人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(897)Red snow white : 3日目 (2)
書生 ハーヴェイ
スチュワートは……僕らにとっても柱だった。
(198)2005/10/08 23:32:40
書生 ハーヴェイ
それが……あの時に……
(199)2005/10/08 23:33:07
書生 ハーヴェイは、顔を伏せ……肩を震わせた。
2005/10/08 23:33:51
双子 ウェンディは、書生 ハーヴェイの様子をみて困惑している。
2005/10/08 23:34:17
双子 リックは、書生 ハーヴェイを、まばたきすることなく見つめていた。
2005/10/08 23:36:12
書生 ハーヴェイ
すまない……今は……これ以上話せそうにない……
(200)2005/10/08 23:36:56
書生 ハーヴェイは、震える声でそう言った……
2005/10/08 23:37:12
冒険家 ナサニエル
[ラウンジに入ってきながらリックに声を掛ける]

もういいだろ、その辺にしてくれ…。

それとなハーヴェイ自分を責めるなよ、俺も同罪だお前だけが悪いわけじゃないんだよ…。
(201)2005/10/08 23:37:34
書生 ハーヴェイ
……少し部屋に戻っているよ。落ち着いたらまた顔を出す。
他に聞きたいことがあったら……その時に聞いてくれ。
(202)2005/10/08 23:39:15
書生 ハーヴェイ
ナサニエル……すまないな……
(203)2005/10/08 23:39:40
双子 リック
[ナサニエルの声にリックははっとした。]

ナサニエルさん…ごめんなさい、ハーヴェイさんの気持ちを考えずにずっと聞き入ってしまいました。
ハーヴェイさん、つらいことを思い出させてしまってすみません。
(204)2005/10/08 23:39:54
書生 ハーヴェイ
いや……良いんだよ。気にしないでくれ。

[ハーヴェイはリックにそう言うと、ゆっくりと立ち上がりラウンジを後にした。]
(205)2005/10/08 23:41:44
双子 ウェンディ
[ウェンディはハーヴェイの話を頭の中で反芻している]

ハーヴェイさん、お話してくれてありがとうございます。
ハーヴェイさんにとってもスチュアートさんは大切な方だったんですね…
お話を聞いていてそう思いました。
辛いこと思い出させてしまったんですね…
(206)2005/10/08 23:43:46
双子 ウェンディは、書生 ハーヴェイの背を申し訳ない気持ちで見送った。
2005/10/08 23:43:57
双子 リック
ハーヴェイさん、ありがとうございました。あまりに深く聞き入りすぎてすみませんでした。 スチュアートさんって……みんなから慕われていたんですね。

[リックは深くお辞儀をしてハーヴェイを見送った。]
(207)2005/10/08 23:44:17
流れ者 ギルバート
ハーヴェイ…。

[ギルバートは、ハーヴェイの言葉を聞くとそれ以上は何もいえなかった。]
(208)2005/10/08 23:46:04
双子 ウェンディ
スチュアートさんは吹雪のなか事故で亡くなられて、それにより調査が頓挫した…
o○(でも、なぜギルバートさんは何も知らない、なんて言ったんだろう)


[ウェンディは違和感を感じて、ギルバートをそっと見た]
(209)2005/10/08 23:48:17
双子 リック
oO(ハーヴェイさんが何から何まで教えてくれたかは分からない、けれど全てが嘘という可能性はなさそうだな、だってそれだとそれなり以上に知っているはずのシャーロットさんやローズマリーに1年も前から嘘をつき続けてるってことになるもの。
とすると、全てが真実なのか、どこからどこまでが嘘なのか。)
(210)2005/10/08 23:55:41
酒場の看板娘 ローズマリー
[ラウンジに入る手前でナサニエルの背をみて佇んでいたローズマリーは、ナサニエルがラウンジに入り、リックとハーヴェイに声をかけるのを聞いた。]

『もういいだろ、その辺にしてくれ…。

それとなハーヴェイ自分を責めるなよ、俺も同罪だお前だけが悪いわけじゃないんだよ…。』

『いや……良いんだよ。気にしないでくれ。』

[ハーヴェイはいつもの彼とは違い、ローズマリーの姿も目に入らない様子で部屋へと戻って行く。ローズマリーはハーヴェイを見送りながら、入れ違いにラウンジに入った。
スチュワートの死について、ルーサーが語っていた言葉を思い出そうと考えながら……。]
(211)2005/10/08 23:55:53
村長の娘 シャーロット
[
ウェンディの疑問に答えあぐねているうちに、ハーヴェイさんがあの事件のことを、すこしずつ言葉に乗せていた。
電報を受けたときの気持ちが、蘇る。
思い出に胸がつまっていると、ハーヴェイさんはゆっくりと、ラウンジを立った。
]

