お尋ね者 クインジー こいつは全く予想外な。 [ほう、と暗闇に向かってつぶやいた] 『……情は真実を見誤らせ、必ずしも最善の手段をとらせるものではない…』 まーた説法か?辛気くせぇ。 | |
2006/09/05 23:05:21 |
学生 メイ /中/ ……。 | |
2006/09/05 23:08:21 |
墓守 ユージーン ゆらりゆらりゆらり─────… キャロルの姿が。 | |
2006/09/05 23:21:41 |
学生 ラッセル ―回想― 昔者、荘周夢為胡蝶。 栩栩然胡蝶也。 自喩適志与。 不知周也。 俄然覚、則遽遽然周也。 不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。 昔、荘周は夢で蝶になった。 ひらひらとして胡蝶そのものであった。 自然と楽しくなり、気持ちがのびのびしたことだった。 自分が荘周であることはわからなくなっていた。 にわかに目覚めると、なんと自分は荘周であった。 荘周の夢で蝶になったのか、蝶の夢で荘周になったのかはわからない。 [朗読する声が静かに薄靄の中へと消えていく。冷涼な水面の上を、その小舟は静かに漂っていた。船頭はゆったりと櫓を漕いでいる。 小舟はフキや睡蓮の間を巡り、身を横たえ静かに寝息を立てる少女の上を影が流れていった] | |
(9)2006/09/05 23:35:34 |
墓守 ユージーン どこか肖琅の泣き声が遠く聞きえる。 小雪、どうして泣くんだゐ。 | |
2006/09/06 01:35:13 |
墓守 ユージーン 重なるように見える。 ────…細い首に、手をかけて。 | |
2006/09/06 01:35:47 |
墓守 ユージーン ────。 私は、何を。 | |
2006/09/06 01:36:31 |
墓守 ユージーン ────分かってゐるのだろう? | |
2006/09/06 01:39:25 |
墓守 ユージーン あの時に、手と手を取り合い扉を潜ったように見えた時から。 朱苑と肖琅の間には、切っても切れぬ糸があると。 ────心が軋む。 | |
2006/09/06 01:41:29 |
墓守 ユージーン 小雪…小雪……そのままのお前でゐて欲しゐ。 小雪、小雪…私の眼の前からゐなくなるのなら、殺させて呉れ。 誰にも渡したくはなゐのに───。 ………こんな焦がれを何時までも何時までも持ってゐるなんて。私は……何と昏ゐ事か。劣情のよふなもの。 いっそ狂つてゐるなら好い。 狂つてゐるのなら。 | |
2006/09/06 01:46:27 |
墓守 ユージーン それでも私は───影見。 狂ふてゐないのだ。 | |
2006/09/06 01:47:06 |
学生 ラッセル [僕は彼女の肉体をバラバラに揉み潰すような獰猛な力で、激しく彼女を陵辱し尽くした。 破壊の――しかし、物理的な暴力だけではない。 この場合は彼女の心を壊すための暴力だった。 娼婦をしていて――そして女主人の地位にまで登り詰めた彼女は、並大抵のことでは折れない強靱な意志の力を持っていることだろう。 肌を裂き、肉を抉り、思いつく限りのありとあらゆる痛みを与えながら長い時間をかけて彼女と交わった。 自分にとってそれは必要な儀式だ。 彼女から絶望を引き出し、新たな再生の力を得るための―― 必要なことを行っているという僕の心の中には、彼女と交わりながらもなんの恍惚感もなかった。 男娼をしている時に客と行う行為と変わることなく。] | |
(*16)2006/09/06 01:48:34 |
村長の娘 シャーロット /中/ 独り言で、この記号を使うのは、このゲームをはじめて最初です。 今までここまでRP優先でやってきて、いきなり説得に動いてしまったこと、後悔していると言ってもいいかもしれません。 ルールによれば。 メタ推理、詰み計算、セオリーの適応、ローラー採用、能力者の場合分け、グレースケールの作成等は【プレイヤ各個人がそれぞれ裏で考えて下さい】。 プレイヤーはこれらの計算を個人レベルで終えた上で、物語としてのログをキャラクターに語らせるものと考えていました。だからこそあの演技であったわけです。 | |
2006/09/06 01:58:49 |
村長の娘 シャーロット 村が「用語を言い換えての議論」を必要とするなら、私はその需要に従いましょう。 けれどもそういう村として、「キャラクター」としての演技に流された結果か、それとも「寡黙な」プレイヤーを処理するというプレイヤー心理によるものかによる処刑は、いずれにしても「自陣営の勝利を目指す」には離れた道筋ではないでしょうか。 | |
