新米記者 ソフィー [...は、深い眠りの中で夢を見ていた…。 黒で統一された衣服の女性が、教会の長椅子に...と並んで座り、優しく背中を撫でてくれている…。 夢の中で...は、泣きながらその女性に話し掛ける] ─私、本当はこんな力なんか、欲しくないんです… 「…どうして?」 ─だって…怖くて悲しい夢しか見れないんだもの… 「…今も怖い?それとも悲しい?」 ─いいえ…こうしてシスターとお話していると、安心できます。 「そう…良かった」 ─はい…… 「…でもね」 ─? 「…でも、私は悲しいの」 ─ ………え? [不思議そうに見上げる...を、その『女性だったモノ』は、赤く輝く瞳でジッと見つめながら、大きく避けた口の端を広げて──嗤った] 【だって…あなたを食べなきゃいけないんですもの】 | |
(40)2006/04/11 23:21:30 |
酒場の看板娘 ローズマリー [...は、部屋に閉じこもり、こみ上げてくる無数の負の感情と、それに伴って繰り返し沸き起こる頭の中の痛みに抗っていた。被疑者として集められた10人の人の声を痛みで朦朧とした頭でかすかに聞き、さらにその頭痛を悪化させていった。] …あたし…この頭痛にいつまで悩まされる事になるのかしら… [...は一階から聞こえる論議を遠くに聞きながら、罪悪感と恐怖と、軋むような頭の痛みに震えて丸くなっていた。] (…一日の半分を眠って過ごせば、熱は下がるかしら…) [...は頭痛と熱にうなされながらベッドに横になり、無理やりに夢を手繰り寄せて、やがて静かな寝息をたて始めた。] | |
(42)2006/04/11 23:27:25 |
学生 ラッセル ・・・。 [目を閉じたステラに、「お休みなさい」とだけ言うと、階段を上る。重い足取りで、2階へ上がって、自分の部屋に戻る。 そして、箱を机の上に置きベッドに寝っ転がった。] ・・・・どうしろって言うんだよ・・・・ [そう言って、絶望に近い笑みがこぼれた。 残り少ない命。しかしやりたい事など無い。人狼が退治できなかったら。 ・・・まるで死刑囚だ・・・・ メイのハーヴェイは人間だった、と言う言葉も思考の中でループする。 ステラか、ギルバートか、ステラか、ギルバートか、ステラか、ギルバートか、ステラか、ギルバートか・・・・・] あは・・・あはははは・・ははは・・・ [...は涙を流しながら、ただ*笑い続けた*。] | |
(91)2006/04/12 02:07:43 |
文学少女 セシリア [テーブルの上のメモは情報源だ。ハーヴェイとギルバートの紙上の論議を見つめては、やはり、ハーヴェイの主張に矛盾が多すぎることを感じる] ハーヴェイに感じたのは情熱。「ギルバートが人狼である」という主張に必死だった。――だが、考えても見ろ。ハーヴェイは人狼は二人だと言いながらも、ギルバートの仲間である人狼探しの片鱗もない。……冷静に見れば、狂気に呑まれ、冤罪をかけたかったのではないか、と。 ……ギルバートは理路整然としている。その冷静さが怖かった。だから、投票した――。 だが、ソフィーに人間と言われているならば、信じることが、出来る、か? [自らに投げ掛けるような疑問。そしてふと、真新しいメモに気付く。メイが書いた其れだ] | |
(100)2006/04/12 05:20:09 |
雑貨屋 レベッカ 『あなたの村に 狼があらわれたときのために あなたはいい子で 人の話をよくきく子でなければいけません そうでなければ あなたは疑われるかもしれない 人間のなかには 狼をたすけて嘘をつくような 心の狂ってしまったひとも いるのです ちえをつけた 狼たちは 占い師や 霊能者のふりを することを考えつくでしょう そんなとき 評判のよい子どもでなければ 誰もあなたを 庇ったり 守ったり してくれないかもしれないからです 守護者とよばれる ひとりの勇気ある人間が いつもあなたのそばにいて 守ってくれていることを わすれないで あなたの心にも いつもちいさな 勇気の灯を』 | |