ハーヴェイさん…
(212)2005/10/08 23:56:27
酒場の看板娘 ローズマリーは、静かにソファに身を沈めた……。
2005/10/08 23:57:52
新米記者 ソフィー
……ハーヴェイさん。

[ソフィーはラウンジを後にするハーヴェイの背を呆然と見つめていた。]
(213)2005/10/09 00:03:40
双子 リック
oO(そういえば、僕ゴードンさんに聞きたいことがあるんだった。
ゴードンさんはアーヴァインさんをどう思っていたのだろう。仕事の上下関係、という意味じゃなくて、個人的な関係としてどんな思いでいたのだろう)

ゴードンさんって、今いらっしゃらないのでしたっけ?
(214)2005/10/09 00:05:27
冒険家 ナサニエルは、何も言わずハーヴェイの後を追った。
2005/10/09 00:05:37
書生 ハーヴェイは、ゆっくりと自室に向って歩いていた。
2005/10/09 00:06:53
冒険家 ナサニエル
【214号室前】
[ナサニエルはドアをノックして声を掛ける]

俺だ、ナサニエルだ…、少しいいか?
(215)2005/10/09 00:07:26
鍛冶屋 ゴードンは、双子 リックの後ろから横に回り込んだ。
2005/10/09 00:09:19
流れ者 ギルバート
[ラウンジを後にするハーヴェイ。ナサニエルがそれを追うのを見つけると、ギルバートもまたナサニエルとハーヴェイの後を追った。]

【214号室前】

俺も話がある…。
(216)2005/10/09 00:09:47
鍛冶屋 ゴードン
私になにか御用ですかリック様?
(217)2005/10/09 00:09:52
双子 ウェンディは、冒険家 ナサニエルがギルバートを追って出て行くのに気がついた。
2005/10/09 00:10:15
双子 リック
あ、ゴードンさん…もしよければ、アーヴァイン卿がどんな方だったのか教えてくれないでしょうか?
僕、結局2日間しかアーヴァイン卿の顔を見なかったし、あんまり知らないんです…
(218)2005/10/09 00:12:37
書生 ハーヴェイ
ああ……開いている。

[ ベッドに伏せていたハーヴェイは、ノックと二人の声を聞き身を起こしてそう言った。]
(219)2005/10/09 00:12:43
双子 リックは、鍛冶屋 ゴードンのほうへ振り向いて尋ねた。
2005/10/09 00:13:01
双子 ウェンディは、リックとゴードンの話を興味深そうに聞いている。
2005/10/09 00:13:54
冒険家 ナサニエル
「ああ……開いている」

[ハーヴェイの返事を受け中へと入る]

ハーヴェイ、さっきも言ったが一人背負い込むなよ、あれは俺たち全員の責任だ…。
(220)2005/10/09 00:15:21
新米記者 ソフィー
スチュアートさんを直接的に知ってる方は、ハーヴェイさん、ナサニエルさん、ギルバート、そしてアーヴァインさん……。

ローズはルーサーさんから、詳しくスチュアートさんについて話を聞いていたのかしら。

[ソフィーはぽつりと、ローズマリーに向かって呟いた。]
(221)2005/10/09 00:15:56
流れ者 ギルバート
【214号室】

ハーヴェイ…。
あまり思いつめるなよ。

お前一人の責任じゃない。
俺等三人の責任だって言ったろ?

[ギルバートは部屋に入るなり、ハーヴェイに向かってそう言った。]
(222)2005/10/09 00:19:34
流れ者 ギルバート
お前も疲れてるんだろう。
誰が、何の為に殺人を繰り返すのか分からない以上、俺もお前も狙われる可能性がある。

少し、休め…。
俺はラウンジに戻るよ。

[ギルバートはナサニエルに目で合図すると、共に214号室から立ち去った。]
(223)2005/10/09 00:21:23
鍛冶屋 ゴードン
私も詳しくは知りません。
まだここへ来て2ヶ月しか経ってないんです。

一度面接して、それっきりでしたから。
(224)2005/10/09 00:21:31
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーは、ふと思い出したように、朝食の時、ソフィが口にしていた疑問を思い出した。]

