人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1671)以遠に映える口碑の陰影 : 3日目 (1)
新米記者 ソフィーは語り部 デボラに委任しようとしましたが、解決不能でした。
村長の娘 シャーロットは新米記者 ソフィーに投票しました
書生 ハーヴェイは新米記者 ソフィーに投票しました
酒場の看板娘 ローズマリーは新米記者 ソフィーに投票しました
新米記者 ソフィーはランダム投票でのんだくれ ケネスに投票しました
踊り子 キャロルは酒場の看板娘 ローズマリーに投票しました
逃亡者 カミーラは新米記者 ソフィーに投票しました
学生 ラッセルは新米記者 ソフィーに投票しました
牧童 トビーは新米記者 ソフィーに投票しました
流れ者 ギルバートは新米記者 ソフィーに投票しました
お尋ね者 クインジーは新米記者 ソフィーに投票しました
冒険家 ナサニエルは新米記者 ソフィーに投票しました
のんだくれ ケネスは新米記者 ソフィーに投票しました
語り部 デボラは新米記者 ソフィーに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

酒場の看板娘 ローズマリー に、1人が投票した。
新米記者 ソフィー に、11人が投票した。
のんだくれ ケネス に、1人が投票した。

新米記者 ソフィー は、村人の手により処刑された……
新米記者 ソフィーは人間だったようだ。
酒場の看板娘 ローズマリーは、のんだくれ ケネスを占った……。
のんだくれ ケネスは人間のようだ。
踊り子 キャロルは、新米記者 ソフィーを襲撃しようとしたが出来なかった。
冒険家 ナサニエルは新米記者 ソフィーを護衛しようとしたが、新米記者 ソフィーは既に死んでいた。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、書生 ハーヴェイ、酒場の看板娘 ローズマリー、踊り子 キャロル、逃亡者 カミーラ、学生 ラッセル、牧童 トビー、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、のんだくれ ケネス、語り部 デボラ、の12名。
冒険家 ナサニエル
[廊下に倒れていたラッセルを抱き上げ部屋へ丁重に運んだ。

調べた限りではどの通風孔も小さく、人間はおろか猫も通れるものかどうか怪しかった。
壁はやたら分厚く丈夫で破壊しようという気は起こらない。
ただ、玄関の扉同様傷もつかないかもしれないが、皆が落ち着いたら試してみてもいいだろう。

開かない扉の鍵は見つからなかった。
管理人氏の死体をトビーが調べている筈だった。
そちらに期待をしよう、と思う。

自分はこれから食事を作ろうというのだから死体を触るわけにはいかない、と言い訳をする。]


…ただ、死に触れたくないだけだと言うのにね。

さて。
どうやら、厨房は一応使えそうですね。


[そう言って、厨房に運んでおいた食材を*確認し始めた。*]
(0)2006/07/19 08:24:55
のんだくれ ケネス
「リック、来いよ。父さんの銃を見せてやる。俺隠してるところ知ってるんだ。」
ケネスはそう言うと、弟のリックを部屋へと招き入れる。

父の書斎、本棚の傍らにある長細い金庫。
いつか盗み見て記憶したダイヤルキーの番号を合わせると、簡単にその銃は取り出せた。

テレビの番組でやっていたのを思い出し、見よう見まねで弾を込める。
リックはケネスの傍らに近づき、銃身を興味深そうに触っていたが、自分も持ちたかったのだろう、銃を掴んで引っ張り始めた。

「おい、やめろよ、これ俺のだぞ!」
リックは自分よりはるかに優秀な弟だった、そしてケネスの物は何でも欲しがった。
そのせいもあり、ケネスの対抗心に火がつく。

激しい引っ張り合いになり、放り出される銃。
耳を劈くような音と共に倒れる弟。

部屋に満ちる火薬の匂い。
床のカーペットを染めていく赤い血。

柘榴のように割れたリックの頭。
2006/07/19 11:12:44
のんだくれ ケネス
[頭の中で瞬く、鮮血、長い銃身、そして弟の死体。

ケネスはハッと目を覚ます。]

夢か……この夢、長い事見てなかったんだけどな……

[ソフィーが無惨な死を遂げた後、ケネスは倒れこむようにベットで寝たのを思い出す。全身ににじむじっとりとした汗。]
(1)2006/07/19 11:29:15
のんだくれ ケネス
[幼い頃、密かに持ち出した父の銃と、それの取り合いで起きた事故。それは思い出さないようにしてきた記憶だった。
どちらのせいと言う訳では無い、だが銃が暴発した先にケネスと弟はいて、たまたま弟が前にいた。
たったそれだけの事で、弟は死に、自分は生きている。

そんな些細な事で、目の前で骸と化した弟にケネスは生の儚さと空しさを感じた。]

同じだ……今も……

[ソフィーとアーヴァインの骸を思い出し、ケネスはそうつぶやく。
静かに立ち上がると、廊下に出た。]
(2)2006/07/19 11:36:33
のんだくれ ケネス
[廊下に滴って染み込んでいるソフィーの血が目に入る。
ケネスはぼんやりとそれを眺めた後、ソフィーが安置されている部屋へと足を踏み入れた。]

…………

[赤く染まったシーツをめくり、ソフィーの顔の部分だけを見る。
顔は一切傷ついておらず、目を閉じ、まるで眠っているかのようにも見えた。
だが、彼女はもう笑ったり泣いたりはしない。
表情が変わる事も無い。

ケネスはしばらくそれを見つめる。]
(3)2006/07/19 11:45:37
のんだくれ ケネス
[胸に去来する儚さと空しさ]

リックの時と同じだな……

[ケネスは弟の名前を口にする。]

あと確か、あの時なんて思ったか……

[記憶が混乱することにいらだち、ケネスは懐の小瓶に手をかける。
口の中にウイスキーの味と匂いが満ちた。

飲み干しながら改めて物言わぬソフィーの顔を見る。]

綺麗なもんだな……

[ケネスはそうつぶやいた。]
(4)2006/07/19 11:57:45
のんだくれ ケネスは、シーツを戻すと、*部屋から出て行った。*
2006/07/19 11:58:05
お尋ね者 クインジー
―部屋1―

 な、なんだってんだよ…

[ 部屋の隅、膝を抱えて座り込んだまま、クインジーはぶつぶつと呟いていた。]

 いったい、なにが起こってるってんだよ。

[ そのときのことを、何度も何度も思い出してしまう。
 飛び散る鮮血。悲痛な叫び…断末魔。目の前で起きた出来事は理解の範疇を完全に越えていた。皆を起こして、開かないと言われた玄関を自分でも確認しに行き、そして叫び声に振り返れば、ソフィーが…]

 うわあああぁぁぁぁ!!!

[ その様子をまたしても思い出し、大声を挙げる。この館でなにが起きているのかまるで判らないまま、クインジーはただただ怯えるのだった。]
(5)2006/07/19 12:36:57
お尋ね者 クインジー
 と、とにかく逃げよう。ここから逃げるんだよ。ああ…

[ 誰にとはなく呟き、ゆらりと立ち上がる。玄関扉は開かない。では、勝手口は? または、他に出られる場所は? 出口を探し、クインジーは館の中を*彷徨い歩くのだった。*]
(6)2006/07/19 12:42:39
書生 ハーヴェイ
―部屋8―
[着衣のまま浴室に入り、冷たいシャワーを浴びる。ソフィーの血を吸い込んだシャツや上着から、思いがけないほど赤く染まった水が滴り落ちた。髪にも頬にも額にも、彼女の返り血を浴びていた。ハーヴェイは石鹸を手に、染み付いた血の跡を落とし始めた]
(7)2006/07/19 15:33:36
書生 ハーヴェイ
あの間に、ずいぶんと被ったものだな……人体には、何リットルもの血が流れているというけれど。

[場違いな感想。惨劇を目の当たりにして無感動になっていると思わせるほど、呟きは平板なものだった。バスタブに水を張り、衣服を脱いでその中に投げ込んでいった]
(8)2006/07/19 15:37:18
書生 ハーヴェイは、湯音を上げ、しばらくの間熱いシャワーに身を打たせ続けた。
2006/07/19 15:38:00
酒場の看板娘 ローズマリー
――廊下→部屋8――
[ローズマリーはトビーやハーヴェイと一旦別れると、自分では運べないので、自らが使っている部屋から毛布を持ってくると、傍のキャロルにかけてやった。]

……いつまでも立ち止まっている訳には行かないわ。

[見ている人が誰も居なくなった廊下で、涙が零れたが、すぐに拭ってハーヴェイの部屋へと向かう。]
(9)2006/07/19 15:43:01
酒場の看板娘 ローズマリーは、部屋八の扉を、二、三度ノックをした。
2006/07/19 15:43:20
書生 ハーヴェイは、シャワーを浴びたまま思考に没頭し、ノックの音に気付かない。
2006/07/19 15:44:53
酒場の看板娘 ローズマリー
――部屋8――
[廊下に虚しく響くノックの音。中の反応は無く、ローズマリーは顔を曇らせた。自分の手が震えていくのを見ながら、冷静に思考を走らせる。]

【ここには罠がいつあってもおかしくない状況だった筈……っ。】

[嫌な予感だけが込み上げて、あまりに身近過ぎる"死"に、ローズマリーは部屋八のノブをまわした。鍵が開いていなかったのか、扉は簡単に開く。]
(10)2006/07/19 15:49:34
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイの名前を少し大きな声で呼んでから、シャワーの音に気がついた。
2006/07/19 15:49:54
書生 ハーヴェイ
【この屋敷を改造した人間……誰なのだろう。アーヴァイン……ではあるまい。ここの持ち主? それなら理解できなくもない。だが、その人物は何処に?】

[電話越しに連絡したアーヴァインとの会話を思い出そうとする。断片的な記憶を拾い集めた]
(11)2006/07/19 15:53:18
書生 ハーヴェイ
『……私は代々この館を管理してきた家の長男というだけだ』
『……詳しいことは殆ど知らないんだよ』
『……誰から託されたのか、どういう経緯があったのか』
『ただ、もう百何十年も昔からということだけ伝わっている……』
(12)2006/07/19 15:53:36
書生 ハーヴェイは、きゅっと音を立てて、シャワーのコックを閉じた。
2006/07/19 15:53:43
書生 ハーヴェイ
―部屋8・浴室―
[身体から滴り落ちる水に、もう赤色の成分は含まれていなかった。今は亡き管理人との会話を回想し、アーヴァインもやはり詳しいことは知らなかっただろうと結論づける。だがそれは同時に彼にため息をもたらすものだった]

……ふぅ。これでは、何の手がかりになるかという物だな……
(13)2006/07/19 15:56:24
書生 ハーヴェイは、浴室の扉を開け、置いてあったバスタオルに手を伸ばした。
2006/07/19 15:56:58
酒場の看板娘 ローズマリー
――部屋八――
[水が止む音。それはほぼ確実にハーヴェイが無事である証だった。自分の早とちりにあきれると同時に安堵した。]

良かった……。
【……水が止む音? ……あ!】

[安堵すると同時に固まっていた思考が戻り、ローズマリーは赤面すると、大慌てで廊下へと出る。]
(2006/07/19 15:57:33、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除)
酒場の看板娘 ローズマリー
[水が止む音。それはほぼ確実にハーヴェイが無事である証だった。自分の早とちりにあきれると同時に安堵した。]

良かった……。
【……水が止む音? ……あ!】

[安堵すると同時に固まっていた思考が戻り、ローズマリーは赤面すると、大慌てで廊下へと出ようとした。]
(14)2006/07/19 15:58:34
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイが浴室の扉を開けた所を見て、目を伏せた。「ご、ごめんなさい」
2006/07/19 15:59:07
書生 ハーヴェイ
おや?

