人狼審問

決闘を希望するのも戦略のひとつね？

………相手は、鵺。

おもしろいわ。
人が生きる死ぬを演じる場面は、見るたびにお腹の底から震えのような、悲鳴のような笑いのような得体の知れないものがこみ上げてくるの。

─画家の冷たい視線をむしろ快楽として受け止めた─

天使の名すら、貴方にはふさわしくない。

-ルーサーは感情のこもらない目でミカエルを見やると、瞬時床を蹴った-

-ミカエルはローズに何事か下すと、ローズのそのしなやかな体が、ルーサーに踊りかかる-

−『ニコラス』は手近にいる『ドール』の腕に数種の液体を注射器で刺した――が−

チッ。
不発か。

−『ドール』はビクビクと痙攣を起こすと紫色の泡を吹いて倒れた−

やれやれ。
この『ドール』の処理も問題ですね。
改良後の安定した『薬』を使ったと思ったのですが、改良前だったようだ。

−『ニコラス』は『赤い粉』の瓶のラベルを見ると溜息をついた−

貴方は黙っていなさい。

-ローズの牙をあえて左腕でまともに受けながら、ルーサーは右の手の内の薄いペーパナイフをその喉に正確に振るった-

-びくりとその黒豹が大きく跳ねたのを確認したときには、ルーサーのペーパナイフは見返るの首に刺さっていた-

-ミカエルの瞳が、まだ生きていることだけを示すようにゆっくりとルーサーを追う。その喉からひゅうと息が漏れた-

-ミカエルが崩れ落ちるのを確認して、ルーサーはゆっくりと十字を切った-

牧師。
殺人者の目であったわ。
お主は偽りの天使を殺めた悦楽に酔っておるのだろう。

さて、金髪の情報屋さん。
彼女が何者であったか教えてくれませんか。

-ルーサーはローズに咬まれた左腕をさすりつつ、ブランカの方をむいた-

……あら、ヒューバートとノーマンに狙われたけど私は死ななかったのね？
アハハハハッ。

─ソフィはそのまま自分に向けられた殺意に、半ば悲鳴のような笑い声をあげたが、すぐに冷静な表情に戻った。歩いて、ミカエルの死体に近づく─

─そして、驚いたような無垢な表情を浮かべ、ままこと切れたミカエルの頭部に手をのばした─

（あなたは何者か…記憶で教えて？）
（誰かを探すために人狼に所属していた……？）

─昨日と同様に一連の作業を終えると、溜め息をついた─

失敗か。
傍観者位置にいて、昨日急に話しだしたので本気であやしいと思ったのだけど。
キャロルはノーマルだったわ。
弟さんを探す為に人狼に所属していたらしいわ。
記憶の中に、まだ小さいころの男の子の姿が何度も何度も……。

>>9
急に話しだしたのがあやしい＝死にたくない素体
ってことね。少ないながらずっと自分の死を意識していたのを疑っていた。後、前半の記録が少ない者を残すのは不利と言う効率の問題。

牧師、あなたは今、何を思う？

……そう、ですか。
申し訳ありません、ミカエル。

快楽に酔ってなど、いませんよ。
私は私に向けられた殺意に身を守ったまで。無意味な殺しに愉悦など見つけられません。
ただ、彼女はノーマルであったと。それは「無意味な殺し」になってしまった、わけですけれど。