……スチュアートさんの事じゃないんだけど。
ソフィは、ネリーさんとゴードンさんの事を気にしていたわよね…。
ネリーさんは、確か前のお勤め先のご主人が亡くなったとかで、ちょうど一年前にここで働きはじめたのだったわ。ルーサーさんの話をきちんと思い出そうとして、有能なメイドさんが入ったという話があった事を思い出したの。
前のご主人がどんな方で、何故亡くなられたのかまでは、勿論知らない。

ゴードンさんは……どうなのかしら?
ただ、ゴードンさんが殺人犯だとすると……階段から落ちて頭を打った状態で殺害を知らせたのは、派手な狂言ってことになってしまって……。ちょっと良くわからない。

[ローズマリーはソフィの方へ首を傾けた。]
(225)2005/10/09 00:21:37
書生 ハーヴェイ
【214号室】

ああ……すまない……
そうだな……その通りだ。
僕たち3人が……背負って行くべき事だよな。

[ 二人の言葉に、ハーヴェイは頷きながらゆっくりとそう言った。]
(226)2005/10/09 00:22:52
新米記者 ソフィー
[ソフィーは向かいに座っているローズマリーの声に、その方へ視線を移した。]

ネリーは一年前から……
という事は、一年前の事件について知ってるのかしら。

アーヴァインさんの使用人という事だけど、彼女自身は隠し財産に興味とかあったのかしら…。
(227)2005/10/09 00:24:50
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはしばし沈黙した後に口を開き始めた]

本題に入るぞ…。
単刀直入に言おう…、俺は今回の犯人はスチュアートの縁者ではないかと思いはじめてきた。

何らかの手段で真実を知った者が俺たちにスチュアートの復讐しようとしている…そんな気がするんだよ…。
(228)2005/10/09 00:26:13
酒場の看板娘 ローズマリー
……さあ。
それは直接、ネリーさんに聞いてみるしかないわね。
(229)2005/10/09 00:26:48
双子 リック
そう……なんだ。ゴードンさんありがとうございます。アーヴァインさんってお忙しい方なのでしょうね。 じゃあノーラさんも同じ様な手続きでここへやってきたみたいなのかな。ノーラさんの方が長そうですものね。
あ、お茶をもう一杯いただいてもいいですか?
(230)2005/10/09 00:28:08
新米記者 ソフィー
ゴードンさんは2ヶ月前からここに……
という事は、隠し財産の事や、1年前の事件については知らないのかしら。
アーヴァインさんとも、一度しか会った事ないようだし。

(となると、ゴードンさんが犯人というのは考え難いわね…)
(231)2005/10/09 00:29:00
新米記者 ソフィーは、酒場の看板娘 ローズマリーに「そうね…」と頷いた。
2005/10/09 00:29:36
文学少女 セシリア
【回想/ラウンジ前/19:00】

[ラウンジに向かっていると、ウェンディに声をかけられた。どことなくぎこちないやりとりの後、2人はラウンジへと入った。リックとシャーロット…予想外の先客がすでにラウンジに存在していた。]

[ウェンディがシャーロットと言葉を交わす…。黙って聞いているセシリア。しばらくするとギルバートとハーヴェイがやってきた。]

[神妙な面持ちでスチュアートのことを語るハーヴェイ。彼の声にはどことなく、自戒の念がこめられているように感じた。そのうちソフィーとナサニエルが現れ、話は途切れた…。暗く沈む表情のハーヴェイが部屋を飛び出すと、ナサニエルとギルバートがそれを追いかけた。]

(……気になる…)

[しばらくの思案ののちに、セシリアはそっと席を立つと、2階へと上がっていった。]
(232)2005/10/09 00:30:44
冒険家 ナサニエル
なぁ、ハーヴェイ、ギルバート…、お前たちはどう思う…?
俺の考えすぎか…?
(233)2005/10/09 00:32:36
冒険家 ナサニエルは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2005/10/09 00:33:02
双子 ウェンディ
ゴードンさんがアーヴァイン卿と初めて会ったのは2ヶ月前なのですか。
そうすると私達と同じくらいアーヴァイン卿のことは知らなかったのですね。

ネリーさん…? そういえばネリーさんはどこに?
そろそろ夕食の時間ですよね?