[身体を拭きながら浴室を出た時まず目に入ったのは緑なす髪。それがローズマリーのものであると気付いた時には既に数歩進んでおり、引き返しようもなかった]

……鍵、掛け忘れていたな。やはり放心気味だったようだね。
(15)2006/07/19 16:03:27
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーと扉、反対側にかかった自分の衣服を交互に見た。
2006/07/19 16:04:21
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーはハーヴェイに背中を向けたが、一度見てしまった事実は変えられず、体の熱が全て頬に集中するのがわかった。]

の、ノックをしたのだけど、何も反応が無くて。
先程あんな話をしたばかりだったから、部長に何かあったのでは、と思ってしまって。
……ごめんなさい。

[自分のミスに唇を噛んで俯いた。]
(16)2006/07/19 16:06:56
書生 ハーヴェイ
[数瞬遅れて、彼女が目を伏せている理由に気付く]

……あ! ああ、すまない、少しだけそのまま待ってくれないか。直ぐに服は着るから。

[慌てた様子で言うと、早足で服を取りに奥へと向かった]
(17)2006/07/19 16:07:41
酒場の看板娘 ローズマリーは、背中を向けた上でぎゅっと目を閉じている事しか出来なかった。
2006/07/19 16:08:50
書生 ハーヴェイは、手早く服を着ると、髪を拭きつつローズマリーに声をかけた。
2006/07/19 16:09:22
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーを振り返ると、彼女は石像のように実を強張らせて背を向けていた。時折震えているらしいのが見て取れ、思わず苦笑が浮かんだ]

ローズ、もういいよ。服は着たから。
それにしてもそんなに反応するなんて思わなかった。吃驚させてすまなかったね。
(18)2006/07/19 16:12:00
酒場の看板娘 ローズマリー
[ハーヴェイの声に振り向いたが、視線を合わせる事が出来ずに床ばかり見ていた。]

わたしが迂闊に行動しただけの事。
ハーヴェイさんが謝る事じゃないわ。
本当にごめんなさい。

[どうにか平静を保とうと深呼吸を繰り返すが、胸の鼓動は中々落ち着かなかった。]
(19)2006/07/19 16:15:17
書生 ハーヴェイ
おや、随分と初心そうなことだ……“ハーヴェイ”の印象とは違っているな。
神秘的、瞑想家、それでいて冷静で理知的という記憶だった筈だが。
2006/07/19 16:18:21
書生 ハーヴェイ
くくっ……こういう娘を“喰らう”のもまた愉しいことだろう。乙女の生き血こそは私にとっての最上の美味。飽きることなき妙なる秘酒。くくく……。

[不意に疼く衝動]
[口内に唾液が溢れ、思わず牙を伸ばしそうになった]
(*0)2006/07/19 16:21:59
書生 ハーヴェイ
だがまだ、それは後の事だ……そう急ぐことも無い。それよりは、この娘の恐怖を――

[増幅してやろう、と考える。獲物を見定めるような視線でローズマリーを見つめた]
(*1)2006/07/19 16:23:38
書生 ハーヴェイ
さて、用件はなんだろうか?
聞きたいことか、話したいことでもあるのかな。ま、椅子に座りなよ、ローズ。

[自分はベッドに腰掛けると、書机の椅子を彼女に引いて示した]
(20)2006/07/19 16:24:02
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーを見つめ、頬が紅潮しているのを見てとった。
2006/07/19 16:25:23
書生 ハーヴェイ
いや……まあ、鍵を掛け忘れたのはこちらだからね。責める筋合いでもないさ。しかし……顔が赤いけど、どうしたのかな?
熱でも出したのか?
(21)2006/07/19 16:28:22
酒場の看板娘 ローズマリー
ええ、ありがとう。
【真面目な話をしに来たのだから、こんな事で動揺している場合じゃないわ……。】

[ハーヴェイの言葉に頷くと、自分の緩んだ気持ちを戒めながら、椅子に腰掛けた。]

話と言うのは、勿論、これからの事なの。
ハーヴェイ、貴方は、ソフィーやあの男性の事を、どう考えているの?
ギルバートが言う様に人為的なものだと? それとも――

[ローズマリーは言葉を切って、鋭い眼差しでハーヴェイを見つめた]
(22)2006/07/19 16:30:14
酒場の看板娘 ローズマリー
[ハーヴェイの問いかけに一瞬目を思わず反らした。先程のことを否応なしに思い出す。頬が益々染まっていった。小さく首を振って、彼の問いを否定する。]

……お気になさらず。
体調が悪い訳では、無いの。
(23)2006/07/19 16:31:49
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーの問いかけを聞き、訝しげに眉を寄せた]

人為的でないとしたら、偶発的なものだとでも……?
確かに、ソフィーがあの罠の犠牲になったのは不幸な――あまりに不幸な事故だったかもしれない。
しかし、アーヴァインの方は……
(24)2006/07/19 16:35:58
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイの言葉に、首を小さく横に振った。
2006/07/19 16:38:08
書生 ハーヴェイ
あれはほぼ間違いなく、失血死だ。何者かがやったのは確定的。それに階段から落ちたと見せかけようとした、というのが『犯人』の存在を逆に浮き彫りにしているよ。

……。……言いたくはない、が――
(25)2006/07/19 16:38:09
書生 ハーヴェイは、そう言いながらも逡巡し、唇を噤んだ。
2006/07/19 16:39:51
酒場の看板娘 ローズマリー
そうじゃないわ。
"人"為的――、つまり部員か、或いはこの洋館に隠れ潜んでいた人、どちらにしても"人間"が起こしたものとして二人の死を捕えているのか、という質問よ、ハーヴェイ。

[真っ直ぐに質問を投げかけると、他に見せる表情が浮かばないとも言いたげに微笑を浮かべて見せた。]

吸血鬼は人じゃないわ。
だから――、"人"為的とは言わないでしょう?
(26)2006/07/19 16:42:01
書生 ハーヴェイ
[目の前の娘が示した指摘。それは客観的な根拠が無いとはいえ的確で、事実を指し示していた]

ほぅ、成程な。人は理解できぬモノを恐れるが故に全ての原因をそこに求めようとする。そういえばそうだった。あの魔女狩りも、焼き討ちも、およそあらゆる私刑の根底にあったのは――恐怖。
(*2)2006/07/19 16:45:47
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは肩を竦め、首を振った]

ローズ、君はこの館に吸血鬼が潜んでいる……と?
それは飛躍が過ぎないかな。実際、此処には幾つもの道具立てが揃っているが……。
まあ、確かにそれならば“人”為的と言うかどうかは微妙かもしれないね。言い換えるならば、そう……“悪魔的”とか?
(27)2006/07/19 16:49:08
書生 ハーヴェイ
ローズマリー、お前が恐怖しているのは何だろうな。
二人の人間の死か? この館に潜む吸血鬼か?
あるいはその辺の連中と同じく、自らの死か?

[ハーヴェイの中に潜む“彼”が、興味を示したようにのそりと鎌首をもたげた]
(*3)2006/07/19 16:51:05
書生 ハーヴェイ
ふむ……だが、少なくとも今の時点ではあの二人の死は『人間がもたらしたもの』だと考えているよ。
架空の存在、伝説上の魔物を持ち出すにはまだ早すぎる。それよりも、僕にとって不安なのは……

[先ほど言うのを止めた言葉。ローズマリーを見つめ、唇を唾液で湿した]
(28)2006/07/19 16:53:36
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/07/19 16:53:58
書生 ハーヴェイ
……この中に、アーヴァインを殺害した者がいるんじゃないか、という可能性だ。

[気まずさを感じたように視線を壁へと逸らす。そこには普通の建物にあるべき窓は無い]

根拠は分かるだろう。この建物に窓はひとつも無い。そして、扉が閉ざされている。つまり――今この場所は『密室』なんだよ。
(29)2006/07/19 16:56:46
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに言葉の意味を考えさせるように、しばらく間をおいた。
2006/07/19 16:57:08
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに話の続きを促した。
2006/07/19 17:01:00
酒場の看板娘 ローズマリー
[黙ってハーヴェイの言葉に耳を傾けた。暫くして、彼に頷く。]

そうね、ハーヴェイ。
……貴方の言う事は正しいわ。
事実、わたしだって真っ先にそう考えた。

だけど、"人ではない者"の存在を疑うに足りる物はあるわ。
断定じゃない、あくまでも疑う段階、だけれど。
(30)2006/07/19 17:02:24
酒場の看板娘 ローズマリーは、敢えて根拠を挙げずにハーヴェイを真っ直ぐに見つめた。
2006/07/19 17:02:27
酒場の看板娘 ローズマリー
あれだけやっても開かなかった扉に、繋がらない電話。

[責めるニュアンスにならないように、ただ単調に言葉を紡ぐ。]

貴方はカミーラに向かって、責任を取ると言ったわ。
なら……、これが"人"為的じゃなかった場合も想定して行動するべきじゃないかしら?

尤も、これが人為的だった場合が一番怖いけれどね。
打破策が、今の所全く見あたらないんだから。
(31)2006/07/19 17:03:40
酒場の看板娘 ローズマリーは、わたしが言いたい事はそれだけよ、と、ハーヴェイに微笑んだ。
2006/07/19 17:03:48
書生 ハーヴェイ
そうか。では、お前には、幾つかの手がかりを残しておいてやろう、ローズマリー。
それを見つける度にお前は真実に向かって近づき、同時に死への道程が近寄ってくるのを知ることになるだろうから。
(*4)2006/07/19 17:09:30
書生 ハーヴェイ
人でない存在が現実に居た場合、か……。
その時こそ対抗する術があるのかどうか疑わしいけれどね。精々、伝承が事実を伝えていることを願うばかりだが。

ローズ、話はわかった。恐慌を煽るつもりは無いが、伝説の通りここが吸血鬼の棲み家だとしたらそういった点も考えなければならないな。ありがとう。
(32)2006/07/19 17:12:05
書生 ハーヴェイ
―部屋8―
[話はこれで終わり、という空気が漂っていたが、ふと思い出したようにローズマリーに尋ねた]

ところで、ローズ。服に付着した染みのうまい取り方か何か知らないか? 先刻の件で血痕が随分ついてしまってね……。

[浴室を視線で示し、どうしたものかという表情をした]
(33)2006/07/19 17:19:42
酒場の看板娘 ローズマリー
[立ち上がろうとした時のハーヴェイの言葉に、少し考える表情を作った。]

服についた染みを取る方法なら解るけれど、血痕は落ちるのかしら……。
あまり自信がないけれどやってみるわ。
浴室、借りてもいいかしら?
(34)2006/07/19 17:23:51
書生 ハーヴェイ
ああ……頼むよ、有難う。
水に浸けてあるから、固まってはいない筈だ。取れなくても仕方ないさ、あれだけの状態だったんだしな。

[浴室に向かうローズマリーをベッドから*見送った*]
(35)2006/07/19 17:28:27
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに頷いて、浴室へと*向かった。*
2006/07/19 17:28:48
牧童 トビー
─玄関─

[後ろからやってきたナサニエルが扉を叩き、少なくとも1人の腕力では開かないと言う事を、トビーより先に証明してみせた。扉には特別な仕掛けや、大掛かりな二重鍵であるとか、そう言った物は見当たらないのに。
どうにも只、【扉は開かない】。

何か不吉な呪いにでも掛かった様な奇妙な感覚が、サークルメンバーの共通認識なのではないかと思う。

すれ違うナサニエルに黙礼。]
(36)2006/07/19 17:43:27
牧童 トビー
[続いて、緩慢な動作を細い首を振り、まるで物の様に倒れているアーヴァインを、感情の表れない無表情で見下ろす。

悲鳴を上げずに澄んでいるのが奇跡のようだとトビーは思った。…それと同時にパニックになっている者達の事を考え、常に感情を抑え、自分自身に対しても傍観者であるかの様な態度を取る自分に、不健全さを感じながら。]


後で警察を呼ぶ事を考えたら、あまり動かすべきじゃない。


[ハンカチを手に巻き付け、指紋がつかない様にしてアーヴァインの遺体を慎重に検分する。トビーも正確な医療知識がある訳ではなかったが──。]
(37)2006/07/19 17:44:10
牧童 トビーは、小さく眉を顰めた。
2006/07/19 17:44:50
牧童 トビー
[アーヴァインの顎を持ち上げ、]

早朝に物音を聞いたのは、僕だけではなかったと、先刻聞きましたが…。この顎関節のあたりの硬直のように見えるもの…が、いわゆる死後硬直という物に該当するなら、死亡から二、三時間…。あの物音が、この人が死んだ瞬間の音になるのでしょうか。

[首筋を眺め、]

…奇妙な痕です。
注射跡だとと言うには傷口がいびつすぎる。
どちらかというと、野犬にでも噛まれた様な…。
でも、傷口の周囲は白くて、血の気が無い。
ひからびかける寸前というか。

いや、首筋に限らず、皮膚全体の感じがなんだか奇妙ですね。
(38)2006/07/19 17:58:15
牧童 トビー
[気味が悪そうにアーヴァインの首筋から手を離し、今度は遺体の裏側を検分する為に、男の身体を持ち上げ、腕の裏側、背中の皮膚を検分する。]
(39)2006/07/19 17:59:33
牧童 トビーは、翠の瞳を大きくを見開いた。
2006/07/19 18:03:01
牧童 トビー
──死紋が浮いてない。

血流停止後に、通常なら重力によって血液は血管内を就下するはずなのに。
死後硬直だと思ったのは、勘違いですか?
いや、彼が死んだ時間は兎も角、死んでいるのは確かで。



…どういう死に方なんですか、これは。

[死体の虚ろな顔を見る。
……寒気がした。]
(40)2006/07/19 18:03:51
牧童 トビー
後頭部の打撲傷から出血していないのは、元々血が無かったから。

