人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1813)上海娼館 死者看了的紅夢 : 3日目 (1)
村長の娘 シャーロットは学生 ラッセルに投票しました
鍛冶屋 ゴードンはお尋ね者 クインジーに投票しました
見習い看護婦 ニーナはお尋ね者 クインジーに投票しました
踊り子 キャロルは見習い看護婦 ニーナに投票しました
未亡人 オードリーはお尋ね者 クインジーに投票しました
学生 ラッセルはごくつぶし ミッキーに投票しました
学生 メイはお尋ね者 クインジーに投票しました
お尋ね者 クインジーは見習い看護婦 ニーナに投票しました
美術商 ヒューバートは未亡人 オードリーに投票しました
墓守 ユージーンはお尋ね者 クインジーに投票しました
ごくつぶし ミッキーは美術商 ヒューバートに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、学生 ラッセルに投票した
鍛冶屋 ゴードン は、お尋ね者 クインジーに投票した
見習い看護婦 ニーナ は、お尋ね者 クインジーに投票した
踊り子 キャロル は、見習い看護婦 ニーナに投票した
未亡人 オードリー は、お尋ね者 クインジーに投票した
学生 ラッセル は、ごくつぶし ミッキーに投票した
学生 メイ は、お尋ね者 クインジーに投票した
お尋ね者 クインジー は、見習い看護婦 ニーナに投票した
美術商 ヒューバート は、未亡人 オードリーに投票した
墓守 ユージーン は、お尋ね者 クインジーに投票した
ごくつぶし ミッキー は、美術商 ヒューバートに投票した

お尋ね者 クインジー は、村人の手により処刑された……
お尋ね者 クインジーは人間だったようだ。
学生 メイは、学生 ラッセルを占った……。
学生 ラッセルは人狼のようだ。
学生 ラッセルは、お尋ね者 クインジーを襲撃しようとしたが出来なかった。
美術商 ヒューバートは墓守 ユージーンを護衛している……
しかし、その日墓守 ユージーンが襲われることはなかった。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、鍛冶屋 ゴードン、見習い看護婦 ニーナ、踊り子 キャロル、未亡人 オードリー、学生 ラッセル、学生 メイ、美術商 ヒューバート、墓守 ユージーン、ごくつぶし ミッキー、の10名。
美術商 ヒューバートは、范から経緯を聞き、「私にはどちらの力もないようだ」と答えた。
2006/09/04 23:03:10
踊り子 キャロル
…苑が何をしたの?
襲われたの?

『影見で見る者は……、変わらず、苑のままでも良いかもしれないわね。』
(0)2006/09/04 23:03:33
学生 メイ
/中/
……えーと。
2006/09/04 23:03:46
学生 メイ
/中/
うわぁん、これどうしたらいいの!?
2006/09/04 23:04:09
見習い看護婦 ニーナ
黄ヲ喰ラオウトシタカ…
(*0)2006/09/04 23:05:10
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/09/04 23:06:38
学生 ラッセル
しまった!

「殺める」を誤解したようです。
直前に黄に襲いかかったのですが――その時には既に皆に―
(*1)2006/09/04 23:06:56
学生 メイ
……苑が霊視、って。でも肖琅も霊視だって言ってて。

[水盆の煌きがちらと見え]
(1)2006/09/04 23:07:06
学生 メイは、恐る恐る水盆に近寄った。
2006/09/04 23:07:39
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/04 23:08:11
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/04 23:09:08
墓守 ユージーン
媚児さん、どちらが先に見ますか…?
(2)2006/09/04 23:09:15
学生 ラッセルは、/中/ 殺害演技終了までしばし待ちます。
2006/09/04 23:10:01
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/09/04 23:10:05
墓守 ユージーンは、学生 メイが引き寄せられるように歩いていくので道を開けた。
2006/09/04 23:10:06
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/04 23:10:29
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/04 23:11:08
学生 メイは、悠迅の問いかけに戸惑った。
2006/09/04 23:11:31
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/04 23:11:49
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/04 23:12:20
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/04 23:13:04
墓守 ユージーンは、学生 メイの近く、水盆の方へ向かう。
2006/09/04 23:13:14
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/04 23:13:20
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/04 23:13:41
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/04 23:14:43
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/04 23:16:06
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/04 23:17:31
墓守 ユージーンは、水盆の縁に指をかけ、媚児の顔を見つめる。
2006/09/04 23:17:45
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/04 23:18:07
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/09/04 23:18:29
ごくつぶし ミッキーは、踊り子 キャロルの前に立ち、油断無く*辺りをうかがっている。*
2006/09/04 23:19:56
学生 メイは、悠迅の視線に頷き。
2006/09/04 23:19:59
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/04 23:20:09
お尋ね者 クインジー
[意識が深く、深く堕ちてゆく。
色もなく、ただ真っ暗な穴の中を落ちてゆく感覚だけがあった。
体に空いた傷から生気が流れ出てゆく。
何かを考えようとするが、思い浮かぶのは子供の頃の風景ばかり。
4つか5つの時に亡くした父母の記憶などほとんどなかったが、それでもどこか日のあたる唯一輝かしい記憶だと思った。
継親にひきとられ、物心付く頃には手のつけられない暴れん坊となっていた。

何か事件を引き起こすたびに、小さな頃から見知っていた近所の李婆さんは「ろくな死に方はしないよ」と何度も言っていたことを思い出した。]

へっ、婆め…

[意識はどこまでも、どこまでも堕ちていく…]
2006/09/04 23:20:26
学生 メイ
じゃあ、同時に。
(3)2006/09/04 23:20:34
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/04 23:21:29
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/04 23:22:08
学生 メイは、水盆の縁に手をかけた。
2006/09/04 23:22:11
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/04 23:23:02
墓守 ユージーン
水にさざめく………
2006/09/04 23:23:28
お尋ね者 クインジー
/中/
幸か不幸か、襲撃失敗の後墓下一人で好き放題…なわけだが。
まぁ、エピまでいろいろと黙っているのもフラストレーションがたまるだろうから、「/中/」発言で観戦記や考察披露もアリってことにしましょうか。あ、それ総てRPでやるってのもいいですが…どっちがいいでしょう?

…というか、昨日の展開はどう見ても人外側が票を自分たち以外に合わせ放題で、こうなることは半ば予想通りだったわけですが。(^_^;)

でもって、朱はどう見ても回避COで…占に狂人、霊屍鬼で朱、今日は真影見の媚児襲撃で失敗…と見ますが。どうでしょうな。
2006/09/04 23:26:25
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/04 23:32:05
お尋ね者 クインジー
/中/
ううーむ、幽霊か。
それもありきたりでつまらんような気が。

どうせ現世と切り離された異界で命を落としたのだから、魂もそこから出て行くことかなわず…みたいに、いつまでもここに留まっている、というのはどうだろうか。
(霊視の人がうるさくてかなわなそうだが。(笑)

それで人側の勝利で何事もなかったかのような不思議EDとか、大団円っぽいが。
それとも、ここの参加者はもっと陰惨なものが好みかな?
2006/09/04 23:32:08
見習い看護婦 ニーナ
[黄力が抜いたナイフの刃がギラリと輝き、周囲の目を引き付ける。小百合は黄力の姿を見咎めた。]

およしなさい !!

まだ誰が屍鬼とも分かりませんのに、そのように物騒なものを持ち出すだなんて。女子供相手に凄むだけではなにも解決しますまい。玉児が怯える前に、そのナイフを御仕舞なさい。

さあ、早く !!

[黄力は、小百合の言葉に激昂した。]

「日本人風情が気取りやがって、誰が屍鬼だか分からんなら、そいつは他所者のお前かも知れんだろうが !!」

[言うと、黄力はナイフを握り締め、そのままの勢いで小百合に切り付けた。小百合はすんでの所で切先を避けたものの、着物姿でそれ以上逃げることは叶わず。後に転んで尻餅を付き、只々黄の兇刃から逃れようと後じさった。]
(4)2006/09/04 23:33:16
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/04 23:33:18
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/04 23:33:53
学生 メイ
[すぅ、と息を吸って]

……。

[水盆を、見た]
(5)2006/09/04 23:33:57
学生 メイ
[水盆の中。闇のように昏い水が漂っている]

──苑。

[目を閉じ、苑の名を浮かべて]

……。

[水盆を視た]

────!!

[水盆の中。水鏡に映る苑の姿は]

そんな。

[その躯には、首がない]
2006/09/04 23:34:22
墓守 ユージーン
『はたして……誰かを心に思い描いて、
 上手く行くのか。平松さんの姿を。だが、せねばなるまい。』

[遠くから見たご主人様は、少女の傍で一身に何かを念じるかのように眉根を寄せ、水盆の縁を握り、表面を見ておられた。]

『何か…見えてきた。ゆらゆらと水盆が像を造ってゐく。平松さんの顔。特に変わったところはない。毅然とした、何かを思いつめたような表情(かお)だ』

ああ、平松さんが見える。
笑ってはおられないが、顰めつらしい顔をちゃんと見えます。

[己の耳には、ほっとしたような、緊張が解けた事による柔らかなご主人様の声が届いた。]
(2006/09/04 23:34:47、墓守 ユージーンにより削除)
お尋ね者 クインジー
/中/
表が動かないな…

一応自分はDUELとやらが発生したときのための草稿は用意しておいたが…全く戦闘向きでないキャラの方が多かったな、そういえば。
2006/09/04 23:35:26
墓守 ユージーン
『はたして……誰かを心に思い描いて、
 上手く行くのか。平松さんの姿を。だが、せねばなるまい。』

[遠くから見たご主人様は、少女の傍で一身に何かを念じるかのように眉根を寄せ、水盆の縁を握り、表面を見ておられた。]


『何か…見えてきた。ゆらゆらと水盆が像を造ってゐく。平松さんの顔。特に変わったところはない。毅然とした、何かを思いつめたような表情(かお)だ』


ああ、平松さんが見える。
笑ってはおられないが、顰めつらしい顔がちゃんと見えます。


[己の耳には、ほっとしたような、
 緊張が解けた事による柔らかなご主人様の声が届いた。]
(6)2006/09/04 23:35:31
墓守 ユージーン
どこもおかしいところはない。
生真面目な顔をした平松さんの顔が見えます。
(7)2006/09/04 23:36:38
墓守 ユージーンは、皆へ振り返って、告げた。
2006/09/04 23:36:53
学生 メイ
──首が。

[言う声はどこか蒼味を帯びていて]

……苑の、首が、──無い。
(8)2006/09/04 23:37:07
学生 メイは、水盆を覗き込んだまま動かない。
2006/09/04 23:37:29
鍛冶屋 ゴードン
[朱苑の声への驚きも覚めやらぬ間に、
激昂する声が平松の耳に入る。]

何事か!?

[見れば、黄が着物姿の女性に襲い掛かっている。
軍人が民間人を殺すのは、実際は軍規違反である。
だが、平松は咄嗟に軍刀を抜き、背後から
袈裟斬りに振り下ろしていた。]
(9)2006/09/04 23:38:12
鍛冶屋 ゴードン
[袈裟斬りにより心臓を捉えたのであろうか、
動脈を切ったときの、あの激しい血飛沫が平松に降りかかる。
その飛沫は激しく、他の者にもかかったかも知れぬが。]

………。

[黄の体が地に伏して後、刹那の間平松はその姿勢を崩さなかった。
そして、しばらくして滝の如き汗が噴出した。]
(10)2006/09/04 23:42:02
お尋ね者 クインジー
/中/

現在10名。
霊ローラーどころか霊決めうち、影見真狂決めうちの後、占い処刑は3手ずつ。灰は5人…ですかね。影封じ生存濃厚。
とんでもない下手をうたなければ人間側の勝ちではないかと。
2006/09/04 23:42:14
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/04 23:42:25
墓守 ユージーンは、学生 メイの声に、媚児を凝視した。
2006/09/04 23:43:08
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/04 23:45:40
見習い看護婦 ニーナ
[黄力の刃が小百合の胸に振り降ろされようとしたその刹那、鈍い音と共に黄力の動きが止まった。見開かれた両目。弛緩した顔。黄力の背中からは血飛沫が上がり、その向こうには軍刀を手に呆然としている平松の姿が見える。

はだけた裾から延びる小百合の白い脚に、黄力は力なく崩れ落ちた。彼の背中から迸る血流は滝となって小百合の足元に滴り落ち、純白であった足袋は見る間に朱に染まり不吉な装束と変わり果てた。]
(11)2006/09/04 23:52:37
お尋ね者 クインジー
/中/

いえいえ、お気になさらず。<小百合嬢
もっと酷い死体になるかと思ってました。
って、最初から血塗れではあまり差はないですか。そうですか。

そうだ、襲撃死じゃないから惨い死体じゃなくていいのか。
2006/09/04 23:52:49
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 00:07:25
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 00:08:00
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 00:08:18
学生 メイ
[苑を見る。こうして見れば何の変わりも無いように見える]

──苑?

