見習い看護婦 ニーナ >>7 … [やっぱりよくは分からなかったけど、頷いた。ほんの少しばかり、笑顔を見せて。 「私は人狼じゃないよ」 「だから、ごめんね。私が居なくなっても、多分続く」 「そろそろ家に帰るね」 メモを書いて、ゆるりと立ち上がった] | |
(8)2006/02/25 06:56:44 |
見習いメイド ネリー [集会場の面々を思い出し、ネリーは冷静に考えていた] …今日はおそらくニーナさんが…… [ニーナをかばいたかった。だが、霊能者であると嘘をついたニーナを霊能者であるネリーがかばうことはできなかった。それに……ニーナが処刑されて終わるかもしれない可能性だって0ではないのだから…否、他の人が処刑されるよりは高いかもしれない] ……今日の襲撃は…… [皆の顔を思い浮かべる。ギルバートが狼なら、シャーロットは襲わない。ラッセルが狼なら、ウェンディを…ウェンディが狼ならラッセルを襲わない。そう信じている。可能性的に高いのは霊能者であるネリーか結社員であるシャーロットであろう] ………確実なものにしなきゃ…… [ネリーはそう呟くと、静かに*その場を去った*] | |
(14)2006/02/25 11:44:49 |
双子 ウェンディ [集会所。 一人で居るには広すぎるそこで、 少女は、夢を見るように、唄い、踊る。] Eight little nigger boys Travelling in Devon; One said he'd stay there And then there were seven. Seven little nigger boys Chopping up sticks; One chopped himself in halves And then there were six. Six little nigger boys Playing with a hive; A bumble bee stung one And then there were five. | |
(20)2006/02/25 19:08:17 |
双子 ウェンディ [人は限りあるもの。 自分だけでなく、リックも、ラッセルも、みんな、みんな。 命あるものである限り、永遠などないと知っていた。 それは…昨日、リックを食べたのだと言っていたあの医師すら同じ。 人を喰らうものであろうと、永遠を手に入れたわけでもなんでもない。 だから別にそんなものが欲しかったわけではない。 ――それでも。 こんな終わりは残酷すぎる。 ただ殺されたのではない。 リックは、生きながら喰われたのだ―――― それは少女の精神に異常を来すのには充分すぎる理由だった。 踊りながら、唄いながら、少女は思う。 ここで倒れたら終わりが来る。 ――――*リックと同じになれる*] | |
(21)2006/02/25 20:08:54 |
見習いメイド ネリー [自警団詰め所や他所でまことしやかに流れる噂にネリーは思わず笑む] うまくいったみたい……よかったぁ…… この様子だと、狼の耳にも入ったよね?ふふ〜 [やや疲れているような表情を見せてはいるが、にこっと笑う。 ネリーは昼間自警団詰め所に行き、一つだけ嘘をついた。それは、小さな小さな嘘であった。皆を騙すことは思いのほか苦しかった。 「私ね、今夜ヴィンセントさんを暴きます」 ここまではいつものこと… ただ一つ違っていたのは……… 『一晩かけて、ヴィンセントさんの記憶から、最後の狼の名前を探りあてます』 そう宣言したこと。ネリーの能力はあくまでもその人の正体を見ること。その人の記憶から仲間狼なんて探れない。 だが、それはネリーから最後の狼への宣戦布告であった。ネリーを確実に今日襲撃しないと、明日どうなるか分からないと暗に告げ、おびやかしたのである] | |
(22)2006/02/25 20:23:43 |
