人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1813)上海娼館 死者看了的紅夢 : 5日目 (1)
村長の娘 シャーロットは学生 ラッセルに投票しました
鍛冶屋 ゴードンは学生 ラッセルに投票しました
見習い看護婦 ニーナは学生 ラッセルに投票しました
未亡人 オードリーは学生 ラッセルに投票しました
学生 ラッセルは学生 メイに投票しました
学生 メイは学生 ラッセルに投票しました
墓守 ユージーンは学生 メイに投票しました
ごくつぶし ミッキーは学生 ラッセルに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、学生 ラッセルに投票した
鍛冶屋 ゴードン は、学生 ラッセルに投票した
見習い看護婦 ニーナ は、学生 ラッセルに投票した
未亡人 オードリー は、学生 ラッセルに投票した
学生 ラッセル は、学生 メイに投票した
学生 メイ は、学生 ラッセルに投票した
墓守 ユージーン は、学生 メイに投票した
ごくつぶし ミッキー は、学生 ラッセルに投票した

学生 ラッセル は、村人の手により処刑された……
学生 ラッセルは人狼だったようだ。
学生 メイは、未亡人 オードリーを占った……。
未亡人 オードリーは人間のようだ。
見習い看護婦 ニーナは、学生 メイに襲いかかった!
次の日の朝、学生 メイが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、鍛冶屋 ゴードン、見習い看護婦 ニーナ、未亡人 オードリー、墓守 ユージーン、ごくつぶし ミッキー、の6名。
学生 メイ
/中/
やっぱりかーーーッ!!
2006/09/06 23:02:02
未亡人 オードリー
[影見達の話が聞こえる]

そう……今日は私に決まりそうなのね?
私は……御堂様を見て頂きたかったのだけれど……。
(0)2006/09/06 23:02:18
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/06 23:04:32
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 23:05:37
学生 メイ
ここは……どこ?
寒い。寒いよぉ。

あたし、あたし──。

──死んじゃった、の?
2006/09/06 23:06:50
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/06 23:07:37
学生 メイ
/中/
RPでもいいですけれどどちらかと言うともう墓下でお茶飲みながら人々の行く末を見守りたい気分。
……と言うか先達がほとんど居ないというのはかなり寂しい。
2006/09/06 23:08:50
学生 メイ

──誰も、居ないのかな。
2006/09/06 23:09:03
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 23:09:44
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 23:11:29
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 23:13:17
踊り子 キャロル
/中/
お疲れさま、媚児。
死亡してから、発言出来る時間帯に地上で回想が入ったりしてたので、墓下RPをしてないの…。ごめんなさいね。
今からまったりしましょうか。
2006/09/06 23:13:22
学生 ラッセル
[そこでは、僕は蝶だった。蝶の僕が倒れているユァンという男を上から見下ろしている]

蝶がユァンになった夢を見たのか、
ユァンが蝶になった夢を見たのか――
2006/09/06 23:15:07
学生 ラッセル
/中/

ほよほよ〜ん。
やあ、メイアル。

僕は君のことが好きだったんだけどな。
対抗になって残念だったよ。

僕の役職は蝶です。

キャロルさんもおつかれさまです〜
もっと絡めればよかったですよ。
2006/09/06 23:17:13
学生 メイ
あ、大姐っ!

[ぎゅーっと抱きつき]
2006/09/06 23:17:18
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 23:17:55
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 23:17:56
学生 ラッセル
/中/

対抗っていうか、逆の陣営?
2006/09/06 23:17:59
学生 メイ
/中/
まあ、感想はエピで言い合うとして、今はふよふよ漂いながら地上を見守りましょうか。
2006/09/06 23:18:18
学生 ラッセル
ちぇ、ちぇ。
僕はここでははみごなんだ。

ここでも悪者になるんだ。
しくめそ。
2006/09/06 23:18:58
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/06 23:19:38
学生 メイ
/中/
だね。>苑
苑もお疲れ様。
2006/09/06 23:20:07
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 23:20:24
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 23:20:32
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 23:20:57
学生 メイ
[めそめそいじける苑を見て]

そんなんじゃ肖琅姐姐に嫌われちゃうよ?
死んじゃって屍鬼になっちゃって添い遂げることが出来なかったなら来世で添い遂げれば良いんだよ。

(屍鬼なのにちゃんと首あるんだなぁ。死んじゃえば一緒なのかな)
2006/09/06 23:21:49
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/06 23:22:35
鍛冶屋 ゴードン
[軍歌を歌い終わると、改めて鉢巻を締めなおし、
軍刀を携えて部屋を後にした。軍服は脱いである。
鉢巻を締め、軍刀を携えた上半身裸の軍人が中庭へ向かう。]
(1)2006/09/06 23:23:47
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 23:24:17
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 23:24:41
学生 ラッセル
/中/

メイアル、おつかれさま。
2006/09/06 23:25:47
学生 ラッセル
/中/

そうだ。
まず、主催者のキャロルさんにお詫びを。

村が早く始まるように、楽しくなるように、と色々勝手に動いてすいません。
キャロルさんの求めていた方針とかやりたいこととは違ったら申し訳ない、とそれはずっと思ってました。

推理とRPの方針は個人的にはずっとよくわからないままでした。
よくわかった上で参加した方がよかったかもしれません。

これも、マイペースに動いて乱してしまった部分があったら申し訳ないです。
2006/09/06 23:26:02
学生 ラッセル
はっ!

[メイアルの言葉に我にかえる]

嫌われちゃうのはやだなあ……
2006/09/06 23:27:26
未亡人 オードリー
[媚児と悠迅が水盆に近づいていくのを静かに見守る
二人同時に覗き込むようだ
見つめていると違和感を感じる]

——— 目の調子がおかしいのかしら……?

[瞬きをする
媚児の周りに黒っぽいもやがかかって見える]
(2)2006/09/06 23:28:24
学生 メイ
でもね。
大事な大事な大姐を殺したのは赦せないよ、苑。

……死んじゃったんだから、もうどうすることも出来ないけど。
2006/09/06 23:28:48
学生 ラッセル
僕は何回死んだんだろう。

ずっと蝶になったり、ユァンになったり、永遠の中を彷徨ってたりするのかな。
2006/09/06 23:28:51
学生 メイ
/中/
すいません。死んで気が抜けたのか一気に軽くなってしまっています。
墓下RPってどのラインが妥当なんだろう。
2006/09/06 23:29:54
墓守 ユージーン
『細い首だ…───私の握力なら、折れてしまゐそうだ。
 それなのに。』

水盆の方へ。
(3)2006/09/06 23:29:57
学生 ラッセル
赦せないか。
やっぱりメイアルは、そう言うだろうね。

僕は、皆にも僕と同じものを見て欲しかっただけなんだ。
でも、きっとそれはわかってもらえないんだろうな……
2006/09/06 23:30:51
村長の娘 シャーロット
[重なった唇が離れる。
朱苑は静かな微笑を湛えて居る様だった。

「いつまでもお元気で――」

そう、そっと囁かれた言葉が、酷く遠く感じられる。]

如、如何して……。
(4)2006/09/06 23:30:53
墓守 ユージーンは、眼を瞑り、眉根を寄せると水盆の方へと歩み。
2006/09/06 23:31:08
墓守 ユージーン
誘うかのように白い手が見える。
ゆらりゆらりと招く手が────。
2006/09/06 23:31:54
学生 ラッセル
/中/

なにしろ、墓下RPがあんまりログで残ってないから雰囲気がわからないねえ。
2006/09/06 23:31:58
墓守 ユージーン
白い手が、オードリーの顔となり───。
2006/09/06 23:33:45
未亡人 オードリー
[媚児の周りのもやが、水盆に近づくほど濃くなっていく気がする]

あれは……

[嫌な予感がする]

媚児……さん……?