─全身がバラバラになって崩れていく感覚と戦いながら、呼吸を整えようと必死で身体を制御する。
苦痛のピークは去ったが、まだ油断は出来なかった。─

おい、ギルバートがいねぇぞ？あいつ逃げやがったのか？

さあな。
おらぬ者に用はない。
大方、素体に殺されたのだろうよ。

（大した姐ちゃんだ。二人分の殺意を向けられても全く動揺しない。）

−ノーマンは密かに舌打ちした−

…なるほど。
ミカエルはノーマルでしたか。
その判定が偽であろうと本当であろうと…今日は貴方の命日のようですが。

−特に何の感慨もないように処理物のブランカを見やった−

”牧師”様、素晴らしい手際だ。
感動致しましたよ。
ふふ、後で『モカ』にでも手当てをさせましょうか？
ああ、大丈夫ですよ。何も変な『薬』など持たせませんから。

−にこやかな笑顔で手を叩いている。−

これは、残念だ！私にとって予想外の展開だったよ！
素体がギルバートを始末したというのも興味深いが…

今私が置かれてる状況はそんなことをいっている場合じゃないようだな…。

よかろう！少々私の描こうとしたと絵とは違うが…
キマイラよ･･･この命、お前との死合で燃やし尽くすのも一興！

青い瞳のお嬢さんの始末は他の者の意見にまかすとしよう…
キマイラよ…どうする？明日までに結論を出そうではないか！
私との死合か？宴の続行か？

-ブランカの言葉>>10に-

彼女は結局、誰が怪しい、とは言ってくれませんでしたからね。
自分のことを疑っているから私が怪しい、と最後に残してはくれましたが。

自分が素体でないなら素体をもっと熱心に探さなければ殺されるのですよ。それを表してこない方など、到底信じられませんでしたから…。

-ルーサーは言いながら瞳をそむけた-

>>17
私は己の誓いを破らぬ。
昨日言ったとおり、ブランカを…始末する。
待たれよ。少ない命をせいぜい楽しむが良い

能天気殿。

さて、どうしましょうか。
時を進めて――血の宴を今宵もう一度開きますか？
この中の誰かが――血に染まる宴を。

−『ニコラス』は会議室にある砂時計をくるくる回している−

･･･失礼しました。少し疲れているようです。

ミカエルはノーマル･･･。そうでしたか。これで我々はまた後れを取ったことになりますね。
それと･･･あのギルバートという方はどこですか？姿が見えませんが。
よもや彼が襲撃されたのでは？

―キマイラの言葉に思わずにやりと笑みをこぼす…―
氷のように冷静な男だネ！すばらしい！
この命を燃やし尽くすのに理想の相手は君のようだ…
ならば、待とうではないか…
君との命のやり取りを…

―その氷…いずれ溶かして見せよう…ささやかにつぶやく…―

（勿論ミカエルが素体でなかったという確証は無い･･･。さて、どうする？）

そう、だ。ブランカ、貴方が研究員なら、ミカエルは素体である可能性もあるのでしたね。
どちらにしろ私にはもはや知るすべなどないのですが。

いない男の事は放っておきましょう、AZ。
「素体」に処理されたのかもしれないが――僕はあまりにも彼と話はしなかった。
彼が怯えて逃げたとしても、ハウンド達のいい獲物。
今頃は処理されているでしょうね。

−肩を竦めた−

>>20
それでは意味がない。
ブランカは始末する。

だが、残りに関してはじっくり調べねばならぬだろう。それが不都合になるか？スカーレット殿。

せっかく
「誰が誰に殺意を向けた」か明確になったのだ。
聞かぬ手はないだろう。

>>26
勘違いして貰っては困りますね、鵺。
僕はブランカを処理する事前提で時を進めたいのですが？

>>28
もちろん。
より多くそれぞれが情報を吐かねばならぬよ。

なぜ「ブランカ以外」だったのか。
今日しっかり探り合う為ではないか。

進めてしまっては意味がない。

>>20　ニコラス
状況から、私が始末されるのは明白でしょう。
だけど、私は今日は誰が素体なのか見極めてそいつを狙う。
私から時間を奪う事は拒否するわ。

>>25
･･･まあいいでしょう。彼の言動はあまりにサンプルが少なかったために不確定要素が大きく、全く読めませんでしたから･･･。
彼が死んだのなら、襲われることによって自ら潔白を証明したことになりますね。

