人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1054)あず家ハーレム祭☆仮面舞踏会 : 6日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

書生 ハーヴェイ に、3人が投票した。
牧師 ルーサー に、1人が投票した。
流れ者 ギルバート に、2人が投票した。
吟遊詩人 コーネリアス に、2人が投票した。

書生 ハーヴェイ は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、見習いメイド ネリーが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、牧師 ルーサー、踊り子 キャロル、文学少女 セシリア、流れ者 ギルバート、吟遊詩人 コーネリアス、の6名。
文学少女 セシリア
[セシリアは、部屋でいつもより遅い朝食をとっていた。]
[侍女から、ハーヴェイとネリーが鏡の間に連れて行かれたことを聞く。]
まあ。そうなのですか。昨日、「幸せですか?」と聞いていたあの言葉は、何かを悟っていたのかもしれませんね。
でも、いっしょに行けるのなら、それはそれでよいことなのだと思いましょう。

今日は、コーネリアス様とどこかにお出かけしてみたいですね。
(0)2005/12/15 11:14:58
吟遊詩人 コーネリアス
―客室―

今日は僅差でしたね。あと一分わたしの目覚めが遅ければ、あなたからあらん限りの罵声を浴びせられる所でした。

[コーネリアスは止めたばかりの目覚まし時計に向かってそう呟いた]
(1)2005/12/15 11:16:29
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは侍女から、ハーヴェイとネリーが鏡の間へと連れられた事を聞いた]

そうですか。でも、二人一緒に行かれたのなら、寂しくもないでしょう。

さて、今日はどうしましょうか。まだ散策していない所を見回りましょうか。あとわたしが赴いていないのは森と塔、そして屋敷内の図書室と音楽室……でしょうか。確か四階から上は行ってはいけないのですよね? わかりました。
(2)2005/12/15 11:23:25
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは思案したあと、身支度を調えて客室を出た]

セシルに逢ってみましょう。彼女も行きたい所があるかもしれません。
(3)2005/12/15 11:25:33
吟遊詩人 コーネリアスは、セシリアの客室のドアを二度ノックした。
2005/12/15 11:27:05
文学少女 セシリア
[セシリアは、何時コーネリアスが来てもいいように身支度を整えている]
(…わたし、何やってるんだろう?約束したわけでもないのに。来て頂けるとは限らないのに。でも、でも…)

深い緑色のドレスに、大き目の玉のパールのネックレス…。
[いつものように、侍女たちが装いを整えていく]

ああ。また思い悩んでいては、コーネリアス様に気を使わせてしまうわ。
(4)2005/12/15 11:30:13
文学少女 セシリアは、ノックの音に、ハッとなった。
2005/12/15 11:30:37
文学少女 セシリア
こっ、コーネリアス様!
おはようございます。嬉しい。セシル嬉しい。

[そういって、コーネリアスに飛びついた。]
(5)2005/12/15 11:32:11
吟遊詩人 コーネリアス
おやおや、今日は朝から元気ですねぇ。何か良い事でもあったんですか?

散策でもしようかと思いお誘いに上がったのですが、どうでしょうか?
(6)2005/12/15 11:34:36
文学少女 セシリア
だって、コーネリアス様の方からお誘いいただけるなんて。嬉しいに決まってます。

散策は是非に。お屋敷の外は、まだ温室にしか行ったことがありませんの。

バスケットにお昼を用意して、いっしょに外でいただきませんか?
(7)2005/12/15 11:40:05
吟遊詩人 コーネリアス
そうですか。光栄ですね。

そうしましょう。わたしは温室と庭園に行きましたが、森と塔はまだですね。庭園は迷路に迷い込むと難渋します。
(8)2005/12/15 11:44:42
文学少女 セシリア
では、庭園に参りましょう。何れの東屋でお食事にすればいいと思いますわ。
でも、迷路は困りますわね。うふふ。

では、早速参りましょう。

[侍女にバスケットの手配を頼み。コーネリアスに手を引かれて、部屋を後にした。]
(9)2005/12/15 11:50:39
文学少女 セシリアは、吟遊詩人 コーネリアスと屋敷の玄関に降りてきた。
2005/12/15 11:57:00
村長の娘 シャーロットは、談笑する声と足音が近づいてくるのに気がついた。
2005/12/15 11:57:34
村長の娘 シャーロットは、玄関ロビーの彫像の脇から、セシリアの姿を見つけた。
2005/12/15 11:59:17
文学少女 セシリアは、村長の娘 シャーロットの姿には気づいていない。
2005/12/15 11:59:42
吟遊詩人 コーネリアス
― 一階 ―

[コーネリアスは階段を下り終わると、セシリアの腰に手を回して支えるように歩いた]

迷路で迷うのはもう懲りました。紙の上で楽しむのなら良いですが、自分自身はペンのように走り回れるわけではありませんからね。何度も同じ所を通ってしまいますし。

……おや、見慣れない方がいますね。
(10)2005/12/15 12:00:36
村長の娘 シャーロット
【…あれは…セシリア嬢…】


[ 先日とは違う、柔らかい表情で隣に立つ男性を見上げる
セシリアは、見違える程輝いていた ]


【…隣の男性は…セシリア嬢の恋人だろうか…?】
(11)2005/12/15 12:01:43
文学少女 セシリア
あら?あのお方は…。
確か以前に温室でお会いしたことがあったような気がします。よく見えないので、確かではないのですが。
(12)2005/12/15 12:02:03
文学少女 セシリアは、村長の娘 シャーロットに会釈をした。
2005/12/15 12:02:43
村長の娘 シャーロットは、二人に向かって、優雅に一礼をして微笑んだ。
2005/12/15 12:03:51
吟遊詩人 コーネリアス
わたしも温室で一瞬だけお見かけしたかもしれませんね。刹那の事で顔まで覚えていないのですが、どこか輪郭に既視感があります。

