人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(897)Red snow white : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
鍛冶屋 ゴードンが参加しました。
鍛冶屋 ゴードン
そろそろお客様が見えられる頃だな。
(0)2005/09/30 23:36:17
鍛冶屋 ゴードンは、部屋の支度をしに忙しそうに駆け回っていた。
2005/09/30 23:36:40
美術商 ヒューバートが参加しました。
美術商 ヒューバート
我が父たちの故郷の大地!
まるで深層の令嬢の肌のような雪!

この風景をこのままマンハッタンに持ち帰りたいものだ!
(1)2005/10/01 01:12:25
美術商 ヒューバート
自己紹介をしておこうか!
私の名はヒューバート=ラインバック
君たちの言う新大陸から、余暇を楽しみにここまで来た。

特に隠す事はないから言っておくけど
最近、自家用車を売り出した企業で販売部門を任されているよ。

ところで奥ゆかしい欧州の御婦人方はどこにいるんだい?
(2)2005/10/01 01:16:37
美術商 ヒューバート
まあ資金面に関しては任せてくれ。

我が社は文化的、経済的に有意義であるこの調査に
出資を惜しまないからね!

事業部から既にこの別荘を10回買えるくらいの
予算はぶん取って来たさ、ハハハ!

ゴードンさん、とりあえず腹が減った。
分厚い肉をレアで400gほど出してくれないかな。
ああ、胡椒は肉の表面が見えなくなるくらいふってくれよ!

(本人は悪気のない陽気で豪快、power is justiceな
”アメリカ人という意味においての”ヤンキー)
(3)2005/10/01 01:29:23
流れ者 ギルバートが参加しました。
流れ者 ギルバート
スサーッ、スサーッ。

[ギルバートは白銀のシュプールを描きながら、雪山を滑走していた。
見晴らしの良い崖で止まると手を翳して麓の方角を見た。

…彼方に今回しばらくの間逗留する建物が見える。]

…あれから一年か。
短かったような長かったような…。

[ギルバートは、しばらく目を瞑り何事かを考えていたが、その双眸に強い意志の光を灯させると、再びスキーを巧みに操り斜面を滑走していった。]
(4)2005/10/01 05:33:10
新米記者 ソフィーが参加しました。
新米記者 ソフィー
【ロートホルン山頂】

わぁー。凄い景色ね…。
空気も澄んでて気持ちがいいわ。

[ソフィーはゴーグルを外し、ロートホルン山頂から眼下に広がるブリエンツ湖を眺めながら歓喜の声を揚げた。]

編集長ったら、結構いいところあるじゃない。
まぁ…あれだけ大きなネタ拾ってきたんだし、ご褒美くらいあってもいいよね。

[一週間前。
編集長の元に送られてきた招待状。そこには、アーヴァインという名の資本家からブリエンツにある別荘への招待文が書かれていた。
招待された編集長は体調を壊してしまい、泣く泣くソフィーに招待状を譲ったのだった。表向き、仕事で良い成果を挙げたソフィーにバカンスを与えた事になっているが。]

アーヴァインさんの別荘も素敵だったし、良いバカンスになりそうだわ。

さぁーて、陽も暮れてきた事だし急いで下りちゃおう。
だいぶ寒くなってきたし、体温めたいな。

[ソフィーはゴーグルをつけると、金色の髪を靡かせながら颯爽と雪山を*滑り始めた。*]
(5)2005/10/01 18:05:15
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
【馬車を待つ湖畔にて】

[ 時は正午を少し回った頃だろうか。
 澄んだ水を湛えた湖畔を眺めながら、物思いに耽っている者がいた。

 名をハーヴェイ・マクロードという。
 年齢は三十路を幾つか越えた頃と見える。実年齢と変わらぬ姿見。スーツの上から厚手のコートを羽織ったという出で立ちだ。
 彼の職業を正確に知る者はいない。
 初対面の者が、「ご職業は」などとと問うてみても、「まあ、色々と」などというような答えが返ってくるばかりなのだ。もっとも、それは決して誤魔化しているという訳でもない。面白そうな事に何でも首を突っ込み、そして、それらで何だかんだと日々の糧を得ているのだ。好事家、というやつだろう。なので、人が胡乱に思う「色々と」という答えは、彼にしてみれば全く真面目な話ではあったのだ。
 彼自身、その答え方が胡乱に思われるであろう事は重々解っていた。だが、解っていながら一向に改める気配もない。一見の印象とは裏腹に冗談の好きな男である彼は、そんな状況を楽しんでいたからだ。

 そんな彼が、湖畔を見詰め物思いに耽っていた。
 ……一年前の事件に思いをやって。
 苦笑めいた表情を浮べ、溜息をつく。

 ――遠くからは、馬車の足音が聞こえ始めていた。
 彼は何となく、ポケットに忍ばせた招待状に手をやった。 手紙を読んだ所では、どうやらアーヴァインは調査を再開するつもりらしい。
 これから集まる者を待って、あの馬車でアーヴァインの別荘へと向かう事になるのだろう。
 ――さて、どうなる事かな。
 そんな呟きを洩らし、ハーヴェイは馬車の音の方へと*目を向けた。*]
(6)2005/10/02 00:49:50
双子 リックが参加しました。
双子 リック
【馬車の中】

[街はすっかり冬の装いになった時候であろうある昼下がり、雪山の別荘へ進む馬車があった。馬車の中には数人の乗客がいるのだろうか、後列の窓際でひとり肘をついて流れる景色を眺める少年の姿があった。 リック・ウィティア。ややもすれば少し小柄な少年というべき人物だ。

リックは雪化粧の景色を流しながら物思いに耽っていた。彼のもとへ飛び込んだ一通の、いや二通―――の手紙。彼は詳細についてはほとんど知識がなかったが、父の知り合いが多数集まるとのことだった。
リックは父親に促され、もうひとりの手紙の受取人とともにこの地へ足を運ぶことにしたのだ。]

スキーか…父さんや友達と他愛ない場所で何度か遊んだことはあるけど、こんな場所で思いのままに楽しむのは初めてだな。どんな所なんだろう。
(7)2005/10/02 03:29:15
双子 リック
[リックの隣にはここまでの道のりで疲れてしまったのか、小さな寝息を立てている少女の姿があった。リックの家族だろうか。
リックは少女を一度みやると再び視線を*窓のほうへやった。*]
(8)2005/10/02 03:35:08
新米記者 ソフィー
[色様々の花々が飾られたシャレーの立ち並ぶ街並、伝統的な木彫りの工芸、山々に放牧された牛達の鳴らすカウベル。そんな美しい、安らぎを感じるブリエンツの山頂付近にアーヴァインの別荘があった。
別荘に向かうには、ブリエンツの街から1日に数本しか出ていないロープウェイに乗るしかない。交通の不便さから、アーヴァインは馬車で迎えにくることになっていたが、ソフィーはバカンスが待ちきれず一足先にロープウェイで別荘に向かっていたのだった。]
(9)2005/10/02 11:59:58
新米記者 ソフィー
―回想―

