人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1289)Fate/Real Myth 聖杯戦争村 : 6日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

書生 ハーヴェイ に、1人が投票した。
文学少女 セシリア に、5人が投票した。
冒険家 ナサニエル に、1人が投票した。

文学少女 セシリア は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、冒険家 ナサニエルが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習い看護婦 ニーナ、牧師 ルーサー、双子 リック、墓守 ユージーン、の5名。
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・寝室−

[寝返りを打つ。ゆっくりと目を開けた。]

……もう、お昼か。
いたたたた。

なんだか全身筋肉痛みたいな感じ。
帰ってからご飯食べたんだけどな。

[体内に巡る魔力を確かめる。まだ、足りない。]

アサシンとの対決までに全回復するといいんだけど無理だろうなぁ。
せめて宝具使えるだけは回復させないと。
空になるの覚悟なら行けそうだけど。
それじゃランサーが使いそうにないし。

うん。もう少し眠ろうっと。

[目を閉じる。意識せずとも眠りに*吸い込まれていった*]
(0)2006/04/04 12:54:16
墓守 ユージーン
−自宅 隠し部屋−

[直に触れるのは恐ろしかった。
上着で柄を包み、恐る恐る手に取った。
それでも体温は急激に上昇し、眩暈を覚えた。
剣を杖代わりにして、なんとか自宅に辿り着いた。

そして今、アサシンがしていたのと同じように、壁に立てかけた“菊一文字”を見つめている。]

……アサシン。

[純粋な剣士は、己の言葉でどれほど傷付いたか知れない。
それでも、言わなければならないと思った。

剣士は自分を「斬れ」と言った。
――だから。]

俺があいつを斬らなければ。

[決意を秘めた目で、剣の柄を見つめている。]
(1)2006/04/04 21:54:29
見習い看護婦 ニーナ
[夢を見る。

それがいつの夢なのか、出てきた人物でわかるというのに、まるで遠い昔のことのように思えた。

母が笑っている。
自分が作った料理を食べて、ほめてくれる夢。

その隣で、美味しそうに食べるランサーの姿。

楽しいはずの夢が、とても悲しく思えて、涙が零れる。

そして、その音で現実へと引き戻された。]

……ん…。何?

[電話の音。しばらく鳴っていたそれは、束紗が意識を覚醒させたところで切れた。

そして間をおいて束紗の携帯が鳴る。]

電話? 誰だろ。しばらく電話するなって言ってあるのに。
(2)2006/04/04 22:03:49
墓守 ユージーン
しかし、身体が持たないよな。

[この剣で戦うにしても、あの高熱が続いたまま歩き回るのでは、戦いにすらならない。
試しに鞘の部分を掴んでみる。]

……なんとも、ない……?

くく、コロンブスの卵……か。

[鞘をしっかり握り直すと、自宅を出て公園に向かった。]
(3)2006/04/04 22:10:23
見習い看護婦 ニーナ
[携帯には樹那病院の文字。あわてて出る。]

はい、椎名です。

……わかりました、すぐに行きます。

[飛び起きて仕度をする。一日眠っていたせいか、魔力はほぼ戻っていた。ただ、疲れだけは残っている。]

……アサシンって私の顔知ってたっけ。んーと。
まあいっか。普段は普通っぽいわけだし。

[ランサーの部屋を覗くとまだ布団が敷かれたまま。寝ているらしかった。]

疲れてるだろうから寝かせといたほうがいいわよね。うん。

[顔までは見ずに家を出る。そして自転車に飛び乗って病院へと向かった。]
(4)2006/04/04 22:11:59
見習い看護婦 ニーナ
−樹那病院−

[病室へと入る。既に担当の医師と看護師が状態を見ているところだった。会釈をして母の傍に寄る。顔色は今までと変わらず。]

母さん…。

[一通りの処置が終わり、医師が束紗を見る。]

あの、先生、母の具合は……。

[電話では意識の覚醒があった、といわれた。とはいえ目を開けたわけではない。

医師の言葉を静かに聞いていた。
今までなかった反応が出るようになったこと、時々腕の筋肉に緊張のあとが見られること、このまま行けば目覚めるかもしれないことを聞かされる。

ただ、意識が戻ったところで退院が出来るわけではないと医師は言った。
意識不明は二次的症状に過ぎないのだと。]
(5)2006/04/04 22:31:42
見習い看護婦 ニーナ
…でも。意識が戻れば、会話が出来るようになります。いつ目覚めるかわからない今より、もっと希望が持てるようになります。

あの、…母は、快方に向かってるんでしょうか?

[医師は言葉を濁す。原因がわからない以上、どうすることも出来ない。出る症状の一つ一つは正しい処置をすることにより直接生命に関ってくるものではない。

いつ治るのかも希望的期日も医師の口からは聞かれなかった。

医師と看護師が引き上げたあと、束紗は母の手を握る。]

母さん。
早く目を覚まさないと、ランサーを母さんに会わせてあげる事が出来ないじゃない。
一人娘のこと忘れちゃったの?

……でも。ごめんね。もう、行かなきゃ。多分、次が最後の戦いだから。また、ここに来られるように、ランサーとがんばるから。
だから、戻ってきたときには目を覚ましてほしいな。
(6)2006/04/04 22:37:22
見習い看護婦 ニーナ
[病院を出る。一度だけ振り返り、母のいる病室の窓を見つめた。

しばらくのあと、自転車に乗って自宅への道を急ぐ。分かれ道で不意に公園があるほうを見た。

昨日の戦闘の痕。それがどうなっているのか気にもなったが、それ以上に何かが気になった。

近づくごとに、感じるもの。

マスターの、存在。

その魔力を思い当たって、姿を探した。]
(7)2006/04/04 22:47:16
墓守 ユージーン
−樹那森林公園−

[アサシンの姿を探して彷徨い歩く。]

……いない、のか。

[ホッとする己が悔しい。

そのままベンチに腰掛け、手にした剣を見つめている。]
(8)2006/04/04 22:50:16
見習い看護婦 ニーナ
[公園に入る。その中のベンチの一つに人影を見つけた。その手に長物を抱えている。

束紗はそーっと近づくと背後から様子を見た。

確かに、先日教会で会ったアサシンのマスターだった。]

【んと。手に持ってるのってなんだろう。どこかにアサシンが隠れてる…とかないよね。】

[辺りを見回すが、それらしい人影はない。
近づいていって、遠慮がちに声をかけた。]

…こんばんは。

えと。アサシンのマスターさん。
(9)2006/04/04 22:55:32
墓守 ユージーン
[不意に声をかけられて立ち上がり、声のした方を向く。]

あ……君は……束紗、だったか。

あの時はこちらが名乗る暇ももらえなかったな。
俺は中村大祐、好きに呼んでくれ。

……ただ。
“アサシンのマスター”というのは違うかもしれないな。

[再びベンチに腰掛けた。]
(10)2006/04/04 23:01:47
見習い看護婦 ニーナ
教会ぶりです。
ごめんなさい、あの時は急いでたので…わたしも、帰ってから名前聞いておくんだったって気づきました。

えーと。中村大祐さん、ですか。
じゃあ、大祐さんって呼んじゃいます。

[大祐の隣に腰掛ける。そして今聞いた言葉を不思議に思った。]

違うかもしれないって、どういう、意味ですか?
それに、その手に持ってるのって……アサシンの…。
(11)2006/04/04 23:08:04
墓守 ユージーン
ああ、これか……。

[手元の剣に視線を落とす。]

これで……俺はアサシンを斬らなきゃいけないんだ。

自分の相棒を斬ろうとしている奴は、もはやマスターじゃないだろう?

