自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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隠者 モーガン ……ヨアヒムには、招待状を届ける役目を言いつけておった。 坊ちゃまから招待するように指示のあった方の内、 誰に届けたのか、誰に届けていないのか…ヨアヒムにしかわからぬ。 ヨアヒムの名を騙るものあらば、本物を知っている我々には すぐにわかるが、 招待客を本物か、騙りか、見分けがつくのは…坊ちゃまのみ。 その坊ちゃまも、宴が終わるまでは別人になりすまして いらっしゃるから…答えをお聞きすることもできぬ。 …ヨアヒムが、招待状を届ける役目を無事終えた後だった のなら問題はないのだが…意識不明では、問いただすこともできぬ。 …何事も無いよう、祈ることしかできぬな… | |
(5)2005/12/09 12:36:06 |
文学少女 セシリア [文学少女 セシリアはなにやらブツブツとつぶやきながら屋敷を訪れた。] (はぁ。なんでわたしがこんな舞踏会に参加することになったんだろ。ひとがいなかったのかなあ。 おとぎ話のような出会いでもあるっていうのかしら。わたしの望む世界は、本の中にあるのに。 どうせ、わたしに興味を示す殿方なんていらっしゃらないわよね。でも、少し、ほんの少しだけ夢を見ても……イケナイことじゃ……ブツブツ) こんにちは、モーガンさん、エリーさん。今日はお招く戴きましてありがとうございます。 あっ、あの…こういうの初めてなんですが…。なんだかドキドキ、クラクラします。はぅ | |
(9)2005/12/09 13:37:24 |
牧師 ルーサー 〔部屋のソファに深く座り、紅茶を楽しんでいると、ドアがノックされるのに気付いた〕 どなたかな。まだここを尋ねてくるようなご婦人に知り合いはいないはずですが。 何者か知りませんが、用があるなら聞きますよ。 〔ルーサーの声が響き終わってすぐ、ドアが開かれる。そしてそこに立つ青年を見てその役目を理解した〕 なるほど。侍従というわけですか。 ですが私には必要ありませんよ。自分のことは自分でいたします。それに、私はあまり自分の体を人に触られるのが嫌いですのでね。 ……といっても、それではあなたが困るでしょうから、何か必要なときは頼むとしましょう。 早速ですが、このティーセットを片付けていただいてよろしいですか? あなたがドアを開けたときにいい匂いが漂って参りましたのでね。そろそろ広間の方に行ってみようかと思った次第です。 〔ルーサーは残りを喉に流し込むと、青年に後を任せた〕 | |
(27)2005/12/09 18:43:44 |