自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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墓守 ユージーン 雲間より洩れ出づる月明かりの中。 暗く凪いだ海に浮かぶ、巨大な豪華客船。 夜闇に沈む船体に、対比するように開いた船窓からは無数の電灯の明かりが眩くこぼれる。 幾階層も重なるデッキのあちこちにも多数の電飾が輝き、軽やかな楽の音が海面に反射して響く。 と。 波間に浮かぶ影一つ。 ひっそりと水中から現れたそれは、超小型のボンベを銜えフェイスマスクをつけた人間の頭部、である。 静かに左腕が伸び、吸盤を備えた小さな円形の登攀具を船体に押し付ける。軽い空気音が洩れ、登攀具がしっかりと船体に張り付いたのを確認すると、それを基点に海中より身体を引き上げ始めた。 更に、右手に装着した登攀具をその上へと。交互に動かして、巧みに船体を攀じ登っていく。 | |
(1)2006/07/28 06:15:34 |
墓守 ユージーン * * * * * * * * ※参加された方、参加を希望される方は、必ず【http://z.la/i8ofx】をご覧下さい。 村の設定や注意事項、目玉であるローカルルール【DUEL!】M+バージョンについて詳細な説明が記載されています。お手数ですがよろしくお願いします。 ※参加された方は、村が始まる前に必ずプレイヤーキャラクター(以下「PC」と略す)の簡単なプロフィールを書いて下さい。 また、メモに書いたプロフィールのアンカーを記して貼っておくと、後で見返す時に大変便利です。 最後に参加された方は、一日目が始まってから6時間以内にこれを書き終えていただくことになります。 プロフィールは以下のテンプレートをお使い下さい。 | |
(8)2006/07/28 08:50:16 |
墓守 ユージーン ※現時点でPCがメイド(の姿のドール)に案内されるのは、「宴」の場所となる隔離区域でなく、そこへ行く途中の控え室です。 適当な時間に、自称・副団長の”アーヴァイン”が皆さんを「宴の間」である円卓会議場にご案内します。 それまでは、適当にパーティー会場や船内をうろうろするも可です。 ※以上、ご質問があればメモにて承ります。 長文の場合や匿名で質問されたい場合、メモを消費できない場合は、人狼審問ファンBBSの専用スレッドをご使用下さい。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/18283/1153833465/ | |
(10)2006/07/28 08:54:53 |
墓守 ユージーン ■通り名:The Soul Taker (ソウルテイカー) ■殺し方:銃器全般に加え、体内にインプラント(埋め込み)された暗器(サイバーウェア)の数々による暗殺術に長けている。 戦闘においては、特に両腕に仕込んだ鎌状の刃を使った格闘戦を好む。 ■その他:手足や感覚器は言うに及ばず、神経系から内臓の一部まで、全身に「寺院」最先端の機器を埋め込んでいる。 着込んでいるスーツは、レザー或いはラバーに似ているが、実際は防弾防刃の最先端素材。このスーツは謂わば「第二の皮膚」であり、彼は決してこれを脱がない。 コートも込みで、簡易な熱光学迷彩服にもなっている。 | |
(11)2006/07/28 13:39:24 |
墓守 ユージーン ■背景:暗殺教育を「人狼」の何処かの施設で受けた筈であるが、詳細は不明。本人には幼少時の記憶は無い。 「寺院」の技術の粋を集めたその義体は、太母の命により数度の大手術を繰り返して移植したもの。 ■性格:冷徹と言うよりは無関心。理性的と言うよりは無感動。表情も乏しく何を考えているのか一見して分からない。考えているのかいないのかも分からない。 太母に関わる事以外は、大体においてどうでもいいらしい。 だが、いったん動けば決して引く事は無く、苛烈にして正直な言動。故に、「使いどころの難しい」人物である。 太母に対しては熱狂的な忠誠心を持っている、と言われる。 ■プレイヤーから: 出してしまいました、サイバーウェア。「寺院」の技術は20年ほど先を行っていると言う設定。 正直やってしまった感が強いですが、よろしくお願いします。 | |
(12)2006/07/28 13:40:52 |