[そう言って、隣に座る束紗に向き直る。]

アサシンの話では、残るマスターは俺と君だけらしい。
……率直に聞こう。

君は、聖杯を得て何をしようとしている?
(12)2006/04/04 23:14:48
見習い看護婦 ニーナ
[アサシンを斬る。そう言われて何があったのかと思ったが、昨日の様子から大体の見当をつけた。]

……それはそうですけど。でも。
普通の人が、サーヴァント相手に勝てるとは思いません。

なんて言っても、実際にやりあったわけじゃないからわからないですけど。

私の叶えたいこと、ですか?

[束紗は少しだけ考えて話し出す。]

……病気の、母がいるんです。意識不明で、もう何ヶ月か入院してます。原因不明、いつ目覚めるのか、いつ治るのかもわからなくて。
だから、母の病気を治したかった。
だけど、きっと母は誰かを傷つけて自分が助けられたんだってわかったら、私を許してはくれないかもしれない。

…私も。誰かを傷つけてまで叶えたくはない。
(13)2006/04/04 23:25:48
見習い看護婦 ニーナ
じゃあ、何を願うんだろうって。

誰かを傷つけてしまうのは、初めからわかってたはずなのに。

…でもきっと。

聖杯が手に入ったら、たとえ一生許してもらえなくても、母の病気を治してもらう様に頼むと思います。
ランサーは何を頼むのかわからないけど。

本当は。
ランサーがずっとこっちにいますようにって願いたいと思う自分もいるんです。
ランサーが来てから、私は一人じゃなかった。笑顔でいられた。
いなくなったらって考えると、寂しいし辛い。
でも、ランサー自身が願うならともかく、私が願ったってランサーは心から喜んではくれない。
(14)2006/04/04 23:31:53
墓守 ユージーン
[束紗の返答を聞いて、安心した。]

君がそういう人間なら、もう迷う事は無い。
……アサシンを斬るために、君と、君のサーヴァントの力を貸して欲しい。

俺は魔術なんて知らないし、剣なんて振るった事も無い。
それでも、俺はこの手でアサシンを斬ってやらなければいけないんだ。
そうでなければ、あいつが俺に剣を託した意味が無い。

君は、聖杯で君の母親を救え。
俺は、この剣でアサシンを救う。

[そう言って束紗に右手を差し出す。]
(15)2006/04/04 23:35:01
見習い看護婦 ニーナ
[大祐の言葉を聞いて一瞬戸惑ったが笑みを浮かべる。
そして差し出された手を握った。]

…わかりました。でも、気をつけてくださいね。自分の命と引き換えにアサシンを、なんてダメですよ。

そんなことしても、わたしもランサーも、アサシンだって喜びませんから。

生き残ってこそ。それを前提にアサシンはその剣を託したんだと思います。
(16)2006/04/04 23:43:07
見習い看護婦 ニーナ
[公園に設置してある時計の時刻に気づく。]

いっけない。ランサーそろそろ起きるころだ。
あの、アサシンがどこにいるか、とか見当は付いてるんですか?
手を組むのはいいとして、どこで待ち合わせる、とかあります?

一応今のうちに決めておいたほうがいいのかなって。
(17)2006/04/04 23:48:28
墓守 ユージーン
[握り返された手と束紗の言葉に頷き、慣れない笑顔を浮かべる。]

ああ、俺もむざむざやられるつもりは無い。
生きる目的も、見つかりつつあるしな。

それより、君も気をつけてくれ。
アレの力は尋常じゃない。
ランサーにも、心してかかるように伝えておいて欲しい。

[握る手に一度力を込め、離す。]

アサシンとは今夜中に決着をつけるつもりだったが、どうやら今夜は出てこないみたいだ。
時が来たら、あいつは恐らくここに現れると思う。
明日も、ここで会おう。
遅くまで付き合わせてしまってすまなかったな。
(18)2006/04/04 23:56:30
見習い看護婦 ニーナ
ランサーにはちゃんと言っておきます。
アサシンがどれだけ強いのかも、わかってるつもりです。セイバーとの戦いをここで見ていたから。

[ここに現れる、そう聞いて辺りを見回した。二人の場所以外、静寂が包んでいる。]

わかりました。じゃあ明日はランサーもつれてきますね。
多分寝てると思うから、引っ張ってこなくっちゃ。

遅いのは慣れてるから大丈夫ですよ。
それじゃ、失礼しますね。

[大祐に一礼すると、手を振って自転車のところまで戻る。
そして自宅へと向かった。]
(19)2006/04/05 00:03:28
墓守 ユージーン
気をつけてな。

[去っていく束紗を見送り、剣の鞘を握って*自宅に向かった*。]
(20)2006/04/05 00:05:47
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・書斎−

[いつものように。

意識を集中する。

魔術回路に流れる魔力を確かめる。]

大丈夫。魔力は尽きない。ちゃんと。体に流れてる。

[更に手繰る。体に通る回路の中に、隠れたままの魔力を。]
(21)2006/04/05 12:43:56
見習い看護婦 ニーナ
[アサシンの魔力を覚えている。目が、耳が、体が、回路が。
あれに勝つのは並大抵のことではないこともわかっている。

けれど。

やるしかないのだ。

例え、自分の命を魔力に換えても。]

死ぬわけには行かないけど。

[ランサーを思う。単騎向かうことになるのだろう。
腕の怪我を思い出す。真っ赤に染まった右腕。
終わった後、怪我は治っていたけれど、痛くないわけではないはずなのに。
後共にいられる時間はわずか。結果がどちらにしても。

本当に願いたいものを間違わないように。

束紗はゆっくりと*目を開いた*]
(22)2006/04/05 12:54:29
墓守 ユージーン
−自宅 隠し部屋−

[床に胡坐をかいて“菊一文字”を見つめている。]

この剣の正体、か……。

[アサシン――天才剣士が解らなかったモノを凡人の己が理解できる道理は無い。
それでも、沖田の気持ちに応えるために。]

俺も向き合ってみないとな。

[覚悟を決めて剣の柄を握る。]
(23)2006/04/05 20:42:23
墓守 ユージーン
ぐ……っ!

