人狼審問

―ナサニエルをぼんやりと眺め―

裏の裏…というやつですわね…
裏の裏は表、ならばその裏かしら？

あぁ、神父さま、いらっしゃったんですね…
あの、私神父さまにお聞きしたいことが１つだけあって…

昨日…神父さまは私の言動を…「時々変なことを言うけれど」と批評して下さいました…
私、その…自分自身でどこがおかしかったのかわからなくて…よければ、神父さまに間違いを正していただきたいと思ったのですわ…

まだまだ未熟者で…ごめんなさい…

―ロッテに―
あたくしは、あたくしの考えをまだ言わないで置きますわね。
シャーロットさんのお考えに賛成とも反対とも、そう言う所まで…
ただ、ご自身の言葉、お気持ちをはっきり仰るその姿勢は、あたくし好きですわ

[コーネリアスに微笑みかけながら]

私は…私の話を聞いて下さるだけでも、大変感謝していますわ…お話しているうちに…自分の中でも色々と考えが纏まったり…新たな考えが出てきたり…するものですから。

―降りてきたキャロルに微笑みかけた―
とても、酷な質問をしても良いかしら？
もし、あなたが霊媒師では無く、今の状態だったら、あなたは「霊媒師キャロル」をどうしたい？

それにしてもカミーラさんは…
今日は一度もお食事をしにいらっしゃってないんじゃないですか…？
大丈夫かしら…こんな時でも…少しだけでも、何か食べたほうがいいと思うのだけど…

…食事が喉を通らない、というのも、わかりますが…

…フレディさん、あとで…サンドイッチを作らせて頂いていいかしら…？お部屋まで…私が届けますわ。

ヒューバートさんが何故襲撃されたか……のお話をされていたのですね。

そこでちょっと思い出したのですけれど……
シャーロットさんは、ヒューバートさんが自分が占われることにほぼ決まった後の言葉を聞いて、ヒューバートさんにご自分を占って欲しかったのか、と聞き返されていたわ。
私はおじさまの言葉からそういうふうには思えなかったのだけれど……どうしてそう思ったのかと、今でもそう思っているか聞いてもいいかしら。
……あまり重要ではないことかも知れないけれど。

[コーネリアスの言葉に耳を傾け]

私が村人の立場で、自分を見たら、と考えればいいのかしら？
これは一人一人の村人がどの程度私を信用してくださっているかで変わってきますので……
自分で自分を評価することは……出来ませんから……
どのくらいを基準に答えればいいのかしら？

[キャロルが降りてきたことに気付き]

キャロルさん、こんばんは。

…あぁ、あの時ですね。
私は、ヒューさんの「皆を導きたがる者が怪しいのでは？」という言葉で、ヒューさんこそそういう行動をされていたように見えたので、「怪しまれるためにそうしていた」と言っているのかと思ったんですわ。

そして、「自分の言う通りに動いてくれれば楽なことはない」という言葉が、ヒューさんが我々を導く者として、自信を持って仰っているのかと思ったんですわ…（笑）

具体的に誰かの名を挙げていなかったことも、そう思ってしまった要因ですわ。

今思い返してみれば、ヒューさんこそが「そういう者を疑おうと思っていた」と言っているだけだと、わかりますが。

キャロルさん
それは、あなたが今まで最善を尽くして来ているので有れば、それを基準にしてくださって構わないわ
もし、あなたがこの状況に置かれたら　と言う質問ですから。

>>205

[ミッキーのほうへ向き直り]

そういえばミック、あなたが言っていた、ローズが吸血鬼を庇うために霊媒師だと名乗り出たという話ね…
その場合の吸血鬼を…あなたは誰だと思っているのかしら…？

そしてその人を…今日、処刑したいと、考えている…？

まあ、それは勘違いを。
[...はシャーロットに微笑んだ]

仮に吸血鬼がシャーロットさんと同じような印象を抱き、それを引きずっていた場合は、ヒューバートさんを護り手とは考えにくいのではないかと思って聞いてみました。

おじさまが、襲われてしまったのは……人間と証明されている方とは言っても……護られていないと考えたのかもしれません。
もっと襲いやすそうだったであろうコーネリアスさんを襲わなかったのは……襲撃をためらわせる何かがあったのであろう、と思います。

[...はコーネリアスに微笑んだ]

そうですね、吸血鬼探しには関係のないことですので、簡潔に言いましょうか。
信用の高い自称霊媒師を、処刑するのは勿体ないです。
考察を垂れ流す存在、としても、利用価値はあると思います。勿論全然的を得ていないこともあるので参考程度のことですが……
処刑よりも、襲撃された方が村のためになるので、このまま放置されることを望みます。

私視点ですが、今吸血鬼には私が本物か下僕かは分かっていませんし、この先も知ることは不可能でしょう。いつかは処刑されること、もしくは下僕であることを期待して手を出さないでいるか、私が本物である可能性を高いと見て襲ってくるかは分かりません。吸血鬼たちが、私の処遇についての主張も含め、どう動いてくるかも判断材料となると思います。

…そういえば…
キャロルさんにとっては、既にナサニエルさんかラッセルさんのどちらかが吸血鬼である、ということは確信を持っていらっしゃることなんですね…

キャロルさんは…今、どちらを吸血鬼とお考えなのかしら…
もしくは…ナサニエルさんを吸血鬼とした場合と…ラッセルさんを吸血鬼とした場合…どうお考えなのかしら…

よかったら…お聞かせ願えませんか…？

私の霊媒としての言葉にそれほど期待なさらないのであれば……、
護り手に私を護衛することをご禁じくださるとよいでしょう。
死を以て占い師のどちらかが吸血鬼であることを示しますから。

私の口からは自分を処刑せよ、とは決して申しません。これは私が霊媒師であっても、村人であっても、変わりのないことです。

まぁ、私も…ワンクッション置いてはいるものの、結論は同じところに行き着いていますが…

私も、ナサニエルさんを吸血鬼とした場合と…ラッセルさんを吸血鬼とした場合、でいろいろと物事を考えてみようと思っていますわ…

[...は、食器を片付けるため席を立った]

ええ、今までの二人の発言を聞いて……どちらが濃厚とはいかないまでも。

ただ、もう少し、判断材料と……時間が欲しいですね。

>>211

ああ、コーネリアス…その、昨夜はなんか面倒かけたらしいな。スマン…

シャーロット、ヒューさんはキャロルを信じて殺さなかった、と思う。そうするとキャロルに使われるはずの弾が隠れてる吸血鬼に向かってくる可能性があがるだろ？
それを避けようと思ったら…キャロルに疑いが向くようなことを仕向けるんじゃないだろうか？

端的に言えばヒューさんの考えが邪魔だったってことだが、そういう疑惑を撒くための準備だった、とも取れるかと思ってな
>>196

［…は引き出しに入っている古風なオルゴールを取り出し、飽きもせず流し続けている］
ふう、元気な時はこんなものものいらんと思うておったが。
ヒューバートよ、御主はワシを恩人じゃというが
他愛もない贈り物で人を慰められる御主の方が偉いと思うぞ。
さて、では行くか。潜んでいる吸血鬼を見つけに。

[...はキャロルに頷いた]

そうですね…まだ、若干時間はあります…

[そしてナサニエルに向かって]

なるほど…確かに、そう考えることもできるのですね…

―優しい微笑みでキャロルを見つめ―
ありがとう、お嬢さん
むごい質問をしてごめんなさいね。

先にセシリアが言ってたと思ったがな。シャーロットはあまり気にしてなかったみたいだったから…

ついでにキャロルが吸血鬼だったとしたら、ヒューさんを襲うのは勿体無いんじゃないか、って今喋ってて感じたな。
>>217

ふう、ようやく落ち着いたわい。
此処からワシ等の採れる手段は3通りじゃな。
消極的な策から言おうか。
１つ目が安全策ということでキャロルを処刑するというものじゃ。まず間違いなくローズは偽と思うが念の為というやつじゃ。
殺されるほうは堪ったもんではないがな。
2つ目は霊媒師キャロルを信じ処刑しないことで一手稼ぎ、吸血鬼探しに１日使うというものじゃ。
占い師が確実に生存しており、ほぼ本物と思える霊媒師が生存している現状なら或いは。
3つ目はギャンブルじゃの。ケネス辺りなら好きそうじゃ。推測に推測を重ね、占い師も考察した上で本物を判断し処刑するというものじゃ。