[媚児が水盆を覗き込もうとする]
(5)2006/09/06 23:34:59
学生 ラッセル
みんな、永遠になるんだ。
蝶になるんだ。

それは、きっと楽しいことだと思ってさ。

[蝶になった僕は、邪気のない声で唄うように言った]
2006/09/06 23:35:05
学生 メイ
……同じもの?
人を、それも一緒に働いてた人を殺しておいて、同じものを見てほしかった──?

……屍鬼の考えることなんてわかんない。
同じものなんて見られないよ。
2006/09/06 23:35:52
学生 ラッセル
/中/

屍鬼ユァンは無邪気な極悪人なので屍鬼RPがきつい説(笑)
2006/09/06 23:36:01
踊り子 キャロル
[周囲は、ただ夕暮れの如き薄赤い闇に包まれた果て無き荒野である。
 現世でも無く、狭間でもなく、さりとて黄泉でもなく。
 ──白い蝶が音も無く舞っているばかり。]
2006/09/06 23:38:11
墓守 ユージーン
『白いたおやかな手が浮かび、煌びやかな胸元を強調する服。
 そして────。』

媚児さん?

『羽蟲が、蟲達が纏わりつくように黒い靄が媚児を覆って』

────っ!!!
(6)2006/09/06 23:38:45
墓守 ユージーンは、身の危険を感じて、離れた。
2006/09/06 23:39:08
学生 ラッセル
/中/

相方も黒かったので、赤ログは超どす黒いよ!
表の雰囲気とはたぶん違うので、表のノリと地続きで読むと引く人いるかも。

あやまっとこう
すいません!

そして、裏はR18です。主にグロ方面で!
2006/09/06 23:39:34
未亡人 オードリー
[媚児が水盆を覗き込もうと手を縁にかける
白い腕に水盆が反射する光がゆらゆらと揺れる
その腕にすっと一筋赤い線が走る
———その瞬間、媚児の身体がびくりとはねたように見え——— 辺りを赤い霧が取り囲んだ]
(7)2006/09/06 23:41:02
踊り子 キャロル
/中/
> 裏はR18です。主にグロ方面で!
…嬉しいわ。
2006/09/06 23:41:24
未亡人 オードリーは、跳ね上がるように立ち上がって水盆の方を見つめた
2006/09/06 23:42:01
学生 メイ
/中/
>裏はR18そしてグロ

ヒューバート、ヒューバート呼んで!!!!
2006/09/06 23:42:55
学生 メイ
/中/
って、あ。紅録か。。。
2006/09/06 23:43:32
見習い看護婦 ニーナは、何事かと水盆の方に目を遣った。
2006/09/06 23:43:40
学生 ラッセル
そうかな。わからないかな。

メイアルだって、お店で働いてて、時々すごく苦しそうだったよ?

[屍鬼ユァンは邪気なく言った]
2006/09/06 23:44:02
学生 ラッセル
――ちがう

――僕はそれでも――

――現実と闘っていこうと思ってたんだ…

[人の中で形を結んだ「心」はそれを否定する。だが、「蝶」となった僕はふわふわと多くのことを現実的に考えられないのかもしれなかった]
2006/09/06 23:44:29
未亡人 オードリー
[ぴしゃり と水がはねるような音がする
床一面に赤いインクが擦れたような跡がついている]
(8)2006/09/06 23:45:22
学生 メイ
苦しいって言ってもご飯が食べられないわけじゃないもん。
ちょっと我慢して頑張ってたらご飯食べられるんだ。

冷たい石の上で死んじゃうより全然いいよ。
2006/09/06 23:45:48
踊り子 キャロル
/中/
>苑
議論とRPのバランスは、現状…当初の予定から行くと、普通に議論しすぎなのね。RPしか出来ない村だけど、勝敗がある。投票、占い、襲撃、守護はプレイヤ視点で行うけれど、更新後にその行動に対して不自然が無い様にRPする。と言う表現の方がわかりやすかったかなあと…。

後、村の設定バランスが不味くて、割に村側不利になったのではないかと言うのが気になってるかしら。
2006/09/06 23:46:31
学生 ラッセル
/中/

キャロルさん、すいません。
そう言って戴けると、救われます。

むしろ、表がもっと殺伐ドロドロになると思ってた罠w
表が推理主体にならなければ、どんどんおかしくなっていくRPしたかったのですよ。
2006/09/06 23:47:10
墓守 ユージーン
[己の眼は遠くを良く見通す。
 媚児と呼ばれた少女の腕に一筋赤い線が入ったかと思うと、濃霧を思わせる血霧が少女を取り囲んだのだった。赤黒い月を思わせる、どろどろとした屍を思わせる霧だ。
 己は背中の毛を逆立てさせた。フシューと震える声も出た。

 少女は中で悲鳴をあげた。
 何やら喰い散らかすようなぐちょぐちょとした音が響いたのは、幻聴だったのだろうか。
 ゴリゴリゴリ。多分、己は幻聴だと思った。
 このような音は、聞いた事がない。

 異様な世界が己と人間達に聞かせた偽りの音だと思った。]
(9)2006/09/06 23:47:20
学生 メイ
[不意に下界を見遣って]

──あれ?あたしが、死んでる。
おかしいな。さっき死んだはずなのに。
あたしさっき死んだよね。
なんでもう一回死んでるんだろ。

[不思議そうに首を傾げている]
2006/09/06 23:48:12
学生 ラッセル
/中/

11人村は、結構村有利じゃないでしょうかね?
僕は、普通に推理する村だと、10人村でも結構狼側しんどいと。勝率三割くらいだし。
2006/09/06 23:50:28
未亡人 オードリー
[一瞬掠れたような声が聞こえた———と思った
すぐに消える
媚児が居たはずの場所はさらに暗くなり、時折ちらちらと白い物が見える程度]

媚児……?

[動けない]
(10)2006/09/06 23:50:32
踊り子 キャロル
[抱きついて来た媚児をゆっくりと抱き返す。]

…媚児も、辛かったのね。
こんな所へ連れてくる事に、巻き込む事になってしまってごめんなさい。私は貴女に何もしてあげられなかったわ。
2006/09/06 23:50:34
墓守 ユージーン
血……

『──何ておぞましい音なんだ。吐き気を催す。』
(11)2006/09/06 23:52:54
学生 メイ
ううん。大姐は、あたしを店に置いてくれたから。
放り出したりしないでくれたから。

……大姐に一杯助けてもらったのに、あたし何も返せなかった。

大姐、今まで──ありがとう。
2006/09/06 23:52:59
学生 ラッセル
そうだよ。メイアルはさっき「永遠」になったんだ。

うふふ。
重い現実から解き放たれた、今の方が楽じゃない?

[蝶になったユァンは気楽そうにメイアルに話しかける]
2006/09/06 23:53:29
踊り子 キャロル
さっき死んだはずなのに、また死んでいる?

そうね…。私は、気が付いたら此処に居た。
赤黒く荒れ果てた…荒野に堕ちて、酷い痛みがあって。
けれど、痛みが無くなって…。

確かに死んでいるはずなのに、どうした事なのでしょう。

[──白い蝶がヒラリヒラリと。]

苑の声が聞こえたわ。
2006/09/06 23:54:15
未亡人 オードリー
[なま暖かい風が吹いてくる
その風に攫われるように———霧が消えていく

ぴしゃん

何かが落ちるような音

霧が完全に消えたとき、その場には赤黒い塊がバラバラと転がり、赤い水たまりをつくっていた]
(12)2006/09/06 23:54:25
学生 ラッセル
/中/

すいません、一旦離席します〜
ではまた!
2006/09/06 23:54:47
墓守 ユージーンは、眩暈がした。
2006/09/06 23:55:23
学生 ラッセル
/中/

あっ すいません。折角振ってくださったのに。
(ちょと用事ですいません。離席します
2006/09/06 23:56:11
墓守 ユージーン
──── !