2006/09/06 02:33:42 |
学生 ラッセル 僕は、肖琅の正体を見定めさせてくれるなら、という条件で范さんの意見に賛成した。それは、媚児の正体を知ることにもなった。 『そして…愛している者の真実を知っておきたかった』 范さんは、どうしてそこまで僕のことを疑うのかやっぱりよくわからない。最初の刻に僕が何かの力を―そしてそれを范さんは霊視だと目星をつけたんだろうけど―持ってるのではないかとあたりをつけて疑ってきたんじゃないかって思えてしまった。 それに、時々僕の理解できない領域の理まで使って疑ってくるからね。 でも、その「理」を急にねじ曲げたりはしてないと思った。 少しだけ信じる気持ちになったよ。 | |
(52)2006/09/06 04:55:48 |
ごくつぶし ミッキー お見苦しいとこをお見せしました…… 胡さんが亡くなり、そして人なのですか…… このまま、今日人が2人死んだら明日は6名、その時に屍鬼が2名と狂える者が残っているなら、半数は敵……そうなると絶望的だ……。 今日は確実に屍鬼側の始末をつけるしかないと言う事ですな。 メイを信じるならユァンが屍鬼、悠迅さんを信じるならおそらくメイか肖琅のどちらかが屍鬼。 そして俺から見たら小百合さんかオードリーさんのどちらかが屍鬼濃厚ってことになります。 だが今はこの2人から手をつける気はございません。 今日は、能力者の中から屍鬼を見出し…そして始末する……。 ……姐さん…… [それだけ言うとハンは館へと*入って行った。*] | |
(58)2006/09/06 09:34:00 |
見習い看護婦 ニーナ [どの位の時が経ったであろうか。肝を喰らい、腸に付く脂肪をも喰らい尽くした小百合は、横隔膜の向こうに未だ細かく摺動する心臓に目を遣った。王裴妹の心臓。小百合が小百合だけの存在であった頃、幾度もその胸に顔を埋ずめ鼓動を確かめた心臓が、今目の前でその動きを止めようとしている。 小百合は、微笑を浮かべながら両手を突き入れて心臓を引き摺り出し、しばしそれに頬擦りした。断たれた血管からは血液が滴り落ち、小百合の首から胸元にかけて赤い斑点と線条を描く。 やがて… 王裴妹の屍肉から体温が失われる頃、小百合は手にした心臓を噛み千切り、満足げに王裴妹の姿を見下ろした。 王裴妹の見開いた目は既に乾き、混濁した瞳には最早何も映ってはおらぬ。小百合は彼女の目を優しく閉じた後、顔を彩る血飛沫を丁寧に拭い去った。] サヨウナラ、ダ。 [小百合は、その躯の内に居る小百合にそう声を掛けると、時間の狭間から滑り出た。その世界に残されたのは紅と黒に染まった酷たらしい王裴妹の屍体と、それに似合わぬ美しい王裴妹の顔、只それだけであった。] | |
(*23)2006/09/06 11:56:51 |
ごくつぶし ミッキー [しばらくして、黒服に身を包んだハンが現れる。] 今から先代の位牌の前で詫びて参ります…… 影見は変わらずにオードリーさんを希望しておきます。 もう俺から見て、影見してもらいたい方は小百合さんかオードリーさんしか残ってませんし、明日影見2人の判定が出るなら、それを参考にして最後の決断をするつもりです。 そして今日は……今日は間違えられねえ……。 [ハンの手にはキャロルの傍らに転がっていた銃が握られている。 わずかに震える腕。 ハンは昂ぶる感情を押し殺すようにギッと歯を食いしばった。] ……失礼しました…… [ハンは軽く一礼すると再び館の中へと*入って行った。*] | |
(60)2006/09/06 14:26:37 |
見習い看護婦 ニーナ [突如、部屋の外から鋭い叫び声が小百合の耳を打った。] … まさか ! ! [小百合はバスルームを飛び出し、部屋の扉を勢い良く開く。部屋から出た刹那、強烈な血の臭いが鼻をつく。そして部屋の傍の階段には… つい先程まで王裴妹であったモノが散らばっていた。] …裴妹さん… …そんな… …嘘… [小百合は数歩後じさった。目前の前の階段は王裴妹の体から流れ出た血液で血の海となり、その紅の海の中に… 王裴妹の美しくも青白い顔だけが浮かび上がっている。 階段の下の踊り場に、人影が現れた。胡宝童… 黒社会に顔の効くというその強面が、小百合をじっと睨めつけていた。] | |
(61)2006/09/06 14:50:32 |
