自警団長 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。 とにかく十分に注意してくれ。 |
書生 ハーヴェイ こんなトコで寝ないでソファか、仮眠室で寝れば良いのにね・・・ ・・・しかし、静だなァ・・・ まるで、村の人全員死んでしまったみたい・・・ 【リー・ハーヴェイ・オズワルドは、血の匂いを感じた】 ・・・ 【ハーヴェイは近くのメモ帳に書き置きをした】 『この近くにあるというバロウズ邸の事についてお話が聞きたいです、行方不明者が多発しませんでしたか?あの家に双子が住んでると言う話は聞きませんでしたか? あの家の主のサイモン・バロウズについて何か知りませんか? ローラ・アン・ロッテ・ジェニファーの四人の少女の事を知りませんか? もし、何でも良いので知ってることがあれば、リー・ハーヴェイ・オズワルドにお知らせ下さい』 | |
(15)2006/04/07 05:32:55 |
文学少女 セシリア ―集会場2F 仮眠室― [ベッドの枕に顔を伏せていた少女は、徐に顔を上げては、眼鏡を掛けていないその顔を、目元を軽く擦った] 眠れる訳がない……。 [のそり、身体を起こし、窓の外を見遣る。ぼやけた視界の中、朝陽の眩しさだけを感じて] どうやって人狼とやらを見つけ出すつもりなんだか。アーヴァインさん、頼むよ……全く、容疑を掛けられているだけでも苛立つというのに。 [人前では見せない悪態を零して、は、と音に鳴らぬ息を漏らし] 「私は人狼などではないんです。信じてください」 ――……とでも言えと?そんなので信じるのかな? [皮肉っぽく呟いて溜息を吐いては、どさり、ベッドに身を落とし、*目を伏せた*] | |
(21)2006/04/07 08:15:11 |
流れ者 ギルバート ――自警団詰め所―― [..は自警団長と名乗る男と話をしていた] 俺の名前はギルバート・オールリン。ただの旅人だよ。 この村には昨日の夜ついたばかりで殺人事件とか知らないし関わってなんかいない。 旅の目的?腰を落ち着けてゆっくり暮らせるところを探しているんだよ。 なぁ、もういいだろ?俺を行かせてくれないか? は?終わるまで待て? ああ、確かに俺にやましい事はないんだが別の村でよそ者ってだけで私刑にされかけたこともあるからな。 ・・・分かったよ。アンタがいるかぎりなんの証拠もなしに危害を加えさせないっていうのを信じる。 くれぐれもその約束忘れないでくれよ。 [..は『私がいる限りこの者に証拠なしに危害を加えることを禁ず』という誓約書をもって自警団詰め所を後にした。] | |
(25)2006/04/07 12:40:36 |
学生 ラッセル 。o(図書館に行くのも明日になりそうかな・・・・) [...は広間を見渡す。誰も居ないらしい。] ・・・。誰も居ないな。 [...は、ふとメモ用紙を見つけた。] ・・・。ええと、知らない人の名前は・・・ ユージーン、ギルバート、ハーヴェイそしてステラ・・・って言う人の名前だな。 名前の知らない方は、黒髪の男、茶髪の男、シスター様・・・だな。あれ、一人・・・まだ見てないな。 ん?これは・・・ [...はハーヴェイの残したメモをじっと見る。] 。o(サイモン・バロウズ・・・? ローラ・アン・ロッテ・ジェニファー・・・ うぅん、なんか聞いたことある名前だな・・・その4人学校に来てるか?来てるのなら・・・調べてみても良いかも知れない。 どちらかというとソフィーさんの方が知ってるかも、だけど。 ・・・だけど、今回の事件に関係有るのかな。安全になるまで外にはあまり出たくない、って言うのが本音だけど。) [...はメモを注視する。して、溜め息をついた。] | |
(42)2006/04/07 18:02:52 |
新米記者 ソフィー [...は、深い眠りの中で夢を見ていた…。 薄暗い路地。数メートル先を、一組の男女が歩いている。...は、二人に気付かれないように、その後を尾けている。 一人は中年の男性。簡素な防具を身につけ、猟銃のような物を手にしている。 一人はまだ若い女性。黒で統一された衣服は、おそらく修道女のそれだろう。 夢の中で...は思う] ─あの二人は、何かを知っている。私はそれを突き止めなければいけない…。 (どうして?) ─解らない。だけど知る必要があるの。 (それは好奇心?) ─ …多分。でもそれだけじゃないと思う。 (それがあなたの使命だから?) ─ …そう…使命なんだ…きっと。 (じゃあ、真実を明かしましょう) ─うん…真実を。 | |
(43)2006/04/07 18:06:51 |
