人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1671)以遠に映える口碑の陰影 : 5日目 (1)
書生 ハーヴェイは語り部 デボラに投票しました
酒場の看板娘 ローズマリーは語り部 デボラに投票しました
踊り子 キャロルは語り部 デボラに投票しました
逃亡者 カミーラは語り部 デボラに投票しました
学生 ラッセルは語り部 デボラに投票しました
牧童 トビーは語り部 デボラに投票しました
流れ者 ギルバートは語り部 デボラに投票しました
冒険家 ナサニエルは語り部 デボラに投票しました
のんだくれ ケネスは語り部 デボラに投票しました
語り部 デボラは学生 ラッセルに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

学生 ラッセル に、1人が投票した。
語り部 デボラ に、9人が投票した。

語り部 デボラ は、村人の手により処刑された……
語り部 デボラは人間だったようだ。
酒場の看板娘 ローズマリーは、踊り子 キャロルを占った……。
踊り子 キャロルは人狼のようだ。
踊り子 キャロルは、学生 ラッセルに襲いかかった!
冒険家 ナサニエルは牧童 トビーを護衛している……
しかし、その日牧童 トビーが襲われることはなかった。
次の日の朝、学生 ラッセルが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、酒場の看板娘 ローズマリー、踊り子 キャロル、逃亡者 カミーラ、牧童 トビー、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、のんだくれ ケネス、の8名。
酒場の看板娘 ローズマリー
――廊下――
[ラッセルに意味深な言葉を投げかけられ、シャーロットの死に呆然と立ち尽くしてどれぐらいが経っただろうか。人を呼んでくると言った自分の言葉も忘れて、ただ立ち尽くして居た。]

"本当に居るのなら、"そいつ"はまだ生きているという事だけ"――。

[ラッセルが言わんとした事を考える。考えて、覚悟を決めた。]
【解らないのなら、占えば良い。ケネスを占ったように。】

考えてもわたしは超人じゃないのだから、他人の思考なんて読めないのだし、ね……。
(0)2006/07/21 23:08:56
流れ者 ギルバート
──部屋5──

[ギルバートが再び目覚めた時、時刻は朝というよりは昼に程近かった。洋館の外はより陰鬱とした気配を漂わせていたが、それを中のものが窺い知る術はなかった。雷が天の穹窿に光り輝き、森の木々のねじくれた陰影を、屍を思わせるかのように濃くした。]

………。

[ギルバートは浴室でシャワーを浴びると、洗面所へと向かい、つるりとした縁に両腕の重みを乗せて鏡を覗き込んだ。]
(1)2006/07/21 23:11:10
踊り子 キャロル
[部屋へ帰ろうと廊下へ向かった時]
[階段から見るとトビーの姿は無かった]

―――・・・、良い、良かった。
此れで良かった。
(*0)2006/07/21 23:11:56
踊り子 キャロル
― 廊下 ―
[正面入口を真っ直ぐに見る階段の傍に居た]
[魂が抜けた様だったが]
[同じ様に立ち尽くすローズマリーを近くに見て]

・・・ローズさん?如何したんですか?

[ローズマリーの綺麗な顔に浮かぶ]
[決意と僅かな迷い]
[其れに嫌な予感を感じて話し掛ける]
(2)2006/07/21 23:25:39
流れ者 ギルバート
──部屋5──

大丈夫だ。
ギルバート、お前なら大丈夫。
普段通りの顔でいられる。

もし、この中に……はは、馬鹿らしい…が、ヴァンパイアがいたとしても。何時もの通りでいられる。
ギルバート。大丈夫だ。

[ギルバートは鏡の中の自分に話しかけ、自己暗示をかけるように繰り返す。暫くして、苦みが少し残る口の中を水を含んで濯いだ。]
(3)2006/07/21 23:25:54
流れ者 ギルバートは、身支度を整えると、部屋の外へ出る扉の前で一度止まる。
2006/07/21 23:29:27
酒場の看板娘 ローズマリーは、目を伏せて、言葉を紡がずに空気で伝えようとした。
2006/07/21 23:32:44
酒場の看板娘 ローズマリー
――廊下(部屋12の近く)――
[キャロルに声を掛けられて顔を上げた。]

キャロル。
……ええ、ちょっとね。

[苦笑をして考える。キャロルが倒れていた事を考えて、あまりシャーロットの事を伝えるのは好ましくないと解っていても、言わざるを得なかった。]

……シャーロットが、中で。
(4)2006/07/21 23:33:06
流れ者 ギルバートは、煙草を口に銜えようとして……止めた。部屋の外へ出る。
2006/07/21 23:37:20
踊り子 キャロル
[言い淀むローズマリー]
[意図を汲み取って俯く]

そう、シャーロットが…。

[体を抱く様に胸の前でクロスした両腕]
[其の腕に力を込めながら]
[か細く呟いた]
[少しの沈黙の後、]

ローズさん。
・・・・・・壱つ伺っても良いですか?
(5)2006/07/21 23:40:50
牧童 トビー
─朝・部屋9─

[頭からザアザアとシャワーを被る様にして浴びる。
冷えた身体に温度が染み込む様で心地良い。
誰かに背中から抱き締められた様な感覚が消えないまま、衝撃的なソフィの死から始まって昨日の出来事が、次々にトビーの脳裏を渦巻いて流れていく。]


【──今、僕の目の前に、1番現実的浮かぶのは。
血飛沫を上げて肉片と化したソフィでも無く、不可解な死を遂げたアーヴァインの肌の不自然なあの質感でも無く、クインジーの曲がった首でも無く。
倒れたキャロルの口唇を奪ったギルバートの手慣れた仕草。
トビーを見つめた眼差し。】


羨ましくなんか…。
僕は、只。
(6)2006/07/21 23:43:19
牧童 トビー
[湯の所為でもなく、顔が少し赤面するのを感じながら、弱々しく首を振って、成長途上の細く骨張った腕に失望しながら、何時もの習慣に従いシャワーを湯から水に変える。]

【女の腰に手を回しても、不自然ではない、筋肉の付いた大人の腕。誰かを守る事も、奪う事も出来る…腕。】

…違う。
他の出来事が異様すぎるから悪いんだ。
(7)2006/07/21 23:43:39
牧童 トビー
[シャワーを止めてから、タオルを頭から被って外へ出る。
──トビーの視界に入るのは、荷物の横に積み上げられた数冊の本。
研究用の書物であったり、合宿に来る直前に駅前で買った読みかけの推理小説であったり。…それら日常の続きが、この窓の無い洋館にある光景が酷く非現実的に思えた。]

…そうだ。「The Legend of Vampire」をシャーロットに貸したままだった。シャーロットの具合がどうなっただろう。クインジーの狂乱と転落死…。それと、僕はキャロルにばかり気を取られて、半ば忘れ掛かっていた。

[目の前にすぐに浮かぶのは、キャロルの華やかでいて憂いを帯びた壊れそうな美貌。ふわりと揺れる金髪。]

キャロルはあのまま部屋に居たのだろうか?
ギルバートは何処へ行ったのだろうか?

[トビーは首を振って、浮かんだ顔を消す。
身体が冷めないうちにと自動的に着替えをする事に集中した。]
(8)2006/07/21 23:45:19
牧童 トビー
シャーロットは、ナサニエルが見ていてくれたはずだから、大丈夫だと思うけど。「The Legend of Vampire」と日記を参照しながら解読して行けば何か分かるかもしれない。

神経が張りつめている所為か、すぐに眠れそうにない。
朝が来たのだから、眠っても良いだろうに。むしろ眠った方が身の為なのに。

[眠れない時は、本を読むか勉強をするのがトビーの何時もの習慣で。]
(9)2006/07/21 23:45:48
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
牧童 トビー
皆に見せる前に少し読んでおこうか。

[また、日記を抱えたままで眠る事になった。
次に目覚めた時は、既に昼近くになって来た。
荷物の中に、チョコレートが入っていた事を思い出し、一口齧り、水を飲む。そして、少しだけ喫煙時間…。]
(10)2006/07/21 23:48:05
酒場の看板娘 ローズマリー
――廊下――
[ローズマリーはキャロルの態度に、いつもと少し違う様な、妙な感覚を覚えて、思わず両手を絡まして自分の爪を撫で上げる。考え事をする時の癖だった。]

何かしら?
……わたしに答えられる事なんて、そう多くないと思うけれど。
(11)2006/07/21 23:48:07
牧童 トビーは、日記を抱え、小説を返して貰う為シャーロットの部屋へ向かった。
2006/07/21 23:48:43
牧童 トビーが「時間を進める」を選択しました
踊り子 キャロル
[首を横に振って、]
[言葉を紡ごうとして何度か躊躇する]
[其れからぽつりと、]

自分が殺される時、自分を殺す相手に'ありがとう'って言うって。
一体、どんな心境だと思いますか。

[聞いて、]
[崩れそうな笑顔を辛うじて浮かべて、]

何処かで読んだ本に、そんな場面が有って、其れを夢に見たんです。
・・・・・良く解らないですよね、御免なさい、変な事聞いて。
(12)2006/07/21 23:53:04
流れ者 ギルバート
──廊下──

よ。

[ギルバートは片手をあげて、離れた場所にいる二人…相談事だろうか?…に軽く挨拶すると、トビーの部屋の扉を叩こうとした。]
(13)2006/07/21 23:56:18
のんだくれ ケネス
―廊下―

[煙をくゆらせていると、廊下の先にいるローズとキャロに気づく。向こうはまだこちらに気づいてないようだ。]

あれはシャロの部屋の前だな……何かあったのか。

[2人は何か話しているようだ。]

煙草をすい終えたら見に行ってみるか……
(14)2006/07/21 23:58:22
酒場の看板娘 ローズマリー
[キャロルの質問にローズマリーは思わず呼吸をするのを忘れてその表情に見惚れた。晴れた日の空みたいな色をした瞳に濃い悲しみが見えて、俯くキャロルは美しかった。壊れそうで脆く儚く。キャロルは直にその質問を取り消して強引に笑った。]

……そうね。
被害者は加害者によって望みや願いを叶えられたり満たされたりしたからじゃないかしら。
(15)2006/07/22 00:01:09
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートを引き止めるか悩みながら、取り合えず微笑んで挨拶に答えた。
2006/07/22 00:03:48
踊り子 キャロル
[理解に苦しむ思わぬ答え]
[原因不明の怒りがふつふつと沸き起こる]

殺される事が?
殺される事で望みや願いを満たしたって言うの?

そんなのっ、そんなの―――っ

[言葉にしているうちに溢れ返りそうになった感情の塊]
[隠して居た血で汚れた胸元から手を離して]
[ローズマリーを壁に押し付けようとした時]
[よ、と言う陽気な声]
[気付くと遠くでギルバートが手を上げて居た]
(16)2006/07/22 00:09:48
のんだくれ ケネス
[続けて部屋からギルバートが出てきて、廊下の奥へと歩いていくのに気づく。]

男の姿にゃ気づかないってのがらしいわな。

[ケネスは少し笑い、ぼんやりと廊下の奥を見る。
ギルバートがローズとキャロルをよそに、トビーの部屋の前に立ったことに、意外な気持ちを抱く。]
(17)2006/07/22 00:12:07
踊り子 キャロル
【そんなのまるで―――】
【私、みたいだ。】

[バツが悪そうにぎゅっと唇を噛んで]
[胸元に着いた返り血を見て]
[呆然として居るローズマリーの耳元で、]

何も聞かないで、誰にも言わないで、忘れて。
・・・・・・・・でないと、シャーロットやラッセルの二の舞になるんだから。
(18)2006/07/22 00:12:52
踊り子 キャロルは、酒場の看板娘 ローズマリーに何も言わせない様にさっと踵を返して部屋6へと向かった。
2006/07/22 00:13:34
牧童 トビー
[これから吸血鬼が本当に存在する可能性について、アーヴァインやクインジーが吸血鬼が原因で死んだ可能性について、自分は皆に話すのだと思うと、現実から非現実へ移行する…あちら側へ行くと言う意味で、躊躇があった。恐怖…と言っても良い。]

[決意して自室の扉を開けた途端、ギルバートが視界に入った。]
(19)2006/07/22 00:15:28
流れ者 ギルバート
──廊下──

[キャロルの部屋6はトビーの部屋9よりも向こうにある。]

キャロちゃん?