(107)2006/04/12 05:50:37 |
文学少女 セシリア [メモはこれだけか――とゆるり見回した所で、ふと目に入る、古びた絵本。普段は小さな活字しか読まないけれど、本は基本的に好物だ。読んで欲しいとばかりに置いてある其れも気に掛かる。少女はもう一つサンドイッチを咥え、ソファーに腰を下ろして絵本に手を掛けた] ン――? [ふと人の気配に気付いて、顔を上げれば、ユージーンの姿。サンドイッチ咥えたままで一寸動きを止めた後、絵本を膝に置き、サンドイッチを手にしつつ] こんばんは、ユージーンさん。 ……ええ、そのメモの通りですよ。 ソフィーさんは私ではなく、シスターを視た。 そして、ソフィーさんが視たシスターは人狼だった…… [事実を淡々と告げた後、サンドイッチを食べながら絵本を開く] | |
(136)2006/04/12 23:56:29 |
文学少女 セシリア [どちらかは人狼、という言葉に頷いて] 私は今、シスターが人狼だと思ってるんですよね。 ソフィーさんが視ているのが真実で、ハーヴェイさんは狂気に呑まれてたのではないか、と。 ……Or, is there a possibility of the companion? 後で消しておかないと。 これは有り得ないことに気がついた。 ソフィーさんとステラさんが仲間だったら、ハーヴェイさんがギルバートさんを人狼だと告発した理由がわからな、く…… [思っていることを、つらつらと告げながら何気なく絵本を眺めていて、ふと言葉が止まる。「10人の村人」「このなかに 狼が2匹まぎれこんでいる」……絵本に書かれた内容が余りに、この現状に酷似していて、意識が其方へと吸い寄せられた] | |
(138)2006/04/13 00:04:10 |
文学少女 セシリア [「占い師」?「霊能者」?「心の狂ってしまったひと」?絵本に書かれたその内容、その“力”を持つ人物が、自然と、頭の中で当て嵌まっていく。ユージーンから掛けられた言葉に顔を上げ] ……読みます? 私もよく知らない。誰かが此処に置いたんでしょう。 なんだか、コレ、この御伽噺のような現実への参考書みたいですよ……? [短い絵本はすぐに読み終えた。それをユージーンに差し出して。――ふと、ステラに気付けば] お目覚めですか?……ごきげんよう。 [どこか冷たい口調で言う。彼女が人狼の可能性は、自身の中で、強い。けれど今はユージーンが居る。人前で突然牙など剥かないだろう、と。気丈に振る舞うが、自然とステラから距離を取っている] | |
(141)2006/04/13 00:12:35 |
文学少女 セシリア [ステラの返答を聞けば、へぇ。と気の無い相槌で] 修道女から出る言葉とは思えませんね。 無実である人間を、自分自身を殺しても構わないと。 ――自殺も、神の教えに背きませんでしたっけ? そして、貴女を処刑している間に、また被害が出たら? それを見す見す逃しながら、無罪の自分が殺されればいい、と? 貴女が死ねば、それで全てが解決――しますか? シスターを処刑し、メイさんがシスターは人間だと言う。 ギルバートさんは人狼。 だけどソフィーさんは?彼女は何者です?人狼?気が触れた人間の可能性は? 人狼は二匹、アーヴァインさんもハーヴェイさんも、その絵本にも書いてある。じゃあシスター、貴女はその最後の人狼は誰だと? 殺されてもいい、と言うのは自由です。 ですが、貴女が人狼に仇をなす存在ならば、全ての知識を、全ての推理を残して下さい。貴女が考える全ての可能性を。 | |
(158)2006/04/13 01:04:48 |