わたしはコーネリアスと申します。あなたは仮面をお付けにならないのですね。
(13)2005/12/15 12:05:55
文学少女 セシリア
コーネリアス様。さっ、参りましょ。
クラブサンドとワインを用意していただきましたわ。

今日は風も穏やかだし。散策にはよい日和です。

どんな、音が聞こえるのかしら。
風、鳥、木々のざわめき。そして…貴方の声。

[セシリアは少しうつむいて、最後はそっと呟いた。]
(14)2005/12/15 12:07:21
村長の娘 シャーロットは、吟遊詩人 コーネリアスの問いには答えず微笑んで、セシリアと共に行くよう目配せした。
2005/12/15 12:08:36
文学少女 セシリアは、吟遊詩人 コーネリアスと*館を後にした*
2005/12/15 12:09:33
吟遊詩人 コーネリアス
そうですね、参りましょうか。

[コーネリアスはシャーロットに会釈すると、セシリアと共に*屋敷を出た*]
(15)2005/12/15 12:10:06
村長の娘 シャーロットは、静かに二人を見送った。
2005/12/15 12:10:43
村長の娘 シャーロット
[ 二人の姿が玄関ロビーから消えて、暫くした後…
もう誰も自分の声を聞く者はいないと判断した瞬間、
シャロは笑い出した ]


あははははは!


[誰も見てないのは幸いに、 身を捩って思いっきり
笑い続ける ]


…あぁ、もう、本当に…死ぬかと思ったぞ。
涙まで、出てきた。


[ 腹筋を使って存分に大笑いし終わった頃、侍女が大きな
バスケットを抱えて、玄関ロビーへと現れた ]
(16)2005/12/15 12:16:17
村長の娘 シャーロット
[ シャロは侍女からバスケットを受け取ると、厩舎へ赴き、
グライアと共に * 北の森へ向かった * ]
(17)2005/12/15 12:17:32
牧師 ルーサー
[ルーサーは庭園を歩きながら、庭師の仕事ぶりに感心していた。そこに侍従が歩いてくる]

どうしました? 急ぎの用事でも?

[侍従の口から、今日鏡の間に連れて行かれたのがネリーとハーヴェイの二人だという事を聞かされると、ルーサーは屋敷の方を見た]

そうですか。二人一緒ということですし問題はないでしょう。
どちらか片方だけですと困ったことになった気がしますからね。
彼はどこか危険な目をしておりましたから……ネリーがそれを和らげてくれると良いのですが。

そろそろお腹が空いてきました。硝子の間で昼食をいただくことにしましょうか。

[ルーサーは侍従と共に屋敷へと歩き出した]
(18)2005/12/15 12:24:32
村長の娘 シャーロットは、北の森に到着した。
2005/12/15 12:48:43
村長の娘 シャーロット
[ 雪は融け、先日の銀世界は既に無く、常緑樹の緑の葉を
通り抜けた光が木の根元を優しく照らしている。

シャロは苔むした木の根元に腰掛け、侍女が用意してくれた
バスケットを空けて、中から昼食を取り出した。

グライアには林檎を。 自分用にポットから温かいミルクティを
カップに注いで、緑深い森の穏やかな空気を楽しんでいる ]
(19)2005/12/15 12:51:23
牧師 ルーサー
[屋敷に戻る途中、コーネリアスとセシルの二人の姿を見かける。首を傾げて仲睦まじい様子を見た]

ニーナが悲しまなければよいのですが。


[ルーサーは屋敷の中にはいると、硝子の間へと*向かった*]
(20)2005/12/15 12:56:13
村長の娘 シャーロット
……グライア、さっき、とても面白いことがあったんだ。


[ 主人の楽しげな声に、黒馬は耳をピクピクと動かした ]


私は、自分が、取り乱したり、泣いたり…とか…もっと
『女性らしい』 反応をするのではないかと思っていたのだ
けれど、実際には、笑っていた。
…不思議なほど、可笑しくて、笑ってしまった。

あんなに笑ったのは、何年ぶりだろう?


[ 思い出していたら、また、笑いがこみ上げてきて、
シャロはくすくすと笑いながら、グライアの鬣をなでた ]
(21)2005/12/15 13:01:01
村長の娘 シャーロット
…昨日、私はあんなに泣いていたのに、今日の私は笑ってる。

面白いな、本当に。


[ シャロは、澄み切った冬の青空を見上げた。
高く、広く、澄んだ綺麗な空はとても大きくて、綺麗で、
知らぬうちに両手を天へと伸ばしていた ]
(22)2005/12/15 13:07:02
村長の娘 シャーロット
[ もっと近くで空を見たい……そう願ったシャロの視界に、
昇り易そうな枝を生やした、大きな木が写った ]


――久しぶりに、やるか。
誰も見ていないし、構わないだろう。


[ シャロはにっこり笑って自分に許可を出すと、乗馬用の
ブーツと靴下を脱ぎ、木の枝を軽快に昇り始めた ]
(23)2005/12/15 13:11:54
村長の娘 シャーロットは、大樹の天辺近くまで、木を昇って、空を、周りの景色を眺めた。
2005/12/15 13:12:35
村長の娘 シャーロット
[ 空の青、白い雲、森の緑、白銀に輝く川の水面。
木の上から見渡せる景色は広くて美しかった。
シャロは吹き抜ける風に髪をなびかせながら、景色を楽しんだ ]
(24)2005/12/15 13:27:07
牧師 ルーサーは、温室で花を眺めている
2005/12/15 15:08:49
村長の娘 シャーロットは、太陽の位置から時間の経過を知り、木から降りた。
2005/12/15 15:38:38
村長の娘 シャーロットは、屋敷に戻り、一休みした後、 * 図書室へ向かった *
2005/12/15 15:39:49
文学少女 セシリアは、自室のベッドの上で今日の出来事を回想していた。
2005/12/15 19:28:08
文学少女 セシリア
 庭園は穏やかな日の光に照らされ、庭園全体が輝いているかのようだった。コーネリアスに寄り添いながら、ゆっくりと歩いていく。この幸福感は今までに味わったことのないもの。とても心地よいもの。

