人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1221)村 : 7日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

雑貨屋 レベッカ に、1人が投票した。
医師 ヴィンセント に、7人が投票した。

医師 ヴィンセント は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、雑貨屋 レベッカが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、見習い看護婦 ニーナ、見習いメイド ネリー、双子 ウェンディ、学生 ラッセル、流れ者 ギルバート、の6名。
見習い看護婦 ニーナ
[目を開いて、頬を赤く染め。はにかむように笑った]


[しかしその表情も崩れて、泣きそうになって慌てて顔をそらした]
(0)2006/02/25 06:03:24
流れ者 ギルバート
[目を開いた…しかし、目の前のニーナをどこか直視できずに、目線をそらし…
手に握らされた「手紙」を…見た…。]

――……。

[そこの書かれた文字…。
意味は…わかってるつもりだった。
けれど……それは……]

…ニーナ…ごめんな。

[ギルは優しく…ニーナを包み込むように抱きしめた…]
(1)2006/02/25 06:11:33
見習い看護婦 ニーナ
…!
[暖かい感覚に包まれて、顔を上げた。跳ね除けてしまおうと力を入れて――出来なかった]
(2)2006/02/25 06:17:25
見習い看護婦 ニーナは、静かに泣き始めた。
2006/02/25 06:20:19
流れ者 ギルバート
[ニーナを抱きしめて…囁く…]

今のオレには…こんな事しか出来ないよ…。
最後の願いも…聞いてやることすらできなくて…。

――………っく……ごめんな………。

[声を詰まらせ…そして、ニーナを解放した…]
(3)2006/02/25 06:24:01
見習い看護婦 ニーナ

[しばらく動かなかったが、のろのろとメモを手に取る。タイムラグがもどかしい、けれど動作は遅く。

「どうして?」
「残酷で、中途半端」
「分かってる癖に」
「そういう事されると、有り得ないと分かってても期待してしまう」
「だからもう」

…それ以上書く事が出来ず、落ちた涙で文字が滲んだ]
(4)2006/02/25 06:31:15
流れ者 ギルバート
>>4
……ごめん。……本当に……。

[自分の口からは…いくら考えたところで
謝罪の言葉しか出てこなかった…
それが、もどかしくて仕方なかった…]

…でも…オレん中で…
ニーナは『ニーナ』だから…。
(5)2006/02/25 06:43:47
見習い看護婦 ニーナ
…?
[意味をはかりかねてか、首を傾げた]
(6)2006/02/25 06:46:19
流れ者 ギルバート
>>6
…ニーナが『ニーナ』である…てのは…。
お前の正体が何であれ、オレにとっては関係ないんだよ。て事。

……それに、オレさ…オレはお前が狼だなんて、思えないんだ…。
(7)2006/02/25 06:50:31
見習い看護婦 ニーナ
>>7

[やっぱりよくは分からなかったけど、頷いた。ほんの少しばかり、笑顔を見せて。

「私は人狼じゃないよ」
「だから、ごめんね。私が居なくなっても、多分続く」
「そろそろ家に帰るね」

メモを書いて、ゆるりと立ち上がった]
(8)2006/02/25 06:56:44
流れ者 ギルバート
>>8
[見せられたメモにどこか…納得をしている自分がいた…]

…家に…帰るのか…。
送ろうか…?って、オレには送って欲しくないか。
外にいる自警団の人に、ちゃんと…送ってもらえよ。
(9)2006/02/25 07:01:39
見習い看護婦 ニーナ
>>9

[嫌な訳が無い。首を横に振って、手を伸ばしかけて。けれど、手を握るだけの勇気はもう無かったから、代わりにその手を振った]
(10)2006/02/25 07:07:43
流れ者 ギルバート
>>10
おう。気をつけてな…ニーナ…。
[そう言って、手を振った…]
(11)2006/02/25 07:10:32
見習い看護婦 ニーナ
[頷いて、玄関へと歩いて。扉を開く瞬間一度だけ振り向いてしまって、すぐに前に向きなおして、自警団の人にぺこりと挨拶をしてから、彼らに監視されながら*家へと帰っていった*]
(12)2006/02/25 07:15:01
流れ者 ギルバート
[ニーナが帰るのを見送り、見えなくなった所で集会場の扉を閉めた。
そして、そのまま2階へと駆け上がり*部屋へと入っていった*]
(13)2006/02/25 07:18:15
見習いメイド ネリー
[集会場の面々を思い出し、ネリーは冷静に考えていた]

…今日はおそらくニーナさんが……

[ニーナをかばいたかった。だが、霊能者であると嘘をついたニーナを霊能者であるネリーがかばうことはできなかった。それに……ニーナが処刑されて終わるかもしれない可能性だって0ではないのだから…否、他の人が処刑されるよりは高いかもしれない]

……今日の襲撃は……

[皆の顔を思い浮かべる。ギルバートが狼なら、シャーロットは襲わない。ラッセルが狼なら、ウェンディを…ウェンディが狼ならラッセルを襲わない。そう信じている。可能性的に高いのは霊能者であるネリーか結社員であるシャーロットであろう]

………確実なものにしなきゃ……

[ネリーはそう呟くと、静かに*その場を去った*]
(14)2006/02/25 11:44:49
村長の娘 シャーロット
[自警団の詰め所から出てきた
シャーロットの表情は暗く沈んでいた。
手にしているのは指示の書かれた羊皮紙。

分かっている。
分かっていたはずだった。

レベッカが。
ケネスを其の力で消し去ったのを見た時に。
ヴィンセントが偽りの占い師であると理解した時に。]

―――…ッ…!

[くしゃり、と羊皮紙を握り締める。]
(15)2006/02/25 15:31:52
村長の娘 シャーロット
[どうすれば。
どうすればいい。

自分の立場を考えれば答えは1つの筈だ。
それなのに。
それなのに。]

―――…。

[無意識に足が向いたのか。
兄を見つけた、あの大樹の元に立っていた。
雨で流されて、血はもう残っていないけれど。

あの光景は
瞼の裏に焼きついている。]

…お兄様…

[かくり、と膝をつく。]
(16)2006/02/25 15:40:56
村長の娘 シャーロット
―――……わたしは…

[俯いたまま、羊皮紙を握り締めて。]

……わかっていた、はずなのに……ッ…

[連行を命じられた、其の名は。
パンを褒められて嬉しそうにしていた彼女。
自分に「大丈夫」と言ってくれた彼女
ギルバートを必死で止めていた彼女。
―――瑠璃色の髪の。]

………しっかり、しなきゃ、いけないのに…
…お兄様の仇かも、しれないのに…

[掠れた声で呟きながら、地面をがり、と引っ掻いた。
祈るように眼を閉じて。
懺悔する様に項垂れて。

ただ1人、大樹の影で*肩を震わせていた*]
(17)2006/02/25 15:48:08
流れ者 ギルバート
[それは、必然なのか無意識なのか…物音に気付いて2階の窓から外の様子を見ると、シャロが1人で外に出ていた―]

――!1人でどこに行こうってんだよ…。

[思わず、窓をバン!とあけていつものように外に出ようとした…が、ふと思い出し、テーブルに置いてある『地図』を手にして…
―ひらりと窓から飛び出した]
(18)2006/02/25 15:55:36
流れ者 ギルバート
[辿りいついた先は…あの大樹だった――]

……シャロ……。

[思わず駆け寄って抱きしめたい衝動に襲われた…

だが

なにか…シャロを護る様な気配を感じ…

だだ……ただ…――

――*遠くから見守る事しかできなかった…*]
(19)2006/02/25 16:08:41
双子 ウェンディ
[集会所。
 一人で居るには広すぎるそこで、
 少女は、夢を見るように、唄い、踊る。]

Eight little nigger boys
Travelling in Devon;
One said he'd stay there
And then there were seven.

Seven little nigger boys
Chopping up sticks;
One chopped himself in halves
And then there were six.