―デボラに困った笑顔を向け―

あの……おばばさま、いくつかの例を出してくださるのも、とても嬉しいのですけれど…
是非、おばばさまのお考えを先にお聞かせ願えないでしょうか？

シャーロットお姉ちゃんの言ってることも、セシリアお姉ちゃんの言ってることもどっちも、もっともだと思うわ。
コーネリアスさんに言われて、最初の日からのことを順番に思い出してたんだけど、まだ整理が出来てないの。あとで、ちゃんと話すからね。

ごめんねシャーロット、ぼんやりしちゃった。
頭使うのオイラ苦手だから・・

オイラはね、昨日処刑対処を３人の中で迷っていたの。
１人はローズマリーなんだよね。
でも彼女が本物であるかもしれない可能性がある以上、もう一日様子を見たほうがいいのかもしれないって揺らいでいたんだ。

もう１人はカミーラさん。
彼女については吸血鬼だとは思えないんだよ。といって放置するのも難しいところなんだよね。
でも吸血鬼の可能性は低いと考えている人を処刑に上げるのもどうかと、これまた悩んでいたんだ。
むしろ彼女が処刑対象にあがったら、多分なにも情報が得られないからと反対した方がいいのかもしれないって。

で、もう１人は・・ウェンディちゃん。
あの時オイラにはウェンディちゃんが分からなかったの。
本当に吸血鬼を探そうとしているのか。むしろ消去法でウェンディちゃんを疑っていたんだ。

ローズマリーの昨晩の不思議な行動を思い返すと、ウェンディちゃんが吸血鬼だとしたら納得できたんだよね。

>>208

現実的に考えて、1つ目か2つ目じゃろうな。
3つ目は命を掛け金にしている現状では分が悪すぎる。

２つ目の勝算はキャロルを信じられるか信じられないかにかかっておる。
ローズマリーは最後まであの様子じゃったからな。
ワシは２番目でいいのではないかと思う。
タペストリーの定石によると片方を盲信するのは危険とあったが、それは両者の信用の度合いが6：4ぐらいの時ではないか？
今回の場合は危険は感じるが、冒してもいい危険じゃと思う。ローリスクハイリターンじゃな。

ローズマリーの吸血鬼を探そうという気が感じられんあの態度で本物だったら、ワシ等村のものは余りに運がなかったということじゃ。

考えながら喋るのには時間がかかるのじゃよコーネリアス。
女じゃったらどっしりと腰を落ち着けい。
せっかちな女は安い男に引っかかるぞい。

シャーロットは、その・・昨日処刑対象にしたいと思った人を今日もそう思っているのかな？

あとね、オイラはキャロルさんを処刑対象にするのは反対なんだよ。

ローズマリーが本物だとしても、一回もその能力を使わせることなく処刑してしまったのなら、キャロルさんを信じるべきだと思うんだよね。

―ウェンの方を見て―
一生懸命考えているのね、あなたの言葉、楽しみにしているわ

―困惑した顔でデボラの方をちらと振り返って見るが……それ以上何も言えないで居る―

で、その浮いた１日を使っての占い先・処刑先じゃが
昨日の処刑前のヒューの思わせ振りな発言から思い直し、敢えて占い・処刑から外していたカミーラを処刑に、念の為ウェンディを占い先にしようと思う。

ウェンはなぜ、偽占い師と本物の占い師が同じ意見になったかを考えるのが大事だと思うの。
もう、言われてしまってるけど、キャロルさんが本物だとすると、一番しっくりくるのね。
でも、そう思わせるため、ってのは疑い過ぎかな。
ローズマリーさんの態度は確かにとても本物には見えなかったけど、最初のボタンのかけ違いで、ああいう状態になってしまったって可能性は無いのかしら。
なにか策があったけど、失敗してしまった、ってことね。
可能性が薄くて、下僕だと考える方がピッタリくるのはわかるんだけど、ピッタリしすぎてる、って気がするのよ。

ううむ、この言い方だとヒューが処刑されたように聞こえるか。
正確にはヒューが処刑を行おうとした直前ぐらいの台詞から思い直し…じゃな。

ヒューバートさんが襲われたのは、ヒューバートさんを襲うのが一番情報が増えないからじゃないかな。
護り手のことについてはあまり触れたくないけど、占い師か霊媒師の誰かを護っていたと思うのが普通だと思うの。
だから、襲撃に失敗しないで、この宿の人を減らして、かつ吸血鬼が誰かに関する情報を増やさないためにはヒューバートさんが一番良かったんじゃないかな。
ヒューバートさん自身、初日の占い先は人柱だっておっしゃってたし。

そういう意味では、あれだけ論理的に考えられそうな人を占い先に希望したのはウェンの失敗だったかな？って気もするのよ。
でも、しゃべってもボロを出しそうに無い人だったしね。やたらに落ち着いて見えたし。

えーと、カミーラさんの銃はカミーラさん以外の人が撃つと撃った人が吸血鬼にやられる能力があった、なんてことはいくらなんでも無いわよね。
そう言えばカミーラさんの白い銃について前に質問したんだけど、まだ返事を貰っていないのよ。
単に、家柄を表すためのものなのか、それとも何か特殊な能力があるのかな？って聞いたはずなんだけどね。

ウェンディよ、ボタンの掛け違いとは言うが…
皆で霊媒師の必要性とどういう能力であるかを話ており、その発言はどういう意味かと何度か問うたではないか。
そして一度目の問いの時点で皆はその重要性について語っており、そんな最中アーヴァインが襲われた。
その後の二度目の問いまでも随分と時間が空いておる。
これだけ時間があって霊媒師が己の能力に気付けない、いやそもそも吸血鬼を探そうという気が感じられない…というのは村の一員としておかしくはないか？

[...はデボラとウェンディの夕食を用意しながら、ミッキーの問いかけについて考えている]

正直なところ、私は、今は迷っているの…
昨日私が処刑を希望した人…つまりウェンディは、ナサニエルさんが吸血鬼だった場合、人間だと思うの。
なぜならね、もしナサニエルさんが吸血鬼ならば、真の占い師であるラッセルさんの例のあのミスを、ナサニエルさんがもっと疑惑を広めてもいいんじゃないか、って。

それなのにそのナサニエルさんの発言に乗る形でウェンディが疑問を口にしたのは…

その…つまり、ナサさんがラッセルさんを疑うことは誰の目から見ても自然でしょう？だから、ナサさんは思い切りラッセルさんを疑うことができる。
でもウェンディは、そうではない。ウェンディがナサさんと共に吸血鬼ならばラッセルさんに疑いを向けたいところでしょうけど、あまりそうしすぎると、今度はその刃が自分に向けられる可能性もあるわ。
最悪の場合、ナサさんと共に。

キャロルさんの自分を吸血鬼に襲わせて自分が真であることを示そうってのはあまり意味が無いんじゃないかな。
吸血鬼は下僕だって襲えるはずだし、逆にいつまでも襲わないことで、キャロルさんを吸血鬼のように思わせることだって出来るし。
といって、安全策で処刑ってのもね。真の可能性は高いわけだし。
結論から言えば放置でいいのかな？
でも、ここで護り手のことに触れちゃいけないと思うな。って、ワタシも今触れているわけか。