修道女 ステラ あら、処刑なら自殺じゃありませんわよ。 迷える子羊のために、最初に道標になるだけですわ。 [笑みを浮かべたまま、どこか遠い視線でセシリアを見遣り] 私が死んでも全て解決はしないでしょうね。 でも生きていても全て解決できるとは限らない。 ならばこの身をもって最も確実な情報を引き出すのも一つの手。 [視線をメモに移すと小さく吐息をつき] 正直手詰まりですの。 私は、ハーヴェイさんを信じることができず、ハーヴェイさんに投票しました。 昨日の時点でそう判断するくらい、ハーヴェイさんの言葉には信憑性がない。 …………それが本当に真実を知っていたは。 ……私が人狼ならば昨日の時点でハーヴェイさんが真実を見ていないことは明らかであったのに、ハーヴェイさんに投票する必要はない、というのは私から見た一つの真実ですけど…… 私の投票先は私だけが知っていることですものね。 信じるかどうかは、自由、ですわね…… | |
(159)2006/04/13 01:15:24 |
文学少女 セシリア 正気とは思えない。 ―――思えない。 [は、と息を吐くと、何かを探すように視線巡らせるが、見つからず。――武器になるのは、言葉だけ。普段の繕う言葉を、捨てた] あぁ、はっきり言ってやろうか? ギルバートと同じなんだよ、立場がね。 正体がわかると自称する人間に人狼だと告発された。 ギルバートはハーヴェイに反論したよ。ハーヴェイが嘘を吐いている要素を幾つも幾つも挙げた。明確な敵であるハーヴェイを、追い詰めた。最終的には死へと。 人間である私なら同じことをするだろう。自分は人間だ。死にたくない。無罪なのに殺されて堪るか。なんとしてでも嘘吐きを嘘吐きだと証明する。 ――つまりな? もう何も言いたくない、これ以上嘘を吐いて、襤褸を出すのが怖い人狼に思えて仕方ないってことだ。 | |
(160)2006/04/13 01:30:32 |
修道女 ステラ 何とでもおっしゃってくださいまし。 全ての人が同じ考えをし、同じ行動をするとは限らないのですわ。 ……そこまでおっしゃるならばもう一つ推測される事態を申しましょうか? もし今日誰も人狼に襲われなかったのが、人狼がハーヴェイさんを襲おうとしていたからなのだとしたら…… ギルバートさんの仲間はセシリアさんである可能性が高いんじゃないかしら? 昨日ハーヴェイさんは土壇場でセシリアさんを占うといってましたしね。 貴方自身はギルバートさんに投票されていたようですが、それはお互いが仲間であるとバレないようにする工作なのでしょうね。 事実、レベッカさんは貴方と同じ方へ投票して貴方の正体を見極めようとしていた。 それに私が人狼なら今日の時点でソフィーさんを襲うんじゃないかしら。 無論皆さんから見たら今日私がソフィーさんを襲いにいって守護者に邪魔された、という可能性もなきにしもあらず、でしょうけどね。 私から見れば有り得ない話ですけど。 | |
(161)2006/04/13 01:54:40 |
流れ者 ギルバート 耳にした御伽噺だと・・・? [...は自らの記憶をたどる。] 確かにレベッカは人狼がでてくる御伽噺を知っていた。初めに会った時バカバカしいとでもいう風な感じで喋っていた彼女。 あの時この童話と情況が結びつかなくてもおかしくはなかっただろう。 だがメイの話を聞いた後で彼女がその童話に触れただろうか。この本によるとメイは霊能者ということになる。 それもハーヴェイやソフィーのようなあいまいな言い方ではなかったらしい。 二人のやり取りは聞いていないのでどういうやり取りがあったかは分からない、そこで話していたかもしれない。 だが彼女がメイを霊能者であることを素直に信じ、且つこの童話に触れていないとしたらなぜ彼女はすんなりメイを信じられたというのだろうか。 | |
(169)2006/04/13 08:02:02 |