『ばらばらと。
 骨が、こそげられた肉が。
 腑が。
 体が体として成り立ってゐない……。』

…………。
(13)2006/09/06 23:56:59
踊り子 キャロル
[何時もお店でそうしていた様に、媚児の髪を撫でる。
 媚児の傍を舞う蝶──苑を見つめて、呆として不思議そうに首を傾け。]

…苑が、屍鬼だったのね。
もう、苑は…永遠に元に戻る事は無いのかしら。
だとしたら、それはそれで。とてもとても胸が痛む事。
2006/09/06 23:57:48
学生 メイ
道の上で死んじゃう子を見ながらね、死んだらどこに行くんだろうって思ってた。

ここのどこかに居るのかなぁ、陳も張も明蘭も。

[言って見回すが、視界にはただ紅い荒野が広がるばかり]
2006/09/06 23:57:49
墓守 ユージーンは、全てが終わっても…動けない。
2006/09/06 23:58:45
踊り子 キャロル
此処に黄力の姿もあるのだろうか。
堕ちたばかりの時に、──彼の声と阿瑪韵──僧の声を聞いた様な気がする。
2006/09/06 23:59:48
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/07 00:02:38
学生 メイ
[ひらひら舞う蝶に手を伸ばして]

犯した罪を償って、罪の数だけ空の星を清める水を撒いたら、天帝さまが次の生を与えてくれるんだって、媽媽が言ってた。
2006/09/07 00:02:54
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、媚児の身に起こったことを目の当たりにし、恐怖に顔を引き攣らせた。]

玉児ちゃん… ! !
(14)2006/09/07 00:02:55
未亡人 オードリー
メイ……アル……?

[姿が見えない]

媚児……は……どこ……?

[悠迅が青ざめた顔で媚児が居た方を見ている
仰け反るような姿勢で固まったまま]

今のは……。
今のが……屍鬼……なの……?

[もやにしか見えなかった
人間の形には———]

苑……は?
[先ほどまで楽器を奏でていたはず
だが音はぱったりとやんでいる
苑と肖琅が居た方向をはっと見る]
(15)2006/09/07 00:02:58
墓守 ユージーン
オードリー…さん。

『人の声が、斯様な凄惨極まりない光景から、
 何とか私を正気の淵へと引っかけてくれる。』

───…水盆、を。
見ます。
(16)2006/09/07 00:07:58
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/07 00:08:21
墓守 ユージーンは、水盆を覗き込み。……暫くして、血を吐いた。
2006/09/07 00:08:55
踊り子 キャロル
[上空を見上げれば、狭間と対を成す様な紅い月が薄らと見える。此処はあちらの裏側なのだろうか──。]
2006/09/07 00:13:52
見習い看護婦 ニーナ
[オードリーの視線に、朱苑は寂し気な笑顔で応えた。]

「みんな、僕を疑っているんだな。」

[朱苑は今一度肖琅に今生の別れを告げ、二胡を彼女に託した。彼はしばし肖琅の顔を見つめていたが、やがて身を飜すと中庭の中央に歩を進め、立ち止まって辺りを見回した。]

「僕は屍鬼なんかじゃない。僕を殺したところで、この悪夢は終わらないんだ。」

[朱苑は肩を落とすと、皮肉な笑いを浮かべた。]

「だけど、それを知っているのは―― 肖琅だけなんだ。」

[朱苑は顔を上げると、その居ずまいを正した。若さに似合わぬ落ち着いた振舞い。長衫と袴子に身を包んだ彼は、自らの死を受け入れた様であった。]
(17)2006/09/07 00:14:31
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/07 00:15:36
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/07 00:15:37
墓守 ユージーン
なっ───…っ、っぅ────。

げほっぐっげほっ…
赤い血の靄が、オードリーさんの顔の辺りを覆ってゐる。

っ───。

[ご主人様は口元から溢れた血を掌で拭い、*凝っと見た。*]
(18)2006/09/07 00:17:50
学生 メイ
[裴妹に寄り添ったまま、目元をやたらと擦り]

なんか、すごく……眠い。
死んでも眠くなるんだね。なんか、変なの。

[言うと、すぅとその姿が影になり*消えた*]
2006/09/07 00:18:33
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/07 00:19:17
学生 メイ
/中/
死者状態の媚児は意識体のようなので目が覚めればまた実体化します。
おやすみなさい。
2006/09/07 00:19:25
踊り子 キャロル
/中/
おやすみなさい。>媚児
2006/09/07 00:21:08
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/07 00:21:26
村長の娘 シャーロット
[朱苑は既に死を受け入れた様だった。
二胡を持つ指先を握る。]

御免なさい……。
でも……、其う言われても、私も行きたい……。
(19)2006/09/07 00:22:19
鍛冶屋 ゴードン
[鉢巻、上半身裸の平松は、右手に軍刀を携えていた。
目を見ると決心が揺らぐかもしれない。
そう思い、卑怯ととられるかもしれないが、
中庭に着くと、朱苑の背後に立った。
そして、一気に袈裟斬りに捉えた後、逆袈裟に斬り上げた。
心臓を捉えたのだろう、再び血飛沫が舞う。
そして、平松の体はまたしても*染まるのであった*]
(20)2006/09/07 00:23:25
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/07 00:24:01
踊り子 キャロル
[腕の中の媚児が霧散する様に消える。
 嗚呼…と息を付いて、裴妹は静かに*涙を流した*。]
2006/09/07 00:36:29
村長の娘 シャーロット
[朱苑の向こうに、軍刀を携えた平松大尉が見えた。
凍りついた様に、身体が動かない。

軍刀の二激。
朱苑の身体が、血を飛沫き乍ら、倒れかかってきた。
その身体を、必死に抱きとめる。]
(21)2006/09/07 00:36:37
見習い看護婦 ニーナ
[朱苑はがくりと膝を落とし、前に倒れ込んだ。背を焼く冷たい痛みはすぐに消え去り、その口から溢れ出る血の泡沫を、彼はどこか他人事の様に見つめている。徐々に暗くなる視界の中に、朱苑は愛しい人の姿を見たような気がした。]

「肖… 琅… 」

[朱苑は声にならぬ声で呟き… こと切れた。]
(22)2006/09/07 00:36:46
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/07 00:39:38
ごくつぶし ミッキー
[ハンは銃を構え、ユァンの体に狙いを定めた。彼が暴れ出した時の事を考えての行動だったが、平松の剣は振るわれ、辺りを血に染める。]

ユァン、お前が屍鬼ならあの世で姐さんに詫びるんだな……

[小さくそうつぶやく。]
(23)2006/09/07 00:42:54
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/07 00:44:25
ごくつぶし ミッキー
[一瞬の寒気、振り返ると水盆付近の異様な空気に気づいた。]

……何だ?……屍鬼の仕業か?

メイ?どこだ?……
(24)2006/09/07 00:50:07
村長の娘 シャーロット
[膝立ちになった朱苑の身体の重みを支えたまま、そっと自分も地面に座り込んだ。
膝の上に朱苑の胸を乗せる。
朱苑は僅かに顔を動かして、肖琅の方を見上げようとした。

何事かを呟くように唇を動かして、それが朱苑の最後の動作だった。]

嗚呼……。
屍鬼ならば如何して、あんなにも必死に生きようとしたの……?
私の為……?
……御免……なさい。

[掠れた声は、直ぐに嗚咽に変わった。]
(25)2006/09/07 00:52:40
ごくつぶし ミッキー
まさか……メイまでも……?

