人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 エピローグ 
(577)楽園の瑕 : 6日目 (1)
村長の娘 シャーロットは踊り子 キャロルに投票しました
農夫 グレンは冒険家 ナサニエルに投票しました
書生 ハーヴェイは踊り子 キャロルに投票しました
踊り子 キャロルは村長の娘 シャーロットに投票しました
お嬢様 ヘンリエッタは美術商 ヒューバートに投票しました
冒険家 ナサニエルは農夫 グレンに投票しました
美術商 ヒューバートは書生 ハーヴェイに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、踊り子 キャロルに投票した
農夫 グレン は、冒険家 ナサニエルに投票した
書生 ハーヴェイ は、踊り子 キャロルに投票した
踊り子 キャロル は、村長の娘 シャーロットに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、美術商 ヒューバートに投票した
冒険家 ナサニエル は、農夫 グレンに投票した
美術商 ヒューバート は、書生 ハーヴェイに投票した

踊り子 キャロル は、村人の手により処刑された……
踊り子 キャロルは人間だったようだ。
美術商 ヒューバートは、お嬢様 ヘンリエッタに襲いかかった!
次の日の朝、お嬢様 ヘンリエッタが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、農夫 グレン、書生 ハーヴェイ、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の5名。
新米記者 ソフィー
[ソフィーは海を紅く照らす月を眺めている。その瞳にはうっすらと光るものがあった。]

…終わらないわ……

まだ、月は紅いまま……
2005/06/15 22:02:57
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは向かった
すべてを終わらせるために
シャーロットの手を汚さないために]

キャロルさん・・・
僕は貴女に対して恨みはありません・・・
けど・・・お嬢様を殺させるわけにはいかないんです・・・
ごめんなさい・・・

[ハーヴェイはキャロルを近くにあった石で息が確認できなくなるまで殴り続けた]

はぁはぁはぁ・・・
(0)2005/06/15 22:05:29
新米記者 ソフィー
[ソフィーは地上から天に向かって昇る二つの魂をみつめた。]

今日は、キャロルとエッタ……

ねぇ、ギル……やっぱり私……
幾ら貴方の仲間でも……私は人狼を許せない……

幼い命奪い、愛する仲を引き裂く人狼を……
私は決して許す事ができない……
2005/06/15 22:05:36
美術商 ヒューバート
[ヒューバートは茂みを掻き分け、山を登り、キャロルを捜し求めていた]

キャロル…どこにいるんだ!?
キャロルッ!!

[叫びながら、彷徨い…そして気づいた。
濃厚な血の匂いに。

素早くその匂いに近づき…見てしまった。
ハーヴェイとシャーロットがキャロルを屠る場面を]
(1)2005/06/15 22:07:48
新米記者 ソフィー
[ソフィーの涙は、傍らで眠るギルバートの頬に零れ落ちた。]

まだ人狼は…あの島に二人も生存している……
今日、人狼を処刑できないと……

―――月は永遠に紅いまま……

ナサ、信じてる……月を…元の色に戻して……
黄金色に輝く月を……私は眺めたいわ。
2005/06/15 22:10:27
村長の娘 シャーロット
私は、私の疑ってる人を殺さなければならない。
例えそれが、やさしくしてくれたお姉さんでも。
私は、ハーヴェイの後をついていった。
彼は、まさに今、私のために手を汚そうとしてくれているのだ。
でも、私には彼にだけ罪を背負わせるなんて出来なかった。

「ごめんなさい、キャロルさん」

私はクインジーを屠ったナイフで、キャロルさんに止めをさした。
これですべてを終わらせるために。
(2)2005/06/15 22:11:03
村長の娘 シャーロット
月の色は、変わらない。
赤いまま、天頂を通過する。
見えた魂の色は蒼。
悪夢は、まだ続いていた。

そんな、そんなことって・・・・・
じゃあ、私は誰を疑えばいいっていうの!
信じられる人しか、残っていないじゃない!

―私は地面に崩れ落ちた―
(3)2005/06/15 22:13:40
村長の娘 シャーロット
エドゥアール、貴方は私を恨まれるかしら?
いとしい人を殺したこの私を。
殺したいほど憎いのかしら?
(*0)2005/06/15 22:15:58
美術商 ヒューバート
[私は懐からパレットナイフを出す。
空を見上げると、紅い月が見える…もう、それだけしか私には見えなかった]

ハーヴェイ!
貴様ァアアアアアアッ!!!!!!!

[ヒューバートはボロボロの体でハーヴェイに襲い掛かる…が、何なくとかわされる]
(4)2005/06/15 22:18:27
書生 ハーヴェイ
お嬢様・・・なぜ貴女まで来たんですか・・・
罪をかぶるのは僕一人でいいはずなのに・・・
どうして・・・

[ハーヴェイは崩れ落ちたシャーロットを抱きしめつつヒューバートの方を向かないようにした]
(5)2005/06/15 22:19:21
書生 ハーヴェイ
くっ・・・
此処で争ってはお嬢様にまで危険が及ぶ・・・
なら・・・

こっちだ!
貴方の狙いは私のはずだ!

[ハーヴェイは森のほうへと走っていった。]
(6)2005/06/15 22:22:25
踊り子 キャロル
[ふわりと身体が宙に浮かんだ…

紅い月を背に受け、眼下に自分の無残な死体が見えた。]

…私、殺されてしまったのね。

[ヒューバートが、狂ったように私を殺した男に踊りかかった]

ヒューバート……

[キャロルが瞳から零した涙に実態はなく、ヒューバートに届く事すらもうなかった]
2005/06/15 22:23:02
踊り子 キャロル
ヒュー…勝手に追いかけてきて…勝手に先立つ不幸を許して。

貴方だけでも生きて…夢をその手に叶えて。人狼なんかに、負けないで…

……私の事は、忘れて。有難うヒュー。

楽しかったわ。
2005/06/15 22:24:42
村長の娘 シャーロット
ハーヴェイ、私は誰を疑えばいいの?
残ったのは貴方と、グレン。
どっちも私は疑いたくない・・・・っ

私は、どうしたらいいの?
(7)2005/06/15 22:24:43
農夫 グレン
ハーヴ!

…それに…シャーロット!?

[沢の畔に彼らはいた]

キャロル姉さん!

[ハーヴが石を振り下ろし、シャーロットのナイフが静かにキャロルの胸に吸い込まれていった]
(8)2005/06/15 22:24:45
踊り子 キャロル
[ふわり…キャロルの身体は浮き上がり、見る見るヒューバートの姿が小さくなってゆく……

空に吸い込まれるように上りきった所で、急に視界が真っ白になった。

−−キャロル…キャロル。
−−とうとう来てしまったのね。

「パパ?ママ?」

懐かしい両親の声が聞こえた。マーガレットの咲き乱れる暖かな陽だまりの中で、キャロルの両親は、今度は暖かな微笑でキャロルを迎えた。

「パパ!ママ!会いたかった。寂しかったんだから…」

キャロルは両親に抱きついた]
2005/06/15 22:27:21
村長の娘 シャーロット
そうだ、あの子、エッタは・・・・?

〔私は森の中をさまよった。この間の赤い月の夜も、こうして彼女を探して回った。同じような光景が見える。けれど、見つけたのは、泣いているエッタではなかった。エッタは血を流し物言わぬ屍と化していた。〕

エッタ、エッタ・・・・?
大丈夫?
誰がこんなことをしたの?
ねえ、エッタ、返事して?
返事を・・・・してよ・・・・
ねえッ!!

〔私はエッタを抱えたまま泣き続けた〕
(9)2005/06/15 22:27:37
新米記者 ソフィー
キャロル……

それでいいの…?
折角逢えたのに…忘れられもいいの……?

そんなの…淋し過ぎるわ……

[ソフィーはキャロルを優しく抱きしめた。]
2005/06/15 22:28:19
村長の娘 シャーロットが「時間を進める」を選択しました
農夫 グレン
嘘だ… 二人とも…
嘘だと言ってくれぇ!!

[哀しみと共に発しられた叫びは虚しく赤い闇に吸い込まれていく。俺は身じろぎもせず呆然と、キャロルを襲う二人の姿を見つめていた]
(10)2005/06/15 22:28:47
美術商 ヒューバートは、書生 ハーヴェイを追い、闇に*姿を消した。*
2005/06/15 22:29:30
踊り子 キャロル
…誰?

[ふいに、両親の姿は掻き消え、背中に違う温もりを感じキャロルは振り返った]

…貴女は、やっぱり死んでしまっていたのね。

[キャロルはソフィーの顔を見つめて、諦めたような微笑を浮かべた]
2005/06/15 22:31:48
農夫 グレン
[怒りに赤く燃えた目でハーヴにナイフを振るうヒュー。崩れ落ちるシャーロット。

グレンはその光景を夢の中の出来事のように見つめていた。

怒りも哀しみも、すべての感情が摩耗し虚ろな表情で、その場に佇んでいた。

気がつくと、そこにはキャロルの亡骸が横たわるばかりで、彼らの姿はどこにもなかった]
(11)2005/06/15 22:35:33
踊り子 キャロル
私はヒューバートが、夢に向かって楽しそうに生きている姿を見ていたい…。

私のために人生を棒に振るようなことは…もう、して欲しくない……。

[ヒューバートへの思いを断ち切るように、キャロルは静かに目を閉じた]
2005/06/15 22:37:01
踊り子 キャロル
[ふいにキャロルの視界は変わった。

懐かしいアーノルドの姿が現れた。

「娘を…私の娘を、せっかく人狼という運命の呪いから解き放とうとしてくれていたのに…君までうちの娘に殺されてしまうとは……」

アーノルドは、頭を垂れ、キャロルの目の前から掻き消えた。]

…やはりシャーロットちゃんが。

[キャロルは絶句した]
2005/06/15 22:40:49
書生 ハーヴェイ
【森の中】
はぁはぁはぁ・・・
ヒューバートさんは何処だ・・・?

まさかお嬢様のほうへ!?
くそっ!

[ハーヴェイは今来た道を戻り始めた]

シャーロットお嬢様ー!
お嬢様ー!!

くっ・・・シャーロットォォォォ!どこだぁぁぁぁ!
(12)2005/06/15 22:43:11
農夫 グレン
キャロル姉さん…このままだと可哀想だ…

[俺はキャロル姉さんの遺骸を抱き上げ、海が一番よく見える海岸に彼女を埋葬した]

キャロル姉さん…倖せに…
倖せになって欲しかったのに…っ

[そのまま膝をつき、溢れ出る哀しみに声をあげ泣いた]
(13)2005/06/15 22:44:21
村長の娘 シャーロット
―エッタを背負って歩いている―

エッタ、どこに行きたい?
パパとママのところに帰りたい?
じゃあ、海が見えるところにいきましょうか。

〔海岸に程近い場所にエッタの亡骸を埋め、木の枝で簡素な墓標を作る。
エッタが使っていた貝のおはじきを備えた。〕

ごめんね、エッタ。私がそばにいてあげられなかったから
こんなことになったのよね。
ゴメンね。ゴメンね・・・
(14)2005/06/15 22:45:38
村長の娘 シャーロット
かわいそうな子だったわ。
二つの人格の狭間で揺れて。
これできっとパパとママのところにいけるわよ。
天国で、幸せにね。
(*1)2005/06/15 22:50:35
踊り子 キャロル
[キャロルの耳に、ふいにグレンの声が届いた]

グレン?!貴方は無事なのかしら…?

[思うが早く、キャロルの魂は自分の亡骸のすぐ傍に戻っていた。そこには、自分の遺体を担ぎ、綺麗な場所に埋葬して泣いているグレンの姿があった]

…グレン。貴方はいつもそう。
昔からいつもそうよ。私が悲しい時、必ず傍に居て慰めてくれるわ。
私が命を落とした時まで…貴方がそうしてくれるなんて……グレンごめんね、いつもいつも心配かけて。

いつもいつも…有難う。

[キャロルは、グレンの背中にそっと触れ……

ようと試みたが、その手はグレンの身体を通り過ぎただけだった……]
2005/06/15 22:50:44
農夫 グレン
くそっ!