[コーネリアスは詩を紡ぎ、折に触れ愛の言葉でセシリアの心をくすぐる。]

「コーネリアス様…。そんなに言われては、わたし恥ずかしくて。」
「おやめください。そのようなこと…。嗚呼、まるで麻薬のよう。」
「うふっ。どうしてそんなに…。セシル、溶けてしまいます。」

[繰り出されるコーネリアスの言葉にセシリアは頬を染め、上気していた。]
「コーネリアス様、わたしなんだかフワフワします。」
『ならば、すぐそこの東屋でひとやすみを。丁度食事もありますしね。』
「はい。」
(25)2005/12/15 19:28:55
文学少女 セシリア
[適当なところに腰を下ろし、一息つく。侍女は持ってきたバスケットを置くと、すぐに「避難」した。]

 コーネリアスは、セシリアを胸に受け止め、左手で抱きかかえている。右手が何杯目かのワインを空けたとき、不意にセシリアの唇がふさがれた。
 赤い液体がセシリアの小さな口に注がれ、そのまま離れることなく唇を重ね合わせた。
 その細い腕を彼の背中に回し、しっかりとしがみつき、そして、セシリアは満たされていった。

(…まだ、その感触が温もりが、ここに残っているよう。)
[セシリアはクッションをぎゅっと抱きしめ、コーネリアスを想った。]

コーネリアス様…。
(26)2005/12/15 19:29:21
文学少女 セシリアは、そのまま、ベッドで*うとうととしている*
2005/12/15 19:31:05
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/12/15 19:34:34
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2005/12/15 19:46:09
牧師 ルーサー
[ルーサーは部屋で手紙を書いていた。書き上げて封筒に入れ、蝋で封をする。懐から小さな印を出すと、蝋が固まる前に強く押して形付ける。

待機していた侍従にそれを渡すと、ルーサーは読み終わった本を持って席を立った]

よろしくお願いしますよ。必ず早馬で。
夕食は硝子の間でいただきますから、準備の方は結構です。
それから今日の投票ですが……これを。

後は休んでください。いつも大変ですからね。

[ルーサーはもう一通の封書を侍従に渡すと、部屋を出て図書室へと向かった]
(27)2005/12/15 20:02:32
吟遊詩人 コーネリアス
― 一階 ―

[コーネリアスはセシリアを客室へ送ったあと、硝子の間へ行ってワインを軽く一杯飲み干して出てきた]

人を見かけなくなりましたね。それだけ多くの人々が鏡の間へと送られていったという事でしょうか。鏡の間では、どんな事が起きていますか? 何を見て、何を思っていますか?
わたしは今、それがとても知りたい。
(28)2005/12/15 20:05:28
牧師 ルーサー
[ルーサーは図書室まで来ると、中に人がいるらしいのに気付いた]

ドアが開いたままですね。どなたでしょう。
といっても、もう人が少なくなってますから、誰がいるのか大体の予想はつきますが。
(29)2005/12/15 20:17:53
村長の娘 シャーロットは、牧師 ルーサーが扉の所に立っているのに気が付いて、軽く手をふった
2005/12/15 20:38:43
踊り子 キャロル
[目を覚ましたキャロルは横にギルバートが眠っているのを確認してほっと息をついた]

黒豹様・・・いいえ、ギルバート様・・・。
苦しんでいらっしゃるのね・・・。戦っていらっしゃるんだわ。

[時折唸り声や吼え声を発するギルバートの背をなでる]
(30)2005/12/15 20:40:44
踊り子 キャロル
わたくしがおそばにおりますわ。・・・ギルバート様。

[愛しげに何度も仮面越しに口付ける]

少しでも安らかに眠れますように・・・。

[ギルバートを抱きしめ、小さな声で子守唄を歌った]
(31)2005/12/15 20:41:02
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2005/12/15 20:44:52
牧師 ルーサー
[シャーロットがいるのに気付いて、傍まで歩いていく。その表情がずいぶんと変わっていることに驚いた。]

こんばんは。今日はどちらまで行かれていたのですか?
どうやら気が晴れたようですね。
悩みはなくならないと思いますが、吹っ切れたような表情をしていらっしゃる。
(32)2005/12/15 20:46:23
牧師 ルーサーはメモを貼った。
2005/12/15 20:47:33
流れ者 ギルバート
〜〜黒豹の夢〜〜

[身体中が、痺れるように痛い。僕は僕のままで、そして同時に黒豹でもあった。僕にとっては夢の中で、黒豹にとっては避けることのできない現実だった。]

[今となっては、僕は黒豹の全てを理解していた。彼の孤独を・・・。]

[激情はハンター達に向けられている。彼らは仲間達を卑怯な罠にかけ、毛皮を売っては遊んで暮らしている。憎い奴らだ。]

[だが、この状況は黒豹自身が招いたものにも気付いていた。慢心だったに違いない。恐れるものなど何もないと、自由に荒ぶれて生きていた。油断こそ恥じている。]

[もうほとんど見えなくなった目をあてにせず、砂利を踏む音の方に力いっぱい突進する。]

[ガシャン。額と肩に激しい痛み。檻は大きく揺れるが、まだ壊れない。]

