お嬢様 ヘンリエッタ 体が重い・・・苦しい・・・。 これは・・・この世ならざるものの念を受けたときと同じ・・・。 母上さまの鏡を・・・見なくては・・・。 | |
2005/06/22 07:00:19 |
お嬢様 ヘンリエッタ ・・・ああ・・・・・・。 紗都さまは鬼であらせられたのですね・・・。 けれどなんて・・・寂しそうで悲しそうで・・・美しい鬼・・・。 | |
2005/06/22 07:01:21 |
お嬢様 ヘンリエッタ 呪を受けたのは紗都さま・・・では誰が襲われたの・・・? 今日は晴暗さまの名を記すべきなのでしょう。 告鬼の力を持つ方に鬼だといわれたのですから。 ・・・音麗さまの真偽を見極めてから、 名乗るのがよいのかもしれません。 鬼に襲われねばよいのですが・・・。 | |
2005/06/22 07:05:45 |
お嬢様 ヘンリエッタ こわい・・・。 わたくしはこうして、己が生き延びることばかりを考えています。 なんて浅ましいことでしょう。 ・・・しばらく休みましょう。 巻物を確認しにいかなければなりませんから・・・。 | |
2005/06/22 07:07:18 |
村長の娘 シャーロット [紗都は静かに地上を見ている。一つの綺麗な魂が天に昇って行くのが見えた。] 十年前に来るべきだった場所…… やっと…お父様やお母様に会える。 あの魂は…… ……!!音麗?! 緋、見てるわよ。音麗を送ってくれて有難う。 此れで…何とかなりそうね。 白は少し厳しいけど、見極めはもう怖くない。 | |
2005/06/22 09:21:24 |
村長の娘 シャーロット [紗都が辺りを見渡すと、其処には会いたかった三人の姿が在った。] 「蒼……。」 お父様…お母様…叔母様…… 来てしまいました…… 「お前は再び、新しい仲間を手に入れる事ができたんだね。」 はい…… 二人とも、しっかり憑依されてますよ。 若干、白の方は新しい肉体にまだ慣れていないようですが。 [紗都は白を思い出しながら、小さく吹き出した。] | |
2005/06/22 09:29:13 |
村長の娘 シャーロット 叔母様、私を大事に育ててくれたのに…… 殺してしまって御免なさい。 「気にするな。お前は自分の役目を果たした。そうだろ…?」 …………。 [紗都は静かに頷いた。] 「まぁ…此処からお前の仲間の活躍を一緒に眺めてるか。」 はい。あの二人なら…やってくれると思います。 [紗都は父母、叔母に抱かれながら、静かに瞳を閉じ暫しの眠りについた。] | |
2005/06/22 09:30:10 |
村長の娘 シャーロット (鬼隻が私を人間判定で見鬼騙りかしら…これで、呪殺が後三回という処までいけるわ。私を鬼判定で名乗り出たら……最後まで、放置する事になりそうね。) | |
2005/06/22 09:36:41 |
村長の娘 シャーロット (そうね。変に抵抗するよりは、白を残す為に…私は其れでいいと思う。後は鬼隻がうまくやってくれるでしょう。でも…十分に楽しんで……。どんな策をとろうと、私は貴方を責めたりしないわ。) | |
2005/06/22 09:41:28 |
お嬢様 ヘンリエッタ 体が重いのに・・・あまりよく眠れません。 ばあやはわたくしの世話をするだけで部屋にこもってしまいます。 わたくしが、己のことを己だけでできるのならば、 このようにおびえたばあやを見ずにすむのに・・・。 | |
2005/06/22 09:57:23 |
お嬢様 ヘンリエッタ これで・・・わたくしも人殺しの業を負います。 咎人となるのですね・・・。 | |
2005/06/22 10:22:00 |
お嬢様 ヘンリエッタ この橙の巻物に記しておかねば・・・。 【紗都さまは鬼であられました】 晴暗さまも・・・鬼なのでしょうか。 音麗さまが襲われたのですから、きっと 本物の告鬼であったのでしょう・・・。 ですからきっと・・・。 | |
2005/06/22 10:25:41 |
お嬢様 ヘンリエッタ 今から明日の朝が恐ろしい・・・。 鬼の気はわたくしには強すぎます・・・。 | |
2005/06/22 10:26:17 |
書生 ハーヴェイ 初めから気が付けばよかったんだ。 私の太陽が傍にいたことを。 私にとっての太陽はあなた1人… それに私は…色を見間違えていたようだ… あるいは、見覚えのある色であったから、なのか… | |
2005/06/22 10:28:06 |
村長の娘 シャーロット (よく考えたら…私を人間判定するのは怪しいわね。私が鬼隻なら、告鬼が居ない以上見鬼を鬼が騙る必要はないだろうし……。鬼隻は騙るのであれば、私を鬼判定の方がいいわ。鬼隻サイン必要ない。) | |
2005/06/22 10:32:34 |
見習いメイド ネリー ふふ…襲われてしまったようですね。 これで確実に今日は晴暗殿がこちらにこられるでしょう。 女性3人の中に鬼の気はあまり感じなかったのですが…。 (3日目襲撃ばかりで凹み気味でございますが…) …私に想い人がおらぬ、と申しましたが…。 それは生きていた時の事…。 かつて、この村にまぼろしのようにおられた、私とあまり年の変わらぬ赤い髪の方…私はその方を想っておりました。 これで、そのお方の元に…音麗は幸せです。 | |
2005/06/22 11:01:37 |
村長の娘 シャーロット [紗都は一つの魂を感じ、静かに瞳を開けた。その時にはもう、父と母の姿はなかった。] 音麗、また会えたわね。 貴女と此処に来れて嬉しいわ。 [紗都は小さく笑みを浮かべると、何処か悲しい瞳で地上を見下ろしていた。] | |
2005/06/22 11:09:23 |
見習いメイド ネリー この力を得る事を望んでいたわけではございませぬが…少々哀しゅうございますな。 でも、私の中の最大の目的はほぼ果たしたと申してもいいので…。 私は、私自身が恋焦がれるお方の元に参ります…。 | |
2005/06/22 11:10:46 |
村長の娘 シャーロット 白、有難う。 緋は捨て駒にして構わないと思うわ。 貴方さえ…生き残ればいい…… 此処から、見守ってるからね。 蒼の魂は…貴方の傍に置いてあるわ。 [紗都は白に蒼の魂を送った。] | |
2005/06/22 11:11:18 |
村長の娘 シャーロット 音麗…赤い髪の男……? 九韻示しか思い当たらないけど…あの人は確か音麗よりももっと歳がいってた筈。 その人は…今此処に……? それともまだ生を受けているのかしら? | |
2005/06/22 11:12:57 |
見習いメイド ネリー [紗都の肩を軽く抱きしめた] 紗都様…お疲れ様でございましたな。 私が生きていたら、晴暗殿を立ち直れない程にいじめておったやもしれませぬので、これでよかったのやもしれませぬ。 | |