[ハンは呆然と*立ち尽くしている。*]
(26)2006/09/07 00:55:18
未亡人 オードリー
[苑が中程まで歩いてくる
ぴたりと立ち止まったその後ろに]

———平松様……

[上半身裸で鬼のような形相で立っている
その瞬間、彼が何をしようとしているのか悟って顔を手で覆った]

『肖……』

[掠れたような声がする

オードリーは顔を覆ったまま立ちつくした]
(27)2006/09/07 01:01:25
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、目の前で次々と起こる惨劇に半ば呆然として居た。人としか見えぬ者達が、もう何人死んだであろう。

媚児と朱苑の無惨な屍体。もう慣れたはずの血の臭いに、小百合は嘔吐を怺えるのが精一杯であった。]
(28)2006/09/07 01:06:10
墓守 ユージーン
平松さ…────っぅ。

『屍鬼を見たから……か。体が蝕まれてゐる。』
(29)2006/09/07 01:19:51
墓守 ユージーンは、肖琅の言葉を耳にして──…、ああ と呟いた。
2006/09/07 01:20:43
未亡人 オードリー
[肖琅の嗚咽が聞こえる]

苑……。

[チャイナドレスを選んでくれると言った時の楽しそうな笑顔を思い出す]

みんな……死んでいくの……?

[ゆっくりと手を離し、顔を上げる]

店の者は……後は肖琅と苑だけ……

[水盆の方を見る 悠迅が血を吐きながら*凝視している*]
(30)2006/09/07 01:21:26
墓守 ユージーンは、笑って。 涙を零した。
2006/09/07 01:22:06
墓守 ユージーン
私は……馬鹿だ。
本当に、愚か者だ。

如何して。如何して。
(31)2006/09/07 01:23:57
墓守 ユージーンは、*尚笑い、涙を零す。*
2006/09/07 01:24:45
墓守 ユージーンは、*オードリーさんと、肖琅さんが───屍鬼。*
2006/09/07 01:34:16
お尋ね者 クインジー
/中/

…全く更新時間に間に合わなかった

なるほど、今日はこういう結果か。
悠迅の投票から伺うに矢張り狂人だろうから、能力者に手をつけるよりかは残り灰の選別…だが、自由投票だからどう転ぶかは最後までわからんな。
2006/09/07 01:35:20
お尋ね者 クインジー
[新来客たちがくりひろげる情景が、どこか映画の屏幕や何かの向こう側の出来事に見え]

……

[魂はゆらりと再びかき消えた]
2006/09/07 01:49:02
ごくつぶし ミッキー
[ハンはメイの亡骸の前で声を殺しながらつぶやく。]

メイ……こんな惨い姿になっちまって……

だが…ここでお前がやられると言う事は、やはりお前が本物でユァンが屍鬼だったんだろうな……
屍鬼が2人いるなら、今ここでお前を殺す理由は無いはずだ。
あるいは肖琅が屍鬼で策なのかも知れないが、ユァンが霊視を名乗りあげる時の機と合わせ見ても、やはり肖琅が本物である様に見える。

……すまんな、肖琅……後を追いたいのだろうがまだ生きててくれ。
(32)2006/09/07 07:57:03
ごくつぶし ミッキー
そして、ユァンが屍鬼ならば、悠迅さんはユァンの影を見たという点で、狂える者である可能性が高い。
そして、それなら屍鬼が誰かは解っていないはず。
今日の影見の結果は、当たっている可能性もはずれている可能性もあるという事ですか……。

俺は、オードリーさんか小百合さんのどちらかが屍鬼と見ている……今日はじっくり今までの事を考えて判断させていただきます。
(33)2006/09/07 08:09:54
見習い看護婦 ニーナ
― 回想・刻の狭間 ―

[朱苑は、最期の刻を肖琅と共に過ごし、最早刻の狭間には現れぬ。

小百合は青白い顔に皮肉な笑いを浮かべながら一人刻の狭間に漂い、獲物を物色して居た。]

ヤハリ、媚児トヤラヲ喰ラウ他ナイナ。

[王裴妹亡き今、小百合を庇護する者はもう居らぬ。影見たる媚児が生き残れば、小百合の存在は風前の灯となろう。

小百合は、ずるり、と刻の狭間を泳ぎ、今まさに水盆を覗かんとする媚児の背後に回り込んだ。]
(*0)2006/09/07 10:23:22
墓守 ユージーン
/中/

最後に一度だけ愚痴ります。もう論戦いいよ。
最初から信じたくないならそう謂えばいいでしょうに。
私を殺しにかかれば好いのに。ここ、論戦村ですか。
ハンのキャラは熟考キャラですか。もしそうなら、冷徹ですね。
2006/09/07 12:45:28
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/07 13:57:13
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は無造作に媚児の肩を掴み、刻の狭間に引き摺り込んだ。小百合の爪が媚児の肩に喰い込み、指の隙間から鮮血が迸る。媚児は悲鳴を上げて背後を見、そこに小百合の姿を見出して目を見開いた。]

「二姐、そんな…」

[小百合に正対し立ち竦む媚児。口の端に酷薄な笑みを浮かべる小百合。媚児は助けを求めて辺りを見回すが、粘液質の闇の中には二人以外誰も居らぬ。媚児は後じさろうとするが、水盆に阻まれて其すらも儘ならぬ。小百合は媚児の両腕を掴み、媚児の躯を水盆の上に組み伏せた。

硝子の如く硬く透明な水盆の水。

媚児の両腕を左腕一本で押え込み、小百合は覆い被さる様にして媚児の顔を覗き込んだ。恐怖にうち震え、歯の根の合わぬ媚児。小百合は右手で媚児の胸元を掴み、果物の皮を剥くが如くに旗袍を引き剥した。控え目な乳房、其に似合わぬレースの肌着、少年の如く弛みのない腹… 露わとなった媚児の躯を、小百合は値踏みするかの様に眺め遣った。]
(*1)2006/09/07 15:08:38
見習い看護婦 ニーナ
「ひぃっ…」

[短い悲鳴を上げる媚児の唇に接吻すると、小百合は媚児の鳩尾に爪を立て、下腹部まですっとなぞった。一瞬の後、媚児の白い腹に縦一条の紅い線が走る。やがて線条は左右に開き、其処から血と内臓が吹き出した。

媚児の断末魔を、小百合はどこか恍惚とした表情で見つめていた。]
(*2)2006/09/07 15:09:40
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/07 15:16:24
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、散乱する媚児の遺体を拾い集めると、王裴妹の部屋へと運んだ。顔は蒼白のまま、泣き腫らした目は未だに赤みを残したままだが、瞳には此処に来た頃とは異る強い光が燈っている。]

玉児ちゃん…

[王裴妹の亡骸の傍に媚児を置き、小百合は下唇を噛んだ。屍鬼が、殺したのだ。彼女の友人達を。]

裴妹さん、玉児ちゃん。屍鬼は必ずこの手で…

[小百合は、二人の亡骸にしばし黙祷を捧げた後、静かに王裴妹の部屋を出、自分の部屋に*戻った*。]
(34)2006/09/07 16:22:52
墓守 ユージーン
火時計は一体もう幾つ消えてしまったのだろう。

────私は生きて帰れるか。
それとも皆諸共に屍鬼に食い殺されるか。

私は何て馬鹿だったのだろう。
過去に焦がれた女性に似たとて、小雪と肖琅は違うのだ。
ああ、透けるような膚のオードリー、貴方もだっただなんて。
(35)2006/09/07 17:14:00
墓守 ユージーンは、ベンチに居た猫目を抱きかかえると、厨房へと走る。
2006/09/07 17:14:18
墓守 ユージーン
[己がニィアと鳴くと、
 頬を涙で濡らし口元を血で汚しているご主人様は儚く笑んだ。
 厨房にあった刃物を手に握る。]

