人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1289)Fate/Real Myth 聖杯戦争村 : 4日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

新米記者 ソフィー に、10人が投票した。
吟遊詩人 コーネリアス に、1人が投票した。

新米記者 ソフィー は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、お嬢様 ヘンリエッタが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、雑貨屋 レベッカ、見習い看護婦 ニーナ、牧師 ルーサー、双子 リック、文学少女 セシリア、冒険家 ナサニエル、吟遊詩人 コーネリアス、墓守 ユージーン、の9名。
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・寝室−

【夢を見ていた。父さんが昔はなしてくれていた色んな事。
それは魔術がなんなのかわかっていなかった私にとって、頭を通り過ぎていった言葉。

父さんが成した魔術は、私の魔力では使えるものではなかったけど、刻印さえ残せば私の次の代には使えたかもしれないのに。
どうして残さなかったのか。

父さんは人を傷つけることを嫌っていた。今思えば、聖杯戦争のことだというようなことも言っていた気がする。
だからこそ刻印を残さなかったのではないのだろうか。
攻撃する手段。

それが刻印からは抜けている。父さんはもっと使えていたはずなのに。
おそらく、私を、私から後の代を戦いから遠ざけるために。

夢が切り替わる。
昨日のこと。そして先日のこと。傷つくマスターたち。消えていくサーヴァントたち。
みんな何かを願うために戦っていた。

私は、今何を一番願いたいのだろう。】
(0)2006/03/30 12:52:17
見習い看護婦 ニーナ
[束紗は目を覚ました。]

朝…ううん、もうお昼か。
まだちょっと体がだるいかな。

……私は何を願いたいんだろう、か。
決まってる。

でも。

本当に叶うのかな。

[布団の中でしばらくまどろんでいたが、又眠りに*落ちていった*]
(1)2006/03/30 12:56:52
雑貨屋 レベッカ
[再び目が覚めたとき、もう既に時の感覚も日付の感覚も無くなっていた。]

【一体、どれ位眠ってたのかしら……。】

[左手で前髪をくしゃりと掻き揚げる。チラリと見える令呪が、心に重く圧し掛かる。]

私はサーヴァントを呼び出したと知った時、我が身に降りかかった運命を知りたいと、確かに願ったわ。
だけど……私が知りたかった運命は"両親の敵討ち"なんかじゃない。
そんな事しても、何も生まないもの。

[苛立たしい気持ちでどうしようもなくなった、その時に電話がけたたましい音をたてて鳴った。]
(2)2006/03/30 20:37:41
雑貨屋 レベッカ
[それは祖父からの電話だった。
麗香が呼び出したサーヴァントの名前をもう一度教えて欲しい、と言った祖父は、麗香の返事に対しこう言った。

――お前に渡した家宝。あれは遠いご先祖が帝から賜った"龍珠"のようだ――

と。

古い書物に当たったのだろうか、それとも街の長老に聞いたのだろうか、祖父がどうやってそれを調べたのかは知らないが、いつも麗香が大切に持ち歩いていたものは、大陸からもたらされ朝廷が保持していた"龍珠"と呼ばれる宝を、手柄を立てた遠い先祖が賜ったものらしかった。

そんな大層なものであったら、まさに戦の渦中に巻き込まれている自分が持っているのはまずいんじゃないかと祖父に問うと、祖父は麗香の身の守りになるのならば持っていなさい、とだけ言って電話を切った。]
(3)2006/03/30 21:02:49
雑貨屋 レベッカ
……お爺ちゃんったら。
うっかり落っことして壊しちゃったりしても、怒っちゃヤだからね。

[左手の上でその珠を転がす。湧き上がる不思議な心地に首を軽く傾げながら、そっと大切に巾着に仕舞うとテーブルの前に座った。]

この間の戦闘……怖かった。死ぬかと思った。
これからもあんな事が続くんだとしたら。

[憂鬱そうにそう呟き、それでも筆ペンを取ると書物を開き滲んだ文字を読み取りながら、短冊に何やら書き付けてゆく。]
(4)2006/03/30 21:18:16
墓守 ユージーン
−住宅街 自宅−

[リビングのソファーに深く腰掛け、昨夜の話を考えている。]

【アンリ・マユ……“絶対悪”。
そんなものを受肉させるわけにはいかない。
俺はこの聖杯戦争に勝ち残り、加奈を取り戻すんだ。
加奈が戻ってくる世界……俺はそれを守らなきゃいけない。

あの男は、アンリ・マユの介入を受けると魔力が不自然に増幅すると言った。
俺の魔力は確かに無理矢理増幅されたが……。
俺は、俺の意思で、加奈を取り戻すために戦っている。
そんな訳の解らない介入なんて受けてない。】

……俺は。

[そう呟いて、再び*考え込んだ*。]
(5)2006/03/30 22:17:41
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・寝室−

[束紗はのそりと起き上がった。]

あーやっばー一日眠ってた気がする。

でも寝ることは大切よね。
さてと、そろそろ起きて何か作らなくっちゃ。
でも買い物行ってないから何もないかもなぁ。

たまには外食とか。
この時間からだとファミレスになっちゃうのかな。
ランサーも起きてるといいけど。
(6)2006/03/30 22:29:15
雑貨屋 レベッカ
次の戦いこそ……。

[そこまで言うと、ぎょっとしたように麗香は顔を上げて左手を見つめた。]

この間の戦いで、私は生きていた。
高長恭も無事だった。

【……あの弓のサーヴァントとマスターはどうしたんだろう。
高長恭が倒したのだろうか……私たちは勝ったのだろうか……?】
[胸中をざわざわとした風が吹き抜ける。これが戦い。これが聖杯戦争?]
(7)2006/03/30 22:30:12
冒険家 ナサニエル
−− 樹那大学 −− 回想
[アーチャーの放った矢はバーサーカーを確かに捕らえた。
バーサーカーは光の粒子となってその存在を消滅させた。
その向こうにはマスターと思われる人物が悲鳴に近い声を上げている。
そしてアーチャーの目の前にはソフィーが横たわっていた。もう二度と目覚める事は無い。]
…ソフィー…何故オレの前に出てきたんだ…闘うのは私の仕事で、君はサポートだったろうが…

[そうつぶやく目の前でソフィーの亡骸は光となって解けて消えた。
その後にはアーチャーを召還する時に使った宝具の欠片が残されていた]
(8)2006/03/30 22:58:43
冒険家 ナサニエル
これは…
[そうつぶやくとその欠片を拾い、剣の柄頭に取り付けた。欠けていた部分に綺麗にあう]
そうか…これが君との縁だったのか…。
そして残された私はどうするか…。

[そして呆然としているまことの前まで歩み出ると軽く剣を突きつけた]
バーサーカーのマスター、だな…。バーサーカーは倒れ、私のマスターは死んだ…。
(9)2006/03/30 23:01:54
書生 ハーヴェイ
−大祐邸−
[バーサーカーとアーチャーの勝負はもはや悲劇でしかなかった。
気配を消し様子を見守っていたが、バーサーカーが倒れたと同時にアーチャーのマスターまでもが亡き者となってしまった。

両者相打ち。

そう結論付けてアサシンはその場を後にした。

明け方になり、少し街中を探ったあとに大祐邸に戻ってきた]
(10)2006/03/30 23:35:43
書生 ハーヴェイ
−大祐邸・リビング−

大祐か。

良い知らせだ。

バーサーカーがアーチャーに敗れた。
だがアーチャーはマスターを失った。

多分両方とも戦線離脱だろう。
(11)2006/03/30 23:36:59
文学少女 セシリア
−− 樹那大学 −−(回想)
[まことは倒れたバーサーカーの元へ走った。
しかし、バーサーカーの身体は一瞬光ったかと思うと、消滅した。]
【う、うそ…だよね…】

[まことはバーサーカーが倒れたその場所に座り込み、呆然とした。]
バーサーカー…

[さっきまで確かにその場にいた者の名前を呟く。
そして視界に剣の先が入ってきた。]
バーサーカーのマスター、だな…。

[見上げると、そこにはさっきまでバーサーカーと戦っていた相手がいた。]
【あ…】

[まことの頭の中には「己の死」というものがよぎっていた…が、]
バーサーカーは倒れ、私のマスターは死んだ…。

[死という言葉に耳を疑った]
え…死んだ…誰が…
(12)2006/03/30 23:46:23
墓守 ユージーン
[アサシンの言葉にハッと顔を上げる。]

そうか、バーサーカー、あの少女が負けたのか……。

で、アーチャーはマスターを……失った……?
ちょっと待て。
アーチャーが勝ったのに、アーチャーがマスターを失ったのか?
令呪を使い切って“契約”が切れたのか?
(13)2006/03/30 23:49:25
書生 ハーヴェイ
いや、アーチャーのマスターは巻き込まれただけだ。

だがこれでアーチャーもじき消滅する。



・・・・・・ もっとも、バーサーカーのマスターがアーチャーと再契約すれば話は別だが。
(14)2006/03/30 23:53:55
冒険家 ナサニエル
[まことに対してまっすぐに視線を向ける。
すでに決意は済ませている。それが揺らぐ事は無い]

バーサーカーのマスター。
君達がソフィーを殺した事を責めるつもりは無い。
相手を殺そうとする事は相手から殺されても何も言えないからだ。
そしてマスターが殺された私は数日以内に消えるだろう。
だが私にはやる事が出来た。ゆえにこう提案しよう。

君が私のマスターとなれ。聖杯を手に入れるために。
そしてその聖杯を使って…彼女の願いをかなえる。
君は君で願いを適えればいいだろう。
(15)2006/03/30 23:55:00
墓守 ユージーン
巻き……込まれた……?
サーヴァント同士の戦闘に……。

[それがどんな結末を迎えるか、容易に想像できる。

アーチャーのマスター……あの夜、青い騎士に抱かれて颯爽と飛び去った彼女。
つい先日まで生き生きとしていた彼女は、もう此の世の住人では無くなったという事実。

その事実に、魂が揺さぶられるような感覚を覚える。
己が踏み込んだ世界の異様さを、改めて認識させられた。

――何かを得るために、何かが奪われる。

前者が人の命である事は、自身が一番望んでいた事だ。
が、それが後者と入れ替わった瞬間、己の願望が酷く歪なものに思えた。]

そうか……彼女が……。

[もう一度、凛とした声の女性の顔を思い出し、目を閉じてそれだけ呟いた。]
(16)2006/03/31 00:07:57
書生 ハーヴェイ
・・・・・・
[大祐の表情が曇る。
確かにこの平和な現代で、知り合いが死ぬという事実はうけいれ難いものだろう。それが例え一言二言言葉を交わしただけの、敵であったとしても]


もう半分以上のサーヴァントが戦闘不能になった。
残すはランサーとキャスターだけだ。
決着は近いぞ。
(17)2006/03/31 00:15:56
双子 リック
[強く何かがぶつかり合う空気。

  やがて流れてくる、強い哀しみの空気。
 状況が動き出したなら、それが留まる事はない。
   …分かっては、いたけれど。

展開が速すぎて、自分はついていけそうもない。
  そういう風にも、思う。]



    〜樹那大学、回想〜
(18)2006/03/31 00:16:34
墓守 ユージーン
[暫くの間女性の冥福を祈った後、目を開けてアサシンの言葉に頷く。]

ああ……解ってる。

それで、バーサーカーのマスターというのはどんな奴だった?
話の通じそうな相手だったか?
(19)2006/03/31 00:22:20
文学少女 セシリア
【殺した…んだ…。あの人を…】
[まことの中でさっきバーサーカーが貫いた人が浮かぶ。]

【あの人がきっとこの人のマスター…そして殺してしまった。】
[まことはその罪悪感からか身体がカタカタッと震えはじめた。
そして目の前の人は話を続けた。]

提案しよう。
君が私のマスターとなれ。聖杯を手に入れるために。
【私が、この人の…マスターに? でも、この人はバーサーカーを…】
[まことは突然の提案に驚いた]

そしてその聖杯を使って…彼女の願いをかなえる。
君は君で願いを適えればいいだろう。
【聖杯を使って…願い…】
[まことはこの戦いに参加した理由を思い出した]

私の願い…
[最愛の父が原因不明の病を治すため、それがまことのこの戦いの参加理由だった。しかし…]
(20)2006/03/31 00:25:17
文学少女 セシリア
…ごめんなさい。今は…考えたくないの…
[まことは小さい声でその人に謝った。
僅か数日かもしれないが一緒にいたバーサーカーを失った喪失感。
そして相手のマスターを殺したと言う罪悪感。]
【もう嫌だよ…失いたくないよ…】

[まことの目に涙が浮かんできて…そして泣き出した。]
(21)2006/03/31 00:25:31
書生 ハーヴェイ
・・・・・・ どんな奴だった、って。
大祐は既に会っているんじゃないのか?