木こり ダニエル ■その他:生身ではあるが、その身は徹底的に 暗殺術や諜報術を叩き込まれている。 赤・青の区別はあれど、元々の生業が その中間的活動をしていたこともあり、両方に長けている。 また、多くの言語を操ることが出来る。 ■背景:本名が「ダニイール=レオニドヴィチ=ゲオルギエフスキー」 (Даниил=Леонидович=Георгиевский)ということまで知られている。 元KGBであり、ソ連崩壊後に当時引退前であった 執行者「コミュニスト」の口利きで「人狼」へ。 なお余談ではあるが、彼の地域は「盟主」を失ったことにより、 「人狼」メンバーの動きが混沌の様相を極めている。 | |
(18)2006/07/28 17:15:29 |
お尋ね者 クインジー ──数日前── [二千人を収容出来る大ホールでコンサートが終わった。 彼女は薔薇の花束を抱えて控え室へと走る。高名な指揮者に会いに行く事に頬は上気していた。 顔の左目を覆うエナメルの眼帯。 エナメルのボディースーツに身を包み、紅いコートを纏った隙間からは蛇と見まがう竜を刺繍したストッキング。 背丈は凡そ180cmに届こうかという大柄な身体。上質な筋肉が彼女の骨格を包んでいた。] ハロー、ミスター。 素晴らしかったですわ!!! [つい先程素晴らしいコンサートを行ったばかりの指揮者に、彼女は薔薇の花束を渡しながら思いきり抱きつき、頬擦りをする。 指揮者は男と見間違えるような彼女に抱きすくめられ、目を白黒させていた。 数人は外部者の彼女に好ましい顔を向けておらず、困った笑顔でこの場所の退去を願う。] | |
(20)2006/07/28 17:56:59 |
冒険家 ナサニエル [メイドに案内され辿り着いた重厚な扉の前で、男は少女後ろから抱く様にして、手元のカードを再び掲げる。男の顔を覆ういびつな漆黒の仮面は既に無い。目元が明らかになり、端正な顔立ちである事が見て取れる。 少女の入場を静止しようとするブルネットの女に向かって、口唇の端をつり上げて、] 私の“コレ”はオモチャだ。 何時もの事だろう? しかも、今日は人前でシャンパンを零したお仕置きをする必要がある。そうだね────“グウェネヴィア”。 [男が表情を固定したまま、汚れた手袋をひらひらと振ると、少女の薄い肩が微かに震えた。] ■通り名: The Lover of The Guinevere(グウェネヴィアの恋人) | |
(39)2006/07/28 22:02:46 |
冒険家 ナサニエル [タキシードの美女同士、ナサニエル達を目端に捕えつつ、何事かをお互いに囁き合う。 ブロンドの方が扉を開きに動く。 ナサニエルは睫を伏せてそれを無感動に眺め、従順な少女を連れ扉の内側へ入って行く。グウェネヴィアの腰に回した指先で、ニードルを打つ様な*軽い仕草*。] ■殺し方: 無針注射器による薬物注入 ※無針注射器特性. 針が無い為、 針を刺す痛みから解放される。 薬液を圧力により、ジェット噴流で皮下に届かせる。 注入量は少量で通常の10/1程度。 加圧式の為、薬液逆流のデメリットが無い。 (他、使い捨てプラスチック製注射器や、ペンニードル等複数所有) ■その他: 薬物実験中の個人所有のドール「グウェネヴィア」一体を伴っての宴参加。 ドールは髪の長い十代の少女の外見。ナサニエルに容貌が酷似している。「グウェネヴィア」は、ナサニエルの助手的な仕事をする。「グウェネヴィア」は、拘束具や解体用の刃物を所有している。 ■背景: 体勢崩壊に伴い閉鎖を余儀なくされた研究所出身の騎士。 | |
(40)2006/07/28 22:03:26 |
お尋ね者 クインジー ■その他:遥か昔、少女の頃に毒を与え毒殺の手段としたように、彼女は幼き頃に体内で毒を生成する手段を得た。バイオテクノロジーの落とし子。右手の刻印は、「ママ」たる太母とのリンクを表すものだが、普段は皮膚としか見えない。特殊な薬品や光線などによって発覚や発現はしない。 普段は毒による殺しは行わない。騎士としての任の時だけ、彼女はボディビルダーを思わせる肉体と体内生成による毒を駆使するのだ。体内より毒を検出され得ないようにも出来る為、身一つで行動する事が可能である。 ■背景:Quintus=Quincy(クインテス=クインシー)と普段は知られ呼ばれている。幼い頃に「寺院」の研究施設で人間兵器とされた。太母直轄の騎士であり、普段はとるに足らない寺院の研究員の一人である。彼女の太母に対する忠誠は絶対のように見えるが、謎めいた人物である事も確かである。尤も、騎士達はその任ゆえ多かれ少なかれ同じものではあるのだが───。 ■性格:見たままです。 | |
(41)2006/07/28 22:10:40 |