見習い看護婦 ニーナ [その後の事を、彼女は良く覚えていない。胡宝童の首が平松の斬撃で切り落とされた事、その後王裴妹の頭を抱き締めて泣いた事… 霧に隠されたかの様な曖昧な記憶だけが、彼女に残されていた。 気が付いた時、小百合は部屋の隅に居て、只ぼんやりと虚空を見つめていた。血で汚れた腕や胸元は黒く乾き、頬の涙も白く乾いている。小百合はゆるゆると立ち上がると、覚つかぬ足取りでバスルームに向かった。] 裴妹さん… [脱いだドレスを抱き締めて、小百合は呟いた。] 屍鬼… 許さないわ。絶対に許さない。 [小百合は叩き付けるようにドレスを置くと、湯船に入ってシャワーを浴びた。弾ける水がバスルーム中に飛び散るのも気にせず、顔を洗い、腕を洗う。] 許さない。 許さないわ。 [小百合の怨嗟が、湯と混じりつつ壁を*叩いた*。] | |
(63)2006/09/06 17:30:37 |
墓守 ユージーン /中/ ああ、色々と御免なさい…。 | |
2006/09/06 17:45:51 |
墓守 ユージーン そうですか。 肖琅さん、ありがとうございます。 ……私は、情けない事にこうやって人が人を殺し、 屍鬼が今先程裴妹さんを殺したのを見ても、 尚、誰が屍鬼なのか強く謂い切れません。迷って居ます。 確かオードリーさんは、私から見て 朱苑さんは、霊視なるものか狂ふたもの。 媚児さんは、屍鬼もしくは狂ふたもの。 その二つしか謂われませんでしたが、 肖琅さんも、霊視、もしくは───屍鬼か狂ふたものです。 私が懼れてゐるのは、影見と霊視に屍鬼が二人潜んでいる事。 私が見た朱苑さんが狂ふたものなのではと謂う事なのです。 すれば、肖琅さんが若し死なれたらば、 屍鬼であると謂う事も出来、媚児さんが屍鬼ならば庇う事が出来る。 | |
(73)2006/09/06 18:12:22 |
墓守 ユージーン 仮にも、影見であると名乗り上げている媚児さんを殺せと。 ───肖琅さん、 それを提案して受け入れられると心から考えておられますか? 戯れなる言葉ではないでしょうね。 | |
(2006/09/06 18:27:23、墓守 ユージーンにより削除) |
墓守 ユージーン /中/ プロで関係結ぶんじゃなかった。 ってか、矢張り論戦ですか…───。 | |
2006/09/06 18:33:05 |
墓守 ユージーン あまり謂いたくはありませんが、 肖琅さんは矢張りよく分からない。 | |
(2006/09/06 18:37:36、墓守 ユージーンにより削除) |
学生 メイ /中/ ↑軽い苛めかもしれない。 | |
2006/09/06 18:56:17 |
学生 メイ /中/ もんにょり。 | |
2006/09/06 19:01:03 |
学生 メイ 敵対したくなかった──、だって? 大姐を!大姐を殺したくせに!! ……赦さないから。絶対、赦さないから。 | |
2006/09/06 19:16:36 |
学生 メイ ……文士さんが最初に屍鬼である苑を見たのは、ただの偶然なのかな。 今まで、屍鬼は人の中に隠れてると思っていたけど。 ……最初に文士さんが屍鬼の苑を視て、人だと言ったのが……本当にただの偶然にしては、出来すぎてるような。 ……考えすぎだよね。 | |
2006/09/06 19:45:06 |
鍛冶屋 ゴードン 肖琅と朱苑君……思えば、肖琅が自らの正体を 曖昧にしていたという嫌疑はあるだろう。 だが、どうしても拭えん。俺には拭えん。 あの時、朱苑君が霊視できる者だと表明したこと。 媚児から屍鬼の告発を受けることを前提か、 もしくは媚児の影見を避けたいが為の名乗りに思える。 真にそうであれば、最善の機はそこではあるまいに。 [部屋には、平松一人だが敢えて声に出して 考えを吐き出してみる。言葉にした方が整理が付くと思って。] ……矢張り覆せんな。日本国籍の者を斬らねばなるまいか。 [軍刀を脇に携える。] 思うしかない。これだけ嫌疑が濃くば、逆賊であると。 逆賊であれば、屍鬼であれば斬ること躊躇いなしと。 | |
(95)2006/09/06 20:53:37 |
学生 メイ /中/ うあああああああああああ(じたばた) | |
2006/09/06 22:49:34 |
墓守 ユージーン 苑さんを私は怪しんでいる…。 …ならば、媚児さんも疑われているオードリーさんを見ますか? | |
(2006/09/06 22:56:07、墓守 ユージーンにより削除) |