人狼審問

『閃光』…いや、リック…。お前は…。

（ここで死ぬ為に生まれて来たのか？
こんなふうに殺される為に……

ウェンディ、トビー……！！）

―昨日、一昨日と子供たちを葬った場所に今日もまた墓穴を掘る。ホテルの用具入れから探し出してきたシャベルで、小さな穴を。
しばらくかかって、ようやく十分な深さと大きさに広げると、そこにリックを横たえた。―

手向けの花はないが…妹と友達が側にいる。

ークインジーはリックを二人の傍らに埋めると、その前に跪き、少しの間黙祷を捧げた。

ややあって、立ち上がって歩き出した時、クインジーの表情は冷たい無表情に変わっていた。

閃光がやられたか。
ハン、セブンデイズとやらもその程度かよ。

まぁいい。なんにせよ今日からはタイトロープだ。
１割も勝率が見込めるんだから、今まで渡ってきた橋の中じゃずいぶんとマシな方だがな。

――少し俯いた後、顔をあげる――

復讐者はまだ二人生きている計算になるな。
今まであるいは無関係を装ってきていても、共闘して人狼のメンバーを処刑しようとしてくる可能性は少なくないと思うね。

だから、ギル。僕は、君に指揮を執ってもらいたい。
自由意志で殺し合いをしたら奴らの思う壺じゃないか？
僕は、今日の殺しは、君のバックアップをするつもりでいる。
委任状なんて形式ばったものが要るなら用意しようか？

――廊下を走るカミーラを追いながら――


(寝てる所を狙うのはいいけど、殺気出しすぎ！)

――爆弾を持たせた虫を三匹放つ――

――１つ目の虫が天井を破壊し、足を止め


――２つ目の虫がカミーラの左足付近の床を爆破し


――体制が崩れた所で３つ目の虫がカミーラの腹部に突入した

――倒れたカミーラに大量の指向性爆弾をばらまき、その場を離れる――


さようなら、『逃亡者』…




――ホールに辿り着いた正にその時、廊下から盛大な爆音がなり響いた――

――ふと左手を見ると、腐敗している事に気が付いた――


最初の…一撃の時…？

かすっただけだったのに…

――左手を見て、一瞬だけ躊躇した後、傷口を爆弾で吹き飛ばした――


…！！！



後…は……これに包帯を……

…せんぱ…い……

青の執行者に…委ねるのも…手、ですが……


それは…今残ってるみんなが、同意しない…と……



先輩だけ…が……判断を執行者に、ゅ…委ねる場合……

もし執行者が……


ぅ……

先輩を……殺そうと思ってた場合……でも…


他の…人……は……
委ねてる人に…殺気を……持ちにくくなって…しま…います……

だから…提案……するな……ら……


執行者権限で……
強制的に……全員判断を委ねるようにしないと……







…………

――僅かに引きつった笑みを浮かべ――
残されたのはやっぱり俺か。
赤よりはるかにくみし易いと見たんだろう。
ま、その通りなのは俺が一番知ってる。

今日の選択は間違えられない。
データをもう一回…いや、何度でもチェックする。
ほんの些細な事でも気になれば突っ込む。

ああ、俺に任せるって奴はそうすればいい。
ただ、俺はほぼ今日狙う奴を決めている。
違うと思うなら、説得してみせろ。


俺が今日狙うのはアンタだ。半人前…いや、ハウリング・ボム。


もう一つの名前があっても関係ない。こっちで呼ぶぜ。
――にやりと笑って拳を打ち合わせた――

「半人前のニーナ」、君が何を言っているのか僕にはよくわからない。今となっては答えようがないだろうけれど、君はギルに決断を委ねるつもりはなかったんだね。そうか……

>>5:43〜>>5:44
NBK、人狼という組織の中で、僕と君はずいぶん違う部署に居た様だな。だが、理由はわかった。話してくれたことを感謝するよ。

―セキュリティールームから出て来た―

>>6:44今更言うのね。
綺麗事を抜かす、ねぇ…あの時は私の考えを言っただけだけどね
あの時、そこに貴方の意見が入った覚えも無いけどね。
　反論待ってるわ

>>6:40仲間という言葉を出す？
私が〜だったら仲間は〜…と言って質問を受けてるだだけどね
執拗に自分の仲間のことを言った覚えは無いし
復讐者視点に立った意見を言ったまでよ