[俺は石斧を幹に叩きつけ、ゆらりと立ち上がる。

この感情はキャロル姉さんを殺された怒りか?
それとも、哀しみなのか。

それだけではなかった。

だが、俺自身にその感情を整理することも、内省する余裕もあろうはずがなかった。
唯ひたすらに青白く立ち上る激情のままに、森の中を彷徨い続けた]
(15)2005/06/15 22:51:01
踊り子 キャロル
私は寂しかった。
いつも寂しかった。そして。そうよ。

貴方達兄妹と三人で遊んでいる時…まるで本物の兄弟のように楽しかったの。

グレン…貴方は生きて。
私の分も…フローラちゃんの分も……

[キャロルの胸に、締め付けられるような記憶が蘇った…]
2005/06/15 22:53:19
踊り子 キャロル
[キャロルの視界は再び*変わった…*]
2005/06/15 22:55:16
村長の娘 シャーロットは、ヘンリエッタの*冥福を祈っている*
2005/06/15 22:57:52
農夫 グレン
[ハーヴは両手を広げ歓迎する俺の視線を避け、キャロルに向け言った]

「お嬢様を守るために・・・貴女を・・・殺します」

[あいつは迷うことなく真っ直ぐだった。シャーロットを、彼女の命を守りたいと願いながら彼女への疑いを捨てきれなかった俺と違って]
(16)2005/06/15 22:57:59
農夫 グレンは、激情の向かう先を定めることもできぬまま、闇へ踏み入んでいく*
2005/06/15 23:03:12
お嬢様 ヘンリエッタ
ここは…どこ…?
お兄ちゃんは…?お姉ちゃんは…?
……あったかい…
[エッタは*瞳を閉じた*]
2005/06/15 23:23:02
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは海岸の近くでシャーロットを見つけその表情から全てを悟った]

シャーロット・・・お嬢様

[ハーヴェイはシャーロットの横まで来てヘンリエッタと思われる墓に手を合わせた]
(17)2005/06/15 23:26:56
お尋ね者 クインジー
……こうして、まあ……
次から次へとこっちの人間が増えていく訳だ……

[クインジーは葉巻をふかしながらキャロルとヘンリエッタが来るのを見つめている]
2005/06/15 23:32:56
踊り子 キャロル
[キャロルが目を開けると…そこには懐かしい人が居た]

クインジーさん…

お久しぶりね。

[キャロルは、屈託の無い微笑を向けた]
2005/06/15 23:45:50
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
お尋ね者 クインジー
……よぉ。久しぶりだな。
いつ以来だっけか?
2005/06/16 00:02:58
踊り子 キャロル
…クインジーさんが殺されてから、二つ紅い月が昇った…かな?
2005/06/16 00:04:26
農夫 グレン
―いつも 愛する人を喪い 大事なものを壊してしまう―

―そんな予感があった―
(18)2005/06/16 00:08:31
農夫 グレン

土を耕す農夫、真っ白な手でパンを手に取る貴人
俺はその白い手に憧れ、そして憎んでいた

しかし彼女のその白い手が紅に染まり、禍々しく穢れた時
それでもなお、自らの運命をその手で拓こうとしていると知った時

俺はその穢れを愛した―
(19)2005/06/16 00:09:11
農夫 グレン
[囂々と響く水音に、ふと我にかえる。湾に注ぐ川を森の奥深く遡ると、そこには黒々とした岩壁に白く浮かび水飛沫を上げる瀧があった。

滝はさして大きくはなく、滝壺は思ったより深くはなかった。

グレンは目を閉じ、瀧に打たれた]
(20)2005/06/16 00:10:15
お尋ね者 クインジー
そういや、そんなもんだったか…
随分と長い時間が経った気がするな…
2005/06/16 00:10:44
踊り子 キャロル
…そうね。

私は焚き火を囲んで貴方と会話をしたとき確信した。

貴方が本物の魔女の末裔だってね。

それなのに、貴方は殺されてしまった……
2005/06/16 00:12:58
書生 ハーヴェイは、滝壷へと現れた。
2005/06/16 00:14:31
踊り子 キャロル
ねえ、私が貴方の墓標の前で聞いた言葉…>>5:16

あれは私の幻聴だったの?
それとも、貴方の声だったのかしら、ね?
2005/06/16 00:15:17
双子 リック
すーっ……すーっ……

[リックは何時の間にか眠っていた。]

[子猫のメイは、クインジーの足元に近付き、
何かを訴えている。]

ン〜ニャン?
2005/06/16 00:15:25
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは瀧に打れているグレンを見て自らの選択が正しいのかどうかがわからなくなってきた。]

グレン・・・
(21)2005/06/16 00:15:51
お尋ね者 クインジー
そうだなァ……

ま、所詮…
俺は魔女の末裔だかの前に、殺し屋ってことだ……

[そう言うと、葉巻の煙を吐き出した]
2005/06/16 00:16:21
書生 ハーヴェイ
僕は・・・君を殺さなければならないのか・・・?
親友をこの手に・・・
2005/06/16 00:17:21
お尋ね者 クインジー
……どうした?メイ?
2005/06/16 00:17:57
農夫 グレン
よう。ハーヴ。

[夜の闇のように静かな声で呼びかける]
(22)2005/06/16 00:18:09
書生 ハーヴェイ
やぁ、グレン
少しいいか?
(23)2005/06/16 00:19:03
農夫 グレン
怖くないのか?

俺は狼だぜ?
(24)2005/06/16 00:20:43
書生 ハーヴェイ
今日・・・ヘンリエッタが狼に襲われた
僕とお嬢様がヘンリエッタから目を離した隙に殺されたんだろう
(25)2005/06/16 00:20:45
お尋ね者 クインジー
ああ…あれ(>>5:16)、か…
そうかもしれんし、違うかもしれん…
ま、あの時は…俺だけじゃあなくて、
ブン屋の力もあったんじゃねぇか?
2005/06/16 00:21:49
書生 ハーヴェイ
怖くない・・・といえば嘘になるな
だが・・・お前はお前だからな
(26)2005/06/16 00:22:10
踊り子 キャロル
…あら、子猫。

[キャロルは、クインジーの足元のまだよちよちの子猫を抱き上げ、顔を見つめた]

可愛い。
2005/06/16 00:22:48
農夫 グレン
エッタが…

そうか…

[俺は哀しみに沈んだ声で答えた]
(27)2005/06/16 00:23:05
踊り子 キャロル
ふふ、そうね。貴方は殺し屋。

…無益な殺傷をしない殺し屋ね。

[ふと、それを自分に確信させたリックの姿が見えた]

眠っているのね。会いたかったわ、可愛いリック。
2005/06/16 00:25:13
農夫 グレン
俺は俺…か
そうだな…

[不思議だった。先ほどまでの熱はどこへ行ったんだろう。

俺は俺だと言うように、ハーヴもハーヴだった。

そこにいたのは、俺の知ってるハーヴェイだった]
(28)2005/06/16 00:25:49
踊り子 キャロル
ソフィーさんが、ギルバートさんに会いたいと願ったっていうの?

[キャロルは首を傾げた]

…そうなのかな、どうなのかな。

私は…ヒューバートに、ここには、来て欲しくない…かな。

[キャロルは、目を伏せた]
2005/06/16 00:26:29
お尋ね者 クインジー
……おいおい……
ブン屋といい、お前といい……
俺のことをかいかぶりすぎだろ……
2005/06/16 00:27:27
農夫 グレン
あいつを信じてやらないのか?

あいつから見て、そしてお前が狼でなければ…

つまり、お前から見たらさ、

俺は狼になるんだぜ?
(29)2005/06/16 00:27:40
書生 ハーヴェイ
グレン・・・僕は・・・お前を殺さなければならない・・・
親友として・・・そして全ての罪を僕が引き受けるためにも・・・
(30)2005/06/16 00:27:50
書生 ハーヴェイ
お前が狼だよ
だがそれはお前にも言えるんだろう?
お前はお嬢様を人間だと願っている
だからお前からしても俺が狼だ
(31)2005/06/16 00:29:39
農夫 グレン
俺を殺す…か。

本気なんだな?
(32)2005/06/16 00:32:33
踊り子 キャロル
ふふ…買い被る?

私は、貴方の生い立ちを聞いたじゃない。
生きるために人を殺す…自分の意思には関係なく。

リックを護るために占おうとした貴方を、私は信じたんだから。
2005/06/16 00:32:44
書生 ハーヴェイ
ああ・・・本気だ

僕は・・・お前を・・・グレンという狼を殺す
(33)2005/06/16 00:33:43
新米記者 ソフィー
私は…ギルバートに逢いたかったわ。

というより…あれ以上、嘘をついて欲しくなかった。
傍に居て欲しいって、私の甘え…エゴでもあるけどね。
2005/06/16 00:33:59
踊り子 キャロル
ソフィーの、その真っ直ぐな気持ちが天に届いて…私たちを動かしたのかもね。

[キャロルは、くすりと笑った]
2005/06/16 00:36:14
農夫 グレン
はは! ハハハハ!

[俺は心が渇いていくのを感じた。俺の知ってるハーヴだと一瞬でも思ったのは…きっと俺の願望が見せた幻だったのだろう]

よしてくれよハーヴ。
冗談だって。

冗談だって…そう…

言ってくれよ…
(34)2005/06/16 00:38:29
お尋ね者 クインジー
…ったく…
言っただろう、あれは「俺があの少年を信じるため」だって…

…ま、そう思いたかったら好きにすればいいさ…
2005/06/16 00:40:45
踊り子 キャロル
…クインジーさんが、リックを可愛がっていた気持ちに変わりは無いじゃない。

[キャロルは、楽しげにくすくす笑った…下界の出来事など知らずに。]
2005/06/16 00:42:45
書生 ハーヴェイ
グレン・・・

お前は親友だ
だからこそ・・・わかっているんだろう?

僕がこんな時に冗談を言えるような人間でないことぐらい・・・
(35)2005/06/16 00:42:50
農夫 グレン
わからないよ。お前、あいつにそんなに惚れてたのか?

だったらもっと、周りにわかるようにしとけ。
俺みたいなのが勘違いしてちょっかいかけるかもしれないんだから。
(36)2005/06/16 00:45:31
お尋ね者 クインジー
〔クインジーは無言で葉巻を吸っている〕

(…あいつらの言うことが、よくわからん…)
2005/06/16 00:46:53
農夫 グレン
だってさ、そうでなかったら…

[そう言いかけて、俺は口を噤んだ。
そう、俺が『狼』なんだ。それでいいんじゃないか]
(37)2005/06/16 00:48:20
踊り子 キャロル
[キャロルには、殺される寸前に全てを理解した。

紅い月に人狼に変わるのは、シャーロットちゃんとハーヴェイさん…

ギルバートさんは、狂信者の哀れな魂に憑依された人間…

そう、確信めいた思いで居た。]
2005/06/16 00:48:50
農夫 グレン
そう… これはなにかの…悪い冗談さ…

[俺はもうそれ以上言葉は出なかった。ただ、ゆらゆらと滲む赤い月を見ていた*]
(38)2005/06/16 00:49:08
お嬢様 ヘンリエッタ
ここ、どこ……?
だれかいるの?
2005/06/16 00:50:12
踊り子 キャロル
って、グレン…

[キャロルの耳に、ふいに下界のグレンの声が聞こえた。]

グレン、やけっぱちになってどうするの?
貴方が命を投げたら、ヒューバートだって生きて島を脱出出来ないじゃない…。

二人には、生きて欲しい。
2005/06/16 00:50:32
お尋ね者 クインジー
……書生が狼、か……
まあ、それでも納得はいくわな……
2005/06/16 00:50:49
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは唐突に話し出した]
お前・・・お嬢様と昔に会った事あるだろ
子供のときに・・・
いつもと違って嬉しそうに話すお前がとても印象的で・・・よく覚えてる
青い髪の女の子に会ったって言ってたよな
それ・・・シャーロットお嬢様の事だろ

逆に僕は都市で生活している中でちらっと見ただけだ
それでも僕には印象に残ってるよ
裕福な暮らしをしていながら少しさびしそうな顔をしていたお嬢様を・・・
でも残念ながらお嬢様は僕を見ていない
だから僕の一目惚れな上に片想いさ
(39)2005/06/16 00:51:17
お尋ね者 クインジー
〔ヘンリエッタの声に気付いた〕

……ここは……どこだろうな?
お前はどこだと思う?小さな令嬢……
2005/06/16 00:51:43
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに背を向けて*歩き出した*
2005/06/16 00:52:15
お嬢様 ヘンリエッタ
キャロルおねえちゃん……?
クインジーのおじさん?

……シャーロットお姉ちゃんはどこ?
ハーヴェイお兄ちゃんは……?
2005/06/16 00:52:43
踊り子 キャロル
エッタちゃん…もう、怖くないわよ。

怖いものも、見なくていいんだからね?