見習いメイド ネリー [誰か気づいているだろうか?色々と失態はあった。 いくら方向音痴で、地図が読めなくても…コーネリアスの仮住まいに辿り着けないなんてことがあるだろうか? ナサニエルが残した結社員だと名乗りをあげたメッセージを集会場に1番に入っていながら、文字が読めないから、全く無反応なんてことあるだろうか? ユージーンに不必要なまでに近づいて覗き込んでいたのは?ユージーンの遺体を最初に発見しながらも、シャーロットがナサニエルを見つけた時のように取り乱さなかったのは? ステラにあげたハンカチの刺繍があんなに不恰好だったのは…? 大きなホウキをいつも持っているのは…? レベッカが襲われた時、手を繋いでいながらも、助けることすらできなかったのは?目の前で食べられていくレベッカを見て、冷静でいられたのは…? 数え上げればきりがない違和感………誰も気付いてくれてないといいなと思った。でも、誰かに気付いて欲しいなともほんの少しだけ思った] | |
(23)2006/02/25 20:45:48 |
見習いメイド ネリー [人の正体を暴く能力。代償なしに、そんなことが可能なわけがない。 コーネリアスを暴いて、ステラを暴いて、グレンを暴いて……徐々に失っていったもの… それは光だった。 ネリーの瞳は今やもうほとんど見えない。 生まれ持った能力ゆえに……最初から…あまり見えてはいなかったが、生活に困るほどではなかった。だが、今や普通に歩くことすら困難だった。 そして、きっと、あと一人……ヴィンセントを見た瞬間、ネリーの瞳からは完全に光が失われるだろう。それが怖いのか恐ろしいのかは分からない。ヴィンセントは狼確定しているから、見なくても…とも思った。だが、それでも、狂人が狼の振りをしているかもしれないのだから、見なければならない。 完全に光を失ったネリーはもはや動き回ることもできず、足手まといなのだ。今日襲撃されるのはネリーでなければならない。ニーナを処刑して終わらなかったことを考えたら、何が何でもシャーロットよりもネリーが襲撃されなければならない。 そこまで考え、一人小さくため息をついた。何だかひどく疲れた気がする] | |
(24)2006/02/25 20:49:57 |
見習いメイド ネリー [ネリーは少しだけシャーロットを心配そうに見つめるが、いつもの明るい笑みでシャーロットににこっと微笑む] >>30 私はまだまだ大丈夫ですよ〜……元気いっぱいです! [そこまで言うと、シャーロットをぼんやりと見つめて、ぺこりと頭を下げる] ごめんなさい、シャーロットさんに一つ厄介ごとを頼まなければならないんですよねぇ……聞いていただいても?? | |
(31)2006/02/25 22:00:22 |
村長の娘 シャーロット >>30 [ネリーの笑顔はとても明るくて。 ――こんな状況なのに、とても、強くて。 自分は弱い。少し、苦しくなった。] …無理、しちゃだめだよ? [と、厄介ごとと聞いて首を傾げて] なあに? わたしに出来ることなら、いいよ。 話して。 | |
(33)2006/02/25 22:06:37 |
見習いメイド ネリー [誰もいないことを確認しつつも、さらに声を潜めてぽつりぽつりと語り始める] 今日ね、私、一つ嘘ついちゃったんですよ〜シャーロットさんの耳にも入ったかな?だからね、自警団の人も村の人たちも浮かれてる。明日には確実に終わるって信じちゃってる。 だけど、きっとね、私の予想が正しくって、私の思惑通り進んだら、明日は自警団の人や村の人たち皆に絶望を与えちゃうの…… 無責任でごめんなさい…… シャーロットさんが優しい人だって知ってて…だけど、シャーロットさん以外に頼める人がいないの… ……絶望する村を……村を導いて…って頼んでもいいかな? [どう説明したらいいか悩む。自分が襲撃されるから後宜しくって言い方をしたら、きっと心優しい彼女は泣くだろう。うまく言えない自分が嫌になって、少し困った顔をした] | |
(37)2006/02/25 22:17:10 |
双子 ウェンディ [少女は僅かに微笑むと、何処か恥ずかしそうにも見える仕草で首を傾げてみせた。] >>38 ナイショ。 帰ってからね? でもね、ほんとは今すぐにでも言いたいの。 だから早く帰りたい。 [いつになったら帰れるのかしら。 口元に柔らかな笑みを湛えて、少女は訪れない未来を唄う] | |