[ギルバートはキャロルを抱き留めようと、手を伸ばす。]
(20)2006/07/22 00:18:01
酒場の看板娘 ローズマリー
[キャロルの胸元に着いた大量の血。キャロルの言葉。ローズマリーは情報過多にぼんやりとして取り残され、恐怖に足が震えそうになりながらも不思議とキャロルがこの館に来てからの、あの不安定さに説明が全て着く様な気がした。]

【その正体が何であるにせよ、キャロルが、アーヴァインやシャーロットやラッセルを――】

……え?
……あの子、"シャーロットやラッセルの二の舞になる"って言ったの?
(21)2006/07/22 00:23:13
酒場の看板娘 ローズマリーは、我を忘れて、ラッセルの使って居た部屋3まで走った。
2006/07/22 00:24:27
踊り子 キャロル
─ 廊下→部屋6 ─
[ギルバートに声を掛けられ]
[思わず感情的に、]

離してっ!

[叫んで其の手を振り払った]
[視界にトビーが映って]
[我に返りながら]
[血を隠しながら顔を背けた]

御免なさい……っ、…御免なさい。

[呟いて、]
[逃げる様に部屋へ篭った]
(22)2006/07/22 00:28:46
牧童 トビー
─廊下─

[目の前の光景が理解出来ない。
背中を向けるキャロルと、キャロルを抱きとめようとするギルバート。]

【…また。】

[目を見開いたトビーのすぐ傍を、トビーにも気付かず、一点を見つめる様にして走り出したローズマリー。]
(23)2006/07/22 00:29:00
酒場の看板娘 ローズマリーが「時間を進める」を選択しました
のんだくれ ケネス
[煙草をすい終わる頃、ローズがこちらに走ってくるが見える。
様子がおかしい。ケネスは煙草の火をもみ消すと声をかけた。]

おい、ローズ、どうしたんだ?何かあったのか?
(24)2006/07/22 00:29:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[ケネスに問わても答える余裕は無く、黙って首を振った。血の気が引いて行く。部屋三の前まで来ると、躊躇して、けれど乱暴にノックした。]

ラッセル! 
答えて、お願い。

[冷静な口調が乱れ切り、懇願する声は掠れた。]
(25)2006/07/22 00:33:29
牧童 トビーは、踊り子 キャロルが、謝りながら逃げ去って行く姿を呆然と見送った。
2006/07/22 00:34:03
流れ者 ギルバート
──廊下──

マリー!

[猛然と駆け出すローズマリー。其方に目を向けた為だろうか、一瞬、視界の端に赤いものが映った。]

【え?】

おい、キャロちゃん!
おい、何があったんだ?

[ローズマリーの様子も気にはなったが、
部屋6へと向かい、扉を叩く。]
(26)2006/07/22 00:34:07
牧童 トビーは、一瞬遅れてから、キャロルの部屋へ走る。
2006/07/22 00:35:31
のんだくれ ケネス
[取り乱したローズの姿にケネスは驚く。何か大変な事が起こっているのだろうか?キャロルと会話してた事に何か関係あるのか?疑問が胸に沸く。]

ラッセル?ラッセルがどうかしたのか?

[ケネスも部屋の前に立つ。]
(27)2006/07/22 00:39:23
牧童 トビー
─部屋6前廊下─

…っ。
何があったんですか?
何もしてないのに、どうして急に謝るんです?

[キャロルの部屋の扉を叩く。恐らく隣のギルバートよりは遠慮がちに。不安が急速に膨らみ、同時に酷く胸が痛む気がするのは何故だろう。ローズマリーに視線を送り、また閉ざされた扉へ視線を戻す。
首を傾けてから。
ギルバートの腕を掴み強い…けれど抑えた口調で、]

何があったか、説明して下さい。
キャロルにあなたは何をしたんです?
(28)2006/07/22 00:41:59
酒場の看板娘 ローズマリー
……わたしに、聞かないで。
貴方も自分の命は大事でしょう? 何でもかんでも首を突っ込んでいると長生き出来ないわよ。

[応答が無い部屋のノブを回すと、あっけなく回ってドアが開く。中からは血の匂いは相変わらずしなかったが、嫌な予感がつるつると肌を滑る。]
(29)2006/07/22 00:44:11
踊り子 キャロルが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
──部屋6前廊下──

[ギルバートは、掴まれた腕の方の延長線上にあるトビーの顔を見下ろした。]

何もしてねぇよ。
何だ、トビー「先生」、
昨日の事がそんなに気になるか?

[目を細めた。]
(30)2006/07/22 00:48:11
のんだくれ ケネス
命がって……なんなんだ、その脅し文句は?
らしくないが……何かが起こってるってことか……

[ローズのただならぬ様子にラッセルへの心配が募る。
疑問はいろいろあるが、今はラッセルが無事なのかを考える事にした。]
(31)2006/07/22 00:56:24
牧童 トビー
[ギルバートの返答に、頬が熱くなるのを感じながら。
けれど自分よりも背の高い相手を、翠の瞳でキッと睨みつける様にして。]

…何が起きているか、知りたいだけです。
吸血鬼に、僕達は…食料として殺されるかもしれないのにっ。へ、変な事をして、混乱させないで下さい。
(32)2006/07/22 00:56:54
酒場の看板娘 ローズマリー
ごめんなさいね、ケネス。

[短く謝罪をして必死に捜索した。が、部屋は蛻の殻だった。ケネスに浴室を見てもらったが、そこにも居ない。]

他に行く所なんてな――二階。

[呟いて、思いついた。ローズマリーは身を翻して廊下に出ると、一番近い階段に向かって再び走った。]
(33)2006/07/22 01:02:22
踊り子 キャロル
― 部屋6 ―
[締めたドアにもたれ掛かりながら]
[何か大事な物を自分自身で捨てた様な喪失感]
[淡い白のブラウスを脱ぎ捨てて]
[ラッセルの血が着いた其れを床に捨てた]

・・・・もう。もう、戻れないんだから。
・・・・・・・・・私は人じゃ、無いんだから。

[浴びた血の匂いは体に染み付いて居る気がして]
[其れでも手早く着替える]
[ドアを叩く音は止んで話し声が聞こえて]
[笑顔を作る練習をした]
(34)2006/07/22 01:02:25
流れ者 ギルバート
【ビンゴかよ……。】

ハン。先生よ、キャロルが好きなのか?

[トビーにだけ聞こえるように。
トビーの髪の毛を、がしがしと掻き回した。]
(35)2006/07/22 01:07:41
のんだくれ ケネス
せわしない奴だな……

[ケネスも後を追って階段を登る。
体のあちこちが痛み、顔をしかめる。]

くそ……

[なんとかローズの後を追った。]
(36)2006/07/22 01:08:46
牧童 トビーは、流れ者 ギルバートに髪をかき回されて、一瞬泣きそうな顔でギュッと目を閉じた。
2006/07/22 01:09:54
酒場の看板娘 ローズマリー
――二階――
[階段を駆け上り、登った所で足が固まる。それ以上は前に進めなかった。正面出口から左側の階段を登って来たせいで、そのまま何の障害物も無く見えた。]

……ラッセル。

[血の海だった。グロテスクな赤に、ラッセルが倒れている。生きている訳が無かった。]
(37)2006/07/22 01:13:47
流れ者 ギルバートは、牧童 トビーに、片方の口角だけを吊り上げる笑み。
2006/07/22 01:14:32
踊り子 キャロル
[淡色を好むキャロルが]
[赤色の服を着るのは珍しい事だった]
[吹っ切れた様な笑顔で]
[振り返ってドアを開ける]

さっきは、御免なさい。
ちょっと、具合が悪くて。

[もう大丈夫とばかりに笑って見せる]
[不安定さは消えて居て]
[意地悪な笑みを浮かべて居るギルバートと]
[困った様なトビーに首を傾げた]
(38)2006/07/22 01:18:00
牧童 トビー
[髪をかき回すギルバートの大きな手を引き剥がす為に、手に持っていた日記帳を押し付ける様にして、無理矢理距離を取る。]

…そんな事、あなたに関係無いっ。
それに、今、何が起きてるかの方がっ!

[涙がこぼれそうになって、ギルバートから顔を逸らす。
そもそも、シャーロットの部屋へ向かう為に部屋を出たのに。何が起きているかも分からない。それに──。]
(39)2006/07/22 01:20:44
流れ者 ギルバート
へぇ。
まぁ…………キャロちゃん。

[ギルバートは続けようとした言葉を切って、出てきたキャロルを見つめた。其処には、洋館で見せていた不安定な様子は見えず、ただ───……]

………。

[赤い色をした服は、何故かキャロルと似合うように感じた。
それは、派手なものを好むギルバートの感性から感じた事だったのかもしれないが。]
(40)2006/07/22 01:21:49
牧童 トビー
僕は、シャーロットに用があるんです。

[動揺を抑えてなんとかギルバートに向かって言い放った瞬間に、扉が開き、赤い服を着たキャロルが姿を現した。]
(41)2006/07/22 01:23:36
のんだくれ ケネス
―ニ階―

[続けて階段を登ってきたケネスも、ラッセルの姿を見た。]

おい……なんだよこりゃ……
なんで、ラッセルまで死んでんだよ……

[眩暈がして壁に手をつく。そのまま歩を進めると、ラッセルの顔が見えてくる。]

なんで、そんな満ち足りた顔をしてるんだよ、お前は……。

[ケネスはその場に*座り込んだ。*]
(42)2006/07/22 01:25:38
流れ者 ギルバート
お前もナサニエルと同じだな。
頭がいい奴は、皆そうか?

[ふっと笑った。]

ああそうかい。
シャーロットに会いに行けよ。

[トビーとキャロルとの間を遮るように、扉に手をついた。]
(43)2006/07/22 01:26:52
踊り子 キャロル
― 廊下 ―
[トビーとギルバートの険悪なムード]
[シャーロットの名前が出て]
[表情が曇る]
[言おうか言うまいか悩んで、]

【言わない。】
【シャーロットの事なんか、知らない。】
【・・・・・・・居なく成ってくれて、良かった。】

[無感情の心に黒い雲がさす]
[頭の中に]
[シャーロットの遺体の前で悲しむトビーが浮かんで]
[悲しませたくない気持ちと]
[悲しませたい気持ちで葛藤が起きて]
[トビーを直視出来なかった]
(44)2006/07/22 01:36:10
酒場の看板娘 ローズマリー
[満足そうな顔をしたラッセルは、白い肌をして赤の中に居た。肩口から胸元までがざっくりと切り裂かれて居て、近寄ると反対の首筋にアーヴァインやシャーロットと同じ痕があった。ラッセルの頬には爪で引っかかれたのが傷が残っていて、無残だった。]

……ラッセル。

[忠告をして来た声が蘇る。柔らかい音色。]
(45)2006/07/22 01:41:42
牧童 トビー
ナサニエルと同じ?
意味がわかりません。

[ギルバートを眉を顰めて見上げ、僅かに苛立ちの滲む声で告げる。言ってから、ギルバートに話しても埒が明かないと判断して。何時もとは様相の変わったキャロルに視線を向ける。(が、ギルバートが邪魔でキャロルと視線が合わない事に気が付かない。)

キャロルは最初シャーロットの部屋の近くに居て、キャロルに弾かれた様に、ローズマリーが走り出した事を思い出す。
ギルバートを避ける様にしてキャロルの部屋に踏み込み、キャロルの目の前に立つ。]

…キャロル。
まず、あなたが無事で良かったです。
でもなんだか、赤い服の所為か遠くに行ってしまったみたいに見える。

[決心した様に、]

シャーロットに何かあったんですか?
(46)2006/07/22 01:44:20
書生 ハーヴェイ
―階段―
[奥側の階段を降りるうち、ハーヴェイは階下の様子が慌しいことに気付いた。シャーロットの部屋の辺りで幾人かが出入りしていた]

ローズマリーとカミーラ……それに、ラッセル?