[キャロルはエッタを抱きしめた]
2005/06/16 00:53:33
書生 ハーヴェイ
だから・・・僕にはもう資格はないのさ・・・

でも・・・お前は違うだろ?
グレン・・・僕はお前を殺す・・・お嬢様にうらまれることになってもね・・・

[ハーヴェイはそうグレンの背中に呟いた]
(40)2005/06/16 00:53:47
新米記者 ソフィー
エッタ……

まだ幼いのに……
此処では、あの島に居た時のように争いはないわ。

[シャーロットはキャロルに言えなかった。紅い月の夜、人間を襲う人狼がシャーロットとヒューバートだと考えている事を……]
2005/06/16 00:54:35
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタはキャロルに急に抱きしめられて少し混乱している]
キャロルおねえちゃん?
2005/06/16 00:55:44
新米記者 ソフィー
(↑シャーロットじゃないわ。ソフィーね……)
2005/06/16 00:57:52
お嬢様 ヘンリエッタ
ソフィーおねえちゃんも、クインジーのおじさんも、いた!……よかった。
「おねえちゃん」がいなくなっちゃったって言ってたんだよ。二人ともこわい目にあったんだって。でも全部「おねえちゃん」がショリしておいたから心配しなくていいんだって。
こわい目に、あってないよね。大丈夫だよね?
2005/06/16 00:58:20
踊り子 キャロル
[ソフィーの言葉にキャロルも頷いた]

シャーロットお姉ちゃんと、ハーヴェイお兄ちゃんはね、少し遠くに遊びに行っているのよ。

だから、大丈夫よ。

[見上げてくるエッタに微笑み、優しく頬を撫でた]
2005/06/16 00:59:26
双子 リック
[リックは気持ち良さそうに眠っている……。]

[子猫のメイは、ヘンリエッタの方を向いて、何かを話した。]
ニャ〜?ンーニャ。ン〜〜〜ニャ。
2005/06/16 01:00:10
お嬢様 ヘンリエッタ
キャロルおねえちゃん、くるしいよ〜
[エッタはくすぐったそうに笑って言った]
2005/06/16 01:00:15
お尋ね者 クインジー
ん…?
「おねえちゃん」??
何だ、そりゃ??
2005/06/16 01:01:26
お嬢様 ヘンリエッタ
ふたりで遊びに行っちゃったの?
ずるいよぅエッタをおいていっちゃうなんて。

あ!ネコちゃんだ!
[エッタはそろそろと子猫のメイと向き合った]
2005/06/16 01:02:06
新米記者 ソフィー
[ソフィーはキャロルとエッタがじゃれてるのをみて微笑ましく思った。]

メイ……何処かエッタに似てるわ。
すぐなつく処……ふふふ、可愛い……
2005/06/16 01:02:35
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタはふいと立ち上がると、クインジーの方に向き直った]
お呼びですか?クインジーのおじさま。

……まずはわたくしに謝らせて下さいね。
あなたを殺したのはこの私ですわ。エッタは何も知りませんの。罪はありません。
御非難は、全てわたくしが受けますわ。
2005/06/16 01:05:02
新米記者 ソフィー
。oO(エッタ……ナサが疑ってた二面性……)
2005/06/16 01:07:06
踊り子 キャロル
[キャロルは、猫と遊ぼうとしているエッタを可愛く思いながらそうっと下に下ろした。]

可愛い猫ちゃんね。
エッタちゃんと遊びたがっているわ。
2005/06/16 01:08:15
お尋ね者 クインジー
ああ……アンタが……

別に俺はお前を恨むつもりも、非難するつもりもねぇよ。
お前が、自分の意志で「生き延びる為の選択」をしたまでだ。
そいつを俺が否定する権利は、無いだろう?
2005/06/16 01:08:45
踊り子 キャロル
[キャロルは、大人びたヘンリエッタが顔を出したのを、静かに見ていた]
2005/06/16 01:10:10
踊り子 キャロル
…あら、リックったら。

[すやすや眠るリックの傍に、ルーサーが来ていないのを不思議に感じながら]

今日は、私が傍に居るわよ。

[リックの頭を優しくなでると、横でキャロルは*目を閉じた*]
2005/06/16 01:12:26
お嬢様 ヘンリエッタ
……わたくしがきちんと判断ができずに、こうしてエッタを殺してしまったことが、残念でなりませんわ。
シャーロットお姉様を……本日また、殺そうとしておりましたの。でも、ハーヴェイお兄様の言葉や、エッタが……
申し訳ありません、わたくしキャロルお姉様にも謝らなければならないのですわ。揺らいだから、私が何がなんでもシャーロットお姉様を止めていれば、キャロルお姉様は、……死なずにすんだかも知れないのに
2005/06/16 01:15:07
新米記者 ソフィー
[ソフィーは傍らで眠るギルバートをみつめていた。]

よく眠ってるわ……
私も眠りたいけど…まだ眠れなさそう……

ナサニエルが少し心配だわ。
私とギルバートの死が、ナサには重過ぎるような気がして……
そんなに深く考えなくていいのよ。貴方が思うようにすればいい……
2005/06/16 01:16:11
お嬢様 ヘンリエッタ
クインジーのおじさま、エッタは本当に、喜んでおりましたのよ……ハーヴェイお兄様を、おじさまと、グレンお兄様で探しに行った時。
わたくしが言っても信じてもらえないかも知れませんけれども
[エッタはそういって目を伏せた]
2005/06/16 01:17:13
お尋ね者 クインジー
……いや。
あの「エッタ嬢」の様子を見れば分かるさ。
「おねえちゃん」と会話したら、なおさらな……
2005/06/16 01:23:55
お嬢様 ヘンリエッタ
わたくしは、もう存在する必要がないのかも知れませんね。
どうぞお願い、エッタをもう苦しめないで下さい。
わたくしは、眠ります。
願わくばもう二度と、目覚めることのありませんように。
2005/06/16 01:24:00
お嬢様 ヘンリエッタ
ありがとう、クインジーのおじさま。
……エッタをお願いします。
2005/06/16 01:26:19
お尋ね者 クインジー
………ああ。
お前が存在することが苦しいのなら、眠るがいいさ…

今度生まれて来る時は、
せめてお前が「幸せ」であることを願っている……

さらばだ…
「もう一人の」小さな令嬢……
2005/06/16 01:29:23
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタは不思議そうにクインジーを見てから、ネコとあそんでいる]
2005/06/16 01:30:57
お尋ね者 クインジー
〔クインジーは、ヘンリエッタの顔つきが変わったのを察知した〕

……ああ、そいつか。
そいつは「メイ」っていうんだ。
2005/06/16 01:36:20
お嬢様 ヘンリエッタ
めいちゃん。
めいくんかなー?
[エッタはメイの頭をぐりぐりなでている]
2005/06/16 01:39:27
お尋ね者 クインジー
……どっちなんだろうな?
ま、これくらいの子猫じゃ区別もつかないか。

……頭を撫でる時は、そーっとな……(汗)
2005/06/16 01:43:38
お嬢様 ヘンリエッタ
?うん。
あー。まってよー
[クインジーの言葉に頷いている間に、ネコは走ってリックの横に行ってしまった]
2005/06/16 01:45:50
お尋ね者 クインジー
……ま、メイも眠いんだろうさ。
明日また遊んでやればいいさ。

(遊んで貰う、が正しいのかもしれんが……)
2005/06/16 01:47:42
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタは寝転がってメイの頭をなでているうちに*眠ってしまった*]
2005/06/16 01:49:55
お尋ね者 クインジー
……ま、これだけ小さいお嬢様があの環境にいたんだ。
疲れもハンパじゃねぇよな。

〔ヘンリエッタが眠るのを見守った後、立ち上がって〕

……さて、と……
2005/06/16 01:52:09
美術商 ヒューバート
憎いさ。
これほど人を憎いと思った事も、
紅い月が出ていない時に人を喰らおうと思ったのも始めてだ。

だが、君は生き延びる為にそれが最良の手段だと信じて行動した。
私も、生き延びる為に君の大切なエッタを喰らった。

だから、私は君を責めない。
この憎しみだけは消えないが。
(*2)2005/06/16 01:53:28
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはバンガローに戻ってくると、手当たり次第目につく物を破壊した]

ハハハッ!
私というヤツはいつもこうだ!
大切な物を掴めたと思ったらいつも手からするりと逃げていく!
それもッ!
これもッ!
全て自分のせいなんだからな!

[手につく物を破壊し終わり…その目は自らが描いた絵に止まる]

こんな絵など…!
どうせ無用じゃないか!
もう見てくれる人など…いないのだからッ!
(41)2005/06/16 01:58:10
流れ者 ギルバート
キャロルとヘンリエッタがこっちに来たか…。

oO(しかし何で皆、人狼がまだ二匹とも生きてると思ってるんだろうな。まぁ、いいけど…)

ヘンリ…貝探しの約束、守れなくてごめんな。
その相手は、どうやらクインジーがしてくれるようだから、俺は辞退するよ。
2005/06/16 02:03:26
美術商 ヒューバートは、パレットナイフを振り上げたままだ。
2005/06/16 02:05:14
美術商 ヒューバートは、パレットナイフを取り落とした。
2005/06/16 02:05:56
お尋ね者 クインジー
おいおい、その約束がお前がしたモンだろう。
約束破りは重罪だぞ、流れ者。
2005/06/16 02:06:53
美術商 ヒューバート
出来ない…。
私には彼女を失って、絵も失う事なんて出来ない…。

キャロル…君は私の絵を描いている姿が好き、と言ってくれたね。
なら、描き続けよう。
私の命が尽きるまで…。

もうこのバンガローにはいられない。
シャーロットやハーヴェイをまた見たら…何をしてしまうか分からないから。

[ヒューバートはトランクに荷物を詰め始めた]
(42)2005/06/16 02:10:53
お尋ね者 クインジー
第一、そういう遊びを俺ができるかっていうんだ。

ご令嬢どもと、じゃじゃ馬娘…じゃなかった
ブン屋の世話係はお前だぞ、流れ者。
2005/06/16 02:11:20
流れ者 ギルバート
ソフィーが言っているが、ナサニエルには負担をかけてしまったな。

[ソフィーと結ばれた腕を引き、その体を抱き寄せる]
2005/06/16 02:13:10
流れ者 ギルバート
ん……てっきりヘンリとクインが良い雰囲気だから、気を利かせた積もりだったんだが……。
2005/06/16 02:13:54
新米記者 ソフィー
[ソフィーは地上の様子を見下ろしていた。]

ヒュー……仕方ない…か。
荒れ狂う程、キャロルの事を愛してるのね。

[ソフィーはヒューバートにギルバートを重ねた―――嘘の中にある、幾つかの真実……]
2005/06/16 02:14:10
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはトランクに荷物を詰め終えると、
取っ手をしっかりと握り締めた]


さようなら。



[そうとだけ呟くと、ヒューバートは静かにバンガローから*姿を消した*]
(43)2005/06/16 02:14:58
流れ者 ギルバート
俺もソフィーを襲われた時は……人狼を呪ったものな。翌日俺をソフィーの元に送ってくれ積もりだったのは……情けだったのかな。
2005/06/16 02:16:22
お尋ね者 クインジー
気ィ効かせるんだったら、
あの小さな令嬢との約束を守ってやれ。

ああいうタイプは、約束を破られるのが
一番ツライと思うぞ。……俺が思うに、だが。
2005/06/16 02:17:04
新米記者 ソフィー
じゃじゃ馬娘……
クインジー…?誰の事かしら……?

[ソフィーはクインジーを挑戦的な目で見た。]


……!!
ギル……起きてたのね。

[ソフィーはギルバートに抱き寄せられて、何時間かぶりに彼の温もりを感じていた。]
2005/06/16 02:17:06
お尋ね者 クインジー
………っと。
邪魔して悪かったな、お2人さん。

俺は寄る所があるんで、これにて失礼。

じゃ、また。
2005/06/16 02:18:05
流れ者 ギルバート
寂しい思いをさせてしまったかな。

じゃじゃ馬娘か……まぁ、敢えて否定はしないが、それを乗りこなすってのも、それはそれで楽しいってことで、いいんじゃないか。

なぁ、ソフィー?
2005/06/16 02:19:05
流れ者 ギルバート
島では、色々と迷惑掛けてしまって、悪かったな、クインジー。

ん……別にそんな気は回さなくても、構わないんだが……。
2005/06/16 02:20:20
新米記者 ソフィー
クインジー、おやすみなさい。
いい夢を―――。

[ソフィーはクインジーの背を見送った。]


ギル……
貴方までそういう事言うのね……

[ソフィーはやや上目遣いでギルバートをみつめた。]
2005/06/16 02:20:46
流れ者 ギルバート
[ギルバートは、ソフィーを見つめ返し]

そう言う顔も悪くないな。でも……。

[と言いながらその頬に軽くKissを……]
2005/06/16 02:23:15
新米記者 ソフィー
[ソフィーは頬を紅く染め、ギルバートの耳元でこう囁いた。]

ギル……
貴方の温もりを…全身で…感じたいわ……

[ソフィーは細い腕をギルバートの首に絡め、激しく口づけをした。そして、二つの影は一つに*重なった。*]
2005/06/16 02:26:40
流れ者 ギルバート
俺の……か……。
そうだな、在る意味……生きている時より俺の心を感じさせてやるよ。
魂だけとなった今、ソフィーの心を直接手にする事も……出来るしね。こんな風に……。

[ギルバートは、ソフィーの腰に手を廻すと……それを抱き寄せ……そして自らの魂をソフィーの中へ重ねていった*]
2005/06/16 02:30:47
お尋ね者 クインジー
〔クインジーは冥界を一人、彷徨っている〕

『よぉ、アルバート…久しぶりだな』

〔一人の老人が、彼に声を掛けた〕

……爺さん。
久しぶりだな…もう20年近く会ってなかったか……
2005/06/16 02:35:51
お尋ね者 クインジー
『ついにお前もここに来た、か……
 人の運命なんぞ、分からないもんだな……
 だが…もうちょっと遅くても良かったんじゃないのか?』

……さあな。
ま、こんなもんだろ……俺の人生なんてのは。

『そうか……』
2005/06/16 02:36:32
お尋ね者 クインジー
爺さん、火ィ、いるか?