[無謀な突進をこれまでに何十回と繰り返し、阻まれた。いい加減、諦めるべきなのかもしれない。鉛の弾丸を何発も叩き込まれ、目が塞がった。]
(33)2005/12/15 21:03:34
牧師 ルーサーは、持ってきた本を返し、新たに借りる本を探している
2005/12/15 21:05:35
流れ者 ギルバート
【僕は、何に抗っているんだろう?】

【僕は、何に怒っているんだろう?】

【僕は、何に悲しんでいるんだろう?】

【僕は、何を望んでいるんだろう?】

【だが、僕は、何がなんでも、こいつの・・・黒豹の願いを叶えてやりたかったんだ。】

【誇り高く、自由に闊歩した高貴なる魂が、仮面に作り替えられるという皮肉が苦しかった。】

【こいつは僕を巻き込もうとした。いや、今も巻き込んでいる。】

【僕らの間に、どんな因縁があるというのか?はははは。わからないが、今や僕も黒豹だ。だから力を貸すよ。】

【檻さえ破れば、自由だ。帰るんだ、お前の生きるべき場所へ。】

[ガシィン。渾身の力を込めた激突が、遂に檻の錠前を破壊した。]
[キィィ。ゆっくりと、自由への扉が開く。]
(34)2005/12/15 21:07:53
踊り子 キャロルは、歌い続けながらギルバートの髪をなでている。
2005/12/15 21:11:21
流れ者 ギルバート
【あとは邪魔な奴らを蹴散らせば、お前はどこにでも行けるさ。】

[猟銃を構えたハンターのひとりを、力いっぱい殴り飛ばした。もはや満身創痍で、身体中が深い傷に抉り取られている。それでも、この程度は容易いさ。]

【そうだな、爽快な気分だ。もう、お前を捕らえる者はいないさ。】

[もうひとりのハンターに飛びかかり、頭部を噛み千切った。身を動かすたびに、血は流れ、足元がふらついた。]

【おいおい、こんな程度で終わらないだろう?お前は誰にも邪魔されずに生きるんだ。】
(35)2005/12/15 21:15:36
流れ者 ギルバート
[更に、逃げずに残っているハンターに向いた時、小柄な存在が飛びついてきた。怒り任せに跳ね除けようとして、寸手のところで留まった。]

【キャロル!】

[あのキャロルそっくりな娘だ。感触と声と匂いでわかる。首に抱きついて、必死に動きを押しとどめようと何事か叫んでいる。黒豹は、動きを止めた。]
[これ以上暴れればあなたが死ぬ、だから、もうやめて。そんなことを言っているみたいだったが、娘の言葉は知らない言語だった。]

【黒豹・・・お前は・・・】
(36)2005/12/15 21:22:31
踊り子 キャロル
[苦しそうなギルバートにキャロルは不安になる]

このまま・・・戻っていらっしゃらなかったら・・・。
あなたが夢にとらわれてしまったらわたくし・・・。

愛しい方・・・ギルバート様・・・戻っていらして・・・。

[祈るような気持ちで抱きしめる腕に力をこめた]
(37)2005/12/15 21:26:47
流れ者 ギルバート
[その娘の手触りが暖かかった。血を失った冷たい身体には、もう寒さを和らげる術も無かった。]

[黒豹が、娘の顔を舐める。見えなくともそこに息遣いが感じられる。]

【へっ、いっちょまえに癒されてるのか?】

【キャロルっていうんだよ。僕の大切な・・・大切な人さ。】

【僕の力に、そしてお前の力になってくれる。】

【世界一素敵なご婦人だ。】

[そして娘は、良く分からない言語で、子守唄を歌い始める。]
(38)2005/12/15 21:32:09
流れ者 ギルバート
[黒豹は、持ち上げていた四肢を緩慢な動作で縮こまらせ、娘の前に座り込んだ。]

[幸せだった。誰か、想ってくれる存在がいる。強くて自由であっても、寂しさは癒えなかった。暴れても心は満たされなかった。だが、今、それが手に入った。]

[朦朧とする意識で、娘の存在に全神経を集中させた。幸福に身を委ねた。]

【・・・】

【・・・】

[次の瞬間・・・銃声が轟き、黒豹の身体を貫いた。]

[ゆっくりとした動作で首だけその方向に向けると、発砲したハンターは、わけのわからぬ言葉を喚いて逃げていった。]
(39)2005/12/15 21:40:47
流れ者 ギルバート
――部屋――

[大きく咆哮すると、キャロルの腕の中でそのまま動かなくなった。]

[身体がみるみるうちに冷えていった。]
(40)2005/12/15 21:45:45
踊り子 キャロル
ギルバート様っ!?

[叫び声に驚くと腕の中のぬくもりが急速に失われていく]

い・・・いやっ、いやよ。
やめて。黒豹。ギルバート様を連れて行かないで。わたくしを一人にしないで。
帰ってらして、ギルバート様。わたくしはそのためにここにいるのでしょう?
(41)2005/12/15 21:49:11
踊り子 キャロル
愛してるの・・・愛してるのよ・・・。
お願い・・・ギルバート様を返して・・・。

[少しでも温めようと身体を密着させ涙をこぼしキャロルは懇願した]
(42)2005/12/15 21:50:01
村長の娘 シャーロットは、牧師 ルーサーの質問を聞くと、読みかけの本を閉じた。
2005/12/15 21:56:29
流れ者 ギルバート
〜〜??〜〜

よお、相棒。
お前は、こんな一生で満足できるのか?