Six little nigger boys
Playing with a hive;
A bumble bee stung one
And then there were five.
(20)2006/02/25 19:08:17
双子 ウェンディ
[人は限りあるもの。
 自分だけでなく、リックも、ラッセルも、みんな、みんな。
 命あるものである限り、永遠などないと知っていた。
 それは…昨日、リックを食べたのだと言っていたあの医師すら同じ。
 人を喰らうものであろうと、永遠を手に入れたわけでもなんでもない。
 だから別にそんなものが欲しかったわけではない。

 ――それでも。
 こんな終わりは残酷すぎる。

 ただ殺されたのではない。
 リックは、生きながら喰われたのだ――――

 それは少女の精神に異常を来すのには充分すぎる理由だった。

 
 踊りながら、唄いながら、少女は思う。
 
 ここで倒れたら終わりが来る。
 ――――*リックと同じになれる*]
(21)2006/02/25 20:08:54
見習いメイド ネリー
[自警団詰め所や他所でまことしやかに流れる噂にネリーは思わず笑む]

うまくいったみたい……よかったぁ……
この様子だと、狼の耳にも入ったよね?ふふ〜

[やや疲れているような表情を見せてはいるが、にこっと笑う。

ネリーは昼間自警団詰め所に行き、一つだけ嘘をついた。それは、小さな小さな嘘であった。皆を騙すことは思いのほか苦しかった。

「私ね、今夜ヴィンセントさんを暴きます」

ここまではいつものこと…

ただ一つ違っていたのは………

『一晩かけて、ヴィンセントさんの記憶から、最後の狼の名前を探りあてます』

そう宣言したこと。ネリーの能力はあくまでもその人の正体を見ること。その人の記憶から仲間狼なんて探れない。
だが、それはネリーから最後の狼への宣戦布告であった。ネリーを確実に今日襲撃しないと、明日どうなるか分からないと暗に告げ、おびやかしたのである]
(22)2006/02/25 20:23:43
見習いメイド ネリー
[誰か気づいているだろうか?色々と失態はあった。

いくら方向音痴で、地図が読めなくても…コーネリアスの仮住まいに辿り着けないなんてことがあるだろうか?

ナサニエルが残した結社員だと名乗りをあげたメッセージを集会場に1番に入っていながら、文字が読めないから、全く無反応なんてことあるだろうか?

ユージーンに不必要なまでに近づいて覗き込んでいたのは?ユージーンの遺体を最初に発見しながらも、シャーロットがナサニエルを見つけた時のように取り乱さなかったのは?

ステラにあげたハンカチの刺繍があんなに不恰好だったのは…?

大きなホウキをいつも持っているのは…?

レベッカが襲われた時、手を繋いでいながらも、助けることすらできなかったのは?目の前で食べられていくレベッカを見て、冷静でいられたのは…?

数え上げればきりがない違和感………誰も気付いてくれてないといいなと思った。でも、誰かに気付いて欲しいなともほんの少しだけ思った]
(23)2006/02/25 20:45:48
見習いメイド ネリー
[人の正体を暴く能力。代償なしに、そんなことが可能なわけがない。

コーネリアスを暴いて、ステラを暴いて、グレンを暴いて……徐々に失っていったもの…

それは光だった。
ネリーの瞳は今やもうほとんど見えない。

生まれ持った能力ゆえに……最初から…あまり見えてはいなかったが、生活に困るほどではなかった。だが、今や普通に歩くことすら困難だった。

そして、きっと、あと一人……ヴィンセントを見た瞬間、ネリーの瞳からは完全に光が失われるだろう。それが怖いのか恐ろしいのかは分からない。ヴィンセントは狼確定しているから、見なくても…とも思った。だが、それでも、狂人が狼の振りをしているかもしれないのだから、見なければならない。

完全に光を失ったネリーはもはや動き回ることもできず、足手まといなのだ。今日襲撃されるのはネリーでなければならない。ニーナを処刑して終わらなかったことを考えたら、何が何でもシャーロットよりもネリーが襲撃されなければならない。

そこまで考え、一人小さくため息をついた。何だかひどく疲れた気がする]
(24)2006/02/25 20:49:57
見習いメイド ネリーは、ふらふらした足取りでホウキを杖代わりに集会場に向かった。
2006/02/25 20:50:58
村長の娘 シャーロット
[あの後―――集会場に戻った。

誰かが。
自分を見守っていてくれたような。
そんな感覚を覚えたけれど。]

―――…

[1つ頷いて、扉を開ける。
階下の、広間へ。
己の勤めを果たすために。]
(25)2006/02/25 20:52:54
村長の娘 シャーロットは、双子 ウェンディに気付いて、目を見開く。「―――ウェンディちゃん…!?」
2006/02/25 20:53:46
村長の娘 シャーロット
[―――歌っている。

虚ろな眼をして。

―――踊っている。

それはまるで赤い靴の踊り子。

―――細い歌声。

絡みつくのは狂気。
笑顔で。
何処も見ていない笑顔で。]

―――…こんな。

[残酷すぎる。]
(26)2006/02/25 21:07:19
村長の娘 シャーロット
[踊るウェンディを抱きしめようとして逡巡する。
触れると壊れてしまいそうで。

脆い
脆い
皹だらけの魂が]

……こんなのって、ない…!
(27)2006/02/25 21:14:19
見習いメイド ネリーは、集会場に辿り着くと、扉と思しきものをこんこんと叩いた。
2006/02/25 21:26:23
村長の娘 シャーロットは、ノックの音に振り向いて。「…はい」
2006/02/25 21:32:27
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットの声に笑む。「ネリーです〜♪開けていただいて構いませんか〜」
2006/02/25 21:35:21
村長の娘 シャーロット
ネリー…?
あ、うん。わかった、待ってて…

[言うと、後ろ髪を引かれる思いを抱きながらも、
扉の前へ行き、開けた]
(28)2006/02/25 21:39:58
見習いメイド ネリー
[シャーロットが扉を開けたのが分かると、にこっと笑う]

どうもありがとうございます〜

[シャーロットの声に元気がないことに気付いて、きょとんとする。ウェンディが踊っている様子をうつろな瞳は映し出しているが、ただ心配そうにシャーロットに訊ねた]

どうかしたんですか?何だか元気がありませんけど…
(29)2006/02/25 21:46:15
村長の娘 シャーロット
>>29
…あ。
ううん…ごめん、大丈夫…だよ。

[言うと、少し笑って見せた。]

ネリーこそ…大丈夫…?
疲れてるみたいだけど…。
(30)2006/02/25 21:55:54
見習いメイド ネリー
[ネリーは少しだけシャーロットを心配そうに見つめるが、いつもの明るい笑みでシャーロットににこっと微笑む]
>>30
私はまだまだ大丈夫ですよ〜……元気いっぱいです!

[そこまで言うと、シャーロットをぼんやりと見つめて、ぺこりと頭を下げる]

ごめんなさい、シャーロットさんに一つ厄介ごとを頼まなければならないんですよねぇ……聞いていただいても??
(31)2006/02/25 22:00:22
学生 ラッセル
[いつの間にか姿を消したウェンディの姿を、覚束無い足取りで探した。
部屋を出る。階段を下りる。

踊っていた。

歌っていた。

奏でていた。

回っていた。

壊れかけたオルゴール人形の様に、ただ繰り返している。
シャーロットとネリーの会話も耳に入らないまま、ネジを無理やり止めるように抱き締めた。]
(32)2006/02/25 22:05:53
村長の娘 シャーロット
>>30
[ネリーの笑顔はとても明るくて。
――こんな状況なのに、とても、強くて。
自分は弱い。少し、苦しくなった。]

…無理、しちゃだめだよ?

[と、厄介ごとと聞いて首を傾げて]

なあに?
わたしに出来ることなら、いいよ。
話して。
(33)2006/02/25 22:06:37
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットを引っ張って外に出た。誰にも聞かれたくないことだったので…
2006/02/25 22:09:14
双子 ウェンディ
[踊り、唄いながら、心の中で何度も名前を呼んだ。
 馴染み過ぎたその名前は、無意識に繰り返すことが出来る。

 ――リック。

 けれど、答えはない。

 何処にいるの、リック。
 三人で帰るの。還るの。]
(34)2006/02/25 22:11:08
村長の娘 シャーロットは、見習いメイド ネリーに引っ張られるまま外へ。「な、なに…?」
2006/02/25 22:11:19
見習い看護婦 ニーナ

[じゃあね、と老人に手を振った。精一杯の微笑みをたたえながら]


[そして自警団の人の手を引っ張るようにしながら、歩き始めた。もう二度と帰って来れないだろう家に振り返る事なく]
(35)2006/02/25 22:13:11
双子 ウェンディ
[自分を抱き止めた腕は、無条件な安心感。]

――ラッセル、おにいちゃん?

[ラッセルを見上げれば、ふわりと笑む。]

ねぇ、おにいちゃん。
私ね、帰れたらおにいちゃんに言いたいことがあるの。
三人であの家に帰ったら。

[夢でも見ているのか。
 少女は唄うように、狂った言葉を紡ぐ。]
(36)2006/02/25 22:16:55
見習いメイド ネリー
[誰もいないことを確認しつつも、さらに声を潜めてぽつりぽつりと語り始める]

今日ね、私、一つ嘘ついちゃったんですよ〜シャーロットさんの耳にも入ったかな?だからね、自警団の人も村の人たちも浮かれてる。明日には確実に終わるって信じちゃってる。

だけど、きっとね、私の予想が正しくって、私の思惑通り進んだら、明日は自警団の人や村の人たち皆に絶望を与えちゃうの……

無責任でごめんなさい……
シャーロットさんが優しい人だって知ってて…だけど、シャーロットさん以外に頼める人がいないの…

……絶望する村を……村を導いて…って頼んでもいいかな?