冒険家 ナサニエル [苺を無言で齧る傍らの少女に、シャンパンを傾けて飲ませてやる。…最初の会場で見せた物とは違う、相手を慈しむ様な仕草で。少女もまたそれに慣れた様子で飲食を続ける。 violetとSoul-Takerのやり取りから、ナサニエルの中でSoul-Takerの名前と顔が一致はしないものの、彼等の出身が研究所である事が推察される。ナサニエルが少し顔を上げ、また瞼を軽く閉じる。 口元に微笑をのせて、少女にだけ囁く。] グウェネヴィア、怖いか? 騎士が集まる場に来るのははじめてだろう。 これから此処に集まる者達は、普段見慣れた廃棄寸前のドールやラット達とはまったく違う。 ──例えば、 [と言って室内に入ってきたばかりのHOに黙礼して] 彼の様に、穏やかで居て一見健全で「殺し」に無縁の“まともな人間”の様な者も居る……。 | |
(117)2006/07/30 00:08:40 |
見習いメイド ネリー ――覚醒。 彼女は無機質なポッドから身を起こす。 ステンレス・スチールの外装を施したその人間一人がようやく納まる容器に較べれば、棺の方がはるかに飾り気がある。 滑らかな動きで立ち上がり、傍らのドールが差し出した白い繻子を羽織る。 その空間も、見事なまでに無機質だ。 中央のテーブルに散らばった数枚のカードだけが、世界に色彩が存在することを主張していた。 彼女は、その部屋と、そこに控えるドールたちと同じ、無機質な瞳でそのカードを見下ろす。 それらのカードが持つ何か特殊な意味を、彼女は知っているのだろう。 その一枚のカードから、初期ルネサンスの端正なマリアが、彼女たちと同じ虚ろな無機質な瞳で凝視を返した。天使たちに囲まれて、彼女は一片の微笑も浮かべてはいない。幼子イエスの受難をあらかじめ知っている母親の、静かな絶望の眼差し。 | |
(137)2006/07/30 01:08:32 |
見習いメイド ネリー 別のドールが、衣装を運び込んだ。青灰の縞小紋に、白銀地に淡い色で古伊万里写しの柄を描いた四寸幅の帯。この部屋の外にある季節に相応しい、涼しげな絽を彼女はまとい、帯を変わり文庫に結んだ。 長い髪を二つに分けてゆるく編み、素足をサンダルに通すと、いかにもドレス風にキモノを着こなした令嬢に仕上がった。 扇子に仕込まれた細い刃を確認して、ふっと浮かべた微笑は、もうドールのものとは思われない自然さだ。扇子を帯に挟むと、彼女はその衣装が相応しい場所へと歩き出した。 部屋を出るところで、ドールが一枚のカードを差し出した。ミケランジェロのピエタ、大理石に刻まれた悲しみの図象。 一瞬表情を消して、彼女はそれを受け取った。 | |
(138)2006/07/30 01:11:21 |
冒険家 ナサニエル 聖母マリアは、処女のまま神の意志に従い、すべてを受け入れた女だよ。幼子の行く末、キリストの運命がマリア個人の手におえる所にあった事はない。 ──as you like it. 主の仰せのままになります様に。 母が柔らかな赤子を慈しむ構図、親が子を愛する美しい親子愛の構図は、神が社会の中心から遠ざかり、家族がクローズアップされる様になった近代の産物だ。近代に生きる我々は愛される事を切望する。神に縋る様に。 ──太母は包み込むだけではなく、我々を支配し時に奪う。 受け入れ,慈しむ、身を任せる。 そう言った存在ではない。母親の愛は善なる意志だけではなく、清濁を合わせ飲む。美しいだけでは無く、醜い。 (そして、そのような母親の愛と支配の前で、人は深い憧憬と同時に憎しみを持つ事もある。憎しみや嫉妬が背教者をうむ事もあるな…。) | |
(142)2006/07/30 01:15:17 |
見習いメイド ネリー ■通り名:Barbeeloo。 揶揄を込めて「お人形さん」、「人形もどき」と呼ぶ者もいる。 ■殺し方:ドールを操作する。 寺院が作成に関わったドールであれば、どんな設定をされていようとより上位の優先権で命令することができるとされる。 自身もいくつかの武器を仕込んでいるが、使用する機会は少ない。 ■背景:通り名「バルベーロー」は寺院でのコードネーム。 ドール作成に関わった研究室の前身によって作られた。 プロトタイプのドールだとも言われるが、詳細は明らかでない。 ドールとは異なり、意思を持って行動しているようにみえる。 貴重な実験体でもあるため、必要がない時は特殊な睡眠状態で生体寿命を延ばしているらしい。 ■性格:変幻自在。 ドールの無感情を思わせる状態から、その場の状況に合わせて変化する。 それが演技か、仕組まれた別人格によるものかは不明だが、まるで無数の人格を持つようにみえる。 | |
(148)2006/07/30 01:41:46 |