[……悲鳴。見ると、黄が小百合に襲い掛かり、その背後で平松が軍刀を袈裟懸けに振り下ろし──]

──!!

[一瞬の後に崩れ落ちる黄を、彼女は言葉も無くただ見ていた]
(12)2006/09/05 00:08:57
見習い看護婦 ニーナ
[黄力が両脚の上に倒れ込み、小百合は身動きが取れぬ有様であった。その顔色は血の気を失なって蒼白となり、紫に色を変えた口唇は只固く結ばれている。突然の狂乱と、突然の終焉。是迄経験した事などあるはずもない惨劇が、何の前触れもなく襲いかかり、潰えた。

流れる血が膝まで滴るに至り、小百合は黄力の体の下から抜け出そうと藻掻き始めた。目は虚ろにして手足の動きも覚つかず、只後じさることさえ上手くゆかぬ。小百合は、黄の体を脇に動かそうとその背中に手をやった。

ぬるり。

小百合はようやく、黄が絶命したことを*理解した*。]
(13)2006/09/05 00:09:01
踊り子 キャロル
[主干に守られる様にして、水盆の近くに佇んでいた。
悠迅が影見を覗き込み、平松の姿に何処もおかしな所は無いと言う声と、媚児が苑の首が無いと告げる声と──王 裴妹はその2つを、赤い飾りを付けたその耳で確かに聞いたのだった。]

嗚呼、ならばどちらかの言葉は既に偽り。
当事者の、苑は、苑は、悲鳴を上げて何処へ行ったのだろう?
声は庭の中の何処かで聞こえたわ。

[主干の顔を見上げてから首を振り、苑を探そうと、]
(14)2006/09/05 00:09:57
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/05 00:12:35
墓守 ユージーン
媚児さん。

いや………

『姿は同じでも、………』
(15)2006/09/05 00:13:48
墓守 ユージーンは、学生 メイの腕を掴み、──が、悲鳴に振り返った。
2006/09/05 00:14:22
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/05 00:14:35
墓守 ユージーンは、平松さん────。
2006/09/05 00:15:56
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 00:18:21
鍛冶屋 ゴードン
[手には未だに肉を断った感触が残る。
軍規だとかそんな柵を一切考えず反射的に動いてしまった。]

……ふぅ。

[溜息を漏らすと、手ぬぐいを取り出し、軍刀についた
血を拭う。さすがに軍服についた血は如何ともし難い。]

さて、どうしたものかな。

[鼓動は止まぬ。しかし、進まねばならぬ。
平松の眼差しは、次第に冷徹になっていった。]
(16)2006/09/05 00:19:21
学生 ラッセル
ぅわあ!
先代、化けて出ないでくださいっ

[僕は桃を取り落とす。だが―]

あれ? 消えた…
幻だったんだろうか……
(17)2006/09/05 00:23:25
学生 ラッセル
「およしなさい!」

[振り返ると、小百合に黄が襲いかかっている。制止しようと歩み出る前に、肖琅の青白い貌があった。]

お嬢様――
険しい顔をして…どうしたんですか?
(18)2006/09/05 00:23:44
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/05 00:25:59
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 00:27:44
墓守 ユージーンは、*惨状を見ている。*
2006/09/05 00:28:24
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 00:29:40
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 00:29:54
見習い看護婦 ニーナ
誰か… 誰か助けて…
2006/09/05 00:30:03
村長の娘 シャーロット
[笑いを収めると、酷く険しい素顔が顕わになった。]

ほら、もう一人死んでしまったわ……。
貴方も、もう死んでいるの?
……そうでしょうとも。
だから、私なんかの傍に居たのね。

[つかつかと朱苑に近づいていく。]
(19)2006/09/05 00:31:39
未亡人 オードリー
[しばし考え込む]

今のところ影身候補は二人……。
二人が疑った者は平松様と苑。
お坊様は屍鬼は二人だと言っていたはず。
そして、屍鬼に惹かれたものが一人……。
皆にこの声が聞こえたのなら、屍鬼にも当然伝わっているはず。
惹かれたものが手伝いをするのが確実であれば……
少なくとも一人はぎりぎりまで隠れるのではないかしら。
媚児と悠迅様のどちらかは屍鬼か惹かれたもののどちらかなのでしょうね……。
その二人が影を見た者二人とも生きている人間。
でもどちらかが嘘をついている可能性がある。それならばお互いが見た相手の影を見て欲しい。
どちらから見ても生きていればその人は信じられる人と言うことだから。
(20)2006/09/05 00:33:49
学生 ラッセル
死んでる?

僕がですか?
お嬢様―なにを――

[それまで見たことがない肖琅の険しい表情。その鋭い言葉。だが、そこには鬼気迫る迫力を感じた。僕は、戸惑いを隠せず、気圧されるように後ずさる。

その時、肖琅の後ろに崩れ落ちた黄の姿が目に入る]

黄さん!

[一瞬僕の視線が逸れたその刹那――]
(21)2006/09/05 00:36:41
未亡人 オードリー
このお二方は自然と結果が出るはず。
他の者は……
[肖琅が何かの力があるらしいという言葉が耳に入る]
影身では無いようね……。
そうすると、霊視……とかいう力かしら……。

残るのは裴妹、范、黄様、胡様、御堂様……
今のところ……范は裴妹を信じたいと思いつつ悩んでいるように見える。目だって見えるのは黄様、胡様。
黄様は攻撃的。胡様は冷静に平松様を押さえておられる。一番目立って攻撃をされる方は疑いをかけやすい反面、目立ちすぎて逆に影身を逃れるのではないか……?
目立つ者よりわかりにくいものの方が判断をつけにくいものだから……
(22)2006/09/05 00:41:13
村長の娘 シャーロット
[朱苑の取り落とした紅蟠桃の転がる井戸端、横に置かれていた包丁を拾い上げる。
その柄を握ったまま、朱苑目掛けて踏み出した。]

そんなに死が好きなら、本当に死んで了えば善いんだわ!
(23)2006/09/05 00:43:14
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/05 00:43:32
学生 ラッセル
[包丁の刃が軌跡を描いて迫る]

なっ!
お嬢――

[僕は、辛くもその切っ先を免れた。研ぎ澄まされた刃がかすめた前髪が宙を舞う。]

落ち着い――て

[包丁を握る右手を押さえる。彼女の勢いに押され、蹌踉めくと同時に沓が落ちた桃に重なる。

ズルリ――]

うわっ!

[僕は肖琅と共にもつれ、井戸端に倒れ込んだ]
(24)2006/09/05 00:49:43
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 00:50:07
未亡人 オードリー
[苑の叫び声が響き渡る]

何事なの?

「先代の霊が……」

[動揺する苑の後にヒステリックに笑う肖琅の声]

……霊視も……二人って事……なのね……

[どんどん新しい情報が入ってくる。考えをまとめなおさねば…と思った途端、黄がナイフを振り上げるのが見えた]

ちょっと!

[止めようと声を張り上げた瞬間、平松が後ろから斬りつけるのが見えた。黄がゆっくりと崩れ落ちていく]

なんて……事……。

[無意識に駆け寄る。黄は大量の血を流し動かなくなっていた]
(25)2006/09/05 00:52:24
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 00:54:21
村長の娘 シャーロット
離してっ!

[倒れたまま、掴まれた右手を振り回そうとするが、素より力がある訳でもない。
直ぐにその包丁は取り上げられて了った。]
(26)2006/09/05 00:55:56
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/05 00:58:13
学生 ラッセル
「カラン、カラン―」

[包丁が甲高い響を立てながら、石で葺いた水場を滑る]

イタタ…

[間近に井戸の縁があり、水面が見えた。そこに、ゆらゆらと白い影が過ぎる]

あれは――
黄さん!?
(27)2006/09/05 00:59:30
村長の娘 シャーロット
皆、死んで了うのよ。
皆……。

ほら。
其処の流氓(チンピラ)だってそう。
こんな所へ迷い込んで来たばっかりに。
屍鬼の善い隠れ蓑になってしまったんだわ。

屍鬼が手を下す迄もない。
人間が人間を殺して行くんだもの……。
(28)2006/09/05 01:05:32
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 01:06:11
未亡人 オードリー
[一瞬のうちに起こった出来事。
疑いを少しでもかけた相手とはいえ、一度は助けた男の死。いや、もしかしたらすでに死んでいたのかもしれない。だが生きている者だったら……]

———落ち着きなさい、オードリー。

[小さくつぶやく。
水盆を覗いた媚児と悠迅がそれぞれ見えたものを報告している]

苑……が……屍鬼……?
なにが……どうなっているの……?

[肖琅が苑に詰め寄っているのが見えるが、止める気力もなく眺めている]
(29)2006/09/05 01:08:37
学生 ラッセル
黄さんは…首がある。

人だったのか……。

[僕は呟く]

それにしても変だ。黄さんの姿が一瞬過ぎた時は、僕の姿も、肖琅の姿も、一瞬消えた。
死者だけが見える瞬間があるのか…
(30)2006/09/05 01:09:27
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/05 01:12:12
学生 メイ
[倒れ伏す黄の死体を見る]
[おびただしい血が溢れ、流れて──]
(31)2006/09/05 01:17:36
学生 メイ
死んでも、見ただけじゃ屍鬼かどうかわからないんだ。
2006/09/05 01:17:39
学生 ラッセル
「皆、死んで了う」

[肖琅の言葉に、哀しみに表情を曇らせる。]

お嬢様、、
まさか、お嬢様も霊が…
霊が見えるとそう――

そんな… 嘘だと…
嘘だと言ってください!
(32)2006/09/05 01:18:11
学生 メイ
[どこかで言い争う声と、揉み合う物音]

──今度は、なに……?

[ぐるりと中庭を見回すが、奇妙な沈黙があるばかり]
(33)2006/09/05 01:19:59
学生 ラッセル
「屍鬼の善い隠れ蓑」

[その言葉は、彼女が黄を人か屍鬼か見定めているもののように思われた。
彼女の険しい表情、井戸に落ちた眼差し、それらの符号が僕に残酷な事実を突きつけているようだ]

嘘だと――
(34)2006/09/05 01:21:24
学生 ラッセル
あなたがせめて影見であればと…そう願っていたのに――
(35)2006/09/05 01:32:02
学生 ラッセルは、虚脱したように息をつき、仰向けになった。空を呆然と眺めている
2006/09/05 01:39:12
村長の娘 シャーロット
[膝をついて起き上がり、腕についた泥を払った。
朱苑の言葉にふと暗い微笑を洩らす。]

貴方が人間だったら良かったのに……。
と私は言わなくてはいけないのでしょうね。

もう……、もう解らないわ。
本当にそう思っていたのかなんて……。
(36)2006/09/05 01:45:03
学生 ラッセル
「苑……が……屍鬼…」

[遠く声が聞こえる。告発したのは媚児なのだろう。僕は、媚児に向けられた悠迅の感情の正体にやっと気づく想いだった]

自分の現実と人の現実が違う。
それをつきつけられ、相手が――

人ならぬ側なのだと。
(37)2006/09/05 01:46:53
未亡人 オードリー
……肖琅……あなたは何が見えたのかしら?

[頭の芯が冷えていく感じがする。
信じていたかった店の者。どちらかに屍鬼が混ざっている……]

黄は……人かしら?それとも屍鬼?
(38)2006/09/05 01:52:51
学生 ラッセル
[肖琅の言葉は、僕には――酷く哀しかった。

涙が込み上げる。]

僕はせめて――
貴女が人であればいいと…

まだそう思っていますよ。

[目を閉じると涙が零れた]
(39)2006/09/05 01:53:05
学生 ラッセル
お嬢様。
あなたから見て、僕が人である可能性はないですか?