―窓際の席に座った―

今日の判断はギルに委ねるわ

シャーロットとハーヴェイは人狼メンバーだと思ってるわ
敷いて言えば、昨日あまり喋らなかったハーヴェイから
ピントのズレた話をするなと言われたのは意味不明だったけどね

――ゆっくりと起き上がり――


おはようございます、『青の執行者』さん？

疑われるような事をしてきましたしね…

大体私の言いたい事は言いました。
それで狙われるなら…


――にこりと笑い――

文句は言いません。

一応、執行者さんに委ねて起きます。


――目を閉じて、脱力しながら――


『逃亡者』の毒は回るのが早いんですね。
ほとんど動けません。

今の私を殺すのは容易いでしょう。


(虫は潜めてる…遠距離じゃない限り返り打ちのチャンスが…)

キャロル、>>5:142
繋がり、ってのはどの辺で感じた？
何となくってのはどこかでひっかかるからこそ感じるもんだ。
データのどの辺か、上げてもらえるか。

ロッテ。
アンタ３日目、鑑定を受けたがっていたよな。
受けたがると言うと語弊があるかもしれんが、躊躇はしてなかった。
いつまで鑑定屋が生きているかわからない状態で、メンバーだとわかっている自分を
鑑定させたがったのが俺にはちとひっかかる。
ウェンディを狙った事も、今となっちゃあ、ね。

ごめんなさい、もう音声しか送れないわ
現場には慣れてないのよね、百洗練まの皆さんを相手に出来るほど強くないから


身の潔白を示すなら早い内、メンバーと認められれば……土曜…いえ閃光の身代わりにもなれたでしょ(苦笑)

そして、判定が割れれば、わたしの中に真実が見える

それを伝えたら、わたしは武器が無くても戦える、そう思ったからよ

わたしは、疑うことは苦手だわ
影だって、あんなに研究欲をそそりさえしなかったら…
言っても遅い話だわ。

はじめに名乗ったのを覚えていない？
わたしのコードネーム…ちゃんと証していなかったわよね？
でも、名乗っていたの「Mother」と。

違う意味でわたしはあなた方の敵なのかも知れない。

一度は、わたしの手術を受けた、わたしの子供達…

半人前……いいえ、ニーナ
この名前で呼ばれるのは不本意かしら？

死を覚悟したあなたは、或る意味異分子混入が認められる

生きる、生き残る　が組織の指標。
必ず、そうインプットしてあるはずなのに
「生きなさい」と…

音声しか送れないわたしには、あなたが何者であったか？を調べる術は既に無い。
そして、そのエキスパートも既に亡い…

今日の時点で復讐者は二人残っていることが確定している。確実に復讐者をしとめなければ明日は全滅する可能性が高い。
それには我々全員が処刑対象をあわせる必要がある。
青の執行者よ。あんたが強権を持って自分が選んだ相手を処刑せよと言うのなら俺はそれに従うだろう。

だが、一方で我々はそれぞれ自由に殺す相手を選んできた。
だから、あんたが執行者であると言う理由だけで自分の意思に従わせるのではなく、あんたを選ぶと言う俺の意思を尊重するのなら、今日『ハウリング・ボム』を選んだ理由を聞かせてくれ。
我々は全滅に危機にある。理由なしでは従えない。

―シャーロットのほうを見て―
Mother…そう、あんたを思い出したよ。
あんたの父親が俺を研究していたプロジェクトのリーダーだったことをな。そして父親の死後その研究の一部をあんたが引き継いだことも。

―セキュリティルームで記録を漁っていたが、
手元にマイクを引き寄せスイッチを入れた――

今日俺がハウリング・ボムを始末すると決めたのは
・>>3:134での守護者を炙り出すような発言
・いきなり３Ｍを狙った事
・>>5:20 >>5:25 >>5:27のあたり。言外に「疑うならただじゃおかねぇ」って雰囲気が感じられた。
それは今朝の>>10 >>11 >>12にも通じる。
これらの違和感の積み重ね、でしかなかった。
正直わざわざ口に出したのは引っかけでもあったんだがな。

本当にメンバーなら、今夜自分が殺られてはいけない事くらいわかる筈。

何故あそこまですんなりと死を受け入れた？
もうちょっとあがくかと思ったがね。

>>33　なるほど。了解した。
今チェックしてきたのだが、正直俺には前半の理由はそこまで疑うほどのことかよく分からん。それこそハーヴェイが『夢使い』を疑ったのと同じ理屈ではないかと思うが…。それははっきりと言っておこう。
ただ、確かに今日の発言は不可解だ。
真っ先に青の執行者に決定を委ねると言ったハーヴェイが怪しいと思うなら、直接そう言えばいいのにと思った記憶がある。そうではなく、委任に否定的ならそれもまた正直に言うべきだろう。

