村長の娘 シャーロット [無理をすると三十人は入りそうな広い室内に、数人の男女がいるのを確認し、なるべく隙を見せないように部屋の隅に移動した。 彼女はいうなればまだテンプルナイツに入隊となったばかりのため、知り合いが極端に少ない。なので集まりの趣旨すら説明の受けていない状態での馴れ合いなど全くもってその気にすらならなかった。 それでも手のつけられたテーブル上の食事や空いているグラスを見て、食事や飲み物に毒など無い事を確認すると、途端にお腹が可愛らしい音色を立てた] ……そういえば任務前にカロリーメイトをつまんだだけで、その後何も食べてなかったっけ。 [招待状を受け取る数分前まで行っていた、組織の薬剤部を脅かす中国裏組織幹部暗殺を実行するのに、三箱のカロリーメイトだけで五日間潜伏していた嫌な事を思い出し、小さく溜息をついた。だがたった四年だが駆け抜けてきた裏家業という経験が、料理に手をつける事に戸惑いを与えていた] | |
(201)2006/07/30 22:47:04 |
お尋ね者 クインジー ※ >The Dark-hunterへ 関係結びを感謝致しますが、violetが憎しみ混じりであるかどうかはその際の発言に依ります。太母を軽視した発言、否定発言をされる際には、覚悟をしておいて下さい。 騎士内での軽率な行動(見る限りまだ若い騎士と見受けられますので)も、潜伏活動という事に反するのであれば、相応の態度をとらせて頂きます。 つまり、Dark-hunterが騎士である事を外部に洩らすような行動を取るのであれば、それも覚悟を。 >騎士達の名も顔も一切が謎に包まれている(wiki) と設定を比べた際、師匠の情報網は「人狼」よりも別系統筋の情報網を持っていると考えていいですか? 今更ですが、騎士の任命はどう行われてるんでしょうね(疑問) | |
(205)2006/07/30 22:58:05 |
冒険家 ナサニエル [女が望む時に孕みそして産む事が出来た場合、男には何も残らない。バースコントロールを女性自身にさせない事。男達の恐れ…女性への恐怖。──抑圧。 青白い童貞達に取っては、精神的な物を至上とし、肉体的な物を否定する事が都合が良かったのだ。それなら、母を裏切る者は男だと自分は考えているのだろうか?と首を傾け。 鋭利な刃物の様な視線を投げかけたvioletに、] …失礼。 貴女を侮辱するつもりはなかった。 少しばかり、過去を思い出して居た。 感情による裏切り、死してもはや孕む事のない女性、それに何も出来ない男の事を。 ただ、裏切りは目に見えぬ場所で進む。 「赫」は兎も角「蒼」は一枚岩で無い面倒は周知の事実。 | |
(209)2006/07/30 23:03:39 |
冒険家 ナサニエル [ラッセルやニーナの“テンプル・ナイツ”と言う言葉に目を細めるが、彼等の会話には加わらず、2人が出て行く様子を静かに見守る。] 騎士はそもそも中立の存在のはずだ。派閥に所属したり、貴女の言う通り太母以外に忠誠を誓う事はあり得ないはずなのに──。 私は騎士全員に招集が掛かっていると、先刻口にした。 だが、太母から私が送られた物は貴女方と同じ、カード1枚のみ。 全員に招集が掛かり、そして「宴」が始まる。 それは、私の勝手な予想に過ぎない。 けれど、同じ様に考える者も少なくはなさそうだ。 裏切り者が潜んでいるおり、貴女の言葉がそのままであるなら、鮮明な貴女が隠れ蓑に利用されない事を私は願う。 | |
(210)2006/07/30 23:04:25 |
