墓守 ユージーン [村のはずれ。アーヴァインを探して彷徨っていたが、ふと異臭に気がついて辺りを調査していた。] ………。……。チッ。 …。 手に何かを握っているが……。これは銀のナイフか? [周囲を改めて見渡すと、近くに装飾を丁寧に施された鞘を見つけた。雪を払って鞘を拾い、もう一度その無残なものを見つめた。] 確証まで、あと一歩、か。………。 団長はココにはまだ来てないようだから、正反対の方向に来てしまったのかもしれんな。早く合流せねば……。 [正反対の村はずれを目指して歩きながら、銀のナイフとその鞘を見て呟いた。] ……。銀のナイフ、か…。集会場でこれの持ち主について知っている者が居ないか、後で調べておくか……。 それにしても、こんなものを使う相手は、余程外見は容易い相手だったか、やはり、………。 | |
(290)2005/10/12 16:41:25 |