[ネリーの姿を探して、ラウンジを*見回した*]
(234)2005/10/09 00:33:14
文学少女 セシリア
【2階/0:00過ぎ】

[ハーヴェイの部屋の前まで来ると、セシリアは歩みを止めた。おそらく二人の先客がいる。セシリアは自室のドアの影に隠れ、その先客の去るのを待った。]
(235)2005/10/09 00:33:16
鍛冶屋 ゴードン
それではネリーを読んで参りましょう。

[
そう言い残して私はその場を*立ち去った。*
]
(236)2005/10/09 00:35:03
双子 リックは、鍛冶屋 ゴードンにお願いをし、ノーラさんを*待つことにした*
2005/10/09 00:36:55
書生 ハーヴェイ
『何らかの手段で真実を知った者が俺たちにスチュアートの復讐しようとしている…そんな気がするんだよ…。』

[ 俯いていたハーヴェイは、ナサニエルの言葉に顔を上げた。]

『なぁ、ハーヴェイ、ギルバート…、お前たちはどう思う…?
俺の考えすぎか…?』
僕も……それは思い浮かんだ。だが……真実を知る者は僕達だけだ。
あの事を……他の誰かが知る手段があるだろうか……あの吹雪の山での事を……

[ ハーヴェイは深く溜息を吐く。そして、沈黙の後、ギルバートが口を開いた。]

『〜少し、休め…。
俺はラウンジに戻るよ。』

[ ギルバートはそう言って部屋を後にする。]

ナサニエルすまない……少し一人にさせてくれないか?
『……分かった。だが、今の事を考えて見ておいてくれ。』

[ ナサニエルはそう言って、ギルバートと共に去って行った。]
(237)2005/10/09 00:38:31
酒場の看板娘 ローズマリー
[記憶をたどっている。]

……うん。
ネリーさんがアーヴァインさんのこの別荘に来たのは多分一年半前だわ。事故の前から今まで……ここで働いているのだと思う。冬になる前に一度だけ、ルーサーさんのかわりに電話をかけた事があったから。
でも、一度詳しい話を聞いてみたいわね。アーヴァインさんの身辺であった出来事をネリーが話してくれるかもしれない。

ソフィは、隠し財産への興味が……殺人の動機だと考えているの?
(238)2005/10/09 00:41:50
村長の娘 シャーロット
[思い出から気を取り直すと、ウェンディの肩に手を持って、ゆっくり確認するように言葉を発した。]

リックにはもう話したのだけれど、アーヴァインさんは、穏やかでみんな尊敬していて、恨みを被る謂われはないのよ。
ただ、アーヴァインさんも、ヒューバートさんも、資産家でいらしたでしょう。
そう考えると、あなたやリックが危ないと思うの。
だから…。身の回りに気をつけたほうがいいと思う。
(239)2005/10/09 00:43:04
書生 ハーヴェイ
【214号室前】

[ 二人が立ち去ると、ハーヴェイはゆっくりと身を起こし部屋を出た。
 セシリアの元を尋ねてみようかという考えが浮んでいた。アーヴァインに聞いたことがあった。セシリアの占いは良く当たる、と。
 気休めかも知れないが……そう思う。しかし何かしかの目安が欲しかった。]
(240)2005/10/09 00:46:48
双子 リック
シャーロットさん…もしかしたら僕達は狙われてしまうんだろうか。そんな…ううん、やっぱり、僕はディも守らないといけないね。

[リックはシャーロットの言葉に下を向いて*自分の胸を抑えた*]
(241)2005/10/09 00:50:08
書生 ハーヴェイ
【208号室前】

セシリア。起きてるかい?

[ ハーヴェイはセシリアの部屋の前に立つと、ドアをノックしてそう言った。]
(242)2005/10/09 00:50:24
酒場の看板娘 ローズマリーは、村長の娘 シャーロットに首を傾げた。
2005/10/09 00:51:18
新米記者 ソフィー
『ソフィは、隠し財産への興味が……殺人の動機だと考えているの?』

……分からないわ。
ただ、隠し財産に関わる人たちが集まる中での殺人。何か関係があるような気がするわ。

私に招待状をくれた編集長は、アーヴァインさんと親睦があった。私とアーヴァインさんは、直接的ではないけど、繋がりがあるわ。

そういえば、リックとウェンディは誰から招待状を譲り受けたんだっけ…?
(243)2005/10/09 00:51:54
酒場の看板娘 ローズマリー
シャーロットは、財産目当てか資産家への恨みが原因での殺人だと思ってるってこと?
(244)2005/10/09 00:52:35
文学少女 セシリア
【208号室】

『トントン………セシリア。起きてるかい?』

[突然のハーヴェイの来訪に、扉のすぐ向こうのセシリアは驚いた。こちらから様子を伺おう、とは思ってはいたものの、やってくるとは思ってはいなかったのだ。]