『ソフィーさん…ですね。遠い中よくいらしてくださいました。
 私はアーヴァイン。アーヴァイン・クシュヴェントナーです。
 
 エディさんの体調はいかがですか?
 今回出席できなかったのは残念ですが、そのおかげで貴女のようなお美しい女性とお会いできたのはエディさんに感謝すべきですね。』

初めまして、アーヴァインさん。
エディ編集長の代わりに出席させていただきますソフィー・アングラードです。

編集長の体調は回復に向かっていますわ。
私も編集長に感謝すべきですね、このような素敵な別荘でバカンスできることを。

短い間ですが、よろしくお願いしますね。

[ソフィーはアーヴァインに手を差し出し、彼と握手を交わした。]
(10)2005/10/02 12:01:00
新米記者 ソフィー
『部屋はお好きな部屋を使ってください。
 鍵は101号室に居るゴードンさんがもっています。
 彼はここの管理人をしていますから。』
 
分かりましたわ。
それでは、中を回ってきますね。

[ソフィーはアーヴァインから部屋の説明を受けると、2階へと上がっていった。
2階は全て客室となっており、ソフィーは一番端にある狭い扉―向かいの部屋と比べて―の部屋を使う事にした。]
(11)2005/10/02 12:01:44
新米記者 ソフィー
うん、ここがいいわ。

[そういうと、大きめの革の鞄を持ち再び1階へと向かった。]

ゴードンさん?いらっしゃいますか?
部屋の鍵をお借りしたいのですが。

[ソフィーは101号室の扉をノックしながら、管理人をしているゴードンに声をかけた。すると、中から中年を少し過ぎたゴードンが微笑みながら出てきた。]

貴方がゴードンさんですね。
私はソフィー・アングラードです。

205号室の鍵を借りてよろしいでしょうか。

[ゴードンと自己紹介交じりの挨拶を交わすと、ゴードンから鍵を受け取り205号室へと戻った。]
(12)2005/10/02 12:02:29
新米記者 ソフィー
【205号室】

[鍵を開け中に入ると、シングルとはいえ1人で過ごすのには十分な広さの空間が広がっていた。]

うわー、凄い綺麗な部屋ね。
暖炉もあるわ。

[ソフィーは荷物を置くと、ベッドの先にある出窓の扉を開けた。外からひんやりとした風が吹き込み、ソフィーの髪を小さく靡かせた。]

うーん、気持ちがいいわ。

[出窓からはアルプスの山峰が見える。ソフィーはその山を暫し無言で眺めていた。]
(13)2005/10/02 12:03:12
酒場の看板娘 ローズマリーが参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリー
【馬車の中】

[黒いコートに身を包み、豊かな髪をなぞりながら窓の外を眺めている若い女性がいる。]
[彼女が身を寄せている牧師ルーサーの元に、アーヴァインからの招待状が届いたのは、やはり一週間前の出来事だった。ルーサーが教会の屋根の修理をしようとして、足を滑らせ骨折してしまったのが、その前日の出来事。雪山での会合という事もあり、調査以前からの資料作り等で事情にくわしかったローズマリーが、ルーサーの代理で向かうことになったのだった。]

雪が反射してとても綺麗。
でも、さすがにじっと外を見ていると眩しいわね…。
…私がここに来る事になるとは思わなかったのだけど、不思議なもの…ね。

[雪景色から目をそらしたローズマリーは、*二三度瞬きをした*。]
(14)2005/10/02 12:03:41
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット

「カリフォルニアにもそろそろ雪が積もるころでしょうか?
車窓からの雪景色はまっ白で、眩さに目が眩みそうです。
今、ブリエンツ山に向かう汽車の中でこれを書いています。ハリントン先生が亡くなった山です。
じつは、アーヴァインさんからお手紙をいただいて、そこには招待状が2通入っていました。手紙には、中止していた調査を再開したい、まずはメンバーの親睦会を開きたい、と綴られていました。雪山探索をするのではないから、心配しないで。
母さん、何度も話し合ったことだけれど、やっぱり、今度はわたしも、名簿だけ名を連ねるのではなくて、直に参加したい。」

[だから…と一気に綴ったところで万年筆が止まる。なんだか文面が気に入らなくて、手紙をくしゃっと丸めてポケットに仕舞った。]

うーん。書き辛いなぁ…帰ってから手紙にしよっかなぁ…

わぁ、綺麗な湖…
ちょっと冷たい蒼が恐いなあ。あ、駅が見えた。豆粒みたい♪
さてと準備、準備♪


【馬車と待ち合わせの湖畔】
はあ、はぁ…駅から遠いよ…
あの馬車に乗ろうとしてる人、マクロードさんかな。
もう何人か、馬車に乗り込んでるじゃん!?わわ、遅刻!?

おーい!ハロー!

[招待状を握った手を、大きく振って馬車に呼びかけた。]
(15)2005/10/02 12:23:35
村長の娘 シャーロットは、重いトランクが邪魔をして、*置いて行かれそう*!?
2005/10/02 12:47:12
新米記者 ソフィー
よしっ。
スキーでも滑りに行こうかな。

[ソフィーは出窓を閉めると、服を着替えロートホルン山頂へと向かった。そして一滑りした後、再び別荘へと戻ってきたのだった。]

―回想終了―

[スキーを終え別荘に戻ってきたソフィーは自室の暖炉で体を温め、食堂へと向かった。食堂ではメイドのネリーが料理を振舞っており、ソフィーはそこで食事をとる事にした。その後、ソフィーは疲れた体を癒す為に、早めにベッドへと入ったのだった。]
(16)2005/10/02 12:58:48
新米記者 ソフィー
うーん、よく寝たわ。
今日はどうしようっかな。

[ソフィーは目覚めると、出窓を開け両手を広げて伸びをした。空を仰ぐと、陽は高く昇ってはいたが、昨日より雲が厚いように感じた。]

昨日よりは曇ってるわね。
山の天候は変わりやすいっていうし、今日スキーは止めておいた方がいいのかしら。シーニゲプラッテの方にハイキングも行きたかったけど、バカンスは始まったばっかりだし、そう慌てる事はないっか。

[ソフィーは窓を閉めると、1階にあるラウンジへと*向かった。*]
(17)2005/10/02 13:09:44
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
−林を抜けた開けた路の傍にて−

[全く何という失敗だろう。実についてない。
己のミスを悔いるでもなく、ラッセルは運命の神に愚痴をこぼし続けていた。
朝の最後のひと滑りだったはずが、いつもよりもさらに高い位置から滑り降りたラッセルの身体は、コースではなく林の中へと飛び込んでいった。
幸いにして大怪我はなかったものの、身体の数箇所に及ぶ打撲、そして何より足を挫いてしまったことが痛かった。
方角もわからない林の中を、木々にもたれ時に転がりながらも、なんとか掻き分けてここまで出てきた。
開けた視界に緊張の糸が途切れ、疲労感と身体の節々の痛みが彼を襲い、それらに身を任るようにして、足を投げ出しその場に腰をおろした。