[ほとんどかすれて囁く様な声で。]
(41)2006/07/19 18:10:36
牧童 トビー
[アーヴァインの顔にハンカチを掛けてから、キャロルやシャーロットが倒れたままになっている廊下へと足を向ける。

廊下は噎せ返る様な血の匂いで満ちている。
窓の無い洋館、呪われたように開かない扉、暗赤色の絨毯に真新しい、見知った者の…ソフィの血飛沫。アーヴァインと違ってソフィの死因は明確だったが、あまりにも日常とかけ離れており。

*目眩がした*。]
(42)2006/07/19 18:29:10
牧童 トビー
[血塗れの廊下に、呆然としたままのキャロル(ローズマリーが毛布をかけても反応がない)、失神したシャーロット。ラッセルは男なので放っておくとしても、この2人をそのままにしておく訳にはいかない、とトビーは思う。

…扉の向こうで聞こえたのは、クインジーの絶叫だろうか。]


誰も頼りにならなさそうだ。


[皮肉っぽく口の端を歪めて、片頬で笑う。笑ってから、それがソフィに指摘されて、自分が思わず赤面した笑い方だと気が付く。]
(43)2006/07/19 21:51:23
牧童 トビー
【ハーヴェイがシーツに包む前に見たソフィの顔は。
泣きながら呆然とした様に目を見開いていて、
無防備で、
何時ものように何処か危うくて。
…綺麗な人だと思いました、やっぱり。

部長がソフィの青い目を閉じさせて。
嗚呼、ハーヴェイは血を落としてくると言っていたな。
血塗れだったから、ある程度時間が掛かるだろう。】
(44)2006/07/19 21:51:41
牧童 トビー
[呆然としたままのキャロルに、
出来るだけ丁寧で優しい声で話し掛ける。
三年前、トビーの父親が死んだ時、若く美しい母親にそうした様に。]

…ねえ、キャロル。
僕はシャーロットを彼女の部屋に運ぼうと思います。
もし出来るなら、貴方も一緒に来てくれませんか?

[最初にクインジーに扉を叩かれた時、足がすくんで動かなかった、あの恐怖の感覚を、トビーは今は忘れている。忘れていると言うより、恐怖で凍えて麻痺したままだと言うのが正しい。]
(45)2006/07/19 22:00:00
牧童 トビーは、村長の娘 シャーロットの張り付いた前髪を、*少年の骨張った指でそっと撫でた*。
2006/07/19 22:00:34
逃亡者 カミーラ
―部屋7―

[カミーラは酷い頭痛を感じながら意識を取り戻した。誰か…の腕の中にいた。]

くっ…変な夢を…

[良く知った人物の悲鳴が聞こえていた。あれは、誰だったか?それにしても嫌な夢だった。]
(46)2006/07/19 22:55:48
牧童 トビーが「時間を進める」を選択しました
逃亡者 カミーラが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
──部屋7──

[気絶したカミーラをベッドに寝かせて、その傍らに座り込んだままどれくらいが経っただろうか。ベッドに深く座り込み、震える唇に煙草を銜えて、ぎこちない手つきで火をつける。]

【何だよ………何だってんだよ、この屋敷。
 狂ってる。】

[ギルバートは深く紫煙を吸い込むと、やっと一時、先程の光景を忘れる事が出来た。じりじりと紅く舐めゆく煙草の火が、癒しを与えてくれた。]
(47)2006/07/19 22:58:08
逃亡者 カミーラ
ああ、人形が並んでる…ここはアタシの部屋だ。
完成は一応したんだっけ?



ちょ…煙草っ!?

[ぼんやりした意識が一気に覚醒した。]
(48)2006/07/19 23:02:56
逃亡者 カミーラは、煙草の臭いに飛び起きて、その人物がギルバートだと気付いた
2006/07/19 23:03:36
流れ者 ギルバート
【あの男………アーヴァインとか誰か言ってたな…。
 あいつが死んだのは、どうでもいい。
 でも……】

何だってんだよ、この屋敷。
アレ…何だ?





あ?

[ぶつぶつ言っている声は聞き取れなかったが、叫び声でカミーラが覚醒した事に気づき、カミーラの顔を振り返り、見下ろした。]
(49)2006/07/19 23:05:08
逃亡者 カミーラ
ゲージツ家のゲージツ作品の前で煙草を吸うとは良い度胸だ。

[不敵に笑って言い放った。]
(50)2006/07/19 23:06:17
流れ者 ギルバートは、逃亡者 カミーラに、「吸う?」と、吸いかけを差し出してみた。
2006/07/19 23:06:55
踊り子 キャロル
― 廊下 ―
[ソフィーの死に顔]
[思考が疼く]

【・・・・・・壊れてる。】
【悲しめないなんて。】
【如何して。】
【其れどころか。】

[恐怖の裏側で]
['そんな目で見ないで―――']

【喜んで居る・・・?】

―――まさか。
(51)2006/07/19 23:07:02
冒険家 ナサニエル
[重いラッセルをさっさと運んでから、シャーロットとキャロルはトビーに任せて手早く食事を作る事にした。

皆が落ち着いたら2階か誰かの部屋の中ででも食事を取ってその時に色々なことを報告し合えばいいと思う。

食欲は湧かないだろうが、食べておかなければもたないだろう。]


…電気も、ガスも水道も正常、ですか。


[水を火にかけてから、厨房を見回す。

ひどく正常だ。

血の匂いもほとんど届かない。]


…肉の類は、避けた方がいいでしょうね。
(52)2006/07/19 23:07:19
逃亡者 カミーラは、何かを忘れているような気がしてならない…
2006/07/19 23:07:31
踊り子 キャロル
[否定の言葉が虚しく消える]
['―――ねえキャロル']
[自分を呼ぶ優しい声]
[ぼうっと焦点が合わない儘]
[トビーを見つめた]

え・・・?
・・・シャーロット・・・を?

[暗い思考の渦から段々と帰還する]
[正常な思考]
[体を動かすと長らく其の儘だったからか]
[ぎしりと何処かが鳴った気がした]
(53)2006/07/19 23:09:13
踊り子 キャロルは、牧童 トビーに頷いて、立ち上がった。
2006/07/19 23:09:28
流れ者 ギルバート
ハッ。
作品?

[ギルバートは、先程見た光景を自分から引き剥がすかのように、八つ当たりするかのように、カミーラへと酷薄な笑みを浮かべた。]

あぁ、あれか。
俺のだけ、随分酷い有様なようだけど。

[ベッドから立ち上がると、机の方へと歩み寄った。]
(54)2006/07/19 23:10:08
踊り子 キャロル
[誰かが掛けてくれた毛布が落ちて]
[其れを気にせず]
[トビーの、]
[シャーロットの傍まで歩みを進めた。]

・・・有難う、トビーくん。

[精神的に堪えている時]
[誰かの温かい声は有り難かった]
(55)2006/07/19 23:11:18
逃亡者 カミーラ
[ギルバートに、にっこり笑って、]

こちら、人形の館の館内は禁煙になってございます…



わかったら外で吸いやがれ、畜生め!!!

てゆーか、何でアンタがアタシん部屋にいる?
(56)2006/07/19 23:11:58
踊り子 キャロル

もう。
そんな温かい声を掛けて貰える様な人間じゃ無くなってしまったのに。

何時でも優しい声を掛けて貰って居る筈なのに。
ローズさんも、
カミーラさんも、
トビーくんも、

皆優しかったのに。
(*5)2006/07/19 23:12:13
逃亡者 カミーラ
[ギルバート人形の酷い顔を思い出す。]

しょーがねぇだろが、停電でよお。
どこの馬鹿の仕業か知らないが…



その時に、物音がして、

落下した、

人…
(57)2006/07/19 23:14:25
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/07/19 23:15:22
牧童 トビー
─廊下─

[一旦立ち上がり、何かを思案するように首を傾けてから、胸ポケットから小さな手帳を取り出し、ペンを取った。メモを書いて、ハーヴェイの部屋の扉に貼る。]
(58)2006/07/19 23:15:27
流れ者 ギルバート
うっせぇな。
ガタガタ震えてやがったのに……

[聞こえるか聞こえないかのギリギリの声でぽそりと喋ると、机の端に、紫煙立ち昇る煙草の先が宙に浮くように置き、煙草を持っていた手で、ギルバート人形を持ち上げてみた。]
(59)2006/07/19 23:15:33
牧童 トビーは、踊り子 キャロルに、小さく頷いて頬笑んだ。
2006/07/19 23:15:59
踊り子 キャロル
今は、全然、

ウレシクナイ。

―――其れ所か只胸が痛むだけ。

もっと前に気付ければ良かったのに。
(*6)2006/07/19 23:17:21
逃亡者 カミーラ
オッサンが死んでいて…階段を上ったら

悲鳴…誰?

[蒼褪めた表情でギルバートを注視している。]
(60)2006/07/19 23:18:01
流れ者 ギルバート
──部屋7──

はは。
気絶出来てよかったよねぇ、カミちゃん。
(61)2006/07/19 23:18:13
流れ者 ギルバートは、逃亡者 カミーラへ、丸く弧を描いて、机の上のソフィー人形を投げた。
2006/07/19 23:18:57
逃亡者 カミーラ
[汚い手でゲージツ作品を触るな…という叱責すら、喉の奥に引っかかって出てこなかった。]
(62)2006/07/19 23:19:25
牧童 トビー
─廊下→シャーロットの部屋─

[自分と背丈の変わらぬシャーロットを、引きずらないように慎重に胸に抱えて運ぶ。抱えたシャーロットの身体は、女性らしくやわらかく、そして生きている証のように暖かく。伝わる心臓音が、トビーの気持ちを少しだけ落ち着かせた。…それに、傍にキャロルも居る。

シャーロットの部屋に入って片手で電気を付ける。
薄暗くても、暗闇よりはマシだ。
罠が無いか確認してから、シャーロットの身体をベットに横たえた。]
(63)2006/07/19 23:20:21
牧童 トビー
[キャロルに、]

シャーロットの襟元を緩めてあげて貰えますか?
僕がするのも、どうかと思うので。
(64)2006/07/19 23:21:38
逃亡者 カミーラ
馬鹿やろっ、壊れたらどうすん…

[ギルバートの投げたそれを大事そうにキャッチする。綺麗な金髪に、笑顔…。全ての人形の中でもとりわけ輝かしく出来上がったそれは、モデルが良かったせいもあるだろう。]

ソフィー!
(65)2006/07/19 23:22:44
学生 ラッセル
―洋室3―

[ラッセルはうなされていた。]

……う……ああ……!

[――巡る記憶。
ざあざあと雨が降っている。
草原。教会。地下室。暗闇――血の匂い。]


【――これは夢だ。
 夢だ夢だ夢だ。現実な訳がない!】
(66)2006/07/19 23:23:15
逃亡者 カミーラは、ソフィー人形を胸に抱いたまま、廊下へ飛び出した。
2006/07/19 23:23:47
学生 ラッセルは、飛び起きた。
2006/07/19 23:24:15
流れ者 ギルバート
[ギルバートはそうする事で、異常な場に置かれている自分を慰めたかったのだろう。ギルバート人形を置くと、わざと再び煙草を吸った。]


って、おい………

【もう死んでるって。】

[取り乱したカミーラを見る事で、随分落ち着いた。カミーラを追うように、廊下へと出ていく。]
(67)2006/07/19 23:25:39
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
踊り子 キャロル
― シャーロットの部屋 ―
[頷いた。]
[眠り姫の様に昏々と意識が無いシャーロット]
[彼女の傍に寄って、]
[呼吸の妨げにならない様]
[襟元を緩めた。]

・・・生きてるの、かな。
ちゃんと目を、覚ますの、かな・・。

[胸が僅かに上下して居る]
[なのに急激に不安になって]
[呟いた]
(68)2006/07/19 23:26:37
流れ者 ギルバートは、逃亡者 カミーラの後から、ゆっくり歩いてくる。
2006/07/19 23:26:48
逃亡者 カミーラ
ソフィー…

[目の前の全てが片付けられた後だった。血の臭いが混じった空気…惨劇は確かに起こっていたし、それを見ていた。だけど、悲鳴以外のほとんどの事は、夢の中の出来事のように感じていた。]
(69)2006/07/19 23:29:55
酒場の看板娘 ローズマリー
――浴室――
[血で汚れた衣服を固く絞った衣服で叩き、その後に洗剤の代わりに石鹸を代用して水で叩き落した。強くこびりついたものは落ちなかったが、それで大分血痕は落ちた。]

……こんなものかしら。

[手を洗い浴室から出る。]
(70)2006/07/19 23:30:19
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
──廊下──

[カミーラの背を見る事で、惨劇の中心は見ないようにした。それでも、一面に飛び散った血痕は嫌でも視界に入ってくる。]