〔クインジーは老人にジッポを渡した。
 老人は先の曲がった煙草に火を付けた…〕

『すまんな、アルバート…』

いや…

〔クインジーは老人からジッポを受け取り、葉巻に火を付けた〕

『いつだったか…
 お前がこのジッポを俺に譲らんと言った時は…
 …あの時のガキが、図体ばっかりデカくなりやがって…』

ああ、あの時か……
こいつを、爺さんから貰った日……
2005/06/16 02:37:17
お尋ね者 クインジー
〔クインジーは、懐から銃を抜き出し、老人に差し出した〕

そうだ…こいつは爺さんに返す。
爺さんの大切なモンだろう?

〔老人は首を横に振った〕

『……いや、その必要はない。
 それはお前にやったものだ…。お前が持っていろ』

なぜだ……?
これは爺さんにとって、思い出の……
あちこちの戦争に行った時に自分を助けてくれた、
爺さんにとって、大切な「相棒」だって……

『………だからこそ、だ。アルバート………』

だから…こそ……?
2005/06/16 02:37:56
お尋ね者 クインジー
『これは俺にとっての大切な相棒…
 だからこそ、お前を守る力となろうと思った。
 "あの時"に、もうすぐ死にゆくと直感した俺にはな…

 ……今のお前には、言わなくても分かるだろう?
 俺がこの銃を渡した、理由がな……』

………………。「分からん」、と言ったら?

『……その時は、このジッポは俺が貰うぞ。
 ガキがこんな大層なものを持つ資格はないからな』

……くっ………ははははは!確かにその通りだ!!

『ははははは………』

………ははは………
じゃあ「分かった」ってことにしておいてやるよ、爺さん。

『ああ……そうしておけ』
2005/06/16 02:40:01
お尋ね者 クインジー
〔クインジーと老人は、煙と共に溜息を吐き出している〕

……懐かしいな……
あの重苦しいロンドンの霧……
俺はてっきり、あれの中で死ぬものだと思っていた……

『……未練か?』

いや……
俺の思っていたようには、人生は転がらんということだ…

『……ふっ……はは……
 ガキのくせに、人生を悟ったようなこと言いやがって…』

ああ、だからこのジッポは渡さん。

『……そうか……』
2005/06/16 02:40:35
お尋ね者 クインジー
〔二人の間に、長い沈黙が流れる。
 そして………〕

『さて、と……俺はそろそろ"行く"とするか……』

「行く」……?どこへだ……?

『どこかは分からん。だが、もう行かなくちゃな…
 ……お前は戻らなくていいのか?』

……戻……る……?
何だ?急に?

『お前のことを知る者達の世界へ、だ…』

………?
2005/06/16 02:41:44
お尋ね者 クインジー
『居るだろう、ずっとお前がバカ騒ぎしていた相手が』

………。

『行ってやらなくていいのか?
 ……"クインジー"……』

………。
ああ………


『さらばだ………
 今度会う時は、もう少しマトモな世界でな……』

………。

ああ……。じゃあな、爺さん……。

〔クインジーと老人は、互いに背を向けたまま、
 振り返らずにそれぞれの歩みを進めていった……〕
2005/06/16 02:42:34
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはその一部始終をやや離れた木の上から見ていた]

そして、立ち去ろうとするヒューバートに声をかけた。

―――つらいよな・・・と。
(44)2005/06/16 11:50:00
冒険家 ナサニエル
[一瞬反応したが歩みを止める様子の無いヒューバートの前に、ナサニエルは木から飛び降りた]

待てよ、ヒューバート。
俺にお前の心が全て分かるなどと言うつもりは無い。
・・・お前とは立場も状況も違うからな。

だがな、このままではお前の行く先は目に見えている。
(45)2005/06/16 12:13:44
冒険家 ナサニエル
お前は絵を描く、残された少ない時間で絵を描き続けるだろう。
何枚描くかは分からない。どんな絵を描くのかも分からない。
俺は芸術とは無縁の男だからな。
だがな・・・お前がこの世に遺す最後の作品は分かる。
お前のキャンバスに描かれるものは全てを塗りつぶす一面の赤だ。
この意味・・・分かるよな?

この紅い月のこの島で生きる俺たちにはもしかしたら相応しい絵なのかもしれない。
だが・・・お前は生きねばならない。
キャロルの分まで。
(46)2005/06/16 12:22:58
冒険家 ナサニエル
お前は・・・ハーヴェイが憎いか?シャーロットが憎いか?
ソフィーを直接に手を掛けたという点もあるが
俺は・・・こんな状況にした人狼が憎い。

俺は・・・いや、お前は俺となら協力できると思ってお前に声を掛けた。
返事はすぐにはいらない。
まだ気持ちの整理がつかないだろうし、やる事も残っているだろう。
彼女を弔ってやれよ。
(47)2005/06/16 12:24:34
冒険家 ナサニエル
―――それとな・・・

俺はソフィーに何か形あるものを遺したいと思って木を彫った。
お世辞にも上手いとは言えないけどな。

俺は・・・もし生きてこの島を出られるのならばあの場所を持って帰りたい・・・。
願わくば、ヒュー。お前に描いて欲しいんだよ、あの場所を。
俺はあの山の頂上付近で待っている。
お前が来るのを・・・な。

[ナサニエルはヒューバートの返事を聞こうともせずに*山の方向へ歩いて行った*]
(48)2005/06/16 12:25:39
冒険家 ナサニエルが「時間を進める」を選択しました
牧師 ルーサー
[ルーサーはあてどもなく荒野を歩いている。リックに対する躊躇が、彼をこの場で1人きりにしているようだ。]

私はリックを軽々しく連れ出してよかったのだろうか…。
頼まれて、保護者面して旅にでた結果がこれだ…。
私だけでなく、リックまでこうして幼い命を散らしてしまった。

だが同時にこうも思う。おそらくリックはそんなことは気にしないだろう…と

[そう考えていた時、にゃあ、と言う声が聞こえて、ルーサーは驚く。]

猫…?こんなところに?

[猫はルーサーの足元を回った後、導くように歩き始めた。ルーサーはあてどもなく、その後をついていく。
やがて、すやすやと眠っている金髪の少年が見えてきた。]
2005/06/16 15:53:07
牧師 ルーサー
あれは、リック?!

[会うのを躊躇してた事も忘れ、ルーサーは思わず駆け寄る]

良かった、何の傷もない…元気そうだ。

[死者に「元気そうだ」と言うのは奇妙な表現なのだが、彼は思わずそうつぶやいてしまう。]

リック、あなたには、もっと生きて欲しかった。父親に会って、新しい土地で暮らして欲しかった。結婚し、子をなし、老いて神がその手を差し伸べるまで、幸せに生きて欲しかった。それが適わなかった私の分まで…

[子供のまま、生を終えてしまったリックの寝顔を見て、今までルーサーの中で、抑えてた物がこみ上げてくる]
2005/06/16 16:03:06
牧師 ルーサー
・・・・・・・・

[しばらくそのままでいた後、ルーサーは黒い上着を脱ぎ、そっと眠るリックの上にかける。]

風邪をひくといけませんからね…

[ルーサーは、静かに微笑み、*その場を後にした*]
2005/06/16 16:07:10
美術商 ヒューバートが「時間を進める」を選択しました
農夫 グレン
[赤い月の夜、環礁に見えた白い物体の正体を探るためカヌーで海へ出る。
砂浜に打ち上げられていたのは、大きな白い帆布だった。

厚手の生地は衣類にはあまり向かないが、日用の様々なモノに使えるはずだ。俺はいくつかに切り分けて持って帰ることにした]
(49)2005/06/16 17:44:30
農夫 グレン
[あれから幾度か日が巡り、また日が昇った]

気持ちを落ち着けて冷静になると…ハーヴが人狼だとはとても思えない。あいつは殺されたがってるようにしか見えない。
シャーロットを守るために…。

前の赤い月の夜、シャーロットから見てハーヴ、エッタ、キャロル、俺しかもう狼は残っていなかったんだ。ハーヴがエッタも俺も殺したくないと思ったのなら、キャロル姉さんを手にかけるしかなかったのか。

ギルが狂信者なら、自分が殺されそうな時にハーヴを占い先に決めるだろうか。
人狼はハーヴを犠牲の羊にするために、ギルを襲撃することを選んだのではないだろうか。

[俺は人の姿の消えたバンガローで考えを綴った]
(50)2005/06/16 17:45:17
農夫 グレン
ナッシュ、俺は四週目の赤い夜に、俺が悩んでいる時にかけてくれた貴方の言葉には真情が込められていると感じてた。

だから突然エッタを狼だと言い出して殺意を向けたことに戸惑いを感じたんだ。
もし貴方があの時シャーロットを殺したら…俺は貴方を憎んだと思う。でも、その行動を狼のものとは思わなかっただろうね。
(51)2005/06/16 18:20:45
農夫 グレン
俺は何度も迷うし、貴方を狼と疑った俺を貴方が疑うのは無理もない。

本当のことを言えば、貴方は俺にとってよくわからない人でした。
日の出ている時の言葉と、赤い月の夜の殺意の行動が…食い違ってるように見えたから。
でも、今は…貴方もハーヴと同じで、誰も殺したくなかったんじゃないかって… そんな気がしてる。
(52)2005/06/16 18:36:57
農夫 グレン
ナッシュが俺に殺意を向けたのは前からだった。俺に向けられた感情はきっと偽りじゃないと思った。ナッシュが狼だったら、きっと俺を喰い殺した筈だと思う。

自分に向けられた憎しみから相手を人だと思うなんて…皮肉なことだけどさ。
(53)2005/06/16 18:37:34
農夫 グレン
だけど、どうして憎まれてしまったんだろう。
どこで行き違ってしまったんだろう。

俺はいつも自分の気持ちをなるべく正直に言ってきたつもりだよ。

でも…人の気持ちはいつも誰かを傷つけずにはいられないのかもしれない…。
(54)2005/06/16 18:46:32
農夫 グレン
ソフィーを愛して、彼女が守ったギルを信じた貴方と…わかりあえることはたくさんあった筈なのに。

ごめん…ナッシュ。

俺は今になってやっと、貴方を少しだけ知った気がします。
遅すぎたかもしれない、それでも…

今の気持ちを正直にここに書きとめておくよ。

俺が死んだ後でもいい、今見る気持ちになれなければそれでもいい。
俺がなにを思っていたのかいつか、貴方に知ってほしい。
(55)2005/06/16 18:47:08
農夫 グレン
[ナッシュに向けての言葉を記し終えた頃、スコールが過ぎ去っていった。景色はけぶり、激しい雨は葉で葺いた屋根を叩いた。]

シャーロット…

[グレンは人の消えたバンガローで彼女を想う。
ただ、彼女に会いたかった]

―雨に打たれ、エッタを喪った哀しみで彼女はどうしているだろう。

[グレンは雨の中、走り出していた]
(56)2005/06/16 19:01:29
村長の娘 シャーロット
【海岸、エッタの墓】

雨に打たれながら、過去を思い出していた。
私はずっと屋敷の中に閉じ込められていて、外の世界を見ることは許されなかった。
いくら綺麗に見えたとしても、あそこは私にとって牢獄だった。
だから、逃げ出したかった。私は外の世界で普通の女の子として生きたかった。
ある日、壁の向こうから男の子がやってきた。
あの子はきっと私を外の世界へと連れ出してくれる、
そんな予感がした。
差し伸べられた手を取りたかった。
「私を連れて行って」
そう言いたかった。
けれど、それは許されなかった。私にかかわれば不幸になるんだもの。
だから、私は二度と彼に会おうとはしなかった。

いまさらになって思う。
あの時手を取っていれば何かが変わっていたのではないかと。
もう一度彼に会いたかった。けれど、それはもう、叶わぬ夢。
過去にはもう、戻れないのだから。
(57)2005/06/16 19:22:14
村長の娘 シャーロット
お互いに愛する人を殺し、私達はもう相容れないのかもしれませんね。
けれど、ほんのわずかな間でも、仲間が出来たことが私には幸せでした。

・・・・ありがとう。
(*3)2005/06/16 19:25:09
村長の娘 シャーロットは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/16 19:25:32
農夫 グレン
【墓標の前】

[ヘンリエッタの墓標の前に彼女はいた。雨に打たれるその背中は哀しみに満ち、酷く儚かった。このまま彼女は雨の中に消えていってしまうのではないか、そんな心細さを感じ俺は声をかける]

シャーロット!
(58)2005/06/16 19:31:06
村長の娘 シャーロット
グレン、貴方を無事に帰したいと思ってたのは嘘じゃないの。
本当は誰も殺したくなかったの。
だから、「私を殺して」と何度も頼んだの。
私は人狼。
私が生きていれば、貴方は死ぬしかない。
貴方を救うには、この方法しかないんだもの。
(*4)2005/06/16 19:31:22
村長の娘 シャーロット
〔哀しげな表情のまま振り返る。その様子はもう感情をなくしてしまったかのように見えた〕

グレン・・・・?
どうして、ここに?
(59)2005/06/16 19:33:13
農夫 グレン
シャーロット!!