それからしばらく間、飽きることなく自らの運の無さを嘆き続ける彼の目に一台の馬車が飛び込んできた。
とたんに元気を取り戻したラッセルは、やおら立ち上がると馬車に向かって手を振りながら大きな声で呼びかけていた。
現金な彼の頭の中からは、不運の二文字は一瞬にして消え去っていた。]
(18)2005/10/02 13:37:10
学生 ラッセルは、ついているぞ。*これで助かるかな。*
2005/10/02 13:38:30
文学少女 セシリアが参加しました。
文学少女 セシリア
【208号室】

………。

[セシリアは半開きのカーテンの内側から、窓の外を物憂げそうに見つめている。]
(19)2005/10/02 14:04:21
文学少女 セシリア
【回想/一日前、馬車】

『それにしてもよくきてくれた、セシリア。』
「……ええ、おじさまのお誘いですもの…」
『今回はささやかながら懇親パーティーを開くつもりだよ。セシリアもぜひ参加しなさい。』
「……え、ええ。」

【回想/一日前、屋敷】

『ようこそおいでくださいました、旦那様』
『出迎えありがとう、ゴードン。こちらで会うのは初めてだったかな。』
『さようですな。』
『よろしくたのむよ。それからこちらは姪のセシリアだ。』
「……セシリアです…はじめまして。」
『ほうほうお嬢さん、私はゴードンです。よろしくおねがいしますぞ。』
『そうそう、ゴードン。今日から来る者もいるのだ。準備しておいてくれ。』
『何名でしょうか。』
『おそらくは1名だな。……編集長のところの………さんという……』

[セシリアは知らない人と接する不安から、それ以上の会話をまともに聞くことができなかった。]
(20)2005/10/02 14:05:20
文学少女 セシリア
【再び208号室】

……今日は沢山人が来るのね。どうしよう…。

[不安そうに窓の外を見つめるセシリアの目に、1台の馬車が*飛び込んできた*。]
(21)2005/10/02 14:05:59
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
[アーヴァインから届いた招待状をみながら馬車にむかいながら]

あれから1年か、長かったな…。いや、そう思うのは俺が調査再開を心の底から望んでいたからかな…?

まぁ、いいとにかく今は現地へ向かうとしようか…。
(22)2005/10/02 14:48:18
冒険家 ナサニエルは、1行目×むかいながら○向かう途中で
2005/10/02 14:51:40
双子 ウェンディが参加しました。
双子 ウェンディ
【馬車の中】
[ガタンッという振動で、ひとりの少女が眠りの世界から引き戻された。冬とはいえ午後の柔らかい陽の光が馬車の中を満たしている。馬車の内部は簡素ではあるが、革張りのソファーや趣味のよいジャガード織りの陽避け、豪奢な真鍮製の室内灯など一目で市井の乗り合い馬車とは違う造りとなっている。

少女と並び午睡に落ちた少年は、よく見ると少女と面差しが似ていることがわかる。
少女の名はウェンディ・ウィティア。白い肌と暖かみのある金色の髪、鳶色の瞳を持っている。その瞳が不安げに馬車の中を彷徨っていた]

お兄様は眠っているようだわ。
まだ着かないのかしら?
お父様とお母様の代理で招待されたけど…
どなたがいらっしゃっているんだろう。
私のしっている方がお兄様のほかにもいれば心強いんだけど…
(23)2005/10/02 16:26:44
双子 ウェンディ
[ウェンディは招待状について思い出している]
聞きそびれてしまったけれど…
ご招待してくださったミスターアーヴァインとお父様とお母様はどういう間柄なんだろう。
失礼のないようにしなくては… 緊張するな…

[思索に耽っているうちに御者が小窓を開け、目的地が近づいていることを告げた]
(24)2005/10/02 16:27:29
双子 ウェンディ
[窓の外を見遣ると雪化粧をした木々と少し離れた所に山荘が見えた。スイスによくあるスタイルのシャレー風の山荘で木材をいかしたこげ茶を基調とした外観。窓ごとに飾られた赤い花々との対比が美しかった。それを見ているうちに先ほどまで感じていた不安が徐々に消えていくのを感じた]

わあ… 綺麗。
あそこに泊まれるのね。
ふふ、なんだか楽しみになってきたな。

[程なくして山荘に到着すると、リックを起こし馬車を降りた]
(25)2005/10/02 17:02:18
流れ者 ギルバート
【雪山】
ギルバートは、白銀の世界を疾駆した。
誰も滑っていない処女雪に2本の線を残し、森を突き進み、木と木を縫うように滑走した。
馬車が用意されていたのだが彼は酔狂な事に、山を普通に越えてきたのだ。

崖を見つけると彼は彼はそれを迂回せずにそのまま飛び越えた。

―――Yeahhhhhh!



―――もうすぐ…だな。

彼が目指す別荘はもう指呼の距離だった。
(26)2005/10/02 17:02:48
流れ者 ギルバート
【別荘前】
ふぅ…結構疲れたな。雲行きも少し怪しくなってきたか。日が落ちる前に着けてよかったな。

[ギルバートはスキーを外し、屋敷の入り口に立てかけると扉を開け中に入った。]
(27)2005/10/02 17:14:18
流れ者 ギルバート
―――ギィ…。
やぁ、アーヴァイン殿。息災か?親父がたまには遊びに来いと言ってたよ。
ああ、それとこれな。

[ギルバートは背中から下ろした袋からブランデーを取り出すとアーヴァインに手渡した。]

親父が土産にもってけってさ。
本人曰く極上物らしいぞ。それとな…

[ギルバートはアーヴァインに近付くと二言三言何か言葉を交わした。]
(28)2005/10/02 17:16:05
流れ者 ギルバート
では、アーヴァイン殿頼んだよ。

で、俺の部屋はどこだ?205?
鍵はあっちに行けばもらえるかな?
じゃあまた後でな。
(29)2005/10/02 17:18:54
流れ者 ギルバート
【101号室】
あんたが管理人かい?俺はギルバート、よろしくな。
んで俺の部屋の鍵はどれかな?

ゴードン「鍵はこちらでございます。」

[ギルバートは204と書かれた鍵を受け取ると荷物を持って2階に上がっていった。]
(30)2005/10/02 17:23:07
流れ者 ギルバート
ん、204…アーヴァイン殿は205と言ってなかったか?
まぁ大した違いではないな。

[ギルバートは204と鍵を見つめながらそう呟いた。]

誰かいるのかな…?