[変化はすぐに訪れた。
――が、それは前回とは異なっていた。

全身の体温は急激に上昇するが、精神を覆い尽くすような熱の洪水は無い。
むしろ、アサシンから剣を託された夜と同じ。

柄から一旦手を離し、呼吸を整える。]

っはぁ……はぁ……はぁ……。
なるほど……布切れ程度じゃ……意味が無かったようだ……。

一旦無理矢理開かれれば……後はパイプを流れる水の量との戦いって訳か……。

[深呼吸をして、再び剣と向き直る。]
(24)2006/04/05 20:43:02
墓守 ユージーン
[柄を握っては息を切らせ、息を整えては柄を握る。
それを繰り返す。]

っはぁ……はぁ……ふぅ……。

[全身を巡る魔力の奔流に、少しずつ身体を慣らす。]

一分が限界だな……。
まあ……急ごしらえにしては上出来、か。

[剣を鞘に収めて息を整え、*公園に向かった*。]
(25)2006/04/05 21:15:00
見習い看護婦 ニーナ
−自宅・書斎−

[深呼吸をする。陣の中央。ゆっくりと、回路を研ぐように。全身にめぐる魔力を、もう一度確かめる。]

【そろそろ時間かな。

…ランサー起きてるかな。公園に誘わなきゃいけないんだけど。
ご飯は帰ってきてからでもいっか。】

[息を長く吐いて目を開ける。そして立ち上がると書斎を出た。

ランサーの部屋へと向かう。]
(26)2006/04/05 21:52:30
書生 ハーヴェイ
−教会・不明の部屋−
[その部屋は暗く、玉座のような立派な椅子に座り続けるアサシン。否、既にそれは”かつてアサシンだったもの”である]

・・・・・・ もはや刻が迫っている。
魔力も回復せず、剣もまた行方を知らん。

だが、この力だけでもサーヴァントの一人くらい葬ってくれる。

[玉座からゆっくりと腰を上げる。
隣にはルーサーが頭を垂れている]


ルーサー。聖杯の様子はどうだ?
(27)2006/04/05 23:01:36
牧師 ルーサー
−教会・不明の部屋−
[かつてアサシンだったものの言葉に答える]

はい、既に5名分のサーヴァントの力が聖杯に注ぎ込まれております。
最後に残るはランサー。彼が消滅すればこの教会に封印してある聖杯は目覚めます。

[聖杯。教会の祭壇の中に封印と共に隠されている。
その形状は何の変哲も無い杯。だがもうすぐ刻は来る]
(28)2006/04/05 23:04:38
書生 ハーヴェイ
ならば良い。この私が世界の倫理となる日も近い。
それで貴様も、ようやく望みが叶うというものだな。

永遠の命、か。その若さで余命半年は辛かろう。
せめて娘が成人するまで生きたいというその願い、この私が叶えてくれよう。


[そう一言言い残し、かつてアサシンだったものはゆっくりと教会を出、闇に解けていく]
(29)2006/04/05 23:08:51
見習い看護婦 ニーナ
ランサー、起きてる?

あのね、話があるんだけど。

[ランサーを呼びながら、部屋の前まで来た。]
(30)2006/04/05 23:21:46
見習い看護婦 ニーナ
アサシンのマスター、覚えてる?
ていうか会った事あったっけ……

彼と今日公園で会うことになってるんだけど、ランサーもいく、でしょ?

……アサシンと戦闘になるかもしれないけど。

[ランサーがいるかも確認せず、ただ喋っていく。]
(31)2006/04/05 23:25:45
双子 リック
うん、起きてるよ。

[右手の感触を確かめるように、何度か握り込む。
違和感はない。

戦闘の余韻が抜けない。
どうもピリピリして、落ち着かない。

普段、戦いなんてしないからなぁ。]
(32)2006/04/05 23:25:48
見習い看護婦 ニーナ
[声が聞こえてほっとする。]

で、そのマスター…大祐さんていうんだけど、まだまともな時のアサシンから剣を預かってるらしくって。自分がアサシンを斬るんだって言ってるんだけど…まあ、ぶっちゃけた話、手を組もうってことね。


【この、聖杯戦争が終わったら。】


何か、言うことある?
(33)2006/04/05 23:33:01
双子 リック
うん、分かった。
て言うかぶっちゃけ、つかさが行って、戦闘になるかもなんて言ってるのに、俺が行かないわけないじゃーん。

【さて。ここにいられる時間も、あとわずかだな。】

[穏やかに笑う。]

【幸せだったな。
幸せなまま終わりたいところだ。

それには、守らなきゃな。
守るために、戦わないと。

…あー。
めんどくせーなぁ。】

言っておく事、あるよ。

…守るよ。
だから、帰ったらごはんね。
(34)2006/04/05 23:36:27
双子 リック
アサシン、か。

[優しすぎるくらいの…人だったけどな。]
(35)2006/04/05 23:41:14
見習い看護婦 ニーナ
[守るよ、そういわれて、涙が出そうになるのを我慢する。
そしていつもよりも穏やかな笑みを浮かべた。]

ありがと、ランサー。
その言葉、信じてるから。


【この戦いが終わったら。】


じゃあ、さくさく行きますか。
たまには、自転車こいでほしいんだけどなぁ…。

[言って玄関に向かう。]
(36)2006/04/05 23:41:17
双子 リック
転んじゃうじゃーん。

[いつものように後ろに乗り込む。]


さぁ…れっつらごー!
(37)2006/04/05 23:43:57
見習い看護婦 ニーナ
……わかってたけどね。

[あきれた表情で自転車をこぐ。

後ろに感じる暖かさを、忘れたくなかった。]

【遠回りしたかったけど。なんか癖でいつもの道選んじゃった。】

ランサー、聖杯に、何を願うか決めたの?

何か目的があれば、勝ちに少しでも近づけると思うんだけど。
(38)2006/04/05 23:48:26
双子 リック
…願い、かぁ。
そーだなぁ。

【…。
やっぱり、なんにもねーや。】

[苦笑する。]

【…俺って、幸せだよなぁ。】

やっぱり、そうだなぁ。
皆が幸せになるような、願いがいいなぁ。
やっぱり世界平和とかネ。
柄じゃないんだけどさ。
(39)2006/04/05 23:52:06
見習い看護婦 ニーナ
世界平和なんて一個人が願うにはちょっと大きすぎるわね。
ランサーは、……ううん、後でいい。
後で言うから、ちゃんと聞いてね。

[公園が見える。いつもと変わらない場所。
束紗には見えた。

きっと、今日は。

どくん、と令呪がうずく。
近づくごとに強くなる焦燥。

あの場所は。]
(40)2006/04/05 23:55:41
見習い看護婦 ニーナ
[公園に着く。自転車を降りて大祐の姿を探した。]

暗くってよく分かんないな…

大祐さーん

[小声で呼んでみる。]
(41)2006/04/05 23:59:13
双子 リック
【俺は今、幸せだからね。

願いなんかよりも。
今ここにある幸せが、俺にはよっぽど重要だ。】


[目を瞑って、風を感じた。

…目を開く。

公園だ。]