騙してゴメン。俺を憎んでくれていい。

俺が人狼なんだ。
(60)2005/06/16 19:33:36
農夫 グレン
だってそうだろう?

ハーヴが、あいつが、可愛がっていたエッタを殺せるわけがない。

「この人が人狼です」ってそう言えば

君もハーヴもこの島から出られるよ!
(61)2005/06/16 19:35:55
村長の娘 シャーロット
どういう、こと?
ちがう、貴方は人狼じゃないわ!
私は、信じてる。信じてるわ!

どうして、そんなことを言うのよ!
(62)2005/06/16 19:37:09
村長の娘 シャーロット
やめて、そんなこと、いわないで・・・・

例えそれが真実だったとしても、
私は、あなたを殺すくらいなら、あなたに殺されることを選ぶわ。

だから、そんなことを言うのはやめて。
おねがい・・・
(63)2005/06/16 19:39:45
農夫 グレン
そして君じゃない! 君の筈がない!!

エッタのためならってそう言っていた…
島から出してやりたいってそう言っていた君が狼の筈がない!
(64)2005/06/16 19:43:26
農夫 グレン
だから俺だよ。

俺はきっとキャロル姉さんみたいに時々意識を失うんだ。
自分では覚えていないだけで…

きっとそうなんだ…
(65)2005/06/16 19:44:58
農夫 グレン
俺は本当に…
君を殺すかもしれない

君を…俺だけのものにするために…

[グレンは近づき、シャーロットの首に手をかける]
(66)2005/06/16 19:48:40
村長の娘 シャーロット
〔首に手を掛けられ、顔をゆがめる。だが、抵抗しようとはしない〕

ころして・・・・
貴方になら殺されてもいいわ。

わたしは、ずっとこのときを望んでいたのかもしれない。
呪われた運命から逃れるために・・・・
(67)2005/06/16 19:51:58
村長の娘 シャーロット
お願い、ころして・・・・
私を血にまみれた運命から解放して・・・
(*5)2005/06/16 19:53:22
農夫 グレン
やめてくれ!

俺が怖いだろう?
死ぬのだって…怖いだろう!?

[グレンは僅かに力を強める]

大声で叫べば、きっと…ハーヴや皆が…
君を助けてくれる

俺は…
(68)2005/06/16 19:56:04
村長の娘 シャーロット
〔やはり、抵抗しようとはしない。力を強められたことでより苦しそうに言葉を紡ぐ。〕

いいの・・・
貴方のものになれるなら、私は・・・
それで、いいの・・・

例えこのまま死ぬことになろうとも、
私・・・貴方に逢えたこと、後悔しない。
よかった、って思ってる・・・
(69)2005/06/16 20:01:22
農夫 グレン
シャーロット !!

[俺は彼女を強く抱きしめていた。心の枷が外れ、溢れ出る気持ちを抑え切れぬまま唇を奪う。何度も何度も。

そこに確かに彼女がいることを、実感するように。自ら消えゆこうとする言葉を発した彼女を喪わないように。

俺は彼女を抱きしめたまま激しく泣いた。]
(70)2005/06/16 20:03:20
農夫 グレン
シャーロット!
死なないでくれ…

君を喪いたくない。俺はもう…愛する人を喪いたくない!
(71)2005/06/16 20:06:10
村長の娘 シャーロット
〔グレンの腕の中でぬくもりを感じながら、泣いている彼を慰めるようにやさしく抱きしめ返した。時だけが過ぎていた私の人生の中で、今この瞬間だけは、私は生きているんだと実感できた気がした。〕

お願い、泣かないで。
あなたの悲しむ顔は見たくないわ。
ねえ、笑って?
(72)2005/06/16 20:10:45
村長の娘 シャーロット
私も、貴方のことを失いたくない。
ずっと、そばにいたい・・・
(73)2005/06/16 20:12:31
農夫 グレン
ありがとう、シャーロット

[彼女を抱きしめたまま、静かな声で言った]

バンガローに戻ってきてくれるか?

俺に残された刻は僅かかもしれないけど…
それまでの一瞬一瞬を、できれば君のそばで過ごしたい
(74)2005/06/16 20:16:08
村長の娘 シャーロット
でもそれはかなわぬ夢。
どちらかが死ぬしか未来はない。
ごめんなさい。私は、人狼なのよ・・・・
(*6)2005/06/16 20:16:52
村長の娘 シャーロット
〔シャーロットは頬を染めてこくん、と頷いた〕

ええ、帰りましょう。

これからずっと、一緒にいてもいいですよね。
私は貴方の傍から、離れませんから。
(75)2005/06/16 20:19:27
美術商 ヒューバート
礼を言うのは私の方だ。
もし、君がいなければ私はすぐに狂気に陥っていただろうから。

こちらが山にいるせいか、少し音が遠いが、
グレンと気持ちが通じあったようだね。
紅い月が出るまで時間はまだある筈だ。
それまでどうか、幸せに過ごして欲しい。
(*7)2005/06/16 20:22:51
農夫 グレン
本当か!?

本気にするぜ? 俺は調子のいい男だからさ。

[たとえそれがきっと幻になろうとも、俺は彼女の想いが嬉しかった]
(76)2005/06/16 20:24:57
村長の娘 シャーロット
ありがとうございます。
わずかな間の幸せですけれど、大事にしようと思っています。

きっと次でこの悪夢は終わる。
その後、貴方が無事に元の世界に戻ることを祈っていますわ。
(*8)2005/06/16 20:26:22
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンとシャーロットが抱き合うのを遠巻きに眺めていた
2005/06/16 20:28:34
村長の娘 シャーロット
本気にしてくれてかまいませんよ。
というか、なんでこの状況で冗談を言わなきゃならないんですか?

―私はグレンにいたずらっぽく笑って見せた―
(77)2005/06/16 20:28:35
農夫 グレンは、村長の娘 シャーロットに話の続きを促した。
2005/06/16 20:29:24
美術商 ヒューバートは、二人が抱き合うのをキャロルの墓の上から眺めていた。
2005/06/16 20:29:36
書生 ハーヴェイは、ゆっくりとその場を後にした
2005/06/16 20:29:49
農夫 グレン
聞いてくれよ!

俺には夢があるんだ。

ニューオリンズで広い畑を耕す。遠く遠く、見渡す限りの大きな畑さ。
地平線の彼方まで小麦が実り、黄金色に輝くんだ。

その黄金の実りの中に、白い家が建ってて…
(78)2005/06/16 20:30:13
農夫 グレン
夢のフロンティア行きのチケットは今、
売約済み

予約してくれたのは誰だったかな

[俺は冗談めかしてそう言った]
(79)2005/06/16 20:33:24
農夫 グレン
[スコールが過ぎ去り、晴れ上がった空には虹が橋をかけていた。

雨に濡れた森はいつもより瑞々しく生気を含んでいるようにみえた。
葉からは雫が落ち、日の光を受けつややかに光る]
(80)2005/06/16 20:33:50
書生 ハーヴェイ
よかったな・・・グレン
そのまま二人で僕を殺しにこい・・・
キャロルさんの血で染まったこの僕を・・・
僕にお前を殺すという悪夢から救ってくれ
お前なら出来るだろ?
生きなければならない理由の出来たお前ならな・・・
(81)2005/06/16 20:35:30
村長の娘 シャーロット
ねえ、すべてが終わったら、あなたについていってもいい?
お父様とお母様には悪いけど、あなたといたほうがずっと楽しそうなんですもの。
(82)2005/06/16 20:36:30
村長の娘 シャーロット
この幸せは、うたかたの夢。
私はいずれ自分自身で幸せを壊してしまうのよ。
それなのに、どうしてこんなことをしているの?
悲しみがひどくなるだけだというのに・・・
(*9)2005/06/16 20:39:12
農夫 グレン
[バンガローに帰る道すがら、俺の拓いた畑の側で俺はそう彼女に夢を語った]

もちろんだよ。
チケットは売った。

[彼女の言葉に頷き、笑った]
(83)2005/06/16 20:39:24
書生 ハーヴェイ
お嬢様・・・
僕がグレンを殺したら僕を殺すのは貴女の役目ですよ
生きて僕を殺してくださいね
2005/06/16 20:39:35
冒険家 ナサニエル
【ソフィーとギルが眠る山の丘】
ナサニエルは待った。
しかしヒューバートが姿を現すことは無かった。

―――来なかったか。残念だが仕方ない。
    この景色は形に残したかったんだがな。
    いや、忘れようと思っても忘れられるものではない。
    脳裏に焼きついている。フッ、形など不要だったな。

[ナサニエルは自嘲気味に笑みをこぼした。そして空を見上げた。灰色の雲がかなりの速さで流れていた。]

―――また、紅い月が昇るな。
(84)2005/06/16 20:42:27
農夫 グレン
[だがきっと、俺が生きていることはないだろう。でも、彼女のために死ねるのならそれでよかった。
畑を前に、言葉を残す]

近くを通る船がすぐ見つかってこの島を出られれば用のないものだけど…。
もしここでの生活が長くなりそうなら、この畑での収穫を食卓に並べて欲しい。

[死を予感したような言葉の響きに僅かに彼女の表情は曇るが、それでも言い残しておきたいことだった]
(85)2005/06/16 20:42:39
冒険家 ナサニエル
[そして自分の手を見た。]

―――この手も遂には血に染まるか。
    ソフィー、ギル。もし、俺の声が天に届くならば、力を貸して欲しい。

彼は1度だけ2人の墓標を振り返り、*山を降りた*

全ての決着を付ける為に。
(86)2005/06/16 20:42:52
村長の娘 シャーロット
ほんとに?
嬉しい・・・

私にも畑仕事って出来るのかしら?
たぶん、私は下手なんでしょうね。
でも、あなたが教えてくれるから、平気ですよね。
(87)2005/06/16 20:43:05
美術商 ヒューバート
【丘の上】
[ナサニエルが去るのを見送った上で、ヒューバートは姿を現した]

すまない、ナサニエル。
絵を描く時は…もう一人がいいからな。

[トランクを開き、絵を描く準備を始める]
(88)2005/06/16 20:46:16
美術商 ヒューバート
[ヒューバートは到底人間とは思えないスピードで筆を滑らせていく]

私がいつまで描けるか…分からないが、
描いていこう。
見よ! 紅い月よ!
貴様など美しくも無い!
真に美しいのは…人、そのものだ!

[ヒューバートは絵を描きながら、
空に浮かびつつある紅い月を睨み、叫んだ]
(89)2005/06/16 20:48:53
農夫 グレン
君が畑仕事が下手でも、できなくてもかまわないよ。
俺は育てた作物を、君に食べて欲しいんだ。

[彼女と共に過ごした時間、世界はどれほど美しく見えたことだろう。重い雲と暗い大地に挟まれ生きてきた俺に、一時だけ天上の光が差したようだった。

俺は彼女と共にバンガローへと帰っていった*]
(90)2005/06/16 20:51:52
お嬢様 ヘンリエッタ
[ぺたんとシャーロットやグレンの様子を見下ろしながら]
……シャーロットお姉ちゃんのそばにいきたい。
……ハーヴェイお兄ちゃんと、おはなしがしたいよう。
2005/06/16 20:55:09
新米記者 ソフィー
[ソフィーはギルバートと一緒に、二人が結ばれてるバンダナを外した。そして二人で地上に居るナサニエルの元に向かった。ナサニエルの手を握ろうとしても空を切るばかり……。

しかしナサニエルは傍に二つの魂が寄り添ってる事に気付いてくれてる―――ソフィーはそう思っていた。]
2005/06/16 20:55:26
新米記者 ソフィー
ナサ……

貴方は一人じゃないわ……
私もギルも…貴方の傍に居る……

今日は…貴方を護るわ。
貴方が生きてこの島から解放されるように……

だから……安心して自分の思うままに……

[ソフィーはナサニエルの耳元で囁いた―――聞こえなくてもいい……ナサニエルの心にさえ届いていれば……]
2005/06/16 20:55:56
お嬢様 ヘンリエッタ
なんでお姉ちゃんたちは気付いてくれないの?
キャロルおねえちゃんや、ソフィーおねえちゃんはいっしょに、居られるのに。
2005/06/16 20:56:08
美術商 ヒューバート
[筆を置く。キャンバスには墓と像が描かれていた。既に紅い月の姿は無い]

ナサニエルの希望に添えたかは分からないが、
何とか仕上げる事が出来たな。

[ふと目を横におくとそこにもキャンバスがある。
キャロルを弔った際に、描いた絵だ。
そこには草原で、ヘンリエッタを後ろから抱きしめるキャロルの姿がある]

まだ時間はあるようだな。
何を描こうか…。
(91)2005/06/16 20:56:32
農夫 グレンは、シャーロットと共に作物を育てる、その未来を夢見ながら*。
2005/06/16 20:57:03
双子 リック
[リックは暖かさを感じ、目を覚ました。]

……あれ……コレはルーサーの上着……?