―――トントン
[ギルバートは205の扉をノックした。]

留守か。ふむ。まぁ縁があれば会うだろう。

[ギルバートは自室204に入って荷物を下ろした。]
(31)2005/10/02 17:31:36
新米記者 ソフィー
【1階/ラウンジ】

[ソフィーはラウンジに向かうと、ソファーに腰を下ろし窓から外を眺めていた。そこに、ゴーグルをつけ、スキーをしながら別荘の中に入ってくる茶髪の男が目に入った。一瞬、見た事あるような感じを抱くも、首を軽く左右に振り、ネリーが淹れた紅茶を啜った。

そして再び視線を外に向ける。
外は既に陽が暮れており、薄暗い闇とぱらぱらと天から降り落ちる雪が別荘を包み込んでいた。]

降ってきたわね…。

そろそろ、私以外の人も着く頃かしら。
何だか吹雪きそうな感じだし、心配だわ…。
(32)2005/10/02 18:00:25
新米記者 ソフィーは、やや心配そうに、外を眺めていた
2005/10/02 18:01:16
流れ者 ギルバート
【自室】
[ギルバートは、自室で着替えた後、身体を休めていた。]

さて、もう着いている人間もいるだろうし、
親交を温めておくのも悪く無いな。

…メンバーになるかもしれないのだからな。

[吸いかけの煙草を灰皿に押しやると、ギルバートは階下に向かった。]
(33)2005/10/02 18:07:59
流れ者 ギルバート
【1階/ラウンジ】
[ゆっくりと階段を降り、ラウンジに入るとそこには…

見覚えのあるブロンドの髪、後姿。あれは…]


そ…ソフィー?

―――本当にソフィーか?いや、間違いない。
    だが、なぜここに?

[いぶかしみながら、ギルは確認するためにソフィーの座るテーブルの前に回りこんだ。]
(34)2005/10/02 18:30:15
流れ者 ギルバート
ソフィー!やっぱりソフィーだね?
こんなところで会えるとはおもってもいなかったよ。

[ギルバートは多少の動揺を落ち着けると、爽やかな笑みを浮かべソフィーの前の席に座った。]

―――あ、紅茶を頼むよ。体が冷えたから少しブランデーも入れてくれよ。

[そう奥に声を掛けると、ソフィーの方に向き直った。]
(35)2005/10/02 18:31:37
新米記者 ソフィー
ギルバート…?
(さっき入ってきたのは、やっぱりギルバートだったのね…。)
貴方こそ、どうしてここに…?

私は編集長から招待状を貰ったのよ。編集長ったら、体調壊しちゃって私が代わりに来る事になったの。それに、少し前に大きなネタ拾ったからご褒美ってところかしら。

[ソフィーはギルバートの顔を見て驚きながらも、微笑みながらそう伝えた。]
(36)2005/10/02 18:43:49
流れ者 ギルバート

ソフィーは、ギルバートの彼女だった。
半年ほど前に、ひょんなところから知り合ったのだ。

場所は仕事で出掛けていたフランスは夕陽煌くセーヌ川の橋の上だった。

ソフィーは川をじっと見ていたのだ。
とても寂しそうな横顔だった。
ただ通り過ぎても良かったのだが、ギルバートは気になり見とれていたのだった。
ソフィーを綺麗だと思いながらガラスのような脆さも同居しているな…などと思いながらしばらく眺めていた。

夕陽が地平線に沈む頃になっても微動だにしないソフィーをギルバートは善意から誘った。
放っておけなかったのだ。理由は深く聞かなかった。
とりあえず酒を飲ませた。そして飲んだ。

朝、気付くと二人は同じベッドの上にいた。
そしてギルバートが強引に押したところもあったが付き合う事となった。

 
(37)2005/10/02 18:56:56
流れ者 ギルバート
[ギルバートはソフィーの驚いた顔をちょっと得した気分で眺めていたが、ソフィーに問われた事が分かると夢心地から意識を引き戻し答えた。]

ん…あ、ああ。俺か?
アーヴァイン殿は俺の親父の悪友でな昔から親交があるんだよ。
アーヴァイン殿に言わせると俺は赤ん坊の時から知ってると丸っきり子ども扱いされてしまうんだがな。
そんな縁で招待された。

まぁ、そんなところだ。
(38)2005/10/02 19:08:21
新米記者 ソフィー
そうだったの…。

でも、貴方に逢えて嬉しいわ。
最近、忙しくてなかなか逢えなかったしね。

[ソフィーとギルバートは、暫しお互いの近況を語り合った。]

ところで…
あの招待状読んだんだけど…悲しい事件があったのね。

[ソフィーは何かを思い出したかのようにそう呟いた。]
(39)2005/10/02 19:21:55
流れ者 ギルバート
そう…みたいだな。

[ギルバートはそれだけ答えたところで丁度紅茶が運ばれてきた。
湯気の立つ紅茶にブランデーを注ぐと一啜りした。]

そうそう、何か天候が崩れそうだからすぐには無理かもしれないが、天候が回復したら一緒に滑らないか?
しばらく休めるんだろ?
俺もすぐ戻るつもりは無いからな。
(40)2005/10/02 19:30:42
新米記者 ソフィー
[微かな声調の変化…しかし、ソフィーの前で優しく微笑むギルバートは、最後にパリで逢った時のギルバートと何ら変わりがなかった。]

うん、暫くは休めるわ。
せっかく逢えたんだし、何か想い出でも作りたいね。

[ソフィーは笑顔で、そうギルバートに応えた。]

食事の前にシャワー浴びてくるわ。
ギルバートはどうする…?まだ、ここに居る…?
(41)2005/10/02 19:42:54
村長の娘 シャーロット
[【出発前の馬車】
ハーヴェイ・マクロードさんに手伝って貰って、やっとの思いで荷台にトランクを押し込める。
何度か、資料のラベリングや整頓を頼まれたことがある。
かしこまって名字で呼ぶときに、わたしの発音だと、どうしてもマクラウドって感じになって締まらない。ブリティッシュ・イングリッシュの、抑えの効いたかっこよさが羨ましかった。

馬車に乗り込むと、遠目に見て取ったとおり、既に先客がいた。黒いコートから覗いてる、トネリコの葉の色をした豊かな髪。
調査資料の整頓で一緒にがんばった、ローズマリーにまちがいなかった。
再会が嬉しくて、ぎゅっと抱き締めあって喜んだ。
]

ハーイ、ローズマリー!
ひさしぶり…!元気にしてた?
(42)2005/10/02 19:42:55
流れ者 ギルバート
そう…だな。
俺は一服してから部屋に戻る事にするよ。

また食事の時にな。

[そうソフィーに告げると、ギルバートは*煙草に火を点けた。*]
(43)2005/10/02 19:51:04
村長の娘 シャーロット
[【出発前の馬車】
御者の話だと、もうひとり男性を待ったら出発する予定になっているらしい。話し好きの人で、「屋敷じゃ出迎えの準備に張り切ってましたよ」なんて教えてくれた。
ギルバートさん、かなあ。それともプレサス教授かも…
待っている間、話すことはたくさんあったし、楽しかった。あんなふうに調査が中断してから、手紙も出していなかったから。
]

…えーっ、それで、屋根から落っこちて?…そう、足を。ルーサー先生らしいなあ、それ!