悠迅さんが真の影見で媚児が屍なら――

その場合、貴女は僕のことを…狂っていると言うんでしょうが。
(40)2006/09/05 01:55:55
未亡人 オードリー
……屍鬼の良い隠れ蓑……ね。
黄様は生きている人と言うこと……。

[オードリーは静かにつぶやいて考え込んだ]
(41)2006/09/05 01:59:17
学生 メイ
[手首を掴む悠迅を振り払い、中庭を出る]

確かこっちの方──。

[角を曲がるとそこに、呆然と空を眺め涙を流す苑と暗い笑みを浮かべる肖琅の姿]

苑──。

[苑を見るその目には明らかな恐怖]
[思わず。肖琅に寄り添った]
(42)2006/09/05 02:02:55
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 02:06:35
学生 ラッセル
[肖琅は、僕をどうあっても屍鬼として葬り去りたいのではないか。そんな疑念が湧かずにはいられない。]

僕には、媚児が偽りを言っていることがわかっています。
でも、貴女から見ると、悠迅さんも媚児もどちらの真偽もつかないのでは…

先ほどまでは媚児にも疑問をもって問いかけてた筈なのに、なぜ急に…?

[気になりだすと、食い違いが気にかかってくる]
(43)2006/09/05 02:08:48
学生 ラッセルは、ゆっくり体を起こす。肖琅の傍らに立つ媚児を見つめる。
2006/09/05 02:10:16
学生 ラッセル
媚児…
残念だよ。

僕は、君も信じたかったのにな――
(44)2006/09/05 02:13:38
未亡人 オードリー
霊視、もしくは影見のどちらかに屍鬼……
悠迅と苑、もしくは媚児と肖琅。
どちらかが嘘をついている。

私から見て、裴妹、范、胡様、御堂様のどなたかの中に屍鬼が混ざっている可能性が高いのね。
「惹かれている者」はこの中にいても意味があまりないはず……。
(45)2006/09/05 02:14:52
学生 メイ
……あたしも、そうじゃなければ良いなと思ってた。
疑ってたのに、白々しいかもしれないけれど。

苑。死んじゃっていたなんて気づきもしなかったよ。
人を屠るばけものになってたなんて……。

キャラメルをくれた苑は、どっちだったのかな──。
(46)2006/09/05 02:16:40
学生 ラッセル
媚児はどっちなんだろうな。
狂った人か―屍鬼か――

なんで僕を見たのさ。

疑われてたようだけど…僕がなにかの力を持ってるかもしれないって少しも思わなかったの?

僕は悠迅か媚児かそれとも肖琅の誰が真実の影見か、とても気になってたんだけどな。

偽の君に言っても仕方ない。
でも、皆にはわかってもらいたい。
(47)2006/09/05 02:25:08
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 02:25:21
学生 ラッセル
キャラメルか…

[表情に寂しい翳が落ちる]

僕はいつも僕だよ…(と呟く
(48)2006/09/05 02:31:12
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/05 02:35:25
学生 メイ
あたしは──影見だよ。嘘は言ってない。
苑が何かの力を持ってるなんて思ってもいなかった。
ましてや、死んでるなんてね。

[詳く知る人物が既に死んで、屍鬼と化していた]
[その事実が悲しく……けれど彼女の言葉に力を添える]
[それは、「苑」という人物を殺した「屍鬼」に対する怒り故か]
(49)2006/09/05 02:41:50
学生 メイ
聞いても意味の無いことかもしれないけれど。
何であの時、ここに来たの?
霊視は水の流れる場所でしか死者を視ることは出来ない。
……誰でも知ってる話だよね。
苑がここに来たの、あたしが苑を視るって言った直ぐ後だった。

文士さんは先に苑を視たと、人だって言った。
……苑には文士さんが狂人だって、わかってたんだよね。

キャラメルをくれた苑は、あたしの知ってる「苑」だった。
……そう、信じたいよ。
(50)2006/09/05 02:43:50
学生 メイは、言うと、サロンへと*走り去った。*
2006/09/05 02:44:20
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 02:44:49
未亡人 オードリー
[水盤の裏手———従業員入り口へと続く道の方で媚児と苑が言い争っている。側に肖琅が立ちつくしているのがちらちらと見える。]

三人の内の誰か……

苑は、肖琅に力があるらしいということは知っていたのね……?
悠迅と媚児が影見だとわかったとき、肖琅はまだ中庭に居たはず……。
その場で否定できたはず。でも彼女は何も言わなかった。
影見でなければ……霊視の可能性が高いのよね……?
あなたは自分が霊視できることをわかった後も彼女を疑わなかったの……?

[オードリーは肖琅と苑の関係について知らない]
(51)2006/09/05 03:00:42
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 03:03:08
学生 ラッセル
僕を疑ってたなら、僕を見たいって最初からそう言えばよかったんだ。
平松さんや他の人の言葉に乗るようなことを言わないで。

「そうじゃなければ良いな」――か。
でも、媚児は上手く僕を屍鬼に仕立て上げたんじゃないか?

自分の考えを問われても、巧妙にはぐらかしながら。

[こんなやりとりをしなければならないのは辛いことだった]
(52)2006/09/05 03:04:46
学生 ラッセル
井戸へ来た理由か――

[潰れた桃を寂しく見つめる]

偶然ここへ来たら…霊が見えた。


でも、僕がもっと前に霊を見る力を持っていることを知ってたと仮定しての話だけど――

肖琅がひょっとしたら三人目の影見として現れることもありえないことではないと思っただろう。悠迅さんに見られた僕しか霊視ができると名乗り出る者がいなかったら、真実の影見が屍鬼の手にかかってしまうのではないかと心配しただろう。

だから、肖琅の名乗り出がハッキリするか、僕への影見が定まるまで待っただろうね。

僕は影見の存在が大事だと思っているから。
(53)2006/09/05 03:05:18
未亡人 オードリー
【難しいところだわね……】

[苑の発言は気になる。だが店の者を疑いたくないと言う気持ちがあった可能性もある。
サロンの方へ走っていく媚児を眺めながら、苑から少し距離を開け、*考え込み始めた*]
(54)2006/09/05 03:07:26
学生 ラッセル
影見が二人以上いるかもしれない、と思ったから、交代にするのでなく、誰か一人を別に定めて影を見て欲しかった。

そうでなければ、影見がそれぞれに自分が見たい人を見て欲しかった。

それは、きっと屍鬼を威圧することになるだろうから。
(55)2006/09/05 03:08:14
学生 ラッセル
オードリーさん。
僕は、悠迅さんと媚児が名乗った時、彼女にできたらハッキリどちらかを言って欲しかったんだ。

でも、問いかけははぐらかされたと感じた。
僕は、彼女はすぐに名乗り出ないで屍鬼の目を逸らそうとした影見ではないかとも思ってたんだ。
同時に、ハッキリしない態度から狂人ではないかとも思ったんだけど。

それが、悠迅さんと媚児のどちらかに屍鬼がいるのかもしれないとも疑った理由でもあるよ。
(56)2006/09/05 03:13:48
学生 ラッセル
これは、刻が変わる前、范さんに受けた「影見に屍鬼がいると疑っているのか」という問いかけへの答えでもある。
遅くなっちゃったけど。
(57)2006/09/05 03:16:29
学生 ラッセル
それにしても――

媚児と肖琅さん、どちらが屍鬼でどちらが狂人なんだろう。

肖琅さんよりも媚児の方が人との繋がりを感じはするけど――

[中庭を巡りながら、考え込んでいる]
(58)2006/09/05 03:32:09
学生 ラッセル
小百合さん。最後に残るのは貴女でしょう。
僕は早々に、もしかしたら明日にも姿を消すことになるでしょう。

襲う人は、小百合さんが生き残るのに最適な人を選んでください。
(*2)2006/09/05 03:42:50
学生 ラッセル
自分の影を見させようとしていた平松さんは、おそらく影封じではないと思っています。

僕は、黄が影封じではないかと少し思っていたのですが、少し楽観的でしょうか。

今日、影封じが起きていないことを知っていそうな人がその態度から見えれば、影封じが誰か察しがつくかもしれません。


いずれにしても、場合によっては小百合さんが影封じに成り済ます選択もあるかもしれませんね。
(*3)2006/09/05 04:28:27
学生 ラッセル
裴妹は貴女を疑っている様子だし強い権力を持っているので、僕としては早めに消えて欲しい人物です。
(*4)2006/09/05 04:30:50
村長の娘 シャーロット
[井戸端に膝をついたまま、朱苑の言葉に呟く。]

私が、狂っているですって?
ええ。屹度狂っているのでしょうとも。
もう死んでいるのだったら、どんなにか楽でしょうとも……。
(59)2006/09/05 06:55:07
村長の娘 シャーロット
嗚呼……。
如何してそんな事を訊くの?

貴方の様な確りした人が、霊視等と大層な呼ばれ方をする者だったなら、影見に見られてはいけないと思う筈ではないのかしら?
影見が観る者を選べるのなら特に。
貴方は、影見が観る者を選ぶのを待っていた。別の者が選ばれればいいと願いながら。だからこんなに、自分の能力に気づいて見せるのが遅かったのではなくて?

貴方が狂って居たら、もっと早くにあの人たちを混乱させることを言うか、いっそ黙って居るでしょうに。
(60)2006/09/05 06:56:57
村長の娘 シャーロット
其れにね……。
貴方は、私があのお坊様と、死んだ筈の方とお話したと言った時、直ぐ近くに居たのよ。
聞いて居なかった筈が無いわ。

其れでも、私がまだ影見かもしれないと思っていたと言うのかしら。
(61)2006/09/05 07:02:46
村長の娘 シャーロットは、静かに声を上げて*笑いはじめた。*
2006/09/05 07:03:14
ごくつぶし ミッキー
[辺りにしばしの静寂が訪れた後、ハンは銃を下ろして口を開く。]

黄の奴は人だったんですかい、出会ってすぐに逝っちまったが、昔の自分を見ているようで、奴の事は嫌いではありませんでした。

やはり、運がなさすぎたようだな……オードリーさんの手当てを受けた事がせめてもの手向けか。
(62)2006/09/05 07:47:46
見習い看護婦 ニーナ
主モ未ダシバシ生キラレヨウゾ。

王裴妹カ。女主人ハ厄介カモ知レヌナ。
コノ娘ノ知己デモアル。喰ライタイモノヨ。
(*5)2006/09/05 08:04:42
ごくつぶし ミッキー
そして能力ありと名乗る者が4人ですか…。
店の者が3人もいるとはね。

うち2人は仇なす者ですから、能力者以外で残る人々の中にいる敵は1名という事になりますな。
屍鬼が2人とも能力者に紛れてるとは、あまり思えない上、ユァンが屍鬼なら悠迅さんは狂える者でしょう。
仲間を影見して出てくるとも思えませんし、悠迅さんは真であれ騙りであれ、人間だと考えます。
(63)2006/09/05 08:22:01
ごくつぶし ミッキー
ユァンは屍鬼の他、狂える者や真の可能性はありますが、名乗りあげた時が時だけに、なんとも……。
肖琅が最も思わせぶりな事を言った時、その場にいながらそれに触れてもいない事が気にかかります。

2人影見がいる中で、思わせぶりな台詞をはく肖琅を追及せず、まず霊視を名のろうとしてるよりも影見よりに見る理由が今ひとつわかりません。
ユァンが霊視であるならば、あの時は自身の名乗りあげを考慮すると共に、彼女をより深く追及すべき時だった気はします。
(64)2006/09/05 08:33:24
ごくつぶし ミッキー
まあ、メイに関しても気にならない点が無いわけではありません。

メイ、ユァンが霊視を名乗ったと知った時、随分影見先に悩んでいた様子だったが、結果的に能力者以外ではなくユァンを選んだ理由を教えてくれないか。

で、ユァン、俺は再三、影見や処刑が決まる前に霊視でてくれーと頼んでいたわけだが、その時どう言う考えだったか聞かせてくれ。霊視が出ないままだと、屍鬼の逃げを許すとは考えなかったのか?

あと綺麗どころを2人敵にまわした事には、素直に同情するぜ。
(65)2006/09/05 08:49:19
ごくつぶし ミッキー
しかし、弟や妹みたいに見てた奴らが敵対しちまうとはな……
この世ならざる場所だけの事はあるぜ。
全く業の深いことだ……

[ハンは溜息混じりにそうつぶやくと、しばし事態を*静観する事にした。*]
(66)2006/09/05 08:52:13
ごくつぶし ミッキー
いや、待てよ……そう言えばそもそもお前、自身の能力に気づいてなかったんだっけか。
気づいてなかった振りって事もありうるが…しかし、そうなるとどちらにせよ俺の質問には答えようがないか?

