未亡人 オードリー [最後に聞こえた御堂の言葉] ……間違えて居た可能性、あるわねえ。 | |
2006/09/07 23:05:10 |
学生 メイ ああ、オードリー姐姐。 姐姐もこっちに来ちゃったんだね……。 [目を伏せ] 館にはあんなに人が居たのに、今は四人だけになっちゃった。 皆、死んじゃうのかな。 | |
2006/09/07 23:07:29 |
学生 メイ ……二姐。 | |
2006/09/07 23:10:45 |
鍛冶屋 ゴードン ………斜陽ぞ。俺は英霊にゃなれんよなぁ。 せめて故郷の雪となって、妻子の前に降り注げれば。 ……そうはいくまい。 | |
2006/09/07 23:10:45 |
学生 メイ おッちゃん、お疲れ様。姐姐も。 | |
2006/09/07 23:11:34 |
鍛冶屋 ゴードン よォ、媚児じゃないか……。 [妙に穏やかな声色だ。] 俺の故郷の雪は…本当に綺麗だぞ。本当に、本当に綺麗なんだ。 | |
2006/09/07 23:14:01 |
学生 ラッセル /中/ お二人ともおつかれさま〜 平松さん、大好きでしたよ。敵対することになっちゃったけど。 オードリーさんもおつかれさま。 オードリーさんとももっと話したかったなあ。 | |
2006/09/07 23:15:27 |
学生 ラッセル /中/ 結果が見れたので、ちょっと御飯とかお風呂とか。 一旦、中座してきます。 | |
2006/09/07 23:16:43 |
鍛冶屋 ゴードン /中/ うん、お疲れ様です。上海陸戦隊の軍服も、 大尉の肩章も、海軍軍刀もレプリカだけど全部持ってるんだな。 みんな手元にあるから、RP資料的には困らなかった平松です。 | |
2006/09/07 23:17:29 |
学生 メイ ねえ、おっちゃん。 日本ってどんなとこ?雪いっぱい降るんだ。 ……綺麗なんだろうなぁ。 | |
2006/09/07 23:18:16 |
踊り子 キャロル /中/ オードリー、平松様、お疲れさま。 平松様、素敵でしたよ…。 資料をその様に所有されているとは[微笑] | |
2006/09/07 23:20:43 |
鍛冶屋 ゴードン 俺の生まれた所ではな…灯がともった提灯のついた 竿を掲げる祭りがあるんだ。本当に綺麗なんだぞ。 [穏やかに、本当に穏やかに言う。] 日本は幽玄で、そして綺麗な国なんだ。 俺たち軍人は、本当は死して日本の軍神になれるんだよ。 | |
2006/09/07 23:24:31 |
鍛冶屋 ゴードン /中/ なぁに、ただのマニアですよ。 | |
2006/09/07 23:25:02 |
未亡人 オードリー 媚児、ここにいたのね。 [優しくほほえむ] 疑ってしまったことがあったわ。 ごめんなさいね。 | |
2006/09/07 23:39:24 |
未亡人 オードリー /中/ お疲れ様でしたー かなり動きを作っちゃったので良かったのか迷いました<他の方の死亡RP | |
2006/09/07 23:40:58 |
ごくつぶし ミッキー [「では、共に参りましょうか。 あまり私の好みではないのですが。」 オードリーが妖艶な微笑みを浮かべたのと同時に、平松の体が靄に包まれるのを見えた。] 平松さん! オードリーさん……やはりあなただったのか……屍鬼は! [ハンはキャロルの銃を構える。オードリーを打つ覚悟は出来ていた。だが、いざ構えると手が震えてくる。 数日までは予想だにしなかった状況、それが眼前にあった。] あなたが……あなたが姐さんを!! [ハンはオードリーの胸に狙いを定め、引き金を引いた。 乾いた音とほとばしる鮮血。 オードリーは笑みを浮かべたまま目を閉じ、ゆっくりと倒れて行く。] | |
(3)2006/09/07 23:45:36 |
学生 メイ [オードリーに微笑んで首を振って返した] 仕方ないよ。あんな状況で自分以外の誰かを信じられるかって言ったら、……そんなの無理だし。 | |
2006/09/07 23:47:34 |
未亡人 オードリー /中/完全に利用されちゃいましたねえ。 私ちゃんと事前に発言しているのに。 | |