2005/06/22 11:12:59 |
見習いメイド ネリー ふふ、「まぼろし」でございますよ…。 まだ、岩が割れる前の、ずっと前のお話です…。 | |
2005/06/22 11:14:16 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗の背に優しく腕を回した。] 貴女は…唯一の、私の女の友達だった…… 貴女の澄んだ瞳と優しい心…羨ましかった。 私の瞳は狂気に満ち溢れ、心は澱んでいるからね…… 晴暗を苛める……?あははは。 そんな事したら…白が黙ってないわ。 [紗都は昨夜までは傍に居た二人を思い出しながら、笑みを零した。] | |
2005/06/22 11:18:12 |
村長の娘 シャーロット まぼろし……か。 そのまぼろしを…此処でもう一度見れればいいわね。 私は……私自身がまぼろしになったようなもんだわ。 [紗都は小さく笑うと俯いた。] | |
2005/06/22 11:21:00 |
見習いメイド ネリー [紗都の笑顔に、少し嬉しそうに微笑んだ] 紗都様、私は…貴女様が好きでしたよ。 宮司様に寝物語のように聞かされた、美しくも哀しい「鬼」と呼ばれた姫君のお話を…。 貴女様の哀しい心も、愛しき人を想う心も…私は、好きです。 ふふ、晴暗殿は「いじられし者の気」を含んでおられますので…。 [夢の中の晴暗を思い出し、くすっと笑った] | |
2005/06/22 11:23:03 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗の言葉に一筋の光を零した。] 音麗…有難う…… 緋が「弄られし者の気」を含むか…… [紗都は蒼の魂を呼び戻し、緋の元に送り小さく吹き出した。] 緋、音麗に笑われてるわよ。 | |
2005/06/22 11:26:35 |
見習いメイド ネリー まぼろし…。 いいえ、かの方もまた、まぼろし…。 この村ではめぐりあう事は、叶いませぬ…。 せめて、他の皆様には…人も鬼も隔てなく、愛する者と結ばれるようにと、思っております。 晴暗殿、めい様を幸せにしませぬと、承知致しませぬから。 [晴暗の姿を見ながら、笑顔を浮かべた] | |
2005/06/22 11:28:40 |
村長の娘 シャーロット そう、私は昨夜『蒼の魂』を紗都の中に封印し、「朱の巻物」により呪殺された。 でも、魂は一つだけ封印しても意味がないの。残る魂が在れば、何時でも蘇る事ができる。私の『蒼の魂』は『白の魂』と『緋の魂』が封をされるまで、此処でも蘇るわ。 [紗都はくすっと笑うと、自分の中にある『魂』を自在に操っていた。] | |
2005/06/22 11:30:18 |
見習いメイド ネリー [紗都の頬に手を添えた] 笑顔の紗都様はお美しゅうございます。 斬鳩殿がこちらにこぬように、お祈りしております…。 愛しき人は、敵であっても…無事でいて欲しいものです…。 | |
2005/06/22 11:32:26 |
村長の娘 シャーロット 晴暗は…完全に『緋の魂』に憑依されてるからね。 『緋』の思いが強いと、なかなか難しいかもしれない。 でも…『蒼の魂』が少しとはいえ封をされた以上、『緋の魂』も其の力は弱くなってる筈。だから、大丈夫だと思うわ。 | |
2005/06/22 11:33:04 |
見習いメイド ネリー [魂を操る紗都を、目をぱちくりして見つめた] …鬼の魂の全てを封じても、人として甦る術もあると、聞いた事がございます。 でも、望むままの姿が、一番幸せなのやもしれませぬな…。 | |
2005/06/22 11:36:05 |
村長の娘 シャーロット 晴暗には……めいと幸せになって貰いたいわね。 [紗都は晴暗の幸せを心から願った。] 斬鳩…生きて…… 私の仲間が貴方を傷つけない事を祈ってるわ。 もし…再会できた時は……感じられなかった貴方の温もりを…私に感じさせてね。嘗て、与えてくれたように―――。 | |
2005/06/22 11:37:58 |
見習いメイド ネリー いじられし者の気は『緋の魂』のものなのでしょうか…それとも、元の晴暗殿のものなのでしょうか…。 晴暗殿…早くこちらに来られないかな…あ、でもそうするとめい様が哀しまれる…うぅぅぅ…。 | |
2005/06/22 11:38:55 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗の言葉に耳を疑った。] ……え? 人として甦る事ができるの……? それなら――― 全ての鬼魂が再び封印された時、お願いしてもいい…? | |
2005/06/22 11:40:01 |
見習いメイド ネリー 斬鳩殿は、とても心の熱いお方でいらっしゃいますな…。 けれど、少々照れておられるようにも感じました…。 (何度念を送った事でしょう…ふふ) | |
2005/06/22 11:40:37 |
見習いメイド ネリー [音麗は紗都を抱きしめた] 勿論ですとも…その時こそ、紗都様を真っ先に、人として…甦らせましょう。 | |
2005/06/22 11:42:00 |
村長の娘 シャーロット 『緋の魂』は「弄られし者」ではないわね。魂が憑依している「晴暗の肉体」の方じゃないかしら……。 『白の魂』は力が強すぎて、「ある人の肉体」じゃ耐えられなさそうだけど……まぁ、そのうち慣れるでしょう。 | |
2005/06/22 11:42:30 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗の細い腕に包まれ、静かに頷いた。] 有難う……。 斬鳩は、記憶を戻したいのか、戻したくないのか分からなかった。だから敢えて選べるように『蒼の巻物』に記したんだけどね。 読んでくれるのかな……。 もし、記憶が戻らなくても…それはそれで構わないけどね。私の傍らには、いつも昔の斬鳩の心が在るから……。 | |
2005/06/22 11:45:40 |
村長の娘 シャーロット そういえば…… 一番言が多い二人が、真っ先に此処に来てしまったわね。 [紗都は音麗を顔を見合わせ、お互い笑みを零した。] | |
2005/06/22 11:48:39 |
見習いメイド ネリー (つまり、鬼を祓っても晴暗殿は弄られるが運命なのですね…) [晴暗を少しだけ哀れに思った] | |
2005/06/22 11:48:48 |
村長の娘 シャーロット 一つ、不思議に思ってた事が在るの。 [紗都は思い出したように、口を開いた。] 九韻示が「退鬼」だと名乗り出たけど、殆ど其れに対して反応がないのよね。皆、気付いてないのかしら…?其れとも華麗に聞き流してるのかしら…? | |
2005/06/22 11:50:53 |