流れ者 ギルバート [...はそれよりも・・・] レベッカはセシリアに罠を張ったといった。罠がなんなのか分からないが彼女のメモから考えるにセシリアの投票先を調べたらしい。 これはセシリアの証言とも一致している。 だが、なぜそんな方法が出来た? 投票用紙は単なる紙だ。手抜きにすら思えるくらいな。 ここに俺がメイと同じ人に入れる、と書いたとしよう。いうなれば俺がメイいn委任するという意思表示だ。 自警団員がそれぞれの投票を見たとき自警団員はそれが誰の票か分からないだろう。 投票用紙に名前が書いていないのだからな。 ではどうやって彼女は委任をすることが出来たのか? もう一つ、彼女はなぜセシリアは俺に入れたことを知っていた? 委任というのは相手が誰に入れたのかは分からないはずだ。 自警団員がわざわざ「お前は●●に委任したから××に入れたぞ」といってくるとは思えない。 なぜ彼女はこれを知っていた? | |
(173)2006/04/13 08:15:07 |
学生 メイ [自室から窓の外を見やる。外は暗い] もう、夜なのね。 そろそろ思考をまとめて人狼だと思う人を選ばなくっちゃ…。 私に分かっているのはハーヴェイさんが間違いなく人間だったと言う事と、ハーヴェイさんはギルバートさんを人狼と言い、ソフィーさんはギルバートさんを人間だと言ったこと。 それから投票によってハーヴェイさんが自警団に連れて行かれてしまった事…。 ハーヴェイさんには確かにまるで何かを恐れているかのような不安定な様子も見えた。 けれど、真実を述べていた可能性もあったはず。 それなのに何故ハーヴェイさんが連れて行かれてしまったのか…。 ギルバートさん、あるいはソフィーさんを信じたいと考えている人の意思表示?それとも…。 [そこまで考え、首を振る。] 分からない、分からないよ。 ハーヴェイさんとソフィーさん…いったいどちらが真実を口にしていたの? | |
(175)2006/04/13 14:39:57 |
学生 メイ …自分が信じてあげられないのに、自分の事は信じて欲しいなんて虫のいい話だよね…ごめんね。 [何かを吹っ切るかのように不意にカオを上げると、まずはメモを読み出す。そこには女性らしい文字でソフィーがステラを人狼だと告発した事、ウソをついている者が明確に見えている者は相手の矛盾を指摘し議論せよと言うような事が書かれていた。] シスターステラ…。 ママに連れられて何度か通った教会で見かけた気がする。 集会所ではまだお逢いできていないけれど、常に微笑を絶やさないとても慈悲深い方だって聞いてる。 神様にお仕えするシスターが人を喰らう人狼だなんて、そんなことありえるの? じゃあ、ギルバートさんが人狼?まさか…それも信じられない。 信じられないけれど…。 ――ギルバートさんかステラさんのどちらかは確実に人狼…―― | |
(178)2006/04/13 14:46:44 |
学生 メイ [そして最後のページをめくる。] 守護者とよばれる ひとりの勇気ある人間が いつもあなたのそばにいて 守ってくれていることを わすれないで あなたの心にも いつもちいさな 勇気の灯を 守護者…か。 不思議な存在だけど私のように特殊な力を持った方なのかも知れないね。 今日、人狼にやられた人はいなかった。 本当に守護者という方がいて襲われるはずだった誰かを護ってくれたのかも知れない。 その誰かとは…私だった可能性もあるんだね。 誰を護っていたのか、それから守護者というものが本当に存在するのかさえ分からないけれど、いまは守護者という存在を信じて犠牲者が出なかった事を心から喜びたい…。 | |
(184)2006/04/13 15:20:10 |
酒場の看板娘 ローズマリー …自警団に連れて行かれるハーヴェイさんはとても見てられなかったわ。やっぱり…ハーヴェイさんは人間だったのね…。彼の言っていた事が正しければ、ギルバートさんが人狼って事になるわね…。 あるいは、ソフィーさんが言っている事が正しければ、ギルバートさんは冤罪で、ステラさんが人狼… この寒気のする絵本の配役通りであれば…気がおかしくなった人間が一人。 ハーヴェイはソフィーを悪魔憑きと呼び、ソフィーは彼が狂っているか、さもなくば人狼だと… ハーヴェイか、ソフィーが…?そして一方は紛れも無く人狼を見定める力を持った人間…?…それがもしハーヴェイだったら… [...は絵本の内容に寒気がした。まるで自分たちを弄ぶ筋書きを用意した、運命さえも弄ぶような悪魔が見ているような…そしてふといつかの酒場の張り紙を思い出した。] (…これは…悪魔のゲーム…?) | |
