自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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踊り子 キャロル ■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。 私が死んだ時は、そうね…。 顔だけは綺麗に残していただきたいけども。 それ以外は、どうなっても構わない。 四肢が切断されていようと…、身体を穢されようと…。 もっと幼い頃に随分と酷い遺体を見たこともあるわ。 大抵の事は大丈夫と思っていただいて結構。 http://964.jp/Z3Z0をご覧になってのお客様だから、此処かどのような舞台かはわかっていらっしゃると思うわ。でも、どうしても許容出来ない事がある方は遠慮なくおっしゃってくださいね。 その方が無くなられた時は、死者の意志を尊重したいと考えていますから。 | |
(7)2006/08/28 10:51:33 |
学生 ラッセル ■名前 朱 苑 -シュ・ユァン- 日本人名:倉橋孝司(源氏名) ■プロフィール 中国人。16歳。仕事をする上で不都合がある時には適当に18歳と年齢を偽っている。 華北出身(河北省とか満州近く) 郷紳(地方の有力者)に世話になっていた文人の息子。度重なる動乱で一家は離散。変遷の後、満州で日本人に拾われる。その人物に連れられ、上海へとやってきた。 上海で、かつての動乱で行方知れずになっていた知己(世話になっていた郷紳の娘か、妹か姉か従姉妹)が娼館で働かされていることを知る。 かつての知己の様子を見守りたいと願い、日本人経営者の経営するサロンでホストとして時折働く代償として、娼館にボーイとして受け入れてもらう約束をする。 日本人に育てられたため流暢に日本語が話せ、ホストとして働く時には日本人名を名乗っている。 娼館でボーイとして働いている時は、元の中国人名。 | |
(19)2006/08/29 02:50:57 |
踊り子 キャロル [エントランスに向かう途中。ホールで鮮やかな紅い花を活けた後で、奥の方へ去って行く黒い上着の背中を見つける。] お帰りなさい、ユァン。 ちょうど、お花が必要だと思っていた所だから、助かったわ。いつも、細かいところまでありがとう。 …そう、おつかいに行ってくれていたのよね。 ああ、女中が今夜の食材について色々と聞くものだから、ユァンと話損ねてしまったわ。 [フェイメイは、ユァンがかつての知己を見守ると言う目的の為に、2つの顔で持って仕事をしている事を、知っている。] 『 …幸せになって欲しいと思っているわ。私はね。』 [去って行くユァンの背中を見て、頬笑んだ。] | |
(24)2006/08/29 11:11:49 |
踊り子 キャロル …そう。 登場人物について簡単なガイドを言ってみるわね。 ここは娼館だから、私以外にも中で働いている娼婦が居るわ。洗濯や掃除、給仕など女中さん、NPCにはコックも居ます。ユァンはボーイね。 女ばかりでは不用心だから、当然、用心棒も居るわよ。 私が、西洋人の血を引いているのは少し特殊かもしれない。基本的にここは日本人街なので、働いている者は、日本人かそれほど貧しくない中国人が多いかしら。 館を訪れる者には、お客様の他に…、花売り、食材を届けてくれる人、毎日屋台を引いて娼館の前を通るものだから、顔なじみになってしまったお兄さん、等がいるしら。この辺りは、皆、中国人ね。 中国人にはスパイや、反日活動をする者もいるかもしれないわ。 | |
(25)2006/08/29 11:15:07 |