あの日。
僕とバーサーカーが戦った日に、君の近くに倒れていただろ。あの少女だ。
(22)2006/03/31 00:26:16
吟遊詩人 コーネリアス
―南ブロック 住宅街路上―

[前を行く麗香に、わずかに苛立ちを含んだ声で言った。]

あの時、あの場所であえてサーヴァントに接近する理由などなかった。
少なくとも、吾がこのクラスである限りは。
このように戦いを挑むこと自体が、不利な要素であると言っていい。

其方が聖杯戦争に積極的に関わりたい、というなら吾には止める筋合いはない。
だが勝ちたいのなら、其方のサーヴァントの特性を理解してくれねば、ただの自殺行為でしかないぞ。
何を焦っている?
(23)2006/03/31 00:30:23
冒険家 ナサニエル
いいだろう…明日、この時間にこの場所で待つ。
その時までに決める事だ…
[まことの言葉を聞くと、一言そう言い残してこの場を立ち去った]
(24)2006/03/31 00:32:46
墓守 ユージーン
[アサシンの言葉に耳を疑う。]

な……っ!?

か、彼女もマスターだったのか……?

[妹の面影を重ねた女性――生きていればちょうどあのくらいか――それが己と同じく聖杯を求めるマスターだったという事実に打ちひしがれる。

妹を取り戻すために、妹の面影を重ねた女性と敵対する。
それは、アーチャーのマスターが死んだという現実を目の当たりにした今、殊更重く感じられた。]
(25)2006/03/31 00:33:23
見習い看護婦 ニーナ
[冷蔵庫のドアを開け、中を確認する。蔬菜の残りが少しあったくらいでほかにはめぼしいものはなかった。]

やっぱりないか。
買い置きするとだめにしちゃうからすぐ使うようにしてるけど、こういう時困るんだよね。

[ドアを閉め、ランサーを呼ぼうとして昨日のことを思い出した。

ようやくその場所に着いたとき、そこには二人の影しかなかった。
男性は剣を持っていて、女性はこの前見た顔、いや、大学でも見た女性。

確か女性のサーヴァントは別の少女だったはず、と思い出して戦いの結末を知った。]
(26)2006/03/31 00:35:01
雑貨屋 レベッカ
−南ブロック 住宅街−

[背後から聞こえて来る鈴を転がすような声音。その澄んだ声が先程から背中に刺さるように響いてくる。
ずっと無言でその言葉を聞いていた麗香はやおら立ち止まり振り返った。]

焦ってなんかないわよっ。
……ただ、あの時は強い魔力の衝突を感じて無我夢中で……。

そう。焦ってなんかないわ。
私はただ勝ちたい。自分の欲望の為だけにこんな醜い戦争を起こすすべてのサーヴァントとマスターを、倒したいのよっ。
貴方だって望みを叶えるために召還されたんでしょう?

[強い口調でそう言い、じっとキャスターの顔を睨み付けると、再び歩き出す。]
(27)2006/03/31 00:36:43
書生 ハーヴェイ
知らなかったのか?

[その表情を見て、少し大祐に不憫な言葉を投げかけてしまったことに気が付く。
あのような女の子までも戦争に参加しているというのは彼にとって衝撃的だったに違いない]


いや、もう彼女は戦う必要は無い。
バーサーカーは消えた。
その状態でわざわざマスターを殺すサーヴァントはいない。
(28)2006/03/31 00:40:09
墓守 ユージーン
[アサシンの言葉を聞いて安堵の表情を取り戻す。]

そうか……それならいいんだ。

【英霊と俺達人間では価値観も違うんだろうが。
それでも、こいつは俺の気持ちを汲んでくれている。
……アンリ・マユなんて訳の解らない存在の介入なんて、されてないよな。】

よし、今夜も出るんだろう?
(29)2006/03/31 00:45:25
吟遊詩人 コーネリアス
[一瞬、言葉を失って立ち尽くした。]

確かに吾にも願いはあるのだし、それは他の者には意味のない欲望かも知れぬ。
その為に召還される身であることを受け入れている、と言ってもそう間違いではないかも知れぬ。

だがそれは、其方が全てのマスターもサーヴァントも倒さずには居られぬ理由にはなるまい?
全く筋道が立っていないぞ。其方の言い訳は。
それを焦っている、と言っているのだ。
(30)2006/03/31 00:46:18
見習い看護婦 ニーナ
…あの理性なくしてたのを考えると、昨日いなくなったのはバーサーカーよね。相手は…剣を持ってたからセイバー……ううん、セイバーはその前にやられたあの人、じゃあ…該当するクラスって言うと。


当たらないかもしれない考えより、ランサーに聞いたほうが早いのか。

遠目でもわかるくらい、血が流れてた。
それに、あの話。再契約がどうとか言ってたっけ。
てことは。

バーサーカーだけでなく、昨日あそこであの人のマスターも亡くなったんだ。


私も、ああなっちゃうのかな。こればっかりはランサーに頼るしかないけど。

でもランサーがどれだけ強いのか、とか私知らないんだ。
(31)2006/03/31 00:46:34
書生 ハーヴェイ
[大祐の言葉を聞き]

ああ、決着をつけよう。

[外出の準備を始める]
(32)2006/03/31 00:50:00
雑貨屋 レベッカ
焦ってな……。

【何故私は、彼に苛立ちをぶつけているんだろう……。】

[理不尽なのは十分理解していた。でも。
脳裏から離れない祖父の言葉。夢で見た不吉な光景……

召還したその時に、キャスターが口にした言葉……


――吾は何をするべきなのだ?
陣を築き、千人から気を吸い、百人の傀儡を造って、愚かな挑戦者を迎え撃てばよいか?――


殺された両親。
キャスターの戦法……。]

【私は 理解 しないといけないのか。】

貴方はあの日私に言ったように、戦いたいの?
(33)2006/03/31 00:52:25
墓守 ユージーン
[剣の具合を確かめるアサシンを待つ。]

それじゃあ、行くぞ。

【早くこの戦いを終わらせないと……。】

[逸る気持ちを抑え、アサシンと共に自宅を出た。]
(34)2006/03/31 00:54:58
双子 リック
[おそらくは、アーチャーであった。
 セイバーから、その特徴は聞いていた。

彼は自分達の気配を悟ったのかどうなのかは分からないが、用は済んだとばかりにさっさとその場を去っていってしまった。

俺に分かったのは、バーサーカーのマスターが一人でいて、アーチャーと話していた事、そのくらいだった。

しかしそれは、如実に状況を表していた。

バーサーカーの姿はない。

それは、致命的に、何かが失われてしまった光景だった。]
(35)2006/03/31 00:59:52
吟遊詩人 コーネリアス
【あの日?】

吾がどう戦いたいかなどは、問題ではない。
勝機のある戦い方は何かが、唯一考慮すべき問題なのだ。
道理に適っていれば、吾は反対せぬさ。
(36)2006/03/31 00:59:57
文学少女 セシリア
−− 樹那大学 −−
[昨夜と違い、まことは一人で門をくぐる。
そしてペンダントを握り、約束したその場所に向かって走った。]
【彼はマスターを失った。そしてそのままだと自分自身も消えてしまうって言ってた。
 私もバーサーカーを…失った。でも私は消えたりはしない。
 それに彼はマスターが叶えたかった願いを叶えると言ってた。
 私にだって譲れない願いがある。お父さんの病気を治したい。】

[約束の場所につくと彼は既にそこにいた。]
待たせてしまってごめんなさい。
昨日、あなたのだした提案…

[まことの中で既に答えは出ていた。]
【お父さん、私頑張るからね…】

受けたいと思います。
どうしたら貴方のマスターになれるのか、教えてください。
(37)2006/03/31 01:00:38
見習い看護婦 ニーナ
[ランサーを召還した時のことを思い出す。}

【ランサーをはじめてみたとき、少しだけがっかりした。
英霊に年齢なんて関係ない。そうは思っても見た目から受ける先入観って大事だもの。
今は、ランサーでよかったって思える。
でもそれは強さとか関係なくて。

明かりの消えていた家の中で明かりを新品に取り替えたような。
寿命の短い電灯だろうけど。
でも、自分が死んでしまうことも、ランサーを亡くすことも、今は考えられない。

少しでも有利に動くために、情報は必要よね。
ランサーがどれだけ強いか、とかそんなのは後回しでもかまわない。知ったところで何ができるわけでもないし。】

よし、ご飯食べに行くついでに大学にもいってみようかな。あの二人が再契約するなら、まだ残るってこと。いつか戦うかもしれないわけだもの。
(38)2006/03/31 01:03:17
書生 ハーヴェイ
[屋敷を出た途端、僅かに気配を感じる]

【・・・・・・ 近い、だがこの僕がおぼろげにしか感知出来ないだと? 】

大祐、近くにいるかもしれないぞ。


接触するか?
(39)2006/03/31 01:03:39
見習い看護婦 ニーナ
[家の中にいるはずのランサーに聞こえるように名前を呼ぶ。]

ランサー、今日の晩御飯は外に行くわよ。
でもその前に大学かな。昨日の二人が気になってるの。
(40)2006/03/31 01:05:50
墓守 ユージーン
[アサシンの言葉を聞いて一気に緊張感を取り戻す。]

さすがにここでドンパチはしないだろう。
……そうであって欲しい。

こちらから近付こう。
(41)2006/03/31 01:06:00
雑貨屋 レベッカ
勝機のある戦い方?それじゃあ教えてよ!

私はどうすればいい?魔術師の端くれみたいにサーヴァントである貴方を召還したのはいいわ。

でも、この手は何も生み出さない。
私の唇は満足な陰陽術さえ紡げない。
私は何のために聖杯に選ばれて、貴方を召還したの?ねえ。私は何をすればいいの?