見習いメイド ネリー ふふ、紗都様と私が一番お喋りでございましたな。 紗都様の鈴を鳴らすように綺麗なお声、たくさん聞けて嬉しかったのですよ。 時の縛りに身動きが取れない方も、おられる気が致しますし…。 今日は皆様の声が聞けるとよいですな。 | |
2005/06/22 11:52:37 |
見習いメイド ネリー [華麗に聞き流す村人達を思い出し、吹き出した] 九韻示殿、確かにそのような事をおっしゃられておりましたね…。 私は退鬼のふりをして、襲われようとなさっているのかとも思いましたので…言葉にはできませんでしたが…。 | |
2005/06/22 11:55:39 |
村長の娘 シャーロット 私も…貴女の澄んだ可愛らしい声を沢山聞けて嬉しかったわ。 そうね…… 皆の声、今日こそ聞きたいわね。 [紗都は暫く瞳を瞑ると、ゆっくりと其れを開いた。] 少し休みわ……また、後でね。 [紗都は緋と白の傍に蒼の魂を送り、そのまま眠りについた。](離席) | |
2005/06/22 11:55:50 |
見習いメイド ネリー はい、紗都様…。 魂は封じられましたが、心が解放された事に喜びましょう…。 私は、愛しき方のところに行って参りますね。 [音麗の魂も、いずこかへと消え去った] | |
2005/06/22 12:00:48 |
村長の娘 シャーロット [紗都は鬼隻の気を感じ、静かに目を覚ました。] やっぱり…めいだったのね。 緋、よかったじゃない。 貴方とめいは、きっと結ばれるわ… [紗都は晴暗とめいを祝福した。] | |
2005/06/22 14:52:04 |
お嬢様 ヘンリエッタ ・・・この紙は・・・。 めいさまが・・・見鬼? 見鬼の力を持つのは私だけ。 どうしましょう。嘘をだと糾弾すべきでしょうか。 けれど、めいさまが鬼でも鬼隻でも わたくしが真実を申していることが 鬼にはわかってしまいます。 命を落とし、晴暗さまの真実が伝えられなくなりはしないでしょうか・・・。 | |
2005/06/22 14:58:26 |
お嬢様 ヘンリエッタ 私は明日まで隠れているつもりでした・・・。 鬼から見て、退鬼・神子・本物の見鬼がいるかもしれないと思われる人数は9人。 私が明日まで生きていられる可能性はかなり高い。 なれど・・・わたくしは見鬼であることを隠してみなの話に加わることができるでしょうか。 | |
2005/06/22 15:01:05 |
お嬢様 ヘンリエッタ せめて紗都さまが鬼であられたことを伝えるほうがよいのか。 それとも・・・明日生きていることを願いまして、口をつぐんでいるのがよいのでしょうか。 わたくしはどうすれば・・・。 考えなくては・・・・・・。 | |
2005/06/22 15:02:25 |
村長の娘 シャーロット めい…私の命が残っていれば…… 貴女に鬼隻としての名を付けてあげれたのに… 名は考えて在ったのよ。その名で呼べないのが残念だわ。 今日は、晴暗が呪殺されるけど……白を…頼んだわよ。 [紗都はめいの傍に蒼の魂を飛ばした。] | |
2005/06/22 15:05:43 |
お嬢様 ヘンリエッタ めいさまはおそらく鬼隻でしょう。 音麗さまが告鬼であるのならば、 晴暗さまとですでに二人表に出ていることになります。 その状態で、最後の一人が出てくるとは思いにくいのです。 | |
2005/06/22 15:11:33 |
お嬢様 ヘンリエッタ 見鬼としての視点は捨てましょう。 退鬼の守護先を増やすこともできませんし。 わたくしは、明日、晴暗さまが何者であったかを みなに告げたいのです・・・。 もしも襲われてしまいましたら・・・。 みなさま申し訳ありません・・・。 | |
2005/06/22 15:13:01 |
村長の娘 シャーロット [紗都は深い眠りの中で夢を見ていた。] 村を覆う澱んだ空気が一瞬薄まる。 其れが意味をするもの――憑依。 鬼魂岩に抑えられていた鬼の力が宿主を見つけ、其れに憑りついた。 屋敷に向かう蒼は、己の血が騒ぎ立つのを感じていた。その瞳は闇をも照らす狂気溢れた赤…そして口光る白い牙。それを向けるべく人は一人…… ゆっくりと屋敷の中に入る。二階の小さな部屋で、其の人は眠っていた。気配を消し其れの歩み寄る蒼…そして、鋭い爪で其れを引き裂く。其れは鋭い痛みから目を覚まし声を揚げた。 「喚け…苦しめ…我の為に、生け贄となるのだ。」 蒼は小さく震え上がる其れを見て、甲高い声で笑っていた。 そして爪で頭を押さえ込むと、光る白い牙で頸部に噛み付いた。大量の血が流れ出る。蒼は血の甘さに快楽を憶えていた。 其れの全ての動きが止まったのを確認すると、蒼はゆっくりと立ち上がった。その頬は何かで濡れ、彼女は拭おうとはしなかった。ただ一言、震える小さな声を発した。 ―――叔母様、御免なさい、と。 | |
2005/06/22 17:42:48 |
村長の娘 シャーロット [紗都は勢いよく身を起こした。] ……夢?じゃない…… あれは、実際に起きた…いえ、私が起こした事…… [紗都は濡れてる頬をそっと拭うと、斬鳩を思い出しながら再び眠りについた。] | |
2005/06/22 17:47:23 |
村長の娘 シャーロット [紗都は再び、夢を見ていた。] 丑三つ時、蒼と白…そして緋と共に吾馬殷が眠る屋敷に向かった。辺りは闇に包まれていたが、蒼ら三人には其の闇の中で吾馬殷の姿を見つけるのは容易かった。 吾馬殷は闇の中の微かな灯の中で書物を読んでいた。 様子を伺う三人……蒼は静かに吾馬殷の首に背後から白く細い腕を絡めた。初めは優しく…そして次第に力を篭める……吾馬殷は苦しみに悶える声を漏らした。 吾馬殷を取り押さえてる蒼の横から、緋が吾馬殷の前胸部に鋭い爪痕を残す。血飛沫が緋の顔に跳ねた。緋は狂気の表情を浮かべながら小さく笑った。其の姿は、正に鬼だった。 そして、白の牙が吾馬殷の顔面に向く。牙が皮膚にくい込む音は、小鳥の囀りを聞いてるように耳に心地よかった。 吾馬殷を喰らった三人は、お互いの顔を見遣り、甲高い声で笑い合った。そして三人の魂は、再び人間の肉体の中に入っていった。 | |
2005/06/22 19:03:46 |
村長の娘 シャーロット [紗都は夢の中で斬鳩の声を聞いた。その声は酷く荒れており、何処か淋しい声だった。] | |
2005/06/22 19:08:29 |
村長の娘 シャーロット [紗都は緋と白の声で目を覚ました。] 淋しいよ…… 声が…遠いわ…… | |
2005/06/22 19:39:01 |
吟遊詩人 コーネリアス …うーん…(汗) 昨日が初襲撃の日ですから退鬼はいたはずですよね…? 自由占で判定黒黒…鬼側には真がどちらか解っていましたね…キャロさんが神子なのだから勿論私たちにも真贋はついています… 神子を護るのもある意味理解できるのですが…なんだか微妙な展開に…… | |