私は本当に莫迦だ。
もっと早くに覚悟が出来ていれば。
斯様な事にならなかったのだろう。

私は今日にも死ぬやもしれぬ。
屍鬼ではなく、同じ人間の手に拠って。

猫目。
お前頼まれて呉れないか。
何々、大層な事ではない。
お前は何時もの塒に帰ればよいだけだ。

[すり寄った己を抱えあげると、ご主人様は小さな2cm四方の薄い紙を折り畳み茶色い紙に包んで厳重に封をすると己の口へと呑み込ませようとした。
 己は苦しくて仕方がなかったので骨ばった指を思い切り噛んだり、爪を突き立てて抵抗したのだが、あまりにもぐいぐい押し込むものなので己はとうとう呑み込んでしまった。
 毛玉を吐き出す要領でゲーゲーしてみたが、己の腹に収まったものは吐き出されそうにもなかった。ご主人様はそんな己を見て、してやったりと普段より儚い顔で笑っている。
 人間というものは普段より酷いものだと思っていたが、こうなってはご主人様も同類なのかと己は哀しく感じたのであった。]
(36)2006/09/07 17:27:10
墓守 ユージーン
よく聴け。
それは大切なものだ。
ちゃんと呑み込んでおくのだ。私が如何なっても、それだけは。

[辺りを警戒しながらご主人様は宛がわれた部屋へ歩く。
 己は身を縮こめた。決死の気迫に満ちたご主人様が怖かったので、ニィアニィアニィアと何度も何度も鳴いた。それでも己を離さずに、とうとう部屋へと辿りつく。
 扉が開くと、パサリと音がした。]

ああ、これは……。
(37)2006/09/07 17:36:04
墓守 ユージーン
すまない。
すまない、朱苑。

私はお前を霊視だと信じ切れなかった。
信じ切れなかったんだ。

このような体たらくで、何が。何が。
刀の力には及ばぬ。私に抑止力はないのか。

ははは、日本や四国へか───。
帰りたいよ。両親の小さな背中が瞼の裏に映る。
髪に白いものが混じった、あの小さな背しか今は思いだせぬ。
父も母も妹も。残してきた友達達にも会いたい。

可笑しな話だ。普段、界隈で心身が切られるような思いをしていると謂うのに、今更こんな事を思うだなんて。

すまない、朱苑。
(38)2006/09/07 17:50:16
墓守 ユージーン
皆に信用させる言葉は私は持ち合わせてないかもしれない。
范さんは平松さんのあの様は、私を疑っているに違いない。
だが、私はやらなくては。

このままでは、館に居る全員が死ぬ。
そうなれば、未来など何もない。

猫目、決して此処から出るな。
私が死んでもお前はどうやってでも帰ると好い。

噂では、「曰く、其の中から戻ってきた者も、屍鬼に成り果ててしまっている――」 屍鬼は人が為るもの。猫のお前なら、もしかすると私達が死んでも帰れるに違いない。

[己の目の前で、扉は閉められた。
 中庭へと向かうご主人様の*足音が聞こえた。*]
(39)2006/09/07 18:07:32
ごくつぶし ミッキー
[ハンは悠迅の方をちらりと見る。]

悠迅さん、あなたが本物ならすまない。だが状況が状況だ。あなたが本物だとしたら、メイがやられた理由が俺にはよくわからない。
だが、あなたは偽であってもおそらくは人、今手にかける気は毛頭無い。
それよりも潜んでいるであろう屍鬼の事だ……
(40)2006/09/07 18:58:33
ごくつぶし ミッキー
[ハンは過去の事を思い起こし考え込む。]

オードリーさんと小百合さん、この2人は対象的だ。
オードリーさんはユァンと平松さんが影見をされた時、ユァンよって、影見に名をあげられている。
だが、この日は影見が交互になる事が濃く考えられる日、仲間である事ぼかすには都合の良いように思える。

そして翌日もユァンは強く疑われる中、オードリーさんを推している。
メイの目からオードリーさんをそらすためなのか、あるいはそう思わせて人に疑いをかけようとしているユァンの策なのか……この辺は判断が難しいところだ。

逆に小百合さんはユァンからあまり触れられてこなかったような気はする。そして、疑惑先と言うか誰が屍鬼なのかと言うことへの言及がオードリーさんより薄い気はした。
この辺は、屍鬼だからなのかとも考えはしたが、そういった態度を取る事は疑惑を招く要因にもなるはず。
屍鬼なら、もう少し人らしい行動を繕うのではという思いもある。
(41)2006/09/07 18:59:23
ごくつぶし ミッキー
オードリーさんとユァンが屍鬼ならば、どちらかが生き残るため理に適った行動をしていると思う。
小百合さんとユァンが屍鬼ならば、小百合さんは素のままで行動してきたと言う事なのか?……。

俺はユァンはそれなりに計算高い男な気がしているので、どちらかと言うとオードリーさんが屍鬼よりに見えてしまう……。
だが、まだ悩んでいる。これからの2人の考えを聞いて判断したい。
(42)2006/09/07 19:06:47
ごくつぶし ミッキー
[ハンは物憂げに煙草に火をつけると、キャロルの銃を握りながら物思いにふけった。
事件が起こる前、自分がオードリーに憧れめいた気持ちを持っていたのを思い出す。]

だが……どちらかが屍鬼。今日は間違えられねぇ……
姐さん……俺は正しいんでしょうか……

[ハンはそうつぶやくとゆっくりと*煙を吹かした。*]
(43)2006/09/07 19:16:19
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/09/07 19:20:19
墓守 ユージーン
媚児さんが喰われたのは、私の信を地に落とすため。
それこそ貴方が謂う理の、最も簡単なもの。

私を信じないなら、謝らないで頂きたい!
私を信用しない事は、皆死ぬ事に繋がるのです。

范さん、お願いだ。
今日、肖琅さんとオードリーさんのどちらかを殺さないなら……私達は喰われます。キャロルさんの仇も討たぬうちに。

煙草を吹かしてまごついている時ではないのです。
今起こっている事から、眼を逸らさないで下さい。
(44)2006/09/07 19:36:30
墓守 ユージーンは、未亡人 オードリーに話の続きを促した。
2006/09/07 19:43:04
学生 ラッセル
「皆にも僕と同じものを見て欲しかった」

[それは一部の真実ではあったかもしれないが、僕の渇望したものはまた別だった。

ただ一つの願いのために。
それは他者にとってはあまりにも傲慢で、決して受け入れられることも赦されることもないものだろう。

裴妹と媚児を形作る輪郭が抱き合い、温かな感情が混じり合っているようだった。

僕はこの館の存在を憎み、そこからの解放を願っていた。そこで温かさや安心を感じることを恐れ、遠ざけたいと感じたことさえあった。

だから、これは、求めた結果だ。

それでも、孤愁が過ぎゆく――]
2006/09/07 19:45:07
学生 ラッセル

未練がましいな。

その感情は断ち切ったと思っていたのに……
2006/09/07 19:45:54
学生 ラッセル
[裴妹がふと、僕の姿に気がつく。]

「…苑が、屍鬼だったのね。
もう、苑は…永遠に元に戻る事は無いのかしら。
だとしたら、それはそれで。とてもとても胸が痛む事。」

[僕も、殺された時の痛みの記憶は模糊として残っていない。魂の存在へと位相が変わる時、その狭間の記憶は欠落するものなのかもしれなかった。
裴妹も、僕が彼女を喰らったことは覚えていないのだろう。
そして、媚児もまた、自分自身がどのような最期を遂げたかは覚えていないに違いない。]
2006/09/07 19:46:23
学生 ラッセル
僕が―― やはり屍鬼と呼ばれるモノだったんでしょうか。
僕は、蝶のように何にもとらわれず、ふわふわと…ただそこを漂っていたいと思った時もありました。
僕は、人のように人の間で生きていきたいと思った時もありました。
人として、求めて求めて、それでも決して得ることがなかった渇き――
その衝動に突き動かされていた時、僕は屍鬼と呼ばれるものになっていたんでしょうか。

