人狼審問

「さって、そろそろ時間だけれど…なあナッシー、相方誰なんだ？…もしかしてキャロルあたり？」
そうなのかもしれませんね。これで妖魔が今当たれば面白い事になりそうですがそうもならないとは思いますし…。
「そっか。にしても本当に今日行ってもいいやーと思ってたのになあ」
そうですね…明日も修羅場だと思うと胃がいたいです。
「ちょっと楽しんでるくせに何言ってんだか」
ふふ、ばれてますか？やはり皆さんと喋っているのは楽しいんですよ。

>>199
ヒューバート様…（笑）

ラッセルーーーーーっ（笑）

やっぱヒューラセですか。

１５年前、ある貴族の名が世間に広まった。
その理由はこうである。
「ここの人間は人を食う」
勿論それは単なる噂だった、しかしその噂は確実に浸透し、そして政府が動き出した。
報告には人狼の名称が入っている。
元々一家の祖先にその血を持つ者がいた、という情報まで入手されていたらしい。

その家には三人の子が居た。長男、次男、長女のその兄妹は仲はよかった。
いきなりそれが壊れた。
「どうして私達を離れ離れに？」
父にそう聞いた。しかし答えてはくれなかった。
そのまま名前を変え、私は引き取られる形になり生活することとなる。今現在は吟遊詩人として…。