2006/09/07 23:48:21 |
学生 メイ 提灯?……元宵節の燈籠祭みたいなもんかなぁ。 日本か。あたし、中国しか知らないからちょっと行ってみたかったかも。 | |
2006/09/07 23:57:29 |
墓守 ユージーン 屍鬼が、まだ残っている。 肖琅さんを殺さば───此処から出られる。 | |
(2006/09/07 23:58:34、墓守 ユージーンにより削除) |
お尋ね者 クインジー /中/ 今日はこういう結果か…って… キャロルが襲われたのはイコール、ニーナ狼と思ってたのになぁ。 とりあえず、おつかれっす。 | |
2006/09/08 00:03:16 |
未亡人 オードリー /中/范が今日言っていたことは昨日書きかけてやめていた事なんですよね。 多分今日は私だと思っておりましたので動き予測だけしてみました。 [オードリーは優しい目で*肖琅の方を見ている*] | |
2006/09/08 00:21:29 |
墓守 ユージーン 肖琅の影を見ずとも、既に分かってゐるというのに。 ああ───。 | |
2006/09/08 00:48:40 |
墓守 ユージーン 水盆の表面を撫でるように、白い白い指が手がはっきりと見える。表面を撫で、とても綺麗だ───。 肖琅はお前ではなゐね、小雪───。 お前の指はこんなにも血の気がなく白ゐのだから。 | |
2006/09/08 00:50:16 |
踊り子 キャロル /中/ 最後は、小百合さんだと思うわよ…? | |
2006/09/08 00:55:24 |
墓守 ユージーン ────…あ。 | |
2006/09/08 01:38:28 |
学生 メイ 二姐。 そう、そうなんだね。 | |
2006/09/08 01:41:54 |
墓守 ユージーン 内側が、くぅるくぅるとまわるよう。 からからと頭の中で何かが聞こゆ。 胸が熱いのは血を吐いたからだとして───頭が揺れるようなのは何故なのだろうか。 | |
2006/09/08 01:51:23 |
墓守 ユージーン 『それでも尚、 私は───…繋ぎと繋ぎの危険な事をしなければなるまい。』 ありがとう、小百合さん。 出たゐですね───。 [さらりとした絹糸のような髪をもう一方の手で梳く。] | |
(2006/09/08 02:21:36、墓守 ユージーンにより削除) |
墓守 ユージーン ああ───そうなのか。 誘うていた、あの白い指や手や…それらは───。 それらの後ろにあるのは───。 意識が、ゆらゆらと。 | |
2006/09/08 02:47:24 |
見習い看護婦 ニーナ ― 回想・刻の狭間 ― [平松がオードリーに踊りかかったその刹那、小百合は彼の首を掴んで刻の狭間に引き摺り込んだ。突然の事にしばし呆然とする平松。しかし、闇の中に小百合の姿を見出すと、再度鬼相を浮かべて怒声を発した。] 「手前か、手前だったか! ヒャハハハハハ!!」 [狂気を孕んだ哄笑が平松の躯から吐き出される。 ひとしきり哄笑した後、平松は最後の屍鬼を退治るべく、小百合に向い、裂帛の気合いでもってその軍刀を振り下ろした。] 「去ねや、この化物が!」 [平松の軍刀が小百合を襲い、その血塗られた白刃が小百合の躯を袈裟掛けに両断した… はずであった。しかし… | |
(*2)2006/09/08 11:33:36 |
踊り子 キャロル [小百合の名を呼ぶ、媚児の背中を抱き締めている。 王 裴妹の姿は愁いを帯びて*消えそうで*──。] | |
2006/09/08 11:39:53 |
学生 ラッセル [立ち上がる范の姿。僕はその姿を遠くに見ていた] 范さん。 貴方はこの館の用心棒で、邪魔な人でした。 でも、僕は貴方のことが嫌いではなかった。 僕の心からの願いを…それを酌んでくれると言ったことを――反故にしなければ―― 「想いの力」…… 貴方は最後になにを守ろうとするんでしょう。 そこに「館」は既にないのに。 貴方に苦界へ連れ戻されることを、肖琅は願うでしょうか。 [声の響きは寂寥を帯びていた] | |
2006/09/08 16:39:42 |