遠い昔に屍鬼になった僕が、人として生きようとしていたのか。
人として生きようとしていた僕が、いつのまにか屍鬼になっていたのか。

それさえも、今は瞭然としません。
2006/09/07 19:46:55
学生 ラッセル
僕は、「人」になれなくてもいいんです。

「人」と「屍鬼」はそれほど違うものでしょうか。

「人」の心の中にも「屍鬼」が。
「屍鬼」の心の中にも「人」が。

僕は、「人」が屍鬼より遥かに多くの同胞を…それも喰らうためではなく、「理」のために犠牲にしてきた場面を何度も見てきました。

僕の郷里もまた――。
2006/09/07 19:48:05
学生 ラッセル
媚児、ありがとう。
でも、僕の願いはただ、一つなんだ。

あの人がここから出られるように。
そして僕の願いがあの人を「永遠」にするように――って

それさえ叶うなら、僕は永劫の苦しみの中にあっても…。
2006/09/07 19:48:35
学生 ラッセル
[眼下には、かつて僕だった朱苑の血にまみれた体を抱く、肖琅の姿があった。]

「如何して、あんなにも必死に生きようとしたの……?」
「私の為……?」
「……御免……なさい。」

[嗚咽を漏らす彼女に、熱い思いが迸る]
2006/09/07 20:00:26
学生 ラッセル
違う!
謝らないでくれ、肖琅。

僕は、貴女がいたから生きてこれたんだ。
辛くて、苦しくても、それでも貴女がいたから――
貴女のお陰で…僕は……

[僕も彼女の姿に噎び哭いていた]
2006/09/07 20:00:53
学生 ラッセル
――

日本人になろうとしてなれなかった支那人。

霊視になろうとしてなれなかった屍鬼。

人並みの幸福を求めて、得られなかった僕が望んだ「永遠」は――
それは、きっと歪なのだろう。

でも、それは、確かに僕の中の真実だ。

――
2006/09/07 20:08:21
学生 ラッセル
[蝶は虚空を舞う。二階の回廊――悠迅の部屋の前に、彼はいた]

悠迅さん……

貴方に出会えてよかった。
どうか、生きて此処を…。
そして、家族を大切にしてください。
2006/09/07 20:27:15
学生 ラッセル
僕は、日本人の貴方が羨ましかった。
争いのない、自由な日本へ行きたかった。

卑しい僕は、時折羨望も感じていました。
でも、死を間近に感じた時――

蝶が朱苑の夢を見て――朱苑が蝶の夢を見るように。
僕は日本人の貴方でもあるのではないかって。

僕は確かに、貴方と心通う時がありましたから。

貴方には僕が得ることのなかった人としての幸福を得て欲しいと。力つきた僕の分まで生きて欲しいと。

そう、思ったんです。
2006/09/07 20:27:28
学生 ラッセル
人だった僕の思いは…貴方の生還を願っていました。

真実の僕の願いは…

『肖琅が貴方を喰らうところを…。貴方の絶望と歓喜を見たいと思っているのだろうか……』

貴方自身は生還と……美しい彼女によってもたらされる「永遠」のどちらを――望んでいるのでしょうね。
2006/09/07 20:32:38
学生 ラッセル
[蝶は鈍色の闇を漂う。想い人の姿を*求めて*]
2006/09/07 20:35:00
見習い看護婦 ニーナは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/09/07 20:38:28
村長の娘 シャーロット
浴槽の縁に追い詰められて。
猶、彼女は其の腕から逃れようともがく。

「……如何か……堪、忍……して」

その言葉も、仕草も、相手にとっては扇情的なだけだと、彼女は未だ学んでいない。
顔を浴槽に押し付けられて、熱い掌が躰中を這い回るのを感じる。
そして、無数の冷たい掌が。
冷水に打たれた様に、彼女の全身が仰け反る。
吸い込んだ何かの呼吸は、冷たく澱んで、屍臭がする。

「……ひぃっ」

必死に顔を背けた先には、見憶えのある顔が浮かんで居る。
暗い絶望の表情を浮かべた儘の、死者の顔で。

『……母様』

反り返って痙攣する足指を、死者の唇が含む。
2006/09/07 20:53:23
村長の娘 シャーロット
[静かな、耳を聾する無音の覚醒。

絹の蒲団に身を起こすと、誰がしたのか、血に染まった旗袍は脱がされていた。

朦朧と周囲を見遣る。
小さな窓の外は、ネオンの光に煙る夜。
空を奪われた都市と謂われる上海に相応しい、曇り硝子の夜空の儘だ。]

悪い夢を見ていた様な気がする……。
……でも、此処も、其の夢の続き。

……この夜は、終わる事が在るのかしら。
(45)2006/09/07 20:55:36
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/07 21:03:33
鍛冶屋 ゴードン
[ここは戦地だ。それならば血生臭い体を厭う道理はあるまい。
表情も修羅のよう。血で赤く染まって鬼のよう。]

こうなりゃ俺は軍人じゃねぇ。ただの鬼よ。
屍鬼を追う余り、誇りを捨て自ら鬼となった哀れな男よ。

[ニヤァと口の端をつりあげる。]

俺を鬼まで追い落とした屍鬼を許さん。
鬼平松の一太刀で仕留めてくれよう!

[咆哮にも似た平松の言葉。けれどどこか悲しげで。]
(46)2006/09/07 21:18:21
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、ベッドに腰掛けて思案して居る。]

…詰まる所、今此処に居る者達のうち何れが屍鬼かは、影見が悠迅さんなのかか玉児ちゃんなのかで決まるのね。

悠迅さんが影見と信ずれば、オードリーさんと肖琅さんが屍鬼だわ。玉児ちゃんが影見なら、朱苑さんと… 范主干さんか、オードリーさんの何れかが屍鬼。

でも、何れが本物かは分からない…
(47)2006/09/07 21:22:49
墓守 ユージーン
/中/

少し謂いすぎました。
2006/09/07 21:27:24
墓守 ユージーン
平松さん…

人は修羅にも仏にもなれます。
(2006/09/07 21:30:28、墓守 ユージーンにより削除)
墓守 ユージーン
平松さん…

人は鬼にも仏にもなれます。
(48)2006/09/07 21:30:56
墓守 ユージーンは、どす黒く赤い月を見上げた。刃物の柄を強く握る。
2006/09/07 21:31:19
墓守 ユージーン
私達は夫々に疑い、死せる鬼とならずとも鬼となる───。
生きて帰ろうと、異界に落ちた時と同じ人では最早ない。

私は、屍鬼を殺しに行く。
平松さん、出来るなら力を貸して欲しい。
(49)2006/09/07 21:41:43
村長の娘 シャーロット
[衣桁に架かって居た長衫を羽織り、廊下に出る。]

何処かに、未だ誰か生きている……筈よね。
私一人が此の館を逍遥って居るなんて事は、無い筈だわ。
其れでは、あんまり寂し過ぎる……。


[階段へ向かう。
廊下の突き当たりに掛けられた額には、日本人に馴染みの深い詩が、中国語で書かれていた。

翹首望東天 神馳奈良邊
三笠山頂上 想又晧月圓

今夜が満月だった事を、其の月を見上げて聴いた音楽が在った事を、ふと思い出した。]
(50)2006/09/07 21:48:45
墓守 ユージーンは、二階へ上がろうと足を向ける。
2006/09/07 21:52:59
村長の娘 シャーロット
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出し月かも

この詩を書いた人も、故郷に帰れなかったのよね。
……死者の魂はに、海を越える位の力が在るのかしら。
(51)2006/09/07 21:54:50
村長の娘 シャーロットは、悠迅の姿に気づいた。
2006/09/07 21:55:09
学生 メイ
[微かに届く歌声に意識が目覚める]

────。

[足元には白い霧。地上から哀しみと狂気が立ち上り]

もうすぐ。また誰かが死ぬんだね。
おかしいな。死んで欲しくないって思ってるはずなのに、なんか。

────二姐。
2006/09/07 21:55:13
墓守 ユージーン
『天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に出でし月かも───…』