[踊り場で壁にもたれ、彼らの動きをただ見ていた。普段の彼にはない傍観者的な態度。ただ冷ややかに彼らの混乱を眺めていた]
(47)2006/07/22 01:45:13
踊り子 キャロル
心配掛けて、御免なさい。
私は、大丈夫。

[遠いと言う言葉に胸を抉られた様な気分だった]
[息が苦しい]
[迷ってから目を伏せて、]

・・・・・死んだわ。

[独り言でも言う様に告げた]
(48)2006/07/22 01:50:08
書生 ハーヴェイ
あぁ……あれを見つけたか。まあ、構わんが。
シャーロットか、もう少し遊んでも良かったな……

[二階の拷問室の情景が去来する。今は亡き娘の姿を其処に重ね、薄く心中で嗤った]
(*1)2006/07/22 01:52:01
流れ者 ギルバート
………。

死んだ?

[振り返るようにキャロルを見て、一度トビーが持つ日記を見て、そして姿勢を崩す。]

誰が……
(49)2006/07/22 01:52:55
書生 ハーヴェイ
[キャロルとローズマリーの話し声。何を話しているかには興味は向かず。唯、その二人が会話しているという現象だけが気に掛かった]

ローズ……ローズマリー……? 何か――何時か、何処かで。
幾度も呼んだ様な……

[舌先で音節を転がす。初めて聞いた名のように。久しく触れることのなかった懐かしい名のように]
(50)2006/07/22 01:53:53
酒場の看板娘 ローズマリー
[部活にはたまにしか顔を出さなかったが、例え表面だけでも愛らしかったシャーロット。うるさく、お世辞にも頭が良いとは言えなかったが、人気者だったソフィー。それから、ローズマリー自身が部に勧誘した、素直でいつもぼんやりしていたラッセル。]

――許せない。

[完成しているパズルのピースがぽろぽろと欠けて行く感覚を味わった。強い風に吹かれて崩れ去ってしまう砂の城を見ている様な感覚。]
(51)2006/07/22 01:56:05
牧童 トビー
【キャロルが…壊れてしまったり、儚く消えてしまったり。
そうでない方が良いのに。なんだろう…。遠いと言う言葉は違っていて、何処か不吉な、さっきまでとは違う…けれど、胸が痛む様な気持ち。

胸騒ぎがするんだ。

──赤は、血の色?】
(52)2006/07/22 01:58:41
牧童 トビーは、踊り子 キャロルの言葉に目を見開いた。日記帳を見て、自分の首筋を抑える。
2006/07/22 01:59:34
逃亡者 カミーラは、シャーロットの遺体の傍らで放心していた。
2006/07/22 02:00:17
冒険家 ナサニエル
―部屋11―


[シャワーを浴び、髭を剃り、身だしなみを整える。
普段の朝にするのと同じように。

鏡に映る自分の顔は見慣れたものだった。
やつれてもいなければ、青くなってもいない。]


ふ。随分と元気じゃないか。


[部屋の外からは話し声が聞こえてきていた。
自分が起こすより先に、皆起きてきたようだ。

シャーロットの遺体もまだ確認していない。
ラッセルの様子も見なくてはならない。]
(53)2006/07/22 02:00:55
牧童 トビーは、流れ者 ギルバートに視線を向け。馬鹿な、と呟いてから部屋12へ駆け出した。
2006/07/22 02:01:15
酒場の看板娘 ローズマリー
【でも、わたしには何も出来ない。何も。何も――。だって、したら。】

[その頃の記憶を思い出すと今でも体が竦む。ローズマリーは母親が所属する宗教団体の"預言者"として育てられた。"預言者"に意思は無い。傍観者で無ければいけないのだ。]

……っ。

[怒りに震える自分の体を抑えて、ラッセルの死体を睨みつけた。]
(54)2006/07/22 02:03:45
牧童 トビーは、部屋12の扉を強く開け放った。カミーラが放心している。
2006/07/22 02:04:08
書生 ハーヴェイ
―階段・踊り場→二階―
[やがて二人は移動していった。階下では、他にも何人かが起き出しているらしい気配と会話の声]

【彼らに興味は無い……それよりも、この匂いは……誰だ?】

[階上から香る血の匂い。もう幾度となく嗅ぎなれていても、新しいその匂いは嗅覚を鋭敏に刺激した]
(55)2006/07/22 02:04:13
書生 ハーヴェイは、先ほど降りて来た階段を音もなく上がっていった。
2006/07/22 02:04:39
踊り子 キャロル
― 廊下 ―
[トビーの様子に胸が痛む]
[ずきん]
[ギルバートの問いに、]

・・・・シャーロットが、死んだの。

[今度はハッキリ答えた]
[トビーが駆け出して行く]
[急速に体温が冷えて行く気がした]
(56)2006/07/22 02:05:32
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
逃亡者 カミーラ
―部屋12(シャーロット)―

「The Legend of Vampire」

[見覚えのある小説の表紙が目に入った。カミーラも前に読んだことのある作品だ。]

シャーロットが…読んでたのかな?

[死して尚美しい、いやむしろ、死して美しさを増したシャーロットを悲しそうに見る。]
(57)2006/07/22 02:07:18
流れ者 ギルバートは、牧童 トビーを見送る。
2006/07/22 02:07:31
流れ者 ギルバート
──部屋6前廊下──

……ちょっといい、キャロちゃん?

[そう言うと、ギルバートはキャロルの言葉も待たずに部屋の中へと入り込み、扉を閉めた。]
(58)2006/07/22 02:09:24
冒険家 ナサニエル
そして、そう。
こんな場所からは、さっさと出たいところですね。


異形の相手をするのも、人が死ぬのを見るのも、真っ平です。


…。


[どうしてここに、自分が居合わせたのか…。

運命なんて都合の良い言葉を信じてはいなかったが、祖父の呪いかもしれないな、くらいには思わせておいてほしいと思う。]
(59)2006/07/22 02:10:08
逃亡者 カミーラ
殺すことが芸術なのか?

それとも、
アイツらにとってそれは単なる捕食行為か?


[ただの一介の芸術家…いや、芸術家気取りの自分に何がわかるのか?シャーロットの美しさに考え込んでいる余裕など無いというのに…]
(60)2006/07/22 02:11:12
書生 ハーヴェイ
―二階・ホール(食堂)―
[上がりきった正面、ただ広いホールには二つの人影が見られた。絨毯の上に仰向けで倒れたラッセル。その傍らで、睨みつけるように視線を注ぐローズマリー。ハーヴェイは眉を上げ、意外そうな表情になった]

おや……ローズマリー。つい先刻は下にいなかったか?

[言いながら近づく。つぶさに見るまでもなく、ラッセルの命は既に無いことがありありと見て取れた]
(61)2006/07/22 02:13:12
踊り子 キャロル
― 部屋6 ―
[トビーが去っていた方向をぼうっと見て居た]
[だから]
[気付いた時にはギルバートが目の前に居て]
[先程着けた灯りが薄暗く部屋を照らして居た]

え・・・?
ど、如何したんですか?

[不思議そうに首を傾げる]
(62)2006/07/22 02:13:24
牧童 トビー
─部屋12─

[部屋に踏み込んだ時点で、シャーロットが死んでいる事が分かった。カミーラの様子がどう見ても普通ではなかったので。
カミーラに、]

その本は、昨日僕がシャーロットに貸したものです。
彼女が読んだかどうかは分からない。
シャーロットが死んだ……そうですね?

[言ってから、恍惚として青ざめて目を閉じるシャーロットの遺体の方へと足を進めた。]

確かにとても綺麗です。
ひょっとしたら生きてる時よりも。
でも、退廃的です。
(63)2006/07/22 02:13:45
逃亡者 カミーラ
「The Legend of Vampire」

【吸血鬼の伝説。

それが現実かフィクションかなんて、実際のところわからない。

ただ、これだけは今はっきりと言える。

世に決して出てこない伝説の真実。

それが今この場所にある。】
(64)2006/07/22 02:14:31
逃亡者 カミーラは、牧童 トビーの声にびくっと身体を振るわせた。
2006/07/22 02:15:09
冒険家 ナサニエル
[どうして、放っておいてくれないのだろう。

自分は、全身で嫌だと言ってきたんだ。

自分の家系がどうであっても、自分には関係ない。

自分は異形の相手なんかしない、血は流さない。

「守られる側」になりたい。


…全身の血が、体ごと脈打つ。

自分の役目を果たせと。
守れと。

お前は守る側なんだと、血が訴えかけてくる!]
(65)2006/07/22 02:15:34
書生 ハーヴェイは、座り込んだケネスに目線を移し、「これは?」と呟いた。
2006/07/22 02:15:37
流れ者 ギルバート
──部屋6──

他にも、まだ……誰か死んだんじゃない?
さっき胸元についていた血は。

[扉の硬い感触を後ろに感じながら、キャロルに尋ねた。]
(66)2006/07/22 02:16:34
酒場の看板娘 ローズマリー
――二階――
[ラッセルの死体を目にしている筈なのに、その事について一切コメントをしないハーヴェイに違和感を感じながら振り返った。]

……ラッセルの様子がおかしかったの。
だから、少し気になって探していたんだけれど……。

[ハーヴェイに対して口を開くうちに他に言うべきことがあるのに気が着いて、感じた違和感を忘れ、言い難そうに言葉を繋ぐ。]

ハーヴェイ。
……シャーロットが、部屋で……、亡くなっていたの。それは知っていて?
(67)2006/07/22 02:17:26
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルへ慰めるような、弱い光を宿した目をしている。
2006/07/22 02:17:38
逃亡者 カミーラ
退廃的、そうだね。

アタシは美しく死にたいなんて、思わない。

大切な人がいて、子供を産んで、ばばあになって死にたいね。


もしかしたらシャーロットも、同じように思っていたのかもしれないけど。
(68)2006/07/22 02:18:26
踊り子 キャロル
─ 部屋6 ─
[唇を噛んで青ざめる]
[一瞬の動揺]

そ、そんな事、無い。
あれは………、シャーロットの血。

[咄嗟に着いた嘘は]
[嘘を付きなれていない所為か]
[上等とは決して言えなかった]
[ギルバートの優しそうな瞳に]
[負い目を感じて目を反らした]
(69)2006/07/22 02:20:36
牧童 トビー
…ごめんなさい、カミーラ。
キャロルに聞いて、慌てて此処に来ました。
ローズマリーと、キャロルと、貴方とで……。
シャーロットが死んでいるのを発見したのでしょうか。

[シャーロットの胸元からは丁寧に目を逸らす様にしながら、ベットに腰掛け、そっとシャーロットの首筋に手を触れた。冷たい肌。その異様な美しさ。既に彼女はこの世のものではない…。

トビーは、眉をしかめシャーロットの首筋にある“痕”をじっと見つめる。]
(70)2006/07/22 02:20:40
書生 ハーヴェイ
―二階・ホール(食堂)―
[力なく座り込んだケネスは自失したように答えず、憂鬱げな視線だけがハーヴェイの目を射た。彼の疲弊した感情が伝染したかのように、重い溜息を吐いた]

ふぅ……これで、5人目か……
(71)2006/07/22 02:21:15
冒険家 ナサニエル
[…なのに、ものの一人も守れやしない。

はっ。

どうだ、これが自分の力だ。


それでも、血は騒ぐのをやめない。


まだ足りないか?

