美術商 ヒューバート [ニーナの声が耳に届き、そうですね、と立ち上がった。] お気遣いありがとうございます。 けれど、このような時ですから。 ニーナさんもあまり休まれていないでしょう。 [ハーヴェイさんは自分が診ておりますので、と言い掛けて言葉を止めた。恐らくはシャーロットが彼の傍にいたいのだろう。ならばかえって邪魔なだけか。シャーロットにも、あまり根を詰めてほしくはないのだが。] …シャーロットさん、ここはお任せしてよろしいですか? 私とニーナさんは一度下がりますので。 [ネリーの面倒を見ていてくれたシャーロットに、ありがとうございます、と深々とお辞儀をし。 そして彼女に後を託すことにした。] | |
(598)2006/04/06 01:31:37 |