2005/06/22 19:44:09 |
吟遊詩人 コーネリアス oO(式[鳩]を飛ばす[発言する]のも辛いですね…) | |
2005/06/22 19:46:40 |
見習いメイド ネリー 『音麗……』 [まどろみにも似た意識の中で、呼ばれる声に我に返る] 『音麗や、御苦労だったな』 [光に包まれた老婆と男が、優しく穏やかな顔で音麗を見つめている] おばあさま、宮司様…? もっと高いところにおられると思っておりました…。 …申し訳ありませぬ…お役目完遂できず…。 [俯く音麗を、小さな老婆が抱きしめた] 『音麗…死を祀るそなたに、告鬼の力を宿らせてしまった…そなたが力など望んでいなかった事はわかっておったのに…結果…お前の命を奪ってしまった。音麗、許しておくれ…』 そうでしたか…この力は、おばあさまが私に導かれたのですね。 おばあさまが選んで下さったのなら、音麗は幸せにございます。それに、伽羅様が御無事でおられるので…それほど辛くはございませぬ。 | |
2005/06/22 19:53:20 |
見習いメイド ネリー 『知っておった…表向きは強がっていても、ひとり小さく震えている事は…。誰にも心許せず、誰にも許されず…そなたには、酷であろう事は分かっておった…』 寂しくなどありませぬ…おばあさまと宮司様にお会いできました。 それに今は紗都様が傍におられます…。 [音麗の笑顔に、宮司が複雑な面持ちをし、そして「ふっ」と微笑った] 『そうか、蒼の姫が…。幼かったお前には、物語として聞かせてきたが…鬼は忌むべきと教えてきたつもりが、鬼姫の話になるといつも泣いておったな…心が通じ合えたのなら、それがよき事なのであろう』 紗都様に初めてお会いした時、お美しく哀しげな姿が、すぐに宮司様のおっしゃっていた姫君の事だと感じました…。 本当に鬼だなんて思いませんでしたが…。 でも紗都様のお姿を見て、斬鳩殿への想いを見て…私はきっと、人も鬼も隔てなく愛し合えると思いました…。 ……間違っては、おりませぬよね? [老婆と宮司は、何も言わずにやわらかく微笑むと、眩い光に包まれて天に昇った] | |
2005/06/22 19:54:58 |
村長の娘 シャーロット 白…… 鬼隻を当ててもあまり意味ないわ。 肝心の神子や退鬼を当てないと…… 退席…九韻示はどうなんだろう。昨日までは半分くらいの確率で真も考えたけど、今日音麗を喰えた事から可能性は低いのかな…?甲惇も…若干気になるのよね。 | |
2005/06/22 19:55:53 |
見習いメイド ネリー …音麗は、もう、ひとりではありませぬよね…? [光を見送りながら、音麗は小さく呟いた] | |
2005/06/22 19:55:54 |
踊り子 キャロル 登場のActを忘れてました!! ごめんなさいシクシクシク | |
2005/06/22 19:56:20 |
村長の娘 シャーロット 蒼の姫…… 響きがいいわね。でも、私は「姫」なんかじゃないわ。片李やめいに使うべき言葉よ。 [紗都は音麗に微笑みながら言った。] | |
2005/06/22 19:59:16 |
村長の娘 シャーロット 今日、喰うべくは…… 退席や潜んでる神子狙い…昨日、私が伝えた手強そうな二人のどちらかを襲って貰いたいとは思ってるわ。神子の可能性もあるしね。 でも、白の勘は素晴らしいわ。貴方を信じてる…… | |
2005/06/22 20:01:09 |
村長の娘 シャーロット | |
2005/06/22 20:02:20 |
村長の娘 シャーロット | |
2005/06/22 20:03:34 |
見習いメイド ネリー 鬼の方々も、色々思案なされていらしたのですね…。 めい様は、敵意か恋心か、判別に悩む部分がございましたが…あまり信じる事ができませんでした。 この見鬼との名乗りも、信じる事はできなかったでしょうな…。 ふふ、私は確かに「蒼の姫君」と聞いて育ってまいりました。 美しく、気高く…私にとっては、紗都様は姫君でございます。 | |
2005/06/22 20:03:54 |
村長の娘 シャーロット >>*11 白…… 随分と、その体に慣れたようね。 でも、大事に扱ってあげてね。 さぁ、緋よ…… 貴方の華麗な姿を見守らせて貰うわ。 | |
2005/06/22 20:05:29 |
お嬢様 ヘンリエッタ よく・・・考えてみました。 めいさまは紗都さまを鬼隻という・・・。 それはつまり、わたくしが名乗れば、わたくしは鬼でしかありえません。 となれば、鬼はわたくしを襲うことができないのではないでしょうか。 もしめいさまが鬼隻で、わたくしの信を落とすために鬼に襲われたとしても、 そしてそのためにわたくしが呪にかかったとしても、 わたくしと紗都さま、晴暗さまで、鬼を二人封じたことになります。 ・・・名乗りましょう。わたくしが見鬼であると。 | |
2005/06/22 20:06:21 |
村長の娘 シャーロット ふふふ、嬉しいわ…有難う。 [紗都は音麗に微笑んだ。] | |
2005/06/22 20:07:07 |
村長の娘 シャーロット >>*14 素晴らしいわ。 蒼の魂が通じたのかしら…… | |
2005/06/22 20:09:18 |
村長の娘 シャーロット 片李が見鬼ね… あの女、もう少し言が多ければ初日見極めて身代わりにしてやろうかと思ってたのに…… 忌々しい女だわ。あの神子も…… さぁ、役者は揃ってきたわ。どう料理するのかしらね、白は…… [蒼は大声で笑い出した。] | |
2005/06/22 20:12:44 |
見習いメイド ネリー 圧倒的に不利になりつつあるなら、私が残る限りはすでに時との戦い…。退鬼を恐れていないのではなく、逆に「護っていると思い込んでいるであろう」という退鬼の油断を狙うしかないという事でしょう…。 手勢が少なくなり、隠れる事が難しくなったなら、脅威であるのは告鬼の存在。いついかなる時であろうと、隙あらば私を狙わねばならぬのですから。 そして、見極めようとする先に鬼がいないのであれば、逆にその者を貶める事はできる…。 退鬼に護られていれば無意味でも、成就すれば大きな一手です。 | |
2005/06/22 20:13:45 |
村長の娘 シャーロット 音麗…流石ね。 私が告鬼を騙った時、貴女が名乗りで、私は興奮したわ。貴女となら思う存分戦えるって思った。 神子に当たってなければ…もう少し戦えたのかもしれない。そう思うと、少し残念だわ。 | |
2005/06/22 20:15:45 |
お嬢様 ヘンリエッタ 信じていただけるでしょうか・・・。 いえ、たとえ信じていただけなくても、 晴暗さまが鬼であるのなら、わたくしの役目は終わったも同じ。 呪いも鬼に喰われることも、甘んじてお受けいたしましょう。 ・・・それが、みなを救うことになるのでしたら。 | |