祖父も、父さんも。
その命を奪っておいて。]


…まだ、私達に、血を流させたいのですか?
(72)2006/07/22 02:21:32
牧童 トビーは、逃亡者 カミーラの「ばばあになって死にたい」と言う言葉に頷いた。
2006/07/22 02:22:04
逃亡者 カミーラ
トビー、アタシに謝る必要なんてないね。
アタシの方が、シャーロットに謝りたいくらいさ。

声は…
届かないけどね。

トビー、アンタは誰が伝説の吸血鬼か知ってるかい?
(73)2006/07/22 02:23:01
流れ者 ギルバート
──部屋6──

嘘、だね。
………可哀相なキャロちゃん。

[扉に置いていた手を、キャロルへと伸ばした。ギルバートの手は、顔のすぐ横を流れる金髪を揺らして降り、胸の近くを通って、背へと回ろうとした。]
(74)2006/07/22 02:23:35
逃亡者 カミーラ
[トビーの顔を不思議そうに見つめて、]

ローズマリーに呼ばれて来たんじゃないのかい?

なんでキャロル?
(75)2006/07/22 02:26:10
逃亡者 カミーラが「時間を進める」を選択しました
踊り子 キャロル
[ギルバートに触れられた場所から]
[嫌悪感と恐怖が這い上がる]

【此処で。】
【彼を殺してしまえば良い】

[思ってから打ち消した]
[此処で殺したら全てバレてしまう]
[距離を置こうと]
[嫌々と首を横に振って後退しようとした]
(76)2006/07/22 02:30:16
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイの様子に安堵して、キャロルの事を相談しようか悩み黙り込んだ。
2006/07/22 02:31:23
流れ者 ギルバート
[その様子に怪訝そうに眉を顰めた。]

………。

[一歩、キャロルに近寄る。]
(77)2006/07/22 02:31:40
冒険家 ナサニエル
―部屋11→12―


[部屋を出る。

すぐ向かいが、シャーロットの部屋だ。


真っ直ぐ歩いて、シャーロットの部屋に入る。


すぐに、トビーとカミーラの姿が目に飛び込む。

その奥に、


…シャーロットの遺体。


遺体と言うには、美しすぎるような。]
(78)2006/07/22 02:32:08
牧童 トビー
[カミーラに、部屋を出てから今までの行動の理由をかいつまんで説明した。トビーはキャロルに聞いてこの部屋に来たのだ。]

…だから、てっきり三人が一緒に発見したのだと僕は。
じゃあ、キャロルは、貴方達より先にこの部屋へ来たのでしょうか?

[伝説の吸血鬼が誰か分かるか?という問いに対して、]

そもそも、最初、ナサニエルにシャーロットを見てくれる様にと、僕と部長は頼んだ。
(79)2006/07/22 02:32:28
書生 ハーヴェイ
―二階・ホール(食堂)―
[様子を窺うようなローズマリーの眼差し。しかし言葉はその唇から紡がれようとはしていなかった]

……何かな。話したいことでもあるのか、ローズマリー?
(80)2006/07/22 02:34:15
踊り子 キャロル
[怯えて居る様な目で、]

来ちゃ、嫌…っ

[漏れる、拒絶の言葉]
[今は誰にも触れられたく無かった]
[其れ以上触れられたら]
[自分を抑える自信も無かった]
(81)2006/07/22 02:35:50
流れ者 ギルバート
キャロちゃん……?

[既に部屋の中程まで入り、視界の端にベッドが映った。]

どうかしたの?

[また一歩。そして一歩。再度、手を伸ばし、]
(82)2006/07/22 02:38:13
逃亡者 カミーラ
キャロルがシャーロットを発見して、黙っていたってこと…?


[ナサニエルの気配に振りかえった。]

死んでるよ。殺されたんだ。
小説にあるものと寸分違わぬ状態でね。
(83)2006/07/22 02:38:37
酒場の看板娘 ローズマリー
――二階・ホール――
[ハーヴェイに促されて、悩みながら言葉を返す。]

……少し、相談に乗って貰いたい事があったのだけど。
でも、わたし自身もまだ上手く纏められないから、纏まったら話すわ。

[言わば自己との葛藤で、キャロルの事は人名に関わる大事な事かも知れない。思い詰めた表情で、ハーヴェイから再びラッセルへと視線を移した。]
(84)2006/07/22 02:38:49
牧童 トビー
[シャーロットの恍惚とした表情から痛ましそうに目を背け、指で触れた肌と、“痕”の感触を反芻する。それはアーヴァインとは違っているのだが、しかし。

トビーは思い立って、カミーラの目の前で手に持っていた日記を開き、唐突に昨日最初に読んだ箇所を読み上げる。]

『地下室にある棺桶には、吸血鬼が封印されている。』
『吸血鬼は自分を起こしてくれた人間にとり憑き、
 人間達をこの屋敷に閉じ込め、"食事"を行う。』

[カミーラを真剣な眼差しで見つめながら、]

クインジーは二階でこの日記帳を見つけ、このページを読んで恐慌状態に陥ったのだと…僕は思う。カミーラは、吸血鬼の存在を信じて、信じた上で此処からちゃんと脱走しようと考えるんだよね?
(85)2006/07/22 02:40:03
酒場の看板娘 ローズマリー
[ふと思いついて、疑問を口にする。]

そういえば、部長こそどうしてここへ?
何か用事でも?
(86)2006/07/22 02:40:03
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/07/22 02:40:12
逃亡者 カミーラは、何かを考え込んでいる。
2006/07/22 02:41:00
逃亡者 カミーラは、牧童 トビーに話の続きを促した。
2006/07/22 02:41:30
牧童 トビー
キャロルが先に見つけて、黙っていたのかもしれない。
理由は分からないけど、昨日の彼女はとても怖がっていて本当に壊れそうだったから。

[先刻様子が変わっていた事については、上手く言葉にする事が出来ず。ナサニエルにも、シャーロットの事を問いただすべきだ…と考えた瞬間。
唐突に、部屋にナサニエルが現れて、驚いた。]
(87)2006/07/22 02:42:37
牧童 トビーは、日記帳を開いたままの姿勢で、ナサニエルを見て固まっている。
2006/07/22 02:43:09
踊り子 キャロル
如何も・・・してないから・・・。
だから、御願い・・・

[哀願めいた声]
[感じる危機感]

【此処で殺したくない】
【だから。】
【だから―――】
(88)2006/07/22 02:44:01
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに、其れ以上近寄らないで、ともう一度繰り返した。
2006/07/22 02:44:12
冒険家 ナサニエル
そうですね。

私が、守らなくてはいけなかった。


[トビーの声に、微笑する。]


お早うございます、お二人共。
(89)2006/07/22 02:46:42
逃亡者 カミーラ
そんな日記がねえ…

なんで残されてるんだろう?

あのオッサンが書いたものか。もう死んじまったし、わからない、か…




いや、その書き方からすると、封印されてることを知ってて敢えてそのままにしたか?
(90)2006/07/22 02:47:18
流れ者 ギルバート
……あのね、怖がってる子を放っとけないでしょ。

[睫を瞬かせると、キャロルの右肩に左手を置いた。]
(91)2006/07/22 02:47:25
逃亡者 カミーラは、冒険家 ナサニエルの方を見向きもせずに、ぶっきらぼうに、「おはよう」と返した
2006/07/22 02:48:03
書生 ハーヴェイ
ローズマリー、話したいことが纏まるのを待っている余裕はないかも知れない。が、君がそれでも良いというなら無理には聞かないでおこう。

[ローズマリーに同調してラッセルへと目をやる。痛いの傍へ寄るとしゃがみ込んで、大きく開いた傷口を指さし示した]
(92)2006/07/22 02:48:17
書生 ハーヴェイ
ああ……こいつの血の匂いが、ね。嗅ぎなれてしまったと思ったが、どうやら僕の嗅覚はそうではないらしい。因果なものだ。

[憂鬱げな表情で嘆息し、立ち上がっった]
(93)2006/07/22 02:49:34
踊り子 キャロル
[戸惑って後退する足を止める]
[急に触れられた事で]
[勝手に早とちりをしていたのかもしれない]
[そんな事をキャロルは思いながら、]

あ・・・。
私、怖がって、ますか?
(94)2006/07/22 02:51:48
書生 ハーヴェイ
[“こいつ”と指した傷口を、まじまじと見つめてくちを開く]

しかし、この傷……ラッセルを殺したのは刃物では無いかもしれないな。何か獣の爪のような、鋭利さとある程度の柔軟さを持ったものが凶器のように思う。

それこそフィクションでなら――吸血鬼の爪のような。
(95)2006/07/22 02:54:24
逃亡者 カミーラ
[トビーに向かって、続けて言う。]

人外の仕業さ。
こんな芸当をできる奴はいないね。
人を美しく殺すなど、ゲージツ家にすら無理なんだ。

伝説になぞらえると、その正体は吸血鬼。
存在を信じさえすれば、辻褄は合う。

それにもとよりアタシは、部員同士が殺し合いをするとは思っちゃいない。

乗っ取られたんなら、そいつも可哀想だね…
(96)2006/07/22 02:54:37
酒場の看板娘 ローズマリー
[ハーヴェイの言葉にじわりと恐怖が広がる。インクを水に落とした様に一気に広がっていって、震える自分の手を胸元に引き寄せた。言葉に詰まって暫く沈黙して、弱弱しく笑む。]

……簡単に話して良い話じゃない気がするの。
出来るだけ早く、纏めるわ。

[ラッセルの遺体を見ながら、決意を篭めて言った。意思は強く在ろうとするのに、体が反しているギャップに、ローズマリーは苦々しい表情を浮かべる。]
(97)2006/07/22 02:54:51
流れ者 ギルバート
うん、かなりね。
まあ……シャロちゃん以外にも、誰か死んだのなら、
……怖いのは当たり前だよね。

[ふっと息をつくと、ベッドへと座るよう促した。]

シャロちゃんの他に……
さっき、誰かの死体を触ったんだろ?
トビーは、服の血に気づかなかったみたいだけど。
(98)2006/07/22 02:55:03
牧童 トビー
[カミーラに、]

僕もざっと読んだだけですが、吸血鬼を封印した者が書いた日記ですから、封印が解かれた時の可能性を考慮したと言う事も考えられると思います。

[ナサニエルが至って平常の様な挨拶をする事に、眉を顰めた。]

あなたは昨日、どういう行動を取ったのですか?
シャーロットを最後に見ていたのは、あなた…じゃないのか。
(99)2006/07/22 02:55:24
逃亡者 カミーラ
さて、どうするか?
脱走?いや違うね。


打開だ。
アタシたちは何もせずに食われるのを避けるために、行動を起こさなくちゃならない。
何もしなければ…

[横たわるシャーロットの身体を顎で示した。]

そんな風に。
(100)2006/07/22 02:56:45
牧童 トビーは、逃亡者 カミーラに、確かにこんな風に殺す事で人間を変えられるのは人じゃない。
2006/07/22 02:56:54
酒場の看板娘 ローズマリー
[ハーヴェイの分析を静かに聞いて、それからキャロルの顔が浮かぶ。いくらフィクションといわれても、シャーロットのあの死体を見ているローズマリーにとっては、それがまるで確証の様に聞こえた。]