あっさり死を受け入れるべきではないと言うのもその通りだ。
ただ、何かまだこの後色々と言い出しそうな気はしたのだが…な。それこそ慇懃無礼なあの口調で、脅しでも掛けてくるのかと…。

――表情はうつろなまま――

その声は……クインジー…あぁ、あなたももうコードネームが有るのよね…

父の後を継いだのは、遺伝子関係だけだから
あなたの遺伝子も弄らせて貰った記憶があるわ…

…そうしてあの不幸な子供たちを生み出していったのか？

さすがはオリジナルね、感情がしっかりと残っている…

組織の為、新しいアサシン開発の為
他に何が有るというの？

閃光と影は……
まぁ、止めておきましょうか

まだ、わたしは死ぬわけには行かないので。

そう、お前たちが何重もの枷を嵌めなければ御せなかった俺だ。
今ではもうはっきりと思い出している。
全てを。

あの子達は…俺とクレアの子か。

クレア？
あぁ、あなたの妹だったかしら？

発見時既に損傷が激しく使い物にはならなかったのよね……
唯一脳細胞に残った記憶を……閃光に…

あなたが、影を庇ったのは…
自分自身だからじゃないかしら？
制御が利かない所まで似ていたわね

なるほど…。
殺してやりたいよ。お前を。

ロッテを殺しても、わたしは死なないわ

組織の人間であるなら、生きて
研究所までいらっしゃい

>>23
私がそう思ったのは、5日目の印象よ

>>5:13
先ず、これは個人の考え方かもしれないけれど
復讐者ってのは、同士を「白だろう」とハッキリ言い難いと思うの
「クインジーは白だと思うが違和感で白とは言い切れない」
こんな感じで言ってるわね
その後、私も含めた3人をグループ分けし、
この3人が悩みどころ、と言っているわ
つまり、逃亡者は「クインジーは微妙な位置にいて、
野良猫を含めた3人を疑っている」
こう言ってるように聞こえたの

その後、>>5:121
「これでクインジーを疑う気はないけど」という言葉かな

―シャーロットは、シリコンメモリの負荷に耐えられず人形状態で座っている―

―多数の資料を片手に広間へ入ってくる―
セブンデイズ計画…ここまで進行しているとは思いませんでしたよ。NBK、君の遺伝子は素晴らしい。私が知る限り、1000万人に一人の逸材ですよ。
…メアリーや３Ｍが目をつけたのも頷ける。

（少しこちらからのコントロールを緩めれば、まだましになるかしら？
　ロッテに戻ってしまえばその作業が出来ないし
　こちらからコントロールしてると動けないなんて
　欠陥も良い所ね（苦笑））

あら？サイモンかしら？

―シャーロットに気付き―
おや、メアリー？
……思いのほか、負荷が大きいようですね。

―資料をテーブルに置くと、シャーロットの前に立ち、顔を覗き込んだ―

ヴィンが死んだ今、頼めるのはサイモンしか居ないかしらね……にしても、彼にどの程度までの知識をインプットしたんだっけ……

生身の人間には、相当な負荷がかかるみたいね
既に映像の転送は不可能だし、行動制御も出来ないわ

―少しだけ苦笑しながら―
君に提供した私のデータなら、そっちのサーバにバックアップがある筈ですよ。

しばらく接続をそのままにして。
予備回路を経由する様に設定を変えましょう。

―コードが付いた、長さ10cmほどの針を取り出すと一端をパームトップにつないだ―

あぁ…随分成長してるのね、これならヴィンと同じぐらいの事は期待出来そう…
よくそんな暇があったわねとかは言わない事にするわ
ハーヴもスコットも大忙しだったはずなのに

まぁ、良いわ
予備回線への変更お願いするわ、このままじゃ本当に身動きとれないから。

―シャーロットを抱き寄せながら―
動かないで。すぐに済みますから。

…セブンデイズ計画の資料があれば、ギドラプロジェクトも飛躍的に進行しますよ。その点では君や３Ｍに感謝したいところですね。

―身体を痙攣させているシャーロットを片腕で抱きしめて押さえながら、パームトップのキーボードを片手で慌ただしく叩く―
…主回路のαｰ2経路とαｰ5経路が完全に焼ききれていますよ。制御どころではない筈だ。
予備回路と接続………主回路を一部閉鎖………