うーし。
めんどくさいことこの上ないけども、一丁やったるかぁ。
(42)2006/04/06 00:01:23
墓守 ユージーン
−樹那森林公園−

[ベンチに座っていると、束紗の声が聞こえた。]

ここだ。

[剣の鞘を掴んで立ち上がり、声のした方に歩み寄る。]
(43)2006/04/06 00:01:55
見習い看護婦 ニーナ
[大祐の姿に気づく。]

こんばんは。…まだ、アサシンは来てないんですね。

ていっても、今日来るとは限りませんけど。

【ううん。

今日こないかも、はただの私の願望。

わかってるんだ。この感じ。回路の魔力をちょっといじれば、すぐにだって見える。

魔力のぶつかり合うあの感覚が。】
(44)2006/04/06 00:06:01
双子 リック
あー、あんたか。
こんばんにゃん。

…いやぁ、あんたも色々あったんだろうねぇ。
しみじみ。
(45)2006/04/06 00:06:44
書生 ハーヴェイ
−公園−

[いる。最後の獲物が]

[闇の中から湧き出るように、その存在を表し、邪悪な魔力を体中から噴出させる]
(46)2006/04/06 00:10:00
墓守 ユージーン
[束紗とランサーに会釈を返す。]

来るか来ないかは俺にも判らない。
アレが覚醒すると、令呪も効かなくなるからな。

[続いてランサーの言葉に頷く。]

そうだな……。

[その時、禍々しい魔力の波を感じた。]

だが、今夜で幕引きだ。
(47)2006/04/06 00:11:51
見習い看護婦 ニーナ
[感じる。

あの、魔力。]

……ランサー、アサシンが、多分いる。
(48)2006/04/06 00:12:02
双子 リック
【実は俺は信用しきったわけでもなかったりするけども。

あんまりそういう事考えてる余裕もなさそうなんだよなぁ。】

ふぅー。

[重くため息を吐く。]

めんどくせぇええええ。
(49)2006/04/06 00:14:52
見習い看護婦 ニーナ
んもう。

めんどくさいめんどくさい言わないでよ。

守ってくれるんでしょ?
それだけはめんどくさがらないでね。
(50)2006/04/06 00:17:52
双子 リック
だいじょうびだいじょうび。

めんどくさいけどやるってのがネ。ありますから。

さぁて。

んぁー。

[槍を取り出す。]

どうしたもんでございますかな。
(51)2006/04/06 00:22:40
墓守 ユージーン
[緊張した表情で周囲を確認する。
――と、緊張感の無いやり取りが目に入った。]

……君のところは、いつもこうなのか?
(52)2006/04/06 00:25:31
書生 ハーヴェイ
[全員の前に、その姿を現す。
アサシンそのものの外見だが、その目つきと魔力の禍々しさが完全に異物と化していた]


さて。
君がランサーか。

そろそろ、終わりにしようか。

[右手に魔力を込める]

・・・・・・ 煉獄。

[右手にどす黒い炎が灯る]
(53)2006/04/06 00:28:17
双子 リック


なにが?
(54)2006/04/06 00:28:26
見習い看護婦 ニーナ
[辺りに気を配る。背後を取られないようにランサーと背中合わせに立った。]

……どこに、いるんだろ。

[緊張と恐怖。けれど、不思議と大丈夫だ、という気持ちがあった。

大祐の言葉にくすりと笑う。]

大体ね。こんな感じよ。
(55)2006/04/06 00:29:00
双子 リック
って。
んぉー。

…アサシン。

[少し、苦い顔をする。]

…俺、できればあんたとは戦いたくなかったなぁ。

て言うかサー、雑談してるんだから一回落ち着いてみたりしたらイイジャナイ。うぅ、めんどうくさいぜー。

[槍を縦に構える。]
(56)2006/04/06 00:31:32
墓守 ユージーン
……どうやら軽口はここまでのようだな。

[目の前に現れたアサシンの姿を見る。]

奴の力は尋常じゃない、気をつけろ。
(57)2006/04/06 00:32:26
双子 リック
[殺気…と、思ったが。
これは違う。

戦闘の気配だけで。
構成されているような、モノだった。
対峙した「それ」は…。]

…うーん。

[じと、と手に汗を掻いているのを感じる。
意識を集中する。]

よし、OK。
俺はあんたと一分でも長く対峙していたくない。
(58)2006/04/06 00:35:42
見習い看護婦 ニーナ
[現れたアサシンに身構える。

禍々しい気をはなっているのが分かる。

ランサーの後ろからアサシンを見つめた。]
(59)2006/04/06 00:36:05
書生 ハーヴェイ
雑談?

ランサー、お前は何のためにここにいるのだ。

[炎を握りつぶす。すると、そのどす黒い炎は剣のような形状を保つ]

戦う意志が無いなら失せろ。そして我が意志を具現化するための礎となれ。

[ランサーへと一歩一歩近づいていく]
(60)2006/04/06 00:38:11
見習い看護婦 ニーナ
[後ろに後ずさる。アサシンの言葉に反論したかったが、言葉が出てこなかった。

回路が告げる。

ここは危険だと。この魔力は尋常ではないと。]
(61)2006/04/06 00:41:54
双子 リック
ふーん。

格好良い格好良い。
あんたは格好良いねぇ。


そりゃあ俺、できれば戦いたくないぜー。

戦うけどね。

[アサシンだったモノの動きに合わせ槍の位置を微妙に動かす。]
(62)2006/04/06 00:42:49
見習い看護婦 ニーナ
【魔力がとんでもないのも、戦いが厳しいのも今更よね。

選べる選択肢は一つしかないの。

この戦いに勝つこと。逃げることも死ぬことも許されない。

そんな選択肢は、始めから存在しない。

だから、私は私に出来ることをやるだけよ。ランサーが勝つための手助けをするだけ。】
(63)2006/04/06 00:45:22
墓守 ユージーン
アンリ・マユ……ッ!

[剣を鞘から抜いて構える。
途端に体温は上昇し、息苦しくなる。
眩暈がするほどの魔力の奔流に押し流されないように、懸命に目の前の“敵”を睨みつける。]
(64)2006/04/06 00:46:39
書生 ハーヴェイ
ふむ、それはもうじき消えうせるアサシンに伝えておいてやろう。

返事をすることは、永久に無さそうだがな!