それにしてもさ、馬鹿だよね。
勝手に転んで死んじまうなんて。
(2006/07/19 23:33:38、流れ者 ギルバートにより削除)
学生 ラッセル
[辺りを見渡す。
ここは俺の部屋だ。昨日は疲れてシャワーを浴びて、そのままベッドに倒れこんで――]

……そっか。
馬鹿だな、俺。ちょっと気味の悪い建物に泊まっただけでこんな悪夢を――。
 
(71)2006/07/19 23:33:32
酒場の看板娘 ローズマリー
出来たわ。
やっぱり酷いものは落ちないけれど、大分落ちたと思う。
これ以上は洗剤が無いと、出来ないわ。

[勿論ここは洋館だ。洗剤など、探せばあるのだろう。けれど、ローズマリーには一人で洗剤を探しに行くのが怖かった。罠だらけの洋館も、そして、部員たちも。]
(72)2006/07/19 23:33:44
学生 ラッセルは、頭の中を整理している。
2006/07/19 23:33:50
牧童 トビー
─シャーロットの部屋─

[外見は大人びていて華やかな女性であるに関わらず、キャロル言葉はとてもか弱いものに聞こえた。首を傾ける。]

ありがとうございます。
貴方が居てくれて良かった。

それに、シャーロットは気絶してるだけですよ。
ちゃんと、目を醒まします。
…大丈夫、大丈夫です。
(73)2006/07/19 23:33:51
逃亡者 カミーラ
[ギルバートの足音を感じながら、顔はソフィーがいたはずの壁を眺めていた。]

ソフィー、死んじゃ…たんだね…

[ぽつりと呟いて、黙った。]
(74)2006/07/19 23:34:01
流れ者 ギルバート
──廊下──

[カミーラの背を見る事で、惨劇の中心は見ないようにした。それでも、一面に飛び散った血痕は嫌でも視界に入ってくる。]

それにしてもさ、馬鹿だよね。
何か……勝手に死んじまうなんて。
(2006/07/19 23:35:04、流れ者 ギルバートにより削除)
流れ者 ギルバート
──廊下──

[カミーラの背を見る事で、惨劇の中心…既に突起に触れられないよう椅子は置かれていたが…は見ないようにした。それでも、一面に飛び散った血痕は嫌でも視界に入ってくる。]

……まあ、運がなかったって奴?

[失笑するような笑い声が、カミーラの後ろから聞こえた。]
(75)2006/07/19 23:36:28
踊り子 キャロル
・・・本当に?
本当に彼女は目を醒ますの?トビーくん。

其れに其れって本当に良い事?
此の儘永遠に眠って居た方がずっとずっと...

楽なのだとしても?
(*7)2006/07/19 23:36:59
冒険家 ナサニエル
[食材が十分すぎるほどにあるのは確かだったが、豊富とはさすがに言えなかった。
さっさとここを出なければ、いずれはなくなるだろう。

生ものから処理をしたいところだったが、今は皆肉を食べる気にはならないだろうし、赤い食材も避けた。

サラダは青いものを中心にした。
本当ならトマトか赤ピーマンでも彩りに添えたいところだったが、自分でもトマトや赤ピーマンに包丁を入れる気が起こらなかった。

肉類は冷蔵庫から冷凍庫へ移した。

玉葱を刻み、オリーブ油で炒める。
米を入れ、作っておいたスープを加える。
煮立つ間にほうれん草とチーズをざく切りにする。


こうして働いていると少し落ち着いた。
空想から、現実へ還るように。

しかし、ここで起こった事は全て現実だった。]
(76)2006/07/19 23:37:37
学生 ラッセル
【――"こんな"? どんな悪夢だ?】

[ラッセルは記憶を手繰る。
草原――教会――地下室――暗闇――血の匂い――首――屍体。

――ソフィー。]
(77)2006/07/19 23:39:10
逃亡者 カミーラ
(78)2006/07/19 23:40:00
踊り子 キャロル
─ シャーロットの部屋 ―
[胸にじわりと来るトビーの言葉]

うん・・・、変な事聞いた、ね。
御免ね。
御免。

[二回、謝罪の言葉を口にする]
[優しさはこんなにも痛い物だったか]

・・・此れから、如何したら良いのかな。
如何なっちゃうんだろう。

[呟いて、]

・・・一先ず、集まるのよね?
(79)2006/07/19 23:40:35
踊り子 キャロルは、牧童 トビーに先程見えたメモの内容を思い返しながら曖昧に笑い掛けた。
2006/07/19 23:40:46
流れ者 ギルバートは、逃亡者 カミーラの背を見ながら、意識を落ち着かせる為に煙草を吸い続けている。
2006/07/19 23:41:10
学生 ラッセル

――どこからどこまでが――現実なんだ――。

[ラッセルは、血の気が引いていくのを感じた。]
 
(80)2006/07/19 23:41:30
踊り子 キャロルが「時間を進める」を選択しました
逃亡者 カミーラ
助けられなかったんだ。

アタシは…ソフィーを…

[ソフィー人形をやさしく抱きしめた。]
(81)2006/07/19 23:44:38
酒場の看板娘 ローズマリーが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
──廊下──

まぁさ。
何?

[ちらりと、カミーラの足元の先、椅子がある辺りを見て、]

何かその突起がスイッチみたいだし……ま、元から馬鹿な子だったっぽいし、仕方ないんじゃない?

カミちゃんの所為ってより、あの子が悪いっていうか。
気に病むと、身体に悪いよ?
(82)2006/07/19 23:46:22
流れ者 ギルバートは、喋る毎に、ソフィーとの間の距離が広がっていくのを感じた。
2006/07/19 23:47:39
流れ者 ギルバート
忘れちゃおうや。
(83)2006/07/19 23:48:53
逃亡者 カミーラ
ざけ…

ん…
(84)2006/07/19 23:50:04
牧童 トビー
[眠っているシャーロットよりも、起きて動いているキャロルの方が壊れ物の様だった。]

【昨日まで届いていたのに今は電波が届かない携帯電話。
開かない扉。
奇妙な死に方をしたアーヴァイン。
屋敷内には、小説の舞台にふさわしい異様なトラップ。
ソフィの唐突で無惨な死。

──目の前の彼女に、僕は何を言ったら良いんだ?
これ以上、怖がらせてはいけない。
……多分。】


部員以外におかしな人物が潜んで居ないか。
屋敷から出るにはどうしたらいいか。
それに、別の脱出方法を考えるにしても、全員の方が良いと思うんだ。

[慎重に言葉を選びながら。]
(85)2006/07/19 23:50:53
冒険家 ナサニエル
[最後にオリーブ油でドレッシングを作り、サラダにかけた。

…サラダ。
チーズとほうれん草のリゾット。
余った食材に手を加えて作ったスープ。

…今の状況を考えれば、十分だろう。]


ふぅ。


[息をつく。

スープがまだふつふつと音を立てていた。]


さて。

冷めない内に、召し上がっていただきたいのですが…皆さん、そろそろ落ち着かれたでしょうか?
(86)2006/07/19 23:51:35
学生 ラッセル
[腕を持ち上げ、鼻先に当てると、微かに鉄の匂いがした。]

……現実……。
 
(87)2006/07/19 23:51:48
学生 ラッセルは、ふらふらと部屋を出て、人がいる場所を探した。
2006/07/19 23:52:04
新米記者 ソフィー
ざけ……

ん……
2006/07/19 23:52:28
新米記者 ソフィー
なーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
2006/07/19 23:52:40
逃亡者 カミーラ
ふざけんなっ!

[振りかえって全身の力を込めて、ギルバートの顔面に向かって拳を突き出す。]
(88)2006/07/19 23:53:22
牧童 トビーは、村長の娘 シャーロットの枕元に放置された「The Legend of Vampire」が視界に入る。
2006/07/19 23:53:38
新米記者 ソフィー
ギ……、ギルバートのアホーーーーーーーっ!!!!

死んでないっていうの! 馬鹿なコって何よ、馬鹿な子って!! あんたのが百倍脳足りんの馬鹿でしょーが!!
カミーラさんも何よ、あたしはこんなにピンピンしてるんだから!
そんなに殺したがってたらね、ホントに死んだとき、ば、化けて出てやるんだからっ!!!

……って、あれ?
2006/07/19 23:53:42
流れ者 ギルバート
──廊下──

じゃあ、どうすんのよ?
何?赤の他人のソフィーちゃんを助けられませんでした。
だから一生背負います。

とでも言う訳?
ハッ。馬鹿みてぇ。
(89)2006/07/19 23:53:54
流れ者 ギルバートは、逃亡者 カミーラに殴られた。
2006/07/19 23:54:52
書生 ハーヴェイ
―部屋8―
[ローズマリーに掛けられた声に、ぼぅっとした黙想から我に返る。ベッドに腰掛けたまま、物思いに浸りこんでしまったようだった]

ありがとう、ローズ。雑用を頼んで悪かったけど、助かった。僕ではきっと台無しにしてしまったろうからね。

[彼女を見上げ、感謝の微笑を返した]
(90)2006/07/19 23:58:03
踊り子 キャロル
[心配を掛けて居るのだろうか]
[多少無理にでも笑顔を浮かべて、]

うん、そう、だね。

[脱出方法なんか無い]
[絶望的な思考が頭を過る]
[其れでも笑って、]

後、私は、もう大丈夫だから。
有難う、トビーくん。
(91)2006/07/19 23:59:12
流れ者 ギルバート
ってぇ……な。

[廊下に小気味いい音が響き渡った。
思い切り拳骨がめり込み、随分短くなっていた煙草が落ちる。]

[衝動的に、カミーラの両手首を強く掴んだ。]

死んだ人間に何か出来るか!!?
馬鹿馬鹿しい!
(92)2006/07/19 23:59:33
踊り子 キャロルは、牧童 トビーの視線を追って、すっと一瞬顔を強張らせた。
2006/07/19 23:59:43
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーが部屋を出づらそうにしているのを見て、立ち上がった。
2006/07/20 00:01:48
お尋ね者 クインジー
―2階・寝室?―

[ 結局出口は見つけられなかった。ならば、とにかくこの状況のヒントはないかとやってきたのが2階のこの部屋だ。]

 ああもう、なんだってんだよこの館はよ。

[ 豪華なソファに暖炉、化粧台など、明らかにこの部屋だけ造りが違う。ベッドなんか天蓋までついたダブルベッドだ。いったい、この館にはどんな人物が住んでいたというのだろう。]

 だー、ちったぁなんか意味ありそうなもんねーのかよっての。
 て、開かねーしよこのクローゼット!

[ 鍵の掛かったクローゼットをがちゃがちゃとやった後、短気を起こして蹴りたくる。と…]

 おがっ?!

[ ぼごす。といい音を立てて足がクローゼットに突き刺さった。]
(93)2006/07/20 00:02:48
お尋ね者 クインジーが「時間を進める」を選択しました
逃亡者 カミーラ
[殴った拳が痛かった。ゲージツ家には喧嘩なんか向かない。そんなことはわかってる。男の力には抗えず、いとも簡単に捕らえられた。ギルバートの双眸を睨み返すと無茶苦茶に叫んだ。]

守れなかった仲間を…
仲間を愚弄するような言葉を二度と吐くな!

悔しいのは、アタシと一緒じゃないのか?
(94)2006/07/20 00:03:16
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに微笑んだ。
2006/07/20 00:03:33
酒場の看板娘 ローズマリー
[ハーヴェイの感謝の言葉に首を横に振った。]

あまり役に立てなくて申し訳ないわ。
それに、……雑用をこなしている間は少し、気持ちが楽だった。
まるで普通の日常みたいだったもの。
(95)2006/07/20 00:03:36
冒険家 ナサニエル
―厨房→廊下―

[少し眩暈がして、頭を振った。
もう、何度こうして頭を振っただろう。
…何度、意識が現実から逃げようとしただろう。]


いけませんね。


[独りごちて、厨房を出る。

廊下に出ると、どんな会話をしているかは分からなかったが、ギルバートがカミーラに拳を入れられていた。
ギルバートがカミーラに掴みかかる。]


…何をなさっておられるのです?


[少し強めに声をかけた。]
(96)2006/07/20 00:03:42
牧童 トビー
ヴァインパイアとは……。

死亡率が高かった時代の、死んでしまった家族への愛着の象徴。死者が愛情故に生者と連れ去るという甘美な空想と……。キリスト教による、肉体的な性の抑圧に対する反動の象徴、性的な恐怖。後は、マゾヒズムの表現が混ざった、空想上の産物だと思っていました。

後は、あるとすれば血友病に対する恐怖とか。
2006/07/20 00:03:59
冒険家 ナサニエルが「時間を進める」を選択しました
踊り子 キャロル
'The Legend of Vampire'・・・。
―――其ればっかりね。

其れが今現実に起こって居るって知ったら、どんな顔をするの?