>>29
ふむ。確かにそうですね。

−『ニコラス』は砂時計を止めて元に戻した−

まず、ブランカの正体。
ブランカ自身には申し訳ない事であるが
これに関係なく始末させて頂く。
これが私の出来る妥協のラインだ。

彼女が素体である可能性はどうか。
そうでないなら、それぞれが自分を除く
５人の中の誰がそうか。

検証し、論を戦わせねばなるまいよ。
その為に私は「ブランカ以外」を提案した。

本日はギルバートさんが素体に、ですか。

ふむ。これはまた「素体」も酔狂な殺しをしたものですね。彼に疑いをかけるのは無理だと感じたのでしょうか？　そんなことはないと思いますがねえ。
自らもおっしゃっていましたが、AZ、私は貴女が本日の犠牲者かと思っていましたよ。

-ルーサーはAZに視線をやった-

そして、今日
それぞれがそれぞれに殺意を向けた。

当然素体である、と疑ったからであろうな。
５人に減らし、それぞれの殺意を見る。

随分と「情報」は増えたではないか。

誰が誰を狙ったのか、VTRをじっくり見返さなくてはわからないけど、結構バラバラだったんじゃない？
あやうく誰が始末されていたかわからない……そんな風に思ったのだけど。

で、牧師さんに続いて、ノーマンと絵描きさんにも聞きたいわね。

情報屋を連続で始末する事は理にかなってるし、元々の方針と矛盾していないなら、不思議はないわ。ただ、私を殺そうとするってことは、誰をあやしんでいるのか意志を明白にしないこととある意味イコールよ。絵描きさんがなぜ、決闘をしなかったかは不思議だけど？

この２人には、昨日なぜ誰をあやしんでいて、VTRを見返した後ではどのような考えを持ったのか、より明確に答えていただきたいわね。

>>34
正直、私もＡＺを名乗る御婦人だと思っておった。
そして…なぜ「ギルバート」なのか。

論客を残し、そうでない者を葬り去る。
これは何を意味する…？

ＡＺ殿は、疑いをかけるには遠い位置にいる。
皆目見等がつかぬ。

案外「最後に立つ者」はＡＺ殿なのかも知れぬな、ハハ。

>>33
「ブランカ」が素体である可能性は除外できるほど微小なものでしょう。

キマイラ、わたくしは貴方を処刑しようと考えていました。先ほども申した通り、鍵は貴方であると思いましたから。
我々が無駄に出来る処刑の回数は限られています。今日がおそらくその最後のチャンスだったでしょう。
貴方の正体が何であれ、それを知ることの出来るわずかな機会を逃したくなかったのです。

(ギルバードが処理された意図は分かりませんね…残されても処理されないと踏んだのか？それとも…)
僕の中では「素体」の疑いを持っている人物は――全く縮まってませんね。

とにかく、AZ。
僕は貴方が狙われると思ってましたよ。
やれやれ。>>34 >>37”牧師”様と鵺と考える事は同じですか。

当事者であるAZ、貴方はどう考えますか？

まあＡＺ殿はまだ疑いはせぬよ。
彼女の論は強固。

私の予想である「禿殿素体」であるなら
その逆を言うスカーレット殿。
悪いが私もまた、そなたを素体ではないか、と考えておるのよ。

>>34
わたくしもそう思いました。何故今も生きているのか分かりませんね。わたくしが素体でしたら、最も素体と思われにくい人物から消去していくでしょから･･･僭越ながら、わたくしは多分そういう存在であっただと思っていますから。
或いは･･･わたくしに挑戦しているのかも知れませんね。「見つけてみろ」と。

AZ、私も今まで貴女をそのような存在としてみていましたよ。素体からは一番遠いであろう、と。
ですから残された、というそれだけで疑う気は毛頭ありません。
ただ。可能性はすべて残しておかなければならないのですよね。あなたが残った、という事実も含めて検証しなおしてみるつもりですよ。