[どう説明したらいいか悩む。自分が襲撃されるから後宜しくって言い方をしたら、きっと心優しい彼女は泣くだろう。うまく言えない自分が嫌になって、少し困った顔をした]
(37)2006/02/25 22:17:10
学生 ラッセル
>>36
[ウェンディの笑みとは裏腹に。
ラッセルは翳った瞳で、ウェンディにただ尋ね帰す。
3人で。そんなことはもう在り得ないというのに。]


言いたいこと……?

[ただ其処だけを、聞き返した。]
(38)2006/02/25 22:24:00
村長の娘 シャーロット
…ぇ、それ…って……

[ネリーの言葉が染み入るのに時間がかかる。
確かに、聞いた。
噂にだけれど。でも。

―――違うという。
―――明日になっても終わらない。

絶望。]

……ネリー、…

[暫し、真っ直ぐにネリーを見る。
困ったように笑う顔。
終わらないと言うこと。
そして、
ならば、ネリーは。
嘘を、吐いて―――狼に―――自分を]
(39)2006/02/25 22:24:01
村長の娘 シャーロット
[深緑色の瞳を、じっと見つめる。
喉が、痛い。

必死で、堪えて―――]

……わかった……
…わたし、精一杯―――やる、よ…

[そういうのが、やっとだった]
(40)2006/02/25 22:27:52
双子 ウェンディ
[少女は僅かに微笑むと、何処か恥ずかしそうにも見える仕草で首を傾げてみせた。]
>>38
ナイショ。
帰ってからね?

でもね、ほんとは今すぐにでも言いたいの。
だから早く帰りたい。

[いつになったら帰れるのかしら。
 
 口元に柔らかな笑みを湛えて、少女は訪れない未来を唄う]
(41)2006/02/25 22:34:08
見習い看護婦 ニーナ
[集会場の扉を開ける。自分の存在を知らせようかと少し迷って、静かに椅子へ座った]
(42)2006/02/25 22:35:24
学生 ラッセル
>>41
そうか…。楽しみにしていないとな。

[笑みを作ろうとしても作れず。
作ったとしても、笑みが届くことはない気がした。
視界の端に移る吹き残しの血の跡と、微笑む少女がやけにアンバランスで。

自分の表情も良く解らないまま、椅子に腰掛けたニーナを、ただ、見た]
(43)2006/02/25 22:39:53
見習いメイド ネリー
[シャーロットの反応にしまったなぁと思うが、分かったと言ってくれた優しさに思わずぎゅっと抱きしめる]
>>40
ごめんなさいね〜無責任で〜へへっ……

[照れたように笑い、そしてシャーロットに囁く]

あのね〜あのね〜……私、シャーロットさんのことも大好きなんですよ〜

でね、でね、シャーロットさんには笑っていて欲しいのです。大好きな人には悲しんでいるよりは笑って欲しいのです。

私はね、どこに行っても、シャーロットさんには幸せになってもらいたいなぁって願っておりますので。

[そこまで呟いて、少しだけためらう。次にシャーロットに告げる言葉はきっと、優しい彼女にはとても残酷な一言になるだろう。だけど、告げずにはいられなかった]

……私に何があっても、泣くのは少しだけですよ?
頑張って下さいね。できれば傍で支えていたかったのですけど、そのお役目は別の方に……ふふ〜
(44)2006/02/25 22:42:03
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/02/25 22:42:30
見習い看護婦 ニーナ
>>43

[反射的に笑顔を浮かべてから、ウェンディへと視線を移し、再びラッセルを見つめた]
(45)2006/02/25 22:46:09
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/02/25 22:48:50
村長の娘 シャーロット
>>44
[抱きしめられて、俯く]

…無責任なんて、そんなことない…
―――わたし、…わたしこそ、ごめんね…
何にも、出来ない…

[囁かれた言葉に、眼の奥が熱くなる。]

…ネリー…
…わたしもネリーのこと、好きだよ、大好き…

…笑って…って…

[シャロは笑っていて―――と言った兄の微笑が脳裏を過ぎった。]

……ごめ、…んね…
わたし、頑張るから…ありがと…

[泣くのは少しだけ。ぎゅ、と唇を噛み締めた]
(46)2006/02/25 22:51:22
双子 ウェンディ
>>43
そうよ、楽しみにしていてね?

[と、少女はまた幸せそうな笑みを浮かべた。

けれどラッセルの視線を追うと、そこにニーナの姿が写り。

一瞬にして少女は表情を失った。]
(47)2006/02/25 22:55:52
学生 ラッセルは、ニーナの笑顔、そして眼差しに何も言えず、視線を返す。
2006/02/25 22:59:53
見習い看護婦 ニーナは、双子 ウェンディに首を傾げた。
2006/02/25 23:01:05
流れ者 ギルバート
[ギルは部屋の窓から外の様子を眺めていた。
すると…外に2人の人影が見えた…]

……?
シャロと……ネリーか?

[ネリーを見て、自分の懐にずっと守っていた『あるもの』を思い出した…]

ネリーに…話さなきゃいけない事が…あったな…。

[そういって――天井を仰いだ…]
(48)2006/02/25 23:01:38
見習いメイド ネリー
[シャーロットに無理をさせて申し訳ないなと思った。自分がもうちょっとうまくやってればなぁと後悔しつつも、ぽんぽんと背中を優しく叩く]

せっかく美人さんなんですから、笑わなきゃもったいないのですよ〜?
シャーロットさんの笑顔一つでものすご〜く嬉しくなる方だっておりますし、私もそのうちの一人ですもの。

大丈夫〜!!シャーロットさんなら、できます。
お兄様に愛されて、皆に愛されたシャーロットさんなら、絶望した村だって簡単に導けます。いつもどおりなのですよ〜♪

[少し風が出てきたなぁと身を震わせる。シャーロットをそっと離すと、呟く]

…集会場に戻った方がいいですよ?寒いでしょうしね?
風邪引いちゃったら大変です!!

[最後に満面の笑みで安心させるように微笑んだ。いつもどおりまた明日と呟きたかったが、それは明日よけいにシャーロットを泣かせそうだったのでできなかった。だから、何も言わずに微笑んだ]
(49)2006/02/25 23:03:24
村長の娘 シャーロット
>>49
―――ぁ。

[笑顔で。自分の頬を押さえる。]

…できるかな…
ううん―――やるよ…やるだけ、やってみる。
頑張るよ…ありがとう、ネリー…。

[泣きそうになるのを必死で堪えて。]

…うん、ネリーも…
2人して、風邪で倒れちゃったら…かっこわるいもんね。

[ネリーの綺麗な笑顔に――微笑み返した。
微笑み返した積りだった。
上手くできただろうか。
分からないけれど。

微笑んで。]
(50)2006/02/25 23:11:35
双子 ウェンディ
[少女がニーナを見詰める瞳は、ただただ冷たかった。]

…どうしてまだここにいるの。

[その言葉は、明らかな拒絶。]
(51)2006/02/25 23:13:24
見習い看護婦 ニーナ
>>51
[その言葉に、静かな笑いを落とした。席を立ち、少し近づく]


[ある程度の距離を保ちながら、立ったまま文字を綴る。

「あなたこそ、何故まだここに居るの?」
「大切なものがあるからでしょう?」
「現実の中に残っているでしょう?」
「逃げている間に、それも無くなってしまうかもしれないよ?」
容赦もなく、どこか楽しそうにウェンディに微笑み]
(52)2006/02/25 23:21:48
見習いメイド ネリー
[シャーロットの笑みにほわんとなる。目に見えなくても、微笑んでくれたのがなんとなく分かった。それがとても嬉しくて何度も何度も頷いた]
>>50
うん、うん、やっぱりシャーロットさんの笑顔はとっても素敵です〜はわ〜いいもの見れました〜

[シャーロットに負けじとにこぉっと微笑むと告げる]

私も風邪は引かないように気をつけますね〜
だけど、私はちょっと夜風にあたりたいので……ごめんなさいね、集会場には一人でお戻り下さいな。
(53)2006/02/25 23:21:52
流れ者 ギルバート
[窓の外のやり取りが気になりつつも
窓をあけて、声をかけた――]

ネリー!!!
その…ちょっといいか?その、今から、そっちに行って。
(54)2006/02/25 23:22:12
双子 ウェンディ
[現実、という言葉を見せられると。
 カタカタと少女の身体が震え出した。

 現実…

 ――現実?]