……厄介な事だ……
(67)2006/09/05 08:59:59
ごくつぶし ミッキーは、「遅すぎるんだよ」などとブツクサ*つぶやいている*
2006/09/05 09:02:09
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 09:07:10
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 09:08:25
美術商 ヒューバート
―中庭―
[朱苑の悲鳴に気を取られて其方を見やったその時、胡は全身を竦ませる様な怖気を感じた。じっとりとした熱帯夜に突然吹いた冷風のような、五感に不和をもたらす違和感。それを振り払う間もなく視界の片隅で銀色が煌いた]

『黄っ……!』
(68)2006/09/05 11:29:32
美術商 ヒューバート
[叫ぼうとしても、喉がひりついたように声が出ない。否それだけではなく、五体を動かす事さえ出来ぬ。視界は色を失い、全てが緩慢な動きに変わった。小百合に切りつけようとする黄力、そして平松の咄嗟の動き。それらが無音のままスローモーションの映像として胡の網膜に焼きついた]

『己は――何をしているのだ……』
(69)2006/09/05 11:29:45
美術商 ヒューバート
『どうなっている、これは……』

[と、唐突に世界が鮮明な色合いを取り戻した。同時に肖琅の鋭い声が耳を打つ。見れば、井戸の傍で倒れ揉み合いとなった朱苑と肖琅の姿]
(70)2006/09/05 11:30:35
美術商 ヒューバート
――「離してっ!」

おい、何をしている! 苑! 肖琅が何をしたと――な、に?
お前達二人ともが霊視、だと? そんな、莫迦な……。
(71)2006/09/05 11:33:34
美術商 ヒューバート
[凡庸な言葉。何を言い足せば良いか判らぬという表情で、胡は立ち尽くす。その耳を、肖琅の笑声が貫いていった――]
(72)2006/09/05 11:35:32
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/05 11:38:15
未亡人 オードリー
苑が屍鬼なら……影見が二人でた時点で屍鬼には本物の影見が分かっていたと
言う事になるの……ですわよね?

[うまく考えがまとまらない。いらだたしげに*壁の名前をにらみつけるよう
にして考え込んでいる*]
(73)2006/09/05 13:01:49
墓守 ユージーン
ややこしい事になった。

私より見れば、狂ふたものは朱苑さんであるやもしれぬ。肖琅さんと媚児さんが同じく狂ふたものであると考えられるように。

『されど…肖琅さんを、そうは考えたくはなゐ』

して、屍鬼やもしれないのは、媚児さんと…肖琅さん。
范さんの話聞かば、肖琅さんのそれが本当なら、影見であるとも霊視であるとも謂い出せる用意とも見え。……ふぅ。

范さん、…朱苑さんが霊視ならば霊視ならばと先程謂っていたように覚えていますが、それは如何してですか?

私は、朱苑さんが霊視と名乗りあげるかもしれぬとは、思ゐもしていなかった。
(74)2006/09/05 13:04:43
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 13:19:36
墓守 ユージーン
平松さん、…平松さん、顔に血が。

『今は……多く声をかけない方が好いか。
 ───顔に血が付着して、まるで修羅のようだ。』

[己は凝っとして、ベンチの上から動かない。血の匂いが漂って、ふと壁に眼を向ければ、黄力の文字の横に平松剛殺害という小さい文字が書かれていた。はて、先程まで書かれていたか。不思議だった。

 眼を戻すと、ご主人様はがたいのいい男を脇から手を入れ、まだ少女にしか見えない女の上から退けた。]
(75)2006/09/05 13:37:18
墓守 ユージーン
『人は死ぬと重くなる。
 私は屍鬼だと疑ってゐた……だが、人間であった。』

小百合さんと謂いましたね。大丈夫ですか?

『こうして見ていても、言葉だけでは埒が明かないのだろう。
 ………此処から出るには、懼れていては何も始まらない。』

酷い顔色だ。
それに召し物も一度変えた方が好い。

[ご主人様は日本の少女の手を持ち、
 立てるかどうかを問うたようだった。]
(76)2006/09/05 13:42:21
見習い看護婦 ニーナ
[虚ろな瞳でもって、小百合は己れの上に在る黄力の骸を眺め遣った。名と顔以外何も知らぬ男。つい先程まで生き、野卑な言葉を叫び、己れを殺めるべく兇刃を振った男。それが、今や物言わぬ肉塊となり、只小百合の上に倒れ伏している。

小百合は僅かに身を起こすと、その右手で黄王の髪をそっと撫でた。吾子を慈む母親の如く、そっと。]
(77)2006/09/05 15:30:34
墓守 ユージーンは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/09/05 15:45:58
見習い看護婦 ニーナ
[悠迅の手で黄力の骸が取り除かれ、小百合の体は漸く自由を得た。しかし、彼女は動けぬ。自ら動こうとせぬ。]

「大丈夫ですか?」

[差し延べられた手をしばしぼんやり眺めていた小百合であったが、やがてその意味に気付き、自らも手を差出して悠迅の手を取った。強かに打ち付けた腰の辺りに鈍い痛みはあるものの、体に大きな傷はない様子。小百合は悠迅の手を借りつつ、のろのろと立ち上がった。

裾からは未だ黄の血が滴り落ち、長い袂の先も裾の末も、そして足袋もその全てが塗り潰され、禍禍しい紅に染め抜かれて居る。その立ち姿は、宛かも血の池にその身を浸した天女の如くであった。]
(78)2006/09/05 15:48:54
墓守 ユージーン
………。
一度、血を流した方が好い。

『一緒にゆけば、疑われる事にもなるだろう。
 ───が。』

部屋まで、肩を貸しましょう。
(79)2006/09/05 15:54:09
見習い看護婦 ニーナ
[悠迅の言葉に、小百合はこくりと頷いた。

小百合は悠迅の肩を借りつつ、自らに当てがわれた部屋に向かった。歩く間に蒼白であった彼女の頬には僅かながら血の気が戻り、当初は覚つかなかった足取りもまた、徐々に力強さを取り戻していった。]
(80)2006/09/05 16:00:31
見習い看護婦 ニーナ
悠迅… 狂ウタモノ。人トシテ人ニ与セズ我等ニ与スル者。

ソノ願ウハ、身近ナ者ノ死カ、ソレトモ屍鬼ヘノ変化(ヘンゲ)カ。

主ハコノ娘ニ何ヲ求メル? 主ノ主ト知ラズ、ソノ主ニ何ヲ求メル?
(*6)2006/09/05 16:06:33
墓守 ユージーン
『少し落ちついたか。』

落ち着きましたか。
…ところで、私が怖くはありませんか?
――狂ふた者か屍鬼かもしれませんよ。

いえ、この話はもっと落ち着いてからにしましょう。

小百合さんは、御堂が性のようですが、もしかして――
(81)2006/09/05 16:09:22
墓守 ユージーンは、小百合があてがわれた部屋まで来ると扉を開けて中へと。
2006/09/05 16:10:31
見習い看護婦 ニーナは、悠迅に付き沿われ、部屋の中に歩み入った。
2006/09/05 16:43:53
学生 ラッセル
―中庭 水場―

肖琅さんや范さんに問われてるけどね。順を追って説明したい。
僕が力があることに気づいたのは井戸を覗いた時だったけど、仮にもっと前から自分の力に気づいてたらという地点からしか話ができないから、その前提で話す。

僕は、影見二人から影を見られて、なおかつ名乗り出損ねるという事態を避けたかっただろう。人知れず襲われかねない。
かといって、影を見られた僕が一人だけ霊視と名乗りを挙げると、影縛りの守り手が影見から外れる心配があった。

だから、肖琅嬢の正体を見定めたかった。
影見が誰に決まるか、また影見の真偽を知りたかった。

肖琅嬢がずっと明瞭に力をあらわさず、同時に僕以外の影見になったなら、僕はあと少し隠れることを選んだかもしれない。影見を守るために。
(82)2006/09/05 16:54:33
学生 ラッセル
肖琅さんが言う「お坊様と―」というのは、刻が変わる少し前のことかな。記憶を振り返ってみたけど、それより前ではないよね?

これ、范さんにも誤解があるけど、この時はさすがに影見より霊視かと思ったよ。影見であって欲しかったという先程までの僕の感慨は、感情の話だ。

でも、肖琅さんは独白めいた口調だったし、問いただしていいものかと。それ以上に、媚児と話し込んでいたから。

この時、媚児と会話中で中座しにくい、喉が嗄れかけてた、でも自分も早く名乗り出る必要がある、そういう状況だったんだ。
肖琅を問いつめて喉を涸らす前に、媚児との会話に目途をつけて席を立ちたかった。

だからね、ずっと前から自分の力に気づいていたとしても、あれ以上早く名乗り出るのは難しかったんだよ。
(83)2006/09/05 16:55:09
学生 ラッセル
范さん。

遅すぎるって言うけどね。それなら、僕だって皆にもっと早く影見や疑いの意見を出して欲しかったって言いたいな。

それに、范さんもあの時肖琅さんの名乗り出に気づいてなかったんじゃないの?
なのに、僕に対してだけ、しかも喉が嗄れかけてるのに強い反応を求めるのは歪じゃないかな。
(84)2006/09/05 16:55:41
学生 ラッセル
『僕は…お嬢様がもし本当に屍鬼か狂人なら、しかるべき時と場所できちんとその現実に向かいあいたかった』

[僕は静かに嗤う肖琅を澱んだ目で見上げる]

その現実が…これか……
(85)2006/09/05 16:56:59
学生 ラッセルは、問答に疲れ、小さな溜息を吐いた。過酷な運命の渦中を実感する。
2006/09/05 16:59:54
学生 ラッセル
お嬢様…

あなたをあの時連れ出せればよかった。
例え強引にであっても。騙し、賺し、威かしてでも。

[声は震えていた。堅く閉じた拳が石の床を叩く]

僕がもっと早く…気持ちが定まっていれば…
(86)2006/09/05 17:00:33
学生 ラッセル
僕はいつも遅いのかもしれないな。
そしていつも…大事ななにかを喪ってしまう――

結界の外で―貴女が屍鬼なら、僕は喰われてしまったでしょうね。

例えそうであっても…僕だけなら、それでもよかった。
(87)2006/09/05 17:01:27
学生 ラッセル
僕の身の回りには、いつも死の気配があった。
凄惨な内紛で、郷里の人々も… 知ってる人の多くは死んでしまった。
随分たくさんの人を弔ったな……

[夏。緑がもっとも濃さを増し、数多の生命が今を盛りと謳歌するこの季節は、また同時にその裏側の死を濃厚に感じる季節でもあった。]
(88)2006/09/05 17:01:56
学生 ラッセル
向こうには知り合いがたくさんいます。
きっと寂しくない、ことでしょう。

[僕は井戸の側で、遠い日の懐かしい人々を思い描きながら耳を*澄ませた*]
(89)2006/09/05 17:02:52
学生 ラッセル
影見先が一つに定まらないのであれば、影見の的となったものを喰らうのは得策ではなさそうです。

そのケースでは、現状裴妹さんを影見に晒す前であっても、今日亡き者とするのは悪くありません。
裴妹さんが影見先となるのも当分なさそうですし。
(*7)2006/09/05 17:50:55
学生 ラッセル
ふふ…その味を存分に味わってください。

媚児と裴妹を喰らう様を小百合さんに…。
なかなか愉しそうな趣向じゃないですか。

[首はその話を愉しそうに聞いている]
(*8)2006/09/05 17:54:01
学生 ラッセル
小百合さんの心は…貴女の体の中にありますか。
彼女は……お母様を愛しておいででしょうか。

いえ、少し気になっただけですけどね。

[僕が結界に閉ざされた日の午後、彼女の母に何をしたかを知ると――小百合さんは泣き叫ぶのだろうか。屍鬼たる「彼女」は悦んでくれるのだろうか。

「小百合」がここを出た時のことを思い描き、楽しみが一つできた、と思った]
(*9)2006/09/05 17:54:25
見習い看護婦 ニーナ
コノ娘ノココロ、カ。

小百合ハ、未ダ己レガ死シタコトヲ知ラヌ。
コノ娘ノ体ヲ喰ロウタ時、何故カココロガ壊レナンダ。
此奴ノココロヲ壊サネバ、カラダガ自由ニナラヌ。

ナント不都合ナコトヨ。
(*10)2006/09/05 18:58:05
見習い看護婦 ニーナ
母親ノコトハ分カラヌ。

愛スルモ愛サヌモ、屍鬼タル己ニハナンノ意味モナイコトダ。
(*11)2006/09/05 19:02:48
踊り子 キャロル
[苑の姿は直ぐに見つける事が出来た。
肖琅と二人井戸を争う姿を裴妹はなんと声を掛けて良いのかも分からず、只見守り続けるしか無かった。苑は肖琅を見守る為にわざわざ先代に頼み込んで此処に居たのではなかったか?
それを知っている者は少ないかもしれない。]