村長の娘 シャーロット ※ >violetへ 太母への軽視発言や軽率な行動は自分がこのシリーズに初めて参加するため、補助の意味合いも込めています。 つまり、入ったばかりの騎士。更に経験も四年程度の元表の人間のため端端に出そうと思います。 >外部に洩らすような行動を取るのであれば、それも覚悟を また外部への情報漏洩に関しては、一切ないとお考えください。理由はあくまで彼女が復讐を中心に動くため、果すまで最低限のルールだけは遵守するためです。 >「人狼」よりも別系統筋の情報網を持っていると考えていいですか? その通りです。そこまで書くべきかわかりませんでしたので記載しませんでしたが、細くとするのならば、組織には組織の。個人には個人のネットワークがあり、円はその個人のネットワークから組織に移行した人物です。 | |
(211)2006/07/30 23:08:25 |
冒険家 ナサニエル ※ >Barbeeloo ドールを操作するとの事。 ナサニエルのグウェネヴィアも、血の絆で結ばれている点、“恋人”という名前から類推される関係で、特殊なドールではありますが、3割程度の確率で操作に成功すると思われます。もし、機会があり、面白くなりそうならば操作してくださっても構いません。 >violet 騎士の任命は、太母から直接だと思っていました。 太母と対面は出来ないのでしょうけども。 >Dark-hunter Dark-hunterとvioletってどうやって出会ったのでしょう? ほとんど騎士を知らないんですよね、Dark-hunterは。 | |
(216)2006/07/30 23:14:03 |
冒険家 ナサニエル ※ >Dark-hunter 「太母の正体は謎のベールに包まれている」と言う村全体の設定を壊さない事と、相手のキャラクタや人格(この場合はvioletですね)を勝手に規定するモノでない方が良いと思います。忠誠心をどう解釈するかはvioletの問題なので。 半人前のレッスンと言う点は共通の様ですね。 摺り合わせ頑張って下さい。>violetも ちなみに、私自身がどうやって任命されたかは、研究所が潰れ抗争に巻き込まれた一連の騒ぎ(複数)の後、太母から別研究所への移動と共に騎士への任命を受けた。当然ですが、直接太母には目通りしていないと言う物を想定していました。 | |
(238)2006/07/30 23:52:19 |
冒険家 ナサニエル [「成る程、美しい人」とvioletに。 それにしても…とナサニエルは息を付く。 Barbeelooが室内に入って来た時から、グウェネヴィアはナサニエルにしがみつく様にして密かに(誰にも気付かれない程度だが)震えているのだ。暫くは敢えて放置していたナサニエルだが、] グウェネヴィア、Barbeelooが怖いのかい? 任務以外で彼女が危害を加える事はあるまいと言っても、彼女の戦闘方法はお前に取って確かに脅威だろうな。 …一度、現場を見ているなら尚更に。 目を見張る様な仕事ぶりだった。 しかし、「あの時」のお前も……私に忠実だったろう? [なだめる様に、首を振る少女の髪を掻き揚げるが、あまり効果が見られない。困った様な笑みをBarbeelooに向け、] …と、失礼。 グウェネヴィアが疲れている様なので、私も少し部屋に引き上げさせて貰う事にする。 [ナサニエルは、敢えてソファの後ろに隠れているラッセルの横を通り、自室に引き上げて行った。] | |
(266)2006/07/31 01:27:52 |
冒険家 ナサニエル ──自室── “抗争”に巻き込まれた時の事を思い出したのか? Barbeelooの仕事を見た時期と確かに近いが、まったく別の出来事だろうに。 嗚呼、裏切りや別離を想像する事が恐ろしいなら、我々の血の絆を思い出すと良い。 [しがみついたままの少女の白く華奢な手を、ナサニエルは手に取った。少女の手首を持ち上げ、目線を逸らさぬまま細い指一本一本をなぞる。グウェネヴィアを覗き込むナサニエルの瞳もまた底知れぬ海の青だ。 少女の指を口元に運び、優しく息を吹き掛ける様に。 グウェネヴィアはようやく震えを止め、望みが叶うとでも言う様に嬉しそうに、ナサニエルを見つめ返した。] ……………。 [グウェネヴィアの名を呼ぶ、ナサニエルの囁き。 指から手を離し、王妃に騎士が忠誠を捧げる様に手の甲に一度の口付け。 グウェネヴィアの瞳が、幼さに似合わぬ艶を帯び頬が染まる。…これからもたらされる行為への期待。頷き。甘い桃の香り。] | |