学生 ラッセル [蝶は鈍色の空の中を漂っていた。] 小百合さん。貴女も自由を求めていましたね。 悠迅さんが「貴女」をときはなってくれることを願っています。 裴妹さんと媚児さんでは、其れを成し遂げることができなかったようですが。 貴女に希望を―― [娼館から。上海から。支那から。そして、人であることからさえも。僕は、自由を求めていた。 彼女の願いは己の願いでもあったのだから。] | |
2006/09/08 16:40:40 |
学生 ラッセル [蝶はしばしの間、小百合の姿を見守っていた。 やがて、闇の中へとその姿は*とけ込んでいった*] | |
2006/09/08 16:52:25 |
墓守 ユージーン 夢を見てゐる────。 ─────────。 出身は四国の片田舎です。 はは、少年の頃は雑誌を読み耽り、上海の色とりどりの街の生活に憧れた口でした。おっと、これですか?これは、私が昔愛した女性です。 はは…口調に刺がありますか。 敵わないな。お見通しだ。 今も焦げるような熱さでジリジリと焼いています。 私は鉄板の上に置かれた卵のように、チリチリと端から焦げて中まで焦げてしまいそうだ。私は思い出を憎んでいるのです。愛した思い出を憎む事で、私は今の私の吊り合いを採っているのです。 小雪とその少女は謂いました。 私はその頃は上海に来たばかりでね。 授業の合間に珍しい町並みを楽しみに見てゐたんですよ。 そんな折、ひょっと小雪に出会いました。 | |
2006/09/08 18:09:19 |
墓守 ユージーン 小雪は、凛としておりましたが心と体に病を持っておりました。 病気だったからこそ、あの子は自分の中に自分だけの世界を作り上げたのでしょうね。文才にぐいぐいと私は惹き込まれましてね。 私は幾度となく小雪の気を惹こうと、喫茶店に誘ったり贈り物をしたり、いやはや。今思い出せば、何故あんなにも夢中だったのかと首を傾げるばかりの事です。 ですが当時の私は、あまりにも小雪に惚れこんでいましてね。 彼女だけ居れば、何でも出来ると意気込んでいました。 当時の私は、院の二年生だったのですけれどね、お恥ずかしい事にもう少しで落第するくらいまで小雪を追いかけていました。 あの鼻腔を擽る汗の甘い匂い。 衣服からもそれは漂いましてね。 欲しい欲しい欲しいと幾度も夢を見ていました。 手にいれられないのなら、いっそ殺して食べてしまいたい。 私には食人願望はなかったのですが、血腥い小説の一節のように、当時は思ったものですよ。 | |
2006/09/08 18:09:43 |
墓守 ユージーン 愛したい愛したい。 すべすべとした足首を撫で回して脹脛から膝、膝裏へと手を伸ばし、太ももを伝って腰の撫で回し押し倒す。 嫌がる素振りをするでもなく、小雪は受け入れるのでしょうけれども、私には分かっていました。 決して小雪の心は私には振り向かないのだと。 私よりも、小雪は優しく包容力のある男を選んだのです。 私は何故なのかと問いたかった。それまでに、私を選ばずとも傍にゐてくれると約束してくれたじゃあないか。 何度も何度も謂いました。 けれども…小雪は私を邪険に扱って、いえ、私が小雪に付き纏ったのも悪かったのでしょうね。 ですが、愛してゐたのです。 愛してゐた。 はは、すみません。ご職業でしたね。ですが、私は抱くのなら私の寂しさを紛らわす為に抱く事になるのだと思うのですよ。それで金を得る生業であると知っております。ですが、私は今は遠慮願いましょう。この金は受け取っておいて下さい。今回のお礼となります。 聞いてくれて、ありがとうございます。 過去の傷痕が少し癒されましたよ。 | |
2006/09/08 18:13:03 |
墓守 ユージーン ───時折今も、霧消に笑ゐたくなつて。 ──どうにも苦しく思ゐます。 ─────────。 | |
2006/09/08 18:14:12 |