『…肖琅が居なければ、苑は…。』

[自らの腕を強く抱き締めて、震えを押さえる。
黄が小百合に刃物を振るい、その黄を平松が日本刀で袈裟切りにした。再び噎せ返る様な血が中庭を濡らせば、あたりを包む闇は粘度を増し、さらに深くなった様に思えた。]
(90)2006/09/05 19:04:17
踊り子 キャロル
[何時の間にか火時計の炎が一つ欠けて居たが、それに気付く者が果たして居たかどうか。]
(91)2006/09/05 19:05:01
見習い看護婦 ニーナ
是迄ハナ、コノ娘ノ意識ガナイ時ニシカ自在ニ動ケナンダ。

ジャガ、コノ娘ノココロガ弱レバ、昼日中デモ動ケルヨウニナロウ。

黄トヤラノオ影デ、既ニ右腕一本クライナラ自由ニ動カセルガナ。
(*12)2006/09/05 19:10:00
踊り子 キャロル
媚児は、苑を屍鬼だと言い、悠迅は、苑を人だと言う。
苑が人であるならば、媚児に影見で覗かれる事を避けようとする必要はなかったんじゃないかしら。

それにその井戸の霊脈はこの中庭の地下全体に隈無く広がっているもの。霊を感じるのならば…もっと早くに自覚出来ても良かったのではないかと思ってしまう。
(92)2006/09/05 19:12:28
踊り子 キャロル
主干は霊視に、…影見の者が名乗った様なはっきりした方法で…力を告げて欲しかったの?
(93)2006/09/05 19:13:56
学生 ラッセル
裴妹さん、誤解が。

僕は、影見二人に見られ、且つ名乗り出損ねるのを避けたかったんです。
肖琅さんの素性が定まり僕が名乗り出た後なら、そう悪いことでもないとは思います。
ただ、僕は他に気になる人が幾人かいたので、それを最善とは思いませんでしたが。

霊の予感はありました。貴女に死者を葬る際の呪具、玉蝉を渡した時に。気持ちを受け取ってもらえなかったでしょうか。
(94)2006/09/05 19:48:10
学生 ラッセル
逆に問います。
刻が変わってから、どうして僕を見た方がいいと言ったんですか?
媚児が狂人なら、何かの示唆と受け取ったかもしれない。
強い力を持つ貴女を味方につけれる結果を求めて。

僕はそれを最善とは思わなかったので、裴妹さんのお気持ちが知りたいんです。
(95)2006/09/05 19:48:34
見習い看護婦 ニーナは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/09/05 19:49:57
ごくつぶし ミッキー
悠迅さん、あなたから見ればユァンは人だ。霊視を名乗るのは驚いたかもしれないが、俺はユァンが屍鬼ならば、霊視を名乗って影身を避けようとする可能性も考えておりました。
そして、その方法を残したいが故に、事態に前向きながら己の力の有無をはっきりさせたくなかったとも疑っていたのは、昨日述べたとおりです。

そしてユァンが屍鬼で霊視を名乗るならば、霊視は2人となり、潜む屍鬼は1が濃厚。そして影見はほかの物に使えばよい。
そうなるならば、ごたごたする前になって欲しいと言う希望を含めての言動です。これはユァンが本物の場合でもそうして欲しい気持ちはありました。
まあ、結果的にはごたごたでしたがね。
(96)2006/09/05 19:56:28
墓守 ユージーン
─ 二階・小百合の部屋 ─

小百合さんの家族のどちらかは三井洋行におられませんか。
こんな事を今話しても、どうにもなりはしませんが。

気分を少しでも変えるために。
(97)2006/09/05 20:00:40
学生 ラッセル
范さん。

あなたは色眼鏡をかけてるんじゃないですか?
それともやはり屍鬼なんですか?

僕を力の有無をはっきりさせなかったと言いますが、なぜ一旦何らかの能力があるとほのめかして影見を避けた肖琅さんには言及しないんでしょう。

僕が屍鬼だったなら、どうしてボーイとしての仕事で走り回って目立たなければならなかったのでしょう。
僕は、それがこの館にいる人たちやお客様をもてなすことだと考えてました。

ごたごたしたくなかったのは僕も同じです。そのために、ずっと前から皆に働きかけてきました。
肖琅さんや皆の責を置いて、僕だけに咎を負わせたい理由があるなら是非もないことですけどね。
(98)2006/09/05 20:03:35
ごくつぶし ミッキー
姐さん、そうですね。できれば最初の最初にそうしてもらえれば影見も能力者を名乗る者以外に使えた気もします。
我々の人数を考えても、屍鬼の霊視騙りという逃げを許すのは得策ではないかと……。
(99)2006/09/05 20:04:34
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、悠迅の問い掛けに驚いた。]

三井洋行でしたら、私の父が勤めておりますわ。私も父の仕事に付いてこちらに渡りましたので…

[返答してから、小百合は不思議そうな顔をした。]

ところで、悠迅…さんは、なぜそのことを?
(100)2006/09/05 20:05:30
学生 メイ
[サロンへと走る途中、范に声を掛けられ立ち止まった]

──理由にならないかもしれないけれど。
あの時、水盆に呼ばれた気がしたんだ。早く視なきゃ間に合わないって。
何故かそう感じたんだ。
それに、あの時のあたしには黄さん……結果的に人だったわけだけれど……と、彼を人と思った苑が気にかかった。誰にも本当のことはわからない状況で、そう思えるのは何故だろうって。
"影見"と名乗った文士さんや、"霊視"だと言う肖琅姐姐は最初から考えから外していたし──確かに、他に意識を向けられなかったことは事実だね。

[ぎゅう、と手を握り締め目を伏せた]

……黄さんが言った通りだ。知ってる人を疑いたくなくて、結果的に人である黄さんを殺してしまうことになってしまった。

生き残る為には、甘い考えは捨てなきゃいけない……んだよね。大兄。
(101)2006/09/05 20:07:52
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 20:09:49
ごくつぶし ミッキー
ユァン、もちろん肖琅にも疑念はある、なぜ意見をはっきりさせなかったのかという点だな。それは肖琅にも問いたいところだ。
ただ、彼女の思わせぶりな態度は当初からだったのに比べ、お前のは間際になっての物だった。
言動から事態を整理する前向きさを感じたお前にしては、その行動の鈍さに違和感を感じるのさ。
(102)2006/09/05 20:11:59
墓守 ユージーン
─ 中庭での回想 ─

つまり、范さんは朱苑さんを屍鬼ではないかと疑っていたから、促そうと考えられていた。
私からすれば、狂ふたものか本当の霊視の力持つものです。

………。

私は、やや。惑っています。
私と范さんでは前提とするものも、見えているものも違います。ゆえに、屍鬼であるという疑いを、強く朱苑さんに抱いている事に戸惑いを隠しきれない。

[そこで、大きく息をつくと、水盆の方へご主人様は眼を向けたのだった。後には小さく呟いた。]

狂ふたものなら、ずっと隠れようとする事も考えられる───。
(103)2006/09/05 20:14:05
墓守 ユージーンは、ともあれ、私は今は朱苑さんをどうもしたくない。
2006/09/05 20:17:44
学生 ラッセル
范さんには直接見せてないですけどね。

[僕は、裴妹に玉蝉を渡したことを范が知らないことに歯がゆい思いがある]

裴妹さんの前で僕の霊感の予感を感じたことがあります。
僕は先代のことも少々気にしてました。

僕と肖琅さんの表し方は違ったかもしれませんが――
(104)2006/09/05 20:17:44
墓守 ユージーン
─ 二階・小百合の部屋 ─

矢張り。
いえ、知己のものと、新聞の方でお名前をお見かけしたもので。

ご両親は、今頃は現実で慌てておられるでしょうな。
(105)2006/09/05 20:20:41
踊り子 キャロル
私は影見の相手をお互いに交換するとほぼ決まった段階で、都合良く、自分は霊視が出来るのだと…言った苑を疑ったの。

その気持ちから、媚児に苑を見て欲しいと思ったし。それに刻が過ぎて行く中で、皆が慌てて、影見の先が曖昧になるのを避けたかっただけだわ。

貴方と同時に影見に映された平松さんの事を、私はあまり屍鬼だと思えなかった。他も人も口にしていた様な気がするけども、誰かを殺そうと武器をガチャガチャと手にして、中国人をチャンコロと言って噛み付く。そんな態度では、いつ誰に逆恨みされて殺されてしまうか分からないわ。

そんな無防備な人が業の深い屍鬼には見えなかった。
逆に、いつも通り忙しくしていると言うのは、ただの常かもしれないけども、変質してしまった自分を誤摩化そう、隠そうとする心理かもしれないでしょう。
(106)2006/09/05 20:23:02
学生 ラッセル
ええ。
范さんの言う通り、早く事態を整理したかったですよ。

なぜ事態の整理に前向きだったのに、結果的に後手になったかその理由については既にお話しました。
僕だけに責任があるんですか?

僕がなんとか事態を進めたがってたことを、最初の刻からそうだったことを思い出してください。
(107)2006/09/05 20:23:16
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、悠迅の言葉に口元を綻ばせた。この様に非日常的な空間で「新聞」という酷くありふれた言葉を聞いたことが、彼女の緊張を少なからず解いたようだ。]

…そうですわね。きっと父も母も大騒ぎしていると思いますわ。私が行き先を偽って外出するのはいつものことですけれど、夜帰らなかったことは一度もありませんもの。
(108)2006/09/05 20:28:05
踊り子 キャロル
[玉蝉をそっと取り出して、主干にも見える様に。]

これを私に苑が渡してくれたのは、確かに“狭”に落ちてからの事。けれど、苑がお使いに行ってこれを受けとったのはもっと前の──まだ私達が現世に居た頃の出来事。だれもまだ、屍鬼でもなく、何の予兆も無かった頃の事でしょう…。

[悲しげに瞬きをして。]
(109)2006/09/05 20:28:26
学生 ラッセル
僕はあの日、この場所へ閉じこめられた時からずっとあまり変わらぬ振る舞いであると思ってます。

でも、范さんのように、屍鬼騒動で少し様子が変わった人が幾人かいますね。僕は、やはりそういう人が疑わしく思えます。
そして、亡くなった黄さんは人だった。
彼に殺意を向けた人は誰だったでしょう。

僕に明瞭にわかる真実。
そこから、屍鬼を探したい。
(110)2006/09/05 20:30:48
学生 ラッセル
殊に、黄さんへの疑いを押し切った媚児を…
僕はやはり一番強く疑っている。

影見は…范さんと同様、様子が変に見えるオードリーさんを今のところ希望します。范さんは、黄さんに殺意を向けていなかったように思うので。
(111)2006/09/05 20:31:03
墓守 ユージーン
─ 二階・小百合の部屋 ─

そうですか。────行き先を偽ってですか。
はは、それは宜しくない事だ。
女性一人で出歩くのはとても危険な事ですよ。
特に、この界隈は。

まさかこの館へも行き先を偽って───?
(112)2006/09/05 20:31:09
未亡人 オードリー
ふぅ……
[まだ整理ができていない]

悠迅様から見て、
苑は「生きている者」もしくは「惹かれている者」
媚児は「屍鬼」もしくは「惹かれている者」

媚児から見て、
悠迅様は「惹かれている者」可能性はほとんどないけれど「屍鬼」
苑は「屍鬼」

肖琅から見て、
苑は「屍鬼」もしくは「惹かれている者」

苑から見て、
媚児は、「屍鬼」もしくは「惹かれている者」
肖琅は、「屍鬼」もしくは「惹かれている者」

がはっきりしていることなのよね?
まとめないとわからなくなりそうだわ……。
(113)2006/09/05 20:34:22
学生 ラッセル
裴妹さん、蝉の抜け殻を受け取ったのは狭に落ちる前です。

でも、その時には中に何もなかった。僕が気づかなかっただけかもしれないけど―

狭に落ちた後、出した時には中にそれが入ってたんです。
(114)2006/09/05 20:34:28
踊り子 キャロル
…苑。
范の何処が変わったと言うの?
貴方を疑っていると言う部分を除いて。

それと、黄力を疑っていたのは、媚児とは相容れない立場の悠迅さんもよ。
(115)2006/09/05 20:34:48
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、悠迅の問いにくすりと笑った。]

父母に「これから娼館に行ってきます」と言えば、家を出る事も叶いませんわ。元よりこちらの方角に使いに出すことすら嫌う両親ですもの。
(116)2006/09/05 20:35:43
ごくつぶし ミッキー
ただな、ユァン、俺にも恐れはある。それは今疑っているお前が本物で肖琅が偽だった場合への恐れさ。
俺が今考えている事、それは人非人と思われても仕方のないことだ。だが、店を守るために自身も鬼にならなければならない必要性も感じているぜ。

俺はなユァン、今日から霊視を名乗るもの2人共葬り、その間に影見2人に残る者の影見をさせると言う方法を考えているのさ。
御坊の声によると、影縛りって屍鬼の動きを封じる奴がいるらしいからな。少なくともその間はそいつに手をかけなくてすむだろ?