でもねミック、一方で、ラッセルさんが吸血鬼だった場合は、ウェンディも共に吸血鬼である可能性が高いと思ってるの。

最初の日に、ウェンディがヒューさんを占いに挙げたでしょう？その後ラッセルさんも、ヒューさんを挙げたのを覚えている？

あれを見て私は、ラッセルさんが吸血鬼、下僕のどちらの場合でも、吸血鬼であるウェンディを占い候補から外すためかしら、と勘繰ったし、その可能性を口にもしたわ。

だから…それを見て、ウェンディがラッセルさんとの繋がりを消すために、わざと疑惑の目を向けさせるようなことを言ったのではないか…と思うのよ…

ちなみにキャロルが本物でも襲われる場合というのは偽占い師が吸血鬼を見つけたと偽証し、その占い師か占い対象が処刑された場合、もしくは占い師以外を処刑し、相手が吸血鬼だった場合ぐらいのものじゃろうな。
本物でも下僕でも基本的には襲われることはないじゃろう。吸血鬼ならそもそも襲われんから考える必要すらないのう。

[...は意識の渦からふと戻ってきた]

ウェンディ、キャロルの言うのは自分が襲われたらそれはすなわち偽物であったとしても人間であるということ。
だから占い師が吸血鬼である、って証明じゃなかったか？
>>237

[...はあることを思い出し、ハッとした]

あ、そうそう…私、さっきメモに書いていて、言いそびれたことがあったんだけど…

占い師の名を騙っているのが下僕であった場合にね、もしコーネさんを「吸血鬼だ」と言ってしまえば、今日、実質私たちの意見をまとめ、導いてくれる方がいないことになるの。

それって、吸血鬼にしてみればとてもいい環境だと思うの…
それをしなかったことも、占い師の名を騙っているのは吸血鬼なのではないか、と考えている根拠になってるわ…

キャロルが本物の場合はローズマリーは自然と下僕じゃし、キャロルは襲われることがある。
そしてローズマリーが本物の場合はキャロルに有り得る可能性は下僕か吸血鬼。
襲われるのはこのうち下僕しか有り得んのう。

ま、確かにローズマリーさんの行動はどう見ても真には見えないんだけどね。
でも、いろんなことを言ってみると、考えてるだけでははっきりしなかった、その理屈の欠点が見えるようになるの。
前に言ったローズマリーさんが偽物の名乗りを防ぐために名乗りを挙げた普通の人間だ、って説も論破されたしね。

[洗い物を終え、みんなの所へ戻ってきた]

（手がふやふや･･･）

うん？そうだったっけ。私の聞き間違いね。
それなら納得。
>>240

[シャーロットの言葉に頷き]

うん、私もそう思ったの。
最初は･･･
>>241


ただ、それって吸血鬼から言えば博打に近くないかなぁと･･･も思うんだよね。

偽者が嘘をついた場合、キャロルお姉ちゃんか本物の占い師･･･
どちらかを襲撃しなければダメって事になるの。

仮に、護り手がうまく行動できた場合･･･
本物の占い師はわかって、吸血鬼にとってはやりにくいんじゃないかなと･･･


あ、この考えはキャロルさんが本物っていうのを前提にしてるけど･･･

シャーロットよ、それはこういうことかの。
コーネリアスを吸血鬼だと判定した占い師がいた場合、用済みになった占い師が先に処刑される可能性があるのう。本物らしき霊媒師であるキャロルが既にローズマリーに下僕と判定している以上、偽占い師は吸血鬼じゃ。
つまり焦って吸血鬼と判定を下し、先に処刑されると霊媒師であるキャロルに吸血鬼として判定され、占い先を処刑することも無く無駄死にする可能性があるわけじゃ。
そういうことでいいのかの。

[ネロを見て]

カミーラお姉ちゃん･･･
どうしたんだろう･･･

っと、シャーロットお姉ちゃんに反論したけど･･･

でも、結局の所･･･キャロルお姉ちゃんが本物だと信じる限り、偽者の占い師さんは･･･



　　　･･･吸血鬼･･･



に、なるんだよね･･･

ウェンディ、そういう考え方なら、シャーロットの言葉も誘導するためのものか信じられるものか分かると思うぞ？
>>243

ウェンディはシャーロットの言葉に違和感を感じてたよな？　それはどんなだったか思い出せるかい？

[...はセシリアとデボラの顔を交互に見ながら]

ええと…
コーネさんを偽の占い師が吸血鬼だ、と判定した場合、まず、コーネさんが処刑される可能性が高いと思うんです。
そうなると、キャロルさんが真の霊媒師だった場合、キャロルさんを襲撃しない、もしくはできなかったら、コーネさんを吸血鬼だと言った占い師は、偽だと思われ、処刑されてしまいます。

それが下僕であれば、下僕にとっては処刑されることも苦ではないでしょう。
しかしそれが吸血鬼であれば、それは致命的です。また、その前にキャロルさんを襲撃するか、したとしてもできるかどうか、ということは、頭の痛い問題だと思うんです。

だから私は、吸血鬼が占い師を騙っているのならば、コーネさんについて嘘を言わないだろうと思うし、下僕であれば、嘘をついても、それなりにメリットがあったのではないかと思ったんですわ。

…あの、私の説明、わかりにくい、でしょうか…

[セシリアの声にふと思い出し]

そういえばカミーラは全然顔を出さないな？
…まさか吸血鬼が食欲旺盛だった、なんてことは…ないだろうが。

[...はようやく食事を終えた]
ごめんなさい、考え事してたので……

ウェンディちゃん、お兄様の解釈であっているわ。
前にも言ったけれど、私が本物だということは、この先、ローズマリーさんを除いて誰にも分からないはずよ。客観的に、下僕が嘘をつかない可能性もあるのだから。
>>237

セシリア…
ごめんね、あなたの言う「博打に近いそれ」というのが何を指しているのか、私にはわからないのだけど…

確かに、下僕にとって処刑は苦じゃないと思う。

けれど、吸血鬼によって、本物の占い師が私たちにばれる。
この事の方が重大な気がするの。

護り手の検討をつけない限り、本物の占い師はみんなに認知された上で存命確定。だよ？



だから、博打じゃないかな？　と思ったの。

>>251

吸血鬼によって？

吸血鬼にとって。


[恥ずかしそうに訂正した]

ええと…
占い師を騙っている吸血鬼が処刑されることが、ということを指しているの？

>>255

セシリアちゃん、前提がずれてる気がするわ……

私が言うのもなんだけど、偽占い師が下僕、イコール、私が吸血鬼になるわ。
私が本物の占い師を偽だと言ったら……どうなる？
>>255

ワタシがラッセルさんを疑うことがどうして、ワタシが吸血鬼であることに結びつくのか、よくわからないわ。
確か初日にシャーロットお姉ちゃんが私を占いたい、って言ったときの理由もワタシには納得の出来るものではなかったわ。
ワタシがシャーロットお姉ちゃんの発言を誘導的だって感じるのは、こういうことが中心ね。
それに、ワタシはラッセルさんは人間か吸血鬼だ、って言ったような気がするんだけど。

ううん。

占い師が下僕だと仮定するよ？

偽者の判定を出して、護り手の活躍によって、みんなに偽者とばれてしまう。

ここで、処刑される。


確かに、処刑自体は下僕にとって痛くないけど･･･
ただ、残った占い師が本物だ。ってわかるよね？
護り手が生き残ってる状態で。


これは、吸血鬼にとってものすごくきつい状態だと思うの。
キャロルお姉ちゃんか本物の占い師か･･･
どちらかを襲撃しなければならなくて、失敗したら護り手付きの占い師が、みんなに認知される。

だから、博打だと思うの。

ウェンディちゃん、シャーロットさんが言っているラッセルさんを疑う発言、というのは、例のヒューバートさんを占いたい理由の一件だと思うわ。
>>259

……そろそろ私も考えを纏めないとね。
ラッセルさんは……顔を出せないようだし。

[キャロルの言葉を反芻する]