私の両親は昔の聖杯戦争で、キャスターの魔力となって死んだのよ。私もこうして今、貴方の魔力となって……ッ

[そこまで感情をぶつけるように言葉を放ち、キャスターの顔を見つめた瞬間手で口元を覆って俯いた。]
(42)2006/03/31 01:06:07
冒険家 ナサニエル
[時間通り、バーサーカーのマスターが現れ、目の前で自らの決意を伝えてきた。
手短に再契約のやり方を説明した。
左手をサーヴァントに差し出し、召還の呪文を再度唱えるだけ。
これだけで、マスターと契約していないサーヴァントの同意があれば再契約は可能である]

承知した…新たなるマスターとなる君の名前を問いたい。
(43)2006/03/31 01:06:24
双子 リック
[それ以上、そこにいても仕方はなかった。
弔いもしてやれない。セイバーの時よりもひどい。
それもまた、悲しかった。

弔いは、残されたものが残されたもののためにするものだ。
結局は、自己満足でしかない。
でも。


…今日、大学で二人は会うようだった。

つかさの方が自分よりも落ち着いていて、きっちりと聞き取っていた。再契約。アーチャーのマスターは、死んでしまったのだろう、と思う。]
(44)2006/03/31 01:08:40
双子 リック
[現実に、引き戻された。]



〜つかさの家、現在〜



んー。
りょうかーい。

[つかさの声に応える。

ただ。
つかさの料理を食べられない事は、少し残念に思った。]
(45)2006/03/31 01:10:49
書生 ハーヴェイ
[気配のほうへ行くが、それと同時に男女の口論が聞こえてくる。そしてその二人には見覚えがある]

確か、キャスターか。


しかし・・・・・・
(46)2006/03/31 01:12:26
雑貨屋 レベッカ

……?!
(47)2006/03/31 01:13:36
見習い看護婦 ニーナ
[いるはずのランサーに話しかけながら、玄関へと向かう。]

お財布と…バッグ一つ持っていけばいっか。
早くしないといったはいいけどもう姿が消えてそうな気もするわ。

[外へと出て玄関先に止めたままの自転車の鍵をはずして乗ると、ランサーが来るのを待った。]
(48)2006/03/31 01:14:07
墓守 ユージーン
[アサシンの後についていくと、痴話喧嘩のような口論をする男女の姿が目に入った。
が、聞こえてくる単語は、明らかにマスターとサーヴァントのそれだった。]

……。

どうするかな。

[困惑した表情で相棒に話し掛ける。]
(49)2006/03/31 01:16:23
吟遊詩人 コーネリアス
其方の両親も、マスターとして死んだのか……。

[軽く眼を閉じると、あえて強い口調で言った。]

だが、聖杯戦争に参加するとは、そうした事だ。
魔術師である、という事がそうだと言ってもいい。
魔術を修めようとする時点で、引き返せない選択をしてしまっているのだから。

だから言ったではないか。
其方が魔術師でないなら、吾に関わるのは止めておけと。

[ふと、言葉を切った。]
(50)2006/03/31 01:16:59
雑貨屋 レベッカ
違ッ……

[キャスターの言葉に地団太を踏みそうな勢いながらも、流石に口論に夢中になっていた自分の左手の令呪がジリジリと反応を示している事に気がついた。]

後ろに居るわ。

[振り向くと、すぐ肉眼で察知できる場所にあの日に屋上で会った、剣のサーヴァントとそのマスターが居た。]
(51)2006/03/31 01:20:25
吟遊詩人 コーネリアス
[憮然とした表情で振り返り、その二人組にごく軽く会釈した。]

これは失礼した。
ここまで気づかずにいたのは済まなかったな。
(52)2006/03/31 01:25:38
墓守 ユージーン
[殺気を顕にするアサシンを制する。
振り向いた女性に、今夜は戦う意志が無い、と両手を挙げて近付いた。]

いつかの病院以来、だよな。
お互い壮健で何よりだ。

少し、話をしないか?
(53)2006/03/31 01:26:08
書生 ハーヴェイ
・・・・・・

[剣にかけた手を収め、大祐の言葉を聞く]
(54)2006/03/31 01:28:18
双子 リック
[慌てて、家を出る。]

ごめんごめん。ちょっと考え事してて。

ようし、急がないとネ。

したらば、れっつらごー!

[例のごとく、自転車の後ろに乗る。
 もはや恒例である。]
(55)2006/03/31 01:31:36
見習い看護婦 ニーナ
[ランサーを乗せて大学へと飛ばす。この前まで毎日行っていた場所だ。近道もわかっている。

すでにランサーが後ろ固定なのも気にしてはいない。]

今日は風景楽しんでる間もなさそう。
二人乗りで飛ばすのはちょっときついのよね…

[後ろでつかまるランサーの方をちらりと気にする。
まだ中学生か高校生くらいにしか見えない。
普段の表情などまさしくそうとしか思えないほどだった。]
(56)2006/03/31 01:33:04
墓守 ユージーン
いや、取り込み中のところすまない。

[女性の傍らに控える騎士の言葉に会釈を返す。]
(57)2006/03/31 01:33:36
雑貨屋 レベッカ
ええ、確かに病院の屋上以来だわ。

[まじまじと、目の前のマスターを見つめた。]

【あの時は確か……何?この違和感。】

話?ええ、いいわ。
私もこんな住宅地で、いきなり戦いたいとは思わないもの。
(58)2006/03/31 01:34:39
見習い看護婦 ニーナ
ねえランサー……ちょっと聞きたいことがあるんだけど。

[自転車をこぎながらランサーに話しかける。]

…でも、後でいいわ。今この状態で話しかけると息切れそうだもん。
今ここで聞かないとダメってわけでもないしね。

[思い直して大学への道を急いだ。

自転車のライトはか細く、狭い道をわずかに照らしている。
やがて目の前に大学が見えた。]
(59)2006/03/31 01:36:48
墓守 ユージーン
[女性の言葉を聞いて安堵する。]

話の通じる相手でよかった。
俺達もこんな所でドンパチしたくないからな。

[そう言って相手の視線に気付いた。]

……どうした?
おれの顔に何かついてるか?
(60)2006/03/31 01:36:55
雑貨屋 レベッカ
[ちらと、アサシンを見た。病院の屋上で酷く紳士的に振舞っていたサーヴァント……だった。]

……。
(61)2006/03/31 01:37:06
雑貨屋 レベッカ
えっ?!

……ライバルの顔は良く覚えておかないといけないじゃない。今日のように不意打ちされないように。

[極めて冷静に振舞う相手マスターの様子に、そう茶化して受け答えた。
しかし胸中にはもやもやと暗雲が垂れ込めるような感覚が占める。
理由は、判らない。]
(62)2006/03/31 01:41:00
文学少女 セシリア
[私の決意に彼は再契約のやり方を説明してくれた。]
私の名前は五十嵐まことです。宜しくお願いします。

[まことは彼に礼をした。]
早速ですけど、教えていただいた再契約をさせていただきますね。
【左手をサーヴァントに差し出して、召還の呪文を唱えればいいんだよね…】

[まことは目を閉じ、語りかけるように召還の呪文を唱えた]
今宵…私の呼びかけに応えし者・・・具現化して・・・わが元にその姿を示せ!
(63)2006/03/31 01:41:20
双子 リック
…ん。
分かった。


[風景が流れていく。]


がんばれー、がんばれー。
ほら、もう着くよー。
(64)2006/03/31 01:41:25
見習い看護婦 ニーナ
今日は…大学にも人がいるみたい。所々明かりがついてる。
昨日はしんとしちゃってて珍しいと思ったのよね。もっとも、人がいたら大変だっただろうけど。

[大学の構内に入り、昨日の場所へと向かった。自転車を近くに止めて歩いていくと、二人の姿を確認する。

その表情はどこか決意めいたものを感じさせた。
サーヴァントのほうもまた同じく。]
(65)2006/03/31 01:41:54
見習い看護婦 ニーナ
[始まった儀式に目を見張った。]

……再契約しちゃうのか。
うん…それだけ叶えたい願いがあるんだよね。

[覗き見ながら、ランサーに声をかける。]

ねえランサー、あのサーヴァントは何のクラスかわかる?
多分バーサーカーとセイバーはもういないのよね。
あのサーヴァントは昨日剣を使ってた。
残るクラスどれも使おうと思えば軽い剣くらい使えそうだし…。
(66)2006/03/31 01:47:10
吟遊詩人 コーネリアス
[麗香の様子を見やり、一歩横に退いた。

軽く腕を組み、視線を合わせぬように装いながら、その二人を観察する。]
(67)2006/03/31 01:47:40
墓守 ユージーン
そ、そうか……。
別に不意打ちしたつもりは無かったんだけどな。

[くくっ、と笑って、目の前の女性と背後に控える騎士を交互に見た。]

まあ、それはいい。
あんたは、人間が死ぬ事に抵抗はあるか?
(68)2006/03/31 01:49:33
双子 リック
んー。
多分、昨日のサーヴァントはアーチャーだよ。
なんかたいてい遠距離戦の人らしいよ。
だから、俺達もうばれてるかも。
どうなる事やらねー。


[個人的には、このまま平和にアーチャーが消えてくれやしないかと思ったりもする。あの気弱そうなバーサーカーのマスターが、これ以上危険に晒されないよう。

だから、気付かれてもいい。


…でも、人間ってのが、そう単純な生き物でない事も、十分に分かっているつもりだった。

決意をしたなら、簡単に止められやしないのだ。

…セイバーが、その身を投げ打ったように。]
(69)2006/03/31 01:50:01
見習い看護婦 ニーナ
ふーん、アーチャーか。じゃあ確かにばれてるかもしれないわね。
でもまあ言われるまではここにいましょ。

たぶんね。話したことあるのよ私。多分たわいもないことだったんだと思うけど。
ただでさえ人を傷つけたくなんてないのに、顔見知りだったらなおさら。

彼女はどう思ってるんだろう。
(70)2006/03/31 01:54:24
雑貨屋 レベッカ
はっ?!

[唐突に投げかけられた質問に、眼を白黒させる。]

人が死ぬ事に抵抗が……?
それは私の方こそ貴方に問いたい。

人が犠牲になる事で、叶えられる望みがどれほどの価値を持つのか。
貴方の望みって何?どうしてマスターをしているの?

[思わず一歩踏み出し、掴み掛かりそうになった。]
(71)2006/03/31 01:55:20
双子 リック
…そうなんだ。
いやぁ、世界ってのは広いようで狭いねぇ。


[ここから先へ進むには、決意が必要だった。
 …自分は。

自分は、捨てられないのだ、いつも、結局は。

セイバーのように強くなんてなれない。



…再契約の儀式は、もう終盤のようだった。]
(72)2006/03/31 02:02:23
墓守 ユージーン
[相手の形相に驚きつつも、努めて冷静を装う。]

お、俺は、できる事なら誰も犠牲にしたくないさ。

[だが、と大祐は思う。
サーヴァントの死は、消滅。既に迎えた“終焉”のトレース。
現世に生きる人間の死は、リアルな“終焉”。
これは区別せざるを得ない、大祐なりの結論だった。]

あんたの問いは、あまりに一方的すぎる。
俺の問いには答えずに、鏡のように質問を返しただけだ。

……今夜はこれで別れよう。
お互いに冷静な時に、会いたいものだな。
(73)2006/03/31 02:05:38
冒険家 ナサニエル
[まこと、と名乗る少女の契約を受け入れた。
新たに契約がなされ、まことの左腕に新たな令呪が浮かび上がる]
これからは君が私のマスターだ。
私のクラスは言うまでも無い事だがアーチャー。
真名は…せめて屋内で、だな…。

これからの方針は後で決めることにしよう。
まずは休む事だ…

[そういうとここから移動するようまことを*促した*]
(74)2006/03/31 02:06:05
見習い看護婦 ニーナ
んーと移動するみたい。
どうする? ランサー。着いて行って見る?