………。

肖琅さん、私あての歌ですか。
(52)2006/09/07 21:59:20
学生 メイ
黄さんの気配がする。……あたしが眠っている間に黄さんが来てたのかな。
……黄さんに謝らなきゃいけないんだよね、あたし。
死ななくて良い人のはずだったのに、あたしが余計なことを言ったから、黄さんが。

……黄さんきっと、今でも怒ってるよね。

[虚空に舞う白い蝶。傍らには裴妹]

──一人になるのも、死んじゃうのも怖かったけど。
ここなら、一人になることはないんだよね。
……もう、怖い思いしなくていいんだよね。

なんか──。

[複雑な表情を浮かべて地上を見守っている]
2006/09/07 21:59:21
見習い看護婦 ニーナ
為人を見る限り、玉児ちゃんと悠迅さんは何れが影見らしいとも言い難い。かと言って、何方かが仰っていた程に朱苑さんが屍鬼らしいとも思えない。

やはり分からないわ。

[小百合は憮然として思案を止めた。]
(53)2006/09/07 21:59:38
村長の娘 シャーロット
悠迅先生……。
未だ生きていらしたのね。

いいえ。
屍鬼が貴方を襲う事は有り得ないのだったわ。
(54)2006/09/07 21:59:44
墓守 ユージーンは、深呼吸をして、肖琅を凝っと見つめたまま歩を進めた。
2006/09/07 21:59:45
村長の娘 シャーロット
まぁ……。

先生、日本人でいらしたの?
(55)2006/09/07 22:00:44
墓守 ユージーンは、変わらぬもの謂いに、戸惑い。
2006/09/07 22:02:07
見習い看護婦 ニーナ
兎に角、分かる事と言えば…

[小百合は小さく溜息をついた。]

朱苑さんと肖琅さんの何れかが屍鬼だという事だけね。
(56)2006/09/07 22:03:12
村長の娘 シャーロット
いいえ……。
この歌は、故郷に還れなかった人の為のものよ。

此処からは、真っ白な綺麗な月は、見えませんけれども。
(57)2006/09/07 22:03:25
墓守 ユージーン
───私の力は、結局ここに至るまで何の役にも立たなかった。

然り。あまりそうは見えませんが。

[その頃、己は扉を引っ掻いていた。
 何が起こっているのかなど知らずに。]

阿倍仲麻呂の歌でしょう。
ああ、…もしや、朱苑さんへ
(58)2006/09/07 22:08:39
墓守 ユージーン

朱苑さんを、想うていましたか。
(59)2006/09/07 22:11:27
村長の娘 シャーロットは、墓守 ユージーンに頷いた。
2006/09/07 22:13:50
村長の娘 シャーロット
……朱苑も、日本へ行きたがって居たわね。

私、あの人を守れなかったし……。
其れどころか、あの人を殺させて了ったわ……。

この館で、一番死んで了うに相応しいのは、屹度私だった筈なのに。
(60)2006/09/07 22:13:53
学生 ラッセル
阿部仲麻呂か…。

肖琅。僕は貴女と日本へ渡りたかった。
でも、今は――

貴女と遠いあの日に還りたい――

[愛しい人の姿に、呟きが漏れた]
2006/09/07 22:14:31
学生 ラッセル
肖琅――。

哀しいことを云わないでくれ。

僕は貴女と――共に生きたかった…

それは僕のもう一つの真実だ。
2006/09/07 22:16:39
未亡人 オードリー
——— 私が屍鬼……ね。

[悠迅の方を見つめる]

これで完全に私からは二人に絞れたわ。
肖琅さんからはわからないでしょうけれど。

[静かな、よく通る声で話し始める]

悠迅様は屍鬼に惹かれてしまわれたのですね?
屍鬼であるのなら、最初に苑を見たとは言わないでしょう。
あの時点ではどちらが真の影見かわかるのは屍鬼だけです。二人が生きている者であるかを確実にするためには双方が見た者を見て欲しいと思う人が必ずでますわ。
(61)2006/09/07 22:18:07
見習い看護婦 ニーナ
…何かしら?

[部屋の外から話声が聞こえる。小百合は部屋の扉をそっと開き、廊下の様子を扉の隙間から覗いてみた。其処では、悠迅と肖琅が何事かを話していた。]
(62)2006/09/07 22:18:35
学生 ラッセル
[ゆらり……視界が揺れる。僕は、遠い過去を彷徨う。それが過去のことだったか、それともどこか別の世界の事だったのか、明瞭ならざる意識の中で――]
2006/09/07 22:18:59
学生 ラッセル
――――

母様… …かあさま……

[噎せ返るような血の匂いに意識は摩耗していた。ただ、果てのない渇きを埋めるかのように、肉塊にむしゃぶりつき血潮を啜る。

生者の消えたその丘に、誰も居ない筈のその場所に視線を感じ、振り返ると――

――白い蝶が舞っていた]

――
2006/09/07 22:19:23
学生 ラッセル

僕が最初に人を喰らった…

記憶なのだろうか――
2006/09/07 22:19:40
学生 ラッセル
――――

ねえ…
遊んでよ……

いつものように――

――
2006/09/07 22:20:20
学生 ラッセル
[甘ったるい囁きが耳朶に絡みつく。闇の中に浮かび上がる屏幕-スクリーン-を大きな歯車が回転していた。]

今、ここで、ですか?
冗談でしょう?
――御堂さん。

[僕は聊か唖然として呟く。
その中年女性は僕の返事を待たず、袴子の中へとその白い指先を忍び込ませてきた。

昼下がりの劇場は客の数も疎らとはいえ、公衆の場で、というのは落ち着かない。]

だって――
貴方がそんな格好してるなんて、珍しいし…
面白いじゃない。こういうところでするのも。
2006/09/07 22:20:46
墓守 ユージーン
先程、朱苑さんが残された手紙を読みました。
彼ともっと話をしたかった。

………貴方が屍鬼でないなら、私も生きて欲しかった。
けれどそれは、私が勝手に面影を見ているだけなのでしょう。

……だから。
(63)2006/09/07 22:21:02
鍛冶屋 ゴードンは、墓守 ユージーンの申し出を承諾するでも拒否するでもなく立ち尽くしている。
2006/09/07 22:21:12
学生 ラッセル
[僕は、やれやれ、と溜息をついた。]

見つかって、どうなっても知りませんよ。
2006/09/07 22:21:16
学生 ラッセル
[彼女の「遊び」が次第に日常の枠を踏み越えていくことに、僕は危険を感じ取っていた。
ここ、魔都上海でなら、貞淑な妻としての仮面を脱ぎ捨てることができるようになったのだと、彼女はそう言っていた。
内地のようにしがらみに縛られることがないのだと。

しかし、僕にとっては彼女の「遊び」が命取りになりかねない。僕は素性を偽っており、またその立場は薄氷の上にあるように心許ないものなのだ。]

『そろそろ…潮時……か』

[彼女からは既に、充分な資金と、情報と、人脈を得ている。僕は心を決めた]
2006/09/07 22:21:40
学生 ラッセル
わかりました。
でも、少し場所を変えましょう――

[微笑みと共に彼女の腕をとり、そっと暗闇の中から抜け出した]

――――
2006/09/07 22:22:21
村長の娘 シャーロットは、怪訝そうに悠迅を凝視めた。
2006/09/07 22:23:01
墓守 ユージーン

私の内側をチリチリと焦がす貴方は死すべきだ。
2006/09/07 22:24:28
墓守 ユージーン
私は───貴方を殺す。

             もう、惑わされません。
(64)2006/09/07 22:26:26
未亡人 オードリー
私は御堂様を疑っております。
范は苑とのやりとりが激しくて目立ちました。
関係を絶つというのも考えましたが、それにしては目立ちすぎだと思いました。

