自警団長 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。 とにかく十分に注意してくれ。 |
見習いメイド ネリー [ 返答がないので侍女を見ると、何やら泣きそうになっているのに気付き、ネリーは訝しげに彼女に問うた ] えっと、私何か変な事言っちゃいました? 【あ、そっか。 思えば私もメイドで同じ立場なのに、当たり前のようにいろいろやらされたら嫌だよね……。 私はここで雇われてるわけじゃないから、良くも悪くも上下関係はないはずだけど、それでも……】 あ、あの、ごめんなさい。 何かわがままばっかり言っちゃって…… [ しかし、侍女の口から出た言葉は、ネリーの予想にないものだった ] [ 侍女は、少し申し訳なさそうに、けれど淡々と、執事モーガンからの伝言をネリーに伝えた ] | |
(57)2005/12/10 20:07:16 |
牧師 ルーサー [ドアをノックすると、キャロルの侍女が姿を現した。事情を説明し、ネリーがいる部屋に案内してもらう] その様子では、何かあったようですね。 [料理を載せたトレイをテーブルの上におくと、傍らの椅子に座った。 侍女が事情を説明すると、ルーサーは納得が行ったように頷く。侍女には部屋の外にでてもらい、ネリーを見つめた] ネリー、貴女はここに働きに来た、そうですね? 一度追い出されましたし、何とか侍女としていられることになったのに、そこで舞踏会に客として参加していればモーガンが怒るのも当然です。 気になってはいたのですよ。キャロルに仕える侍女も一人の女性ですから、同じ侍女の貴女だけがパーティに参加しているとなれば多少の嫉妬心も沸くでしょうしね。 そこから貴女のことが漏れるのでは、と。 | |
(103)2005/12/10 21:57:39 |
村長の娘 シャーロット すまん。 そなたに対して怒っているわけではないのだ。 私は昔から、女物のドレスが苦手なのだよ。 家庭教師や婆やに礼儀作法やらダンスやら叩き込まれた お陰で、貴族としての立ち振る舞いは身についているが、 やらずに済むのなら、やりたくない。 …それに、私は、ディの…いや…侯爵様の「花嫁候補」として ここにいる者ではないしな。 手間をとらせてすまないが、男物の衣装を用意して欲しい。 適当なものがなければ、ディのお古で構わない。 何、大丈夫。 何か言われたら、モーガンには私から命じられたと言えば良い。 [ 侍女が一礼して立ち去った後、乗馬服を脱いで浴室で 湯浴みをした ] | |
(148)2005/12/10 22:37:46 |