私としてはそろそろご飯食べたいかな。
多分今から色々話すんだろうけど。黙って聞けるはずがないし、時間長くなりそうだし。

ちょーっといい加減私のお腹も悲鳴をあげてるし。
(75)2006/03/31 02:09:21
雑貨屋 レベッカ
犠牲にしたくない……。

[対峙したマスターの返答に、ようやく沸騰していた頭が少し落ち着いた。

まさか、他のマスターからそのような言葉がきけるとは予想だにしていなかったからだ。]

え、ええ。
そうね。ごめんなさい、少し取り乱したわ。
それならば私も答えましょう。

私は、一人の欲望の為に誰かが犠牲になる結末を望まない。

……貴方の顔は覚えたわ。

[そこまで言うと、傍らに立つキャスターの顔をちらと見上げ、アサシンとそのマスターに軽く片手を上げて歩き出した。]
(76)2006/03/31 02:10:38
書生 ハーヴェイ
・・・・・・

[目の前のマスター同士の会話を黙って聞いていたが]

キャスター。
君のマスターがこれでは、どうにもならんな。
このまま、いつかは僕らと激突するつもりか?


このお嬢さんはこの戦争に向いてない。それも極端に。
君はこれでいいのかい?
(77)2006/03/31 02:16:24
双子 リック
うん。そうだね。

…俺も、おなか減っちゃったよ。

[へろ、と笑う。]


これから多分、真名や戦い方についての話をするだろう。俺達が着いて行っても多分無駄だ。
だったら、空腹を満たす方が何ぼかいいよ。
(78)2006/03/31 02:17:19
見習い看護婦 ニーナ
[ランサーの言葉を聞いて立ち上がる。そして自転車のところまで戻った。]

じゃあ腹ごしらえといこっか。
この時間からだと24時間のファミレスくらいよね。
居酒屋とかもあるけど、ランサー連れてはさすがに行けないわ。
駅前にあったと思うんだけど。
(79)2006/03/31 02:21:03
墓守 ユージーン
[相対する女性の返答に満足する。]

良識のある人物がライバルで安心したよ。
願望のうちの一つ、それも根本的なところが合致しているなら、まだまだ会話の余地はあるだろうからな。
あんたとは、もっと話してみたい。
あんたが俺を信じてくれるなら、明日、どこかで落ち合おう。
そうだな……駅前で待ってるよ。

[片手を上げて去り行くマスターに*声をかけた*。]
(80)2006/03/31 02:23:22
吟遊詩人 コーネリアス
[アサシンの言葉に頷いた。]

その通りだな。
全く以って、マスターには不向きだ。

それを言えば、其方のマスターも奇妙だな。
『できる事なら誰も犠牲にしたくない』とは。
犠牲のない戦争はあるまいに。

どうやら、其方も幾らかは吾に似た悩みを抱えているようだ。

[静かに微笑してみせた。]
(81)2006/03/31 02:24:36
双子 リック
つかさの料理に近いくらい美味しいのが希望だけど。
そんなのあんまりないよねぇ。



[嘆息する。


…もう、今までのように逃げてはいられないかもしれない。

捨てられないなら、戦うしかない。

とてもとても、それは面倒くさいと思う。

嫌いなことをしている間は、時間が流れるのがとても遅い。

つかさと話したり、ご飯を食べたり、本を読んだり。
そんな事をしている間は、早く過ぎ去ってしまう。

勿体無い、と思う。]
(82)2006/03/31 02:26:02
雑貨屋 レベッカ
駅前……ね。

[背後から掛けられた声に軽く頷いた。
サーヴァント同士がまだ話している様子に歩調を緩め*キャスターが来るのをその場に佇んで待っていた。*]
(83)2006/03/31 02:27:03
見習い看護婦 ニーナ
まあ、ファミレスだし、好きな人は好きかもしれないけど、きらいな人はきらいよね。

[自転車に乗り込んでいつものように自転車をこぐ。帰りは幾分ゆっくりと、駅前までの道をたどる。]

【さっき言いかけたこと、聞いてみようかなぁ。そろそろね、聞いたほうがいいような気がしてきたんだもの。】
(84)2006/03/31 02:29:22
書生 ハーヴェイ
[キャスターの微笑みに、ついアサシンも苦笑いしてしまう]

もう残りも少ない。
お互いおう甘いこともいっていられないだろうな。


次に会うときを、楽しみにしているよ。

[そうキャスターに言葉を掛け、*大祐の後ろに下がった*]
(85)2006/03/31 02:30:38
文学少女 セシリア
[契約が終わるとまことの腕に令呪が浮かび上がってきた。]
【成功した…のかな?】

[まことはバーサーカーの時のように何かが漏れていくモノを感じ、契約が成功したことを実感した。]
アーチャー…ね。改めてどうぞ宜しくお願いします。

[まことは深々と礼をした。]

これからの方針は後で決めることにしよう。
[アーチャーは続けて移動しようと言った。]
うん、了解っ。
私はアーチャーの事、殆ど知らないから家に帰ったら教えてね。

[そういってまこと達は自宅へ*帰っていった*]
(86)2006/03/31 02:31:48
文学少女 セシリアは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/03/31 02:32:34
見習い看護婦 ニーナ
[駅前まで来るとまだ煌々と明かりのついているファミレスへとはいる。
禁煙席に促され座ると、メニューを広げてから話を切り出した。]

…あのね、ランサー。そろそろ聞かなきゃと思ってたんだけど。
言いたくないならいいとも思ってたけど。
やっぱり聞いておかないといけないんじゃないかなって思うから。
(87)2006/03/31 02:37:14
吟遊詩人 コーネリアス
【残り少ない。
吾らが察知している以上に、どこかで決着のついている戦いがあるという事か……】

会う機会のない方が、お互い理想的だろうがな。

[踵を返すと、少し先に待つ麗香に*歩み寄った。*]
(88)2006/03/31 02:38:03
双子 リック
…うん。
(89)2006/03/31 02:38:24
見習い看護婦 ニーナ
[聞く前に一度だけ辺りを見回す。深夜だからか、人はまばらで店員も少なめだった。]

…ランサーは何の英霊なの?
私はまだランサーが戦ってるところを見たことないから、どれだけ強いのか、とかわからない。
そこがちょっと不安かな。
ランサーってことは槍が宝具なのよね。
(90)2006/03/31 02:40:48
双子 リック
…。


[覚悟はしていた。
でも、つかさに嘘の名前を名乗らなくてはいけないのは、少し辛いと思った。自業自得、なのかも知れなかったけれど、そういう風に思ったことはない。]
(91)2006/03/31 02:46:02
見習い看護婦 ニーナ
ランサーのことを信じてないわけじゃないよ?
ただ、戦いの現場を見てちょっと意識改革をね。

……ねえ、サーヴァントって今は肉体あるんだし怪我をすれば痛いのよね。
死んでも肉体がなくなってしまうだけで、また次に呼び出されるのを待つんだって父さんの手帳には書いてあった。
サーヴァントが亡くなっても気にするなって事なんだろうけど、でも、おんなじようにランサーが、とか思ったらやっぱりそれは避けたいし。

聖杯戦争はサーヴァントが一人になるまで続く。
わかってるけど、頭ではちゃんと理解してるつもりだけど、実際目にするとやっぱり色々考えちゃう。

いつか、明日はひょっとして、ひょっとしたら今すでに、とか。
そういう不安が、なくならないの。
(92)2006/03/31 02:47:54
双子 リック
[つかさの顔を見る。
 …あぁ、そんな顔を、しないでくれ。]


…俺の真名はね。

俺の本名じゃないんだ。
だから、あんまり、言いたくなかった。



ガイウス・カッシウス・ロンギヌス。

それが俺の「真名」。

…本当は、英霊になんかなってなかったであろう人の、名前さ。
(93)2006/03/31 02:50:52
見習い看護婦 ニーナ
[ロンギヌス、という言葉に心当たりはあった。けれど、それはランサーの真名でありそうではないという。その意味が分からず深く考え込む。
食事を終え、ファミレスを出た頃、*もう夜は明けていた*]
(94)2006/03/31 09:13:27
墓守 ユージーン
−住宅街 自宅−

[アサシンは「他のサーヴァントも昼間は大人しくしているだろう」と言って大祐の単独行動を容認した。]

昨夜の彼女……感情的にならなければいいが。

[不安げにぽつりと呟き、準備を整えて駅前に向かった。]
(95)2006/03/31 11:33:16
雑貨屋 レベッカ
−中央ブロック 駅前−

[流石に日中の駅前は人通りが多く、行き交う人々は早足で通り過ぎてゆく。]

【なるほどね。ここならば大量虐殺の趣味でもない限り、お互いに危ない目に合う事もないわ。
しかも、みな慌しくて、私たちの会話なんかに耳も止めないでしょうしね。】

[指定された場所に赴いて、ぼんやりと噴水の水飛沫が光を受けてキラキラと輝く……平和そのものの風景を眺めていた。]

【それにしても、思わぬ所で"マスター"という存在と会話をする機会が得られるなんて。

マスターと退治する時は、殺しあう時だけなのかと思ってた。】

[反芻するのはアーチャーのマスターから攻撃を食らい、土手を転がり落ちた場面。相手マスターは常に好戦的なのだと強烈に感じた瞬間だった。]
(96)2006/03/31 11:35:31
墓守 ユージーン
−中央ブロック 樹那駅前−

[次々と行き交う人の波を掻き分けて、昨夜の女性を探す。]

【駅前って……結構範囲が広いな……。】

[もう少し限定しておけばよかった、と軽く後悔しながら探し回っていると、噴水の前に佇む女性が見えた。
早足で近付く。]

すまない、待たせてしまったか。
(97)2006/03/31 11:41:27
雑貨屋 レベッカ
[声をかけつつ近寄ってきた男性を見、小さく会釈をする。]

こんにちは。今来た所だから大丈夫よ。

[やはり、相手はマスターなのだ。顔を見れば改めて小さな緊張感が走る。
返答をしながら、噴水前のベンチに移動した。]
(98)2006/03/31 11:44:28
墓守 ユージーン
[女性に続いてベンチに腰掛ける。]

何から話そうか。
そうだな……まずは昨夜の再確認だ。

お互いに犠牲を望まない――これは間違いないよな?
(99)2006/03/31 11:52:51
雑貨屋 レベッカ
ええ、間違いないわ。
それどころか……。

[傍らの男性の顔をじっと見つめた。]

私は、こんな穏やかな話が出来るマスターが存在していた事に今、猛烈に驚いているもの。

私はこんな不毛な諍いを止めたいの。それだけよ。
(100)2006/03/31 11:55:52
墓守 ユージーン
不毛な諍いを止めたい、か……。

昨夜、君は言ったよな。
何故マスターになったのか、と。

俺は、自ら望んでアサシンと契約を交わした。
己の命を賭けて尚足りないほどの願いがあったから。

だが……他者の命を奪って望みを叶えるような行為はしたくない。
それじゃ、俺と同じような奴を増やすだけだからな。

[そこまで話して、ふと思い出した。]

そう言えば、まだ名乗っていなかったな。
俺の名前は中村大祐だ。
……君は?
(101)2006/03/31 12:17:09
雑貨屋 レベッカ
私は安倍麗香。麗香と呼んでくれていいわよ。
私の方こそ名乗りもせずにごめんなさい。

……何だか身構え過ぎちゃってて、自己紹介なんて当たり前のことすら気が付かなかったわ。

[ふ、と少し息を吐く。]

同じような奴?
貴方……大祐さんは昨日から人を殺す事について凄く拘って私に聞くけど。

貴方の望みってまさか。

【私と同じような目にあったのだろうか?