……吸血鬼。

[元よりその可能性を、恐らくは誰よりも考えていたのは自分だったでは無いか、とローズマリーは自分に言い聞かせたが、急に目の前に突きつけられるリアリティに眩暈がして、そのままその場に蹲った。]
(101)2006/07/22 03:00:00
踊り子 キャロル
[促される儘座って]
[ギルバートは自分が殺したのだと]
[そうは気付いて居ない様だった]
[安堵して、]

・・・ラッセルさんが、二階のロビーで・・・。

[嘘を付くのは諦めて]
[正直に告げた]
(102)2006/07/22 03:00:58
冒険家 ナサニエル
[少し首を傾げて、トビーの手にした日記帳を見る。]


そんなものがあったのですか。
私も実は、本当に「吸血鬼」がいるんだと思っているんです。


[再び微笑。
トビーの自分を見る目を、故意に無視する。]


トビーさん。

遺体を検分して、何か気付いた事はありますか?
吸血の傾向、遺体の特徴、何でも。


[シャーロットの首筋が見える。

少し、目を逸らした。]
(103)2006/07/22 03:01:01
牧童 トビー
[カミーラの「打開」と言う言葉に頷いて、]

ええ…。僕だってこのまま死ぬのは、
大人にもなれずに子どものまま死ぬのは、
──絶対に嫌です。

[父親が死んだ時、悲嘆に暮れる美しい母親に何も出来なかった事。目を背けたキャロルの横顔。ギュッと目をとじてそれらを目蓋の裏に思い浮かべる。手のひらを強く握る。

再び目を開いてから、ナサニエルを見つめ直し。
日記帳を閉じた。]


先刻の質問の答えと、ナサニエルが吸血鬼を信じる理由を先に教えて下さい。
(104)2006/07/22 03:04:59
流れ者 ギルバート
[ギルバートはキャロルの横に座る。]

……ラス。
どんな、死に方だったんだ……?

[僅かに声が震えている。]
(105)2006/07/22 03:05:06
逃亡者 カミーラは、牧童 トビーの姿をじっと見ている。
2006/07/22 03:06:11
流れ者 ギルバートは、弱く笑った。「怖いな。」
2006/07/22 03:06:16
書生 ハーヴェイ
[今までの死者を指折り数えた。順番に右手の指が折りたたまれていく]

アーヴァイン、ソフィー、クインジー、シャーロット、ラッセル。この館に来て約三日……その間に五人の死者。
事故死も含まれるとはいえ、これだけ連続するとなるとね。
悪意ある呪いがこの館に存在するようにも思えてくるほどだ……。
(106)2006/07/22 03:07:16
牧童 トビーは、踊り子 キャロルに話の続きを促した。
2006/07/22 03:09:45
踊り子 キャロル
[口を開き掛けて]
[口の中がカラカラに乾いて居る事に気付く]

・・・右肩から胸の辺りを、斜めに切裂かれて居て。
教科書でしか見た事無い、臓器が見えてた・・・。

[脳裏に思い出す光景]
[一面の赤。赤。赤。赤。赤。]
[満足そうな顔。ありがとうの言葉。]

【私は貴方を殺したのに。】
【有難うなんて。】
【・・・・・・今まで誰の役にも立てなかったのに。】
(107)2006/07/22 03:10:09
踊り子 キャロルは、声が震えて、虚無感で胸が一杯になった。
2006/07/22 03:10:31
書生 ハーヴェイ
―二階・ホール(食堂)―
しかし――ラッセルのこの様子は明らかに他殺だ。アーヴァインやシャーロットにしてもね。
……今、この屋敷の中には殺人者がいるんだよ。間違いなく。

[ローズマリーやケネスから距離を取るように少し離れた]
(108)2006/07/22 03:12:41
酒場の看板娘 ローズマリー
[ハーヴェイが呼ぶ名前に、恐怖の中に先程の憤りが溢れて来た。]

悪意ある呪い……?
……そうね。そうかもしれないわ。

[でも、どちらにしてもと呟いて、地面を見ながら怒り任せに言葉を吐き出した。]

元凶を絶てば済む話でしょう。
……絶って、この館から出れば、全て終わる話だわ。
(109)2006/07/22 03:13:14
冒険家 ナサニエル
昨日の私の…いつ頃ですか?

密度の濃い一日でした。


…カミーラさんにシャーロットさんの事を任せたのは、女性の方がいいだろうと思った事と、クインジーさん、ケネスさんの事があったからです。


吸血鬼かどうかは、実は確信はありませんでしたが。

どうもここの玄関の扉は、物理的な力で閉まっているように感じなかったものですから。


[微笑を顔に貼り付けたまま、話す。]
(110)2006/07/22 03:13:50
流れ者 ギルバート
……そう。
はは、……何、ていうか、

吸血鬼か。
……信じたくない。
……信じたくないけど、…そうなのかも、な。

[笑い声をあげたものの軽口を叩く気にもなれず、溜息混じりの低めの声で、ギルバートは呟いた。]
(111)2006/07/22 03:14:09
書生 ハーヴェイ
[内心だけの声。しかし、その響きはハーヴェイの心の中で大きく鳴り響くようだった]

そしてローズマリー、その内の一人はお前の目の前に居る私だ。いずれ私はお前を喰らおう。
そうせよと囁きかけるのだ、私の中の衝動、黒い“獣”が。ずっと昔から飢えていた欲求を今こそ満たせ、とな……。
(*2)2006/07/22 03:14:35
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルの背中を撫でようとした。
2006/07/22 03:14:39
牧童 トビー
──無力な子どものままで、死ぬのは嫌だ。

[父親が死んだ当時の、母親の自殺未遂当時の事。
何度も寮と家を往復したが、結局母親が立ち直ったのは、父親の友人による慰め…そして、その男との再婚がきっかけだった事。

母親が再婚してから、トビーはまだ一度も帰宅していない。]
2006/07/22 03:15:18
流れ者 ギルバート
殺人鬼か、吸血鬼か……。
……。

煙草、吸いたくなるな。

[煙草の箱を軽く振る。二本しか入っていないようだ。]
(112)2006/07/22 03:16:23
書生 ハーヴェイ
元凶は誰かと問うならば、それは“私”以外には有り得ないな。
だが、そうと気づく為の時間はお前達にはもうさほど残されてはいないぞ?

今すぐ殺戮の宴を繰り広げる気は私には無い、が――それでも、精々があと三日。場合によっては二日まで、と言うところだろうな。くくく……
(*3)2006/07/22 03:17:33
逃亡者 カミーラ
確かに、最後に生きてるシャーロットを見たのはアタシなんだろうと思う。
たぶん…
吸血鬼を除いて…

[少し伏目がちになり言うと、もう二度と動かないシャーロットの表情をじっと見つめた。]
(113)2006/07/22 03:17:34
逃亡者 カミーラは、感情を押し殺すように、唇を噛んだ。
2006/07/22 03:17:53
牧童 トビー
[トビーの目の前で、男が母親に対してエスコートする様に、しかし親密な男女の仕草で、腕をのばした事。

──大人の腕。]
2006/07/22 03:18:00
逃亡者 カミーラ
[カミーラは、首を大きく横に振った。]

さて…打開するのならアクションはすぐにでも起こした方がいいね。
理由は、わかるだろ?

だけどその前に、儀式…めいたものが必要だね…

[2人ににっこり笑って、]

アタシは吸血鬼じゃない。
それは、信じてもらわなくちゃならない。

ゲージツ家は気難しくて癇癪持ちだからな、
たとえ人外でも中に入るのは敬遠するのさ。

[きゃらきゃらと笑い声をたてる。]

アンタ達は、吸血鬼じゃないと言えるかい?
(114)2006/07/22 03:19:06
逃亡者 カミーラは、冒険家 ナサニエルの目を覗き込み、問うた。
2006/07/22 03:20:20
逃亡者 カミーラは、牧童 トビーの目を覗き込み、問うた。
2006/07/22 03:20:42
踊り子 キャロル
そんな物、・・・居ないわ。

[キャロルにしては強い口調で]
[其れを否定した]

吸血鬼なんて、架空の生き物。

[煙草が吸いたいと言ったギルバートに]
[悲し気に微笑んだ]
[其の笑みは憂いに満ちて扇情的で、]

何もかも忘れ去れたら良いのに。
何もかも無かった事になったら・・・。

[呟いた声は掠れて居た]
(115)2006/07/22 03:21:00
酒場の看板娘 ローズマリー
元凶を断つ。
それはつまり――。

キャロルを、殺すという事。

……そういう事なの?
2006/07/22 03:24:37
牧童 トビー
[ナサニエルの話をカミーラが補足する様に説明する。ナサニエルがカミーラと交代した事、クインジーが二階から見た通りに死んでいて、ケネスが無事である事。]

【僕と、ギルバートとキャロルは二階に居たのだから、シャーロットをあの2人が襲ったと言う事は無い。ケネスも意識を失っていた。】

[その場に居なかった者の事を考える。シャーロットの恍惚の表情に視線を移し、彼女を恍惚とさせるのはやはり“男”なのだろうかと考える。
笑顔を貼付けたままのナサニエルに、]

じゃあ、ラッセルか、ハーヴェイ部長が何処に行ったかは知りませんか?
(116)2006/07/22 03:26:38
書生 ハーヴェイ
―2階・ホール(食堂)―
[東側の壁まで行き、キッチンへの扉ではなくその左側を見つめた]

元凶を絶つ、か。いい事を言うね、ローズマリー。それなら何らかの手がかりを探さなくてはな。

[言いつつ、手の甲で壁を叩いていった。反響を確かめるように、耳を澄ませる。やがてある一点で彼はその動作を止めた]
(117)2006/07/22 03:27:32
流れ者 ギルバート
……日記。読んだんだ。
居ないかもしれない。

…でも、なら、悪戯なら、あんなに手を込んだ事するか?
するかもしれないか。

……どちらにしろ、人殺しはいるよ、キャロちゃん。

[キャロルの顔を見たギルバートは息を呑んだ。
サークル内では、どちらかと言えば地味なタイプの彼女が、妖艶さすら伴って微笑んでいた。]

……そうだね。

[魅了されながら、ふっと息を吐く。]
(118)2006/07/22 03:27:38
冒険家 ナサニエル
ラッセルの様子がおかしかった事は知っていますが、その後の行方は知りません。
今様子を見に行こうかと思っていたのですが、先にこちらへ。


…自分が吸血鬼でない、という証明は存外に難しいものです。


トビーさん。
教えて欲しいのです。
遺体を検分した結果。

私が何を知りたいか分かりますか?