――いや……

[か細く否定の声を漏らす。

 やめて。
 
 壊さないで。

 壊さないで――――――――――]
(55)2006/02/25 23:25:08
村長の娘 シャーロット
>>53
いいものなんて、そんな…
ネリーの笑顔…わたし、ずっと、救われてたんだよ…

[辛うじて微笑みながら―――]

うん、分かった。
…ほんとに、気をつけてね。
元気な人が…倒れちゃったりするんだから。

[と言うと、振り返り振り返り―――集会場へと戻る。
ギルバートがネリーを呼ぶ声がした。]
(56)2006/02/25 23:25:28
学生 ラッセル
ニーナ…!

[払うことも出来ず、ただ強く名を呼ぶことしか出来ない。
震えるウェンディを抱えたまま。]
(57)2006/02/25 23:28:34
見習いメイド ネリー
[シャーロットの言葉に一瞬だけ泣きそうになるが、こらえる。そして立ち去っていく後姿をぶんぶんと手を振って、笑顔で見送る]

了解ですよ〜大丈夫!!私は風邪だけは引きませんから〜

[シャーロットにそう声をかけると、ギルバートの声がした方向を向いて大声で告げる]
>>54
ギルバートさん〜

え?はい〜何かご用事でしょうか〜??大丈夫ですよ〜
(58)2006/02/25 23:30:10
村長の娘 シャーロットは、扉を空ける前にネリーのほうをもう一回見てから――集会場へ。
2006/02/25 23:32:43
見習い看護婦 ニーナ
>>55
[もうこちらを見ないかもしれないとは思ったが、淡々と文章を進めた。相手が見なければそれまで。けれど、他に手段は無かったから。

「あくまでも否定したいなら、そうすればいい」
「でも、あなたが否定した所で時間は動いている」
「その間に他のものまで失っても後悔しないなら、そうすればいい」

ウェンディに対し感情を意図的に込めないようにしていたが、ラッセルの声を聞いて笑みになりきれない笑みを浮かべた]
(59)2006/02/25 23:34:38
流れ者 ギルバート
[>>58ネリーの返事を聞き、ギルは2階の窓からひらりと飛び出した

そして…コーネリアスが身につけていたサークレットとリュート…そして、ネリーの為に用意された洋服を手渡した。]

これ、あいつが…ネリーに渡したかったものだと思う……なんか、気付いてなかったみたいだからさ…。

[――そして、大きく息を吸い込み…ネリーの瞳を見つめ…]

それから、オレ…――コーネリアスからの遺言を預かっているんだ…
(60)2006/02/25 23:35:24
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットが集会場に入っていったことも気付けずに、ず〜っと見送っていた
2006/02/25 23:35:59
見習いメイド ネリー
[シャーロットを見送っていたネリーの前に現れたギルバートに挨拶する間もなく色々な品を手渡されおろおろする]

あいつ………って?え?あ……コーネリアス様??

[コーネリアスが渡したかった品物が何であるかを知りたかった。だから、手で何度もなぞるように触る。だが、それが何であるかネリーには分からなくて困ったような顔をする]
(61)2006/02/25 23:40:00
双子 ウェンディ
[震える体。止めることが、できない。
 けれど頭の中は気持ち悪いくらいに冴えていた。
 自分の心臓が脈打つ音が脳に響くくらいに。

 現実。その言葉だけがただ少女を突き刺している。]

――だめ。

やめて、壊さないで――――

――――いやぁああぁぁああああ……っ!

[腕が震える。足が震える。瞬きが出来ない。

 何か。

 思い出しちゃいけない何かが――――]
(62)2006/02/25 23:44:34
流れ者 ギルバート
>>61
[ネリーの様子に…?と思い]

あぁ、コーネのだよ。
あいつのサークレットとリュート。
それから、ネリーの為に用意してた服、だろうな。

[と、説明をした。]
(63)2006/02/25 23:45:21
村長の娘 シャーロット
[広間の入り口で、中の雰囲気に気付く。
睨み合うウェンディとニーナ。
ウェンディを庇うラッセル―――]

……

[ウェンディからは張り詰めた敵意が感じられて。
―――ああ、そうか。

ニーナは。
彼女にとっても。

――踏み込めずに戸惑いながら、見守る]
(64)2006/02/25 23:46:51
見習い看護婦 ニーナ
[ウェンディを冷静に見つめてから、ため息をついた。そもそも、拒絶されてしまえばもう何の干渉も出来ないのだから。振り返り、シャーロットに気付いて一瞬の躊躇いを置いて、小さく笑った]
(65)2006/02/25 23:50:53
見習いメイド ネリー
[ギルバートの説明に一つ一つ手に取り確認するように呟く]

ええと……あ、これがサークレットで、これが……リュートで……あ、この箱の中がお洋服なのかな??

[すぐにギルバートをぼんやりと焦点の定まらない瞳で見つめ、ペコリと頭を下げる]

わざわざありがとうございます〜……えっと…そういえば……遺言??……遺言とは?
(66)2006/02/25 23:54:05
学生 ラッセル
[震える身体を止めようと抱き締めても、止まる事の無い底からの震え。
声は張り裂けそうな―いや、既に何か張り裂けている様に思えた。
何も居えないまま、ただ覆うしか出来ない。現実に潰される少女を。

シャーロットの姿が見えるも、挨拶すらも一音すらも出ずに居た。]
(67)2006/02/25 23:56:51
双子 ウェンディ
[やめて。
 ――逃げ道を断たないで。]

…リック…リック、どこにいるの、リック…!
助けて――――!!!!

[呼んでも呼んでも応えはない。
 どうして、どうして、リック――]
(68)2006/02/25 23:56:57
村長の娘 シャーロット
ウェンディちゃ……!?

[急に様子の変化したウェンディに気付いて、一歩歩みを進める。

と、ニーナが此方を見て――微笑んだ。]

―――ぁ…

[僅かにニーナを見つめた後、小さく、会釈を返した。]
(69)2006/02/25 23:57:09
流れ者 ギルバート
あいつが処刑される前に、オレの部屋に手紙を置いていったんだ…。

[すっと懐から手紙を取り出し、手紙を開いて見せた]

…えーっとな…

ネリーと共に旅に出る事が出来なくなってごめん…
そして、君は自由の身だよ、と。
だから、生き残ったら屋敷に住んでもいいし旅に出てもいい、と
もし、旅に行くならリュートを自分だと思って持っていって欲しい…

って、書いてあるぜ……

…あいつからの、最後の言葉…
遅くなっちまったけど…受け取ってくれるか?
(70)2006/02/25 23:57:13
見習い看護婦 ニーナ
>>69
[駄目だよと言うように首を振って、椅子を引いてシャーロットに座るよう促し]
(71)2006/02/25 23:59:29
村長の娘 シャーロット
>>71
―――………

[名を呼ぼうとするも―――叶わずに。
ああ。
今日、私は。

目を伏せると、唇を噛む。
ニーナに眼をあわせられないまま、引かれた椅子に腰掛けて]

(72)2006/02/26 00:03:16
見習いメイド ネリー
[ネリーは困ったように微笑んだ。
受け取りたいと思う、とても…
だけど、自分は明日にはほぼ死んでいるだろうと……
だったら、受け取れない。だから、話を変えることにした]

ん〜……ギルバートさんにお願いがあったり……構いませんか〜??
(73)2006/02/26 00:05:09
学生 ラッセル
>>68

ウェンディ…ウェンディ、ウェンディ…。…

[ただ名前を呼んだ。それしか出来なかった。]
(74)2006/02/26 00:05:48
見習い看護婦 ニーナ
>>72
[シャーロットの頭を慰めるように撫でる]


[にっこりと笑って手を離し、向かい側の椅子へ座った]
(75)2006/02/26 00:07:16
流れ者 ギルバート
>>73
[微笑みを勘違いして、受け取ってもらえたんだろうと、少し安心した。

そして、また『お願い』という言葉に少し戸惑いつつ…]

…ん?お願いって…?
(76)2006/02/26 00:09:10
双子 ウェンディ
[応えがない。
 ――どうして。

 それは――――――]

――――違うわ、あれはリックじゃない、リックじゃない、リックじゃない…っ…!

こんな、こんなことがあるわけない…っ…!

ラッセルおにいちゃん…そうよね…っ…!?
あんなの…全部夢なのよ…っ!
リックが…リックが人狼の餌になっただなんて…っ!