>>36
>絵描きさんがなぜ、決闘をしなかったかは不思議だけど？

>>5:119
での私の発言を見てくれればわかると思うが…私は今日始末したいのは君だと。
そして君を始末した後に、今日キマイラとやりあうつもりだったのだよ…。

─VTRで、会議室からはずれた位置にある廊下のつきあたりに倒れ放置されているギルバートの姿を発見した。画面をクローズアップにして詳細に眺める─

本当にギルバートは殺されたようね。
彼が殺された理由を考えるなら、誰ともラインがなかったことでしょうか。居なくなった事に気がつくのに時間がかかるくらいですから。情報が出にくいと考えたのでは？

>>42　Az
あなたが素体でないなら、逆にこれから襲われないかもしれないわね。疑心暗鬼で「なぜ襲われないのか？　素体ではないのか？」と疑わせ、あなたを始末させるために。

……あなたの振る舞いは今日からむずかしくなるかも。
おそらく、あなた自身の手で素体を見つけ始末出来ればよいのではと思うけど。

ん？
よく考えると…素体は襲撃失敗する可能性が
これからあるのだな。

これは面白い事になってきたな。

何故ギルバートなのでしょうか･･･。
彼への疑いは少なくなかった、と言うよりは、彼は全員から「判断不能」の人物として見られていましたわね。あまりに寡黙すぎて。
彼を放置しておいても、我々はどう扱って良いか悩んで無駄に時間を費やすことになったでしょうに。

人数が狭まれば狭まるほど素体は襲撃失敗の目が大きくなる。

なるほど。
よく考えねばならぬな。

>>44　絵描きさん
ベンジャミンを信じたいというのは、あなた自身の背景があっての考えだから、私を信じてくれないと言う理由では疑わない。でも、『死人に口無し』の考えは変えないわ。
後、言葉で疑うのと、実際に武器を突きつける事の違いは大きい。
まあ、あなたもがんばってね。フフフ…。

>>46
別にわたくしはこれからも今まで通りに振舞うだけです。
素体を見つけ出さなければ生き残れないのなら、そうするまでですわ。これまでと何の変わりもありません。

本日は、素体が殺しをしくじるということはないでしょうし。
素体が殺しをしくじっても、一日なら日も伸びません。逆に疑える人数が増える、ということもあり。難しいところですね。
まあ私たちが悩んだところで素体の襲撃先がわかるわけでもないので、仕方のないことなのですが。

となると…襲撃が失敗せぬ為には
誰かにより深く疑いを向けねばならぬだろうな。

または皆から目星の外れた者も襲う。

目星の外れた者を襲ってくれるのなら、これは問題ない。寧ろ助かると言うものだ。

>>48　Az
不思議な事に、切羽詰まればつまる程、人間はよくしゃべる者を自分よりも強力そうだとして疑い、逆に取るに足らない者は無実と思う…。まあ、得体のしれない者を素体が隠れ蓑に使うって考えもあるわね。だって、時間がたってもあまり情報がでないのですもの。

………あなたを安直に疑う者がいれば、マークすべきか？
あなた自身を疑うべきか。……それを考えるのも面白い。

>>49
それは襲撃と処刑の対象が同じである場合のことを言っているのですか？
確かに無秩序に殺し合いを行えば、素体が殺しに言った相手が既に決闘で死んでいた、という事態も起きるでしょう。