私を気遣う様なそぶりを見せる貴方だって。
・・・・・・きっと、私を殺すのよね。
自分が、生き延びる為に。
(*8)2006/07/20 00:05:28
牧童 トビー
アーヴァインが、吸血鬼に殺されたとか。
この洋館が、本当にヴァンパイアの住処であるとか。
一瞬でも考えるなんて、馬鹿げていますね。
2006/07/20 00:05:34
新米記者 ソフィー
[ソフィーはギルバートをカミーラと同じ様に殴ろうとして、自分の体が"無い"ことに気付いた。]

うそ。
な、何よ、これ……。

どうして?
どうして体が無いの――?
2006/07/20 00:05:40
逃亡者 カミーラ
[ソフィー人形が、カミーラの手からぼとりと落ち、その衝撃で足が外れた。]

でもさ、いろいろありがと。
(97)2006/07/20 00:05:52
流れ者 ギルバート
あの女はな。
勝手に死んだんだよ。
俺達が何かした訳じゃねぇだろっ!

ハッ

[その力のまま、カミーラを椅子へと強引に座らせる。すぐ後ろの壁には血が飛び散っている。]

俺はな……

[言葉を続けようとしてナサニエルの声に、振り返った。カミーラを拘束していた手の力を抜く。]

何でもねぇよ、ナッチ。
ちょっとした意見の食い違い。
(98)2006/07/20 00:06:50
書生 ハーヴェイ
―部屋8―
[日常、という言葉で逆に、この状況はもはや非日常の只中なのだと気付かされる。だがあえてそれを気付かないように言葉を返した]

洗剤か。そこまで用意してきてる人はさすがに居ないだろうな。後は帰ってからか……っと、皆どうしているか様子も気に掛かるな。見に行こうか、ローズ?

[扉へと向かいつつ、ローズマリーに声をかけた]
(99)2006/07/20 00:07:13
学生 ラッセル
―廊下―

[ふらふらと、夢の軌跡を辿るように歩く。
階段。椅子の奥に隠された壁の突起。酸素に触れて赤黒く変化した、大きな華を散らした絨毯。――夢ではない。

廊下にいた何人かを虚ろな目で眺める。
不意に、何か――懐かしい夕餉のような香りがして、彼は二階へと続く階段に視線を移した。]


……こんな時でも、腹は減るんだな。
はは、馬鹿みたいだ。

[自嘲気味に笑った。]
(100)2006/07/20 00:07:43
流れ者 ギルバート
は?

[カミーラの感謝の言葉に、怪訝な表情を浮かべた。]
(101)2006/07/20 00:09:14
逃亡者 カミーラ
ナサニエルか…

へっ
みっともないところを見られちまった。

[椅子に座らされた事で、身体の力が抜けた。]
(102)2006/07/20 00:09:46
酒場の看板娘 ローズマリー
――部屋8――
[ハーヴェイが発した何気無い帰ってからと言う言葉に自分でも吃驚する程勇気付けられる。]

ええ……、そうね。
倒れていたシャーロットやキャロルの事も気がかりだし。
(103)2006/07/20 00:09:46
牧童 トビー
嗚呼、貴方も決して無理や無茶はしないで下さいね。
って、こんな事を言うのは変ですね…。
扉の外が騒がしいようなのですが、

[と、言いかけてキャロルの顔がこわばった事に気付き、]

どうかしましたか?
(104)2006/07/20 00:10:02
お尋ね者 クインジー
 ってーんだよ!!

[ 喚き散らしてクローゼットに突き刺さった足をひっこ抜く。おかげでクローゼットを開けることが出来たわけだが非常になんだか腹が立つ。]

 だー、ムカつくなぁおら… と、やっぱ服ばっかか?

[ 出てくるのは紳士服に婦人服。多分、館の主であったであろうこの部屋の住み主は夫婦だったのだろうか? 上品な衣服はいつもオエライ様だった自分の両親を思い出しこれまた腹が立ってくる。]

 こんなもん興味ねーんだよっと…お?

[ ばっさばっさと服を投げ出していると、なにやら硬いものに手が触れた。取り出してみれば、どうやらそれは日記らしかった。]

 …おう?

[ 手にとり、クインジーは日記をぱらぱらとめくって見た…。]
(105)2006/07/20 00:10:35
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに頷いて、廊下へと出て行った。
2006/07/20 00:12:51
踊り子 キャロル
[首を振って苦笑い]

有難う。・・・、何だか、トビーくんにはお礼を言ってばっかりね。
トビーくんも、無茶はしないで。

[外の音に眉を顰め]
[ドアへと歩みを進めながら、]

'The Legend of Vampire'・・・。
トビーくんは、まさか"こんな"話、信じて居ないでしょう?
(106)2006/07/20 00:13:06
冒険家 ナサニエル
…そうですか。

ならば、よいのですが。


[微笑する。
その表情のまま、続ける。]


冷静になった方が、よろしいかと思いますよ。
興奮して解決する事が何かあるなら、教えていただきましょう。

…簡単なものですが、食事を用意させていただきました。
揃って食事でもしながら今後の事を話し合ってはいかがかと思いまして。

何にせよ、皆さんお腹は空いている筈ですよ。
本来ならば、ね。


手分けして皆さんに声をかけていただけるとありがたいのですが…いかがでしょう。
(107)2006/07/20 00:13:17
新米記者 ソフィー
[透明で既に体としての機能を放棄しているのに、涙だけは溢れた。カミーラの言葉が身に染みる。]

……カミーラさん。
2006/07/20 00:14:24
書生 ハーヴェイ
―廊下―
[鼻腔をつく鉄の匂い。シャワーを浴びた後だっただけにそれは随分強いように意識された。無意識に視線を反対側へそらした]

まだ……匂いは濃いままか……

[思わず呟き、視線を絨毯に落とした]
(108)2006/07/20 00:16:29
新米記者 ソフィー
[ぽつりと呟いたソフィーの前に、微笑を浮かべた女性がいつの間にか、居た。]

"迷える子――、ソフィーよ。
貴方の魂は呪われし者に捕われ、
行き場を失って居る。
貴方が生きたという証を、
貴方から奪おうと言う者が居る。

探しなさい。
そして、必ずや見つけなさい。

貴方が生きた意味を。
貴方が生きた証を。"
2006/07/20 00:16:47
お尋ね者 クインジー
『地下室にある棺桶には、吸血鬼が封印されている。』

 はっ バカじゃねーのかこれ。

[ 最初は、笑い飛ばしていた。日記の内容はあまりにも現実離れしたものだったからだ。
 だがしかし…。]

『吸血鬼は自分を起こしてくれた人間にとり憑き、
 人間達をこの屋敷に閉じ込め、"食事"を行う。』

[ 次第にその内容がいまの自分達に当てはまると思うようになると、クインジーの顔は青ざめていった。]
(109)2006/07/20 00:16:53
新米記者 ソフィー
え、……は?
ちょっ、ちょっと待って!

どういう事?
生きた意味? 生きた証?

何それっ。
全然わかんない、わかんないんだけど!!!

[その女性は酷く儚げな笑みを浮かべて居て、何処か申し訳無さそうに視線を落とした。]
2006/07/20 00:17:35
学生 ラッセル
そういえば、二階にはまだ行ってなかったな……。

[ラッセルはふらついた足取りのまま、二階へと*上がって行った*]


廊下→二階・食堂
(110)2006/07/20 00:18:10
逃亡者 カミーラ
[ギルバートを無視して、ナサニエルに言葉を返す。]

アタシは冷静だから、心配いらない。
食い物用意してもらって悪いんだけど…

ソフィー人形、直してあげなくちゃ。
壊れちゃったから。
(111)2006/07/20 00:18:41
書生 ハーヴェイは、学生 ラッセルの声を聞いて、その方向へ振り向いた。
2006/07/20 00:18:50
新米記者 ソフィー
"
それを考える事も貴方の役目――。
貴方がしっかりと行くべき場所へ行きたいのなら。

私がお教えできるのは、ここまで。

"
2006/07/20 00:18:52
流れ者 ギルバート
──廊下──

あ、そう?
冷静沈着なのが、そんなにいいかね?

[絨毯に落ちた煙草を拾い上げ、携帯灰皿に押し込む。新しい煙草を取り出して口に含む。血の匂いを少しでも紛らわせてくれる。]

好きだった相手が、こんなにも無関心だなんて、
あの子も浮かばれねぇよな。

[失笑。一本目よりもスムーズに火を点けた。]

あぁ、ありがとさん。

だけども………逃げ出す場所を探すのが先だろ。
例えば、入り口が開かないなら屋根へ上がる場所とか。

ボス。そんな場所はなかったか?

[出てきたばかりのハーヴェイに気づき、問いを投げかけた。]
(112)2006/07/20 00:23:17
酒場の看板娘 ローズマリー
――廊下――
[流石に気が滅入る。換気がほぼ出来ない状態で、廊下に留まるのはほぼ拷問に近かった。ふと視線をそらした先、ハーヴェイの部屋のドアにメモが貼ってあった。]

ハーヴェイ。
これ、トビーからのメモだわ。

[ハーヴェイの視線を辿ると、ラッセルが階段に消えていく所で、怪訝に思う。]

【この状態で、一人で二階へ行くなんて……。】
(113)2006/07/20 00:23:33
牧童 トビー
[シャーロットを気にしつつも、キャロルに続いて状況を確認する為に廊下に出る。]

【──この館に本当に吸血鬼が居るのだとしたら?
そんな事を考え出すとしたら、それは自分達が洋館の闇に感化され、ソフィの死の衝撃と、恐怖に支配されているからだと考えた方が正しい気がする…。
只、あのアーヴァインの奇妙な死に方は。】

[キャロルに首を振って、答えた。]

吸血鬼は、架空の生き物ですよ。
皆、ちょうど廊下に出て来たところみたいですね?
(114)2006/07/20 00:24:45
書生 ハーヴェイ
―廊下―
[覚束ないラッセルの足取り。普段にもまして茫洋とした様子に、まるで夢遊病患者のようだと思った]

どうしたんだ、おい、ラッセ……

[声を掛ける。だが彼はそのまま階段に向かい、二階へと姿を消していった]
(115)2006/07/20 00:25:21
学生 ラッセルが「時間を進める」を選択しました
書生 ハーヴェイは、牧童 トビーからのメモを受け取り、ローズマリーに頷いた。
2006/07/20 00:25:46
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに、様子を見に行った方が良いかしら? と尋ねた。
2006/07/20 00:26:09
書生 ハーヴェイ
[トビーのメモ書きに、しっかりした少年だと思わず苦笑が漏れる。動転していた自分よりもよほど落ち着いているな、と]

ああ、そうだね……ローズ、お願いする。ラッセルを見てきてやってくれ。
(116)2006/07/20 00:29:14
逃亡者 カミーラ
[カミーラは椅子から立ち上がると、壊れたソフィー人形を拾い上げた。]

[廊下に集まった人の脇をすり抜けて、自分の部屋に向かって歩き出した。]
(117)2006/07/20 00:29:23
踊り子 キャロル
[廊下を出る前の一瞬]
[薄暗い光がキャロルの満足気な微笑を照らした]

・・・・・良かった。
吸血鬼の仕業って言い出されたら如何し様かと思ったの。

[廊下に居る皆を確認する]
[騒ぎは収まって居る様で]
[物騒な事は何も起こって居なさそうだった]

皆の顔を見ると、安心する。
・・・・もう誰も消えて欲しく無いもの。
(118)2006/07/20 00:29:42
書生 ハーヴェイ
[キャロルやトビーが部屋から出てきたのを見て、言葉を継いだ]

ついでだから、状況確認のために集まるのは二階にしよう。ホールになっているし椅子も充分数ある。

[姿を見せた二人に向き直った]

トビー、キャロル、おはよう。一旦、二階で集まるとしようか?
(119)2006/07/20 00:31:22
踊り子 キャロル
・・・・そう、誰も消えて欲しく無いわ。


だって。

折角の獲物が罠なんかで台無しになるのは、悲しいもの。
(*9)2006/07/20 00:31:29
冒険家 ナサニエル
[立ち去るカミーラに向けて少し強い口調で言う。]


少しは物を胃に入れておいた方がよろしいかと思います。

食欲は湧かないかもしれませんが、体が弱ってはいけません。


…震える指先では人形も直らないでしょう。



後ほどでも、声をおかけ下されば用意をさせていただきます。
(120)2006/07/20 00:31:29
お尋ね者 クインジー
 こんなん…御伽噺だろ御伽噺っ くだらねえくだらねえくだらねえ!