・・・

そうか。
強いんだな。

・・・

いいのか?
お前が望むならさ、一緒に居てやるのも悪くないかと思ってるんだぞ?
(43)2005/12/15 21:57:06
牧師 ルーサーは、村長の娘 シャーロットが本を閉じたのに気付いてそちらを見た
2005/12/15 21:58:22
流れ者 ギルバート
・・・

ん?そうだな。
僕にも聞こえるよ。
呼んでる。
行かなくちゃならない。
約束したからさ。

・・・

お前、僕の真似かよ?
笑い過ぎだぞ。
本物はこうさ、ははははははははは。

・・・

なに?
わかった。
大切な相棒の願いとあれば、断ることもあるまい。
(44)2005/12/15 22:01:07
流れ者 ギルバート
・・・

はははははっ、嫉妬するなよ?
キャロルは僕が幸せにするんだ。

・・・

さよなら。
お前の魂が安らかに天に昇れるように・・・

[最後に面の物語を・・・僕に出会うまでの物語を・・・全てを見届けた。]
(45)2005/12/15 22:02:33
村長の娘 シャーロット
今日もグライア…私の愛馬と共に、北の森へ。
久々に木登りまでしてきました。

いい歳をした男爵家の当主が、他家の領地で木登りして
遊んでいたなどと、私の家の者に知られたら、大変です。


[ 昼間見た美しい景色を思い出しながら、シャロは微笑んだ ]
(46)2005/12/15 22:04:12
牧師 ルーサー
[シャーロットの言葉を聞いて微笑む]

木登りですか。私も小さい頃は良く登っておりました。
子供心に返る、というのもたまにはいいものです。
又、久しぶりに木の上の景色を見てみたいものです。普段とは違う景色が見られますからね。世界すら違って見える。
(47)2005/12/15 22:07:24
流れ者 ギルバート
――部屋――
[目覚めると、黒豹の面は縦に真っ二つに裂けて、顔から剥がれ落ちていた。]

【眩しい。】

[大切な人がいる。守ってくれた。その優しい表情に、幸せな心地になる。]
[身体の痛みも寒気も消え去り、キャロルの柔らかさを背中に感じた。]

[起き上がると、素顔で、キャロルの頬にくちづけて、言った。]

ただいま、キャロル。
全てが終わったよ。

【黒豹は、最後の最後で僕を裏切った。僕を道連れにすることを拒んだ。こいつは、寂しかったんだ。だから、もしキャロルが呼び戻してくれなかったら、僕は一緒に連れていかれてしまったことだろう。こいつが幸福に満たされたからこそ、こいつは僕に後を託して、滅んでいった。】

まったく、ばかやろーだよ。

[嬉しさと悲しさが混じって複雑な表情をして、割れた面を手に取り、割れ目を合わせてその表情を見つめた。]

[黒豹の面は、愉快そうに笑っていた。]
(48)2005/12/15 22:08:11
踊り子 キャロル
[目の前で仮面が二つにわれ、ギルバートの素顔があらわになる]

ギルバート・・・様・・・?
ああ・・・よかった・・・。

[とめどなく涙を流し、キャロルはギルバートにすがりついた]
(49)2005/12/15 22:10:38
踊り子 キャロル
おかえりなさいませ。

お戻りになられないかと・・・肝を冷やしましてよ。
もうどこにも行かないでくださいまし。

[離れたくないと願いをこめて口付けた]
(50)2005/12/15 22:12:06
村長の娘 シャーロット
ええ、とても綺麗な景色でした。


[ シャロは頷いて、逆にルーサーに問いかけた ]


私は… 『気が晴れた』 …ようにみえますか?
慰めや、労わりの言葉ではなく、本当に?


[ 小首を傾げて、まっすぐな瞳でルーサーを見上げる ]
(51)2005/12/15 22:12:42
牧師 ルーサー
とはいえ、私もこの歳になってすら怒られてしまいますがね。
いつまでも、大人になりきれていないと。

[ルーサーはいいながらどこか遠くを見ているような目つきで話す]

人は年を重ねた所で、そこに大人と子どもの境目など明確にあるわけではありません。
いや、大人になって子どもの面ばかりですと問題ですけどね。両方併せ持ってこそ、その人の魅力に繋がると思いますよ
(52)2005/12/15 22:14:32
牧師 ルーサー
[シャーロットの問いに、ルーサーは一瞬不思議そうな表情をして、又柔らかく微笑んだ]

ええ、いい顔をしていますよ。
塔で会った時よりもずっと、美しい表情をなさっている。
それとも、ご自身で不安でも?
(53)2005/12/15 22:17:32
流れ者 ギルバート
僕を呼び戻してくれてありがとう、キャロル。
愛している。
もう、どこにも行かないよ。

[キャロルにくちづけて、それから、優しく抱きとめた。]
(54)2005/12/15 22:17:38
踊り子 キャロル
ギルバート様・・・。

[ギルバートの腕の中でキャロルは安心して微笑んだ]
(55)2005/12/15 22:23:40
村長の娘 シャーロット
[ シャロは暫く静かに考えてから、おもむろに口を開いた ]


…答えが見つかった訳ではないし、状況が変わった訳でも
ないのです。

ただ…自分の中で 『覚悟』 したことがあります。

それが、今の私を支えてくれているのかもしれません。
(56)2005/12/15 22:25:11
村長の娘 シャーロットは、牧師 ルーサーに、今朝、侯爵と出会ったことを告げた。
2005/12/15 22:27:14
流れ者 ギルバート
こいつもさ、礼を言ってた。
キャロルに、ありがとうってね。

[割れた黒豹の面をちらりと見て言った。]

ほら、見てくれ。
こいつ笑ってるぞ。

[キャロルに向かって、楽しそうに微笑みかけた。]
(57)2005/12/15 22:30:22
牧師 ルーサー
そうですか。
気持ちにどんな形であれ整理をつける、と言うのは難しいことだと思います。