…あはははは。
(44)2005/10/02 19:51:55
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートに「そう、じゃぁまた後でね」と言って自室に*戻っていった。*
2005/10/02 19:53:00
書生 ハーヴェイ
【出発前の馬車】

『おーい!ハロー!』

[ 時間通りにやってきた馬車に乗り込もうとしていたハーヴェイは、静かな湖畔に響いた良く通る声のした方へと目を向けた。
 手を振り、息せき切って走るその姿に目を凝らす。見覚えのある顔立ち。]

やあ! シャーロットじゃないか!

[ それは、前回の調査に参加を希望しながら母の反対を受け断念した女学生、シャーロット・フォックスだった。
 一見、清楚な印象を与える娘だが、実際には中々に活発な、物怖じしない娘であった。
 母親の反対で調査に参加する事は断念したが、それでも何らかの形で関わりたいと母親、を説得し資料の整理や連絡などをこなしていたくらいだ。]

大丈夫、急がなくても良いよ!

[ハーヴェイは笑いながら、シャーロットに声を掛けた。]
(45)2005/10/02 21:08:01
書生 ハーヴェイ
【出発前の馬車】

[ 再会を喜び合い、話に興じる。
 ローズマリーとシャーロットは何かと気が合うようで、前回の調査の手伝いをしながら色々と話し合う仲になっていたようだった。
 話は中々に尽きなかった。調査の中断から一年。あの頃の事、それからの事。
 そして、これからの事。
 時折、御者も話しに加わり「旦那様も、今度こそはと意気込んでおられましたよ。」などと、アーヴァインの様子を聞かせてくれた。]

この馬車に後一人乗る筈だったな。そろそろ時間だが、どうしたんだろうね。
まさか、迷子にでもなったかな?

[ そんな軽口を叩きながら、ハーヴェイは馬車の外へと目をやった。]
(46)2005/10/02 21:21:09
冒険家 ナサニエル
【馬車の前】
[馬車の前で見知った顔が楽しそうに話をしている、ハーヴェイ・マクロードとシャーロット・フォックスのようだ。
二人の中むつまじい様子を見て、遠慮がちにナサニエルは二人に声をかける]

すまない、遅くなった…、俺で最後かな?
(47)2005/10/02 23:17:04
村長の娘 シャーロット
あ、やーっぱりプレサス教授!

おつかれさまですー。
最後みたいですよ?ささ、座ってください。

[ナサニエルさんが乗り込むとすぐ、御者は「ゆれますぜー」と声をかけて馬車を走らせた。]
(48)2005/10/02 23:26:52
冒険家 ナサニエル
「あ、やーっぱりプレサス教授!

 おつかれさまですー。
 最後みたいですよ?ささ、座ってください」

[シャーロットに返事をして馬車へ乗り込む]

oO(しかし、相変わらず見かけと違って元気がいいな…)
(49)2005/10/02 23:50:07
書生 ハーヴェイ
やあ、ナサニエル。間に合ったようだな。いつぞやみたいに道で迷ってるんじゃないかと心配したぞ? はははっ!

[ ハーヴェイは笑いながら、ばつの悪そうな顔で馬車に乗り込むナサニエルにそう言った。]
(50)2005/10/02 23:58:24
冒険家 ナサニエル
回りの景色が綺麗でな…、たびたび足を止めて見とれてしまったんだ…、迷った訳じゃないさ…。
(51)2005/10/03 00:00:35
村長の娘 シャーロット
このあたりの景色って、ほんとに綺麗ですよね…

[窓の外を、ゆっくり流れる雪景色に見とれて頬杖をつく。]
(52)2005/10/03 00:03:27
書生 ハーヴェイ
ふっ。そういう事にしとこうか。
売り出し中の考古学者が方向音痴では格好がつかないからね。

[ そう言ってハーヴェイは、ナサニエルににやりと笑みを向けた。]
(53)2005/10/03 00:05:36
村長の娘 シャーロット
お二人とも、この山の探検に参加したんですよね。
どうでした?景色とか…、綺麗でした?
(54)2005/10/03 00:09:15
冒険家 ナサニエル
おいおい、勘弁してくれ、俺は方向音痴じゃないってば…(笑)
(55)2005/10/03 00:14:26
書生 ハーヴェイ
[ ハーヴェイは、シャーロットの言葉に外の景色に目を向けた。
 雪景色、澄んだ水を湛えた湖畔が目に映る。]

ああ、それは素晴らしい景色だったよ。
この世の物とは思えない、とはああいうのをいうんだろうね。
ただ……綺麗なばかりではないけれど、ね。

[ そう言ってハーヴェイは、何となく悲しげにも見える笑みを浮かべた。]
(56)2005/10/03 00:15:30
村長の娘 シャーロット
[悲しげな笑みに気がついて、スチュアートさんのことを思い出した。]

あ…
そうですよね。探検って、綺麗なばかりじゃ、ありませんよね…
(57)2005/10/03 00:21:39
書生 ハーヴェイ
ああ、ナサニエル、冗談だよ。

[ そう言ってハーヴェイはまた、面白がるような笑みをにやりと浮かべた。]
(58)2005/10/03 00:23:50
書生 ハーヴェイ
[ ハーヴェイは、声を落としたシャーロットに笑みを向ける。]

そう……危険もある。だが、美しいのもまた確かだったよ。
スチュワートに報いる為にも、今度こそハプスブルグの隠し財産に辿り着かなきゃな。君にもまた、手伝ってもらえると助かるよ。

――と、そう言えば、シャーロット。今日は母上は御一緒じゃないのかい?
(59)2005/10/03 00:29:00
村長の娘 シャーロット
[【ペンションへの道程・とある山裾】
しんみりした空気のなか、馬車はことこと道を往く。
それは、開けた山裾を通りがかったときに起こった。

…い。…〜い。
…お〜い。

微かに、山のほうから声が届いた。狐とか鼬とか、そういうのの遠吠えかな?そんなふうに思って、まっしろい山肌を探すと、
]

あ、…あれ?
ねえ、あっち、ちょっと見てください!
あの朱い姿、人間じゃないかしら。
ほら、手を振ってますよ?
(60)2005/10/03 00:29:22
冒険家 ナサニエル
あれは事故だったんだ、ハーヴェイが気にする必要はないさ…。
(61)2005/10/03 00:32:10
酒場の看板娘 ローズマリー
【ペンションへの道程・とある山裾】
[シャーロットが勢い良く、差した方に首を傾ける]

赤い……スキーウェアを着ているわね?
男性のシルエットにみえるわ。

一旦、馬車を止めていただけますか?