踊り子 キャロル お客様は、場所が場所だけに日本人がやっぱり多いの。軍事関係者、商人、新聞記者、銀行員、旅行者……。上海という新天地で働く男性だけど、基本的には、当時の日本と変わらないわね。 中国人のお客様は、日本人と血縁関係にある方か、お金持ちが日本人を接待する時にいらっしゃる方達たち。 諸外国人(イギリス、フランス、アメリカ)は、やはり日本人と取引のある方がいらっしゃいます。日本人よりは数が少ないけど、目立つと言えば目立つわね。ああ、比率で言うとロシア人は武器関係のお仕事をされてる方が多いから、英仏米の方よりは少し多いかしらね。それと、私達が着る衣装を売っているのも、ロシア系のお店がほとんどなの。 | |
(26)2006/08/29 11:17:24 |
墓守 ユージーン [我輩は猫である。黒い毛の猫で、何処で生まれたのかも定かではない。気づけばご主人様の腕の中でニィアと鳴いていた。ご主人様はそんな我輩に、お気に入りの名前だと「猫目漱石」という名前を付けられた。 後に何の意味である事を知るのであるが、当時は分からずに温めたミルクをペロチロと舐めていた。] そんなに足元に纏わりつくんじゃない。 それに邪魔をしてはならないぞ。 [ニィアと己は鳴くと、ご主人様の腕の中に潜り込んだ。汗臭い匂いがツンと鼻腔に飛び込んだが、この温さはそのままでいたかった。程なくして、ご主人様は薬堂の二階から下界を見下ろすのにも飽きて中国新聞を読み始めた。 己からは忌々しげに爪楊枝を噛んでいるように見えるのだが、ご主人様の旧知の仲に言わせるとどうやら違うらしい。] | |
(29)2006/08/29 12:46:02 |
墓守 ユージーン [ご主人様は懐に己を入れたまま、共同租界を横切ると近郊の内山書店へと入り込む。その間、己は日本人と中国人と彫りの深い男達の群れから隠れるように頭を潜めるのだ。 色盲の己は、人民服を着ている男を見たとしても濃い灰色にしか見えない。虹口マーケツトを通る頃にはよい匂いが流れてきて、己はニィアニィアと鳴いた。] よしよし、後で買ってやるから待っていろ。 今は本が読みたいのだ。 あの店主と情勢についても話がしたいからな。 [内山書店につくと、ご主人様は早速店の奥へと入ってしまった。己は床に降り立つと、学生や大人の男達に踏まれないように注意深く歩くのであった。] おいおい。 鳴くのなら小さい声で鳴け。 [ご主人様がひょっこり顔を出した。辺りの男達に気を配りながら、己を注意するとまた引っ込んでしまう。仕方なく己は戸口へと向かった。] | |
(31)2006/08/29 12:49:09 |
墓守 ユージーン ■名前 悠迅(中国読み:ョウシュン 日本読み:ユウジン) ■プロフィール 私は日本は四国の生まれでして。 一人の人間と成るために上海へと来ました。 今は一介の翻訳者として生計を立てています。 本日は、軍の方のお誘いを受けまして夜来香の館へと招かれました。 上海に溶け込んでいるからか、学生時代の勉学が効いたのか、いやそれとも仕事柄なのか中国人に間違われる事がよくあります。 間違われる事は嬉しい事ですが、三番目はあまり歓迎出来た事ではありませんね、先日も口論になりまして。 こちらは猫目漱石。幼い時分に腹を空かせて鳴いていたのを拾いましてな。 洒落でつけた名前です。 背景に考えている事はありますが、それは舞台の上にて話しましょうぞ。 | |
(33)2006/08/29 13:07:05 |
墓守 ユージーン ■希望する人間関係 この館に来るのは初めてですので、キャロルとは初対面かと。 朱苑とは、何処かですれ違っておってもいいのですが、住居を娼館としているなら接点がないかもしれません。キャロルも同様に。 私より希望するのは、昔好きだった女性に面影(雰囲気であれ性格であれ)が似ている人をどなたかと設定させて頂きたい事。 これは双方向である事を求めていませんので、私より一方的に似ていると感じさせて頂くだけでいいです。 いない場合は、NPCなり勝手に思い煩う事にしましょう。 日本人、中国人の方とは関係や知己を結びやすいと思います。 私の仕事は日本軍と関係がないと言い切れませんので、軍事関係の方は関係を作り易いかもしれません。 中国人との知己と謂いますのは、上海に移って以後、勉学にて中国人と、住む事によって地元民と交流があると思われますので。 | |