2005/06/22 20:17:44 |
村長の娘 シャーロット 斬鳩…… 貴方が晴暗に…鬼に敵意を剥き出しにしてるのは何故…?如何して、鬼を憎むの……? 昔、言ったじゃない。「鬼と人間が共存する事はできないのか」って…。あの斬鳩は何処にいっちゃったの…? | |
2005/06/22 20:18:48 |
見習いメイド ネリー やはり、片季様が見鬼であらせられましたか。 生きておれば狙い通りであったやもしれませぬが…。 昨夜見極めようとしたのは、片季様でございました。 私はどうにも、神子を疑ってしまう癖が魂に染み付いておりまして…。 女性に鬼はいないと思ってはおりましたが、逆に穢れがなく、その者が見鬼であるなら、信用ができると考えました。 めい様が見鬼として出てこられるなら、例え穢れなくとも信じにくい事、言葉からの見極めができると思い、雫様とどちらが「言葉からの見極めが難しいか」「隠れているように見えるか」考えた末に、片季様を選んでおりました。 | |
2005/06/22 20:18:56 |
村長の娘 シャーロット ねぇ、音麗…… 私がもし「告鬼」騙らなければ、疑わなかった…? | |
2005/06/22 20:20:43 |
見習いメイド ネリー 紗都様…私は争うのが苦手ゆえ、少々哀しゅうございました…。 紗都様だったからこそ、だったのやもしれませぬ…。 それでも、この役目を遣わされたからには、できるだけの事はしてきたつもりでございます…。 斬鳩殿は…紗都様が鬼に心を囚われていると思っておられるのやもしれませぬ…。 これも、愛ゆえ…なのでしょうか。 | |
2005/06/22 20:22:06 |
見習いメイド ネリー …そうですね。 私は紗都様を疑うよりも…護りたかったやもしれませぬ。 | |
2005/06/22 20:23:19 |
村長の娘 シャーロット 音麗は二人の鬼を表に見つけたわ。 十分…役目は果たせたと思う…悔しいけどね。 私の心が囚われてる…か。 私の心も身も…全てが鬼なんだけどね。 [紗都はやや表情を曇らせ、悲しそうに呟いた。] | |
2005/06/22 20:24:53 |
踊り子 キャロル 斬鳩さま… かわいいわ…(笑 | |
2005/06/22 20:26:03 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗の言葉に一筋の光を零した。] …………。 私を護りたかった…?あんなに村人に敵意を剥き出しにしてたのに…?おめでたい人ね、貴女って…… 私は…貴女を喰い殺す事しか考えてなかったのに…… | |
2005/06/22 20:26:49 |
見習いメイド ネリー [音麗は紗都の隣に座り、その背を優しく撫でた] きっと、紗都様のすべてを見てくださる時が、そしてその全てを受け入れてくださる時が、必ず参ります…。 今は、斬鳩殿の愛の形を見守りましょう…。 | |
2005/06/22 20:27:56 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗の言葉に小さく頷いた。] …そうね……。 | |
2005/06/22 20:29:39 |
見習いメイド ネリー [紗都の頬の光を指でぬぐった] 私も、ひとりでした。 おばあさまと宮司様が旅立たれて、ひとりになりました。 強がってまいりましたが、さみしかったのやもしれませぬ。 でも、私以上に、紗都様がおつらそうなのが、私は悲しかったのです…。 | |
2005/06/22 20:30:10 |
村長の娘 シャーロット [紗都は音麗を優しく抱きしめた。] 貴女も…一人だったのね。 もっと…早く知っていれば……私が鬼でなければ…… 貴女を助けてあげる事もできたのかもしれない。 | |
2005/06/22 20:32:42 |
村長の娘 シャーロット [蒼は緋に魂を送った。] (緋よ、狂気溢れてていいわ…) | |
2005/06/22 20:34:24 |
村長の娘 シャーロット 斬鳩…… 貴方が苦しんでる姿は見たくない。 私が鬼だと思うのなら、片李を信じてあげればいいわ。 私は村を滅ぼしたいと言った。 でも……其れと同じくらい、貴方には生き延びて欲しいの。 | |
2005/06/22 20:37:18 |
村長の娘 シャーロット [紗都は疲れたように、その場に体を伏した。] (離席) | |
2005/06/22 20:39:35 |
お嬢様 ヘンリエッタ 信用を得られないとは思っておりますが・・・。 わたくしが呪を受けることはかまわないのです。 それでめいさまから見ても、鬼を二人封じたことになります。 めいさまのお役目も終わります。 呪殺されることとなりましょう・・・。 あとは、みなさまが鬼を見つけてくださることを祈るだけです・・・。 | |
2005/06/22 20:41:26 |
踊り子 キャロル 「鬼側かもしれないので止めた」 斬鳩さまーーー!!! だめだこりゃ、超絶いとうつくしで私の手には負えない。 | |
2005/06/22 20:45:18 |
お嬢様 ヘンリエッタ 疑いあう・・・仕方のないことなのでしょうが・・・悲しいです・・・。 斬鳩さまにとっては鬼は大切な紗都さまを失うことになった元凶。 許せないと思われるのも、仕方がないことです・・・。 | |
2005/06/22 20:48:29 |
お嬢様 ヘンリエッタ 都に戻り・・・もういちど母上さまに抱きしめてもらいたかったです・・・。 けれど、それはかないそうもありません・・・。 ・・・泣いてはなりません。 わたくしは宮家の姫として、また見鬼として、 己にできる限りのものを見る義務があります。 泣いては心まで曇ってしまいます・・・。 | |
2005/06/22 20:51:05 |
見習いメイド ネリー 紗都様…少しお休みなさいませ。 私は、紗都様が鬼であったとしても…きっと、きっと分かり合えると思っておりました…。 | |
2005/06/22 20:51:18 |
村長の娘 シャーロット [紗都は静かに身を起こした。そして蒼の魂を呼び出す。] 白…淋しいわね…… 私はこんなにも想ってるのに… 黒を喰らうの…?其れもいいと思うわ。 あの人は…いづれ厄介な存在になるわよ。 (頑張れ、緋!) | |
2005/06/22 21:33:58 |
村長の娘 シャーロット あはは。 怒ってる白も、狂ってる白も…笑ってる白も… 私は大好きよ…… [蒼は優しい瞳で白の魂をみつめている。] | |
2005/06/22 21:36:00 |
冒険家 ナサニエル お、晴暗と弦琉丸の間に思いっきり入ってもうたな。 堪忍な(ぺこり) | |
2005/06/22 21:37:55 |