正直、僕は一度頭をリセットして考えたくなってきた…。

>>41
鵺、疑う理由を教えてくれないか？
前提条件が違う上での疑いなのかそれとも…。

>>49　鵺
一日に１人素体側が誰かを殺す、そのルールを逆手に取るってことね。生きている者であれば誰でもよいのだから、それは実行可能ね。

誰を殺すかが情報であるなら、頃合いを見て素体が実行しうる作戦と言えそうだわ。宴が終る日が延びない範囲内で……と考えるのが普通でしょうけど。

>>55
そうだ。
そう簡単にいかぬだろうがな。

>>56
今の所は、だ。
私はブランカを「本物」寄りに考えておるのでな。
いつでもあらゆる可能性を考慮する姿勢は評価に値する。

だがな、スタンスが動いておらぬ。
そして誰からも目星がついておらぬ。
「泳ぎきっている」

まぁいい。
すまないが『赤い粉』の微調整を行いたいものでね。
一足先に自室に戻らせて貰うよ。

そうそう、”牧師”様の手当ても『モカ』に行って貰わなければね。

>>57
あるいは、それもある。
だがな、その戦術を素体が選択した為に
本当に失敗して「もう1日伸びる」という
鬼子も生まれ得るのだよ。

その時は手を叩いて笑うべきだな。

すみませんが、気分が優れないのでこれで失礼させていただきます。
─オードリーは足元を少しふらつかせながら、客室へと戻っていった─

……強く正しいと言う事で、疑惑をむけられるなんて。
Az、お大事に。

……。

−そして余った包帯を再び手首に巻き始めた−

>>62
ああ、私はまだあなたを疑ってる訳じゃないって意味。

─ソフィは思案するように、首を傾けた─

鵺。
そう言えば遅くなったけど、オレンジをありがとう。
とても潤った……わ。

それにしても、あなたは私を信じるといいながら、私を必ず殺すという。冷たい鋼のような男ね。その得物で私を貫いてくださるのなら……少し、素敵。

歓迎するわ。

…。
私は私の信ずるを行う。
そなたを生かすのが私の最善であるが
皆を納得させねばならぬ。

済まぬな。

ざっと、今までのビデオを見てきました。

やはり、AZ、あなたを疑うのは難しい。印象論でしかなかったが、初日の動きは明らかに素体だと思いづらい。
その後の意見にも大きな破綻は見られない。一貫して素体を追い詰めるための冷静な判断をしてくれているように思う。
あなたが素体だったならば、…疑えない。私は騙されましょう…。

そしてキマイラ。
私はあなたを疑いの対象として入れていましたが、昨日の会話、私の意図を理解して取り入れようとしてくれましたよね。そして本日になっても、ブランカを処理しないでおこうという提案。
これは私の中で、かなりノーマル寄りになりました。
ブランカが研究員であっても本物であっても、彼女を殺してしまえば手数は確実に消費させることができます。素体ならばその方が都合がいいはずです。
キマイラ、私は貴方に殺意を向けることは、おそらくないでしょう。

残るはノーマン、ヒューバート、ニック。
私はこの中に素体一人ないしは二人だと考えています。
自分の行為を正当化するわけではないですが、ミカエルが素体であった可能性も、やはり私は捨て切れません。あの一貫して情報を明かさない態度、彼女が鑑定されるときにヴァイオリン弾きの方が殺されたこと。

そう考えると、ニック。彼は怪しいとも思います。素体の一人があれだけ話さなければ、不安になるものではないでしょうか。彼の弁舌にとりたてて不自然なところはありませんが、私との考え方の相違もあるでしょうが、何か違和感を覚えた箇所がありました。
どこと具体的に指摘しても、それは感覚的なもの、としかいえなくなってしまうのですが。

またキマイラとともにFTFTに素体の疑いとしてあげられた、ノーマン。
彼も情報を出さず、飛びぬけた意見を言わず。ミカエルとスタンスが似ていますね。その点で彼女が素体なら、と考える部分はあります。

ただ、今日の素体の襲撃の意図を考えてみたのですが、あえて話さないものを狙うことによって、話さないものに素体はいない、という意識を植え付けることかもしれません。
自分の隠れ蓑を減らすようなまねはしないだろう。それならば、たくさん話すところに素体はいるのではないか、という流れに持っていくための襲撃かもしれない、と。

それならば、わざわざ疑問の種が残るようなギルバートさんを殺したかも理解できるような気がします。
彼が残っていたら、同じくらい話していないノーマンさんと、二択になるかもしれないですからね。