(34)2006/08/29 13:11:40 |
墓守 ユージーン ■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。 私より願うは二つ。 一つ目は首を切断して欲しくない事。 血を流す事は厭いはしません。 二つ目は猫目には手を出して欲しくない事。 それが守られば、腸が飛び出ようが腕が捥がれようが好きにして好い。(出来れば、往生の格好は仰向けであちら側へ首を思い切り逸らし、足を軽く曲げた格好で布団の上で往生したゐものですが、それはあまりに趣味が過ぎるというもの。屍鬼というものが出る以上、死の際には何らかの恐慌なり狂乱なりが訪れ、綺麗な死を望みにくいでしょう。無残な死体になる事は厭いませんので、自由にして好いです。) 私からの希望は以上です。 | |
(36)2006/08/29 13:21:01 |
学生 ラッセル /中/ 質問です。 wikiページでは、娼館全体が“この世とあの世の狭間”に落ち、一定の場所をぐるぐるとまわって娼館から出られない、とあります。 また、NPCの女中などの姿はこちらから見えているのに、あちらからは見えない、とあります。 これは、NPCの女中たちは元の世界にある娼館にいて、出入り可能ということなんでしょうか。それとも、NPCの女中たちも娼館に閉じこめられ、外に出られないんでしょうか。 また、前者の場合は、NPCの女中たちは、PCたちが行方知れずになっている状態でも、娼館を日常と変わらず通常営業させることになるのでしょうか。 私たちの姿は、NPCには見えないということなので、死体や血液などもNPCには見えないのだろうと推測するのですが、私たちがなにかものを動かしたり、NPCに干渉した場合、それはNPCにはどのように見えるのでしょうか。 | |
(43)2006/08/29 18:20:51 |
踊り子 キャロル /中/ >>37 悠迅 1937年:日中戦争勃発 1939年:国民党軍と共産党軍が交戦 1939年:第二次世界大戦勃発 よく考えて見れば、37年以降は、反日が強くなりすぎるだけでなく、中国内部の争いが複雑になってくるのね。さらに第二次世界大戦に入ってしまうと、日本は日独伊三国同盟を結んで、英仏米とは対立位置に来てしまう。 人種ロールが複雑になりすぎるので、34〜37年、日中戦争勃発以前の年代にさせていただいても良いかしら。 ※wikiも修正しておきます。 | |
(45)2006/08/29 18:34:36 |
踊り子 キャロル >>43 ユァン “この世とあの世の狭間”は、その時が来たら説明しようと思っていたのだけども。私達は完全に異次元に行ってしまうの。 私達は、透明な結界があってその中に閉じ込められる感じね。 ホラー物でよくある「幾ら歩いても出口に辿り着けず、同じ所をぐるぐると回る状態。」になるわ。結界の向こう側にいるNPCが見えるけど、話し掛けたり近付く事は出来ないの。 逆にNPC側から見ると、娼館に居たはずの私達が神隠しにあったように、こつ然と姿を消えてしまった状態になるの。探しまわっても、さっきまで飲みかけのカップが湯気を立てているのに、何処にも居ない様な状態なのね。 両者は別の空間に居るので、例えば私がそのカップの中身を飲んでも、NPC側とは別空間だから、向こう側の世界では変化は起きないわ。 さっきまで居たのと、同じ別の世界に閉じ込められる。 っていうとわかりやすいかしら。 | |
(56)2006/08/29 19:00:56 |