[身を乗り出して、御者を制した。]
(62)2005/10/03 00:38:58
村長の娘 シャーロット
[
助けを求める声に、馬車の中が慌ただしくなった。
ハーヴェイさんが母さんの話を問うていた気がしたけれど、そのどさくさに、うやむやにしてしまった。

男性達が担いで戻り、馬車に保護した赤毛の青年は、スキーをしていてコースを外れたらしい…要は、迷子だった。
]

足…、痛そう。
どうしましょう、近くに医者なんて…
(63)2005/10/03 00:41:18
書生 ハーヴェイ
[ ハーヴェイはナサニエルの言葉に少し笑みを浮かべながら頷いた。その時――]

『あ、…あれ?
ねえ、あっち、ちょっと見てください!』

[ シャーロットの声に、ハーヴェイは窓の外に目をやった。]

『あの朱い姿、人間じゃないかしら。
ほら、手を振ってますよ?』

[ ――目を凝らす。確かに人らしき姿が見えた。]

ちょっと、馬車を止めてもらえますか?

[御者が馬車を止めると、ハーヴェイとナサニエルは人影の元に向かい、その青年を馬車の中へと担ぎこんだ。]
(64)2005/10/03 00:44:09
双子 ウェンディ
【山荘前】
[ウェンディは馬車を降り、リックと連れ立って雪の感触を珍しそうに確かめながら入り口へと向かった。丁度外に出てきたゴードンの姿に気がつくと、微笑みかけ送られてきた手紙を渡した]

『はじめまして。僕はリック・ウィティア。アーヴァイン卿から招待されてお邪魔しました。』
『こっちは、妹のウェンディ。』

…はじめまして、ウェンディ・ウィティアと申します。
父母の代わりにお邪魔させていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いします。

[ゴードンから鍵を受け取ると【212】とかかれている。リックとは隣の部屋のようだ。礼をいうと2Fへと上がっていった]
(65)2005/10/03 00:45:09
冒険家 ナサニエル
[道端に倒れていた青年をハーヴェイと共に馬車の中へと運び込み声をかける]

おい、意識はあるか?
(66)2005/10/03 00:48:56
文学少女 セシリア
【208号室】

[セシリアは、うつろに窓の外を見つめていたが、到着した1台の馬車に気がつくとそちらに目を合わせた。]

……男女…?
どうやら子供のようね…兄妹かしら…
おじさまの話では考古学の調査に参加する人が集まるって話だったけど……

……どうしてかしら、不安だわ…

[セシリアはそのままうつろに考えた。]

………。

[部屋の外からかすかに物音が聞こえる。石造りの壁がなぜだか冷たく感じられる。]
(67)2005/10/03 00:53:51
酒場の看板娘 ローズマリー
[ラッセルを担ぎ込んだ、ナサニエルとハーヴェイの手際の良さに感心しながら、]

今の天候とこの場所からの移動距離を考えると、今日中に病院まで連れて行くのは難しそうね。……ペンションまで行けば、手当ぐらいできると思うんだけど。

[ラッセルを覗き込んでいる、ナサニエルに向かって]

さっきまで手を振っていたのに倒れてしまったの?
骨が折れたり、熱があったりすると危険だけど……。
彼は、大丈夫かしら?
(68)2005/10/03 00:54:19
村長の娘 シャーロット
兎に角、近くの宿まで運んで、お手当てするしかないかしら。
どうしよう、頭ぶつけてたり、してませんよね…?

[御者が、最寄りは目的地だと声をかけてきた。こけたくらいで大騒ぎすることもない、暫く休めば治るだろう、とも加えて。]
(69)2005/10/03 00:58:23
書生 ハーヴェイ
『おい、意識はあるか?』

[ 馬車に乗せハーヴェイがコートを掛けてやると、安心感と疲労からか目を瞑った青年だったが、ナサニエルの問い掛けに目を開け確かに頷く。ナサニエルが次いで名を問うと、青年はラッセル・ヴァッサーシュタイン、というその名を名乗った。]

意識はしっかりしてるようだね。
怪我も、酷いという程じゃない。と、言っても歩くのに不自由するくらいではあるね……ふむ。
このまま、アーヴァインさんの別荘に連れて行こうか。

ラッセル君と言ったね。急ぎの用事はあるかい? 君の都合が悪くなければその方が良いと思うんだ。

[ ハーヴェイの言葉に、青年は同意を示した。
 こうして、思わぬ乗客も乗せ、馬車は別荘へとの道を再び走り出した。]
(70)2005/10/03 01:01:53
新米記者 ソフィー
【自室/205号室】

[シャワーを浴び終えたソフィーは、ベッドの上に身を投げた。その上で何度かごろごろと転がり、仰向けになると天井に目を遣った。]

こんなにゆっくりできるのは久しぶりだなぁ…。

あー、お腹空いた…。
そろそろ食事に行こうかな。

[ソフィーは濡れた髪を乾かし、一つに纏めると自室から出て行った。]
(71)2005/10/03 01:01:56
流れ者 ギルバート
【自室/204】
[ギルバートは窓の外を見ていた。]

雪が強くなってきたな…。
夕飯の時間かな

[ギルバートは食堂に向かう為にドアを開けた]
(72)2005/10/03 01:03:05
冒険家 ナサニエル
ああ、大丈夫なようだ、ただ足を捻っただけみたいのようだ…。

今は気を失っているが恐らく問題ないだろう。
(73)2005/10/03 01:05:10
双子 ウェンディ
【山荘内】
[山荘内は期待を裏切らず、趣味のいいつくりをしていた。2Fにあがったところで丁度部屋をでてきた金髪の女性に気がつき、会釈をした]

こんばんは。
(74)2005/10/03 01:06:02
双子 リック
【回想/山荘入り口】
[馬車がゆっくりと山荘の玄関へ滑り込んだ。リックはウェンディにそっと促され目を開けた。どうやら眠っていたらしい。 やや西に傾いた陽の光によって雪景色が白く眩しく、思わず目を閉じて力を入れる。
リックはウェンディとともに、荘厳かつ防寒に優れた門をくぐった。

山荘の中は暖かかった。そしていかにも暖かそうな初老の男性、ゴードンという管理人へお互い自己紹介をし、部屋のキーを受け取った。キーナンバーは【213】と書かれている。 リックはトランクを自分の部屋で整理するため、いったん荷物整理をし、仰向けのままそのまま扇形を描くように一度ベッドへ体を倒した。]
(75)2005/10/03 01:10:31
村長の娘 シャーロット
よかった…
やっぱり、山は恐ろしいんですね。

もしも、馬車が通りかからなかったら、ラッセルくんも…
(76)2005/10/03 01:11:21
双子 リック
ちょっと疲れたかな。でもここまで来るだけでも楽しかった。

[リックは1分あるかないかのうちに体を再び起こし、部屋を出た。やはり少年らしく山荘の施設や誰がいるのか興味を持ったのだ。 ウェンディも一度落ち着いた頃だろう。一度廊下へ出て誰かいるのか少し探すことにした。]
(77)2005/10/03 01:11:43
新米記者 ソフィー
【2階/廊下】

[自室を出て、い廊下を歩こうとした時、目の前の扉が開きソフィーに直撃した。]

痛…っ。

[勢いよく尻をついたソフィーは、鼻を押さえながら視界に入った足を上へと見上げていった。]

ギルバート!
隣の部屋だったの…?