ルーサー!ルーサーどこ〜?

[リックは必死に辺りを見回した。]
2005/06/16 20:57:10
美術商 ヒューバート
[ヒューバートは絵の中にキャロルに向けて微笑した]

そうだな。最初は君だった。
君を描こう。
私の心の奥にいる君の。
次はグレン、ナサニエル、シャーロット、それにハーヴェイ。
全員を描こう。
この島に来た全ての人の絵を…。
(92)2005/06/16 20:58:17
美術商 ヒューバートは、筆を取り、*描きはじめた*。
2005/06/16 20:58:42
美術商 ヒューバートは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/16 20:58:53
美術商 ヒューバート
私は…人としてハーヴェイを襲い、
狼としてナサニエルを襲う事に決めたよ。

…君はどうする?
(*10)2005/06/16 20:59:51
新米記者 ソフィー
エッタ……

[ソフィーは無言のままエッタを優しく抱きしめた。]

もうすぐ…もうすぐ逢えるよ……
2005/06/16 21:00:07
冒険家 ナサニエルは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/16 21:01:45
村長の娘 シャーロット
私は、貴方と、同じ道を選びますわ。
人としてハーヴェイさんを、襲います。
そして狼として、ナサニエルさんを・・・・

最後にグレンを、殺すことになるのですね・・・・
(*11)2005/06/16 21:02:28
お嬢様 ヘンリエッタ
[抱きしめられた格好のままソフィーを見上げ]
ほんとう?
シャーロットお姉ちゃんも、ハーヴェイお兄ちゃんも、グレンお兄ちゃんともお話しできる?
2005/06/16 21:03:08
新米記者 ソフィー
リック、おはよう。

ルーサー、逢いに来てくれたんだね。

。oO(ルーサー、リックが淋しがってるわ。できる事なら……リックの瞳に貴方の姿を写してあげて欲しい……)

[ソフィーはリックとメイに優しく微笑んだ。]
2005/06/16 21:03:55
新米記者 ソフィー
[ソフィーは一瞬表情を曇らせたが、すぐにいつもの笑顔をエッタに見せた。]

うん、できるわ。

貴方が……幸せになりたいと思うのなら、その魂は肉体に戻るはずだからね。
ちょっと…話が難しいかな。

[ソフィーはエッタの頭を優しく撫でた。]
2005/06/16 21:05:59
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタはソフィーの言葉に頷いたがよくわかっていないようだ]
メイちゃん、あそぼー

[リックの横で眠っているメイをつついてにこにこしている]
2005/06/16 21:09:47
新米記者 ソフィー
。oO(やっぱり…エッタにはまだ早かったかな……)


[ソフィーは地上を見下ろした。海が紅く照らされ、輝いている。]

紅い月……

一体いつまで……
2005/06/16 21:13:43
双子 リック
おはよう、ソフィー姉ちゃん。
うーん……ルーサーどこいったのかな。
この近くに居そうなんだけどなあ。

[リックは、そう言うと、ルーサーの上着をたたんで、
地上の様子を見始めた。]
2005/06/16 21:16:03
新米記者 ソフィー
あの島が、紅く染まり…全員の魂が此処に辿り着くのか……

それとも、黄金色の月に照らされ…夢を掴めるのか……

それは、今あの島に残ってる人次第……
2005/06/16 21:19:13
村長の娘 シャーロット
【バンガロー】

月が、高く昇っていく・・・
今日ですべてが終わるのかしら。
それとも・・・・

〔シャーロットは不安そうに外を眺めている〕
(93)2005/06/16 21:24:41
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/16 21:24:53
書生 ハーヴェイは、美術商 ヒューバートの後ろ姿を見つけ近づいた。
2005/06/16 21:25:44
美術商 ヒューバートは、書生 ハーヴェイの近づく音に気づき、振り返った。
2005/06/16 21:26:55
美術商 ヒューバート
そうなってしまうの…だろうな。

私の元にハーヴェイがやってきたよ。
これから…決着をつけようと思う。
(*12)2005/06/16 21:27:26
書生 ハーヴェイ
[ヒューバートは一心不乱に絵を描いていてハーヴェイが近づいても気がつく様子はなかった]

ヒューバートさん・・・
僕を殺したければ殺してください・・・
でも・・・僕を殺した後でも殺す前でもキャロルさんの後を追うようなら・・・
僕は全力を持って止めにかかります

貴方が生きる意味を見つけるその時まで・・・
僕は貴方と・・・そしてお嬢様の怨みをこの身に受けていき続けましょう・・・

では・・・また何処かで
僕を殺してくれることを祈ります・・・
(2005/06/16 21:29:54、書生 ハーヴェイにより削除)
踊り子 キャロル
【キャロルは絵を描く昔の恋人を、空から見つめていた】

…ずぶ濡れになってロンドンの町を当ても無く彷徨っていた。
冷え切った身体に意識は朦朧としていた。

自分は死んでしまうのか。
両親の元に逝けるのなら、それも幸せ…。

そう考えた瞬間…あの人にぶつかった。
2005/06/16 21:30:07
書生 ハーヴェイ
ヒューバートさん・・・
僕を殺したければ殺してください・・・
でも・・・僕を殺した後でも殺す前でもキャロルさんの後を追うようなら・・・
僕は全力を持って止めにかかります

貴方が生きる意味を見つけるその時まで・・・
僕は貴方と・・・そしてお嬢様の怨みをこの身に受けていき続けましょう・・・

では・・・また何処かで
僕を殺してくれることを祈ります・・・
(94)2005/06/16 21:30:11
村長の娘 シャーロット
ハーヴェイさんが・・・
そうですか。
無事を、祈ってますね。
(*13)2005/06/16 21:30:51
書生 ハーヴェイは、美術商 ヒューバートに一礼をしてから山を降りていった・・・親友を殺すために
2005/06/16 21:31:03
美術商 ヒューバートは、書生 ハーヴェイに困惑した。
2005/06/16 21:31:05
書生 ハーヴェイ
グレン・・・俺を・・・殺してくれよ?
2005/06/16 21:31:35
書生 ハーヴェイは、バンガローへの道の途中で空を見上げた。
2005/06/16 21:33:08
踊り子 キャロル
『熱があるじゃないか、君、大丈夫か?』

そう言った貴方の目の前で私は倒れた。

それが、確か貴方との出会いだったわよね…

[ぼんやりと回想に浸っていたキャロルは、眼下に自分を殺した男、ハーヴェイの姿が見えて身構えた]

ヒューバートの命は奪わせないわ。
…彼を、殺さないで……
2005/06/16 21:33:23
美術商 ヒューバート
ハーヴェイ君…死ぬ気だとでも言うのか?

いや、あの目は…。
あの二人に手を触れさせる訳にも…いくまいな。

[ヒューバートは力強く最後の一筆を絵に加えた]

行こう。
きっとこれが最後の紅い月の夜になるのだろうから。
(95)2005/06/16 21:35:03
美術商 ヒューバートは、トランクにしっかりと道具をしまい、鍵をかけた。
2005/06/16 21:35:22
美術商 ヒューバートは、書生 ハーヴェイを追った。紅い月が、行く筋を照らしてくれる。
2005/06/16 21:35:46
踊り子 キャロル
[しかし、ハーヴェイは何事か呟くと立ち去ってしまった。キャロルは、暫し脱力してその場に佇んだ。

大好きな、絵を描く彼の姿を見つめながら…]
2005/06/16 21:36:01
書生 ハーヴェイ
赤き月・・・か
全てを狂わす狂気の証・・・

僕がグレンを・・・一番の親友を殺すにはとてもいい晩だ・・・

[ハーヴェイは空を見上げるのを止めまた歩き出した]

・・・ヒューバートさん
ごめんなさい・・・
僕は貴方に嘘をつきました・・・
たぶん僕はもう明日の朝は眺めないでしょう・・・
グレンを殺しても殺せなくても・・・
皆をよろしくお願いします
さよなら・・・
(96)2005/06/16 21:36:38
書生 ハーヴェイは、バンガローに着くとまだ見ぬ親友の姿を探した。
2005/06/16 21:37:35
踊り子 キャロル
ヒューバート。

貴方は来ないで。ここに…
私は貴方に、何も遺せなかったけど。
もう、何の役にもたってあげられないけど…

私を忘れて、幸せになって欲しい。

[キャロルは、ヒューバートの姿を追うのをやめて目を閉じた]
2005/06/16 21:39:09
お嬢様 ヘンリエッタ
……今日で終わるわね
[エッタはだれにも聞こえないような小さな声でつぶやいた]
2005/06/16 21:39:50
踊り子 キャロル
[閉じられた目からは、大粒の涙が零れた。

零れた涙は…夜露となって葉の上にはじけ、消えた]
2005/06/16 21:41:24
新米記者 ソフィー
[ソフィーはエッタの声に振り向きもせず、小さく頷いた。瞳からは一筋の光が零れ落ちた。]

そうね……
2005/06/16 21:41:33
村長の娘 シャーロット
ハーヴェイさん・・・・戻ってこられたんですね。
どうされたんですか?
すごく、哀しそう・・・・

〔哀しげなハーヴェイの姿を見るのがいたたまれなくなり、目をそらした〕
(97)2005/06/16 21:42:03
美術商 ヒューバート
ハーヴェイは…グレンを殺す気のように思える。
彼は死ぬ気だよ。
人であろうとし続けて…人として、死ぬのだろうな。
彼は。
(*14)2005/06/16 21:42:20
書生 ハーヴェイ
【バンガロー】
グレーン!聞こえていたらでいい!

僕は君を殺す!
だからお前も僕を殺しに来い!
お前には守るべきものがあるのだろう!
だから・・・お前の全てを持って僕を・・・俺を殺しに来い!

[ハーヴェイは力の限り叫んだ]
(98)2005/06/16 21:42:26
農夫 グレン
【バンガロー】

[俺はその場所で、そこにはもう置かれていない赤い月の絵のことを考えていた。
ブレイクは詩人であると共に画家でもあった。彼は黙示録を題材にしたシリーズを遺していた。

人狼と人間が殺しあう俺たちの状況を描いた絵の数々は世界の終末を描いたもののように思われた]

なぜ、ヒューはクインジーとソフィーを対岸に描いたのだろう…

[小さな違和感があった]

彼の視点からクインジーを人狼と確信することができたのだろうか。なぜ、そうならその時クインジーを処刑しようとしなかったのだろうか…?
(99)2005/06/16 21:42:54
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはシャーロットのほうを向いた]
シャーロットお嬢様・・・
僕は貴女の大事なグレンを手にかけようとする狼ですよ?
貴女が近づいていい存在ではない
さっさと逃げなさい・・・
そして・・・生き延びてください・・・
(100)2005/06/16 21:44:10
農夫 グレン
ハーヴ…

俺を殺したければ俺を殺していいよ。
でも、俺は君を人間だと思ってる。
(101)2005/06/16 21:44:38
美術商 ヒューバートは、バンガローに姿を現した。
2005/06/16 21:45:53
農夫 グレン
ハーヴ! もうよせ…

もうやめてくれ!

[俺はたまらず、ハーヴを抱きしめた]
(102)2005/06/16 21:46:01
村長の娘 シャーロット
あの方は決意を秘められておられるのですね。
私はあの方の想いに答えてあげることが出来なかった。
あの方の悲しみが私に、圧し掛かってくるのを感じます。
ハーヴェイさん。
どうか、純粋なままで、人として、生き抜いてください。
残りわずかな命であろうと・・・
(*15)2005/06/16 21:46:58
書生 ハーヴェイ
ふざけるなっ!
ならお前は誰が狼だというんだ!
僕以外に居ないだろう!?

だから・・・俺を・・・殺してくれ・・・
頼む・・・

[ハーヴェイはその場に崩れ落ちた]
(103)2005/06/16 21:47:14
農夫 グレン
すまない! すまない、ハーヴ!

許してくれとは言えない。でも、俺は自分の気持ちに嘘をつけなかった!
お前の気持ちを知りながら…それでもあいつへの想いを止めることはできなかった!!
(104)2005/06/16 21:48:04
美術商 ヒューバートは、声を出す事が出来ず、二人を見ていた。
2005/06/16 21:48:32
書生 ハーヴェイ
もう・・・悪夢を終わらせてくれ・・・

グレン・・・お前には生きていてもらいたいんだ・・・
2005/06/16 21:48:51
農夫 グレン
俺は… ヒューバートが狼だと思う
(105)2005/06/16 21:48:57
新米記者 ソフィー
[ソフィーは静かに涙を流しながら、地上を再び見下ろして口を開いた。]

此れが…人狼の望む事……?