[一度は夢の世界に押しやってしまった、残酷な現実。
 そこにニーナは決定的すぎる粛清を下した。
 
 眼が霞む。
 呼吸が苦しい。]
(77)2006/02/26 00:15:12
村長の娘 シャーロット
>>75
[撫でられて、また少し泣きそうになる。]

―――っ…

[項垂れて。心を落ち着かせようと、眼を閉じる。
懐中時計を握り締めて。]
(78)2006/02/26 00:15:46
見習いメイド ネリー
[ギルバートとヴィンセントの争いから、ギルバートが狼の可能性はきっと一番低いなと思う。だから、願う。ギルバートにはシャーロットの比ではないほどの残酷な願いを…]

明日、一番にお墓か遺体安置所に私を迎えに来てくださいな。たぶん、どちらかの場所にいると思いますので〜

でね、でね……ん〜傍がいいんですよねぇ…わがままですけど…

[自分の遺体はできるかぎり、誰にも見つけられたくはないなと思った。何なら、もう骨まで食べてしまってよと狼に望むが、一人になった狼がそこまで大食漢にも思えない。
見つけられることが避けられないなら………極力誰かに見つかる前に処理をして欲しいと願った。大好きなあの二人の傍に……]
(79)2006/02/26 00:17:09
村長の娘 シャーロットは、双子 ウェンディの声にはっと顔を上げて。――悲痛な叫びに眉を寄せた。
2006/02/26 00:20:21
見習い看護婦 ニーナ
>>78
[目を閉じたシャーロットの前に、破り取られたメモ帳のページを置く。

「あなたはあなたの道を、信じて進めばいい」

そう書かれたページを]
(80)2006/02/26 00:23:06
学生 ラッセル
[全部夢さ。悪夢だから。

そう言えたらどれだけ良かっただろうか。
自分の目にした惨状。赤い景色。血の色。リック。

今だ目に付いて離れない。

綺麗な赤。]
(81)2006/02/26 00:25:46
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/02/26 00:28:40
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/02/26 00:31:02
双子 ウェンディ
[黙ったままのラッセルを、ただ見詰める。
 
 落ち着かなく揺れ動く眼球。
 がんがんと耳鳴りがする。

 だめ。

 ―――これ以上、保てない。]
(82)2006/02/26 00:33:51
村長の娘 シャーロット
>>80
[ラッセルに縋るウェンディが見えて―――
かさり、と僅かな音にまた机に視線を戻す。

そこには…見慣れた、ニーナの筆跡で]

―――ニーナ…

[顔を上げ、ニーナを見つめる。
名を呼ぶ声が震えた。]
(83)2006/02/26 00:34:29
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/02/26 00:39:22
流れ者 ギルバート
>>79
[傍がいい…という言葉に…やや違和感を覚えつつ…]

…?どっちかに…いるのか?
まぁ、それくらいのお願いなら、全然OKだぜ。
夜が明けたら必ず迎えにいってやるよ。

[そういって、ネリーに笑顔を向けた]
(84)2006/02/26 00:40:58
見習い看護婦 ニーナ
>>83
[名前を呼ばれ、微笑みながら頷いた]
(85)2006/02/26 00:43:36
双子 ウェンディ
[ラッセルの腕の中で、ずるり、と崩れ落ちる。]
 
―――やっ…いやっ……!

[視界を閉ざすように瞼を閉じても、その裏に張り付いて消えない、血の跡。
 無慈悲な言葉。
 眼を背けるしかなかった現実。

 心臓が、捻れたようにずきりと痛んだ。]
(86)2006/02/26 00:48:04
見習いメイド ネリー
[ギルバートの明るい声にちくりと胸が痛んだ。とてもひどいことを頼んでいる自覚はある。だが、被害は最小限に食い止めなければならない。だから、頼むしかなかった]
>>84
ええ、きっとどっちかにいるはずなんですよ〜へへっ

ん〜と……シャーロットさん宜しくお願いしますね〜
ま、頼まれなくても、大丈夫だと思いますけど〜ふふ…

[ちょっとだけ意味深に笑うと、丁寧に頭を下げる]

お願い聞いて下さってありがとうございますね〜
さて、そろそろ戻って下さいな。何だかやはり元気がなかったですし、シャーロットさんが心配です。

私はまだやることがありますので〜

[そう呟くと、にこぉっと笑う]
(87)2006/02/26 00:49:56
学生 ラッセル
[揺れ動く眼球に、荒い鼓動。心臓の音が全身に響いている。

嘘を付けばこの場は凌げる。
この場を凌いだ所で、何時しかまた現実が、真実が襲ってくる。

自分の鼓動までもが、早くなっていた。思考は最早意味を成さなかった。]


……ウェンディ…!

[崩れ落ちる身体。小さな身体。全てがウェンディを襲っていた]
(88)2006/02/26 00:51:02
村長の娘 シャーロット
>>85
……ぅ…ッ…

[微笑みに、くしゃりと表情を歪めて俯く。
置かれたメモを両手で握り締めた。大切な何かのように]
(89)2006/02/26 00:51:08
見習い看護婦 ニーナ
>>89
[シャーロットに悲しそうな顔をして、でも何か行動を起こす事も出来ずに、彼女が落ち着くのをただ待った]
(90)2006/02/26 00:53:46
双子 ウェンディ
[引き戻される。
 また、辛い世界に。

 ラッセルの顔すら見ることができず、少女は堪えきれない嗚咽を漏らした。]

…どうして、私が残ったの…。

私が、生きることを諦めなければ良かったの…。
教えてよ…誰か、教えて…。
私は、どうして残ったの…。
(91)2006/02/26 00:58:45
流れ者 ギルバート
>>87
[小さく、了解、と言って、シャロという言葉に一瞬ドキっとして…]

…様子が?…そうか…教えてくれてありがとう…。

やる事?こんな夜に1人じゃ危ないぜ。ちゃんと自警団の人について来てもらうなりするんだぜ?
じゃ、オレは集会場に戻るな…。

――…明日!またな!!

[そうネリーに笑顔を向けて、集会場の扉へと向かった]
(92)2006/02/26 01:03:15
村長の娘 シャーロット
[深く息を吸い込んで、吐き出す。

―――あなたはあなたの道を、信じて進めばいい―――

ニーナの言葉を、繰り返して。
決めたときから道は1つだったはず]

―――…

[ゆっくり顔を上げて。重い口を開く]

…自警団からの…通達を、伝えます。

[と、ウェンディとラッセルを見て言葉を切り]
(93)2006/02/26 01:10:42
見習いメイド ネリー
[明日!またな!と元気に言うギルバートの背中を見送ると呟く]

……ごめんなさい……本当に、ごめんなさい……

[その声はとても小さくすぐさま風にかき消された。ネリーはギルバートにぶんぶんと手を幾分力なく笑顔で振った]
(94)2006/02/26 01:12:14
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/02/26 01:12:44
学生 ラッセルは、の身体をそっと抱え上げた。緩慢とした動作で立ち上がる。
2006/02/26 01:12:56
学生 ラッセルは、双子 ウェンディの身体をそっと抱え上げた。緩慢とした動作で立ち上がる。
2006/02/26 01:13:20
見習い看護婦 ニーナ
>>93
[頷いて、静かに、ただ真っ直ぐとシャーロットを見つめた]
(95)2006/02/26 01:15:56
双子 ウェンディは、学生 ラッセルの背中をきつく掴んだ。
2006/02/26 01:21:33
学生 ラッセル
[ウェンディを抱えたまま階段を上り、部屋へと入っていった。
シャーロットの言葉は、聞こえなかった。それでも今は。]
(96)2006/02/26 01:22:05
見習いメイド ネリーは、名残惜しそうに集会場を見つめ、ふらふらとお墓に向かった。
2006/02/26 01:23:44
村長の娘 シャーロット
――――……
[ラッセルとウェンディの姿が消えるのを確認して。
これ以上ウェンディに、残酷な現実を見せたくなくて。
―――気休めだとしても。

少し、目を伏せて]


…ニーナを。

本日、…詰め所へ、連行――します。

[表面上の平静は保ちながらも
手は白くなるくらいに握り締められていた。]
(97)2006/02/26 01:25:30
流れ者 ギルバート
[集会場の扉を開けた――
 ――瞬間に通達された……]

…なっ…。

[思わず、言葉を呑んだ…覚悟していた…昨日からずっと…けれど…納得なんてできるわけがなかった…]
(98)2006/02/26 01:26:42
双子 ウェンディ
[リックの喪失を埋められるものは何もないと思っていた。
 けれど、抱き締めてくれる彼の腕に、まだ大事なものが一つだけ残っているのだと思い知る。]