結局最後は誰と何を信じるかというと言う事になるんだろうが、判断すべき材料は増えそうだ。

[そこまで言って、ハンはふと視線を落とす。]

……俺もこの狭間で何かを失いかけてるのかもしれないな……
遠慮なく罵ってくれていいぜ。
(117)2006/09/05 20:35:59
学生 メイ
范大兄がこの騒動で変わったとは、……あたしには思えない。
大兄はいつだって冷静で、今だって事態を整理して、自分の気になるところを指摘して。

あの冷静さ、ほんとに羨ましい──。
(118)2006/09/05 20:36:30
墓守 ユージーン
確かに。
ははは、わざわざ謂うような人も居ませんね。

着替えも終わった事です。
顔色も好くなりましたから、階下へ行きましょうか。

もう暫く、此処に居たいのでしたら
止めはしませんが。
(119)2006/09/05 20:39:10
ごくつぶし ミッキー
ただ、能力者にいるであろう屍鬼とおそらくそれ以外にいるであろう屍鬼を始末しなければ、事は終わらない事は確かだろう……人もろともに屍鬼を討つ。
俺みたいなのが言い出さなけりゃ、皆も意見を言いづらいだろうしな。
(120)2006/09/05 20:41:14
学生 ラッセル
范さんは、主に屍鬼騒動のことだけ饒舌でしかも僕に理解できない理を用いることすらあります。

皆の意見を動かし有意な立場を築こうとしているようにも思えてしまう点ですね。
(121)2006/09/05 20:41:34
学生 メイ
そういえば──。

[胡をちらりと見る]

(胡大人、さっきからほとんど何も言ってない)

[胡に近づき、見上げて問う]

大人、大人はどう思ってるの?
誰が屍鬼だと思うのか──。
(122)2006/09/05 20:42:39
村長の娘 シャーロット
[范の言葉に、ふと顔を上げて。]

人非人?
真逆。
私たち二人を殺して呉れるなんて、有り難いと思うわ。
どちらかは屍鬼かその味方だと、貴方たちは思えるでしょうし、其れに……。

生きて行きたい人たちが生き延びるのは、屹度そうでないよりも善い事だわ。
(123)2006/09/05 20:42:49
見習い看護婦 ニーナ
[悠迅の言葉に頷いた彼女は、しかしふと視線を落とすと、その黒く澄んだ瞳を潤ませた。]

私… 玉児ちゃんのことも裴妹さんのことも、ずっと以前から知っています。二人とも此頃お会いしていませんでしたけれど、此処に来て少しお話をしただけで、以前と少しも変わらない二人なのだと確信しました。

ですから、私にとってあの二人は普通の人間で、屍鬼等はきっと誰か別の人だ、他の誰かから探せばよい…と、そう考えていたのです。

でも…

[小百合は言葉を切り、小さく吐息を漏らした。]
(124)2006/09/05 20:43:06
見習い看護婦 ニーナ
皆、同じなのです。此処に勤める人達は、私が裴妹さんを知るよりずっと深くお互いの事を知っているはず。それなのに… 異界に墮ちた途端、誰もが右往左往して、誰が屍鬼なのか、誰が影見なのかも分からない。彼等にすら分からぬなら、私にも分からぬが道理。元々言葉すら交したことのない者達ばかりなのですから。

そうして、彼等にすら判断が付かないのだとすれば… 此処に居る裴妹さんが本当に私の知る裴妹さんなのか、玉児ちゃんが本当に玉児ちゃんなのか、それすら分からないことになってしまう…

一体、私は何を信じたら良いのでしょうか…

[彼女の目には涙が溢れ、それは綺麗な弧を描きつつ彼女の白い頬を流れ落ちていった。]
(125)2006/09/05 20:43:22
学生 ラッセル
ひいっ!

僕もお嬢―いえ、肖琅さんも――ですか。

[范の残酷な言葉に、飛び上がる。膝頭がガクガクと震えた]
(126)2006/09/05 20:44:47
学生 ラッセルは、范の言葉に、喉が激しく渇く。声が詰まる。
2006/09/05 20:45:40
墓守 ユージーン
……そうですね。媚児さんと、キャロルさん…ああ、裴妹さんとも謂われるのですね。以前からの知り合いでしたか。

『だからこそ、私よりも媚児を信じてゐるのだろうと、私は考えて。』

でも───?
(127)2006/09/05 20:46:01
村長の娘 シャーロット
本当は……。
貴方に連れて行って欲しい位。
……死者の、行き着く先があるというなら。

……駄目かしら?

[朱苑に、手を延ばした。]
(128)2006/09/05 20:46:17
村長の娘 シャーロットは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/09/05 20:46:19
墓守 ユージーンは、ハンカチを差し出すと、小百合の涙を拭った。
2006/09/05 20:46:47
学生 ラッセル
お嬢様……

本当ですか?
本当にそう――思って下さるのですか

[僕は、肖琅の思わぬ言葉に、ぼうっとその瞳を見つめた]
(129)2006/09/05 20:49:54
ごくつぶし ミッキー
少し熱くなってしまいました……ユァンお前が人ならすまんな、俺も解決策を考えるのに一杯で、あまりいろいろ思いやれなくなってるようだ……。

……影見なんですがオードリーさんを希望します。
疑っているユァンと希望がかぶりはしますがね、ここまでやり合っている俺と一緒に並べられてるのが逆に気になるもので。
(130)2006/09/05 20:50:37
学生 メイ
范大兄。
それは、苑もろとも肖琅姐姐を殺す、と──?

あたしの視た結果じゃあ、苑が屍鬼で、姐姐は本当の霊視で。
でも、それはあたしと姐姐にしかわからないことで。
……仕方のないことなんだよね。そうするしか、ないんだよね。

──あたしにもっと力があれば。
(131)2006/09/05 20:51:12
ごくつぶし ミッキーは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/09/05 20:51:15
ごくつぶし ミッキー
こいつは俺の煎じた喉飴だ。
安心しろ、毒は入っちゃいねぇよ。
(132)2006/09/05 20:52:23
墓守 ユージーン
『つい、手が出てしまった───。
 やれ、目の前で泣かれるのは苦手だ。』

出来れば、私の事を信じて欲しい。

『小百合さんが人間なら。』

ここでは、誰もが信じられないでしょう。
言葉を交わしてはいるが、偽りの駆け引きがその後ろには潜んでいるかもしれない。貴方が来た、ここらの界隈のように。

貴方は、守られて育てられたのですね。
(133)2006/09/05 20:54:28
学生 ラッセル
范さんの言うこともわかります。

ならば、せめて僕に一度だけ真実を見定めさせて欲しい。
そうでないと…肖琅さんと…媚児のどちらが屍鬼だったか…誰にもわからぬままになってしまうから――
(134)2006/09/05 20:54:33
学生 ラッセルは、「ありがとうございます。やっと言葉になりました」と呟く。
2006/09/05 20:55:32
学生 ラッセル
お嬢様――
必ず後を…追います。

貴女だけを…行かせはしません。
(135)2006/09/05 20:56:17
学生 ラッセルは、肖琅が差し出す手を、そっと握った。
2006/09/05 20:57:02
村長の娘 シャーロット
[手を取られ、ふらりと立ち上がる。]

如何して何時までも、私にだけは「お嬢様」って言うの?
肖琅と呼んで。

[朱苑の腕の中に、身体を投げ出した。]
(136)2006/09/05 20:58:59
未亡人 オードリー
私は、肖琅がはっきりとさせなかったことに疑惑は持ったわ。
黄様を「霊視」したときも実はすぐに気付かなかったのよねえ……。

ただ、もっと気にかかったことは、苑は肖琅に力があることに気がついていた事。
周りの方々は肖琅に力があるという話をしていたし、影見ももう二人でている。
肖琅はその二人の影見には何も言わなかったわ。
それなら、早い段階で能力のある者は霊視しか残っていないことに気がついている。
でもあなたの肖琅への態度は自分が霊視だとわかった後も変わってないように見えたわ。

霊視だと言い始めたのは、影見がお互いに相手が見た者を見るような流れになってから。
霊視を名乗らずに影見に見られたら、影見と霊視がはっきりと皆にわかってしまう。名乗るしか無かったのではないかと思ったわ。
(137)2006/09/05 20:59:54
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、悠迅の胸に両手を当てて頬を寄せ、それから静かに目を閉じた。]

私には、貴方が人間なのか、そして本当の影見なのかどうか知る術もありません。ですが…

[小百合はついと顔を上げ、悠迅の目を覗き込んだ。]

もし人ならば、どうか、死なないで… !!
(138)2006/09/05 21:00:27
村長の娘 シャーロット
本当は、此処の人たちに、私を殺してと言うのは、いけない事でしょうね。
貴方が連れていって呉れるのでなければ……。

……貴方には、其れができないのね?
私以外にも、まだ何か目的が有るの?
(139)2006/09/05 21:01:34
墓守 ユージーン

なっ…───。
(140)2006/09/05 21:01:52
墓守 ユージーンは、戸惑いつつも、小百合の両肩に手を置いた。
2006/09/05 21:02:05
学生 ラッセル
お、お嬢…

いえ――

肖琅…

[どれほどの永い時を…この一瞬を待ちわびて過ごしてきたことだろう。

僕は真っ赤になりながら、肖琅の躰を抱きしめる。

双眸から溢れた熱い泪が静かに零れていった]
(141)2006/09/05 21:03:01
墓守 ユージーン
唐突に、何を謂うのですか。
まだ、屍鬼に誰も殺されてはいません。

それに───私は、屍鬼を見つけるまで死にません。
いえ、死ぬ訳にはなりませんよ。

『とても小さな肩だ。』
(142)2006/09/05 21:05:07
踊り子 キャロル
[玉蝉の薄い翠色にじっと目を落とす。]

苑がこれを手渡してくれたのが、悠迅さんが貴方の影を見た…と言った直後でなくて、それ以前であれば。…そうすれば、苑の事をもっと信じられたでしょうね。

[肖琅と苑を見つめて、]

苑は肖琅に、何故此処に貴方が来たのか。
……今までの事を打ち明けたのかしら。

私は主干とは違う意味で、貴方達二人を殺してしまおうと思った。二人がお互いに憎しみ合い、殺し合う。お互いを恨む。それよりは、私が貴方達に恨まれる方がマシだと思うから。
(143)2006/09/05 21:05:09
墓守 ユージーンは、微かに笑い。
2006/09/05 21:06:10
学生 メイは、しばらく黙考した後、口を開いた。
2006/09/05 21:07:38
学生 メイ
死すべきは──誰か。
これは──少なくともあたしの目線では──決まってる。
苑と姐姐、共に殺すというなら、先に死すべきは、苑。
──ううん、苑だったモノ。
(144)2006/09/05 21:08:55
ごくつぶし ミッキー
メイ、疑惑を理由に出来れば俺だって決めてかかりたいさ。
お前たちが本物ならユァンのみに手をかけ、肖琅をそのままに他の奴らに手をかける、おそらくそれが最善なんだろうが、ドジ踏んだ時は一巻の終わりだからな。

問題はどちらを先に…だな、霊視2人ともと言う事になると、肖琅を先とする方が情報は増える。肖琅がなんであれ、お前の判定は決まってるしな。

ただ、2人とも始末する案てのはあくまで俺の考えで、他の皆さんの考えはわからない。
できれば皆さんの意見を伺いたいところだ。

俺にとっちゃ理では肖琅、情ではユァンてとこでな……
悩ましい事だ。
(145)2006/09/05 21:09:23
墓守 ユージーン
と謂っても怖いものは怖いのですが。
はは、こんな力がない方が、
力があるよりも危険ではなかったかもしれない。
(146)2006/09/05 21:11:49
学生 メイ
視るべきは──誰か。
胡大人が何も言わないのは気になる。けれど、それだけだといえばそれだけで。
……屍鬼は目立つことを嫌う。だったら他の人と同じ様に黄さんを疑うことで隠れようとするかもしれない。
けれど屍鬼である苑は『黄に殺意を向けたは誰か』と言った。そんなことをわざわざ言うのは、なんか変。
ああでも。そう思わせることでもう一匹に向かう視線を逸らすことが出来るかもしれない。