そして……まさか生命の法則を覆す願いでは……。】
(102)2006/03/31 12:31:42
墓守 ユージーン
[昨日今日会ったばかりの女性に話すべきか否か、しばらく悩んだ。
そして、ぽつりぽつりと話し始める。]

4年前の事故を知っているか?
電車の脱線事故だ。

加奈……俺の妹は、あの事故で死んだんだ。
あっけなく。
大学に合格して、これから幸せをつかもうとした時に……っ!

[握りこぶしを固く結び、己の膝を叩く。]
(103)2006/03/31 12:43:26
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・書斎−

[束紗は陣の中央でじっと座っている。]

【……ロンギヌス…聖書に載ってるあの槍。持つ人の名前じゃないとか、色んな説明があって詳しくは忘れちゃったけど。

でも、ランサーの話じゃランサー自身の名前は別にあるって事よね。
本当の名前ってなんだろう。別にランサーがどんな宝具を持ってても、ランサーはランサーだから、気にしないのに。】

…色々考えてても埒あかない、か。
それにちょっと眠くなってきちゃった。
(104)2006/03/31 12:52:29
雑貨屋 レベッカ
ちょっ……!
あっ、貴方今、なんて?

[思わず腰を浮かして大祐の腕を掴んだ。その瞬間令呪がビリビリと反応を示した。互いの強烈な魔力が触れた部分を介して干渉したように感じて手を思わず離した。]

っつ。

……加奈?中村加奈?ちょ、い、妹って?えっええええーーーっ?
うっそ、まじで、貴方あの子の……ッ

[二の句が告げなかった。

――私、中村加奈っていうの。――

お互いに自己紹介したあの子……

私の目の前で、帰らぬ人となった女の子の姿が強烈な記憶となって蘇った。知らぬ間に全身ががくがくと震えていた。]
(105)2006/03/31 12:57:51
見習い看護婦 ニーナ
[束紗は書斎を出ると寝室へと向かった。ふとランサーの部屋をのぞき見る。
眠っているようだった。その寝顔は今までと変わらない。後数日の内にはその寝顔が見られなくなるのかと思うと、少し切なかった。

はだけている布団に目を留めて中へとはいる。その部分を元に戻すとランサーの頭をなでた。]

私が信じられるのはランサーだけなんだから、ちゃんと説明して、ちゃんと私を守ってね。

[立ち上がり部屋を出る。そして自室へと*向かった*]
(106)2006/03/31 12:58:34
墓守 ユージーン
[突然腕を掴まれて驚いたのも束の間、令呪の痛みで離れた麗香の反応を見て更に驚いた。]

あんた……加奈を知っているのか……?
っと、おい、大丈夫か?

[顔から血の気を失って小刻みに震える麗香を心配そうに見る。]
(107)2006/03/31 13:04:42
雑貨屋 レベッカ
[目の前の大祐の顔に、記憶の底に押し込められていた加奈の笑顔がオーバーラップする……。思わず自らの両腕を抱きしめる。]

……4年前私もあの列車に乗ってたの。

たまたま隣に乗り合わせてお喋りしたわ。私は大学一年生。あの子はこれから大学生なんだって言って、私に大学ってどんな所なのって一杯聞いた。
私も得意気になって沢山話したわ。専攻はなんだとか、私の通ってるキャンパスはこうだとか、名物教授の話もしたし小論文の書き方とか……一杯……。]

もはや、最後の方は言葉になっていなかった。
ただ、涙声を堪えるよう俯き唇を噛んだ。
(108)2006/03/31 13:15:36
墓守 ユージーン
そうか……君もあの列車に……。

[麗香の話に登場した少女は、己の記憶通りの、気さくな妹そのままだった。
その明るい笑顔を思い出し、沈黙する。
しばらくの後、沈黙を破って再び静かに語り始めた。]

もう判っただろう?

……俺の望みが。
(109)2006/03/31 13:29:56
雑貨屋 レベッカ
[気持ちを落ち着け、先ほどから寂しげに沈黙している大祐をそっと見た。
そして、紡がれた言葉に愕然とする。]

まさか……。

まさかダメよ。加奈ちゃんは4年前に……

それが、禁忌だと貴方判ってる?
(110)2006/03/31 13:54:43
雑貨屋 レベッカ

【死者を蘇らせる……だなんて!】
(111)2006/03/31 14:08:53
墓守 ユージーン
[麗香の言葉に頷く。]

死者を蘇らせる……それがどれほど大変な事か、俺にだって解ってるさ。
それでも俺にはそれしか無いんだ。
加奈……あいつが、俺にとっての全てなんだ。

だから、聖杯という“奇跡”に縋った。
俺の命なんてちっぽけなものも賭けるとも誓った。

……君は違うのか?
君は、何故サーヴァントと契約した?
(112)2006/03/31 14:36:35
雑貨屋 レベッカ
ねえ、考え直せない?

……加奈ちゃんは……死んじゃったのよ。

今は、天国でご両親と幸せに暮らしているんじゃないかしら。加奈ちゃん、言ってたもの。
お兄ちゃんも喜んでくれた。パパとママもきっと喜んでるって。

ねえ、大祐さん。
生き返った加奈ちゃんに、もう一度"死"を経験させるつもり?
死って、辛いものなんじゃないのかしら。

もし加奈ちゃんが生き返ったとして……もう一回加奈ちゃんと死に別れなければならなくなる事態がいつかは必ず来るのよ?

二度もそんな想いをして、大祐さん、貴方大丈夫なの?

[無意識に、握り締めていた大祐の手を上から包んだ。]
(113)2006/03/31 14:56:02
雑貨屋 レベッカ
私は、好きでサーヴァントを呼んだわけじゃない。

……私は。


私は。

[もうひとつの大祐の問いかけには唇を噛んで俯いた。]
(114)2006/03/31 14:57:20
墓守 ユージーン
[添えられた掌から、温もりが伝わる。
その手を見つめて、誰に言うでもなく、独り言のように呟く。]

解ってるさ……俺の身勝手な願いだって……。
それでも、願わずには居られないんだ。

たった一人の肉親。
たった一つの希望。

それを一瞬で奪われた俺の気持ちは、そんな簡単に割り切れるものじゃない。
理屈では解っていても、心がそれを否定する。

“奇跡”に縋る事でしか、俺は生きていられないんだ。
(115)2006/03/31 15:51:04
墓守 ユージーン
[続けて、俯く麗香に語り掛ける。]

どんな事情か解らないが、話したくないなら無理には聞かない。
聞いたところで、俺には何もできないだろうしな。

君が誰かの命を奪ってまで願いを叶えたいと思うような人じゃない事が判っただけでも収穫だ。
それに、加奈が気に入った相手だと知って嬉しかったよ。

加奈の事を忘れずにいてくれて、ありがとう。
(116)2006/03/31 15:59:55
雑貨屋 レベッカ
[蘇る記憶……衝撃に傾く列車……不安、恐怖、そして……。]

貴方は……。

【一人じゃないじゃない。こうして、貴方に触れて微笑むのは、過去に亡くした加奈ちゃんだけじゃないじゃない。生きていれば必ず未来があって出逢いがある!】

[そう思った。だけどその言葉は喉元で止まる。そんな無責任な事を言うほど私はこの人を知らないし、立場は敵対するマスター……。]

そんな。
私の方こそたったひと時だったけど、あの列車でのひと時は忘れられない。

加奈ちゃんは本当に、素敵な子だったわ。

……ねえ、一緒に加奈ちゃんの冥福を……本当の幸せを祈ってあげましょうよ。

[麗香は、そう言うと大祐の手を握ったまま目を閉じた。

暫し黙祷を捧げると、一度ぎゅっとその手を強く握り、そっと、手を離した。]
(117)2006/03/31 16:11:53
墓守 ユージーン
【本当の……幸せ、か。】

[麗香と共に目を閉じて、今は居ない妹に問いかける。]

【加奈……俺はどうすればいいんだ……?
俺がやろうとしている事では、お前は幸せになれないのか?】

[瞑っていた瞼を開く。
手には温もりが残っている。
妹を失って以来忘れていた、人の温もりだった。]

ありがとう、君と話が出来てよかった。

[そう言って立ち上がる。]
(118)2006/03/31 17:05:09
雑貨屋 レベッカ
……お礼なんて。

[目を閉じれば今でも思い出す。明るく笑う加奈の表情……一瞬にして恐怖に叩き落された列車、生死を分けた瞬間……加奈の悲鳴……。

居たたまれないほど胸が締め付けられるのを堪え、静かに立ち上がった。]

私の方こそ、加奈ちゃんのお兄さんに会えた事に感謝するわ。
……こんな出会い方なのが、相当恨めしいわね。

[最後に冗談を言って笑って見せた……惨い記憶を封じ込める為に。

そして手を振り、雑踏の中へと*姿を消した。*]
(119)2006/03/31 17:11:39
墓守 ユージーン
そうだな……本当に。

[真顔で答え、雑踏の中に消える麗香を見送った。
ふと気付くと、既に日が傾きかけていた。]

帰るか……。

[出口の無い迷路を進むような気持ちで、*家路に就いた*。]
(120)2006/03/31 17:26:41
見習い看護婦 ニーナ
−自宅−

[買い物から戻り、買ってきたものを冷蔵庫へと入れる。]

使う野菜はテーブルの上に置いておこうっと。
昨日はさぼっちゃったから今日はちゃんと作らないと。
ランサーいつ食べるかわかんないから、あとで温められる料理のほうがいいのよね。
となると野菜はやっぱりスープにしようかなぁ。

[ぶつぶつといいながら、買ってきた野菜を*切り始めた*]
(121)2006/03/31 20:42:02
見習い看護婦 ニーナ
[食卓の上にはラップをした皿が二つ並んでいる。]

もうめぼしいテレビも終わったちゃったし。
そろそろご飯食べたいんだけどなぁ。
作り立てが一番美味しいんのに。

[ラップをあげて、中のおかずを一つまみする。豚肉でアスパラを巻いて焼いた後、トマトベースのソースに絡めたものだった。
鍋の中には数種類の野菜で作ったスープ。別の片手鍋にはグリンピースと鶏そぼろ、いり卵を合わせてあっさり仕上げたものがそれぞれ入っている。]

もう、こうなったら実力行使。起こしに行くんだから。

[束紗は椅子から立ち上がると、ランサーの部屋へと向かった。]
(122)2006/03/31 23:48:56
双子 リック
[思い出そう、とする。

俺が、まだ「ロンギヌス」ではなかった頃。
俺がまだ詐欺師じゃなくて、生粋の盗賊だった頃だ。

俺の名前は、何だっただろう。
思い出すことができない。

それが、寂しくてしょうがなくて…。]
(123)2006/04/01 00:08:12
見習い看護婦 ニーナ
ランサー、起きてるなら返事。

[わざと足音を立ててランサーの部屋の前まで来る。

そしてドアを開けた。]
(124)2006/04/01 00:12:37
双子 リック
…?