…我ながら深読みのしすぎでしょうか。

っ…くっ

-ルーサーは左腕が痛むのか顔をしかめた-

本日は休むことに、します。
何か牙に仕込んででもいたのでしょうかね。
明日、起き上がってこれないかもしれませんよ。

ールーサーは寝室でぼんやり天井を見ながら考えているー
（ギルバートさんが殺されたのは、この宴に極度の混乱を引き起こされることを嫌ってかもしれない。
キマイラが言うように、皆がばらばらに殺意を向ければ、素体の襲撃先がすでに殺されているという可能性もありうるのだから。AZにある程度の意見のまとめをして、あたりをつけたやすくしたかったのか。それならば、AZが殺意を向けたキマイラは、やはり素体ではない？
素体の意図など素体しか知りえない、か。あまりここを深く考えるのはよしたほうがいいか・・・）

実のところ誰から目星を外すか、も鍵になり得る。
それは皆、心のうちに留めおいた方が良いかも知れぬな。素体にギリギリの選択をさせる為に。
私も「素体ではない」と思える者がいる。

今、一番判断に迷うのが絵描き。
ＦＴＦＴを本物だと言っている点で
私を立場を異にしているのだが、
１日目だったか２日目だったかの悪目立ち。
あれが素体の物なのか、という感想を持つのだ。
彼の挑発に乗った形で私は刃を向けてしまったのだが…同胞ならば殺し合う理由はない。

BigDriveも判断に迷う。
当初に比べ、存在感が無くなってきている。

出来る事ならば素体よ。
この２人が素体でないなら、襲ってはくれぬか。
非常に助かるのだが。

やはり少し調子がよくないようです。
まったく、生意気なことをしてくれたものです。
夜明けにその場にいられるか難しいものですね。私は本日はブランカに殺意を抱くことにします。
すみませんが、それでは。

あと、私宛の質問などがあったら、ビデオに吹き込んでいただけると助かります。
お答えできるのは、明日、私が生きていた場合、になってしまいますが。

（十二分に休息は取ったが･･･体力が戻らない･･･。騙し騙し行くしかないのか･･･。

･･･限界は、近い。）

（あなた･･･私に力を下さい。
あなたのために生きる力を･･･
今まで一度も何にも祈ったことのない私だが････
今生まれて初めて･･･祈る。
神でも悪魔でもいい。
あと少し、あと少しでいいのです。私に時間を･･･。）

─カメラに向かって弱々しく微笑みながら─
本日わたくしは体調が優れませんので、あまり長くはいられません。これが遺言になるかも知れませんので、現時点でのわたくしの考えを残していきますわ。

今日わたくしは「ブランカ」の処刑を主張いたします。もう大体そのような流れになっておりますけど、一応念の為。

現在残っているのは7人。この中からわたくしと「ブランカ」を除いた5人の中に素体は2人。
わたくしたちに残された時間は最短であと2日。3日後には勝敗が決しています。
今日「ブランカ」を処分すると、殺せるのはあと2人だけ･･･。
絶対にミスは許されません。

わたくしが一番注目しているのは「ニコラス」…ですね。今のところ貴方の論旨には破綻は見えません。
しかしながら、貴方のスタンスが気に掛かります。一見素体探しを熱心にしているように見えながら、どこか遊んでいるような雰囲気があるのは事実です。
それが貴方の血を好む性質によるものであればいいのですが。

キマイラとルーサー牧師は、真摯に素体を探していると感じます。
キマイラはかなりその論理に偏りが見られるのですが･･･それをどう取るかでかなり立ち位置が違ってしまいます。
しかしながら、貴方への疑惑は一旦保留とすることに決めました。貴方が生き残るかどうかでまた再考するといたしましょう。

ルーサー牧師が素体であるならかなりの巧者です。適度に迷いを見せながら、しっかりとした意見を構築されています。
わたくしは8割程度貴方をノーマルと見ていますが･･･残りが予測できません。どうしても見えない部分が残ってしまう･･･。