ですが、可能性が残っているなら、それはあきらめるべきではありません。たとえ無理なのだとしても、より強く想う事で人は強くなれますから。

……それにしても、貴女は強い方ですね、シャーロット。事態が好転するよう、祈っておりますよ。

[そう言って、ルーサーはシャーロットの子どものような泣き顔を思い出してくすりと笑う]
(58)2005/12/15 22:33:00
踊り子 キャロル
ええ、そうね。
本当、笑っているようだわ。

[仮面を見つめて微笑む]

ギルバート様のお顔、もっとよく見せてくださいませ。
今まで全部仮面の下だったんですもの。

[ギルバートの頬なでてじっと顔を見つめた]
(59)2005/12/15 22:34:54
村長の娘 シャーロット
[ くすくすと思い出し笑いをしながら、シャロは語る ]


―― ディは、相変わらずな様子でした。

変装していたけれど…私にはすぐわかりました。
その場で笑い出さないように、表情を取り繕うのが大変でした。

…ディに逢ったら…何かが…崩れてしまうような気がして、
逢いたいのに…逢いたくないような…複雑な気持ちだった
のですが、実際に逢ってみたら、可笑しくて笑いを堪える
のに必死だったなんて…自分でも、びっくりしました
(60)2005/12/15 22:35:21
牧師 ルーサー
侯爵に会われましたか。
変装していたはずですが……貴女にはお分かりになったのですね。

それで、いかがでしたか? あってみての感想は。
(61)2005/12/15 22:35:47
村長の娘 シャーロットは、牧師 ルーサーの励ましの言葉に微笑んで頷いた。
2005/12/15 22:35:55
村長の娘 シャーロット
感想…ですか…?


[ シャロは思い出し笑いをしながら考えている ]
(62)2005/12/15 22:37:51
流れ者 ギルバート
[キャロルの視線に慌てる。]

いやっ、その、僕はっ・・・

[冷静になると今までのことが急に恥ずかしくなり、真っ赤になった。]
(63)2005/12/15 22:39:20
村長の娘 シャーロット
…そうですね、『女たらし』 の所はまったく変わって
いないようです。

いいえ、寧ろ、酷くなっています。


[ こころなしか、シャロの語調が強まった ]


…昔は妙齢のご婦人方のみだったのに、今では上も下も
見境ないようですわ。 きっと病気なんですね…
(64)2005/12/15 22:40:11
村長の娘 シャーロットは、何気に自分が酷いことを言っていることに気づいていない
2005/12/15 22:40:22
文学少女 セシリアは、クッションを抱いたまま、眠ってしまっていたようだ。
2005/12/15 22:41:06
踊り子 キャロル
どうかなさいまして?

[じっと顔を見つめたまま小首をかしげる]
(65)2005/12/15 22:41:39
牧師 ルーサー
[シャーロットの言葉を聞いて、ルーサーは声を出して笑う]

はっは、そうですね。でもそれでこそ侯爵と言う気もいたしますよ。
私も、久しぶりに会いましたがね。
(66)2005/12/15 22:44:14
村長の娘 シャーロット
…どうにかならないのでしょうか、あの病気…


あれでは、お相手が誰であれ…泣かせてしまうでしょうに…


[ シャロはセシリアのことを思いながら、ため息をついた ]
(67)2005/12/15 22:46:55
流れ者 ギルバート
表情を悟られないのをいいことに、散々泣き事を言ってしまったからね。
改めてこうして素顔を晒すのは気恥ずかしい。

・・・

僕は、見ての通り、侯爵様ではないんだ。
騙すつもりは無かったんだけどね。
(68)2005/12/15 22:47:00
踊り子 キャロル
まあ、そんなこと・・・。
確かにわたくしは侯爵様のためにこちらに参りましたけど・・・あなたがどなたであろうと、わたくしが愛しているのはギルバート様ですのよ。

泣き言を言うあなたも、抱きしめたいくらい大好きですわ。
(69)2005/12/15 22:51:09
牧師 ルーサー
[ルーサーは少し考え込む]

私はあれは生来のものと考えますよ。
おそらく、治ることはないでしょう。

ですが……ニーナもセシルも泣くようなことにならなければ良いのですが。

……シャーロットはもう大丈夫ですか?
ご自身の事情もちゃんと話されましたか?
少なくとも、貴女と彼は友人なのですから、少しくらいは相談に乗ると思うのですけどね。
(70)2005/12/15 22:52:01
村長の娘 シャーロット
[ シャロはルーサーの問いに、少し迷いながら答えた ]


……ディとは、今朝ちょっと顔を合わせただけなので、
何も話しておりません。

でも、もう、いいのです。

私が一番惜しんでいたのは、ディに想いを告げずに、他の人の
妻になってしまうことで……、私が一番迷っていたのは、
自分の決断が本当に正しいものなのか、わからなかったから…
(71)2005/12/15 22:57:27
村長の娘 シャーロットは、たどたどしい言葉で、自分の気持ちを告げた。
2005/12/15 22:58:14
村長の娘 シャーロット
――今でも「正しい選択」なのか、自信はありません。

…ですが、これから先の未来、今日に続く明日を通して、
「正しい選択」 だったと…そう、いえるような、結果に、
できるかどうかは、全て自分次第だと気が付いたので、
もう、迷わないことに決めたんです。

…これが、私の、『覚悟』 です。


[ シャロはそういい終えると、優雅に一礼をして、
図書室から退出し、客室へと戻った ]
(72)2005/12/15 23:04:20
流れ者 ギルバート
ありがとう。
キャロルの言葉に、何度も救われている。

[キャロルに向いて、真剣な表情で告げる。]