墓守 ユージーン ───────── 先生、面白い話をありがとうございます。 ああ、そうだ。私からも、こんな話をしましょう。 四国には旧くから、お遍路さんと呼ばれる八十八箇所の寺を巡礼する事がありましてね。八十八ヶ所を巡らる中、ある寺の井戸を覗き込んだ際、別人の顔が見えた事があるのですよ。何とも顔の傍に蜘蛛がおりまして。その蜘蛛を小石を投げて退けてみたらば、即座に顔は消えまして。 不思議な事に、それから数日して隣町で死の淵にいた人の元気になるという事がありました。機会があって、その人を知る事があったのですが、何と!その人の顔が井戸で見えた顔と一緒だったのです。 ────不思議な出来事でした。 中国でも、このような話はありますか? ───────── | |
2006/09/08 18:34:44 |
踊り子 キャロル [消えかけていた裴妹の姿が実体を取り戻す。 既に人では無い苑を静かに見つめて、] ──苑…哀れなこと。 苦界で有ろうと生きている事が大事よ。 既にずっと屍鬼となってしまった貴方には、其れがもう分からないのね。 死者は、魂魄共に黄泉へ。 そしてもう二度と戻る事が無い様に。 | |
2006/09/08 20:30:59 |
踊り子 キャロル ──主干。 今度こそ、小百合さんを殺してあげて。 そして肖琅と、血に惑わされ狂うている悠迅さんを助けてあげて。 私の変わりに──。 | |
2006/09/08 20:32:10 |
踊り子 キャロル [苑である蝶を正面から見つめる。 裴妹は身に付けていた小さな銃を手に取り、白い蝶に向かって何発も発砲する。銃声が静かな薄赤く霞んだ世界に響き、霧が揺れ、白い蝶はバラバラに砕け散る。 けれども、また姿を取り戻しユラリユラリと薄闇を舞う。何も変わらない。そして苑は姿を消した。] | |
2006/09/08 20:36:47 |
踊り子 キャロル [*哀れに思うが故に嘆息*。] | |
2006/09/08 20:37:48 |
学生 ラッセル [裴妹の銃弾が蝶を撃ち抜く。僕は、一瞬意識が遠のく。また別の位相へと移りゆく――] | |
2006/09/08 20:53:29 |
学生 ラッセル ―― あいたさ見たさに こわさを忘れ 暗い夜道をただ一人 あいに来たのに なぜ出てあわぬ 僕の呼ぶ声わすれたか あなたの呼ぶ声 わすれはせぬが 出るに出られぬ籠の鳥 | |
2006/09/08 20:54:05 |
学生 ラッセル [応接室の電蓄からは日本の歌謡曲が流れていた。 その将校――正確には海軍士官と言うのだろうか。彼は、僕の気持ちを知ってか知らずか、訪ねた時はいつもこの曲をかけた。] 「わかった。もしもの時は、私が個人的に便宜を図ろう。それで…しばらくここを離れるとしたら、どうするつもりなんだ?」 一旦長崎へ渡って――内地へ戻ろうかと思います。 彼女は、満洲に何件か飲食店と宿を持っているので…そのうち満洲に住むことになるかもしれませんが。 [士官は、微かに頷いた。彼は、僕が先程渡した小冊子に目を落とす。] | |
2006/09/08 20:54:31 |
学生 ラッセル 「君が居なくなると、少々不便になる。名残惜しいな。 それにしても、君には随分世話になった。 改めて礼を言うよ。」 日本人として、お国のために役立てるのは光栄なことですから。 [士官は、にやりと微笑むと、冊子を閉じ、僕に返した。常磐色の表地には『大日本帝國外國旅券』の文字と十六弁一重表菊紋。] | |
2006/09/08 20:55:26 |
学生 ラッセル 「君は、確かに“日本人”だ。」 [僅かな沈黙が僕たちの間に横たわっていた。僕は旅券を内ポケットに納め、立ち上がる。] 長崎についたら、手紙を書きます。 [僕と彼は、握手をして別れた。] | |
2006/09/08 20:55:51 |
学生 ラッセル [僕の旅券は“失踪”した東亜同文書院の学生のものから創られた精巧な贋造品だった。 しかし、肖琅のために用立てた旅券は僕がかつて世話になっていた日本人女性に一度養子縁組をされた上でのものであり、正規のものだ。そして、その女性――男娼を幾人も抱えるサロンを娼館の主人と共同経営していた彼女は――娼館の主人と同時期に失踪している。 彼女が満洲に持っていた不動産は、長い時間をかけたいくつもの書類のやりとりによって、沙耶子こと肖琅へと譲渡されていた。] | |
2006/09/08 20:56:27 |