ガチャ……はい…なんでしょうか…?
(245)2005/10/09 00:54:58
書生 ハーヴェイ
[ ハーヴェイは姿を現したセシリアに頭を下げた。]

すまないね、こんな時間に。
頼みがあってね……占いを頼みたいんだ。アーヴァインさんから、君の占いは良く当たるって評判だと聞いたことがあるんだ。

お願いできるかな?
(246)2005/10/09 00:59:49
村長の娘 シャーロット
[ローズマリーの問いかけに答えた。]

うん。だって…
おかしいじゃない?手口が、同一犯に見えるよね。アーヴァインさんと、ヒューバートさんを狙ったのって、どうしてかな。
ヒューバートさんのことをよく知らないのもあるけれど、アメリカのかたなのでしょう?
(247)2005/10/09 01:03:11
文学少女 セシリア
【208号室】

『お願いできるかな?』

[神妙な面持ちでセシリアに占いを願うハーヴェイ。]

ええ…私もハーヴェイさん……あなたのことが…気になっていました……
あなたは何か…罪に苛まれているかのよう…
……占いいたしましょう…

[そう言うとセシリアは、ハーヴェイを部屋の中に招き入れた。]

これは……運命を占うものなのです…

[カードを並べながら、ハーヴェイに説明をした。ハーヴェイは「運命」という言葉に、やや驚きの色を見せた。]
(248)2005/10/09 01:03:54
文学少女 セシリア
[セシリアはカードを並べ終わると、ハーヴェイにまず2枚のカードを引くことを促した。]

………。

[ハーヴェイは、慎重に…そして神妙な顔つきで、カードを2枚選んだ。右手で1枚目を、続いて左手で2枚目をめくった。]

それでは最後に…赤のカードをめくって下さい…

[最後という言葉に、ハーヴェイは一瞬ためらいを見せたが、目を瞑ると、何かを願うかのような表情で、赤いカードの山の一番上をめくった。]
(249)2005/10/09 01:08:04
文学少女 セシリア
[セシリアは3枚のカードを確認すると、ハーヴェイに占い結果を語りだした。]

1枚目は、戦士のカード…。誇りと…ときに愚直…。
2枚目は、醜き小鬼…。闇の下僕…迫り来る暴力…。
2枚をつなぐカードは…角笛…。戦いの予兆…そして、警告。

戦士は…、迫り来る小鬼の群れに、立ち止まって戦うことを選ぶ…。角笛を吹き鳴らし、勇気を絞るでしょう…。しかし命落とししときは、角笛は……仲間へ危険を告げる警笛となるのです…。

ハーヴェイさん……あなたは避けることのできない大きな不幸に見舞われる運命でしょう…。不幸に対して、あなたがどう立ち向かうのか…それは占いは示していません。しかし、角笛のカードが……

あなたの命が仲間への警笛となる……

そのようなあなたの運命を示しているように思えます…。

[セシリアは、そう告げると……ハーヴェイの目をじっと見つめた。悲哀の情が、セシリアの瞳には篭っていた。]
(250)2005/10/09 01:17:35
書生 ハーヴェイ
『あなたの命が仲間への警笛となる……

そのようなあなたの運命を示しているように思えます…。』

[ ハーヴェイの目を真っ直ぐに見詰め……セシリアはそう言った。その瞳には……悲哀であろうか、憐憫であろうか……ただ、占いに見た運命を映したのだというようにハーヴェイには思えた。
 ハーヴェイはカードに目を落とす……戦士のカード、醜き子鬼のカード、そして……ハーヴェイの運命を示しているようだとセシリアの言った……角笛。
 ハーヴェイは、それを暫しじっと見詰め……そして視線をセシリアに戻した。]

これはひとつの結果なのだろうね。
ただ……必ずしもそうなる訳じゃない。一般に、占いというのは外れる事も往々にしてあるものだしね。
ありがとう、参考にはさせてもらうよ。
こんな時間にすまなかったね……じゃあ、失礼するよ。

[ ハーヴェイはセシリアにそう言って微笑みを向けると、手を振り、セシリアの部屋を後にした。]
(251)2005/10/09 01:29:55
文学少女 セシリア
[占いの結果を……受け止めたのか受け止めなかったのか…、ハーヴェイはカードをじっと見つめていた。神妙な面持ちだったハーヴェイの表情が、フッと軽くなった気がした。]

『一般に、占いというのは外れる事も往々にしてあるものだしね。…………じゃあ、失礼するよ。』

[ハーヴェイはそう語ると、微笑みながら部屋を出て行った。]

(………信じて…いないっ!?)