……二姐。苑の口から二姐の名前が出たことは……無かったように思う。
おっちゃんは人。それは証明されている。
そして、苑が同列に置き疑っているというオードリー姐姐。あたしと文士さんは、まあ別として。

あたしは、二姐を視たいと──思う。
(147)2006/09/05 21:12:10
学生 ラッセル
肖琅。
僕は屍じゃない。

僕が屍の力で貴女を喰らうなんて――

[僕は喜びと哀しみの狭間で首を振る。僕と彼女の立っている場所はそれほどまでに隔たっていたのだろうか。だが、せめて、来世では――

肖琅に、「貴女が屍鬼なら仲間に僕を送って欲しい」と望んだとしても媚児が僕を屍鬼と告発した以上、無理なことだっただろう]
(148)2006/09/05 21:12:50
ごくつぶし ミッキー
今……まるで、自身が何かの機械になっていくような感覚を覚えました……。
初めてではないんですが、こう言ったものにはなかなか慣れないものですな……。

屍鬼って奴はその存在だけで人を人ならぬものにするんでしょうかね……。
(149)2006/09/05 21:15:35
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、再びくすりと笑った。]

貴方に屍鬼を視る力があるなら、館の方々に命を奪われることはないかも知れませんけれど… その代り屍鬼に狙われるやも知れませんね。
(150)2006/09/05 21:16:21
学生 メイが「時間を進める」を選択しました
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 21:17:29
学生 ラッセル
オードリーさん。
僕は、肖琅さんが水盆、鏡からなにかを見れるのではないかとその言葉から受けとめたんだ。影見の結果を伏せていることもありえるのではないかと思っていた。

裴妹さん、僕は貴女に玉蝉を渡すことのできる機会を、最初の刻から求めていたんだ。僕の気持ちは察してもらえなかったかもしれないけど。
(151)2006/09/05 21:19:32
学生 メイ
[范にくすりと笑いかけ]

──お茶でも、淹れようか。大兄。
少しは気が紛れるかもしれないし。

[言って、厨房へ]
(152)2006/09/05 21:19:33
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 21:20:26
村長の娘 シャーロット
有り得ない……?

私の為にでも……。
言っては呉れないのね。

……仕方無いわ。
何時もの事みたいね。
貴方が勿体ぶって、私に本当の事を教えようとしないのは……。

[くすりと笑みを零した。]
(153)2006/09/05 21:21:56
学生 ラッセル
裴妹さん、ありがとう…

僕は肖琅を憎みたくなかった。
今もその気持ちは…変わりません。
(154)2006/09/05 21:23:07
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 21:23:36
ごくつぶし ミッキー
ありがとな、メイ。
何…慣れてないだけで初めてじゃねぇのさ。
先代のために引き金を引く時も、奴は人じゃない的だ、これは解決するための作業だってな……。

……おっと、ただでさえ血なまぐさい場所でこう言う話はするもんじゃねぇか。

[ハンは力無く笑った。]
(155)2006/09/05 21:24:19
墓守 ユージーン
屍鬼ですか。
死ぬのは厭ですな。

それに────
(156)2006/09/05 21:25:03
踊り子 キャロル
…いいえ、苑。
肖琅の様子が最初に可笑しくなったタイミングだって、それはそれで疑わしいものなのでしょう。只、私はギリギリに霊視を名乗った貴方の方をより強く疑ってしまうのだけど。

…誰も信じられない。
疑心暗鬼が鬼であるなら、それもまた屍鬼の仲間なのでしょう。

[機械に成った様だと言う主半の腕に、そっと同意と慰めの意味で手を添えて。媚児のお茶を煎れに行くと言う言葉に頬笑んだ。]
(157)2006/09/05 21:26:26
学生 ラッセル
肖琅…。

本当のことは―貴女に向けられた気持ちの中にだけあると――
そう思って欲しい。

[ここから肖琅を連れ出すため、人には明かせない仕事に手を染めてきたことは知らずにいて欲しかった]

例え貴女と逆の立場に今あっても…
それでも貴女のことを――

愛しているということだけを。
(158)2006/09/05 21:27:46
村長の娘 シャーロットは、朱苑に囁いた。「ええ。知っているわ」
2006/09/05 21:28:42
未亡人 オードリー
私が今影を見て欲しいと思っている者は……
裴妹……。

今、范が一番苑と意見を言い合っているように思えます。屍鬼と言われた苑から一番遠いところにいると思える。最初はそれが気にかかりました。
ただ、裴妹はそれより少しひいて話しているように思えるの……。
今一番気にかかりやすいのは、苑と対立する者ではないかと思います。ですが、完全に目立ってしまうと逆に勘ぐられるような気がいたします。
(159)2006/09/05 21:28:50
見習い看護婦 ニーナ
媚児トヤラノ気ガ変ワラヌヨウナラ、アノ娘ヲ食ベルコトニシヨウ。

儂ガ屍鬼ト疑ワレテハ、モハヤ話ニナルマイ。
(*13)2006/09/05 21:29:19
学生 ラッセル
なるほど、わかりました。

なかなか厳しいですね。媚児まで処刑しきることはできますまいか。
(*14)2006/09/05 21:30:43
学生 ラッセルは、「ありがとう…」と肖琅を*抱きしめた*。
2006/09/05 21:32:52
見習い看護婦 ニーナ
館ノ連中ガ、今日誰ヲ殺スカニヨルジャロウ。

今日、オ主ガ死ヌルナラ、他ニモ選ブベキ道ハアルカモ知レヌガ。
(*15)2006/09/05 21:33:48
ごくつぶし ミッキー
姐さん、気をつかわせちまってすみません。
考えてみりゃ、2人共に同じ店で働いていた仲間……
それを考えると少し憂鬱になってしまいましてね。

ただ、私も鈍いんですかね、2人が惹かれ合ってた事は今知りました。
見てくれ通り、そっち方面の鈍さは半端無い物でして……。
(160)2006/09/05 21:34:12
未亡人 オードリー
[じっと裴妹を見つめる]

知人とはいえ、媚児を最初から信じ切っているように思える御堂様も疑っております。
先ほどからずっと考え込まれている胡様も……。

周りが信じられなくなる事になるとは思いもしませんでしたわ。
(161)2006/09/05 21:35:32
踊り子 キャロル
私も一緒に行くわ、媚児。
二階にいる小百合さんにお茶を運んであげたいから。
私も随分長い間、自分でお茶を煎れていない。

[と行きかけて、振り返る。]

オードリー。
確かに苑と主半が同時に屍鬼であるとは見えないわね。
私もそう思う…。

けれど、私が引いて話してみえるのは、何故にか苑が私に言葉を柔らかく選んで話す所為ではないかしら。別に影見の対象に成る事自体はどうと言う訳では無いけども、そこら辺を思い返してみてね。

苑は今、強く疑われている。
苑が屍鬼に成り果てているのなら……疑われるついでに、無実の人を、1人でも多く黄泉へと道連れにしようとするはずだから。
(162)2006/09/05 21:35:47
学生 メイ
[厨房で火を起こし、湯を沸かす]
[人数分のカップを用意して、茶葉を取る手が止まった]

……どっちが良いかな。

[手が煎茶の茶筒と茉莉花茶の筒の間を行ったり来たりして]

んー、こっち。

[緑茶の筒を取り、淹れる]

あつつ。

[白磁に萌黄が清しく、目を細めると中庭に戻った]
(163)2006/09/05 21:36:00
未亡人 オードリーは、苑と肖琅を眺めながらため息をついた。
2006/09/05 21:36:27
村長の娘 シャーロット
[裴妹の言葉に、苦く笑う。]

屹度、私は影見に観られてはいけないと考えたから、媚児が瞭然と水盤を覗く前にああ言った。
屍鬼や狂人を惑わす為に、態と曖昧に言ったのだと、釈明しなければ行けないのでしょうね。

でも違うわ……。
私本当に、媚児に其れを見て欲しくなかったの。
其れだけよ……。
如何か……、あの娘が私より強くて、善い人たちに守られて居ます様に……。
(164)2006/09/05 21:37:00
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 21:37:14
踊り子 キャロル
私が今、一番に気になっている相手は…そうね。
お茶を持って行きたいと思っている……当の小百合さんなの。
人である黄が何故、小百合さんを狙ったのか。

黄を疑った者を疑えと言ったのは、苑ね。
苑が人であるならそれはそのままの言葉で。
苑が屍鬼であるなら、寧ろそれは自分が疑われる事を前提としてわざと言った言葉の様にも思えるから。
(165)2006/09/05 21:39:31
墓守 ユージーン

それに、私は───まだ、小雪に会いたい。
2006/09/05 21:39:38
墓守 ユージーン

いえ、下に行きましょう。
(166)2006/09/05 21:40:34
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 21:42:41
学生 メイは、お茶を零さないようにものすごく慎重に歩いている。
2006/09/05 21:43:32
踊り子 キャロル
[自ら鈍いと言う主半に再び頬笑む。]

…あら。
其処が貴方の良い所じゃないの。
(167)2006/09/05 21:45:20
学生 ラッセル
現状二人屍鬼が騙りで出てない場合で悠迅が真か狂、つまり人と確定してます。
媚児を襲撃して、媚児が人と周知されれば、僕が屍鬼と見定められる。

僕の処刑が先の場合、肖琅の処刑にはならないでしょうね。
媚児も真と判断されますし、少々辛いですね。


かといって、現状さえ悠迅より媚児を真とする意見が強そうですから他の手段も荊の道ですか。
(*16)2006/09/05 21:46:43
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、一呼吸おいて悠迅の言葉に頷いた。]

…そう、ですわね。では、私は身を浄めてから参りますので、悠迅さん、どうかお先に。

[彼女は、悠迅から身を離すと、そのまま悠迅の顔も見ずに手拭いとローブを持って浴室に入った。]
(168)2006/09/05 21:47:10
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 21:47:11
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/05 21:47:53
踊り子 キャロルは、学生 メイが、危なっかしい手付きでお盆を運んでいる所へ追い付き。
2006/09/05 21:49:35
見習い看護婦 ニーナ
悠迅ヲ喰ワバ媚児カラ屍鬼ト言ワレ、儂ハ明日マデノ命トナロウ。

…屍鬼ガ命トイウノモ不思議ナモノジャガナ。
(*17)2006/09/05 21:50:49
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 21:53:47
踊り子 キャロル
…媚児。私が運ぶわ。
ああ、全員分煎れてくれたのね。

[白磁の端正な容れ物を美しいと感じる心が残っている事に、少し心を安らがせながら、多くの者が集まっている場所まで盆を運び、手渡して歩いた。]
(169)2006/09/05 21:55:47
学生 ラッセル
そうですね。今日小百合さんに影見が定まれば是非もありません。
襲撃を媚児にします。

直前の時間帯は見ていると思いますので、変更があれば指示を。
(*18)2006/09/05 21:58:33
見習い看護婦 ニーナ
ウム、旗色ガ悪イガ、マ、致シ方アルマイ。
(*19)2006/09/05 22:00:24
未亡人 オードリー
[ゆっくりと手を伸ばし、お茶を受け取る]

……ほんの少し前まで、笑いながらお茶を飲んでいたのにね。

[カップの中をぼんやりと見つめ、口に含む]

暖かいわねえ……。
(170)2006/09/05 22:01:05
踊り子 キャロル
[オードリーの言葉に同意する様に溜め息。
 空いた盆に、悠迅と小百合の分のお茶を残して。
 それを持って二階へと上がる。]

…悠迅さん?
(171)2006/09/05 22:04:27
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 22:05:06
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 22:05:27
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 22:08:01
お尋ね者 クインジー
──────────

[──刹那とも永劫ともつかない時を感じた後。

ふと眼下を見ると、地上の風景が広がっているのが見えた。
暗い世界にただ、ぽつんと明かりの灯った娼館のみがある風景が。]

死んでも出られないってか……

[感覚のない魂が嘆息した]
2006/09/05 22:09:05
ごくつぶし ミッキー
すいません、姐さんにこんな事をさせてしまうとは……。

[オードリ―に向かい]