(41)2006/02/25 22:34:08 |
学生 ラッセル >>41 そうか…。楽しみにしていないとな。 [笑みを作ろうとしても作れず。 作ったとしても、笑みが届くことはない気がした。 視界の端に移る吹き残しの血の跡と、微笑む少女がやけにアンバランスで。 自分の表情も良く解らないまま、椅子に腰掛けたニーナを、ただ、見た] | |
(43)2006/02/25 22:39:53 |
見習いメイド ネリー [シャーロットの反応にしまったなぁと思うが、分かったと言ってくれた優しさに思わずぎゅっと抱きしめる] >>40 ごめんなさいね〜無責任で〜へへっ…… [照れたように笑い、そしてシャーロットに囁く] あのね〜あのね〜……私、シャーロットさんのことも大好きなんですよ〜 でね、でね、シャーロットさんには笑っていて欲しいのです。大好きな人には悲しんでいるよりは笑って欲しいのです。 私はね、どこに行っても、シャーロットさんには幸せになってもらいたいなぁって願っておりますので。 [そこまで呟いて、少しだけためらう。次にシャーロットに告げる言葉はきっと、優しい彼女にはとても残酷な一言になるだろう。だけど、告げずにはいられなかった] ……私に何があっても、泣くのは少しだけですよ? 頑張って下さいね。できれば傍で支えていたかったのですけど、そのお役目は別の方に……ふふ〜 | |
(44)2006/02/25 22:42:03 |
村長の娘 シャーロット >>44 [抱きしめられて、俯く] …無責任なんて、そんなことない… ―――わたし、…わたしこそ、ごめんね… 何にも、出来ない… [囁かれた言葉に、眼の奥が熱くなる。] …ネリー… …わたしもネリーのこと、好きだよ、大好き… …笑って…って… [シャロは笑っていて―――と言った兄の微笑が脳裏を過ぎった。] ……ごめ、…んね… わたし、頑張るから…ありがと… [泣くのは少しだけ。ぎゅ、と唇を噛み締めた] | |
(46)2006/02/25 22:51:22 |
見習いメイド ネリー [シャーロットに無理をさせて申し訳ないなと思った。自分がもうちょっとうまくやってればなぁと後悔しつつも、ぽんぽんと背中を優しく叩く] せっかく美人さんなんですから、笑わなきゃもったいないのですよ〜? シャーロットさんの笑顔一つでものすご〜く嬉しくなる方だっておりますし、私もそのうちの一人ですもの。 大丈夫〜!!シャーロットさんなら、できます。 お兄様に愛されて、皆に愛されたシャーロットさんなら、絶望した村だって簡単に導けます。いつもどおりなのですよ〜♪ [少し風が出てきたなぁと身を震わせる。シャーロットをそっと離すと、呟く] …集会場に戻った方がいいですよ?寒いでしょうしね? 風邪引いちゃったら大変です!! [最後に満面の笑みで安心させるように微笑んだ。いつもどおりまた明日と呟きたかったが、それは明日よけいにシャーロットを泣かせそうだったのでできなかった。だから、何も言わずに微笑んだ] | |
(49)2006/02/25 23:03:24 |
村長の娘 シャーロット >>49 ―――ぁ。 [笑顔で。自分の頬を押さえる。] …できるかな… ううん―――やるよ…やるだけ、やってみる。 頑張るよ…ありがとう、ネリー…。 [泣きそうになるのを必死で堪えて。] …うん、ネリーも… 2人して、風邪で倒れちゃったら…かっこわるいもんね。 [ネリーの綺麗な笑顔に――微笑み返した。 微笑み返した積りだった。 上手くできただろうか。 分からないけれど。 微笑んで。] | |
(50)2006/02/25 23:11:35 |
見習い看護婦 ニーナ >>51 [その言葉に、静かな笑いを落とした。席を立ち、少し近づく] … [ある程度の距離を保ちながら、立ったまま文字を綴る。 「あなたこそ、何故まだここに居るの?」 「大切なものがあるからでしょう?」 「現実の中に残っているでしょう?」 「逃げている間に、それも無くなってしまうかもしれないよ?」 容赦もなく、どこか楽しそうにウェンディに微笑み] | |
(52)2006/02/25 23:21:48 |