新米記者 ソフィー [やがて、道が左右に分かれる場所に二人は立ち止まった。 しばらく小声で何かを話していたが、男の方が軽く手を挙げると、一方の路地へと去っていった。女の方もそれに応えると、もう一歩の路地へと歩みを進める。 ここで別れるようだ…。] ─どうしよう…どっちを追えばいいの? (あなたは、どっちだと思う?) ─ ……男の人のほう。彼が私達を集めたから。きっと知ってる事も多いと思う。 (じゃあ急がないと。見失ったら編集長に怒られるわ。) [やがて、道が左右に分かれる場所に二人は立ち止まった。 しばらく小声で何かを話していたが、男の方が軽く手を挙げると、一方の路地へと去っていった。女の方もそれに応えると、もう一歩の路地へと歩みを進める。 ここで別れるようだ…。] ─どうしよう…どっちを追えばいいの? (あなたは、どっちだと思う?) ─うん、急がないと。 [...は、男の後を、慎重に追った] | |
(45)2006/04/07 18:15:50 |
酒場の看板娘 ローズマリー 冗談じゃないわよ… [...は少し乱暴に扉を開けて、集会場に入ってきた。] あ〜あ…もう嫌… [...は客に欺瞞に満ちた目で見られたり、酒場の主人にこんな言われて散々だったようだ。] 「ローズ、おまえ疑われてるんだって?また何か起こると大変だしな、集会場へ行ってもいいぞ。この様子じゃ今日も混みそうに無いし、おまえも色々と大変だろう。」 [...気を遣っている風にして、実際にはどこか突き放すような物言いに取れるフレディの言葉は、...にとって酷く嫌味だった。] (…みんなあたしを疑ってる…) [...は自棄的になって、同じ境遇に無い誰からの言葉も素直には受け取れないでいる。] …誰もいないの? [...はその足で二階へと上がり、部屋のベッドに突っ伏した。] | |
(47)2006/04/07 18:25:05 |
文学少女 セシリア [仮眠室の扉を開けた時、別の扉が閉まったようだが。さして気にせず、集会場の一階に降りて来ると、ゆるり、室内を見渡して、今は誰も居ないことを確認する。ふとテーブルのメモに目を止めて] ……あぁ、此れ、呼び出された人間の名簿? [10の名前が記されたメモを、指で辿る。知った名前は自らの物も含めて四つ。残りはハーヴェイ・ステラ・ソフィー・メイ・ギルバート・ユージーン...まだ姿すら見ていない、“容疑者”の名前] ――こっちは、何だ……? バロウズ邸?……少女の名前? [暫し見つめたが、思い当たる節は全く無い。軽く肩を竦めて] 少女、か。……――リリィ以外に、興味はないや。 [ぽつりと自嘲的に呟いて、微かに、嗤う。忘れるようにかぶりを振って、集会場の外へと出て行った] | |
(49)2006/04/07 18:28:59 |
新米記者 ソフィー ─ !? あ…ぁ…ぁぁぁ……! [部屋の中央には、...が追っていた男が横たわっている。 その瞳は曇ったガラス球のように光を失い、虚ろに天井を眺めていた。そして、その男に覆い被さるようにして誰かが音を立てている。 ぴちゃ…くちゃ…ぴちゃ… その誰かは、まるで何かを咀嚼するような音を立てて、一心不乱に手を…口を…動かしていた] ─あれは…誰…?何をしているの…? (見たままよ。あなたは判っているはず) ─そう…判ってる…あれは… (あれは…) ─あれは… [...の思考が、一点に収束しようとしたその時、その『誰か』が、ふっ…と頭を挙げて、窓の外の...に顔を向けた。 口の端に真っ赤な血を滴らせ、両端を大きく広げてニヤリと笑う。 何本も並んだ白く大きな牙が、赤い血に汚れながらも、部屋の明かりを反射させてキラリと光ったような気がした。 ...に振り向いて笑いかけた顔は…… 狼そのものだった] | |
(52)2006/04/07 18:50:35 |
新米記者 ソフィー 「─突然、隣りの村まで避難しろって…いったいどういう事だい、アーヴァインさん!」 「いや…だから、さっきも言ったとおりだな、この村は危険なんだ。あんたは無関係なんだから、早く非難してくれないと、こっちが困るんだよ…」 [...が階下に降りると、宿の女将がアーヴァインとなにやら口論をしているのが目に入った。 話の流れは良くわからないが、どうやら宿の女将に対して、アーヴァインがこの村を出て行くように指示しているらしい。 しばらく口論が続いていたが、やがて「死んでも責任はとれないぞ」というアーヴァインの言葉に、女将は渋々ながらも承諾し、奥の部屋へと引っ込んだ] 「やれやれ…まったく、手間をかけさせないで欲しいもんだな。 …ん?お前は確か…」 [階段の途中で立ち止まっていた...に、アーヴァインが気づいたようだ] あ…ども…おはようございます。 | |
(57)2006/04/07 19:21:39 |
新米記者 ソフィー [2階から降りてきた...に対し、アーヴァインは「勝手に集会場を出られては困る!」と、クドクドと捲くし立てていたが、...は、ほとんど聞いておらず、俯きながら時折りチラチラとアーヴァインの顔を見やっていた] (…確かこの人…だよね。夢の中で…死んじゃった人。) 「…じゃあ、さっさと荷物をまとめて集会場に行ってくれ!あんたには『人狼』の疑いが掛かってるんだからな!」 [禍禍しいモノを見る眼つきでそう言い捨てると、アーヴァインは足早に宿を出て行ったが、ポツンと取り残された...は、アーヴァインが発した単語に気を取られて、それすらも気がつかなかった] 人狼…狼…あの化け物の事…? | |