[ハーヴェイの微笑みに、ある種の侮蔑ような感情を感じ取り……セシリアは、彼の身を案じながら…同時に憎悪の感情を抱き始めていた。]

(……追わなければ…)
(252)2005/10/09 01:37:11
書生 ハーヴェイ
【207号室前から3階のバルコニーへと】

[ ハーヴェイはセシリアの部屋を出ると、バルコニーへと向った。
 誰も来ない場所で、少し一人になりたかったのだ。

 扉を開け、バルコニーへと踏み出す。
 ――吹雪は止んでいた。それでも、凍りつくような夜気は肌に刺さるかのようであった。
 
 空を見上げる。
 月も星も見えはしない空を見上げ……ハーヴェイは目を瞑る。]

スチュワート……

[ 暗闇の中、呟きが闇に解けて行った。]
(253)2005/10/09 01:38:08
文学少女 セシリア
【自室から3階のバルコニーへと】

[セシリアは部屋を出ると、ハーヴェイの後を追いかけ始めた。踊り場に来ると、ハーヴェイの姿が奥の階段へと消えていくのが見えた。]

………バルコニー…?

[そっと階段を昇るセシリア。バルコニーへと続く大広間の扉が開け放たれていた。3階へと至る最後の階段を昇ると、大広間から冷たい空気が伝わってくる…]

[広間を静かに抜け…バルコニーへと近付くと、ハーヴェイが手すりに寄りかかりながら、空を見上げていた。]
(254)2005/10/09 01:45:45
文学少女 セシリア
【バルコニー/現時刻】

[セシリアは…ハーヴェイの後ろ姿をしばらく見つめていたが…、やがて己の目的を思い出した。ハーヴェイに「警告」しなければならない。]

ハーヴェイさん…

[セシリアの声にハーヴェイが振り向く。]

『セシリア…一人にしておいてくれ…』

……いえ…私はあなたに運命を告げなければならないのです…どうして運命を受け入れないのですか……

[セシリアの言葉に、ハーヴェイはうんざりした表情を見せながら、手すりに背を向けセシリアの方に向き直った。]

『その話ならもう終わったはずだ。』
(255)2005/10/09 01:50:42
文学少女 セシリア
【バルコニー/現時刻】

……叔父からもらった本によれば…っ!

[セシリアはハーヴェイを威嚇するかのように語気を荒げた。]

戦士は、我欲と自尊心からっ…自ら災いを招いてしまうのですっ……
そのために……命を落としてしまうのです……

あなたも…そう…我欲と自尊心が…あなたの罪の意識を生み出すもとになったのではないのですか?
あなたは、つまらない自尊心を捨てて、運命を受け入れるべきですっ!

[セシリアは、ハーヴェイに詰め寄った。]
(256)2005/10/09 01:56:04
文学少女 セシリア
【バルコニー/2:00】

[セシリアの詰め寄る勢いに、語気の強さに、ハーヴェイは臆し、手すりに寄りかかり、セシリアの詰問を避けようと背を反らした。]

『セシリ……!?』

(ぐらっ……)
(257)2005/10/09 01:57:46
見習いメイド ネリー
【回想/昨日の夕方から今まで】

[夕食の支度、そして翌日の仕込み…そして日課のシャワー…
全てを終えてネリーは自室に戻った。
そして、ベッドの上で横になり、考え続けていた]

旦那さまは…
(258)2005/10/09 01:59:15
見習いメイド ネリー
[ネリーは1年前のことを思い出していた。
イギリスからこちらへ来てから既に3年…そして仕えていた方も既に亡い。
お屋敷の旦那さまや他の使用人は、
ネリーに、この屋敷にいてはくれないかと言っていたが、
やはり奥様を亡くした悲しみは大きかった。

彼女はネリーがまだ小さい頃から何くれと面倒を見てくれていて、
公のものではなかったが、教育も受けさせてくれたのだった。
奥様と旦那さまの間にはまだ子供がいなかったせいか、
使用人の中で一番幼かったネリーは、
まるで子供のように可愛がってもらっていたのを思い出す。

勿論、祖国であるイギリスへと帰国することもできると言ってくれたが、
ネリーはそれも良しとはしなかった。
彼女の祖国に近く…
そして彼女が好きだったというエーデルワイスの咲く国…
…ネリーは亡くなった奥様のことを、本当の母親のように思っていたのかもしれなかった]
(259)2005/10/09 02:00:06
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Tool
Statistical Summary
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