…ラッセルおにいちゃん…。

[涙で濡れた瞳で彼を見上げると、彼女は幼い指先をラッセルの頬へと伸ばした。]
(99)2006/02/26 01:26:44
見習い看護婦 ニーナ
>>97
[うん、と頷いた。事実を淡々と受け止めるように。唇がごめんねと動いたが、それが通じるかどうかは関係なく、微笑んだ]
(100)2006/02/26 01:29:55
見習い看護婦 ニーナ
>>98
[声が聞こえて、振り返る。ほんの少し切なさが顔に出て慌てて先ほどと同じような笑顔を浮かべた]
(101)2006/02/26 01:30:45
学生 ラッセル
>>99
[頬へと伸ばされた手。その上から、そっと手を重ねる。
ヴァイオリンを作る手は職人の其れで、ごつごつと固かったかもしれないが。
そっと、傷つけない様に優しく添えて。]


…ウェンディ…。俺は、俺はここに居るから……。

[静かに、唇へそっと口付けた。何時もの、頬へする挨拶のキスではなく。
静かに、髪をそっと撫でた。細く真っ直ぐな星月の色の髪を。
そして、静かにもう一度抱き締めた。壊れてしまわないように、そっと。]
(102)2006/02/26 01:34:09
村長の娘 シャーロット
――――…

[顔を、上げることができない。
ニーナが頷く気配がして。
扉が開く音がして。
―――それでも。

見てしまったら。きっと耐えられない。
確り。
確りしなければいけないのに。]
(103)2006/02/26 01:36:03
見習いメイド ネリー
[お墓に来ると、もうほとんど見えない瞳は閉じた。視覚に頼るのではなく、嗅覚に頼る。ほんのわずかに香る花の香り……]

……このあたり??

[ユージーンのお墓に供えた椿の香りだけを頼りにユージーンのお墓に近づくとそっと触れる]

もう少しで会えるかなぁ?ん〜敵討ち考えてたんだけど、いまいちうまくできなかったみたい……ごめんなさい。

[小さく呟くと、ネリーは隣に墓穴を掘り始めた。少しでもギルバートの負担にならないように……そんなのは気休めで肉体労働を減らすだけだと分かっていても、ひたすら自分の墓穴を掘り始めた]
(104)2006/02/26 01:36:53
流れ者 ギルバート
[シャロの握り締めた手を見て…辛い決断をさせたとすぐに気付いた…]

…ぁ…シャロ……大丈夫か…?

[自警団の決定は覆せない…そうわかっていても…]

…ニーナは、狼じゃねぇのに…なんで……ニーナなんだ…

[そう…呟いた。ニーナの笑顔に答える事もできずに…]
(105)2006/02/26 01:39:30
双子 ウェンディ
[最初は何をされたのか解らなかった。
 あまりに突然すぎて。
 抱き締められても、言葉を失ってしまったように何も出てこないまま、暫くの時間が過ぎる。

 そして、漸く出てきた言葉は]

…ラッセルおにいちゃん…?

[疲れ切った精神が見せた幻ではないか。
 これも、また夢なのか。
 
 そんなことしか、思い浮かばなかった。]
(106)2006/02/26 01:45:50
村長の娘 シャーロット
―――…ごめんね…

[ぽつりと、一言]

―――…恨んでくれて構わないから…
―――…憎んでくれて、構わないから…

[俯いたままで。握り締めた手が震えている]
(107)2006/02/26 01:46:21
見習い看護婦 ニーナは、ほんの少し眉を歪ませながら、目を閉じた
2006/02/26 01:46:55
流れ者 ギルバート
>>107
[シャロの震える手に気付き、近寄り―
  ―そっと、手を握り締める…]

…これで、少しは震えおさまるか?
(108)2006/02/26 01:51:18
見習い看護婦 ニーナ
>>107
[ゆっくりと、でも確かに首を振る。目を開いてペンを握った。残りの少なくなったメモ帳にため息がゆれる。

「そんな事出来ない」
「私はシャーロットが好きだから」
「ネリーも、ウェンディも、ラッセルも、好きだから」
気持ちが伝わるだろうかと、逡巡しながらそっとメモをシャーロットの方へ向ける]
(109)2006/02/26 01:53:27
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの手があたたかい。
少しだけ顔を上げ、ぎこちない笑みを浮かべる]

――…ごめん、ありがとう…
…でも

[今は、ニーナが――ニーナの、ほうが。]
(110)2006/02/26 01:55:51
学生 ラッセル
……。

……俺が、傍に居るから…。

[穏やかに、優しく抱き締めたまま呟く。
消える運命にあったとしても。手放すことは出来なかった。
手放したくなかった。ただ抱き締めた。]
(111)2006/02/26 01:57:03
見習いメイド ネリー
[ひとしきり自身の墓穴を掘り終えると、まず鍵を入れる]

……使いたかったなぁ…自分の家に憧れてたの。ずっと、一人だったから…これ貰えた時嬉しかったぁ…

[次に洋服の入った箱を墓穴に入れる]

きっと、素敵なお洋服だったんだろうなぁ…
[少しだけどんな洋服だったか妄想して楽しそうにするが、すぐにため息一つ]

はぁ…着てみたかったけど、最後は、コーネリアス様に繕っていただいたこの洋服がいいかな…うん……これも宝物だから…

[次にリュートに手を触れ、奏でようとするが、騒音にしかならない音しか奏でられない。恥ずかしそうにへへっと照笑いをし、とても大切そうに墓穴にしまいこむ]

これは、やっぱりコーネリアス様が奏でないと言うこと聞かないみたい…私じゃ無理みたい。

[最後にサークレットに手を触れ、これも墓穴に仕舞おうかと悩むが、少しだけ考え込み、ポケットに仕舞う]

ちょっとだけ勇気が欲しいから、うん、これだけは持って行くね。

[墓穴に色々入れると、満足げに立ち上がる。明日ギルバートがここに埋めてくれることを祈り、最後のお役目を果たしに遺体安置所に向かった]
(112)2006/02/26 02:00:18
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートを見ないようにした。
2006/02/26 02:01:32
双子 ウェンディ
[告げられた言葉に涙が溢れそうになって、それを堪えるようにラッセルの肩口に顔を寄せた。]

…言わないで…

…死にたくない、って、思う、から…。
消えたくない、って…思うから…。

だめ、それ以上は聴きたくない…っ!

[けれど、聴きたいとも思う。その先の、決定的な一言を。
 それは浅ましい欲で、酷く惨めな…けれど純粋な思いでもあった。]
(113)2006/02/26 02:03:08
村長の娘 シャーロット
>>109
[ニーナがペンを走らせる音がして、ゆっくりと顔を上げる。
メモ帳が―――此方に向けられていて。
そこには。]

――――…!!

[見る間に蒼い瞳に涙が滲んで。
組んだ手を解き、己の片手を顔に当てる]

…ニ、ナ……ッ…
(114)2006/02/26 02:04:15
見習い看護婦 ニーナ
[ギルバートの名前は書けなかった。それを形に残るものとして己の中から出してしまえば、もう今のように笑顔を浮かべたり出来なくなる気がして]


[シャーロットの顔を見つめる。――泣かない。笑顔のまま、大丈夫だと言うように]
(115)2006/02/26 02:07:24
流れ者 ギルバート
[メモにオレの名前がない…そう思った…
けれど…昨日のニーナを思い出し…――理解した…]

[シャロが悲しんでいる…それなのに、自分は、ただ傍にいる事しかできない…そんな自分に腹が立った…]
(116)2006/02/26 02:14:17
学生 ラッセル
[どれ程残酷な言葉かも理解していた。いや、理解しているつもりになっている。
消え往く身体に。縮み続ける身体に。一緒に暮らしてきて、目にしていた。

それでも。刻み込んでしまいたかった。]


俺はウェンディが好きだから。
(117)2006/02/26 02:15:25
見習いメイド ネリー
[遺体安置所にふらふらと歩いて行く。何度も往復した道だから体が覚えていたので難なく辿り着ける。人払いはすでにしてあった。狼の記憶を探るのに、気が散るから昼間に自警団の面々に誰も来るなと伝えた…]

……はぁ……

[気が重くて仕方ない。触りたくもない。だが、触らなければならない。異彩なオーラを放つ自称医者の狼を…]

…………最後の狼はきっとあの人…

[常に冷静に物事を客観視していたネリーには自分を殺しに来る人物の予想がついていた。ウェンが狼なら、血の繋がったリックは襲えない。ギルバートが狼でヴィンセントとの昨日の争いが演技なら、完敗だ。だが、きっとそうじゃない。そうなると、もう一つしか答えが出て来なかった]
(118)2006/02/26 02:18:44
双子 ウェンディ
[だめ、と、掠れた声で呟いた。
 けれどその言葉は、とても簡潔なものだったのに、深く刻み込まれてしまった。]

…わ、私だって…ラッセルおにいちゃんのことが、好きよ…?