･･･ぁ･･･
そっか、その場合、キャロルお姉ちゃんは吸血鬼じゃないといけないね･･･

ごめんなさい、その前提を入れ忘れてたの･･･

そっか、そう考えると･･･


ん･･･ちょっとまって･･･
考え中･･･
まとめるね･･･

ただ、偽占い師は吸血鬼で言いと思う･･･

あぁ、やっとあなたの言っていることがわかったわ。
ごめんなさいね。

でもね、セシリア…
下僕がコーネさんを吸血鬼だ、と言うとするでしょう？
その時点で、吸血鬼にだけは、その占い師が下僕である、とわかるのよ。
そして同時に、真の占い師がどちらであるか、もね。

そうして私たちは、コーネさんを処刑するとするでしょう？
コーネさんに関する霊媒の結果は…私達にとって、かなり重要な情報よね…

その隙に…真の占い師を襲撃してしまえば…
私達がその人こそ真の占い師だった、とわかる頃には、もう時すでに遅し、ということにならないかしら…

もちろん、護り手がどう考えるかはわからないけれど…
それほど、リスクは高くないと思うの…

さらに言えば…護り手には、どちらが真の占い師であるかは、その時点ではわからないし…

確かにウェンディがちゃんとした人間なら、偶々ラッセルと意見があっただけだから、そう感じてもおかしくはない。
けれど同時にシャーロットのウェンディを疑う理由も、とても分かりやすいものだと俺は思うが…
ウェンディがラッセルをどう見ているか、というのは関係なさそうだな。
>>259

その件については、ラッセルさんの勘違いかも知れない、って一緒に言わなかったっけ？

たしかに事実確認はしたけれどね。
うーむ。あれを誘導だと思われたわけか。

[ノートにまとめる]

もし偽占い師が下僕なら、自動的にキャロルお姉ちゃんが吸血鬼で、ローズお姉ちゃんが本物。

ただ、この時コーネリアスお姉ちゃんを「吸血鬼だ！」って言えば、コーネリアスお姉ちゃんを処刑。
キャロルお姉ちゃんが「吸血鬼」と言って、本物の占い師を処刑する事もできる･･･

このプランが使われない以上、占い師が下僕っていうのは考えにくい･･･


[シャーロットの顔を見て]

こんな感じでいいかな･･･？

ううん、その場合は本物を襲わなくても良いよ。

だって、残ったキャロル吸血鬼はコーネリアスおねえちゃんを吸血鬼。って言うはずだもん。

村のみんなが本物を処刑･･･といった形に･･･

>>264

でも、シャーロットお姉ちゃんのさっきの発言は私がラッセルさんを疑ったことと私が吸血鬼であることと結びつけてたよ。
>>238

セシリアちゃん、夕方にコーネリアスさんに説明してたときは……ちゃんと前提が分かってたみたいだったけど……混乱しちゃったのかな？
（……私を信じてくれるあまりに？だったらありがとう。）

[...は、ウェンディの声に気付いた]

ウェンディ、私はあなたのあの発言が、誘導だったとは思っていないわ…
私が言っているのはね、ウェンディがラッセルさんを疑う「素振り」を見せることで、ラッセルさんとの繋がりを消そうとしたんじゃないか、と…そういう風に見える、と言っているの…

そう考えると･･･

キャロルお姉ちゃんは、やっぱり、処刑する必要はないと思うよ･･･
最悪の場合でも下僕･･･
今は、本物の可能性、高いし、ね？


[どこか安堵した様子で語った]

シャーロットは最初の占いの時をきっかけにして考えてるようだからな。
この前提ならあの指摘はこう解釈できる、って感じだ。
可能性の話だから何ともいえんが、筋は通ってる。
>>270

当然、ラッセルが吸血鬼でもウェンディが人間という可能性もあるわけだ。あの指摘は熱心な人間が行ったもの、ってな。
シャーロット、それについてはどう思う？

キャロルお姉ちゃん本物を前提に考えよう。

そこから立てちゃった･･･

>>271


[恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にしている]

･･･カミーラお姉ちゃんもそうだけど･･･

ルーサーおじちゃんも･･･見てない･･･なぁ･･･

[ナサニエルのほうを向き]

もちろん、その可能性も考えているわ…
昨日も言ったけれど、私にはウェンディの言動が「吸血鬼であるがゆえ」なのか、「人間であるがゆえ」なのか、いまいち判断がつけられない…

つまり、どちらにも考えられる、ということね…
だから、さっきミックにも言ったように…今は、彼女を処刑するべきかどうか…迷っているのよ…

[フレディの姿を見てピクリと体を震わせた]

（あれ飲んじゃったの、ばれて･･･ない、よね･･･）

ふーむ。第3者から見るとそう見えるのか。
誰かと接がりが無いことなんて、証明のしようが無いしね。
ワタシとしては、この件はこれ以上たちいらずに、他の方法で吸血鬼を探していることを見せなきゃね。

ローズマリーさんがあの状況で結局、霊媒師と名乗り出たことについては、ミッキーさんが盾になるため、という解釈を出していますね。
私も、村の注目を彼女に集中させたという行動自体は、吸血鬼から注目をそらす、ある意味盾になるためである可能性が高いと考えています。
でも、霊媒師と名乗り出たときに、もし霊媒師でない人から処刑しようということに決まったら……と考えると、微妙なんです。

カミーラさんとウェンディちゃんだったら、どちらが処刑されやすかった、と思いますか？

[シャーロットの言葉に頷き]

そうだな、昨日のメモも見せてもらったよ。
もし、最初の占いの時以外でも何か引っかかるところが見つかったらいいんだがな…

[ミスがないようチェックしながら、ノートに書き込みをしている]

（偽占い師が吸血鬼だとする･･･

　そうなると、初日からナサニエルお兄ちゃんに指名されたウェンちゃんは、ナサニエルお兄ちゃんが吸血鬼の場合、違う･･･と、とっていいのかな･･･）


ん･･･

もう、状況よりも、みんなの考えから吸血鬼を探す段階、だね。

とっても不本意だけど、ワタシが処刑される可能性は高かったと思ってるわ。
なぜ、ワタシが候補になるのか、よくわからないけど、流れはそうなってたって思ってる。
襲撃で死ぬのはかまわないけど、処刑だけは嫌だって思ってたわ。
だから、私処刑の流れを作った人が吸血鬼かな？と思ってるわけ。
ただ、どうしてそういう流れになったのかまだ思い出せないのね。

[キャロルの問いにちょっと考え]

私は…ローズのあの行動が、それまでに処刑希望として挙げられていたカミーラさんやウェンディから対象を外そうとしたもの、とはあまり考え難いと思ってるんです…
だって…たった２人や３人ですよ…？
そして、キャロルさんはまずローズの処刑を希望していたし…その後、デボラお婆様もローズの処刑を希望した…

むしろ…ローズのあの行動は…「吸血鬼を助けるため」というよりは…「自分が助かる可能性に少しでも賭けた」ように思えるんです…

だから逆に…ウェンディについて、私の中では人間である可能性が少し高くなってきて…その理由からも、迷っているんです。。。

―セシリアの方を不思議そうに見ながら―
どうした？セシリィ。俺の顔になにかついてるか？
ヒゲを引っ張って遊ぶ年でもなかろう。

―勝手口の側で冷やしておいたムースを持ってきて切り分けながら―
本来なら有料なんだが……こんな事態じゃあな。
後でアーノルドに請求しよう。

―切り分けたオレンジのムースと紅茶を皆に配る―
一息つこうか。紅茶を飲みながらでも話はできるだろう。

[キャロルの声に考え込み]

単純に出てきた名前の数だと…カミーラなんだろうか。
だが印象が薄すぎて、ウェンディになりそうな気がするんだよな…
>>280

ぇ？
ううん･･･何もついてないよ？？

（良かった、ばれてないみたい･･･）


[それでも赤くなっている頬を隠すように近寄る]

このムース、おいしい･･･＾＾

[ムースを食べながら]

ぁ、フレディおじちゃん。
パパとママだけど･･･

今、どの辺りで働いているの？
いつもはタナトス辺りで働いているらしいけど･･･
帰ってこれないって事は、もっと遠い場所だよね？

よし、と…

フレディさん、キッチン使わせて頂いて、ありがとうございました。
このサンドイッチを、カミーラさんの部屋に届けてきますわ…今日は、何も食べていらっしゃらないようですから…