キャロル。
僕と一緒に、長い道を並び歩いて欲しい。
僕の隣にいるのは、いて欲しいのは、キャロルしかありえないんだ。

笑顔も涙も、全て共にして・・・
永遠が2人を分かつまで、ずっと僕はキャロルの傍にいると誓う。

キャロル、僕の大切な人、愛しているよ。
(73)2005/12/15 23:05:44
牧師 ルーサー
[ルーサーは黙って言葉を聞きながら、シャーロットの髪をなでた]

決断の時期を、間違いにならないように。
貴女は貴女ですから、決して、自身を見失わないように。
それが最善だと思ったのなら、私が言うことは何もありません。


……ですが、困ったことがあれば、何か力にはなれる筈ですよ。

[そう言ってルーサーは仮面をはずす]
(74)2005/12/15 23:06:45
踊り子 キャロル
ギルバート様・・・。

[かけられた言葉に目を見開き、大粒の涙をこぼす]

わたくしも・・・わたくしも愛しておりますわ。
すべてをあなたと分かち合いたい。
おそばにいさせてくださいませ。
(75)2005/12/15 23:08:53
牧師 ルーサー
[そして背を向けて去っていくシャーロットを見送った]

では、私も今日読む本をそろそろ決めるといたしましょうか。
(76)2005/12/15 23:09:38
村長の娘 シャーロットは、牧師 ルーサーの気遣いと優しさに感謝しながら、客室へ戻った。
2005/12/15 23:12:12
流れ者 ギルバート
幸せにする。

[キャロルに、そっと、くちづけた。]
(77)2005/12/15 23:12:16
吟遊詩人 コーネリアス
―図書室―

おや……。数日しか経っていないはずですが、お会いするのが随分と久し振りに感じますね。

[コーネリアスはルーサーに会釈した]
(78)2005/12/15 23:12:51
吟遊詩人 コーネリアスは、入れ違いに図書室へ入ってきた。
2005/12/15 23:13:30
踊り子 キャロル
あなたが一緒にいてくださって
幸せでいてくださればわたくしは永遠に幸せでいられますわ。

[微笑んで口付けを返した]
(79)2005/12/15 23:13:47
村長の娘 シャーロット
[ シャロは浴室でゆっくり寛いだ後、侍女が用意してくれた
温かい夕食を食べた。 食後のお茶が終わると、いつもの
ように、便箋と封筒がテーブルの上に用意された ]


……。


[ シャロは迷わずに本日の投票先を書き、封をした ]


これで、終わり。
そして、はじまりだな…。
(80)2005/12/15 23:19:54
村長の娘 シャーロットは、侍女が退室していく姿を見送って、窓辺に立ち夜空を仰ぐ。
2005/12/15 23:20:22
村長の娘 シャーロットは、輝く星にそっとひとつの願いを呟いて * 眠りについた *
2005/12/15 23:21:42
流れ者 ギルバート
ははははははは。

[子供のような純真な表情で笑いかけてから、言った。]


ね?
お腹空かない?
僕はちょっと頑張りすぎたから、何か美味しいものを食べたいよ。
(81)2005/12/15 23:24:02
吟遊詩人 コーネリアス
言葉の源泉たる本の山に埋もれてしまいたくなって、ここを訪れてみました。わたしは、また何か考え事をしているようです。
(82)2005/12/15 23:24:23
牧師 ルーサー
[ルーサーは入って来たコーネリアスに会釈する]

こんばんは、コーネリアス。いや、本来の名前でお呼びするべきでしょうか?

たしかに、先日会ってからずいぶんと久しぶりのような気もします。
それでは、私はこれで失礼しますよ。お腹がすいてしまいましたのでね。
(83)2005/12/15 23:24:30
踊り子 キャロル
そういえば・・・おなかすきましたわね。

[ギルバートに言われて頷く]

ではわたくし、準備してまいりますから硝子の間でお会いしましょう。
着替えは持ってきていただいてますけど皆様の前に出られる格好ではありませんから。
(84)2005/12/15 23:26:36
牧師 ルーサー
[数冊の本を手に取り、図書室を出る。そして硝子の間へと向かった。既に仮面ははずしたままで、被っていた帽子も手に持っている]

【それにしても。侯爵も変わりませんが、この屋敷も昔のままです。庭園や温室は季節のものなので変わってはおりましたが。
侯爵から招待状をいただいたときは驚きましたよ。
しかも兄上を通して送ってくるとはね。
おかげで締め付けがよりいっそう厳しくなってしまいました。
次男とはいえ、公爵家の息子がこの歳まで独りでいるのも世間体がうるさいのでしょう。ほっといてくれといいたいところですが。

侯爵もシャーロットも見かけは大人になっていましたが、昔のままです。私には気付かないようでしたがね。
ネリーのことは残念でしたが、ここに来て良かったと思います】

[ルーサーは昔を思い出しながら硝子の間へと歩いていった]
(85)2005/12/15 23:27:01
吟遊詩人 コーネリアス
そうですか、知っていましたか。
この仮面は、一体何の役に立ったのでしょうね。

[コーネリアスはそう呟くと、ルーサーを見送った]
(86)2005/12/15 23:27:03
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに口付けてから部屋へと戻った。
2005/12/15 23:27:15
牧師 ルーサーは、硝子の間で食事を取っている。
2005/12/15 23:28:39
踊り子 キャロル
[キャロルがシャワーを浴びて真紅のドレスに着替えていると侍女が紙とペンを持ってくる]

今日も・・・投票ですの。
無粋ですわね。

[キャロルは紙に名前を書いて侍女に渡した]

これで・・・すべてが終わると良いのですけど。
(87)2005/12/15 23:31:32
流れ者 ギルバート
そうだね。
それだけ、僕を想っていてくれたってことだから、ありがたいよ。

[キャロルの涙で腫れてしまった目と乱れた髪を見て微笑んだ。]