―シャーロットの様子を観察しながら―
Pingパケット送信。３回送りますから、３回目で同期を取って……接続は確立できたようですね。
パケット自体は半減していますが、映像が乱れるくらいで支障は少ないはずです。
これでしばらくは持つでしょう。

――ぶらりとホールに現れた――
ようスコット、…今は誰だ？
ちょっとデータを見直しててな、引っ掛かった所があってよ。

>>2:136
何で鑑定屋に復讐者が居ると？反逆者では情報は増えないってのかな。

――資料から顔をあげると――
君か。それは話が逆ですね。もし鑑定屋に復讐者がいるなら、その復讐者は、仲間が鑑定されることを避けるか、自分だけが鑑定して本物の鑑定屋には鑑定させない様にするだろうから、自称鑑定屋の意見には情報価値がある、という意味合いで言いました。

反逆者や本物の鑑定屋は、まだ鑑定していない人について何の情報も持っていませんからね。
推測はできたとしても、情報価値はそう高くないと思いますよ。

その様子だと、サイモンか。ＯＫ、ありがとう。

なぁ、アンタ前に俺たちは３つのグループに分かれるって言ってた。
>>5:112
今残ってる連中で、復讐者だろうと思う奴。
挙げてみてもらえるか。

あの時点では、私は「ジプシー｣を疑っていました。しかし彼は襲われた。今では、私は彼が護り屋だったのではないかと思っていますよ。復讐者と護り屋は正体を隠して潜むために共に同じ様な印象を持たれるのではないか、と。

ですから、改めて考え直した方が良い気がしています。
今残っている連中で…
疑っている順で言うなら、「半人前のニーナ」「野良猫」「メアリー」「ＮＢＫ」となりますね。
ニーナと野良猫は大差ない。メアリーとＮＢＫも大差ない。

ただ、ニーナやＮＢＫは、復讐者を処刑する際に、疑いよりも別の何かを重視しているきらいがある。それがノイズになっているのかどうか…

疑っている理由を話す前に、スコットを起こしてコーヒーを淹れましょうか。

――うつむいて座り込み、何か呟いた――

野良猫をどう思う？
彼女はわりと一人でふらふら動いているように見える。
復讐者側、の視点から意見を述べて、それがことごとく当たっているんだよな。

――ふと思いついたように――

そういえば、今まで死んだ奴。
そいつにトドメを刺した奴がまた死んでるんだよな。
ウェンディを殺した鬼蜘蛛が死に、そいつを殺した赤も死んだ。
３Ｍにトドメを刺したのは誰だ？

因果は巡る輪の如し、って奴かね。

赤が言ってたな。
昔…juna署に潜入して爆破した時の事を。
俺は書類でしかしらないが、その時のメンバーが男ばかりだった。
対する向こうの鑑識やらが全員女だったって。

これで復讐者が全員女だったら笑うぜ？

――顔をあげてギルバートを見ると、少し微笑んだ――
『サイモン』が起こしてくれたよ。
もしかすると、君と話すのは今日が最後かも知れないから、と言って。

「野良猫」か。自由に振舞っているようだね。隠密行動自体が苦手に思えるんだが、そのマイペースさがひっかかるね。尤も、慎重であろう復讐者が、そんなうかつな真似をするかどうかとなると考え込んでしまうよ。