そしてそのまま、私も休ませていただきますね。
皆さん、おやすみなさい…

…まあ、考え事をするときには甘いものがいいって言うしな
俺も一つもらおうか。セシリア、こっちにくれ

[セシリアの傍に寄り、ふと漂っている酒精に気づく]

…黙っといてやるか…

[苦笑して、暖炉傍の椅子に腰掛けた]

もう一つ、彼女の行動を軸に考えられることがあります。

もし、ローズマリーさんが、彼女が正体を知っている2人の吸血鬼の言うことを参考にしながら行動していたとすると……
ラッセルさんと兄には、共に、彼女が霊媒師を騙ることに否定的な発言がありました。
ラッセルさんは、家に電話をかけて、手紙が来てないならそれでいいと言った……
>>1:618
兄は、霊媒師と名乗ったのが私であったせいか、霊媒師と名乗り出たら、……殺すと言わんばかりでした。

彼女が霊媒師を名乗らなくても、偽占い師を下僕に見せかける、など、有効さの順位は分かりませんが、メリットもないわけではありません。
それでも彼女が名乗り出たのは、もう一人の吸血鬼が、彼女が霊媒師と名乗り出ることに肯定的な発言をしていたからではないかとは……考えられませんか？


霊媒師と名乗り出たのは、彼女が本物だったから名乗らざるを得なかった、などと言うのは、私からすれば却下なんですけどね。

[物欲しそうに紅茶を見つめるウェンディを見る]

ぁ、ウェンちゃんも紅茶飲みたい？？


ちょっとまってね、苦いから･･･


[キッチンに入り、何かと間違えてブランデーをたらす]

はい、どうぞ。

このムースも、すっごくおいしいよ＾＾

ああそうそう、フレディさん。
神父さまが来られたら…
私からの伝言を、お伝え願えますか？
そしてできれば回答を…私の代わりに聞いて下さると助かりますわ…
ご面倒をおかけしますが…

>>199

…キャロル…いや否定はせんが…
俺は寧ろあの曖昧な態度が気に入らなくて脅したんだ

ローズが本物だったらもっと確りして欲しかったな…

―セシリアの質問に一瞬困った表情を浮かべ―

…ん？　……ああ、クレイなら今はミラーズ谷で炭坑夫をしているそうだ。
ゆっくり聞けなかったが、なんでも人狼が出るという噂まであるところだな。
ずいぶん遠くまで行ったものだ。

あ、紅茶ありがとう。
この紅茶いい匂いがするね。
なんだか、気持よくなってきたわ。

ミラーズ谷･･･
炭鉱、のお仕事しているんだ･･･

宝石とか出て、持って帰ってくれるかな♪


[夢物語を楽しそうにフレディに話す]

[幸いな事に、この吹雪で炭鉱仕事が出来るはずがないという事に気づいていない]

じんろうって、人の言葉を話せる狼さんだよね？

面白い人達なのかなぁ･･･？


[どうやらセシリアには、人狼の恐ろしさは伝えられていないようだ]

―ウェンディの異変に気付き―
おい、ウェンディ。お前、何飲んだんだ？
顔がやけに赤いぞ？

―セシリアの言葉に更に困った表情になりながら―

………そうだな。きっとおみやげに宝石をたくさん持ってきてくれる筈だ。

でね、お婆さんが安全策って話をしてたけど、あれどうなんだろうね。
昨日、キャロルさんは占い師も霊媒師も全部処刑してしまったら余裕は一人しか無いって言ってたわよね。
でも逆に言えば、全部処刑してしまったら、6人残ってその中に吸血鬼が1匹、下僕は無し、ってことになるのよね。
そしたら、そこへいくまでの発言なんかで情報も増えてるし、6人の中から1匹見つけるのは案外簡単なんじゃないかしら。
1回だけは失敗出来るってことよね。そしてね……
[ウェンディは酔ったらしく、眠ってしまった]

キャロル。お前も少し休んだらどうだ？
結構美味いぞ？　…ああ、夜に食ったら拙いんだったか？

[根を詰めて考え込んでいるキャロルをからかいながら、ムースを渡した]
[コーネリアスの様子に気づき]

…都会のおねぇさんはおしゃれな楽しみ方をご存知で。

…ウェンディ、こんなところで寝ちまったのか。
セシリア、あんたが寝るときでいいから、お嬢ちゃんも連れてってやれよ。

（鉱山…？　人狼…？）

[...はナサニエルからムースを受け取った]

ええ、話を先に進めるのは、シャーロットさんに聞きたいことを聞いてからの方がいいのかも知れないわ……

（6人……フレディさんを含めると……そういうことになるわね。）

―ナサニエルに、無邪気に微笑みかけ―

だって、ほら　炎がこんなに綺麗……
あら…ムース半分になっちゃったわ…

―その前から少し飲んでいるようだ―

[食器を片付け、みんなに挨拶]

おやすみなさい＾＾


[宝石♪おみやげ♪と歌いながら*自室に戻った*]

[ナサニエルに言われたことを思い出しUターン]

ぁ、ウェンちゃん、お部屋に戻るよ？？
ん･･･寝ぼけててもいいから、歩いてね？？


[ふらふらなウェンディを誘導しながら自室へ戻っていった]

[コーネリアスの様子に苦笑し]

…酔ってるな、おねぇさん…

そうだ、ちょっとアンタに聞いてみたいことがあるんだが

酔ってないわよ？
酔えたら楽だなとは思うけど…

このイヤリング、アンタのデザインなんだってな。
こっちのを見て欲しいんだが

[鎖から母のイヤリングを外し、コーネリアスに見せる]

…似てるだろ？
こういうデザインって、割と有名なのか？？

―一瞬、昨日の事を思い出し、わなわなと震える―

あたくしも…聞きたかったの
それを…どこで？
何故あなたが　母の方み…

―言いかけて言いよどむ―

[突然顔色を変えたことに首をかしげ]

…いや、何処って…コレは俺達の母親の形見なんだ。
って、昨日言わなかったか？

……「あなたが　母のかたみ」？？

あたくしの母は、それはそれは貧しい暮らしをしておりましたの…当然あたくしも

でも、これだけは大事に

―そう言うと、胸に下げたイヤリングの片方を出して見せた―

死ぬ間際、母は形見にこれをあたくしにくれましたの
大事にしろと……

きっと、母の数少ない少女時代の思い出の品と…

なのに、何故？何故ストリンドベリの奥方が同じ物を？

[コーネリアスが出したイヤリングに気づき]

…！？　なんで、アンタが！？
コーネリアス、それはどういうことだ？

…これは…俺の弟が持ってるはずのもんだ…母が託した…
なんで、女のアンタが…

コーネリアス、聞いてくれ。
…それで、正直に答えてくれ

―きっとナサニエルをにらみつけ―

同じ台詞そっくりお返しいたしますわ
弟？ストリンドベリ家の現当主は
確か、ナサニエルさん貴方と、そして、その血筋は妹さんのキャロルさんだけではありませんの？

[...はようやく兄とコーネリアスの大声に気がついた]

……何事？

[そして兄の側に駆け寄る]

…俺には弟がいる。双子のな。
わけあって、生まれてすぐに捨てられてしまった…黴臭い迷信のせいで！

そのときに母が持たせたのが、このイヤリングだ。
探すためのよすがだったかもしれない、お守りだったかもしれないが…

…本当に、アンタが、あんたの親から貰ったもの…？

―ふと、冷たい顔つきになり、無表情でナサニエルを見つめ、そしておもむろに話し出す―

黙って聞いて…
あたくし、捨て子でしたの…
貧しい両親は、子供を養う事も難しい程の貧しさでしたのに、あたくしを拾った事で雇い主の所も追い出され…
そして…
あたくしは、あたくしは…