愛する者の仲を引き裂き、信じてる者を疑う……
そして最後は、命という尊いものを奪い合う……

どんな迷路でも、必ず出口はある……
疑心暗鬼という迷路にだって、光という出口はある筈よ。
2005/06/16 21:49:40
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンの言葉にショックを受けた。
2005/06/16 21:50:23
村長の娘 シャーロット
〔私はグレンとハーヴェイのやり取りを目の当たりにしながらも、何も出来ずにただ眺めていた。〕

私、私は・・・どうしたらいいの?
私のせいで、二人は・・・親友だったのに・・・
(106)2005/06/16 21:51:03
書生 ハーヴェイ
な・・・お前自分が言ってる意味がわかっているのか!?
ヒューバートさんを疑うということは・・・!

[ハーヴェイは近くにシャーロットが居ることを思い出しはっとしたように口をつぐんだ]

もういい・・・
なら・・・
僕が全てを終わらしてやる・・・
(107)2005/06/16 21:52:31
農夫 グレン
確信は持てない。だが、ハーヴもナッシュも人間だと思ってる。

ギルはナッシュを占う時に、できればクインジーもあわせて欲しいと言っていた。ナッシュが人狼でギルが狂信者なら、最後の狼を占わせようとするとは思えない。
(108)2005/06/16 21:52:55
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンから離れていった。
2005/06/16 21:52:59
農夫 グレン
ああ! ハーヴ!
わかっているよ!

俺は頭がおかしいんだ。
(109)2005/06/16 21:53:36
美術商 ヒューバートは、農夫 グレンをじっと見つめた。
2005/06/16 21:53:44
新米記者 ソフィー
[ソフィーはギルバートを抱きしめた。込み上げてくる感情がその腕の力を強める。]

ねぇ、ギル……

二人で…ナサの元に行こう……

ナサの背を……二人で護ってあげよう……

[ソフィーはそう呟くと、ギルバートと共に向かった。]
2005/06/16 21:53:52
美術商 ヒューバート
そうか。
ついに気づいてくれたか。
2005/06/16 21:54:07
農夫 グレン
俺が自分の意識がないままに…狼に変化してたとしても…

いや…そうなのかもしれない…
(110)2005/06/16 21:55:24
美術商 ヒューバート
…だが遅すぎる。
もう遅すぎるんだよ。

私も、君も、この島にいる皆が失いすぎた。
2005/06/16 21:56:00
新米記者 ソフィー
[ソフィーはギルバートと共に心でナサニエルを抱きしめた。]

ナサニエル―――。

傍に居るからね……貴方は、一人じゃないわ……

[ソフィーら三人は、紅い月の光の下で祈り続けた。]
2005/06/16 21:56:52
お嬢様 ヘンリエッタ
(もうみなさま、わかっていらっしゃるのでしょう。
シャーロットお姉様が、狼さんだと言うことは。
それでも、お姉様を殺す事なんて、出来ないのですわ……)
2005/06/16 21:56:58
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはグレンと距離を置いたら静かに喋りだした]

グレン・・・
僕たちにとって思い出深いあの場所で会おう・・・
コレで・・・さよならだ・・・親友
(111)2005/06/16 21:57:19
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタは祈るように瞳をとじた]
2005/06/16 21:57:28
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに背を向けて森の中へと入っていった。
2005/06/16 21:59:34
新米記者 ソフィー
[天頂には、煌々と紅い月が輝いている。

この島の運命は、誰にも分かる筈はなかった―――]
2005/06/16 21:59:47
農夫 グレン
だからハーヴ。俺はお前を殺せない。

でも、お前が俺を殺したければ…
そうしてくれ
(112)2005/06/16 22:00:43
美術商 ヒューバート
グレン…君はそう考えていたのか。

私は君が狼とは思えない。
私の考えている事はもう言わずとも分かるだろうな。

紅い月がもうすぐ頂点に達する。
皆、この夜で解放される。
私はそう信じている。
(113)2005/06/16 22:01:03
美術商 ヒューバートは、農夫 グレンに会釈をし、その場から去っていった。
2005/06/16 22:01:24
書生 ハーヴェイ
グレン・・・!なぜ僕を殺してくれない!
なぜだっ!
2005/06/16 22:01:32
農夫 グレン
わかった…

[立ち去るハーヴの後ろ姿に呟き声で答えた]
(114)2005/06/16 22:03:27
書生 ハーヴェイは、滝壷まで走っていくとその場に座り込んだ。
2005/06/16 22:04:16
農夫 グレン
ヒューバート…

俺は貴方の絵が好きだった。
できればキャロル姉さんを…倖せにして欲しかったよ…

[俺はヒューに声をかけた]
(115)2005/06/16 22:04:52
美術商 ヒューバート
グレン…。

私も出来る事ならしたかった。
だが、無理なんだ。
(*16)2005/06/16 22:07:11
農夫 グレン
貴方の絵は素晴らしかった。だが、画家がその道具を殺しのために使うものだろうか。

でも、貴方の絵の題材が俺たちの終末なら…そしてその絵を描くための儀式としてそれが必要なことなら…

わかる気がするんだ
(116)2005/06/16 22:07:12
農夫 グレン
血に染まったパレットナイフ。
その血が塗り込められたキャンパス。

――俺、本当におかしいのかもな。

そんな不気味な考えが頭を離れないんだ。
(117)2005/06/16 22:09:26
お尋ね者 クインジー
……誰が狼でも、もはや構わん。

等しく「解放」を迎え入れられさえすれば…な……
2005/06/16 22:11:51
農夫 グレン
ねえ、ヒュー。

馬鹿馬鹿しい妄想だって笑ってくれたら――さ。

俺もきっとそう思えるかも
…しれないけどさ…
(118)2005/06/16 22:13:40
村長の娘 シャーロット
(ヒューバートさんが、狼、ということは・・・・
グレンはやっぱり、私を・・・・?)

―不安が頭をよぎった―
(119)2005/06/16 22:14:48
書生 ハーヴェイ
【滝壷】
・・・最後にヘンリエッタのところに行かないと・・・
(120)2005/06/16 22:15:08
農夫 グレン
でも、創作についての貴方の考えを…
もう少し話していってくれないか?

[立ち去りかけたヒューの姿は黒い影となり、そこに佇んでいた。表情は影となり窺い知ることはできない。

俺は彼の言葉を待った]
(121)2005/06/16 22:15:11
踊り子 キャロル
解放…?

クインジーさん…
2005/06/16 22:15:16
書生 ハーヴェイは、ヘンリエッタのお墓のほうへと向かった。
2005/06/16 22:15:31
美術商 ヒューバートは、農夫 グレンにバンガローの外から語りかけた。
2005/06/16 22:16:36
農夫 グレン
[彼がどれだけ創作に魂を注ぎ、真摯だったか、俺はそのことに疑いはなかった。
彼なら、創作への問いかけに冗談や口先だけで済ませるはずはないと――彼の正体がなんであれそのことだけは信じていた。]
(122)2005/06/16 22:17:59
美術商 ヒューバート
君が…そう思うのも無理は無いかもしれない。
私だって、自分が…血の絵画を描きたいと思った事を否定出来ないのだから。

私は…始めは目に映る物全てを形にしたかった。
川を流れる水、
空を横切る雲、
鳥の歌声…
絵を覚えてからはありとあらゆる物をキャンバスに映し出していった。
(123)2005/06/16 22:18:49
美術商 ヒューバート
自分の見た美しい物を誰かに見せたい。
私は、自分を誰かに伝える為に絵を描いていた。
やがて、絵を描く事で生きて生きたいと考え…
私はロンドンへと赴いた。
キャロルと会ったのも…そして、エドゥアールと会ったのもその頃だ。
(124)2005/06/16 22:20:09
農夫 グレンは、真剣にヒューバートの言葉に耳を傾けている。
2005/06/16 22:21:18
美術商 ヒューバート
キャロルは私の絵の最大の理解者であり、
最高のモデルでもあった。

金色の髪が夕暮れの光に染まる時間…
彼女は私にとっての女神だった。
私は狂ったように絵を描き続けた。
彼女の美しさを絵に閉じ込められたら、と。
だが、出来なかった。
挫折しかけていた私を更に襲ったのは、エドゥアールの訃報だ。

私は恐怖した。
自分の技術では美しさが表現出来ない事を認めつつある自分に。
エドゥアールと同じ運命をたどるかも知れない自分に。

そして、私は逃げ出した。
絵を描く事から。
(125)2005/06/16 22:23:19
美術商 ヒューバート
それからの私については語る必要は無い。
私は絵を売り買いするだけの人間になったのだから。

私はそれでとどまりたくはなかった。
もう一度絵を、美しさを描きたかった。
私は船に乗り…そして、この島に私は辿り着いた。
人の死を、人の嘆きを、悲しみを…私は見る事となった。
そこで気づいた。
私の見ていた美しさと描こうとしていた美しさは全く違う物だったのだよ。
(126)2005/06/16 22:25:18
お尋ね者 クインジー
ああ……

この殺戮の日々からな……
側に居たいと思う者達が、
何に怯えることなく互いに寄り添える時、
人も狼もなく、全ての束縛から解放される……

そうだろう?
2005/06/16 22:25:41
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはヘンリエッタの墓の前まで来て手を合わせた]

ヘンリエッタ・・・
ごめんね・・・僕は君を守りきれなかったよ・・・

そして・・・僕は今夜親友に手をかける・・・
その後は・・・もう僕は生きていないだろう・・・

向こうに行ったらよろしくね?

・・・いや、僕はヘンリエッタを同じところに行く資格はない・・・か

じゃあ・・・さよならになるかもしれないね・・・
バイバイ・・・ヘンリエッタ・・・
(127)2005/06/16 22:26:08
美術商 ヒューバート
人の目は、外見的な美しさを見るに留まらない。
その全てから美しさを判断するだろう?
だが、私は外見的な美しさだけを表現しようとしていた。

私は外見ばかりで空ろな絵を美しく作ろうとしていた…そこに気づけたんだよ。

真に美しいのはあの紅い月のような禍々しい物ではない。
君とシャーロットのような…相手を慈しむ心であり、その行動だ。
私はその心を絵に込める事が出来なかった。
(128)2005/06/16 22:27:57
書生 ハーヴェイは、ゆっくりと立ち上がるとヘンリエッタの墓の傍から離れた。
2005/06/16 22:28:16
美術商 ヒューバート
…私が今描こうとし、この島で描いた絵は…私の心、被写体の心を私に出来うる限りの技を使い、描いたつもりだ。

君がそれから終末を受け取ったのだとしたら…私の心に終末があったのだろうな。
(129)2005/06/16 22:29:37
お嬢様 ヘンリエッタ
ハーヴェイお兄ちゃん……
2005/06/16 22:31:33
書生 ハーヴェイ
グレン・・・もし君が狼でないのなら・・・
もう・・・誰を疑えばいいんだ・・・?
2005/06/16 22:32:17
お嬢様 ヘンリエッタ
バイバイなんて言っちゃヤダ。
ソフィーおねえちゃんが、もうすぐお話しできるって言ったもん。バイバイじゃ、ないよね?
2005/06/16 22:33:09
農夫 グレン
[彼の言葉は、その人柄と同じく真摯だった]

ヒュー、不躾な俺の問いかけに応えてくれて本当にありがとう。

[そして、目を伏せた]
(130)2005/06/16 22:33:54
美術商 ヒューバート
結局創作は、いかに自分の心をこの世界に映し出すか。
全てはそれだけだ。
私は…そう思っている。

[ヒューバートは空を見上げ、大きく息を吐いた。]

随分と長くしゃべってしまったな。
君がどう判断するかは分からないが…、
私はもうどうなろうと後悔はしない。
ただ、朽ちるまで絵を…描き続けようとは思う。
(131)2005/06/16 22:34:50
美術商 ヒューバートは、それをきっと、彼女も望んでいるから。と呟いた。
2005/06/16 22:34:59
農夫 グレン
最後に…キャロル姉さんのことを愛していた?
(132)2005/06/16 22:37:01
踊り子 キャロル
…グレン。
2005/06/16 22:38:20
書生 ハーヴェイは、滝壷に戻ってくると空を見上げた。
2005/06/16 22:38:37
美術商 ヒューバート
愛していたよ。
彼女程愛した人じゃいなかったし、これからもいなかっただろう。
(2005/06/16 22:40:40、美術商 ヒューバートにより削除)
お尋ね者 クインジー
………全ての謎が、解けてきたか………
2005/06/16 22:39:53
美術商 ヒューバート
愛していたよ。
彼女程私が愛する事が出来た人はいなかったし、
これからもいないだろう。
(133)2005/06/16 22:41:31
お尋ね者 クインジー
……すまなかったな。
俺が生きていれば、あるいは変わっていたのかもしれん。
2005/06/16 22:41:44
美術商 ヒューバートは、きっぱりと言い切った。
2005/06/16 22:43:00
双子 リック
[リックは、地上の様子を、少しも見逃す事がないように、
しっかりと見つめている。]
2005/06/16 22:43:28
農夫 グレン
その言葉を…

彼女が生きている時に伝えて欲しかったよ…

[俺は自分の言葉が残酷なことを知っていた。それでも言わずにはいられなかった。最期の時までの僅かな日々、寂しげだったキャロル姉さんの姿を思えば――]
(134)2005/06/16 22:44:51
踊り子 キャロル
ヒューバート…

貴方の言葉は嬉しいけど悲しい。

早く私の事を忘れて。私はもう貴方の傍に居られないの。
貴方の、何の役にも立てないから…。
2005/06/16 22:45:49
踊り子 キャロル
クインジー、貴方が謝るべき事は何も無いわよ。

バカね。誰も悪くなんかないわ。
ただ…人生の掛け金が外れてしまっただけ…
2005/06/16 22:47:08
美術商 ヒューバート
[暗闇の中でヒューバートは俯いたように見えた。]

そうだな。
私は伝えるべきだった。
だが、出来なかった。
(135)2005/06/16 22:49:12
お尋ね者 クインジー
人生の掛け金、か……

最初から外れたままと自覚している人間だからこそ、
どうにかしたかったのだがな……
2005/06/16 22:50:03
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは誰に言うでもなく呟いた]
ナサニエルさん・・・
貴方のその知識と経験を・・・
今を生きようとする皆の為に・・・

お嬢様・・・僕はグレンを殺します・・・
だから・・・僕を怨んで殺しに来てください・・・
僕を殺すまで・・・死んだらダメですからね?