[そう言うと、ランサーの間合いの外側からランサーに向けて剣を横薙ぎする。
その横薙ぎの奇跡は炎の衝撃波となり、ランサーに襲いかかる]
(65)2006/04/06 00:47:08
双子 リック
【うわ、反則。
神様っつーのもあれだな、うっとおしいな。】


[膝に近い位置にまで体を伏せ、二歩で体を間合いに入れる。
髪が灼けた。
まともに目が開かない。

…とんでもねー。]

と、とりあえず。

[有効な限界一杯に遠心力を使って、若干アバウトにではあるがアサシンの足元に向けて槍を振るう。]

【キリストの体に穴を開けた…ことになっている槍だ。
当たればちょっとくらい効果があるのではないか。

という希望的観測。】
(66)2006/04/06 00:55:55
見習い看護婦 ニーナ
[冷たい空気が一瞬にして熱くなり、髪の焼けた臭いが鼻をついた。]

【…せめてああいうのを防げたりする結界とかそういうのが使えたらよかったのに。

ううん、ないものねだりしたって仕方ないし!】
(67)2006/04/06 01:01:05
書生 ハーヴェイ
[ランサーの一撃が足元に襲い掛かる。
それを力まかせに炎の剣で振り払う。だが]

・・・・・・ 貴様、神殺しの所持者か!!!!
よもや最後に残ったのがこれとはな!!

[動揺を隠せない]

ならば容赦せん!

[左手にも炎が灯る]

煉獄!!

[そのまま左手を前に突き出し、数発の暗黒の炎の玉がランサーめがけて飛んでいく。

だが、キャスターと戦った時の威力は無い。その魔力は確実にすり減っている]
(68)2006/04/06 01:03:54
墓守 ユージーン
くっ……。

[熱風の余波で思わず目を細める。
――とその時、『魔力を……』という声が聞こえた。
いや、声ではない。
声にはならない、意思そのもの。
それが思考に直接働きかけてくる。

意思の出所は手に握る剣だと気付いた。]

【魔力をよこせ、というのか?】

[半信半疑のまま、体内で暴れまわる力の渦を剣に向ける。
そのイメージを頭に浮かべる。

途端、上昇した体温が戻り、身体が軽くなった。]
(69)2006/04/06 01:07:06
見習い看護婦 ニーナ
[目は開けたまま、アサシンとランサーの戦いを見つめている。

そして。

意識は回路に。

魔力開放。
少しでも、ランサーが動きやすいように。
供給量を意識的に増やす。回路に流れる魔力が、聖杯の力を介してランサーへと流れ出る、そこに無意識レベルでかけてあるストッパーを、まずは一つ。

それだけで通常束紗の中に流れる魔力はほぼ使い切る。けれど。

魔術回路は「まだ」働いている。]
(70)2006/04/06 01:20:57
双子 リック
ちぃ。

【厄介すぎる。
防御の手段が限られすぎてる。】

[振り払われた槍をそのまま地面に突き立て、それを支点にして体を回転させ、炎をかわす。
一発、避け切れずに右足に炎を受ける。

またも、髪が灼けた。]

あっついんだ!
早いし!もう!

[今度は自分の体に生まれた遠心力を利用して槍を引き抜き、アサシンの脇腹めがけて槍を突く。
キリストに槍を突き立てたことになっている場所だ。

アサシンは、少し動揺の色を見せた。

有効だ。
確信できた。]
(71)2006/04/06 01:21:15
書生 ハーヴェイ
[ランサーの身軽な動き、そしてそのトリッキーな一撃に意表を突かれる。

その一撃がわき腹をかすめる]


ちいっ、本来の魔力さえあれば、貴様など!!

[すれちがいざま、ランサーを側面から、ただ強烈に蹴りつける。ランサーの体が大きく宙を飛ぶ]



[だが、その直後アンリ・マユの体が一瞬硬直する。どうやらその効力が出てしまった]

ええい、こんなもの!!

[すぐに立て直そうとする]
(72)2006/04/06 01:27:41
見習い看護婦 ニーナ
[息が荒くなる。立っているだけだというのに。]

【送った魔力は大事に使ってよ、ランサー。

後一個、はずせないこともないけど。さすがにそれは万が一に備えたいもの。】

[アンリ・マユから受ける魔力の波動に気圧されない様、最低限の魔力は自らの「結界」に。]
(73)2006/04/06 01:34:18
双子 リック
ぐっ!

…っは!

[強烈な一撃に息が止まる。
空中で息を吐き、槍を振るって体勢を立て直す。
何とか着地する。

この間合いでは戦えない。
槍を真っ直ぐに構えて間合いを詰める。

脇腹が痛む。]

【ち、傷口に蹴りをくれやがって…!】

[魔力が、大きく流れ込んでくる。
スピードを上げる。

隙のできたアサシンに、再び槍を突く。
狙いはアサシンの体の中心だ。]
(74)2006/04/06 01:35:16
書生 ハーヴェイ
ええい、それに当たるわけにはいかん!

[言葉の通り、その槍を強く警戒している]

小兵め、ちょこまかと!

[後ろに跳び、距離を取る。
左手から再度火の玉をランサー目掛けて発射するが、同時に右手の剣を地面に突き刺す。うっすらと、その剣を中心に魔方陣が浮かび上がる]
(75)2006/04/06 01:43:56
双子 リック
[かわされる。

が、つかさから流れ込む魔力に合わせて、さらにスピードを上げる。槍を追い越すように腕を自然に横へ流し、最高速へ。

そのまま、槍を払う。

炎の玉のいくらかが消し飛ぶ。
残りは甘んじて受ける。

あっついなぁ、と思ったが、それを無視して間合いに入った。

槍に、全てのスピードを乗せる。]
(76)2006/04/06 01:54:37
書生 ハーヴェイ
[足元の魔方陣の光が強くなるのと同時に、アンリ・マユの体が光り輝いていく]

星 弾 ! !

[その光が破裂したかと思うと、その破片全てが超高速でランサーめがけて降り注ぐ]
(77)2006/04/06 01:54:38
双子 リック
[危険だ、というのは感じた。
が、全力を攻撃に傾けていたため、避けることはできなかった。

無視した。

そのまま、槍を突き立てようとする。

が、

届かな、かった。




槍は、アサシンの体の寸前で止まる。]



…っち。
(78)2006/04/06 02:00:11
見習い看護婦 ニーナ
[アンリ・マユの体が光ったかと思うと、その光がはじけ、ランサーに降り注いでいく。

令呪を、そう思ったときにはもう遅かった。]


……! ランサー…

[呆然と、動くことも出来ずに見守っている。]
(79)2006/04/06 02:01:43
見習い看護婦 ニーナは、双子 リックに話の続きを促した。
2006/04/06 02:01:47
書生 ハーヴェイ
くふっ、くははははは!!

[すぐさま炎の剣を地面から引き抜き]

これで終わりだ、ランサー!!

[炎の剣を、ランサーめがけて振り下ろす]
(80)2006/04/06 02:03:38
双子 リック
[急激に、意識が薄れる。]


…待て、俺。
もうちょっと頑張れって…!