それは、お兄様がお母様にもらったイヤリング……
コーネリアスさんが……同じものを……形見として……？

ということは……コーネリアスさんのお母様は……ストリンドベリ家に縁のある方……もう一人のお兄様を預かった方……なのでは？

男で有ると言う事が世に知れたら追っ手によって殺される
そう思った両親が、女として育てたのですわ…

何故、自分は同じ年の子供のように日の中を駆け回ってはいけないのか？
何故、学校に行く事すら許されないのか？
全て……貧困のせいだと思ってましたの…

でも、ある日
そう、あたくしを捨てた本当の親がし向けた追っ手から、あたくしを逃がすために……
父は目の前で、血まみれに成って……殺されました

…男…？　女として？？

追っ手にコロサレタ？？

そう、あなたのお父上の差し向けた追っ手に
あたくしの……いや、俺の親父は虫けらみたいにころされたんだよ

コーネリアス、お逃げ、決して振り返るな
峠で母さんが待ってるからそこまで走っておいき…

身を切られる思いで、その声を振り切って走ったさ、母さんまで失うのが怖くてね

うそ……
あなたの……お父様が……

あなたを……逃がす……

本当の親って……

俺は、ストリンドベリの子供なんかじゃねえよ
俺の親父と母さんは、俺を育ててくれた親父と母さんだけだ……

これは、母さんが死ぬ前に「何が有っても手放すな」って俺にくれたんだ…
母さんの唯一の形見だよ、それ以外なんにも残っちゃいねえ、墓すら、俺はたててやる事が出来なかったからな

違う！　親父がそんな・・・！

･･････そんな、わけが･･･

…違うな、それは結局、ストリンドベリの血縁者……

[徐々に声から力が抜けていく]

…恨んでるか…

俺を。

ストリンドベリを…？

[...はうわ言のように呟いている]

お父様……どうして……

見えない……答えてよ……

お母様……この人が……私たちの……お兄様？

聞こえないわ……教えてよ……

いいや…
そんな家に産まれちまったばっかりに
厳しかったが大きかった親父も、優しい母さんも
俺が殺したようなもんだ……
俺は自分の中に流れてる血を一番憎んでるね

俺を否定するのは…いい。
……信じてもらえないなら、それでもいい。

けど、聞いてくれ…

アンタは…疎まれて捨てられたんじゃない…
疎まれて、殺されるはずだった…

生かすために…捨てられたんだ…

ストリンドベリとしては、正解だったんじゃないか？
あんたは占い師様だろ？ご息女は霊媒師ときたもんだ

俺には何の能力も無いからな

その時死んでりゃ、母さんは…親父は…死なないで幸せに暮らしてるんだろうな…今でも

……お兄様の……せいじゃないわ……

ストリンドベリの血が……呪われているなんて……

でも……

…力なんて、関係ない…！

そもそも、迷信に惑わされて子供を殺すほうが！

…コーネリアス…

……母さんが、間違ってたというのか…？

ふっ……
因果なもんだな、母さんの形見のこのイヤリング
ついてる宝石は「サファイア」
あんたの妹の持ってるイヤリングの石は「ルビー」
同じコランダムがたまたま違う色で出来ただけの
双子の石だよ…

さぁ、話はそれだけか？
それ以上無いなら…俺は、部屋に帰らせて貰うが。

アンタを…守ってくれた人には…かける言葉も…
けど、母さんは…アンタを助けたい一心で…

…それが…間違いだった…？
アンタは……アンタが自分を否定するなら…

[...は震える声で言った]

私と……おに…ナサニエルお兄様がここに呼ばれた理由……お父様とお母様の魂に導かれるようにここに来た理由……

私たちが、ここで命を賭して吸血鬼を退治する使命を与えられたのは……きっと……償いなのよ……
途中で吸血鬼に取り憑かれるかも知れない、魅せられるかも知れない、襲われるかも知れない、救うはずの人間の手で命奪われるかも知れない……それでも果たさなければいけない使命……

だとしたら……同じ血を受け継いだ……コーネリアスお兄様も……ここで命を賭けて過去を精算する宿命なのだわ……

力なんて関係ない……
お兄様は今、同じくらい大事なものを背負ったのだわ……

―ふと、普段の表情に戻り―

お嬢さん、パンが無いと泣いた事がありまして？
三日も何も食べずに、盗みをした事は？

きれい事を仰っても、所詮はご令嬢ですわ
あたくしとは育ちが違う……そして、使命も違う…

どうか真っ当なさって、あたくし、こんな事で偽物扱いをわざとして虐めるような真似は致しませんわ

失礼

…認めては…もらえないのか…
…俺達のことじゃない……

母さんの…あんた自身のことすら…

[コーネリアスをただただ、見つめている…]

…コーネリアス……


……キャロル…俺は間違ってた…のか…？

お兄様……
[泣きそうな顔でナサニエルの方を見る]

……死ぬ前に会えた、と喜ぶべきなの？
3人一緒に生き抜くことは……

[...は言ってはいけないようなことを言った気がして口をつぐんだ]

お兄様は……間違って……ない……

どんなに憎まれていても……出会わなければならなかった……

[...は魂の抜けたように座り込んだ]

…溝は…埋まらない…ようやく会えたのに…
偶々、色が違っただけなのに…

……それでも…あえてよかった…のかもしれないな…
俺は……アイツが生きていてくれた…

……そう、考える…考えないと………

[震えるまま立ち上がり、キャロルに手を差し伸べた]

……もう、休もう…
何もかも終ったわけじゃないんだ…やらなきゃならない…

…まだ、終ったわけじゃない…彼のことも…

―磨き終えたグラスをテーブルに置き―

……ずいぶんと複雑な事情のようだな。
俺の口から皆に話すような事じゃない。黙っておく事にしようか。
話したければ、あんた達自身で話すと良いだろう。

―グラス２つにブランデーを注いで兄妹に差し出した―

…おおっぴらにしたらアイツがめちゃくちゃ眉をしかめそうだ…

話すべきときには、ちゃんと話すよ。

[泣きそうな顔で笑い、肩をすくめ、ブランデーを飲み干した]

[...はあおりたくなる衝動を抑えた]

全然……気付かなかったわ……

そうね、コーネリアスさんが男だと知られたら、もし吸血鬼が女だから、という理由で襲撃をためらっていた場合に……
[ナサニエルの顔を伺うように]
……お兄様を危険に晒すことになるもの……

[キャロルの言葉に]

…そうだな…隠してるのも結構辛い…
マスターに知っててもらえたのは、幸いかもしれないな。

…そろそろ休む。…明日はまた…だからな…
お休み、マスター

……これくらいにしておきます……
お酒に頼って長く眠っているときではないですから……今日はもう休むけれど……

フレディさん、ごちそうさま……
おやすみなさい。

キャロル。今日くらいは飲んでもいいが…つぶれるなよ？
…意外と重いんだから、運んでやらんぞ？

[ぎこちなく笑みを浮かべ、からかった]
[力の抜けた足取りで、*部屋へ戻っていった*]

あ、これだけ、シャーロットさんに伝言しておいてもらえますか……

シャーロットさんのことを、ミッキーさんが「たまに奥歯に物が挟まったみたいな」と表現していたらしいけれど……
>>2:482
……それについては思うところがあるかどうか。

私が一つ思い当たるのは……ローズマリーさんについて一度言い渋っていたことなのだけれど……
>>2:181
結局その後に彼女について色々説明してくれたわ……最初に隠そうとしていた部分が、中にあるのか。
なければ、どういうことだったのか。
あるなら……どうしてそのタイミングで口に出すことにしたのか、とか、説明してもらえると嬉しいと。

吸血鬼は、下僕の行動を把握できていなかった。私が霊媒師なのか、下僕なのかも分かっていなかった。その中でローズマリーさんをどう捉えていたかは、大きなヒントになる気がしますから……。