(187)2006/04/13 16:13:36 |
酒場の看板娘 ローズマリー 旅人、アーヴァインと殺されて、今日人狼による被害者が出なかったのは何故なのかしら…。気まぐれで襲撃をしたり、襲撃をしなかったりというくらい彼らが安全な位置にいるとは思えないわ。…このひとつの建物の中に、恐らく二匹の人狼が閉じ込められているわけなんだから… …となると考えられるのは、絵本の中に存在が示唆されていた守護者か、あるいはステラの言う「ハーヴェイ襲撃」の予定が狂ったのか…くらいかしら。 後者の場合、ハーヴェイが連行された事によって襲撃をしなくなったのだから、よほど人狼は計画的にこの集会場に潜りこんでいるのね。邪魔者は順に消す、って事かしらね。 | |
(188)2006/04/13 16:34:09 |
修道女 ステラ [冷えた夜気に小さく身体を震わせつつ集会場に戻り。 暖を取るのもそこそこにメモをとり、ペンを走らせる] >ソフィーさん 貴方が私を人狼だとおっしゃるなら。 もう一人の仲間は誰だとお考えですか? 貴方が真実を見ているというのなら、人よりも多くの確定情報をもっていることになる。 それを元に推理していただけないかしら? 夢で見たことに対して反論はできませんからせめてもう少し意見を聞かせていただかないと貴方が実際に何を考えているのかわかりませんし。 確かにハーヴェイさんの言っていたことには矛盾が多く、そして拷問などと正気とは思えないことを口走っていました。故に私は彼を信じる気にはならなかったのですが。 けれども今にして思えば彼は狂信じみた行為の中にもギルバートさんを告発し、吊ろうと皆を説得する意思はあった。 ……ソフィーさんはどうなのかしら? 私を人狼だと、皆を説得なさる気はないのかしら? 私を指差し、こいつが人狼だと罵るだけなら子供でもできますわ。 もう少し現実的な観点から私が人狼であると指摘できないものかしら? | |
(189)2006/04/13 16:48:37 |
雑貨屋 レベッカ [レベッカは暗くなり過ぎないうちに、手紙を届けるつもりだ。 手紙を書くのも久しぶりで、思ったよりも時間がかかって しまい、少し気持ちが焦る。 しかしぱたぱたと扉に向かう途中、テーブルの上の食べ物に 目が留まった。そう言えば随分長く食事を摂っていないのだ。 行儀の悪さを自覚しながらも、立ったままで 卵サンドに手をのばす。 パンはぱさぱさとした固さで、作り置かれてから 時間が経過したことがわかったが、卵のまろやかな甘さに 胃の痛みが癒されていくようだった。 そしてレベッカは、自分宛の質問メモにも気がつく。 少しは落ち着ける戻ってからの時間と今 いつ返答しようかと迷うが、小さな疑問を放っておくと 疑念へと成長するかもしれない。 闇が深くなる外を案じて気もそぞろながら、 何とか新たなメモに返答を走り書きする] | |
(191)2006/04/13 18:03:24 |
新米記者 ソフィー [...は自室で、今までに見聞いた事、他人から伝え聞いた事、残された資料から得た情報等を元に、考えをまとめている。 そして荷物の中からレポート用紙を取り出すと、思いついた事を、一つ一つまとめながら書き込んでいった] 『まず自分の[能力]について、あらためて確認してみる。 私は[特定の人物一人]を意識する事で、夢として[その者の本質を知る]事ができる…これは、どうやら間違いない。 何故なのかは解らない。解っているのは、ギルバートさんは人間であり、シスターが人狼であった事だけだ。 周りの話を総合すると、どうやら人狼は2匹いるらしい。つまり、シスターともう一匹だ。そのもう一匹を探さなければいけない……』 | |