村長の娘 シャーロット 音麗…… 昨日も言ったように、鬼魂は三つとも封印しなければまた甦るわ。貴女と完全に分かり合えるのは…全ての魂を封印した時ね。 とはいえ…… 昨晩呪殺された事で、人としての心が強くなりつつあるわ。 [紗都は音麗に澄んだ声でそう伝えた。] | |
2005/06/22 21:39:03 |
学生 メイ 風が凪ぎ澱のように溜まっている… あまりよい状況ではないのか 鬼殿… 貴の囁きは今だ聞こえず… 吾は所詮は鬼とはなれず、人としてもまた不完全な只の器に過ぎぬか | |
2005/06/22 21:43:31 |
学生 メイ 僅かに残る心も夢現に鬼に渡し、吾は何も持たぬ身… 何が足りぬのか… 未だ鬼となることは叶わず 只焦がれるのみ… せめてこの身を捧げ鬼として死ねれば本望… | |
2005/06/22 21:43:50 |
村長の娘 シャーロット そんな事ないわ。 斬鳩を悪くいうのは…たとえ白でも許さない。 [蒼は白の言葉に怒りを感じている。] | |
2005/06/22 21:44:25 |
村長の娘 シャーロット [蒼は緋の傍に魂を飛ばし、彼の背を撫でようとしたが空をきった。] やっぱり…魂だけじゃ……ダメなのね。 | |
2005/06/22 21:49:41 |
村長の娘 シャーロット 伽羅の言葉…… 実は偽りの言葉かもしれない…? それはないか。万一、神子が見極められれば、音麗の力は一手無駄になるから。 | |
2005/06/22 21:53:03 |
学生 メイ 雫さんは、紗都さんが鬼隻には見えないという理由で、めいを疑っているの? >>22 神子がふたりとも隠れているのよ、の意味がよくわからないので詳しく聞きたいかな。 あとね、紗都さんが鬼と考えたほうが辻褄があうというけど、【紗都さんが人間であったことは紛れもない事実】なんだよ。 何を狙って鬼が表に出てきたのはまだ深く考えられていないけれど、辻褄があうことが事実とは限らない。現に雫さんのように歪んだ事実に傾く人もいる。 だからもっと広く目を開いてくれると嬉しい。 | |
(71)2005/06/22 21:56:41 |
村長の娘 シャーロット あらあら…私が「鬼隻」だと考えてる人が多いのかしら?私が…蒼の一族の私が人間であるわけないわ。 私の中には……濃い、鬼の血が流れてるんだから…… [蒼は地上を見ながら嘲笑った。] | |
2005/06/22 22:01:29 |
お嬢様 ヘンリエッタ [片李は菜叉のほうを向いた] 紗都さまが鬼でいらっしゃいましたので、 晴暗さまの魂を見極めてから名乗りを上げるつもりでした。 紗都さまが鬼だというだけで名乗ればわたくしが襲われ、 晴暗さまの魂の姿を伝えることができなくなる危険が増すと思ったのです。 けれど、めいさまが紗都さまを人だとおっしゃられました。 めいさまの視点から見てわたくしは鬼でしかありえません。 わたくしが襲われればめいさまの偽が確定します。 めいさまが鬼であれ鬼隻であれ、わたくしを襲うことは できないのではないかと思ったのです。 そうなれば、隠れているよりも名乗りを上げたほうがよいと判断しました。 | |
(74)2005/06/22 22:03:13 |
お嬢様 ヘンリエッタ それでも・・・ほんのわずかの可能性がある限り・・・。 わたくしは己の力で確認したことしか信じることができないのです・・・。 | |
2005/06/22 22:13:06 |
村長の娘 シャーロット めい…… 今の貴女の想い、凄い分かるわ。 緋も…己の正体を明かし、今苦しんでる。 せめて…最期は苦しまないようにしてあげて… 緋に…貴女の温もりを…感じさせてあげて欲しい…… | |
2005/06/22 22:15:16 |
書生 ハーヴェイ 頭痛は治まったか。 私は鬼であることを拒否するつもりはない。 今までどおり同化しているだけで十分のはずだ…。 晴暗の心を消す必要はない。 めいは確かに人間だが…彼女は鬼隻なのだ。殺す必要はない。そうだろう、緋。 [晴暗の中で、鬼の心と人間であった晴暗の心が分離しかけていたが…再び同化した] | |
2005/06/22 22:15:56 |
村長の娘 シャーロット [蒼は地上の疑心暗鬼を楽しそうに眺めている。彼女の瞳は、明らかに狂気に満ち溢れている。] | |
2005/06/22 22:17:57 |
鍛冶屋 ゴードン ……音麗殿が鬼隻の可能性も確かにあるだろう。 ただ……もし仮に音麗殿が鬼隻ならば……。 何故音麗殿はわざわざ「鬼だと分かっている」晴暗殿を 鬼と申されたのだろうか……。 人間だと申されたほうが、よかったのではないだろうか……。 ……。 それに……。 音麗殿は、自分自身で占うべき者を決められた……。 ならば……そもそも晴暗殿を占う必要などない……。 そして、「伽羅殿が確実に人間だとも分かっていたはず」だ……。 ならば……適当な理由をつけ、占い先を紗都殿と合わせれば良かったはずだ……。 そのほうが……音麗殿が鬼隻ならば……都合がいいはずだ……。 儂は……そう思う。 | |
(84)2005/06/22 22:18:35 |
村長の娘 シャーロット 白…… 黒はやはり…私たちに仕える者かもしれないわ。 見鬼を二人とも呪殺するまでは、此処に送らないでね。 | |
2005/06/22 22:31:03 |
冒険家 ナサニエル あー、上泉、すまん。 俺は変な答え方してたか? ピントずれとってすまんっ。 ・・・返事こんと寂しいもんがあるなぁ(背中に哀愁) 分った。俺は存在感薄いんやな(納得) | |
2005/06/22 22:35:08 |
冒険家 ナサニエル おぉ!黄昏た矢先に(笑) 上泉、ありがとさん(手振り) | |
2005/06/22 22:36:16 |
見習いメイド ネリー …私は、心のどこかで…紗都様が鬼隻であれば、人の身であればと願っていたのかもしれませぬ。 愛する方の為にも…そう、祈っていたのかもしれませぬ。 | |
2005/06/22 22:39:56 |
村長の娘 シャーロット 人は単純な事でも、複雑に考えてしまう。 私が鬼だと告げた理由…簡単よ。 私は蒼の一族だから…… もう一つ加えるのであれば…緋を鬼確定にするかまだ決めてなかった。音麗を喰えなければ、緋は退鬼を騙っていたかもしれなかった。私は緋との繋がりを絶ちたかった。 | |
2005/06/22 22:46:21 |
村長の娘 シャーロット あぁ、こう言った方がいいかしら。 全員の言を聞く前に鬼と名乗り出たかったの。早急に鬼だという事で、鬼隻だと思わせ、恐らく出るだろう鬼隻の見鬼騙りを真に仕立てたかった。 | |
2005/06/22 22:49:02 |
村長の娘 シャーロット そういえば…… 私の肉体はまだ池の中…… [紗都は少し淋しそうに地上を眺めていた。] | |
