自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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酒場の看板娘 ローズマリー [...は酒場で忙しく働いている。酒場の片隅にはおかしな張り紙がしてあるが、酒場の誰も目に留める事は無い。...はちらとこの張り紙を見て、怪訝な顔をして注文を取る手を止めた。この張り紙には、次のように不思議な事が書きとめてある。] ======================== ・この村では、当事者になりきったリアルなやり取りを期待します。リアリティを損なう態度や発言は控えて下さい。 ・(リアリティを損なう恐れのある)あまりにも不自然な個人設定を避けて下さい。(例えば、シャーロットで性別♂設定、学生メイで一人称それがし等。極端でなければ個性のある設定は可) ・専門用語(守護者、占い師、RP、COなど)を口にする事、中の人発言をする事、文中にアンカーを使用する事は避けて下さい。 ・勝敗もRPも両立させる事を目指します。勝敗は二の次にはしないようお願いします。 ======================== [...は、まるで自分達が物語の登場人物で、何者かの采配を受けて運命のように事に導かれているような気になった。そして背筋に冷たいものを感じながら、突然客の声で現実へと引き戻された。] 「…おいお姉ちゃん、ビールだよ、ビール!」 あ…はい、ただいま。 [...は慌しい現実に引き戻され、張り紙の事を考える暇も無く働き続けた。そしてそのうち、張り紙の事を思い出す事も無くなった。] | |
(0)2006/04/06 03:33:09 |
新米記者 ソフィー [...は、その道では名の通った三流新聞社『デイリー・ガゼット・オブ・ロンダール』の記者だった。 新聞記者と言えば聞こえは良いが、扱っているのは『大富豪○○の秘め事!毎夜、館に出入りする男娼の影!?』とか『オペラ座の歌姫○○、いま明かされる出生の秘密!』等といった、いわゆる『ゴシップ記事』の類だ。 今回、このような辺境の村に単身乗り込んできたのも、とある筋から「さる高貴な方が、病気療養と称して、愛人との逢瀬を頻繁に重ねている」という情報を入手したからだった] 『愛人との逢瀬』…ねぇ。 わざわざこんな所に来なくっても、もっと近場で済ませてくれればいいのに…。 [...は、そう呟くと、この村に来て何百回目かになる溜息を吐いた] | |
(3)2006/04/06 09:44:29 |
新米記者 ソフィー [とは言え…まだまだ新米である彼女が(まがりなりにも)専任で取材を任されたのは、ひとえに『取材場所が、嫌になるほど遠かったから』に他ならない。 先輩の記者達がアレコレと理由をつけて取材に行くのを断った為、途方に暮れた編集長が「ぜひ君に任せたい!」と、それまで『雑用全般だけ』が仕事だった彼女に白羽の矢を立てただけだ。 正直なところ、期待されているとも思い難い] …それでも、念願の初取材だもんね。 絶対に成功させなきゃ。うん! [これまた何百回目かの気合を入れると、...は、手元の取材手帳(初めてのお給料で買ったお気に入りの手帳だ)に、今日の行動予定を書き込んでいった…] | |
(4)2006/04/06 10:12:45 |
流れ者 ギルバート [...は村の入り口で足を止めた。 旅の途中立ち寄ったなんでもない村。だが長年の旅で研ぎ澄まされた彼の勘がこの村で何かあったことを伝えてくる。 表面上はなんでもない村。しかし・・・] 自警団の動きや人数が普通の村にしてはおかしすぎる。何かあったなこりゃ。 巻き込まれないうちに別のところへ行くか。 [...は厄介ごとはごめんとばかり村の入り口から出て行こうとするが自警団と思しき男に呼び止められ、集会所に行くように告げられる] やれやれ・・・厄介ごとってのは避けようとしても向こうからやってくるんだな。 [...はそうため息をつくと集会所へと歩き出した。] | |
(9)2006/04/06 18:35:18 |
学生 ラッセル [...は、まだ学校にいた。その図書室内。] 。o(校門から出ようとした時、アーヴァインさん「ジンロウ」と言う言葉ですごく真剣な顔してた・・・) [...の横には本が山積みになっており、パラパラと本のページをめくる。] 。o(・・・「ジンロウ」って、なんだ・・・?やっぱりおとぎ話でよく出てくるあれか?) [...は手に持っていた本を閉じると溜め息をついた。] 。o(・・・だめだ。辞書にも載ってないし、歴史書にもそんな単語載ってないし。 なんなんだよ・・・気になるじゃんか・・・) [ふと年期の入った書物を手に取る。ホコリを手で払い、ページをめくる。] | |
(10)2006/04/06 19:40:13 |
学生 ラッセル 。o(・・・人狼?「ジンロウ」って・・・この事か?・・・んなワケないよな。だっておとぎ話の中での・・・) [ちょうど、...の耳に狼の遠吠えらしき音が聞こえて、ビクッと身を震わせた。] ・・・ったく、驚かせるよな・・・ [ちっ、と舌打ちをすると、またページをめくる。と、また...の耳に狼の遠吠えらしき音が聞こえた] ・・・・。げ、幻聴か?このボクが人狼なんておとぎ話で出てくるモノを心の何処かで信じてるというのか? ・・・・。はは、きっと疲れてるんだ、きっと。きっと・・・ [...は急いで今読んでいる本以外を片づける。 そして、今持っている本を脇に挟んで急ぎ足で図書室を後にする。] | |