見習いメイド ネリー [シャーロットの笑みにほわんとなる。目に見えなくても、微笑んでくれたのがなんとなく分かった。それがとても嬉しくて何度も何度も頷いた] >>50 うん、うん、やっぱりシャーロットさんの笑顔はとっても素敵です〜はわ〜いいもの見れました〜 [シャーロットに負けじとにこぉっと微笑むと告げる] 私も風邪は引かないように気をつけますね〜 だけど、私はちょっと夜風にあたりたいので……ごめんなさいね、集会場には一人でお戻り下さいな。 | |
(53)2006/02/25 23:21:52 |
村長の娘 シャーロット >>53 いいものなんて、そんな… ネリーの笑顔…わたし、ずっと、救われてたんだよ… [辛うじて微笑みながら―――] うん、分かった。 …ほんとに、気をつけてね。 元気な人が…倒れちゃったりするんだから。 [と言うと、振り返り振り返り―――集会場へと戻る。 ギルバートがネリーを呼ぶ声がした。] | |
(56)2006/02/25 23:25:28 |
見習いメイド ネリー [シャーロットの言葉に一瞬だけ泣きそうになるが、こらえる。そして立ち去っていく後姿をぶんぶんと手を振って、笑顔で見送る] 了解ですよ〜大丈夫!!私は風邪だけは引きませんから〜 [シャーロットにそう声をかけると、ギルバートの声がした方向を向いて大声で告げる] >>54 ギルバートさん〜 え?はい〜何かご用事でしょうか〜??大丈夫ですよ〜 | |
(58)2006/02/25 23:30:10 |
見習い看護婦 ニーナ >>55 [もうこちらを見ないかもしれないとは思ったが、淡々と文章を進めた。相手が見なければそれまで。けれど、他に手段は無かったから。 「あくまでも否定したいなら、そうすればいい」 「でも、あなたが否定した所で時間は動いている」 「その間に他のものまで失っても後悔しないなら、そうすればいい」 ウェンディに対し感情を意図的に込めないようにしていたが、ラッセルの声を聞いて笑みになりきれない笑みを浮かべた] | |
(59)2006/02/25 23:34:38 |
流れ者 ギルバート [>>58ネリーの返事を聞き、ギルは2階の窓からひらりと飛び出した そして…コーネリアスが身につけていたサークレットとリュート…そして、ネリーの為に用意された洋服を手渡した。] これ、あいつが…ネリーに渡したかったものだと思う……なんか、気付いてなかったみたいだからさ…。 [――そして、大きく息を吸い込み…ネリーの瞳を見つめ…] それから、オレ…――コーネリアスからの遺言を預かっているんだ… | |
(60)2006/02/25 23:35:24 |
見習い看護婦 ニーナ >>69 [駄目だよと言うように首を振って、椅子を引いてシャーロットに座るよう促し] | |
(71)2006/02/25 23:59:29 |
見習いメイド ネリー [ギルバートとヴィンセントの争いから、ギルバートが狼の可能性はきっと一番低いなと思う。だから、願う。ギルバートにはシャーロットの比ではないほどの残酷な願いを…] 明日、一番にお墓か遺体安置所に私を迎えに来てくださいな。たぶん、どちらかの場所にいると思いますので〜 でね、でね……ん〜傍がいいんですよねぇ…わがままですけど… [自分の遺体はできるかぎり、誰にも見つけられたくはないなと思った。何なら、もう骨まで食べてしまってよと狼に望むが、一人になった狼がそこまで大食漢にも思えない。 見つけられることが避けられないなら………極力誰かに見つかる前に処理をして欲しいと願った。大好きなあの二人の傍に……] | |
(79)2006/02/26 00:17:09 |
流れ者 ギルバート >>79 [傍がいい…という言葉に…やや違和感を覚えつつ…] …?どっちかに…いるのか? まぁ、それくらいのお願いなら、全然OKだぜ。 夜が明けたら必ず迎えにいってやるよ。 [そういって、ネリーに笑顔を向けた] | |
(84)2006/02/26 00:40:58 |
見習い看護婦 ニーナ >>83 [名前を呼ばれ、微笑みながら頷いた] | |