おはようございます。
ワタシゆうべ紅茶を飲んだあとのこと覚えていないんだけど、どうしたのかしら。
何か変なことを言ったような気もするんだけど。

―ホットミルクをウェンディに手渡しながら―
おはよう、ウェンディ。
昨日は何を飲んだんだ、まったく。

―自室で、抹茶を点てている―
ヒューに貰った東洋の飲み物。
精神統一にはこれが良いんだって…あいつ、笑ってたけど…

昨日殆ど顔を見なかったカミーラさんや神父様は
何を考えて、何をしたいんだろう…

ストリンドベリの件は、今は…
俺を産んだ人がどうであれ、俺にはやっぱり母さんは一人だ…

おはようございます。

昨日は、なんというか・・・ショックで・・
あまり話せませんでした。

でも、昨日考えた結果やはりそのことを乗り越えて
吸血鬼を見つけねば・・・という考えに至りましてね。
今日はそのことに力を注ぎたいと思います。

（気になることは３つ・・・
　ローズマリーさんは何者だったか、
　なぜヒューバートを襲ったのか、
　キャロルさんの処遇についてはどうすべきか・・・ですな）

―ベーコンをカリカリに焼きながら―
確か、ルーサー神父は、ローズに向けて引き金を引くことに賛成してたな。

俺には、ローズが何者だったと思うかとキャロルをどう扱うかは表裏一体に思えるがね。

―焼き上がったベーコンを皿に乗せてルーサーに出す―

・・・ローズマリーさんが本当の霊媒師だったとは
考えたくないですね。
途中から自分が霊媒師だと言い出しましたが、
危機感に欠けていましたし、第一処刑されることに、
それほど抵抗しなかった気がするのですが・・・
もし本物ならば下手をすると彼女から見て
吸血鬼かその仲間である者が生き残り、
偽の判定をくだしつづける・・・なんてことが起こりますから
やはり、もっと抵抗はしたでしょうに。
キャロルさんの判定と見ても下僕で、
ほぼ間違いないでしょう。
て、これは他の人も言われていますが。

む？キャロルさんを占うという人もいたのですか？
よく、メリットが分かりませんな。

―ふと思い付いたように―
ところで、神父んところじゃ、孤児の世話なんかもやってるのか？

……後で相談したい事がある。済まないが、夕方、都合が良い時にホールに来てくれないか。

ええ、まあ。一応孤児の世話もやっていますよ。
教会の役割にはそういうこともありますし・・・
ただ、現在は教会が工事中なので
心優しく一時的に預かってくれる人に世話を頼んでいますが。

では、後で話を聞きましょう。

―ルーサーに頷きながら―
俺はミッキーじゃないから正確に伝えているか分からないが、その話はローズが下僕で吸血鬼をかばった、ってのが出発点だからな。
ミッキーは保険だと言っていたが……どうだろうな。俺にはわからん。

表裏一体ですか。なるほど。
では、キャロルさんは何もしないままでいいのでは。
襲撃されてしまったら・・・　一応人間とは確認できますし
占い師に吸血鬼がいるということもほぼ証明される。

―食料庫から人参と玉葱の箱を運びながら―
いかん、食料庫の棚板が割れてきているな。

後でミッキーに修理するように言っておくか。
こう仕込みに追われてちゃ、修理の一つも出来ん。

えーとね、誰が言ってたか忘れたけど、占い師同士が相手を占うのはほとんど無意味だと思うから反対よ。
キャロルさんを占うのはね、
ローズマリーさんとキャロルさんが下僕と吸血鬼って組み合わせはじゃあ本物はどこ？って話になるからあり得ないわね。
可能性はとても低いけど、ローズマリーさんが本物で、キャロルさんが吸血鬼だったら、本物の占い師はキャロルさんを偽物だ、って言うわね。
そしてキャロルさんが本物なら、偽の占い師がキャロルさんを偽物だ、って言うかも知れない。
て、ことは占いの結果からは情報が得られない、ってことね。
でも、キャロルさんが本物だとほとんど思われてる状態では、偽の占い師もキャロルさんが人間だ、って言う可能性の方がかなり高いわね。自分が偽だって白状するようなものだからね。
つまり、キャロルさん占いもほとんど無意味ね。

フレディさん、昨日はありがとうございました。少し飲んだお陰で、よく眠れましたわ……

カミーラさんとシャーロットさんには私の伝言受け取ってもらえたかしら……

……そう……まだですか。

[...は遊んでいるウェンディの側に腰を下ろした]

昨日から気になってる話……ウェンディちゃんに聞いてもらえるかしら。言いたいことがあったらいつでも言ってちょうだいね。

ローズマリーさんが霊媒師と名乗り出ることに肯定的だった……名乗り出ることを支持していたようなことを言っていた人……
真っ先に思いつくのは、ウェンディちゃんよ。

ウェンディちゃんが霊媒師について話していたことを思い出してみると……

私が名乗り出てからローズマリーさんが最初に姿を見せる前に、2人の占い師とも人間で、騙らなかった吸血鬼が2人なのではと言っている……
脳内で本当にそう思っているような発言ならば、吸血鬼ではなさそうと思えるけれど、……どちらかというと同意を求めるというか、そう思わせたい発言にも聞こえるわ。
>>1:474

その後ローズマリーさんがケネスさんの話をしながらも手紙を持っていないと言ったときは、
ケネスさんしか見えなくても不自然ではない説明、手紙を持っていなくても不自然ではない説明をしている……でもその上で霊媒の力はないのでは、とも言っている。
>>1:638

ここまでで、ウェンディちゃんが吸血鬼のとき、ローズマリーさんは意志を汲み取りにくかったのではないかと思います。
そのために、次の日になってもずるずると態度を保留することになったのではないかしら？

そして、ローズマリーさんが手紙を持ち出す直前になって、ローズマリーさんが霊媒師の可能性も高いと思う、と言っています。
>>2:497
これがローズマリーさんを名乗り出させるきっかけになったのではないでしょうか？

彼女が吸血鬼ならば、ローズマリーさんが本物かも、と言った背景には、私が最初の占い対象を決めるときに、ウェンディちゃんとヒューバートさんを対象から外した方がいいのではと言ったことから、私を下僕と思っていた可能性もあるのかもしれません。

他に、ローズマリーさんの行動と関連のある発言をしていた方、と言うと……
シャーロットさんとデボラさんが彼女の言動について説明を試みていました。

どちらかが吸血鬼で、ローズマリーさんが下僕であるという解釈から導かれる結論が間違ったものであるならば、あえて下僕らしい行動に終始した、という可能性もありますが……現状一番疑わしいのはウェンディちゃんよ。

…少し、じっくり考えたい。
マスター、コーヒーと今までの話を頼む。

[カウンターに付いて、目を閉じて話を聞いている]

―ナサニエルに珈琲を出し、今までの経緯を改めて話した―
……そしてヒューがローズに向けて引き金を引いた。
ここまでが一昨日のいきさつだ。そして昨日だが……

[...はナサニエルに、小声で尋ねた]

最初に、ウェンディちゃんのこと……シャーロットさんに聞いていた……今考えると唐突にも思えるのだけれど……どうして？

お兄様には……そういう趣味は……なかったわよね。

[キャロルの言葉にがくりと頭を落とし]

…お前なぁ…。
あの時は確か…この状況を冷静に見てる者が怪しいのか、取り乱している者が怪しいのか、そんなことを考えてたな。
マスターに聞く感じでは、ウェンディは状況を何度も繰り返し口にして、確認しているような印象を受けた。…６歳で、だぜ？　アンバランスに見えたんだよ

…うん、マスター。ありがとう。
そろそろ今日の…処刑者、を挙げないとな…

ざっと話を聞いていて、信じてもよさそうだと思えるのは、シャーロットと…ウェンディ。
警戒してるのは、婆さんとセシリア。
訝ってるが話次第では信用できると思うのは、ミッキー、神父さん。
…全く分からないのは、カミーラ