学生 ラッセル /中/ >>56 平行世界が二重になって同じ場所に存在しているような状態でしょうか。 NPCたちは営業をとめて、租界警察を呼んだりといった事態にはならないのですか? 日が経つとどういう進行になるのか、ちょっと気になってしまったものですから。 | |
(59)2006/08/29 19:07:32 |
踊り子 キャロル >>44 ノートは無いけれど、処刑死者と襲撃死者の名前だけは、とある方法でメインホールに掲示する予定にしているわ。 死体発見RPには、いちいち時間を消費しない予定よ。 名前に関しては、■アンケートを自由に読める方向で。 | |
(60)2006/08/29 19:08:27 |
踊り子 キャロル >>59 警察を呼ぶかもしれないわね。 けれど、こちらとあちらでは時間の流れも違うから、あちらの出来事はあちらの出来事。こちらの出来事はこちらの出来事…だわね。 NPCの動きについては、移動の発生した初日以降ゲームの進行に関係ないので描写は省いていただけると都合が良いのだけど。 もしくは、この世とあの世の距離が離れすぎて、向こう側の世界は見えなくなる…方が良いかしら。 | |
(62)2006/08/29 19:11:36 |
墓守 ユージーン 「お〜い、おまえ。どこから来たんだ?」 [己が夜来香で遊んでいると、先程ご主人様を案内した若い男が近づいてきた。凝っと瞬きもせずに見つめていると、若い男はミルクを湛えた小皿を己の前に置く。ニィアと鳴くと、この若い男は満足したように帰っていった。 夜来香の傍ではミルクの匂いはかき消されている。どうせなら、肉や魚を持ってきてくれたらばと思ったが、あの若い男にも事情があるのだと思い、夜来香に混ざっていい匂いがプンプンと漂ってきているのを我慢して、ペロペロと舌をつけた。] やぁやぁ、将校殿は話が長い。 少し抜け出して来た。 [己が暫く遊んでいると、ご主人様の声が真上から降ってきた。ごしごしと頭が撫でられて、布に包まれた肉が差し出された。己がそれをがっついていると、ご主人様は伸びをしたようだった。] | |
(72)2006/08/29 23:32:32 |
墓守 ユージーン /中/ ああ、私は猫目と中庭に居るのですが。 >>73 一種異様なる世界。NPCは食事を運んだり楽曲を奏でたりするものの、私達が神隠しにあっていないと、私達から見た正常なる世界でされているのも面白いかもしれません。(本当の正常なる世界では神隠しで慌てられているという意味です) これは私の思いつきですので、キャロルさんが話されたようにします。 | |
(77)2006/08/29 23:52:37 |
未亡人 オードリー —娼館2F 個室— [オードリーはけだるげに目を醒ました。 薄暗い部屋の中、カーテンの隙間からうっすらと光が差し込んでいる。] ちょっと早く目が覚めてしまったわね………。 [客を見送った後、夕方まで一眠りする予定だった。] まあ、お日様に当たらない生活も不健康ではあるわ。 [オードリーはゆっくりと起きあがると、フランス貴族風のドレスを手早く身につけた。] 流行のチャイナも欲しいけれど………。 このほくろがだめなのかしら?似合わないのよねえ。 確か午後から服飾商人が訪問予定だったわね。何点か見繕って貰おうかしら? [鏡に向かって化粧をし、部屋の外へ出て行った。] | |
(78)2006/08/29 23:59:01 |
未亡人 オードリー ■オードリー ユーリナ ブリューソワ ■ロシア人将校の娘。革命に巻き込まれ、父親に連れられて上海に逃げてきた。 母親はロシアで死亡。 両親共に特別な人間という気位の高さがあり、オードリー自身もそう躾られてきた。元は裕福だったが上海での生活で下級扱いとなり、父親は商船の用心棒雇われるも下級扱いに耐えきれずに自殺。 働き方のわからなかったオードリーは父親の雇い主であった商人の愛人として残され、飽きられた後娼館に引き渡された。 何度も人生に絶望したが、もって生まれた気の強さで乗り越えてきている。 ■プライドが高いため、それを理解している人がいてくれるのを希望。 ■誇りを踏みにじる描写はなしでお願いします。(罵倒するなど。)敬意を持って扱うならバラバラでも構いません。 | |