学生 ラッセル [僕と彼女の旅券は、事が露見した時のため手元には置いていない。予定通り、娼館から出られた時か、機会を見計らって僕の信頼する友人から然るべき手段で渡されることになっていた。 例え、僕がここで息絶えたとしても、彼女が此処を出ることができるならば――その先には新しい未来が待っているはずだ。 彼女が、“何者”として此処から出ることになるのかはわからないが――] | |
2006/09/08 20:56:52 |
学生 ラッセル [一瞬のことか、長い時を経てきたのか――。 しかし、再び位相の変化を意識した時、戻ってきたその場所から見える地上の様相は、さして変化がないようだった。 裴妹の眼差しは哀しげだった] 「苦界であろうと――」 [彼女の言葉に、目を伏せる。] | |
2006/09/08 21:31:21 |
学生 ラッセル 裴妹さん。僕も――そうでありたいと思い続けてきました。 現実を受け入れて、その中で生きて行く…。 でも、受け入れるだけでは決して得られることのない願いがあった時、人はどうすればいいのでしょう。 貴女もまた、勝ち取ってきた。 諦めるのでなく、渇望を手にした。 | |
2006/09/08 21:31:45 |
学生 ラッセル ただ、その手段には人としての領域があるのでしょう。 僕には、いつの間にかその境目が見えなくなっていた。 その境が…人と屍鬼の境―― | |
2006/09/08 21:32:09 |
学生 ラッセル ここで生きた人は、皆その「境」を踏み越えた。 だから生きて戻る者も…「屍鬼」なのだと―― [それが僕の“呪”だった。] | |
2006/09/08 21:32:27 |
学生 ラッセル /中/ 平松さん、すごいコレクションですね(笑) 階級のことに詳しかったので、この時代の日本軍のことをよくご存じなのだとは思ってましたけど。 | |
2006/09/08 21:35:11 |
学生 ラッセル /中/ 時に、影封じは結局誰だったんでしょうね。 僕の本命は裴妹さんかなあ。 黄さんもひょっとしたらと思ってたんですけど。次点でオードリーさん。 | |
2006/09/08 21:35:31 |
学生 ラッセル そうですね…… 僕は、どっちでもいいんです。 肖琅が生きる希望を見いだしてくれるなら――彼女にはずっと生きて欲しいと思う。 悠迅さんも、そうです。 范さんには私怨がありますから…晴れがましい気持ちではないかもしれませんが。 肖琅を自由にしてさえくれれば……。 [屍鬼だった僕の心は蝶になり、人としての心と入り交じりながら変化する。“肉体”を喪うことは拘泥するものがなくなっていくということなのだろう。次第に達観した気持ちになっていくのかもしれなかった。] ただ、行く末を見守りましょう。 | |
2006/09/08 21:43:23 |
学生 ラッセル [静かに人々の言葉に耳を*傾けている*] | |
2006/09/08 21:46:22 |
墓守 ユージーン /中/ ごめんなさいw 全然出せなかったから…。 | |
2006/09/08 22:29:41 |
学生 メイ [凝とただ、中空に漂っている] | |
2006/09/08 22:29:48 |
学生 ラッセル ――僕は、再び夢を見る | |
2006/09/08 22:57:30 |
学生 メイ 全ては神のみぞ知る、か──。 | |
2006/09/08 22:59:01 |
学生 ラッセル ―――― 緑や鐘楼は薄靄にけぶり、遠く仄見えている。 現世から切り離されたような幽玄の静けさの中で、 鏡のような水面を小舟は滑る。 花菖蒲や蓮の花が艶やかに開き、 河骨や蕗の葉が水面に影を落としていた。 ―― | |
2006/09/08 22:59:19 |
学生 ラッセル ―― 不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。 ―― | |
2006/09/08 22:59:33 |
学生 ラッセル ―――― 声は幻のように、響いて、消えた。 小舟の上で、少女は眠る。 ふわりと―― 白い蝶が舞い降りた。 | |
2006/09/08 22:59:58 |