困ったな。デボラを殺した僕に対する含みがあるのかい？

―笑いながら立ち上がり、コーヒーを淹れる準備をはじめた―

――同じように微笑みを返して――
コーヒーでも入れるか。
…最期にならない為に、こうして喋ってるんだ。

そうだな、彼女はここ数日で一気に人目に付きだした気がする。

頼む、俺がやると匂いが飛んじまって飲めたもんじゃなかった。

別にそんなつもりは無いって。ただ、面白ぇなって思っただけだよ。
俺たちなんざ、人殺してなんぼのモンだけどな。

――珈琲豆を挽きながら――
メアリーほど上手くはないが、許してくれよ。
君がやるよりはマシな筈だ

――笑いながら珈琲をいれると、ギルバートにカップを差し出した――

――苦笑してカップを受け取り――
メアリー、か。

彼女は素晴らしい技術者、研究者だよ。
俺のこいつも、彼女作だから良く分かる。
おっそろしい性能だよ、これは。

――軽く拳で左足を叩く――

そう、野良猫は目立ちすぎてるとも言えるな。
慎重さで考えるなら、むしろＮＢＫか……

明日、君がもし護られていたら、事態は一気に好転する。
護り屋が生きていることを心から祈るよ

――ギルバートの左足を見て――
それも…そうなのか。メアリーが調整したとなると、違う意味で危険な気はするが、性能は良さそうだな。

しかし、一体、何の任務でしくじってそんな事になったんだい？

護り屋ねぇ。生きているなら御の字、って所だが。
なら何故今日赤を護らなかった、て話だな。

もしも明日がある選択をしたなら、今日は俺を狙うしかない筈。
ならば護り屋が生きていれば、確かに一気に逆転できる可能性がある。
ま、ほんの一握りの希望って奴だろうけどな。

――コーヒーを一口含むと、わずかに目を伏せて――
情けねぇよな。気の流れを読んで動く、とまで言われた俺がさ。

NBKに言った事件があるだろ。
潜入してた奴がうっかりボロを出したって。
あれに参加してたんだよ。

何とか皆殺しにしたのはいいものの、相手の爆弾に引き千切られてね。
結局根元から切り落とす事になった。

足が無ければ俺の力は半減、いや３分の一に落ちる。
殺しの仕事なんざ受けられる状態じゃなかった。
その時にな、メアリーが声をかけてきたんだよ。
「実験に使わせて」ってな具合にね。

俺がここに来たのは、コイツのデータ取りもあるんだ。
「違和感無く動き、鍛えられた人間以上の力を出すパーツ」のね。

…何で俺なんかが「青の執行者」でいるのかって思わなかったか？
そりゃ、ここに来るための仮の身分って奴だよ。
ちょうど一人欠けたとかでね、そこに滑り込ませてもらった、って訳。

そうか…あの件に絡んでたのか。君にしちゃずいぶんとヘマをしたもんだな。
が、生きていてくれただけでも嬉しいね。
名を聞かなくなって、死んだのかと思っていたら「青」になっていたとは意外だったがね。

神経結合を使った人工筋肉、か。むしろこりゃ、サイモンの領域だが、見た感じでは、違和感はなさそうだな。

メアリーの雌狐…復讐はなかろうが、復讐者を操って何か実験をやってる可能性は考えなきゃならねえか。

済まない。さっき考えを言ったばかりだが、
誰もが怪しく思えてきちまった。

…メアリー、いやロッテ。
彼女をどう見ている、スコット。

俺は何だか引っ掛かるものを感じるんだ。
>>23で言ったこともそうだが、情報屋を始末すると決めた日。
あの日彼女は、情報屋を置いて他の人間から始末しようと言った。
あの時は流したが、今となって引っ掛かるんだ。

――頭をぐしゃぐしゃとかき回し――
ダメだな俺は。
一日データを漁ってただけで、脳みそがはじけそうだ。
妙な考えばっかり浮かんできやがる。

一眠りして考え直すわ。
…今日は間違えられないんだしな。

おかしな点はあちこちにあるね、メアリーは。

他の人間から始末、と言うのは僕も少しだけ考えた。
ここが復讐者に制圧されるのにどれだけの猶予があるのか。情報屋を始末する前に情報を汲み取れないか、とね。
ただ、そうするには余りに時間がなかったのでその提案はしなかった。

正直、どのくらい疑っているかと言われると困るよ。
疑ってはいるが、本当に誰もが怪しく見えてきちまう。
微差だが、ひょっとしたら、これは情かも知れないな。僕の？サイモンの？？

――足音を立ててホールに現れた――

夜明けまでまだ時間がある。
情けない話だが、俺は狙いを変えるかもしれない。
二人で迷っている。

ハウリング・ボムか、ロッテ…いや、メアリーか。

皆はどちらを選ぶ？もしくは、他に復讐者だと思える奴はいるか？
俺が引っ掛かったポイントを昨夜いくつか出しておいた。
本人たちの話も聞きたい。

俺なりに他の4人に対する疑問点を洗い出してみた。思ったより時間が掛かってしまったが。


『ハウリング・ボム』はほとんど私怨で動いているのだな。後は体調が思わしくないからか、後半は会話も少ない。意図が探りにくくて困ったよ。

>>5:25　ギルバートが指摘した箇所か…よく考えれば確かに意味不明だな。何故『どうせ半人前が死ぬんだ。なら執行者を狙わなくても良いじゃないか』となるのか…。執行者を狙うか狙わないかは復讐者次第なのに、どうしてそういう考えに帰結するのか。自分が本当に人狼メンバーなら、自分を殺すなと主張したくなるのは分かるが…。