(79)2006/08/30 00:07:10 |
踊り子 キャロル /中/ >>77 中庭は、占い用の水盆を置いている関係で(誰でも見れて誰でもCOしたり、判定を出した時に目撃しやすい様に)、エントランス以外の全ての場所から見える位置にあります。wikiの説明、分かりにくいですね…すみません。 | |
(80)2006/08/30 00:09:22 |
未亡人 オードリー −2F廊下 → 階段1 →サロン− [中庭の光が差し込んでいる。 通りかかったメイドに服とシーツを渡し、サロンにいる商人と会話する。] 「うーん………貴女にはチャイナはあまり似合いませんな」 [でっぷりと太った商人が唸りながら何点か出してきて、しまい込んだ。] 「しょうがないわねえ。じゃあこのモスグリーンとブルーでいいわ。あとこれに似合うペンダントと靴もお願い。」 [時間をかけて商品を購入し、メイドに服を直すよう指示した後、帰っていく商人を見送った。] あら……もうこんな時間? [周りが騒がしくなる。どうやら客が到着したらしい。ふと外を見ると中庭に男の姿が見えた。] | |
(84)2006/08/30 00:23:12 |
未亡人 オードリー /中/ >>82 私も楽の音は聞きたいですわ。 今主人の呼び方を考えているところです。 ロシア系は名前の後に父親の名前を続けて呼ぶのが敬称のようなのですが、中国名だと並びが違うので。 ミス キャロル の方がいいのかしら? | |
(86)2006/08/30 00:33:47 |
学生 メイ oO(……なんか、中庭に人が集まってる) いいのかな。まあ他の姐姐もいるからいいのかな。 うーん、やっぱ大姐とオードリー姐姐が並ぶと壮観。 わたしは……。 [自分の胸を意識して] いや、こういうのの需要も確かにあるんだけどね。 でも、……いいなぁ。 | |
2006/08/30 01:04:45 |
踊り子 キャロル …翻訳。 言葉をまた別の枠組みに当てはめて、同じ意味にすると作業は、難解なパズルの組み立てのよう。誰にでも出来る事じゃあないと思うわ。 [味の方は確かめておきました、という悠迅の言葉にまた笑って、] 猫目さんの為の味見をあなたがなさるのね。 …面白いわ。 あちらでウィスキーは如何? 将校さんもお待ちでいらっしゃるし、もうすぐ、舞台が始まりますから。 [そうキャロルが口にした途端、楽の音が調子を変え、華やかに転調する。メインホールに設えられた舞台の方から拍手の音。 キャロルは、座って仕事をしているメイアルや、立ち話を続けているオードリーに、チラリと視線を流し。] (何時もと変わらない光景だわ。 阿瑪韵…お坊様のおっしゃられた様な、凶兆なんて何処にも見当たらない。) | |
(98)2006/08/30 01:18:07 |
墓守 ユージーン これだな。 | |
2006/08/30 01:44:59 |
未亡人 オードリー 発砲事件ねえ。 治安が悪すぎるわ。もう少し警官を増やせないものかしらね。 [しばしユァンと会話をする。忙しくなる前の気楽な時間。 そうしているうちに客が増えだし、音楽が流れ始めた。] あら………そろそろ時間ね。 [なじみの客の顔が見える。そちらに微笑みかけながら] 今度私に似合うドレスを見繕ってくれないかしら? ユァンは目が確かだから安心できるわ。 この間のダークブルーのドレスは好評だった事だし。 [メイドが呼びに来る。着飾った男が遠くから手を振っている。] あらあら、今日も忙しくなりそうねえ。 オードリーはひらひらと手を振ると、*男の方へゆっくりと歩いていった。* | |
