!」 [よろめきながらの、本人は威嚇のために出した突きがケネスの胸に向かっていく] | |
(129)2006/09/02 00:34:51 |
酒場の看板娘 ローズマリー [>>135 刀を横に振るい、確実に首を取れる間合い、 このままウェンディの拳が繰るよりも早く首を跳ねる事はできるだろう……、 刀を返して軌道をそらして拳を受けて吹き飛びながら] 「一番甘いのは…自分なのかもしれぬな………がはっ…。」 [血を吐いてからその場に座り込み刀を解いて] 「拙者の負けだ…。ウェンディ殿を攻撃することを拙者には出来ぬ。」 | |
(137)2006/09/02 00:45:47 |
酒場の看板娘 ローズマリー [懐から短刀を取り出しそのまま躊躇なく腹を切り割いて、クリスタルを取り出しウェンディに手渡した] 「ふぅ……、拙者の命もここまでか。」 [自分の命が薄れ行くのを感じていると森の方から心配そうに子供たちが顔を覗かせているのが見えた] 「お前達…、何故…?」 [そのままザンジュウロウの怪我を見て取って心配そうに駆け寄ってきて] 「やだよ…とぉちゃん死なないでくれよ。」 「ザンジュウロウとおちゃん…、剣術稽古つけてくれる約束だっただろう…。」 「兄ちゃん……兄ちゃん死なないで…兄ちゃん。」 [そのまま泣きすがる子供たちをみて静かに微笑み頭を優しく撫でて] 「おぬしたちはすでにもう立派に拙者がいなくとも、 力を合わせれば皆だけで生きていけるであろう…。 あの人達を恨むでないぞ。 恨みや憎しみからはなにも生まれぬ…。」 | |
(142)2006/09/02 00:55:18 |