(195)2006/04/13 18:14:35 |
雑貨屋 レベッカ 『メモと投票用紙とをつきあわせて、筆跡の一致する 用紙の中身と同じ票をと、わたくしは申し上げるだけなの。 どなたに投票なさったかを耳打ちして貰うことだってできる。 もちろん代価は求められます…。 ……彼らは何でも欲しがりますわ。 だからきっと…わたくしだけでなく、そうしたいと思ったなら どなたでも罠をかけることができる…。 罠……。 わたくしはそう申し上げましたけれど、気の持ちようによっては それは信頼の証にもなるかもしれないわね。 自分の権利を放棄してでも、他の方の意志に委ねる。 つまりはそういうことでもありますもの。 わたくしもそのような素直な気持ちで、委ねられたなら良かった』 | |
(197)2006/04/13 18:17:51 |
新米記者 ソフィー 『あの男…ハーヴェイについても考えてみよう。 まず、あの男には人狼が誰なのかを知る術は無かった。 そしてこれは憶測だが、彼はこの人狼探しの混乱を利用して、無差別に人を殺したかっただけなのではないだろうか。また、人狼以外の者を[人狼だと嘘の告発]をする事で、彼自身が人狼に襲撃される事を避けようとしたのかもしれない。 そう言えば、なぜ彼は[ギルバートさんを選んだ]んだろう…私の知る限り、これは彼の独断だった筈だ。 そして、翌日になると[早速、偽の告発]を行なった。つまり、何から何まで彼の都合の良いように行なわれた事だ。 私が同じくギルバートさんの事を見れたのは、運が良かった。もし違う人物を見ていたのなら、今よりも得られた情報は少なかっただろう。なにか運命的なものを感じる』 | |
(200)2006/04/13 18:42:03 |
新米記者 ソフィー 『ハーヴェイが偽の告発をするにあたって、私の結果を参考にした事は考えられるだろうか…。 まわりの人の話を総合すると、どうやら彼が告発を行なったのは、私が自室で悲鳴を上げた(ちょうど夢から覚めた)時よりも、だいぶ経ってからのようだ。 彼も私の能力に薄々気が付いていた(むしろ最も早くから私を[人狼を見つけることが出来る者]と認識していた)ようだから、私の部屋をコッソリと見張っていた可能性は非常に高い。 恐らく、私があの時に漏らしていた呟きを、ドアの外で聞き耳をたてていたんだろう。 つまり彼は【ギルバートさんが人間である】事を知り、その上で【安心して偽の告発】を行なったのだ。 あまりにも彼に都合が良すぎる告発を信じた人がいるのは、奇妙な事だ……』 | |
(201)2006/04/13 18:54:29 |
新米記者 ソフィー 『次に、投票についてだ。 ハーヴェイの偽の告発に乗り、ギルバートさんを殺そうとした者がいた5名いた。ハーヴェイ本人を除く4名は誰だったのだろう? 人狼にとって、自らの代わりに人間が処刑されるのは、大いに歓迎すべき事なので【投票した者の中に人狼が含まれている】可能性は十分にあると思える。 いや…まわりがそう考える事を見越して【ワザと外して投票した】可能性もあるのだろうか? もし私が何も知らない立場であった場合、どうしただろうか…?多分、なんらかの能力があると自称している人の信憑性を調べる為に、ギルバートさんに投票していたかもしれない…そういう意味では、一概にギルバートさんをKろ層とした人を疑うのは厳しいのだろうか…。 そうなると票数が拮抗していた事も考え併せ、人狼全員がギルバートさんに投票していたと考えるには少々票が少なかったとも思える。 さすがに2匹の内どちらも投票しなかったというのは考えにくいので、投票先を分散させて疑いの目を逸らそうとした…と考えるのが妥当なところだろうか』 | |
(202)2006/04/13 19:10:35 |