あと、ほんの、数センチじゃねぇかよ…!
(81)2006/04/06 02:04:39
双子 リック


[目が、開かない。]


おい、待て…俺。待ってくれ…。
(82)2006/04/06 02:06:10
双子 リック

…。




[…仲間なしに、盗賊は続けられなかった。
万引きや置き引きを繰り返し、旅をして、生き延びていった。
盗賊としての盗みじゃない、生きるための盗み。

楽しくなかった。

それまでは、「いかに盗賊をするか」を考えて生きていた。
その時は、「いかに生きるか」を考えて盗みをしていた。
そして何より、仲間がいなかった。]
(83)2006/04/06 02:07:54
見習い看護婦 ニーナ
[アンリ・マユの剣が振り下ろされる。令呪に伸ばした手が、そこに触れる。

今度は、意識せずとも令呪を発動させていた。]

ランサー!! 何でもいいから避けて!
(84)2006/04/06 02:08:53
墓守 ユージーン
[ランサーとの戦いに気を取られている“敵”に向かって斬り込む。]

うえぁあ――ッ!

[身体は驚くほど軽く、凡人の域を越えた速度で“敵”の肩口目掛けて剣を振るう。]
(85)2006/04/06 02:09:04
墓守 ユージーンは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/04/06 02:09:18
墓守 ユージーンは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/04/06 02:09:27
双子 リック
[ある日、いい方法を思いついた。

万引きなんかよりも、楽な方法だ。

ある日聞いた、まだ新興の宗教だったキリスト教の説話。
キリストを刺したと言われる、盲目の兵士。
名も伝わっていなかったけれど。
キリストの血を受けその目が治ったのだとかいう、ありえない話。
多分、実在はしちゃいなかったんだろう。

…俺は、そいつに成りすました。
なけなしの金をはたいて古ぼけた槍を手に入れて、昔僭主を斃したというガイウス・カッシウスの名を借りて、ロンギヌスと名乗って、これはキリストを刺した槍だなんて言いながら、生き始めた。]
(86)2006/04/06 02:09:53
双子 リック
[キリスト教には過激な連中もいたが、おっとりした人も多かった。

なかなかキリスト教の偉い人なんてのは訪れなかったから、ありがたがられた。
飯はただで食べさせてもらえたし、気まぐれに盗みを働くときの警戒も薄まった。
ちょっとお礼にとばかりに旅をしながら覚えた知識を披露したり、怪我をした人の治療をしたり、ちょっとした手品を見せたりなんかすると田舎の連中は大喜びした。
そのうち聖人なんて呼ばれてくすぐったい思いもしたけれど…。

沢山の人と知り合って、幸せだった。]
(87)2006/04/06 02:10:46
双子 リック
[死ぬ間際に。

ほとんど初めてだったと思う。
今までのことを、振り返った。

そのときになって、ようやく気付いた。
自分の名前を覚えていないことに。



自分の名前を思い出す、時間が欲しかった。
だから、「死んでから」は、自分として生きようとしてきた。]
(88)2006/04/06 02:11:45
双子 リック
[だが、思い知らされるのだ。
自分のもつ力。武器。何もかも。

それは、俺ではない。

あくまでも「ガイウス・カッシウス・ロンギヌス」のものだった。

だから、嫌いだった。
宝具を出すのも、真名を言うのも。]
(89)2006/04/06 02:12:17
双子 リック
[でも、つかさは。



自分が誰でも構わないと、言ってくれたから。]




つかさ。

だいじょうびだいじょうび。

もちろん、避けるし。
(90)2006/04/06 02:13:41
書生 ハーヴェイ
[ランサーに剣が到達する。だがそこにランサーはいない。
そしてその代わりに、何かが肩口を切り裂く]

・・・・・・ な ん だ と ! ?

[振り向く。そこには”抑止の剣”を握った大祐の姿。そして抑止の剣はアンリ・マユの体を切り裂いている]

よ、抑止・・・・・・

[体中の魔力が逆流を始める]

ば、ばかな!!
世界意志が人間に力を貸したというのか!?

この混沌の渦に最も近い存在であるアーリマンを世界は拒むのか!?


こんな大祐のような小さき存在を、カウンターガーディアンにしてまで!!

[魔力が制御出来ず、暴走を開始する]
(91)2006/04/06 02:17:33
見習い看護婦 ニーナ

ランサー……お願いだから。

死なないで。

[祈る。けれど、目は閉じずに、争いの先を見守っている。]
(92)2006/04/06 02:22:01
双子 リック
[髪も灼かずに、左側へ避けていた。

どうやって動いたのか、何を考えていたか。
まるで覚えていない。

視界の端に影のようなものが映って、次の瞬間、アサシンが悶絶し、なにやら叫び始める。]
(93)2006/04/06 02:22:19
見習い看護婦 ニーナは、双子 リックに話の続きを促した。
2006/04/06 02:29:24
書生 ハーヴェイ
き、キサマラ・・・・・・

[その目は闇でしかなく。

その意識は無に近い。


もはや、”ランサーを倒す”それしか覚えておらず、ただ力の限りランサーへと襲い掛かる]

コノ、アーリマンガ!!

キサマラゴトキニ!!

[その体は、にじみ出る魔力に包まれ、まるで闇の炎に焼き焦がされているよう]
(94)2006/04/06 02:32:01
双子 リック
[魔力の全てを振り絞る。]

そう言えばさ。
マスターを大事に、って言ったのはあんただったよ。
アサシン…。


    ロンギヌス
    長 い 槍。


[槍が、鮮血を纏う。]
(95)2006/04/06 02:34:33
見習い看護婦 ニーナ
[魔力が、束紗の中を搾り取るように抜けていく。

このままでは、危険。

魔術回路が、体内に眠る魔力をさらに搾り取っていく。かろうじて、「結界」に使う魔力だけは残したまま。]

【あー…やば。ちょっと。立ってらんない。】

[立つことさえ出来なくなり、座り込む。]
(96)2006/04/06 02:41:08
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/04/06 02:53:23
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/04/06 02:53:31
牧師 ルーサーは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/04/06 02:53:57
双子 リック
[槍を振る。

血が飛び散る。

槍を振るうのに必要な体力だけを回復させる。]


あぁ…しんど。


[ずるずると体を引きずるようにしてこちらへ向かうアサシンを確認する。槍に力を込める。血が槍の周囲に留まるように動く。

槍を、真っ直ぐに構えた。

そのまま、姿勢を低くする。

そして、そのまま、槍を真っ直ぐアサシンに向けて突いた。]
(97)2006/04/06 03:01:00
書生 ハーヴェイ
[その一撃は、アンリ・マユの心臓部を貫いた。

神殺しの槍、キリストの血、魔力枯渇、そして抑止の力。
アンリ・マユがこの現世での力を失うには十分すぎる要素だった]

グ、グガガガガ。

[そして、アンリ・マユの意志は消えうせる。

残されたのは、既に全てを悟りきったアサシン=沖田と、黒い炎に焦がされるその体であった]

『だい、すけ・・・・・・ 』
(98)2006/04/06 03:07:22
書生 ハーヴェイ
『ランサー・・・・・・ ありがとう。
きみのおかげで、ぼくはこの世界を裏切らずに済んだ。
これからも、マスターを、大切にしてやれ』


『だいすけ・・・・・・
最後は、君に介錯を、たのみたい』


[その瞳はまっすぐ、大祐を見つめる]
(99)2006/04/06 03:09:55
書生 ハーヴェイ
[大祐は魔力を全て剣に注ぎ、肩で息をしながらアサシンを見上げる。