2005/06/22 22:50:36 |
異国人 マンジロー 自らを贋であると認めた紗都は、鬼か鬼隻。 仮に紗都が鬼隻であったのなら、鬼隻の者を見分けられぬ鬼が、紗都の後に告鬼として偽り名乗り出ることも考えられよう。 しかし鬼は鬼を襲うことはせぬ。ゆえに襲われた巫女殿は告鬼か鬼隻。 また、紗都が鬼であったのなら、鬼の宿り先を知る鬼隻が鬼の後から名乗り出ることは考え難い。 そして、巫女殿が鬼隻であったのなら、真実の告鬼がこの場に生きておるはずだ。しかし未だ名乗り出ておらぬことから、告鬼が隠れておった可能性は低かろう。 真の告鬼は、名乗り出るのに理由は要らぬ。 例え何者が魂を偽り名乗り出ておっても、真の告鬼には関わりのないことだ。 それゆえ私は巫女殿を真実の告鬼、そして紗都を鬼だと考える。 | |
(107)2005/06/22 22:55:12 |
冒険家 ナサニエル [上泉の言葉に深く頷いた] 紗都が鬼隻やった場合、晴暗が呪殺されたとしても、鬼は2人残る。 上泉の言う通り、鬼は2人共隠れとった方が得策やろうな。見鬼だと騙れば、いずれ呪殺される可能性が高くなるやろし。 まぁ、その場合は、見鬼が確定されるやろうから、退鬼の守りが堅くなる思うけど・・・告鬼が襲われたんや。そこら辺は分らんなぁ。 この考え方やと、めいが真の見鬼の場合、鬼の片李が名乗り出ることは少ないやろ、言うことやな。 裏をかいたいうことも考えられるけど。 紗都が鬼やった場合は・・・鬼隻が騙らんことは少ないはずや。めいが鬼隻やろね。 でも、何故、めいが紗都を鬼隻と言わずに、鬼と告げたか。 この場合、真の見鬼が紗都に鬼と言うことは分っとったんやから、合わせて鬼と言うことも出来ると思う。結果を合わせることで、どちらが真か判断し難い状況作れると思うんやけど。 あかん。・・・頭混乱してきたわ。 [後ろ髪を掻き] | |
(108)2005/06/22 22:57:33 |
流れ者 ギルバート (>>91) ……告鬼に当てられるのが怖かったから という理由か… 3人の女人のうちから2人が見鬼を名乗りでた… もしも仮にその中に鬼がいたとして…考えられるのは 1・めい:鬼隻 片李:見鬼 雫:鬼 2・めい:見鬼 片李:鬼 雫:村人 3・めい:見鬼 片李:鬼 雫:鬼 4・めい:鬼 片李:見鬼 雫:村人 1ならば…そんなに露骨に表に出てしまうようなことを鬼がするであろうか… 俺が可能性として大きいと考えるのは2・4… 損得として考えるならば片李のほうが鬼として見やすいとは思う だが… …… [斬鳩は自分の思考の中に入り込んでしまっている] | |
(111)2005/06/22 22:58:54 |
学生 メイ 片李さんが明日名乗り出ることを考え、潜伏し続けようと考えたのは片李さんが見鬼だったとしたら、村に利する行為だとは思えない。 今日名乗り出ることと明日名乗り出ることは危険性が違うよ。 めいは昨日、紗都さんを鬼と鬼隻両方の可能性で考えていた。だから、紗都さんの「見鬼の目星がついている」という言葉が怖かった。 客観的に狙われるとしたら音麗か伽羅さんの方が可能性は高かったけど…それでも自分が名乗り出る事が叶わないまま死ぬわけには行かなかった。だからこそ夢現の中でもぎりぎりまで鐘の音を聞こうとしていた。 闇に紛れて自分が見鬼であるとみんなに知らせたかった。 今日は恐らく伽羅さんに守護がつくと思う。だから昨日以上に狙われる可能性がある。 渦中の人である紗都さんの正体を明かさず、名乗り出ないまま自分の身を危険に晒すようなことを見鬼が考えるのか考えて欲しい。 | |
(116)2005/06/22 23:02:13 |
お嬢様 ヘンリエッタ 腑に落ちない・・・ですか。 紗都さまの言葉には今言われて気づきました・・・。 これを見ていればわたくしは、今日名乗っていたことでしょう。 明日まで確実に生きるための行動そう思っていましたが・・・。 わたくしの考えは浅薄なのです・・・。 | |
2005/06/22 23:12:05 |
村長の娘 シャーロット [蒼は其の魂を白の傍らに運んだ。] 聞こえてるわ。貴方の言葉、待ってるんだもん。 そうね…少しだけ、気になった言が在るわ。 でも、今の処うまく潜めてると思う。 今の貴方なら…… 私の望みを叶えてくれそう。全ての村人を喰い尽くせると思うわ。 その体に慣れるのは…嬉しい反面、悲しい気持ちも在る。 如何してだろう…… | |
2005/06/22 23:14:44 |
異国人 マンジロー [万次郎は雫に頷いた] そなたの危惧も理解できる。 片李姫が見鬼なら、晴暗を判じ、鬼と言うたところで役目は終わりだ。 逆にめいが見鬼とすれば、紗都が鬼隻・片李姫が鬼となる。ゆえにこれも晴暗を判じたところで役目は終わる。 我々は鬼を滅するため、見鬼であろうと疑わしければ呪にかけよう。役目を終えておるのなら尚更じゃ。 しかし真の見鬼は役目を真っ当するため表に出よう、そして、鬼隻が生きておるなら鬼隻もまた、鬼の為に表に出るはず。息を潜めて隠れておればよい鬼とは違い、鬼隻が役目を果たすべき時は此れを以ってもう来ぬであろうからな。 ゆえにどちらが真の見鬼であれ、偽って鬼が名乗り出ることは考え難い。 | |
(120)2005/06/22 23:18:28 |
村長の娘 シャーロット [蒼は更に言葉を続けた。] 私は…貴方の本当の言が聞きたいのよ。 この意味、分かってくれるかな。 | |
2005/06/22 23:18:38 |
村長の娘 シャーロット (紗都の身体は、今も暗く冷たい水の中……) | |
2005/06/22 23:20:25 |
学生 メイ まだ九韻示さんが来てないけれど、昨夜はいたし告鬼である可能性はないと思う。だから音麗が告鬼だね。 見鬼候補がめいと片李さん。晴暗さんが鬼なのは疑いがなく、既に鬼側3人が表に出ている。めいと片李さんどちらが本物か話し合うことで議論を進めてもらうのはかまわない。 でもね、まだ隠れてる鬼がひとりいるんだよ。 みんなにはそちらにもきちんと目を向けて欲しいんだ。 時間があわない人も少しでかまわない、自分の考えを巻物に記すなり誰かに託すなりして欲しい。 告鬼がいなくなった状況では各人の言葉で判断していくしかない。言葉が少ないものは冤罪をかけられるかもしれない。そのことを心して欲しい。 | |
(128)2005/06/22 23:28:19 |