(58)2006/04/07 19:33:12 |
文学少女 セシリア [村の中を歩く。いつも以上に、静かだ。静寂に満ちた村。それでも時折すれ違う人はいる。――「あの眼鏡の子って、確か自警団に呼び出されたんじゃ」……噂は疾風のように村中を駆け回っているらしい。人々は少女の姿に怯えるように足を速めた] ……私が一体何をしたと言うのか。あぁもう、全く。 [愚痴りつつも、少女は図書館へと向かう。馴染みの図書館――その出入り口で、扉を施錠する司書の人物を見かけた] あれ、もう閉めてるんですか……? [声を掛けると、司書は少女の姿に目を見開き、繕ったような笑みを浮かべて言った。「セシリアさん、悪いけれど暫く……」] 暫く? [「……集会場で、大人しくしていた方がいいですよ」と。それは遠回しに、もう此処へ来るなと、そう告げている。馴染みの人物にすらもそんな態度を取られて、少女は口を噤み、踵を返して図書館に背を向けた] | |
(92)2006/04/07 21:48:52 |
文学少女 セシリア 災難……ええ、全く。 [ギルバートのその言葉を復唱しては、頷く] 私はセシリア=ハットフィールド。 ――って、あ、私、そんな顔してます……? [自らの頬に触れて、微苦笑を浮かべる。ギルバートが指す鏡に目を遣れば、確かに、いつもとは違う自分が写っている。そんな顔に、はぁ、と自嘲にも似た笑みが漏れ] よってたかって人狼扱い……私は容疑者に過ぎない。偶然、旅人が殺されたって時間にアリバイがないだけでしょう…… ギル、バートさん?あなたも。 あ……この村の方、です? [名簿に名前があったことは記憶している。だが、長年村に住んでいるけれど、彼の顔は初めて見る] | |
(98)2006/04/07 22:19:45 |
学生 ラッセル [...は自分の家の中でゴソゴソと荷造りをしている。] ・・・と、これだけ有れば充分か? [...はバッグを持って家を出る。] ・・・だいぶ暗く・・・!! 誰だっ!! [...は震える声で音がした方に大きなバールを構えた。] ・・・って、アーヴァインさんですか・・・驚かさないでくださいよ・・・って、なんでここに居るのかって? 見て分かりませんか?荷造りですよ。しばらくはあそこで暮らすことになるんでしょ?容疑が晴れるまで・・・ 勝手に外に出るな?何故です?アソコで一歩も外に出ずに、同じ服で、何もせずにあの中にいろと? ・・・・。 [...は悔しそうな目でアーヴァインを睨みつけた。] | |
(99)2006/04/07 22:25:03 |
新米記者 ソフィー でも、さっきの男の人─ギルバートさん─が言ってたのって、どういう事だろう…。 殺人事件があって、私がその容疑者…。 ううん、違う。あの人は「俺たち」って言ってた。 この建物に集められてる人、全員が容疑者って事だよね…。 …人狼の。 [...は、自分が呟いた「人狼」と言う言葉に慌てて首を振った] ううん、違うわ。そんなお伽噺みたいな事、あるはずが無いもの。 そう、ただの犯罪者…殺人を犯した人がこの村にいる。ただそれだけよ…。 [しかし、ある意味では現実的な『人間の殺人者』よりも、非現実的な『人食いの人狼』の方に、よりリアルさを感じてしまう感覚が、どうしても脳裏に焼き付いて離れない…] | |
(142)2006/04/08 01:10:26 |
酒場の看板娘 ローズマリー …ステラさんは冷静ね。…あたしはもうとにかく家に帰りたくてしょうがないわ。 ここにいても、村の誰といても、気の休まる事が無いし、どこに行ってもまるで祟られたように避けられる。 それにもしアーヴァインが言うように、この中に犯人がいるのであれば、これから何日間か、あるいは何ヶ月か、この集会場で殺人犯と一緒に暮らす事になるのよ…? これが今まで一緒に暮らしてきたあたしたちへの村の仕打ちよ?…信じられない。 こんな状況では、ここにいる人たちの方が味方にさえ見えるわ。 …アーヴァインは今ごろ寝息を立てて眠ってるんでしょうね。…最初は恐怖に怯えてたのに、今冷静になって考えてみると、なんだか頭にきちゃうわ。 | |
(161)2006/04/08 02:10:22 |
書生 ハーヴェイ >>181 追われる立場は、ウンザリしたんだ。 どこに至ってヤツラは見てる。 それと、無人じゃない。 主人のサイモンは牢獄に居たんだ。 僕も、そこに一時入れられたけど・・・ ジャックが助けてくれてね。 後、女の子が四人と先生が一人居る。 | |
(183)2006/04/08 03:43:41 |