それと、御堂様が最初から媚児さんを信じていることも気にかかります。
知り合いを疑いたくない気持ちはわかりますが、断定口調も気にかかりました。
(65)2006/09/07 22:26:48
学生 ラッセル
小百合さん、貴女のお母さんがどうなったか、知らないでしょう。

だから、云ったんだ。

危険――
飼い慣らせると思っていても、いつそれが想像もつかないかたちで襲いかかってくるかわからない。


平松さん。
日本軍もそうさ。

自分たちの力を過信して、この国を飼い慣らせると思っているんだろう。
2006/09/07 22:29:26
学生 ラッセル

だが、あなた達日本人は知らない。

この国に、どれ程深い闇が横たわっているかを――
2006/09/07 22:30:20
村長の娘 シャーロット
……嗚呼。
いっそ、其うして戴けたら善いのにと思うわ。

でも駄目……。未だ。

[オードリーの方を振り返って、弱弱しく微笑んだ。]
(66)2006/09/07 22:32:32
墓守 ユージーン

何時の間に─── !
(67)2006/09/07 22:37:10
見習い看護婦 ニーナ
…屍鬼と狂うた者が、此処には合わせて二人居るわ。私がこの手で屍鬼を殺めるには、何か武器が必要よね。

[小百合は、自分の懐剣を何処に置いたかと探し始めた。懐剣は何時も巾着に忍ばせて持ち歩いている。巾着は… 小百合は漸く思い出した。この館に来てすぐ、サロンの椅子の脇に置いたままであった。]
(68)2006/09/07 22:37:24
学生 ラッセル
僕はその澱んだ闇の中で、血と肉と絶望を糧に大きくなりました。

小百合さん。僕の贈り物……。
屹度、届くといいですね。

[白い蝶は一瞬その姿を元の屍へと変えていた。やがて、揺らめくように、元の姿へと戻った]
2006/09/07 22:37:32
学生 メイ
[中空に漂い、悲哀と狂気と殺戮に満ち溢れた地上を眺める]
2006/09/07 22:38:14
墓守 ユージーン
あまりにもらしい言い方ですな。
はは、なら……騙される訳だ。
(69)2006/09/07 22:38:41
墓守 ユージーンは、未亡人 オードリーに向き直る。
2006/09/07 22:39:43
ごくつぶし ミッキー
[ハンは煙草をすいながら、周りの言葉に耳を傾ける。]

平松さん……確かにあなたの立ち振る舞いは人でありながら鬼に見える。だが、内心は俺も似たような物です。
ただ、未だ手を下していないだけ……。

屍鬼と相対するにはそういった物も必要なんでしょうな……。
(70)2006/09/07 22:45:50
未亡人 オードリー
[火時計の方を見る]

屍鬼が動ける時間は限りがあるそうですわね。

私は生きて戻るつもりでおります。できるだけ多くの方と。
今日皆様が取る道は二つございます。
一つは、私を殺す。
私と肖琅をは屍鬼と言われておりますので、肖琅が襲われることはほとんど無いでしょう。
霊視で私は人と判断されます。肖琅にはそれしか選択肢が残っておりません。
襲われるとすれば平松様か悠迅。今の信頼度から言えば平松様の可能性が高いかと思われます。
残るは范と御堂様と肖琅と、襲われなかった方の方。
悠迅様は肖琅しか疑えない。
(71)2006/09/07 22:46:22
未亡人 オードリー
二つ目は、范か御堂様を殺す。
これはあなた方にとっては賭のはずです。
私たちが屍鬼であれば抵抗できるでしょうか?
もちろん、私は自分が屍鬼では無いことはわかっておりますから、残るのが屍鬼一人と魅入られた者も含まれるかもしれませんが生きている者三人だと言うことがわかっております。

私は、自分も生きて、そして残る者はできるだけ共に戻りたいですので賭に出たいと思っております。
(72)2006/09/07 22:46:40
墓守 ユージーン
[己が耳を澄ませている。身動きせずに。
 扉の外では、ご主人様が朗々と声を響かせた。
 刃物を握り、露西亜女性へと狙いを定める。]

屍鬼。
私の命と引き換えにしても、殺してやろう。
(73)2006/09/07 22:47:19
鍛冶屋 ゴードン
[ニヤァとした表情のまま、悠迅の姿を探す。]

悠迅君…君は狂うておる。そして今の俺も然り。
ならば、狂うた者は狂うた者に従おうじゃないか。

[軍刀を染める朱苑の血を舐めてみる。鉄の味がした。]

だが、俺は肖琅を斬る気はねえ。
俺が斬るのは…俺が斬るのは…ヒャハハハハハハ!!

[般若の表情で抜き身の軍刀を携えて、紅く濡れた姿のまま
その切っ先をオードリーへと向ける。]
(74)2006/09/07 22:47:41
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は部屋から出ると、三人の横を素通りして階下に向かった。サロンには案の定、彼女の巾着がそのまま置かれて居る。丹後縮緬のシックな巾着。小百合は其を抱え持つと、再び二階へと戻った。]
(75)2006/09/07 22:49:21
学生 メイ
──おっちゃん、怖いんだね。
怖くて仕方ないんだね。
2006/09/07 22:51:06
見習い看護婦 ニーナ
[二階に上がると、人影は平松を加え四名となっていた。]

平松さん…! 今オードリーさんを殺めれば、悠迅さんが狂うた者か屍鬼である場合に、恐しい事になるやも知れませぬ。
(76)2006/09/07 22:53:38
未亡人 オードリー
私を切られますのね。

[平松の方を真っ直ぐに見る]

では、共に参りましょうか。
あまり私の好みではないのですが。

[営業用の、妖艶な微笑みで]

ですが、悠迅様の可能性も少しはありますわねえ。
もっと少ないですが、肖琅も。
(77)2006/09/07 22:54:45
学生 メイ
/中/
平松さんが田舎に帰ったらきっとこう呼ばれるに違いない。

「剛どん」
2006/09/07 22:55:27
墓守 ユージーン
小百合さん!
邪魔をしないでくれ。

これ以上、屍鬼が誰かを殺してはならないんだ!
(78)2006/09/07 22:56:51
学生 ラッセル
[僕は、静かな声で言った]

ねえ、媚児。

ここにいる人たちが、元の現実に戻れることと――
僕たちのように、「永遠」になることと、

どっちが倖せだろうね。
2006/09/07 22:57:35
村長の娘 シャーロット
[小百合の言葉に、すいと振り向く。]

貴方は、では范が屍鬼だと思って居るの?
(79)2006/09/07 22:57:52
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、巾着から懐剣を取り出だした。漆黒の鞘と柄に花菱の紋。母から譲り受けた懐剣を、まさか使う日が来るとは… ]
(80)2006/09/07 22:58:09
学生 メイ
元の世界に戻ってもらうのが一番だと……思いたいよ。

ここは一人じゃないし怖くないし嫌なことなんてないけど、それでも……。

もう、何かを楽しいと思うことも出来ないんだもん。
2006/09/07 22:59:39
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、肖琅の問いに首を横に振った。]

私には分からないわ…!!
(81)2006/09/07 22:59:43
学生 ラッセル
[人が人を。愛する人や親しい者同志が殺し合う現実。それは、僕が幼い頃、見てきたこの国の闇だった。]

僕は、皆に同じものを見て欲しかったんだ……

[その聲は闇の中へと吸い込まれていった。]
2006/09/07 22:59:56
鍛冶屋 ゴードン
[小百合の叫びに語気を強める。]

分かってら!俺ぁ馬鹿じゃねえぞ!

[ニヤァとオードリーを見つめながら。]

狂うた者が屍鬼だと申して、本当に屍鬼じゃねえとは言い切れんだろ。

[その形相、まさに鬼。]

それとも手前から斬り殺されてえのか?
(82)2006/09/07 22:59:57
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