>>7:10 >>7:11　指摘済み。(>>5:34)

『野良猫』。どうも自分が標的に上げられているせいか、過敏になっていかんな。実際俺にはもっとも怪しい人物なのだが…。

>>2:93　この一連の台詞…何故言わずもがなのことをあえて言ったのか。「実質、どちらも自分以外の誰かの意見を尊重しているように感じた」…信頼されたければむしろそうする方が自然だろうに…。

>>2:122　「フフフ、目星はついてんのよ」ブラフか？どちらを本物と思っていたのか気になる。

>>2:135　「殺す相手の選択を誘導」ここだ。俺が引っかかった箇所は。何故その選択をするに至ったかの思考順路を述べることが何故誘導になる？過剰に反応していないか？

そう言えば何故『逃亡者』は唐突にこんなことを言い出した？（>>2:159）ここで『夢使い』と俺の名が急に出てきている。そして「昨日は野良猫も若干殺してみたかったが」…。

>>4:20　「時間稼ぎ」…この言い回しがちょっと分からない。この時点ではまだ『鬼蜘蛛』は復讐者で、翌日本物がクロ、偽情報屋がシロと言って判定を割る可能性もわずかではあるがあったのに…。

>>5:3　「慎重な復讐者」…これは3Ｍが指摘済みか。(>>5:10)

>>5:142　俺の名を上げるのがかなり唐突だな。『野良猫』が復讐者だったとすれば、煙幕代わりに言ったのかも知れんが、3Ｍが復讐者なら特に他意はなかったということになる。これも指摘済みか…

>>6:29　指摘済み。（>>6:34)

シャーロット、いやメアリー。前にも言ったが、彼女は後半から極端に台詞が少ない。そこらへんは『ハウリング・ボム』と一緒で探りにくかった。どうも意図が掴めない。

>>1:247 「敵の司令塔」ねえ…復讐者たちはどういう集団だったんだろうな？

>>3:140　何故「二人の判定が割れる事をあたしは望むわね」…だが、これにはもう回答が出ているか…。だが、何故先に判定割れを想定しているのか…むしろ偽者はこの後は無難に「人狼メンバーだ」と言い続けていくのではないか？反逆者なら復讐者に当たっても良いように、復讐者なら連続で復讐者を当てるという不自然さを避ける為に。

>>5:41　人数が減った状態で情報屋を残しておくと危険だというのに…。情報屋にいる仲間を庇っている？それにしては露骨過ぎるが。しかも、今となってはノイズにしかならん情報を取得したがる…残りの復讐者との関係性を洗いたかったからと好意的に見た方がいいのか？

ハーヴェイに対する俺の疑問点はほとんど言ってしまったからな。ここでは割愛する。以下を参照してくれ。
>>5:113　>>5:129　
3Ｍへの疑惑と関連してだから、分かりにくいかも知れんが。

結論から言って俺は『野良猫』が一番怪しいと思う。しかし、こうまで怪しいと逆に不安になってくるのも事実だ。「復讐者がここまで穴だらけでいいのだろうか」とな。だが、怪しい奴を怪しすぎるからといって外すのもおかしな話だ。

しかしそれよりも今は、『ハウリング・ボム』の諦めたような態度が気に掛かる。本人の弁明を待ちたいところだ。それを以って最終判断を下したい。
いいだろうか？

――ふっと目を開け、クインジーに頷いた――
ああ、彼女も多少は回復してるだろう。
俺も本人の言葉を聴いてからきちんと決めたい。

あの諦めが、闘争に疲れたメンバーなのか。
それとも、あと一人仲間を残した復讐者の余裕なのか。

ハーヴェイに関しては、復讐者がバーちゃんを狙った可能性を
俺と話していたからな。その辺もあるだろうさ。

…アイツの考えは、一々俺と被る部分があって。
引っ掛かる部分が少ないんだ。俺からでは疑いづらい。
他の人間から指摘してもらえば、
見えないものも見えてくるんじゃないかと思った。

「あと一人仲間を残した復讐者の余裕」か…。
だが、そうだとしても自分が生き残れるかどうかで勝敗が大きく変わってくるのは人狼も復讐者もどちらも同じだ。
同じ処刑を受け入れるにしてももう少し粘ると思うのだが。