[ 荒げた声で否定するも、読む手を止めることはできない。そして読み進めるにつれ、クインジーの中の恐怖はさらに増すのであった。]

 知らねーよ、知らねーっつってんだよ吸血鬼なんて…

[ きし。きし。きぃ…。
 聞こえた音にゾクリとする。誰かが2階へとやってきたらしい。次第に近づいてくる足音。]

 お、おいおいおいおい誰だよ…。

[ びくびくと入り口の方へと振り返り、ぎょっとする。なぜ自分はこの部屋の扉を閉めておかなかったのだろうか。これでは、覗いてくださいと言わんばかりではないか。
 悔やんでいる間にも、足音は近づいてくる。やはり開いている扉に気付いたらしい。
 きし。きし。きし。足音はゆっくりと近づいてくる。]

 くるな… くるなってんだよ…

[ 足音は、この部屋の前で止まった。]
(121)2006/07/20 00:34:36
冒険家 ナサニエル
…ギルバートさん。

そういう事を、皆で集まって話し合おうと言っているのですよ。
色々と調べていた方もいらっしゃいます。私もそうです。

では、冷静沈着にとはあえて言わずにおきましょうか。
興奮するのはやめていただきましょう。


[踵を返す。

…ふざけるがいい。
自分が冷静でいられているとでも思っているのか。

唇を少しつり上げた。

ハーヴェイ達の方へ歩く。]


皆さん、食事を用意させていただきましたのでそちらを食べながら今後の事を話し合いませんか。
(122)2006/07/20 00:34:53
流れ者 ギルバート
【丁度いい。
 ラスを先に行かせて、安全かどうか確かめられる。】

じゃあまた後で、カミちゃん。

[カミーラへとひらりと手を振ると、
ナサニエルの傍らを通り過ぎて二階へと向かう。]
(123)2006/07/20 00:35:32
酒場の看板娘 ローズマリー
――→二階へ――
[ハーヴェイの言葉に頷き、二階へと続く階段を登り始める。胸の鼓動が高鳴り始めた。それは即ち、恐怖。震える足を強引に動かし、二階へと上った。視界が開けて、初めて二階を目にする。]

……ラッセル?

[ソファや机が並ぶ所で、一人立っているラッセルの後姿に、不安気に声を掛けた。]
(124)2006/07/20 00:35:44
逃亡者 カミーラ
[ナサニエルの言葉に考え込み、]

いや…行くよ。たぶん、そうすべきだ。

食事は別に無くても平気なんだけどね。


ゲージツ家は、情熱さえ失わなければ、食わなくても生きていけるもんさ。
(125)2006/07/20 00:36:10
牧童 トビーは、踊り子 キャロルの不思議に満足げな笑顔には気が付かなかった。
2006/07/20 00:36:20
村長の娘 シャーロット
[シャーロットは一人で話しまくっている。自分の話は周りは聞くものだと思っている。
小さな頃から誰もがそうだった。両親も、周りにいた大人も、全てが思うままに動いてくれた。
両親はシャーロットを溺愛していた。
当時の父親はどこかの社長だったのだろうか。
周りには父親に頭を下げる大人が大勢いた。
欲しい物は何でも手に入った。

いつの頃からか、周りから大人が減っていた。
大きな部屋のある家から、小さな部屋しかない家へ移った。
それでも、変わったのは大人が減ったことと部屋が小さくなったこと、両親の服から飾りと宝石が減ったことだけ。
欲しい物は何でも手に入った。

初めて手に入らなかった物は、高校に進学したとき。
一つ上の先輩が気に入った。当然彼もシャーロットの側にいて話を聞いてくれるものだと思った。
隣にいる黒髪の女性など飾りでしかない。そう思っていた。
それなのに、彼はシャーロットの話を聞いてくれなくなった。
次第に顔を見ることがなくなった。
家まで行っても、いつの間にか部屋は空になっていた。
その時初めて、手に入らない物もあるということを知った。]
(126)2006/07/20 00:36:31
逃亡者 カミーラ
後でな。

[そう言って、部屋の扉の内側に消えた。]
(127)2006/07/20 00:38:31
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルの傍らを通り過ぎる時、小さく囁く。
2006/07/20 00:39:08
のんだくれ ケネス
―廊下―

[酒の小瓶を片手に、ケネスはふらりと部屋から出て来る。]

……おす、あれから皆無事か?何も起こってない?

[ケネスは気だるそうにそうつぶやく。]
(128)2006/07/20 00:39:50
お尋ね者 クインジー
「誰か、いるのか?」

 うわあああああああああ!!!!!!!

[ 顔を覗かせた影に向かい、持っていた日記を投げつける。相手がひるんだその瞬間に飛びかかり、人影――ラッセルを突き飛ばしてクインジーは階段へと駆け逃げたのだった。]
(129)2006/07/20 00:40:05
牧童 トビー
[ナサニエルが食事を二階に用意したと言う内容が耳に入る。
誰かの部屋…という狭い場所よりも、不審者が居る可能性を考えると、広い場所の方が良い。だが……。]
[ハーヴェイに、]

シャーロットが、まだ目を醒ましていないのです。
特に何かが具合が悪い様にも見えないのですけど…。
彼女を置いていくのが、気掛りですね。
(130)2006/07/20 00:40:18
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエル「素直じゃないよねぇ。その態度、尊敬するよ。」
2006/07/20 00:41:45
酒場の看板娘 ローズマリー
――二階――
[突然の事だった。寝室の傍に居るラッセルが、その寝室を覗き、そこから出て来た人影に突き飛ばしたのは。彼――クインジーが階段へ向けて走ってくるも、ローズマリーは階段の傍に居て、突然のことに対処しきれない。]

っ!
……く、クインジー?
(131)2006/07/20 00:41:48
牧童 トビーは、書生 ハーヴェイに、「二階に行く事には賛成なのですが」
2006/07/20 00:41:49
酒場の看板娘 ローズマリーは、奇声を挙げるクインジーに驚き、宥めるようにその名を呼んだ。
2006/07/20 00:41:51
流れ者 ギルバートは、敬う声音は勿論ない。
2006/07/20 00:41:54
のんだくれ ケネス
ん?なんだ?この声……クインジーじゃないか?

[昨日もクインジーの悲鳴から、事態は始まった。
今度またも何か起こったのだろうか?
そんな思いから、ケネスは声の聞こえた階段へと駆け寄る。]
(132)2006/07/20 00:43:36
お尋ね者 クインジー
 うわ!うわ!うわあああああ!!!!!!

[ 血走った目で、声を大にして走る。階段を降りて、玄関から外へ、いや、外へは出られない。ならどうする、部屋だ、自分の部屋に鍵を掛けて…しかし、それよりも前にまた別の影がクインジーに立ち塞がる。]

 うわああああああああああ!!!!!!!

[ やられるならば、やれ。
 頭の中にあった言葉はそれだけだ。クインジーは、2階へと上がってきたローズマリーへと飛び掛った。]
(133)2006/07/20 00:43:38
踊り子 キャロル
― 廊下 ―
[ハーヴェイの姿を見つけ]
[形だけの笑顔と共に同意した]

・・・解りました。

[トビーの声に]
[不思議そうに目をやって]
[其れから]

【嗚呼。確かに。】
【シャーロットを一人にして置いたら。】
【彼女、殺されちゃうかもしれない・・・ものね。】
(134)2006/07/20 00:44:34
村長の娘 シャーロット
[自分の言うことを聞かない人間がいる。
激しい嫌悪感を感じた。
聞いて当然なのに。
それと同時に、微かに「人が気に入る」仕草に興味を持った。
あの黒髪の女のようにか弱さを演じれば良いのか?

それ以来、シャーロットは気に入った男を相手に「実験」するようになっていった。]
(135)2006/07/20 00:45:18
流れ者 ギルバート
──廊下→階段→二階──

[後輩に皮肉を言う事で、何とかバランスは取れた。
階段を昇る途中で、二階から騒がしい音が聞こえてくる。]

この声。またあの馬鹿かよ……──。

[ギルバートは、騒ぎの中心へと走り出す。]
(136)2006/07/20 00:45:42
酒場の看板娘 ローズマリー
[二階は広くても、後ろに階段と言う障害物があれば飛びのく事は出来ない。クインジーに飛び掛られて、ローズマリーは階段のすぐ手前に倒れた。]

っく……っ。
だ……れかっ。

[思い切り背中を打って、激痛に言葉が出ない。]
(137)2006/07/20 00:46:41
のんだくれ ケネス
[階段を駆け上がったケネスは、ローズへと飛び掛ったクインジーを目の当たりにして驚く。]

お前……?!なんのつもりだクインジー!!

まさか、まさか、お前が管理人をやったのか?!

[ケネスはクインジーを静止すべく、飛び掛った。]
(138)2006/07/20 00:47:05
新米記者 ソフィー
[彼女の声の途中。ギルバートの言葉が耳に入った。]

……ナサニエルさん。

[ぎゅっと下唇を噛む。噛み切って、これが夢だと信じたいのに、血は一向に出ない。そして、気付いた。自分が死んだ。死んだという事実はわかったのに、どうやって死んだのかさっぱり思い出せないという事に。]
2006/07/20 00:47:13
冒険家 ナサニエル
[クインジーの絶叫。]


…。


[俯く。

だから、落ち着いていろと言ったんだ。]


では誰かここに残っている者を見る者を残して…「あちら」を、なんとかしないといけませんね。


[上を見上げる。]
(139)2006/07/20 00:47:46
新米記者 ソフィー
[確かにそれは、自分を失ったといえるのかもしれない。頭痛がして、ソフィーはその場に蹲った。]

誰か。
誰か――

[呟く。自分が居ない世界で、自分が居ない環境の中でまた騒ぎが起きていた。呪いたくなって、みんな死んでしまえばいいのにと思いかけて、そんな事望めない自分に気が着いた。]

ああ、そうか。

[自分が居ない世界でも、そこは自分が居た世界だった。そして、そこを紛れも無く自分は愛していたことを*思い出した*]
2006/07/20 00:48:52
逃亡者 カミーラ
―部屋7―

[そっとソフィー人形を机の上に乗せた。]

死んだ人間に…か。
頭ではわかっちゃいるんだけどね。

ゲージツ家は感情で生きちゃってるからさ。まいったね。

[擦れた声で笑った。]

さて、お披露目…って気分でも無いけど、
ギルバート人形も本物そっくりになったことだしね。

[ギルバートの顔を殴りつけた感触を思い出していた。]
(140)2006/07/20 00:49:17
お尋ね者 クインジー
 お前か、お前がヴァンパイアかっ? 死んでたまるかっ 死んでたまるかってんだよ!!

[ 倒れたローズマリーにそのまま馬乗りに圧し掛かる。
 無骨な両手をローズマリーの細い首へとまわし力を込めようとし…ケネスに突き飛ばされ、クインジーは少し離れた床へと吹き飛んだ。]
(141)2006/07/20 00:49:26
牧童 トビーは、階上の騒ぎに、眉を顰めて首を振った。
2006/07/20 00:49:29
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルに振り返った。食事という単語に虚を衝がれたような表情]
ああ……食事の用意とは、助かるよ。まったく、まだ何も食べてないことを忘れてしまうなんてな。

【まあ、あれだけのものを目の当たりにして食欲が消えないのもどうかと思うけれど】
(142)2006/07/20 00:49:52
書生 ハーヴェイ
[シャーロットの容態をトビーから聞き、表情を曇らせた]
ふむ……。それは心配なことだ。ショックが大きすぎたのだろうな。ラッセルも現実感の無いの様子だったし。
あと、カミーラは? 彼女も気絶してしまってたんだよ。ギルが介抱していたと思うけどね。
(143)2006/07/20 00:50:40
のんだくれ ケネス
そう言えば、管理人を見つけたのはお前だったな?

お前か?お前なのか?!

[2階の階段のま近で、再びクインジーに掴みかかろうとする。]
(144)2006/07/20 00:51:16
酒場の看板娘 ローズマリー
[けほっと、咳をしながら、立ち上がった。]

二人とも、止めて!
落ち着いて頂戴。でないと、でないと――!

[自分に背を向けている形で対峙しているケネスの服を引っ張ろうと手を伸ばした。]
(145)2006/07/20 00:52:51
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバートが平然と二階に上がっていった後姿に、苦い反感の表情になった。
2006/07/20 00:52:56
村長の娘 シャーロット
[遠くから声が聞こえてくる。
嫌なことを思い出してしまったのに鬱陶しい。]

……騒がしいわね。今何時だと思ってるのよ!

[叫んで、自分の声ではっと我に返る。]

……ここ……どこ?

[見覚えのない、薄暗い光景。埃と錆びた鉄のような匂い。]
(146)2006/07/20 00:53:03
酒場の看板娘 ローズマリー
無実の人が無駄に死んでしまうかもしれないのに――。
2006/07/20 00:53:09
学生 ラッセル
―二階・食堂―

[突然目の前のドアから飛び出してきた存在――クインジーだが――に気づき、ラッセルは目を丸くした。が、その時にはもう彼はその存在によって突き飛ばされていた。]

ク、インジー せん、ぱい……?