吸血の様子や遺体の特徴。

そこからどのような者が襲われるか知りうるかもしれない。
どのように襲われるか知りうるかもしれない。
…吸血鬼が単独なのか複数いるのか知りうるかもしれない。
(119)2006/07/22 03:32:34
書生 ハーヴェイ
この部分の壁紙だけ、周りに比べて異様に白いだろう?
此処に来たとき、後ほど皆で調べてみようと言っていたのは――おや、これだ。

[壁紙に爪を立てて力を込めると、嵌め込まれていた木の板が外れ、小さな凹みが出現した]
(120)2006/07/22 03:32:46
逃亡者 カミーラ
ラッセルは、ここに来た。
随分前だったように感じるけどね。
(121)2006/07/22 03:37:29
牧童 トビー
[カミーラの笑い声に微笑みを返してハッキリと答える。
ナサニエルに対する不信感による緊張を、カミーラの生命力のある言葉が、少しだけ和らげた。]

…僕は、吸血鬼ではありません。
多分、僕と一緒に一緒に日記を見つけたギルバートも。
結局、僕達は明け方近くまで二階に居たから。

【ギルバートの事を考えるのは正直、苦々しい。
けれど、生きてここから出て太陽の光を浴びたい。
それと、僕はキャロルを助けたい。】
【彼と僕が同じなのかと、ギルバートが問うた理由は何だろう?】

[目の前のナサニエルに首を傾けて、]

吸血の様子や遺体の特徴が知りたいなら、自分で調べればいい。敢えて僕に聞く理由が分からない。ナサニエル、あなたは…何処か変だと思うよ。
(122)2006/07/22 03:39:03
踊り子 キャロル
[日記を読んだと言う言葉に反応した]
[ぞわりと嫌な感じがするアノ日記]
[在れには絶対に不吉な事が書かれて居る]
[其れは植付けられてしまった吸血鬼としての本能が]
[訴えかける事だった]

【日記・・・・。】
【読んだ人を消してあの日記も消さ無いと、いけない】
【でないと・・・・・・】

[悪寒が体中を襲って]
[キャロルはギルバートの体に近い方の耳にさり気無く手をやった]
(123)2006/07/22 03:39:17
踊り子 キャロルは、あ、と声を漏らして、していたピアスが床に落ちるのを見つめた。
2006/07/22 03:39:23
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイの行動に思わず、目を見張った。
2006/07/22 03:41:00
流れ者 ギルバート
おっと……拾うよ。

[ギルバートは床に落ち、
ベッド下へと転がっていったピアスを拾おうと身を屈めた。]
(124)2006/07/22 03:42:27
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに話の続きを促した。
2006/07/22 03:43:50
書生 ハーヴェイ
この凹みは……どうするものだ?
もしかすると、罠かも知れないが……ローズマリー、ケネス、どう思う?
(125)2006/07/22 03:45:52
逃亡者 カミーラ
儀式だからね、難しいことはない。
自分が吸血鬼で無いのなら、そう宣言すればいいのさ。

一人より二人、二人より三人なら…

何かできるかもしれない。


トビー…
生きたいんだろ?
力を、知恵を、合わせよう。
(126)2006/07/22 03:47:59
流れ者 ギルバート
……あ

[地下へと続く階段が───…]
[ピアスを持ち──…]

[不審の表情で、キャロルを見上げた。]
(127)2006/07/22 03:51:17
冒険家 ナサニエル
…私は、見たくないのです。

そう、私が守れなかった人達。


[唇が不自然に吊りあがる。]


…吸血鬼が、我々がどう足掻いても倒す事も封印する事もできないなら、逃げる方法を考えるしかない。

そうでないなら、撃退という選択肢もある。

それが一番知りたい事かもしれません。

まぁ、私の場合は少し特殊ですが…。
(128)2006/07/22 03:52:08
踊り子 キャロル
あ、御免なさい・・・!

[自らもしゃがみ込み]
[迫真の演技で、]

あ・・・、あれ・・・、何?

[ギルバートにしがみ付く様に体を寄せてから]
[ベッドの下にぽっかりと口を開ける]
[地下室への階段を指した]
(129)2006/07/22 03:52:48
流れ者 ギルバート
[しがみつかれた事、そして恐怖に慄いた声に不審な色は褪せた。]

……地下室。

[くらくらと眩暈がするような光景だ。
日記の文章が思い出される。『地下室にある棺桶』]
(130)2006/07/22 03:55:50
酒場の看板娘 ローズマリー
[思案して、立ち上がる。足が震えていたが、ハーヴェイの傍まで歩み寄った。]

……解らないけれど……、ソフィのアレは、わかりやすい場所にあったし、ここは壁紙の色が違う事からも、本当に隠してあった何かなんじゃないかしら?

[言葉を切って、ハーヴェイを見つめた。]
(131)2006/07/22 03:57:47
冒険家 ナサニエル
分かりました。

後で自分で調べましょう。


…まだ見ぬ吸血鬼が潜んでいるという可能性もあります。

お気をつけを。
カミーラさんの言う通り、疑い合うだけでは解決しない。

しかし、全く疑わないのもいけないのかもしれない。

トビーさんなら、お分かりになるのでは?


…私はラッセルさんの様子を見てきます。


[一瞬だけ真顔になり、踵を返す。]
(132)2006/07/22 03:57:50
流れ者 ギルバートは、牧童 トビーに話の続きを促した。
2006/07/22 04:00:43
踊り子 キャロル
[不安の色を乗せて]
[初めて入ったあの時を思い返しながら]
[声を震わせた]

・・・・・・中には一体、何が有るの?
トビーくんが見つけてくれた日記帳と同じ様に、何かが、下に有るのかもしれない・・・・・・。

[呟いて、]

・・・・・・・私、降りて見たい。
(133)2006/07/22 04:01:58
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/07/22 04:02:02
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーに見つめられ、意を決して凹みを押した。だが、手応えはあるものの何も動かない]

おや? 力が足りないか?
もう一度……っ!

[ぐっと強く押し込むと、凹みを中心とした壁がぐるりと半回転しそのまま向こう側へと運び込まれた]
(134)2006/07/22 04:03:24
冒険家 ナサニエル
―階段―


[そうか、自分は怪しいのかと思って少し笑った。
それはそうかもしれない。

自分が普通の人間でないのは確かなのだ。

トビーもカミーラも、別種のものだが落ち着いているな、と思う。

それに比べて、自分は無様だ。



…傷ついた、自分の手を見た。


自分の足音がやけに大きく響く。]
(135)2006/07/22 04:04:07
流れ者 ギルバート
【正気か?】

[そう思い、ギルバートはキャロルの顔を凝視した。震えた声と不安な表情。なのに、何故か……──濡れた瞳に、]

行こう。
(136)2006/07/22 04:04:49
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルに、何故か頷いてしまった。
2006/07/22 04:05:05
書生 ハーヴェイ
―隠し部屋(武器庫)―
[そこは真っ暗な空間だった。饐えた空気、威圧的な雰囲気。鉄の匂いがした]

血……いや、これは違う。金属の……?

[手探りに腕を伸ばすと、何か堅いものに触れた]
(137)2006/07/22 04:06:23
冒険家 ナサニエル
―二階―


[異様な光景。

死体。

血。

座り込む者、

壁に吸い込まれる者。


思考を停止させるのに、十分過ぎる。



手の傷口に爪を当てて、自分に活を入れる。]
(138)2006/07/22 04:07:42
逃亡者 カミーラ
―部屋12―

堅物は嫌いだ。
アタシは気まぐれなゲージツ家。

[ナサニエルが一人で出ていったのを見て、つい脱力してその場にぺたりと座り込んだ。]
(139)2006/07/22 04:07:43
酒場の看板娘 ローズマリー
[一度押しても何も無い事に、何か恐ろしいものを感じ、静止しようと震える手でハーヴェイの服を掴んだ。その瞬間引っ張られる様にして、巻き込まれる形で壁の内に居た。]

……っ、こ、ここは?

[情けない程声が震えた。視界が一切聞かない。有るのは闇だけ。過去の嫌な記憶がフラッシュバックして、ハーヴェイの服を掴む手に思わず力が篭る。]
(140)2006/07/22 04:07:52
牧童 トビー
[ナサニエルの言葉は自己完結していて意味が分からない。他人に意味のわかる言葉で、自分の現状を説明しようと言う意識が少しも感じられない。何か深い理由があるのかもしれないが、かたくなで自分に酔っている様に見える。その事に自分は、不審と不快感を感じるのだとトビーは気が付いた。]

【僕とナサニエルが同じ?
ギルバートにはそう見えたのか?】

[何故か突き刺さったままのギルバートの言葉を、頭の中で反芻してから、今度は勝手に出て行くナサニエルを眺めた。扉が閉ざされてから、]

力を、知恵を、合わせるなら、一緒にラッセルを探しに行くべきだろう?

カミーラ。
僕は生きたいと思う。
それと…あなたを信じたいとも思う。
僕達も、ラッセルを探しに行こう。
(141)2006/07/22 04:08:38
書生 ハーヴェイ
[目が順応するまでには一瞬。整然と壁に並べて掛けられたのは剣、槍、斧といった古風な武器の数々。中でも剣が一番多く、八割方を占めていた]

ほぅ……これは随分なコレクションだ。
私の記憶に無い物の方が多いな……いや、私の記憶にある物まで存在する、と言うのかな?
(*4)2006/07/22 04:09:08
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーの声に、彼女の名を呼んだ。
2006/07/22 04:10:22
冒険家 ナサニエル
ラッセルさん。


[…どうしてあの時、追わなかった!

どうして、どうして、どうして!
守れたかもしれないものをどうしてことごとく見逃すんだ!?

もう、真っ平だ!]



ローズマリーさん!

この壁は!?
(142)2006/07/22 04:11:05
踊り子 キャロル
― 地下室 ―
[階段を降りれば降りる程深くなる闇]
[部屋の灯りは届かなくなった所で]
[ギルバートの手に自分の手を絡ませた]

・・・・・きゃっ。

[躓きそうになるのを装って]
[凭れ掛る様に密着した]
(143)2006/07/22 04:11:33
牧童 トビーは、ぺたりと座り込んだカミーラに手を差し出した。「行こう」
2006/07/22 04:12:07
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルとの暗闇の密着感は心地好く感じられた。
2006/07/22 04:13:07
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーの手を取り、剣の柄に触らせようとする]

ローズマリー、此処は武器庫のようだな。壁にはほら、何本もの剣が掛けられている。そちらの函には槍。かなりの本数だ。ここの主はどうやら相当の好事家だったらしいな……

[その声は隠し部屋の石壁に不気味なほど反響していた]
(144)2006/07/22 04:15:21
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルの柔らかな肉体を感じながら、深い闇の底へとゆく。
2006/07/22 04:18:03
逃亡者 カミーラ
[頭をばりばりと掻き毟って、トビーを睨みつける。]

わかってるさ、ああわかってる。
打開する。
だがこんなにイライラするのは何故だ?

とりあえず、あの馬鹿部長を一発殴ってやんないと気が済まない。
あと、ナサニエルも。

[言ってトビーの手を握る。]

さてと、
アタシの未来のカンバスを血で汚されないためにも、
ちょっとは歩いてみようかね。
(145)2006/07/22 04:18:12
逃亡者 カミーラは、立ちあがると部屋を出た。
2006/07/22 04:19:08
酒場の看板娘 ローズマリー
ここが、武器庫?

[急に手に触れる感覚に思わず手を離してしまう。金属と床が耳に響く音を立てて、小さく悲鳴を上げた。その瞬間、何が引き金になったのか、小さい頃を思い出してハーヴェイに反射的に抱き着いた。]

……っ、嫌、嫌――、置いて行かないで――っ。
もうしない、しないから……!
(146)2006/07/22 04:19:21
冒険家 ナサニエル
[壁を探る。

耳を当てると、中から少しだけ篭った声がする。
無事だ。]


っく。
仕掛け壁…。


[確かに、少し色が違う。]


…これ、ですかね?