って痛いじゃないっ!

[見上げた先にはギルバートの姿があった。ギルバートは心配そうにソフィーに手を差し延べ、その手をとり体を起こした。
その後、2人で話しながら廊下を歩いていると、小さな少女が微笑みながら声をかけてきた。]

『こんばんは。』

こんばんは。
荷物重そうね…。運ぶの手伝おうっか…?
(78)2005/10/03 01:14:29
文学少女 セシリア
【208号室】

……気になるわ…

[セシリアは窓のカーテンを締め切ると、ドアに近づいていった。ドアに聞き耳を立てると、かすかに声や足音、物音が聞こえる。]

もう何人かいるようね…。どんな人たちかしら…。

[セシリアはドアを少し開け、そっと覗き込んでみた。]
(79)2005/10/03 01:19:00
双子 ウェンディ
【2階/廊下】

『こんばんは。荷物重そうね…。運ぶの手伝おうっか…?』

[目の前の女性が温かみのある声で話しかけてきた。ウェンディは隣に立つ男にも気がつき挨拶をした]

ありがとうございます。
旅慣れないもので荷物が多くなってしまいました。
私、ウェンディ・ウィティアと申します。さきほど兄とこちらにつきました。
お名前をお伺いしてもよろしいですか?
(80)2005/10/03 01:21:11
酒場の看板娘 ローズマリー
[ナサニエルの言葉に安心したように頬笑んで、シャーロットの言葉に頷く。]

本当ね…。
私たちがちょうどこの道を通りかかってよかったわ。
もし、馬車が予定よりはやく出発していたり、逆にもっと夜遅くなって、辺りがみえなくなっていたりしたら……。

[眠ったままのラッセルを囲んで、言葉をかわすうちに、アーヴァイン達の待つスイスシャレー風の落ち着いた風情の美しい山荘が山際に見えてきた。]
(81)2005/10/03 01:22:54
文学少女 セシリア
【208号室/入り口】

……。

[踊り場の方には、誰も見当たらなかった。かつてシャトーであったこの建物の踊り場は、どこか優雅に見える。人の姿がないせいか、セシリアは少し安心した。と、その刹那、声が聞こえた。]

『こんばんは。』
『こんばんは。荷物重そうね…。運ぶの手伝おうっか…?』

………!!

[セシリアはあわててドアを閉めた。バタンッ]
(82)2005/10/03 01:24:18
新米記者 ソフィー
私…?
私はソフィー・アングラードよ。

お兄さんと2人で来たの…?
荷物くらい、持ってくれてもいいのにね。

それにしても凄い荷物…
ねぇ、ギルバート。貴方も手伝って。
(83)2005/10/03 01:25:35
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートにそういうと、ウェンディの荷物を持ち彼女の部屋へと向かった。
2005/10/03 01:26:16
流れ者 ギルバート
―――ドンッ!

[ギルバートがドアをぶつけると異音がした。]
ん?何か…ぶつかった?

そ、ソフィー!?大丈夫か?
[慌てて駆け寄り助け起こしながら声をかけた。]

205はソフィー、お前だったんだな。

[そして食堂へ共に歩みを進めていると前から少女が歩いてきた。
ウェンディ・ウィティアというようだ。]

俺はギルバート・バートンだ。
よろしくな。
(84)2005/10/03 01:26:34
双子 リック
[外へ出ると探すまでもなく、ウェンディや自分より7つ8つ年上の男女を認めることができた。]

ウェンディ、まだここにいたのか。僕が先々階段を上っちゃったもんなあ。

[リックは妹達の会話の輪に入ろうとした。]
(85)2005/10/03 01:29:24
双子 ウェンディ
ソフィー…さん、ですか。はじめまして。
滞在中お目にかかる機会もあるかと思いますが、よろしくお願いします。

[ウェンディはソフィーに微笑みかけた後、丁寧にお辞儀をした]

あの… 兄は悪くないんです…
兄も荷物がありますし、私が…荷物を纏めるのが下手だから…

[リックの話題になるとウェンディはかすかに瞳を翳らせた]
(86)2005/10/03 01:30:11
文学少女 セシリア
【208号室/ドアの内側】

……どうしよう、人が沢山いるよ…

[セシリアはドアをほんの少しだけ開け、聞き耳を立てた。]

『私…?私はソフィー・アングラードよ。』

ソフィー…アングラード…知らない人だわ……
フランス系かしら…?

『俺はギルバート・バートンだ。…』

ギルバート…どこかで聞き覚えのある名前…
(87)2005/10/03 01:31:11
双子 ウェンディ
ギルバート…さん。おふたりともありがとうございます。

[ウェンディはふたりに礼をいうと後からついていった]
(88)2005/10/03 01:31:30
流れ者 ギルバートは、双子 ウェンディの荷物をひょいと持ち上げた。
2005/10/03 01:31:53
新米記者 ソフィー
(…?
 今、扉が閉まった音がしたような…)

[ソフィーは不思議に思いながらも、3人で廊下を歩いていると、ウェンディと同年代と思える少年がウェンディに声をかけてきた。どうやら兄妹のようだ。]

あら、貴方がお兄さん…?
妹さんが困ってたわよ。

[ソフィーは小さく笑いながら、その少年に言葉をかけた。]
(89)2005/10/03 01:33:47
双子 ウェンディ
お兄様…
あの、ごめんなさい。私…
ロビーが素敵だったから、ちょっとのんびりしてしまったようです。


[ウェンディはリック気がつくと困ったように微笑んだ]
(90)2005/10/03 01:35:41
書生 ハーヴェイ
【馬車/別荘への到着前】

全く、ラッセル君は運が良かったね。しかも、今夜はパーティーだって話だ。ご馳走にもありつける。こんなのも怪我の功名っていうのかな?