ヒューバートさん・・・
貴方の生きる意味見つかりましたか?
貴方の怨み・・・私が全て引き受けますから・・・生きてください

グレン・・・
僕に初めて出来た親友・・・
そして僕の最後の親友・・・
すぐにそっちにいけると思う・・・
・・・そっちではないね
僕の手は汚れきっているからね・・・
だから・・・さよならだ
(136)2005/06/16 22:52:05
踊り子 キャロル
ふふ…

私は後悔していないわ。
クインジーと二人きりで話せたあの、焚き火を囲んでのひと時は忘れない。

あの時…人に話さずに居た色んな事を、話してくれて有難う。
2005/06/16 22:52:30
書生 ハーヴェイは、意を決して滝壷へと戻っていった。
2005/06/16 22:53:58
美術商 ヒューバート
[ヒューバートは顔を上げ、空を見た]

私はここにきてから長い時間、君を見た。
君は…違うと思っている。
だから、私はこれからハーヴェイを殺しに行くよ。
(137)2005/06/16 22:54:02
農夫 グレン
[愛する人をいつも喪う予感がある。だから、想いは生きている間に伝えなければならないのだと…

ヒューの心もまた俺と同じだったのだろう。

俺は帽子を取り、静かに頷く。亡くなった人々に僅かに黙祷を捧げた]
(138)2005/06/16 22:54:21
お尋ね者 クインジー
いや……話す価値のある話だったかも謎だがな……

お前が聞いて退屈ではないと感じたのなら、
それで良かったのかもしれん……
2005/06/16 22:55:57
農夫 グレン
ハーヴのことを俺は守りたい。

だが、貴方の心はわかっているつもりです。
だから…

[俺はヒューバートにそう言うことしかできなかった]
(139)2005/06/16 22:56:31
踊り子 キャロル
良かったわ、

退屈どころか、貴方と話して私は真の能力者が誰なのかを知った。

人は、会話する事無くして相手の気持ちを理解することなど出来ないもの。
2005/06/16 22:58:03
農夫 グレン
【滝壺】

[俺はヒューバートと話を終えると、ハーヴの待つ滝壺へと向かった]

ハーヴ…

いるのか?
(140)2005/06/16 22:58:09
村長の娘 シャーロット
今日で、すべてが終わるのかしら・・・?
エッタ、あなたをパパとママのところに帰してあげられなくて、ごめんね。
わたしは、ちゃんと道を選び取ろうと思う。
もう決めたの。
私がこれから、どうするべきか。
だから、見守っててね。
(141)2005/06/16 22:58:29
美術商 ヒューバート
有難う。
君に会えて、良かったよ。

[ヒューバートは闇の中からそう語りかけ、闇の中に姿を*消した*]
(142)2005/06/16 22:59:49
書生 ハーヴェイ
【滝壷】
あぁ・・・居るよ

少し話でもしないか?
(143)2005/06/16 23:00:01
書生 ハーヴェイ
グレン・・・なぜお前は僕を憎んでくれない?
僕はお前を殺そうとしているんだぞ?
なぜ僕を殺そうとしてくれないんだよ!
2005/06/16 23:01:40
農夫 グレン
ああ。

[グレンは全ての運命を受け入れる安らかな瞳でハーヴェイを見つめる。
滔々とした川の流れ、囂々とした瀧の水飛沫。
周囲を包む水音の中、周囲の音は遮断され静謐だった]
(144)2005/06/16 23:04:09
流れ者 ギルバート
人狼の望む事……か。

俺と人狼とは、同じものを望んでいたかどうか……正直あやしいしな。

今日は……誰がこっちに来るのか……予想が付かないね。
2005/06/16 23:05:05
お嬢様 ヘンリエッタ
シャーロットお姉ちゃん。
見てるから、おねがい。みんなを助けてあげてね。
だれも、こわくないようにしてね。
2005/06/16 23:05:25
農夫 グレンが「時間を進める」を選択しました
お尋ね者 クインジー
黙っていても理解し合えるほど、
俺も会話が得意じゃねぇからな…

あれから、死神の声は聞こえなくなった…
手元に残ったのは、このジッポと銃だけ……
2005/06/16 23:06:12
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはその場に座り込むとゆっくりと喋りだした]

お前は昔から他人の為に動いていたよな・・・
そこがお前のいいところであり悪いところでもあったんだよな
そして頑固で一回決めたらてこでも動かなかった

・・・なんで・・・僕を疑ってくれなかったんだよ
お前も僕を殺す気で来てくれた方がどれだけ楽だったか・・・
(145)2005/06/16 23:07:33
双子 リック
ン〜ニャ。
[子猫のメイはクインジーの方に歩き出し、何かを言った。]
2005/06/16 23:09:48
書生 ハーヴェイ
お前はシャーロットお嬢様を悲しませたいわけじゃないだろう?
だから・・・僕を殺すと言ってくれ・・・
お前を殺そうとする僕を・・・殺してくれよ・・・
正当防衛だって成り立つんだ・・・
頼む・・・

[ハーヴェイは肩を震わせながら喋り続けた
決壊したダムのように]
(146)2005/06/16 23:10:22
農夫 グレン
ハーヴ、俺は二艘式のカヌーを作った。環礁で帆布を見つけたからそれで帆もつけた。

ポリネシア人はそんな舟で何千キロも旅したっていうからさ。
運がよければどこかに流れ着くだろう。
(147)2005/06/16 23:10:46
農夫 グレン
ハーヴ!

[俺はハーヴを抱きしめた]

すまない! お前にそんな想いをさせて。
(148)2005/06/16 23:11:43
農夫 グレン
ハーヴ!

俺はそんな立派な人間じゃない。いつも疑心暗鬼で、お前のことを疑ったこともあった。

いや、俺はお前に嫉妬してたのかもしれない。
その嫉妬で目が曇ってたのかもしれない。
(149)2005/06/16 23:13:02
書生 ハーヴェイ
じゃあその舟でお嬢様を連れて逃げろよ!
お前だって幸せになる権利はあるんだよっ!

・・・頼む・・・今すぐお嬢様を連れて二人で逃げてくれ・・・
僕はお前を手にかけたくなんてない・・・
(150)2005/06/16 23:13:31
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンを振り払って距離をとった。
2005/06/16 23:14:04
書生 ハーヴェイ
もう・・・赤き月が頂に昇ってしまう・・・!
急いでグレンを説得して逃げさせないと・・・
僕は・・・お前を殺したくなんてないんだ・・・!

グレン・・・逃げてくれ・・・お願いだ・・・
2005/06/16 23:15:05
お尋ね者 クインジー
[クインジーはメイの頭を指で撫でた]

………どうした?メイ………
2005/06/16 23:15:20
踊り子 キャロル
[クインジーの足元にじゃれつく子猫に目を細める]

クインジーを見ていると、カルメンに運命を狂わされたホセを思い出すわ。

貴方のカルメンは、さしずめそのジッポだったのかもしれないわね。
2005/06/16 23:16:19
書生 ハーヴェイ
・・・言ったはずだ
僕は親友グレンとは別の道を進みだした

だから・・・これ以上困らせないでくれ・・・
お前は・・・逃げろ
(151)2005/06/16 23:16:40
農夫 グレン
俺は馬鹿だから、
悩みながら、迷いながら、苦しみながら、
真実を手探りするしかない

それでも今、今やっと
自分の答えを見つけることができたんだ
(152)2005/06/16 23:19:10
双子 リック
[地上の様子を熱心に見ていたリックは、
クインジーの方を向いて言った。]

自分も居るよ、って、
クインジー兄ちゃんに言ったんじゃないかな、
メイは。

[子猫のメイは、地面の上をゴロゴロと転がり回り、
その後、毛繕いをし始めた。]


もうすぐ……なのかな……。

[リックは、また地上の様子を見る事に専念し始めた。]
2005/06/16 23:19:41
書生 ハーヴェイ
お前の代わりに俺が狼になってやる!
だからお前はお嬢様を連れてさっさと逃げてくれ!

頼むから言うことを聞けよ!
死ぬ間際まで頑固で居る必要が何処にあるんだよ!
(153)2005/06/16 23:19:53
農夫 グレン
ハーヴ、

お前を… お前を置いて
逃げ出すことなんてできないよ

お前が役人になってくれることが…
俺のもう一つの夢だったんだから
(154)2005/06/16 23:20:15
お尋ね者 クインジー
………カルメン、か………
別の男に恋をして逃げ去った女……

ならば、俺はこいつを嫉妬のあまりに殺すべきか?

俺だけのものにするために?

[クインジーは軽く苦笑した後…]

……冗談だよ。
2005/06/16 23:21:06
農夫 グレン
頼むよハーヴ!

俺が頑固なのはわかりきってるだろ!?

俺がお前を殺せるわけがない!
(155)2005/06/16 23:21:35
村長の娘 シャーロット
ごめんなさい、ごめんなさい・・・・
二人の仲を引き裂いたのは私。
人狼も私。
二人とも人間なのに、どうしてこんなことになったんでしょう・・・
私のせいだわ、ぜんぶ・・・
(*17)2005/06/16 23:22:04
書生 ハーヴェイ
な・・・そんなの・・・

僕は役人になれずに逃げ出したんだ・・・
お前の夢になんて・・・なれやしないんだ・・・
(156)2005/06/16 23:22:10
お嬢様 ヘンリエッタ
けんかしないでよ、ハーヴェイお兄ちゃんも、グレンお兄ちゃんも。
けんかしちゃ、ダメだよ……
2005/06/16 23:24:13
農夫 グレン
お前が健やかで、幸福で、
自分の選んだ人生を満ち足りたものにしてくれれば

俺はなんでもいいよ
(157)2005/06/16 23:24:36
踊り子 キャロル
ふふ。

貴方のジッポの【カルメン】は、誰に恋をして逃げてしまったのかしらね。

[キャロルは、ふいに立ち上がり、軽やかにくるりと回転した、ドレスがふわりと風に舞う。

酒場でよく踊ったフラメンコ…キャロルは、久しぶりに、ヒューバートと離れた後の自分の人生を思い返していた]
2005/06/16 23:26:16
書生 ハーヴェイ
グレン・・・

[ハーヴェイはゆっくりと立ち上がり懐からシャーロットの持っているはずのナイフを取り出した]

コレはお前の大事なお嬢様のナイフだ・・・

[ハーヴェイはそういうとナイフをグレンの足元へ放り投げた]

グレン・・・それで・・・僕を刺せ
そうすれば全て終わるんだ

頼む・・・僕にお前を殺すことが出来ないのはわかっているんだろう!?
だから・・・これ以上苦しめないでくれ・・・
(158)2005/06/16 23:27:39
踊り子 キャロル
[地上の様子に泣き出しそうなヘンリエッタの様子に、メイはころころと喉を鳴らしながらエッタにじゃれついた。メイのほわほわした毛玉が地面に転がっている]
2005/06/16 23:27:58
書生 ハーヴェイ
グレン・・・僕は・・・お前を殺せない・・・
だけど・・・それ以上にお嬢様を疑うことは出来ない・・・

すまない・・・グレン・・・
2005/06/16 23:28:42
農夫 グレン
俺はお前のようになりたかった。
でも、その憧れは迷妄だった。

誰も傷つけられず悩んで、迷って、彷徨うお前を
変なやつだけど、そんなお前の

幸せを願っているんだ
(159)2005/06/16 23:28:48
新米記者 ソフィー
潮が満ち……

月は更に紅さを増す……
2005/06/16 23:30:00
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 エピローグ 
Tool
Statistical Summary
発言数
22
75
34
0
0
0
0
0
0
0
7
22