もう1人、疑惑を拭い切れないのが、カール・ノーマンと仰った･･･あの方です。最初は疑惑の集中し早々に処刑されるものと見ていましたので、見逃していたのですが。
わたくしの疑惑の根拠は2日目と（>>2:177)3日目のこのあたり（>>3:101 >>3:102)でしょうか。他にもあるような気はするのですが･･･すみません。思考が鈍ってきているようです。

画家の方はダークホースですね。疑惑は薄いがさりとて除外できるほどではない･･･そういう存在です。或いはキマイラが素体であるなら彼もそうでは、とも思ったのですが。

･･･もう無理のようですね･･･。休ませていただきますわ。失礼･･･。

─PCを閉じて顔をあげる─

随分と今日はビルの中が静まり返っているのね…。
不気味だわ……。

多分、状況から全員が私を殺す、あるいは殺す事に同意する。（それが客観的に戦略としてはベストだわ）私は、一対一なら兎も角、このメンバーに対して１人だから抵抗しても死ぬ。逃げ出そうとしても、見張られているわね。……というより、不思議にこの宴から立ち去ろうと言う気がおきない。

私が死にたいのか？
と聞かれれば答えはいつだってNOよ。
生きたいとずっと思ってた。それはほとんど渇望と言ってもいい。でも、いっそ破滅してしまいたいとも思い続けてきたのも事実ね。結末が近いのかと思うと不思議な気持ちだわ。

今日はあまり語ることはないね…
私は昨日の考えをそのままスライドということにさせていただくよ。
明日以降のことは生きていたら考えることとしよう。
『明日は明日の風が吹く』ネ。

絵描きさん。
あなたの振る舞いはどうなのでしょうね。
一般的に、突飛なことや希少な可能性を話しだす人物は、目立つ事を恐れていないと言う点で、疑われにくいと思うの。それをあなたが逆手にとっている可能性がどれくらいあるのか……。
それが気になる所だわ。

理由はそうね。
ソリストが早期に死んでいるので、目立っても鑑定されないこと。
結局、あなた自身の意見がわかりにくいこと。
後、大事なのが、宴における殺しのシステムは、誰ががまとめを行い、１人の人物にターゲートを絞り込んで確実に射止めるという仕組みじゃないのよね。それを見越した上での振る舞いなら……あなたが素体なら、随分有利にことを進めてるんじゃないかなと思うの。

後は自分自身を知っている私にしか言えない事だけど、ベンジャミンを本物だと言ったことかしら。

私の視点からの話をする。
ああ、時間がないわ……。

素体であるベンジャミンと対立の立場で話していた鵺は、おそらく素体ではない。
仲間同士の茶番劇にはみえないから。

昨日言ったけど、ノーマンは少ないながらの言動の一致で私は彼を白く見ている。

Azとニコラス達はある意味立ち位置が似ているので、上手く判断出来ない。これは今日、誰が素体に殺されるかで少しは判断出来るのでは？
案外信用の高いAzがあやしいのかもしれない。それは明日生きてる人が判断すること。

ミカエルを疑った事自体は不自然ではないけど、彼女がノーマルだったことから、牧師さんは最初から彼女をノーマルと知っている素体の可能性がある。彼が自分を殺人者ではないと言う裏で、実際は殺しに手を染めている事実……これ自体が彼自身の本当の姿だとしたら？
……迷う。ミカエルの次に鑑定されそうなのも彼だった。

私が今、疑うのは牧師さん……ね。

……スカーレット・オハラは結構好きよ。
１人で生き抜いた、アメリカの女の人生として。
こんなことを言うのは恥ずかしいわね。

でも、私は男は誰も愛さないの……多分。
男を憎んでいるから。

─そう言いながら、静かに一度瞬きをした─

そうね……。
もし、今、希望を言えるなら、私は鵺に刺し殺されたいと思っているかもしれないわ。これは何かしらの歪んだ欲望なのかしら。

でも、絵描きさん。
あなたが私を哀れに思うなら、それもまた悪くはないんじゃないかしら。