(106)2006/08/30 02:04:57 |
未亡人 オードリー ………あらあら、そんな事がございましたの? [なじみの客の話に相づちを打つ。はじめは全くわからなかった言葉も、少しずつ聞き取れるように、不自由のない程度に話せるようにはなっている。特になじみの客の言葉ならなおさらだ。 異国で違う言語に囲まれていると不安になる。そこに自分の国の言葉で話しかけられるだけで安心感が増す。 そうやってなじみの客を増やしていくのが自分の幸せに繋がる。] それは、将校様がお悪いのですわ。相手の方にも都合というものがあるのではございませんこと? [舞台では舞姫が舞っている。時折眺める相手にあわせてゆっくりと会話をし、酒を注ぐ] | |
(114)2006/08/30 21:48:28 |
学生 ラッセル /中/ シャオランさん、参加ありがとうございます。 私の関係希望に応じて下さって感激です! よろしくお願いします。 シャオランさんと僕とは、どちらが年上なんでしょうね。 僕は、裏の仕事(ホスト-男娼)をしていることはたぶん妓館の人たちには秘密にしていると思われます。 ただ、夜に週に何度か娼館から姿を消すことは訝しく思われていても不思議ではないですし、キャロルさんのように事情に通じた人は僕がなぜここにいるかを知っていてもおかしくないでしょう。 僕は、シャオランさんの様子を影ながら見守るためにこの場所にいますが、過去の経緯も他の人にはなるべく知られないように気を配っているものと思われます。 僕は、いつの日か、シャオランを娼館の外へ出したいと願っているためです。 | |
(126)2006/08/30 23:09:47 |
踊り子 キャロル 金奨白蘭地など如何かしら? [ウヰスキーのかわりに、数種類の中国酒を悠迅のテーブルに運ばせた。舞台の上には、数人の舞姫が居る中で一際あでやかな肖琅の姿が目立つ。美しさの中に潜む仄かな憂い。光の中に陰影があってはじめて、実となるのであろう。遠い北の異国からこの館に辿り着いたオードリーもまた。 悠迅が席を立った事で、キャロル自身もまたホール全体に目を走らせる。 舞台に注目しながら多くの客達は、アルコオルと、厨房から運ばれた色とりどりの点心を楽しんでいる。華やかな夕刻のざわめき。 ──中庭の水盆はただ静かに鏡の様な表面を揺らす事はなく、香水と酒と料理と、そして花の香りが入り交じるばかり。] …失礼。 [キャロルもドレスの裾を翻し、悠迅とはまた別の方向へ。 メインホールを一時的に抜け出す。] | |
(131)2006/08/30 23:25:37 |
踊り子 キャロル /中/ ホステスなので、喉を温存しつつ発言しています。 反応があまり良く無くてごめんなさいね。 特に昨日から会話がすれ違っている、悠迅。 >>126 苑 私はおおまかな事情を知っていて、裏稼業(男娼)については薄々気が付いているけど、黙認状態と言ったところね。 私と元主人の関係も追々出して行きたいのだけど、出して行けるかなあ。 そろそろ、大人の男性のお客様も増えて下さると嬉しいわね。近所で別の娼館を営んでいるとか、カジノオーナーだとか、同業者でも良いのだけど。 | |
(134)2006/08/30 23:35:09 |
学生 ラッセル /中/ わかりました。よろしくお願いします。 シャオランさんに特にやってみたいこと、つけ加えたい設定があればぜひ。 また、物語が進行する中で折々で出して戴いても、先に出された設定優先の法則に従ってどんどんあわせていきますから。 >>134 進行、大変でしょうけれどもよろしくお願いします。 元主人とのいきさつ、楽しみにしてます。 | |
(135)2006/08/30 23:39:30 |
墓守 ユージーン 小雪… 小雪、抱きしめたい…。 狂ゐそうだ…。甘い匂いを嗅ぐだけで、どんなに至福に包まれたか知らぬだろう。鼓動を聞くだけでどんなに満たされたか知らぬだろう。 小雪…。 | |