[窪みが存在する。
一見しただけでは分からない。

…こんなものを見落としていたとは。]
(147)2006/07/22 04:20:40
踊り子 キャロル
― 地下室 ―
[前に来た時は利かなかった視界]
[中央には棺桶]
[隅には赤く汚れたバスタブ]
[其れ以外は何も無い空間]

・・・・・・何も、見えない。
(148)2006/07/22 04:21:46
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに不安そうに告げて、手をぎゅっと握った。
2006/07/22 04:21:54
牧童 トビー
─部屋12→二階─

[握り返されたカミーラの手は血が通っていて暖かい。「ええ、行きましょう」とトビーは力強く、トビーにしては素直な言葉を発する。未来のカンバスと言う言葉が気に入った。

シャーロットの身体全体を覆う様にシーツを被せてから、ラッセルを探しに2人は部屋を出た。一階にはラッセルの姿はおろかローズマリーやケネスも見当たらない。すぐに2人はナサニエルを追う様にして二階に向かう事となった。

二階にたどり着いて直ぐ、目に入る血の海とラッセルの遺体。
ナサニエルが「ローズマリー」と叫んでいた。]
(149)2006/07/22 04:22:18
冒険家 ナサニエル
[一つ、息をつく。


意を決した。

窪みに、指を当てた。



…視界が、暗転する。]
(150)2006/07/22 04:23:18
牧童 トビーは、暗闇に吸い込まれる様にして、姿を消すナサニエルに驚いた。
2006/07/22 04:24:07
書生 ハーヴェイ
[剣が床に落ちる騒音。ローズマリーが悲鳴をあげた。突然抱きつかれたことで、バランスを崩しそうになる]

ローズ!? っ、何、を、――?
(151)2006/07/22 04:24:19
酒場の看板娘 ローズマリーは、ごめんなさいと繰り返し、震えが止まらなかった。
2006/07/22 04:25:44
冒険家 ナサニエル
[つんと、鉄の臭い。

一瞬、血を疑う、


しかし、違う。


短期間の間に嗅ぎ慣れすらした臭いとは。]


…本物の、鉄?


ご無事ですか?

ここは一体…?


[暗闇に呼びかける。]
(152)2006/07/22 04:27:28
流れ者 ギルバート
──地下室──

真っ暗…だな。

[キャロルの手の温かさだけが、頼りだった。抱き寄せる。温かみがゆるゆると染み渡る。もう片方の手で、ライターを点けると、それを前に出し、歩いてゆく。]

ん……何だか、………っ────!!!!

[喉元まで、込み上げてきた恐怖に近い声が。]
(153)2006/07/22 04:27:44
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーの泣き出しそうな声、何か過去の体験からくる衝動的な恐怖だとハーヴェイは判断した。意味の無い謝罪を繰り返す彼女に、右腕を軽く引き]

落ち着け、ローズマリー。

[パシン、と音を立てて彼女の左頬を張った]
(154)2006/07/22 04:28:27
冒険家 ナサニエル
[顔に手を当てる。

中に入った時にどこかにぶつけたらしく、出血していた。]


ローズマリーさん?


っくそ。


[目が慣れず、まだ周囲の状況が分からない。]
(155)2006/07/22 04:30:46
書生 ハーヴェイ
私はお前を責めてなどいない、他に責める者もいない。
それとも、何か思い出したのか? 謝らなければならないようなことでも?

[と、再び壁が半回転しナサニエルの姿が隠し部屋に出現した]

おや、ナサニエル――。良く此処が分かったね?
(156)2006/07/22 04:31:22
牧童 トビー
【…隠し扉。
ナサニエルは、人間じゃないって事なの…か?】

[トビーにはナサニエルがスムーズに迷いの無い動作で隠し扉を開いた様に見えた。ローズマリーの名を呼んだ理由は彼女が危険だから?

慌ててポケットからライターを取り出し、テーブルの上に置かれた銀の燭台の蝋燭に火をつける。ナサニエルを追う場合、相手が人間なら灯りは寧ろトビーの身を危険に晒すだろう。けれど、吸血鬼なら闇でも目が見えるはずで──。]
(157)2006/07/22 04:31:32
逃亡者 カミーラ
馬鹿やろっ!

[一人で壁に吸い込まれたナサニエル。その消えた壁に向かって叫んだ。]
(158)2006/07/22 04:31:57
酒場の看板娘 ローズマリー
[頬を張られ、ようやく我に返る。ここは武器庫で、家のあの真っ暗闇の小屋では無いし、閉じ込められた訳でもないし、これはあの嫌な"お仕置き"では無かった。]

あ……。
……ごめんなさい、わたし――

[自分を恥じるように呟いた所で、誰かの声がローズマリーの名を呼んだ。]
(159)2006/07/22 04:33:00
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルの額の傷に、眉を顰めた。
2006/07/22 04:33:08
牧童 トビー
先刻のナサニエルの不審な言動。
彼は、吸血鬼について何を知っているって言うんだ?
人間なのか、吸血鬼なのか…。
2006/07/22 04:34:06
踊り子 キャロル
― 地下室 ―
[照らされた其れに目を背け]
[ギルバートの背に手を伸ばす]
[肩に頭を乗せて]

怖い・・・っ。
何であんな物が此処に―――

[ゆるゆると]
[ギルバートの背中から腰の辺りを]
[痛くない程度に立てた爪でなぞった]
(160)2006/07/22 04:34:07
冒険家 ナサニエル
ハーヴェイさん…ですね。


ここへ入っていくのが見えたものですから。


暗いですね…。

ここは一体?
(161)2006/07/22 04:34:33
流れ者 ギルバート
──地下室──

[ぞわり]
[恐怖と相俟って、カリリル…と引っかくような爪の動きは、背筋をゾクゾクとさせた。]

キャロちゃん…?

[異常な状態に戸惑うような声を出して、足は一歩でも早く此処から立ち去りたいと、だが根が生えたように動かず、唾を無理矢理に飲み込んだ。]
(162)2006/07/22 04:37:37
流れ者 ギルバートは、「…何で、こんな……。此処に…。」
2006/07/22 04:38:48
流れ者 ギルバートは、「ッ」 熱さに耐えかね、ライターを落とした。灯りが消える。
2006/07/22 04:41:04
踊り子 キャロル
怖いの。

[ギルバートの疑問に満ちた声を遮る様に言った]

怖いの、だから―――

[右手をあげて]
[ギルバートの唇を手でなぞる]
[触れるか触れないかのタッチで柔らかく]
[じぃと見詰めた]
(163)2006/07/22 04:41:27
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルに答える。だがその視線は、彼の額の傷に対して向けられていた。滲み出た血を不快そうに見つめる]

ここは、武器庫のようだな。随分多くの武器が飾られている。
ところで、ナサニエル。その傷は一体どうした? 毎日、生傷を作っているように思うが。
(164)2006/07/22 04:45:43
書生 ハーヴェイ
[眼前の青年からする不快な気配。ほんの少しだけ流れ出した彼の血。それだけでも苛立ちを感じるような、それは彼らにとって害なす存在だった]
(*5)2006/07/22 04:46:51
流れ者 ギルバート
[怯えた目のままで、キャロルを見る。
灯りがふっと消える寸前、

キャロルの瞳はギルバートを捕えた。]
(165)2006/07/22 04:48:18
冒険家 ナサニエル
…よく、お見えになるようですね?


[唇がつりあがる。
笑みを止められない。

自分の目は慣れてきていたが、影を確認するのも難しい。]


今私がどういう表情をしているか、お分かりですか?
(166)2006/07/22 04:48:57
牧童 トビー
─二階・武器庫─

[後ろポケットから万能ナイフを取り出し、刃をナイフの部分で固定してから、取り出し易いポケットに挟み込む様に入れなおす。位置を確認してそれから。ナサニエルがした様に、壁のくぼみを押して隠し扉の内側へ入った。

──真っ暗闇。
灯りがあってもすぐに目は慣れず。
徐々に蝋燭の灯りに浮かび上がるのは、一番手前にいるナサニエルの姿。声がする方を照らせばそれはハーヴェイ、ローズマリー。壁一面に並べられた鉄の武器の群。]
(167)2006/07/22 04:49:02
流れ者 ギルバートは、暗闇の中、血の色を放つふたつの光を見た。
2006/07/22 04:49:31
流れ者 ギルバート
これ……、この…部屋を………

[言葉は続ける事が出来ず。]
(168)2006/07/22 04:52:21
踊り子 キャロル
[其の儘唇を首筋につける]
[安心させる様に柔らかく口付けては離す]
[吸い着く音と其れを離す音が地下室に響いて]
[ぺろりと皮膚を舐めた]

ねえ。
・・・逃げないの?

[唇をなぞっていた右手で]
[ギルバートの体のラインをなぞりながら]
[甘ったるい音色で問い掛けて]

[――優しく牙を皮膚に突き立てて行く]
(169)2006/07/22 04:54:57
逃亡者 カミーラは、牧童 トビーと共に、*隠し扉を通った*
2006/07/22 04:55:06
書生 ハーヴェイ
質問しているのは私だ、ナサニエル。
お前の表情などどうでも良いだろう? その“血”は誰に受け継いだものなのか、ということを知りたいんだよ、私は。

[じりじりと下がりつつ、壁に掛けられた剣を手に取る。視界の向こうで壁が三度開き、トビーが中へと現れた]
(170)2006/07/22 04:56:13
冒険家 ナサニエル
[視界が明るくなる。

ハーヴェイ、ローズマリー。

武器。

…後ろから、誰かが入ってきたようだった。



血を拭う。

視線はハーヴェイを向く。

外さない。]
(171)2006/07/22 04:56:48
酒場の看板娘 ローズマリーは、険悪な雰囲気と一切利かない視界に*その場に蹲った*
2006/07/22 04:57:12
流れ者 ギルバート
[膚に吸い付く度に、呼気は上がり、]
[陶酔]

………。
はぁ… ! キャロル……

[情事に及び、女の名を呼ぶ時と同じ声が、洩れた。]
(172)2006/07/22 04:59:43
踊り子 キャロル
[自分の名を呼ぶ声]
[其の儘血を飲む血の量を一気に上げた]
[ギルバートの血はほんのり苦く]
[甘みが口に残って酔わせるワインの様で]

ふふ・・・・・・ギルバート。

[唇を離して甘い声で名前を囁いて]
[地面を見詰めたキャロルの目は]
[限り無く冷酷だった]
(173)2006/07/22 05:05:10
冒険家 ナサニエル
さてね。
私は知りませんよ。

生まれた時から、こうだったものですから。

ただ、私の家系は皆こうだったようです。

父も祖父も、出血を重ねて弱り死にましたからね。


[右手が、武器を探り、握る。
丁度良い具合に、短めの剣。

額を拭った手に付いた血を、刃先に塗りたくる。]


まぁ、そんな事はね。

あの世で、私の祖父にでも聞いてください…!
(174)2006/07/22 05:06:11
流れ者 ギルバート
…綺麗だよ……。

[恍惚と至福の色。急激に冷たく寒くなってゆく中で、甘く疼く心地のみが高くなってゆく。髪の毛を撫でる手も、震えてゆく。
ギルバートの言葉は、心からの賛辞とも言えただろう。]
(175)2006/07/22 05:11:05
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルの言葉。自分と同様に武器を取った手。そして不可解な行動。だが敵意は明らか。ハーヴェイは剣を構え、ナサニエルを睨みつけた]

いいだろう、お前の祖父が何者だったか、答えるに及ばないというなら――後でじっくり調べてやろう、お前を倒した後でな!
(176)2006/07/22 05:11:54
冒険家 ナサニエル
[異形と呪いに対抗する血。

そのまま、ハーヴェイに向かって走る。


視界の隅には、目を驚愕に見開かせたトビーとカミーラ、そしてうずくまったままのローズマリー。


しかしやがて、目はハーヴェイだけを追い始めた。]
(177)2006/07/22 05:11:59
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーを庇うように自らの背に押しやり、剣の柄を両手で握り締めた。
2006/07/22 05:12:32
書生 ハーヴェイ
[不可解であろうと、意図は理解できた。“血族”にとって猛毒足りえる血。彼らの父祖が受けた呪いに対抗する祝福、或いは呪い――それを享けた一族。半ばヒトの者ではないその“血”を塗布された刃は、ヴァンパイアにとっても致死の傷を負わせることになるだろう]
(*6)2006/07/22 05:15:40
書生 ハーヴェイ
だが、それこそがお前の失策だ。
私はお前を此処で殺し、だが治らぬ傷は私の素性を明らかにするには不足。

残る者共が迷う間に、皆全て喰らい殺してやろう。
(*7)2006/07/22 05:17:54
冒険家 ナサニエル
何者か知りたいのはこっちです。
我々を誘い込んで、何をしたかったのか…?