学生 ラッセル ■通り名:One・Way (ワン・ウェイ) ■その他:キリングよりも、対人調査がメイン。 拉致の専門。 取り調べ、拷問目的から人質利用、殺害まで需要は幅広い。 組織内の人間に対しても拉致行為を行える程度の戦闘力は充分に保有。瞬間的瞬発力に特に優れる。 拳銃とナイフを携行するが、使用するのは拳銃寄り。 ターゲット拉致の為に事前情報収集を行う事もあるので、情報収集能力はそれなり。 結局、拉致されたまま戻らない人間の数も決して少なくはない。 その為「One・Way」”一方通行”と呼ばれるようになったとか。 ある意味でサポート的役割なので、他人との面識は案外広い。 ただ、基本的に複数の案件を掛け持ち状態である為、必ずしも相手を記憶しているとは限らない。 睡眠薬やクロロホルムなどを始めとして、拉致に薬物を利用することを全般的に嫌う。 | |
(157)2006/07/30 04:59:36 |
学生 ラッセル ■殺し方:拳銃(Cz75)、細身のナイフ、その他幾つかの拘束具と小型トラップを携行。 基本的に指先の露出したレザーのグローブを着用。 手首には、幅2〜3cmの薄くて黒い金属板がリストバンドのように巻いてある。伸ばした状態で打ち付けると相手に巻き付くがちなみに伸縮はしない。 殺す時は基本的に拉致してから殺害。その為、殺害自体の手口は一定では無い。 ■背景:ジュニア・ハイへあがるまでは裕福な家庭で育っていたが、ある日、家の財産目当てで拉致される。 そこで拉致監禁されるが「何か」があり、誘拐犯から犯罪技術の基礎を教わるように。 その後、誘拐犯の元を離れて以降、独自に拉致誘拐技術を研鑽。組織に拾われ更に技術を磨いて今に至る。 世間的には失踪扱いとなっている。 ■性格:比較的温順ないち青年。あとは見たまま喋るまま。 口調は少し間延びしているかも知れない。 | |
(159)2006/07/30 05:07:43 |
村長の娘 シャーロット [(ようやく私はここまで辿り着いた……。お母さんと先生を殺した奴がここに……) そんな事を考えながら通路を歩いていると、すっとメイドが近づいてきた] 何? あ、招待状? ええ。持っているわ。でもいきなりこんな招待状なんて……何かあったの? [しかしメイドは答えない。その様子に少女は小さく嘆息した。元々闇世界の住人ではなかった彼女には、どうしてもこの「必要以上の情報を与えない」とか「一切の言語の交流を禁ずる」といった情報制限にまだ馴染めずにいた。いや馴染めないのではなく、日の当たる世界への心残りとも言うべきか?] ま、いいわ。それでどこに集まればいいの? [メイドは案内しますと言って彼女を連れて行く。その足取りに只者ならぬものを感じながらも少女はついていく] | |
(193)2006/07/30 22:09:38 |
村長の娘 シャーロット ■背景: 本名は哀阪円。 生まれは日本。19歳。 かつては一般中流家庭であったが、とある連続殺人事件に巻き込まれる。その時に見た殺人者の背中を忘れず未だに復讐を心に誓っている。 その事件に巻き込まれた時、助けてくれたのが日本で暗躍するフリーの殺し屋であり、強引に弟子入りし、殺しのテクニックを学び取る。元々才覚はあったのか、僅か四年で師匠と同クラスにまで成長する(もちろん、師匠は苦渋を浮かべていた)。 今回その殺人者が人狼にいる事二年前に知り、更にテンプルナイツのメンバーになっているという情報を手に入れ、二年をかけて彼女もテンプルナイツに昇格を果す。 だがもちろん、太母に強い忠誠心を持っている訳ではない為、時折violetから憎しみの入り混じった苦言を受ける事もある。 | |
(196)2006/07/30 22:33:15 |
村長の娘 シャーロット [無理をすると三十人は入りそうな広い室内に、数人の男女がいるのを確認し、なるべく隙を見せないように部屋の隅に移動した。 彼女はいうなればまだテンプルナイツに入隊となったばかりのため、知り合いが極端に少ない。なので集まりの趣旨すら説明の受けていない状態での馴れ合いなど全くもってその気にすらならなかった。 それでも手のつけられたテーブル上の食事や空いているグラスを見て、食事や飲み物に毒など無い事を確認すると、途端にお腹が可愛らしい音色を立てた] ……そういえば任務前にカロリーメイトをつまんだだけで、その後何も食べてなかったっけ。 [招待状を受け取る数分前まで行っていた、組織の薬剤部を脅かす中国裏組織幹部暗殺を実行するのに、三箱のカロリーメイトだけで五日間潜伏していた嫌な事を思い出し、小さく溜息をついた。だがたった四年だが駆け抜けてきた裏家業という経験が、料理に手をつける事に戸惑いを与えていた] | |
(201)2006/07/30 22:47:04 |