家族、だもの…。

[それでも彼の言葉を否定するように。
 そして自身の、先走りそうになる気持ちを留まらせるためにも、心にもない言葉を投げつけた。]
(119)2006/02/26 02:20:14
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートの顔を見る事が出来ないので、様子には気付かなかった
2006/02/26 02:21:21
村長の娘 シャーロット
―――ごめんね…
こんなこと言える資格ないのに…

…ごめんね…

[手を伸ばして。体を乗り出して。
自分の向かいに座るニーナを抱きしめた
俯いた自分に、ニーナがしてくれたように。]

―――覚えてる、わたし…覚えてるから…
…わすれないから…

[小さく小さく囁く]
(120)2006/02/26 02:23:50
学生 ラッセル

……俺は、ウェンディが好きなんだ。

…ずっと言えなかった。でも、だから。

[そう言い切ると、何も言う事無くただずっと小さな身体を*抱き締め続けた*。]
(121)2006/02/26 02:26:50
見習い看護婦 ニーナ
>>120
…っ
[逆に泣きそうになってしまって、それでもギリギリのラインで押し留める。抱きしめ返しながら、囁きにこくんと、小さく、でも強く頷いた]
(122)2006/02/26 02:29:11
見習いメイド ネリー
[覚悟を決めると、ヴィンセントの体に触れる]

……きゃぁ…

[体に電撃が走ったような衝撃を受け、思わず手を引っ込める。再度ヴィンセントに触れようとして、ネリーは理解した……ネリーの世界が闇に染まったことを…何も見えなかった…何一つ…目の前にかざした自分の手のひらすらも……]

………いやぁ…

[絶対的な闇がネリーを支配した。それは想像を絶する恐怖だった。ネリーはその場から一歩も歩けなくなっていた。お墓に帰りたい…そう願う気持ちとは裏腹に、ネリーはその場から一歩も動けず…最後の時をただ静かに待つしかなかった]
(123)2006/02/26 02:32:19
双子 ウェンディ
[どうして。
 リックを助けることができなかった自分に、こんなことがあっていい筈ない。
 
 三人だったのが、二人になって。
 二人は、いずれ一人になるのに。

 こんなことがあっていい筈がない―――]

…ごめん、なさい…

[少女は泣きながら呟き続けた。
 何に対して謝っているのか、自分でも解らない。
 けれど、ただずっと謝罪の言葉を*ラッセルの腕の中で繰り返していた*]
(124)2006/02/26 02:35:25
村長の娘 シャーロットは、見習い看護婦 ニーナに頷くと、そっと離れた。―――時間が迫っていた。
2006/02/26 02:35:28
見習い看護婦 ニーナは、村長の娘 シャーロットに話の続きを促した。
2006/02/26 02:40:12
村長の娘 シャーロットは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/02/26 02:40:50
見習いメイド ネリーは、あまりの恐怖に耐え切れず、静かにその場で*気を失った*
2006/02/26 02:40:55
流れ者 ギルバート
[シャロがニーナから離れる…もう時間なのかと気付かされる―]

……ニーナ……。

[言葉が出ない。
名前を呼ぶ事しか

オレにはそんな資格もないに…――]
(125)2006/02/26 02:42:36
見習い看護婦 ニーナ

[シャーロットに、「ちょっとだけ2階に行ってきていい?」とメモを差し出し、首をかしげた]
(126)2006/02/26 02:44:11
見習い看護婦 ニーナ
>>125
[名前を呼ばれて。振り向かないという選択肢は自分には存在しなかったから、ぎこちなく顔を向ける。微笑みを保つのが、難しかった]
(127)2006/02/26 02:46:18
村長の娘 シャーロット
>>126
―――…うん…。

[頷いて]
(128)2006/02/26 02:46:52
見習い看護婦 ニーナは、村長の娘 シャーロットに微笑んで、ギルバートから逃げるように階段を上った
2006/02/26 02:47:40
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナを黙って目線で追った…そうする事しかできなかった…
2006/02/26 02:50:45
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートの部屋のドアを開ける。中に入って、堪えきれず涙腺が緩んだ。
2006/02/26 02:51:03
見習い看護婦 ニーナ
…っ
[そのまま崩れ落ちてしまいたかった。でも、最後にこれだけはやってしまいたかったから。多分もう握る事は無いだろう、手によく馴染んだペンを手に、レターセットを取り出して手紙を書き始めた]
(129)2006/02/26 02:53:16
見習い看護婦 ニーナ
[まず、シャーロットへ。

「辛い役を背負わせてしまってごめんね」
「でも、ありがとう」
「泣いてもいいけど、泣き止んでね」
「そして明日を見つめていて欲しい」

余り長々と書いている時間もないだろうと、やや簡潔に。読み返して、頷いて封筒にしまう]
(130)2006/02/26 02:59:05
見習い看護婦 ニーナ
[そしてネリーへ。

「嘘ついてごめんね」
「正しい事を言っていたのに、一時的にでも疑わせてごめん」
「もっと色々とネリーのこと知りたかった」

それがネリーへと伝わる事が無いなど、知らなかったから、書き終えてため息を]
(131)2006/02/26 03:03:22
見習い看護婦 ニーナ
[続けて、ウェンディへと。

「迷惑だろうけど、私は昔の自分とあなたを重ねてて」
「だからつい、何か言わずにはいられなかった。ごめんね」
「私は取り返しのつかない事になったけど」
「あなたにはまだ、残ってる物があるから」
「ただ、後悔だけはしないようにしてね」

書き終わって、苦笑を漏らした。果たして、読んでくれるのだろうかと]
(132)2006/02/26 03:07:00
見習い看護婦 ニーナ
[そしてラッセルへと向けた手紙を書き始める。

「最後だから告白するけど、ラッセルは私が好きだった人に雰囲気がちょっとだけ似てたの」
「だからラッセルと一緒に居る時は、嬉しかったよ」
「ひとつだけお願いがあるの」
「ウェンディの手を、出来ればずっと握ってて欲しい」
「私が干渉する事じゃないけど、でも」

書き直そうかと思ったけど、やっぱりこれでいいかと封筒に入れる。後は――ギルバートだけだと思うと、ちくりと胸が痛んだ]
(133)2006/02/26 03:12:17
見習い看護婦 ニーナ
[ギルバートに宛てる手紙を書こうとして、ため息が出た。何度も何度も逡巡を繰り返しながら、したため始め。
「最後に変な事して、ごめんね」
「困らせるつもりだったの」
「いっぱい掻き乱したら、少しでも私の事を覚えててくれるかと思って」
「ギルバートから向けられるものは、全て嬉しかった」
「でも同時に辛かった」
「だけど、出会えた事には感謝してる」
「悲しいけれど、切ないけれど、それでも出会えた奇跡を大切にしたい」
「やるだけやって、勝手に居なくなって、自分勝手でごめんね」
「でもね」
「例えば春の風に舞う綿毛とか」
「例えば夏の強い夕立とか」
「例えば秋の暮れ行く夕日とか」
「例えば冬の舞い降りる粉雪とか」
「きっと私は、そういうものになるの」
「だからこれが本当に最後のお願い」
「その中に私の影を、時々でいいから、感じて欲しい」
「我が侭ばっかりでごめんね」
「守りたいもの、ちゃんと守ってね。絶対だから」
書き終わって、再び涙が滲んできて手紙に落ちて。慌てて拭い、最後に一言、ずっと言えなかった大事な一言を書こうかと思って、やっぱり無理だった]
(134)2006/02/26 03:25:06
学生 ラッセルは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/02/26 03:26:23
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/02/26 03:26:56
見習い看護婦 ニーナ
[全ての手紙をまとめて、余ったレターセットを見る。迷いながら、手にとって、書きたくても書けなかった言葉を綴って、涙でその文字が滲んだ]


[4つ折りにしてから、引き出しの奥にそっとその便箋をしまった。見つけて欲しいのか、見つけて欲しくないのか、自分でも分からなかったけれど、書きたくなかったけれど、やっぱり書きたかったから]
(135)2006/02/26 03:31:00
見習い看護婦 ニーナ
[それは宛名も何も無い、簡単な単語のみの手紙だったけれど。見つけたらきっと、自分からだと分かってくれるだろうかと想像して――苦笑しようとして、出来なかった]
(136)2006/02/26 03:33:28
見習い看護婦 ニーナ
[いつからこんなに弱くなってしまったのか、渇を入れるように両頬を叩いた。ちょっとやりすぎてひりひりする。涙を拭って、深呼吸を繰り返す。ここに上がってきて、どれくらい時間が経ったのか検討がつかなかったけれど、多分もう時間はないのだろうと感じた]