う?


うぁい?

にゃに?

つかさ。

ん、お、おはよう。おはようございます。
(125)2006/04/01 00:15:36
双子 リック
[布団の上に座り込む。]


…ねむい。いまなんじー。


[何を、考えていたんだっけ。]
(126)2006/04/01 00:21:49
双子 リック
…あ。
(127)2006/04/01 00:21:58
双子 リック
腹減った。
(128)2006/04/01 00:22:06
見習い看護婦 ニーナ
……おはよう、…じゃないでしょ。

もう何時だと思ってるの。
せっかく一緒に食べようと思って食べずに待ってるのに。

早くキッチンまできてね。おかず温めなおしとくから。

[ランサーが起きてるのを確認して内心ほっとすると、またキッチンのほうへと戻っていく。]
(129)2006/04/01 00:22:17
双子 リック
ごはんー。

[ずるずると這い出す。]

うーん。
(130)2006/04/01 00:26:21
双子 リック
[この世に這い出てきた時には、俺はもう盗賊だった。

…いや、本当はそうではなかったかもしれないけど。

実際、俺が覚えている一番古い記憶は、木の上に同い年くらいの仲間と一緒に座って大人の男の仲間達が商人から通行料を巻き上げているのを見物している時だ。…多分、だけど。

だから、俺にとっては俺は生まれた時から盗賊だったし、例え実際にはそうではなかったとしても、それは俺には全く関係のない事だった。

俺は、当たり前に盗賊だった。
死ぬまでそうであると思われた。

だって、そうだろう?
生まれた時に人間であるなら、死ぬ時に人間である事を疑っても仕方がないじゃないか。
人間としていかに生きるかを考える方が建設的だ。]
(131)2006/04/01 00:29:59
見習い看護婦 ニーナ
[キッチンまで戻ると、鍋を火にかけ、ラップをしていた皿をレンジに入れる。そして二人分のご飯をつぐと、テーブルの上に準備した。

鍋が一煮立ちしてから火をとめると、スープ皿に入れる。コンソメのにおいがふわりと鍋からやってきた。]


よし。
準備OKと。
(132)2006/04/01 00:30:29
双子 リック
むぅ。

よっ…とこいせー。

[片ひざを立て、そこに手をついて立ち上げる。]

うぉうぉう。

[ふらつく。]


…んぁー。
(133)2006/04/01 00:32:01
見習い看護婦 ニーナ
……ランサー遅い。また眠ってるんじゃないでしょうね。

[椅子に座ろうとしてやめると、ランサーの部屋のほうへと向かう。あけたままのドアの向こうに、ランサーの姿がみえた。]
(134)2006/04/01 00:35:25
見習い看護婦 ニーナ
どうしたの? ランサー。
寝過ぎで体力不足とか寝過ぎで体が動かないとか言わないわよね。

それともどこか悪いの?
(135)2006/04/01 00:38:14
双子 リック
だいじょうぶ、ねてません。
ねてませんよー。

いくよー。

おなかすいたよー、

[ぺったんぺったんと歩く。]
(136)2006/04/01 00:38:57
双子 リック
[ぎくっ。]

い、いやだなぁ、寝すぎだなんて。
僕とか英霊ですから。

なんかちょっとほら、体の調子をネ、確かめてたんだよ。自分の体との対話?みたいな!はっはっは!
別に体は悪いところはないみたいだヨ!

[…覚醒した。]
(137)2006/04/01 00:42:17
見習い看護婦 ニーナ
ふうん。
悪くないならいいの。

体の調子が悪くっても病院連れて行くわけにも行かないし…

まあいいわ。ご飯食べましょ。
わたしもお腹空いちゃった。
(138)2006/04/01 00:45:40
双子 リック
んー。ごはんごはん♪

[何かを考えていた気がするけど。
   …忘れてしまった。]

…とりあえずごはんだ!

腹が減っては戦はできません。

うーん。はぁはぁ。
(139)2006/04/01 00:51:32
見習い看護婦 ニーナ
[椅子に座ってランサーを待つ。]

ランサー、今日こそ教会までいってみる?
「アンリマユ」とか言うのも教えてくれるかも出し。
(140)2006/04/01 00:56:27
双子 リック
ん、教会かー。

いいよー。俺あんまり好きじゃないけど。

[汗を流す。]
(141)2006/04/01 01:04:36
双子 リック
[キッチンに入るなり、席につく。]

まずはご飯食べよう。うんうん。
(142)2006/04/01 01:05:06
双子 リック
【あれだ。聖職者は俺をありがたがったりするから苦手だ。
いつの間にか聖人なんてことになってたからなー。】

もう食べていい?食べていい?

…いただきまーす!
(143)2006/04/01 01:08:32
見習い看護婦 ニーナ
[ランサーが食べ始めるのを確認してから、束紗も箸をつける。]

で。
ランサー、昨日の話だけど。
(144)2006/04/01 01:15:42
見習い看護婦 ニーナ
私はランサーがロンギヌスであってもそうじゃなくても気にしてない。英霊って言うからにはそれなりに有名なのかなって思う程度よ。
ランサーがランサーであることが大事なんだから。
何の英霊であっても、ランサーなのに変わりはないんだし。クラスの話じゃなくってね。

だから、不安にさせるようなことは言わないで?
(145)2006/04/01 01:26:58
双子 リック
[不安にさせたくないって思うのに。
 上手くいかないなぁ。
自分が、悪いのだけれど。]

ありがとう。

…ごめん。俺、騙し騙し生きてきたからね。

[へろ、と笑う。]
(146)2006/04/01 01:32:11
牧師 ルーサー
−教会−
[窓の外を眺める。その風景は普段と何ら変わらない。
だが、刻一刻と決着の時が近づいているのを感じる]


・・・・・・ 


[何も言わず、その風景を*眺め続ける*]
(147)2006/04/01 01:36:36
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・寝室−

[束紗は起きあがって部屋を見回した。なんでもない、いつもの部屋だ。]

あー。そっか。
昨日は結局寝ちゃったんだ。
ランサーが眠ってる間に外にでも出てみようかな。一人で監理者の所に行ってみるっていうのでもいいし。

病院にも行ってみたいし。

【…ランサーはわかってない。
そりゃ話したくなければ話さなくてもいいって言ったけど!
不安になるのはそう言う事じゃなくて。

私がちゃんとマスターとして信頼されてるかって言うのが不安なの。大した魔術が使えるわけでもないし。魔力だって少ないし。

ランサー、私ちゃんとマスターとしてやってけてるのかな……】
(148)2006/04/01 09:51:06
雑貨屋 レベッカ
−西ブロック 公園−

[アーチャーとの戦いの日から暫くの長期休暇届を出していた。戦闘での消耗は酷く日常生活を普通に平行して行うことは、到底無理だと思われたからだった。

体力が回復し、平日の昼間に仕事もなくぼんやりと過ごしてみると如何にそれまでの日常が、繰り返しに忙殺されていたかが良くわかる。

公園では、桜の下で花見をしている家族連れの姿が目に付く。]

【そう言えば……まだちっちゃい頃、私だけ両親が居ないことでぐずってお爺ちゃんを良く困らせたっけ。】

[楽しそうな家族連れが花見をしている横を、良く祖父に手を引かれて通った。麗香は春が嫌いだった。桜が嫌いだった。楽しそうな家族連れなんか皆死んでしまえと思った。]

……みんなしんじゃえ、か。

[そう言って泣き喚いた麗香の頭を寂しそうにずっと撫で続けていた祖父の顔が思い浮かぶ。]
(149)2006/04/01 10:56:35
墓守 ユージーン
−樹那森林公園 入り口−

[思い詰めてもやもやした気持ちを落ち着けるため、気分転換に散歩をしていた。
気付くと、かつてねぐらにしていた森林公園に足が向いていた。
桜の木の下で休日を楽しむ家族連れの声が聞こえる。]

【桜……もうそんな季節か……。
加奈が迎えるはずだった季節……。】

[目的もなくぶらぶらと歩いていると、見覚えのある女性の姿が目に付いた。]

【あれは……麗香?】

[足早に近付き、声をかける。]

よお、奇遇だな。
(150)2006/04/01 11:08:57
雑貨屋 レベッカ
[突如掛けられた声に、びくっとそちらを向く。]

あ……。

[今の呟きを聞かれたのではないかと咄嗟に右手で口元を押さえた。]
(151)2006/04/01 11:13:45
墓守 ユージーン
ん、どうかしたのか?

[不自然に驚く麗香の顔を怪訝そうに覗き込む。]
(152)2006/04/01 11:35:08
雑貨屋 レベッカ
ん?ううん……大祐さんって、桜は好き?

[舞い散る桜吹雪の中、すこし横にずれて座っていたベンチの隣を空け、唐突にそう尋ねる。]

私は嫌い。
楽しそうな家族連れを週末になるたびに見ないといけないから。
私ね、両親が居なかったのよ。小さな時から。だから、きっと妬ましかったんだと思うの。
(153)2006/04/01 11:39:47
墓守 ユージーン
桜、か……。
俺は花を愛でるような風流は解らないが、加奈に見せてやりたかったな。

[促されるままに麗香の隣に腰掛ける。]

……と、君も両親を亡くしてたのか。
俺も幼い頃に両親を亡くしたが、加奈がいたから頑張れた。
君は、ずっと独りだったのか……?
(154)2006/04/01 11:45:42
雑貨屋 レベッカ
……加奈ちゃん。そうよね。

[脳裏から離れない加奈の悲鳴……一瞬表情を曇らせたが、続く言葉にゆっくりと首を振った。]

私は祖父母に可愛がられて育ったわ。
今から思えば本当に大切にされた。お爺ちゃんは未だに私の事が心配でしょうがないみたいだし。

[くす、と笑みが零れた。ふと、思い出したように大祐に向き直る。]

ねえ、そう言えば大祐さんはもう、他のサーヴァントとの戦闘はした?
……誰かを倒した?
私は弓を持つサーヴァントと対峙したんだけど、途中で気を失っちゃって結末を知らないの。
……私のサーヴァントは余り物を語らないから。

[敵対するマスターだと頭では判っていた。どうしてこんな話を自分から切り出したのか、自分でも不思議な心地がしていた。]
(155)2006/04/01 11:52:24
墓守 ユージーン
血縁がいるのはいい事だな。

[麗香の見せた微笑に、そんな感想をもらした。
続けて質問に答える。]

他のサーヴァント、か。
セイバーはアサシンが倒したらしいが、その時俺は家でダウンしてたな。
バーサーカーとか言ったっけ、そいつとアサシンの戦闘は途中まで見ていたが、俺も途中で気を失ったクチだ。
その時は痛み分けで終わったみたいだな。

弓……アーチャーのサーヴァントか……。
彼のマスターは、アーチャーとバーサーカーとの戦闘に巻き込まれて死んだらしい……。

[今は亡き女性を思い出して、視線を落とす。]
(156)2006/04/01 12:01:24
雑貨屋 レベッカ
[血縁……その言葉を口にした大祐の声音に何かを感じ取った。

それほどまでに妹の蘇生を願う意味……そこに思いを至らしめずには居られなかった。]

セイバーはもう居ないのね。
……ってことは、大祐さんのサーヴァントは、ライダーかアサシンって言うこと?