最後の最後で意識を取り戻したアサシンを見て、複雑な表情を浮かべる。


そのアサシンの言葉を聴き、少しうつむき悩んだ末に立ち上がる。
ゆっくりとアサシンの前へと歩み寄り、剣を振り上げる]

『だいすけ・・・・・・ きみにあえて、よかった』

[大祐は、アサシンを袈裟斬りにした。そのまま大祐は昏倒し前に倒れる。アサシンはそんな大祐を受け止めようとするが、その寸前に消滅していく]


『さらばだ、だいすけ・・・・・・ 』


[大祐は地面に倒れ、アサシンは、闇へと*消えた*]
(100)2006/04/06 03:15:00
牧師 ルーサー
[教会の聖杯が覚醒し、光り輝き始める]
(101)2006/04/06 03:18:28
見習い看護婦 ニーナ
[アサシンが消えていく。束紗に重くのしかかっていた魔力がなくなっていく。

「結界」を解き、回路になじませる。そこでようやく立ち上がれるようになった。]

ランサー! 大丈夫!?

[倒れた大祐も気になったが、まずはランサーのほうへと駆け寄った。]
(102)2006/04/06 03:20:12
見習い看護婦 ニーナ
[駆け寄ったところで、不意に巨大な魔力を感じた。

それほど離れてはいない場所。]

…何? ひょっとして、聖杯?
(103)2006/04/06 03:23:07
双子 リック
[その場に座り込む。]


…。お疲れちゃーん。


[にへ、と笑う。
すでに槍は消えている。
限界だった。]


あー…。ギリギリだったなぁ。

しんどかったぜぃ。
(104)2006/04/06 03:27:23
見習い看護婦 ニーナ
[教会のほうから、その魔力を感じた。

そしてそれはおそらく、聖杯が出現したことを表している。]

……聖杯が、ついに…。

【私は、何を願うの?】
(105)2006/04/06 03:28:50
双子 リック
聖杯か。


【エンディング、だな。】
(106)2006/04/06 03:30:49
見習い看護婦 ニーナ
[ランサーの割と元気そうな声を聞いて安心する。]

お疲れ様。

…ありがとう、ランサー。

[ランサーの隣に座り込んでその頭をなでる。焼けた部分の髪が、ぽろぽろと落ちた。]
(107)2006/04/06 03:31:41
双子 リック
いやん!

ちっちっちぃ、髪くらい再生しとけばよかったぜぃ。

[笑う。]

【うーし。最後まで笑っていくか。】

さっ、そんで聖杯はどこよ?

わたしゃさっぱり分かりまへん。
(108)2006/04/06 03:36:00
双子 リック
まぁほら、あれだよね。

神を相手にしていただけに神が燃えるという超高等ギャグ。
さすがはアサシン。キレが違う。
(109)2006/04/06 03:37:06
双子 リック
ちなみに今のは神様と髪の毛をかけてるんだけども。


[と説明している時点で、駄洒落としては終わっている。]
(110)2006/04/06 03:37:52
見習い看護婦 ニーナ
【聖杯に願って聖杯が消えてしまったら。

ランサーが消えてしまう。

……いなく、なる。】

ランサーは、何を願うか決めたの?
(111)2006/04/06 03:37:58
双子 リック
なんかこう、紙でできた武器とか振り回してみるべきだっただろうか。うーむ。奥深いぜ。
(112)2006/04/06 03:38:54
双子 リック
はえ?

[ぱはー、と口を開ける。]

あぁ、そんな話してたっけ…。

…。



…。



(113)2006/04/06 03:40:01
双子 リック
【無欲の勝利だネッ!】



…。



【?】
(114)2006/04/06 03:43:01
見習い看護婦 ニーナ
[笑うランサーを見て反射的に笑みが漏れる。]

聖杯は多分教会ね。すごい魔力の量。
近くだし歩いていけるけど……大祐さんはランサーが運んでね。
私もうほとんど魔力残ってないんだもの。歩くだけで精一杯よ。

だから、行くまでに願いを決めること。

[立ち上がり、ランサーの手を引いて立ち上がらせる。]
(115)2006/04/06 03:43:25
双子 リック
えぇっ。
怪我してるのにー。

ぶつぶつ。

分かったよー、運びますよー。

[とことこと歩き、倒れこんだアサシンのマスターを抱え上げる。
つかさの魔力が落ち着いたおかげで少し体力が戻っていた。]

おもー。
おもおも!

きー!
(116)2006/04/06 03:47:49
見習い看護婦 ニーナ
【…今更。願いを変えるわけない。

でも。

ランサーが消えてしまうのは。】

[自然と令呪に指が触れた。]

【…令呪を使って、ランサーの願いを変えさせることは出来る。でもそれじゃ、ランサーの願いは叶えられない。叶えたい願いはないといってたけど。

本当に、そうなのかな。】
(117)2006/04/06 03:49:47
見習い看護婦 ニーナ
重いとか言わない。

[大祐が倒れていた辺りを見る。剣は既に消えていた。本来の持ち主とともに。

引きずるように大祐を運ぶランサーに歩を合わせながら教会へと向かう。]
(118)2006/04/06 03:53:04
双子 リック
【そうだなぁ。
やっぱ、あれかな。

皆が、ちょっとずつ、幸せになるように。】


[聖杯戦争で関わった人たちの顔が浮かぶ。
ただで不幸になってやる必要なんかない。
意地でも幸せになってもらわないとサーヴァント的には浮かばれない。悲しみは悲しみとして受け入れた上で、想いを忘れないまま。
それでも、幸せに…。]
(119)2006/04/06 03:53:43
見習い看護婦 ニーナ
ねえランサー。
ランサーは、みんなの幸せを願ってたけど。

ランサー自身は幸せなの?

何も、未練とかないの?
ここでしたいこととか、何もないの?
(120)2006/04/06 03:56:09
双子 リック
うーん。
まぁでもね、俺はもう死んでるからね。

それに…俺はね。
俺は、幸せなんだよね。
ここにこうしていられただけでも。

【つかさとも会えたしね。】
(121)2006/04/06 04:03:09
見習い看護婦 ニーナ
[教会が見えてくる。]

……

私は、

【あえなくなるのは、】

もうこれでランサーに会えなくなるのは、嫌よ。

【母さんを、助けたい。その気持ちは変わらないのに。】

ランサーが、いてくれてよかったって思ってる。
会えてよかったって思ってる。
だから、いなくなるのは……

【いなくならないで。消えてしまわないで。】
(122)2006/04/06 04:03:29
双子 リック
【悩んじゃうだろぉ。

辛そうな顔、しないでくれよ…。

そんな顔させたくなくて、戦ったのにな。

あー、やっぱり、うまくいかねぇや。】

[苦笑。]
(123)2006/04/06 04:06:41
見習い看護婦 ニーナ
[涙が零れ落ちる。笑うことが出来なかった。

もう、教会は目の前にある。]

