![]() | 見習いメイド ネリー [ネリーはギルバートの言葉>>377に、驚いたように瞳を開き、 静かに言葉を紡ぎ始めた] …ラッセルさまはスキーで怪我をされて 偶然この別荘にいらっしゃった方と伺っています。 旦那さまとは一番ご縁もない方です。 ギルバートさまは、どうしてラッセルさまを…とお考えになったのでしょう? [ネリーは少しだけ言葉に詰まりながら続けた] 私には旦那さまを…殺めるような… 強い動機…例えば私怨など…をお持ちの方だとは思えないのですが… [と、そこまで言ったところで、 シャーロットがギルバートを連れ出すのに気づいて驚きを隠せずにいた] |
(400)2005/10/07 01:03:17 |
![]() | 書生 ハーヴェイ [ ハーヴェイは、ゴードンの言葉を聞いたネリーが変わった事に気付く。] ノーラ、大丈夫か? 気をしっかり持つんだ。 確かにチャールズさんの言った可能性は否定できない。あの血文字……それはそういう意味かも知れない。 だが、そうと決まった訳じゃない。勿論、気をつけなければいけないと思うけどね。 [ ハーヴェイはそう言うと、震えるネリーを椅子に座らせた。] 『全員が一カ所にいれば犯人も迂闊なことは出来ないでしょう。 これだけの人数がいれば1人ではなにもできますまい。』 ああ、そうだね、チャールズさん。 僕もそう思う。ノーラ、気をつけなければいけないと思うけど……心配しすぎる事はないよ。 [ ハーヴェイはゴードンの言葉に頷き、ネリーにそう声を掛けた。] |
(408)2005/10/07 01:14:24 |