って、死んだ?彼女が?

[自分に魔術を放った女性……恐怖を始めて感じた。死ぬかと思った。あの女性が死んでしまった。脳裏に対峙した時の光景が思い浮かんだ。
改めて聖杯戦争の、死の、戦いの、恐ろしさに手が震える。]

……貴方、色々教えてくれるのね?
私は敵対するマスターなのに。……貴方のサーヴァントに叱られちゃうわよ?

[言葉とは裏腹に、何故か嬉しかった。
聞いた情報の価値よりも、自分と似た立場の人間が居ることが、何よりも、自分が孤独では無かったのだと。]
(157)2006/04/01 12:09:29
墓守 ユージーン
うちのは色々教えてくれるって言うか、ド素人の俺から質問攻めにしてるって感じだな。
君の言うとおり、俺の相棒はアサシンだ。

……そうだな、何でこんなにペラペラ喋ってるのか、自分でも不思議だ。
たぶん、君が加奈を知ってる人間だから、心のどこかで敵対を拒んでるんだろうな。
(158)2006/04/01 12:18:27
雑貨屋 レベッカ
質問……か。

[言われてみれば、自分はキャスターに何も聞こうとしていなかった気がする。自分で考え、突っ走り、呆れたような表情のキャスターにいつも保護されていた。]

……私は、どうしてサーヴァントを召還しちゃったんだろう。
私には……私には聖杯を求める理由なんて、無かったのに。

私たちに、敵対せずに平和に居られる途はもう残されていないのかしら。

[ぼんやりと空を振り仰ぐ。晴天の気持ちよい空にそよぐ風、舞い散る花びらが二人の頭上を彩っている。
何の変哲も無い、穏やかな日常がそこにあるような気がした。]
(159)2006/04/01 12:24:52
墓守 ユージーン
君は、サーヴァントを召喚、つまり自分の力で呼んだって事か?
……他のマスターもそうなのか?

まあいい、それは帰ってからアサシンに聞いてみよう。
それより一つ気になる事がある。

君は、何の望みも無いのにこの戦いに身を置いてるのか?
さっきも言ったが、アーチャーのマスターは命を失った。
俺も、一歩間違えれば犬死するような賭けに挑戦した。
素人の俺が言うのも何だが、これはそういうものだ。

君は……ただなんとなく命を賭けているのか……?

[驚きを通り越して、唖然としている。]
(160)2006/04/01 12:35:31
見習い看護婦 ニーナ
[身支度を整えて、軽く昼食代わりにパンを焼く。
その間にランサーの部屋を見てみると、相変わらず眠っているようだった。]

起きてお腹すかしちゃうかな…何か作って置いててもいいけど、このまま夜まで眠ったままっていうのも考えられるのよね。

[パンの焼け音に気付いてキッチンへと戻る。バターを塗って牛乳をコップに注いだ。ミックスベジタブルを湯通ししたものにドレッシングをかけておかず代わりに。]

ちょっと手抜きでランサーに怒られそうだけど、ミックスベジタブルで何か作ろうかな。
(161)2006/04/01 12:35:57
雑貨屋 レベッカ
ええ、私は自分で呼んだわ。正確に言えば私は"青龍"を呼ぼうとしたの。しかも好奇心からの戯れでね。

[信じられないでしょ、と肩をすくめて見せ唖然とした顔の大祐に対し、姿勢を正した。]

ええ、最初はただ運命に流されるままに居たわ。だから戦いなんてしたいとも思わなかった。どうしてこうなったのかのかと思ってたわ。

だけど。
私はこの戦争が二度と起こらないよう……聖杯に望みたいの。私から両親を奪ったこの、憎い聖杯戦争なんか二度と起こらないように。一人の欲望のために多くが犠牲になるようなこんな現象なんか、今すぐ叩き潰してやりたいの。

そんな事果たして望めるのかどうか判らない。でも私は巻き込まれた。なのに黙って指を咥えて居るなんて出来ないわ!
(162)2006/04/01 12:43:41
見習い看護婦 ニーナ
ええと何か混ぜてサラダにするか卵と絡めて一品ものにするか…。
んー。両方作っとけばいっか。
後ご飯たいて。

[食べ終わってからランサー用の食事を作る。自分のもの以外の食事を作れることがうれしかった。]

……後何回、こうやって作れるんだろう。
母さんは食べるたびに文句が多かったけど、ランサー全部おいしそうに食べてくれるんだもの。
(163)2006/04/01 12:48:05
見習い看護婦 ニーナ
[作り終えた食事にラップをかけて書き置きをする。

出る前にもう一度ランサーの様子を見てから外へと出た。]

良し、まずは……病院かな。母さんの様子見に行かなくっちゃ。

[束紗は玄関に鍵をかけて自転車に乗ると、*病院へと向かった*]
(164)2006/04/01 12:56:12
墓守 ユージーン
[麗香の話を聞いて、そうか、と呟く。]

君の両親は聖杯戦争で……そういう事だったのか……。
軽率な事を言ってすまなかった。

[真顔で麗香に頭を下げる。]

君とは戦いたくない、これは本心だ。
だが、俺にも、君にも、戦う理由と勝ち残る目的がある。

君と話ができて本当によかった。
犠牲者の出ない戦いなんて無いのかもしれないが、お互いにそれを望んでいるなら、不可能じゃないかもしれないな。

[そう言って立ち上がり、麗香に*別れを告げた*。]
(165)2006/04/01 13:09:37
雑貨屋 レベッカ
あっ……えっと。

[丁寧に頭を下げた大祐に、軽く腰を浮かしてうろたえた。]

そういうつもりじゃ……その、有難う。
私も貴方と話が出来て良かった。願わくば、この戦争の終焉にまた笑顔で再会できる事を、私も祈ってる。

【奇麗事だって判ってる。でも……。】

[立ち去る大祐の後姿を*いつまでも見送っていた。*]
(166)2006/04/01 13:14:08
雑貨屋 レベッカ
−西ブロック 公園−

[とっぷりと日が暮れてきた。花見をしている家族連れの姿はもう無く、冷え込んだ風が公園の中を吹き抜けてゆく。

ずっと、大祐との会話が頭の中でぐるぐると渦巻いていた。死ぬってどういう事なのか。この戦争がもたらすのは何なのだろうか。]
(167)2006/04/01 16:29:21
吟遊詩人 コーネリアス
―西ブロック 樹那森林公園―

[薄紅の天蓋の下、ベンチに腰かけたままいつまでも動かない麗香の姿があった。
少し足音を強く立てて近づく。]

もう夜になる。
そろそろ帰らぬか?
(168)2006/04/01 16:36:31
雑貨屋 レベッカ
[足音が近づいてきた。顔を上げると、静かな表情を湛えたキャスターの姿。眼差しは少し心配げに麗香を捕らえていた。]

……ねえ。
今日もアサシンのマスターに出会って話をしたの。

[ゆっくりと立ち上がり、キャスターの方へと歩きながら、ぽつりとそう口を開いた。]
(169)2006/04/01 16:42:13
吟遊詩人 コーネリアス
そうか。
それで、その浮かぬ顔か。

……どんな話をしたのか、と訊いてもいいか?

[麗香の横に立ち、歩き出すでもなく言った。]
(170)2006/04/01 16:48:48
雑貨屋 レベッカ
……貴方は笑うかもしれないわね。

私も彼も、犠牲になる人を出さずに戦争を閉じたいと共に思っている事が判ったわ。
私は失った家族への追悼のために、彼は亡くした家族を……復活させるために聖杯を求める。


ねえ、高長恭……聞いてもいい?
貴方は本当に、本当にもう一度死ぬためにサーヴァントとしてこの世界にやってきたの?
死とは、恐ろしいものではないの?繰り返したいと本当に願っているの?
(171)2006/04/01 16:56:40
吟遊詩人 コーネリアス
[麗香の言葉に、苦笑を浮かべた。]

死んだ後の記憶はないからな、それが実際に恐ろしいものかは吾も知らぬ。
吾が何度、サーヴァントとして死んだのか、さもなければ死ぬことになっているのか、それは解らぬことだ。
それがどんな死なのかも。

憶えている死は……、そうだな。
余りにも馬鹿馬鹿しかった。
強力な敵国に滅ぼされかねぬ時に、自殺を強いられるなど。

それまで戦を繰り返し、どれだけ犠牲を出してきたかは解っていたが。
国を守るために戦っているのだと思っていた。
だが、民を死なせぬことが正しいなら、素直に負けていれば良かったのだ。
死ぬのは吾ら一族だけで済んだだろうさ。

もし、それ以外に護らねばならぬ意地があったなら。
暗愚と解っている皇帝など殺して、位を簒奪してでも勝てる戦いが出来る環境を作らねばならなかった。

吾は、そのどちらも選べなかったのだ。
(172)2006/04/01 17:15:05
吟遊詩人 コーネリアス
あの死は、繰り返したくはない。
武人として生きたのだから、戦場で死にたくはあった。
吾が巻き起こす死が、無意味ではない戦の中で、死にたかった。

春秋に義戦なし、と曰う。
かつては、正義と、それを行う者が居たという夢想。
この世のどこかには、正しい戦が存在するのであって欲しいという幻想。
吾も、そんな夢を見たのだ。

其方から見れば、吾の方が可笑しいのだろうな。
(173)2006/04/01 17:22:05
雑貨屋 レベッカ
[訥々と喋るキャスターの表情……僅かな悔恨の思いが滲んでいるような気がした。
美貌の武官と慕われ数々の戦記を記した彼の死、それは余りにも……。]

貴方は死をやり直したいんだと、この間私に言っていたわよね?
今の貴方なら……どうするの?
(174)2006/04/01 17:23:26
吟遊詩人 コーネリアス
後悔を感じずに済む死を迎えてみたいと願った吾が居た、それは確かだ。

……今の吾なら。
この吾が何かを願って、何の意味があろう?
吾が何をし、どう死んだか、どうせ記憶しては居られないのだ。

[最後は呟くように言った。]
(175)2006/04/01 17:32:54
雑貨屋 レベッカ
聖杯に呼ばれるサーヴァントは、聖杯に対する願いがあるんだって、監視官は言っていたわ。本にもそう書いてあった。
だから貴方にも、何か形になる"願い"があるのかと思っていたんだけど……。

[サーヴァントとして召還された記憶は残らない……。
こうして自分と対峙したこともまた、消滅の刹那消え去るのみ。それにハタと気づき愕然とする。]

【何だろう……この胸を締め付けるような感覚。命を掛けて全てを失ってゆくような、感覚は。】
(176)2006/04/01 17:41:21
吟遊詩人 コーネリアス
願いが形のあるものとは限らぬだろう。
それに、自分が何を願っているのか、解らぬことも多いのだろうさ。

吾にも見通せなかった。
其方や、あのアサシンのマスターのような者が居て、吾らを召還することがあるとは。
(177)2006/04/01 17:51:19
雑貨屋 レベッカ
アサシンの……。

[低い声でそう言い、ふと伏目勝ちだった顔を上げキャスターの目を見つめる。]