【どうしたんだろう、何か様子が変だ……】
 
(147)2006/07/20 00:53:11
学生 ラッセルは、お尋ね者 クインジーが、さらにローズマリーを突き飛ばして部屋を出ていくのを見た。
2006/07/20 00:54:08
流れ者 ギルバート
──二階──

コラッ!この馬鹿!
何トチ狂ってやがんだ!!!!

【ケネスさんも馬鹿な事を……。
 コイツに人を殺せる度胸なんざない。】

[ケネスがクインジーと揉み合いをしている隙に、倒れたローズマリーの半身を抱き起こし、安全な場所へと引き寄せようとした。]
(148)2006/07/20 00:54:13
村長の娘 シャーロットが「時間を進める」を選択しました
逃亡者 カミーラ
―部屋7―

キャロルにも見せるって言ったんだっけ。
じゃあ、やっぱり持って行かないとね。

2階に集まってるはずだし。

[残った人形から、アーヴァインを取り除いた11体を箱の中に丁寧に並べると、それを持って部屋を出た。]
(149)2006/07/20 00:54:53
踊り子 キャロル
[食事と言う単語に全く気乗りがしない]
[首を小さく振ってハーヴェイに答える]

カミーラさんなら、さっき後姿を見た様な気がしたんだけど・・・。

[二階の騒ぎに目を見張る]
[止めに行かねばと言う気持ちと]
[自分は無力だからと言う逃避と]
[此の儘成る様に成れば良いと言う悪の囁きが]
[葛藤した]
(150)2006/07/20 00:55:56
書生 ハーヴェイ
―一階・廊下―
[周囲の人間を見る]

[二階から聞こえる怒号はクインジーとケネスのもの]
[上がっていったのはラッセル、ローズ、ギルバート]
[此処に居るのは自分、トビー、ナサニエル、キャロル]
[姿が見えないのはカミーラとシャーロット]
(151)2006/07/20 00:56:28
牧童 トビー
[ハーヴェイに、]

カミーラは無事な様です。
と、今の声はシャーロット…ですね?
目を醒ましたのなら、良かった。
(152)2006/07/20 00:56:41
お尋ね者 クインジー
 死ぬもんか、殺されてなんかやらねーんだよ!

[ 掴みかかってきたケネスを蹴り上げ、ローズマリーが伸ばした手を引っ張り抱え込んだ。]

 く、くるなよ! くるんじゃねーぞ!!

[ 転がったまま、ローズマリーの首にがっちりと右腕を巻きつけ、楯にするようにしてもがき動く。
 すでに、クインジーの瞳はまともな輝きをしていなかった。]
(153)2006/07/20 00:57:25
酒場の看板娘 ローズマリー
[二人を止めようとしたところで、ギルバートに宥められる様に安全な場所へと引き寄せられた。]

あ……っ。

[ギルバートの顔を見て、自分の安全を感じると同時に酷い罪悪感に駆られる。]

二人を、二人を止めないと――!
(154)2006/07/20 00:57:47
書生 ハーヴェイ
動向を確認できないのは二人、だな。

[階段から聞こえる物音に息を吐き]

行こう、トビー。では、ナサニエルは残ってシャーロットとカミーラの様子を――

[といった所で、部屋を出てくるカミーラに気がついた]
(155)2006/07/20 00:59:00
酒場の看板娘 ローズマリーは、安心したのも束の間、クインジーに捉えられ小さく悲鳴を上げた。
2006/07/20 00:59:01
逃亡者 カミーラ
―廊下―

また何か?
(156)2006/07/20 00:59:33
踊り子 キャロル
[トビーの言葉に溜息を漏らした]

そう、・・・良かった。

【本当に?・・・本当に良かった?】
【私はまた'イケナイコト'を望んでは居なかった?】

・・・今は兎に角、上を如何にかしないといけないのよね。

[半ば自分に対し呟いた所でカミーラの後姿を見た]
[思わず呼び止める]

カミーラさん!
(157)2006/07/20 01:02:33
のんだくれ ケネス
[眩暈がする、酒を飲みすぎたのだろうか。
アーヴァインの死体、ソフィーの死体、それらが瞬くようにフラッシュバックする。
自分は正常な判断が出来ているのだろうか?

よく、わからない。

だが、クインジーはローズの首に手を回している。]

てめぇ……何のつもりだそれは?……
何何だよ、それは!

[じりじりとクインジーに近寄っていく。]
(158)2006/07/20 01:02:36
流れ者 ギルバート
──二階──

[一瞬の隙をつかれてローズマリーはクインジーの虜となった。]

……。

【馬鹿。】

誰が殺すっていうんだ。
あ?ここに居る奴が殺すとでも?
阿呆。

少し落ち着け。

[駄目かもしれないと、半分ばかり思いながら。]
(159)2006/07/20 01:03:02
書生 ハーヴェイは、牧童 トビーの言葉に驚いたような視線を送ったが、とりあえず頷いた。
2006/07/20 01:04:03
踊り子 キャロル

目を醒まさなければ良かったのに。

………なんて、醜い。
なんて醜い感情。
(*10)2006/07/20 01:05:03
逃亡者 カミーラ
キャロル?

[振りかえってキャロルの無事な姿を確認した。]

何か起こっているみたいだけど、頼むから危ない場所には近づかないでね。
(160)2006/07/20 01:05:55
踊り子 キャロル
【堕ちるならとことん堕ちてしまえば良い】
【変に人間的で居る必要なんか無い】
【もう決まった事】
【人を殺めなければ生きていけない運命】
【ならば。】

人なんか―――

愛したり、
好きになったり、
友達だと思ったり、

そんな風に思わない方が良いのに。
(*11)2006/07/20 01:06:16
踊り子 キャロルは、逃亡者 カミーラに驚いた。
2006/07/20 01:06:49
書生 ハーヴェイ
― 一階・廊下―
カミーラ、気がついたのか。あぁ、“また”なんだ…。

[頭上を見上げ、心配げな表情のまま]

ナサニエル、シャーロットの部屋の様子を見てきてくれないか。彼女が大丈夫そうなら、そのまま二階へ来て欲しい。
僕は先に上へ行ってくる。皆も出来るだけ早く――
(161)2006/07/20 01:07:08
牧童 トビー
[シャーロットが目覚めたのなら、声を掛けて水でも飲ませて落ち着けた方がいい。部屋から聞こえてきた今の声を聞く限り、平静と言う訳にはいかなさそうだ。
トビーは、頷いたハーヴェイに声をかけてから、シャーロットの部屋に戻ろうとして、ふと…。]


【嗚呼、僕よりも。
ナサニエルの方が良いか。
……こんな時に、こんな事を考えるのもどうかと思うけど。
シャーロットは、昨夜、わざわざナサニエルの洗い物を手伝っていた。だから、】

ナサニエル。
シャーロットを見てあげて下さい。
貴方なら慣れていそうだけども、もし落ち着かないようなら、水を飲ませてあげて下さい。
(162)2006/07/20 01:07:49
お尋ね者 クインジー
 くるな… 殺されねーぞ。殺されねーぞ俺はよ。

[ ケネスと向かい合うように半身を起こす。焦りのためか立とうとする左足はかすかすと床を滑るばかり。]

 だから誰も俺に近寄るんじゃねーっ!

[ ようよと足が床を噛んだ。クインジーは立ち上がると、ローズマリーを抱えたままギルバートとは別側の階段に向けて走り出した。
 そう、アーヴァインの遺体のある方の階段へと。]
(163)2006/07/20 01:08:59
踊り子 キャロルは、牧童 トビーに話の続きを促した。
2006/07/20 01:09:04
踊り子 キャロル
カミーラさんこそ・・・。
もう、具合は大丈夫なんですか?

[眉を寄せて聞く]
[トビーとハーヴェイ、ナサニエルのやり取りを聞き]

早く・・・、行かないと。
(164)2006/07/20 01:09:08
逃亡者 カミーラ
ハーヴェイ、気をつけな!

また…かい。
今度は止めなくちゃね。

二階か…
(165)2006/07/20 01:09:25
踊り子 キャロルは、言いながらも、重い自分の足に気が着いた。
2006/07/20 01:10:10
牧童 トビーは、書生 ハーヴェイと同じ内容を話している事に気付き、苦笑した。
2006/07/20 01:10:21
のんだくれ ケネス
[構う事は無い、やってしまえばいいんじゃないのか?
あきらかに異常な目つきだ、こいつが犯人じゃないのか?
このわずらわしい、面倒くさい状況は……。

あぶくのように沸いてくる意識。

どの道、命なんぞ儚く空しいものだ。構う事は無い。]

[ケネスは、近寄った後、躊躇せずにクインジーに飛び掛った。]
(166)2006/07/20 01:10:54
書生 ハーヴェイ
[心乱れる気配]
[何事か思い煩う様なキャロルの様子]

……どうかしたのか、キャロル?
何か気に病んでいることがあるように見えたが。
(*12)2006/07/20 01:11:11
酒場の看板娘 ローズマリー
――二階――
[どうしてこうなっているのか、上手く掴めずに居た。首が苦しくて、クインジーに引き摺られる様に彼の動きと共に移動する。]

落ち着いて、お願い。
逃げたりしない、わたしは貴方を殺したりなんかしないわ。
だから、お願いっ。落ち着いて……っ。
(167)2006/07/20 01:11:17
牧童 トビーは、冒険家 ナサニエルに「もし出来るなら、彼女を後から二階へ連れて来てくれれば。」
2006/07/20 01:11:29
酒場の看板娘 ローズマリーは、恐怖に負けない様に、必死にクインジーを宥めて居る。
2006/07/20 01:12:15
学生 ラッセル
―二階―

[ドアの向こうの喧騒は一向に収まる気配を見せない。
それどころか、徐々にその規模を大きくしていっているようだった。
ラッセルは尻餅をついたような格好から起き上がり、階段の辺りへと向かった]

――――なっ!?

[そこで目にしたのは、ローズマリーを抱えて走り出したクインジーの姿。明らかに尋常ではないその様子に、彼は思わず走り出した]
(168)2006/07/20 01:12:35
逃亡者 カミーラ
大丈夫、ぴんぴんしている。
ゲージツ家は、死なないのさ

[キャロルにニヤリと笑って言い放った。]
(169)2006/07/20 01:12:54
書生 ハーヴェイは、駆け足で階段を上がり、二階で起きている騒動を目にした。
2006/07/20 01:13:04
冒険家 ナサニエル
[怒号。

落ち着かない空気ばかりが、無闇に広がっていく。

…まだ、血の匂いは残っている。

また、眩暈がした。
しつこい。

頭を振って、ハーヴェイとトビーに向け頷く。]


分かりました。

シャーロットさん。
起きていますか、シャーロットさん?


[シャーロットの部屋の前まで走り、扉を二度叩き声をかけた。]
(170)2006/07/20 01:13:19
踊り子 キャロル
[ハーヴェイの声]
[自らの迷いを消してくれる様な導く'声']

如何したら。
如何したら、この身から人間臭さを消せるの?

[助けを求める'声']
[無我夢中にハーヴェイへと送る]
(*13)2006/07/20 01:13:41
のんだくれ ケネス
[傍らにはじかれたローズマリーを見た気がする。

クインジーの胸倉を掴み、クインジーはケネスの胸倉を掴む。もみ合いになり2人は階段から下へと落下した。]
(171)2006/07/20 01:14:39
流れ者 ギルバート
──二階──

【聞く気ねぇのかよ。本当に馬鹿。】

はいはい、殺さないっての。
ケネスさんじゃないんだから、酔ったみたいに狂言吐くな。

[馬を宥めるように、どうどうと、両手を上下させる。]
(172)2006/07/20 01:15:18
踊り子 キャロルは、躊躇しながらハーヴェイの後を追った。
2006/07/20 01:15:19
学生 ラッセル
クインジーさん!
どうしたんですか! 落ち着いて下さい!!

[2人を追いかけながら叫ぶ。
突如湧きあがった事態に、先ほどまでの茫洋とした感覚はすっかり消えていた]
(173)2006/07/20 01:15:22
牧童 トビー
[躊躇している様子のキャロルを振り返る。
冷静な様にしゃべりながらも、トビー自身の足が震えていないわけでもなく。]

…貴方も気絶するほどじゃなくても、ダメージを受けているのだから。怖いなら、ナサニエルとシャーロットを見ていてくださっても。
(174)2006/07/20 01:15:26
牧童 トビーは、踊り子 キャロルが先に駆け出すのを見て、首を振り、自分も二階へと走った。
2006/07/20 01:16:14
逃亡者 カミーラは、みんなの後を追って2階へ
2006/07/20 01:17:13
お尋ね者 クインジー
 くるんじゃねーーーーー!!!!!!