まあしかし、素直に考えれば余裕と見るのが普通だろうな。その場合は残る復讐者が安全圏にいると余程確信できているのだろうな…。
でなければ、もう少しかく乱して仲間が生き残りやすくしていくだろうからな。

ハーヴェイか。俺には他の誰もが怪しく見えてくるよ。
『ハウリング・ボム』が復讐者だとしても残りは誰かまだ分からないのだし。組み合わせも見当がつかない状態だ。
俺が怪しんでいる『野良猫』にしても、では相方は？と聞かれれば、すぐには答えられん。彼女は単独行動が多すぎて、関係性が洗えない。

――意識がゆっくりと戻ってくる――

（まだ…夜は明けていない…？
　体は…動く…


　左手は…ダメね、一生動かないでしょう。

　さぁ、記録を読み返さないと…）

>>15
ぃぇ、先輩。
やるなら『全員が委ねないと意味がない』と言いたかったのです。
でもよく考えたらその方向へ持っていく言い方でもあったわけで…
結果的に全く意味のないことを言ってしまいました…

>>33
――ギルバートの方を向いて――

護り屋を炙り出すような発言が疑われる対象に入っておりますが、
>>3:149,>>3:150あたりで
『リックさんがウェンディちゃんを殺させないために私の言ったことを実行したら執行者として失格』っぽいことを言っております。
つまり、護り屋を炙り出すような発言をしたのではなく…

『妹さんを殺させない為に、そのような行動はとらないで下さいね？』と、閃光に念を押しておいただけです。

『ウェンディちゃんが護られた人狼の可能性があるから、その場合は名乗り出てください』なんて事は一言もいっておりません。

――ソファに寄りかかりながら立ち上がり、目を瞑って話を続ける――

次に、いきなり3Mを狙ったこと。
これは何度も言っています。
秘密の拡散を防ぐためにまず狙いました。
私がこの問題で叩かれるなら、4日目で鑑定屋である『鬼蜘蛛』を狙った『NBK』さんにも同じ事が言えるのでは？

4日目…結局『満月の狂人』が死に、『閃光の影』を情報屋が見て『鬼蜘蛛』が偽者であると証明されましたが…
ただ、殺気を放った時点では、『満月の狂人』と『鬼蜘蛛』、どちらが本物の鑑定屋かわからない状態でした。
それなのに『鬼蜘蛛』を狙う行為…
それは私が『3M』をいきなり狙ったのとどう違うのでしょうか？
あの時は『閃光』『ジプシー』も同時に『鬼蜘蛛』に投票していましたが…

『ゲームに勝とうとするなら、これは誤った行為では？』

感情的にしょうがないというなら、なぜ『私の場合だけ叩かれているんですか？』

私が3Mを狙ったことを理由にあげるなら、『NBK』さん…そして、今は亡き『閃光』『ジプシー』さんにもも同じように叩くべきではなかったのですか？

――息を切らせながら、次の質問にも答える――

そして、>>5:20 >>5:25 >>5:27の件で言外に「疑うならただじゃおかねぇ」って雰囲気が感じられた。と仰っていますが…

殺人者が殺気を向けられて冷静になれると思いますか？
>>5:14は私にとって、死刑宣告をされたようなものでした。
それを甘んじて受け入れる気はとてもじゃないけどありません。

『閃光』も私が3Mを狙ったことを理由に疑ってましたが…
自分の事は棚に上げて…なんですよ？
だからこそ、シミュレーションの事を話し、少しでも違う方面から見てもらえればとあのような行動をとりました。

後は…そうそう、先輩への応対ですね…

今朝の先輩への応答は、「全員が委ねる事を選択しないと意味がない」ということを伝えようとしただけです。
見事に失敗しましたけどね。
あれは先輩の言葉を私が捉え間違えた事もあり、はっきり言って意味のない会話になってしまいましたが…