見習いメイド ネリー …場は、小さな場面と、全体を通しての大局と、どちらも見なくてはなりませぬ。 告鬼なき今、昨夜の見極めの相手に鬼がいたとしても…この状況でならば、鬼となるのは片季様でいらっしゃいますが…出てこぬ事で雫様にも疑いを持たせる事はできるのです。 そう、つまり女人全員の名を記せるやもしれませぬ。 見鬼の力は、呪殺された者にしか効果を及ぼしませぬ。 つまり、呪殺されなければ、表に出てくる必要はないのです。 それならば、何故もうひとり疑える相手を作らぬまま、名を挙げたのでしょうか。 鬼側に取って、最善の一手があるのなら、何故そうしないのか…。 そして、お疲れやもしれませぬが…めい様が真の見鬼ならば、私が襲われ紗都様もまた人であると見た時点で、他の告鬼が出てくる可能性に刻限を気にされているのは何故なのでしょう。 紗都様が人で、私も人であるなら、私は何者なのでしょうか…。 | |
2005/06/22 23:32:05 |
村長の娘 シャーロット めいは客観的にみて言ったんだと思う。 めい視点では、音麗が真の告鬼で確定なんだけどね。 | |
2005/06/22 23:35:50 |
流れ者 ギルバート はは ちょっといい間違えたかな? 正しくは… 蒼への贖罪のため 村人を皆殺しにしてやりたいんでね だなぁ。はは…はははははは はははははははははははははははっ!!!! | |
2005/06/22 23:36:04 |
学生 メイ 万次郎さん>>120のいうようにめいの役割は既に終えていると思う。 そしてめいが襲われることはないと思う。 だから守りは不要。守ることはないと思うけどね。 めいを信じて欲しいけど身の証を立てる術はめいの言葉のみ。朱の巻物の呪いにかけられることは厭わない。 でも、片李さんが鬼なのは紛れもない事実。みんなが彼女を信じきってしまうことがめいは心配だよ。 | |
(130)2005/06/22 23:36:09 |
村長の娘 シャーロット 斬鳩…… 余り無理しないでね。 私は、貴方の無事を祈ってるわ。 おやすみなさい。いい夢を――― [紗都は斬鳩に言葉を運んだ。] | |
2005/06/22 23:37:57 |
見習いメイド ネリー …そこまで信じていただけてないと思うと、少々さみしゅうございますな…。 [少し困った顔で微笑んだ] | |
2005/06/22 23:38:20 |
村長の娘 シャーロット 音麗…… 貴女は十分に信用されてるわ。 ただ…皆、確実な情報が欲しいのね。 [紗都は音麗に優しく微笑んだ。] | |
2005/06/22 23:42:01 |
異国人 マンジロー 鬼どもが巫女殿を疎ましく思うておったことに間違いはあるまい。遅かれ早かれ、巫女殿を亡き者にするつもりであったはずじゃ。 しかし昨日、退鬼が守るべきは間違いなく巫女殿。退鬼が鬼を払うておれば、巫女殿の口から宣託がなされることは、もはや止められぬ。元より失敗は覚悟の上、退鬼の油断を期待したのであろう。 ゆえに、巫女殿が襲われた理由を、宣託を受ける候補であったの娘たちの中に鬼がおったがゆえと考えるのは至極当然のこと。 だが娘たちに気が向くことで、男達からは目が逸れる。娘の中に宣託を下されたくない鬼がおったか、我々にそう思わせ、単に巫女殿を消してしまいたかっただけか…どの理由も考えられよう。 我々が避けねばならぬのは、鬼の動きに惑わされ、目を曇らせることじゃ。 | |
(133)2005/06/22 23:42:53 |
見習いメイド ネリー 紗都様…やはり紗都様は、お優しい私の姫君でいらっしゃいます…。 貴女様に狂気が宿っていても、私はやっぱり、紗都様が好きです。 | |
2005/06/22 23:43:36 |
村長の娘 シャーロット …………。 優しい……そんな事、言われた事なかったわ。 少し、歯痒いわね。 でも……有難う。私も音麗の事、好きだよ。 [紗都は少し照れくさそうに俯きながら、そっと呟いた。] | |
2005/06/22 23:46:33 |
見習いメイド ネリー [音麗は恥かしそうに頬を染めて、そわそわした] | |
2005/06/22 23:50:22 |
村長の娘 シャーロット 白、「あの人」を喰らうのね。私は反対しないわ。 「あの人」を失った時の「あの人」の反応が見てみたいわ。 人は、大事なものを失った時…冷静さを失う。 そして、深い悲しみを受ける…… 鬼に歯向かう村人たちに、魂の裁きを―――。 [蒼の言葉は暗い闇の中で大きく響いた。] | |
2005/06/22 23:56:04 |
見習いメイド ネリー 九韻示殿が心配ですね…。 お体など壊しておらねばよいですが…。 | |
2005/06/23 00:10:43 |
村長の娘 シャーロット 九韻示、本当如何したんだろう。 体も心配だけど…… 言が少ないし、退鬼を名乗ってる以上… 位置的に扱いが難しいだろうなぁ。 | |
2005/06/23 00:16:30 |
吟遊詩人 コーネリアス [鈴也は続いて言を紡いだ] 神子である伽羅殿の言によって、 音麗殿は今日は女性(にょしょう)を判ずるということであったが… その女性(にょしょう)の中より、見鬼の魂魄の宿りしと名乗りを上げた めい殿、片李殿… めい殿は紗都殿を人だと判じ、片李殿は鬼と判じた。 告鬼と名乗り出た後、己を鬼よと告げ… そして縛された紗都殿は果たして鬼か鬼隻か… 弦琉丸殿の申される>>145ように、その正体の見極めが肝心であろうよ。 [そう言うと鈴也は社を出てゆく弦琉丸の背を僅かに見遣った] | |
(148)2005/06/23 00:41:10 |
村長の娘 シャーロット 弦琉丸…… 墓石が…四つ……? 一体、誰が……? | |
2005/06/23 01:16:40 |
村長の娘 シャーロット 別れては ほどをへだつと 思へばや かつ見ながらに かねて恋しき 斬鳩…… 私はそれでも、貴方と此処で逢いたいとは思わないわ。 貴方が此処に来るのは、………を意味してる…… [紗都は生温い風が吹く中、静かに呟いた。この風に乗って、想いが届くように―――] | |
2005/06/23 01:18:40 |
村長の娘 シャーロット 緋は…もう眠りについたのかしら…… 最期に、めいに伝える言葉はないの……? 貴方が最期にみつめるべき人を…貴方の目にやきつけないでいいの……? 此処に来たら…暫く、其の姿を直接は見れないのよ? | |
2005/06/23 01:21:25 |
村長の娘 シャーロット 白、孤独な戦いにしちゃって御免ね。 緋が此処に来たら…一緒に見守るからね。 貴方がどんな戦いをするにしても、私も緋も貴方を責めたりはしないわ。貴方が出来ることをやって欲しい。 こんな事しか言えないけど…… 自信もってね。余り、気負いしないで…… | |
2005/06/23 01:25:14 |
吟遊詩人 コーネリアス [鈴也はふと昨夜のことを思い浮かべた] 夜明けに…萌(蝶の精)の気の失せしを感ず… …音麗殿が鬼に喰らわれしはあのときであったかよ…… 我に守護の魂魄の宿らぬこと、 これほど口惜しく思うたことは…… [鈴也は音麗の魂が天に昇るようにと心から祈りを捧げた] | |
2005/06/23 01:29:40 |