ああ、そう言えばセイバーはもう居ないそうよ。アサシンが……倒したんだって。
他にも聞いたわ。アーチャーのマスターが、死んだんだって。
(178)2006/04/01 18:00:24
吟遊詩人 コーネリアス
アサシンが、セイバーを倒したか。
どんな方法を用いたか……。いずれにせよ強いな。

マスターが死んだなら、アーチャーも消滅しているだろう。
確かに終わりは近づいているようだ。

[言葉を切り、麗香に視線を合わせた。]

欲望のために戦うサーヴァントやマスターなど、全て滅ぼしてしまいたいと言ったのも、其方だと思ったが。
もし、吾がアサシンと正面から戦って勝てぬとして。
最も犠牲の少ない勝ち方がマスターを倒すことだったら、其方は彼を殺せるか?
(179)2006/04/01 18:10:49
雑貨屋 レベッカ
【彼を殺せるか……?】

[頭の中をぐるぐるとそのキャスターの美しい声が渦巻いた。何度も何度も]

【彼を殺せるか……?】

[彼は死ねば念願の妹の所へ行けるだろう。だが、私自身が彼を殺す選択、そこで意識は躓いて閉じる。
彼を殺しサーヴァントを消し、聖杯を手にした私が望むのは……矛盾した思いが頭を心を締め付ける。]

【高長恭が言っている事は、真理だわ。紛れも無い真理。】

[揺らいだ瞳で見つめ返した。その瞳の揺らぎは、キャスターに

無 理 だ

と告げていた。]
(180)2006/04/01 18:26:45
吟遊詩人 コーネリアス
[何も言えずにいる麗香に向かって、くすりと笑った。]

そんなに答えに困る質問だったか?
まあ、倒すだの滅ぼすだの言わぬ方が、其方らしくはある。
そこまで困らずとも良い。
別の方法を考えよう。

[麗香から視線を逸らすと、のんびりと歩き始めた。]
(181)2006/04/01 18:37:30
雑貨屋 レベッカ
こー……

[彼の名前を呼びかけて止めた。強い信念さえ持てずにいるマスターに呼ばれてしまった彼こそが、一番困り果てているのかもしれない。
こちらの意向に合わせようとするその言葉に、胸が一杯になり慌てて並んで歩き出した。]

ねえ、貴方の名前は他のサーヴァントに知られない方がいいんでしょう?

……そうね、"こーちゃん"、とか呼んだ方がいいのかしら?

[ふと思い立った冗談。ほんの一瞬でも和やかな空気が欲しかった。]
(182)2006/04/01 18:43:58
吟遊詩人 コーネリアス
[呆気に取られたように麗香を振り返った。
数秒して、ひどく明るい声を立てて笑った。]

吾には他の分身の記憶はないが、そんな名で吾を呼んだのは、過去にも未来にもきっと其方だけだろうな。
好きに呼ぶといい。

……では吾も、其方の名を訊いてもいいか?
(183)2006/04/01 18:51:31
吟遊詩人 コーネリアスは、雑貨屋 レベッカに話の続きを促した。
2006/04/01 18:55:04
雑貨屋 レベッカ
えっ?!??!

ちょっ、え?ええーっ、私もしかして今まで、貴方に名前すら教えて無かったのねっ?!?!

[楽しそうにひとしきり笑った後向き直ったキャスターの言葉に、動揺して目を白黒させた。慌てて姿勢を正す。]

安部麗香と申します。ど、どうぞよろしくお願い致します。

[その場で立ち止まり、キャスターに向かって深々とお辞儀をした。]
(184)2006/04/01 18:55:59
吟遊詩人 コーネリアス
一度聞いたような気もするな。
そなたに名前を教えた時に。
だが、ただのマスターの名前など、覚えようという気にもならぬのでね。

今訊いたのは、記憶しておくためだよ。
それとも、レイカと呼んでも良いか?

[楽しそうに言った。]
(185)2006/04/01 19:04:04
雑貨屋 レベッカ
[一瞬見惚れた。その微笑に。楽しげな声音に。

その美しさに部下の指揮が下がると言われた武将……

その美貌が戦の歴史を、ただ在るだけで閉じられるのならばどんなに良いだろう、痛切にそう感じた。

だが、目の前で微笑むキャスターの前でそんな素振りは見せたくない……それは心の奥底に両親の末路が引っ掛かっていたせいかもしれないし、また別の理由かもしれない。]

すっ、好きに呼んで良いわよ。
"そなた"とか言われるよりは、ちょっといいかもしんない。
赤鬼青鬼じゃないんだし、名前がばれても私は痛くも痒くもないもの。
(186)2006/04/01 19:13:00
吟遊詩人 コーネリアス
ではレイカ。
帰って夕食にしよう。

おかしなものだな。
規則正しく食べていると、それに合わせて腹が空く。

[夜風に時折桜の花びらが混ざることに今気づいたかのように、上を見上げた。]
(187)2006/04/01 19:23:05
雑貨屋 レベッカ
えっ?!

[驚いて傍らを歩くキャスターを見た。

……召還したばかりの、そう、高長恭という名前を聞いたばかりの頃を思い出していた。
食事など取らずとも問題ない、と淡々と告げたあのキャスターが。

つられたように麗香も空を仰き呟いた。]

ええ、飛び切り美味しいものを作るわね……。
(188)2006/04/01 19:30:31
雑貨屋 レベッカは、吟遊詩人 コーネリアスと共に*公園を後にした。*
2006/04/01 19:48:31
冒険家 ナサニエル
−− まことの家 −−
[契約を結んだ後、彼女の家に案内された。
そこでそれまでにあった事をお互いに話し合い状況の確認を行う。
そして簡単に自分の使える武器などをまことに説明し終わると、よほど疲れていたのかまことは休息する事にした。
単独行動で索敵などの了承は得られているので、夜の街を歩く事にした。
そばにマスターがいないので本格的な戦闘が無理なのは自覚している。
その足取りは慎重なものだった]
(189)2006/04/01 22:33:34
見習い看護婦 ニーナ
−商店街・スーパー−

今日は何作ろうかなぁ。
新じゃがと新たまおいしそうだし。肉じゃがにでもしよっかな。
後は…

[適当に野菜をかごへと放り込む。

不意に令呪がうずいた。
ゆるい痛み。]

…まさか、ね。

[思い浮かんだものを振り払う。]

また、どこかで戦いがあるのかな…。

【聖杯戦争はそういうものだとわかってる。でも。本当にそれでいいの?】
(190)2006/04/01 22:43:10
見習い看護婦 ニーナ

[自分の願いのために人を傷つけるつもりはない。けれど、他がそうだとは限らないし、何よりその気はなくとも戦いに巻き込まれたりもするだろう。

セイバーをかばって怪我を負った少女を思い出す。いなくなってしまったアーチャーのマスターを思い浮かべる。]

…残ってるマスターだってそう。死ぬために、傷つけるために参加してるわけじゃない…よね。

[買い物を済ませて外に止めてある自転車に乗ると、家へと向かった。]
(191)2006/04/01 22:45:50
双子 リック
[自分の部屋の窓から、外を見る。

昨日、つかさは明らかに不満顔で、教会に行くのは中止になった。どうすればつかさを不安にさせずにすむのか、自分には分からなかった。]

…情けねぇー。

[もう長くは、ここにはいられないかもしれなかったけれど。
だからこそ、と言うか。

っつか。
こんなに離れがたくなるとは、思わなかった。]

うーん。うぅ。めんどーくさいぜー。
(192)2006/04/01 22:54:51
双子 リック
[何かを手に入れようとするときに、何かを失ってしまう。何かを失ったときに、何かを手に入れる。

そういうのが、意外と多い。

意外と切ないことだなぁ、と思った。

しかし、望むのは、多くの場合自分自身だ。]
(193)2006/04/01 23:15:01
双子 リック
[例えば自分がここにいたままつかさを守ろうとするなら、戦うしかない。他の連中にも、望むものがあるからだ。]

…戦いたくないなぁ。

[何でこんな自分が英霊で、サーヴァントなのだろう。
なんてこともたまに思う。

でも、それだって、自分で選んだことだ。

…いやぁ、考えなしだったなぁ。



でも。そうでなければつかさにだって会えなかったのだ。]
(194)2006/04/01 23:21:54
書生 ハーヴェイ
−大祐邸・居間−
[今日も夜になった。
そろそろこの戦争の期日も近づいてきている。

そんな時、キャスター達の事を思い出していた]

生き残っているのは、他にはランサーだけか。
もしキャスターとランサーが激突したら・・・・・・

[だが、ランサーはあれだった。
もっとも彼の正体は判かっていない。キャスターも判かってはいないが。
ただ、どちらにしろあの二組が激突するのが想像出来ない]

ここからは自力、って事か。

[茶をすする。そして突然気がつく]

・・・・・・ で、大祐はどこにいった?
(195)2006/04/01 23:34:47
吟遊詩人 コーネリアス
―麗香の部屋―

[相変わらずやや慣れない動作でペンを走らせると、その紙を折ってテーブルの上に置いた。
疲労が溜まっているのか、麗香はソファにもたれて眠っている。
そっと微笑むと、その姿に背を向けた。

音を立てぬように玄関のドアを閉じる。]
(196)2006/04/01 23:43:02
墓守 ユージーン
−自宅 隠し部屋−

[公園から帰宅して、隠し部屋――母親の本当の私室――に篭っていた。
麗香が“自分の力で”サーヴァントを召喚したと言う事実。
いつ訪れるとも知れない時に備えて、せめて少しでも“一人前”に近づきたかった。
胸を張って相対したいと思った。

……が、母親の遺産には、何一つとして理解できるものはなかった。
己が“選ばれなかった”という現実だけが重く圧し掛かる。]

解ってた……けどな。

[肩を落とし、力無く隠し部屋を後にして、リビングに向かう。]
(197)2006/04/01 23:45:32
吟遊詩人 コーネリアス
―大祐邸の前―

『夜来風雨声』

[冷たい大粒の雨が降り始めて、アスファルトを叩いた。
濡れることを気にする様子もなく、門を開けて庭に入った。]
(198)2006/04/01 23:50:53
墓守 ユージーン
[リビングでは、珍しくアサシンが寛いでいた。
気配に気付いて振り向く相棒の顔を見て、昼間の疑問を思い出す。]

なあ。
俺以外のマスターは、自分の力でサーヴァントを召喚してるのか?
何故、俺とあんただけ――。

[そこまで話したところで、背筋にチクリと違和感が走る。]

……アサシン、何か感じなかったか?

[不意に感じた違和感に、意見を求める。]
(199)2006/04/01 23:58:33
書生 ハーヴェイ
[大祐の言葉と同時に、異変に気がつく。家の結界が侵入を伝えている]

・・・・・・ この屋敷に、入っただと?
大祐、庭に出るぞ。
(200)2006/04/02 00:10:36
見習い看護婦 ニーナ
[自宅までたどり着くと、自転車を車庫へと戻す。そして家の中へと入った。]

ただいま。遅くなっちゃった。
ご飯ちゃっちゃっと作っちゃうからちょっと待ってて。

[そのままキッチンへと進み、準備をしだす。]
(201)2006/04/02 00:11:54
書生 ハーヴェイ
[大祐と共に、庭に出る。
既に玄関を通り過ぎたキャスターが眼前に現れる]

キャスター、か。
さすがだ、ここが僕らの居場所だと分かるとはな。


ここに来た理由を聞きたい。サーヴァントがマスターなしで話し合いか?
(202)2006/04/02 00:17:51
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