そして、死を受け入れたのは…


――力無く笑い――

正直、夜明けまでに目覚める自信がなかったんです。
あの時も、先輩の言葉を拾うのが精一杯で、記録チェックまでは出来ませんでした。

（意識は失ってていても『虫』はオートで私を護る。
　油断して接近戦で殺そうとすれば、返り討ちにできる。
　その油断を誘うためでもあったんですけどね）

――ずりずりとソファに座り込み、目を閉じる――

とりあえず、私に関する質問はこれで大体答えられたと思います。
漏れがあったら言ってください。

私は今まで記録をチェックしてきます。

（30…30分だけ…）


――ニーナはソファに横になり、眠りについた――

――ゆっくり目を開け、ニーナに向き直った――
そうか、ありがとう。
ただ、アンタが３Ｍを狙った時とNBKが鬼蜘蛛を狙ったとき。
状況は同じではないぜ。

そうそう、アンタは復讐者あと二人。
誰だと考えている？

一度の情報ももたらしていない情報屋。
それと比べて、一人をメンバーと、一人を復讐者だと告発した鑑定屋。
失っても情報になるのはどっちだ？

ま、これはあまりにもあからさまかと思ったが、
アンタを鑑定しようとした「満月の狂人」が
結果を伝えずに殺られちまったしな。

そういう点もアンタの疑いを強めてる。

そろそろ夜が明ける。皆は…どうしたい？

俺を信頼できるなら、俺に今日の止めを任せてもらえるか。
もしも選択が正しければ良し、万が一守護者が生きていれば。
選択を間違えていたとしても、反乱を起こされることは無い。

――目をゆっくりと開ける――

新たに質問されてますね…
少々お待ちを。

まず、復讐者だと思う二人…


『シャーロット』『野良猫』


この二人です。
と、いうのも『ハーヴェイ』、『NBK』が復讐者には見えないからですね。
消去法で彼女達となっています。

そして…

『一度の情報ももたらしていない情報屋。』
『一人をメンバーと、一人を復讐者だと告発した鑑定屋』
これらの情報量を比較するのは間違っているのでは？

私が今回言いたいのは、「感情を優先させた行動に対して叩かれている」事です。

もし情報量を比較するとするなら、
あの時点での情報屋を狙うのと、鑑定されてないものを狙う。
あの時点での鑑定屋を狙うのと、ウェンディを狙う。

こう分けるべきでは？

で、どちらも、情報屋、鑑定屋を失うほうが情報量は少ない事はわかるはず。
それなのにも関わらず、情報量を少ない方を選んだから叩いているのではないのですか？

私は情報量が少ないとわかりきっている情報屋を狙いました。
NBKは情報量が少ないとわかりきっている鑑定屋を狙いました。
これのどこが違うのでしょうか？
ゲームとしてみるなら、両方とも間違った行動をしているのですが、違うのでしょうか？

確かに
一度の情報ももたらしていない情報屋。
一人をメンバーと、一人を復讐者だと告発した鑑定屋。
これを比較した場合は私の方が言及されるべきなんでしょう。
ただ、だからといって、『一人をメンバーと、一人を復讐者だと告発した鑑定屋を狙った者』に”何の言及もない”のはなぜですか？

すまない。遅れたようだ。

また、>>107は、復讐者から見たら『満月の狂人が本物』って事が確認された直後に殺されています。

何の不自然も無いように思えるのですが…？

>>108　いいだろう。執行者のあんたの判断に任せる。ここまできたら覚悟を決めるしかないだろう。

俺はNBKが鬼蜘蛛を狙ったことを、さほど感情的だと捉えていなかったからさ。

感情的と捉えてないなら、なおさら情報が少ない方を選ぶのはおかしいのでは？

あの時に『鬼蜘蛛』を狙うほうが得策な点を教えてもらいたいです。

それがないなら、NBKの行動は『不適切』


そうじゃないんですか？

私はそう考えます。

NBKの行動が適切なら、その説明をしてもらいたいです。

ちょうどNBKもいます。


NBKさん教えてください。
あなたが鬼蜘蛛狙いにしたのはなぜですか？

俺は『鬼蜘蛛』を狙った件に関しては弁明する気はない。何と言われようと。糾弾されるのも覚悟の上だ。

>>117
この解答はむしろ『NBK』を糾弾しなければいけない答え方では？
矛盾しています。

こんなので終わり？冗談じゃない。


これでは目覚めるのに間に合った意味がありません。

納得のいく説明をお願いします。

感情に拠る行動ではあったろうさ。しかし、利もあった。
アンタの行動には組織に対する利が無い、と思えたんでね。

殺人者が殺気を向けられた事で平常心を失う？
おかしいね、それが仕事だろう俺たちの。
そして夜明けまでに目覚める自信が無く、
ハーヴェイの発言を見直すくらいしか出来ないとアンタは言った。
しかし、時間はあった筈。少なくとも、今こうしているように夜明けには時間があったんだ。
メンバーなら、自分が殺されることで殲滅に向かう事はわかりきっているんじゃないのか。