2006/08/31 00:16:26 |
未亡人 オードリー ふぅ……上客を逃がしちゃったわねえ。 [隣に控えるメイドに小さくつぶやく。メイドが「仕方ないですわ」と声をかけるのを聞きつつ] 今日は他に空いている方はおられないのかしら? 城戸様はみえてないし、紅丸様もおられなかったわね。 やっぱりこの間から続いている「辻斬り」とかいう事件のせいかしら? [このところ、深夜の内にどこかしらに死体が転がっていたという噂が絶えない。「辻斬り」とは言っても実際に刀で切られたという事ではないが、何件かは死体に切り傷や腕が無いといったものが混じっていたらしい。日本人の客達が「辻斬り」などと苦笑混じりに話してくれた事が頭に残っていた] 昔の日本では刀の切れ味を試すためにやったそうよ。 身分の低い者なんて高い者から見れば人として扱われなかったのね。 | |
(167)2006/08/31 02:10:36 |
未亡人 オードリー [ため息混じりにつぶやく。自分もこの国では低い立場だ。 一時期、フェイメイと自分のどちらかが娼館の主になると噂されたことがあるが、自分は主になれる立場ではないと一笑に付したことがある。] 【———ロシア人とイギリスに縁がある者、どちらが主になった方が良いか考えたらフェイメイが相応しいじゃない】 [娼館がより高級になり栄えた方が自分も得をする。ロシア人である自分が主になれば評価が下がる可能性の方が高い。 主という立場には魅力はあるが、先を冷静に考える事が重要だ。それにフェイメイにはそれだけの実力がある。彼女の下でなら納得できる。] 「オードリーさん?」 [少し考え込んでしまったらしい。メイドが心配そうに声をかけてくる] ああ、気にしないで。ちょっと色々思い出しただけよ。 さあ、お客様のところに戻りましょう。夜はまだ始まったばかりよ。 [メイドに声をかけ、サロンへと戻った] | |
(170)2006/08/31 02:19:12 |
墓守 ユージーン いや、迷惑だなんて気にしないで下さい。 つい、気が昂ってしまって。本来、師と仰ぐべき国の民を侮蔑する態度を見ておれませんでした。 次に来る時に、媚児さんに何事もなければ好いのですが。 | |
(2006/08/31 02:26:28、墓守 ユージーンにより削除) |
未亡人 オードリー ごきげんよう。 [横をものすごい勢いで出て行く客に声をかける。が、男は振り向かずに出て行った] ……あの方、メイアルのお客さんよね? あの子何か怒らせたのかしら? [前を見ると、メイアルと別の客が話しているのがみえた。] あらあら?他のお客さんに取られて嫉妬しちゃったのかしら? [くすくすと笑いながらメイアルの側に近づき、耳元で囁く] メイアル、お客さんに嫉妬させることができるようになったのね。一人前の証だわ。 [ユウジンの方を向き] 初めてのお客様ですわね。私はオードリーと申します。 メイアルは良い子ですわよ。これからもご贔屓におねがいしますわ。 [営業用の笑みを浮かべ、お辞儀をすると二人の邪魔をしないように*そっと離れていった*] | |
(172)2006/08/31 02:29:05 |
墓守 ユージーン ははは、食っちゃ寝をしているだけですよ。 なぁ、猫目。 [己の頬っぺたを伸ばすのは止めて欲しいと願った。この若い男に好意を持ったのか、ご主人様は*楽しそうだった。*] 魚人ですか。 いわんや、魔都は濁流の如しですからな。 案外本当やもしれませんね。 ああ、私は悠迅と謂います。 魯迅先生のお名前より一文字、勝手に拝借しております。 文士様だなんて、とんでもない。 私は一介の翻訳者に過ぎません。ですが、力になれる事があれば何時でも来て下さい。虹口の何某に住んでおります。 | |
(2006/08/31 03:32:50、墓守 ユージーンにより削除) |