それじゃ、後でね。

[もう一度、くちづけてから、キャロルを見送った。]
(88)2005/12/15 23:31:47
牧師 ルーサーは、食事を終えると、部屋に*戻っていった*
2005/12/15 23:32:59
踊り子 キャロル
[真紅のドレスに靴、マニキュアも口紅も赤で統一して髪に赤い薔薇を挿す]

ギルバート様をお待たせしてはいけないわ。
早く行かなければ。
(89)2005/12/15 23:34:43
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは幾つかの本を手に取ってパラパラとめくっては、すぐに戻すという事を繰り返した]

[読んでいるのでも、探しているでもなく、ただ文字の群を絵画のように眺めているだけに見えた]
(90)2005/12/15 23:35:00
踊り子 キャロルは、硝子の間へ向かった。
2005/12/15 23:35:13
流れ者 ギルバート
[若い侍従が、素顔を見て驚いていた。僕はいつものように大きく笑う。]

全ては終わったんだ。
はははははははは。

意味などわからなくてもいいだろう?

[今日、鏡の向こうに行った人の名前を聞く。そして、覚えている名から投票する者を決めた。]
(91)2005/12/15 23:35:43
吟遊詩人 コーネリアスは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2005/12/15 23:38:45
流れ者 ギルバート
[汗を流して、純白の礼服に着替えた。ふと、黒豹の面を探して、苦笑した。]

【もう、いないんだったな・・・】

[侍従の言葉も聞かず、素顔のままで硝子の間に向かった。]
(92)2005/12/15 23:39:15
吟遊詩人 コーネリアス
佳境か。終わりが近づいてきている。そういう、予感がある。
(93)2005/12/15 23:40:08
吟遊詩人 コーネリアス
モーガンよ、お前はこの見えざる鏡の向こうで何を考えている。わたしは様々なものを見てきた。お前も見てきたはずだ。

お前は何を望んだのだ。お前の考えは字面通りに受け取れば良いのか。

[コーネリアスは手に持っていた何冊目かの本を戻しながら、本来の口調で呟いた]
(94)2005/12/15 23:44:39
踊り子 キャロルは、硝子の間で軽い食事とワインを楽しんでいる。
2005/12/15 23:46:14
吟遊詩人 コーネリアス
このお前が思いつき、お前が作り、お前が何らかの考えを込めた仮面。
この仮面を被った事で、何が変わっただろうか。仮面は侯爵という衣を捨てさせただろうか? もう一枚の素顔という仮面を増やしただけではないのか?
モーガンよ、決めねばならんのか? このわたしに? 今のこのわたしに?
(95)2005/12/15 23:46:25
吟遊詩人 コーネリアス
仮面を付けてすらわたしが求めた女性はわたしの腕の中にもたれかかり、いつもと同じにわたしの言葉が彼女たちを酔わせている。彼女たちの言う「愛」に、侯爵という衣への愛は含まれていないのだろうか。彼女たちに「侯爵」の姿は見えていないのだろうか。余りにも、容易すぎるのはなぜなのだ。
わたしは確かめずにはいられない。自分自身すらも。

モーガンよ、決めねばならんのか? 今のこのわたしに?

こうも迷うのであれば、いっそコインに尋ねてみるのも一興かもしれんな。
(96)2005/12/15 23:47:56
吟遊詩人 コーネリアス
――迷う?

わたしが求めていたものは、それではないはずだ。
迷わずに抱き寄せられる相手を求めていたのではなかったか。

コインに尋ねなければわからぬような好意など、溶け落ちて消え去ってしまえばよい。

[コーネリアスは屋敷の外へ出た。彷徨うように。あてもなく]
(97)2005/12/15 23:48:39
流れ者 ギルバート
[移動する間、屋敷の使用人達の好奇の目とひそひそ話が後をたたなかった。若い侍従といるから、僕が黒豹だった者なのは、一目瞭然のはずだ。]

【思い出す。ずっと昔だったようにも思うね。この屋敷に遅れてきた始めの時も、こんな感じだったっけ?】

【こんなに素敵な出会いが待っているとは思わなかったからね。侯爵様には礼を言わないとね。ははは】
(98)2005/12/15 23:51:33
吟遊詩人 コーネリアス
[その彼を出迎えたのは半ば崩れた白い固まりだった。数日前ニーナと共に作った雪だるま。乱暴に差した木の枝の腕は重さで落ちていて、大きな頭と身体の境界線が随分曖昧になっている。頭はひどく扁平だが、まだかろうじて残っていた]

まだ、溶け切れていないのか。消え去ってはいないのか。
そうやってしがみついて、時間の流れへ抗うのか。

どれほど抗おうとも、時の流れには逆らえないというのに。
(99)2005/12/15 23:55:44
吟遊詩人 コーネリアス
『雪だるま、解けたらまた作りましょうね』

[ニーナの言葉が響く]
(100)2005/12/15 23:56:16
吟遊詩人 コーネリアス
そうやって、溶けた思い出の上に新しい思い出を塗り重ねていくのか?
思いが揺れぬよう固めてしまうのではなく、揺れ動く思いに同じ相手への新しい思いを加え続けていくのか。

それが私にとっての真実か?
(101)2005/12/15 23:57:05
吟遊詩人 コーネリアス
逢わなければならないな……。

確かめるために。迷うために。
(102)2005/12/15 23:57:58
流れ者 ギルバート
――硝子の間――

[テーブルに、キャロルの姿を見つけて、顔がほころぶ。]

ついさっき会ったばかりだけど・・・、
紅で統一された姿、一段と綺麗だね。


[いぶかしげな給仕から、いつものようにワインとストローを受取る。]
(103)2005/12/15 23:58:40
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