[決心するように頷き、ギルバートの部屋を後にする。一度振り返って、名残を惜しむように、心に刻むように、部屋を見つめて、それからドアを閉めた]
(137)2006/02/26 03:36:40
見習い看護婦 ニーナ
[階段を降りて来ると、涙の後など微塵も見せないように笑顔を振りまいた。多分それは上手く出来ている筈だったけど、近づかれると目の赤さにばれてしまうだろうから、距離を置いて。テーブルに先ほど書いた手紙を置いて、シャーロットに笑いかけた]
(138)2006/02/26 03:42:32
村長の娘 シャーロット
[ニーナは微笑んだ]

…ニーナ……


[再びこみ上げて来た涙を堪えて。

自警団が痺れを切らしているだろうか。
せめて、とそっと手を差し伸べて。]

―――…行きましょう。
(139)2006/02/26 03:46:08
見習い看護婦 ニーナ
>>139
[頷き、そして微笑みを保ったまま手を取った。手紙に視線をやってから、シャーロットを見つめる]
(140)2006/02/26 03:50:06
村長の娘 シャーロット
>>140
[手を、そっと握る。
ニーナの視線の先に眼を遣った。
―――手紙。

あれは…]

……わたし、に?
(141)2006/02/26 03:54:29
見習い看護婦 ニーナ
>>141
[5つの封筒に目をやって、頷いたものの、後でねと言うように片手を制止するように出した]
(142)2006/02/26 03:58:21
村長の娘 シャーロット
>>142
……うん…

[ニーナを見つめると、頷いて。

扉の方を向く。
もう、行かなければならない。]

……

[ニーナを先導して、一歩を踏み出す]
(143)2006/02/26 04:03:00
流れ者 ギルバートは、――…だた、二人を見守る事しかできなかった――けど…
2006/02/26 04:05:31
見習い看護婦 ニーナ
>>143
[その後をついて、一歩同じように踏み出して]

…っ
[――無理だった。手を離して、ギルバートに飛びつくように抱きついた。それまでの努力全てを無駄にして、その愚かさを痛感しながらも、それでもそうせずには居られなかった]
(144)2006/02/26 04:11:35
村長の娘 シャーロット
[はっとして振り向く。
手を振りほどいて、ニーナが向かった先。

―――ギルバート。]

……ニーナ。

[―――そうか。

ずっと、ずっと耐えてきたんだ。
ニーナは。
ニーナは…

手を、握り締める。
自分はなんて愚かなのかと。無力なのかと―――]
(145)2006/02/26 04:14:35
流れ者 ギルバート
――…っと!!

[急に抱きつかれて後ろによろめく…]

[これから…ニーナに起こる事を考えると胸がしめつけられそうになる…]

[オレは――オレは――

――だだ、強く抱きしめ返してあげることしかできなかった…――]

……ごめん……な……。
(146)2006/02/26 04:22:24
見習い看護婦 ニーナ
>>146
[溢れ出る感情と涙に流されながら、それでも謝罪の言葉を聴いて、急速に気持ちが引き戻された]

………
[手を放して、引き出しにしまった手紙と同じ言葉を呟く。声が出なくて、良かったと思った]
(147)2006/02/26 04:29:40
流れ者 ギルバート
…?

[離れていく体

そして…何かを呟かれた…

けれど、それを聞く事なんてできなかった…けれど

…せめて…――]

…忘れない…。

オレ、忘れないから!!
ニーナの事…絶対に…忘れないからっ…――!!
(148)2006/02/26 04:45:15
流れ者 ギルバートは、そう言って…ニーナの手を取り、手の甲に優しくキスをした―
2006/02/26 04:47:24
見習い看護婦 ニーナ
>>148
…っ
[悲しみではなく、喜びからくる涙を流して、不恰好に微笑んだ。せめて、最後に最高の笑顔を届けたいと思ったけれど、それが精一杯で]


[見つめて、それを焼き付けるように一度目を閉じて、そして手を振った]
(149)2006/02/26 04:50:52
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートの行動に驚いて――真っ赤になった。
2006/02/26 04:51:33
村長の娘 シャーロットは、唇を噛み締め、自警団員が扉を開けようとするのを手で制した。
2006/02/26 04:53:39
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナに…昨日のおかえしだ…と、いつもの笑顔を向けた…。
2006/02/26 04:57:38
見習い看護婦 ニーナ
[片手で口を覆い、恥ずかしさから視線を落として。笑顔に微笑みで返し、小さく手を振った]


[振り向き、ごめんねと謝るようにシャーロットの袖を引っ張った]
(150)2006/02/26 05:03:09
村長の娘 シャーロット
[ニーナに袖を引っ張られて、思う。

このまま。
このまま、連れて行かずに済めばいいのに――

そんな考えが頭を過ぎるがそれは夢想だった。
ただの、幻想。]

………いいよ…だいじょぶだから…

[と、涙を堪え微笑んだ。
扉に手をかける。ぎい、と重く軋んで開いた。

自警団が、小さく敬礼をしたのが見えた。]
(151)2006/02/26 05:07:25
見習い看護婦 ニーナ
>>151
[頷き、最後に両手でぎゅっと手を取って。けれど、名残を惜しむほどの時間は、残ってなかった]


[一歩はなれて、じゃあねと笑顔で手を振って――自警団に行こうと合図をした]
(152)2006/02/26 05:13:22
流れ者 ギルバート
[ニーナが手を振った――

……笑顔で……これから自分の身に起こる事を知りながら…――

――笑っていたっ――]

―――っ……―――

[自分の中の感情がおかしくなりそうだった…
感じていた…ニーナは狼ではないと
それでも…救う事すらできなかった…――]
(153)2006/02/26 05:20:02
流れ者 ギルバートは、気が付くと…涙を流していた…――――――
2006/02/26 05:20:18
村長の娘 シャーロット
……ニーナ…!

[笑顔が、酷く胸に刺さって。

追おうとするけれども、見張りの団員に止められた。
背中に、小さく呟く]

―――忘れないから…覚えてるから…
…ッ…

[項垂れて、ふらふらと数歩下がる。]
(154)2006/02/26 05:21:14
見習い看護婦 ニーナ
[シャーロットの声を聞いて、振り向けなかったけれど、分かるように強く頷いた。そしてそのまま、先導されながら集会場から徐々に離れてゆく]
(155)2006/02/26 05:23:20
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナの姿が見えなくなるまで…ずっと見ていた…。
2006/02/26 05:27:06
村長の娘 シャーロットは、闇に消えていく背中を心に焼き付けようとすっと*見ていた*
2006/02/26 05:29:39
見習い看護婦 ニーナ
[歩きながら、見る人も居ないのに微笑む。愛しい思い出を慈しむように。空を見上げて、星がきれいで、穏やかな気持ちを胸に抱きながら]


[不意に、小さい頃聞いた歌を思い出した。口ずさむ事は出来ないから、心の中で反芻する。大好きな歌。恋の歌]

[そしてニーナは、運命を受け入れた]
(156)2006/02/26 05:29:48
流れ者 ギルバート
[ギルはニーナの姿が見えなくなるのを確認して
シャロに、もう遅い…寝た方がいい…
と声をかけた。

そして、テーブルの上にある手紙を持って
自分の部屋へ入っていった――]

[部屋に入ると…何か違和感があった…

そういえば、さっきニーナは2階へ…――]

[そして、…引き出しの奥にあるものに気付いた…――]

―――――――!!
(157)2006/02/26 05:35:51
流れ者 ギルバート
[そこには…たった一言だけ『言葉』書かれていた…

それはオレに対する『ニーナの気持ち』だった…]

[声が出なかった…息が詰まりそうだった――

ギルは…その手紙を抱きしめたまま…

ずるずると壁を背に座り込んだ…――

――そして、声を殺して――

     ――泣いた――

――どうしようもなく、切ない思いだけが残った――]
(158)2006/02/26 05:42:12
流れ者 ギルバート
[そして…手に持っていたもう一通の手紙を開き…

   ―――守ってね―――

その言葉が目に入る…――]

――そうだ…今度こそ…守らなくては―――

――誰よりも…誰よりも…守りたいと思った――

   ―――シャーロットを…――ー


   [ギルは、*強く強くそう思った…*]
(159)2006/02/26 05:47:31
学生 ラッセル
[謝罪の言葉を繰り返していたウェンディ。
何時しか疲れてしまったのか、寝息が一定のリズムで聞こえてきた。

ベッドにそっと横たわらせると、自分はベッドの端に座って。
零れた涙の後をそっとなぞり、髪を優しく撫でる。



暫くの間そうしていたが、ラッセルは静かに腰を上げた。

窓から見えるのは、美しい半月。
既にもう、ウェンディと共に見た満月は、半分にまで欠けていた。

暫く月を見詰めていたラッセルの姿が、不意に消えた。
音も無く、まるで*闇に解けるように*。]
(160)2006/02/26 05:50:04
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