私は、ランサーにここにいてほしい。
強く願うことがないなら、ここにいる選択肢を選んでもいいじゃない。

ほんとは、令呪使ってでも、そう願ってほしいと思ってる。
でも、それじゃただの私のわがままだもの。
(124)2006/04/06 04:10:42
双子 リック
泣くなよ…。

[おろおろ。]


なんか…なんか、違うじゃん。
俺が、死んだ俺が、ここに居続けるのって、なんか違うじゃん。俺…俺だって、もっとここにいたいけど。

つかさは、俺がいなくても、幸せになれるよ。
だって、そういう風に生まれてきてるんだから。
元々、俺はここにはいなかったんだから。
(125)2006/04/06 04:17:49
見習い看護婦 ニーナ
[教会のドアに手をかける。ゆっくりと開くと、そこにそれはあった。

銀の器にも見えた。金にも、白金にも。
中から光とともに魔力を放つそれは、「聖杯」と呼ばれるモノ。]
(126)2006/04/06 04:17:58
見習い看護婦 ニーナ
【私が、願いたいもの。】

…ランサー、私がここで、ランサーが消えないように願ったら怒る?

確かに、ランサーはもともとこの時代にはいなかった。でも、私が呼び出したことでこの時代に現れたんだよ。
居続けたっていいんだよ。ランサー一人増えたところで、この世界は今までと同じように進んでいくだけ。
ランサーが、ここに居たくないならあきらめる。

でも、ランサーが居たいなら、居てもいいじゃない。

今度はちゃんと、名前を覚えてられるよ。ロンギヌスを名乗る必要はもうないんだもの。
(127)2006/04/06 04:26:55
双子 リック
…。

【聖杯。
さぁ…俺。
この世界を、よく心に刻み付けとけよ。】


つかさにも、つかさの願いがあるでしょ?

それを俺のために使っちゃってもいいわけ?

…つかさ。

[によっと笑う。]

笑って笑って。
(128)2006/04/06 04:34:17
見習い看護婦 ニーナ

ランサーのためじゃない。

私のためだもの。

でも、そうだよね。私は、私の願いを言わなきゃ。
(129)2006/04/06 04:37:43
見習い看護婦 ニーナ
[一番、願いたかったこと。

だけど。

ランサーを失うことも、同時に耐え難かった。]
(130)2006/04/06 04:40:53
見習い看護婦 ニーナ
ランサーはこの世界から消えたら、私のことを忘れるんでしょ?

せめて、私のことを憶えてて欲しいのに、それすら敵わないなんてそんなのあんまり悔しいじゃない。

私を忘れないでって、言いたいのに。

私だけが憶えたままなんてずるい。


…笑えるわけなんてない。
だって、ランサーがいなくなるのは悲しいもの。
(131)2006/04/06 04:48:55
双子 リック
オッケー分かった、
俺はつかさのことを絶対忘れない。

約束する。

だから、泣くのはやめてくれ。プリーズ。

俺は、俺の願いを言うよ。
俺が幸せになるように。
(132)2006/04/06 04:58:55
見習い看護婦 ニーナ
……うん。

私を、忘れないでよ、絶対。

[ランサーを抱きしめる。そして軽く触れるだけのキスをした。]

…後で後悔しても知らないんだから。

[涙にぬれた顔で、笑う。]
(133)2006/04/06 05:06:51
双子 リック
【ありがとう、つかさ。

ごめん。】

うん。
やっぱり、つかさは笑ってるのが一番いいよ。

[にへ、と笑う。
つかさが笑うと、とても幸せだった、]
(134)2006/04/06 05:09:16
見習い看護婦 ニーナ
[聖杯に向かう。

願うのは一つ。

母の病気の完治。]
(135)2006/04/06 05:18:06
見習い看護婦 ニーナ
[聖杯に触れて願う。

そこにたまった魔力が開放される。

より強く光が増して、一瞬でおさまる。]
(136)2006/04/06 05:26:16
双子 リック
[つかさの願いを、見届ける。

…自分の、番だった。]
(137)2006/04/06 05:32:01
双子 リック
[目を瞑る。

この場所のことを思った。

やっぱり自分は幸せだったと思う。]
(138)2006/04/06 05:37:56
双子 リック
…ありがとう。
(139)2006/04/06 05:38:07
双子 リック
[願う。

やっぱり、ここには残れない。

でも。

ひとつ、決めることができた。]
(140)2006/04/06 05:42:31
双子 リック
【俺を。
生命の輪の中に戻せ。

そして…できるなら。
つかさのそばに生まれてきたい。

そうしたら。
つかさのことを忘れないって約束が果たせるかもしれない。


あと…できるなら。
こんな戦いに巻き込まれてしまった人達を…。
ほんの少しでも。
幸せに、して、やってくれ…。】
(141)2006/04/06 05:47:50
見習い看護婦 ニーナ
[令呪に手を添える。けれど。使えなかった。

使っては、いけないと思った。]

【もうすぐ。ランサーが消えてしまう。
でも、私は。

絶対に忘れないから。ランサーのことを。

いつも笑っていたこと。
美味しそうに食事を食べてくれたこと。
私を守ってくれたこと。

気づいたら、好きになっていたこと。】
(142)2006/04/06 05:48:42
双子 リック
[聖杯が、応えるように光る。]

…ふぅ。


[くるりと、振り向く。

にっ、と笑う。]


つかさ。
また会おうぜ。

再会の日があるんだから…
泣くのはなしだ。

おけー?
(143)2006/04/06 05:50:35
見習い看護婦 ニーナ
……

うん、またね、ランサー。

もう泣かない。

だから、絶対、会いに来てね。

[涙を無理やり止めて、笑う。

聖杯の力がなくなり、その姿が希薄になる。]
(144)2006/04/06 05:54:27
双子 リック
うん、またね。


[徐々に、存在が消えていく。

最後まで、笑っていようと決めていた。]
(145)2006/04/06 05:56:08
見習い看護婦 ニーナ
[もう一度、抱きしめる。その温もりを確かめるように。]

…また、私のご飯、食べてね。
(146)2006/04/06 05:56:39
双子 リック
じゃあ。



[ランサーは、その姿をこの世界から消した。]
(147)2006/04/06 05:56:53
双子 リック
【あー。

よし、泣いてない。】


[わらった、つもり。]






      やがて意識が、途絶えた。
(148)2006/04/06 05:58:13
見習い看護婦 ニーナ
[ランサーの存在が消える。窓の外からは日が差し込んできていた。]

ランサーの馬鹿。
帰ったら、ご飯って言ったじゃない。

[もう、返事はない。その事が悲しくはあったが、不思議ともう涙は出なかった。

礼拝堂の椅子に座らせたままの大祐をルーサーに頼む。

そして、教会の外へ出た。

日が昇っている。

そして、聖杯戦争はもう終わったのだと、ようやく*思った*]
(149)2006/04/06 06:04:28
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