私はね、平和に暮らしていたかったんです。
血など流さぬように。

私はあなたの事も嫌いではなくてね。


でも、あなたは「敵」だ。


[微笑を貼り付ける。


そのまま、ハーヴェイに向け半身を取り、剣の切っ先を胸に向かって真っ直ぐに突く。
彼が吸血鬼だと他の皆に納得させる材料は足らない。

必殺。]
(178)2006/07/22 05:21:15
踊り子 キャロル
[ギルバートの言葉に笑って、]

………貴方は最後まで変わらないのね、何も。

[もう一度牙を突き立てる]
[沸き起こる吸血衝動の儘]
[口も体もギルバートの血で満たして]
[止めを刺すように一層強く吸いあげた]
(179)2006/07/22 05:21:17
牧童 トビー
【血…とは何だ、ナサニエル?
ナサニエルが……吸血鬼なのかそれとも。
何故、ハーヴェイは闇の中で目が見えているんだ?】

[蝋燭の灯りの中浮か上がる異様な光景。ナサニエルはハーヴェイを、ハーヴェイはナサニエルを──。立ち尽くしていたトビーは、目の前で両者が武器を構えた事に驚いて、慌てて燭台を部屋の隅の足元に置いた。トビーの持つ、アーミーナイフでは2人の間合いに入る事も出来ない。]

【“血”について問いただす為にも、人間である方を助ける為にも、僕にも武器が必要だ。】

[目の前の光景からは目を逸らさずに、じりじりと壁に手を伸ばす。]
(180)2006/07/22 05:23:39
書生 ハーヴェイ
―武器庫―
[トビーの持つ燭台から、投げられる光。それはあまりに心細い明かりではあったが、ナサニエルの姿を視認することは出来るものだった]

【だが動きを捉えるには不十分。ならば一合に賭けるしかない】

[腰だめに低く持ち直す。さして幅のない隠し部屋の中。先に動いたのはナサニエルだった]
(181)2006/07/22 05:23:58
牧童 トビーは、【どちらかが吸血鬼だ、恐らく──。】
2006/07/22 05:24:39
流れ者 ギルバート
──地下室──

……  ──…

[吸い尽くされる寸前、ギルバートの目に色が宿る。
それは、苦痛の色であり悲哀の色であり、そして、]
(182)2006/07/22 05:25:28
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルの刺突を弾こうと、下段から上に向けて剣を跳ね上げた。
2006/07/22 05:25:36
流れ者 ギルバート

ママ、助けて──…‥
(183)2006/07/22 05:26:08
流れ者 ギルバートは、絶命した。
2006/07/22 05:26:22
書生 ハーヴェイ
―武器庫―
[鋭い剣尖が突きこまれる。その狙いはハーヴェイの胸、心臓へと直線的。ナサニエルの肩を起点に伸びる刃を、待ち構えていた剣で打ち払った]
(184)2006/07/22 05:29:15
冒険家 ナサニエル
[武器の扱いすら、祖父に教わったものだった。
ごく、初歩的なものではあったが。

全く、行動の一つ一つを未だ祖父に縛られているようだ。



剣を弾き上げられる。

巻き取られぬようにその勢いのまま体を反転させ、背中からハーヴェイの懐に預ける。

首を相手の口先に晒すような格好になり、少しひやりとする。

そのまま一歩下がると、相手の腰が見える。

横から、最小限の動きで薙いだ。]
(185)2006/07/22 05:31:07
書生 ハーヴェイ
ん、ぐっ――!

[剣筋は完全に撃ち払うには不十分。刺突の威力は削がれたものの、切っ先はハーヴェイの左肩をざくりと貫いた]
(2006/07/22 05:32:47、書生 ハーヴェイにより削除)
書生 ハーヴェイ
[剣戟を弾いても、ナサニエルの動きは止まらなかった。悪い足場をものともせず踏み込み、半回転。ハーヴェイは返しの刃を振り下ろそうとするも背に押され封じられた]

――くっ!
(186)2006/07/22 05:36:41
踊り子 キャロル
[手も唇も離すと]
[ギルバートだった物が其の場に落ちた]

―――さようなら。
貴方の人生に、ふさわしい死期だわ。

[階段を登りかけて振り返る]

………彼の言う通り、何も感じなくなったわ、何も。

[でも若し此がトビーだったら。]
[体の何処かで誰かが問掛けた]
[部屋に戻るとベッドに横たわって、]

………其れ以前に殺せないに、決まってる。
(187)2006/07/22 05:39:16
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルが下がり、次の一撃の予備動作。中段の薙ぎ払い。引きは小さく与えられた猶予はわずか。
左に重心を移し、来るべき斬撃に合わせて左袈裟に斬り下ろした]
(188)2006/07/22 05:40:55
踊り子 キャロルは、諦めた様に呟くとラッセルの微笑みが*見えた気がした*。
2006/07/22 05:41:02
流れ者 ギルバートは、地下で冷たい骸と*成り果てた。*
2006/07/22 05:41:19
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルの振るった剣は、ハーヴェイの脇腹に浅く食い込み走り抜けていった。灼熱の苦痛が広がる]
(189)2006/07/22 05:43:06
書生 ハーヴェイ
く……想像していた以上、、だな。

“毒を以って毒を制す”……どれだけの呪詛が我等に向けられていたことか。くくくっ……。

[苦痛に呻く声。傷つけられた脇腹から、血がじわりと滲み広がった]
(*8)2006/07/22 05:45:25
冒険家 ナサニエル
[ハーヴェイが重心を横へずらす。


!  浅い―。


剣を返そうとするが、間に合わない。
ハーヴェイの剣が、斬り下ろされた。

熱さを感じ、体が動かなくなる。
自分の返した刃がハーヴェイの目前で止まるのが見えた。]


…くっ。
本来の役割…守る事をやめ、攻めに回った時点で敗北は決まっていたでしょうか。
(190)2006/07/22 05:47:14
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルに食い込んだ剣を引き抜き、心臓を狙って突く形に構えた。
2006/07/22 05:49:33
書生 ハーヴェイ
良い事を最後に教えておこうか。敗北に至る理由が何処にあったか、それに気付くのはいつも手遅れになってからだ。

故に、それを取り戻すことは誰にもできない――さらばだ、ナサニエル。
(191)2006/07/22 05:51:48
牧童 トビー
[最初にトビーの手に触れたのは、弓の無い矢尻。
…役には立たない。

狭い室内で戦うハーヴェイとナサニエルの剣と剣がぶつかり合う。重い金属音。暗闇に慣れ始めたトビーの目に火花が見える。

このままではどちらか、もしくは両方を止める前に、自分達が巻き込まれ兼ねない。燭台を部屋の一番済みにまず押しやり、カミーラを庇いながら、震えて蹲るローズマリーの居る方へ移動。]
(192)2006/07/22 05:52:34
牧童 トビーは、書生 ハーヴェイが、ナサニエルに言っている言葉の意味が理解出来ない。
2006/07/22 05:53:11
冒険家 ナサニエル
[返り血が少し、ハーヴェイにかかる。

足りない。
もっと、


…手足の感覚がない。
動いているのか?


思考も鈍ってきた。


見回す。
トビー達の存在を再び認識した。
笑う。]


あなたの安らかな死を、祈っておきましょう。
(193)2006/07/22 05:53:15
冒険家 ナサニエルは、牧童 トビーに話の続きを促した。
2006/07/22 05:54:41
書生 ハーヴェイ
[剣戟の音と殺気に、背後のローズマリーがびくりと反応した。床を這って近付き、ナサニエルへのとどめを止めようと必死な表情で足にしがみついた]
(194)2006/07/22 05:54:52
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーを冷たい瞳で一瞥し、足で振り払った。
2006/07/22 05:55:56
牧童 トビー
[カミーラがローズマリーを守る様にして、ハーヴェイの元から引き寄せた。トビーは必死に後ろ手で武器を探っている。手斧、長過ぎるサーベル。]

【おかしいのは、ナサニエルとハーヴェイのどちらなんだ?】

[やっと手頃な長さ(恐らく50cm程度)のダガーに手が触れ握りしめる。ナサニエルが“守る”と言う言葉を再び口にしながら、変わらない笑みを浮かべているのが見えた。]
(195)2006/07/22 05:59:55
書生 ハーヴェイ
最後の言葉はそれで良いのか。では――

[ハーヴェイは躊躇いなく、剣を突き出した。狙い過たず繰り出された切先がナサニエルの胸を貫き、血潮が迸った]
(196)2006/07/22 06:00:57
冒険家 ナサニエルは、寸前、目を瞑る。 微笑を貼り付けたまま。
2006/07/22 06:01:36
冒険家 ナサニエルは、もう少し生きたかったと思った。
2006/07/22 06:02:36
冒険家 ナサニエルは、膝を突き、そのまま絶命した。 *―笑みのまま*
2006/07/22 06:03:20
牧童 トビー
[ナサニエルではない──と、
トビーが何かを理解した瞬間。

ハーヴェイの突き出した刃、ナサニエルの胸に深く突き刺さる。
闇の中に充満するナサニエルの血の匂い。
生暖かいそれを狭い室内に居た全員が浴びて──。
血を浴びた事で、トビーは既に援護が間に合わない事を知る。]
(197)2006/07/22 06:06:39
牧童 トビー
[震え、そして滑る手でダガーを必死で構える。]

【血の匂いはただの血の匂いだ。
ハーヴェイは、ナサニエルに「その“血”は誰に受け継いだものなのか」と問うた。

血を浴びたって僕には、只の血だとしか分からない。】
(198)2006/07/22 06:11:46
牧童 トビー
カミーラ、ローズマリー!
ハーヴェイがヴァンパイアだ!!

[──室内に反響する程の大きな声で。
必死に叫ぶ。]
(199)2006/07/22 06:12:35
牧童 トビーは、言ってから背中に冷たい物が這い上がって来るのを感じた。
2006/07/22 06:16:10
牧童 トビー
【──ハーヴェイが取り憑かれた者なら。
どうやって吸血鬼を封印すればいい?
僕は、今、ナサニエルがしようとした様に、ハーヴェイを殺すしか無いのか?】
(200)2006/07/22 06:18:35
書生 ハーヴェイ
[血刀を下げたまま、三人を振り返った。トビーの叫びに、邪悪な笑みを返して見せる。瞳が紅く光り、口元が妖艶にゆがめられた]

ああ、これは失礼した。暫く伏せてはいたが――その通り、
『と言っても』良いだろう。しかし、君にしては無謀な行動だな、今のは。
(201)2006/07/22 06:19:19
書生 ハーヴェイは、牧童 トビーにゆっくりと歩み寄り、彼が握ったダガー目掛けて剣を振るった。
2006/07/22 06:20:13
牧童 トビー
[──暗闇の中に浮かび上がる、人では無い紅い瞳。
剣を持った右手を狙おうと最初は考えた。
が、襲い来るハーヴェイから横へと逃げる。
剣がトビーのシャツを切り裂く。
咄嗟に正確でない角度で投げたダガーは、ハーヴェイには当たらずに。]

カミーラ、ローズマリーを連れて外へ逃げて!
(202)2006/07/22 06:24:53
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