(269)2006/07/31 01:41:45 |
村長の娘 シャーロット [円は部屋に篭り、電気もつけずに闇の中でベッドに横になっていた。 HOの質問から派生したvioletの答えに、思わず苛立った自分が嫌になっているのだ。 何度目かの寝返りをうつ。 その時に視界に入ったのは必要なもの以外、何も無い無機質な室内の様子だった] (まるで自分のよう――) [復讐を誓い、師匠に弟子入りをし、それまで満足に生物の肉の感触すら感じたことの無かったまっさらな自分の手は、初めて仕事を請け負った瞬間から真っ赤に染まった。今ではシャワーを浴びた直後であるにも関わらず、血の匂いは染み付いてとれない] (……何故太母は私をテンプルナイツに入れたのか?) | |
(275)2006/07/31 02:10:40 |
学生 ラッセル [壁にもたれたまま立ち、手首に巻いたバンドを何度もぱちぱちと鳴らす。個室へ引っ込んだのは休息の為では無い。 試してはみたが、身を隠す場所が少なすぎる。それに、人が少な過ぎる。 誰にも知られず身を隠せぬことは決して無い。 今日の一件であの場に居たものが自分の能力を過小評価するようならば御の字だ。もう少し何らかのジェスチャーは必要かも知れない。いつまで此処にいる事になるかは判らないが。 だが不愉快だ。例えば長い通路だとか、いっそ広い道路でも構わない。まだ何も起こっていないからとか、そういう問題では無い。常に”何か起こる”、いやそれ以上の状況を想定するべきだし恐らく全員がそう思っていることだろう。 最悪の場合、身を隠せなくても構わないのだ。一瞬で良い。瞬きをする時間の半分でも隙を作ることが出来れば。 だがそれが出来るのだろうか。 あの小娘以外の相手に。] | |
(288)2006/07/31 05:27:17 |
墓守 ユージーン [人が新たに入ってくる度に、必ず一度は視線を向けるが、すぐにまた顔を伏せてしまう。 眠る訳ではない、ただ短い休息。 だが、眼を閉ざしても音を拾い、気配を探ることは忘れない・・・これは本能に近いもの。 美しい人形の姿が染みのように視界に落ち、湧き上がる不快感を消去するのに意志の力が必要となってくる。 キャンキャンと吠える子犬のような少女の声も耳に障る。 ──女性が多過ぎるのだ。 だが、それは言い訳でしかない。 全てをリセットし、クリアーな状態に。 そう望まれているのなら、そうであらねばならない。 ただ、ひとふりの剣であり、装填された弾丸であることを。] | |
(291)2006/07/31 09:37:40 |
お尋ね者 クインジー (Soul-Lessね。) [violetは従う刃の青年を───危うさを秘める青年へ微笑む。] (NewBornより先は期待出来ず、母の羊水の中を漂う。 貴方は何時か世界とlinkする日が来るのかしら? 尤も、 眠りから覚め、 ママに歯向かう刃となれば殺すしかなくなるのだけど。 そうならず、 世界とlinkするだけの日なら来て欲しいかもしれないわ。) Sevensと言えば、Ghidorah-projectの方はどうなったのかしら? 確か、あれも数人でチームを作っていたわよね。 [独り言のように呟き、violetは紫煙を吐き出した。 アクセスしたいのならアクセスしてみたら? ───そんな眼差しを*Soul-Takerへ向けて。*] | |
(338)2006/07/31 14:11:36 |