(85)2006/02/26 00:43:36 |
見習いメイド ネリー [ギルバートの明るい声にちくりと胸が痛んだ。とてもひどいことを頼んでいる自覚はある。だが、被害は最小限に食い止めなければならない。だから、頼むしかなかった] >>84 ええ、きっとどっちかにいるはずなんですよ〜へへっ ん〜と……シャーロットさん宜しくお願いしますね〜 ま、頼まれなくても、大丈夫だと思いますけど〜ふふ… [ちょっとだけ意味深に笑うと、丁寧に頭を下げる] お願い聞いて下さってありがとうございますね〜 さて、そろそろ戻って下さいな。何だかやはり元気がなかったですし、シャーロットさんが心配です。 私はまだやることがありますので〜 [そう呟くと、にこぉっと笑う] | |
(87)2006/02/26 00:49:56 |
見習い看護婦 ニーナ >>89 [シャーロットに悲しそうな顔をして、でも何か行動を起こす事も出来ずに、彼女が落ち着くのをただ待った] | |
(90)2006/02/26 00:53:46 |
流れ者 ギルバート >>87 [小さく、了解、と言って、シャロという言葉に一瞬ドキっとして…] …様子が?…そうか…教えてくれてありがとう…。 やる事?こんな夜に1人じゃ危ないぜ。ちゃんと自警団の人について来てもらうなりするんだぜ? じゃ、オレは集会場に戻るな…。 ――…明日!またな!! [そうネリーに笑顔を向けて、集会場の扉へと向かった] | |
(92)2006/02/26 01:03:15 |
見習い看護婦 ニーナ >>93 [頷いて、静かに、ただ真っ直ぐとシャーロットを見つめた] | |
(95)2006/02/26 01:15:56 |
見習い看護婦 ニーナ >>97 [うん、と頷いた。事実を淡々と受け止めるように。唇がごめんねと動いたが、それが通じるかどうかは関係なく、微笑んだ] | |
(100)2006/02/26 01:29:55 |
見習い看護婦 ニーナ >>98 [声が聞こえて、振り返る。ほんの少し切なさが顔に出て慌てて先ほどと同じような笑顔を浮かべた] | |
(101)2006/02/26 01:30:45 |
学生 ラッセル >>99 [頬へと伸ばされた手。その上から、そっと手を重ねる。 ヴァイオリンを作る手は職人の其れで、ごつごつと固かったかもしれないが。 そっと、傷つけない様に優しく添えて。] …ウェンディ…。俺は、俺はここに居るから……。 [静かに、唇へそっと口付けた。何時もの、頬へする挨拶のキスではなく。 静かに、髪をそっと撫でた。細く真っ直ぐな星月の色の髪を。 そして、静かにもう一度抱き締めた。壊れてしまわないように、そっと。] | |
(102)2006/02/26 01:34:09 |
見習い看護婦 ニーナ >>107 [ゆっくりと、でも確かに首を振る。目を開いてペンを握った。残りの少なくなったメモ帳にため息がゆれる。 「そんな事出来ない」 「私はシャーロットが好きだから」 「ネリーも、ウェンディも、ラッセルも、好きだから」 気持ちが伝わるだろうかと、逡巡しながらそっとメモをシャーロットの方へ向ける] | |
(109)2006/02/26 01:53:27 |
見習いメイド ネリー [ひとしきり自身の墓穴を掘り終えると、まず鍵を入れる] ……使いたかったなぁ…自分の家に憧れてたの。ずっと、一人だったから…これ貰えた時嬉しかったぁ… [次に洋服の入った箱を墓穴に入れる] きっと、素敵なお洋服だったんだろうなぁ… [少しだけどんな洋服だったか妄想して楽しそうにするが、すぐにため息一つ] はぁ…着てみたかったけど、最後は、コーネリアス様に繕っていただいたこの洋服がいいかな…うん……これも宝物だから… [次にリュートに手を触れ、奏でようとするが、騒音にしかならない音しか奏でられない。恥ずかしそうにへへっと照笑いをし、とても大切そうに墓穴にしまいこむ] これは、やっぱりコーネリアス様が奏でないと言うこと聞かないみたい…私じゃ無理みたい。 [最後にサークレットに手を触れ、これも墓穴に仕舞おうかと悩むが、少しだけ考え込み、ポケットに仕舞う] ちょっとだけ勇気が欲しいから、うん、これだけは持って行くね。 [墓穴に色々入れると、満足げに立ち上がる。明日ギルバートがここに埋めてくれることを祈り、最後のお役目を果たしに遺体安置所に向かった] | |