俺は今のところそう考えてる。

なるほど……興味深いな。もう少し詳しく話してもらえるか？
そう考えた理由を聞きたいと思うのは俺だけでもなかろうしな。

>>376

コーヒーも冷めちまったし、簡単に説明しておくよ。

婆さんは年の功って感じでさ、言葉自体に偽りはない、と俺は思うね。解釈に強引さもないから、恐らくはそれが真実なんじゃないか、と思える。
そこから自分なりの見解も話してくれるしな。

いつだったか俺とキャロルが本物と吸血鬼で…って話してた、って今マスターが教えてくれたよな。
タペストリーの話でいろんな存在を知ってる割に、どちらかが下僕の可能性が抜けてたように記憶してるぜ。この辺りの解釈を婆さんに聞いてみたいな。
>>1:329

セシリアは時々鋭いことを言うのが印象深いな。
例えばローズが手紙を出すまでは力があるとは考えなくていいとか、シャーロットの考えが仮定の上での推測で危険だとか。
…最初は全然現実を認めない、聡明だが弱い子だと思ってたが…

…下僕をどうするか、って話をしたことがあるよな。俺も痛い所を突かれて答えに困ってるわけだが…だからこそ、心情は理解できる。
…だがな、現実を考えたらそうしなきゃならない時もあると思うんだ。彼女の「逃げ」は…味方を失いたくないから、とも取れてしまう

なるほどな……デボラ婆さんには、後で俺から聞いておこうか。
偶には婆さんの昔話に付き合ってやらんとな。

>>378

マスターの話を聞いてて気づいたんだが、この２人には共通点があった。

…俺達の正体を見極めることに非常に熱心だ。
その分、他の人間をどう見ているのか分かりづらい。
……特にセシリア。

ローズに捕らわれすぎると見えなくなる。
いつか聞いた印象深い言葉だ。……その割に…彼女が皆をどう見ているのか…？

婆さんを疑ってるのは、コーネリアスの心情に近いかな。
理論的で正確、だけど本心はどこだろう、てな。
…妙に気が合うから気持ち悪いと思ってたら……

[思わず呟き、はっと口を押さえる]

…まあ、婆さんに関しては疑ってはいるが同じだけ頼りにもしてる、って感じだな。

神父さんとミッキーなんだが、コレはもっと話をしてみないことには何とも、だ。
ミッキーは…昨晩のキャロルを占う云々が気になる。もう少し彼の見解を聞きたい。そこさえ納得できれば…さほど疑う要素もないと思ってるよ

こんにちは。
マスター、さっき言っていた話を聞きに来ましたよ。
なんの話なのでしょうか？

…何か話があるのか？
なんだったら席を外すが？

あぁ、ルーサー神父。済まないが、こちらに来てもらえるか？

―カウンターの隅にルーサー神父を招いて話し始める―

さっきも少し聞いたと思うんだが、神父のところで孤児の世話をやってるのは確かなんだな？

はい、それは確かですとも。

（・・・・もしかして・・ウェンディ・・・？）

―ホールで遊んでいるウェンディに一瞬視線を向け―

ウェンディの事も考えないといかんのだが、それはアーノルドかロッテ辺りが後見人としてなんとかする事だろうな。

今話したいのはセシリアの事だ。
昨日、クレイ・フランワイズから電話があってな…

どういう事情かは俺も分からん。クレイの奴、ずっと悩んでいる風だったが、俺には何の相談もなかった。
ただ、昨日の電話で
「もうそちらには戻らない。済まない。セシリアを頼む」
とだけ言い残したんだ。

なあ、ルーサー神父。クレイは毎週のように教会に通っていたと記憶してるんだが、何か奴から話を聞いてないか？

クレイですか・・・確かに最近、といえど３ヶ月ほど前から
教会によく来ていましたね。
（懺悔部屋に来たこともあるのだが、
　ここではそれを言ってはならない・・・ましてや内容など。
　言うべきか、言わぬべきか・・・）

―舌打ちしながら―
奴がどういうつもりでセシリィを置いていったのかは分からん。
俺の方で仕事を世話するのは構わんし、実際セシリィはよくやってくれてる。
が、あの子はもっと広い世界を学ぶべきだと思う。

最後に決めるのはセシリィ本人だが、もしあの子がそう望んだら。ルーサー神父、あんたのところで育ててやってくれないか？

（・・・まわりに人がいる状態で言われたことは、
　話してもいい・・・・はずですな）
お金が無いことをよく相談されました。
いろいろとイエス様の教えを話してあげたものです。
地上の富と天の富の話や、イエス様は貧しい者の友であるなど。

・・・あと、家庭内の相談とかですね・・・
彼は妻とはそこそこ仲がよかったようです。

（話したのは１ヶ月前のこと・・・一ヶ月前から、
　彼はそうしようと考えていた。だが動きが無いから
　なんとか無事に暮らせているのだろうと思ったら・・・）

セシリアが、もっと広い世界を学ぶべき・・・・・なるほど

もちろん、彼女が望むなら教会で預かりましょう。
来る者は拒まないのがイエス様の精神ですし。

心から礼を言おう、ルーサー神父。
おかげで肩の荷が降りた。

それにしてもクレイの奴、一言くらい俺に相談すればいいものを……

後は……セシリアにどうやって話すか、か
こればかりは神父に頼むわけにはいかんな。

―深い深い溜息をついた―

[ペンを指の間で回しながら、メモを作っている]
[名前を書き付けたところで、2人の会話が耳に入った]

（…孤児…ここにも……事情があるんだろうが…
　いや、訳もなく子を捨てるなんてありえない…

　……俺は…）

[手元の紙を見下ろし…くしゃりと握りつぶした]

（マスターに相談すればいいものを・・・ですか
　私は、もしかして十分に相談していなかったのではないか…
　まるでパンを求める子に石を与えてしまったかのように。
　救うことはできなかった、と・・・？？）

どうやって話すか、ですか。
私の口から告げるのもなんですし・・・

彼女は聡明なところがありますから、
もしやすると勝手に気づくかもしれませんが、
それは酷・・・なのかもしれませんね

[二冊目のノートを持ってやってきた]

こんばんはー

[フレディから話を聞く]

そう･･･まだカミーラお姉ちゃん、来てないんだ･･･

[ナサニエルに向かって]

ん･･･下僕を生かしたいと考えるのは、仲間を失いたくないから･･･

確かに、そう取ることもできるよね･･･



ただ･･･吸血鬼になっていないただの人間･･･

その人に生きてもらいたい。って思うのは･･･変･･･かな･･･？


[外を見て]

ローズお姉ちゃんを手にかけてしまった今じゃ･･･そうも言ってられないのだろうけど･･･

―ルーサーに頷いて―
引き留めて済まない。ともあれこの事態が解決してからだな。神父も考えている事を話してくれないか？


―セシリアの方を向き、一つ溜息をついてから事のあらましを話し始めた―
…ということだ。カミーラはまだ来ていないな。
後で様子をみてくるか……

私がみんなの事をどう考えているか･･･？

昨日の時点ではこう考えてたよ？


カミーラお姉ちゃんを始め、あまり喋ってない人の事は全然考えられない。


ってね。


昨日はまだ時間あったから、その間に状況で考えられる推理をしてたの。
みんな事、考えるならいっぱい喋ってもらった後の方が良いし･･･
時間がぎりぎりになったら、他の人についての推理、だよ？

>>282

うむ、私の考えですか。
とりあえず思い出して分かったのは
ミッキーの「ローズは誰かの盾になろうとしたんじゃ
ないのかな」という発言がよく分かりました。
なるほどなぁ・・・と感心しましたよ、今は。
となると、昨日処刑されそうだった者・・・

あと、シャーロットが、私が彼女の発言のどこを
ヘンだと思ったかと聞いていたようですな。

今、ローズを霊媒師かどうかはっきりさせなくとも…
という発言がなぜだろうと思いましたな。
少し分かるような気もしますが。
あと、そのようなミスをするとは思えない、から
という発言が気になったというわけでした。

ただ、ひょっとしたら私の理解不足というか、
よく発言の真意が分かってないだけなのかもしれませんが。