[ ローズマリーの言葉に、ハーヴェイはそう言って笑い声を立てた。
 前方には石造りの建物が近付いている。] 
(91)2005/10/03 01:40:01
双子 ウェンディは、視界の端で扉が閉まるのを見たような気がした。
2005/10/03 01:40:33
流れ者 ギルバート
そちらの少年は?
こちらの小さなレディには、もう名乗ったんだがな。
ギルバート・バートンと言うよろしくな。

[ギルバートは少年に向かって手を差し出した。]
(92)2005/10/03 01:45:22
双子 リック
[自分よりも明らかに大柄な男性や年上の女性と目があった。ギルバートという男性は軽々とウェンディの荷物を運んでくれた。]

心配かけてくれてありがとうございます、お姉さん。でも…荷物も解決したし、やることなくなっちゃったなあ。困っちゃった。
[リックは手持ちぶさたになって少し照れた。]

ディ…あんまり迷惑をかけるんじゃないぞ。
(93)2005/10/03 01:45:34
双子 リック
ギルバートさんって言うんですね。僕はリック・ウィティアと言います。 ウェンディとは双子の兄妹なんです。よろしくお願いします。

[リックはギルバートと握手を交わした。自分より一回り大きな手だった。]
(94)2005/10/03 01:50:01
村長の娘 シャーロット
[
重い雰囲気を打ち破って、快活な笑い声が響いた。
怯えて縮こまっていた心が、溶けてしなやかになった気がして、なんだかとてもほっとする。
そんな隙があったからか、つい、口を滑らせてしまった。
]

そうそう、そうなんです。これから往くペンションで、パーティー開くのよ、ラッセルくん。

わたしたち、学術的にとても貴重な遺跡の、発掘調査をしてるの。その仲間達が、今日久しぶりに集まって──
(95)2005/10/03 01:50:50
双子 ウェンディ
『ディ…あんまり迷惑をかけるんじゃないぞ。』

[ウェンディはリックの言葉に悲しそうに瞳を伏せた]

………すみません、お兄様。
気をつけます。

[ギルバートが部屋に荷物を運び入れてくれた]

ギルバートさん、お手間を取らせてしまってすみませんでした。
とても助かりました、ありがとうございます。

あの… おふたりはどちらかに行かれる途中だったんでしょうか?
(96)2005/10/03 01:53:01
流れ者 ギルバート
ん…俺たちか?
そろそろ夕飯の時間だと思って俺は部屋を出たんだが。
ソフィーもそうじゃないのかな?

[ギルバートは荷物を下ろすとソフィーに尋ねた。]
(97)2005/10/03 01:55:27
新米記者 ソフィー
貴方はリックって言うのね。
私はソフィー・アングラード。ソフィーでいいわよ。

[リックも混じり、4人でウェンディの部屋まで辿り着くと、ギルバートは荷物をリックに渡した。]

私達、食堂に行くところだったの。
貴方達も荷物を置いたら来るといいわ。
先に行ってるわね。

[213号室に入っていこうとする2人に、ソフィーはそう伝え、ギルバートと共に食堂へと向かった。]
(98)2005/10/03 01:56:04
文学少女 セシリア
【208号室/入り口】

[ドアの外の話し声が足音とともに小さくなりはじめた。セシリアはおそらく4人の男女が廊下の奥へと進んで行くものと認識し、少し安心した。]

……ふぅ…、少しおなかがすいたわね…
おじさまにお願いして先に食べさせてもらおうかな…

[セシリアはそっと外にでて静かにドアを閉めると、小走りで階段を駆け下りていった。]
(99)2005/10/03 01:57:30
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーの手を取って、食堂へ向かった。
2005/10/03 01:59:07
双子 ウェンディ
食堂… もうそんな時間なんですね。
聞いたらおなかがすいてきちゃった。
荷物を置いたら私達もご一緒させていただきますね。

荷物、ありがとうございました。

[ウェンディは改めてふたりに礼をいうと、リックとともに室に入っていった]
(100)2005/10/03 02:01:28
文学少女 セシリア
【1階/アーヴァインの居室前】

[セシリアは息を整えると、トントンとドアをノックした…。返事がない。]

…おじさま、いないのかしら。

[トントン、トントン…。やはり返事はない。]

……しょうがないわね、食堂に行ってみよう…
ゴードンさんが食事の準備をしているかもしれないものね……

[セシリアは少し不安げな足取りで食堂へと向かった。]
(101)2005/10/03 02:02:59
見習いメイド ネリーが参加しました。
見習いメイド ネリー
[『ありゃ降ってきたか…今夜は吹雪くね、かなり積もるんじゃないかなあ…』
そんな声に、不意に私は我に返った。
見れば山の上空には雪雲がおこり、既に空は暗く翳り始めている。
『嫌な雲が出ているな…こりゃかなり吹雪くぞ。特に上はな…あんたも買い物が済んだらとっとと戻るこったな。
荷物はいつも通り一緒に運んでやるから』
買出しに来ていた私……ノーラ・ミリセント…あのお屋敷ではネリーと呼ばれているが…は、
店の主人に言われてはっと顔を上げた。

今日から、別荘にはアーヴァインさまのお客様がいらっしゃる。
その最後の買出しで、私は麓まで降りてきていた。
セラーに眠るとっておきのワイン。そしてチーズと新鮮な肉と魚…そしてパンを焼くための小麦粉…
それにいざというときの薪も要るだろう。
ゴードンさんが蓄えてくれているものだけでは、果たして足りるかどうか解らない。
そんな考えに頭を支配されつつ、今の今までぼにゃりとしてしまっていたわけだ。

石畳は既に白いもので覆われ始めている。
観光客も雲行きを察したのか、宿の暖かい暖炉の前へ陣取っているのだろう、
石畳の通りには、人影はまばらだった。
その石畳を、一台の馬車がまさに発つところだった。
。馬車に記されている家紋は、アーヴァインさまの家のもの。
中には男性と女性数名の姿が見えた。

「……うん、じゃあ今日はこんなところでお願いするわね。
私もそろそろ帰らないと…今日は大切なお客様がいらっしゃる日だし…
残りのものはまた後日にでも…お支払いはいつもの通りでお願いします。」

私は雑貨屋の主人にそう言うと、荷物を纏めた運搬用の馬車の上に乗り込んだ。
途中でアーヴァインさまの馬車を追い抜き、別荘が林の中に見えてくる頃になると、雲行きはいっそう怪しくなり始めた。
風も強く、雲の暗さは更に増した。


私がアーヴァインさまの別荘で働き始めてはや1年半が過ぎようとしていた。
そしてちょうど1年前、あの痛ましい事故が起こって、ご主人様は暫く落ち込んでおられた…
しかし、持ち前の明るさで、アーヴァイン様は普段どおりの生活に戻るまで、そうかかりはしなかった。
それに、今宵は大切なお客様をお迎えする日…

…と、そこまで考えたとき、馬車は止まり、私は荷物を館に運び入れる手伝いに取り掛かった。
風に舞う雪は、まるで白いカーテンのように視界を遮る。
私が別荘の勝手口に荷物を入れてもらい、馬車を見送る頃には、雪は風に舞い上げられ、辺りの暗さのせいでもあるだろうが、視界はかなり辛くなっていた。

そこへ、遠くから馬車を引く馬の鈴の音が微かに響いてきた。
別荘へと続く角に姿を現した馬車は、次第にこちらに近づいてくる。
熱いお茶を淹れるための湯を沸かしながら、私は馬車の鈴の音が吹き付ける風の合間に近づいてくるのを感じた]
(102)2005/10/03 02:03:18
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