(11)2006/04/06 19:45:37 |
学生 ラッセル 。o(人狼なんて居ない、人狼なんて居ない、人狼なんて居ない・・・!!) [必死に心の中で否定しながら、急ぎ足で...の家へ急いだ。] 。o(居ない、居ない、居ない!!) [走り始める。と、いきなり誰かに肩を叩かれる。] ひっ・・・・!!・・・・って、あ、アーヴァインさん? お、驚かさないで下さいよ、全く・・・ [はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら胸をなでおろす。] ・・・ええと・・・さ、殺人事件、ですか? だ、だってこんな村で、しかも人が少なくて、みんな仲が良い・・・のに、殺人ってあり得るんですか? が、外部の人じゃないですか?そ、それとも・・・ [...は小脇に挟んだ古い本をチラと見る。] け、獣がやったんじゃないですか? | |
(12)2006/04/06 19:52:53 |
学生 ラッセル え?あ、とりあえず集会場へ行けって・・・ それって、どういう意味です?安全だから、ですか? ・・・ですよね。分かりました。アーヴァインさんも気を付けて・・・ [アーヴァインと別れると、脇の古い本を改めてじっと見つめた。] ・・・・居るもんか。でも、その殺人って・・・ [...は身震いした。脇に本を挟むと、早足で集会場の方向に足を踏み出した。] 。o(出てくるなよ、出てくるなよ・・・殺人犯でも、人狼でも、獣でも!! アーヴァインさん、早く見つけて村を平和にしてくれよ・・・・) [...は集会場の前に着くと、ほっと胸をなでおろし、 集会場に入っていった。] | |
(13)2006/04/06 19:59:40 |
酒場の看板娘 ローズマリー [...は早々と今日の仕事を終えて、集会場へやってきた。] あら…?何人か来たみたいね。 メイとラッセル…あぁ、確か町の学校に進学したって言ってた二人ね。それから、ソフィーに、ギルバート…?この村にいたかしら。 [...は集会場入り口の、人のいない受付に置かれた訪問記録にサインした。] ローズマリー…、時間は、と… [...は今日、客の入りがあまりにも少なかったので仕事を早く上げてもらえたのだ。] 殺人鬼だかなんだか知らないけど、いい迷惑だわね…。 (まったくいつになったら集会は始まるのかしらね。アーバインも集会場にまだ戻っていないみたいだし。…村も不気味なくらいに人がいないから、集会場へ行くのも、集会場にいるのも怖いわ。アーヴァインは村人全員呼ぶつもりかしらね。何にしても…早く集まって…) [...は集会場の二階の窓から、不気味に光る月を見ている。村の外れの森から犬か狼の遠吠えが聞こえるたびに、びくっとして辺りをうかがってしまう。] [...はしばらくして、集会場の個室に引き下がって、きしむ粗末なベッドにもたれかかって目を閉じた。] | |
(17)2006/04/06 23:45:16 |
文学少女 セシリア [遅い時間の図書館。書架の奥、更に奥のテーブルには、本が山のように積まれ、そしれそれに隠れるように少女の姿がある。――カクン、と。頬杖をついてた腕がバランスを崩し、うたた寝していた少女は目を覚ました] ……あ、れ? あぁ、眠ってしまっていた……。 [眼鏡の奥の瞳、幾つか瞬き、読みかけの侭開いた本に目を落とす。けれど幾行も読まぬ内に、少女の名を呼ぶ声がどこからか聞こえてくる。セシリアさん、と] ……はぃ? [司書である人物は、苦笑しながら言う。「もう閉館時間ですよ」と。司書も少女もお互い慣れた様子だ] ――じゃあ、これ、借りて行きます。 [読みかけの本と、山に積まれた本とを数冊。貸し出し手続きを終え、少女が本を抱えて図書館を後にしようとしたとき、司書は思い出したように少女を呼び止めた。「先程、アーヴァインさんが――」……] はぁ、集会場に? わかりました……。 | |
(66)2006/04/07 01:39:54 |
文学少女 セシリア [少女の齢は、間もなく十代を終えようとしている。幼く見られがちなのは、昔から本ばかり読んでいて運動していない所為か――身長も小さく華奢な躯体から来るものかもしれない。そんな少女が、分厚い本を幾冊も抱えているのだから、疲れもするだろう。街灯が点った真下で足を止めると、小さく息を吐いた] ……集会場、ね。 私にまでお呼びが掛かるとは、どういうことかな。 ――あ? [暗闇の村の一角で、何かが動いた。鋭く目を遣れば、忙しそうに駆け回る自警長の姿だった] アーヴァインさん、丁度良かったです。 何の呼び出し、で……って、あ、ちょっと! [呼び止めるも、「詳しくは集会場で話すから」と言い残して慌しく去っていく男性に、小さく肩を竦めて] 仕方ない……集会場へ行くと、しよう。 | |
(71)2006/04/07 01:53:32 |
文学少女 セシリア [温もったカップを両手で包んだ所で、不意にラッセルから掛けられる問い。ジンロウ。――人狼。僅かに表情を曇らせて] ……人狼とはまた、不吉な御伽噺ですね? [トントン、と指先を重なった本の山に乗せるが、其れは単なる仕草。自身が人狼という言葉を知ったのは人伝だ] 人を食べる化け物。 ……まぁ、単なる都市伝説ですけどね。 [自らが知っているジンロウというキーワードはそれ一つだけ。しかも何処かで耳にしたとても不確かな噂に過ぎない。何故そのような話を真摯な顔で問うのかと、ラッセルに怪訝そうな視線を向けた。戻って来たローズマリーを見上げれば] ――何のって……御伽噺、ですかね? [と、曖昧に返した] | |
(102)2006/04/07 03:11:48 |