本当にそうですね……
いつもと変わらぬ日々だったと言うのに。
(172)2006/09/05 22:11:07
踊り子 キャロルは、見習い看護婦 ニーナの部屋の扉を軽くノックした。二人は中にいるのだろうか…。
2006/09/05 22:14:36
墓守 ユージーン
ああ、キャロルさん。
小百合さんは今丁度風呂に。
私も下へ降りようと思ったのですが───。
(173)2006/09/05 22:14:46
見習い看護婦 ニーナ
[小百合はシャワー室に入った。そこは浅い洋風の浴槽とカーテン、それに真鍮の小さな洗面台があるだけの、酷く簡素なものであった。彼女は手早く帯を外し、脱いだ着物と一緒にカーテンレールに掛ける。血に汚れた裾を目の前にして、小百合は再び暗澹たる心持ちとなった。]

酷い染みね。きっと、もう落ちないわ…

[例え血の染みを落とせても、血の記憶まで落とせはせぬ。真青と白のグラデーションは既に失われ、白を別の色に塗り込められた青は、最早息絶えている。

小百合は山吹色の半襟と臙脂の襦袢もレールに掛けると、着物の一切合切を部屋の隅に押し遣り、血に固まった足袋を足から無理矢理引き剥がして部屋の屑入れに放り込んだ。]
(174)2006/09/05 22:16:24
踊り子 キャロルは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/09/05 22:17:04
学生 メイ
(甘いものがあれば完璧なんだけどなぁ)

[ゆっくりと冷ましながら緑茶を飲む]

なんでこのお店だけこんな……なんだろうね。
外はどうなってんのかな。
(175)2006/09/05 22:17:23
踊り子 キャロル
…お茶を持って来たの。

[と言って、扉の中に足を踏み入れる。]

小百合さんは、入浴されているのね。
その方が良いと思う…。自分が殺されそうになって、さらに目の前で一瞬前まで見ず知らずだった男が、斬り殺されたのですもの。

[嘆息。
──悠迅の顔をじっと見つめ、]

悠迅さんも、はじめていらして下さったお客様なのに。
こんな事に巻き込まれてしまって…。
なんて言ってお詫びをしていいのか。
(176)2006/09/05 22:21:33
墓守 ユージーン
これは…ありがとうございます。
あちち──。

いえ、かまいません。
ああ階下でそのような事が………ふむ、ふむ。
(177)2006/09/05 22:23:57
見習い看護婦 ニーナ
[肌着だけ綺麗に畳んで洗面台に置くと、小百合は浴槽に入ってカーテンを閉じた。

ざぁっ…

シャワーから出る微温い湯を頭から浴びつつ、小百合は王裴妹、媚児、そして悠迅の事を考えていた。白磁の肢体を流れる大量の水が、手足の血糊を溶かして押し流す。昏い紅色をした奔流はやがて透明となり、錆の浮く排水口に吸い込まれていった。]
(178)2006/09/05 22:27:16
お尋ね者 クインジー
[炎が…火時計の炎が揺れる。
まるで…何かに呼応しているかのように]

業と因果…
つながりの深い奴らほど深く疑り合い、憎しみも濃くなる…

[虚ろな声が響く。]
2006/09/05 22:31:30
ごくつぶし ミッキー
[ハンは茶を飲みながら誰に対してでもなく、つぶやく。]
そう言えば影見の先は結局どうなるんでしょうかね。
2人の影見は重ねた方が良いとは思うのですが……。
(179)2006/09/05 22:33:45
お尋ね者 クインジー
は、それが目的か?
それを見て楽しもうと?
全く、いい趣味だな。

[声は返ってこなかった]
2006/09/05 22:34:32
踊り子 キャロル
…ええ。
媚児は、小百合さんの姿を見ると…ね。

[──水音が続いている。
小百合は今、どの様な思いで居るのだろうか。
裴妹は改めて、何がこの娼館に災いを運んだのかと…いっそ、阿瑪韵が憎い様な。急死した先代が憎い様な。また、自分自身が憎い様な。]

知らぬ者同士の貴方にこう言った事を聞くのは可笑しいかもしれませんが。悠迅さんは、小百合さんをどう思うのでしょう。
…私は、黄が小百合さんに刃を向けた事の意味が分からぬのです。
(180)2006/09/05 22:35:22
墓守 ユージーン
───…今までの話を聞きましたが、私と媚児さんはキャロルさんの影を見た方がよいと思いました。

今現在、キャロルさんは館の主人という事で、屍鬼だと疑いをもたれ辛い位置におられます。

その代わりに、その場所にいるからこそ疑いをかけてしまう。
館の外部の人間である私は、そう感じられます。

媚児さんと私は、キャロルさんの影を見てもかまいませんか?
(181)2006/09/05 22:39:56
鍛冶屋 ゴードン
[中庭に佇み、思案している。黄の血が付着している。
しかし、それを厭うことなくただ考えている。]

さて……どうしたものか。影見をするのは、
わざわざ別々の人間に分けることもない。
共に同じ者を…というのが正着かもしれないな。
ただ、誰を?うーむ。誰を……。

[腕組みをし始める。]
(182)2006/09/05 22:40:19
見習い看護婦 ニーナ
ふぅ…

[シャワーの湯を止め、小百合は溜息をついた。髪の先から水が滴り落ち、足元で弾けては雨音のリズムを作る。

小百合はゆるゆると浴槽から出、手近な布で体を拭いてから肌着を身に付けた。着物に一度は目を遣ったものの、半襟だけで人前に出る訳にもいかぬ。]

裴妹さんに、なにか着るものをお借りしよう…

[彼女は着物を諦めて、代わりに軽くバスローブを羽織り、そのままシャワー室の扉を開けた。]
(183)2006/09/05 22:41:56
見習い看護婦 ニーナは、部屋に悠迅が居るのを見て悲鳴を上げた。
2006/09/05 22:43:08
踊り子 キャロル
私は構いませんよ。
…どちらかが嘘を付けば、私には真実が見える事に成る。

悠迅さんは私が屍鬼に見える?
(184)2006/09/05 22:43:20
鍛冶屋 ゴードン
[すると、突然恐怖の色が沸き立つのを感じる。]

俺が仕留めた黄とかいうチンピラ……
胡とかいうヤツと懇意な風だったな…。

[冷や汗を掻く。皆の話振りからすると、
かなりの有力者の様子。軍人が死を厭わないとしても、
自分が生還したときに、何らかの報復措置を受けるやもしれない。
それが緊張した日中関係に火をつけるやも。]

……朱苑は屍鬼との告発を受けたようだが。
少しくらい飼い殺しでも構うまい。

[少々静か過ぎる胡。静かなうちに仕留めておくのが、
保身のためにはいい。平松はそう感じた。]
(185)2006/09/05 22:46:09
墓守 ユージーン
小百合さんですか?

そうですね。守られて生きてきたような。
上海の混沌とした空気に憧れを持つ、刺激を求める若者と謂った感を受けます。もしかしたら、家庭は好くないのかもしれません。

媚児さんと親しいという意味では、小百合さんの事が気になりますし、小百合さんは、屍鬼であるから隠れようと謂うよりも、感情の結びつきを求めているように思えます。
ですが、小百合さん自身も迷ってらっしゃる。

もう暫し、様子を見るべきかと。
(186)2006/09/05 22:46:21
墓守 ユージーン
キャロルさんが屍鬼ですか…?
実を謂えば、判断がつきかねます。

あっ!すみません。
失礼。キャロルさん、私は部屋を出ます。
(187)2006/09/05 22:48:25
見習い看護婦 ニーナ
ゆ、悠迅さん、それに裴妹さんも…

すみません、悠迅さんはもう下に行かれたものとばかり…

[小百合は慌ててシャワー室に飛び込むと、ローブの前をきちんと閉じて細帯でしっかりと結わえた。男物のローブは彼女の四肢を隠すに十分な大きさだが、それでも和装に慣れた身には随分と心もとない格好とであった。]
(188)2006/09/05 22:51:54
学生 ラッセル
[僕は、肖琅と僅かの別れをし、使用人部屋の文机に向かった。刻が変わるまで、あまり時間がない。急ぎ、文をしたためる]

――
悠迅さん。

貴方は、僕にとって真の影見。どうか、この館の皆を救って欲しい。
ここには、僕にとって大切な人が幾人もいます。

例え貴方が真の影見だと受け入れない者がいたとしても、貴方が屍鬼に魅入られた者であれ、人であると――
皆も、そのことだけは受けとめてくれるでしょう。

貴方はきっと人なのだと。

だから、必ず無事にここから出て欲しいと願っています。
日本へ帰れる日があることを――

僕も、できればいつか、四国を訪れてみたかった。

左様なら。
――
(189)2006/09/05 22:51:59
鍛冶屋 ゴードン
[一人殺すも、二人殺すも一緒なのだ。
朱苑は確かに屍鬼との告発を受けた。
しかし、自らは霊視が出来ると名乗っている。
保険として飼い殺しておいても構うまい。
そうであれば、静か過ぎると思う胡。
双方が生きて元に戻るようなことがあれば、
自分にとって都合の悪い胡。彼を仕留めるべきやもと思った。]
(190)2006/09/05 22:52:32
踊り子 キャロル
いっそ平松さんに影見の先を決めて頂いても…と考えたりもするのだけど、人と証明されたと言うだけで。

でも、そうね、
娼館内の混乱を避けるなら、私を二人に見てもらう方が良いでしょう。
(191)2006/09/05 22:52:42
墓守 ユージーン
いえ!
では失礼します。

[己が階下のベンチに居ると、お茶を手に持ったまま、あたふたし乍ご主人様が降りてきた。
 媚児と呼ばれた少女に近づくと、先程上で話されていた事であろう、影見とやらの影見先の事を話された。]
(192)2006/09/05 22:53:33
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は再びシャワー室を出ると、王裴妹に会釈をした。]

すみません、すっかり慌ててしまって…

[彼女は王裴妹の隣に座り、階下での話に聞き入った。]
(193)2006/09/05 22:54:11
学生 ラッセル
[僕の命は狙われている。今を限りのものかもしれなかった。その文を、悠迅の部屋の扉の隙間から、そっと中へ落とす]

悠迅さん――
貴方と会えて良かった…

[僕は扉の前でそう呟くと、その場を後にした]
(194)2006/09/05 22:55:17
学生 ラッセル
キャロルになりそうですが、襲撃はどうしましょう。
(*20)2006/09/05 22:55:39
村長の娘 シャーロット
[正庁から聞こえる西洋風の音楽が、何処か曖昧に、幽かに成って行く様に感じて。
自分の腕を抱いた。]

……寒い。
(195)2006/09/05 22:56:07
学生 メイ
[悠迅に裴妹を視ることを告げられ]

──わかった。大姐を視ればいいのね?
(196)2006/09/05 22:56:25
学生 ラッセル
影見先ですね。

キャロルを影見の折、媚児を襲撃しても悪くなさそうですが。
(*21)2006/09/05 22:56:26
学生 ラッセル
媚児も確認しています。
キャロルになりそうですね。
(*22)2006/09/05 22:56:53
鍛冶屋 ゴードン
[影見をされるべき人間を考える。
平松は、真っ先にキャロルの顔を思い浮かべた。
彼女はここの主人。従業員や客から慕われる、
そんな魅力を持った人物に思える。
そのような彼女だからこそ、屍鬼であれば怖いし、
屍鬼でなければ心強い。影見のできるという
2人も、自分と同じ思いであれば良いのにと思った。]
(197)2006/09/05 22:57:24
見習い看護婦 ニーナ
そうですか、玉児ちゃんが朱苑さんを屍鬼だと…

霊視であれば、例え屍鬼と思われてもすぐ退治るとはゆきませんものね。どうしたものでしょうか…
(198)2006/09/05 22:57:26
学生 ラッセル
キャロルを襲いますか?
(*23)2006/09/05 22:58:11
見習い看護婦 ニーナ
影封ジニ合ウ可能性モ考エネバナランガ…

ココハ媚児カ、ソレトモ影見先カ…
(*24)2006/09/05 22:58:41
見習い看護婦 ニーナ
ソウダナ、王裴妹トシヨウ。
(*25)2006/09/05 22:59:09
踊り子 キャロル
[会釈する小百合の身体を、最初にこの館に彼女が訪れた時にそうした様に、抱き締めた。]

小百合さん。
…ごめんなさい。
私、貴女の事まで…怖くなってしまった。
そして、貴女を疑うと言う言葉を口にした。
こんなに弱い女だったのかしら、私は。

影見が二人で私を見てくれたなら、影見の真実が分かれば…私は何かを得る事が出来るかしら。
(199)2006/09/05 22:59:28
学生 ラッセル
変更に成功しました。
(*26)2006/09/05 22:59:53
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