(112)2006/02/26 02:00:18 |
村長の娘 シャーロット >>109 [ニーナがペンを走らせる音がして、ゆっくりと顔を上げる。 メモ帳が―――此方に向けられていて。 そこには。] ――――…!! [見る間に蒼い瞳に涙が滲んで。 組んだ手を解き、己の片手を顔に当てる] …ニ、ナ……ッ… | |
(114)2006/02/26 02:04:15 |
見習いメイド ネリー [遺体安置所にふらふらと歩いて行く。何度も往復した道だから体が覚えていたので難なく辿り着ける。人払いはすでにしてあった。狼の記憶を探るのに、気が散るから昼間に自警団の面々に誰も来るなと伝えた…] ……はぁ…… [気が重くて仕方ない。触りたくもない。だが、触らなければならない。異彩なオーラを放つ自称医者の狼を…] …………最後の狼はきっとあの人… [常に冷静に物事を客観視していたネリーには自分を殺しに来る人物の予想がついていた。ウェンが狼なら、血の繋がったリックは襲えない。ギルバートが狼でヴィンセントとの昨日の争いが演技なら、完敗だ。だが、きっとそうじゃない。そうなると、もう一つしか答えが出て来なかった] | |
(118)2006/02/26 02:18:44 |
見習い看護婦 ニーナ >>125 [名前を呼ばれて。振り向かないという選択肢は自分には存在しなかったから、ぎこちなく顔を向ける。微笑みを保つのが、難しかった] | |
(127)2006/02/26 02:46:18 |
見習い看護婦 ニーナ [ギルバートに宛てる手紙を書こうとして、ため息が出た。何度も何度も逡巡を繰り返しながら、したため始め。 「最後に変な事して、ごめんね」 「困らせるつもりだったの」 「いっぱい掻き乱したら、少しでも私の事を覚えててくれるかと思って」 「ギルバートから向けられるものは、全て嬉しかった」 「でも同時に辛かった」 「だけど、出会えた事には感謝してる」 「悲しいけれど、切ないけれど、それでも出会えた奇跡を大切にしたい」 「やるだけやって、勝手に居なくなって、自分勝手でごめんね」 「でもね」 「例えば春の風に舞う綿毛とか」 「例えば夏の強い夕立とか」 「例えば秋の暮れ行く夕日とか」 「例えば冬の舞い降りる粉雪とか」 「きっと私は、そういうものになるの」 「だからこれが本当に最後のお願い」 「その中に私の影を、時々でいいから、感じて欲しい」 「我が侭ばっかりでごめんね」 「守りたいもの、ちゃんと守ってね。絶対だから」 書き終わって、再び涙が滲んできて手紙に落ちて。慌てて拭い、最後に一言、ずっと言えなかった大事な一言を書こうかと思って、やっぱり無理だった] | |
(134)2006/02/26 03:25:06 |
見習い看護婦 ニーナ >>139 [頷き、そして微笑みを保ったまま手を取った。手紙に視線をやってから、シャーロットを見つめる] | |
(140)2006/02/26 03:50:06 |
見習い看護婦 ニーナ >>141 [5つの封筒に目をやって、頷いたものの、後でねと言うように片手を制止するように出した] | |
(142)2006/02/26 03:58:21 |
見習い看護婦 ニーナ >>143 [その後をついて、一歩同じように踏み出して] …っ [――無理だった。手を離して、ギルバートに飛びつくように抱きついた。それまでの努力全てを無駄にして、その愚かさを痛感しながらも、それでもそうせずには居られなかった] | |
(144)2006/02/26 04:11:35 |
見習い看護婦 ニーナ >>148 …っ [悲しみではなく、喜びからくる涙を流して、不恰好に微笑んだ。せめて、最後に最高の笑顔を届けたいと思ったけれど、それが精一杯で] … [見つめて、それを焼き付けるように一度目を閉じて、そして手を振った] | |
(149)2006/02/26 04:50:52 |