[ 勢いよく走ってくるケネスに向かいローズマリーを投げつける。]
(175)2006/07/20 01:17:26
踊り子 キャロル
[トビーの声]
[場違いな事にトビーの冷静な様子が]
[何故だか年相応に感じて]
[ふっと笑ってしまう]

トビーくんだって。
(2006/07/20 01:17:46、踊り子 キャロルにより削除)
踊り子 キャロル
[トビーの声]
[場違いな事にトビーの冷静な様子が]
[何故だか年相応に感じて]
[ふっと笑ってしまう]

トビーくんだって、行く義務なんか無いんだからね。

[階段を登りながら笑った]
(176)2006/07/20 01:18:27
お尋ね者 クインジー
[ がしかし、ローズマリーはただその場に転んだだけだった。そのローズマリーを飛び越えケネスがダイブする。]

 う、うわ、うわあああーーーーーー…

[ 結果、諸共にケネスとクインジーは階下へと転げ落ちたのだった。]
(177)2006/07/20 01:18:57
酒場の看板娘 ローズマリー
[クインジーに突き飛ばされてその場に突っ伏す。突っ込んでいくケネスが見えて、痛みに耐えながら体を起こした。]

っ……!

[次の瞬間、彼らは自分の視界から消えていた。]
(178)2006/07/20 01:20:31
学生 ラッセル

ちょ、

ケネスさん! クインジーさん!!

[揉み合いながら階段を転げ落ちていく二人を、ラッセルはなすすべもなく見守った。]
(179)2006/07/20 01:20:59
流れ者 ギルバート
[ギルバートが止める間もなく、ケネスとクインジーの二人は掴み合いとなった。ケネスに向かって投げつけられたローズマリーが、床に転がる。ローズマリーに駆け寄りながら、視界の隅では───

絶叫をあげたクインジーとケネスが階段を転がっていった。]
(180)2006/07/20 01:22:08
学生 ラッセル
【どうすればいい。
 今俺に出来ることは……?】

[辺りを見回す。
そして、近くで倒れていたローズマリーに駆け寄った。]

ローズさん、大丈夫ですか!?
 
(181)2006/07/20 01:22:32
お尋ね者 クインジー
[ がづん! ごづん!
 階段を転げ落ちる間に、鈍い音が幾度しただろうか。
 玄関へと辿り着いたときには、クインジーの首はあらぬ方向へと*曲がっていた。*]
(182)2006/07/20 01:22:41
冒険家 ナサニエル
[激しい物音。
クインジーとケネスが、もつれ合って階段を転げ落ちてくる。]


な、んなのですか。
少しは、落ち着いたらいかがですか。
こんな時に状況も分からぬまま内輪揉めをしていてもどうしようもないでしょう…!


[と。

クインジーの首が奇妙な曲がり方をしている事に気付く。]


…。


[息を呑んだ。

動け、と、自分に言い聞かせる事すら、できない。]
(183)2006/07/20 01:25:32
逃亡者 カミーラ
何やってんのさ!

[丁度反対側の階段を転げ落ちる何かの音を聞いた。]
(184)2006/07/20 01:26:01
書生 ハーヴェイ
[キャロルの必死な問いかけ。だがその必死さと内容に、思わず苦笑してしまう]

“人間臭さ”か、ははは。
……いや、済まない。前にそんな事を気にしたのはもういつ頃の事だったか、忘れてしまったのでね。
(*14)2006/07/20 01:26:08
のんだくれ ケネス
[激しい音と共に2人は1階の床へと叩きつけられる。
体の節々が痛い。
ケネスは小さくうめくと、ゆらりと立ち上がる。]

クインジー……?

おい……おい……

俺は……俺は…また……?

[脳裏に死んだ弟の顔がよぎる。

ひどく頭が痛い。

ごうごうとなる耳鳴りを聞きながら、ケネスは*その場に倒れた。*]
(185)2006/07/20 01:26:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[前のめりに倒れたせいで、手首を少し捻ったかもしれない。けれど、それ以外は無事だった。息苦しさと背中の痛みはあったが、大騒ぎする程のことでもない。駆け寄ってきたギルバートとラッセルに顔を上げて微笑んでみせる。]

わたしは、大丈夫……。
だけど、あの二人が……。
(186)2006/07/20 01:26:28
書生 ハーヴェイ
[それでも、問いに答えようと真面目な調子で“声”を返す]

……かつて当たり前だと思っていた日常から逃れるのは難しいことだ。習慣でも癖でもね。
大事なのは、自分が何者か――『ヴァンパイアである』ということを常に理解しておくこと。もはやヒトではなく、血を飲み、太陽を避け、夜に生きる種族であると認識することだ。
(*15)2006/07/20 01:26:39
酒場の看板娘 ローズマリーは、言ってどうしようも無い事と知りながら、思わず漏らしてしまう。
2006/07/20 01:27:05
牧童 トビー
─2階─

[キャロルの頬笑みに、少し勇気づけられた様な気がして、階段を登り切る。

…が、登り切った先にあった光景は。
一階と同じく暗い照明の下で、揉み合うケネスとクインジー、それに巻き込まれているローズマリーの姿。ローズマリーの服の色でなんとか識別が付く。そのローズマリーが突き飛ばされるように、床に転がり。ケネスとクインジーの姿が、逆方向の階段へと消える。]

【…消えた?
いや、見えたと思っていたのが幻?】

[照明が暗いので離れているトビーには状況が理解出来ない。]
(187)2006/07/20 01:28:53
流れ者 ギルバート
[ギルバートはローズマリーの背中を優しくさする。]

あの馬鹿は放っておけばい……

[途端、聞こえてきた不気味な鈍い音。聞きなれない音。]
(188)2006/07/20 01:29:05
逃亡者 カミーラ
[急ぎ駆け寄ると、クインジーとケネスがもつれ合って階段の下にいた。2人共、意識がないようであった。]

治療を!
(189)2006/07/20 01:29:16
牧童 トビーは、逃亡者 カミーラが、自分の横を駆けて行き「治療を!」と叫ぶ声を聞いた。
2006/07/20 01:30:23
学生 ラッセル
[ローズマリーの方に向かっていると、反対側からギルバートが駆け寄ってくるのが見えた。
ローズマリーは苦しそうだが、大きな怪我はしていないようだ。]

【良かった。こっちは大丈夫か――】

[その刹那、背後で大きな音がしてラッセルは振り返る。

その視線の先には、階段の下でうずくまるケネスと、その傍らで身体を不自然な方向に曲げて動かないクインジーの姿があった。]
(190)2006/07/20 01:30:32
流れ者 ギルバートは、嫌な予感を味わった。
2006/07/20 01:30:46
牧童 トビーは、お尋ね者 クインジーとケネスが落ちた?と、呟き。
2006/07/20 01:32:04
流れ者 ギルバート
おい、ラス…─── 下の様子 

[階段の下を見下ろしているラッセルに尋ねかける形で。]
(191)2006/07/20 01:32:15
村長の娘 シャーロット
[ドアが激しく叩かれる。]

起き……なきゃ……

[起きあがり、無意識に鏡で身支度を整えようと……して、まだ赤く染まっている自分を見る。]

ひ……っ!

[その場にぺたんと座り込む。
先ほどの光景が頭に流れ込んでくる。もがき苦しむソフィーを見つめている自分。]

あの子……どうなった……の……?

[その先はわかっていた。最後まで見届けたのだ。
でもそれを思い出したくない……]

嫌……嫌ぁ……っっ!
(192)2006/07/20 01:32:57
牧童 トビーは、踊り子 キャロルを庇う様にしながら、ラッセルやギルバートの方へ急いだ。
2006/07/20 01:33:08
学生 ラッセル
くび、が……ダメだ。おかしい……。

[ギルバートに答えるでもなく、呟いた。]
(193)2006/07/20 01:33:25
踊り子 キャロル
貴方達の・・・・・・、私達の一族は皆そうやって?
そうやって悩みを捨てて来たの?

[問い掛ける]

ほんとうに皆、そういう気持ちを捨てられたの?

[自分の気持ち]
[そう簡単に捨てられる物では無い気持ち]
[味わうのは疎外感と罪悪感]
(*16)2006/07/20 01:33:59
逃亡者 カミーラ
ナサニエル、おい、しっかりしろ。

[言いながら、もつれ合ったケネスとクインジーの身体を引き剥がしていく。人形は…どこに置いたっけ?とにかくそれどころではない状況だった。]
(194)2006/07/20 01:34:34
逃亡者 カミーラは、立ち尽くすナサニエルの背中をばしんと叩いた
2006/07/20 01:35:22
流れ者 ギルバート
ちょっと…見て来い。

[年下のラッセルへ言葉を発した。]

マリーちゃん、立てる?
(195)2006/07/20 01:36:03
酒場の看板娘 ローズマリー
[背中を摩られながら、ローズマリーは耳を塞ぎそうになった手を必死に抑え付けた。]

【逃げるべきじゃない。そして、悔いるべきじゃない。……これは、運命なのだから。】

[思い込ませようとした自分に滲みそうになる涙。何度行っても馴染まない暗示に、本当にそうなのだろうかと疑問が沸く。ラッセルの状況を知らせる声が、どちらにしてももう手遅れだよと告げた気がした。]
(196)2006/07/20 01:36:14
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートに頷いて立ち上がろうとしたが、上手く立ち上がれずに苦笑した。
2006/07/20 01:37:17
冒険家 ナサニエル
[カミーラに背中を叩かれ、我に返った。

見回す。

シャーロットの声が聞こえるが、男の自分が勝手に部屋に入るのも躊躇われた。


カミーラとクインジー、ケネスの方へ駆け寄る。]


カミーラさん!
私がやりましょう。
カミーラさんはシャーロットさんをお願いします。
彼女も不安定なようです。
すみません、お願いします。
(197)2006/07/20 01:37:30
牧童 トビーは、酒場の看板娘 ローズマリーのすぐ近くまで来て、階段の下を覗き込んだ。
2006/07/20 01:38:19
牧童 トビーは、酒場の看板娘 ローズマリーに話の続きを促した。
2006/07/20 01:38:32
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルにしたように、ローズマリーの左の肩下から腕を回し抱き起こす。
2006/07/20 01:39:22
踊り子 キャロル
[棒みたいな足を動かして]
[状況を確認する為だけに動く]
[見てはいけない]
[見たくないと心が叫ぶのに]
[見なくてはいけない]
[そう誰かに強制させられて、]

・・・っ!!

[壊れた人形みたいな]
[クインジーを階下に見た]
(198)2006/07/20 01:40:19
学生 ラッセル

見てこなくても、あれは、ダメだ。

[ギルバートが先輩である事も忘れ、ラッセルは思わず呟いた。

望んだわけではなかったが彼は視力に恵まれていたし、昔の生活のおかげで暗いところでモノを視るのはさらに得意だった。
だが、その能力を今日ほど呪った事はなかった。

2階に向かう階段と玄関に伸びる階段。
両者は薄暗い屋敷の両端に位置しているというのに、ラッセルにはクインジーの曲がった首から伸びた顔が、血走った目を見開いてこちら側を見つめている事まで視えていたのだから。]
(199)2006/07/20 01:41:25
逃亡者 カミーラは、冒険家 ナサニエルに頷いて、シャーロットの部屋に駆け込んだ。
2006/07/20 01:41:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[ギルバートに起こされながら、ありがとうとお礼を告げる。階段の下を覗き込んでいる人の顔はみんな青い。自分の顔も今はきっとそうなのだろうか、と他人事の様にローズマリーは考えた。]

……どちらか一人でも、生きてくれれば。

けれど、助かったとしても……、クインジーの様にみんな、疑心暗鬼になってしまうのかもしれないわね。

【だったら、また同じような悲劇はきっと、繰り返される……。】
(200)2006/07/20 01:43:21
酒場の看板娘 ローズマリーは、祈る様な気持ちで、ケネスの生存を願い、呟いた。
2006/07/20 01:43:35
学生 ラッセル
[けれど彼は立ち上がり、ギルバートとローズマリーを力なく振り返った。]

……確認してきます。


食堂側階段→玄関側階段
(201)2006/07/20 01:43:49
冒険家 ナサニエル
[ケネスの首筋に手を当てる。
少し早い拍子。
しかし、ほぼ正常な脈。
体温もおかしくはない。
痣が見られる。
骨にひびぐらいは入っているかもしれないが、命に関わるような大きく目立つ外傷はない、ように思う。


そして、クインジーを見る。
…これは、やはり駄目だ。

片目を強く瞑る。

クインジーの胸に、耳を当てる。
やはり、脈はない。


首の折れた人を助ける方法…。
そんなもの、聞いた事がない。]
(202)2006/07/20 01:44:09
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